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JP2003158394A - 高周波加熱装置 - Google Patents

高周波加熱装置

Info

Publication number
JP2003158394A
JP2003158394A JP2001354509A JP2001354509A JP2003158394A JP 2003158394 A JP2003158394 A JP 2003158394A JP 2001354509 A JP2001354509 A JP 2001354509A JP 2001354509 A JP2001354509 A JP 2001354509A JP 2003158394 A JP2003158394 A JP 2003158394A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lead wire
infrared
frequency heating
high frequency
shield case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001354509A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Watanabe
賢治 渡辺
Isao Kasai
功 笠井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2001354509A priority Critical patent/JP2003158394A/ja
Publication of JP2003158394A publication Critical patent/JP2003158394A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
  • Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
  • Electric Ovens (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 高周波加熱装置過熱室の温度等を検出する装
置と制御装置とを接続するリード線による信号の授受
を、リード線が高周波雑音の影響を受けることなく確実
にやりとりが可能な信頼性の高い高周波加熱装置を提供
する。 【解決手段】 検出装置22と制御装置21とを接続す
るリード線9は導体に絶縁物を被覆した芯線を電波吸収
体を含む絶縁物20で被覆する。温度検出装置22は食
品から放射される赤外線を検出する赤外線検出素子10
と食品から放射される赤外線を赤外線検出素子10に集
光するレンズ11と前記赤外線を周期的に断続するチョ
ッパ12とチョッパ12を回転駆動するモータ13と赤
外線検出素子10の信号を増幅する増幅回路14と赤外
線検出素子10と増幅回路14とモータを搭載する基板
15から構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、温度、湿度、ガス
などを検知する検出装置と制御装置を接続するリード線
を備えた高周波加熱装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の高周波加熱装置として
は、例えば、実開昭55―149107号公報に記載さ
れているようなものがあった。図4は、前記公報に記載
された従来の高周波加熱装置の要部電気回路図である。
【0003】図4において、加熱室に収納された被加熱
物の放射する赤外線を受光し被加熱物の温度に応じた信
号を出力する赤外線検出素子1とその信号を増幅する増
幅回路2と赤外線検出素子1及び増幅回路2を包み込む
シールドケース3とシールドケース3に取り付けられた
貫通コンデンサ4を備え前記シールドケース3内の内部
信号線5は貫通コンデンサ4を通して外部信号線6に接
続される構成である。高周波加熱装置内部に加熱室から
漏れた微弱な高周波が必ず存在するが、貫通コンデンサ
4は外部信号線6から伝播してくる高周波を内部信号線
5に伝播させないように作用しまたシールドケース3に
より空中を伝播する高周波を遮蔽するためシールドケー
ス3内への高周波雑音の侵入は完全に遮断できる構成で
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の構成では、シールドケース3の貫通穴に内部信号線
5と一体にコンデンサを形成しなければならないためシ
ールドケースの構成が複雑になるという課題を有してい
た。また、前記従来例のような赤外線検出素子を用いた
温度検出器の応用としてシールドケース3全体を所定の
位置の間で駆動し複数箇所の温度を検出することがあ
る。このときシールドケース3は外部信号線6を接続し
たまま駆動されるため外部信号線は柔軟性が要求され
