JP2003170716A - タイヤホイール - Google Patents
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Abstract
ヤホイールの回転アンバランスを抑制させるとともに、
空気圧センサ7の耐久性の向上及びタイヤホイール全体
の見栄えを向上させることにある。 【解決手段】 車軸に取り付けられるハブ3と、タイヤ
4が取り付けられた状態で空気室Rを形成するリム部5
と、ハブ3とリム部5とを連結するスポーク等の連結部
とを具えてなるタイヤホイール1において、ハブ3の中
央部に空気圧センサ7を取り付け、リム部5のうちタイ
ヤビード部より幅方向内側に開口し、空気室Rと、空気
圧センサ7とを連通させる連通路9を連結部6に設けた
ことを特徴とするものである。
Description
デバイスをタイヤホイールに設けるための技術に関する
ものである。
るエアバルブや空気圧センサ等のデバイスは、タイヤホ
イールの外周側のリム部に取り付けられていた。
来のタイヤホイールでは、エアバルブや空気圧センサ等
のデバイスがタイヤホイールの回転中心から離間した場
所(リム部)に取り付けられるため、タイヤホイールの
回転のアンバランスが増大してしまうという問題があっ
た。また、空気圧センサにおいては、信号を無線で送信
するための送信機をリム部に取り付けた場合、タイヤホ
イールの回転や転舵時に、送信機と、車体に搭載されて
いる受信機との間の位置変化が大きいため、送受信性能
が劣ってしまう可能性があった。さらに、タイヤの交換
時等においては、リム部に取り付けられている空気圧セ
ンサがタイヤと接触して破損しないように、空気圧セン
サをリム部から一度取り外す必要があるうえ、空気圧セ
ンサを着脱する際にそのセンサが破損しないように注意
しながらタイヤ交換を行わなければならないという問題
があった。
発明は、上記課題を有利に解決したタイヤホイールを提
供することを目的とするものであり、本発明の請求項1
記載の発明のタイヤホイールは、車軸に取り付けられる
取付部と、タイヤが取り付けられた状態で空気室を形成
するリム部と、前記取付部と前記リム部とを連結する連
結部とを具えてなるタイヤホイールにおいて、前記連結
部の、前記タイヤホイールの回転軸中心寄りの部分、ま
たは前記取付部に、エアバルブおよび空気圧センサの少
なくとも一つを取り付け、前記リム部のうちタイヤビー
ド部より幅方向内側に開口し、前記空気室と、前記エア
バルブおよび空気圧センサの少なくとも一方とを連通さ
せる連通路を前記連結部に設けたことを特徴とするもの
である。
っては、連結部の、タイヤホイールの回転軸中心寄りの
部分、または取付部に、エアバルブおよび空気圧センサ
の少なくとも一つが取り付けられ、連結部に設けられた
連通路が、リム部のうちタイヤビード部より幅方向内側
に開口し、空気室と、連結部に取り付けられたエアバル
ブおよび空気圧センサの少なくとも一方とを連通させ
る。
ば、エアバルブや空気圧センサを連結部の、タイヤホイ
ールの回転軸中心寄りの部分、または取付部に取り付け
ることができるから、タイヤホイールの回転時のアンバ
ランス量を抑制することができる。しかも連通路は、リ
ム部のうちタイヤビード部より幅方向内側に開口するか
ら、空気室と、エアバルブおよび空気圧センサの少なく
とも一方とを確実に連通させることができる。
ヤホイールの回転軸中心寄りの部分、または取付部に取
り付けた場合には、空気圧センサがリム部から離間した
位置に配置されるので、タイヤの交換時等においても、
空気圧センサとタイヤと接触の接触を防止することがで
きるとともに、タイヤホイールの回転に伴い空気圧セン
サに加わる遠心力を小さくさせ得て、空気圧センサの耐
久性を向上させることができる。しかも、タイヤホイー
ルの回転や転舵による空気圧センサの送信機と受信機と
の間の位置変化を小さくすることができるから、無線に
よる電波の送受信性能を安定させることができて、セン
サの信頼性を高めることができる。
イールの回転軸中心寄りの部分、または取付部に取り付
けた場合、エアバルブをリム部に取り付ける必要がない
から、タイヤホイールのリム部外観の見栄えを向上させ
ることができる。
ヤホイールは、請求項1記載の発明のタイヤホイールに
おいて、前記連通路を中空の軸状部材にて形成したこと
を特徴とするものである。このようにすれば、タイヤホ
イールの連結部に連通路を形成するためには連結部の肉
厚が不足するような場合であっても、連結部に連通路を
確実に形成することができるので、タイヤホイールの造
形自由度の制限を緩和させることができる。
