JP2003159692A - 紙継装置 - Google Patents
紙継装置Info
- Publication number
- JP2003159692A JP2003159692A JP2001359256A JP2001359256A JP2003159692A JP 2003159692 A JP2003159692 A JP 2003159692A JP 2001359256 A JP2001359256 A JP 2001359256A JP 2001359256 A JP2001359256 A JP 2001359256A JP 2003159692 A JP2003159692 A JP 2003159692A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet material
- winding
- cutting
- shaft
- feeding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Nonmetal Cutting Devices (AREA)
- Replacement Of Web Rolls (AREA)
- Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)
Abstract
とができるようにする。 【解決手段】 シートロール4,6が装着される第1,
第2繰出軸12,13を有するシート材1の繰出機構2
と、シート材1の切断端部を第2繰出軸13上のシート
ロール6の周面に接合する切断接合機構7とを有する紙
継装置において、上記切断接合機構7に、第2繰出軸1
3上に装着されたシートロール6の直径に対応したシー
トロール6の周面位置を検出する発光部26および受光
部27からなる光電スイッチ28を設けるとともに、上
記切断接合機構7によるシート材1の切断操作時に、上
記第2繰出軸13を挟んでその左右両側に上記発光部2
6および受光部27が位置するように光電スイッチ28
を配設した。
Description
出されて巻取機構によりロール状に巻き取られる紙、プ
ラスチックフイルムまたは包装用ラミネート材等からな
るシート材の紙継を自動的に行う紙継装置に関するもの
である。
繰出部から繰り出されたシート材に複数色のインクを順
次塗布して印刷する印刷版胴を有する印刷ユニットと、
最終段の印刷ユニットから導出されたシート材を所定の
張力で巻き取る巻取部とを備えた印刷機において、シー
トロールが装着される一対の繰出軸を有する繰出機構
と、一方の繰出軸に装着されたシートロールによるシー
ト材の繰出が終了する直前に、上記シート材を切断する
とともに、この切断端部を他方の繰出軸上に装着された
新たなシートロールの周面に接合する切断接合機構とを
上記繰出部に設けることにより、シート材の繰出を連続
して行うことができるように構成された紙継装置が知ら
れている。
の繰出が終了する直前に、上記切断接合機構により切断
されたシート材の端部を、他方の巻取軸に装着された新
たなシートロールの周面に適正状態で巻き付けて接合す
るには、この新たなシートロールの周面位置と、上記切
断接合機構によるシート材の切断位置とを正確に対応さ
せる必要がある。このため、シート材の切断操作時に、
上記両繰出軸が設けられた繰出アームを切断位置に揺動
変位させる動作に応じ、図5に示すように、上記シート
ロール6の左右両端部側に位置するように配設された発
光部26と受光部27からなる光電スイッチによって上
記シートロール6の周面位置を検出し、この周面位置が
検出された時点で、上記繰出アームの作動を停止させた
後、切断接合機構の切断刃を駆動して上記シート材を切
断するとともに、この切断端部を新たなシートロール6
の周面に接合する紙継を自動的に行うように構成されて
いた。
6と受光部27とからなる光電スイッチによって上記シ
ートロール6の周面位置を検出するように構成した場合
には、シートロール6の直径が小さいと、上記繰出アー
ムを切断位置に揺動変位させる際に、上記発光部26お
よび受光部27に繰出軸が干渉して損傷する可能性があ
る。したがって、シートロール6の直径が所定値、例え
ば150mm以上でなければ、上記切断接合機構による
自動紙継を行うことができず、前回の使用時に残った直
径が小さいシートロール6を、再使用することができな
いという問題があった。
取軸を有する巻取機構と、シート材の切断接合機構とを
