JP2003169520A - 草刈機 - Google Patents
草刈機Info
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- JP2003169520A JP2003169520A JP2001368542A JP2001368542A JP2003169520A JP 2003169520 A JP2003169520 A JP 2003169520A JP 2001368542 A JP2001368542 A JP 2001368542A JP 2001368542 A JP2001368542 A JP 2001368542A JP 2003169520 A JP2003169520 A JP 2003169520A
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Landscapes
- Harvester Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ミッドマウント式の草刈機においても、脱着
が容易で作業者の負担を軽減すると共に、圃場を荒らし
たり、作業機自体を損傷することのない草刈機を提供す
ること。 【解決手段】 草刈機1におけるモアデッキ22の上面
に、走行車の前輪及び後輪の少なくともいずれかの位置
に対応し、前後方向に被覆するステップ部Sを配設す
る。さらに、ステップ部が、その前端部及び後端部の少
なくともいずれかが略鉛直に屈曲され、該略鉛直部を接
地して直立させるようにしてもよい。
が容易で作業者の負担を軽減すると共に、圃場を荒らし
たり、作業機自体を損傷することのない草刈機を提供す
ること。 【解決手段】 草刈機1におけるモアデッキ22の上面
に、走行車の前輪及び後輪の少なくともいずれかの位置
に対応し、前後方向に被覆するステップ部Sを配設す
る。さらに、ステップ部が、その前端部及び後端部の少
なくともいずれかが略鉛直に屈曲され、該略鉛直部を接
地して直立させるようにしてもよい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、芝又は雑草等を刈
り取る草刈機に関わるものである。特に、走行車の前輪
と後輪との中間に装着される草刈機について、装着を容
易にする構成に関する。
り取る草刈機に関わるものである。特に、走行車の前輪
と後輪との中間に装着される草刈機について、装着を容
易にする構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より芝や雑草等を連続的に刈り取る
草刈機で、走行車の前輪と後輪との間に装着するミッド
マウント式のものがある。このような草刈機を走行車に
脱着する際に、草刈機本体を走行車の下に押し入れた
り、引き出したりする必要があり、その際に圃場の地面
を削ったり、ゲージホイールが偏摩耗してしまう問題が
あった。また、脱着は重労働で作業者の負担にもなって
いた。
草刈機で、走行車の前輪と後輪との間に装着するミッド
マウント式のものがある。このような草刈機を走行車に
脱着する際に、草刈機本体を走行車の下に押し入れた
り、引き出したりする必要があり、その際に圃場の地面
を削ったり、ゲージホイールが偏摩耗してしまう問題が
あった。また、脱着は重労働で作業者の負担にもなって
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来技
術が有する問題点に鑑み、これらの解決を図るものであ
って、ミッドマウント式の草刈機においても、脱着が容
易で作業者の負担を軽減すると共に、圃場を荒らした
り、作業機自体を損傷することのない草刈機を提供する
ことを目的とする。
術が有する問題点に鑑み、これらの解決を図るものであ
って、ミッドマウント式の草刈機においても、脱着が容
易で作業者の負担を軽減すると共に、圃場を荒らした
り、作業機自体を損傷することのない草刈機を提供する
ことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は次の特徴を有する。すなわち、本発明が対
象とする草刈機は、走行車に装着して作業を行う作業機
である。そして、走行車の前輪と後輪との中間に装着さ
れるミッドマウント式の草刈機である。草刈機の上面に
は、ステップ部を配設して、走行車の車輪が該ステップ
部を走行することで、容易に前輪と後輪の中間に草刈機
を配置できるようにする。このため、ステップ部は、草
刈機の上面に、走行車の前輪及び後輪の少なくともいず
れかの位置に対応して配設する。ステップ部は少なくと
も走行車の前輪又は後輪が通過する部位に設ける必要が
あるため、前後方向に被覆する形態で設ける必要があ
る。
に、本発明は次の特徴を有する。すなわち、本発明が対
象とする草刈機は、走行車に装着して作業を行う作業機
