JP2003165078A - 自動教示システム - Google Patents
自動教示システムInfo
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- JP2003165078A JP2003165078A JP2001361101A JP2001361101A JP2003165078A JP 2003165078 A JP2003165078 A JP 2003165078A JP 2001361101 A JP2001361101 A JP 2001361101A JP 2001361101 A JP2001361101 A JP 2001361101A JP 2003165078 A JP2003165078 A JP 2003165078A
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- JP
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- teaching
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 教示用治具などのハンドへの着脱を容易にし
て、教示・再教示に要する時間を短縮できるとともに、
センタセンシング機構における信号伝送系をコンパクト
化することができる自動教示システムを提供する。 【解決手段】 ワークWをクランプ式により把持する、
ハンド10を移動させる際の移動経路を教示する教示シ
ステムAであって、前記移動経路を教示するために、前
記ワークWと同形かつ同寸法の教示用治具20を前記ハ
ンド10によりクランプさせるようにして教示用治具2
0がハンド10に自動的にセットされるようされてなる
ものである。
て、教示・再教示に要する時間を短縮できるとともに、
センタセンシング機構における信号伝送系をコンパクト
化することができる自動教示システムを提供する。 【解決手段】 ワークWをクランプ式により把持する、
ハンド10を移動させる際の移動経路を教示する教示シ
ステムAであって、前記移動経路を教示するために、前
記ワークWと同形かつ同寸法の教示用治具20を前記ハ
ンド10によりクランプさせるようにして教示用治具2
0がハンド10に自動的にセットされるようされてなる
ものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動教示システム
に関する。さらに詳しくは、例えばクランプ式のハンド
を有するロボットにハンドの移動経路を人手によらず効
率的に教示するための自動教示システムに関する。
に関する。さらに詳しくは、例えばクランプ式のハンド
を有するロボットにハンドの移動経路を人手によらず効
率的に教示するための自動教示システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ロボットにハンドの移動経路およ
び作業内容を教示する教示システムであって、人が直接
的にハンドの移動経路を教示する教示システムでは、ハ
ンドが障害物と干渉するなどしてセンタ位置がずれてし
まったような場合、復旧に多大の時間を要し、その間、
生産ラインが止まったままになるなど効率的でないこと
が多い。そのため、CADデータなどを利用してロボッ
トに移動経路を教示するとともに、機械的な取付誤差な
どに起因する教示点のずれを何らかの方法で自動的に補
正するようにして、効率化を図った自動教示システムが
種々提案・実用化されるようになってきているが、未だ
完全といえるものがなく、種々の改良が必要とされてい
る。例えば、教示に要する時間の短縮が求められてい
る。
び作業内容を教示する教示システムであって、人が直接
的にハンドの移動経路を教示する教示システムでは、ハ
ンドが障害物と干渉するなどしてセンタ位置がずれてし
まったような場合、復旧に多大の時間を要し、その間、
生産ラインが止まったままになるなど効率的でないこと
が多い。そのため、CADデータなどを利用してロボッ
トに移動経路を教示するとともに、機械的な取付誤差な
どに起因する教示点のずれを何らかの方法で自動的に補
正するようにして、効率化を図った自動教示システムが
種々提案・実用化されるようになってきているが、未だ
完全といえるものがなく、種々の改良が必要とされてい
