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JP2003153552A - インバータ回路の配設構造と配設方法及び圧縮機 - Google Patents

インバータ回路の配設構造と配設方法及び圧縮機

Info

Publication number
JP2003153552A
JP2003153552A JP2001341985A JP2001341985A JP2003153552A JP 2003153552 A JP2003153552 A JP 2003153552A JP 2001341985 A JP2001341985 A JP 2001341985A JP 2001341985 A JP2001341985 A JP 2001341985A JP 2003153552 A JP2003153552 A JP 2003153552A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inverter circuit
compressor
housing
circuit board
power control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001341985A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Uchiyama
博之 内山
Masanori Ogawa
正則 小川
Nobuyuki Nishii
伸之 西井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2001341985A priority Critical patent/JP2003153552A/ja
Publication of JP2003153552A publication Critical patent/JP2003153552A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B31/00Compressor arrangements
    • F25B31/006Cooling of compressor or motor

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Compressor (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 インバータ回路と圧縮機の接続に伴うコスト
上昇を削減し、インバータ回路を小型化し、装置内のレ
イアウトに依存せずに搭載できるようにする。 【解決手段】 モータ15を内蔵した圧縮機10のモー
タ15を制御するインバータ回路の配設構造において、
インバータ回路を実装された回路基板3を収納した筐体
4を圧縮機10の外殻11に取付けて接続コストを低減
し、かつ回路基板3に実装した電力制御用半導体1の放
熱面を、筐体4に設けた放熱体7に熱的に接続し、筐体
4の放熱体7を圧縮機10に導入される冷媒と熱的に接
続し、電力制御用半導体1から発生する熱を、放熱体
7、圧縮機10の外殻11を介して効果的に冷媒に熱伝
達させて、インバータ回路の小型化を図った。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機器等に
用いられるモータを内蔵した圧縮機におけるモータ制御
用のインバータ回路の配設構造と配設方法、及び圧縮機
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、エアコンや冷蔵庫などの圧縮機を
利用した機器では、省エネルギーの観点から電力変換効
率の良いインバータ方式が多く用いられている。インバ
ータ回路では、電力制御用半導体によりスイッチングを
行って直流を高周波電力に変換している。このスイッチ
ングの周波数を切り換えることにより、圧縮機に内蔵さ
れたモータの回転数を必要とされる出力に応じて変更す
ることで省エネルギーを実現している。
【0003】ここで、従来のインバータ回路の実装構造
について説明する。インバータ回路では、電力制御用半
導体としてIGBTと呼ばれるトランジスタが一般的に
使用されている。この電力制御用半導体ではスイッチン
グを繰り返すときに若干のロスが発生し、熱エネルギー
に変換されて半導体から発熱が起こる。そのため、半導
体の特性が失われないように、放熱板を取付けて一定の
温度以下に保つことが必要である。
【0004】図8(a)にリード挿入タイプのトランジ
スタの一般的な実装構造を示す。ここで、半導体41の
放熱面41aはパッケージの背面に設けられているた
め、放熱板44を放熱面41aに接するように取付けら
れている。取付けに当たっては、放熱面41aと放熱板
44の界面での熱伝達の悪化を防ぐために、一般的に界
面に熱伝導の良いシリコングリスを塗布したり、放熱板
44をパッケージにねじ止めしている。リード挿入タイ
プのパッケージでは、プリント基板43に対して垂直に
挿入されるため、放熱板44はプリント基板43に対し
て垂直に配置される。また、半導体41のリード42を
曲げることにより放熱面側を上にして放熱板44をプリ
ント基板43に対して平行に配置することもできる。
【0005】また、図8(b)に表面実装タイプのトラ
ンジスタの一般的な実装構造を示す。表面実装タイプの
半導体45では放熱面45aが電極を兼ねており、他の
リード60と同一面となるように構成されている。プリ
ント基板43に対してはすべての電極が接合されるよう
に配置されるため、放熱面45aはプリント基板43と
接することになる。ただし、一般的なプリント基板43
にはガラスエポキシ樹脂や紙フェノール樹脂が使用され
ているが、これらの樹脂は熱伝導性が小さいため、半導
体45から発生した熱を十分に放熱させることができな
い。
【0006】そこで、表面実装タイプの半導体45を用
