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JP2003170005A - 水系コーティング材用消泡剤 - Google Patents

水系コーティング材用消泡剤

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JP2003170005A
JP2003170005A JP2001374387A JP2001374387A JP2003170005A JP 2003170005 A JP2003170005 A JP 2003170005A JP 2001374387 A JP2001374387 A JP 2001374387A JP 2001374387 A JP2001374387 A JP 2001374387A JP 2003170005 A JP2003170005 A JP 2003170005A
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water
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based coating
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Yukio Uramatsu
幸夫 浦松
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Kyoeisha Chemical Co Ltd
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Kyoeisha Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】水系コーティング材に添加されて使用される消
泡剤であって、水系コーティング材の優れた消泡性を有
し、水系コーティング材を塗装して形成された被膜が晴
雨に曝されても雨筋跡防汚性と光沢性とを損なわない消
泡剤を提供する。 【解決手段】水系コーティング材用消泡剤は、ポリアル
キレン変性オルガノポリシロキサン、ポリエーテル変性
オルガノポリシロキサン、ジメチル変性オルガノポリシ
ロキサン、フルオロ変性オルガノポリシロキサンから選
ばれる少なくとも一種類のオルガノポリシロキサン化合
物と、カオリナイト、ハロサイト、モンモリロナイトか
ら選ばれる少なくとも一種類の粘土鉱物とが含まれたも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、塗装に使用される
水系コーティング材に添加されるもので、水系コーティ
ング材に生じる泡や水系コーティング材の塗装により形
成した被膜の表面に生じる泡を消す消泡剤に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】製品の外装を美しくしたり、防汚性や耐
候性等を向上させたりする塗装を施す際、環境を汚染せ
ず塗装作業者の健康を損なわない水系コーティング材が
汎用されている。
【0003】水系コーティング材の泡の発生を抑制した
り生じた泡を速やかに破泡したりするため、水系コーテ
ィング材に予めオルガノポリシロキサン化合物やポリオ
キシアルキレン基含有化合物を含む消泡剤が添加されて
いる。
【0004】オルガノポリシロキサン化合物を含む消泡
剤が添加された水系コーティング材は、消泡性が優れて
いる反面、それを塗装した後に晴雨に曝されると雨筋跡
がつき汚くなるうえ光沢を失ってしまう。一方、ポリオ
キシアルキレン基含有化合物を含む消泡剤が添加された
水系コーティング材は、消泡性が不十分である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記の課題を
解決するためなされたもので、水系コーティング材に添
加されて使用される消泡剤であって、水系コーティング
材の優れた消泡性を有し、水系コーティング材を塗装し
て形成された被膜が晴雨に曝されても雨筋跡防汚性と光
沢性とを損なわない消泡剤を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めになされた本発明の水系コーティング材用消泡剤は、
ポリアルキレン変性オルガノポリシロキサン、ポリエー
テル変性オルガノポリシロキサン、ジメチル変性オルガ
ノポリシロキサン、フルオロ変性オルガノポリシロキサ
ンから選ばれる少なくとも一種類のオルガノポリシロキ
サン化合物と、カオリナイト、ハロサイト、モンモリロ
ナイトから選ばれる少なくとも一種類の粘土鉱物とが含
まれたものである。
【0007】ポリアルキレン変性オルガノポリシロキサ
ンは、ポリジメチルシロキサンのようなシリコーン樹脂
の一部がポリアルキレン基で置換されたもので、TSF
410(東芝シリコーン社製の商品名)が挙げられる。
【0008】ポリエーテル変性オルガノポリシロキサン
は、シリコーン樹脂の一部がポリエーテル基で置換され
たもので、アクアレン820(共栄社化学社製の商品
名)が挙げられる。
【0009】ジメチル変性オルガノポリシロキサンは、
アクアレンN(共栄社化学社製の商品名)が挙げられ
る。
【0010】フルオロ変性オルガノポリシロキサンは、
シリコーン樹脂の一部がフッ素含有基で置換されたもの
で、FQF501(東芝シリコーン社製の商品名)が挙
げられる。
【0011】粘土鉱物は、具体的にはベントンSD−
1、同SD−3(いずれもRHEOX社製の商品名)が
挙げられる。
【0012】水系コーティング材用消泡剤は、粘土鉱物
が、オルガノポリシロキサン化合物に対し重量比で1.
