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JP2003170357A - 研削砥石 - Google Patents

研削砥石

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Publication number
JP2003170357A
JP2003170357A JP2001367335A JP2001367335A JP2003170357A JP 2003170357 A JP2003170357 A JP 2003170357A JP 2001367335 A JP2001367335 A JP 2001367335A JP 2001367335 A JP2001367335 A JP 2001367335A JP 2003170357 A JP2003170357 A JP 2003170357A
Authority
JP
Japan
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grinding wheel
segment
adhesive
grinding
partial
Prior art date
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Granted
Application number
JP2001367335A
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English (en)
Other versions
JP3942880B2 (ja
Inventor
Kazumasa Yoshida
和正 吉田
Tomoji Kondo
朋治 近藤
Toshimichi Nakagawa
利道 中川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Noritake Co Ltd
Original Assignee
Noritake Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Noritake Co Ltd filed Critical Noritake Co Ltd
Priority to JP2001367335A priority Critical patent/JP3942880B2/ja
Publication of JP2003170357A publication Critical patent/JP2003170357A/ja
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Publication of JP3942880B2 publication Critical patent/JP3942880B2/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 高さ方向における砥粒層の繋ぎ目での段差お
よび接着剤のはみ出しを好適に防止した研削砥石を提供
する。 【解決手段】 部分砥石26および52の接着に際し
て、接着剤24の塗布量および塗布箇所の調整が若干不
適切であっても、互いに対向する前記底面14aの少な
くとも一方に、その底面14aから所定の深さを備えた
その底面14aに略平行な平面である固着平面部14b
が設けられている為、その固着平面部14bに対向する
平面との間に十分な接着面積が確保され、また、その固
着平面部14bから所定の深さを備えてその固着平面部
14bの周囲に形成された凹部14cが設けられている
為、過剰量の接着剤がその凹部14cに流入し、研削面
および/または内周面にはみ出すことがない。すなわ
ち、研削砥石の高さ方向における砥粒層の繋ぎ目での段
差および接着剤のはみ出しを好適に防止した研削砥石を
提供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、砥粒層を有する円
筒状の部分砥石が、その底面に垂直な方向に複数積み重
ねられた状態で接着剤を介して一体に固着されて構成さ
れた研削砥石に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、砥粒層を有する複数のセグメン
トチップが、円筒状のコア部の外周面に固着され、その
コア部の軸心まわりに回転させられることにより、その
セグメントチップの砥粒により研削加工をおこなうセグ
メント型研削砥石が知られている。とりわけ、ダイヤモ
ンド砥粒あるいはCBN砥粒といった所謂超砥粒を用い