いたインバータ回路ではアルミ板をベースに構成された
金属基板46が一般的に使用されている。金属基板46
ではアルミ板47の表面に絶縁層48が設けられ、この
絶縁層48の上に配線パターン49が形成されている。
さらに配線パターン49はレジストにより必要な部分の
みが露出するように構成されている。
【0007】この実装構造により半導体45から発生し
た熱はアルミ板47を介して反対側へ伝達されることに
なる。アルミ板自身は熱伝導率が大きいだけでなく、熱
容量も稼げるために、一般的な発熱については吸収する
ことができる。また、発熱量が大きくなるときには、金
属基板46のアルミ面に放熱板を取付けることにより半
導体45の温度上昇を抑えることができる。
【0008】また、インバータ回路では、電力制御用半
導体の他に、これらの半導体を制御するための制御回路
部品、回路を駆動させるための電源回路が一般的に併設
されている。
【0009】次に、従来の圧縮機の構成について、図9
を参照して説明する。エアコンや冷蔵庫で使用されてい
る冷凍サイクルでは、まず冷媒蒸気を圧縮機で圧縮して
高圧蒸気に変換する。次いで凝縮器で蒸発熱を放出さ
せ、液化させる。次いで、膨張弁で減圧されることで低
温となり、蒸発器において周囲から熱を吸収して蒸発
し、再び圧縮機に入れられるという工程を繰り返す。こ
こで、蒸発器において熱を吸収することにより冷風を発
生させている。
【0010】この冷凍サイクルを実現するために、圧縮
機50の外殻51は高圧容器にて構成されており、冷媒
蒸気を流入させる吸入口52と高圧蒸気の吐出口55が
設けられている。また、冷媒を圧縮する圧縮部53を駆
動するためのモータ54が内蔵されている。外殻51に
は、モータ54の駆動制御するための電極56が設けら
れている。この圧縮機を運転したときに流入する冷媒の
温度は10〜20℃であり、圧縮された冷媒は80〜9
0℃程度まで上昇している。
【0011】この圧縮機50を駆動するインバータ回路
は、電線(図示せず)を介して電極56に電気的に接続
するように配置されている。さらに、圧縮機50を駆動
するために印加される電流は20A程度の大電流である
ため、一般的に電流容量の大きな電線を用いて接続され
ている。また、圧縮機50はルームエアコンにおいては
室外機に設置され、冷蔵庫では本体下部に設置されるの
で、温度や湿度環境が良くないため、インバータ回路を
含むプリント基板は圧縮機50から離し、保護容器等の
環境対策がとれる場所に設置されている。
【0012】また、従来の一般的な車載用エアコンの場
合は、エンジンの回転軸と圧縮機の回転軸がベルトで連
結されており、エンジンの回転を利用することにより圧
縮機を駆動する方式がとられている。このため、冷凍サ
イクルの循環において電気制御はなされていない。これ
は、エンジンの回転軸はエンジンが起動している限り必
ず回転しているために、圧縮機の駆動源が失われること
がないために採用されている方法であり、電気制御がな
い分、家庭用のエアコン等と比較しても占有空間も下げ
ることができる。
【0013】しかしながら、モータとエンジンを併用す
るハイブリッド車では、停車中等でアイドリング状態と
なった場合にはエンジンを止めてしまうために、従来の
機械式のエアコンでは圧縮機の回転を維持することがで
きなくなってしまう。さらに、モータだけで駆動する電
気自動車では走行に必要なときのみ走行モータが回転す
るため、圧縮機の駆動に利用できる回転軸が存在しな
い。そこで、ハイブリッド車や電気自動車では家庭用の
エアコンに準じた電気制御のエアコンが必要となる。
【0014】その際に、インバータ回路をエンジンルー
ム内に配置するにあたっては、周囲の温度変化が大き
く、湿度変化も大きいために、回路を保護する対策とし
てインバータ回路を専用のケースに収納する。この時、
防水や防塵を目的として強固な金属製のケースに収納さ
れることが一般的である。また、自動車のエンジンルー
ム内では、エンジンや走行モータの駆動の安定性を確保
することが最優先であるために、エアコンのインバータ
回路からノイズを発生させることは許されない。そこ
で、インバータ回路と圧縮機の電極とを接続する結線に
は専用のシールド線を使用する必要がある。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなインバータ回路の配設構造では、回路部分と圧縮
機本体が分離されており、電気的接続のためにワイヤが
必要となり、両者の配置場所によって必要となるワイヤ
の長さや引回し方法を検討しなければならず、かつその
ワイヤとしてノイズを拡散しない高価なシールド線を用
いる必要があり、ワイヤの材料費と接続のための工数が
必要となり、コストが高くなるだけでなく、組立が煩雑
になるという問題がある。
【0016】また、上記のようなインバータ回路の実装
構造では、放熱板の配置によりインバータ回路の収納場
所が制約されるとともに占有体積が大きくなり、装置の
小型化が図り難いという問題がある。
【0017】詳しく説明すると、リード挿入タイプの電
力制御用半導体に取付けられる放熱板はプリント基板に
対して垂直に配置されるために、プリント基板の面積に
加えて空間での占有体積が増えてしまう。インバータ回
路では一般的に1つの相を制御するのに一対のトランジ
スタを使用し、圧縮機で使用するモータは一般的に3相
モータであるため、トランジスタが6個必要となる。こ
の複数個のトランジスタにそれぞれ放熱板が必要なこと
から、リード挿入タイプの半導体を使用した回路では小
型化ができない。
【0018】一方、表面実装タイプの半導体を使用する
場合には、上記のように金属基板を介して放熱すること
ができるが、金属基板は樹脂製の基板に比して材料費が
高い上に、一定の形状にするためには専用の金型が必要
となるために高価な基板となってしまう。このため、表
面実装タイプの半導体と金属基板の組み合わせによるイ
ンバータ回路の実装構造ではコスト高になるという問題
がある。
【0019】さらに、金属基板は上記したように片面に