ルは、前記軸状部材がその長手方向と直交する方向の外
形寸法を、前記回転軸中心側の先端部でタイヤホイール
の半径方向外方側の後端部より小さくされ、前記タイヤ
ホイールは、前記連通路の穴底シール面と前記軸状部材
の先端シール面とを突き当て密接させる突当シール部
と、前記連通路の内周シール面と前記軸状部材の外周シ
ール面とを嵌合密接させる嵌合シール部と、の少なくと
も一方を有することを特徴とするものである。
れば、軸状部材がその長手方向と直交する方向の外形寸
法を、回転軸中心側の先端部でタイヤホイールの半径方
向外方側の後端部より徐々にあるいは段階的に小さくさ
れることで、軸状部材の外周面と連通路の内周面との挿
入時の面接触を小さくさせることができるから、長さの
長い軸状部材を連通路に挿入する場合であっても軸状部
材を連通路に挿入し易くできる。それゆえ、軸状部材の
挿入のための設備を簡易に構成することができるととも
に部品への負担も小さくすることができる。
ルは、請求項1から請求項3までの何れか記載の発明の
タイヤホイールにおいて、前記タイヤホイールの回転軸
中心側に取り付けられる前記エアバルブおよび空気圧セ
ンサの少なくとも一つを覆うカバーを具えることを特徴
とするものである。このようにすれば、例えば飛び石な
どによる外力、泥、水等の水分、雪道等の融雪剤の塩分
などの外部環境から、センサを保護することができる。
また、車両に装着されるタイヤホイールの外側からエア
バルブや空気圧センサを見えないようにすることができ
るので、タイヤホイール全体の見栄えをより向上させる
ことができる。
施例によって、図面に基づき詳細に説明する。図1は、
本発明の第1実施例のタイヤホイールの要部を示す断面
図である。
製であって、車両としての自動車(図示せず)の車軸2
に取り付けられる取付部としてのハブ3と、タイヤ4が
取り付けられた状態で空気室Rを形成するリム部5と、
ハブ3とリム部5とを連結する連結部としての複数本の
スポーク6とを具えるものであり、これらは、鋳造にて
一体に形成している。
の空間に空気圧センサ7を取り付け、カバー8をハブ3
の中央部分に装着することで、空気圧センサ7がタイヤ
ホイール1の外側から見えないようにカバー8で覆われ
る。また、リム部5のうちタイヤビード部5aよりもタイ
ヤホイール1の幅方向内側に開口する開口部9aを形成す
るとともに空気室Rと空気圧センサ7とを連通させるよ
うに、ハブ3及びリム部5に延在する連通路9がスポー
ク6に設けられる。ここでの空気圧センサ7は、送信部
と受信部とを具える通常の空気圧センサであり、送信部
が、上述したようにハブ3の中央部分に取り付けられ、
また、図示しない受信部が自動車の車体側に取り付けら
れる。
ヤホイール1の中心軸線Cと直交する方向に延在する貫
通穴6aをドリルで設けるとともに、その貫通穴6aに連通
する貫通穴をハブ3及びリム部5に設け、また、リム部
5に開口部9aが形成されるように、貫通穴6aと開口部9a
とを連通させる穴をリム部5及びスポーク6にドリルで
設けている。なお、リム部5側の貫通穴の端部には、ア
ルミニウム片10を圧入して貫通穴に栓をしている。
従来の一般的なタイヤホイールと同様に、リム部5の連
通路9を形成した部分と異なる部分に、リム部5に形成
された穴を介して空気室Rと連通する、キャップ11を有
するエアバルブ12が取り付けられている。
れば、空気圧センサ7がハブ3の中央部分の空間に取り
付けられているから、タイヤホイール1の回転時のアン
バランス量を抑制することができる。しかも連通路9
は、開口部9aが、リム部5のうちタイヤビード部5aより
幅方向内側に開口しているから、空気室Rと、空気圧セ
ンサ7とが確実に連通される。
けたことで、空気圧センサ7がリム部5から離間した位
置に配置されるので、タイヤ4の交換時等においても、
空気圧センサ7とタイヤ4と接触の接触を防止すること
ができるとともに、タイヤホイール1の回転に伴い空気
圧センサ7に加わる遠心力を小さくさせ得て、空気圧セ
ンサ7の耐久性を向上させることができる。しかも、タ
イヤホイール1の回転や転舵による空気圧センサ7の送
信機と受信機との間の位置変化を小さくすることができ
るから、無線による電波の送受信性能を安定させること
ができて、センサ7の信頼性を高めることができる。
っては、空気圧センサ7を覆うカバー8を具えているか
ら、例えば飛び石などによる外力、泥、水等の水分、雪
道等の融雪剤の塩分などの外部環境から、センサ7を保
護することができる。また、車両に装着されるタイヤホ
イール1の外側から空気圧センサ7を見えないようにす