た研削砥石では、アルミナ砥粒や炭化ケイ素砥粒等の一
般砥粒を用いた研削砥石と比較して研削に関与する砥粒
層の寿命が長く、また、超砥粒それ自体が比較的高価で
ある為に研削使用面の表層にのみ超砥粒砥材を使用した
上記セグメント型研削砥石の形態をとることが多く、様
々な分野において多用されるとともに、さらなる研削性
能の向上を目的とした開発が進められている。例えば、
特願2000−053927号明細書に記載されたセグ
メント型研削砥石のように、セグメントチップの配列を
工夫することで自励振動の予防機能を持たせたセグメン
ト型研削砥石が提案されている。
【0003】そのようなセグメント型研削砥石の一例を
図1の斜視図に示す。図1のセグメント型研削砥石10
は、例えば、外径400(mmφ)×厚さ200(m
m)×穴径200(mmφ)程度の寸法を備えた穴あき
円筒状を成すものであり、砥粒層を有する部分円筒状の
セグメントチップ12が、円筒状のコア部14の周方向
および高さ方向に複数配列させられて、そのコア部14
の外周面に接着剤を介して固着されることにより構成さ
れている。
【0004】かかるセグメント型研削砥石10は、例え
ば、円筒状の被削材を研削砥石、調整砥石、およびブレ
ード(受け板)で支えて、主としてその円筒外周面又を
研削する研削加工であるセンタレス研削加工の分野にお
いて多用されている。図2は、上記セグメント型研削砥
石10を用いたスルーフィード形式のセンタレス研削加
工について説明する図であり、(a)は平面図、(b)
は正面図である。スルーフィード形式のセンタレス研削
加工はこの図に示すように、ブレード16上に載置され
た軸状の被削材18を、図に矢印で示す軸心方向に順次
搬送しながら、上記セグメント型研削砥石10と調整砥
石20との間で挟圧し、調整砥石20を(b)の矢印で
示す方向に回転させることにより被削材18をその軸心
まわりに所定の回転数で回転させながら、セグメント型
研削砥石10を(b)の矢印で示す方向に所定の回転数
で回転させて被削材18の外周面を研削加工するもので
ある。ここで、必要に応じてダイヤモンドドレッサ22
によりセグメント型研削砥石10の研削面の砥粒突出量
を調整しつつ研削加工をおこなう。
【0005】ところで、前述のように、砥粒層を有する
部分円筒状のセグメントチップ12が、円筒状のコア部
14の周方向および高さ方向に複数配列させられて、そ
のコア部14の外周面に接着剤を介して固着されること
により構成されたセグメント型研削砥石の一態様とし
て、例えば、上述のセンタレス研削加工等に際して、ひ
とつの研削砥石で粗研削、中研削、および仕上研削をお
こなうことを可能とする為に、セグメント型研削砥石の
高さ方向に配列させられるそれぞれの列例えば図1に示
すA列、B列、C列にそれぞれの精度および取代に応じ
た異なる仕様のセグメントチップ12が固着されること
により構成されたものがある。また、センタレス研削加
工は、調整砥石20の角度を変えることで研削砥石(図
2では、セグメント型研削砥石10)のどの箇所で主に
研削されるかを調整することができ、これを一般に研削
当たりと呼ぶが、この研削当たりする箇所のセグメント
チップ12を高硬度あるいは高集中度にしたセグメント
型研削砥石もある。以下に、研削当たりとそれに対応す
る適格作業を例示する。
【0006】研削当たり 適格作業 入口研削当たり 粗研削(研削代が大きい、被削材個数が多い) 中央研削当たり 通常研削 出口研削当たり 被削材に曲がりがある、アンバランス形状 全面研削当たり 仕上研削(薄肉パイプ)
【0007】本発明者等は、被削材の入口側の列すなわ
ちA列に用いるセグメントチップ12の仕様をB列およ
びC列よりも結合度の高いもの(CB120N200V)とした試
料1と、B列およびC列と同様のもの(CB120M200V)と
した試料2とを用いてスルーフィールド形式のセンタレ
ス研削加工をおこない、被削材を200万本加工した後
の研削面の平均摩耗量を測定した。以下にその研削条件
および研削結果を示す。また、被削材を200万本加工
した後の試料1の研削面の測定結果を図3に、試料2の
測定結果を図4に示す。
【0008】 [研削条件] 試料1 A列:CB120N200V B列:CB120M200V C列:CB120M200V 試料2 A列:CB120M200V B列:CB120M200V C列:CB120M200V 砥石寸法:外径405(mmφ)×厚さ210(mm)×穴径203.2(mmφ) 被削材:丸棒 外径10(mmφ)×長さ30(mm) 材質:SUJ2 取代:50(μmφ) [研削結果] 平均摩耗量(μm) A列 B列 C列 試料1 10 8 3 試料2 25 9 3
