JP2003162065A - 露光装置、露光マスク、露光方法、表示装置及び電子部品 - Google Patents
露光装置、露光マスク、露光方法、表示装置及び電子部品Info
- Publication number
- JP2003162065A JP2003162065A JP2001359294A JP2001359294A JP2003162065A JP 2003162065 A JP2003162065 A JP 2003162065A JP 2001359294 A JP2001359294 A JP 2001359294A JP 2001359294 A JP2001359294 A JP 2001359294A JP 2003162065 A JP2003162065 A JP 2003162065A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exposure
- mask
- pattern
- substrate
- control
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
- G03F7/70—Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
- G03F7/70425—Imaging strategies, e.g. for increasing throughput or resolution, printing product fields larger than the image field or compensating lithography- or non-lithography errors, e.g. proximity correction, mix-and-match, stitching or double patterning
- G03F7/70466—Multiple exposures, e.g. combination of fine and coarse exposures, double patterning or multiple exposures for printing a single feature
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
- Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
Abstract
減する。 【解決手段】 1回目の露光後に、1回目の露光で露光
済みの部分の一部に露光マスク201のマスクパターン
が重なるように、露光マスク201のマスクパターンと
露光対象基板300との平面視における重なり位置を所
定量変化させて、再度、露光を行う。例えば、ドライフ
ィルムレジスト60がネガ型の場合、マスク201の透
光部201aのパターンは、露光現像後に残存させるべ
き(設計上の)ドライフィルムレジスト60の所定パタ
ーンの一部のみに対応する。
Description
スク、露光方法、表示装置及び電子部品に関し、主に感
光性材料のパターン欠陥を低減するあるいは無くして生
産効率及び歩留まりを向上させるための技術に関する。
Plasma display panel)はフラットディスプレイパネル
(FDP;Flat display panel)の1つとして注目され
ており、大型かつ薄型の表示装置を実現可能としうる。
PDPは気体放電を用いた表示装置であり、主としてD
C型とAC型とに大別される。近年では画面サイズが3
0吋級から60吋級のAC型PDPの製品化が活発にな
されている。
するための斜視図を示す。PDP51は、前面基板51
F及び背面基板51Rに大別される。
透明電極1と、母電極(ないしはバス電極)2と、透明
な誘電体層3と、保護膜(ないしはカソード膜)4と、
を備えている。詳細には、前面ガラス基板5上に透明電
極1及び母電極2がこの順序で積層されており、透明電
極1及び母電極2はそれぞれストライプ状に形成されて
いる。透明電極1及び母電極2を覆って前面ガラス基板
5上に誘電体層3及び保護膜4がこの順序で形成されて
いる。
9と、書込電極6と、白色の誘電体層10と、隔壁(な
いしはバリアリブ)7と、蛍光体層8と、を備えてい
る。詳細には、背面ガラス基板9上にストライプ状のア
ドレス電極6が形成されており、書込電極6を覆って背
面ガラス基板9上に誘電体層10が形成されている。な
お、背面ガラス基板9、書込電極6及び誘電体層10か
ら成る構成を「下地基板51Q」と呼ぶことにする。そ
して、誘電体層10上にストライプ状の隔壁7が形成さ
れている。なお、背面基板51Rないしは背面ガラス基
板9の主面の平面視において、隔壁7及び書込電極6の
各帯状パターンが交互に並んでいる。隔壁7と誘電体層
10とが成す複数のU字型溝の内面上に蛍光体層8が形
成されている。
明電極1(及び母電極2)と書込電極6とが(立体)交
差するように又隔壁7の頂部と保護膜4とが当接するよ
うに重ねられており、周縁において封着されている。そ
して、PDP51内は放電ガスが充填されている。
2、書込電極6、隔壁7等の形成にはフォトリソグラフ
ィー法が広く用いられ、その露光方法として一括露光方
法が広く用いられている。
の一括露光方法を説明する。図26〜図29に従来の一
括露光方法を用いた、PDP51の製造方法を説明する
ための断面図を示す。なお、隔壁の形成にはサンドブラ
スト法が広く用いられており、ここではそれによる形成
方法を説明する。
の材料であるガラスペーストの層7A(図26参照)を
コート法や印刷法等により形成する。そして、ガラスペ
ースト層7A上に感光性材料であるドライフィルムレジ
スト60(ここではネガ型)(図26参照)をラミネー
ターによるラミネート法等で形成する。
によって露光マスク(以下、単に「マスク」とも呼ぶ)
201Pのパターンを一括してドライフィルムレジスト
60に露光転写する。このとき、従来の製造方法では1
回の露光で隔壁7の全体のパターンをレジスト60に露
光転写する。レジスト60のうちで露光された部分61
では光重合が起きて該露光部分61は現像液に対して難
溶性の性状になる一方で、露光されなかった部分63で
は光重合が起きず該未露光部分63は現像液に対して可
溶性の性状になる。このため、ドライフィルムレジスト
60を現像するとレジスト60のうちで露光されなかっ
た部分63は現像液に溶解する一方で露光された部分6
1のみが現像液に溶解せずに露光パターンとして形成さ
れる(図27参照)。
クとして用いてサンドブラストを実施することにより、
ガラスペースト層7Aをドライフィルムレジスト60の
露光パターンに応じたパターンに形成する(図28参
照)。その後、ドライフィルムレジスト60を剥離し、
高温で焼成することにより隔壁7が完成する(図29参
照)。
にマスク201Pに塵埃200が付着していると、塵埃
200により露光光が遮光されて本来露光されるべき部
分が未露光状態になる。つまり、塵埃200はレジスト
60に未露光パターン欠陥64(図27参照)を発生さ
せる。このような未露光パターン欠陥の検査および修正
は、ドライフィルムレジスト60の現像後、あるいは、
ドライフィルムレジスト60の剥離後、あるいは、焼成
後等に行われる。
用いる従来の露光マスク201Pを説明するための平面
図を示し、図31に従来の露光マスク201の設計を説
明するためにドライフィルムレジスト60の現像後にお
ける背面基板51Rの平面図を示す。なお、図30では
露光マスク201Pにおいて、露光光が透過可能な透光
部201aPを白く、露光光を遮光する遮光部201b
Pを黒く図示している。従来のマスク201Pのマスク
パターンは1回の露光でレジスト60が隔壁7のパター
ンに露光されるように設計されている。
るレジスト60の露光部分61のパターン(設計上のパ
ターン)について、各帯状パターンの幅及び長さをWd
及びLdと表し、帯状パターンのピッチをPdと表し、
帯状パターンの数をNdと表すと共に、露光マスク20
1Pについて、各帯状パターンの幅及び長さをWm及び
Lmと表し、帯状パターンのピッチをPmと表し、帯状
パターンの数をNmと表し、さらに材料やプロセスに依
存して生じる露光マスク201Pとレジスト60の露光
部分61との間の寸法差をWoと表すと、露光マスク2
01Pのマスクパターンは式(1)〜(4)を満足する