ることができるので、タイヤホイール1全体の見栄えを
より向上させることができる。
ールの要部を示す断面図である。なお、上記図1に示す
ものと同様の構成を有するものには同一の符号を付して
示す。
実施例と同様に、アルミ製であって、車両としての自動
車(図示せず)の車軸2(図1参照)に取り付けられる
取付部としてのハブ3と、タイヤ4が取り付けられた状
態で空気室Rを形成するリム部5と、ハブ3とリム部5
とを連結する連結部としての複数本のスポーク6とを具
えるものであり、先の第1実施例と同様に、これらの構
成は鋳造にて一体に形成している。
の空間にキャップ11を有するエアバルブ12を一体的に具
える空気圧センサ7が取り付けられて、先の第1実施例
と同様に、カバー8がハブ3の中央部分に装着されてい
る。これにより、エアバルブ12及び空気圧センサ7がタ
イヤホイール1の外側から見えないようにカバー8で覆
われる。
タイヤホイール1における連通路9を中空の軸状部材と
してのパイプ13にて形成したものである。即ち、本実施
例では、ハブ3及びリム部5に延在するように、スポー
ク6に、外径寸法が均一なパイプ13を圧入可能な外径の
貫通穴14をドリルで設けて、その貫通穴14にパイプ13を
圧入している。これにより、パイプ13の貫通穴13aが、
空気室Rと、バルブ12を有する空気圧センサ7とを連通
する連通路9を形成し、その連通路9が、リム部5のう
ちタイヤビード部5aより幅方向内側に開口し、空気室R
とバルブ12を有する空気圧センサ7とを連通させる。
れば、エアバルブ12及び空気圧センサ7がハブ3の中央
部分の空間に取り付けられているから、タイヤホイール
1の回転時のアンバランス量を抑制することができとと
もに、エアバルブ12をリム部5に設ける必要がないか
ら、タイヤホイール1のリム部外観の見栄えを向上させ
ることができる。しかも、エアバルブ12及び空気圧セン
サ7を取り付けたハブ3の中央部分は、カバー8が装着
されているから、エアバルブ12と空気圧センサ7とがタ
イヤホイール1の外部から見えることがないので、タイ
ヤホイール1全体の見栄えを向上させることができる。
れば、タイヤホイール1のスポーク6に連通路9を形成
するためにはそのスポーク6の肉厚が不足するような場
合であっても、スポーク6に連通路9を確実に形成する
ことができるので、タイヤホイール1の造形自由度の制
限を緩和させることができる。
のタイヤホイールの要部を示す断面図であり、図3
(b)は、図3(a)に示すタイヤホイールの要部のX
−X線に沿う断面図である。なお、先の図1及び図2に
示すものと同様の構成を有するものには同一の符号を付
して示す。
ク6の、タイヤホイール1の回転軸中心(中心軸線C)
寄りの部分に、タイヤホイール1の外側に開口する収納
穴6bが形成されている。この収納穴6bの形成で、キャ
ップ11を有するエアバルブ12を具える空気圧センサ7を
収納する収納スペースがスポーク6内に設けられる。そ
して、その収納スペースにエアバルブ12を具える空気圧
センサ7取り付けて、スポーク6の外側からスポーク部
用カバー15を装着する。これにより、図3(b)に示す
ように、空気圧センサ7およびエアバルブ12がスポーク
6の内部に収納されて、カバー15で空気圧センサ7およ
びエアバルブ12が覆われる。
よりもタイヤホイール1の幅方向内側に開口する開口部
9aを形成するとともに空気室Rとエアバルブ12を具える
空気圧センサ7とを連通させるように、リム部5に延在
し、開口部9aと収納穴6bの壁部に開口して空気圧センサ
7と連通する穴6cがドリルでスポーク6に形成され、こ
の穴6cにてスポーク6に連通路9が設けられる。
れば、エアバルブ12及び空気圧センサ7をスポーク6の
タイヤホイール1の回転軸中心(中心軸線C)寄りの部
分に取り付けているから、タイヤホイール1の回転時の
アンバランス量を抑制することができる。しかも連通路
9は、リム部5のうちタイヤビード部より幅方向内側に
開口するから、空気室Rと、エアバルブ12および空気圧
センサ7とを確実に連通させることができる。
の、タイヤホイール1の回転軸中心寄りの部分に取り付
けたことで、空気圧センサ7がリム部5から離間した位
置に配置されるとともにスポーク6内に収納されている
ので、タイヤ4の交換時等においても、空気圧センサ7
とタイヤ4と接触の接触を確実に防止することができる
とともに、タイヤホイール1の回転に伴い空気圧センサ
7に加わる遠心力を小さくさせ得て、空気圧センサ7の
耐久性を向上させることができる。加えて、タイヤホイ
ール1の回転や転舵による空気圧センサ7の送信機と受