【0009】上記研削結果と、図3および図4に示すよ
うに、セグメント型研削砥石の高さ方向に配列させられ
るそれぞれの列の特性を考慮し、例えば上記試料1のよ
うに被削材の入口側の列に用いるセグメントチップ12
の仕様を他の列よりも結合度の高いものとすることで、
砥粒層の摩耗量を減少させることができ、砥石寿命が長
くなることに加えて、ドレッシングの回数が少なくて済
むといった利点がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記セグメン
ト型研削砥石10のように、高さ方向に砥粒層の繋ぎ目
を有した研削砥石において、例えば、その繋ぎ目に若干
の段差があったり、セグメントチップ12をコア部14
に接着する際に用いられた接着剤が研削面にはみ出して
いる場合には、前述のセンタレス研削加工において、被
削材18がセグメント型研削砥石10と調整砥石20と
の間を通過する際に繋ぎ目で跳ねてセグメント型研削砥
石10に傷をつけたり、研削面にはみ出した接着剤によ
って被削材18の真円度低下を引き起こしたり、被削面
に加工跡を生じさせたりといった不具合が生じる可能性
が指摘されていた。
【0011】かかる不具合の発生を防止する為に先ず考
えられるのは、長手方向に十分な長さを備えたセグメン
トチップ12を使用することにより、高さ方向にセグメ
ントチップ12の繋ぎ目を有しないセグメント型研削砥
石を使用することであるが、そのように長手方向に十分
な長さを備えたセグメントチップ12は、一定の条件下
においてのみ好適に焼成されるものである為、現在開発
が進められている途上である。さらに、前述のように底
面に垂直な方向に配列させられるそれぞれの列に異なる
仕様のセグメントチップ12を固着させて構成されるセ
グメント型研削砥石においては、高さ方向のセグメント
チップ12の繋ぎ目は必然的に生じてしまう。この為、
セグメント型研削砥石の高さ方向におけるセグメントチ
ップの繋ぎ目での段差および接着剤のはみ出しを好適に
防止したセグメント型研削砥石を提供する技術の開発が
求められていた。
【0012】ところで、前述のように、砥粒層を有する
部分円筒状のセグメントチップ12が、円筒状のコア部
14の周方向および高さ方向に複数配列させられて、そ
のコア部14の外周面に接着剤を介して固着されること
により構成されたセグメント型研削砥石には、そのコア
部14に関し大まかに分類して2種類の形態がある。す
なわち、(a)部分円筒状のセグメントチップ12が、
単一の円筒状のコア部14の外周面に複数固着されて構
成されたセグメント型研削砥石と、(b)部分円筒状の
セグメントチップ12が円筒状のコア部14の外周面に
複数固着されて構成された部分砥石が、その円筒状のコ
ア部14の底面に垂直な方向に複数積み重ねられた状態
で接着剤を介して一体に固着されて構成されたセグメン
ト型研削砥石である。(b)において説明したセグメン
ト型研削砥石では、それぞれの部分砥石の接着に関与す
る箇所を仕上加工した後に固着することができる為、
(a)において説明したセグメント型研削砥石と比較し
て、セグメント型研削砥石の高さ方向におけるセグメン
トチップ12の繋ぎ目での段差および接着剤のはみ出し
が生じ難いという利点がある。
【0013】上述の(b)において説明したセグメント
型研削砥石に関して、複数の部分砥石26を接着させる
為の手段として従来用いられてきたのは、図5の断面図
に示すように、互いに対向するコア部14の底面の少な
くとも一方に接着剤24を塗布してそれぞれの部分砥石
26を一体に固着させるものであった。図6は、このよ
うにして3つの部分砥石26が一体に固着されることに
より構成されたセグメント型研削砥石30を示す断面図
である。しかし、この図に示すように、コア部14の接
着に関与する底面がどちらも平坦である場合には、接着
剤24の量が過剰であった際に、研削面および/または
内周面に接着剤24のはみ出しが生じる可能性があっ
た。また、硬化した接着剤の厚みによりセグメントチッ
プ12の繋ぎ目に隙間ができる場合があった。
【0014】研削面への接着剤24のはみ出しおよびセ
グメントチップ12の繋ぎ目の隙間の発生を防止する為
の手段として、図7の断面図に示すように、部分砥石2
8の接着に関与するコア部14の両側の底面に、それぞ
れの底面から所定の深さを備えた固着平面部を設け、そ
の固着平面部に接着剤24を塗布し、平坦な底面を有す
る2つの部分砥石26の間にその部分砥石28を挟むよ
うにして固着させることが考えられる。図8は、そのよ
うにして2つの部分砥石26と、部分砥石28とが一体
に固着されることにより構成されたセグメント型研削砥