アルミ面が露出しているため、電子部品実装する面は片
側しかない。従って、インバータ回路と付随する制御回
路、電源回路を含めると、金属基板だけで構成すると占
有面積が大きくなり、放熱が必要な部分は電力制御用半
導体の直下だけであるにもかかわらず、回路全体が高価
な金属基板で構成しなければならなくなる。さらに、金
属基板にはスルーホールが設けられないため、リード挿
入部品は使用できない。このため、通常金属基板を使用
する場合には、発熱部分と制御回路、電源回路は別のプ
リント基板としているが、その場合複数の基板を接続す
るためのコネクタが必要であり、コネクタを接続する工
数も要することになる。
【0020】また、金属基板の放熱面は外気と接触する
ように配置する必要があるため、基板の配置に制約を受
け、製造コストが高くなる上に小型化ができないという
問題もある。
【0021】また、電力制御用半導体から発生する熱は
放熱板を介して放熱し、半導体の温度上昇を抑制する必
要があるが、放熱板からの放熱を確実なものとするため
に、空冷の場合、風が放熱板に良く当たるように配置し
なければならず、強制的に風を当てるファンを配置する
ために、インバータ回路の配置に制約を受け、小型化が
できないという問題がある。
【0022】さらに、車載用エアコンの場合には、エン
ジンルーム内の雰囲気温度が100℃以上になることも
想定されるため、空冷では冷却することができず、水冷
により温度上昇を防ぐことになるが、冷却のための水配
管を設けなければならず、コスト高になるだけでなく、
レイアウトの自由度が失われ、また自動車のエンジンル
ームは走行用モータを中心にレイアウトされているた
め、アクセサリー類に相当するエアコンに割り当てられ
る空間は限られており、インバータ回路の占有体積が大
きい場合には搭載できないという問題がある。
【0023】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、接続
に伴うコスト上昇を抑制できまたインバータ回路を小型
化できてレイアウトに制約されずに搭載できるインバー
タ回路の配設構造と配設方法、及び圧縮機を提供するこ
とを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明のインバータ回路
の配設構造は、モータを内蔵した圧縮機のモータを制御
するインバータ回路の配設構造であって、インバータ回
路を実装された回路基板を収納した筐体を圧縮機の外殻
に取付けたものであり、インバータ回路が圧縮機と一体
化することで小型化を実現でき、また接続用ケーブルや
接続のための作業工数を低減でき、さらにノイズ防止の
ためにシールド線を用いる必要がないので、接続のため
のコストを削減でき、コスト低下を図ることができる。
【0025】また、回路基板上に実装された電力制御用
半導体の放熱面を筐体に設けられた放熱体に熱的に接続
し、筐体の放熱体を圧縮機に導入される冷媒と熱的に接
続すると、インバータ回路の発熱部を筐体に設けた放熱
体を介して圧縮機の冷媒にて冷却することができるの
で、大きな放熱手段を多く配設する必要がなくなり、冷
却のための余分な部品やスペースが不要になり、インバ
ータ回路のコストを上げずに小型化を図ることができ、
レイアウトに制約されずに搭載することができる。
【0026】また、筐体に金属からなる複数のリードフ
レームを埋設し、回路基板に設けられたスルーホールを
介してインバータ回路に接続すると、回路基板と外部と
の接続のためのコネクタを配設することなく電気的に接
続でき、インバータ回路の小型化を図るとともにコスト
を削減できる。
【0027】また、リードフレームは、回路基板と接続
する側とは反対側において、圧縮機に取付けられた電
極、外部電源、及び信号制御回路のコネクタと機械的に
結合すると、インバータ回路を圧縮機や電源や制御部と
接続するコネクタや配線を設けなくてもよく、インバー
タ回路のコストを削減することができる。
【0028】また、筐体に金属からなる複数のリードフ
レームを埋設し、電力制御用半導体が搭載された第1の
回路基板と、主として信号処理用の電子部品が搭載され
た第2の回路基板とを、それぞれスルーホールを介して
リードフレームと接続すると、インバータ回路の主とし
て発熱部である電力制御用半導体と制御回路、電源回路
を分離し、複数の回路基板に分割することで、冷却性能
を保持しつつインバータ回路を小型化できるとともに、
コネクタを配設することなく両者を電気的に接続でき、
インバータ回路の小型化とコスト低下を図ることができ
る。
【0029】また、筐体に金属からなる複数のリードフ
レームを埋設し、リードフレームの一部を所望の位置で
筐体表面に露出させて電極を形成し、電子部品を実装す
るとともに放熱体が配設される側の面に電力制御用半導
体を実装すると、リードフレームの一部を回路基板とし
て利用することから、大電流が印加される電力制御用半
導体周辺回路で回路パターンの幅を小さくすることがで
き、インバータ回路を小型化することができる。
【0030】また、電力制御用半導体が、金属からなる
ヒートスプレッダ上に少なくとも1つのICチップが上
向きに接続され、電気的接続用の電極が一面に集約配置
されるとともに、他面が放熱面となるように構成されて
いると、放熱面と電気接続面を半導体を介して分離する
ことができ、インバータ回路を小型化できる。
【0031】また、リードフレームが銅又は黄銅からな
ると、インバータ回路及び筐体配線を容易に形成でき
る。
【0032】また、筐体は熱可塑性樹脂や熱硬化性樹脂
にて構成するのが好適で、所望の機能を持つものを容易
に形成することができる。
【0033】また、本発明のインバータ回路の配設方法
は、モータを内蔵した圧縮機のモータを制御するインバ
ータ回路の配設方法であって、電力制御用半導体をその
放熱面が回路基板の表面と反対側に向くように搭載する
工程と、電力制御用半導体の放熱面が回路基板を収納す
る筐体に設けられた放熱体と熱的に接続されるように回