設け、上記巻取機構の一方の巻取軸によるシート材の巻
取が終了する直前に、このシート材を切断接合機構によ
り切断し、その切断端部を、他方の巻取軸に装着された
紙管に巻き付けて接合する紙継を適正状態で行うために
は、上記紙管の周面位置と、上記切断接合機構によるシ
ート材の切断位置とを正確に対応させる必要がある。上
記巻取軸には、種々の外径を有する紙管が装着され、こ
の紙管の外径に応じてその周面位置が変化するため、作
業者が紙管の外径を計測し、この外径の入力値に基づい
て上記紙管の周面位置と、切断接合機構の作動位置に正
確に対応させることが行われていたが、この作業が繁雑
であるとともに、入力ミスに起因したシート材の切断ミ
スまたは上記紙管に対するシート材の接合ミス等が発生
し易いという問題があった。
であり、簡単な構成でシート材の紙継を適正に行うこと
ができる紙継装置を提供することを目的としている。
シートロールが装着される第1,第2繰出軸を有するシ
ート材の繰出機構と、第1繰出軸によるシート材の繰出
が終了する直前に、第2繰出軸に装着されたシートロー
ルの近傍で上記シート材を切断し、このシート材の切断
端部を第2繰出軸上のシートロールの周面に接合する切
断接合機構とを有する紙継装置において、上記切断接合
機構に、第2繰出軸上に装着されたシートロールの直径
に対応したシートロールの周面位置を検出する発光部と
受光部とからなる光電スイッチを設けるとともに、上記
切断接合機構によるシート材の切断操作時に、上記第2
繰出軸を挟んでその左右両側に上記発光部と受光部とが
位置するように光電スイッチを配設したものである。
ロールによるシート材の繰出が終了する直前に、上記第
1,第2繰出軸が設けられた繰出アームを切断位置に揺
動変位させる動作に応じ、上記第2繰出軸を挟んでその
左右両側に配設された上記発光部および受光部の間に第
2繰出軸が導入されることにより、上記発光部および受
光部に上記第2繰出軸が当接することが防止された状態
で、上記光電スイッチによりシートロールの周面位置が
正確に検出され、この検出データに基づいて上記シート
材の切断および接合操作が適正に行われることになる。
第1,第2巻取軸を有するシート材の巻取機構と、第1
巻取軸に装着された紙管によるシート材の巻取が終了す
る直前に、第2巻取軸に装着された紙管の近傍で上記シ
ート材を切断し、このシート材の切断端部を第2巻取軸
の紙管の周面に接合する切断接合機構とを有する紙継装
置において、上記切断接合機構に、第2巻取軸に装着さ
れた紙管の直径に対応した紙管の周面位置を検出する発
光部と受光部とからなる光電スイッチを設けるととも
に、上記切断接合機構によるシート材の切断操作時に、
上記第2巻取軸を挟んでその左右両側に上記発光部と受
光部とが位置するように光電スイッチを配設したもので
ある。
シート材を巻き付ける作業が終了する直前に、上記第
1,第2巻取軸が設けられた巻取アームを切断位置に揺
動変位させる動作に応じ、上記第2巻取軸を挟んでその
左右両側に配設された上記発光部および受光部の間に上
記第2巻取軸が導入されることにより、上記発光部およ
び受光部に上記第2巻取軸が当接することが防止された
状態で、上記光電スイッチにより紙管の周面位置が正確
に検出され、この検出データに基づいて上記シート材の
切断および接合操作が適正に行われることになる。
の紙継装置において、上記第1,第2巻取軸が設置され
た巻取アームの設置角度を検出する角度検出手段と、こ
の角度検出手段により検出された巻取アームの設置角度
および上記光電スイッチにより検出された紙管の周面位
置に基づいて紙管の外径を演算する外径演算部と、この
外径演算部により演算された紙管の外径に応じてシート
材の切断操作時における上記第2巻取軸の回転速度を制
御する速度制御部とを備えたものである。
シート材を巻き付ける作業が終了する直前に、第2巻取
軸に装着された紙管の周面位置が上記光電スイッチによ
り正確に検出されるとともに、この周面の検出位置と、
上記角度検出手段により検出された巻取アームの設置角
度とに基づいて上記紙管の外径が正確に演算され、この
演算データに基づいて上記第2巻取軸の回転速度が適正
に制御されることにより、上記シート材の搬送速度と、
第2巻取軸によるシート材の巻取速度とを正確に適合さ
せた状態で、上記第2巻取軸上の紙管にシート材の切断
端部を巻き付けて接合する操作が適正に行われることに
なる。
形態に係るシート材1の紙継装置を備えた印刷機のシー