石40を示す断面図である。しかし、この図に示すよう
に、接着剤24の量が十分でない場合には、接着が局所
的となり十分な接着面積が確保できない為に研削加工に
使用するには安全面での問題が生じる。これに加えて、
接着剤24の塗布量および塗布箇所の管理は困難である
為、セグメント型研削砥石の高さ方向におけるセグメン
トチップの繋ぎ目での段差および接着剤のはみ出しを生
じさせないセグメント型研削砥石は未だ開発されていな
いのが現状である。
【0015】また、上述のセグメント型研削砥石のみな
らず、例えば、その周方向に繋ぎ目のない砥粒層とコア
部とを一体に成型した後に焼成を施すことにより作製さ
れる研削砥石や、あるいは、砥粒層とコア部との区分が
存在しない研削砥石すなわち砥粒層およびコア部に同一
の砥石原料を用いて一体に成型した後に焼成を施すこと
により作製される研削砥石に関しても、前記センタレス
研削加工等に際して、ひとつの研削砥石で粗研削、中研
削、および仕上研削をおこなうことを可能とする為に
は、それぞれの精度および取代に応じた異なる仕様の部
分砥石を、その底面に垂直な方向に複数積み重ねた状態
で一体に固着して作製する必要がある。また、底面に垂
直な方向に十分な高さを備えた研削砥石では、一体成型
したものを焼成するのは困難な場合があり、複数の部分
砥石を積み重ねた状態で接着する態様を採ることも少な
くない。しかし、上記セグメント型研削砥石と同様の理
由により、研削砥石の高さ方向における砥粒層の繋ぎ目
での段差および接着剤のはみ出しを生じさせない研削砥
石は開発途上であった。
【0016】本発明は、以上の事情を背景として為され
たものであり、その目的とするところは、研削砥石の高
さ方向における砥粒層の繋ぎ目での段差および接着剤の
はみ出しを好適に防止した研削砥石を提供することにあ
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為
に、本発明の要旨とするところは、砥粒層を有する円筒
状の部分砥石が、その底面に垂直な方向に複数積み重ね
られた状態で接着剤を介して一体に固着されて構成され
た研削砥石であって、互いに対向する前記底面の少なく
とも一方に、(a)その底面から所定の深さを備えたそ
の底面に略平行な平面である固着平面部と、(b)その
固着平面部から所定の深さを備えてその固着平面部の周
囲に形成された凹部とが設けられていることを特徴とす
るものである。
【0018】
【発明の効果】このようにすれば、部分砥石の接着に際
して、接着剤の塗布量および塗布箇所の調整が若干不適
切であっても、互いに対向する前記底面の少なくとも一
方に、その底面から所定の深さを備えたその底面に略平
行な平面である固着平面部が設けられている為、その固
着平面部に対向する平面との間に十分な接着面積が確保
され、また、その固着平面部から所定の深さを備えてそ
の固着平面部の周囲に形成された凹部が設けられている
為、過剰量の接着剤がその凹部に流入し、研削面および
/または内周面にはみ出すことがない。すなわち、研削
砥石の高さ方向における砥粒層の繋ぎ目での段差および
接着剤のはみ出しを好適に防止した研削砥石を提供する
ことができる。
【0019】
【発明の他の態様】ここで、本発明は、好適には、砥粒
層を有する部分円筒状のセグメントチップが円筒状のコ
ア部の外周面に複数固着されて構成された部分砥石が、
その円筒状のコア部の底面に垂直な方向に複数積み重ね
られた状態で接着剤を介して一体に固着されて構成され
たセグメント型研削砥石であって、互いに対向する前記
コア部の底面の少なくとも一方に、(a)その底面から
所定の深さを備えたその底面に略平行な平面である固着
平面部と、(b)その固着平面部から所定の深さを備え
てその固着平面部の周囲に形成された凹部とが設けられ
ていることを特徴とするものである。このようにすれ
ば、セグメント型研削砥石の高さ方向におけるセグメン
トチップの繋ぎ目での段差および接着剤のはみ出しを好
適に防止したセグメント型研削砥石を提供することがで
きる。
【0020】また、好適には、前記固着平面部と、前記
固着平面部と接着剤を介して固着された前記固着平面部
に対向する平面との距離は20〜200(μm)の範囲
内である。前記固着平面部と、前記固着平面部と接着剤
を介して固着された前記固着平面部に対向する平面との
距離が20(μm)未満である場合には応力緩和が困難
となり、200(μm)より大きい場合には接着気泡の
混入等による接着不良が発生し、十分な接着強度が確保
されず、使用に際して部分砥石が分離したり、繋ぎ目に
段差が生じたりする可能性がある。よって、前記固着平
面部と、前記固着平面部と接着剤を介して固着された前