ように設計される。
1回の露光によってドライフィルムレジスト60がパタ
ーン幅Wd、パターン長Ld、パターンピッチPd及び
パターン配置数Ndを有するパターンに露光されるよう
に露光マスク201Pが設計されている。
(結合子C,Dを介して繋がっている)を参照しつつ、
上述の一括露光方法を行う従来の露光装置の動作を説明
する。
Pをマスクステージの位置に搬入して位置決め(アライ
メント)をし、その後、マスクステージに吸着固定する
(ステップST1P〜ST3P)。次に、露光対象基板
(ガラスペースト7A及びドライフィルムレジスト60
が形成された下地基板51Q)を基板ステージ上に搬入
しピン等により粗な位置決めをした後に、基板ステージ
に吸着固定する(ステップST4P〜ST6P)。次
に、光学式のプロキシミティギャップセンサにより露光
対象基板とマスク201Pとの間隔(以下「プロキシミ
ティギャップ」とも呼ぶ)を計測しながら基板ステージ
又は/及びマスクステージのZ方向駆動により予め設定
された所定のプロキシミティギャップに設定する(ステ
ップST7P〜ST9P)。
Dカメラによって基板とマスク201Pとの位置合わせ
ずれを撮像しながら当該位置合わせずれが予め設定され
た所定の許容値内に入るように基板ステージ又は/及び
マスクステージをXY方向駆動して基板とマスク201
Pとを位置合わせする(ステップST10P〜ST12
P)。そして、予め設定された露光量で露光を行う(ス
テップST13P)。なお、ノンアライメント露光の場
合は基板とマスク201PとのXYアライメント(ステ
ップST10P〜ST12P)を実行することなく、予
め設定された露光量で露光を行う(ステップST13
P)。
テージを初期位置に復帰し、基板の吸着固定を解除した
後に基板を搬出する(ステップST14P〜ST16
P)。なお、続いて露光する基板があれば(ステップS
T17P)、上述の基板搬入ステップST4Pから基板
搬出ステップST16Pまでを繰り返し行う。
DP等に代表される表示装置の製造工程では、露光パタ
ーンの無欠陥化や低欠陥化を実現しうる露光技術が強く
要求されている。かかる要求は近年、表示装置の表示画
面の大型化や高精細化が進むに従って、より強くなって
きている。
スク201Pも大型化し、マスク201Pの大型化に伴
ってマスク201Pへ塵埃200が付着する確率は高く
なる。また、表示装置の表示画面が高精細化するとマス
ク201Pのパターンが微細化する。マスク201Pの
パターンの微細化に伴って未露光パターン欠陥64(図
27参照)の原因となる塵埃200の大きさもより小さ
くなるので、該微細化によっても未露光パターン欠陥6
4の原因となる塵埃の付着率は高くなる。塵埃200は
露光光を遮るので、本来露光されるべき部分が未露光状
態となり、未露光パターン欠陥64が生じる。その結
果、製造歩留まりが低下したり、あるいは、未露光パタ
ーン欠陥64の検査や修正等によって生産効率が低下す
る。
による未露光パターン欠陥64を低減する方法として
は、いくつかの方法がある。
清浄度管理が挙げられる。しかし、上述のようにマスク
201Pの大型化や高精細化等に伴ってマスク201へ
の塵埃付着の確率はより高くなるので、マスク201P
を無欠陥あるいは低欠陥の状態で維持管理していくため
には高度な清浄管理技術が要求され、マスク201Pの
清浄度管理による塵埃200の付着防止は実際には実現
困難な状況にある。
できないような場合には露光マスクは例えば廃棄され、
塵埃200によって露光マスクの寿命が縮められてしま
う。
と露光対象基板とを位置合わせした後に露光を行うよう
なアライメント露光では、同一パターンを有する複数の
マスク201Pを用いて複数回数の露光を行うという方
法がある。複数枚数のマスク201Pにおいて同一箇所
(同一座標)に塵埃200が存在する確率は極めて低い
ので、複数枚数のマスク201Pを用いて各マスク20
1P毎に露光を行うことにより塵埃200による未露光
部分63(図26参照)が解消される。しかし、複数枚
数のマスク201Pのそれぞれに対して、基板投入、ア
ライメント露光および基板搬出という一連の工程を実施
する必要があるので、生産効率が低減してしまうという
問題点がある。さらに、この方法は基板とマスク201
Pとの位置あわせを行うアライメント露光に対しては実
施可能であるが、アライメントを実施しないノンアライ
メント露光(例えばアライメントマークが基板上に形成
されていない初回の露光工程等)では実施できないとい
う問題点がある。このため、複数枚数のマスク201P
を用いて複数回数の露光を行うこの方法も一般的には実
施されていないかあるいは実施できない状況にある。
あり、露光マスクの清浄度管理を緩和可能であり、複数
の露光マスクを用いて複数回の露光を行う場合よりも高
いスループットを実現可能であり、アライメント露光及
びノンアライメント露光のいずれにも対応可能な露光装
置及び露光方法を提供することを第1の目的とする。
であり、露光マスクを長寿命化可能な露光マスクを提供
することを第2の目的とする。
り表示装置や電子部品を安価に提供することを第3の目
的とする。
置は、感光性材料を有する露光対象基板を支持する基板
ステージと、露光マスクを支持するマスクステージと、
露光光源と、前記露光光源からの露光光の出射を制御す
ると共に、前記マスクステージ又は/及び前記基板ステ
ージの位置を制御して前記露光マスクと前記露光対象基
板との相対位置を制御する制御部と、を備え、前記制御
部は、前記露光光源によって前記露光マスクのマスクパ
ターンを前記感光性材料に一括露光転写する露光制御
と、前記露光マスクと前記露光対象基板との相対位置を
調整するステージ位置制御と、を順次に実施し、且つ、
前記露光制御を少なくとも2回実施し、前記ステージ位
置制御は、先の前記露光制御で露光済みの部分の一部に
前記露光マスクの前記マスクパターンが重なるように前
記露光マスクの前記マスクパターンと前記露光対象基板
との平面視における重なり位置を所定量、変化させる重
なり制御を含む。
記載の露光装置であって、前記ステージ位置制御は、前
記重なり制御の前に前記露光マスクと前記露光対象基板
とを遠ざけるプロキシミティギャップ拡大制御と、前記
重なり制御の後に前記露光マスクと前記露光対象基板と
を近づけるプロキシミティギャップ縮小制御と、をさら
に含む。
は請求項2に記載の露光装置であって、前記ステージ位
置制御は、前記重なり制御の後に前記露光マスクと前記
露光対象基板とを位置合わせする位置合わせ制御をさら
に含む。
基板が有する感光性材料を所定パターンに露光するため
の露光マスクであって、前記所定パターンの一部のみに
対応するマスクパターンを有しており、前記マスクパタ
ーンは当該マスクパターンと前記露光対象基板との平面
視における重なり位置を変化させて露光を複数回実施す
ることにより前記感光性材料を前記所定パターンに露光
可能なパターンである。
に記載の露光マスクであって、前記所定パターンの前記
一部と残りの他部との間で露光形状が連続するように前
記所定パターンの前記一部が選定されている。
又は請求項5に記載の露光マスクであって、前記所定パ
ターンは繰り返し配置された所定数の単位パターンを含
み、前記所定パターンの前記一部は前記複数の単位パタ
ーンのうちで2つ以上且つ前記所定数未満の単位パター
ンを含む。
板が有する感光性材料を露光マスクを用いて所定パター
ンに露光する露光方法であって、(a)前記露光マスクの
マスクパターンを前記感光性材料に一括露光転写するス
テップと、(b)前記露光マスクと前記露光対象基板との
相対位置を調整するステップと、を備え、前記ステップ
(a)と前記ステップ(b)とを順次に実施し、且つ、前記ス
テップ(a)を少なくとも2回実施し、前記ステップ(b)
は、(b)-1)先の前記ステップ(a)で露光済みの部分の一
部に前記露光マスクの前記マスクパターンが重なるよう
に前記露光マスクの前記マスクパターンと前記露光対象
基板との平面視における重なり位置を所定量、変化させ
るステップを含む。
記載の露光方法であって、前記ステップ(b)は、(b)-2)
前記ステップ(b)-1)の前に前記露光マスクと前記露光対
象基板とを遠ざけるステップと、(b)-3)前記ステップ
(b)-1)の後に前記露光マスクと前記露光対象基板とを近
づけるステップと、をさらに含む。
は請求項8に記載の露光方法であって、前記ステップ
