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JP2003157277A - 情報更新システム及び情報更新プログラム、並びに情報更新方法 - Google Patents

情報更新システム及び情報更新プログラム、並びに情報更新方法

Info

Publication number
JP2003157277A
JP2003157277A JP2001354726A JP2001354726A JP2003157277A JP 2003157277 A JP2003157277 A JP 2003157277A JP 2001354726 A JP2001354726 A JP 2001354726A JP 2001354726 A JP2001354726 A JP 2001354726A JP 2003157277 A JP2003157277 A JP 2003157277A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
topicality
article
registration
storage means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001354726A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsuji Nagahara
敦示 永原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2001354726A priority Critical patent/JP2003157277A/ja
Publication of JP2003157277A publication Critical patent/JP2003157277A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 話題性情報として情勢に沿った話題性を確保
するのに好適な情報更新システムを提供する。 【解決手段】 話題性情報登録端末100は、新聞記事
登録DB50、雑誌記事登録DB52及び音声記事登録
DB54から記事情報を取得し、所定の抽出規則に基づ
いて、取得した記事情報から話題性情報を抽出し、抽出
した話題性情報に基づいて話題性情報登録DB40の話
題性情報を更新するようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、話題性情報を更新
する情報更新システム及び情報更新プログラム、並びに
情報更新方法に係り、特に、話題性情報として情勢に沿
った話題性を確保するのに好適な情報更新システム及び
情報更新プログラム、並びに情報更新方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ニュース等のディジタルコンテン
ツをユーザに対して提供するディジタルコンテンツ配信
システムがあり、ディジタルコンテンツ配信システムで
は、一般に、コンテンツデータ登録データベース(以
下、データベースのことを単にDBと略記する。)から
コンテンツデータを選択し、選択したコンテンツデータ
を用いてディジタルコンテンツを編集し、編集したディ
ジタルコンテンツをユーザに対して配信する。
【0003】ディジタルコンテンツを作成する技術とし
ては、例えば、特開平10-340270号公報に開示されてい
る情報フィルタリング装置があった。これは、次の機能
を備えて情報フィルタリング装置を構成する。すなわ
ち、あらかじめ定めた電子化情報に対するユーザの関心
度合いを表すユーザプロファイルとの類似度が第1基準
値を越える情報ベクトルの集合をフィルタリングモジュ
ールで特定し、さらに、有用性判定モジュールで、ユー
ザが関心をもつベクトル集合Bを選別する。選別された
ベクトル集合Bは、ベクトル分割モジュールで分割さ
れ、互いの類似度が第1基準値よりも大きい第2基準値
を越える情報ベクトルの集合のみをフィードバック用ベ
クトル集合とする。フィードバックモジュールは、この
フィードバック用ベクトル集合に基づいてユーザプロフ
ァイルを更新する。
【0004】これにより、ユーザの関心が正確に反映さ
れるようなフィルタリングを可能にしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の情報フィルタリング装置にあっては、ユーザの関心
が反映される点にのみ着目してフィルタリングを行って
いるため、ユーザによっては、関心事を優先しすぎるあ
まり、客観的にみて話題性が高い情報がまったく選択さ
れないという可能性があり、ニュース等の配信に用いる
には不十分であった。
【0006】したがって、ニュース等の配信を行う観点
からは、ユーザの嗜好や興味と客観的な話題性との両方
を考慮した情報提供を行うことが望ましい。話題性を考
慮した情報提供を行うには、例えば、話題性に関する話
題性情報を記憶した話題性情報登録DBを備え、話題性
情報登録DBから話題性情報を読み出し、ユーザ情報及
び話題性情報に基づいてコンテンツデータを選択すると
いうような構成を採用することができる。ここで、話題
性情報は、情勢に沿った話題性を有している必要がある
ことから、話題性情報を利用するにしても、情勢に沿っ
た話題性を有した話題性情報を利用することが望まし
い。
【0007】しかしながら、話題性情報登録DBにおい
て、話題性情報として情勢に沿った話題性を確保するこ
とは容易ではない。そこで、本発明は、このような従来
の技術の有する未解決の課題に着目してなされたもので
あって、話題性情報として情勢に沿った話題性を確保す
るのに好適な情報更新システム及び情報更新プログラ
ム、並びに情報更新方法を提供することを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る請求項1記載の情報更新システムは、
話題性に関する話題性情報を記憶する話題性情報記憶手
段と、記事情報を記憶する記事情報記憶手段とが利用可
能となった場合に、前記記事情報記憶手段の記事情報に
基づいて前記話題性情報記憶手段の話題性情報を更新す
る情報更新システムであって、前記記事情報記憶手段か
ら前記記事情報を取得する記事情報取得手段と、所定の
抽出規則に基づいて前記記事情報取得手段で取得した記
事情報から前記話題性情報を抽出する話題性情報抽出手
段と、前記話題性情報抽出手段で抽出した話題性情報に
基づいて前記話題性情報記憶手段の話題性情報を更新す
る話題性情報更新手段とを備える。
【0009】このような構成であれば、話題性情報記憶
手段及び記事情報記憶手段が利用可能となった場合に
は、記事情報取得手段により、記事情報記憶手段から記
事情報が取得され、話題性情報抽出手段により、所定の
抽出規則に基づいて、取得された記事情報から話題性情
報が抽出され、話題性情報更新手段により、抽出された
話題性情報に基づいて話題性情報記憶手段の話題性情報
が更新される。
【0010】ここで、話題性情報記憶手段は、話題性情
報をあらゆる手段で且つあらゆる時期に記憶するもので
あり、話題性情報をあらかじめ記憶してあるものであっ
てもよいし、話題性情報をあらかじめ記憶することな
く、本システムの動作時に外部からの入力等によって話
題性情報を記憶するようになっていてもよい。このこと
は、記事情報記憶手段に記事情報を記憶する場合も同様
である。以下、請求項9記載の情報更新プログラム、及
び請求項10記載の情報更新方法において同じである。
【0011】また、本システムは、単一の装置として実
現するようにしてもよいし、複数の端末を通信可能に接
続したネットワークシステムとして実現するようにして
もよい。後者の場合、各構成要素は、それぞれ通信可能
に接続されていれば、複数の端末のうちどの端末に属し
ていてもよい。さらに、本発明に係る請求項2記載の情
報更新システムは、請求項1記載の情報更新システムに
おいて、前記所定の抽出規則を記憶する抽出規則記憶手
段が利用可能となった場合に、前記抽出規則記憶手段の
抽出規則に基づいて前記話題性情報を抽出するようにな
っており、前記話題性情報抽出手段は、前記抽出規則記
憶手段の抽出規則に基づいて、前記記事情報取得手段で
取得した記事情報から前記話題性情報を抽出するように
なっている。
【0012】このような構成であれば、話題性情報抽出
手段により、抽出規則記憶手段の抽出規則に基づいて、
取得された記事情報から話題性情報が抽出される。ここ
で、抽出規則記憶手段は、抽出規則をあらゆる手段で且
つあらゆる時期に記憶するものであり、抽出規則をあら
かじめ記憶してあるものであってもよいし、抽出規則を
あらかじめ記憶することなく、本システムの動作時に外
部からの入力等によって抽出規則を記憶するようになっ
ていてもよい。
【0013】さらに、本発明に係る請求項3記載の情報
更新システムは、請求項1及び2のいずれかに記載の情
報更新システムにおいて、前記抽出規則は、話題性の対
象となり得る特定の内容を代表的に示す代表話題性対象
情報を含み、前記話題性情報抽出手段は、前記記事情報
取得手段で取得した記事情報における前記代表話題性対
象情報の位置又は順位に基づいて、前記話題性情報を抽
出するようになっている。
【0014】このような構成であれば、話題性情報抽出
手段により、取得された記事情報における代表話題性対
象情報の位置又は順位に基づいて、話題性情報が抽出さ
れる。さらに、本発明に係る請求項4記載の情報更新シ