る。本発明は、前記従来の課題を解決するもので、簡単
な構成で温度、湿度、ガスなどの検知素子と制御装置と
の信号の授受を高周波雑音の影響を受けることなくやり
取りが可能な信頼性の高い高周波加熱装置を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記従来の課題を解決す
るために、検出装置と制御装置とを接続するリード線は
導体に絶縁物を被覆した芯線を電波吸収体を含む絶縁物
で被覆する構成としたものである。
【0006】これによって、リード線の電波吸収他体を
含む被覆が高周波雑音を完全に吸収するためシールドケ
ース内部への高周波雑音の侵入を防止することが可能と
なる。
【0007】また、外部信号線に金属のメッシュなどを
用いる必要がないので外部信号線に柔軟性がある。
【0008】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、温度、
湿度、ガスなどを検知する検出装置を接続するリード線
とを備え、前記リード線を電波吸収体を含む絶縁物で被
覆する構成とすることにより、シールドケースの貫通穴
から侵入しようとする高周波雑音は電波吸収体に吸収さ
れシールドケース内への高周波雑音の侵入は完全に遮断
できる構成でありしかも検出装置と制御装置間のリード
線の芯線も電波吸収体により被覆されているためリード
線の導体を通じてシールドケース内に高周波雑音が侵入
する恐れもない。
【0009】請求項2に記載の発明は、温度、湿度、ガ
スなどを検知する検出装置と制御装置と前記検出装置と
前記制御装置を接続するリード線とを備え、前記リード
線は導体に絶縁物を被覆した芯線を電波吸収体を含む絶
縁物で被覆する構成とすることにより、シールドケース
の貫通穴から侵入しようとする高周波雑音は電波吸収体
に吸収されシールドケース内への高周波雑音の侵入は完
全に遮断できる構成でありしかも検出装置と制御装置間
のリード線の芯線も電波吸収体により被覆されているた
めリード線の導体を通じてシールドケース内に高周波雑
音が侵入する恐れもない。
【0010】請求項3に記載の発明は、駆動機構を備
え、前記検出装置は取り付け位置が前記駆動機構により
所定の空間で移動可能な構成としたことにより、食品の
複数個所の温度が検出可能になるとともに外部信号線に
金属のメッシュなどを用いる必要がないので外部信号線
に柔軟性があるため軽い力で駆動することができる。
【0011】
【実施例】以下本発明の実施例について、図面を参照し
ながら説明する。
【0012】(実施例1)図1は、本発明の第1の実施
例における高周波加熱装置の制御装置とリード線と温度
検出装置の要部断面図である。
【0013】図1において、温度検出装置7と制御装置
8がリード線9で接続されている。温度検出装置7は食
品から放射される赤外線を検出する赤外線検出素子10
と食品から放射される赤外線を赤外線検出素子10に集
光するレンズ11と前記赤外線を周期的に断続するチョ
ッパ12とチョッパ12を回転駆動するモータ13と赤
外線検出素子10の信号を増幅する増幅回路14と赤外
線検出素子10と増幅回路14とモータを搭載する基板
15から構成されており、これらは金属で箱状に形成さ
れたシールドケースA16、シールドケースB17でシ
ールドされている。シールドケースA16のレンズと対
向する部分には食品から放射される赤外線を導入するた
めの開口18が設けられている。リード線9の芯線19
の導体は基板15に配線されておいる。リード線9の芯
線19はシリコンなどの絶縁物にフェライトなどの電波
吸収する性質の材料を混入した被覆20でカバーされて
いる。リード線9はシールドケースA16とシールドケ
ースB17で形成された筒状の隙間を通してシールドケ
ース外部に引き出されている。リード線9のもう一端は
温度検出装置22からの信号を処理し食品の温度を算出
し食品の仕上がり状態を検出し食品の加熱時間を制御す
る制御装置21に接続される。
【0014】図2に示すリード線9の断面図において、
芯線19は銅などの複数の細線で構成された導体23で
ありその周囲は被覆24で絶縁されている。図3では3
本の芯線19が用いられその周囲をシリコンなどの絶縁
物にフェライトや金属ウィスカーなどの電波吸収する性
質の材料を混入した被覆20が設けられている。
【0015】図3は温度検出装置22とリード線9と制
御装置21の高周波加熱装置への実装状態を示す断面図
である。加熱室25の底面に設けられたテーブル駆動モ
ータ26で駆動される回転皿27上に食品28が載置さ
れる。食品28は高周波発生装置29からの高周波によ
り加熱される。加熱室25の上面に設けられた開口の上
に温度検出装置22が設けられ温度検出装置22は駆動
モータ30により左右に移動し食品28の複数箇所の温
度を検出する。
【0016】以上のように構成された高周波加熱装置に
ついて、以下にその動作、作用を説明する。
【0017】まず、図3において加熱室25から漏れた