記固着平面部に対向する平面との距離を20〜200
(μm)の範囲内とすれば、前記固着平面部と、前記固
着平面部と接着剤を介して固着された前記固着平面部に
対向する平面との距離すなわち硬化した接着剤の厚みが
適切である為に、十分な接着強度が確保されることによ
り、研削砥石の高さ方向における砥粒層の繋ぎ目での段
差の発生を好適に防止することができる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図面に基づい
て詳細に説明する。
【0022】図9は、本発明の一実施例であるセグメン
ト型研削砥石50の製造工程における複数の部分砥石を
相互に固着する様子を示す断面図である。この図に示す
ように、セグメント型研削砥石50は、例えば、外径4
00(mmφ)×厚さ70(mm)×穴径200(mm
φ)の寸法を備えた穴空き円筒状のコア部14の外周面
に砥粒層を有する部分円筒状のセグメントチップ12が
複数固着されて構成された部分砥石が、その円筒状のコ
ア部14の底面に垂直な方向に3つ積み重ねられた状態
で、例えば2液型のエポキシ樹脂結合剤等の接着剤を介
して一体に固着されて構成されたものである。ここで、
本実施例では、平坦な底面を有する2つの部分砥石26
の間に、コア部14の両側の底面14aに固着平面部1
4bおよび凹部14cが設けられた部分砥石52を挟ん
で接着剤を介して固着させ、セグメント型研削砥石50
を作製する。
【0023】図10は、上記部分砥石52を底面14a
に垂直な方向から見た図である。この図に示すように、
部分砥石52の接着に関与するコア部14の両側の底面
14aには、コア部14の軸心を中心とする同心円状
に、それぞれの底面14aから20〜200(μm)、
より好適には50〜200(μm)の深さを備えたそれ
ぞれの底面14aに略平行な平面である固着平面部14
bと、その固着平面部14bから250〜1000(μ
m)の深さを備えてその固着平面部14bの周囲に形成
された凹部14cとが交互に設けられている。図11
は、そのようにして2つの部分砥石26と、部分砥石5
2とが一体に固着されることにより構成されたセグメン
ト型研削砥石50を示す断面図である。上述のように、
部分砥石52の底面14aに固着平面部14bが設けら
れ、その周囲に凹部14cが形成されていることで、部
分砥石26および52の固着に際して、接着剤24の塗
布量および塗布箇所の調整が若干不適切であっても、固
着平面部14bに対向する平面すなわち部分砥石26の
底面との間に十分な接着面積が確保され、また、固着に
際して過剰量の接着剤24が図9に示すように凹部14
cに流入し、研削面および/または内周面にはみ出すこ
とがない。よって、セグメント型研削砥石50の高さ方
向におけるセグメントチップ12の繋ぎ目での段差およ
び接着剤24のはみ出しを好適に防止することができ
る。
【0024】図12は、セグメント型研削砥石におい
て、セグメントチップの高さ方向の繋ぎ目に生じる段差
について説明する図であり、3つの部分砥石26a、2
6b、26cを積み重ねた状態で固着させて構成された
セグメント型研削砥石60において生じた繋ぎ目の段差
について説明する。この図に示すように、セグメントチ
ップの高さ方向の繋ぎ目に生じる段差とは言い換えれば
部分砥石相互間に生じるずれであり、部分砥石26aと
部分砥石26bとの間には約5(μm)の段差が、ま
た、部分砥石26bと部分砥石26cとの間には約10
(μm)の段差が生じてる。かかる段差は製造当初から
生じているわけでは必ずしもなく、一定時間の使用によ
り発生する場合もある。このようなセグメントチップの
高さ方向の繋ぎ目に生じる段差が5(μm)以上となる
と、例えばセンタレス研削加工において、被削材がセグ
メント型研削砥石と調整砥石との間を通過する際に繋ぎ
目で跳ねてセグメント研削砥石に傷をつける可能性が高
くなる。
【0025】本発明者等は、本発明の効果を検証する為
に、固着平面部14bと、固着平面部14bと接着剤2
4を介して固着された固着平面部14bに対向する平面
すなわち部分砥石26の底面との距離(接着剤厚み)お
よび接着剤塗布量を様々に変化させて図8に示すセグメ
ント型研削砥石40(比較例試料1〜3)と、図11に
示すセグメント型研削砥石50(実施例試料1〜4)を
作製し、セグメントチップ12の高さ方向の繋ぎ目の段
差(μm)と、回転速度を7200(m/min)まで
上昇させていったときの破損の有無について測定した。
以下に試験条件と、測定結果を示す。