ステムは、請求項1及び2のいずれかに記載の情報更新
システムにおいて、前記抽出規則は、話題性の対象とな
り得る特定の内容を代表的に示す代表話題性対象情報を
含み、前記話題性情報抽出手段は、前記代表話題性対象
情報が、前記記事情報取得手段で取得した記事情報に含
まれる個数又は確率的特徴量を算出し、算出した個数又
は確率的特徴量に基づいて前記話題性情報を抽出するよ
うになっている。
【0015】このような構成であれば、話題性情報抽出
手段により、取得された記事情報に基づいて、算出方法
により代表話題性対象情報が記事情報に含まれる個数又
は確率的特徴量が算出され、算出された個数又は確率的
特徴量に基づいて話題性情報が抽出される。ここで、確
率的特徴量とは、割合やTF-IDF値等のように、確率的な
特徴量に基づいて計算された数値をいう。
【0016】さらに、本発明に係る請求項5記載の情報
更新システムは、請求項1乃至4のいずれかに記載の情
報更新システムにおいて、前記話題性情報更新手段は、
前記話題性情報抽出手段で抽出した話題性情報の時間的
変化を考慮して、前記話題性情報記憶手段の話題性情報
を更新するようになっている。このような構成であれ
ば、話題性情報更新手段により、抽出された話題性情報
の時間的変化を考慮して、話題性情報記憶手段の話題性
情報が更新される。
【0017】さらに、本発明に係る請求項6記載の情報
更新システムは、請求項5記載の情報更新システムにお
いて、前記話題性情報更新手段は、前記話題性情報抽出
手段で抽出した話題性情報が前記更新に寄与する影響
を、過去に向けて現在から遠いものほど小さくし、現在
に近いものほど大きくするようになっている。
【0018】このような構成であれば、話題性情報更新
手段により、抽出された話題性情報が更新に寄与する影
響が、過去に向けて現在から遠いものほど小さくなり、
現在に近いものほど大きくなるよう、抽出された話題性
情報が取り扱われる。さらに、本発明に係る請求項7記
載の情報更新システムは、請求項6記載の情報更新シス
テムにおいて、前記話題性情報更新手段は、更新対象と
なる話題性情報が前記更新に寄与する影響の度合いが、
前記話題性情報抽出手段で抽出した話題性情報が前記更
新に寄与する影響の度合いよりも小さくなるように、前
記更新対象となる話題性情報を演算し、演算した話題性
情報及び前記話題性情報抽出手段で抽出した話題性情報
に基づいて、前記更新対象となる話題性情報を更新する
ようになっている。
【0019】このような構成であれば、話題性情報更新
手段により、更新対象となる話題性情報が更新に寄与す
る影響の度合いが、抽出された話題性情報が更新に寄与
する影響の度合いよりも小さくなるように、更新対象と
なる話題性情報が演算され、演算された話題性情報及び
抽出された話題性情報に基づいて、更新対象となる話題
性情報が更新される。
【0020】さらに、本発明に係る請求項8記載の情報
更新システムは、請求項1乃至7のいずれかに記載の情
報更新システムにおいて、異なる形式の記事情報を記憶
する複数の記事情報記憶手段が利用可能となった場合
に、前記記事情報記憶手段の記事情報に基づいて前記話
題性情報記憶手段の話題性情報を更新するようになって
おり、前記記事情報取得手段で取得した記事情報を所定
形式の記事情報に変換する記事形式変換手段を備え、前
記話題性情報抽出手段は、前記所定の抽出規則に基づい
て前記記事形式変換手段で変換した所定形式の記事情報
から前記話題性情報を抽出するようになっている。
【0021】このような構成であれば、異なる形式の記
事情報を記憶する複数の記事情報記憶手段が利用可能と
なった場合には、記事情報取得手段により、複数の記事
情報記憶手段から記事情報が取得され、記事形式変換手
段により、取得された記事情報が所定形式の記事情報に
変換される。そして、話題性情報抽出手段により、所定
の抽出規則に基づいて、変換された所定形式の記事情報
から話題性情報が抽出され、話題性情報更新手段によ
り、抽出された話題性情報に基づいて話題性情報記憶手
段の話題性情報が更新される。
【0022】ここで、異なる形式の記事情報としては、
例えば、新聞記事のようにフォーマットが異なる記事情
報のほか、テレビ番組やラジオ番組からの記事情報のよ
うにメディアが異なる記事情報が含まれる。一方、上記
目的を達成するために、本発明に係る請求項9記載の情
報更新プログラムは、話題性に関する話題性情報を記憶
する話題性情報記憶手段と、記事情報を記憶する記事情
報記憶手段とが利用可能となった場合に、前記記事情報
記憶手段の記事情報に基づいて前記話題性情報記憶手段
の話題性情報を更新する情報更新プログラムであって、
前記記事情報記憶手段から前記記事情報を取得する記事
情報取得手段、所定の抽出規則に基づいて前記記事情報
取得手段で取得した記事情報から前記話題性情報を抽出
する話題性情報抽出手段、及び前記話題性情報抽出手段
で抽出した話題性情報に基づいて前記話題性情報記憶手
段の話題性情報を更新する話題性情報更新手段として実
現される処理をコンピュータに実行させるためのプログ
ラムである。
【0023】このような構成であれば、コンピュータに
よってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラ
ムに従ってコンピュータが処理を実行すると、請求項1
記載の情報更新システムと同等の作用が得られる。一
方、上記目的を達成するために、本発明に係る請求項1
0記載の情報更新方法は、話題性に関する話題性情報を
記憶する話題性情報記憶手段と、記事情報を記憶する記
事情報記憶手段とが利用可能となった場合に、前記記事
情報記憶手段の記事情報に基づいて前記話題性情報記憶
手段の話題性情報を更新する情報更新方法であって、前
記記事情報記憶手段から前記記事情報を取得する記事情
報取得ステップと、所定の抽出規則に基づいて前記記事
情報取得ステップで取得した記事情報から前記話題性情
報を抽出する話題性情報抽出ステップと、前記話題性情
報抽出ステップで抽出した話題性情報に基づいて前記話
題性情報記憶手段の話題性情報を更新する話題性情報更
新ステップとを含む。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図1乃至図14は、本発明に
係る情報更新システム及び情報更新プログラム、並びに
情報更新方法の実施の形態を示す図である。本実施の形
態は、本発明に係る情報更新システム及び情報更新プロ
グラム、並びに情報更新方法を、図1に示すように、コ
ンテンツ配信端末200において、ニュース等のディジ
タルコンテンツをユーザ端末300に配信する場合につ
いて適用したものである。
【0025】まず、本発明を適用するネットワークシス
テムの構成を図1を参照しながら説明する。図1は、本
発明を適用するネットワークシステムの構成を示すブロ
ック図である。インターネット199には、図1に示す
ように、話題性に関する話題性情報を登録する話題性情
報登録端末100と、コンテンツデータを提供する複数
のコンテンツデータ提供端末S1〜Snと、コンテンツデ
ータ提供端末S1〜Snから提供されたコンテンツデータ
を収集蓄積して配信するコンテンツ配信するコンテンツ
配信端末200と、ユーザの利用に供するユーザ端末3
00とが接続されている。なお、発明の理解を容易にす
るため、ユーザ端末300を一台しか図示していない
が、実際には、複数のユーザ端末がインターネット19
9に接続されている。
【0026】コンテンツデータ提供端末S1〜Snは、C
PU、ROM、RAM及びI/F等をバス接続した一般
的なコンピュータと同一機能を有して構成されており、
コンテンツデータを作成したときは、作成したコンテン
ツデータをコンテンツ配信端末200に送信するように
なっている。ユーザ端末300は、CPU、ROM、R
AM及びI/F等をバス接続した一般的なコンピュータ
と同一機能を有して構成されており、WWW(World Wi
de Web)ブラウザを有し、WWWブラウザによりコンテ
ンツ配信端末200にアクセスするようになっている。
【0027】次に、話題性情報登録端末100の構成を
図2を参照しながら詳細に説明する。図2は、話題性情
報登録端末100の構成を示す機能ブロック図である。
話題性情報登録端末100は、図2に示すように、制御
プログラムに基づいて演算及びシステム全体を制御する
CPU30と、所定領域にあらかじめCPU30の制御
プログラム等を格納しているROM32と、ROM32
等から読み出したデータやCPU30の演算過程で必要
な演算結果を格納するためのRAM34と、外部装置に
対してデータの入出力を媒介するI/F38とで構成さ
れており、これらは、データを転送するための信号線で
あるバス39で相互に且つデータ授受可能に接続されて
いる。
【0028】I/F38には、外部装置として、話題性
情報を登録する話題性情報登録DB40と、ネットワー
クを介して取得した記事情報を所定形式で登録する取得
記事登録DB42と、話題性情報の抽出規則を登録する
抽出規則登録DB44と、インターネット199に接続
するための信号線とが接続されている。また、I/F3
8には、新聞記事に関する新聞記事情報を登録する新聞
記事登録DB50と、雑誌記事に関する雑誌記事情報を
登録する雑誌記事登録DB52と、ニュース番組やラジ
オ放送等の音声記事に関する音声記事情報を登録する音
声記事登録DB54とがネットワークを介して接続され
ている。
【0029】話題性情報登録DB40には、図3に示す