信機との間の位置変化を小さくすることができるから、
無線による電波の送受信性能を安定させることができ
て、センサの信頼性を高めることができる。
イヤホイール1の回転軸中心寄りの部分に取り付けたこ
とで、エアバルブ12をリム部5に取り付ける必要がない
から、タイヤホイール1のリム部5の外観の見栄えを向
上させることができる。
空気圧センサ7の収納された穴6aをスポーク用カバー15
で封止することで、カバー15がエアバルブ12及び空気圧
センサ7を覆うから、先の第1及び第2実施例と同様
に、例えば飛び石などによる外力、泥、水等の水分、雪
道等の融雪剤の塩分などの外部環境から、センサ7を保
護することができる。また、車両に装着されるタイヤホ
イール1の外側からエアバルブ12や空気圧センサ7を見
えないから、タイヤホイール1全体の見栄えをより向上
させることができる。
ヤホイールの要部を示す断面図、図5(a)及び(b)
は、本実施例において適用することができるパイプ形状
を例示する斜視図であり、(a)は、テーパ形状の外周
面を有するパイプを、(b)は、外周面に段差を有する
パイプをそれぞれ示している。
は、先の第2実施例のタイヤホイール1において貫通穴
14に挿入された外径寸法が均一なパイプ13に替えて、図
5(a)に示すような外周面の径を徐々に小さくするよ
うにテーパ形状とされたパイプ16を挿入することで、そ
のパイプ16の貫通穴16aにて連通路9を形成したもので
ある。即ち、図5(a)に示すパイプ16は、外周面をテ
ーパ加工することで、その長手方向と直交する半径方向
の外径を、挿入穴14に挿入された時に、タイヤホイール
1の回転軸中心側に位置する先端部(図5(a)では上
側)でタイヤホイール1の半径方向外方側に位置する後
端部(図5(a)では下側)より小さくされている。さ
らに、パイプ16の先端面には、先端シール面16aが形成
され、また、後端部の外周面が外周シール面16bとされ
ている。
れる貫通穴14の穴底)にパイプ16の先端シール面16aを
突き当てる穴底シール面9cが形成され、またタイヤホイ
ール1の半径方向外方側の連通路9の内周面は、パイプ
16の外周シール面16bと嵌合密接する内周シール面9dと
されている。なお、本実施例のタイヤホイール1では、
図5(a)に示すようなテーパ形状のパイプ16を貫通穴
14に挿入する代わりに、図5(b)に示すような、パイ
プ16の先端部の外径を後端部の外径より細く形成すると
ともに、それらの間を遷移部16dでつないで段階的に外
径寸法を細くしたパイプ16を挿入して、タイヤホイール
1を構成することもできる。
本実施例のタイヤホイール1は、連通路9の穴底シール
面9cとパイプ16の先端シール面16aとを突き当て密接さ
せる突当シール部17と、連通路9の内周シール面9dとパ
イプ16の外周シール面16bとを嵌合密接させる嵌合シー
ル部18とを有することとなる。
れば、先の第2実施例のタイヤホイール1と同様の効果
が得られることに加えて、パイプ16がその長手方向と直
交する方向の外形寸法(外径)を、回転軸中心(中心軸
線C)側の先端部でタイヤホイール1の半径方向外方側
の後端部より徐々にあるいは段階的に小さくされること
で、パイプ16の外周面と連通路9の内周面との挿入時の
面接触を小さくさせることができるから、長さの長いパ
イプを連通路9に挿入する場合であってもパイプ16を連
通路9に挿入し易くできる。それゆえ、パイプ16の挿入
のための設備を簡易に構成することができるとともに部
品への負担も小さくすることができる。
明は上述の例に限定されるものではなく、例えば、上記
実施例でのタイヤホイール1は鋳造にて一体に形成した
ものとしているが、本発明のタイヤホイールは、上記タ
イヤホイールの構成を有するものであれば、製造方法は
特に限定されるものではなく、通常のタイヤホイールの
製造方法により製造されたものであれば適用できる。従
って、例えば、取付部、連結部及びリム部をそれぞれ別
体で形成してそれらを溶接、リベット止めや圧入などに
て一体に形成したタイヤホイールや、鍛造で形成したタ
イヤホイールにも適用することができる。また、上記実
施例ではアルミ製のタイヤホイールを用いているが、本
発明のタイヤホイールは、アルミ製のものに限られず例
えばスチール製のタイヤホイールにも適用できることは
もちろんである。
状のパイプを挿入しているが、本発明のタイヤホイール
は、形状は円筒のものに限られず、例えば角形状の軸状
部材をスポーク6の穴に挿入して連通路6を形成しても
良い。
ル1は、スポーク6を有するもので構成しているが、本
発明のタイヤホイールは、連結部はスポークに限られる