る。例えば、教示に要する時間の短縮が求められてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる従来技
術の課題に鑑みなされたものであって、教示用治具など
のハンドへの着脱を容易にして、教示・再教示に要する
時間を短縮できるとともに、センタセンシング機構にお
ける信号伝送系をコンパクト化することができる自動教
示システムを提供することを目的としている。
術の課題に鑑みなされたものであって、教示用治具など
のハンドへの着脱を容易にして、教示・再教示に要する
時間を短縮できるとともに、センタセンシング機構にお
ける信号伝送系をコンパクト化することができる自動教
示システムを提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の自動教示システ
ムは、ワークをクランプ式により把持する、ハンドを移
動させる際の移動経路を教示する教示システムであっ
て、前記移動経路を教示するために、前記ワークと同形
かつ同寸法の教示用治具を前記ハンドによりクランプさ
せるようにして教示用治具がハンドに自動的にセットさ
れるようされてなることを特徴とする。
ムは、ワークをクランプ式により把持する、ハンドを移
動させる際の移動経路を教示する教示システムであっ
て、前記移動経路を教示するために、前記ワークと同形
かつ同寸法の教示用治具を前記ハンドによりクランプさ
せるようにして教示用治具がハンドに自動的にセットさ
れるようされてなることを特徴とする。
【0005】本発明の自動教示システムにおいては、教
示用治具に、ハンドのセンタ位置をあわせるために教示
点に置かれるターゲットを検出するターゲット検出手段
が設けられるとともに、ターゲット検出手段が出力する
ターゲット検出信号を伝達するための伝達経路が、教示
用治具を前記ハンドによりクランプさせたときに治具側
とハンド側との間で自動的に接続されるようされてなる
のが好ましく、前記伝達経路の治具側端子およびハンド
側端子が送光用および受光用のレンズを有するコネクタ
レスのターミナルとされてなるのがさらに好ましい。
示用治具に、ハンドのセンタ位置をあわせるために教示
点に置かれるターゲットを検出するターゲット検出手段
が設けられるとともに、ターゲット検出手段が出力する
ターゲット検出信号を伝達するための伝達経路が、教示
用治具を前記ハンドによりクランプさせたときに治具側
とハンド側との間で自動的に接続されるようされてなる
のが好ましく、前記伝達経路の治具側端子およびハンド
側端子が送光用および受光用のレンズを有するコネクタ
レスのターミナルとされてなるのがさらに好ましい。
【0006】さらにまた、本発明の自動教示システムに
おいては、ターゲット検出手段が出力するターゲット検
出信号を増幅するアンプが前記ハンドに設けられてなる
のも好ましい。また、本発明の自動教示システムにおい
ては、ハンドがロボットのアームに装着されるものとさ
れ、前記アーム内部に前記アンプにより増幅されたター
ゲット検出手段からのターゲット検出信号を伝送するた
めの伝送路が設けられてなるのも好ましい。
おいては、ターゲット検出手段が出力するターゲット検
出信号を増幅するアンプが前記ハンドに設けられてなる
のも好ましい。また、本発明の自動教示システムにおい
ては、ハンドがロボットのアームに装着されるものとさ
れ、前記アーム内部に前記アンプにより増幅されたター
ゲット検出手段からのターゲット検出信号を伝送するた
めの伝送路が設けられてなるのも好ましい。
【0007】
【作用】本発明は前記の如く構成されているので、教示
用治具などのハンドへの着脱が容易となる。これによ
り、教示・再教示に要する時間を短縮できる。また、セ
ンタセンシング機構における信号伝送系をコンパクト化
することができ、伝送路として用いる導線などの他部材
との干渉による事故の発生等を防止することができる。
用治具などのハンドへの着脱が容易となる。これによ
り、教示・再教示に要する時間を短縮できる。また、セ
ンタセンシング機構における信号伝送系をコンパクト化
することができ、伝送路として用いる導線などの他部材
との干渉による事故の発生等を防止することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら本
発明を実施形態に基づいて説明するが、本発明はかかる
実施形態のみに限定されるものではない。
発明を実施形態に基づいて説明するが、本発明はかかる
実施形態のみに限定されるものではない。