ように、話題性情報を登録する話題性情報登録テーブル
500が格納されている。図3は、話題性情報登録テー
ブル500のデータ構造を示す図である。話題性情報登
録テーブル500は、図3に示すように、各話題性情報
ごとに1つのレコードが登録可能となっている。各レコ
ードは、話題性の対象となり得る話題性キーワードを登
録するフィールド502と、話題性キーワードについて
の話題性の度合いである話題性度合を登録するフィール
ド504とを含んで構成されている。
【0030】図3の例では、第1段目のレコードには、
話題性キーワードとして「イチロー情報」が、話題性度
合として「0.7」がそれぞれ登録されている。これ
は、「イチロー情報」という話題性キーワードについて
話題性度合が「0.7」であることを意味している。な
お、話題性度合は、0以上で且つ1以下の値で表現され
る。
【0031】取得記事登録DB42には、図4に示すよ
うに、ネットワークを介して取得した記事情報を所定形
式で登録する取得記事登録テーブル550が格納されて
いる。図4は、取得記事登録テーブル550のデータ構
造を示す図である。取得記事登録テーブル550は、図
4に示すように、各記事情報ごとに1つのレコードが登
録可能となっている。各レコードは、記事の内容が公開
された日時を登録するフィールド552と、記事のリソ
ースを登録するフィールド554と、番組等において記
事が紹介された順番を登録するフィールド556と、記
事の見出しを登録するフィールド558と、記事の本文
を登録するフィールド560とを含んで構成されてい
る。
【0032】図4の例では、第1段目のレコードには、
日時として「8/30 PM7:30」が、リソースと
して「テレビニュース:MHK」が、順番として「1」
が、見出しとして「今日のマーケット」が、本文として
テキストデータAがそれぞれ登録されている。これは、
「今日のマーケット」という見出しで始まる記事情報A
が、「8/30 PM7:30」に放送された「テレビ
ニュース:MHK」という番組においてトップ(1番
目)で紹介された記事に関するものであることを意味し
ている。
【0033】新聞記事登録DB50、雑誌記事登録DB
52及び音声記事登録DB54から取得した記事情報
は、形式がまちまちであるが、取得記事登録DB42に
は、それが記事情報を、取得記事登録テーブル550に
格納可能な形式に変換して格納する。例えば、音声記事
情報を格納する場合は、音声記事情報に基づいて音声認
識を行い、フィールド552〜560に登録すべき情報
を認識結果から抽出する。
【0034】抽出規則登録DB44は、取得記事登録D
B42の記事情報から話題性情報を抽出する抽出規則を
登録するものであって、抽出規則登録DB44には、図
5に示すように、抽出条件、話題性キーワード及び話題
性度合の算出方法を対応付けて登録する抽出規則登録テ
ーブル600が格納されている。図5は、抽出規則登録
テーブル600のデータ構造を示す図である。
【0035】抽出規則登録テーブル600は、抽出条件
が成立したときに、所定の算出方法により話題性キーワ
ードについて話題性度合を算出するという規則を登録す
るようになっており、図5に示すように、各抽出規則ご
とに1つのレコードが登録可能となっている。各レコー
ドは、所定日時に内容が公開された記事を抽出の対象記
事とすることを抽出条件としその日時を登録するフィー
ルド602と、所定リソースの記事を対象記事とするこ
とを抽出条件としそのリソースを登録するフィールド6
04と、所定キーワードが含まれている記事を対象記事
とすることを抽出条件としそのキーワードを登録するフ
ィールド606と、話題性キーワードを登録するフィー
ルド608と、話題性度合の算出方法を登録するフィー
ルド610とを含んで構成されている。
【0036】図5の例では、第1段目のレコードには、
日時として「PM7:00」が、リソースとして「ニュ
ース番組」が、対象キーワードとして「マーケットor株
価or市場」が、話題性キーワードとして「株価情報」
が、算出方法として「1/x」(xは、番組において対
象記事が紹介された順番である。)がそれぞれ登録され
ている。これは、取得記事情報登録DB42の記事情報
のうち、「PM7:00」に放送された「ニュース番
組」において、「マーケット」、「株価」又は「市場」
という対象キーワードが含まれている記事を対象記事と
して、算出方法「1/x」により、「株価情報」という
話題性キーワードについての話題性度合を算出すること
を意味している。この場合、「株価情報」についての話
題性度合は、番組において、対象記事のうち「株価情
報」という話題性キーワードが含まれる記事が紹介され
た順番xの逆数として算出する。したがって、紹介され
た順番が小さいほど話題性度合は大きくなり、逆に紹介
された順番が大きいほど話題性度合は小さくなる。
【0037】次に、CPU30で実行される処理を図6
及び図7を参照しながら説明する。CPU30は、マイ
クロプロセッシングユニットMPU等からなり、ROM
32の所定領域に格納されている所定のプログラムを起
動させ、そのプログラムに従って、図6及び図7のフロ
ーチャートに示す記事情報取得処理及び話題性情報更新
処理をそれぞれ時分割で実行するようになっている。
【0038】初めに、記事情報取得処理を図6を参照し
ながら詳細に説明する。図6は、記事情報取得処理を示
すフローチャートである。記事情報取得処理は、所定時
間(例えば、1日)ごとに、新聞記事登録DB50、雑
誌記事登録DB52及び音声記事登録DB54から記事
情報を取得する処理であって、CPU30において実行
されると、まず、図6に示すように、ステップS100
に移行するようになっている。
【0039】ステップS100では、新聞記事登録DB
50に接続し、ステップS102に移行して、新聞記事
登録DB50から新聞記事情報を取得し、ステップS1
04に移行して、取得した新聞記事情報を所定形式の記
事情報に変換し、ステップS106に移行して、変換し
た記事情報を取得記事登録テーブル550に登録し、ス
テップS108に移行する。
【0040】ステップS108では、雑誌記事登録DB
52に接続し、ステップS110に移行して、雑誌記事
登録DB52から雑誌記事情報を取得し、ステップS1
12に移行して、取得した雑誌記事情報を所定形式の記
事情報に変換し、ステップS114に移行して、変換し
た記事情報を取得記事登録テーブル550に登録し、ス
テップS116に移行する。
【0041】ステップS116では、音声記事登録DB
54に接続し、ステップS118に移行して、音声記事
登録DB54から音声記事情報を取得し、ステップS1
20に移行して、取得した音声記事情報に基づいて音声
認識処理を行い、ステップS122に移行して、音声認
識処理の結果として出力される認識情報を所定形式の記
事情報に変換し、ステップS124に移行して、変換し
た記事情報を取得記事登録テーブル550に登録し、一
連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
【0042】次に、話題性情報更新処理を図7を参照し
ながら詳細に説明する。図7は、話題性情報更新処理を
示すフローチャートである。話題性情報更新処理は、所
定時間(例えば、1日)ごとに、取得記事登録DB42
の記事情報に基づいて話題性度合を算出し、算出した話
題性度合に基づいて話題性情報登録テーブル500を更
新する処理であって、CPU30において実行される
と、まず、図7に示すように、ステップS200に移行
するようになっている。
【0043】ステップS200では、抽出規則登録テー
ブル600から抽出規則を読み出し、ステップS202
に移行して、取得記事情報登録DB42の記事情報のう
ち抽出条件に一致するものが存在するか否かを判定し、
抽出条件に一致するものが存在すると判定したとき(Ye
s)は、ステップS204に移行する。ステップS204
では、取得記事登録DB42の記事情報を用いて、所定
の算出方法により話題性キーワードについての話題性度
合を算出し、ステップS206に移行して、算出した話
題性度合に基づいて、話題性情報登録テーブル500の
話題性度合のうち同一の話題性キーワードについての話
題性度合を更新し、ステップS208に移行して、すべ
ての抽出規則についてステップS202〜S208まで
の処理が終了したか否かを判定し、すべての抽出規則に
ついて処理が終了したと判定したとき(Yes)は、一連の
処理を終了して元の処理に復帰させる。
【0044】一方、ステップS208で、すべての抽出
規則についてステップS202〜S208までの処理が
終了していないと判定したとき(No)は、ステップS20
0に移行する。一方、ステップS202で、取得記事情
報登録DB42の記事情報のうち抽出条件に一致するも
のが存在しないと判定したとき(No)は、ステップS20
8に移行する。
【0045】次に、コンテンツ配信端末200の機能概
要を図8を参照しながら詳細に説明する。図8は、コン
テンツ配信端末200の機能概要を示す機能ブロック図
である。コンテンツ配信端末200は、図8に示すよう
に、XML(eXtensible Markup Language)形式のコン
テンツデータファイル10を解析するXMLパーサ11
と、XMLパーサ11で解析したコンテンツデータファ
イル10を入力するコンテンツデータファイル入力部1
2と、XML形式のレイアウト定義ファイル13を解析
するXMLパーサ14と、XMLパーサ14で解析した