路基板を筐体内に配置する工程と、筐体をその放熱体が
圧縮機に導入される冷媒と熱的に接続されるように圧縮
機の外殻に取付ける工程とを有するものであり、インバ
ータ回路が圧縮機と一体化して小型化を実現でき、また
接続のためのコストを削減してコスト低下を図ることが
でき、またインバータ回路の発熱部を筐体に設けた放熱
体を介して圧縮機の冷媒にて冷却できて冷却のための余
分な部品やスペースが不要になり、インバータ回路のコ
ストを上げずに小型化を図ることができる上記インバー
タ回路の配設構造を合理的に構成することができる。
【0034】また、筐体を製造する工程として、金属板
をエッチング又はプレスにより加工して所望のパターン
のリードフレームを得る工程と、金型内にリードフレー
ムを配置し射出成形によりリードフレームを樹脂に埋設
する工程を有すると、製品コストを上げずに電気接続配
線が埋設された筐体を容易に製造でき、小型化したイン
バータ回路を容易に製造することができる。
【0035】また、筐体内に露出したリードフレーム
を、回路基板に設けられたスルーホールに嵌合配置する
工程と、スルーホールとリードフレームを半田付けによ
り電気的に接続する工程とを有すると、筐体と回路基板
の接続を容易に行うことができ、小型化したインバータ
回路を容易に製造できる。
【0036】また、本発明の圧縮機は、モータを内蔵し
かつそのモータを制御するインバータ回路を備えた圧縮
機であって、インバータ回路を実装された回路基板を収
納した筐体を圧縮機の外殻に取付けたものであり、イン
バータ回路が圧縮機と一体化することで小型化を実現で
き、また接続用ケーブルや接続のための作業工数を低減
でき、さらにノイズ防止のためにシールド線を用いる必
要がないので、接続のためのコストを削減でき、コスト
低下を図ることができる。
【0037】また、電力制御用半導体をその放熱面を基
板表面とは反対側に向けて搭載した回路基板と、放熱体
を備えかつ放熱体と電力制御用半導体の放熱面が熱的に
接続されるように回路基板を収納配置した筐体とを備
え、筐体をその放熱体が圧縮機に導入される冷媒と熱的
に接続されるように圧縮機の外殻に取付けると、インバ
ータ回路の発熱部を筐体に設けた放熱体を介して圧縮機
の冷媒にて冷却することができるので、大きな放熱手段
を多く配設する必要がなくなり、冷却のための余分な部
品やスペースが不要になり、インバータ回路のコストを
上げずに小型化を図ることができ、レイアウトに制約さ
れずに搭載することができる。
【0038】また、筐体に金属からなる複数のリードフ
レームを埋設し、回路基板に設けられたスルーホールを
介してインバータ回路に接続すると、回路基板と外部と
の接続のためのコネクタを配設することなく電気的に接
続でき、インバータ回路の小型化を図るとともにコスト
を削減できる。
【0039】また、リードフレームは、回路基板と接続
する側とは反対側において、圧縮機に取付けられた電
極、外部電源、及び信号制御回路のコネクタと機械的に
結合すると、インバータ回路を圧縮機や電源や制御部と
接続するコネクタや配線を設けなくてもよく、インバー
タ回路のコストを削減することができる。
【0040】また、筐体に金属からなる複数のリードフ
レームを埋設し、電力制御用半導体が搭載された第1の
回路基板と、主として信号処理用の電子部品が搭載され
た第2の回路基板とを、それぞれスルーホールを介して
リードフレームと接続すると、インバータ回路の主とし
て発熱部である電力制御用半導体と制御回路、電源回路
を分離し、複数の回路基板に分割することで、冷却性能
を保持しつつインバータ回路を小型化できるとともに、
コネクタを配設することなく両者を電気的に接続でき、
インバータ回路の小型化とコスト低下を図ることができ
る。
【0041】また、筐体に金属からなる複数のリードフ
レームを埋設し、リードフレームの一部を所望の位置で
筐体表面に露出させて電極を形成し、電子部品を実装す
るとともに放熱体が配設される側の面に電力制御用半導
体を実装すると、リードフレームの一部を回路基板とし
て利用することから、大電流が印加される電力制御用半
導体周辺回路で回路パターンの幅を小さくすることがで
き、インバータ回路を小型化することができる。
【0042】また、電力制御用半導体は、金属からなる
ヒートスプレッダ上に少なくとも1つのICチップが上
向きに接続され、電気的接続用の電極が一面に集約配置
されるとともに、他面が放熱面となるように構成されて
いると、放熱面と電気接続面を半導体を介して分離する
ことができ、インバータ回路を小型化できる。
【0043】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)以下、本発明
のインバータ回路の配設構造を家庭用のエアコンの室外
機に用いられる圧縮機に適用した第1の実施形態につい
て、図1、図2を参照して説明する。
【0044】図1において、1はインバータ回路を構成
する電力制御用半導体であり、本実施形態では複数のI
Cチップを組み合わせて1つのパッケージとしたIPM
(Intelligent Power Module)を採用し、それを2個用
いている。2はインバータ回路を構成する他の電子部品
である。これらの電子部品はガラスエポキシ樹脂で形成
された回路基板3に実装されている。回路基板3は、厚
みが1.6mmで、130×100mmの大きさの両面
配線とした。IPM1は、放熱板が一面側に配置され、
接合用リードは全て他面側に配置されている。このIP
M1がその放熱板を下向きにして回路基板3の下面に実
装され、電子部品2は回路基板3の上面及び下面には他
に電子部品2が実装されている。
【0045】これらの電子部品の実装工程としては、回
路基板3の上面に配置される電子部品2をまずリフロー
半田付けによって接合し、下面に配置される電子部品2
をリフロー半田付けした後、下面からIPM1を挿入
し、リード部分に半田付けを行っている。この半田付け
は手作業で糸半田を供給し、半田ごてを当てることによ
って実施した。