【0026】 [試験条件] 砥石寸法:外径405(mmφ)×厚さ210(mm)×穴径203.2(mmφ) 砥石回転速度:最大7200(m/min)で回転停止 段差測定方法:1時間連続回転後に、粗さ計による断面形状測定 [測定結果] 接着剤塗布量 接着剤厚み 繋ぎ目段差 破損の有無 (g/cm2) (μm) (μm) 比較例試料1 0.1 50 20 無 比較例試料2 0.1 200 2 有 1 比較例試料3 0.3 200 2 無 実施例試料1 0.1 20 1 無 実施例試料2 0.1 50 2 無 実施例試料3 0.1 200 3 無実施例試料4 0.1 500 2 有 2 ※1:回転速度が6500(m/min)に達した段階で部分砥石が分離した。 ※2:回転速度が5500(m/min)に達した段階で部分砥石が分離した。
【0027】上記測定結果に示すように、比較例試料1
では繋ぎ目に大きな段差が生じ、また、比較例試料2で
は、回転速度が6500(m/min)に達した段階で
部分砥石同士の接着が剥がれ、部分砥石が分離してセグ
メント型研削砥石が破損した。比較例試料3では繋ぎ目
の段差あるいは回転強度に関して問題は見られなかった
が、接着剤厚みを同様の200(μm)とした比較例試
料2および3で回転強度に顕著な差が見出されたことか
ら、図8に示すセグメント型研削砥石40では、接着剤
塗布量の管理が困難であることがわかる。一方、実施例
試料1〜3は、一様に繋ぎ目の段差あるいは回転強度に
関して問題は見られず、接着剤厚みすなわち固着平面部
14bと、固着平面部14bと接着剤24を介して固着
された固着平面部14bに対向する平面との距離を20
〜200(μm)に設定することでセグメントチップの
繋ぎ目に段差がなく十分な回転強度を備えたセグメント
型研削砥石が得られることがわかる。接着剤厚みを50
0(μm)とした実施例試料4では、回転速度が550
0(m/min)に達した段階で部分砥石同士の接着が
剥がれ、部分砥石が分離してセグメント型研削砥石が破
損したが、これは接着剤厚みが厚すぎた為、気泡の混入
等による接着不良が生じ、回転により発生する剪断応力
に接着が耐えられなかった結果によるものであると考え
られる。
【0028】このように、本実施例によれば、部分砥石
26および52の接着に際して、接着剤24の塗布量お
よび塗布箇所の調整が若干不適切であっても、互いに対
向する前記底面14aの少なくとも一方に、その底面1
4aから所定の深さを備えたその底面14aに略平行な
平面である固着平面部14bが設けられている為、その
固着平面部14bに対向する平面との間に十分な接着面
積が確保され、また、その固着平面部14bから所定の
深さを備えてその固着平面部14bの周囲に形成された
凹部14cが設けられている為、過剰量の接着剤がその
凹部14cに流入し、研削面および/または内周面には
み出すことがない。すなわち、研削砥石の高さ方向にお
ける砥粒層の繋ぎ目での段差および接着剤のはみ出しを
好適に防止した研削砥石を提供することができる。
【0029】また、本実施例は、砥粒層を有する部分円
筒状のセグメントチップ12が円筒状のコア部14の外
周面に複数固着されて構成された部分砥石26が、その
円筒状のコア部14の底面14aに垂直な方向に複数積
み重ねられた状態で接着剤24を介して一体に固着され
て構成されたセグメント型研削砥石50であって、互い
に対向する前記コア部14の底面14aの少なくとも一
方に、(a)その底面14aから所定の深さを備えたそ
の底面14aに略平行な平面である固着平面部14b
と、(b)その固着平面部14bから所定の深さを備え
てその固着平面部14bの周囲に形成された凹部14c
とが設けられたものである為、セグメント型研削砥石5
0の高さ方向におけるセグメントチップ12の繋ぎ目で
の段差および接着剤24のはみ出しを好適に防止したセ
グメント型研削砥石50を提供することができる。
【0030】また、本実施例は、好適には、前記固着平
面部14bと、前記固着平面部14bと接着剤24を介
して固着された前記固着平面部14bに対向する平面す
なわち部分砥石26の底面との距離が20〜200(μ
m)の範囲内である為、前記固着平面部14bと、前記
固着平面部14bと接着剤24を介して固着された前記
固着平面部14bに対向する平面との距離すなわち硬化
した接着剤24の厚みが適切である為に、十分な接着強
度が確保されることに加え、セグメント型研削砥石50
の高さ方向におけるセグメントチップ12の繋ぎ目での
段差の発生を好適に防止することができる。
【0031】以上、本発明の好適な実施例について図面
に基づいて詳細に説明したが、本発明はこれに限定され
るものではなく、さらに別の態様においても実施され
る。
【0032】図13は、本発明の他の実施例に用いられ