(b)は、(b)-4)前記ステップ(b)-1)の後に前記露光マス
クと前記露光対象基板とを位置合わせするステップをさ
らに含む。
乃至請求項9のいずれかに記載の露光方法であって、前
記露光マスクとして請求項4乃至請求項6のいずれかに
記載の露光マスクを用いる。
乃至請求項3のいずれかに記載の露光装置、又は、請求
項4乃至請求項6のいずれかに記載の露光マスク、又
は、請求項7乃至請求項10のいずれかに記載の露光方
法を用いて製造される。
乃至請求項3のいずれかに記載の露光装置、又は、請求
項4乃至請求項6のいずれかに記載の露光マスク、又
は、請求項7乃至請求項10のいずれかに記載の露光方
法を用いて製造される。
態1に係る露光マスク(以下、単に「マスク」とも呼
ぶ)201を説明するための平面図を示し、図2に当該
露光マスク201の設計及び実施の形態1に係る露光方
法を説明するための平面図を示す。なお、説明のため図
1中には塵埃200を図示している。ここでは一例とし
て、ストライプ状(複数の帯状パターンが定方向に並ん
だパターン)の隔壁7を形成する場合、及び、露光対象
の感光性材料(例えばドライフィルムレジスト(以下、
単に「レジスト」とも呼ぶ)60)がネガ型の場合を説
明するものとし、図2には隔壁7を形成する工程におい
てドライフィルムレジスト60を現像した後における背
面基板51Rの平面図を示している。このとき、現像後
のレジスト60は隔壁7のパターンに対応してストライ
プ状に形成されている。なお、下地基板51Q、ガラス
ペースト層7A及びレジスト60から成る構成を「露光
対象基板300」と呼ぶことにする(後述の図4参
照)。
スクパターンは露光光が透過可能な透光部(白く図示し
ている部分)201aと、露光光を遮光する遮光部(黒
く図示している部分)201bと、を含んでいる。な
お、一般的に露光マスクは例えばアライメントマークや
プロキシミティギャップマーク(図示せず)を形成する
ためのパターンを有する場合があるが、説明を簡単にす
るためにここではそれらは「マスクパターン」に含めな
いことにする。透光部201aはストライプ状をしてい
る(複数の帯状パターンが定方向に並んでいる)。特
に、当該マスク201のマスクパターンは露光現像後に
残存させるべき(設計上の)ドライフィルムレジスト6
0の所定パターン(ここではストライプ状)の一部60
Aのみに対応する。具体的には、上述のようにここでは
ドライフィルムレジスト60がネガ型なので、マスク2
01の透光部201aのパターンが上記一部60Aのみ
に対応する。しかも、露光マスク201は当該露光マス
ク201のマスクパターンと露光対象基板300との平
面視における重なり位置を変化させて露光を複数回実施
することによりレジスト60を上記所定パターンに露光
可能なマスクパターンを有している。このとき、露光マ
スク201ではレジスト60の所定パターンの上記一部
60A(換言すればマスク201の透光部201a)と
残りの他部60Bとの間で露光形状が連続するように、
所定パターンの一部60Aが選定されている。
るレジスト60の露光部分のパターン(設計上のパター
ン)について、各帯状パターンの幅及び長さをWd及び
Ldと表し、帯状パターンのピッチをPdと表し、帯状
パターンの数をNdと表すと共に、露光マスク201の
透光部201aのパターンについて、各帯状パターンの
幅及び長さをWm1及びLm1と表し、帯状パターンの
ピッチをPm1と表し、帯状パターンの数をNm1と表
し、さらに材料やプロセスに依存して生じる露光マスク
201とレジスト60の露光部分との間の寸法差をWo
と表すと、露光マスク201のマスクパターンは式
(5)〜(8)を満足するように設計されている。
ンの長さLm1は露光現像後のレジスト60の各帯状パ
ターンの長さLdよりも大略寸法Ls1(<Lm1)だ
け短い(寸法Woは寸法Ls1よりも十分に小さいとす
る)。このため、露光マスク201と露光対象基板30
0とを透光部201aの帯状パターンの延在方向(ない
しは伸長方向)に相対的にずらして(ずらす合計は寸法
Ls1)複数回の露光を実施することによりレジスト6
0を所定のストライプ状に露光可能である。かかる露光
方法によれば、レジスト60の所定パターンの上記一部
60Aと残りの他部60Bとの間で露光形状が連続する
ようにレジスト60を露光することができる。
12の断面図(側面図)及び図7及び図9の平面図を参
照しつつ、隔壁7の形成を一例に挙げて露光マスク20
1を用いた露光方法を説明する。なお、図3〜図6及び
図8及び図10〜図12は図2中のI−I線における断
面図(側面図)に相当する。また、図6〜図9では説明
のために露光マスク201と下地基板51Qとを同じ大
きさで図示しているが、マスク201の遮光部201b
は周縁に十分に広がっている。
1Qを準備し(図3及び図25参照)、図4に示すよう
に下地基板51Q上に全面的に、隔壁の材料であるガラ
スペーストの層7Aをコート法や印刷法等により形成す
る。そして、図5に示すように、ガラスペースト層7A
上に感光性材料であるドライフィルムレジスト60(こ
こではネガ型)をラミネーターによるラミネート法等で
形成する。
背面ガラス基板9の主面)の周縁部にはアライメントマ
ーク及びプロキシミティギャップマーク(図示せず)が
設けられている。
スク201と露光対象基板300とを対面させて相対位
置を調整し(アライメントし)、その後、マスク201
を介してレジスト60を露光することによりマスク20
1のパターンを一括してドライフィルムレジスト60に
露光転写する。次に、図8及び図9に示すように、露光
マスク201と露光対象基板300との相対位置を再び
調整し、2回目の露光を行う。特に、2回目の相対位置
を調整する際に、先の露光で露光済みの部分の一部に露
光マスク201のマスクパターンが重なるように、露光
マスク201のマスクパターンと露光対象基板300と
の平面視(図9参照)における重なり位置を所定量(ス
テップ的に)変化させる。具体的には、露光マスク20
1と露光対象基板300とが1回目の露光時における相
対位置に対してマスク201の透光部201aの帯状パ
ターンの延在方向に寸法Ls1だけずれた位置関係にな
るように露光マスク201又は/及び露光対象基板30
0を移動させることによって、上述の重なり位置を変化
させる。
マスク201を用いて露光を2回実施することにより、
レジスト60を所定パターン(図2参照)に露光する。
かかる2回の露光が全て終了した後のレジスト60は、
露光光が1回照射された部分61と、露光光が2回照射
された部分62と、露光されなかった部分63とに分け
られ、本露光方法によれば当該レジスト60には露光光
が1回照射された部分61と複数回(2回)照射された
部分62とが混在する。
クパターンと露光対象基板300との重なり量を1回で
寸法Ls1分、変化させる場合を述べたが、当該重なり
量を複数回に分けてステップ的に変化させて(しかも各
回における重なりの変化量は異なっていても構わない)
各重なり状態毎に露光を行っても良い。このとき、少な
くとも1回の露光光照射によってレジスト60に十分な
光重合が生じるように露光光量を設定する。例えば第1
回目及び最終回の露光時の露光光量を十分に光重合可能
な量に設定すると共にそれ以外の回の露光光量をそれ以
下に設定しても良い。あるいは、複数回露光される部分
に対しては複数回露光された結果として十分な光重合が
生じるように各露光時の露光光量を設定しても良い。あ
るいは、例えば十分な光重合反応が生じうる範囲内にお
いて第1回目から最終回までの各露光時の露光光量をそ
れぞれ任意に設定しても良い。
60のうちで露光されなかった部分63は現像液に溶解
する一方で露光された部分61,62は現像液に溶解せ
ずに露光パターンとして形成される(図10参照)。そ
の後、現像後に残存するドライフィルムレジスト60を
マスクとして用いてサンドブラストを実施することによ
り、ガラスペースト層7Aをドライフィルムレジスト6
0の露光パターンに応じたパターンに形成する(図11
及び図2参照)。その後、ドライフィルムレジスト60
を剥離し、高温で焼成することにより隔壁7が完成する
(図12参照)。
00との相対位置を調整する際に、マスク201のマス
クパターンと露光対象基板300との重なり位置を変化
させる前にマスク201と露光対象基板300とを遠ざ
ける(マスク201と露光対象基板300との間隔(プ
ロキシミティギャップ)を拡大する)と共に、上記重な
り位置を変化させた後にマスク201と露光対象基板3
00とを近づけて(プロキシミティギャップを縮小し
て)所定のプロキシミティギャップに設定・調整しても
良い。これによれば、マスク201のマスクパターンと
露光対象基板300との重なり位置を変化させる際にマ
スク201と露光対象基板300とが接触するのを確実
に回避することができる。
ターンと露光対象基板300との重なりの変化量を予め
設定しておくので、アライメント露光及びノンアライメ
ント露光のいずれにも適用可能である。このとき、露光
マスク201及び露光対象基板300がアライメントマ
ークを有する場合には(すなわちアライメント露光が可
能な場合には)、露光マスク201と露光対象基板30
0との相対位置を調整するステップに、マスク201の
マスクパターンと露光対象基板300との重なり位置を
変化させた後にマスク201と露光対象基板300とを
上記アライメントマークを利用して位置合わせするステ
ップを含ませることが可能である。これによれば、アラ
イメントマークを利用した位置合わせによって、重なり
位置を変化させた後においてもより正確な位置精度で2
回目の(2回目以降の)露光を行うことができる。
ための露光装置100のブロック図を示す。なお、説明
のため図13中には露光マスク201及び露光対象基板
300を併せて図示している。
と、マスクステージ109と、露光光源108と、制御
部101とを備えている。詳細には、基板ステージ11
0はドライフィルムレジスト60を有した露光対象基板
300を例えば吸着固定により支持し、マスクステージ
109は例えば吸着固定により露光マスク201を支持
する。露光光源108は露光光を出射し、当該光源10
8からの露光光の出射は制御部101によって(より具
体的には後述の制御回路102によって)制御される。
なお、図13中には露光光源108とマスク201との
間の詳細な光学系の図示化は省略している。
ージコントローラ103と、プロキシミティギャップセ
ンサ104と、顕微鏡105と、撮像カメラ(ここでは
CCDカメラ)106と、画像処理装置107とを備え
ている。
体のシーケンス制御(後述する)やステージコントロー
ラ103の駆動等の各種の制御を行う。ステージコント
ローラ103は、制御回路102の制御の下、基板ステ
ージ110又は/及びマスクステージ109をX、Y、
Z軸方向に駆動する。なお、ここではX軸及びY軸を水
平面内に取り、X軸及びY軸に垂直にZ軸を取る。
スク201と露光対象基板300との間隔(プロキシミ
ティギャップ)をマスク201及び露光対象基板300
に設けられたプロキシミティギャップマークを利用して
例えば光学的に計測し、計測結果を制御回路102へ出
力する。CCDカメラ106は顕微鏡105を介してマ
スク201及び露光対象基板300に設けられたアライ
メントマークを光学像として取り込み、取り込んだ像を
制御回路102へ出力する。また、制御回路102は顕
微鏡105及びCCDカメラ106の例えばピントを制
御する。
やプロキシミティギャップセンサ104からの出力は画
像処理装置(例えばパーソナルコンピュータが適用可能
である)107によって画像処理等され、処理結果は制
御回路102へ出力される。画像処理装置107による
処理結果に基づいて制御回路102はステージコントロ
ーラ103を介して基板ステージ110又は/及びマス
クステージ109の位置を制御して露光対象基板110
とマスク201との相対位置を制御する。
7とを兼用するような構成にしても構わない。
(図14及び図15は結合子A,Bを介して繋がってい
る)を参照しつつ、露光装置100の動作ないしは制御
部101(の制御回路102)によるシーケンス制御を
説明する。
109の位置に搬入し(ステップST1)、マスク20
1を位置決めし(アライメントし)(ステップST
2)、その後、マスク201をマスクステージ109に
吸着固定する(ステップST3)。次に、露光対象基板
(ガラスペースト7A及びドライフィルムレジスト60
が形成された下地基板51Q)300を基板ステージ1
10上に搬入し(ステップST4)、露光対象基板30
0をピン等により粗な位置決めをし(ステップST
5)、露光対象基板300を基板ステージ110に吸着
固定する(ステップST6)。次に、プロキシミティギ
ャップセンサ104により露光対象基板300とマスク
201との間隔(プロキシミティギャップ)を計測しな
がら基板ステージ110又は/及びマスクステージ10
9のZ方向駆動により予め設定された所定のプロキシミ
ティギャップに設定する(ステップST7〜ST9)。
は(ステップST10)、露光マスク201と露光対象
基板300とのX、Y軸方向における相対位置を調整す
る(アライメントする)(ステップST11〜ST1
3)。具体的には、CCDカメラ106によって露光対
象基板300及びマスク201のアライメントマークを
撮像して位置合わせずれ量が予め設定された許容値内に
入るように基板ステージ110又は/及びマスクステー
ジ109のXY方向駆動により露光対象基板300とマ
スク201との位置合わせ制御を実施する(ステップS
T11〜ST13)。そして、露光装置100の動作は
次の露光ステップST14へ移行する。他方、ノンアラ
イメント露光を実施する場合には、露光装置100の動
作は上述の位置合わせステップST11〜ST13を実
施せずに露光ステップST14へ移行する(ステップS
T10)。
01を介してレジスト60を露光することによりマスク
201のパターンを一括してドライフィルムレジスト6
0に露光転写する(1回目の露光ステップST14)。
1回目の露光後、基板ステージ110又は/及びマスク
ステージ109のステージ位置を制御して露光マスク2
01と露光対象基板300との相対位置を再び調整する
(ステップST15)。このとき、露光後の相対位置調
整ステップST15では、図16のフローチャートに示
すように基板ステージ110又は/及びマスクステージ
109のXY駆動(ステップ移動)によって、上述のよ
うに先の露光で露光済みの部分の一部に露光マスク20
1のマスクパターンが重なるように露光対象基板300
とマスク201のマスクパターンとの平面視(図9参
照)における重なり位置を所定量(ステップ的に)変化
させる(ステップST152)。その後、アライメント
露光の場合には上述のステップST11〜ST13と同
様にして露光対象基板300とマスク201との位置合
わせ制御を実施する(ステップST154)。なお、マ
スク201又は/及び露光対象基板300の移動後にお
いても顕微鏡105及びCCDカメラ106の撮像範囲
内にアライメントマークが存在するように、マスク20
1及び露光対象基板300にはマスク201又は/及び
露光対象基板300の移動方向及び移動量に基づいて複
数のアライメントマークが設けられている。他方、ノン
アライメント露光では当該位置合わせ制御を実施しな
い。
に、露光後の相対位置調整ステップ(ないしはステージ
位置制御ステップ)ST15において、マスク201の
マスクパターンと露光対象基板300との重なり位置を
変化させるステップST152の前にマスク201と露
光対象基板300とを遠ざけるプロキシミティギャップ
拡大制御(ステップST151)を実施すると共に、上
記重なり位置を変化させるステップST152の後にマ
スク201と露光対象基板300とを近づけるプロキシ
ミティギャップ縮小制御及び所定値への設定制御(ステ
ップST153)を実施しても良い。なお、アライメン
ト露光の場合、位置合わせ制御(ステップST154)
はプロキシミティギャップ縮小・設定した後に実施す
る。なお、マスク201又は/及び露光対象基板300
の移動後においてもプロキシミティギャップセンサ10
4の計測範囲内にプロキシミティギャップマークが存在
するように、マスク201及び露光対象基板300には
マスク201又は/及び露光対象基板300の移動方向
及び移動量に基づいて複数のプロキシミティギャップマ
ークが設けられている。
と同様にして2回目の露光を実施する(ステップST1
6)。なお、その後、露光を3回以上行う場合には、上
記ステップST15と同様に露光マスク201と露光対
象基板300との相対位置を調整するステップ(ないし
はステージ位置の制御ステップ)と、1回目と同様の露
光ステップと、を交互に所定回数繰り返す(ステップS
T17〜ST19)。
は/及びマスクステージ109を初期位置に復帰し(ス
テップST20)、露光対象基板300の吸着固定を解
除し(ステップST21)、露光対象基板300を搬出
する(ステップST22)。なお、続いて露光する基板
があれば(ステップST23)、上述の基板搬入ステッ
プST4から基板搬出ステップST22までを繰り返し
行う。
01(の制御回路102)の制御によって、露光光源1
08によって露光マスク201のマスクパターンをレジ
スト60に一括露光転写する露光制御(ステップST1
4,ST16,ST18,ST19)と、露光制御後に
おけるマスクステージ109又は/及び基板ステージ1
10のステージ位置制御(ステップST15,ST1
7)と、を順次に実施し、露光制御を少なくとも2回実
施する。なお、上述のようにステージ位置制御は、先の
露光で露光済みの部分の一部に露光マスク201のマス
クパターンが重なるように露光マスク201のマスクパ
ターンと露光対象基板300との平面視における重なり
位置を所定量、変化させる重なり制御(ステップST1
52)を含んでいる。
れらに適用可能な露光マスク201によれば、露光マス
ク201のマスクパターンと露光対象基板300との平
面視における重なり位置を変化させた後に再度、露光を
行う。このため、本来露光すべきではあるが露光マスク
に付着した塵埃200等によって未露光となってしまっ
た部分(図6におけるレジスト60の中央付近の未露光
部分63を参照)を再度の露光制御で露光することが可
能である(図8参照)。従って、レジスト60のパター
ン欠陥を低減することができるあるいは無くすることが
できる。その結果、上述の従来の一括露光方法と比較し
て、生産効率及び歩留まりを向上させることができる。
さらに、露光マスクの清浄度管理を緩和することができ
る。さらに、塵埃200の付着が原因で廃棄する必要性
が無くなるので露光マスクの寿命を長くすることができ
る。
によれば、単一の露光マスク201を用いて複数回の露
光を行うので、既述の複数の露光マスクを用いて複数回
の露光を行う場合よりも高いスループットを実現するこ
とができる。また、露光マスク201のマスクパターン
と露光対象基板300との平面視における重なり位置を
予め設定した所定量、変化させるので、当該露光装置は
アライメント露光及びノンアライメント露光のいずれに
も対応可能であり汎用性が高い。
置100及びこれらに適用可能な露光マスク201によ
れば、歩留まりの向上や製造コストの削減等によって安
価に表示装置を提供することができる。
係る露光マスク202を説明するための平面図を示し、
図19に当該露光マスク202の設計を説明するための
平面図を示す。なお、説明のため図18中に塵埃200
を図示している。なお、実施の形態2においても隔壁7
及びネガ型のドライフィルムレジスト60を一例に挙げ
て説明する。このため、図2と同様に、図19には隔壁
7を形成する工程においてドライフィルムレジスト60
を現像した後の背面基板51Rを図示している。
スク202のマスクパターンは、ストライプ状の透光部
201aと、遮光部201bと、を含んでいる。そし
て、当該マスク202のマスクパターン(ここでは透光
部201aのパターン)は露光現像後に残存させるべき
(設計上の)ドライフィルムレジスト60の所定パター
ン(ここではストライプ状)の一部60Cに対応する。
特に露光マスク202に関しては、当該所定パターンの
上記一部60Cは、現像後の(設計上の)ストライプ状
のレジスト60を成す複数の帯状パターン(ここでは各
帯状パターンが単位パターンにあたる)のうちで2本以
上且つ露光後のレジスト60よりも少ない(換言すれば
隔壁7よりも少ない)本数の帯状パターンを含んで選定
されている。これに対応して、レジスト60の所定パタ
ーンの残りの他部60Dは現像後の(設計上の)レジス
ト60中の少なくとも1本の帯状パターンを含むように
選定されている(図19では他部60Dが1本の帯状パ
ターンを含む場合を図示している)。
1aのパターンについて、各帯状パターンの幅及び長さ
をWm2及びLm2と表し、帯状パターンのピッチをP
m2と表し、帯状パターンの数をNm2と表すと、露光
マスク202のマスクパターンは式(9)〜(12)を
満足するように設計されている。
2は露光現像後のレジスト60の(換言すれば隔壁7
の)帯状パターンの数Ndよりも少ないので、図20及
び図21の平面図に示すように、露光マスク202と露
光対象基板300とを透光部201aの帯状パターンの
配列方向に相対的に寸法Pm2単位でずらして(ずらす
合計は寸法Ls2)(これにより露光マスク202のマ
スクパターンと露光対象基板300との重なり位置を変
化させて)複数回の露光を実施することによりレジスト
60を所定のストライプ状に露光可能である。ここで、
寸法Ls2は帯状パターンのピッチPd,Pm2の倍数
にあたる。
示すように塵埃200が付着している透光部201aが
レジスト60に対面しないようにマスク202と露光対
象基板300とを平面視上、重ねることも可能である。
1と同様に利用することができ、露光マスク201と同
様の効果を奏する。
わせても構わない。具体的には、露光マスク201にお
いて帯状パターンの数を露光マスク202と同様に設定
しても構わない。このような露光マスクによっても同様
の効果が得られる。
パターンのうちの一部(例えば2本)を1つの単位パタ
ーンと捉えることも可能であり、次にかかる場合を書込
電極6の形成を一例に挙げて説明する。
ク203を説明するための平面図を示し、図24に当該
露光マスク203の設計を説明するための平面図を示
す。なお、説明のため図23中に塵埃200を図示して
いる。
基板9及び当該基板9上にこの順序で積層された書込電
極6の材料である導電性ペースト6A及びドライフィル
ムレジスト60から成る構成が「露光対象基板」にあた
る。ここでもドライフィルムレジスト60がネガ型の場
合を一例に挙げ、図2と同様に図24には書込電極6を
形成する工程においてドライフィルムレジスト60を現
像した後の背面基板51Rを図示している。
ストパターン(換言すれば書込電極パターン)は、複数
本(ここでは5本)の帯状パターンから成る単位パター
ンが繰り返し複数(ここでは5個)並んで成る。
光マスク203のマスクパターン(ここでは透光部20
1aのパターン)は露光現像後に残存させるべき(設計
上の)ドライフィルムレジスト60の所定パターンの一
部60Eに対応する。特に露光マスク203では、所定
パターンの上記一部60Eは、現像後の(設計上の)レ
ジスト60を成す複数の単位パターンのうちで2つ以上
且つ露光後のレジスト60よりも少ない数の単位パター
ンを含んで選定されている。これに対応して、レジスト
60の所定パターンの残りの他部60Fは現像後の(設
計上の)レジスト60中の少なくとも1つの単位パター
ンを含むように選定されている(図24では他部60F
が1つの単位パターンを含む場合を図示している)。
応するレジスト60の露光部分のパターン(設計上のパ
ターン)について、各帯状パターンの幅及び長さをWd
3及びLd3と表し、帯状パターンのピッチをPd3と
表し、帯状パターンの数をNd3と表し、単位パターン
のピッチ及び配置数をPd3U及びNd3Uと表すと共
に、露光マスク203の透光部201aのパターンにつ
いて、各帯状パターンの幅及び長さをWm3及びLm3
と表し、帯状パターンのピッチをPm3と表し、帯状パ
ターンの数をNm3と表し、単位パターンのピッチ及び
配置数をPm3U及びNm3Uと表すと、露光マスク2
03のマスクパターンは式(13)〜(18)を満足す
るように設計されている。
3Uは露光現像後のレジスト60の(換言すれば書込電
極6の)単位パターンの数Nd3Uよりも少ないので、
図24に示すように、露光マスク203と露光対象基板
300とを透光部201aの単位パターンの配列方向に
相対的に寸法Pm3単位でずらして(ずらす合計はLs
3)(これにより露光マスク203のマスクパターンと
露光対象基板300との重なり位置を変化させて)複数
回の露光を実施することによりレジスト60を所定のパ
ターンに露光可能である。ここで、寸法Ls3は単位パ
ターンのピッチPd3U,Pm3Uの倍数にあたる。
1,202と同様に利用することができ、露光マスク2
01,202と同様の効果を奏する。
の)所定パターンと同様のマスクパターンを有する露光
マスク、例えば従来の露光マスク201Pを露光マスク
202,203と同様に利用することも可能である。す
なわち、例えば従来の露光マスク201Pと露光対象基
板とを単位パターンの配列方向に相対的にずらして露光
することも可能である。
ではドライフィルムレジスト60を用いる場合を述べた
が、例えばペースト状のレジスト(感光性材料)を塗布
しても良い。また、隔壁7用のガラスペースト7A及び
書込電極6用の導電性ペースト6Aに感光性を与えれば
ドライフィルムレジスト60等のレジストを不要にする
ことができる。かかる場合、感光性を有したガラスペー
スト7A及び導電性ペースト6Aが「感光性材料」にあ
たり、感光性を有したガラスペースト7A及び下地基板
51Qから成る構成並びに感光性を有した導電性ペース
ト6A及び背面ガラス基板9から成る構成がそれぞれ
「露光対象基板」にあたる。また、感光性材料がネガ型
に限られないのは言うまでもない。
ペースト7A及び導電性ペースト6Aをパターニング
(エッチング)しても構わない。また、隔壁7の平面パ
ターンが例えば格子状の場合にも上述の説明は当てはま
り、書込電極6についても帯状に限られない。
スク自体のパターン欠陥がレジスト60の未露光パター
ン欠陥の原因である場合にも上述の説明は妥当である。
法、露光装置100及び露光マスク201〜203は、
PDP以外の表示装置(例えば液晶)や半導体装置等の
電子部品などの露光プロセスに応用可能である。
は露光制御→ステージ位置制御→露光制御という順序の
動作を行う、すなわち露光マスクのマスクパターンと露
光対象基板との平面視における重なり位置を変化させた
後に再度、露光制御を行う。このため、本来露光すべき
ではあるが露光マスクに付着した塵埃等によって未露光
となってしまった部分を再度の露光制御で露光すること
が可能である。従って、感光性材料のパターン欠陥を低
減することができるあるいは無くすることができる。そ
の結果、生産効率及び歩留まりを向上させることができ
るし、さらに、露光マスクの清浄度管理を緩和すること
ができるし、露光マスクの寿命を長くすることができ
る。また、単一の露光マスクを用いて複数回の露光を行
うので、複数の露光マスクを用いて複数回の露光を行う
場合よりも高いスループットを実現することができる。
また、露光マスクのマスクパターンと露光対象基板との
平面視における重なり位置を所定量、変化させるので、
当該露光装置はアライメント露光及びノンアライメント
露光のいずれにも対応可能である。
の際に露光マスクと露光対象基板とが接触するのを回避
することができる。
の後においてもより正確な位置精度で露光を行うことが
できる。
のマスクパターンと露光対象基板との平面視における重
なり位置を変化させて露光を複数回実施することにより
感光性材料を所定パターンに露光することができる。こ
のため、本来露光すべきではあるが露光マスクに付着し
た塵埃等によって未露光となってしまった部分を再度の
露光によって露光することが可能である。従って、感光
性材料のパターン欠陥を低減することができるあるいは
無くすることができる。その結果、生産効率及び歩留ま
りを向上させることができるし、さらに、露光マスクの
清浄度管理を緩和することができるし、露光マスクの寿
命を長くすることができる。
ける露光マスクのマスクパターンと露光対象基板との重
なり位置を変化させて露光を複数回実施することにより
感光性材料を所定パターンに露光しうる露光マスクの一
例を提供することができる。
ける露光マスクのマスクパターンと露光対象基板との重
なり位置を変化させて露光を複数回実施することにより
感光性材料を所定パターンに露光しうる露光マスクの他
の一例を提供することができる。
プ(a)→相対位置調整ステップ(b)→露光ステップ(a)と
いう順序の動作を行う、すなわち露光マスクのマスクパ
ターンと露光対象基板との平面視における重なり位置を
変化させた後に再度、露光を行う。このため、本来露光
すべきではあるが露光マスクに付着した塵埃等によって
未露光となってしまった部分を再度の露光時に露光する
ことが可能である。従って、感光性材料のパターン欠陥
を低減することができるあるいは無くすることができ
る。その結果、生産効率及び歩留まりを向上させること
ができるし、さらに、露光マスクの清浄度管理を緩和す
ることができるし、露光マスクの寿命を長くすることが
できる。また、単一の露光マスクを用いて複数回の露光
を行うので、複数の露光マスクを用いて複数回の露光を
行う場合よりも高いスループットを実現することができ
る。また、露光マスクのマスクパターンと露光対象基板
との平面視における重なり位置を所定量、変化させるの
で、当該露光方法はアライメント露光及びノンアライメ
ント露光のいずれにも対応可能である。
を変化させる際に露光マスクと露光対象基板とが接触す
るのを回避することができる。
を変化させた後においてもより正確な位置精度で露光を
行うことができる。
方法に適用可能な露光マスクの一例を提供することがで
きる。
の向上や製造コストの削減等によって安価な表示装置を
提供することができる。
の向上や製造コストの削減等によって安価な電子部品を
提供することができる。
めの平面図である。
光方法を説明するための平面図である。
の断面図である。
の断面図である。
の断面図である。
の断面図である。
の平面図である。
の断面図である。
の平面図である。
めの断面図である。
めの断面図である。
めの断面図である。
めのブロック図である。
するためのフローチャートである。
するためのフローチャートである。
するためのフローチャートである。
するためのフローチャートである。
ための平面図である。
明するための平面図である。
めの平面図である。
めの平面図である。
めの平面図である。
するための平面図である。
を説明するための平面図である。
ある。
方法を説明するための断面図である。
方法を説明するための断面図である。
方法を説明するための断面図である。
方法を説明するための断面図である。
平面図である。
ための平面図である。
ローチャートである。
ローチャートである。
料)、60A,60C,60E 所定パターンの一部、
60B,60D,60F 所定パターンの他部、100
露光装置、101 制御部、108 露光光源、10
9 マスクステージ、110 基板ステージ、201〜
203,201P 露光マスク、300露光対象基板、
ST1〜ST23,ST151〜ST154 ステッ
プ。
Claims (12)
- 【請求項1】 感光性材料を有する露光対象基板を支持
する基板ステージと、 露光マスクを支持するマスクステージと、 露光光源と、 前記露光光源からの露光光の出射を制御すると共に、前
記マスクステージ又は/及び前記基板ステージの位置を
制御して前記露光マスクと前記露光対象基板との相対位
置を制御する制御部と、を備え、 前記制御部は、前記露光光源によって前記露光マスクの
マスクパターンを前記感光性材料に一括露光転写する露
光制御と、前記露光マスクと前記露光対象基板との相対
位置を調整するステージ位置制御と、を順次に実施し、
且つ、前記露光制御を少なくとも2回実施し、 前記ステージ位置制御は、先の前記露光制御で露光済み
の部分の一部に前記露光マスクの前記マスクパターンが
重なるように前記露光マスクの前記マスクパターンと前
記露光対象基板との平面視における重なり位置を所定
量、変化させる重なり制御を含む、露光装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の露光装置であって、 前記ステージ位置制御は、 前記重なり制御の前に前記露光マスクと前記露光対象基
板とを遠ざけるプロキシミティギャップ拡大制御と、 前記重なり制御の後に前記露光マスクと前記露光対象基
板とを近づけるプロキシミティギャップ縮小制御と、を
さらに含む、露光装置。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の露光装置
であって、 前記ステージ位置制御は、 前記重なり制御の後に前記露光マスクと前記露光対象基
板とを位置合わせする位置合わせ制御をさらに含む、露
光装置。 - 【請求項4】 露光対象基板が有する感光性材料を所定
パターンに露光するための露光マスクであって、 前記所定パターンの一部のみに対応するマスクパターン
を有しており、前記マスクパターンは当該マスクパター
ンと前記露光対象基板との平面視における重なり位置を