【0046】4はインバータ回路を収納する筐体であ
り、回路基板3を配置する高さ位置に支持段部4aが設
けられている。また、筐体4にはリードフレーム5が埋
設されている。リードフレーム5は、0.64mm角の
黄銅に錫メッキを施したものを使用し、その一端部5a
は筐体4内の支持段部4aより10mm程度露出させて
いる。この露出した一端部5aを回路基板3の端部に設
けられたスルーホール3aに挿入し、半田付けすること
により接続されている。リードフレーム5の他端部5b
は筐体4の外部に露出させてコネクタ端子6が溶接さ
れ、このコネクタ端子6が圧縮機10の外殻11の外面
に露出させて配設された電極17と接続される。また、
リードフレーム5の一部は、上側に向けて露出するよう
に配設され、インバータ回路に電源を供給する回路に接
続するように構成されている。
【0047】また、筐体4のIPM1の放熱板が配置さ
れる部分には開口部が設けられてアルミから成るヒート
シンク7が配設されている。ヒートシンク7とIPM1
の界面にはシリコンゴムから成る放熱シート8が貼り付
けられ、IPM1から発生する熱をヒートシンク7に効
率良く伝達するとともに、筐体4の配設時のIPM1の
放熱面の位置のばらつきを吸収するように構成されてい
る。また、筐体4の上面開口は、筐体4と同一の樹脂で
形成された蓋9にて閉鎖され、回路基板3が直接外気と
触れないように構成されている。
【0048】筐体4は、リードフレーム5を金型内に配
置して射出成形を行うインサート成形によって形成され
ている。筐体4は、流動性が良く、複雑な形状の成形体
に対して容易に成形することができるとともに、強度も
比較的大きいPPSなどの熱可塑性樹脂にて構成してい
る。
【0049】筐体4には、図2に示すように、固定部4
bが設けられ、圧縮機10の外殻11にねじにより取付
けられている。圧縮機10の低圧部分には冷媒の吸入口
12が設けられ、吸入口12から冷媒導入通路13にて
圧縮機10の外殻11の一部に一旦導入した後圧縮部1
4に流入させるように構成されている。インバータ回路
を収納する筐体4のヒートシンク7は、圧縮機10の外
殻11における冷媒導入通路13の配設部分に接するよ
うに配置されている。
【0050】圧縮機10は、モータ15にて圧縮部14
を駆動し、吸入口12から導入された冷媒を圧縮部14
で圧縮し、高圧の冷媒ガスを吐出口16から吐出するよ
うに構成されている。また、モータ15には外殻11の
外面に配設された電極17に筐体4に設けられたコネク
タ端子6を接続することによって電力が供給されるよう
に構成されている。
【0051】以上の構成により、電力制御用半導体であ
るIPM1の放熱板を回路基板3内に新たに設ける必要
がなくなるとともに、回路基板3を収納した筐体4を圧
縮機10の外殻11に一体的に固定することにより、圧
縮機10と外部とを接続する電線は、電源線とインバー
タ回路制御用の電線だけとなり、従来のインバータ回路
に比べて体積として2/3の小型化を実現することがで
きる。また、接続用の部材を削減することができ、コス
トダウンの効果が大きい。
【0052】(第2の実施形態)次に、本発明のインバ
ータ回路の配設構造を車載用カーエアコンの圧縮機に適
用した第2の実施形態について、図3〜図5を参照して
説明する。なお、以下の実施形態の説明において、先行
する構成要素と同一の構成要素については同一参照符号
を付して説明を省略し、相違点のみを説明する。
【0053】本実施形態においては、インバータ回路を
構成する回路基板が、電力制御用半導体21の実装され
た第1の回路基板22と、制御回路、電源回路が実装さ
れた第2の回路基板23にて構成されている。第1の回
路基板22は厚み1.6mmで、100×90mmの大
きさの両面ガラスエポキシ基板から成り、両端部分には
電気接続用のスルーホールが設けられている。第2の回
路基板23は厚み1.6mmで、120×110mmの
大きさの両面ガラスエポキシ基板から成り、両端部分に
はスルーホールが設けられている。
【0054】筐体4の回路基板22、23を収納する部
分には2段の支持段部4c、4dが設けられている。筐
体4の一端側(図3の左側)には第1の実施形態と同様
にリードフレーム5が埋設されている。また、筐体4の
他端側(図3の左側)には、第1の回路基板22と第2
の回路基板23を電気的に接続できるようにコ字状に形
成したリードフレーム24が埋設されている。このリー
ドフレーム24の筐体4内に露出している両端部はそれ
ぞれ回路基板22、23の他端に形成されたスルーホー
ル内に挿入され、半田により接合されている。
【0055】本実施形態において使用した電力制御用半
導体21は、第1の回路基板22の下面側に、電極面を
上にして実装されており、放熱面が下側にくるように配
置されている。また、図4に示すように、第1の回路基
板22には6つの電力制御用半導体21がその放熱面が
一平面上に位置するように整列させて実装されている。
電力制御用半導体21の放熱面は、筐体4に配設された
ヒートシンク7にシリコンゴム製の放熱シート8を介し
て接触固定されている。
【0056】また、回路基板22、23は筐体4に対し
て複数箇所でねじ固定されており、圧縮機10に振動が
加わったときに回路基板22、23が筐体4内で自由に
振動しないように構成されている。さらに、筐体4の回
路基板22、23が収納されている部分には、筐体4に
作用する振動を軽減するためにシリコンゲル25が充填
されている。
【0057】電力制御用半導体21は、図5に示すよう
に、ICチップ形態のトランジスタの1種であるIGB
T27とダイオードの1種であるFRD28にて構成さ
れている。これらICチップ27、28はヒートスプレ
ッダ26の上に電極面を上にして半田でダイボンドされ
ている。ヒートスプレッダ26は、銅にニッケルメッキ
を施した構成であり、10×10mmの大きさで、厚み
は2.0mmである。また、コレクタ電極を構成する突
起29が4箇所設けられている。突起29は、直径0.
