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JP2003163466A - 多層プリント回路基板およびそれを備えた多層プリント回路基板装置 - Google Patents

多層プリント回路基板およびそれを備えた多層プリント回路基板装置

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Publication number
JP2003163466A
JP2003163466A JP2001364460A JP2001364460A JP2003163466A JP 2003163466 A JP2003163466 A JP 2003163466A JP 2001364460 A JP2001364460 A JP 2001364460A JP 2001364460 A JP2001364460 A JP 2001364460A JP 2003163466 A JP2003163466 A JP 2003163466A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
circuit board
printed circuit
multilayer printed
layer
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001364460A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukinori Mizuguchi
幸則 水口
Sadahiro Tani
貞宏 谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2001364460A priority Critical patent/JP2003163466A/ja
Publication of JP2003163466A publication Critical patent/JP2003163466A/ja
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  • Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)
  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 放射ノイズの低減効果を高めることができる
多層プリント回路基板およびそれを備えた多層プリント
回路基板装置を提供する。 【解決手段】 多層プリント回路基板は、グランド層
と、電源層13と、これらの間に設けられた絶縁層とを
有している。上記電源層13は3つの分割電源層30
A,30B,30Cからなっている。この分割電源層3
0A,30B,30Cの形状は、分割電源層30A,3
0B,30Cの各々に接続されるべき集積回路素子の立
ち上がり時間に依存した形状になっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばIC(集積
回路)やLSI(大規模集積回路)などの集積回路素子
が搭載される多層プリント回路基板およびこの多層プリ
ント回路基板を備えた多層プリント回路基板装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、多層プリント回路基板として
は、電源層と、グランド層と、これらの間に設けられた
絶縁層とを備えたものがある。このような多層プリント
回路基板では、電源層とグランド層とが平行平板として
振る舞うため、共振周波数近傍で放射ノイズが増大する
という問題があった。
【0003】上記問題を解決するための多層プリント回
路基板が、特開平11−340629号公報に開示され
ている。
【0004】特開平11−340629号公報の多層プ
リント回路基板は、グラウンド用導体層と電源用導体層
とで信号線を挟む構造のプリント回路板において、電源
用導体層を分割し、かつ分割した電源用導体層間をイン
ダクタンス性素子で接続している。これにより、上記グ
ラウンド用導体層と電源用導体層とが構成する平行平板
では、信号線により給電されたモードによる共振周波数
が変化する、あるいは、グラウンド用導体層と電源用導
体層との間に誘起される電磁界が減衰するので、放射ノ
イズが減少する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、特開平11
