JP2003171069A - エレベータの新規設置仕様設定支援システム - Google Patents
エレベータの新規設置仕様設定支援システムInfo
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Landscapes
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
Abstract
の設定を容易且つ確実に行うことができ、ユーザ及びエ
レベータメーカ双方の労力を軽減すると共に、ユーザの
希望条件が充分に取り入れられるようにすること。 【解決手段】 ユーザ端末2がエレベータ新規仕様設定
用サーバ1にアクセスすると、ユーザ認証手段6がID
番号等を認証した後、新規仕様記入画面提供手段7がユ
ーザ端末2側に画面を提供する。ユーザ端末2はこの画
面に希望する仕様を記入する。見積もり送付手段8は、
この記入された仕様に基づき価格及び工期を演算し、こ
れをユーザ端末2に送付する。新規仕様データ登録手段
9はユーザ端末2が最終的発注意思の確認を得た場合に
受注登録する。このとき、各手段6〜9はエレベータ情
報管理データベース4のデータを利用する。
Description
テム及びインターネットを利用して、エレベータの新規
設置仕様の設定を支援するシステムに関するものであ
る。
に居る人間を上下方向に輸送する、所謂「縦の交通移動
手段」であり、その設置を行うに際しては、設置スペー
ス、エレベータ速度など多くの仕様がそのビル固有の環
境や条件に左右されることになる。
に設置する場合、従来はエレベータメーカの営業員がユ
ーザを訪問し、ユーザ側の担当者と綿密な打ち合わせを
行う必要があった。そして、エレベータメーカの営業員
は、この打ち合わせの席上において、カタログや写真に
より製品例を紹介すると共に、ユーザ側担当者からその
ビル固有の環境や条件あるいは希望事項を訊きだしてエ
レベータの新規仕様の概略を決定するようにしていた。
定した新規仕様の概略データを会社に持ち帰って見積も
り作業を行い、後日ユーザ側担当者に対して工期が記載
されている見積書を提出するようにしていた。そして、
ユーザ側担当者がこの見積書に記載された工期及び価格
を承認することにより、ユーザからエレベータメーカに
対する発注が行われ、エレベータメーカはその後実際に
エレベータの設置作業を開始することになる。
エレベータシステムの販売形態は、エレベータメーカの
営業員がユーザ側担当者と直接対面した上で行うことを
基本的な形態としていたため、次のような課題を有して
いた。
打ち合わせの席に臨むまではエレベータ設置仕様に関す
る具体的な知識を持ち合わせていないために、最終的な
設置仕様を決定するまでに両者共に多くの時間と労力を
費やす結果となっていた。特に、ユーザ側にとっては、
発注仕様を決定する際に、エレベータシステム完成後の
イメージを充分につかんでおく必要があるが、イメージ
をつかむための資料がカタログや写真しかないために充
分に具体的なイメージをつかむことができず、そのため
慎重な検討を行う余りいたずらに時間を費やすことが多
く、更に、発注仕様決定の後に追加仕様を要求すること
も多く発生していた。
更を希望することも多くあるが、ユーザ側では設計・製
造工程を確認することができないために、納期や価格の
変動情況を直ちに知ることができず、仕様変更自体の可
否を判別することが困難な場合がある。
ータメーカから見積もりを取ることを希望する場合、従
来の販売形態は直接対面を基本的な形態としているた
め、ユーザ側担当者は発注の可能性の低いエレベータメ
ーカの営業員を自社に呼ぶことに心理的に躊躇する傾向
がある。このような傾向は、エレベータメーカ側にとっ
ては折角の受注の機会を逃すことにつながり、一方、ユ
ーザ側にとっても自社にとってより好適な見積もりを取
得できる機会を逃すことにつながる。
記のような課題を有しており、昨今の景気低迷の情況を
打開し、エレベータ産業の興隆を図るにはこれらの課題
を早急に解決する必要がある。また、従来のエレベータ
設置仕様の決定は、ともすれば専門的知識を有するエレ
ベータメーカ側の主導で行われており、ユーザ側の希望
する条件が必ずしも充分に反映されているとは言い難い
ものであった。
ものであり、近時のコンピュータ技術の発達に伴って急
速に普及したインターネットを有効に利用することによ
り、エレベータを新規に設置する場合にその仕様の設定
を容易且つ確実に行うことができ、もってユーザ及びエ
レベータメーカ双方の労力を軽減すると共に、ユーザの
希望条件を充分に取り入れることが可能なエレベータの
新規設置仕様設定支援システムを提供することを目的と
している。
の手段として、請求項1記載の発明は、複数のユーザ端
末と、これらのユーザ端末とインターネットを介して接
続され、PDM機能に基づきエレベータ情報管理データ
ベースの管理を行うエレベータ新規仕様設定用サーバと
を備えており、このエレベータ新規仕様設定用サーバ
は、いずれかのユーザ端末からアクセスがあった場合
に、そのユーザ端末に対してID番号の認証又はID番
号の発行を行うユーザ認証手段と、前記ユーザ認証手段
が前記認証又は発行を行った後、所望のエレベータ新規
仕様を記入し得る画面をユーザ端末に対して提供する新
規仕様記入画面提供手段と、前記ユーザ端末が前記新規
仕様記入画面提供手段の提供した画面に新規仕様を記入
してきた場合に、エレベータの価格及び工期を前記エレ
ベータ情報管理データベースを参照して演算し、この演
算に基づく見積もり結果を前記ユーザ端末に送付すると
共に、発注意思を問い合わせる見積もり送付手段と、前
記見積もり送付手段が前記見積もり結果を送付した後、
前記ユーザ端末から発注意思が有る旨の最終的確認を得
た場合に、前記エレベータ情報管理データベースにエレ
ベータの新規設置に関して受注した旨及びその新規仕様
に関するデータを登録する新規仕様データ登録手段と、
を有するものであることを特徴とする。
明において、前記新規仕様記入画面提供手段は、エレベ
ータの基本的な仕様を文字により記入するための基本仕
様入力画面と、この基本仕様入力画面の記入結果に基づ
きエレベータの各個所の全体的構成及び部分的構成をコ
ンピュータグラフィックスを用いて表す電子モックアッ
プ画面とを提供するものである、ことを特徴とする。
載の発明において、前記新規仕様データ登録手段は、前
記ユーザ端末に前記発注意思の有無を問い合わせる場合
に、更に別の新規仕様の記入を要求するか否かについて
問い合わせ、要求するとの回答を前記ユーザ端末から得
た場合には、再度前記新規仕様記入画面提供手段に対し
て前記画面を提供すべきことを指令するものである、こ
とを特徴とする。
いずれかに記載の発明において、前記新規仕様記入画面
提供手段は、所定の検索項目の記入に基づき過去の受注
物件に関する一覧表示画面を提供し、この一覧表示画面
上で選択された受注物件の仕様データが流用可能な新規
仕様データとして表示された画面を前記ユーザ端末に対
して提供するものであり、前記見積もり送付手段は、前
記ユーザ端末が前記過去の受注物件の流用可能な仕様デ
ータを新規仕様データとして前記画面に記入してきた場
合に、流用の程度に応じて割り引きした見積もりを行う
ものである、ことを特徴とする。
明において、前記新規仕様記入画面提供手段は、前記電
子モックアップ画面上でエレベータの各部のシミュレー
ション動作を表示可能なものである、ことを特徴とす
る。
明において、前記新規仕様記入画面提供手段は、前記電
子モックアップ画面上でエレベータの各部を3次元的に
表し、更に3次元空間内でエレベータの各部を自在に回
転させることにより所望の部位を所望の角度から見るこ
とができるように表示することが可能なものである、こ
とを特徴とする。
明において、前記新規仕様記入画面提供手段が前記エレ
ベータの各個所の全体的構成を表す電子モックアップ画
面は全体のイメージを示す全体イメージ画面であり、ま
た、部分的構成を表す電子モックアップ画面は用品ユニ
ットのイメージを示す用品ユニットイメージ画面、及び
用品単体のイメージを示す用品イメージ画面である、こ
とを特徴とする。
明において、前記新規仕様記入画面提供手段は、前記エ
レベータの各個所の全体的構成又は部分的構成に用いら
れる要素に標準仕様品以外の特殊仕様品が含まれている
場合に、その要素が特殊仕様品である旨を画面上に表示
するものである、ことを特徴とする。
明において、前記新規仕様記入画面提供手段が提供する
基本仕様入力画面には、不可欠な必要事項が記入される
必須仕様項目と、それ以外の付加的事項が記入される付
加仕様項目とが色分け表示される、ことを特徴とする。
発明において、前記新規仕様記入画面提供手段は、前記
一覧表示画面に過去の受注物件のリストを表示する場合
に、前記アクセスがあったユーザ端末に係るユーザの物
件と、その他のユーザに係る物件とを分けて表示し、そ
の他のユーザに係る物件のうち仕様データを公開するこ
とが禁止されているものについては画面上での表示を行
わないものである、ことを特徴とする。
0のいずれかに記載の発明において、前記新規仕様デー
タ登録手段が受注登録した新規仕様に関するデータを、
前記ユーザ端末の要求に基づき表示する登録仕様データ
表示手段を有する、ことを特徴とする。
1のいずれかに記載の発明において、前記新規仕様記入
画面提供手段は、前記新規仕様データ登録手段による受
注登録が既に行われているユーザ端末が受注時の仕様の
内容を変更することを希望した場合には、前記所望のエ
レベータ新規仕様を記入し得る画面をユーザ端末に対し
て提供するものであり、前記見積もり送付手段は、前記
ユーザが前記画面に記入した変更仕様に基づきエレベー
タの価格及び工期の演算を再度行い、変更仕様に基づく
価格及び工期の変動状況をそのユーザ端末に報告すると
共に、変更仕様の内容を実施するか否かについて問い合
わせるものであり、前記新規仕様データ登録手段は、前
記ユーザ端末から変更仕様の内容を実施する旨の通知を
受けた場合に、前記エレベータ情報管理データベースに
新規仕様の内容を変更したこと、及びその変更仕様に関
するデータを登録するものである、ことを特徴とする。
発明において、前記シミュレーション動作が、エレベー
タかご内又はエレベータ乗り場付近に居るエレベータ利
用者の視点から見たバーチャル・ビュー・シミュレーシ
ョン動作を含む、ことを特徴とする。
発明において、前記新規仕様記入画面提供手段は、ユー
ザ端末が記入すべき複数の基本的仕様項目、及びこれら
基本的仕様項目のうち少なくとも必須記入項目とされて
いる全ての項目の記入後にユーザ端末の操作すべき入力
完了ボタンが設けられている基本仕様入力画面を提供す
るものであり、前記見積もり送付手段は、前記入力完了
ボタンが操作された場合に、前記ユーザ端末が記入した
基本的仕様項目に基づいて価格及び工期を算出するもの
であり、更に、前記新規仕様記入画面提供手段は、前記
見積もり送付手段が算出した価格及び工期が所定の基本
的仕様項目と共に表示されている基本仕様結果画面を提
供するものである、ことを特徴とする。
の発明において、前記見積もり送付手段は、前記算出す
る価格及び工期を複数種類とすることが可能なものであ
り、前記新規仕様記入画面提供手段は、この複数種類の
価格及び工期にそれぞれ対応する複数の基本仕様結果画
面を提供することが可能なものである、ことを特徴とす
る。
15記載の発明において、前記基本仕様結果画面には、
ユーザ端末が基本的仕様にオプション機能を付加するこ
とを希望する場合に操作すべきオプション選択ボタンが
設けられており、前記新規仕様記入画面提供手段は、前
記オプション選択ボタンが操作された場合に、ユーザ端
末の選択可能な複数の候補オプションが表示されたオプ
ション選択画面を提供するものである、ことを特徴とす
る。
の発明において、前記候補オプションは、エレベータメ
ーカ側の推奨する複数の所定オプションが一括して記載
されたオプションパッケージの形態、及びユーザ端末が
任意に取捨選択できるように記載された標準オプション
一覧の形態として表示されたものである、ことを特徴と
する。
17記載の発明において、前記オプション選択画面に
は、ユーザ端末が前記オプション機能の内容を確認する
場合に操作すべきオペレーション確認ボタンが設けられ
ており、前記新規仕様記入画面提供手段は、前記オペレ
ーション確認ボタンが操作された場合に、電子モックア
ップ画面上でそのオプション機能に基づく動作を表示す
るものである、ことを特徴とする。
18記載の発明において、前記エレベータメーカ側の推
奨する所定のオプションは、過去の施工実績に基づく価
格順、人気ランキング順、納期順のいずれかの順序で記
載されたものである、ことを特徴とする。
19のいずれかに記載の発明において、前記基本仕様結
果画面には、ユーザ端末がエレベータの所定個所の意匠
を、標準仕様として設定された意匠に代えて特殊な意匠