6mmの円筒状で、高さは1.2mmである。突起29
はヒートスプレッダ26を構成する銅板を打ち抜いて加
工した。ICチップ27、28の電極にはアルミ製の直
径0.7mmのボールを超音波接合し、ボール電極30
を構成している。さらに、図示はしていないが、ヒート
スプレッダ26上のICチップ27、28自体が直接露
出しないようにICチップ全体にエポキシ樹脂が封止さ
れている。
【0058】以上の構成により、電力制御用半導体21
の電極面を上側に、放熱面を下側に分離することがで
き、回路基板22、23の配線は放熱構造を考慮せずに
形成することができる。また、放熱面はヒートシンク7
による放熱構造のみで形成すればよいので、全体として
インバータ回路の薄型化・小型化を実現することができ
る。
【0059】更に、インバータ回路を小型化し、圧縮機
10に一体化することにより、エンジンルーム内のレイ
アウトの制約を守りながら容易に搭載することができ
る。また、筐体4内のシリコンゲル25により振動が加
わったときにも異常なく動作することができる。さら
に、従来圧縮機10とインバータ回路を接続していたシ
ールド線を削除することができ、コストアップを来すこ
となく構成できる。
【0060】(第3の実施形態)次に、本発明のインバ
ータ回路の配設構造を電池電圧が42V程度の電気自動
車用カーエアコンの圧縮機に適用した第3の実施形態に
ついて、図6、図7を参照して説明する。
【0061】本実施形態においては、インバータ回路の
うち、電力制御用半導体21を実装する回路パターンを
第1の回路基板22に代えてリードフレーム31により
構成し、筐体4の底面側の樹脂内に埋設している。リー
ドフレーム31は圧縮機10の外殻11に配設された電
極17や第2の回路基板23と接続する部分では0.6
4×0.64mmであるが、パターンを形成する部分で
は、厚みが0.64mmで、パターン幅は2〜3mm程
度に銅板をプレス加工して構成されている。
【0062】また、筐体4を形成する樹脂はエポキシ樹
脂などの熱硬化製樹脂を使用している。筐体4の形成に
あたっては、エポキシ樹脂のタブレットに熱を加えなが
らピストンで金型に注入するトランスファ成形を用い
た。エポキシ樹脂は一旦硬化した後の強度、耐環境性に
優れているので、本実施形態において採用した。
【0063】電力制御用半導体21は放熱面が下になる
ように筐体4の下面側に設けられた凹部32内に配設さ
れている。図7に示すように、凹部32にリードフレー
ム31の一部を露出させて電力制御用半導体21を実装
するための電極33が設けられている。図7には、一部
の電力制御用半導体21のみを実装した状態を示してい
る。凹部32にはヒートシンク7をはめ込み、放熱シー
ト8を介して電力制御用半導体21の放熱面と接してい
る。
【0064】リードフレーム31の電力制御用半導体2
1を実装した面とは反対側の面でもその一部が筐体4の
内側に露出されて電極が形成され、他の電子部品2が実
装されている。さらに、筐体4内に配設された第2の回
路基板23に、制御回路、電源回路を含む回路が実装さ
れている。この回路基板23の両端部は、筐体4に設け
られた支持段部4aの上面から露出しているリードフレ
ーム31とスルーホールを介して接続されている。
【0065】さらに、筐体4内にはシリコンゲル34が
充填されている。シリコンゲル34は2液性の熱硬化タ
イプのものを使用し、回路基板23を取付けた後、筐体
4内に注入し、真空脱泡機により内部に存在する気泡を
取り除いた後、50℃に保持されたオーブンに2.5時
間投入し、ゲルを硬化させた。
【0066】以上の構成において、インバータ回路に供
給される電圧が小さくなると、印加される電流は反比例
して大きくなり、本実施形態では電池電圧が42V程度
と小さいために、50〜80Aの電流が常時印加される
ことになる。通常のプリント基板から成る回路基板で
は、パターン形成している銅箔の厚みが精々35μm程
度なので、大きな電流を流すためにはパターン幅を大き
くとらなければならない。それに対して、本実施形態の
インバータ回路では大電流が印加される電力制御用半導
体21周辺において、配線パターンをリードフレーム3
1で構成しているため、0.64mmの厚みがあり、パ
ターン幅を小さくすることができる。さらに、リードフ
レーム31が筐体4を形成している樹脂に埋設されてい
るため、絶縁距離を短縮することができ、高圧部分での
配線距離を短縮することができる。従って、インバータ
回路を小型化することができる。
【0067】
【発明の効果】本発明によれば、以上のようにインバー
タ回路を実装された回路基板を収納した筐体を圧縮機の
外殻に取付けたので、インバータ回路が圧縮機と一体化
することで小型化を実現でき、また接続用ケーブルや接
続のための作業工数を低減でき、さらにノイズ防止のた
めにシールド線を用いる必要がないので、接続のための
コストを削減でき、コスト低下を図ることができる。
【0068】また、回路基板上に実装された電力制御用
半導体の放熱面を筐体に設けられた放熱体に熱的に接続
し、筐体の放熱体を圧縮機に導入される冷媒と熱的に接
続することにより、インバータ回路の発熱部を筐体に設
けた放熱体を介して圧縮機の冷媒にて冷却することがで
きるので、大きな放熱手段を多く配設する必要がなくな
り、冷却のための余分な部品やスペースが不要になり、
インバータ回路のコストを上げずに小型化を図ることが