レイアウト定義ファイル13を入力するレイアウト定義
ファイル入力部15と、入力部12,15で入力したコ
ンテンツデータファイル10及びレイアウト定義ファイ
ル13に基づいてレイアウトを行うレイアウティング部
16と、レイアウティング部16からのXML形式の描
画指定ファイル17を解析するXMLパーサ18と、X
MLパーサ18で解析した描画指定ファイル17に基づ
いて描画を行うことによりPDF(Portable Document
Format)形式のファイル20を作成するラスタライズ部
19とで構成されている。
【0046】次に、コンテンツ配信端末200の構成を
図9を参照しながら詳細に説明する。図9は、コンテン
ツ配信端末200の構成を示すブロック図である。コン
テンツ配信端末200は、図9に示すように、制御プロ
グラムに基づいて演算及びシステム全体を制御するCP
U70と、所定領域にあらかじめCPU70の制御プロ
グラム等を格納しているROM72と、ROM72等か
ら読み出したデータやCPU70の演算過程で必要な演
算結果を格納するためのRAM74と、外部装置に対し
てデータの入出力を媒介するI/F78とで構成されて
おり、これらは、データを転送するための信号線である
バス79で相互に且つデータ授受可能に接続されてい
る。
【0047】I/F78には、外部装置として、ユーザ
情報を登録するユーザ情報登録DB80と、コンテンツ
データ提供端末S1〜Snから提供されたコンテンツデー
タを収集蓄積するコンテンツデータ登録DB82と、イ
ンターネット199に接続するための信号線とが接続さ
れている。次に、ユーザ情報登録DB80のデータ構造
を図面を参照しながら詳細に説明する。
【0048】ユーザ情報登録DB80には、図10に示
すように、ユーザ情報を登録するユーザプロファイルテ
ーブル650が格納されている。図10は、ユーザプロ
ファイルテーブル650のデータ構造を示す図である。
ユーザプロファイルテーブル650は、図10に示すよ
うに、各ユーザごとに1又は複数のレコードが登録可能
となっている。各レコードは、ユーザを特定するための
ユーザIDを登録するフィールド652と、ディジタル
コンテンツの配信先アドレスを登録するフィールド65
4と、配信日を登録するフィールド660と、配信時刻
を登録するフィールド662と、レイアウトNo.を登録
するフィールド664と、最大ページ数を登録するフィ
ールド666と、フォントサイズを登録するフィールド
668とを含んで構成されている。
【0049】フィールド660には、ユーザがディジタ
ルコンテンツの配信を希望する配信日を登録する。配信
日としては、例えば、ディジタルコンテンツの配信を毎
日希望する場合は「毎日」を指定し、平日のみ配信を希
望する場合は「平日」を指定し、週末のみ配信を希望す
る場合は「週末」を指定する。図10の例では、フィー
ルド660の第1段目には「毎日」が、フィールド66
0の第2段目には「平日」がそれぞれ登録されている。
【0050】フィールド662には、ユーザが指定した
配信日においてディジタルコンテンツの配信を希望する
配信時刻を登録する。配信時刻としては、例えば、1日
を0時から23時までの24時間制時刻で表現したとき
のいずれかの時刻を指定する。図10の例では、フィー
ルド662の第1段目には5時が、フィールド662の
第2段目には11時がそれぞれ登録されている。
【0051】フィールド664には、ディジタルコンテ
ンツの出力レイアウトを特定するためのレイアウトNo.
を登録する。レイアウトNo.としては、例えば、ユーザ
が希望する出力レイアウトを特定するためのレイアウト
No.を指定する。図10の例では、フィールド664の
第1段目にはレイアウトNo.2が、フィールド664の
第2段目にはレイアウトNo.5がそれぞれ登録されてい
る。なお、レイアウトNo.については、後段で詳細に説
明する。
【0052】フィールド666には、ディジタルコンテ
ンツの表示又は印刷を行ったときにその上限となる最大
ページ数を登録する。最大ページ数としては、例えば、
上限となる最大ページ数を指定するほか、「u」という
表記により上限を設定しないことを指定することもでき
る。図10の例では、フィールド666の第1段目には
2ページが、フィールド666の第3段目には「u」が
それぞれ登録されている。
【0053】フィールド668には、ディジタルコンテ
ンツの表示又は印刷を行ったときのフォントのサイズを
登録する。図10の例では、フィールド668の第1段
目には「小」が、フィールド668の第3段目には「通
常」がそれぞれ登録されている。また、ユーザ情報登録
DB80には、図11に示すように、ユーザの嗜好又は
興味の対象となり得る嗜好キーワード、及びユーザの嗜
好又は興味の度合いである嗜好度合を対応付けて登録す
る嗜好度合登録テーブル700が各ユーザごとに格納さ
れている。図11は、嗜好度合登録テーブル700のデ
ータ構造を示す図である。
【0054】嗜好度合登録テーブル700は、図11に
示すように、各嗜好キーワードごとに1つのレコードが
登録可能となっている。各レコードは、嗜好キーワード
を登録するフィールド702と、嗜好キーワードについ
ての嗜好度合を登録するフィールド704とを含んで構
成されている。図11の例では、第1段目のレコードに
は、嗜好キーワードとして「イチロー」が、嗜好度合と
して「0.9」がそれぞれ登録されている。これは、
「イチロー」という嗜好キーワードについて嗜好度合が
「0.9」であることを意味している。なお、嗜好度合
は、−1以上で且つ1以下の値で表現される。
【0055】また、ユーザ情報登録DB80には、図1
2に示すように、ディジタルコンテンツの出力レイアウ
トを規定した複数のレイアウト定義ファイルform01〜fo
rm06と、レイアウト定義ファイルform01〜form06とレイ
アウトNo.との対応関係を示すレイアウトNo.対応テーブ
ル750とが格納されている。図12は、レイアウト定
義ファイル及びレイアウトNo.対応テーブル750のデ
ータ構造を示す図である。
【0056】レイアウト定義ファイルform01〜form06
は、例えば、文字情報を格納するための文字情報格納枠
と、コンテンツデータに含まれる画像の大きさ及び印刷
用紙領域内での配置位置と、文字情報のフォントの大き
さ、種類及び色彩と、文字間隔や行ピッチと、画像の
数、品質、大きさ及び割合とを定義しており、XML等
により記述されている。
【0057】レイアウトNo.対応テーブル750には、
図12(b)に示すように、各レイアウトNo.ごとに一
つのレコードが登録されている。各レコードは、レイア
ウトNo.を登録したフィールド752と、レイアウト定
義ファイルのファイル名を登録したフィールド754と
を含んで構成されている。図12(b)の例では、第1
段目のレコードには、レイアウトNo.として「1」が、
レイアウト定義ファイル名として「form01」がそれぞれ
登録されており、第2段目のレコードには、レイアウト
No.として「2」が、レイアウト定義ファイル名として
「form02」がそれぞれ登録されている。
【0058】次に、CPU70で実行される処理を図1
3及び図14を参照しながら説明する。CPU70は、
マイクロプロセッシングユニットMPU等からなり、R
OM72の所定領域に格納されている所定のプログラム
を起動させ、そのプログラムに従って、図13及び図1
4のフローチャートに示すユーザ登録処理及びコンテン
ツ配信処理をそれぞれ時分割で実行するようになってい
る。
【0059】初めに、ユーザ登録処理を図13を参照し
ながら詳細に説明する。図13は、ユーザ登録処理を示
すフローチャートである。ユーザ登録処理は、アクセス
のあったユーザに対してユーザID等の必要なユーザ情
報の入力を要求し、入力したユーザ情報をユーザプロフ
ァイルテーブル650に登録する処理であって、CPU
70において実行されると、まず、図13に示すよう
に、ステップS302に移行するようになっている。な
お、以下、各ステップでの入力は、すべてユーザとの対
話型通信により行う。
【0060】ステップS302では、ユーザID及びパ
スワードを入力し、ステップS304に移行して、配信
先アドレスを入力し、ステップS306に移行して、配
信日及び配信時刻を入力し、ステップS308に移行す
る。ステップS308では、レイアウトNo.を入力し、
ステップS310に移行して、最大ページ数を入力し、
ステップS312に移行して、フォントサイズを入力
し、ステップS314に移行して、ステップS302〜
S312で入力したユーザ情報をユーザプロファイルテ
ーブル650に登録し、一連の処理を終了して元の処理
に復帰させる。
【0061】次に、コンテンツ配信処理を図14を参照
しながら詳細に説明する。図14は、コンテンツ配信処
理を示すフローチャートである。コンテンツ配信処理
は、ユーザプロファイルテーブル650を参照してディ
ジタルコンテンツをユーザ端末300に配信する処理で
あって、CPU70において実行されると、まず、図1
4に示すように、ステップS400に移行するようにな
っている。なお、以下、各ステップの処理は、ユーザプ
ロファイルテーブル650の一つのレコードについての
処理である。実際には、ユーザプロファイルテーブル6
50に登録されているレコード数だけ各ステップの処理
を実行する。
【0062】ステップS400では、ユーザプロファイ
ルテーブル650から配信日及び配信時刻を読み出し、
ステップS402に移行して、読み出した配信日及び配