ものではなく、例えばディスクタイプのタイヤホイール
の場合には、スポークに形成した連通路や、エアバルブ
及び空気圧センサ7などの収納スペースをディスクに形
成することで適用することができる。
を示す断面図である。
を示す断面図である。
ールの要部を示す断面図であり、(b)は、(a)に示
すタイヤホイールの要部のX−X線に沿う断面図であ
る。
を示す断面図である。
とができるパイプ形状として、テーパ形状の外周面を有
するパイプを例示する斜視図であり、(b)は、上記第
4実施例において適用することができるパイプの形状と
して、外周面に段差を有するパイプを例示する斜視図で
ある。
Claims (4)
- 【請求項1】 車軸に取り付けられる取付部と、タイヤ
が取り付けられた状態で空気室を形成するリム部と、前
記取付部と前記リム部とを連結する連結部とを具えてな
るタイヤホイールにおいて、 前記連結部の、前記タイヤホイールの回転軸中心寄りの
部分、または前記取付部に、エアバルブおよび空気圧セ
ンサの少なくとも一つを取り付け、 前記リム部のうちタイヤビード部より幅方向内側に開口
し、前記空気室と、前記エアバルブおよび空気圧センサ
の少なくとも一方とを連通させる連通路を前記連結部に
設けたことを特徴とするタイヤホイール。 - 【請求項2】 前記連通路を中空の軸状部材にて形成し
たことを特徴とする請求項1記載のタイヤホイール。 - 【請求項3】 前記軸状部材がその長手方向と直交する
方向の外形寸法を、前記回転軸中心側の先端部でタイヤ
ホイールの半径方向外方側の後端部より小さくされ、前
記タイヤホイールは、 前記連通路の穴底シール面と前記軸状部材の先端シール
面とを突き当て密接させる突当シール部と、 前記連通路の内周シール面と前記軸状部材の外周シール
面とを嵌合密接させる嵌合シール部と、の少なくとも一
方を有することを特徴とする、請求項2記載のタイヤホ
イール。 - 【請求項4】 前記タイヤホイールの回転軸中心側に取
り付けられる前記エアバルブおよび空気圧センサの少な
くとも一つを覆うカバーを具えることを特徴とする、請
求項1から請求項3までのいずれか記載のタイヤホイー
ル。
Priority Applications (1)
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JP2001371757A JP3890965B2 (ja) | 2001-12-05 | 2001-12-05 | タイヤホイール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001371757A JP3890965B2 (ja) | 2001-12-05 | 2001-12-05 | タイヤホイール |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2003170716A true JP2003170716A (ja) | 2003-06-17 |
JP3890965B2 JP3890965B2 (ja) | 2007-03-07 |
Family
ID=19180759
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001371757A Expired - Fee Related JP3890965B2 (ja) | 2001-12-05 | 2001-12-05 | タイヤホイール |
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JP (1) | JP3890965B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107894205A (zh) * | 2016-10-03 | 2018-04-10 | 阿克隆特种机械公司 | 用于分析机中的测试轮 |
-
2001
- 2001-12-05 JP JP2001371757A patent/JP3890965B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107894205A (zh) * | 2016-10-03 | 2018-04-10 | 阿克隆特种机械公司 | 用于分析机中的测试轮 |
CN107894205B (zh) * | 2016-10-03 | 2022-03-22 | 阿克隆特种机械公司 | 用于分析机中的测试轮 |
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