−340629号公報の多層プリント回路基板によれ
ば、電源用導体層の分割は、グラウンド用導体層と電源
用導体層とで挟まれている信号層の信号線の引き回しに
依存している。この場合、上記多層プリント回路基板に
集積回路素子を実装し、この集積回路素子のスイッチン
グを行うと、貫通電流が集積回路素子の電源端子から多
層プリント回路基板を介して集積回路素子のグランド端
子に流れる。このような貫通電流が、グラウンド用導体
層と電源用導体層とを平行平板として励振するため、放
射ノイズが高くなるという問題がある。すなわち、上記
多層プリント回路基板では、放射ノイズの低減効果が低
いという問題がある。
【0006】そこで、本発明の目的は、放射ノイズの低
減効果を高めることができる多層プリント回路基板およ
びそれを備えた多層プリント回路基板装置を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の多層プリント回路基板は、電源層と、グラ
ンド層と、上記電源層と上記グランド層との間に設けら
れた絶縁層とを備え、表裏面の少なくとも一方に集積回
路素子が実装される多層プリント回路基板において、上
記電源層は複数の分割電源層からなっていて、上記分割
電源層の形状は、上記分割電源層の各々に接続されるべ
き上記集積回路素子の立ち上がり時間に依存した形状に
なっていることを特徴としている。
【0008】上記構成の多層プリント回路基板によれ
ば、上記電源層が複数の分割電源層からなることによ
り、電源層とグランド層との間の共振周波数が高域にシ
フトする。このとき、上記分割電源層の形状が、分割電
源層の各々に接続されるべき集積回路素子の立ち上がり
時間に依存した形状になっているので、カットオフ周波
数以上に電源層とグランド層との間の共振周波数がシフ
トする。その結果、不要な放射ノイズが低減され、放射
ノイズの低減効果を高めることができる。
【0009】一実施形態の多層プリント回路基板は、上
記複数の分割電源層は互いに導体で接続されている。
【0010】上記実施形態の多層プリント回路基板によ
れば、上記複数の分割電源層は互いに導体で接続されて
いるので、複数の分割電源層のうちの1つを例えば電源
装置に接続するだけで、複数の分割電源層の全てに電源
を供給することができる。
【0011】一実施形態の多層プリント回路基板は、上
記分割電源層の形状が矩形状であり、上記分割電源層の
長辺の長さL1が次式(1) ε:上記絶縁層の比誘電率 T:上記集積回路素子の信号の立ち上がり時間 を満たしている。
【0012】上記実施形態の多層プリント回路基板によ
れば、上記分割電源層の形状が矩形状であり、その分割
電源層の長辺の長さL1が式(1)を満たすから、放射
ノイズの低減効果を確実に高めることができる。
【0013】一実施形態の多層プリント回路基板は、上
記分割電源層の形状が多角形状であり、上記分割電源層
の外周の長さL2が次式(2) ε:上記絶縁層の比誘電率 T:上記集積回路素子の信号の立ち上がり時間 を満たしている。
【0014】上記実施形態の多層プリント回路基板によ
れば、上記分割電源層の形状が多角形状であり、その分
割電源層の外周の長さL2が式(2)を満たすから、放
射ノイズの低減効果を確実に高めることができる。
【0015】また、本発明の多層プリント回路基板装置
は、上記多層プリント回路基板と、この多層プリント回
路基板の表裏面の少なくとも一方に実装された上記集積
回路素子とを備えたことを特徴としている。
【0016】上記構成の多層プリント回路基板装置によ
れば、上記多層プリント回路基板を備えているので、カ
ットオフ周波数以上に電源層とグランド層との間の共振
周波数がシフトする。その結果、不要な放射ノイズが低
減され、放射ノイズの低減効果を高めることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の多層プリント回路
基板およびそれを備えた多層プリント回路基板装置を図
示の実施の形態により詳細に説明する。
【0018】図1は本発明の実施の一形態の多層プリン
ト回路基板装置の模式断面図であり、図2は上記多層プ
リント回路基板装置を上方から見た模式平面図である。
【0019】上記多層プリント回路基板装置は、図1、
図2に示すように、多層プリント回路基板10と、この
多層プリント回路基板10の表面(図1中の上側の面)
に実装された複数の集積回路素子20とを備えている。