信時刻に基づいてディジタルコンテンツを配信すべき日
時であるか否かを判定し、ディジタルコンテンツを配信
すべき日時であると判定したとき(Yes)は、ステップS
404に移行するが、そうでないと判定したとき(No)
は、ステップS400に移行する。
【0063】ステップS404では、嗜好度合登録テー
ブル700から嗜好キーワード及び嗜好度合を読み出
し、ステップS406に移行して、話題性情報登録端末
100から話題性キーワード及び話題性度合を取得し、
ステップS408に移行して、コンテンツデータ登録D
B82からコンテンツデータを読み出し、ステップS4
10に移行する。
【0064】ステップS410では、読み出した嗜好キ
ーワード及び嗜好度合に基づいて、読み出したコンテン
ツデータについてのユーザの嗜好又は興味の度合いを示
す嗜好値を算出する。具体的には、読み出したコンテン
ツデータXについて形態素解析を行い、解析した形態素
群に含まれる嗜好キーワードwの個数c(w)を算出し、
下式(1)により、算出した個数c(w)に嗜好度合p
(w)を乗算し、乗算結果をすべての嗜好キーワードにつ
いて加算することにより、コンテンツデータXについて
の嗜好値P(X)を算出する。
【0065】
【数1】
【0066】上式(1)において、p(w)は、嗜好キー
ワードwについての嗜好度合を示している。例えば、嗜
好キーワードwが「中田」である場合において、p(中
田)=1.0、c(中田)=2だとすると、1.0×2=2.0がP
(X)に加算される。次いで、ステップS412に移行し
て、読み出した話題性キーワード及び話題性度合に基づ
いて、読み出したコンテンツデータについての話題性の
度合いを示す話題性値を算出する。具体的には、読み出
したコンテンツデータXについて形態素解析を行い、解
析した形態素群に含まれる話題性キーワードwの個数c
(w)を算出し、下式(2)により、算出した個数c(w)
に話題性度合t(w)を乗算し、乗算結果をすべての話題
性キーワードについて加算することにより、コンテンツ
データXについての話題性値T(X)を算出する。
【0067】
【数2】
【0068】上式(2)において、t(w)は、話題性キ
ーワードwについての話題性度合を示している。例え
ば、話題性キーワードwが「イチロー」である場合にお
いて、t(イチロー)=0.7、c(イチロー)=3だとする
と、0.7×3=2.1がT(X)に加算される。次いで、ステ
ップS414に移行して、算出した嗜好値及び話題性値
に基づいて、読み出したコンテンツデータについての適
合値を算出する。具体的には、下式(3)により、コン
テンツデータXについての話題性値T(X)に所定の重み
係数Aを乗算し、コンテンツデータXについての嗜好値
P(X)に所定の重み係数Bを乗算し、それら乗算結果を
加算することにより、コンテンツデータXについての適
合値U(X)を算出する。
【0069】
【数3】
【0070】次いで、ステップS416に移行して、コ
ンテンツデータ登録DB82のすべてのコンテンツデー
タについてステップS408〜S414の処理が終了し
たか否かを判定し、すべてのコンテンツデータについて
処理が終了したと判定したとき(Yes)は、ステップS4
18に移行して、コンテンツデータ登録DB82のなか
からコンテンツデータを適合値の高いものから順に所定
数選択し、ステップS420に移行する。
【0071】ステップS420では、ユーザプロファイ
ルテーブル650からレイアウトNo.を読み出し、ステ
ップS422に移行して、レイアウトNo.対応テーブル
750を参照して、読み出したレイアウトNo.に対応す
るレイアウト定義ファイルをユーザ情報登録DB80か
ら読み出し、ステップS424に移行して、読み出した
レイアウト定義ファイルに基づいて、ステップS418
で選択したコンテンツデータを用いて出力レイアウトを
決定しディジタルコンテンツを作成する自動レイアウト
処理を実行し、ステップS426に移行する。
【0072】ステップS426では、ユーザプロファイ
ルテーブル650から配信先アドレスを読み出し、ステ
ップS428に移行して、読み出した配信先アドレス宛
に、作成したディジタルコンテンツを配信し、一連の処
理を終了して元の処理に復帰させる。一方、ステップS
416で、コンテンツデータ登録DB82のすべてのコ
ンテンツデータについてステップS408〜S414の
処理が終了していないと判定したとき(No)は、ステップ
S408に移行する。
【0073】次に、上記実施の形態の動作を説明する。
まず、ディジタルコンテンツを配信するために必要な情
報を登録する場合を説明する。ユーザがディジタルコン
テンツの配信を希望する場合、ユーザは、ユーザ端末3
00において、WWWブラウザによりコンテンツ配信端
末200にアクセスし、ユーザ登録要求を入力する。
【0074】ユーザ端末300では、ユーザ登録要求が
入力されると、コンテンツ配信端末200との通信によ
り、必要なユーザ情報を入力すべき要求がユーザに対し
て行われる。ここで、ユーザは、その入力要求に応じ
て、ユーザ情報として、ユーザID、パスワード、配信
先アドレス、配信日、配信時刻、レイアウトNo.、最大
ページ数及びフォントサイズを入力すると、それらユー
ザ情報がコンテンツ配信端末200に送信される。
【0075】コンテンツ配信端末200では、登録要求
に伴ってユーザ情報を受信すると、ステップS302〜
S314を経て、受信したユーザ情報がユーザプロファ
イルテーブル650に登録される。次に、話題性情報登
録DB40の話題性情報を更新する場合を説明する。話
題性情報登録端末100では、所定時間ごとに記事情報
取得処理が実行され、新聞記事登録DB50、雑誌記事
登録DB52及び音声記事登録DB54から記事情報が
取得される。
【0076】まず、ステップS100〜S106を経
て、新聞記事登録DB50に接続し、新聞記事登録DB
50から新聞記事情報が取得され、取得された新聞記事
情報が所定形式の記事情報に変換され、変換された記事
情報が取得記事登録テーブル550に登録される。次い
で、ステップS108〜S114を経て、雑誌記事登録
DB52に接続し、雑誌記事登録DB52から雑誌記事
情報が取得され、取得された雑誌記事情報が所定形式の
記事情報に変換され、変換された記事情報が取得記事登
録テーブル550に登録される。
【0077】そして、ステップS116〜S124を経
て、音声記事登録DB54に接続し、音声記事登録DB
54から音声記事情報が取得され、取得された音声記事
情報に基づいて音声認識処理が行われ、音声認識処理の
結果として出力される認識情報が所定形式の記事情報に
変換され、変換された記事情報が取得記事登録テーブル
550に登録される。
【0078】このように、取得記事登録DB42には、
新聞記事登録DB50、雑誌記事登録DB52及び音声
記事登録DB54からの記事情報が定期的に供給され、
最新の記事情報を保持することができる。話題性情報の
更新は、所定時間ごとに話題性情報更新処理が実行され
ることにより行われる。まず、ステップS200,S2
02を経て、抽出規則登録テーブル600から抽出規則
が読み出され、取得記事情報登録DB42の記事情報の
うち抽出条件に一致するものが存在するか否かが判定さ
れる。このとき、抽出条件に一致する記事情報が存在す
ると、ステップS204,S206を経て、取得記事登
録DB42の記事情報を用いて、所定の算出方法により
話題性キーワードについての話題性度合が算出され、算
出された話題性度合に基づいて、話題性情報登録テーブ
ル500の話題性度合のうち同一の話題性キーワードに
ついての話題性度合が更新される。例えば、「イチロー
情報」という話題性キーワードについて新たな話題性度
合が算出された場合は、話題性情報登録テーブル500
において「イチロー情報」という話題性キーワードにつ
いての話題性度合が、算出された話題性度合に更新され
る。
【0079】次に、ディジタルコンテンツを配信する場
合を説明する。コンテンツ配信端末200では、ユーザ
プロファイルテーブル650を参照してディジタルコン
テンツを配信すべき日時になると、まず、ステップS4
04〜S408を経て、嗜好度合登録テーブル700か
ら嗜好キーワード及び嗜好度合が読み出されるととも
に、話題性情報登録端末100から話題性キーワード及
び話題性度合が取得され、コンテンツデータ登録DB8
2からコンテンツデータが読み出される。
【0080】次いで、ステップS410〜S414を経
て、読み出された嗜好キーワード及び嗜好度合に基づい
て、上式(1)により、コンテンツデータについての嗜
好値が算出されるとともに、取得された話題性キーワー
ド及び話題性度合に基づいて、上式(2)により、コン
テンツデータについての話題性値が算出され、算出され
た嗜好値及び話題性値に基づいて、上式(3)により、
コンテンツデータについての適合値が算出される。
【0081】そして、ステップS408〜S416を繰
り返し経て、適合値の算出がコンテンツデータ登録DB
82のすべてのコンテンツデータについて行われる。す
べてのコンテンツデータについて適合値が算出される
と、ステップS418を経て、コンテンツデータ登録D
B82のなかからコンテンツデータが適合値の高いもの
から順に所定数選択される。そして、ステップS420
〜S424を経て、ユーザプロファイルテーブル650
からレイアウトNo.が読み出され、レイアウトNo.対応テ
ーブル750を参照して、読み出されたレイアウトNo.