ト繰出部2を示している。このシート繰出部2には、紙
管3にシート材1が巻き付けられることにより形成され
たシートロール4からシート材1を繰り出す繰出機構5
と、上記シートロール4からのシート材1の繰出が終了
する直前に、上記シート材1を切断してその切断端部を
新たなシートロール6に接合する切断接合機構7とを備
えている。
基台フレーム8と、この基台フレーム8の上端部に支持
された水平軸9と、この水平軸9を支点にして回動可能
に支持された繰出アーム10および支持アーム11と、
この繰出アーム10の両端部に設けられた一対の繰出軸
12,13と、上記支持アーム11の両端部に設けられ
た一対の支持ローラ14とを備えている。そして、上記
繰出軸12,13を図外の駆動モータ等によって回転駆
動することにより、上記シート材1を所定速度および所
定張力で繰り出すように構成されている。
る一方の繰出軸(以下第1繰出軸という)12に装着さ
れたシートロール4から略全てのシート材1が繰り出さ
れて、このシート材1からの繰出が終了する直前に、上
記水平軸9を支点にして繰出アーム10および支持アー
ム11を図1の矢印に示す方向に180°旋回させるこ
とにより、待機位置にある他方の繰出軸(以下第2繰出
軸という)13を、上記繰出位置に移動させる旋回駆動
手段(図示せず)が設けられている。
方向の上流側部において上記基台フレーム8に隣接した
位置に立設された支柱15と、この支柱15に設けられ
た軸受により回転自在に支持された支持軸16と、この
支持軸16を支点にして揺動可能に支持された左右一対
の第1揺動アーム17と、この第1揺動アーム17を図
1に示す待機位置から図2に示す作動位置に揺動変位さ
せるエアシリンダ等からなる第1駆動手段18とを備え
ている。
には、図2に示すように、先端部にカッター刃19が取
り付けられた切断アーム20と、この切断アーム20を
駆動するエアシリンダ等からなる第2駆動手段21が設
けられている。そして上記第2駆動手段21により切断
アーム20を、第1揺動アーム17内の退避位置から図
2の実線で示す切断位置に揺動変位させることにより、
上記待機位置にある第2巻取軸13上のシートロール6
の近傍において、上記カッター刃19によりシート材1
を切断するように構成されている。
軸22を支点にして揺動自在に支持された第2揺動アー
ム23と、この第2揺動アーム23に回転自在に支持さ
れた圧接ローラ24と、上記第2揺動アーム23を揺動
変位させるエアシリンダ等からなる第2駆動手段25と
が設けられている。そして、この第2駆動手段25によ
り上記第2揺動アーム23を揺動変位させることによ
り、上記シート材1の切断端部を、上記第2繰出軸13
に装着されたシートロール7の周面に圧接し、その周面
に設けられた粘着剤層を介して接着するようになってい
る。
右一対の第1揺動アーム17には、図3に示すように、
発光素子等からなる発光部26と、受光素子等からなる
受光部27とがブラケットを介して取り付けられ、この
発光部26と受光部27とにより上記第2繰出軸13上
に装着されたシートロール6の直径に対応したシートロ
ール6の周面位置を検出する光電スイッチ28が構成さ
れている。上記発光部26と受光部27とは、切断接合
機構7によるシート材1の切断操作時に、上記第2繰出
軸13を挟んでその左右両側に位置するように配設され
ている。
に、繰出アーム10を揺動変位させて待機位置にあるシ
ートロール6を繰出位置に移動させる際に、図2に示す
ように、第1揺動アーム17を作動位置に揺動変位させ
ることにより、図4に示すように光電スイッチ28の発
光部26が第2繰出軸13の一側方側に位置するととも
に、受光部27が第2繰出軸13の他側方側に位置した
状態で待機するように構成されている。
間に上記シートロール6が導入されるのに応じ、発光部
26と受光部27との間における検出光の授受が、第2
繰出軸13上のシートロール6によって遮断されること
により、このシートロール6の周面位置が検出され、こ
の検出信号が図外の制御手段に出力されるようになって
いる。なお、上記発光素子からなる発光部26に代え、
検出光を反射して受光部27に照射するミラーを、上記
受光部27に対向させるように配設した構造としてもよ
い。
れる第1,第2繰出軸12,13を有するシート材1の
繰出機構5と、第1繰出軸12によるシート材1の繰出
が終了する直前に、第2繰出軸13に装着されたシート
ロール6の近傍で上記シート材1を切断し、このシート