【0009】図1に、本発明の一実施形態に係る自動教
示システムを示す。この自動教示システムAは、関節型
のアームMを有し半導体ウェハなどのワークWを作業台
KからカセットCに搬送し収納するなどの作業を行うロ
ボットRに、ハンド10の移動経路を教示するためのシ
ステムとされる。
示システムを示す。この自動教示システムAは、関節型
のアームMを有し半導体ウェハなどのワークWを作業台
KからカセットCに搬送し収納するなどの作業を行うロ
ボットRに、ハンド10の移動経路を教示するためのシ
ステムとされる。
【0010】自動教示システムAにおいては、3次元C
AD(Computer Aided Design;不図示である)を利用
したシミュレーションによりハンド10の移動経路を示
す各教示点の位置データを予め演算し、この位置データ
をロボットRのコントローラNに与えて、基本的なハン
ドHの移動経路を教示するとともに、ロボットRの設置
やハンド10をアームMに取り付ける際の取付誤差など
に起因するセンタ位置のずれを自動的に補正するものと
される。すなわち、本自動教示システムAにおいては、
ターゲット検出機構を備えた教示用治具20をハンド1
0にセットするとともに、ターゲット30を教示点のセ
ンタ位置に置き、前記ターゲット検出機構がターゲット
30を検出したときの位置データに基づき3次元CAD
により与えられた教示点の位置データを補正するものと
される。以下、各構成要素を詳細に説明する。
AD(Computer Aided Design;不図示である)を利用
したシミュレーションによりハンド10の移動経路を示
す各教示点の位置データを予め演算し、この位置データ
をロボットRのコントローラNに与えて、基本的なハン
ドHの移動経路を教示するとともに、ロボットRの設置
やハンド10をアームMに取り付ける際の取付誤差など
に起因するセンタ位置のずれを自動的に補正するものと
される。すなわち、本自動教示システムAにおいては、
ターゲット検出機構を備えた教示用治具20をハンド1
0にセットするとともに、ターゲット30を教示点のセ
ンタ位置に置き、前記ターゲット検出機構がターゲット
30を検出したときの位置データに基づき3次元CAD
により与えられた教示点の位置データを補正するものと
される。以下、各構成要素を詳細に説明する。
【0011】図2にハンドの詳細構成を示す。このハン
ド10は、アームMに装着される掌状部11と、掌状部
11から突出するように設けられる2本の指状部12と
からなるものとされ、掌状部11に設けられるエアシリ
ンダ13によって駆動される移動ガイド14と各指状部
12の先端部分にそれぞれ設けられる固定ガイド15と
の間で円盤形状のワークWをクランプして把持するもの
とされる。
ド10は、アームMに装着される掌状部11と、掌状部
11から突出するように設けられる2本の指状部12と
からなるものとされ、掌状部11に設けられるエアシリ
ンダ13によって駆動される移動ガイド14と各指状部
12の先端部分にそれぞれ設けられる固定ガイド15と
の間で円盤形状のワークWをクランプして把持するもの
とされる。
【0012】また、ハンド10の掌状部11と各指状部
12との接合部分には、教示用治具20のターゲット検
出センサ23,24(図3参照)から出力され伝送路2
5(図3参照)を介して伝送される検出信号を受信する
とともにコントローラNからの制御信号などを前記伝送
路25を介してターゲット検出センサ23,24に送出
する送受信機能を備えた各端子16が設けられている。
また、掌状部11の基底部には、例えば金属導線からな
る伝送路17を介して各端子16と接続される、ターゲ
ット検出センサ23,24の検出信号を増幅するアンプ
18が設けられている。アンプ18は、アームM内部に
配線される金属導線からなる伝送路19を介してコント
ローラNと接続される。
12との接合部分には、教示用治具20のターゲット検
出センサ23,24(図3参照)から出力され伝送路2
5(図3参照)を介して伝送される検出信号を受信する
とともにコントローラNからの制御信号などを前記伝送
路25を介してターゲット検出センサ23,24に送出
する送受信機能を備えた各端子16が設けられている。
また、掌状部11の基底部には、例えば金属導線からな
る伝送路17を介して各端子16と接続される、ターゲ
ット検出センサ23,24の検出信号を増幅するアンプ