でき、レイアウトに制約されずに搭載することができ
る。
【0069】また、筐体に金属からなる複数のリードフ
レームを埋設し、回路基板に設けられたスルーホールを
介してインバータ回路に接続することにより、回路基板
と外部との接続のためのコネクタを配設することなく電
気的に接続でき、インバータ回路の小型化を図るととも
にコストを削減できる。
【0070】また、リードフレームを、回路基板と接続
する側とは反対側において、圧縮機に取付けられた電
極、外部電源、及び信号制御回路のコネクタと機械的に
結合することにより、インバータ回路を圧縮機や電源や
制御部と接続するコネクタや配線を設けなくてもよく、
インバータ回路のコストを削減することができる。
【0071】また、筐体に金属からなる複数のリードフ
レームを埋設し、電力制御用半導体が搭載された第1の
回路基板と、主として信号処理用の電子部品が搭載され
た第2の回路基板とを、それぞれスルーホールを介して
リードフレームと接続することにより、インバータ回路
の主として発熱部である電力制御用半導体と制御回路、
電源回路を分離し、複数の回路基板に分割することで、
冷却性能を保持しつつインバータ回路を小型化できると
ともに、コネクタを配設することなく両者を電気的に接
続でき、インバータ回路の小型化とコスト低下を図るこ
とができる。
【0072】また、筐体に金属からなる複数のリードフ
レームを埋設し、リードフレームの一部を所望の位置で
筐体表面に露出させて電極を形成し、電子部品を実装す
るとともに放熱体が配設される側の面に電力制御用半導
体を実装することにより、リードフレームの一部を回路
基板として利用することから、大電流が印加される電力
制御用半導体周辺回路で回路パターンの幅を小さくする
ことができ、インバータ回路を小型化することができ
る。
【0073】また、電力制御用半導体を、金属からなる
ヒートスプレッダ上に少なくとも1つのICチップが上
向きに接続され、電気的接続用の電極が一面に集約配置
されるとともに、他面が放熱面となるように構成するこ
とにより、放熱面と電気接続面を半導体を介して分離す
ることができ、インバータ回路を小型化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインバータ回路の配設構造の第1の実
施形態の概略構成を示す縦断面図である。
【図2】同実施形態における筐体とその内部構造を示す
一部破断斜視図である。
【図3】本発明のインバータ回路の配設構造の第2の実
施形態の概略構成を示す縦断面図である。
【図4】同実施形態における電力制御用半導体を実装し
たプリント基板を下側から見た斜視図である。
【図5】同実施形態における電力制御用半導体の構造を
示す斜視図である。
【図6】本発明のインバータ回路の配設構造の第3の実
施形態の概略構成を示す縦断面図である。
【図7】同実施形態における筐体を下側から見た斜視図
である。
【図8】従来例のインバータ回路の構成を示し、(a)
はリード挿入タイプの電力制御用半導体を用いたプリン
ト基板の断面図、(b)は表面実装タイプの電力制御用
半導体を用いたプリント基板の断面図である。
【図9】従来の圧縮機の概略構成を示す縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 電力制御用半導体(IPM) 2 電子部品 3 回路基板 4 筐体 5 リードフレーム 7 放熱体(ヒートシンク) 10 圧縮機 11 外殻 13 冷媒導入通路 15 モータ 21 電力制御用半導体 22 第1の回路基板 23 第2の回路基板 24 リードフレーム 26 ヒートスプレッダ 27 ICチップ 28 ICチップ 29 突起 30 ボール電極 31 リードフレーム 33 電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西井 伸之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3H003 AA02 AC03 BE09 CF02 5H007 AA06 BB06 CA01 CB02 CB04 HA03 HA05

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータを内蔵した圧縮機のモータを制御
    するインバータ回路の配設構造であって、インバータ回
    路を実装された回路基板を収納した筐体を圧縮機の外殻
    に取付けたことを特徴とするインバータ回路の配設構
    造。
  2. 【請求項2】 回路基板上に実装された電力制御用半導
    体の放熱面を筐体に設けられた放熱体に熱的に接続し、
    筐体の放熱体を圧縮機に導入される冷媒と熱的に接続し
    たことを特徴とする請求項1記載のインバータ回路の配
    設構造。
  3. 【請求項3】 筐体に金属からなる複数のリードフレー
    ムを埋設し、回路基板に設けられたスルーホールを介し
    てインバータ回路に接続したことを特徴とする請求項1
    又は2記載のインバータ回路の配設構造。
  4. 【請求項4】 リードフレームは、回路基板と接続する
    側とは反対側において、圧縮機に取付けられた電極、外
    部電源、及び信号制御回路のコネクタと機械的に結合し
    たことを特徴とする請求項3記載のインバータ回路の配
    設構造。
  5. 【請求項5】 筐体に金属からなる複数のリードフレー