を採用することを希望する場合に操作すべき特殊意匠選
択ボタンが設けられており、前記新規仕様記入画面提供
手段は、前記特殊意匠選択ボタンが操作された場合に、
ユーザ端末の選択可能な複数の候補意匠が表示された特
殊意匠選択画面を提供するものである、ことを特徴とす
る。
の発明において、前記候補意匠は、ユーザ端末に係るユ
ーザ又はその他のユーザが施工主として過去に施工され
たものが属する第1のグループと、ユーザ端末に係るユ
ーザが施工主として過去に施工されたもののみが属する
第2のグループとに分類されている、ことを特徴とす
る。
21記載の発明において、前記基本仕様結果画面には、
前記所定個所の意匠の色彩を予め設定されたものの中か
ら選択するための色彩選択ボタンが設けられている、こ
とを特徴とする。
の発明において、前記色彩選択釦が設けられた前記所定
個所の意匠は複数意匠であり、ユーザ端末の前回操作に
より選択されたこれら複数意匠の色彩と同一の色彩を、
ユーザ端末が1度の操作で一括して選択することを可能
にする色合わせボタンが前記基本仕様結果画面に設けら
れている、ことを特徴とする。
23のいずれかに記載の発明において、前記特殊意匠選
択画面には、ユーザ端末が前記特殊な意匠の内容を確認
する場合に操作すべき意匠確認・検討ボタンが設けられ
ており、前記新規仕様記入画面提供手段は、前記意匠確
認・検討ボタンが操作された場合に、その特殊な意匠の
外観、及びその特殊な意匠に係る物品についての所定仕
様項目を画面上に表示するものである、ことを特徴とす
る。
24のいずれかに記載の発明において、前記基本仕様入
力画面、前記オプション選択画面、及び前記特殊意匠選
択画面には、ユーザ端末が各画面における入力又は選択
を終了する場合に操作すべき保存・終了ボタンが設けら
れており、前記新規仕様記入画面提供手段は、前記保存
・終了ボタンが操作された場合に、ユーザ端末がそれま
でに行った入力又は選択に基づく仕様が表示されている
最終仕様結果画面を提供するものである、ことを特徴と
する。
の発明において、前記最終仕様結果画面には、ユーザ端
末がその表示された内容を最終仕様として決定し、且つ
発注意思を示す場合に操作すべき最終仕様決定ボタンが
設けられており、前記新規仕様データ登録手段は、前記
最終仕様決定ボタンが操作された場合に、前記ユーザ端
末に発注意思が有る旨を最終的に確認するものである、
ことを特徴とする。
26記載の発明において、前記最終仕様結果画面には、
ユーザ端末が前記基本仕様結果画面、前記オプション選
択画面、及び前記特殊意匠選択画面のそれぞれに戻る場
合に操作すべき画面戻しボタンが設けられており、前記
新規仕様記入画面提供手段は、前記各画面戻し釦が操作
された場合に、これら各画面をユーザ端末に再度提供す
るものである、ことを特徴とする。
エレベータの新規設置仕様設定支援システムの構成を示
すブロック図である。エレベータ新規仕様設定用サーバ
1と複数のユーザ端末2とはインターネット3を介して
接続されている。エレベータ新規仕様設定用サーバ1
は、ユーザ端末2からのアクセスに応じるためエレベー
タ情報管理データベース4に対してデータの読み出し及
び書き込みを行うなど、このエレベータ情報管理データ
ベース4の管理を行っている。
DM(プロダクツ・データ・マネージメント)システム
5を有しており、更にこのPDMシステム5内にユーザ
認証手段6、新規仕様記入画面提供手段7、見積もり送
付手段8、及び新規仕様データ登録手段9を有してい
る。
アクセスに応じてID番号の発行やID番号の認証を行
うものである。新規仕様記入画面提供手段7は、ユーザ
認証手段6がID番号を認証したユーザ端末2に対しエ
レベータ新規設置のために必要な仕様データを記入する
ための画面を提供するものである。見積もり送付手段8
は、ユーザ端末2が上記の画面に記入してきた新規仕様
データに基づきエレベータの価格及び工期を演算し、こ
の演算に基づく見積もり結果をユーザ端末2に送付する
ものである。新規仕様データ登録手段9は、見積もり送
付手段8がユーザ端末2に見積もり結果を送付した後、
発注意思の有無を問い合わせるものであり、発注意思が
有る旨の最終的確認を得た場合に、エレベータ情報管理
データベース4に受注した旨、及びその新規仕様に関す
るデータを登録するものである。
設定用サーバ1及びエレベータ情報管理データベース4
の詳細な構成を示すブロック図である。エレベータ新規
仕様設定用サーバ1は、図1においては図示しなかった
が、実は全社的情報サーバ10及び局所的情報サーバ1
1により構成されており、PDMシステム5はこの全社
的情報サーバ10内に具備された構成となっている。そ
して、局所的情報サーバ11は、本社サーバ12、工場
サーバ13、フィールドサーバ14、及び海外現法サー
バ15などの複数のサーバにより構成されている。全社
的情報サーバ10は、局所的情報サーバ11を構成する
各サーバのアドレス情報を記憶しており、各サーバを制
御することによりユーザ端末2側からのアクセス要求に
応じるなど、エレベータ新規仕様設定用サーバ1として
の全体的な制御を司るものである。
号16〜31で示す複数のデータベースにより構成され
ている。そして、本社サーバ12は、顧客データベース
16、発番データベース17、仕様データベース18、
価格データベース19を管理するようになっている。
セキュリティ管理のためのID番号及びパスワードデー
タが格納されている。また、ID番号のサブファイルと
してユーザ毎に仕向先別の建物情報群(例えば、○○ビ
ル、○○マンション等)のファイルが作成されており、
PDMシステム5はこれらの建物情報群に対する管理も
できるようになっている。
毎にエレベータメーカが発行した発番(製造番号)につ
いてのデータが格納されている。エレベータメーカは、
この発番をキーワードとして以降の説明における各種デ
ータに対してアクセスすることができる。
用途(乗用、住宅用、寝台用等)、定員(6人、9人、
11人、…等)、及び停止階床数などの基本的仕様、並
びに付加仕様(例えば、車椅子仕様、地震管制仕様等)
等のデータが格納されている。
仕様から確定される基本価格や各種の付加仕様価格、あ
るいは更に、ユーザ固有の特殊仕様であって過去に納品
済みの既納品価格などのデータが格納されている。
タベース20、3D−CADデータベース21、電気C
ADデータベース22、出図手配データベース23、設
計ノウハウデータベース24、製造データベース25、
工程データベース26、調達データベース27を管理す
るようになっている。
各エレベータタイプ毎にエレベータメーカが仕入れる各
種部品、ユニット、装置等のトータル基本ネット価格や
製造コストデータ等が格納されている。
−CADデータ及び基本BOMデータが格納されてい
る。すなわち、各種部品、ユニット、装置などの個別C
ADデータは、後述する電子モックアップ画面上でモッ
クアップされる。そして、総アセンブリされたエレベー
タのかご室最終形や出入り口の意匠が基本BOMデータ
として格納されている。また、これらの総アセンブリデ
ータは、各部品を選択することによりモデリングできる
ようになっている。
品、ユニット、装置などの定格情報や耐用寿命年数、あ
るいは電気特性についての最大定格や、機械特性などの
データが格納されている。
番データベース17に格納されている各エレベータ毎の
発番を基に顧客仕様に応じて手配された部品等について
の図面番号等が格納されている。
構成部品、ユニット、電気品等についての設計基準デー
タが格納されている。これらは何れもメーカ側の標準エ
レベータを構成し得る部品についてのデータであり、寸
法データ、重量、他の部品との取付方法、最大適用仕様
を超えた場合の制約条件、仕様などの各種データであ
る。
ーカのトレーサアビリティに必要な情報として、製造
日、試験日、製造出荷日、試験番号、プリント基板やソ
フトウエア等のバージョンデータ等が格納されている。
ト工事、納入引き渡し迄の標準リードタイムデータが工
程管理データとして格納されている。PDMシステム5
はこの工程管理データを基に仕様決定日などをキーイン
して工程表が作成することができる。この工程管理デー
タは、デイリー処理によってタイムリーなデータ更新が
なされ、随時物件毎の設計・製造進捗状況を確認するこ
とができる。また、この工程データベース26は、仕様
決定後にユーザ要求に基づく仕様変更が発生した場合の
標準対応リードタイムデータを備えており、PDMシス
テム5は工程変更についても管理できるようになってい
る。
ニットなどの調達先やリアルタイムな在庫情報、手配時
のリードタイムなどの情報が格納されている。また、調
達先から部品生産廃止情報などが流れた場合、PDMシ
ステム5はタイムリーにこの情報を検索できるようにな
っている。この情報は一般情報としてインターネット3
を介して公開可能なものである。
ス28、品質データベース29、トラブルデータベース
30を管理するようになっている。
ーカの保守部門等がユーザと保守契約を結んだ場合にそ
の契約内容が登録されるようになっている。また、エレ
ベータシステムを納入して一般使用が開始された後は、
各エレベータの稼働状況(運転時間、運転回数等)、部
品交換基準データ、部品の寿命データ、及び保守履歴デ
ータ(いつどのような部品を交換してその交換回数は何
回かなどの各エレベータの大まかな故障情報)等が格納
されるようになっている。そして、ユーザと保守部門と
の間の保守契約において保守部門が立案した保守プラン
データ、及びこれに関する保守料データ等も登録されて
いる。また、部品単位での保守品価格とその工事費に関
する価格データも格納されるようになっている。更に、
この保守データベース28には、ユーザ自身でエレベー
タのメインテナンスを行うことができるように、日常の
手入れ方法などがオンラインマニュアルデータとして格
納されている。
ベータ、油圧式エレベータ、あるいは超々高速エレベー
タや中低速エレベータなどいったエレベータタイプ別の
故障情報や、マイナーチェンジ情報、トレーサアビリテ
ィ管理情報、設計変更管理情報等が格納されている。
タ毎のトラブル情報がデータ化されて格納されている。
例えば、トラブル発生の日時、トラブルモード(現象、
原因)、運転状況(運転方向、かご位置、速度状態、呼
び登録の有無等)、かご内状況、トラブル対応者等の情
報である。
31を管理するようになっている。この総合データベー
ス31には、エレベータメーカの海外現地法人における
総合データが格納されている。総合データとは、上記の
データベース16〜30に格納された各データに対応す
る種々のデータをまとめたものである。つまり、総合デ
ータベース31は、データベース16〜30のミニチュ
ア版ともいえるものである。
4の階層構造を示す説明図である。この図に示すよう
に、各物件X1〜Xn毎に種々のデータが階層化されて
格納されている。第1階層は基本的なイベント項目に分
類されており、第2階層以降はこのイベント項目に属す
る項目を細分類している。図示した例は、第1階層の
「仕様」という項目が第2階層で「標準仕様」及び「付
加仕様」に分類され、この「標準仕様」が第3階層以降
で更に細かく分類されたものである。
レベータ情報管理データベース4内において、例えば仕
様データベース18の階層構造を更に示したものであ
る。この図に示すように、第1階層はエレベータの用途
別に分類されており、第2階層は各種の用品別に分類さ
れており、第3階層は用品を構成するユニット別に分類
されており、第4階層はユニットを構成する部品別に分
類されており、以下第5階層以降も同様に細分類されて
いる。そして、これら細分類された項目は、ユーザの仕
様に応じて必要となるエレベータ構成部品を各階層から
検索/表示できるように関連付けされて管理されてお
り、最新の情報が格納されるようになっている。
を参照しつつ、図5のフローチャートに基づき順次説明
する。エレベータ新規仕様設定用サーバ1にいずれかの
ユーザ端末2からアクセスがあると、ユーザ認証手段6
がユーザ認証処理を行う(ステップ1)。ここで、この
ユーザ認証手段6が行うユーザ認証処理の内容を図6の
フローチャートに基づき説明する。
クセスがあると、ユーザID認証画面P601をユーザ
端末2側に提供する。ユーザが既に本システムの登録会
員である場合は、ユーザ端末2の画面のID及びPAS
SWORDの右側のボックスにID番号及びパスワード
を自ら記入する。いま、ユーザがはじめてアクセスを行
った者であるとすると、このユーザは「仮ID発行」と
書かれたボタンをクリックする。すると、仮ID発行の
ための画面P602が表示されるので、ユーザは名前や
メールアドレスなどの必要事項を記入する。そして、こ
れらの必要事項データをサーバ1側に送信すると、ユー
ザ認証手段6により仮ID及びパスワードが発行され、
これらを知らせる画面P603がユーザ端末2の画面に