である。そして、走行車の前輪と後輪との中間に装着さ
れるミッドマウント式の草刈機である。草刈機の上面に
は、ステップ部を配設して、走行車の車輪が該ステップ
部を走行することで、容易に前輪と後輪の中間に草刈機
を配置できるようにする。このため、ステップ部は、草
刈機の上面に、走行車の前輪及び後輪の少なくともいず
れかの位置に対応して配設する。ステップ部は少なくと
も走行車の前輪又は後輪が通過する部位に設ける必要が
あるため、前後方向に被覆する形態で設ける必要があ
る。
【0005】また、本発明のステップ部は次のように設
置することもできる。すなわち、ステップ部の位置を草
刈機の前端部近傍から後端部近傍にかけて張設される構
成であって、ステップ部の前端部及び後端部の少なくと
もいずれかが略鉛直に屈曲する。本構成によると、鉛直
に構成される前端部又は後端部を水平に地面と接地させ
ることにより、草刈機を直立させることができ、草刈機
のモアブレード交換など、メンテナンスに好適な草刈機
を提供することができる。
置することもできる。すなわち、ステップ部の位置を草
刈機の前端部近傍から後端部近傍にかけて張設される構
成であって、ステップ部の前端部及び後端部の少なくと
もいずれかが略鉛直に屈曲する。本構成によると、鉛直
に構成される前端部又は後端部を水平に地面と接地させ
ることにより、草刈機を直立させることができ、草刈機
のモアブレード交換など、メンテナンスに好適な草刈機
を提供することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例を図面に基づ
いて説明する。図1は本発明に係る草刈機(1)を四輪
走行車(2)に装着したときの全体側面図、図2は同平
面図である。地上に伸張した芝草の茎葉部を連続的に刈
り取る草刈機(1)を四輪走行車(2)に装設し、か
つ、刈り取った芝草を投入させる収草タンク(3)を四
輪走行車(2)の後方に設けている。この四輪走行車
(2)は、左右の前輪(4)(4)と左右の後輪(5)
(5)を、車体フレーム(6)に装設させており、エン
ジン等を内設させるボンネット(7)後部には、操向ハ
ンドル(8)を取り付けるとともに、ハンドル(8)の
後方に運転席(9)を設け、作業者が座乗して前後進移
動できるようになっている。
いて説明する。図1は本発明に係る草刈機(1)を四輪
走行車(2)に装着したときの全体側面図、図2は同平
面図である。地上に伸張した芝草の茎葉部を連続的に刈
り取る草刈機(1)を四輪走行車(2)に装設し、か
つ、刈り取った芝草を投入させる収草タンク(3)を四
輪走行車(2)の後方に設けている。この四輪走行車
(2)は、左右の前輪(4)(4)と左右の後輪(5)
(5)を、車体フレーム(6)に装設させており、エン
ジン等を内設させるボンネット(7)後部には、操向ハ
ンドル(8)を取り付けるとともに、ハンドル(8)の
後方に運転席(9)を設け、作業者が座乗して前後進移
動できるようになっている。
【0007】また、草刈機(1)は、四輪走行車(2)
の前輪(4)(4)と後輪(5)(5)の間の腹部に昇
降機構(9)を介して吊設され、運転席(10)で昇降
操作ができるようになっている。そして、草刈機(1)
の前部は前部支持輪(11)(11)により支持し、後
部は後部ガイド輪(12)(12)により支持する。前
記昇降機構により刈り高さを調節して圃場面に追随しな
がら走行するようになっている。また、草刈機(1)で
刈った芝草を収草タンク(3)に送風搬送するスロワ
(13)と送給ダクト(14)が運転席(10)の右側
に配置されており、草刈機(1)により刈り取られた芝
草がスロワ(13)へ放出された後、このスロワ(1
3)の羽根の回転により、送給ダクト(14)を介して
収草タンク(4)に芝草が搬送されるようになってい
る。
の前輪(4)(4)と後輪(5)(5)の間の腹部に昇
降機構(9)を介して吊設され、運転席(10)で昇降
操作ができるようになっている。そして、草刈機(1)
の前部は前部支持輪(11)(11)により支持し、後
部は後部ガイド輪(12)(12)により支持する。前
記昇降機構により刈り高さを調節して圃場面に追随しな
がら走行するようになっている。また、草刈機(1)で
刈った芝草を収草タンク(3)に送風搬送するスロワ
(13)と送給ダクト(14)が運転席(10)の右側
に配置されており、草刈機(1)により刈り取られた芝
草がスロワ(13)へ放出された後、このスロワ(1
3)の羽根の回転により、送給ダクト(14)を介して
収草タンク(4)に芝草が搬送されるようになってい
る。
【0008】本発明による草刈機(1)の平面図及び側
面図を図3及び4に示す。草刈機(1)には、3体のモ
アブレード(20a)(20b)(20c)が略幅方向
に列設される。モアブレードの駆動には四輪走行車