    ムを埋設し、電力制御用半導体が搭載された第1の回路
    基板と、主として信号処理用の電子部品が搭載された第
    2の回路基板とを、それぞれスルーホールを介してリー
    ドフレームと接続したことを特徴とする請求項1〜4の
    何れかに記載のインバータ回路の配設構造。
  6. 【請求項6】 筐体に金属からなる複数のリードフレー
    ムを埋設し、リードフレームの一部を所望の位置で筐体
    表面に露出させて電極を形成し、電子部品を実装すると
    ともに放熱体が配設される側の面に電力制御用半導体を
    実装したことを特徴とする請求項2〜4の何れかに記載
    のインバータ回路の配設構造。
  7. 【請求項7】 電力制御用半導体は、金属からなるヒー
    トスプレッダ上に少なくとも1つのICチップが上向き
    に接続され、電気的接続用の電極が一面に集約配置され
    るとともに、他面が放熱面となるように構成されている
    ことを特徴とする請求項2〜6の何れかに記載のインバ
    ータ回路の配設構造。
  8. 【請求項8】 リードフレームは銅又は黄銅からなるこ
    とを特徴とする請求項3〜7の何れかに記載のインバー
    タ回路の配設構造。
  9. 【請求項9】 筐体は熱可塑性樹脂から成ることを特徴
    とする請求項1〜8の何れかに記載のインバータ回路の
    配設構造。
  10. 【請求項10】 筐体は熱硬化性樹脂から成ることを特
    徴とする請求項1〜8の何れかに記載のインバータ回路
    の配設構造。
  11. 【請求項11】 モータを内蔵した圧縮機のモータを制
    御するインバータ回路の配設方法であって、電力制御用
    半導体をその放熱面が回路基板の表面と反対側に向くよ
    うに搭載する工程と、電力制御用半導体の放熱面が回路
    基板を収納する筐体に設けられた放熱体と熱的に接続さ
    れるように回路基板を筐体内に配置する工程と、筐体を
    その放熱体が圧縮機に導入される冷媒と熱的に接続され
    るように圧縮機の外殻に取付ける工程とを有することを
    特徴とするインバータ回路の配設方法。
  12. 【請求項12】 筐体を製造する工程として、金属板を
    エッチング又はプレスにより加工して所望のパターンの
    リードフレームを得る工程と、金型内にリードフレーム
    を配置し射出成形によりリードフレームを樹脂に埋設す
    る工程を有することを特徴とする請求項11記載のイン
    バータ回路の配設方法。
  13. 【請求項13】 筐体内に露出したリードフレームを、
    回路基板に設けられたスルーホールに嵌合配置する工程
    と、スルーホールとリードフレームを半田付けにより電
    気的に接続する工程とを有することを特徴とする請求項
    11又は12記載のインバータ回路の配設方法。
  14. 【請求項14】 モータを内蔵しかつそのモータを制御
    するインバータ回路を備えた圧縮機であって、インバー
    タ回路を実装された回路基板を収納した筐体を圧縮機の
    外殻に取付けたことを特徴とする圧縮機。
  15. 【請求項15】 電力制御用半導体をその放熱面を基板
    表面とは反対側に向けて搭載した回路基板と、放熱体を
    備えかつ放熱体と電力制御用半導体の放熱面が熱的に接
    続されるように回路基板を収納配置した筐体とを備え、
    筐体をその放熱体が圧縮機に導入される冷媒と熱的に接
    続されるように圧縮機の外殻に取付けたことを特徴とす
    る請求項14記載の圧縮機。
  16. 【請求項16】 筐体に金属からなる複数のリードフレ
    ームを埋設し、回路基板に設けられたスルーホールを介
    してインバータ回路に接続したことを特徴とする請求項
    15記載の圧縮機。
  17. 【請求項17】 リードフレームは、回路基板と接続す
    る側とは反対側において、圧縮機に取付けられた電極、
    外部電源、及び信号制御回路のコネクタと機械的に結合
    したことを特徴とする請求項16記載の圧縮機。
  18. 【請求項18】 筐体に金属からなる複数のリードフレ
    ームを埋設し、電力制御用半導体が搭載された第1の回
    路基板と、主として信号処理用の電子部品が搭載された
    第2の回路基板とを、それぞれスルーホールを介してリ
    ードフレームと接続したことを特徴とする請求項15〜
    17の何れかに記載の圧縮機。
  19. 【請求項19】 筐体に金属からなる複数のリードフレ
    ームを埋設し、リードフレームの一部を所望の位置で筐
    体表面に露出させて電極を形成し、電子部品を実装する
    とともに放熱体が配設される側の面に電力制御用半導体
    を実装したことを特徴とする請求項15〜17の何れか
    に記載の圧縮機。
  20. 【請求項20】 電力制御用半導体は、金属からなるヒ
    ートスプレッダ上に少なくとも1つのICチップが上向
    きに接続され、電気的接続用の電極が一面に集約配置さ
    れるとともに、他面が放熱面となるように構成されてい
    ることを特徴とする請求項15〜19の何れかに記載の
    圧縮機。
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