材1の切断端部を第2繰出軸13上のシートロール6の
周面に接合する切断接合機構7とを有する紙継装置にお
いて、上記切断接合機構7に、第2繰出軸13上に装着
されたシートロール6の直径に対応したシートロール6
の周面位置を検出する発光部26と受光部27とからな
る光電スイッチ28を設けるとともに、上記切断接合機
構7によるシート材1の切断操作時に、上記第2繰出軸
13を挟んでその左右両側に発光部26と受光部27と
が位置するように上記光電スイッチ28を配設したた
め、上記発光部26および受光部27に上記第2繰出軸
13が当接することを防止した状態で、上記発光部26
と受光部27からなる光電スイッチ28により上記シー
トロール6の周面位置を正確に検出し、この検出データ
に基づいて上記シート材1の切断および接合操作を適正
に行うことができる。
記光電スイッチ28を構成する発光部26および受光部
27を、それぞれ第2繰出軸13の設置部に対応する位
置に配設した場合には、この第2繰出軸13上に装着さ
れた新たなシートロール6の直径が小さいと、上記光電
スイッチ28によりシートロール6の周面位置が検出さ
れた後、上記繰出アーム10の揺動が停止される前に、
上記発光部26および受光部27に第2繰出軸13が干
渉して光電スイッチ28が損傷する可能性がある。
3を挟んでその左右両側に発光部26と受光部27とが
位置するように上記光電スイッチ28を配設した場合に
は、この光電スイッチ28によりシートロール6の周面
位置が検出された後、上記繰出アーム10の揺動が停止
されるまでの間に、上記発光部26および受光部27に
第2繰出軸13が干渉するのを防止することができる。
したがって、上記シートロール6の直径が所定値、例え
ば150mm未満であっても、上記光電スイッチ28が
損傷する等の問題を生じることなく、上記切断接合機構
7による自動紙継を行うことができ、前回の使用時に残
った直径が小さいシートロール6を再使用できるという
利点がある。
るシート材1の紙継装置を備えた印刷機のシート巻取部
31を示している。このシート巻取部31には、紙管3
2にシート材1を巻き付けることによりシートロール3
3を形成する巻取機構34と、この巻取機構34による
シート材1の巻取が終了する直前に、上記シート材1を
切断して新たな紙管32に接合する切断接合機構35と
を備えている。
た基台フレーム36と、この基台フレーム36の上端部
に支持された回転軸37と、この回転軸37を支点にし
て回動可能に支持された巻取アーム38および支持アー
ム39と、上記巻取アーム38の両端部に設けられた一
対の巻取軸40,41と、上記支持アーム39の両端部
に設けられた一対の支持ローラ42,42とを備えてい
る。そして、上記巻取軸40,41を図外の駆動モータ
等によって回転駆動することにより、シート材1をロー
ル状に巻き取るように構成されている。
ある一方の巻取軸(以下第1巻取軸という)40による
シート材1の巻取が終了する直前に、上記回転軸37を
回転駆動して巻取アーム38および支持アーム39を1
80°旋回させることにより、待機位置にある他方の巻
取軸(以下第2巻取軸という)41を、シート材1の搬
送方向の上流側における待機位置から、上記巻取位置に
移動させる旋回駆動手段(図示せず)が設けられてい
る。
送方向の上流側部において上記基台フレーム6に隣接し
た位置に立設された支柱43と、この支柱43に設けら
れた軸受により回転自在に支持された支持軸44と、こ
の支持軸44を支点にして揺動可能に支持された左右一
対の第1揺動アーム45と、この第1揺動アーム45を
図6に示す待機位置から図7に示す作動位置に揺動変位
させるエアシリンダ等からなる第1駆動手段46とを備
えている。
44によって揺動自在に支持された第2揺動アーム47
と、この第2揺動アーム47の先端部に回転自在に支持
された圧接ローラ48と、上記第2揺動アーム47を図
6示す待機位置から、図7に示す作動位置に揺動変位さ
せて、上記圧接ローラ48をシート材1の接合位置に移
動させることにより、上記第2巻取軸41に装着された
巻付管32の周面に上記シート材1の切断端部を圧接さ
せて接合するエアシリンダ等からなる第2駆動手段49
とが設けられている。
ーム47には、図7に示すように、先端部にカッター刃
50が取り付けられた切断アーム51と、この切断アー
ム51を駆動する切断駆動部52とが設けられている。
そして、上記切断アーム51を、図7の仮想線で示す退