に対応するレイアウト定義ファイルがユーザ情報登録D
B80から読み出され、読み出されたレイアウト定義フ
ァイルに基づいて、選択されたコンテンツデータを用い
て出力レイアウトが決定されディジタルコンテンツが作
成される。
【0082】作成されたディジタルコンテンツは、ステ
ップS426,S428を経て、ユーザプロファイルテ
ーブル650から読み出された配信先アドレス宛に配信
される。このようにして、本実施の形態では、コンテン
ツ配信端末200は、ユーザ情報登録DB80のユーザ
情報及び話題性情報登録DB40の話題性情報に基づい
てコンテンツデータ登録DB82のなかからコンテンツ
データを選択し、選択したコンテンツデータを用いて出
力レイアウトを決定しディジタルコンテンツを作成する
ようになっている。
【0083】これにより、コンテンツデータの選択に関
してユーザに関する情報及び話題性の両方が参照される
ことから、話題性を確保しつつユーザの希望に比較的沿
った内容のディジタルコンテンツを作成することができ
る。したがって、ユーザの嗜好や興味と客観的な話題性
との両方を考慮した情報提供を行うことができる。さら
に、本実施の形態では、コンテンツ配信端末200は、
ユーザ情報登録DB80のユーザ情報及び話題性情報登
録DB40の話題性情報に基づいて、ユーザの嗜好又は
興味及び話題性に適合したコンテンツデータをコンテン
ツデータ登録DB82のなかから選択するようになって
いる。
【0084】これにより、コンテンツデータの選択に関
してユーザの嗜好又は興味及び話題性の両方が参照され
ることから、話題性を確保しつつユーザの希望にさらに
沿った内容のディジタルコンテンツを作成することがで
きる。さらに、本実施の形態では、コンテンツ配信端末
200は、コンテンツデータ登録DB82からコンテン
ツデータを読み出し、読み出したコンテンツデータ及び
ユーザ情報登録DB80のユーザ情報に基づいて、その
コンテンツデータについての嗜好値を算出し、読み出し
たコンテンツデータ及び話題性情報登録DB40の話題
性情報に基づいて、そのコンテンツデータについての話
題性値を算出し、コンテンツデータ登録DB82の他の
コンテンツデータについても、読み出し、嗜好値の算出
及び話題性値の算出を行い、コンテンツデータを適合値
の高いものから順に選択するようになっている。
【0085】これにより、適合値の算出法によっては、
ユーザの嗜好や興味と話題性との重要度の割合を調整す
ることができるので、話題性の方を重要視したいユーザ
や、逆に自己の嗜好や興味の方を重要視したいユーザに
も、その希望に比較的沿った内容のディジタルコンテン
ツを作成することができる。さらに、本実施の形態で
は、コンテンツ配信端末200は、ユーザ情報登録DB
80のユーザ情報に基づいて、ディジタルコンテンツの
出力レイアウトを決定してディジタルコンテンツを作成
するようになっている。
【0086】これにより、出力レイアウトの決定に関し
てユーザの固有情報やユーザによる指定情報が参照され
ることから、ユーザの希望に比較的沿った出力レイアウ
トでディジタルコンテンツを作成することができる。さ
らに、本実施の形態では、話題性情報登録端末100
は、新聞記事登録DB50、雑誌記事登録DB52及び
音声記事登録DB54から記事情報を取得し、所定の抽
出規則に基づいて、取得した記事情報から話題性情報を
抽出し、抽出した話題性情報に基づいて話題性情報登録
DB40の話題性情報を更新するようになっている。
【0087】これにより、記事情報に基づいて話題性情
報が更新されるので、話題性情報として比較的情勢に沿
った話題性を確保することができる。したがって、比較
的情勢に沿った話題性を確保しつつユーザの希望に比較
的沿った内容のディジタルコンテンツを作成することが
できる。さらに、本実施の形態では、話題性情報登録端
末100は、新聞記事登録DB50、雑誌記事登録DB
52及び音声記事登録DB54から取得した記事情報を
所定形式の記事情報に変換し、変換した記事情報を取得
記事登録テーブル550に登録するようになっている。
【0088】これにより、ステップS200〜S208
の処理を一本化することができるので、対応する記事登
録DBが増加、減少又は変更しても、記事形式の変換処
理を設計変更するだけですみ、ステップS200〜S2
08の処理を設計変更しなくてすむ。したがって、記事
登録DBの増加、減少又は変更に比較的容易に対応する
ことができる。
【0089】上記実施の形態において、話題性情報登録
DB40は、請求項1、8乃至10記載の話題性情報記
憶手段に対応し、抽出規則登録DB44は、請求項2記
載の抽出規則記憶手段に対応し、新聞記事登録DB5
0、雑誌記事登録DB52及び音声記事登録DB54
は、請求項1、8乃至10記載の記事情報記憶手段に対
応している。また、ステップS100〜S124は、請
求項1乃至3、8若しくは9記載の記事情報取得手段、
又は請求項10記載の記事情報取得ステップに対応し、
ステップS200〜S204は、請求項1乃至3、8若
しくは9記載の話題性情報抽出手段、又はに対応してい
る。
【0090】また、上記実施の形態において、ステップ
S206は、請求項1若しくは9記載の話題性情報更新
手段、又は請求項10記載の話題性情報更新ステップに
対応し、話題性キーワードは、請求項3記載の代表話題
性対象情報に対応している。なお、上記実施の形態にお
いては、嗜好値P(X)を算出するにあたって、嗜好度合
p(w)の乗数として嗜好キーワードwの個数c(w)を採
用したが、これに代えて、形態素群に含まれる嗜好キー
ワードwの割合、TF-IDFその他の指標を採用することが
できる。
【0091】また、上記実施の形態においては、話題性
値T(X)を算出するにあたって、話題性度合t(w)の乗
数として話題性キーワードwの個数c(w)を採用した
が、これに代えて、形態素群に含まれる話題性キーワー
ドwの割合、TF-IDFその他の指標を採用することができ
る。また、上記実施の形態においては、ステップS20
4で話題性度合を、番組において話題性キーワードが含
まれる記事が紹介された順番xの逆数として算出するよ
うに構成したが、これに限らず、記事に含まれる話題性
キーワードの割合又は個数を算出し、算出した割合又は
個数に基づいて話題性度合を算出するように構成しても
よい。
【0092】この場合において、ステップS100〜S
124は、請求項4記載の記事情報取得手段に対応し、
話題性キーワードは、請求項4記載の代表話題性対象情
報に対応している。また、上記実施の形態においては、
ステップS204で話題性度合を、番組において話題性
キーワードが含まれる記事が紹介された順番xの逆数と
して算出するように構成したが、これに限らず、順番x
の対数として算出するように構成してもよい。
【0093】また、上記実施の形態においては、話題性
情報登録テーブル500の話題性度合を新たに算出した
話題性度合に更新するように構成したが、これに限ら
ず、新たに算出した話題性度合をF(X)、更新前の話題
性度合をPold(X)とし、話題性情報登録テーブル50
0の更新を1日1回とした場合、更新後の話題性度合P
new(X)を下式(4)により算出するように構成しても
よい。ここで、「0.1」及び「10」は所要の係数で
あり、この値に限ることはない。
【0094】
【数4】
【0095】上式(4)によれば、F(X)が10日間連
続で「0」だった場合、すなわち、話題性キーワードを
含む記事が10日間連続で存在しなかった場合は、その
話題性キーワードについての話題性度合Pnew(X)は、
「0」になる。これにより、日々刻々と変化する話題性
を比較的的確に収集することができるので、さらに情勢
に沿った話題性を確保した内容のディジタルコンテンツ
を作成することができる。
【0096】この場合において、話題性情報登録DB4
0は、請求項5記載の話題性情報記憶手段に対応し、ス
テップS200〜S204は、請求項5乃至7記載の話
題性情報抽出手段に対応している。また、上記実施の形
態において、ユーザ情報及び話題性情報は、キーワード
と数値を対応付けて表現しているが、これに限らず、キ
ーワードと対応付ける数値は、確率的に算出したもので
あってもよいし、ユーザが直接指定したものであっても
よい。
【0097】また、上記実施の形態において、ユーザ情
報及び話題性情報は、キーワードと数値を対応付けて表
現しているが、これに限らず、これを特徴ベクトルのよ
