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JP2003162766A - 飲料ディスペンサ - Google Patents

飲料ディスペンサ

Info

Publication number
JP2003162766A
JP2003162766A JP2001361490A JP2001361490A JP2003162766A JP 2003162766 A JP2003162766 A JP 2003162766A JP 2001361490 A JP2001361490 A JP 2001361490A JP 2001361490 A JP2001361490 A JP 2001361490A JP 2003162766 A JP2003162766 A JP 2003162766A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cup
size
beverage dispenser
switch lever
detection sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001361490A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideji Ota
秀治 太田
Hideyuki Igari
英之 猪狩
Akio Fujita
晃央 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoshizaki Electric Co Ltd
Original Assignee
Hoshizaki Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hoshizaki Electric Co Ltd filed Critical Hoshizaki Electric Co Ltd
Priority to JP2001361490A priority Critical patent/JP2003162766A/ja
Publication of JP2003162766A publication Critical patent/JP2003162766A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カップのサイズに応じて、カップ内に安定し
た量の内容物を供給するようにした飲料ディスペンサを
提供する。 【解決手段】 この飲料ディスペンサ1は、複数サイズ
のカップC内にそのサイズに応じた量の内容物を安定供
給するためのものであり、放出口13に近接させて基準
センサ20を配置させている。この基準センサ20は、
カップサイズに拘わらず、カップCの上部を検出するも
のである。よって、基準センサ20を放出口13に近接
して配置させることで、どのようなサイズのカップCで
も、カップCの口を放出口13に接近させた状態で、内
容物をカップC内に供給することができる。従って、前
述した基準センサ20とカップサイズ検出センサ25,
30とを採用することで、カップCのサイズを意識する
ことなく、安定した量の内容物をカップC内に入れるこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カップのサイズに
応じて、氷や飲料水などの内容物の放出量を調整する機
能をもった飲料ディスペンサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、カップ内に所定量の氷を供給する
装置としては、特開平7−282685号公報がある。
この公報に開示された氷ディスペンサは、カップ収容部
内に突出させた押圧レバーをカップで押し込むことによ
り、所定量の氷を放出口からカップ内に落とし込むもの
である。また、特開平3−290795号公報には、飲
料水をカップ内に投入する際に、カップのサイズを予め
検出するためのスイッチを設けた自動販売機が開示され
ている。この自動販売機には、上から大カップ検知部、
標準カップ検知部、小カップ検知部といった順に配列し
たカップサイズ検出部が設けられ、このカップサイズ検
出部は、カップ載置台上に置かれた状態でカップのサイ
ズを検出するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
3−290795号公報に記載されているようにしてカ
ップサイズを検出した場合、カップ載置台上に置かれた
カップのうち、大カップの口は放出口に最も近づくが、
カップサイズが小さくなるに連れてカップの口が放出口
から離れてゆく。すなわち、放出口からカップの口まで
の距離がカップのサイズに応じて変動するような配列を
もって、各カップ検出部が配置されている。従って、氷
や飲料水などの内容物を、放出口からカップに向けて放
出した場合、カップが小さくなるほど、カップの口が放
出口から離れることになるので、氷や飲料水などの内容
物を放出した際に、カップから内容物がこぼれ出る量が
多くなるといった問題点があった。
【0004】本発明は、上述の課題を解決するためにな
されたもので、特に、カップのサイズに応じて、カップ
内に安定した量の内容物を供給するようにした飲料ディ
スペンサを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る飲料ディス
ペンサは、カップ収容部内に配置させる複数サイズのカ
ップに対応させて、放出口から排出させた内容物をカッ
プ内に供給する飲料ディスペンサにおいて、放出口に近
接して配置させ、全サイズのカップの上部を検出する位
置に設けられた基準センサと、基準センサの下方に配置
させ、カップのサイズに対応してカップの有無を検出す
るカップサイズ検出センサとを備えたことを特徴とす
る。
【0006】この飲料ディスペンサは、複数サイズのカ
ップ内にそのサイズに応じた量の内容物を安定供給する
ためのものであり、放出口に近接させて基準センサを配
置させている。この基準センサは、カップサイズに拘わ
らず、カップの上部を検出するものである。よって、基
準センサを放出口に近接して配置させることで、どのよ
うなサイズのカップでも、カップの口を放出口に接近さ
せた状態で、内容物をカップ内に供給することができ
る。従って、前述した基準センサとカップサイズ検出セ
ンサとを採用することで、カップのサイズを意識するこ
となく、安定した量の内容物をカップ内に入れることが
できる。
【0007】また、カップサイズ検出センサは、カップ
収容部内で略水平に突出させて、先端がカップの胴部で
水平方向に押されて直動する直動スイッチレバーを備え
ると好適である。このような構成を採用した場合、利用
者が、カップの胴部で直動スイッチレバーを水平に押す
ことができるので、カップ収容部内にカップを差し入れ
る動作の延長上で直動スイッチレバーを操作することが
できるので、利用者に負担を強いることが少なく、次位
サイズのカップ内に内容物を確実に放出させることがで
きる。
【0008】また、基準センサ及びカップサイズ検出セ
ンサは、カップの胴部を検出する非接触スイッチである
と好適である。このような構成を採用した場合、カップ
に触れることなく、カップのサイズを検出することがで
きるので、紙やプラスチックカップなどの柔らかい材料
からなるカップでも、カップの胴部を変形させることな
く、極めて衛生的にカップ内に内容物を確実に放出させ
ることができる。
【0009】また、カップサイズ検出センサは、カップ
収容部内で略鉛直に突出させて、下端がカップの胴部で
水平方向に押されて揺動する回動スイッチレバーを備え
ると好適である。このような回動スイッチレバーは、カ
ップ収容部内で略鉛直に突出させているので、カップサ
イズ検出センサの視認性を向上させることができ、利便
性を高めることができる。
【0010】また、カップサイズ検出センサは、カップ
収容部内に突出させた先端を、カップの底部で押し下げ
られて揺動する回動スイッチレバーを備えると好適であ
る。この回動スイッチレバーは、カップの押し下げ動作
によって揺動するものであるから、カップの底部を、回
動スイッチレバーの先端で支えた状態を維持しつつ、内
容物を放出させることができるので、内容物の放出時
中、常に安定した状態でカップを指で支えておくことが
できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明に
係る飲料ディスペンサの好適な実施形態について詳細に
説明する。
【0012】(第1の実施形態)図1に示すように、飲
料ディスペンサ1は、ハウジング2内にオーガ式製氷機
構3を備えている。このオーガ式製氷機構3は、略鉛直
な軸線を中心としてモータによって回転するオーガ4を
有し、このオーガ4の周囲に冷凍シリンダ5を配置させ
ている。よって、冷凍シリンダ5の内壁面で製氷水が氷
結し、その薄氷は、オーガ4の螺旋刃4aで削られなが
ら、粉状の氷として上方に送られ、氷絞り出しダイス6
の圧縮通路6aを通過しながら、氷を円柱状に圧縮させ
る。
【0013】そして、圧縮通路6aから出てきた氷柱
は、円錐面をもった回転ヘッド8でチップ状に折られな
がら、アイスストッカ7内に貯留していく。このアイス
ストッカ7内には、アイスストッカ7内の氷片を攪拌さ
せるために、オーガ4と連動する回転軸9に固定させた
アジテータ10が収容されている。また、アイスストッ
カ7の底部には略水平に延びる送出スクリュー11が配
置され、この送出スクリュー11を所定時間だけ駆動さ
せることで、アイスストッカ7内の氷片を、飲料ディス
ペンサ1の氷排出ダクト12まで送り出す。その後、飲
料ディスペンサ1の前面に設けられたカップ収容部14
内にセットされたカップC内には、氷排出ダクト12の
放出口13から放出した所定量の氷が落とし込まれる。
また、カップC内に入らずにこぼれ出た氷片は、ドレイ
ンパン16内で捕集され、ドレインパイプ19を通って
所望のタンク内に流出する。
【0014】図2及び図3に示すように、カップ収容部
14内には氷排出ダクト12が略鉛直に延び出ており、
この氷排出ダクト12は、エプロンカバー17内に収容
され、このエプロンカバー17は、カップ収容部14の
奥側に据え付けられたエプロンパネル18にネジなどで
固定されている。また、カップ収容部14内で、氷排出
ダクト12の放出口13は、ドレインパン16のスノコ
16aに向けて下方に開放されている。従って、放出口
13とドレインパン16のスノコ16aとの間に形成し
たカップ収容部14内にカップCを差し入れることで、
カップC内に適量の氷片(内容物)を落とし込むことが
できる。
【0015】このような飲料ディスペンサ1には、カッ
プ収容部14内でその一部を露出させた基準センサ20
が設けられ、この基準センサ20は、エプロンパネル1
8に取り付けられると共に、略水平方向に摺動する直動
レバー21を有している。この直動レバー21は、エプ
ロンパネル18に固定したスリーブ22に対して摺動自
在である。また、直動レバー21の後方にはマイクロス
イッチ23が配置されている。従って、カップCで直動
レバー21を押し込むことで、マイクロスイッチ23が
オンし、このオン状態によってカップCの存在が検知さ
れる。なお、直動レバー21は、マイクロスイッチ23
の弾性力によって復帰する。
【0016】このような基準センサ20の直動レバー2
1は、放出口13に近接して配置させ、複数サイズ(例
えばSサイズ、Mサイズ、Lサイズの三種類)の全ての
サイズのカップを検出するものである。更に、この基準
センサ20の直動レバー21は、カップCの上部例えば
飲み口C1近傍で押されるような位置に配置させてい
る。よって、この基準センサ20がオンしたということ
は、カップCで直動レバー21が押された結果であり、
放出口13の直近にカップCの口が位置していることに
他ならない。
【0017】これによって、どのようなサイズのカップ
Cでも、カップCの口を放出口13に接近させた状態
で、氷片をカップC内に供給することができる。従っ
て、カップCのサイズを意識することなく、安定した量
の氷片をカップC内に入れることができ、カップCから
氷片が極めてこぼれ出にくくなる。更に、基準センサ2
0の適切な位置は、LサイズのカップCであっても、ス
ノコ16aから離間して浮くような状態になるような位
置が好ましく、利用者がカップCを常に手で支えている
状態で、氷片が放出されることを意図している(図5参
照)。
【0018】更に、図4に示すように、Mサイズのカッ
プCに対して氷片を増量させるためのカップサイズ検出
センサ25がエプロンパネル18に設けられている。こ
のカップサイズ検出センサ25は、基準センサ20の下
方に配置されると共に、エプロンパネル18に摺動自在
に取り付けられて、先端をカップ収容部14内に露出さ
せた直動スイッチレバー26を有している。この直動ス
イッチレバー26は、カップ収容部14内で略水平に突
出され、その先端はカップCの胴部C2の下端で水平方
向に押される。また、この直動スイッチレバー26の後
方にはマイクロスイッチ27が配置されている。従っ
て、MサイズのカップCで直動スイッチレバー26を押
し込むことで、マイクロスイッチ27がオンし、このオ
ン状態によってMサイズのカップCの存在を検知してい
る。なお、この直動スイッチレバー26は、マイクロス
イッチ23の弾性力によって復帰する。
【0019】このような直動スイッチレバー26は、利
用者が、カップCの胴部C2で直動スイッチレバー26
を水平に押すことができる。よって、カップ収容部14
内にカップCを差し入れる動作の延長上で直動スイッチ
レバー26を操作することができ、利用者に負担を強い
ることが少なく、MサイズのカップC内にMサイズに対
応した所望量の氷片を確実に放出させることができる。
【0020】同様に、図5に示すように、Lサイズのカ
ップCに対して氷片を更に増量させるためのカップサイ
ズ検出センサ30がエプロンパネル18に設けられてい
る。このカップサイズ検出センサ30は、Mサイズ用の
カップサイズ検出センサ25の下方に配置されると共
に、エプロンパネル18に摺動自在に取り付けられて、
先端をカップ収容部14内に露出させた直動スイッチレ
バー31を有している。
【0021】この直動スイッチレバー31は、カップ収
容部14内で略水平に突出され、その先端はカップCの
胴部C2の下端で水平方向に押される。また、この直動
スイッチレバー31の後方にはマイクロスイッチ32が
配置されている。従って、LサイズのカップCで直動ス
イッチレバー31を押し込むことで、マイクロスイッチ
32がオンし、このオン状態によってLサイズのカップ
Cの存在が検知される。なお、この直動スイッチレバー
31は、マイクロスイッチ32の弾性力によって復帰す
る。
【0022】このような直動スイッチレバー31は、利
用者が、カップCの胴部C2で直動スイッチレバー31
を水平に押すことができる。よって、カップ収容部14
内にカップCを差し入れる動作の延長上で直動スイッチ
レバー31を操作することができるので、利用者に負担
を強いることが少なく、LサイズのカップC内にLサイ
ズに応じた所望量の氷片を確実に放出させることができ
る。
【0023】ここで、基準センサ20は、Sサイズの検
出をも兼ねているので、基準センサ20のみがオンされ
て、所定時間経過後にMサイズ用のカップサイズ検出セ
ンサ25及びLサイズ用のカップサイズ検出センサ30
がオフの状態に維持されている時は、カップ収容部14
内には、SサイズのカップCが差し入れられていると判
断され、Sサイズに対応した最も少ない量の氷片が放出
口13から放出されることになる。
【0024】また、カップCが放出口13から離れた状
態で差し入れられた場合、基準センサ20はオンされず
に、カップサイズ検出センサ25,30のみがオンする
ことになるので、そのような状況は、カップCの口が放
出口13から離れ過ぎていることに他ならない。従っ
て、放出口13から氷片が放出されないように制御され
る。すなわち、氷片の放出制御にあたって、基準センサ
20のオン状態が氷片を放出口13から放出させる最低
条件になっている。
【0025】なお、内容物としてお茶などの飲料水を供
給する場合でも、カップCの口を飲料水用の放出口に近
づけることができるので、前述した基準センサ20の採
用は、S,M,L全てのサイズのコップCに対して、確
実に飲料水を供給することができる。
【0026】(第2の実施形態)図6〜図8は、第2の
実施形態に係る飲料ディスペンサ35の要部を示す断面
図であり、第1の実施形態と同一又は同等な構成要素に
は同一の符号を付して、その説明は省略する。
【0027】図6に示すように、飲料ディスペンサ35
は、エプロンパネル18に固定された基準センサ36を
有し、この基準センサ36は、反射型の光センサからな
る非接触スイッチである。このような基準センサ36
は、放出口13に近接して配置され、複数サイズ(例え
ばSサイズ、Mサイズ、Lサイズの三種類)の全てのサ
イズのカップCを検出するものである。更に、この基準
センサ36は、カップCの上部例えば飲み口C1近傍で
反射した光を検知するような位置に配置させている。
【0028】これによって、どのようなサイズのカップ
Cでも、カップCの口を放出口13に接近させた状態
で、氷片をカップC内に供給することができる。従っ
て、カップCのサイズを意識することなく、安定した量
の氷片をカップC内に入れることができ、カップCから
氷片が極めてこぼれ出にくくなる。
【0029】更に、図7に示すように、Mサイズのカッ
プCに対して氷片を増量させるためのカップサイズ検出
センサ37がエプロンパネル18に設けられている。こ
のカップサイズ検出センサ37は、基準センサ36の下
方に配置されると共に、反射型の光センサからなる非接
触スイッチである。従って、カップCで反射した光をカ
ップサイズ検出センサ37で検知した場合、Mサイズの
カップCの存在が認知される。
【0030】同様に、図8に示すように、Lサイズのカ
ップCに対して氷片を更に増量させるためのカップサイ
ズ検出センサ38がエプロンパネル18に設けられてい
る。このカップサイズ検出センサ38は、Mサイズ用の
カップサイズ検出センサ37の下方に配置されると共
に、反射型の光センサからなる非接触スイッチである。
従って、カップCで反射した光をカップサイズ検出セン
サ38で検知した場合、LサイズのカップCの存在が認
知される。
【0031】このような非接触スイッチ36,37,3
8を採用した場合、カップCに触れることなく、カップ
Cのサイズを検出することができるので、紙やプラスチ
ックカップなどの柔らかい材料からなるカップCでも、
カップCの胴部C2を変形させることなく、極めて衛生
的にカップC内に氷片を確実に放出させることができ
る。なお、非接触スイッチ36,37,38としては、
紫外線センサや超音波センサなどがある。
【0032】(第3の実施形態)図9〜図14は、第3
の実施形態に係る飲料ディスペンサ40の要部を示す断
面図であり、第1の実施形態と同一又は同等な構成要素
には同一の符号を付して、その説明は省略する。
【0033】図9〜図11に示すように、飲料ディスペ
ンサ40は、エプロンパネル18に固定された基準セン
サ20を有している。この基準センサ20の直動レバー
21のみが、カップCの上部例えば飲み口C1近傍で押
された場合には、SサイズのカップCとして認知される
(図12参照)。さらには、MサイズのカップCに対し
て氷片を増量させるためのカップサイズ検出センサ41
が設けられている。
【0034】このカップサイズ検出センサ41は、軸部
42を中心に揺動する回動スイッチレバー43を有する
と共に、基準センサ20の下方に配置される操作部43
bを有する。この回動スイッチレバー43は、U字状に
折り曲げられて、鉛直方向に延びる露出部43aを備え
ている。この露出部43aは、エプロンカバー17から
カップ収容部14内に突出すると共に、下端で水平に延
びる操作部43bを有し、この操作部43bはカップC
の胴部C2の下端で水平方向に押される。
【0035】また、この回動スイッチレバー43の上端
には凸形状の係合部43cが形成され、この係合部43
cに対応するように、エプロンカバー17内ではマイク
ロスイッチ44が固定されている。よって、Mサイズの
カップCで回動スイッチレバー43の操作部43bを引
っ掛けるように水平に押し込むことで、マイクロスイッ
チ44がオンし、このオン状態によってMサイズのカッ
プCの存在が検知される(図13参照)。このような回
動スイッチレバー43は、カップ収容部14内で略鉛直
に突出させているので、カップサイズ検出センサ41の
視認性を向上させることができ、利便性を高めることが
できる。なお、回動スイッチレバー43は、マイクロス
イッチ44の弾性力によって復帰する。
【0036】同様に、LサイズのカップCに対して氷片
を増量させるためのカップサイズ検出センサ45が設け
られている。このカップサイズ検出センサ45は、軸部
46を中心に揺動する回動スイッチレバー47を備える
と共に、Mサイズ用カップサイズ検出センサ41の作動
部43bの下方に配置される操作部47bを有する。こ
の回動スイッチレバー47は、U字状に折り曲げられる
と共に、Mサイズ用の回動スイッチレバー43の外方で
鉛直方向に延びる露出部47aを有する。この露出部4
7aは、エプロンカバー17からカップ収容部14内に
突出すると共に、Mサイズ用の操作部43bの下方で水
平に延びる操作部47bを有し、この操作部47bはカ
ップCの胴部C2の下端で水平方向に押される。
【0037】また、この回動スイッチレバー47の上端
には凸形状の係合部47cが形成され、この係合部47
cに対応するように、エプロンカバー17内ではマイク
ロスイッチ48が固定されている。よって、Lサイズの
カップCで回動スイッチレバー47の操作部47bを引
っ掛けるように水平に押し込むことで、マイクロスイッ
チ48がオンし、このオン状態によってLサイズのカッ
プCの存在が検知される(図14参照)。このような回
動スイッチレバー47は、カップ収容部14内で略鉛直
に突出させているので、カップサイズ検出センサ45の
視認性を向上させることができ、利便性を高めることが
できる。なお、この回動スイッチレバー47は、マイク
ロスイッチ48の弾性力によって復帰する。
【0038】(第4の実施形態)図15〜図20は、第
4の実施形態に係る飲料ディスペンサ50の要部を示す
断面図であり、第1の実施形態と同一又は同等な構成要
素には同一の符号を付して、その説明は省略する。
【0039】図15〜図17に示すように、飲料ディス
ペンサ50は、エプロンパネル18に固定された基準セ
ンサ20を有している。この基準センサ20の直動レバ
ー21のみが、カップCの上部例えば飲み口C1近傍で
押された場合には、SサイズのカップCとして認知され
る(図18参照)。さらには、MサイズのカップCに対
して氷片を増量させるためのカップサイズ検出センサ5
1が設けられている。
【0040】このカップサイズ検出センサ51は、エプ
ロンパネル18に取り付けられた軸部52を中心に揺動
する回動スイッチレバー53を備えると共に、基準セン
サ20の下方に配置される操作部53bを有する。この
回動スイッチレバー53は、L字状に折り曲げられて、
斜め下方に延びる露出部53aを有している。この露出
部53aは、エプロンパネル18からカップ収容部14
内に突出すると共に、下端で水平に突出してカップCの
底部C4に当接させる操作部53bを有し、この操作部
53bはカップCの底部C4で下方に押し下げられる。
【0041】また、この回動スイッチレバー53の基端
には凸形状の係合部53cが形成され、この係合部53
cに対応するように、エプロンパネル18にはマイクロ
スイッチ54が固定されている。よって、Mサイズのカ
ップCで回動スイッチレバー53の操作部53bを引っ
掛けるように押し下げることで、マイクロスイッチ54
がオンし、このオン状態によってMサイズのカップCの
存在が検知される(図19参照)。このような回動スイ
ッチレバー53は、カップCの押し下げ動作によって軸
部52を中心に揺動するものであるから、カップCの底
部C4が、操作部53bで支えられた状態を維持しつ
つ、氷片を放出口13から放出させることができる。従
って、氷片の放出時中、常に安定した状態でカップCを
指で支えておくことができる。
【0042】同様に、LサイズのカップCに対して氷片
を増量させるためのカップサイズ検出センサ55が設け
られている。このカップサイズ検出センサ55は、軸部
52を中心に揺動する回動スイッチレバー57を備える
と共に、Mサイズ用カップサイズ検出センサ51の作動
部53bの下方に配置される操作部57bを有する。こ
の回動スイッチレバー57は、L字状に折り曲げられる
と共に、Mサイズ用の回動スイッチレバー53の外方で
斜め下方に延びる露出部57aを有する。この露出部5
7aは、エプロンパネル18からカップ収容部14内に
突出すると共に、Mサイズ用の操作部53bの下方で水
平に突出してカップCの底部C4に当接させる操作部5
7bを有し、この操作部57bがカップCの底部C4で
下方に押し下げられる。なお、Lサイズ用の操作部57
bは、LサイズのカップCの底部C4を載せ易くするた
めに、Mサイズ用の操作部53bより僅かに前に出して
いる。
【0043】また、この回動スイッチレバー57の基端
には凸形状の係合部57cが形成され、この係合部57
cに対応するように、エプロンパネル18にはマイクロ
スイッチ58が固定されている。よって、Lサイズのカ
ップCで回動スイッチレバー57の操作部57bを引っ
掛けるように押し下げることで、マイクロスイッチ58
がオンし、このオン状態によってLサイズのカップCの
存在が検知される(図20参照)。このような回動スイ
ッチレバー57は、カップCの押し下げ動作によって軸
部52を中心に揺動するものであるから、カップCの底
部C4が、操作部57bで支えられた状態を維持しつ
つ、氷片を放出口13から放出させることができる。従
って、氷片の放出時中、常に安定した状態でカップCを
指で支えておくことができる。
【0044】本発明に係る飲料ディスペンサは、前述し
た種々の実施形態に限定されるものではない。例えば、
基準センサ20がSサイズのカップセンサを兼ねている
が、SサイズのカップCに対応したカップサイズ検出セ
ンサを別途設けてもよい。また、内容物としては氷に限
定されず、日本茶、コーヒー、ジュース等の飲料水であ
ってもよく、ホットかアイスかは問わない。さらには、
飲料水供給用として、飲料ディスペンサのフロント側に
飲料水選択ボタンを別途設けてもよい。
【0045】
【発明の効果】本発明による飲料ディスペンサは、以上
のように構成されているため、次のような効果を得る。
すなわち、カップ収容部内に配置させる複数サイズのカ
ップに対応させて、放出口から排出させた内容物をカッ
プ内に供給する飲料ディスペンサにおいて、放出口に近
接して配置させ、全サイズのカップの上部を検出する位
置に設けられた基準センサと、基準センサの下方に配置
させ、カップのサイズに対応してカップの有無を検出す
るカップサイズ検出センサとを備えたことにより、カッ
プのサイズに応じて、カップ内に安定した量の内容物を
供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る飲料ディスペンサの第1実施形態
を示す断面図である。
【図2】図1に示した飲料ディスペンサに適用する各セ
ンサを示す斜視図である。
【図3】Sサイズのカップの検出状態を示す断面図であ
る。
【図4】Mサイズのカップの検出状態を示す断面図であ
る。
【図5】Lサイズのカップの検出状態を示す断面図であ
る。
【図6】本発明に係る飲料ディスペンサの第2実施形態
の要部を示し、Sサイズのカップの検出状態を示す断面
図である。
【図7】Mサイズのカップの検出状態を示す断面図であ
る。
【図8】Lサイズのカップの検出状態を示す断面図であ
る。
【図9】本発明に係る飲料ディスペンサの第3実施形態
の要部を示す斜視図である。
【図10】図9の側面図である。
【図11】図9の平面図である。
【図12】Sサイズのカップの検出状態を示す断面図で
ある。
【図13】Mサイズのカップの検出状態を示す断面図で
ある。
【図14】Lサイズのカップの検出状態を示す断面図で
ある。
【図15】本発明に係る飲料ディスペンサの第4実施形
態の要部を示す斜視図である。
【図16】図15の側面図である。
【図17】図15の平面図である。
【図18】Sサイズのカップの検出状態を示す断面図で
ある。
【図19】Mサイズのカップの検出状態を示す断面図で
ある。
【図20】Lサイズのカップの検出状態を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1,35,40,50…飲料ディスペンサ、13…放出
口、14…カップ収容部、20,36…基準センサ、2
5,30,37,38,41,45,51,55…カッ
プサイズ検出センサ、26,31…直動スイッチレバ
ー、43,47,53,57…回動スイッチレバー、C
…カップ、C2…カップの胴部、C4…カップの底部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤田 晃央 愛知県豊明市栄町南館3番16 ホシザキ電 機株式会社内 Fターム(参考) 3E047 AA04 BA01 BA02 BA03 CA10 DA03 DB03 FA07

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カップ収容部内に配置させる複数サイズ
    のカップに対応させて、放出口から排出させた内容物を
    前記カップ内に供給する飲料ディスペンサにおいて、 前記放出口に近接して配置させ、全サイズの前記カップ
    の上部を検出する位置に設けられた基準センサと、 前記基準センサの下方に配置させ、前記カップのサイズ
    に対応して前記カップの有無を検出するカップサイズ検
    出センサとを備えたことを特徴とする飲料ディスペン
    サ。
  2. 【請求項2】 前記カップサイズ検出センサは、前記カ
    ップ収容部内で略水平に突出させて、先端が前記カップ
    の胴部で水平方向に押されて直動する直動スイッチレバ
    ーを備えたことを特徴とする請求項1記載の飲料ディス
    ペンサ。
  3. 【請求項3】 前記基準センサ及び前記カップサイズ検
    出センサは、前記カップの胴部を検出する非接触スイッ
    チであることを特徴とする請求項1記載の飲料ディスペ
    ンサ。
  4. 【請求項4】 前記カップサイズ検出センサは、前記カ
    ップ収容部内で略鉛直に突出させて、下端が前記カップ
    の胴部で水平方向に押されて揺動する回動スイッチレバ
    ーを備えたことを特徴とする請求項1記載の飲料ディス
    ペンサ。
  5. 【請求項5】 前記カップサイズ検出センサは、前記カ
    ップ収容部内に突出させた先端を、前記カップの底部で
    押し下げられて揺動する回動スイッチレバーを備えたこ
    とを特徴とする請求項1記載の飲料ディスペンサ。
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