表示される。
行された後、ユーザは画面P601を再度呼び出してI
D及びPASSWORDの右側のボックスに仮ID番号
及びパスワードを記入した後、「実行」ボタンをクリッ
クする。すると、ユーザ認証手段6はこのID及びパス
ワードが正しいものであるか否かを判別する(ステップ
601)。ユーザ認証手段6は、ID及びパスワードが
正しくなければ、その旨を通知する画面P607をユー
ザ端末2の画面に表示させるが、正しいものであれば、
次にこのIDが仮ID又は正規のIDのいずれであるか
を判別する(ステップ602)。
Dの場合にはユーザがエレベータ見積もりを依頼するた
めの画面P604を表示させる。そして、ユーザがこの
画面上で「エレベータ見積もり」の文字をクリックする
と、サーバ1側での見積もり処理が開始される。この
後、ユーザがこの見積もりに対して発注を行うと、ユー
ザ認証手段6は正規のIDをこのユーザに対して発行す
るようになっている。一方、ユーザ認証手段6が正規I
Dと判別した場合には、登録会員であるユーザが見積も
り又はその他の処理を依頼するための画面P605を表
示させるようにする。
は、発番データベース17が格納しているデータである
発番すなわちエレベータの製造番号のことを意味してい
る。登録会員であるユーザが現在発注済みの物件を持っ
ている場合、その物件コードを画面P605上のボック
ス内に記入すると、現在の状況に応じて「物件情報」の
うちの「進捗・工程」、「発注情報変更」のうちのいず
れか又は双方が表示される。「進捗・工程」とはエレベ
ータ設置工事の進捗状況や工事日程を問い合わせる場合
にクリックする文字であり、「発注情報変更」とは既に
発注した物件の仕様を変更したい場合にクリックする文
字である。例えば、ユーザが当該物件を発注して間もな
い場合には、未だ工事が開始されていないので「発注情
報変更」のみが表示され、ユーザが当該物件を発注して
ある程度の期間経過した場合には、既に工事が開始され
ているので「進捗・工程」及び「発注情報変更」の双方
が表示され、ユーザが当該物件を発注してから相当な期
間が経過し工事完了が近づいている場合には、もはや仕
様変更は不可であるため「進捗・工程」のみが表示され
る。
件コードを記入した場合には「エレベータ見積もり」の
文字は表示されず、「物件情報」及びその下側の文字だ
けが表示される。一方、ユーザが物件コードを記入して
いない場合には「エレベータ見積もり」の文字だけが表
示され(ユーザがこれをクリックすると新規の見積もり
が開始される)、「物件情報」は表示されない。
する場合には、画面P601のID及びPASSWOR
Dの右側のボックスにID番号及びパスワードを記入し
た後、「PASSWORD変更」ボタンをクリックす
る。すると、ユーザ認証手段6はこのID番号及びパス
ワードの正否を判別し(ステップ603)、正しければ
画面P606で新たなパスワードを表示し、間違ってい
ればその旨を画面P607で表示する。
仮IDを発行してもらったユーザが図6における画面P
604の「エレベータ見積もり」の文字をクリックした
とすると、新規仕様記入画面提供手段7はユーザが新規
設置仕様を記入するために必要な一連の画面を提供する
(ステップ2)。
は、まず、図7に示すような画面701をユーザ端末2
の画面に表示させる。この画面には、「新規入力」ボタ
ン702と「既設物件参照/流用」ボタン703が設け
られている。ユーザは、エレベータメーカがエレベータ
情報管理データベース4に保持している既設物件の仕様
データを参照又は流用することにより仕様を設定する場
合には「既設物件参照/流用」ボタン703をクリック
すればよく、一方、全く白紙の状態から仕様を設定する
場合には「新規入力」ボタン702をクリックすればよ
い。そして、新規仕様記入画面提供手段7は、この画面
701上においてユーザがいずれのボタンをクリックし
たのかを判別する(ステップ3)。
の方をクリックしたとすると、新規仕様記入画面提供手
段7はユーザ端末2に図8に示す基本仕様入力画面80
1を表示させるようにする。この画面には、「型式」、
「エレベータ用途」、「定員」、「速度〔m/mi
n〕」、などの必須仕様項目が例えば黒色で表示され、
また、付加的仕様項目である「希望日限」が例えば青色
で表示されている。ユーザは、これらの項目をスクロー
ルキーを操作することにより埋めて行き、全ての必須仕
様項目を埋めた後、「選択完了」ボタンをクリックする
(ステップ4)。
図9に示すような電子モックアップ画面901をユーザ
端末2に表示する。この電子モックアップ画面901
は、全体イメージ画面902、用品ユニットイメージ画
面903、及び用品イメージ画面904により構成され
ている。ユーザは、この電子モックアップ画面901上
に必要な仕様データの記入を行うようにする(ステップ
5)。
各主要個所の全体イメージを3次元的に表したものであ
り、図示した例ではかご及びその周辺部分が3次元空間
上に表されている。全体イメージ画面902には、物件
情報表示欄905が設けられており、この欄内には「製
造番号」、「物件名」、「かご」、「ホールボタン」、
「巻上機」等が表示されるようになっている。但し、い
まの場合、ユーザは図7において「新規入力」ボタン7
02の方をクリックしているので、「製造番号」は表示
されず、新規仕様記入画面提供手段7は、図8の基本仕
様入力画面801上でユーザが記入した基本仕様データ
に基づき、仕様データベース18及び3D−CADデー
タベース21等から最も近いデータを本社サーバ12及
び工場サーバ13を介して取り出して、図示したように
かご及びその周辺部分を表示することになる。「同一仕
様」ボタン906、及び「変更」ボタン907は、ユー
ザが図7において「既設物件参照/流用」ボタン703
をクリックした場合に用いるものであり、これについて
は後述する。また、「戻る」ボタン908は、前の画面
に戻る場合に用いるボタンである。
ュレーション」ボタン909が設けられており、ユーザ
がこの「シミュレーション」ボタン909をクリックす
ると、画面上に表示されているかごが実際の動きと同様
のシミュレーション動作を行う。つまり、全体イメージ
画面902に写し出されたかごが昇降路内を上下動し、
各階でドアを開閉する様子がユーザに示される。
は「回転」ボタン910が設けられており、ユーザがこ
の「回転」ボタン910をクリックした後、マウスボタ
ンを押した状態でカーソルを移動させることにより、全
体イメージ画面902内のかご及びその周辺部分を所望
の角度だけ回転させることができる。つまり、ユーザ
は、図示されたような背面方向からばかりでなく、正面
方向又は側面方向あるいは上面方向又は底面方向などの
あらゆる方向からかご及びその周辺部分を観察すること
ができる。したがって、ユーザはこの全体イメージ画面
902によってエレベータの主要個所の全体イメージを
具体的且つ詳細に把握することが可能になる。「回転」
ボタン910の隣には特殊リスト表示欄911が設けら
れているが、これは用品ユニットイメージ画面903又
は用品イメージ画面904において、ユーザが標準品以
外の特殊な用品ユニット又は用品を選択した場合にその
ユニット名、又は用品名を表示してユーザに対して注意
を喚起するためのものである。
イメージ画面902において表示された主要個所を構成
する用品ユニットのイメージを3次元的に表したもので
ある。この用品ユニットイメージ画面903には、各種
の用品ユニットについての用品ユニットタグ912が付
されており、ユーザはこのタグをクリックすることによ
り全体イメージ画面902内の所望のユニットを表示す
ることができる。あるいは、全体イメージ画面902に
おいて、表示しようとするユニット部分にカーソルを移
動させてクリックすることにより用品ユニットイメージ
画面903にその用品ユニットを表示させることもでき
る。図示した例では、かごの用品ユニットが表示されて
いる。
また、仕様項目表示欄913が設けられており、画面イ
メージとリンクした各種の仕様項目についての標準仕様
寸法が示されている。そして、用品ユニットイメージ画
面903内には、標準品以外で選択可能な特殊用品ユニ
ット又は用品の名称を示した特殊リスト表示欄914が
設けられており、ユーザはこの特殊リスト表示欄914
に示されている名称をクリックすることにより、その特
殊仕様の用品ユニット又は用品を選択することができ
る。但し、この場合、特殊仕様のものが選択されたこと
につきユーザの注意を喚起するために、全体イメージ画
面902内の特殊リスト表示欄911にその名称が表示
されると共に、全体イメージ画面902上ではその特殊
仕様品の表示が拘束される。なお、ユーザは仕様項目表
示欄913内の寸法を自己の希望する値に自由に変更す
ることができるが、その寸法が標準仕様から外れた場合
には特殊リスト表示欄914にその寸法が特殊仕様の寸
法であることが表示される。
画面902において表示された主要個所を構成する用品
を2次元的な簡単な図により示すものである。この用品
イメージ画面904には各種の用品についての用品タグ
915が付されており、ユーザは所望の用品に係るタグ
をクリックすることにより、あるいは全体イメージ画面
902に写し出された所望の用品部分をクリックするこ
とにより、その用品を用品イメージ画面904内に示す
ことができる。また、この用品イメージ画面904にも
特殊リスト表示欄916が設けられており、標準品以外
で選択可能な特殊用品の名称が表示されている。
02、用品ユニットイメージ画面903、及び用品イメ
ージ画面904を用いてかご及びその周辺部分の仕様を
決定すると、次に、全体イメージ画面902における物
件情報表示欄905内の「ホールボタン」の文字をクリ
ックする。そして、かごの場合と同様にして、全体イメ
ージ画面902、用品ユニットイメージ画面903、及
び用品イメージ画面904を用いて詳細な仕様を決定し
ていくことができる。そして、全ての仕様を決定し、充
分に検討した後、仕様入力完了ボタン917をクリック
する。
ックすると電子モックアップ画面901に記入された新
規仕様データは、ユーザ端末2側から見積もり送付手段
8に出力される。そして、見積もり送付手段8はこの入
力した新規仕様データに基づき見積もり処理を開始して
エレベータの価格及び工期を演算し、この演算に基づく
見積もり結果をユーザ端末2側に送付して通知する(ス
テップ10)。
からユーザ端末2に送付され、ユーザ端末2に表示され
る価格工程見積もり詳細画面1001の説明図である。
この価格工程見積もり詳細画面1001には価格表示欄
1002及び工期表示欄1003が設けられている。価
格表示欄1002には、各主要個所回りの価格及びこれ
らの合計価格のみが表示されているが、ユーザは「仕様
詳細表示」ボタン1004をクリックすることにより、
より詳細な価格の内訳を知ることができる。
の日限が記載されている。各日限には特記欄が設けられ
ており、日限が遅延する予定の場合等に遅延する理由等
が記載できるようになっている。ユーザは「工程表」ボ
タン1005をクリックすることにより、図11に示す
ように、この工期表示欄1003の内容をバーススケジ
ュール形式で表した工程表1102を含む工程表表示画
面1101で表示することができる。
「巻上機」の「5月」の欄が中央位置まで黒くなってい
るのは、現在の日付が5月15日であるため、この中央
位置まで工程が進行していることを示している。また、
「カゴ枠」及び「カゴ室」の「9月」の欄」が黒くなっ
ているのは、この実施形態ではユーザが図8の基本仕様
入力画面801において、工事終了の希望日限を8月3
1日と記入したものと想定しており、希望日限を超過す
る部分を容易に認識できるようにするためである。そし
て、ユーザはこの画面における「出力」ボタン1103
をクリックすることにより、この工程表表示画面110
1の内容をプリントアウトすることができる。なお、こ
の工程表1102は、市販されている表計算ソフトのフ
ァイル形式で別途保存することも可能になっている。
には、ユーザの発注意思の有無を見積もり送付手段8が
確認するため(ステップ11)、「発注致しますか」と
いう文章が表示されており、その横に「YES」ボタン
1006及び「NO」ボタン1007が設けられてい
る。ユーザは、表示された価格及び工期を了解できる場
合は「YES」ボタン1006をクリックして発注の申
込みを行うことができ、一方、了解できない場合は「N
O」ボタン1007をクリックして発注する意思がない
ことを表明することができる。
積もり詳細画面1001において、ユーザが「YES」
ボタン1006又は「NO」ボタン1007のいずれを
クリックするかを判別している(ステップ12)。そし
て、「YES」ボタン1006がクリックされた場合、
新規仕様データ登録手段9は、エレベータ情報管理デー
タベース4の顧客データベース16にそのユーザから受