避位置から実線で示す切断位置に揺動変位させることに
より、上記待機位置にある第2巻取軸41よりもシート
材1の搬送方向の下流側において、上記カッター刃50
によりシート材1を切断するように構成されている。こ
のシート材1の切断端部は、上記第2巻取軸41に装着
された巻付管32に巻き付けられることにより、その周
面に設けられた粘着剤層を介して固着されることにな
る。
基端部に固定された駆動軸53と、この駆動軸53と一
体に回転する駆動ギア54と、この駆動ギア54と歯合
する扇形の歯面を有するセクタギヤ55と、上記第1揺
動アーム45に設けられた支持軸を支点にして上記セク
タギヤ55を揺動変位させるエアシリンダ等からなる第
3駆動手段56とを有し、この第3駆動手段56の駆動
力を上記駆動ギア54および駆動軸53に伝達して切断
アーム51を揺動変位させることにより、上記カッター
刃50を所定速度で上記待機位置から切断位置に移動さ
せるように構成されている。
取軸10によるシート材1の巻取速度よりも速い値に設
定されている。また、上記シート材1の切断操作時にお
ける第2巻取軸41の回転速度は、シート材1の巻取速
度に対応した値に設定され、上記第2巻取軸41に装着
された紙管32の周速と、上記巻取部31におけるシー
ト材1の搬送速度とを略等しくする制御が実行されるよ
うになっている。
左右一対の第1揺動アーム45には、図8に示すよう
に、発光素子等からなる発光部56と受光素子等からな
る受光部57がブラケットを介して取り付けられ、この
発光部56および受光部57により上記第2巻取軸41
に装着された紙管32の直径に対応した紙管32の周面
位置を検出する光電スイッチ58が構成されている。上
記発光部56および受光部57は、切断接合機構35に
よるシート材1の切断操作時に、上記第2巻取軸41を
挟んでその左右両側に位置するように配設されている。
に、巻取アーム38を揺動変位させて待機位置にある第
2巻取軸41を巻取位置に移動させる際に、図7に示す
ように第1揺動アーム45を作動位置に揺動変位させる
ことにより、光電スイッチ58の発光部56が第2巻取
軸41の一側方側に位置するとともに、受光部57が第
2巻取軸41の他側方側に位置した状態で待機するよう
に構成されている。そして、上記発光部56および受光
部57の間に、上記第2巻取軸41が導入されるのに応
じ、発光部56と受光部57との間における検出光の授
受が、第2巻取軸41上の紙管32および第2巻取軸4
1によって遮断されることにより、この紙管32の周面
位置が検出されるようになっている。
に示すように、制御手段59に出力されるようになって
いる。また、上記巻取アーム38を揺動変位させる回転
軸37の回転角度を検出することにより、上記巻取アー
ム38の設置角度を検出するポテンショメータ等からな
る角度検出手段60の検出信号が上記制御手段59に入
力される。そして、この制御手段59には、上記光電ス
イッチ58および角度検出手段60の検出信号に基づ
き、上記紙管32の外径を演算する外径演算部61と、
この外径演算部61の出力信号に応じて上記シート材1
の切断時における第2巻取軸41の回転速度を制御する
速度制御部62とが設けられている。
より演算された紙管32の外径に基づいて、上記シート
材1の搬送速度と、第2巻取軸41によるシート材1の
巻取速度とを正確に適合させた状態で、上記第2巻取軸
41上の紙管32にシート材1の切断端部を巻き付けて
接合する操作が適正に行われるように、上記第2巻取軸
41の回転速度を制御する制御信号を、上記第2巻取軸
41の駆動モータ63に出力するように構成されてい
る。
第2巻取軸40,41を有するシート材1の巻取機構3
4と、第1巻取軸41に装着された紙管32によるシー
ト材1の巻取が終了する直前に、第2巻取軸41に装着
された紙管32の近傍で上記シート材1を切断し、この
シート材1の切断端部を第2巻取軸41の紙管32の周
面に接合する切断接合機構35とを有する紙継装置にお
いて、上記切断接合機構35に、第2巻取軸41に装着
された紙管32の直径に対応したその周面位置を検出す
る発光部56および受光部57からなる光電スイッチ5
8を設けるとともに、上記切断接合機構35によるシー
ト材1の切断操作時に、上記第2巻取軸41を挟んでそ
の左右両側に上記発光部56と受光部57とが位置する
ように光電スイッチ58を配設したため、上記発光部5
6および受光部57に上記第2巻取軸41が当接するこ