18が設けられている。アンプ18は、アームM内部に
配線される金属導線からなる伝送路19を介してコント
ローラNと接続される。
【0013】各端子16は、電気信号と光信号とを相互
変換することが可能な光送受信モジュールとされ、教示
用治具20側の各端子26(図3参照)との間で光信号
を送受するためのレンズ16aを備えるものとされる。
変換することが可能な光送受信モジュールとされ、教示
用治具20側の各端子26(図3参照)との間で光信号
を送受するためのレンズ16aを備えるものとされる。
【0014】図3に教示用治具の詳細を示す。
【0015】教示用治具20は、各ガイド14,15に
よる被把持部分21がワークWと同形・同寸法の円弧形
状とされる。また、教示用治具20の中心部分には、教
示用治具20のセンタを中心とする円形のターゲット挿
通孔22が設けられている。
よる被把持部分21がワークWと同形・同寸法の円弧形
状とされる。また、教示用治具20の中心部分には、教
示用治具20のセンタを中心とする円形のターゲット挿
通孔22が設けられている。
【0016】ターゲット挿通孔22には、教示点のセン
タ位置を精確に検出するためのセンタ位置検出用センサ
23,24が設けられている。各センサ23,24は、
例えばLED(Light Emitted Diode)からなる発光素
子23a、24aと、pin−PD(pin型フォトダイ
オード)からなる受光素子23b、24bとから構成さ
れる。また、各センサ23,24は、発光素子23a、
24aと受光素子23b、24bとの間の光路が挿通孔
22の中心、すなわち教示用治具20のセンタで直交す
るように設けられる。
タ位置を精確に検出するためのセンタ位置検出用センサ
23,24が設けられている。各センサ23,24は、
例えばLED(Light Emitted Diode)からなる発光素
子23a、24aと、pin−PD(pin型フォトダイ
オード)からなる受光素子23b、24bとから構成さ
れる。また、各センサ23,24は、発光素子23a、
24aと受光素子23b、24bとの間の光路が挿通孔
22の中心、すなわち教示用治具20のセンタで直交す
るように設けられる。
【0017】また、教示用治具20の一側には、教示用
治具20がハンド10によりクランプされたときにハン
ド10側の各端子16と対向するように配設される、ハ
ンド10側の各端子16との間で光信号を送受信するた
めの各端子26が設けられる。各端子26は、例えば光
ファイバからなる伝送路25を介して各センサ23,2
4と接続される。また、各端子26はハンド10側の各
端子16との間で光信号を送受するためのレンズ26a
を備えるものとされる。
治具20がハンド10によりクランプされたときにハン
ド10側の各端子16と対向するように配設される、ハ
ンド10側の各端子16との間で光信号を送受信するた
めの各端子26が設けられる。各端子26は、例えば光
ファイバからなる伝送路25を介して各センサ23,2
4と接続される。また、各端子26はハンド10側の各
端子16との間で光信号を送受するためのレンズ26a
を備えるものとされる。
【0018】図4にターゲットの詳細を示す。ターゲッ
ト30は、作業台Kの上面に据え付けられる基部31
と、挿通孔22に挿通される短円柱形状の挿通部32と
から構成される。挿通部32は精度の高い円柱形状とさ
れ、円柱中心軸が鉛直方向に精確に向くように作業台K
に取り付けられる。また、その底面の径は挿通孔22の
径よりも所定割合小さいものとされる。
ト30は、作業台Kの上面に据え付けられる基部31
と、挿通孔22に挿通される短円柱形状の挿通部32と
から構成される。挿通部32は精度の高い円柱形状とさ
れ、円柱中心軸が鉛直方向に精確に向くように作業台K
に取り付けられる。また、その底面の径は挿通孔22の
径よりも所定割合小さいものとされる。
【0019】次に、本自動教示システムにおける教示の
手順を具体的に説明する。
手順を具体的に説明する。
【0020】(1)ハンド10側の各端子16と、教示
用治具20側の各端子26とがそれぞれ対向するよう
に、教示用治具20をハンド10によりクランプさせる
(図5参照)。
用治具20側の各端子26とがそれぞれ対向するよう
に、教示用治具20をハンド10によりクランプさせる
(図5参照)。
【0021】(2)ターゲット30を作業台K上面にセ
ンタ位置を一致させて取り付ける。
ンタ位置を一致させて取り付ける。