注した旨を登録し、また、発番を発行してこれを発番デ
ータベース17に登録すると共に、その発番に係る新規
仕様データを仕様データベース18に登録するなど、必
要なデータの登録をその他のデータベースに対して行う
ようにする(ステップ13)。
1において「YES」ボタン1006をクリックし、新
規仕様データ登録手段9がエレベータ情報管理データベ
ース4の各データベースに必要なデータを登録した後、
新規仕様データ登録手段9は、図12に示したような仕
様設定完了表示画面1201をユーザ端末2に表示させ
るようにする。この仕様設定完了表示画面1201に
は、見積もり書表示ボタン1202、据付図表示ボタン
1203、意匠図表示ボタン1204、及び3Dモデル
表示ボタン1205の各ボタンが設けられており、発注
を行ったユーザはこれらのボタンをクリックすることに
より仕様の詳細を確認することができるようになってい
る。
画面1001は、ユーザに価格表示欄1002及び工期
表示欄1003を呈示すると共に、これに対して「発注
いたしますか」という問いかけを行い、「YES」又は
「NO」の二者択一を要求するものであったが、ユーザ
側の選択の幅をより広げ、ユーザが更に別の仕様を希望
できるようにすることも可能である。
細画面1301を示すものである。この価格工程見積も
り詳細画面1301は、外見上は図10の価格工程見積
もり詳細画面1001とほぼ同様のものであり、異なっ
ているのは「発注いたしますか」という文章が「別仕様
をインプットしますか」に変わっている点である。
細画面1301の価格表示欄13002及び工期表示欄
1303の内容を検討し、この内容のままで発注しても
構わないのであれば、この「YES」ボタンではなく
「NO」ボタン1307をクリックする。一方、この内
容では了解できず、更に別の仕様の入力を希望するので
あれば「YES」ボタン1306をクリックする。
と、ユーザ端末2には再び図9の電子モックアップ画面
901が表示され、ユーザは既述したのと同様の方法で
自己が希望する仕様を記入する。この場合、例えば、ユ
ーザは最初に呈示された手摺Aに変えて手摺Bを採用し
た見積もりを要求し、それでも了解できずに更に手摺C
を採用した見積もりを要求したものとする。
面901上で手摺Cを記入した後、仕様入力完了ボタン
917をクリックしたとする。すると、ユーザ端末2に
は、図14に示すような、仕様/見積もり比較確認画面
1401が表示される。この画面には、手摺A,B,C
の各見積もり価格が表示されている。ユーザは、手摺A
を採用した場合の仕様詳細、価格詳細、工程を知りたい
場合はそれらの「表示」ボタンをクリックすればよい。
同様に、手摺B又は手摺Cを採用した場合の仕様詳細、
価格詳細、工程を知りたい場合はそれらの「表示」ボタ
ンをクリックすればよい。
トしますか?」という文章が表示されており、その横に
「YES」ボタン及び「NO」ボタンが設けられてい
る。ユーザが、別の仕様例えば手摺Dを採用した場合の
仕様をインプットしたい場合は「YES」ボタンをクリ
ックすればよく、その場合には前と同様に図9の電子モ
ックアップ画面901が表示されるので、この手摺Dを
採用した場合の仕様を記入すればよい。
れた状態が表示されており、ユーザは手摺Aを採用した
仕様で発注したいと思う場合には「NO」ボタンをクリ
ックする。すると、ユーザ端末2には図15に示す発注
前最終確認画面1501が表示される。発注前最終確認
画面1501が仕様/見積もり比較確認画面1401と
異なる点は、「別の仕様をインプットしますか?」とい
う文章が「発注を行いますか?」という文章に変わって
いる点と、「仕様比較」の下の手摺A〜Cの名称の左側
にチェック印指定部1502が設けられている点であ
る。ユーザは、手摺Aの左横のチェック印指定部150
2にチェック印を付け、この状態で「YES」ボタンを
押す。
述したように、新規仕様データ登録手段9がエレベータ
情報管理データベース4の各データベースに必要なデー
タを登録した後、図12に示した仕様設定完了表示画面
1201をユーザ端末2に表示させるようにする。
01において、ユーザが「新規入力」ボタン702をク
リックした場合、すなわちステップ3における判別結果
が「YES」の場合の新規仕様設定についてであった
が、次にユーザが「既設物件参照/流用」ボタン703
をクリックした場合、すなわちステップ3における判別
結果が「NO」の場合の設定の仕方につき説明する。
03をクリックすると、ユーザ端末2には図16に示す
ような既設物件検索流用画面1601が表示される。ユ
ーザは、画面上の「用途」、「定員」、「階床」の各検
索項目の欄に該当するデータを記入した後(ステップ
6)、検索実行ボタン1602をクリックする。する
と、ユーザ物件リスト1603には、現在アクセスを行
っているユーザ自身がこれまでに発注した物件につい
て、件数と共に、名称、住所、リンクが表示される(ス
テップ7)。ユーザの中には不動産会社のように、同じ
ような仕様の複数のビルやマンションを所有している場
合があるが、ここにはこのような建物に設置された類似
仕様の一連のエレベータがリストアップされる。なお、
「リンク」とはデータの格納先を示すものであり、ユー
ザはこの部分をクリックすることにより、別の画面でそ
の既設物件に関する詳しい情報を入手することができ
る。
た、他ユーザ既設物件リスト1604も表示される(ス
テップ7)。これは、現在アクセスを行っているユーザ
以外の他のユーザが所有している物件のリストである。
但し、このリスト1604には、リスト1603とは異
なり、「公開可/不可」を示す欄が設けられており、
「不可」が記入されている物件については情報が公開さ
れないようになっている。
スト1603の中からいずれかの物件をピックアップ
し、このピックアップした物件にカーソルを当ててその
物件の表示を反転させ、その状態で「流用ボタン」16
05をクリックしたとする。すると、図9の電子モック
アップ画面901が表示され、この画面上にピックアッ
プされた物件のイメージや各種仕様が表示される。この
場合、既述した「新規入力」の場合では表示されなかっ
た物件情報表示欄905内の製造番号が表示されること
になる。
1上に表示された既設物件と全く同一仕様でかまわなけ
れば「同一仕様」ボタン906をクリックした後、仕様
入力完了ボタン917をクリックすればよい(ステップ
8)。また、この表示された既設物件の一部の仕様につ
いて変更を行いたければ「変更」ボタン907をクリッ
クして、その一部の仕様についての変更を行った後、仕
様入力完了ボタン917をクリックすればよい(ステッ
プ8)。
ックすると電子モックアップ画面901に記入された新
規仕様データは、ユーザ端末2側から見積もり送付手段
8に出力される。そして、見積もり送付手段8はこの入
力した新規仕様データに基づき見積もり処理を開始して
エレベータの価格及び工期を演算する。この場合、見積
もり送付手段8は、既設物件の仕様についてその流用の
程度に応じて割り引きを行うものとし、割引率を決定す
る(ステップ9)。このように、既設物件の仕様を新規
仕様に流用する場合に割り引きを行うのは、過去に経験
した技術をそのまま応用できるので、一般にエレベータ
の設置工事をより容易に行うことができるのが通常だか
らである。なお、ステップ10以降の処理については、
既述したのと同様であるため重複した説明を省略する。
既設物件の仕様を流用できるようにして仕様設定を容易
に行えるようにし、さらに、既設物件の仕様を流用する
ことによりエレベータメーカの労力が軽減される分が見
積もり価格に反映されるようにし、ユーザに対する価格
面でのサービスを向上させることが企図されている。
して一旦発注を行った後に、種々の事情から仕様変更を
申し入れる場合がある。従来、このような場合に、ユー
ザは仕様変更を行った場合の納期や価格の変動状況を直
ちに知ることができず、仕様変更が可能であるかどうか
の判別自体が困難である場合もあったが、本発明によれ
ば、このような場合にも有効に対処することが可能とな
っている。
注を行った後に、仕様変更を行おうとする場合には、図
6の画面P605において物件コードを記入し、物件情
報として表示される「進捗・工程」の文字をクリックす
る。これにより、ユーザ端末2には図11に示した工程
表表示画面1101が表示され、ユーザは発注後の工事
の進捗状況に基づき仕様変更が可能な状況であるかを判
別することができる。そして、ユーザは、仕様変更が可
能であると判別した場合、図9の電子モックアップ画面
901上に仕様変更を希望する物件についての詳細を表
示させ、「変更」ボタン907をクリックして希望する
個所についての変更内容を記入した後、仕様入力完了ボ
タン917をクリックする。
算を行い、その演算結果をユーザ端末2側に報告する。
図17は、このときユーザ端末2側に報告される内容を
示す説明図である。この図に示される価格工程見積もり
詳細画面1701では、仕様変更前及び仕様変更後の各
価格及び各工期がそれぞれ価格表示欄1702及び工期
表示欄1703に対比された態様で示されている(価格
表示欄1702においてはかっこ内が変更前のものを示
している)。
施しようとする場合には「YES」ボタン1704をク
リックする。これにより、新規仕様データ登録手段9
は、新規仕様の内容を変更したこと、及びその変更仕様
に関するデータをエレベータ情報管理データベース4に
登録する。一方、ユーザはこの結果(例えば、「三方
枠」の工期が遅れることになる)では変更仕様を実施で
きないと判断した場合には、「NO」ボタンをクリック
し、再度図9の電子モックアップ画面901上で別の変
更仕様を記入するか、あるいは仕様の変更を行わないよ
うにする。
面902におけるシミュレーション動作の記載において
は説明が省略されていたが、本実施形態では上記の「シ
ミュレーションボタン」909をクリックすることによ
り、ユーザは種々の視点から見たシミュレーション動作
をユーザ端末2の画面に表示できるようになっている。
以下、このシミュレーション動作の表示の仕方につき説
明する。
上で表示する場合、最も簡潔な表示の仕方は、エレベー
タ利用者(乗客)を登場させることなく、単にエレベー
タの機械部分の動きのみを写し出すことであるが、通
常、その視点についてはエレベータの動作内容をユーザ
が最も理解しやすく且つ見やすいと考えられるような視
点が各場面毎で選択されて切り換わるようになってい
る。このような視点を本明細書では、「客観視点」と呼
ぶことにする。これに対し、シミュレーション動作中に
エレベータ利用者を画面に登場させ、このエレベータ利
用者の視点から見た動作を表示する仕方もあるが、この
ような表示におけるエレベータ利用者の視点を本明細書
では「仮想視点」と呼ぶことにし、この仮想視点から見
たエレベータの模擬動作のことを「バーチャル・ビュー
・シミュレーション」と呼ぶことにする。このバーチャ
ル・ビュー・シミュレーションの表示によれば、ユーザ
はあたかも自分が実際にエレベータかご内又はエレベー
タ乗り場に居るかのような感覚を体験することができ、
そのエレベータの新規仕様についてのイメージを具体的
に抱くことができるようになる。あるいは、文章や音声
等のみによる説明では素早く理解するのが困難な操作手
順等についても、このバーチャル・ビュー・シミュレー
ションの表示を活用することにより、ユーザは容易にそ
の内容を理解することができるようになる。
ザがクリック操作等により客観視点又は仮想視点の好き
な方、あるいは複数の客観視点及び仮想視点の中から好
みの視点を選択できるようにする表示の仕方があるが、
このような表示の仕方で写し出されるシミュレーション
を本明細書では「リアルタイム・シミュレーション」と
呼ぶ。これに対し、各場面毎で用いられる視点が予め作
成・編集されたストーリーに沿って決められており、画
面の表示の仕方についてユーザが介入する余地のないシ
ミュレーションを本明細書では「非リアルタイム・シミ
ュレーション」と呼ぶことにする。通常、画面にエレベ
ータ利用者が登場するシミュレーションはリアルタイム
・シミュレーションとし、エレベータ利用者が登場しな
いシミュレーションは非リアルタイム・シミュレーショ
ンとしてシミュレーション内容がプログラムされること
が多いが必ずしも一義的に定まっているわけではない。
仕方の一例につき説明する。図9の電子モックアップ画
面901上でユーザが「シミュレーションボタン」90
9をクリックすると、ユーザ端末2の画面は図18に示
すようなオペレーションシミュレータ画面1801に切
り換わる。このオペレーションシミュレータ画面180
1は、選択オペレーション表示欄1802、オペレーシ
ョン概要表示欄1803、各種操作ボタン1804、及
びシミュレーション表示画面1805により構成されて
いる。
面上でシミュレーション動作を行わせることが可能なオ