とを防止した状態で、発光部56および受光部57から
なる光電スイッチ58により上記紙管32の周面位置を
正確に検出し、この検出データに基づいて上記シート材
1の切断および接合操作を適正に行うことができる。
ートロールの周面位置が検出された後、上記巻取アーム
38の揺動が停止されるまでの間に、発光部56および
受光部57に第2巻取軸41が干渉するのを防止するこ
とができるため、上記紙管32の種類に応じてその外径
が種々変化した場合においても、上記光電スイッチ58
が損傷する等の問題を生じることなく、上記切断接合機
構7による自動紙継を適正に行うことができるという利
点がある。
軸40,41が設置された巻取アーム38の設置角度を
検出する角度検出手段60と、この角度検出手段60に
より検出された巻取アーム38の設置角度および上記光
電スイッチ58により検出された紙管32の周面位置に
基づいて紙管の外径32を演算する外径演算部61と、
この外径演算部61により演算された紙管32の外径に
応じてシート材1の切断操作時における上記第2巻取軸
41の回転速度を制御する速度制御部62とを設けたた
め、第1巻取軸40上の紙管32にシート材1を巻き付
ける作業が終了する直前に、上記光電スイッチ58によ
り検出されされた紙管32の周面位置と、上記角度検出
手段60により検出された巻取アーム38の設置角度と
に基づいて上記紙管32の外径を正確に演算し、この演
算データに基づいて上記第2巻取軸41の回転速度を適
正に制御することができる。
と、第2巻取軸41によるシート材1の巻取速度とを正
確に適合させた状態で、第2巻取軸41上の紙管32に
シート材1の切断端部を巻き付けて接合する操作を適正
に行うことができ、上記搬送速度と巻取速度とが正確に
対応していないことに起因して上記接合ミスが発生した
り、シート材1の接合部に皺が寄ったりするのを防止で
きるという利点がある。
明は、シートロールが装着される第1,第2繰出軸を有
するシート材の繰出機構と、第1繰出軸によるシート材
の繰出が終了する直前に、第2繰出軸に装着されたシー
トロールの近傍で上記シート材を切断し、このシート材
の切断端部を第2繰出軸上のシートロールの周面に接合
する切断接合機構とを有する紙継装置において、上記切
断接合機構に、第2繰出軸上に装着されたシートロール
の直径に対応したシートロールの周面位置を検出する発
光部と受光部とからなる光電スイッチを設けるととも
に、上記切断接合機構によるシート材の切断操作時に、
上記第2繰出軸を挟んでその左右両側に上記発光部およ
び受光部が位置するように光電スイッチを配設したた
め、上記シートロールの直径が小さい場合においても、
上記発光部および受光部に上記第2繰出軸に当接するこ
とを防止した状態で、上記光電スイッチによりシートロ
ールの周面位置を正確に検出し、この検出データに基づ
いて上記シート材の切断および接合操作を適正に行うこ
とができるという利点がある。
される第1,第2巻取軸を有するシート材の巻取機構
と、第1巻取軸に装着された紙管によるシート材の巻取
が終了する直前に、第2巻取軸に装着された紙管の近傍
で上記シート材を切断し、このシート材の切断端部を第
2巻取軸の紙管の周面に接合する切断接合機構とを有す
る紙継装置において、上記切断接合機構に、第2巻取軸
に装着された紙管の直径に対応した紙管の周面位置を検
出する発光部と受光部とからなる光電スイッチを設ける
とともに、上記切断接合機構によるシート材の切断操作
時に、上記第2巻取軸を挟んでその左右両側に上記発光
部および受光部が位置するように光電スイッチを配設し
たため、上記発光部および受光部に上記第2巻取軸が当
接することを防止した状態で、上記光電スイッチにより
紙管の周面位置を正確に検出し、この検出データに基づ
いて上記シート材の切断および接合操作を適正に行うこ
とができるという利点がある。
第2巻取軸が設置された巻取アームの設置角度を検出す
る角度検出手段と、この角度検出手段により検出された
巻取アームの設置角度および上記光電スイッチにより検
出された紙管の周面位置に基づいて紙管の外径を演算す
る外径演算部と、この外径演算部により演算された紙管
の外径に応じてシート材の切断操作時における上記第2
巻取軸の回転速度を制御する速度制御部とを設けたた
め、第1巻取軸上の紙管にシート材を巻き付ける作業が
終了する直前に、上記光電スイッチにより検出されされ
た紙管の周面位置と、上記角度検出手段により検出され
た巻取アームの設置角度とに基づいて上記紙管の外径を