(2)のエンジンからの駆動力を、フロントPTO軸
(15)、ユニバーサルジョイント(16)を介して、
草刈機(1)のギアボックス(21)に伝動して回転さ
せる。
面図を図3及び4に示す。草刈機(1)には、3体のモ
アブレード(20a)(20b)(20c)が略幅方向
に列設される。モアブレードの駆動には四輪走行車
(2)のエンジンからの駆動力を、フロントPTO軸
(15)、ユニバーサルジョイント(16)を介して、
草刈機(1)のギアボックス(21)に伝動して回転さ
せる。
【0009】ギアボックス(21)の平面図及び側面図
を図5及び6に示す。本実施例におけるギアボックス
(21)にはユニバーサルジョイント(16)と接続す
る入力軸(30)を水平に前方から軸通し、内部のベベ
ルギア(図示しない)によって下方に軸通する駆動軸
(31)を回転させる。さらに、ユニバーサルジョイン
ト(16)によるジョイント部分をカバーするジョイン
トカバー(32)を固定するジョイントカバーステー
(33)を一体的に形成している。該ジョイントカバー
ステー(33)にはジョイントカバー(32)の取付穴
(34)(34)が配設されており、ボルトによって該
ジョイントカバー(32)を固定する。
を図5及び6に示す。本実施例におけるギアボックス
(21)にはユニバーサルジョイント(16)と接続す
る入力軸(30)を水平に前方から軸通し、内部のベベ
ルギア(図示しない)によって下方に軸通する駆動軸
(31)を回転させる。さらに、ユニバーサルジョイン
ト(16)によるジョイント部分をカバーするジョイン
トカバー(32)を固定するジョイントカバーステー
(33)を一体的に形成している。該ジョイントカバー
ステー(33)にはジョイントカバー(32)の取付穴
(34)(34)が配設されており、ボルトによって該
ジョイントカバー(32)を固定する。
【0010】さらに、ギアボックス(21)の下部に
は、ギアボックス固定部(35)が付設されており、ギ
アボックス(21)をデッキ(22)に固定するように
なっている。従来はギアボックスとジョイントカバース
テー、ギアボックス固定部は別個の部材から構成されて
いたが、このように各部材(21)(33)(35)を
一体的に形成することにより、部品点数を抑制し、コス
トを削減することができる。また、別個な部材から構成
すると、それぞれに寸法精度が要求されるため、製造コ
ストの上昇を招くが、本構成によって、過度な寸法精度
が必要なくなり、低コストに寄与すると共に、組み立て
時のガタがないため、軸受等の諸部材において経年変化
による個体差が生じにくい。
は、ギアボックス固定部(35)が付設されており、ギ
アボックス(21)をデッキ(22)に固定するように
なっている。従来はギアボックスとジョイントカバース
テー、ギアボックス固定部は別個の部材から構成されて
いたが、このように各部材(21)(33)(35)を
一体的に形成することにより、部品点数を抑制し、コス
トを削減することができる。また、別個な部材から構成
すると、それぞれに寸法精度が要求されるため、製造コ
ストの上昇を招くが、本構成によって、過度な寸法精度
が必要なくなり、低コストに寄与すると共に、組み立て
時のガタがないため、軸受等の諸部材において経年変化
による個体差が生じにくい。
【0011】2枚のモアブレード(20a)(20b)
は平面視時計回りに、1枚のモアブレード(20c)が
反時計方向にそれぞれ回転し、各モアブレード間(20
a)と(20b)、(20b)と(20c)との接点部
位に芝草を巻き込んで刈り取る。
は平面視時計回りに、1枚のモアブレード(20c)が
反時計方向にそれぞれ回転し、各モアブレード間(20
a)と(20b)、(20b)と(20c)との接点部
位に芝草を巻き込んで刈り取る。
【0012】これらのモアブレード(20a)(20
b)(20c)は、それぞれ図示しない駆動プーリによ
って回転され、さらに図示しないテンションプーリを配
設して1本のベルトによって効率的な回転を実現してい
る。そして、モアブレード(20a)(20b)(20
c)の上面はモアデッキ(22)で被覆され、各モアブ
レード(20a)(20b)(20c)を軸支すると共
に、モアブレードを保護している。
b)(20c)は、それぞれ図示しない駆動プーリによ
って回転され、さらに図示しないテンションプーリを配
設して1本のベルトによって効率的な回転を実現してい
る。そして、モアブレード(20a)(20b)(20
c)の上面はモアデッキ(22)で被覆され、各モアブ
レード(20a)(20b)(20c)を軸支すると共
に、モアブレードを保護している。
【0013】上記構成に示す草刈機(1)では、前輪
(4)と後輪(5)との中間に草刈機(1)を吊設する
ため、その着脱時に四輪走行車(2)の下部に押入・引
出を行う必要がある。しかし草刈機(1)自体が重量物