ペレーションの種類を選択するための欄であり、図示の
例では、「通常運転(自動)」、「通常運転(乗
客)」、「パーキング」等のオペレーションが表示され
ている。「通常運転(自動)が選択されると、かごの昇
降路における移動動作やドア開閉動作が自動動作とし
て、つまり乗客が居ない態様でシミュレーション表示さ
れる。一方、「通常運転(乗客)」が選択されると、
「通常運転(自動)」の場合と同様に、かごの昇降路に
おける移動動作やドア開閉動作がシミュレーション表示
されるが、この場合には乗り場ホールで乗客が乗り降り
したり、かご内で乗客が操作盤を操作する様子について
も表示されるようになっている。また、「パーキング」
が選択されると、所定階にかごが停止状態となる様子が
シミュレーション表示される(この場合には、オペレー
ションの性質上、乗客は表示されない)。
させようとするオペレーションの名称にカーソルを合わ
せると、選択オペレーション表示欄1802においてそ
の文字が反転されて表示されると共に、選択されたオペ
レーションの概要がオペレーション概要表示欄1803
に表示されるようになっている。図示の例では、「通常
運転(乗客)」の文字が反転された状態で表示されてお
り、更に、この「通常運転(乗客)」の文字がクリック
された場合にシミュレーション表示画面1805に表示
される内容がオペレーション概要表示欄1803に示さ
れている。
ョン表示画面1805に表示される画面に対する操作を
行うためのボタンであり、ユーザはこれらのボタンを操
作することにより、シミュレーション動作について再
生、停止、早送り、終了等の操作を行うことができる。
記したように、選択オペレーション表示欄1802で選
択されたオペレーションのシミュレーション動作を表示
する画面であり、上記のリアルタイム・シミュレーショ
ン又は非リアルタイム・シミュレーションの機能に基づ
きエレベータの一連の動作についての動画像が連続的に
再生されるようになっている。図示の例は、リアルタイ
ム・シミュレーションの機能に基づく「通常運転(乗
客)」の再生中の一コマの内容を示したものであり、昇
降路1807を移動してきたかご1806が所定階床に
到着し、ホールドア1808の前で待っている二人の乗
客M1,M2がこれからかご1806に乗り込もうとし
ている状態を写し出している。
(a)に示すように、シミュレーション表示画面180
5には、ホールドア及びかごドアが開放した場面が大き
く写し出される。図示の例は、乗り場ホールで待ってい
た二人の乗客M1,M2がかご内の様子をうかがってお
り、かご内には二人の乗客M3,M4が立っている場面
である。このとき、ユーザが乗客M1の部分にカーソル
をあててクリックを行うと、それ以降は矢印Y1で示す
乗客M1の視点(仮想視点)から見た画面に切り換わ
り、バーチャル・ビュー・シミュレーションが表示され
る。図19(b)は、このような乗客M1の仮想視点か
ら見た画像の表示内容であり、乗客M2と、これに相対
する二人の乗客M3,M4が更に大きく写し出されてい
る。
ベータの動作を最も把握しやすいと考えられる客観的な
視点からのものであったが、このように乗客M1の仮想
視点から見たバーチャル・ビューを表示することによ
り、ユーザは恰も自分が実際にエレベータの乗り場ホー
ルに居るかのような臨場感を味わうことができ、エレベ
ータの運転動作の内容を具体的且つ鮮明に理解すること
ができるようになる。なお、図19(a)における矢印
Y1は説明の便宜上付したものであり、実際の画面では
表示されないものである。また、図19(b)におい
て、ユーザが乗客M2の部分にカーソルをあててクリッ
クを行うと、更にそれ以降は矢印Y2で示す乗客M2の
仮想視点から見た画面に切り換わるようになる。
・シミュレーションの表示によれば、画面上での文章説
明や音声出力による説明だけでは直ちに理解するのが難
しいようなエレベータ操作手順等についてもユーザに容
易に理解させることができるようになる。例えば、図2
0(a)は、かご内に乗り込んだ乗客M5がかご操作盤
に対して操作を行おうとしている状態を客観視点により
写し出した画面であるが、この画面以降はストーリーの
展開に従って、矢印Y5で示す乗客M5の仮想視点から
見た画面に切り換わる。図20(b)は、このとき乗客
M5の仮想視点から見た画像の表示内容であり、かご操
作盤と、これに設けられた行先階ボタンや戸開ボタン及
び戸閉ボタンとが写し出されている。
り込んだ乗客M5が目的階の5階に行こうと思っての
ボタンを押そうとしたが、誤ってのボタンを押してし
まい、その後にのボタンを押したため、図20(b)
では及びの2つのボタンが点灯された状態となって
いる。このままの状態では、乗客M5は他の乗客に迷惑
をかける虞があるので、7階の呼び登録をキャンセルし
ておくことが好ましい(最近の殆どのエレベータにはこ
のようなキャンセル機能が装備されている)。この場合
のキャンセルを行うためには、乗客M5はのボタンを
2回連続して押せばよい。このようなキャンセル機能を
働かせるための操作手順については、もちろん画面上で
の文章説明や音声出力等によっても説明可能ではある
が、上記のように乗客M5の視点から見た大きなかご操
作盤や乗客M5の指の動き等を画面上に写し出すことに
より、ユーザはより素早く且つ容易に操作手順を理解す
ることができる。
タンの他に、戸開ボタン及び戸閉ボタン、あるいは非常
時に用いる非常呼びボタンやインターホンなどが設置さ
れているが、このような各種ボタンや各種の機器の使用
方法についてもバーチャル・ビュー・シミュレーション
表示の手法を採用することにより、ユーザに容易且つ正
確に理解させることができる。
ためにのシミュレーションは、人体モデルが登場してく
るにもかかわらず、通常は、画面の表示の仕方について
ユーザが介入することができない非リアルタイム・シミ
ュレーションとしてプログラムされるのが通常であり、
図20(a)の画面から図20(b)の画面への切り換
わりも、既述したように、ストーリーの展開にしたがっ
て自動的に行われるようになっている。しかし、この場
合においても、ユーザが画面上で人体モデル(乗客M
5)の部分をクリックした場合には、ストーリーの展開
にかかわらず、その時点から乗客M5の仮想視点で見た
画面が写し出されるようにプログラムすることも可能で
ある。
びステップ10,11,12,13で説明した処理すな
わちユーザ端末2に図8の基本仕様入力画面801を表
示させた以降の処理は、ユーザ側で必要とする判断や操
作が必ずしも少ないものとは言えず、ユーザ側での労力
軽減という観点からはなお改善の余地を有するものであ
った。そこで、本出願人の発明者らは上記の処理の提案
後に新たな改良処理案を提示しているので、これにつき
以下に説明することにする。
いて、「新規入力」ボタン702をクリックしたとする
と、新規仕様記入画面提供手段7はユーザ端末2に図2
1に示す基本仕様入力画面2101を表示させるように
する。この画面には、「物件名」、「用途」、「階床
数」、「ELV(エレベータ)スペース」、などの必須
仕様項目が例えば黒色で表示され、また、付加的仕様項
目である「概略予算」、「希望納期」が例えば青色で表
示されている。ユーザは、キーボード等によりこれら各
項目に関するデータを記入する。但し、「用途」につい
ては、ユーザがメニュー表示ボタン2103をクリック
してプルダウンメニューを表示させ、このプルダウンメ
ニューに記載されている「乗用」、「住宅用」、「寝台
用」、「荷物用」、「非常用」のうちからいずれか一つ
を選択するようにする。
と、共通している項目は用途及び納期だけであり、その
他の項目は異なったものとなっている。すなわち、基本
仕様入力画面801における「型式」、「定員」、「速
度」の項目は削除されている。これらの項目を正しく選
択することは、専門的知識を持たないユーザにとっては
必ずしも容易なことではないからである。そして、基本
仕様入力画面2101では新たな項目として「物件
名」、「階床数」、「ELVスペース」、「概略予算」
が掲げられているが、これらの項目についての記入は専
門的知識を持たないユーザにとってもさして難しいこと
ではない。また、図8では、全ての項目についてスクロ
ールキーが設けられており、ユーザはこのスクロールキ
ーを操作して適当と思われる事象を選択する判断を強い
られていたが、図21の項目はその技術的内容が一義的
に定まる性質のものばかりであるためユーザは判断に時
間をかけることなく各項目についての記入を行うことが
できる。
ての項目を記入した後(但し、「概略予算」及び「希望
納期」は記入しなくても可)、入力完了ボタン2102
をクリックする。すると、見積もり送付手段8は、基本
仕様入力画面2101の記入データに基づき価格及び工
期(納期)を算出し、新規仕様記入画面提供手段7は、
この算出結果を他の項目と共に図22の基本仕様結果画
面2201に表示するようにする。この基本仕様結果画
面2201には、エレベータの施工に最低限必要な基本
的仕様についての項目が表示されており、基本仕様入力
画面801において表示されていた「定員」、「速度」
もこの基本仕様結果画面2201に表示されている。
計画する際に最も知りたい情報は価格及び工期であり、
基本仕様結果画面2201ではこれらが「基本価格」及
び「納期」として表示されている。この場合の「基本価
格」及び「納期」とは、オプション等の機能が一切付加
されず、且つ、用品や部材等も標準仕様のものばかりを
用いた場合の価格及び工期である。また、「用途」につ
いては、基本仕様入力画面2101においてユーザ自身
が選択したものと同一のデータが確認のために表示され
ている。「ELV台数」、「定員」、「速度」について
は、基本仕様入力画面2101においてユーザが選択し
たデータに基づき見積もり送付手段8が容易に特定する
ことができる。なお、「速度」については、エレベータ
メーカ側が標準仕様として設定してある数値が初期値と
して表示されるが、ユーザは表示欄右側にプルダウンメ
ニューを表示するために設けられているメニュー表示ボ
タン2209をクリックすることにより、複数の速度の
うちから所望の速度を選択することができるようになっ
ている(但し、標準仕様以外の速度を選択した場合は、
「基本価格」及び「納期」が変わることがある)。
画面2101においてユーザが示した条件に対し1つの
候補プランだけでなく、複数の候補プランを呈示できる
ようにしている。「候補リスト番号」はこのような候補
プランを特定するためのものであり、基本仕様結果画面
2201に図示されている例では「1」という数字が反
転表示されており、「候補リスト番号」が「1」,
「2」,「3」のもののうち「1」のものが表示されて
いることを示している。
「基本仕様入力へ戻る」ボタン2202、オプション選
択ボタン2203、特殊意匠選択ボタン2204、保存
・終了ボタン2205、所定個所の色彩を指定するため
の複数の色彩名表示欄2206及びメニュー表示ボタン
2207、一度の操作で複数個所の色彩を揃えることが
できる色合わせボタン2208が設けられている。そし
て、基本仕様結果画面2201には、更に、かご室内の
意匠を示したウィンドウW1、及び乗場ドア付近の意匠
を示したウィンドウW2が表示されている。
ユーザがクリックすると、ユーザ端末2の画面には再び
図21の基本仕様入力画面2101が表示され、ユーザ
は入力をやり直すことができる。オプション選択ボタン
2203は、ユーザが基本的仕様にオプション機能を付
加することを希望する場合に操作すべきボタンであり、
特殊意匠選択ボタン2204は、ユーザが所定個所の意
匠につき、標準仕様として設定された意匠に代えて特殊
な意匠を採用することを希望する場合に操作すべきボタ
ンであるが、これらのボタンの操作については後述す
る。保存・終了ボタン2205は、表示された基本仕様
をそのまま最終仕様とする場合、すなわちオプション選
択も特殊意匠選択も行なわない場合にユーザが操作すべ
きボタンであり、この保存・終了ボタン2205がクリ
ックされると図27に示す最終仕様結果画面2701が
表示されるが、これについても後述する。
下方位置には、「かご室内」、「乗場ドア」、「三方
枠」、「天井」の各個所について色彩を設定するための
色彩名表示欄2206、メニュー表示ボタン2207、
及び色合わせボタン2208が設けられている。各個所
の色彩名表示欄2206には、エレベータメーカ側が標
準仕様として設定している色彩名がデフォルトで表示さ
れているが、ユーザはメニュー表示ボタン2207をク
リックしてプルダウンメニューを表示させることにより
所望の色彩を選択することができる。
用いることにより、1回の操作で「かご室内」、「乗場
ドア」、「三方枠」の各色彩について前回操作時の内容
と同一のものを選択することができる。例えば、いま、
ユーザが自己の好みに基づき色彩設定を行うべく「乗場