うなベクトルで表現してもよいし、隠れマルコフモデル
等の確率モデルにより表現してもよい。この場合、ベク
トル演算によりコンテンツデータを選択する。また、上
記実施の形態においては、ユーザ情報登録DB80及び
話題性情報登録DB40の運用について特に説明しなか
ったが、ユーザ情報登録DB80を運用する者(例え
ば、管理者又は所有者)と、話題性情報登録DB40を
運用する者とはそれぞれ別々の者であってもよい。すな
わち、ユーザ情報登録DB80を有するシステムは、他
人が運用する話題性情報登録DB40を利用することも
できるし、逆に話題性情報登録DB40を有するシステ
ムは、他人が運用するユーザ情報登録DB80を利用す
ることもできる。このことは、ユーザ情報登録DB80
及び話題性情報登録DB40の間に限らず、話題性情報
登録DB40、抽出規則登録DB44、新聞記事登録D
B50、雑誌記事登録DB52、音声記事登録DB5
4、ユーザ情報登録DB80及びコンテンツデータ登録
DB82の相互間についても同様である。
【0098】また、上記実施の形態においては、ユーザ
情報登録DB80及び話題性情報登録DB40の編集・
修正について特に説明しなかったが、ユーザ情報登録D
B80は、サービスを受けるユーザ又はサービスを提供
するサービス提供者が主導で編集・修正することがで
き、話題性情報登録DB40は、第三者又は別のサービ
スから直接、編集・修正することができるように構成す
ることもできる。この場合、ユーザ情報登録DB80が
サービス提供者の所有に属し、話題性情報登録DB40
が他人の所有に属することを想定している。
【0099】また、上記実施の形態においては、新聞記
事登録DB50、雑誌記事登録DB52及び音声記事登
録DB54から記事情報を取得するように構成したが、
これに限らず、もちろんそれら以外のDBから記事情報
を取得するように構成してもよい。また、ブロードバン
ド時代に向けて、テレビ番組やラジオ番組等の放送情報
がストリーミングデータとしてネットワーク上を流れる
ことを想定し、そのような場合にも対応できるように、
DBから記事情報を取得する構成に限らず、ネットワー
ク上を流れるストリーミングデータを記事情報として取
得するように構成してもよい。
【0100】また、上記実施の形態において、話題性情
報登録端末100は、話題性情報登録DB40、取得記
事登録DB42及び抽出規則登録DB44を設けて構成
したが、これに限らず、話題性情報登録DB40、取得
記事登録DB42又は抽出規則登録DB44をネットワ
ーク上の他の端末に設け、それを利用するように構成し
てもよい。
【0101】また、上記実施の形態において、コンテン
ツ配信端末200は、ユーザ情報登録DB80及びコン
テンツデータ登録DB82を設けて構成したが、これに
限らず、ユーザ情報登録DB80又はコンテンツデータ
登録DB82をネットワーク上の他の端末に設け、それ
を利用するように構成してもよい。また、上記実施の形
態において、新聞記事登録DB50、雑誌記事登録DB
52及び音声記事登録DB54をネットワークの他の端
末に設けて構成したが、これに限らず、話題性情報登録
端末100に設けて構成してもよい。
【0102】また、上記実施の形態においては、ユーザ
情報に基づいて、ディジタルコンテンツの出力レイアウ
トを決定するように構成したが、これに限らず、コンテ
ンツデータに含まれる画像の数又はコンテンツデータに
含まれる文字情報の量に基づいて、ディジタルコンテン
ツの出力レイアウトを決定するように構成してもよい。
【0103】これにより、コンテンツデータに含まれる
画像の数又はコンテンツデータに含まれる文字情報の量
が多かったり、また逆に少なかったりしても、比較的見
やすい出力レイアウトにすることができる。また、上記
実施の形態においては、ステップS420〜S424の
レイアウト処理をコンテンツ配信端末200で実行する
ように構成したが、これに限らず、それらレイアウト処
理をユーザ端末300で実行するように構成してもよ
い。
【0104】これにより、コンテンツ配信端末200に
処理負荷が集中するのを低減することができる。また、
上記実施の形態において、図6及び図7のフローチャー
トに示す処理を実行するにあたってはいずれも、ROM
32にあらかじめ格納されている制御プログラムを実行
する場合について説明したが、これに限らず、これらの
手順を示したプログラムが記憶された記憶媒体から、そ
のプログラムをRAM34に読み込んで実行するように
してもよい。
【0105】また、上記実施の形態において、図13乃
至図14のフローチャートに示す処理を実行するにあた
ってはいずれも、ROM72にあらかじめ格納されてい
る制御プログラムを実行する場合について説明したが、
これに限らず、これらの手順を示したプログラムが記憶
された記憶媒体から、そのプログラムをRAM74に読
み込んで実行するようにしてもよい。
【0106】ここで、記憶媒体とは、RAM、ROM等
の半導体記憶媒体、FD、HD等の磁気記憶型記憶媒
体、CD、CDV、LD、DVD等の光学的読取方式記
憶媒体、MO等の磁気記憶型/光学的読取方式記憶媒体
であって、電子的、磁気的、光学的等の読み取り方法の
いかんにかかわらず、コンピュータで読み取り可能な記
憶媒体であれば、あらゆる記憶媒体を含むものである。
【0107】また、上記実施の形態においては、本発明
に係る情報更新システム及び情報更新プログラム、並び
に情報更新方法を、インターネット199からなるネッ
トワークシステムに適用した場合について説明したが、
これに限らず、例えば、インターネット199と同一方
式により通信を行ういわゆるイントラネットに適用して
もよい。もちろん、インターネット199と同一方式に
より通信を行うネットワークに限らず、通常のネットワ
ークに適用することもできる。
【0108】また、上記実施の形態においては、本発明
に係る情報更新システム及び情報更新プログラム、並び
に情報更新方法を、図1に示すように、コンテンツ配信
端末200において、ニュース等のディジタルコンテン
ツをユーザ端末300に配信する場合について適用した
が、これに限らず、本発明の主旨を逸脱しない範囲で他
の場合にも適用可能である。
【0109】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る請求
項1乃至8記載の情報更新システムによれば、記事情報
に基づいて話題性情報が更新されるので、従来に比し
て、話題性情報として比較的情勢に沿った話題性を確保
することができるという効果が得られる。
【0110】さらに、本発明に係る請求項5乃至7記載
の情報更新システムによれば、日々刻々と変化する話題
性を比較的的確に収集することができるので、話題性情
報としてさらに情勢に沿った話題性を確保することがで
きるという効果も得られる。さらに、本発明に係る請求
項6又は7記載の情報更新システムによれば、日々刻々
と変化する話題性をさらに的確に収集することができる
ので、話題性情報としてさらに情勢に沿った話題性を確
保することができるという効果も得られる。
【0111】さらに、本発明に係る請求項7記載の情報
更新システムによれば、日々刻々と変化する話題性をさ
らに的確に収集することができるので、話題性情報とし
てさらに情勢に沿った話題性を確保することができると
いう効果も得られる。さらに、本発明に係る請求項8記
載の情報更新システムによれば、話題性情報抽出手段及
び話題性情報更新手段を一本化することができるので、
対応する記事情報記憶手段が増加、減少又は変更して
も、記事形式変換手段を設計変更するだけですみ、話題
性情報抽出手段及び話題性情報更新手段を設計変更しな
くてすむ。したがって、記事情報記憶手段の増加、減少
又は変更に比較的容易に対応することができるという効
果も得られる。
【0112】一方、本発明に係る請求項9記載の情報更
新プログラムによれば、請求項1記載の情報更新システ
ムと同等の効果が得られる。一方、本発明に係る請求項
10記載の情報更新方法によれば、請求項1記載の情報
更新システムと同等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用するネットワークシステムの構
成を示すブロック図である。
【図2】 話題性情報登録端末100の構成を示す機能
ブロック図である。
【図3】 話題性情報登録テーブル500のデータ構造
を示す図である。
【図4】 取得記事登録テーブル550のデータ構造を