【0020】上記多層プリント回路基板10は、表側
(図1中の上側)から順に、信号層11、グランド層1
2、電源層13および信号層14を具備している。これ
らの各層間には絶縁層15を設けている。
【0021】上記集積回路素子20は、信号層11に接
続され、同一パッケージ内にグランド端子22および電
源端子23を有している。上記グランド端子22はスル
ーホール24を介してグランド層12に接続し、電源端
子23はスルーホール25を介して電源層13に接続し
ている。
【0022】また、上記電源層13は、図3に示すよう
に、3つの分割電源層30A,30B,30Cからなっ
ている。図3中の×印は、スルーホール25が接続され
る箇所を示している。
【0023】次に、分割電源層の形状と放射ノイズとの
関係について説明する。
【0024】上記集積回路素子20のスイッチング動作
時に、電源端子23から多層プリント回路基板10を介
してグランド端子22に貫通電流が流れる。この貫通電
流がグランド層12と電源層13とを平行平板として励
振させ、放射ノイズが高くなる。特に共振周波数近傍で
は放射ノイズが高くなる。その共振周波数は電源層13
とグランド層12との平面形状に依存しており、複数の
分割電源層で電源層を構成することにより、共振周波数
を高域にシフトさせることができる。
【0025】上記集積回路素子20のクロックの立ち上
がり時間をTとしたとき、貫通電流の高周波成分の周
波数特性は、減衰率が−20dBから−40dBに変化
する点で十分に高周波成分が減衰している。変化点のカ
ットオフ周波数fは次式(3)で表される値になる。
【0026】また、上記多層プリント回路基板10の絶
縁層15の誘電率をεとすると、カットオフ周波数f
における波長λは次式(4)で表される値になる。
【0027】上記分割電源層の形状が矩形状の場合、一
番低い周波数の共振は分割電源層の長辺の長さL1が半
波長と一致した周波数で生じる。従って、上記分割電源
層の長辺の長さL1が次式(5)を満たせば、電源層1
3とグランド層12との間の共振周波数における貫通電
流の高周波成分が十分減衰して、放射ノイズを低減する
ことができる。
【0028】また、上記分割電源層の形状が多角形状で
ある場合、電源層の外周の長さL2が次式(6)を満た
せば、電源層とグランド層12との間の共振周波数にお
ける貫通電流の高周波成分が十分減衰して、放射ノイズ
を低減することができる。
【0029】また、上記集積回路素子20の電源端子2
3に接続している分割電源層30A,30B,30Cが
上記式(5)または式(6)を満たしていない場合は、
電源分割層を分割する。この分割を複数の分割電源層の
全てについて行うことにより、電源層とグランド層12
との間の共振周波数を貫通電流の高周波成分が十分減衰
している周波数に移動させることができ、放射ノイズを
低減することができる。
【0030】上述した放射ノイズの低減効果は、グラン
ド層と電源層とを有するプリント回路基板であれば、4
層より多い層数のプリント回路基板においても得ること
ができる。
【0031】次に、シミュレーション解析により放射ノ
イズの低減効果の確認を行った。このシミュレーション
解析は、多層プリント回路基板10の電源/グランド層
を容量C、インダクタンスLおよび抵抗Rの集中定数回
路で表現した等価回路モデルを採用した。図4に上記等
価回路モデルを示す。ここでは、電源層とグランド層と
の両層を正方領域に分割し、各領域の持つC、L、R値
を以下の式で計算した。
【0032】ここで、ε、μ、l、d、ρ、tはそれぞ
れ電源/グランド層間の絶縁層の誘電率、電源/グラン
ド層間の絶縁層の透磁率、分割領域の一辺の長さ、電源
/グランド層間の絶縁層の厚さ、電源/グランド導体の
抵抗率、電源/グランド導体の厚さである。
【0033】上記シミュレーション解析周波数の上限を
1GHzとし、シミュレーション解析波長の10分の1
以下となるよう基板をl=10mmで分割し、等価回路
を構成した。
【0034】SPICEシミュレーションにより、基板
上の観測点におけるSパラメータの反射特性S11を算
出した。この反射特性S11は、観測点への入射波のう
ち反射された波の割合を表している。また、電源層とグ
ランド層との間で共振がおこると、観測点のインピーダ
ンスが低くなり、入射波の一部が放射されるため、S
11が小さくなる。
【0035】そして、例えば、クロック信号の立ち上が
り時間Tを800ps、絶縁層の比誘電率εを4.