0〜20%含まれていることが好ましい。1.0%未満
であると、消泡剤の添加された水系コーティング材を塗
装して形成された被膜の雨筋跡防汚性が悪くなる。20
%を超えると、塗装被膜の光沢性が低下する。
【0013】水系コーティング材用消泡剤は、ポリオキ
シエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンソル
ビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪酸エス
テルから選ばれる少なくとも一種類のポリオキシアルキ
レン基含有化合物が含まれていてもよい。
【0014】ポリオキシエチレンアルキルエーテルは、
数平均分子量500〜20,000のもので、例えばポ
リエチレングリコールモノメチルエーテル、ポリエチレ
ングリコールジメチルエーテルが挙げられる。
【0015】ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エス
テルは、例えば数平均分子量100〜1,000のポリ
エチレングリコールがエーテル結合しているソルビタン
と、ラウリン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイ
ン酸のような脂肪酸とが、エステル結合したものが挙げ
られる。
【0016】ポリオキシエチレン脂肪酸エステルは、数
平均分子量100〜1,000のポリエチレングリコー
ルと、前記と同様な脂肪酸とが、エステル結合したもの
が挙げられる。
【0017】水系コーティング材用消泡剤は、オルガノ
ポリシロキサン化合物が0.5〜20重量部、ポリオキ
シアルキレン基含有化合物が10〜99重量部含まれて
いることが好ましい。オルガノポリシロキサン化合物
は、0.5重量部未満であると消泡性が不十分となり、
20重量部を超えると塗装被膜の雨筋跡防汚性が悪くな
る。1〜10重量部であると一層好ましい。一方、ポリ
オキシアルキレン基含有化合物は、10重量部未満また
は99重量部を超えると、消泡性が不十分となってしま
う。20〜98重量部であると一層好ましい。
【0018】水系コーティング材用消泡剤は、鉱物油を
媒体として含んでいてもよい。
【0019】本発明の水系コーティング材は、前記の消
泡剤が添加されたものである。消泡剤は、水系コーティ
ング材用中、0.1〜1.0重量%含まれていることが
好ましい。この水系コーティング材は、例えば産業製品
や建造物の塗装に用いられる水性塗料である。水系コー
ティング材は消泡性が優れている。この水系コーティン
グ材を製品の表面に塗装して形成された被膜は、晴雨に
曝されても汚れず綺麗なままである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の水系コーティング
材用消泡剤、およびそれを添加した水系コーティング材
の実施例を詳細に説明する。
【0021】本発明を適用する水系コーティング材用消
泡剤を調製した例を実施例1〜3に示し、本発明を適用
外の消泡剤を調製した例を比較例1〜3に示す。
【0022】(実施例1)ジメチル変性オルガノポリシ
ロキサンとしてアクアレンN(共栄社化学社製の商品
名)の4重量部と、ポリオキシエチレンアルキルエーテ
ルとしてデスホYP−9(共栄社化学社製の商品名)の
92重両部と、粘土鉱物としてベントンSD−1(RH
EOX社製の商品名)の4重量部とを配合して、混練
し、水系コーティング材用消泡剤を得た。
【0023】(実施例2)ポリエーテル変性オルガノポ
リシロキサンとしてアクアレン820(共栄社化学社製
の商品名)の7重量部と、ポリオキシエチレンソルビタ
ン脂肪酸エステルとしてソルゲンTW−80(第一工業
製薬社製の商品名)の90重両部と、粘土鉱物としてベ
ントンSD−3(RHEOX社製の商品名)の3重量部
とを配合して、混練し、水系コーティング材用消泡剤を
得た。
【0024】(実施例3)ポリアルキレン変性オルガノ
ポリシロキサンとしてTSF410(東芝シリコーン社
製の商品名)の5重量部と、ポリオキシエチレン脂肪酸
エステルとしてノニオライト0−30(共栄社化学社製
の商品名)の90重両部と、粘土鉱物としてベントンS
D−1(RHEOX社製の商品名)の5重量部とを配合
して、混練し、水系コーティング材用消泡剤を得た。
【0025】(比較例1)実施例1に基づき、ポリオキ
シエチレンアルキルエーテルを96重量部に変更し、粘
土鉱物を配合しなかった。それ以外は実施例1と同様に
して、消泡剤を得た。
【0026】(比較例2)実施例2に基づき、ポリオキ
シエチレンソルビタン脂肪酸エステルを93重量部に変
更し、粘土鉱物を配合しなかった。それ以外は実施例2
と同様にして、消泡剤を得た。
【0027】(比較例3)実施例3に基づき、ポリオキ
シエチレン脂肪酸エステルを95重量部に変更し、粘土
鉱物を配合しなかった。それ以外は実施例3と同様にし
て、消泡剤を得た。
【0028】実施例1〜3および比較例1〜3で得られ