であって、その着脱作業は作業者の大きな負担となって
いる。また、草刈機の下部には前部支持輪(10)や後
部ガイド輪(11)、図示しないモアブレードが露出し
ており、着脱時にそれらが圃場表面を削ったり、反対に
各部材が破損したりする恐れがある。
(4)と後輪(5)との中間に草刈機(1)を吊設する
ため、その着脱時に四輪走行車(2)の下部に押入・引
出を行う必要がある。しかし草刈機(1)自体が重量物
であって、その着脱作業は作業者の大きな負担となって
いる。また、草刈機の下部には前部支持輪(10)や後
部ガイド輪(11)、図示しないモアブレードが露出し
ており、着脱時にそれらが圃場表面を削ったり、反対に
各部材が破損したりする恐れがある。
【0014】そこで、本発明では従来の草刈機の上部に
新たにステップ部(S)(S)を配設し、四輪走行車
(2)が該ステップ部(S)(S)上を走行して乗り越
えることで、前輪(4)と後輪(5)との間に草刈機
(1)を配置出来るようにする。そのため、ステップ部
(S)(S)は四輪走行車(2)の重量に十分に耐えう
る剛性を備える必要があり、肉厚の鉄板を用いるか、鉄
板を例えばロ字状或いはコ字状に屈曲させた上でモアデ
ッキ(22)上面に付設するとよい。
新たにステップ部(S)(S)を配設し、四輪走行車
(2)が該ステップ部(S)(S)上を走行して乗り越
えることで、前輪(4)と後輪(5)との間に草刈機
(1)を配置出来るようにする。そのため、ステップ部
(S)(S)は四輪走行車(2)の重量に十分に耐えう
る剛性を備える必要があり、肉厚の鉄板を用いるか、鉄
板を例えばロ字状或いはコ字状に屈曲させた上でモアデ
ッキ(22)上面に付設するとよい。
【0015】ステップ部(S)(S)の付設位置は、前
輪が乗り越える時に当接する位置が適当であり、本実施
例のように前輪が二輪の場合には左右の前輪(4)
(4)の間隔と略同一な間隔で、かつ各前輪(4)
(4)の車輪幅と略同一な幅で、前後方向に帯状に配設
すればよい。ただし、ステップ部(S)(S)の前端部
(Sa)と後端部(Sb)は、草刈機(1)の下端面
(1a)近傍の高さ位置まで延伸させることで、乗り越
え時に草刈機(1)が地面に押圧されても上下方向でも
ステップ部(S)(S)の下端部(Sa’)(Sb’)
が補強部材として作用し、好適である。
輪が乗り越える時に当接する位置が適当であり、本実施
例のように前輪が二輪の場合には左右の前輪(4)
(4)の間隔と略同一な間隔で、かつ各前輪(4)
(4)の車輪幅と略同一な幅で、前後方向に帯状に配設
すればよい。ただし、ステップ部(S)(S)の前端部
(Sa)と後端部(Sb)は、草刈機(1)の下端面
(1a)近傍の高さ位置まで延伸させることで、乗り越
え時に草刈機(1)が地面に押圧されても上下方向でも
ステップ部(S)(S)の下端部(Sa’)(Sb’)
が補強部材として作用し、好適である。
【0016】本発明による草刈機(1)は、装着する走
行車の前輪(4)(4)及び後輪(5)(5)の位置に
よって、適宜配設位置を変更することができる。特に、
前輪と後輪の車輪間隔が異なる場合でも、各車輪のいず
れにも合致する幅でステップ部(S)(S)を配設する
ことにより、前進・後進に関わらず本草刈機(1)を着
脱することができる。
行車の前輪(4)(4)及び後輪(5)(5)の位置に
よって、適宜配設位置を変更することができる。特に、
前輪と後輪の車輪間隔が異なる場合でも、各車輪のいず
れにも合致する幅でステップ部(S)(S)を配設する
ことにより、前進・後進に関わらず本草刈機(1)を着
脱することができる。
【0017】また、本発明におけるステップ部(S)
(S)は上記のように車輪数に対応して付設する必要は
必ずしもなく、草刈機(1)上部全体に付設してもよ
い。すなわち、上記では左右に分割していたステップ部
を一体的に形成し、昇降機構(9)の部材だけを本ステ
ップ部の略中央に設ける開口部から上部に露出する一
方、他の部位については、上部・前端部・後端部をそれ
ぞれ略平面とする。これによって、各平面部分が十分な
面積を有するため、走行車で乗り越える際に昇降機構
(9)のみに注意すればよく、より容易な着脱に寄与す
ることができる。
(S)は上記のように車輪数に対応して付設する必要は
必ずしもなく、草刈機(1)上部全体に付設してもよ
い。すなわち、上記では左右に分割していたステップ部
を一体的に形成し、昇降機構(9)の部材だけを本ステ
ップ部の略中央に設ける開口部から上部に露出する一
方、他の部位については、上部・前端部・後端部をそれ
ぞれ略平面とする。これによって、各平面部分が十分な
面積を有するため、走行車で乗り越える際に昇降機構
(9)のみに注意すればよく、より容易な着脱に寄与す
ることができる。
【0018】さらに、モアデッキとステップ部を一体化
し、モアデッキ上部の強度を高めることで、走行車が乗