【0022】(3)コントローラNに前記CADにより
演算された各教示点の位置データを入力するとともに、
作業台Kの上面に取り付けられたターゲット30の挿通
部32の位置データを入力し、挿通孔22に挿通部32
が挿通されるようハンドHを移動させる。
演算された各教示点の位置データを入力するとともに、
作業台Kの上面に取り付けられたターゲット30の挿通
部32の位置データを入力し、挿通孔22に挿通部32
が挿通されるようハンドHを移動させる。
【0023】(4)各センサ23,24における遮光が
確認されたとき、すなわち各センサ23,24のいずれ
かが挿通部32上端のエッジを検出したときのハンドH
の鉛直方向の位置データに基づいて、前記CADから与
えられた各教示点の位置データのZ軸方向(鉛直上下方
向)の誤差を補正する。
確認されたとき、すなわち各センサ23,24のいずれ
かが挿通部32上端のエッジを検出したときのハンドH
の鉛直方向の位置データに基づいて、前記CADから与
えられた各教示点の位置データのZ軸方向(鉛直上下方
向)の誤差を補正する。
【0024】(5)各受光素子23b、24bでの受光
がオンの状態からオフし、再びオンするように、ハンド
10をX軸方向およびY軸方向の2軸(水平面内で直交
する2軸)の方向にそれぞれ移動させる。これにより、
X軸方向およびY軸方向の2軸の方向で各2点ずつ、合
計4点における挿通部32の側端部のXY座標が測定さ
れ、これに基づいてその中心のXY座標が算出される。
また、この中心の位置データに基づいて、前記CADか
ら与えられた各教示点の位置データのX軸方向およびY
軸方向の誤差が補正される。
がオンの状態からオフし、再びオンするように、ハンド
10をX軸方向およびY軸方向の2軸(水平面内で直交
する2軸)の方向にそれぞれ移動させる。これにより、
X軸方向およびY軸方向の2軸の方向で各2点ずつ、合
計4点における挿通部32の側端部のXY座標が測定さ
れ、これに基づいてその中心のXY座標が算出される。
また、この中心の位置データに基づいて、前記CADか
ら与えられた各教示点の位置データのX軸方向およびY
軸方向の誤差が補正される。
【0025】(6)前記手順(4)で各センサ23,2
4における遮光が確認されないとき、すなわち挿通孔2
2に挿通部32が挿通されたにも拘わらず各センサ2
3,24が挿通部32を検出しないときには、前記手順
(5)が終了してから、各センサ23,24のいずれか
が遮光された状態でハンドHを上方に移動させ、遮光が
解除されたときの位置データに基づきZ軸方向の補正を
行う。
4における遮光が確認されないとき、すなわち挿通孔2
2に挿通部32が挿通されたにも拘わらず各センサ2
3,24が挿通部32を検出しないときには、前記手順
(5)が終了してから、各センサ23,24のいずれか
が遮光された状態でハンドHを上方に移動させ、遮光が
解除されたときの位置データに基づきZ軸方向の補正を
行う。
【0026】このように、本実施形態の自動教示システ
ムAでは、ワークWと同形・同寸法の教示用治具20を
クランプ式のハンド10に把持させるようにし、教示用
治具20のセンタ位置検出用センサ23,24からの検
出信号を伝送する伝送路における接続ターミナルを、レ
ンズ16a,26aを有する光送受信モジュールからな
る各端子16,26により構成するようにしているの
で、教示用治具20をハンド10にクランプさせるだけ
で自動的にセットすることができ、教示用治具20の着
脱が容易となる。これにより、教示・再教示に要する時
間を短縮することができる。
ムAでは、ワークWと同形・同寸法の教示用治具20を
クランプ式のハンド10に把持させるようにし、教示用
治具20のセンタ位置検出用センサ23,24からの検
出信号を伝送する伝送路における接続ターミナルを、レ
ンズ16a,26aを有する光送受信モジュールからな
る各端子16,26により構成するようにしているの
で、教示用治具20をハンド10にクランプさせるだけ
で自動的にセットすることができ、教示用治具20の着
脱が容易となる。これにより、教示・再教示に要する時
間を短縮することができる。
【0027】また、センタ位置検出用センサ23,24
からの検出信号を増幅するアンプ18をハンド10の掌
状部11に設けるようにしたので、アンプ18までの信
号伝達経路を短縮して信号劣化を抑制することができる
とともに、アンプ18からコントローラNまでの伝送路