微弱な高周波が温度検出装置22の周囲にあっても、リ
ード線9の被覆20は電波吸収体を含有する絶縁物で構
成されているため微弱な高周波をすべて吸収してしまう
ため導体23には高周波雑音が重畳することはない。ま
た、リード線9はシールドケースA16とシールドケー
ス17Bで強く挟み込まれるているためリード線9と各
シールドケースA16、B17との間に隙間が発生しに
くく温度検出装置22内に高周波雑音が侵入することは
ない。また、温度検出装置22を駆動モータ30により
駆動することにより食品の複数の個所の食品温度を検出
可能になるとともにリード線9のシールドのために金属
のメッシュなどを用いる必要がないのでリード線9は柔
軟性を有しており軽い力で駆動することができる。
【0018】以上のように、本実施例においては検出装
置と制御装置とを接続するリード線は導体に絶縁物を被
覆した芯線を電波吸収体を含む絶縁物で被覆する構成と
したものである。これにより、シールドケースの貫通穴
から侵入しようとする高周波雑音は電波吸収体に吸収さ
れシールドケース内への高周波雑音の侵入は完全に遮断
できる構成でありしかも検出装置と制御装置間のリード
線の芯線も電波吸収体により被覆されているためリード
線の導体を通じてシールドケース内に高周波雑音が侵入
する恐れもない。また、リード線に柔軟性があるため温
度検出装置を駆動する場合にもリード線が大きな負荷と
ならず小型のモータで駆動することができる。
【0019】なお、本実施例では赤外線検出素子を用い
た温度検出装置について述べてきたが湿度やガスの濃度
を検出する場合にも同様に高周波雑音の影響をなくすこ
とが可能なことはいうまでもない。
【0020】なお、本実施例では金属製のシールドケー
スについて述べたが、樹脂に炭素繊維を含有させたもの
などシールド効果のあるものなら何でも良い。
【0021】なお、電波吸収体はフェライトに限定する
ものでなく金属ウィスカーなど電波を吸収する性質があ
れば良い。
【0022】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、検出装
置と制御装置とを接続するリード線は導体に絶縁物を被
覆した芯線を電波吸収体を含む絶縁物で被覆する構成と
することにより検出装置の信号が高周波雑音の影響を受
けることなく確実に制御装置に伝えることが可能となり
信頼性の高い高周波加熱装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の高周波加熱装置の制御装置とリード線
と温度検出装置の要部断面図
【図2】本発明の高周波加熱装置のリード線の断面図
【図3】本発明の高周波加熱装置の断面図
【図4】従来の高周波加熱装置の要部電気回路図
【符号の説明】
9 リード線 10 赤外線検出素子 21 制御装置 20 電波吸収体を含む被覆 22 温度検出装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3K086 AA04 CA02 CA04 CA20 CB04 CB20 FA09 FA10 3L086 BB20 CB12 CB17 DA18 5E321 AA21 GG09

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 温度、湿度、ガスなどを検知する検出装
    置を接続するリード線とを備え、前記リード線を電波吸
    収体を含む絶縁物で被覆する構成とした高周波加熱装
    置。
  2. 【請求項2】 温度、湿度、ガスなどを検知する検出装
    置と制御装置と前記検出装置と前記制御装置を接続する
    リード線とを備え、前記リード線は導体に絶縁物を被覆
    した芯線を電波吸収体を含む絶縁物で被覆する構成とし
    た高周波加熱装置。
  3. 【請求項3】 駆動機構を備え、検出装置は取り付け位
    置が前記駆動機構により所定の空間で移動可能な構成と
    した請求項1項記載の高周波加熱装置。
JP2001354509A 2001-11-20 2001-11-20 高周波加熱装置 Pending JP2003158394A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008173464A (ja) * 2006-12-22 2008-07-31 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 温度制御装置
US10257884B2 (en) 2007-09-13 2019-04-09 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Semiconductor device and heating system

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