た消泡剤を夫々添加した水系コーティング材の特性につ
いての試験を行った。
【0029】試験に先立ち、水系コーティング材である
水性塗料を調製した。
【0030】先ず、水性塗料を構成するアクリル−スチ
レン系エマルション樹脂含有コーティング剤を調製し
た。分散剤であるフローレンTG−750W(共栄社化
学社製の商品名)23.90重量部、防腐剤であるAC
TICIDE MV−4(ソー・ケミカルズ社製の商品
名)1.53重量部、酸化チタンJR−600A(帝国
化工社製の商品名)257.17重量部、増粘剤である
3%CELLOSIZEQP−4400H(ユニオン・
カーバイド社製の商品名)6.98重量部、および水4
5.22重量部を混合し、直径2.0〜2.5mmのガ
ラスビーズ300重量部を更に加え、バッチ型サンドグ
ラインダーを用いて1810rpmで2時間分散した。
その後、この分散液を濾過してガラスビーズを除去し、
濾液にエチレングリコール18.45重量部、アクリル
−スチレン系エマルション樹脂であるボンコートEC−
853(大日本インキ社製の商品名)519.12重量
部、増粘剤であるチクゾールK−130B(共栄社化学
社製の商品名)30.59重量部、造膜助剤であるテキ
サノール(イーストマン社製の商品名)38.24重量
部、および水47.80重量部を加え、ペイントシェカ
ーで20分間混合すると、アクリル−スチレン系エマル
ション樹脂含有コーティング剤が得られた。
【0031】次に、水性塗料を構成する防汚剤を調製し
た。テトラエトキシシランが縮合した数平均分子量75
0のエチルシリケート縮合物の100.0重量部と、数
平均分子量200のポリオキシエチレングリコール#2
00(三洋化成社製)の106.7重量部と、触媒であ
るジブチル錫ジラウレート0.02重量部とを混合し、
75℃で8時間反応させると、一部のエトキシ基がポリ
オキシエチルオキシ基に置換した縮合物である防汚剤が
得られた。
【0032】次に、140mL広口ガラス瓶にアクリル
−スチレン系エマルション樹脂含有コーティング剤の1
00gと、防汚剤の5gと、実施例1〜3の消泡剤0.
1gまたは比較例1〜3の消泡剤0.3gの夫々とを、
ディスパーを用いて1500rpmで3分間攪拌分散し
て、消泡剤の添加された水性塗料を調製した。なおブラ
ンクとして、消泡剤の添加されていない水性塗料を調製
した。
【0033】得られた水性塗料の特性について以下の試
験を行った。
【0034】(消泡性試験)実施例1〜3および比較例
1〜3の消泡剤が夫々入った水性塗料とブランクの水性
塗料の各々を、幅100mmのローラーバスケペア万能
用の中毛ローラーに含浸させた。このローラーを回転さ
せながら、表面が払拭されて脱脂されているアルミ板に
接触させ、水性塗料をアルミ板上に塗装した。塗装によ
り形成された被膜の消泡性を目視により観察した。塗装
後、直ちに消泡したものを○、泡の残存しているものを
×とする2段階で評価した。その結果を表1に示す。
【0035】(ハジキ試験)実施例1〜3および比較例
1〜3の消泡剤が夫々入った水性塗料とブランクの水性
塗料の各々を、表面が払拭されて脱脂されているガラス
板上に、アプリケータを用いて150μmの厚さに塗装
した。乾燥後、塗装被膜を目視により観察し、ハジキが
認められなかったものを○、認められたものを×とする
2段階で評価した。その結果を表1に示す。
【0036】(接触角測定試験)前記のハジキ試験と同
様にして塗装したガラス板を各々、室温で14日間保存
した。塗装被膜にイオン交換水を5μL落とし、できた
液滴の直径をノギスで測定した。引き続き水に14日間
浸漬し、ガラス板を取り出してから、ガーゼで塗装被膜
表面の水を拭き取り、5時間室温で保存した。塗装被膜
に再びイオン交換水を5μL落とし、できた液滴の直径
をノギスで測定した。液滴の直径から接触角を換算し
た。その結果を表1に示す。
【0037】(60度鏡面光沢度試験)前記のハジキ試
験と同様にして作製したガラス板を各々、室温で14日
間保存した。このガラス板の塗装面について、JIS
Z 8741(1997)鏡面光沢度の試験法に準じ、
60度での光沢度を測定した。引き続き、水に14日間
浸漬し、ガラス板を取り出してからガーゼで表面の水を
拭き取り、5時間室温で保存する。このガラス板の塗装
面について、同様にして60度での光沢度を測定した。
その結果を表1に示す。
【0038】(雨筋跡防汚性試験)高さ300mm、幅
150mm、厚さ3.0mmのアルミニウム板を立て、
下端から3分の2の高さのところで、内角度が135度
になるよう山折りに曲げた。エピコート1001−X−
70(油化シェルエポキシ社製の商品名)の27.0重
量部、酸化チタンR−820(石原産業社製の商品名)
の20.0重量部、タルクND(日本タルク社製の商品
名)の13.0重量部、沈降性硫酸バリウム(堺化学社
製)の13.0重量部、キシレン:メチルイソブチルケ
トンの重量比22:5の混合物からなるシンナー27.