正確に演算し、この演算データに基づいて上記第2巻取
軸の回転速度を適正に制御することにより、シート材の
接合部に皺が寄る等の弊害を防止できるという利点があ
る。
ト繰出部の構成を示す説明図である。
る。
る。
る。
ト巻取部の構成を示す説明図である。
る。
る。
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 シートロールが装着される第1,第2繰
出軸を有するシート材の繰出機構と、第1繰出軸による
シート材の繰出が終了する直前に、第2繰出軸に装着さ
れたシートロールの近傍で上記シート材を切断し、この
シート材の切断端部を第2繰出軸上のシートロールの周
面に接合する切断接合機構とを有する紙継装置におい
て、上記切断接合機構に、第2繰出軸上に装着されたシ
ートロールの直径に対応したシートロールの周面位置を
検出する発光部と受光部とからなる光電スイッチを設け
るとともに、上記切断接合機構によるシート材の切断操
作時に、上記第2繰出軸を挟んでその左右両側に上記発
光部と受光部とが位置するように光電スイッチを配設し
たことを特徴とする紙継装置。 - 【請求項2】 紙管が装着される第1,第2巻取軸を有
するシート材の巻取機構と、第1巻取軸に装着された紙
管によるシート材の巻取が終了する直前に、第2巻取軸
に装着された紙管の近傍で上記シート材を切断し、この
シート材の切断端部を第2巻取軸の紙管の周面に接合す
る切断接合機構とを有する紙継装置において、上記切断
接合機構に、第2巻取軸に装着された紙管の直径に対応
した紙管の周面位置を検出する発光部と受光部とからな
る光電スイッチを設けるとともに、上記切断接合機構に
よるシート材の切断操作時に、上記第2巻取軸を挟んで
その左右両側に上記発光部と受光部とが位置するように
光電スイッチを配設したことを特徴とする紙継装置。 - 【請求項3】 請求項2記載の紙継装置において、上記
第1,第2巻取軸が設置された巻取アームの設置角度を
検出する角度検出手段と、この角度検出手段により検出
された巻取アームの設置角度および上記光電スイッチに
より検出された紙管の周面位置に基づいて紙管の外径を
演算する外径演算部と、この外径演算部により演算され
た紙管の外径に応じてシート材の切断操作時における上
記第2巻取軸の回転速度を制御する速度制御部とを備え
たことを特徴とする紙継装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001359256A JP3954366B2 (ja) | 2001-11-26 | 2001-11-26 | 紙継装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001359256A JP3954366B2 (ja) | 2001-11-26 | 2001-11-26 | 紙継装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003159692A true JP2003159692A (ja) | 2003-06-03 |
JP3954366B2 JP3954366B2 (ja) | 2007-08-08 |
Family
ID=19170298
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001359256A Expired - Fee Related JP3954366B2 (ja) | 2001-11-26 | 2001-11-26 | 紙継装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3954366B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010137301A (ja) * | 2008-12-09 | 2010-06-24 | Dainippon Printing Co Ltd | 連続シート供給装置 |
CN114056981A (zh) * | 2020-08-04 | 2022-02-18 | 东莞市雅康精密机械有限公司 | 多料卷极片放卷装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104150256B (zh) * | 2014-08-08 | 2016-05-25 | 邢台纳科诺尔精轧科技股份有限公司 | 一种电池极片自动换卷接带系统 |