り越え可能となるようにしてもよい。すなわち、図示さ
れるように従来のモアデッキにおいては、上部に傾斜面
や凹凸を有し、また十分な剛性を備えないために、乗り
越えることが不可能であった。本発明によれば、少なく
とも走行車の車輪と当接する部位の強度を高め、かつ略
平面に構成することでステップ部を配し、走行車が乗り
越えて走行車腹部に草刈機を配置することができる。
し、モアデッキ上部の強度を高めることで、走行車が乗
り越え可能となるようにしてもよい。すなわち、図示さ
れるように従来のモアデッキにおいては、上部に傾斜面
や凹凸を有し、また十分な剛性を備えないために、乗り
越えることが不可能であった。本発明によれば、少なく
とも走行車の車輪と当接する部位の強度を高め、かつ略
平面に構成することでステップ部を配し、走行車が乗り
越えて走行車腹部に草刈機を配置することができる。
【0019】本発明に係るステップ部は、同時にモアブ
レード交換等の草刈機のメンテナンス性の向上にも寄与
する。従来モアブレードを交換する際に、モアデッキの
強度が十分ではないために、交換が行い難い問題があっ
た。そこで、本発明では上記のステップ部を利用してモ
アブレード交換時などのメンテナンスを行う際に、ステ
ップ部(S)の前端部(Sa)又は後端部(Sb)を接
地面として直立させ、該作業が行い易いようにした。
レード交換等の草刈機のメンテナンス性の向上にも寄与
する。従来モアブレードを交換する際に、モアデッキの
強度が十分ではないために、交換が行い難い問題があっ
た。そこで、本発明では上記のステップ部を利用してモ
アブレード交換時などのメンテナンスを行う際に、ステ
ップ部(S)の前端部(Sa)又は後端部(Sb)を接
地面として直立させ、該作業が行い易いようにした。
【0020】前述したようにステップ部(S)(S)の
下端部(Sa’)(Sb’)を草刈機(1)の下端面
(1a)近傍まで延伸すると共に、前端面又は後端面で
は作業時の状態で鉛直な平面を構成するようにする。こ
のようにすると、該平面を接地させることによって、草
刈機(1)がメンテナンス時に前端面又は後端面を底面
として垂直に直立するため、モアブレード交換などが容
易に行えるようになる。ステップ部をモアデッキと一体
的に構成する場合であっても、該モアデッキの強度を増
すと共に、モアデッキの前端面又は後端面の少なくとも
いずれかを作業時の状態で鉛直な平面に構成し、同様の
効果を得ることができる。なお、本実施例においては、
後端部(Sb)を下側に直立させ、その際には後部ガイ
ド輪(12)(12)は左右に屈曲させる。
下端部(Sa’)(Sb’)を草刈機(1)の下端面
(1a)近傍まで延伸すると共に、前端面又は後端面で
は作業時の状態で鉛直な平面を構成するようにする。こ
のようにすると、該平面を接地させることによって、草
刈機(1)がメンテナンス時に前端面又は後端面を底面
として垂直に直立するため、モアブレード交換などが容
易に行えるようになる。ステップ部をモアデッキと一体
的に構成する場合であっても、該モアデッキの強度を増
すと共に、モアデッキの前端面又は後端面の少なくとも
いずれかを作業時の状態で鉛直な平面に構成し、同様の
効果を得ることができる。なお、本実施例においては、
後端部(Sb)を下側に直立させ、その際には後部ガイ
ド輪(12)(12)は左右に屈曲させる。
【0021】
【発明の効果】本発明の草刈機は、以上の構成を備える
ので次の効果を奏する。請求項1に記載の草刈機による
と、草刈機の脱着時に、走行車が草刈機を乗り越えて走
行することによって、走行車腹部に草刈機を配置するこ
とができるようになる。これによって草刈機の脱着作業
が容易になるだけでなく、脱着時に圃場等を痛める恐れ
がなく、草刈機下部の諸部材に与える影響も低減でき
る。さらに、従来の草刈機にもステップ部を付設するこ
とで、容易に実現できるため、大きな設計変更等が不要
で簡便な構成をとることができる。
ので次の効果を奏する。請求項1に記載の草刈機による
と、草刈機の脱着時に、走行車が草刈機を乗り越えて走
行することによって、走行車腹部に草刈機を配置するこ
とができるようになる。これによって草刈機の脱着作業
が容易になるだけでなく、脱着時に圃場等を痛める恐れ
がなく、草刈機下部の諸部材に与える影響も低減でき
る。さらに、従来の草刈機にもステップ部を付設するこ
とで、容易に実現できるため、大きな設計変更等が不要
で簡便な構成をとることができる。
【0022】請求項2に記載の草刈機によると、ステッ
プ部の端部を接地させることで、草刈機を直立させるこ
とができるので、モアブレードの交換作業などに便宜で
あり、メンテナンス性の向上にも寄与することができ
る。
プ部の端部を接地させることで、草刈機を直立させるこ
とができるので、モアブレードの交換作業などに便宜で
あり、メンテナンス性の向上にも寄与することができ
る。