6とする。この場合、カットオフ周波数fは約400M
Hzとなり、波長λは約350mmとなる。このよう
に、上記カットオフ周波数fの波長λが約350mmで
ある場合、図5に示す矩形状の電源層113は長辺の長
さは240mmであるから、上記式(5)を満たさな
い。
【0036】図7に、図5中の×印(スルーホールが接
続する箇所)を観測点としたS11のシミュレーション
解析値を示す。図7から確認できるように、一番低い周
波数の共振周波数(以下、「第1共振周波数」と言う)
が約295MHzである。このとき、図5中のどの×印
を観測点として選んでも、第1共振周波数は同じ値の約
295MHzになる。この場合、第1共振周波数(29
5MHz)がカットオフ周波数f(400MHz)より
低い周波数であるので、貫通電流の高周波成分が十分減
衰せず、第1共振周波数付近で放射ノイズが増大する。
【0037】図5に示す電源層113では上記式(5)
を満たさないので、矩形状の電源層113を分割して、
図6に示すように、2つの矩形状の分割電源層130
A,130Bを形成する。この矩形状の分割電源層13
0Aおよび分割電源層130Bの長辺の長さは150m
mであるから、上記式(5)を満たす。
【0038】図8に、上記分割電源層130AのS11
のシミュレーション解析値を示す。図8から確認できる
ように、上記電源層113を分割して、分割電源層13
0A,130Bを形成することにより、第1共振周波数
が295MHzから470MHzに移動している。そし
て、図8に示す第1共振周波数(470MHz)はカッ
トオフ周波数f(400MHz)より高い周波数になっ
ている。また、上記分割電源層130A,130Bはと
もに同じ形状のため、共振周波数は同じ値になる。従っ
て、上記分割電源層130A,130Bにおける第1共
振周波数(470MHz)がカットオフ周波数f(40
0MHz)より高いため、貫通電流の高周波成分が十分
減衰して、放射ノイズを低減することができる。
【0039】また、上記カットオフ周波数fの波長λが
約350mmである場合、図9に示す多角形状の電源層
213の外周の長さは560mmであるから、上記式
(6)を満たさない。
【0040】図11に、図9中の×印(スルーホールが
接続する箇所)を観測点としたS のシミュレーショ
ン解析値を示す。図11から、第1共振周波数が約36
5MHzであることが確認できる。この場合、第1共振
周波数(365MHz)がカットオフ周波数f(400
MHz)より低いため、貫通電流の高周波成分が十分減
衰せず、第1共振周波数付近で放射ノイズが増大する。
【0041】図9に示す電源層213は上記式(6)を
満たさないので、多角形状の電源層213を分割して、
図10に示すように、矩形状の分割電源層230Aと多
角形状の分割電源層230Bとを形成する。その結果、
上記矩形状の分割電源層230Aの長辺の長さは100
mmとなって、上記式(5)を満たす。また、上記多角
形状の分割電源層230Bは外周の長さが320mmと
なって、上記式(6)を満たす。
【0042】図12に上記分割電源層230AのS11
のシミュレーション解析値を示し、図13に上記分割電
源層230BのS11のシミュレーション解析値を示
す。
【0043】図12では第1共振周波数が約690MH
z、図13では第1共振周波数が約625MHzになっ
ていることが確認できる。このように、上記多角形状の
電源層213を分割して、図10に示すように、矩形状
の分割電源層230Aと多角形状の分割電源層230B
とを形成することにより、第1共振周波数がカットオフ
周波数f(400MHz)より高くなる。その結果、貫
通電流の高周波成分が十分減衰して、放射ノイズを低減
することができる。
【0044】上記実施の形態では、多層プリント回路基
板10の表面(図1中の上側の面)に集積回路素子20
を実装していたが、多層プリント回路基板10の裏面
(図1中の下側の面)に集積回路素子20を実装しても
よいし、または、多層プリント回路基板10の表裏面の
両方に集積回路素子を実装してもよい。要するに、上記
多層プリント回路基板10の表裏面の少なくとも一方に
集積回路素子を実装すればよい。
【0045】上記集積回路素子としては、例えばICや
LSIなどがあり、具体的には例えば水晶クロック発振
器などがある。
【0046】また、上記実施の形態では、分割電源層3
0A,30B,30Cは互いに接続されていなかった
が、分割電源層30A,30B,30Cを互いに導体で
接続してもよい。この場合、上記分割電源層30A,3
0B,30Cのうちの1つを例えば電源装置に接続する
だけで、分割電源層30A,30B,30Cの全てに電
源を供給することができる。
【0047】
【発明の効果】以上より明らかなように、本発明の多層
プリント回路基板は、電源層を構成する複数の分割電源
層の形状が、分割電源層の各々に接続されるべき集積回
路素子の立ち上がり時間に依存した形状になっているの
で、電源層とグランド層との間の共振周波数がカットオ