示す図である。
【図5】 抽出規則登録テーブル600のデータ構造を
示す図である。
【図6】 記事情報取得処理を示すフローチャートであ
る。
【図7】 話題性情報更新処理を示すフローチャートで
ある。
【図8】 コンテンツ配信端末200の機能概要を示す
機能ブロック図である。
【図9】 コンテンツ配信端末200の構成を示すブロ
ック図である。
【図10】 ユーザプロファイルテーブル650のデー
タ構造を示す図である。
【図11】 嗜好度合登録テーブル700のデータ構造
を示す図である。
【図12】 レイアウト定義ファイル及びレイアウトN
o.対応テーブル750のデータ構造を示す図である。
【図13】 ユーザ登録処理を示すフローチャートであ
る。
【図14】 コンテンツ配信処理を示すフローチャート
である。
【符号の説明】 10 コンテンツデータファイル 11,14,18 XMLパーサ 12 コンテンツデータファイル
入力部 13 レイアウト定義ファイル 15 レイアウト定義ファイル入
力部 16 レイアウティング部 17 描画指定ファイル 19 ラスタライズ部 100 話題性情報登録端末 200 コンテンツ配信端末 300 ユーザ端末 S1〜Sn コンテンツデータ提供端末 30,70 CPU 32,72 ROM 34,74 RAM 38,78 I/F 40 話題性情報登録DB 42 取得記事登録DB 44 抽出規則登録DB 50 新聞記事登録DB 52 雑誌記事登録DB 54 音声記事登録DB 80 ユーザ情報登録DB 82 コンテンツデータ登録DB 500 話題性情報登録テーブル 550 取得記事登録テーブル 600 抽出規則登録テーブル 650 ユーザプロファイルテーブ
ル 700 嗜好度合登録テーブル 750 レイアウトNo.対応テーブ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 話題性に関する話題性情報を記憶する話
    題性情報記憶手段と、記事情報を記憶する記事情報記憶
    手段とが利用可能となった場合に、前記記事情報記憶手
    段の記事情報に基づいて前記話題性情報記憶手段の話題
    性情報を更新する情報更新システムであって、 前記記事情報記憶手段から前記記事情報を取得する記事
    情報取得手段と、所定の抽出規則に基づいて前記記事情
    報取得手段で取得した記事情報から前記話題性情報を抽
    出する話題性情報抽出手段と、前記話題性情報抽出手段
    で抽出した話題性情報に基づいて前記話題性情報記憶手
    段の話題性情報を更新する話題性情報更新手段とを備え
    ることを特徴とする情報更新システム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記所定の抽出規則を記憶する抽出規則記憶手段が利用
    可能となった場合に、前記抽出規則記憶手段の抽出規則
    に基づいて前記話題性情報を抽出するようになってお
    り、 前記話題性情報抽出手段は、前記抽出規則記憶手段の抽
    出規則に基づいて、前記記事情報取得手段で取得した記
    事情報から前記話題性情報を抽出するようになっている
    ことを特徴とする情報更新システム。
  3. 【請求項3】 請求項1及び2のいずれかにおいて、 前記抽出規則は、話題性の対象となり得る特定の内容を
    代表的に示す代表話題性対象情報を含み、 前記話題性情報抽出手段は、前記記事情報取得手段で取
    得した記事情報における前記代表話題性対象情報の位置
    又は順位に基づいて、前記話題性情報を抽出するように
    なっていることを特徴とする情報更新システム。
  4. 【請求項4】 請求項1及び2のいずれかにおいて、 前記抽出規則は、話題性の対象となり得る特定の内容を
    代表的に示す代表話題性対象情報を含み、 前記話題性情報抽出手段は、前記代表話題性対象情報
    が、前記記事情報取得手段で取得した記事情報に含まれ
    る個数又は確率的特徴量を算出し、算出した個数又は確
    率的特徴量に基づいて前記話題性情報を抽出するように
    なっていることを特徴とする情報更新システム。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかにおいて、 前記話題性情報更新手段は、前記話題性情報抽出手段で
    抽出した話題性情報の時間的変化を考慮して、前記話題
    性情報記憶手段の話題性情報を更新するようになってい
    ることを特徴とする情報更新システム。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 前記話題性情報更新手段は、前記話題性情報抽出手段で
    抽出した話題性情報が前記更新に寄与する影響を、過去
    に向けて現在から遠いものほど小さくし、現在に近いも
    のほど大きくするようになっていることを特徴とする情
    報更新システム。
  7. 【請求項7】 請求項6において、 前記話題性情報更新手段は、更新対象となる話題性情報
    が前記更新に寄与する影響の度合いが、前記話題性情報
    抽出手段で抽出した話題性情報が前記更新に寄与する影
    響の度合いよりも小さくなるように、前記更新対象とな
    る話題性情報を演算し、演算した話題性情報及び前記話
    題性情報抽出手段で抽出した話題性情報に基づいて、前
    記更新対象となる話題性情報を更新するようになってい
    ることを特徴とする情報更新システム。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれかにおいて、 異なる形式の記事情報を記憶する複数の記事情報記憶手
    段が利用可能となった場合に、前記記事情報記憶手段の
    記事情報に基づいて前記話題性情報記憶手段の話題性情
    報を更新するようになっており、 前記記事情報取得手段で取得した記事情報を所定形式の
    記事情報に変換する記事形式変換手段を備え、 前記話題性情報抽出手段は、前記所定の抽出規則に基づ
    いて前記記事形式変換手段で変換した所定形式の記事情
    報から前記話題性情報を抽出するようになっていること
    を特徴とする情報更新システム。
  9. 【請求項9】 話題性に関する話題性情報を記憶する話
    題性情報記憶手段と、記事情報を記憶する記事情報記憶
    手段とが利用可能となった場合に、前記記事情報記憶手
    段の記事情報に基づいて前記話題性情報記憶手段の話題
    性情報を更新する情報更新プログラムであって、 前記記事情報記憶手段から前記記事情報を取得する記事
    情報取得手段、所定の抽出規則に基づいて前記記事情報
    取得手段で取得した記事情報から前記話題性情報を抽出
    する話題性情報抽出手段、及び前記話題性情報抽出手段
    で抽出した話題性情報に基づいて前記話題性情報記憶手
    段の話題性情報を更新する話題性情報更新手段として実
    現される処理をコンピュータに実行させるためのプログ
    ラムであることを特徴とする情報更新プログラム。
  10. 【請求項10】 話題性に関する話題性情報を記憶する
    話題性情報記憶手段と、記事情報を記憶する記事情報記
    憶手段とが利用可能となった場合に、前記記事情報記憶
    手段の記事情報に基づいて前記話題性情報記憶手段の話
    題性情報を更新する情報更新方法であって、 前記記事情報記憶手段から前記記事情報を取得する記事
    情報取得ステップと、所定の抽出規則に基づいて前記記
    事情報取得ステップで取得した記事情報から前記話題性
    情報を抽出する話題性情報抽出ステップと、前記話題性
    情報抽出ステップで抽出した話題性情報に基づいて前記
    話題性情報記憶手段の話題性情報を更新する話題性情報
    更新ステップとを含むことを特徴とする情報更新方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006344221A (ja) * 2005-06-06 2006-12-21 Thomson Licensing データベース内の少なくとも1つのデータユニットに1つまたは複数の重みを割り当てる方法および装置

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