ドア」及び「三方枠」の各メニュー表示ボタン2207
をクリックして、「乗場ドア」については「モスグリー
ン」を選択し、「三方枠」については「グレー」を選択
したものとする(「かご室内」についてはそのままとす
るので標準仕様の「アイボリー」となる)。そして、そ
の後ユーザが候補リスト番号の「2」をクリックする
と、基本仕様結果画面2201にはこのリスト番号2に
係る基本仕様が表示され、「かご室内」、「乗場ド
ア」、「三方枠」、「天井」の色彩については、それぞ
れ「アイボリー」、「アイボリー」、「アイボリー」、
「スタンダード」がデフォルトで表示される。この場
合、ユーザはリスト番号1のときと同じ色彩設定を行う
ためには「乗場ドア」及び「三方枠」の各メニュー表示
ボタン2207をクリックして「モスグリーン」及び
「グレー」の色彩を選択する操作を行えばよいが、それ
ではユーザに面倒な同一操作を強いることになる。しか
し、この場合にユーザが色合わせボタン2208をクリ
ックすると、「かご室内」、「乗場ドア」、「三方枠」
の各色彩についてリスト番号1の基本仕様結果画面にお
いて前回選択した各色彩名「アイボリー」、「モスグリ
ーン」、「グレー」を簡単に選択することができる。
1,W2には、上記のように、かご室内及び乗場ドア付
近の意匠が表示される。これらはエレベータ利用者の目
に直接触れる個所の意匠であり、ユーザが新規仕様を設
定する際に最も関心を示す意匠だからである。そして、
これらのウィンドウW1,W2に示される意匠の色彩
は、上記した操作により色彩名表示欄2206に表示さ
れた色彩である。したがって、ユーザは外観上最も重要
な個所である「かご室内」及び「乗場ドア」についての
意匠の内容を画面上に表示して具体的に確認することが
でき、もしその意匠が自己の好みに合わない場合等には
再度色彩の設定を行うか、あるいは他のリスト番号のも
のを選択したり、更に後述する特殊意匠選択を行うなど
の対策を講ずることができる。
に表示された基本的仕様だけではあきたらず、オプショ
ン機能を付加することを希望する場合にはオプション選
択ボタン2203をクリックする。すると、ユーザ端末
2には図23に示すようなオプション/特殊意匠選択画
面2301が表示される。このオプション/特殊意匠選
択画面2301には、オプション選択ボタン2302及
び特殊意匠選択ボタン2303が設けられており、図示
の状態ではオプション選択ボタン2302が反転表示さ
れているので、表示されている画面はオプション選択画
面であることが分かる。
パッケージタグ2304を有するオプションパッケージ
表示部、及び標準オプション一覧タグ2305を有する
標準オプション一覧表示部が表示できるようになってい
る。図示の状態は、オプションパッケージタグ2304
の方が標準オプション一覧タグ2305よりも手前側に
表示されているので、オプションパッケージ表示部が表
示されていることが分かる。ここで、オプションパッケ
ージとは、エレベータメーカがユーザに対して推奨する
複数のオプションを一まとめにしたものであり、「お薦
めパッケージ」とも呼ばれるものである。
には、複数のオプションがオプションパッケージの形態
で一括して表示されたオプションパッケージ表示テーブ
ル2306と、オプションパッケージを表示する順番を
示す表示順表示欄2307、及びプルダウンメニューを
表示するためのメニュー表示ボタン2308とが設けら
れている。表示順表示欄2307には、現在、「価格
順」が表示されているが表示順としては、その他に「納
期順」、及び「人気ランキング順」がある。ユーザは、
メニュー表示ボタン2308をクリックすることによ
り、これらの表示順のうちから自己の希望する順番でオ
プションパッケージを表示させることができる。オプシ
ョンパッケージ表示テーブル2306の下方には、パッ
ケージ番号を示す「1」、「2」、「3」の数字が記載
されているが、「1」という数字が反転表示されている
ことから、現在表示されているオプションパッケージは
パッケージ番号が「1」に係るものであることが分か
る。そして、パッケージ番号「1」が最も価格が低いも
のであり、以下、パッケージ番号が「2」、「3」と繰
り下がる毎に価格が高くなっていく。
6には、パッケージを構成する個々のオプションがユー
ザにより選択された状態にあるか否かをレ点で示す選択
済みチェック欄、オプション名表示欄、人気ランキング
表示欄、価格表示欄、納期表示欄、オプションを一目で
識別できる図形等が表示されたイメージ表示欄が設けら
れており、右端にはスクロールボタン2309が設けら
れている。そして、ユーザはイメージ表示欄に描かれて
いる図形部分をクリックすることにより、そのオプショ
ンについての詳しい情報を得ることができるようになっ
ている。例えば、「オートアナウンス」のイメージ表示
欄に描かれた「OP説明」部分をクリックすると、別の
画面でオペレーション説明に関する文章が表示されると
共に、その文章の内容が音声出力される。また、「ホー
ルランタン」のイメージ表示欄に描かれたランタンの図
形部分をクリックすると、別の画面上にそのホールラン
タンの詳しい外観及び寸法やその他の仕様が表示され
る。
6は、デフォルトの状態では全てのオプションにチェッ
ク印が付されて全て選択された表示状態になっている
が、ユーザはこれらのチェック印を外すことにより自己
にとって不要なオプションをパッケージから削除するこ
とができる(但し、オプションパッケージは、価格及び
納期あるいはその他の面でユーザにとってメリットが出
るようにエレベータメーカがオプション同士の組み合わ
せを設定したものであるから、ユーザは削除するにあた
ってはこのようなメリットが失われないように注意する
ことが好ましい。)。
6には、また、選択済みソートボタン2310が設けら
れており、ユーザがこの選択済みソートボタン2310
をクリックすると、選択された状態になっているオプシ
ョンが上方から順に表示されるようになっている。
には、オプションパッケージ全体についての価格順、納
期順、及び人気ランキング順を表示できる他に、オプシ
ョンパッケージを構成する個々のオプションについても
価格、納期、及び人気ランキングを表示することができ
る。したがって、ユーザはこれらの有用な情報を総合的
に勘案して自己に最も適したオプションの組み合わせを
得ることができる。
「オプション合計」、「特殊意匠合計」、「総合計」、
「予算」についての「価格」及び「納期」が表示され
る。図示の状態では、初期表示されたパッケージ番号
「1」に係るオプションパッケージの4つのオプション
がそのまま選択されているので「オプション合計」の価
格は40万円であり、これら4つのオプションを施工す
るのに要する納期は2週間となっている。「特殊意匠合
計」の価格はまだこの時点では何ら選択されていないの
で0円である。「総合計」の価格は、図22の基本仕様
結果画面2201における「基本価格」(この場合、2
00万円とする)に上記の「オプション合計」価格40
万円を加えた240万円であり、その納期は25日にな
っている。「予算」の価格及び納期はそれぞれ300万
円及び30日になっているが、これはユーザが図21の
基本仕様入力画面2101において記入した数字であ
る。
ション確認ボタン2311、「基本仕様結果へ戻る」ボ
タン2312、及び保存・終了ボタン2313が設けら
れている。ユーザは、オペレーション確認ボタン231
1をクリックすることにより、自己が選択したオプショ
ンのオペレーション内容を電子モックアップ画面上で確
認することができる(この電子モックアップ画面の図示
は省略する)。オペレーション内容を電子モックアップ
画面上で確認する技術については、先の実施形態の図9
において既述したが、この実施形態ではユーザ自身が選
択した仕様の下でオペレーションを確認できる点が先の
実施形態とは異なっている。そして、この実施形態で
は、もしユーザが特殊意匠選択を行っていれば(特殊意
匠選択については、これから説明する)、その特殊意匠
が選択された状態でのオペレーション内容が電子モック
アップ画面上に表示されることになる。また、ユーザ
は、「基本仕様結果へ戻る」ボタン2312をクリック
することにより図22の基本仕様結果画面2201に戻
ることができ、この画面上で所望の操作を行うことがで
きる。そして、ユーザは保存・終了ボタン2313をク
リックすることによりこのオプション選択画面での操作
を終了させることができる。この保存・終了ボタン23
13がクリックされると、選択されたオプションが基本
仕様に付加された状態でのデータがユーザ端末2及びエ
レベータ情報管理データベース4に保存され、図27の
最終仕様結果画面2701がユーザ端末2に表示され
る。
2305をクリックすることにより、標準オプション一
覧表示部を表示させることができる。この標準オプショ
ン一覧表示部が表示された状態を図24に示す。この標
準オプション一覧表示部には、複数のオプションが表示
された標準オプション一覧表示テーブル2401と、オ
プションを表示する順番を示す並び順表示欄2402、
及びプルダウンメニューを表示するためのメニュー表示
ボタン2403とが設けられている。
は、図23において既に説明したオプションパッケージ
表示テーブル2306と同じような内容が記載されたテ
ーブルであり、スクロールボタン2404及び選択済み
ソートボタン2405が設けられている。但し、この標
準オプション一覧表示テーブル2401には、ユーザが
既に選択したオプションパッケージの各オプションが最
上段から順に表示されており、その下に「かご内防犯カ
メラ」、「行先階取消機能」等の標準オプションが表示
されている。したがって、ユーザは、既に選択済みのオ
プションと、これから選択しようとするオプションとを
同一画面上で見ることができ、オプション選択を容易に
行うことができる。
この時点で保存・終了ボタン2313をクリックして最
終仕様を決定する操作を行うようにしてもよいが、更
に、図23又は図24における特殊意匠選択ボタン23
03をクリックすることにより、図25に図示したよう
にオプション/特殊意匠選択画面2301内で特殊意匠
選択画面を表示させることができる(図示の状態では特
殊意匠選択ボタン2303が反転表示されているので、
表示されている画面は特殊意匠選択画面であることが分
かる)。尤も、この特殊意匠選択画面は、図22に示し
た基本仕様結果画面2201で特殊意匠選択ボタン22
04をクリックすることによっても表示させることがで
きる。
検索タグ2501を有するこだわり意匠検索画面表示
部、及び過去物件意匠タグ2502を有する過去物件意
匠表示部が表示できるようになっている。こだわり意匠
検索画面表示部に表示される意匠は、過去に実際に施工
されたエレベータに係る意匠であり、その施主はいまユ
ーザ端末2により新規仕様を設定しようとしているユー
ザとその他のユーザとの双方を含んでいる。これに対
し、過去物件意匠表示部に表示される意匠は、施主がい
まユーザ端末2により新規仕様を設定しようとしている
ユーザのみのものである。図25に図示されている状態
は、こだわり意匠検索タグ2501の方が過去物件意匠
タグ2502よりも手前側に表示されているので、こだ
わり意匠検索画面表示部が表示されていることが分か
る。
数の意匠についての関連事項が記載されたこだわり意匠
表示テーブル2503と、このテーブル内で意匠を表示
する順番を示す並び順表示欄2504、及びプルダウン
メニューを表示するためのメニュー表示ボタン2505
とが設けられている。こだわり意匠表示テーブル250
3の左方には、テーブルに表示される意匠についての場
所及び用品等が表示されている。例えば、「かご」とい
う場所については「天井」、「側板」、「入口柱」、
「COP(操作盤)」、「ドア」…などの用品が用いら
れ、「出入口」という場所については「ドア」、「三方
枠」、「ホールランタン」、「HIB(乗場ボタン)」
…などの用品が用いられていることが表示されている。
そして、「天井」という文字が四角い枠で囲まれている
ので、こだわり意匠表示テーブル2503に表示されて
いるのは、「かご」の「天井」についての意匠であるこ
とが分かる。
個々の意匠がユーザにより選択された状態にあるか否か
をレ点で示す選択済みチェック欄、意匠のイメージを表
す図形表示欄(図示の場合は「天井種類」の図形の表示
欄)、建物名表示欄、施主表示欄、(建物の)住所表示
欄、価格表示欄、納期表示欄が設けられており、右端に
はスクロールボタン2506が設けられている。図示の
状態は、過去に「××ビル」において施工された天井が
選択されていることを示しており、ユーザはこの天井の
図形部分をクリックすることにより、この天井について
の詳細な仕様を知ることができるようになっている。
ボタン2505をクリックすることにより「価格順」又
は「納期順」のいずれかを指定することができるように
なっており、「価格順」を指定した場合は一番価格が低