変化させて露光を複数回実施することにより前記感光性
材料を前記所定パターンに露光可能なパターンである、
露光マスク。 - 【請求項5】 請求項4に記載の露光マスクであって、 前記所定パターンの前記一部と残りの他部との間で露光
形状が連続するように前記所定パターンの前記一部が選
定されている、露光マスク。 - 【請求項6】 請求項4又は請求項5に記載の露光マス
クであって、 前記所定パターンは繰り返し配置された所定数の単位パ
ターンを含み、 前記所定パターンの前記一部は前記複数の単位パターン
のうちで2つ以上且つ前記所定数未満の単位パターンを
含む、露光マスク。 - 【請求項7】 露光対象基板が有する感光性材料を露光
マスクを用いて所定パターンに露光する露光方法であっ
て、 (a)前記露光マスクのマスクパターンを前記感光性材料
に一括露光転写するステップと、 (b)前記露光マスクと前記露光対象基板との相対位置を
調整するステップと、を備え、 前記ステップ(a)と前記ステップ(b)とを順次に実施し、
且つ、前記ステップ(a)を少なくとも2回実施し、 前記ステップ(b)は、(b)-1)先の前記ステップ(a)で露光
済みの部分の一部に前記露光マスクの前記マスクパター
ンが重なるように前記露光マスクの前記マスクパターン
と前記露光対象基板との平面視における重なり位置を所
定量、変化させるステップを含む、露光方法。 - 【請求項8】 請求項7に記載の露光方法であって、 前記ステップ(b)は、 (b)-2)前記ステップ(b)-1)の前に前記露光マスクと前記
露光対象基板とを遠ざけるステップと、 (b)-3)前記ステップ(b)-1)の後に前記露光マスクと前記
露光対象基板とを近づけるステップと、をさらに含む、
露光方法。 - 【請求項9】 請求項7又は請求項8に記載の露光方法
であって、 前記ステップ(b)は、 (b)-4)前記ステップ(b)-1)の後に前記露光マスクと前記
露光対象基板とを位置合わせするステップをさらに含
む、露光方法。 - 【請求項10】 請求項7乃至請求項9のいずれかに記
載の露光方法であって、 前記露光マスクとして請求項4乃至請求項6のいずれか
に記載の露光マスクを用いる、露光方法。 - 【請求項11】 請求項1乃至請求項3のいずれかに記
載の露光装置、又は、請求項4乃至請求項6のいずれか
に記載の露光マスク、又は、請求項7乃至請求項10の
いずれかに記載の露光方法を用いて製造された、表示装
置。 - 【請求項12】 請求項1乃至請求項3のいずれかに記
載の露光装置、又は、請求項4乃至請求項6のいずれか
に記載の露光マスク、又は、請求項7乃至請求項10の
いずれかに記載の露光方法を用いて製造された、電子部
品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001359294A JP2003162065A (ja) | 2001-11-26 | 2001-11-26 | 露光装置、露光マスク、露光方法、表示装置及び電子部品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001359294A JP2003162065A (ja) | 2001-11-26 | 2001-11-26 | 露光装置、露光マスク、露光方法、表示装置及び電子部品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003162065A true JP2003162065A (ja) | 2003-06-06 |
Family
ID=19170331
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001359294A Pending JP2003162065A (ja) | 2001-11-26 | 2001-11-26 | 露光装置、露光マスク、露光方法、表示装置及び電子部品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003162065A (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004075234A1 (ja) * | 2003-02-21 | 2004-09-02 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | プラズマディスプレイパネルの製造方法 |
JP2005149832A (ja) * | 2003-11-13 | 2005-06-09 | Toray Ind Inc | プラズマディスプレイ用部材の製造方法およびプラズマディスプレイ |
WO2006025266A1 (ja) * | 2004-08-30 | 2006-03-09 | Toray Industries, Inc. | ディスプレイ用部材の露光方法およびプラズマディスプレイ用部材の製造方法 |
JP2006318852A (ja) * | 2005-05-16 | 2006-11-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | プラズマディスプレイパネルの製造方法 |
JP2007164085A (ja) * | 2005-11-15 | 2007-06-28 | Nsk Ltd | 近接露光方法 |
JP2008015314A (ja) * | 2006-07-07 | 2008-01-24 | Nsk Ltd | 露光装置 |
JP2008026474A (ja) * | 2006-07-19 | 2008-02-07 | Ono Sokki Co Ltd | 露光装置 |
WO2008022245A1 (en) * | 2006-08-18 | 2008-02-21 | Brewer Science Inc. | Anti-reflective imaging layer for multiple patterning process |
US7601483B2 (en) | 2004-04-29 | 2009-10-13 | Brewer Science Inc. | Anti-reflective coatings using vinyl ether crosslinkers |
US8133659B2 (en) | 2008-01-29 | 2012-03-13 | Brewer Science Inc. | On-track process for patterning hardmask by multiple dark field exposures |
JP2014507675A (ja) * | 2010-12-23 | 2014-03-27 | ユーリタ アクチエンゲゼルシャフト | 大きな面積にわたってナノ構造を製造するためのシステムおよび方法 |
US9640396B2 (en) | 2009-01-07 | 2017-05-02 | Brewer Science Inc. | Spin-on spacer materials for double- and triple-patterning lithography |
-
2001
- 2001-11-26 JP JP2001359294A patent/JP2003162065A/ja active Pending
Cited By (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004075234A1 (ja) * | 2003-02-21 | 2004-09-02 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | プラズマディスプレイパネルの製造方法 |
US7955787B2 (en) | 2003-02-21 | 2011-06-07 | Panasonic Corporation | Plasma display panel manufacturing method |
JP2005149832A (ja) * | 2003-11-13 | 2005-06-09 | Toray Ind Inc | プラズマディスプレイ用部材の製造方法およびプラズマディスプレイ |
US7601483B2 (en) | 2004-04-29 | 2009-10-13 | Brewer Science Inc. | Anti-reflective coatings using vinyl ether crosslinkers |
US9110372B2 (en) | 2004-04-29 | 2015-08-18 | Brewer Science Inc. | Anti-reflective coatings using vinyl ether crosslinkers |
KR101128184B1 (ko) * | 2004-08-30 | 2012-03-23 | 파나소닉 주식회사 | 디스플레이용 부재의 노광방법 및 플라즈마 디스플레이용부재의 제조방법 |
WO2006025266A1 (ja) * | 2004-08-30 | 2006-03-09 | Toray Industries, Inc. | ディスプレイ用部材の露光方法およびプラズマディスプレイ用部材の製造方法 |
US8263319B2 (en) | 2004-08-30 | 2012-09-11 | Panasonic Corporation | Display member exposing method and plasma display member manufacturing method |
JP2006318852A (ja) * | 2005-05-16 | 2006-11-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | プラズマディスプレイパネルの製造方法 |
JP2007164085A (ja) * | 2005-11-15 | 2007-06-28 | Nsk Ltd | 近接露光方法 |
JP2008015314A (ja) * | 2006-07-07 | 2008-01-24 | Nsk Ltd | 露光装置 |
JP2008026474A (ja) * | 2006-07-19 | 2008-02-07 | Ono Sokki Co Ltd | 露光装置 |
US7914974B2 (en) | 2006-08-18 | 2011-03-29 | Brewer Science Inc. | Anti-reflective imaging layer for multiple patterning process |
TWI453792B (zh) * | 2006-08-18 | 2014-09-21 | Brewer Science Inc | 用於多次圖形曝光方法的抗反射成像層 |
WO2008022245A1 (en) * | 2006-08-18 | 2008-02-21 | Brewer Science Inc. | Anti-reflective imaging layer for multiple patterning process |
US8133659B2 (en) | 2008-01-29 | 2012-03-13 | Brewer Science Inc. | On-track process for patterning hardmask by multiple dark field exposures |
US8415083B2 (en) | 2008-01-29 | 2013-04-09 | Brewer Science Inc. | On-track process for patterning hardmask by multiple dark field exposures |
US9640396B2 (en) | 2009-01-07 | 2017-05-02 | Brewer Science Inc. | Spin-on spacer materials for double- and triple-patterning lithography |
JP2014507675A (ja) * | 2010-12-23 | 2014-03-27 | ユーリタ アクチエンゲゼルシャフト | 大きな面積にわたってナノ構造を製造するためのシステムおよび方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2003162065A (ja) | 露光装置、露光マスク、露光方法、表示装置及び電子部品 | |
TW200303063A (en) | Substrate holding apparatus, exposure apparatus, and method of manufacturing device | |
WO2008065977A1 (fr) | Procédé d'exposition, procédé de formation de motif, dispositif d'exposition, et procédé de fabrication du dispositif | |
JP2001033941A (ja) | パターン形成方法及び露光装置 | |
TWI471900B (zh) | Exposure method, exposure apparatus, exposure system, and device manufacturing method | |
JP2004029063A (ja) | 密着型露光装置 | |
JPH0272362A (ja) | 拡大投影露光方法及びその装置 | |
US20110244396A1 (en) | Exposure apparatus, exchange method of object, exposure method, and device manufacturing method | |
JP2008263193A (ja) | 露光方法、および電子デバイス製造方法 | |
US7158210B2 (en) | Projection exposure apparatus | |
JP2010182866A (ja) | 静電吸着保持装置、露光装置、露光方法及びデバイスの製造方法 | |
US20130057837A1 (en) | Exposure apparatus, exposure method, device-manufacturing method, program, and recording medium | |
WO2010125813A1 (ja) | 露光方法及びデバイス製造方法、並びに重ね合わせ誤差計測方法 | |
JP5241368B2 (ja) | 処理装置及びデバイス製造方法 | |
CN103257530A (zh) | 接近式曝光装置、曝光光形成方法、面板基板的制造方法 | |
JP2016157148A (ja) | 露光装置、及び液体保持方法 | |
JP2010192593A (ja) | 露光装置及び露光方法、並びにデバイス製造システム | |
JPH11219896A (ja) | 露光装置およびデバイス製造方法 | |
JP4674467B2 (ja) | 基板搬送方法、基板搬送装置、露光方法、露光装置及びマイクロデバイスの製造方法 | |
JP2003197509A (ja) | 異常検出方法、露光方法及び露光装置、並びにデバイス製造方法 | |
JP2007005617A (ja) | 進捗状況表示方法、表示プログラム、及び表示装置、並びにデバイス製造方法 | |
JP2007311374A (ja) | 基板ホルダ、露光装置及びデバイスの製造方法 | |
JP2010040632A (ja) | 計測条件最適化方法及びプログラムの作成方法、並びに露光装置 | |
JP2891238B2 (ja) | 拡大投影露光方法及びその装置 | |
JPH1174190A (ja) | X線露光装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040826 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060410 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071113 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20071219 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20071219 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080603 |