【図1】本発明による草刈機を装着した四輪走行車の側
面図である。
面図である。
【図2】同、平面図である。
【図3】本発明に係る草刈機の平面図である。
【図4】同、側面図である。
【図5】ギアボックスの平面図である。
【図6】同、側面図である。
S ステップ部
Sa 同、前端部
Sb 同、後端部
1 草刈機
11 前部支持輪
12 後部ガイド輪
20a モアブレード
20b モアブレード
20c モアブレード
21 ギアボックス
22 モアデッキ
Claims (2)
- 【請求項1】 走行車の前輪と後輪との中間に装着され
るミッドマウント式の草刈機において、該草刈機の上面
に、走行車の前輪及び後輪の少なくともいずれかの位置
に対応し、前後方向に被覆するステップ部を配設したこ
とを特徴とする草刈機。 - 【請求項2】 前記ステップ部が、前記草刈機の前端部
近傍から後端部近傍にかけて張設される構成であって、
ステップ部の前端部及び後端部の少なくともいずれかが
略鉛直に屈曲されることを特徴とする草刈機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001368542A JP2003169520A (ja) | 2001-12-03 | 2001-12-03 | 草刈機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001368542A JP2003169520A (ja) | 2001-12-03 | 2001-12-03 | 草刈機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003169520A true JP2003169520A (ja) | 2003-06-17 |
Family
ID=19178118
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001368542A Withdrawn JP2003169520A (ja) | 2001-12-03 | 2001-12-03 | 草刈機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003169520A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2914140A1 (fr) * | 2007-03-30 | 2008-10-03 | Kubota Kk | Unite de tondeuse prevue pour etre fixee entre les roues avant et les roues arriere d'un vehicule de travail et comportant une structure d'assistance a la montee des roues du vehicule sur l'unite de tondeuse |
JP2008245608A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Kubota Corp | モーア |
JP2008289429A (ja) * | 2007-05-25 | 2008-12-04 | Kubota Corp | 作業車のモーア乗り越え構造 |
-
2001
- 2001-12-03 JP JP2001368542A patent/JP2003169520A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP4509132B2 (ja) * | 2007-03-30 | 2010-07-21 | 株式会社クボタ | モーア |
US8720173B2 (en) | 2007-03-30 | 2014-05-13 | Kubota Corporation | Climb-up assist structure for mower unit |
FR3009668A1 (fr) * | 2007-03-30 | 2015-02-20 | Kubota Kk | Unite de tondeuse prevue pour etre fixee entre les roues avant et les roues arriere d'un vehicule de travail et comportant une structure d'assistance a la montee des roues du vehicule sur l'unite de tondeuse |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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