19を配線の自由度が高い金属導線から構成できるの
で、伝送路19をアームM内部を通すなど信号伝達系の
コンパクト化を図ることが容易となる。
からの検出信号を増幅するアンプ18をハンド10の掌
状部11に設けるようにしたので、アンプ18までの信
号伝達経路を短縮して信号劣化を抑制することができる
とともに、アンプ18からコントローラNまでの伝送路
19を配線の自由度が高い金属導線から構成できるの
で、伝送路19をアームM内部を通すなど信号伝達系の
コンパクト化を図ることが容易となる。
【0028】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
教示用治具などのセットに要する時間を短縮できるの
で、教示・再教示に要する時間を短縮することができる
という優れた効果を奏する。これにより、異常発生時に
も短時間の内に再教示することが可能となるので、生産
システムの停止などで発生する損害を最小限に抑えるこ
とができるという効果も奏する。
教示用治具などのセットに要する時間を短縮できるの
で、教示・再教示に要する時間を短縮することができる
という優れた効果を奏する。これにより、異常発生時に
も短時間の内に再教示することが可能となるので、生産
システムの停止などで発生する損害を最小限に抑えるこ
とができるという効果も奏する。
【図1】本発明の一実施形態に係る自動教示システムの
概略構成を示す斜視図である。
概略構成を示す斜視図である。
【図2】ハンドの詳細構成を示す一部断面図であって、
同(a)は平面を示し、同(b)は側面を示す。
同(a)は平面を示し、同(b)は側面を示す。
【図3】ハンドの教示用治具の詳細構成を示す模式図で
ある。
ある。
【図4】ターゲットの詳細構成を示す模式図である。
【図5】ハンドに教示用治具を装着した状態を示す模式
図であって、同(a)は平面を示し、同(b)は側面を
示す。
図であって、同(a)は平面を示し、同(b)は側面を
示す。
A 自動教示システム
M アーム
N コントローラ
R ロボット
10 ハンド
20 教示用治具
30 ターゲット
23、24 センタ位置検出用センサ
16、26 端子
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Fターム(参考) 3C007 AS01 DS01 ES02 ET08 EU17
EV23 JU08 KS05 KS36 KV11
KX07 LS08 LS14 LS19 MT01
MT06 NS09 NS13
5F031 CA02 CA11 FA01 FA07 GA10
GA14 GA15 GA36 JA05 KA10
KA11 KA20 PA02
Claims (5)
- 【請求項1】 ワークをクランプ式により把持する、ハ
ンドを移動させる際の移動経路を教示する教示システム
であって、 前記移動経路を教示するために、前記ワークと同形かつ
同寸法の教示用治具を前記ハンドによりクランプさせる
ようにして教示用治具がハンドに自動的にセットされる
ようされてなることを特徴とする自動教示システム。 - 【請求項2】 教示用治具に、ハンドのセンタ位置をあ
わせるために教示点に置かれるターゲットを検出するタ
ーゲット検出手段が設けられるとともに、ターゲット検
出手段が出力するターゲット検出信号を伝達するための
伝達経路が、教示用治具を前記ハンドによりクランプさ
せたときに治具側とハンド側との間で自動的に接続され
るようされてなることを特徴とする請求項1記載の自動
教示システム。 - 【請求項3】 前記伝達経路の治具側端子およびハンド
側端子が、送光用および受光用のレンズを有するコネク
タレスのターミナルとされてなることを特徴とする請求
項2記載の自動教示システム。 - 【請求項4】 ターゲット検出手段が出力するターゲッ
ト検出信号を増幅するアンプが、前記ハンドに設けられ
てなることを特徴とする請求項2または3記載の自動教
示システム。 - 【請求項5】 前記ハンドがロボットのアームに装着さ
れるものとされ、前記アーム内部に前記アンプにより増
幅されたターゲット検出手段からのターゲット検出信号
を伝送するための伝送路が設けられてなることを特徴と
する請求項1ないし請求項4に記載の自動教示システ
ム。
Priority Applications (1)
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