る部分砥石70を底面14aに垂直な方向から見た図で
ある。この図に示すように、部分砥石70の接着に関与
するコア部14の両側の底面14aには、コア部14の
軸心を中心とする断続的な同心円状に、それぞれの底面
14aから一定の深さを備えたそれぞれの底面14aに
略平行な平面である固着平面部14bと、その固着平面
部14bから一定の深さを備えてその固着平面部14b
の周囲に形成された凹部14cとが交互に設けられてい
る。本発明のセグメント型研削砥石は、かかる部分砥石
70を、平坦な底面を有する2つの部分砥石26の間に
挟んで接着剤24を介して固着させて構成されたセグメ
ント型研削砥石であってもよく、凹部14cは、必ずし
も固着平面部14bの周囲を取り囲んで設けられている
必要はない。
【0033】また、図14は、本発明のさらに別の実施
例に用いられる部分砥石80を底面14aに垂直な方向
から見た図である。この図に示すように、部分砥石80
の接着に関与するコア部14の両側の底面14aには、
それぞれの底面14aから一定の深さを備えたそれぞれ
の底面14aに略平行な平面である固着平面部14bが
島状に設けられ、その固着平面部14bから一定の深さ
を備えてその固着平面部14bの周囲を取り囲むように
形成された凹部14cが設けられている。本発明のセグ
メント型研削砥石は、かかる部分砥石80を、平坦な底
面を有する2つの部分砥石26の間に挟んで接着剤24
を介して固着させて構成されたセグメント型研削砥石で
あってもよく、このようにすれば、固着平面部14bの
面積を広くとることができるという利点がある。
【0034】また、前述の実施例では、3つの部分砥石
26、26、52を積み重ねた状態で固着させて構成さ
れたセグメント型研削砥石50について説明したが、本
発明は、例えば、2つの部分砥石を固着させて構成され
たセグメント型研削砥石に用いられてもよく、また、4
つ以上の部分砥石を積み重ねた状態で固着させて構成さ
れたセグメント型研削砥石に適用されても構わない。
【0035】また、前述の実施例では、平坦な底面を有
する2つの部分砥石26の間に、コア部14の両側の底
面14aに固着平面部14bおよび凹部14cが設けら
れた部分砥石52を挟んで接着剤24を介して固着させ
て構成されたセグメント型研削砥石50について説明し
たが、本発明は、互いに対向するコア部14の底面14
aの少なくとも一方に、その底面14aから所定の深さ
を備えたその底面14aに略平行な平面である固着平面
部14bと、その固着平面部14bから所定の深さを備
えてその固着平面部14bの周囲に形成された凹部14
cとが設けられていることを特徴とするものであり、例
えば、コア部14の片側の底面14aに固着平面部14
bおよび凹部14cが設けられた2つの部分砥石によっ
て、平坦な底面を有する部分砥石を挟んで接着剤24を
介して固着させて構成されたセグメント型研削砥石であ
ってもよい。尚、この場合には固着平面部14bおよび
凹部14cが設けられた底面が固着に関与することは言
うまでもない。
【0036】また、前述の実施例では、互いに対向する
コア部14の底面14aの内、片側の底面14aのみに
固着平面部14bおよび凹部14cが設けられていた
が、互いに対向するコア部14の底面14aの両面に固
着平面部14bおよび凹部14cが設けられていても一
向に構わない。この場合、互いに対向する固着平面部1
4bの距離を20〜200(μm)の範囲内とすること
で硬化した接着剤24の厚みが適切となり、十分な接着
強度が確保されることに加え、セグメント型研削砥石の
高さ方向におけるセグメントチップ12の繋ぎ目での段
差の発生を好適に防止することができる。
【0037】また、本発明のセグメント型研削砥石は、
スルーフィールド形式のセンタレス研削加工のみに使用
されるものでは当然なく、例えば、ブレード上に載置さ
れた軸状の被削材(例えば、エンジンバルブ等)の移動
をストッパにより調整しながら、被削材をその軸心方向
に搬送することなく、研削砥石すなわちセグメント型研
削砥石と調整砥石との間で挟圧し、調整砥石により被削
材を所定の回転数で回転させながら、研削砥石であるセ
グメント型研削砥石を所定の回転数で回転させながら被
削材の外周面を研削加工するものであるインフィード形
式のセンタレス研削加工に用いられてもよい。さらに、
一般にセグメント型研削砥石が使用されるあらゆる研削
加工に関し、好適に用いられるものである。
【0038】また、前述の実施例では、本発明がセグメ
ント型研削砥石に適用された一例について説明したが、
本発明の研削砥石は、セグメント型研削砥石に限定され
るものでは当然になく、砥粒層を有する円筒状の部分砥