-
2001
- 2001-11-26 JP JP2001359256A patent/JP3954366B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010137301A (ja) * | 2008-12-09 | 2010-06-24 | Dainippon Printing Co Ltd | 連続シート供給装置 |
CN114056981A (zh) * | 2020-08-04 | 2022-02-18 | 东莞市雅康精密机械有限公司 | 多料卷极片放卷装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3954366B2 (ja) | 2007-08-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4922799B2 (ja) | ウェブ巻替え装置及び方法 | |
JP4136864B2 (ja) | ウェブ巻替え装置及び方法 | |
JPS6236946B2 (ja) | ||
JP2011131947A (ja) | 紙継装置 | |
US5954292A (en) | Method and apparatus for splicing web | |
JP3954366B2 (ja) | 紙継装置 | |
JP2002012349A (ja) | 紙継装置及びコルゲートマシン | |
JP2809254B2 (ja) | ウエブの突合わせ接合装置 | |
JP2010036990A (ja) | ウェブ巻取り装置及び方法 | |
JP2003146497A (ja) | シート材の巻取装置 | |
JPH02188349A (ja) | ウエブ巻出し機の自動重ね継ぎ装置 | |
JPH07209207A (ja) | エンドレスシートの不良個所検査装置 | |
JPH07206228A (ja) | 円筒状体の供給装置 | |
JPH0687178A (ja) | テープ貼付装置 | |
JP6047517B2 (ja) | ウェブ巻替え装置及び方法 | |
JPH03115044A (ja) | 巻取紙自動仕立装置 | |
JP2654134B2 (ja) | 印刷機の給紙ロールの取り付け位置検出装置 | |
JP2001163494A (ja) | ウェブの巻き取り装置及び巻き取り方法 | |
JPH07205090A (ja) | シートの不良個所削除用作業台 | |
JP3040623B2 (ja) | シートの自動切断巻付装置 | |
JPH0527383Y2 (ja) | ||
JPH0478543B2 (ja) | ||
JPH0757660B2 (ja) | 紙継位置検出装置 | |
JP2593755Y2 (ja) | オートペースタ | |
JPH0651540B2 (ja) | シート接合装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041004 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070403 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070426 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 3954366 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100511 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110511 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120511 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120511 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130511 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140511 Year of fee payment: 7 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |