JP2003162169A - 定着装置及びこの定着装置を備える画像形成装置 - Google Patents
定着装置及びこの定着装置を備える画像形成装置Info
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Landscapes
- Control Of Resistance Heating (AREA)
- Fixing For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 定着体の中空空間内に配設され発熱して熱を
輻射する発熱部材によって上記定着体を効率よく加熱し
て装置の消費電力を抑えると共に機内昇温等の発生を防
止することができる定着装置及びこの定着装置を備える
画像形成装置を提供する。 【解決手段】 定着ローラ1の軸線方向に平行に延びて
形成されヒータ2,3からヒータ2,3よりもニップ部
6と反対側へ輻射される熱をニップ部6若しくはその近
傍に向けて反射させる反射笠4を備える。
輻射する発熱部材によって上記定着体を効率よく加熱し
て装置の消費電力を抑えると共に機内昇温等の発生を防
止することができる定着装置及びこの定着装置を備える
画像形成装置を提供する。 【解決手段】 定着ローラ1の軸線方向に平行に延びて
形成されヒータ2,3からヒータ2,3よりもニップ部
6と反対側へ輻射される熱をニップ部6若しくはその近
傍に向けて反射させる反射笠4を備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリンタ
等の画像形成装置に用いられる定着装置及びこの定着装
置を備える画像形成装置に関するものである。
等の画像形成装置に用いられる定着装置及びこの定着装
置を備える画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機、プリンタ等の画像形成装
置にあっては、互いに圧接してニップ領域を形成し回転
する定着体及び加圧体と、該定着体の軸線方向に平行に
延びて形成され発熱して上記定着体を加熱する発熱部材
とを備え、未定着像を担持する記録材を上記ニップ領域
で加熱及び加圧することにより上記未定着像を上記記録
材に定着させる定着装置が用いられている。
置にあっては、互いに圧接してニップ領域を形成し回転
する定着体及び加圧体と、該定着体の軸線方向に平行に
延びて形成され発熱して上記定着体を加熱する発熱部材
とを備え、未定着像を担持する記録材を上記ニップ領域
で加熱及び加圧することにより上記未定着像を上記記録
材に定着させる定着装置が用いられている。
【0003】かかる定着装置にあっては、例えば、定着
体たる定着ローラの略軸線位置に発熱部材たるヒータが
配設され、該ヒータからの輻射熱が上記定着ローラの内
周面から外周面へ熱伝導することによって上記定着ロー
ラが内側から温められる。そして、定着ローラの表面温
度を検知するサーミスタの検知温度が160℃〜200
℃となるよう、上記ヒータの駆動が制御される。このよ
うに温調された定着ローラと、該定着ローラに圧接する
加圧体たる加圧ローラとの圧接によって形成されるニッ
プ領域に、トナーからなる未定着像を担持する記録材を
導入することにより、上記トナーを熱により溶かすと共
にこの溶けたトナーを上記定着ローラ及び上記加圧ロー
ラによる圧接により上記記録材に染み込ませて上記未定
着像を上記記録材に定着させる。
体たる定着ローラの略軸線位置に発熱部材たるヒータが
配設され、該ヒータからの輻射熱が上記定着ローラの内
周面から外周面へ熱伝導することによって上記定着ロー
ラが内側から温められる。そして、定着ローラの表面温
度を検知するサーミスタの検知温度が160℃〜200
℃となるよう、上記ヒータの駆動が制御される。このよ
うに温調された定着ローラと、該定着ローラに圧接する
加圧体たる加圧ローラとの圧接によって形成されるニッ
プ領域に、トナーからなる未定着像を担持する記録材を
導入することにより、上記トナーを熱により溶かすと共
にこの溶けたトナーを上記定着ローラ及び上記加圧ロー
ラによる圧接により上記記録材に染み込ませて上記未定
着像を上記記録材に定着させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来の定着装置にあっては、図6に示すようにヒータか
らの輻射熱が定着ローラの内周面全体を一様に広がるた
め、定着ローラの外周面も一様に高温となる。定着処理
時にはニップ領域だけがトナーを溶融可能な温度となっ
ていれば足りるので、定着ローラの周方向全体を加熱す
ることは効率が悪く、消費電力の増大を招くこととな
る。又、定着ローラの外周面全体が高温であると、定着
ローラからその周辺の空気への放熱量が多く、機内昇温
等の弊害を招くこととなる。
従来の定着装置にあっては、図6に示すようにヒータか
らの輻射熱が定着ローラの内周面全体を一様に広がるた
め、定着ローラの外周面も一様に高温となる。定着処理
時にはニップ領域だけがトナーを溶融可能な温度となっ
ていれば足りるので、定着ローラの周方向全体を加熱す
ることは効率が悪く、消費電力の増大を招くこととな
る。又、定着ローラの外周面全体が高温であると、定着
ローラからその周辺の空気への放熱量が多く、機内昇温
等の弊害を招くこととなる。
【0005】そこで、本発明は、定着体の中空空間内に
配設され発熱して熱を輻射する発熱部材によって上記定
着体を効率よく加熱して装置の消費電力を抑えると共に
機内昇温等の発生を防止することができる定着装置及び
この定着装置を備える画像形成装置の提供を目的とす
る。
配設され発熱して熱を輻射する発熱部材によって上記定
着体を効率よく加熱して装置の消費電力を抑えると共に
機内昇温等の発生を防止することができる定着装置及び
この定着装置を備える画像形成装置の提供を目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本出願によれば、上記目
的は、互いに圧接してニップ領域を形成し回転する定着
体及び加圧体と、該定着体の軸線方向に平行に延びて形
成され発熱して上記定着体を加熱する発熱部材とを備
え、未定着像を担持する記録材を上記ニップ領域で加熱
及び加圧することにより上記未定着像を上記記録材に定
着させる定着装置であって、定着体は中空空間が形成さ
れ、発熱部材は該中空空間内に配設され発熱して熱を輻
射するようになっている定着装置において、定着体の軸
線方向に平行に延びて形成され発熱部材から該発熱部材
よりもニップ領域と反対側へ輻射される熱を該ニップ領
域若しくはその近傍に向けて反射させる反射部材を備え
るという第一の発明によって達成される。
的は、互いに圧接してニップ領域を形成し回転する定着
体及び加圧体と、該定着体の軸線方向に平行に延びて形
成され発熱して上記定着体を加熱する発熱部材とを備
え、未定着像を担持する記録材を上記ニップ領域で加熱
及び加圧することにより上記未定着像を上記記録材に定
着させる定着装置であって、定着体は中空空間が形成さ
れ、発熱部材は該中空空間内に配設され発熱して熱を輻
射するようになっている定着装置において、定着体の軸
線方向に平行に延びて形成され発熱部材から該発熱部材
よりもニップ領域と反対側へ輻射される熱を該ニップ領
域若しくはその近傍に向けて反射させる反射部材を備え
るという第一の発明によって達成される。
【0007】又、本出願によれば、上記目的は、第一の
発明において、発熱部材は、定着体の軸線よりもニップ
領域側に位置しているという第二の発明によっても達成
される。
発明において、発熱部材は、定着体の軸線よりもニップ
領域側に位置しているという第二の発明によっても達成
される。
【0008】更に、本出願によれば、上記目的は、第一
の発明又は第二の発明において、反射部材は、発熱部材
よりもニップ領域と反対側に位置し発熱部材との対向面
が反射面をなしているという第三の発明によっても達成
される。
の発明又は第二の発明において、反射部材は、発熱部材
よりもニップ領域と反対側に位置し発熱部材との対向面
が反射面をなしているという第三の発明によっても達成
される。
【0009】又、本出願によれば、上記目的は、第一の
発明乃至第三の発明のいずれかにおいて、反射部材は、
発熱部材との対向面が凹湾曲面をなすという第四の発明
によっても達成される。
発明乃至第三の発明のいずれかにおいて、反射部材は、
発熱部材との対向面が凹湾曲面をなすという第四の発明
によっても達成される。
【0010】更に、本出願によれば、上記目的は、第一
の発明乃至第四の発明のいずれかにおいて、反射部材
は、定着体の軸線方向で分割されて複数の部材からな
り、これら複数の部材のうち少なくとも一つが、他の部
材と同一面上に反射面をなす第一位置と、該第一位置よ
りも発熱部材に対して遠方側の位置である第二位置との
いずれかに切り換えて移動可能であるという第五の発明
によっても達成される。
の発明乃至第四の発明のいずれかにおいて、反射部材
は、定着体の軸線方向で分割されて複数の部材からな
り、これら複数の部材のうち少なくとも一つが、他の部
材と同一面上に反射面をなす第一位置と、該第一位置よ
りも発熱部材に対して遠方側の位置である第二位置との
いずれかに切り換えて移動可能であるという第五の発明
によっても達成される。
【0011】又、本出願によれば、上記目的は、一連の
画像形成プロセスによって画像を記録材に記録する画像
形成装置であって、第一の発明乃至第五の発明のいずれ
かの定着装置を備えるという第六の発明によっても達成
される。
画像形成プロセスによって画像を記録材に記録する画像
形成装置であって、第一の発明乃至第五の発明のいずれ
かの定着装置を備えるという第六の発明によっても達成
される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に関し
て、添付図面に基づき説明する。
て、添付図面に基づき説明する。
【0013】(第一の実施形態)先ず、本発明の第一の
実施形態について説明する。
実施形態について説明する。
【0014】図1は、本実施形態の画像形成装置を好適
に示す一例たる電子写真レーザビームプリンタ101
(以下、プリンタ101と略称する。)の概略構成を示
す模式的断面図である。本実施形態の画像形成装置は、
紙送りスピード100mm/s、プリントスピード15
枚/分のプリンタである。プリンタ101は、プリンタ
101の本体の外部に設けられたホストコンピュータ等
の画像情報提供装置(図示せず)から提供された画像情
報に応じた画像をシート状の記録材Pに形成し記録する
という一連の画像形成プロセスを公知の電子写真方式に
沿って行う形態の画像形成装置である。
に示す一例たる電子写真レーザビームプリンタ101
(以下、プリンタ101と略称する。)の概略構成を示
す模式的断面図である。本実施形態の画像形成装置は、
紙送りスピード100mm/s、プリントスピード15
枚/分のプリンタである。プリンタ101は、プリンタ
101の本体の外部に設けられたホストコンピュータ等
の画像情報提供装置(図示せず)から提供された画像情
報に応じた画像をシート状の記録材Pに形成し記録する
という一連の画像形成プロセスを公知の電子写真方式に
沿って行う形態の画像形成装置である。
【0015】プリンタ101は、図1に示すように、潜
像担持体たるドラム状の回転自在な感光体102と、現
像装置103と、画像情報提供装置からの画像情報に応
じた露光処理工程により感光体102の外周面に上記画
像情報に応じた静電潜像を形成するためのレーザスキャ
ナユニット105(以下、スキャナ105と略称す
る。)と、記録材Pに転写処理工程を施すためのロール
状の回転自在な転写体106と、転写処理済みの記録材
Pに加熱及び加圧により定着処理を施すようになってい
る定着装置107とを備えている。
像担持体たるドラム状の回転自在な感光体102と、現
像装置103と、画像情報提供装置からの画像情報に応
じた露光処理工程により感光体102の外周面に上記画
像情報に応じた静電潜像を形成するためのレーザスキャ
ナユニット105(以下、スキャナ105と略称す
る。)と、記録材Pに転写処理工程を施すためのロール
状の回転自在な転写体106と、転写処理済みの記録材
Pに加熱及び加圧により定着処理を施すようになってい
る定着装置107とを備えている。
【0016】次に、プリンタ101における一連の画像
形成プロセスに関して説明する。
形成プロセスに関して説明する。
【0017】先ず、プリンタ101への一連の画像形成
プロセスの開始指示のためにプリンタ101の本体に設
けられたスタートボタン等(図示せず)が押されるなど
により、感光体102が矢印K1方向に規定周速度にて
回転駆動を開始されると共に、規定バイアスが印加され
ている帯電ローラ108と感光体102とが互いに摺接
し合うことにより感光体102の外周面が規定電位分布
に帯電せしめられる。
プロセスの開始指示のためにプリンタ101の本体に設
けられたスタートボタン等(図示せず)が押されるなど
により、感光体102が矢印K1方向に規定周速度にて
回転駆動を開始されると共に、規定バイアスが印加され
ている帯電ローラ108と感光体102とが互いに摺接
し合うことにより感光体102の外周面が規定電位分布
に帯電せしめられる。
【0018】次に、画像情報提供装置からの画像情報に
応じて感光体102の外周面の帯電処理済みの部位がス
キャナ105により走査及び露光されることにより上記
画像情報に応じた静電潜像が上記部位に形成されたの
ち、現像装置103の現像剤により上記静電潜像が顕像
に可視像化され、所定枚数の記録材Pを収容可能である
と共にプリンタ101の本体にて取り外し自在に支持さ
れたカセット111から回転自在な給紙ローラ112等
により感光体102と転写体106との間に形成された
空間へと所定のタイミング等にて搬送されてきた記録材
Pに転写体106により上記顕像が転写される。
応じて感光体102の外周面の帯電処理済みの部位がス
キャナ105により走査及び露光されることにより上記
画像情報に応じた静電潜像が上記部位に形成されたの
ち、現像装置103の現像剤により上記静電潜像が顕像
に可視像化され、所定枚数の記録材Pを収容可能である
と共にプリンタ101の本体にて取り外し自在に支持さ
れたカセット111から回転自在な給紙ローラ112等
により感光体102と転写体106との間に形成された
空間へと所定のタイミング等にて搬送されてきた記録材
Pに転写体106により上記顕像が転写される。
【0019】そして、転写処理済みの記録材Pは、定着
装置107により定着処理が施されたのちプリンタ10
1の本体にて回転自在に支持された排紙ローラ113に
より機外へと排紙され上記本体の一側面に取り付けられ
たトレイ114上に積層されることにより、一連の画像
形成プロセスが終了することとなる。
装置107により定着処理が施されたのちプリンタ10
1の本体にて回転自在に支持された排紙ローラ113に
より機外へと排紙され上記本体の一側面に取り付けられ
たトレイ114上に積層されることにより、一連の画像
形成プロセスが終了することとなる。
【0020】図2は、定着装置107の概略構成を示す
模式的断面図である。
模式的断面図である。
【0021】定着装置107は、図2に示すように、定
着体たる定着ローラ1と、加圧体たる加圧ローラ5と、
発熱部材たるヒータ2,3と、反射部材たる反射笠4と
を備えている。
着体たる定着ローラ1と、加圧体たる加圧ローラ5と、
発熱部材たるヒータ2,3と、反射部材たる反射笠4と
を備えている。
【0022】定着ローラ1は、外径30mmで、内部に
二本(メインとサブ)のハロゲンヒータであるヒータ
2,3が配置されている。本実施形態では、ヒータ2,
3は、定着ローラの軸線方向(長手方向)の長さとほぼ
等しい長さとなっている。
二本(メインとサブ)のハロゲンヒータであるヒータ
2,3が配置されている。本実施形態では、ヒータ2,
3は、定着ローラの軸線方向(長手方向)の長さとほぼ
等しい長さとなっている。
【0023】加圧ローラ5は、定着ローラ1と同外径
で、表面に厚さ10mmのゴム層を有し、圧接手段(図
示せず)により所定の圧力(約294N)で定着ローラ
1に圧接することにより上記ゴム層が変形しニップ領域
たるニップ部6を形成するようになっている。
で、表面に厚さ10mmのゴム層を有し、圧接手段(図
示せず)により所定の圧力(約294N)で定着ローラ
1に圧接することにより上記ゴム層が変形しニップ領域
たるニップ部6を形成するようになっている。
【0024】定着ローラ1内に配設される両ヒータ2,
3は、定着ローラ1の軸線(中心)よりもニップ部6
側、且つ、記録材の搬送方向でニップ部6よりも上流側
に位置し配設されている。
3は、定着ローラ1の軸線(中心)よりもニップ部6
側、且つ、記録材の搬送方向でニップ部6よりも上流側
に位置し配設されている。
【0025】反射笠4は、両ヒータ2,3の上部(ニッ
プ部6と反対側の面)に対向し、長手方向(定着ローラ
1の軸線方向)においてヒータ2,3と同程度の長さを
もって同方向での位置がヒータ2,3と同じになるよう
配設されている。又、反射笠4のヒータ2,3との対向
面は、図2に示すようにヒータ2,3に覆い被さるよう
凹湾曲面をなす鏡面となっている。
プ部6と反対側の面)に対向し、長手方向(定着ローラ
1の軸線方向)においてヒータ2,3と同程度の長さを
もって同方向での位置がヒータ2,3と同じになるよう
配設されている。又、反射笠4のヒータ2,3との対向
面は、図2に示すようにヒータ2,3に覆い被さるよう
凹湾曲面をなす鏡面となっている。
【0026】本実施形態では、定着ローラ1は、ヒータ
2,3からの輻射熱を素早く定着ローラ1表面に伝える
ため、肉厚tが0.3mm以下で肉薄化され、又、剛性
確保のため、材質が鉄となっている。
2,3からの輻射熱を素早く定着ローラ1表面に伝える
ため、肉厚tが0.3mm以下で肉薄化され、又、剛性
確保のため、材質が鉄となっている。
【0027】図3は、定着ローラの位相角における温度
分布を示す図である。図3において、定着ローラの位相
角については、ニップ部を0度とし、定着ローラの回転
方向の上流側をプラス、下流側をマイナスで示してい
る。
分布を示す図である。図3において、定着ローラの位相
角については、ニップ部を0度とし、定着ローラの回転
方向の上流側をプラス、下流側をマイナスで示してい
る。
【0028】図3に示すように、定着ローラはニップ部
で転写紙に熱を奪われるため、ニップ部上流端aでの定
着ローラの表面温度は200℃であるが、ニップ部下流
端bでは180℃まで降下する。
で転写紙に熱を奪われるため、ニップ部上流端aでの定
着ローラの表面温度は200℃であるが、ニップ部下流
端bでは180℃まで降下する。
【0029】従来では、定着ローラが全周に亘ってヒー
タによって加熱されているので、定着ローラの温度は徐
々に上昇し、位相角−90°で185℃、位相角180
°で190℃、位相角+90°で195℃まで上昇しニ
ップ部上流端aで元の温度200℃まで回復する。
タによって加熱されているので、定着ローラの温度は徐
々に上昇し、位相角−90°で185℃、位相角180
°で190℃、位相角+90°で195℃まで上昇しニ
ップ部上流端aで元の温度200℃まで回復する。
【0030】これに対し、本実施形態では、ニップ部上
流端a及びニップ部下流端bでの温度は従来と同様なが
ら、ニップ部下流端bよりも下流側では反射笠によって
ヒータからの放射熱が遮られるため、熱を受け取れず温
度が徐々に降下する。そして、ヒータ及び反射笠による
照射領域(c〜a)では、ヒータ及び反射笠の両方から
熱線が照射されて急激に温度が上昇し、ニップ部上流端
aで下の温度200℃まで回復する。
流端a及びニップ部下流端bでの温度は従来と同様なが
ら、ニップ部下流端bよりも下流側では反射笠によって
ヒータからの放射熱が遮られるため、熱を受け取れず温
度が徐々に降下する。そして、ヒータ及び反射笠による
照射領域(c〜a)では、ヒータ及び反射笠の両方から
熱線が照射されて急激に温度が上昇し、ニップ部上流端
aで下の温度200℃まで回復する。
【0031】定着ローラは、表面から周囲の空気に対し
て放熱している。その放熱量は、放熱部の温度が高いほ
ど、増大する。図3に示すように、従来と本実施形態と
を比較すると、ニップ部以外の全ての位相角で、本実施
形態の方が定着ローラの表面温度が低く、そのため、放
熱量が小さいと予想できる。放熱量(無駄な熱エネルギ
ー)が少ないことにより、ヒータの消費電力を抑えるこ
とが可能である。又、定着装置による複写機内の昇温が
緩和されるので、昇温対策のためのファン等の消費電力
も抑えることができる。
て放熱している。その放熱量は、放熱部の温度が高いほ
ど、増大する。図3に示すように、従来と本実施形態と
を比較すると、ニップ部以外の全ての位相角で、本実施
形態の方が定着ローラの表面温度が低く、そのため、放
熱量が小さいと予想できる。放熱量(無駄な熱エネルギ
ー)が少ないことにより、ヒータの消費電力を抑えるこ
とが可能である。又、定着装置による複写機内の昇温が
緩和されるので、昇温対策のためのファン等の消費電力
も抑えることができる。
【0032】(第二の実施形態)次に、本発明の第二の
実施形態について説明する。尚、上述の第一の実施形態
と同様の構成に関しては、同一符号を付し、その説明を
省略する。
実施形態について説明する。尚、上述の第一の実施形態
と同様の構成に関しては、同一符号を付し、その説明を
省略する。
【0033】図4、本実施形態における定着装置の概略
構成を示す図であり、図5は、かかる定着装置に備えら
れた反射部材の概略構成を示す斜視図である。
構成を示す図であり、図5は、かかる定着装置に備えら
れた反射部材の概略構成を示す斜視図である。
【0034】本実施形態にあっては、定着体たる定着ロ
ーラ21の内部に、発熱部材たるハロゲンヒータである
ヒータ22が定着ローラ21の軸線を平行に延びて形成
されて配置されている。本実施形態では、定着ローラ2
1の軸線方向においてヒータ22の長さは定着ローラ2
1の長さとほぼ等しい。又、本実施形態では、ヒータ2
2は、定着ローラ21の軸線よりもニップ部23側に配
置される。その他、発熱部材について上述の第一の実施
形態と本実施形態との差異は、ハロゲンヒータが1本で
あることである。
ーラ21の内部に、発熱部材たるハロゲンヒータである
ヒータ22が定着ローラ21の軸線を平行に延びて形成
されて配置されている。本実施形態では、定着ローラ2
1の軸線方向においてヒータ22の長さは定着ローラ2
1の長さとほぼ等しい。又、本実施形態では、ヒータ2
2は、定着ローラ21の軸線よりもニップ部23側に配
置される。その他、発熱部材について上述の第一の実施
形態と本実施形態との差異は、ハロゲンヒータが1本で
あることである。
【0035】ハロゲンヒータは定着ローラを長手方向
(軸線方向)全域に亘って均一に加熱する。例えばA
3,A4等の幅の広い紙(以下、幅広紙という)を定着
処理する際には、用紙が定着ローラの長手方向のほぼ全
域から熱を奪うので問題ないが、例えばB5R等の幅の
狭い紙(以下、幅狭紙という)を定着処理する際には、
紙の通過しない部分が過昇温してしまう。
(軸線方向)全域に亘って均一に加熱する。例えばA
3,A4等の幅の広い紙(以下、幅広紙という)を定着
処理する際には、用紙が定着ローラの長手方向のほぼ全
域から熱を奪うので問題ないが、例えばB5R等の幅の
狭い紙(以下、幅狭紙という)を定着処理する際には、
紙の通過しない部分が過昇温してしまう。
【0036】そこで、本実施形態では、ヒータ22の上
部(ニップ部23と反対側の面)に対向して配置された
反射部材たる反射笠24a,24bが長手方向で分割さ
れており、幅狭紙が通過する部分に対応して配置された
反射笠24aは定着装置に固定され、幅狭紙が通過しな
い部分に対応して配置された反射笠24bは回動軸25
まわりに回動自在に支持されヒータ22から離間可能と
なっている。
部(ニップ部23と反対側の面)に対向して配置された
反射部材たる反射笠24a,24bが長手方向で分割さ
れており、幅狭紙が通過する部分に対応して配置された
反射笠24aは定着装置に固定され、幅狭紙が通過しな
い部分に対応して配置された反射笠24bは回動軸25
まわりに回動自在に支持されヒータ22から離間可能と
なっている。
【0037】反射笠24bの回動は、回動軸25に固定
されたレバー26をソレノイド(図示せず)で動かすこ
とによりなされる。
されたレバー26をソレノイド(図示せず)で動かすこ
とによりなされる。
【0038】A4,A3等の幅広紙をニップ部23に通
紙する場合、定着ローラ21を長手方向全域で均一に加
熱する必要があるので、反射笠24bは図5の破線で示
す位置となる。このとき、ヒータ22からの輻射熱は全
てニップ部23及びその近傍に集められるので、上記長
手方向全域に亘って効率よく定着ローラ21のニップ部
23及びその近傍を加熱することができる。
紙する場合、定着ローラ21を長手方向全域で均一に加
熱する必要があるので、反射笠24bは図5の破線で示
す位置となる。このとき、ヒータ22からの輻射熱は全
てニップ部23及びその近傍に集められるので、上記長
手方向全域に亘って効率よく定着ローラ21のニップ部
23及びその近傍を加熱することができる。
【0039】B5R等の幅狭紙をニップ部23に通紙す
る場合、定着ローラ21の非通紙部の過昇温を防止する
必要があるので、反射笠24bは図5の実線で示す位置
となる。このとき、反射笠24bで反射されるヒータ2
2からの輻射熱はニップ部23及びその近傍に集中せず
定着ローラ21の内周面を広範囲に加熱する。これによ
り、定着ローラ21のニップ部23及びその近傍への熱
の集中を回避することができ、定着ローラの熱膨張に起
因する歪み、高温による樹脂材料の劣化、変形等を軽減
することができる。
る場合、定着ローラ21の非通紙部の過昇温を防止する
必要があるので、反射笠24bは図5の実線で示す位置
となる。このとき、反射笠24bで反射されるヒータ2
2からの輻射熱はニップ部23及びその近傍に集中せず
定着ローラ21の内周面を広範囲に加熱する。これによ
り、定着ローラ21のニップ部23及びその近傍への熱
の集中を回避することができ、定着ローラの熱膨張に起
因する歪み、高温による樹脂材料の劣化、変形等を軽減
することができる。
【0040】よって、本実施形態によれば、上述の第一
の実施形態の効果に加え、幅狭紙を定着処理する際にお
ける定着ローラの軸線方向における非通紙領域の過昇温
を防止することができる。
の実施形態の効果に加え、幅狭紙を定着処理する際にお
ける定着ローラの軸線方向における非通紙領域の過昇温
を防止することができる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本出願にかかる第
一の発明によれば、発熱部材が、該発熱部材からの輻射
熱によって直接的に定着体を加熱し、反射部材が、発熱
部材から該発熱部材よりもニップ領域と反対側へ輻射さ
れる熱を該ニップ領域若しくはその近傍に向けて反射さ
せるようになっているので、定着体の中空空間内に配設
され発熱して熱を輻射する発熱部材によって上記定着体
を効率よく加熱して装置の消費電力を抑えると共に機内
昇温等の発生を防止することができる。
一の発明によれば、発熱部材が、該発熱部材からの輻射
熱によって直接的に定着体を加熱し、反射部材が、発熱
部材から該発熱部材よりもニップ領域と反対側へ輻射さ
れる熱を該ニップ領域若しくはその近傍に向けて反射さ
せるようになっているので、定着体の中空空間内に配設
され発熱して熱を輻射する発熱部材によって上記定着体
を効率よく加熱して装置の消費電力を抑えると共に機内
昇温等の発生を防止することができる。
【0042】又、本出願にかかる第二の発明によれば、
発熱部材が、定着体の軸線よりもニップ領域側で該発熱
部材からの輻射熱によって直接的に定着体を加熱し、反
射部材が、発熱部材から該発熱部材よりもニップ領域と
反対側へ輻射される熱を該ニップ領域若しくはその近傍
に向けて反射させるようになっているので、より効果的
に、定着体の中空空間内に配設され発熱して熱を輻射す
る発熱部材によって上記定着体を効率よく加熱して装置
の消費電力を抑えると共に機内昇温等の発生を防止する
ことができる。
発熱部材が、定着体の軸線よりもニップ領域側で該発熱
部材からの輻射熱によって直接的に定着体を加熱し、反
射部材が、発熱部材から該発熱部材よりもニップ領域と
反対側へ輻射される熱を該ニップ領域若しくはその近傍
に向けて反射させるようになっているので、より効果的
に、定着体の中空空間内に配設され発熱して熱を輻射す
る発熱部材によって上記定着体を効率よく加熱して装置
の消費電力を抑えると共に機内昇温等の発生を防止する
ことができる。
【0043】更に、本出願にかかる第三の発明によれ
ば、発熱部材が、該発熱部材からの輻射熱によって直接
的に定着体を加熱し、反射部材が、発熱部材から該発熱
部材よりもニップ領域と反対側へ輻射される熱を該ニッ
プ領域若しくはその近傍に向けて反射させるようになっ
ているので、定着体の中空空間内に配設され発熱して熱
を輻射する発熱部材によって上記定着体を効率よく加熱
して装置の消費電力を抑えると共に機内昇温等の発生を
防止することができる。
ば、発熱部材が、該発熱部材からの輻射熱によって直接
的に定着体を加熱し、反射部材が、発熱部材から該発熱
部材よりもニップ領域と反対側へ輻射される熱を該ニッ
プ領域若しくはその近傍に向けて反射させるようになっ
ているので、定着体の中空空間内に配設され発熱して熱
を輻射する発熱部材によって上記定着体を効率よく加熱
して装置の消費電力を抑えると共に機内昇温等の発生を
防止することができる。
【0044】又、本出願にかかる第四の発明によれば、
発熱部材が、該発熱部材からの輻射熱によって直接的に
定着体を加熱し、反射部材が、発熱部材から該発熱部材
よりもニップ領域と反対側へ輻射される熱を該ニップ領
域若しくはその近傍に向けて反射させるようになってい
ると共に、反射部材は、定着体の軸線方向で分割されて
複数の部材からなり、これら複数の部材のうち少なくと
も一つが、他の部材と同一面上に反射面をなす第一位置
と、該第一位置よりも発熱部材に対して遠方側の位置で
ある第二位置とのいずれかに切り換えて移動可能となっ
ているので、定着体の非通紙領域での過昇温を防止しつ
つ、定着体の中空空間内に配設され発熱して熱を輻射す
る発熱部材によって上記定着体を効率よく加熱して装置
の消費電力を抑えると共に機内昇温等の発生を防止する
ことができる。
発熱部材が、該発熱部材からの輻射熱によって直接的に
定着体を加熱し、反射部材が、発熱部材から該発熱部材
よりもニップ領域と反対側へ輻射される熱を該ニップ領
域若しくはその近傍に向けて反射させるようになってい
ると共に、反射部材は、定着体の軸線方向で分割されて
複数の部材からなり、これら複数の部材のうち少なくと
も一つが、他の部材と同一面上に反射面をなす第一位置
と、該第一位置よりも発熱部材に対して遠方側の位置で
ある第二位置とのいずれかに切り換えて移動可能となっ
ているので、定着体の非通紙領域での過昇温を防止しつ
つ、定着体の中空空間内に配設され発熱して熱を輻射す
る発熱部材によって上記定着体を効率よく加熱して装置
の消費電力を抑えると共に機内昇温等の発生を防止する
ことができる。
【0045】更に、本出願にかかる第五の発明によれ
ば、発熱部材が、該発熱部材からの輻射熱によって直接
的に定着体を加熱し、反射部材が、発熱部材から該発熱
部材よりもニップ領域と反対側へ輻射される熱を該ニッ
プ領域若しくはその近傍に向けて反射させるようになっ
ているので、定着体の中空空間内に配設され発熱して熱
を輻射する発熱部材によって上記定着体を効率よく加熱
して装置の消費電力を抑えると共に機内昇温等の発生を
防止することができる。
ば、発熱部材が、該発熱部材からの輻射熱によって直接
的に定着体を加熱し、反射部材が、発熱部材から該発熱
部材よりもニップ領域と反対側へ輻射される熱を該ニッ
プ領域若しくはその近傍に向けて反射させるようになっ
ているので、定着体の中空空間内に配設され発熱して熱
を輻射する発熱部材によって上記定着体を効率よく加熱
して装置の消費電力を抑えると共に機内昇温等の発生を
防止することができる。
【0046】又、本出願にかかる第六の発明によれば、
発熱部材が、該発熱部材からの輻射熱によって直接的に
定着体を加熱し、反射部材が、発熱部材から該発熱部材
よりもニップ領域と反対側へ輻射される熱を該ニップ領
域若しくはその近傍に向けて反射させるようになってい
るので、定着体の中空空間内に配設され発熱して熱を輻
射する発熱部材によって上記定着体を効率よく加熱して
装置の消費電力を抑えると共に機内昇温等の発生を防止
することができる。
発熱部材が、該発熱部材からの輻射熱によって直接的に
定着体を加熱し、反射部材が、発熱部材から該発熱部材
よりもニップ領域と反対側へ輻射される熱を該ニップ領
域若しくはその近傍に向けて反射させるようになってい
るので、定着体の中空空間内に配設され発熱して熱を輻
射する発熱部材によって上記定着体を効率よく加熱して
装置の消費電力を抑えると共に機内昇温等の発生を防止
することができる。
【図1】本発明の第一の実施形態にかかる画像形成装置
の概略構成を示す模式的断面図である。
の概略構成を示す模式的断面図である。
【図2】図1の画像形成装置に備えられた定着装置の概
略構成を示す模式的断面図である。
略構成を示す模式的断面図である。
【図3】本発明の第一の実施形態における定着ローラの
周方向での位相角における温度分布を示す図である。
周方向での位相角における温度分布を示す図である。
【図4】本発明の第二の実施形態における定着装置の概
略構成を示す模式的断面図である。
略構成を示す模式的断面図である。
【図5】図4の定着装置に備えられた反射部材の概略構
成を示す斜視図である。
成を示す斜視図である。
【図6】従来における定着装置の概略構成を示す模式的
断面図である。
断面図である。
1 定着ローラ(定着体)
2,3 ヒータ(発熱部材)
4 反射笠(反射部材)
5 加圧ローラ(加圧体)
6 ニップ部(ニップ領域)
21 定着ローラ(定着体)
22 ヒータ(発熱部材)
23 ニップ部(ニップ領域)
24a,24b 反射笠(反射部材)
101 電子写真レーザビームプリンタ(画像形成装
置) 107 定着装置
置) 107 定着装置
Claims (6)
- 【請求項1】 互いに圧接してニップ領域を形成し回転
する定着体及び加圧体と、該定着体の軸線方向に平行に
延びて形成され発熱して上記定着体を加熱する発熱部材
とを備え、未定着像を担持する記録材を上記ニップ領域
で加熱及び加圧することにより上記未定着像を上記記録
材に定着させる定着装置であって、定着体は中空空間が
形成され、発熱部材は該中空空間内に配設され発熱して
熱を輻射するようになっている定着装置において、定着
体の軸線方向に平行に延びて形成され発熱部材から該発
熱部材よりもニップ領域と反対側へ輻射される熱を該ニ
ップ領域若しくはその近傍に向けて反射させる反射部材
を備えることを特徴とする定着装置。 - 【請求項2】 発熱部材は、定着体の軸線よりもニップ
領域側に位置していることとする請求項1に記載の定着
装置。 - 【請求項3】 反射部材は、発熱部材よりもニップ領域
と反対側に位置し発熱部材との対向面が反射面をなして
いることとする請求項1又は請求項2に記載の定着装
置。 - 【請求項4】 反射部材は、発熱部材との対向面が凹湾
曲面をなすこととする請求項1乃至請求項3のいずれか
一項に記載の定着装置。 - 【請求項5】 反射部材は、定着体の軸線方向で分割さ
れて複数の部材からなり、これら複数の部材のうち少な
くとも一つが、他の部材と同一面上に反射面をなす第一
位置と、該第一位置よりも発熱部材に対して遠方側の位
置である第二位置とのいずれかに切り換えて移動可能で
あることとする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に
記載の定着装置。 - 【請求項6】 一連の画像形成プロセスによって画像を
記録材に記録する画像形成装置であって、請求項1乃至
請求項5のいずれか一項に記載の定着装置を備えること
を特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001364213A JP2003162169A (ja) | 2001-11-29 | 2001-11-29 | 定着装置及びこの定着装置を備える画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001364213A JP2003162169A (ja) | 2001-11-29 | 2001-11-29 | 定着装置及びこの定着装置を備える画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003162169A true JP2003162169A (ja) | 2003-06-06 |
Family
ID=19174440
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001364213A Pending JP2003162169A (ja) | 2001-11-29 | 2001-11-29 | 定着装置及びこの定着装置を備える画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003162169A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006250965A (ja) * | 2005-03-07 | 2006-09-21 | Ricoh Co Ltd | 定着装置及び画像形成装置 |
JP2009008762A (ja) * | 2007-06-26 | 2009-01-15 | Ricoh Co Ltd | 定着装置及び画像形成装置 |
JP2009042305A (ja) * | 2007-08-06 | 2009-02-26 | Ricoh Co Ltd | 定着装置及びこの定着装置を備える画像形成装置 |
US7653338B2 (en) | 2006-11-29 | 2010-01-26 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Fusing unit and image forming apparatus including the same |
JP2014119532A (ja) * | 2012-12-14 | 2014-06-30 | Kyocera Document Solutions Inc | 定着装置及び画像形成装置 |
-
2001
- 2001-11-29 JP JP2001364213A patent/JP2003162169A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006250965A (ja) * | 2005-03-07 | 2006-09-21 | Ricoh Co Ltd | 定着装置及び画像形成装置 |
US7653338B2 (en) | 2006-11-29 | 2010-01-26 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Fusing unit and image forming apparatus including the same |
JP2009008762A (ja) * | 2007-06-26 | 2009-01-15 | Ricoh Co Ltd | 定着装置及び画像形成装置 |
JP2009042305A (ja) * | 2007-08-06 | 2009-02-26 | Ricoh Co Ltd | 定着装置及びこの定着装置を備える画像形成装置 |
JP2014119532A (ja) * | 2012-12-14 | 2014-06-30 | Kyocera Document Solutions Inc | 定着装置及び画像形成装置 |
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