いものを上側から順に表示し、「納期順」を指定した場
合は一番納期が早いものを上側から順に表示するように
なっている。なお、並び順を「価格順」、「納期順」の
2つのみとしているが、オプション選択の場合のよう
に、更に「人気ランキング順」を加えるようにしてもよ
い。
が過去物件意匠表示部の前面側に位置して表示されてい
る場合を示しているが、過去物件意匠表示部の表示内容
もほぼこれと同一であるため、その図示を省略すること
とする。
オプション選択の場合と同様に、「オプション合計」、
「特殊意匠合計」、「総合計」、「予算」についての
「価格」及び「納期」が表示される。図示の状態では、
「オプション合計」の価格は既述した通り40万円であ
り、「特殊意匠合計」の価格は、××ビルの20万円で
ある。「総合計」の価格は、図22の基本仕様結果画面
2201における「基本価格」(この場合、200万円
とする)に上記の「オプション合計」価格40万円及び
「特殊意匠合計価格」20万円を加えた260万円であ
り、その納期は32日になっている(図23又は図24
では25日であったが、特殊意匠選択を行ったため1週
間分が加わり32日になっている)。
検討ボタン2507、「基本仕様結果へ戻る」ボタン2
508、及び保存・終了ボタン2509が設けられてい
る。「基本仕様結果へ戻る」ボタン2508、及び保存
・終了ボタン2509は、図23又は図24における
「基本仕様結果へ戻る」ボタン2312、及び保存・終
了ボタン2313と同様のものである。意匠確認・検討
ボタン2507は、ユーザがこだわり意匠検索画面表示
部又は過去物件意匠表示部において選択した各用品の意
匠を取り込んだ状態で、かご室内及び乗場の外観を表示
すると共に、更に細かな仕様についてユーザが設定する
場合に操作するボタンである。
507がクリックされた場合に、ユーザ端末2に表示さ
れる特殊意匠確認・検討画面2601の説明図である。
この特殊意匠確認・検討画面2601は、かご室内表示
画面2602、乗り場表示画面2603、及び用品仕様
設定画面2604により構成されている。上述したよう
に、かご室内表示画面2602及び乗り場表示画面26
03に写し出されている外観は、ユーザが図25の特殊
意匠選択画面において選択した各用品の意匠を用いた場
合の外観である。したがって、ユーザは自己が選択した
意匠の具体的イメージを最終仕様決定前に容易に確認す
ることができ、自己の希望するイメージにそぐわない意
匠で施工されてしまう事態を防ぐことができる。
4において、各用品についての詳細な仕様を設定するこ
とができる。すなわち、ユーザが、かご室内表示画面2
602又は乗り場表示画面2603において、詳細な仕
様を設定しようとする用品が写し出された個所をクリッ
クすると、用品仕様設定画面2604にはそのクリック
された個所にある用品についての仕様設定項目が表示さ
れる。図26に表示されている例は、ユーザがかご室内
表示画面2602においてドアが写し出されている個所
をクリックした場合のものであり、用品仕様設定画面2
604には「かごドア」に関する仕様設定項目つまり
「材質」、「色」、「仕上げ」について選択すべき項目
が表示されている。ユーザは、これらの項目のうち自己
が希望する項目に対応するチェック印表示部2605に
チェック印を付ければよい。
特殊意匠選択を終えたユーザは、図25の保存・終了ボ
タン2509をクリックする。すると、ユーザ端末2に
は、図27に示す最終仕様結果画面2701が表示され
る。この最終仕様結果画面2701には、図示されたよ
うな最終仕様項目すなわち「用途」、…、「納期」に関
する項目が表示されており、また、電子モックアップ画
面表示ボタン2702、「基本仕様結果画面に戻る」ボ
タン2703、「オプション選択画面に戻る」ボタン2
704、「特殊意匠選択画面に戻る」ボタン2705、
及び最終仕様決定ボタン2706が設けられている。な
お、既述したように、この最終仕様結果画面2701
は、図22における保存・終了ボタン2205、図23
における保存・終了ボタン2313をクリックすること
によっても表示させることができる。
2702をクリックすると、これまでにユーザが行って
きた数々の設定内容が反映された最終仕様での運転動作
が電子モックアップ画面上にシミュレーション表示され
る。図28は、この最終仕様での運転動作についてのシ
ミュレーション表示画面の一例を示す説明図である。こ
の図に示すように、各階床の乗り場には乗客M1,M
2,M5,M6が待っており、かご内に乗客M3,M4
が乗っている様子が表示されている。そして、ユーザは
所定の画面操作を行うことにより、例えば、8階乗場付
近のズームイン画面を表示させることもできる。このズ
ームイン画面は図19(a)と同様の画面である。した
がって、前述したように、ユーザは乗客M1又はM2の
部分にカーソルをあててクリックすることにより、乗客
M1,M2の視点から見たバーチャル・ビュー・シミュ
レーション表示をユーザ端末2に行わせることができ
る。図28の場面以降、かごが8階から7階、6階への
下降して行き、乗客の乗降する様子が動画像として連続
的に画面に表示される。ユーザは、このような画面を通
して、最終仕様が満足のいくものであるか否かを具体的
に確認することが可能になる。また、バーチャル・ビュ
ー・シミュレーションの画面を表示させることにより、
乗客としてエレベータに乗降する行為を模擬的に体験す
ることができるので、乗客としての立場で最終仕様が適
切なものであるか否かを判断することもできる。
表示された運転動作を画面上で見た後、仕様設定を再度
やり直した方が良いと判断した場合には、ボタン270
3〜2705を操作して各ボタンに対応する画面を表示
させることができる。また、シミュレーション表示され
た運転動作を画面上で見ても問題がないと判断した場合
には、最終仕様決定ボタン2706をクリックして最終
的に仕様を決定することができる。そして、この最終仕
様決定ボタン2706がユーザによりクリックされる
と、新規仕様データ登録手段9はこれをユーザの発注意
思が有る旨の最終的確認と見做し、エレベータ情報管理
データベース4にこの最終仕様に関するデータやユーザ
情報等の所定データを登録して保存する。
2101をユーザ端末2に表示させた以降の上記処理内
容の概略を図29にまとめとして図示しておく。この図
29に示した過程は、図5においてステップ4,5を経
てステップ10〜13に至る過程に相当するものであ
る。
7)をクリックして基本仕様入力画面(図21)を表示
させ(ステップ2901)、基本仕様の入力を完了した
後、基本仕様結果画面(図21)を表示させる(ステッ
プ2902)。
プション選択するか否かを判断し(ステップ290
3)、オプション選択する場合にはオプション選択画面
(図23,図24)を表示させてオプション選択を行う
(ステップ2904)。この場合、ユーザはオプション
選択を行わないことも可能である。
基本仕様結果画面において特殊意匠選択するか否かを判
断し(ステップ2905)、特殊意匠選択する場合には
特殊意匠選択画面(図25,図26)を表示させて特殊
意匠選択を行う(ステップ2906)。この場合も、ユ
ーザは特殊意匠選択を行わないことが可能である。
7)を表示させ、更に、最終仕様に基づく運転動作をシ
ミュレーション画面(図28)で確認する(ステップ2
907)。そして、表示された最終仕様で良いかどうか
を決定する(ステップ2908)。決定した場合は新規
仕様データ登録手段9がエレベータ情報管理データベー
ス4に受注登録を行う(ステップ2909)。一方、決
定しなかった場合、ユーザは再度前の画面に戻って設定
をやり直すことになる(ステップ2910)。
つ説明した改良処理案によれば、ユーザ側の必要最小限
のデータ入力により、少なくとも最もシンプルな仕様で
ある基本仕様を得ることができ、ユーザはこの基本仕様
に対して必要なオプション選択を行ったり、特殊意匠選
択を行うことにより、自己の希望する最終仕様を得るこ
とができる。すなわち、ユーザがエレベータの新規仕様
設定に費やす労力及び時間を大幅に軽減することがで
き、しかも、ユーザの充分満足する新規仕様を提供する
ことができる。
設置仕様設定支援システムによれば、エレベータメーカ
の営業員とユーザ側担当者とが直接対面しなくても、電
子モックアップ画面をはじめとする種々の機能を活用す
ることにより、ユーザ側担当者はエレベータシステム完
成後のイメージを充分具体的につかむことができ、その
他の詳細な仕様についても迅速且つ正確に知ることがで
きるようになる。したがって、短時間でエレベータの新
規仕様を設定することができるようになり、ユーザ側及
びエレベータメーカ側双方が費やす時間及び労力を大幅
に軽減することができる。
発注を行った後に仕様を変更する場合でも、仕様変更に
伴う価格及び工期の変動状況を素早く把握することがで
き、ユーザ側及びエレベータメーカ側の双方が迅速な対
応をとることができるようになる。
ような営業員と担当者との直接対面による販売形態がそ
れほど必要でなくなるために、ユーザ側では発注の見込
みの低いと思われるエレベータメーカに対しても躊躇す
ることなく見積もりを依頼することができ、一方、エレ
ベータメーカにとっても従来殆ど交流のなかったユーザ
からも営業取引できるチャンスを増やすことが期待でき
る。すなわち、本システムの導入によってエレベータ業
界全体の活性化を図ることが可能になる。
ーネットを有効に利用する形態を採用しているので、ユ
ーザ側とエレベータメーカ側とが直接対面する形態を必
ずしも販売の基本的形態とする必要がなくなり、エレベ
ータを新規に設置する場合にその仕様の設定を容易且つ
確実に行うことができ、もってユーザ及びエレベータメ
ーカ双方の労力を軽減すると共に、ユーザの希望条件を
充分に取り入れることが可能になる。
仕様設定支援システムの構成を示すブロック図。
1及びエレベータ情報管理データベース4の詳細な構成
を示すブロック図。
タベース4の階層構造を示す説明図。
仕様データベース18の階層構造を示す説明図。
明するためのフローチャート。
ーザ端末2に表示させる画面についての説明図。
ーザ端末2に表示させる基本仕様入力画面についての説
明図。
ーザ端末2に表示させる電子モックアップ画面について
の説明図。
端末2に送付され、ユーザ端末2に表示される価格工程
見積もり詳細画面の説明図。
クした場合にユーザ端末2に表示される工程表表示画面
の説明図。
注登録後にユーザ端末2に表示させる仕様設定完了表示
画面についての説明図。
端末2に送付され、ユーザ端末2に表示される、図10
とは別の価格工程見積もり詳細画面の説明図。
の別仕様インプット後にユーザ端末2に表示させる、仕
様/見積もり比較確認画面についての説明図。
に、ユーザ端末2に表示される発注前最終確認画面につ
いての説明図。
ユーザ端末2に表示させる既設物件検索流用画面につい
ての説明図。
の変更仕様インプット後にユーザ端末2に表示させる、
価格工程見積もり詳細画面についての説明図。
ユーザ端末2に表示させるオペレーションシミュレータ
画面1801についての説明図。
805に表示されるバーチャル・ビュー・シミュレーシ
ョン動作の表示画面例を示す説明図であり、(a)は客
観視点からの表示画面、(b)は(a)の画面における
乗客M1の仮想視点からの表示画面を示している。
805に表示されるバーチャル・ビュー・シミュレーシ
ョン動作の表示画面例を示す説明図であり、(a)は客
観視点からの表示画面、(b)は或る乗客M5の仮想視
点からの表示画面を示している。
手段7がユーザ端末2に表示させる基本仕様入力画面に
ついての説明図。
手段7がユーザ端末2に表示させる基本仕様結果画面に
ついての説明図。
手段7がユーザ端末2に表示させるオプション選択画面
についての説明図。
手段7がユーザ端末2に表示させるオプション選択画面
についての説明図。
手段7がユーザ端末2に表示させる特殊意匠選択画面に
ついての説明図。
手段7がユーザ端末2に表示させる特殊意匠確認・検討
画面についての説明図。
手段7がユーザ端末2に表示させる最終仕様結果画面に
ついての説明図。
手段7がユーザ端末2に表示させる最終仕様に基づくシ
ミュレーション表示画面についての説明図。
のフローチャート。
Claims (27)
- 【請求項1】複数のユーザ端末と、これらのユーザ端末
とインターネットを介して接続され、PDM機能に基づ
きエレベータ情報管理データベースの管理を行うエレベ
ータ新規仕様設定用サーバとを備えており、 このエレベータ新規仕様設定用サーバは、 いずれかのユーザ端末からアクセスがあった場合に、そ
のユーザ端末に対してID番号の認証又はID番号の発
行を行うユーザ認証手段と、 前記ユーザ認証手段が前記認証又は発行を行った後、所
望のエレベータ新規仕様を記入し得る画面をユーザ端末