フ周波数以上にシフトして、放射ノイズの低減効果を高
めることができる。
【0048】一実施形態の多層プリント回路基板は、上
記複数の分割電源層が互いに導体で接続されているの
で、複数の分割電源層のうちの1つを例えば電源装置に
接続するだけで、複数の分割電源層の全てに電源を供給
することができる。
【0049】一実施形態の多層プリント回路基板は、上
記分割電源層の形状が矩形である場合、上記分割電源層
の長辺の長さL1が次式(1) ε:上記絶縁層の比誘電率 T:上記集積回路素子の信号の立ち上がり時間 を満たしているので、放射ノイズの低減効果を確実に高
めることができる。
【0050】一実施形態の多層プリント回路基板は、上
記分割電源層の形状が多角形である場合、上記分割電源
層の外周の長さL2が次式(2) ε:上記絶縁層の比誘電率 T:上記集積回路素子の信号の立ち上がり時間 を満たしているので、放射ノイズの低減効果を確実に高
めることができる。
【0051】また、本発明の多層プリント回路基板装置
は、上記多層プリント回路基板を備えているので、電源
層とグランド層との間の共振周波数がカットオフ周波数
以上にシフトして、放射ノイズの低減効果を高めること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の一形態の多層プリント回路基
板装置の模式断面図である。
【図2】 図1の多層プリント回路基板装置の模式平面
図である。
【図3】 本発明の実施の一形態の多層プリント回路基
板の電源層の模式平面図である。
【図4】 電源/グランド層の等価回路モデルを示す図
である。
【図5】 矩形形状の電源層の一例の模式平面図であ
る。
【図6】 図5の電源層の分割後の一例を示す模式平面
図である。
【図7】 図5の電源層のS11のシミュレーション解
析結果のグラフを示す図である。
【図8】 図6の分割電源層のS11のシミュレーショ
ン解析結果のグラフを示す図である。
【図9】 多角形状の電源層の一例の模式平面図であ
る。
【図10】 図9の電源層の分割後の一例を示す模式平
面図である。
【図11】 図9の電源層のS11のシミュレーション
解析結果のグラフを示す図である。
【図12】 図10の一方の分割電源層のS11のシミ
ュレーション解析結果のグラフを示す図である。
【図13】 図10の他方の分割電源層のS11のシミ
ュレーション解析結果のグラフを示す図である。
【符号の説明】
10 多層プリント回路基板 12 グランド層 13 電源層 15 絶縁層 20 集積回路素子 30A,30B,30C 分割電源層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5E321 AA17 AA33 GG09 5E346 AA12 AA15 AA35 AA41 BB03 BB04 BB07 BB15 CC01 CC31 FF45 HH01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源層と、グランド層と、上記電源層と
    上記グランド層との間に設けられた絶縁層とを備え、表
    裏面の少なくとも一方に集積回路素子が実装される多層
    プリント回路基板において、 上記電源層は複数の分割電源層からなっていて、 上記分割電源層の形状は、上記分割電源層の各々に接続
    されるべき上記集積回路素子の立ち上がり時間に依存し
    た形状になっていることを特徴とする多層プリント回路
    基板。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の多層プリント回路基板
    において、 上記複数の分割電源層は互いに導体で接続されているこ
    とを特徴とする多層プリント回路基板。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の多層プリント
    回路基板において、 上記分割電源層の形状が矩形状であり、上記分割電源層
    の長辺の長さL1が次式(1) ε:上記絶縁層の比誘電率 T:上記集積回路素子の信号の立ち上がり時間 を満たすことを特徴とする多層プリント回路基板。
  4. 【請求項4】 請求項1または2に記載の多層プリント
    回路基板において、 上記分割電源層の形状が多角形状であり、上記分割電源
    層の外周の長さL2が次式(2) ε:上記絶縁層の比誘電率 T:上記集積回路素子の信号の立ち上がり時間 を満たすことを特徴とする多層プリント回路基板。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか1つに記載の
    多層プリント回路基板と、この多層プリント回路基板の
    表裏面の少なくとも一方に実装された上記集積回路素子
    とを備えたことを特徴とする多層プリント回路基板装
    置。
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