石が、その底面に垂直な方向すなわち回転軸心方向に複
数積み重ねられた状態で接着剤を介して一体に固着され
て構成された研削砥石に広く用いられるものである。
【0039】その他一々例示はしないが、本発明はその
趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更が加えられて実施
されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】部分円筒状のセグメントチップが、円筒状のコ
ア部の周方向および高さ方向に複数配列させられて、そ
のコア部の外周面に固着されることにより構成されたセ
グメント型研削砥石の一例を示す斜視図である。
【図2】セグメント型研削砥石を用いたスルーフィード
形式のセンタレス研削加工について説明する図であり、
(a)は平面図、(b)は正面図である。
【図3】本発明者等がおこなったスルーフィールド形式
のセンタレス研削加工の後の試料1の研削面の測定結果
を示す図である。
【図4】本発明者等がおこなったスルーフィールド形式
のセンタレス研削加工の後の試料2の研削面の測定結果
を示す図である。
【図5】平坦な底面を有する複数の部分砥石を相互に固
着させる様子を示す断面図である。
【図6】平坦な底面を有する複数の部分砥石を相互に固
着させて構成されたセグメント型研削砥石を示す断面図
である。
【図7】接着に関与するコア部の両側の底面に、それぞ
れの底面から所定の深さを備えた固着平面部を設けた部
分砥石を、平坦な底面を有する2つの部分砥石の間にそ
の部分砥石を挟むようにして固着させる様子を示す断面
図である。
【図8】接着に関与するコア部の両側の底面に、それぞ
れの底面から所定の深さを備えた固着平面部を設けた部
分砥石を、平坦な底面を有する2つの部分砥石の間にそ
の部分砥石を挟むようにして固着させて構成されたセグ
メント型研削砥石を示す断面図である。
【図9】本発明の一実施例であるセグメント型研削砥石
の製造工程の一部である、複数の部分砥石を相互に固着
させる様子を示す断面図である。
【図10】本発明の一実施例であるセグメント型研削砥
石に用いられる部分砥石を、その底面に垂直な方向から
見た図である。
【図11】本発明の一実施例であるセグメント型研削砥
石を示す断面図である。
【図12】セグメント型研削砥石において、セグメント
チップの高さ方向の繋ぎ目に生じる段差について説明す
る図である。
【図13】本発明の他の実施例であるセグメント型研削
砥石に用いられる部分砥石を、その底面に垂直な方向か
ら見た図である。
【図14】本発明のさらに別の実施例であるセグメント
型研削砥石に用いられる部分砥石を、その底面に垂直な
方向から見た図である。
【符号の説明】
10、30、40、50、60:セグメント型研削砥石
(研削砥石) 14a:底面 14b:固着平面部 14c:凹部 24:接着剤 26、28、52、70、80:部分砥石
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 近藤 朋治 愛知県名古屋市西区則武新町三丁目1番36 号 株式会社ノリタケカンパニーリミテド 内 (72)発明者 中川 利道 愛知県名古屋市西区則武新町三丁目1番36 号 株式会社ノリタケカンパニーリミテド 内 Fターム(参考) 3C063 AA02 AB03 BA03 BB02 BG10 BH07 EE19 FF09

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 砥粒層を有する円筒状の部分砥石が、そ
    の底面に垂直な方向に複数積み重ねられた状態で接着剤
    を介して一体に固着されて構成された研削砥石であっ
    て、 互いに対向する前記底面の少なくとも一方に、該底面か
    ら所定の深さを備えた該底面に略平行な平面である固着
    平面部と、該固着平面部から所定の深さを備えて該固着
    平面部の周囲に形成された凹部とが設けられていること
    を特徴とする研削砥石。
  2. 【請求項2】 前記固着平面部と、前記固着平面部と接
    着剤を介して固着された前記固着平面部に対向する平面
    との距離は20〜200(μm)の範囲内である請求項
    1の研削砥石。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019000966A (ja) * 2017-06-19 2019-01-10 株式会社ディスコ 研削ホイール

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