に対して提供する新規仕様記入画面提供手段と、 前記ユーザ端末が前記新規仕様記入画面提供手段の提供
した画面に新規仕様を記入してきた場合に、エレベータ
の価格及び工期を前記エレベータ情報管理データベース
を参照して演算し、この演算に基づく見積もり結果を前
記ユーザ端末に送付すると共に、発注意思を問い合わせ
る見積もり送付手段と、 前記見積もり送付手段が前記見積もり結果を送付した
後、前記ユーザ端末から発注意思が有る旨の最終的確認
を得た場合に、前記エレベータ情報管理データベースに
エレベータの新規設置に関して受注した旨及びその新規
仕様に関するデータを登録する新規仕様データ登録手段
と、 を有するものであることを特徴とするエレベータの新規
設置仕様設定支援システム。 - 【請求項2】前記新規仕様記入画面提供手段は、エレベ
ータの基本的な仕様を文字により記入するための基本仕
様入力画面と、この基本仕様入力画面の記入結果に基づ
きエレベータの各個所の全体的構成及び部分的構成をコ
ンピュータグラフィックスを用いて表す電子モックアッ
プ画面とを提供するものである、 ことを特徴とする請求項1記載のエレベータの新規設置
仕様設定支援システム。 - 【請求項3】前記新規仕様データ登録手段は、前記ユー
ザ端末に前記発注意思の有無を問い合わせる場合に、更
に別の新規仕様の記入を要求するか否かについて問い合
わせ、要求するとの回答を前記ユーザ端末から得た場合
には、再度前記新規仕様記入画面提供手段に対して前記
画面を提供すべきことを指令するものである、 ことを特徴とする請求項1又は2記載のエレベータの新
規設置仕様設定支援システム。 - 【請求項4】前記新規仕様記入画面提供手段は、所定の
検索項目の記入に基づき過去の受注物件に関する一覧表
示画面を提供し、この一覧表示画面上で選択された受注
物件の仕様データが流用可能な新規仕様データとして表
示された画面を前記ユーザ端末に対して提供するもので
あり、 前記見積もり送付手段は、前記ユーザ端末が前記過去の
受注物件の流用可能な仕様データを新規仕様データとし
て前記画面に記入してきた場合に、流用の程度に応じて
割り引きした見積もりを行うものである、 ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のエ
レベータの新規設置仕様設定支援システム。 - 【請求項5】前記新規仕様記入画面提供手段は、前記電
子モックアップ画面上でエレベータの各部のシミュレー
ション動作を表示可能なものである、 ことを特徴とする請求項2記載のエレベータの新規設置
仕様設定支援システム。 - 【請求項6】前記新規仕様記入画面提供手段は、前記電
子モックアップ画面上でエレベータの各部を3次元的に
表し、更に3次元空間内でエレベータの各部を自在に回
転させることにより所望の部位を所望の角度から見るこ
とができるように表示することが可能なものである、 ことを特徴とする請求項2記載のエレベータの新規設置
仕様設定支援システム。 - 【請求項7】前記新規仕様記入画面提供手段が前記エレ
ベータの各個所の全体的構成を表す電子モックアップ画
面は全体のイメージを示す全体イメージ画面であり、ま
た、部分的構成を表す電子モックアップ画面は用品ユニ
ットのイメージを示す用品ユニットイメージ画面、及び
用品単体のイメージを示す用品イメージ画面である、 ことを特徴とする請求項2記載のエレベータの新規設置
仕様設定支援システム。 - 【請求項8】前記新規仕様記入画面提供手段は、前記エ
レベータの各個所の全体的構成又は部分的構成に用いら
れる要素に標準仕様品以外の特殊仕様品が含まれている
場合に、その要素が特殊仕様品である旨を画面上に表示
するものである、 ことを特徴とする請求項2記載のエレベータの新規設置
仕様設定支援システム。 - 【請求項9】前記新規仕様記入画面提供手段が提供する
基本仕様入力画面には、不可欠な必要事項が記入される
必須仕様項目と、それ以外の付加的事項が記入される付
加仕様項目とが色分け表示される、 ことを特徴とする請求項2記載のエレベータの新規設置
仕様設定支援システム。 - 【請求項10】前記新規仕様記入画面提供手段は、前記
一覧表示画面に過去の受注物件のリストを表示する場合
に、前記アクセスがあったユーザ端末に係るユーザの物
件と、その他のユーザに係る物件とを分けて表示し、そ
の他のユーザに係る物件のうち仕様データを公開するこ
とが禁止されているものについては画面上での表示を行
わないものである、 ことを特徴とする請求項4記載のエレベータの新規設置
仕様設定支援システム。 - 【請求項11】前記新規仕様データ登録手段が受注登録
した新規仕様に関するデータを、前記ユーザ端末の要求
に基づき表示する登録仕様データ表示手段を有する、 ことを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載の
エレベータの新規設置仕様設定支援システム。 - 【請求項12】前記新規仕様記入画面提供手段は、前記
新規仕様データ登録手段による受注登録が既に行われて
いるユーザ端末が受注時の仕様の内容を変更することを
希望した場合には、前記所望のエレベータ新規仕様を記
入し得る画面をユーザ端末に対して提供するものであ
り、 前記見積もり送付手段は、前記ユーザが前記画面に記入
した変更仕様に基づきエレベータの価格及び工期の演算
を再度行い、変更仕様に基づく価格及び工期の変動状況
をそのユーザ端末に報告すると共に、変更仕様の内容を
実施するか否かについて問い合わせるものであり、 前記新規仕様データ登録手段は、前記ユーザ端末から変
更仕様の内容を実施する旨の通知を受けた場合に、前記
エレベータ情報管理データベースに新規仕様の内容を変
更したこと、及びその変更仕様に関するデータを登録す
るものである、 ことを特徴とする請求項1乃至11のいずれかに記載の
エレベータの新規設置仕様設定支援システム。 - 【請求項13】前記シミュレーション動作が、エレベー
タかご内又はエレベータ乗り場付近に居るエレベータ利
用者の視点から見たバーチャル・ビュー・シミュレーシ
ョン動作を含む、 ことを特徴とする請求項5記載のエレベータの新規設置
仕様設定支援システム。 - 【請求項14】前記新規仕様記入画面提供手段は、ユー
ザ端末が記入すべき複数の基本的仕様項目、及びこれら
基本的仕様項目のうち少なくとも必須記入項目とされて
いる全ての項目の記入後にユーザ端末の操作すべき入力
完了ボタンが設けられている基本仕様入力画面を提供す
るものであり、 前記見積もり送付手段は、前記入力完了ボタンが操作さ
れた場合に、前記ユーザ端末が記入した基本的仕様項目
に基づいて価格及び工期を算出するものであり、 更に、前記新規仕様記入画面提供手段は、前記見積もり
送付手段が算出した価格及び工期が所定の基本的仕様項
目と共に表示されている基本仕様結果画面を提供するも
のである、 ことを特徴とする請求項1記載のエレベータの新規設置
仕様設定支援システム。 - 【請求項15】前記見積もり送付手段は、前記算出する
価格及び工期を複数種類とすることが可能なものであ
り、 前記新規仕様記入画面提供手段は、この複数種類の価格
及び工期にそれぞれ対応する複数の基本仕様結果画面を
提供することが可能なものである、 ことを特徴とする請求項14記載のエレベータの新規設
置仕様設定支援システム。 - 【請求項16】前記基本仕様結果画面には、ユーザ端末
が基本的仕様にオプション機能を付加することを希望す
る場合に操作すべきオプション選択ボタンが設けられて
おり、 前記新規仕様記入画面提供手段は、前記オプション選択
ボタンが操作された場合に、ユーザ端末の選択可能な複
数の候補オプションが表示されたオプション選択画面を
提供するものである、 ことを特徴とする請求項14又は15記載のエレベータ
の新規設置仕様設定支援システム。 - 【請求項17】前記候補オプションは、エレベータメー
カ側の推奨する複数の所定オプションが一括して記載さ
れたオプションパッケージの形態、及びユーザ端末が任
意に取捨選択できるように記載された標準オプション一
覧の形態として表示されたものである、 ことを特徴とする請求項16記載のエレベータの新規設
置仕様設定支援システム。 - 【請求項18】前記オプション選択画面には、ユーザ端
末が前記オプション機能の内容を確認する場合に操作す
べきオペレーション確認ボタンが設けられており、 前記新規仕様記入画面提供手段は、前記オペレーション
確認ボタンが操作された場合に、電子モックアップ画面
上でそのオプション機能に基づく動作を表示するもので
ある、 ことを特徴とする請求項16又は17記載のエレベータ
の新規設置仕様設定支援システム。 - 【請求項19】前記エレベータメーカ側の推奨する所定
のオプションは、過去の施工実績に基づく価格順、人気
ランキング順、納期順のいずれかの順序で記載されたも
のである、 ことを特徴とする請求項17又は18記載のエレベータ
の新規設置仕様設定支援システム。 - 【請求項20】前記基本仕様結果画面には、ユーザ端末
がエレベータの所定個所の意匠を、標準仕様として設定
された意匠に代えて特殊な意匠を採用することを希望す
る場合に操作すべき特殊意匠選択ボタンが設けられてお
り、 前記新規仕様記入画面提供手段は、前記特殊意匠選択ボ
タンが操作された場合に、ユーザ端末の選択可能な複数
の候補意匠が表示された特殊意匠選択画面を提供するも
のである、 ことを特徴とする請求項14乃至19のいずれかに記載
のエレベータの新規設置仕様設定支援システム。 - 【請求項21】前記候補意匠は、ユーザ端末に係るユー
ザ又はその他のユーザが施工主として過去に施工された
ものが属する第1のグループと、ユーザ端末に係るユー
ザが施工主として過去に施工されたもののみが属する第
2のグループとに分類されている、 ことを特徴とする請求項20記載のエレベータの新規設
置仕様設定支援システム。 - 【請求項22】前記基本仕様結果画面には、前記所定個
所の意匠の色彩を予め設定されたものの中から選択する
ための色彩選択ボタンが設けられている、 ことを特徴とする請求項20又は21記載のエレベータ
の新規設置仕様設定支援システム。 - 【請求項23】前記色彩選択釦が設けられた前記所定個
所の意匠は複数意匠であり、ユーザ端末の前回操作によ
り選択されたこれら複数意匠の色彩と同一の色彩を、ユ
ーザ端末が1度の操作で一括して選択することを可能に
する色合わせボタンが前記基本仕様結果画面に設けられ
ている、 ことを特徴とする請求項22記載のエレベータの新規設
置仕様設定支援システム。 - 【請求項24】前記特殊意匠選択画面には、ユーザ端末
が前記特殊な意匠の内容を確認する場合に操作すべき意
匠確認・検討ボタンが設けられており、 前記新規仕様記入画面提供手段は、前記意匠確認・検討
ボタンが操作された場合に、その特殊な意匠の外観、及
びその特殊な意匠に係る物品についての所定仕様項目を
画面上に表示するものである、 ことを特徴とする請求項20乃至23のいずれかに記載
のエレベータの新規設置仕様設定支援システム。 - 【請求項25】前記基本仕様入力画面、前記オプション
選択画面、及び前記特殊意匠選択画面には、ユーザ端末
が各画面における入力又は選択を終了する場合に操作す
べき保存・終了ボタンが設けられており、 前記新規仕様記入画面提供手段は、前記保存・終了ボタ
ンが操作された場合に、ユーザ端末がそれまでに行った
入力又は選択に基づく仕様が表示されている最終仕様結
果画面を提供するものである、 ことを特徴とする請求項20乃至24のいずれかに記載
のエレベータの新規設置仕様設定支援システム。 - 【請求項26】前記最終仕様結果画面には、ユーザ端末
がその表示された内容を最終仕様として決定し、且つ発
注意思を示す場合に操作すべき最終仕様決定ボタンが設
けられており、 前記新規仕様データ登録手段は、前記最終仕様決定ボタ
ンが操作された場合に、前記ユーザ端末に発注意思が有
る旨を最終的に確認するものである、 ことを特徴とする請求項25記載のエレベータの新規設
置仕様設定支援システム。 - 【請求項27】前記最終仕様結果画面には、ユーザ端末
が前記基本仕様結果画面、前記オプション選択画面、及
び前記特殊意匠選択画面のそれぞれに戻る場合に操作す
べき画面戻しボタンが設けられており、 前記新規仕様記入画面提供手段は、前記各画面戻し釦が
操作された場合に、これら各画面をユーザ端末に再度提
供するものである、 ことを特徴とする請求項25又は26記載のエレベータ
の新規設置仕様設定支援システム。
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WO2024218830A1 (ja) * | 2023-04-17 | 2024-10-24 | 三菱電機株式会社 | エレベーター情報提供装置及びエレベーター情報提供方法 |
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