0重量部、およびこのシンナー:硬化剤であるバーサミ
ド115(へンケル白水社製の商品名)の重量比30:
70の混合物の25重量部を、均一に混合して、エポキ
シ樹脂塗料を調製した。このエポキシ樹脂塗料をアルミ
ニウム板の山折り面に、乾燥膜厚が約30μmとなるよ
うにスプレー塗装し、20℃、相対湿度65%RHの条
件で8時間乾燥させ、下地塗装被膜を形成した。これ
に、実施例1〜3および比較例1〜3の消泡剤が夫々入
った水性塗料とブランクの水性塗料との各々を、乾燥膜
厚が約40μmとなるようにスプレー塗装し、20℃、
相対湿度65%RHの条件で7日間乾燥した。これの山
折り面を南に向け、3箇月間、屋外で晴雨に曝した。そ
の後、塗装被膜表面の雨筋跡の有無を目視により観察し
た。雨筋跡が認められなかったものを○、認められたも
のを×とする2段階で評価した。その結果を表1に示
す。
【0039】
【表1】
【0040】実施例1〜3の消泡剤が添加されている水
性塗料は、塗装の際の消泡性が優れ、ハジキが認められ
なかった。この水性塗料を用いて形成された塗装被膜
は、水への浸漬前後でいずれも接触角が63°と小さ
く、濡れ性が高くて水をはじかないため、雨筋跡がつき
難く防汚性が高かった。さらに塗装被膜は、60度鏡面
光沢度が水への浸漬前で約86.0、浸漬後で83.5
でありいずれも高い値を示し、浸漬前後で差が小さく、
優れた光沢性が持続した。
【0041】一方、比較例1〜3の消泡剤が添加されて
いる水性塗料を用いて形成された塗装被膜は、水への浸
漬前後でいずれも接触角が74°以上と大きく、濡れ性
が低かった。そのため雨露をはじきその水滴が雨筋跡と
なり易く防汚性が低かった。さらに塗装被膜は、60度
鏡面光沢度が水への浸漬前で86.0と高いが、浸漬後
で80.0と低く、曇っており、光沢性が持続しなかっ
た。
【0042】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の水
系コーティング材用消泡剤は消泡性が優れている。この
消泡剤は、組成が単純であるため簡便に調製することが
できる。
【0043】この消泡剤を添加した水系コーティング材
で塗装して形成した被膜は、表面に泡が生じずさらにハ
ジキがなく、晴雨に曝しても雨筋跡がつかず防汚性に優
れ、高い光沢性を有している。さらに雨筋跡防汚性と光
沢性とは長時間持続する。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリアルキレン変性オルガノポリシロ
    キサン、ポリエーテル変性オルガノポリシロキサン、ジ
    メチル変性オルガノポリシロキサン、フルオロ変性オル
    ガノポリシロキサンから選ばれる少なくとも一種類のオ
    ルガノポリシロキサン化合物と、カオリナイト、ハロサ
    イト、モンモリロナイトから選ばれる少なくとも一種類
    の粘土鉱物とが含まれていることを特徴とする水系コー
    ティング材用消泡剤。
  2. 【請求項2】 該粘土鉱物が、該オルガノポリシロキ
    サン化合物に対し重量比で1.0〜20%含まれている
    ことを特徴とする請求項1に記載の水系コーティング材
    用消泡剤。
  3. 【請求項3】 ポリオキシエチレンアルキルエーテ
    ル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポ
    リオキシエチレン脂肪酸エステルから選ばれる少なくと
    も一種類のポリオキシアルキレン基含有化合物が含まれ
    ていることを特徴とする請求項1に記載の水系コーティ
    ング材用消泡剤。
  4. 【請求項4】 該オルガノポリシロキサン化合物が
    0.5〜20重量部、該ポリオキシアルキレン基含有化
    合物が10〜99重量部含まれていることを特徴とする
    請求項3に記載の水系コーティング材用消泡剤。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の水系
    コーティング材用消泡剤が添加されていることを特徴と
    する水系コーティング材。
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