JP2003147785A - 外装された土木・建築構造体及びこれに使用する金具 - Google Patents
外装された土木・建築構造体及びこれに使用する金具Info
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Abstract
ある壁面に外装材製のような外装材を取付けるにおい
て、施工能率を飛躍的に向上させる。 【手段】外装材6の端部を鋏付ける内外の金具14,15 を
備えており、両金具14,15 とも、その略全長にわたって
延びる長溝19が空いてている。内金具14には、間隔保持
と固定のための高ナット21が溶接されている。内金具14
はその全長のどの部分でもアンカーナット9に固定でき
るため、アンカーナット9は傾斜や目地のない部分に正
確に取付けることができる。このため、壁面に凹凸があ
っても、外装材6を能率良くしかも正確に取付けること
ができる。
Description
トブロックを積み上げて構成された擁壁や、コンクリー
ト建築物の壁のような土木・建築構造体であって外装材
によって外装されたもの、並びに、その外装に使用する
金具に関するものである。
壁は、間地ブロックと呼ばれる角形のコンクリートブロ
ックを積み上げて構成されたり、直接にコンクリートを
打って構成されたりしている。しかし、いずれにしても
コンクリートは白くて周囲の景色や風景と調和し難いた
め、擁壁によって景観を損なわれるという点がかねてか
ら指摘されていた。
がなされてきたが、林業人口の減少や林業従事者の高齢
化、或いは国内木材の市場競争力低下などに伴い、間伐
されずに放置されたままの山林が増えている。
が悪くなるため、台風や大風で木が大量に倒れてこれが
河川に流れ込んだり、或いは、間伐してもその木を林に
放置したままにしておくことによって大量の木が台風や
大雨のときに河川に流れ込んだりして、河川や海の交通
に支障をきたしたり漁業設備を破壊したりするといった
問題が起きており、大きな社会問題になっている。
木を林に放置したりしているのは、間伐材に経済的価値
が薄いからに他ならない。そこで、間伐材を有効利用す
ることにより、美林を育てると共に、河川や海を守ろう
とする試みが各方面で行われている。
間伐材で覆うことにより、間伐材の有効利用と景観の向
上とを図ることが試みられている。その従来技術の一つ
を図12に示している。
(B)は(A)のB−B視断面図であり、擁壁1は多数
の間地ブロック2を積み上げて構成されている。周知の
ように、間地ブロック2の表面には凹所3が形成されて
おり、凹所3の内周は傾斜面4になっている。また、隣
合った間地ブロック2の間には目地材(モルタル)5を
充填している。
成した外装材6を水平状の姿勢で多段かつ複数列に積み
重ねてて、隣合った外装材6の群の端部に縦長の固定用
材7を重ねている。固定用材7には上下に適当な間隔で
複数(3箇所程度)の取付け穴8が空けられている一
方、擁壁1のうち取付け穴8に対応した位置に、予めア
ンカーナット9を取付けており、これに両切りボルト1
0をねじ込んでいる。
てから、固定用材7を外装材6の群の端部に重ね合わせ
ると共に、取付け穴8をボルト10に嵌め込み、それか
らボルト10にナット11をねじ込むことにより、水平
状の外装材6の群を押さえ固定している。
固定用材7は当然に一つの外装材6の群の端部に重ね合
わせており、この場合は、ボルト10は外装材6にも貫
通している。また、外装材6の群が複数列ある場合で
も、列の左右最端部に位置した部分は、同様にして押さ
え固定されている。
得るように、工場で一体の断面・寸法に加工されてい
る。
穴8の加工は工場で正確に行うことができる。しかし、
擁壁1の状態は現場によってまちまちであるため、アン
カーナット9を間地ブロック2に正確に取付けるのは極
めて厄介であり、このため、外装材6による擁壁1の被
覆作業に著しく手間がかかっていた。
け位置は予め定められているため、アンカーナット9の
取付け位置が間地ブロック2の傾斜面4に位置したり目
地5に位置したりすることがあり、このため、ドリルに
よる下穴の穿孔作業が頗る厄介になったり、ドリルが滑
ってアンカーナット9の取付け位置がずれてしまった
り、或いは、目地5の箇所に位置することによって取付
け強度が弱くなったりするといった不具合が頻繁におき
ていた。
との間に空間を空けたい場合があるが、従来は外装材を
壁面に密着させることしかできず、融通が利かないとい
う不具合もあった。更に、従来のものは一種のパネル構
造になっており、外装材の一部だけを交換することがで
きないとう問題もあった。
されたのである。
て外装された土木・建築構造体と、その外装に使用する
金具とを含んでいる。
は、コンクリートや石材等から成る基礎の外面に、化粧
用等の外装材が金具を介して取り付けられている。そし
て、前記金具に、当該金具を基礎に取り付けるためのボ
ルト等の締結具が貫通する長溝又は長穴若しくは多数の
穴群を設けることにより、金具を多数の位置で基礎に取
り付けることが可能ならしめられている。
ート製の擁壁であり、前記外装材は間伐材や竹材のよう
な棒状材から成っており、多数の外装材が擁壁の外面を
覆うように並列状に配置されている。更に、前記金具
は、外装材群の端部を内外から挟み付ける長尺の内金具
と外金具とで構成されており、少なくとも内金具に、当
該内金具を擁壁に固定するボルトが貫通する長溝を略全
長にわたって延びるように形成しており、外装材群の端
部が内外金具で挟み固定されている。
用できる。例えば、建物の壁や屋根を丸太やプランター
で被覆することなどにも適用できる。擁壁に適用する場
合、外装材としてプランターを使用して、緑化された擁
壁と成すことにも適用できる。
は化粧目的のものには限らず、構造体の外側に配置され
るものを広く包含している。従って、例えばソーラーパ
ネルなども外装材の範疇に含まれる。更に、金具とは字
義通り読めば金属製となるが、その素材には限定はな
く、合成樹脂製などとすることも可能である。
めの金具は多数の位置において基礎に取付けることがで
きるため、アンカーナットやアンカーボルトを基礎に取
り付けてこれを介して金具を取付ける場合、基礎に傾斜
面や目地部のような取付けに不適切な場所があっても、
アンカーナットやアンカーボルトは不適切な場所を避け
て取付けることができる。
迅速かつ正確に取付けることができ、外装材の取付け作
業の能率を飛躍的に向上させることができる。また、金
具を使用するものであるため、外装材と構造体表面との
間に金具を介在させることにより、外装材と構造体表面
との間に空間を空けることも簡単にできる。
ーナット9にねじ込んだボルト10に固定用材7の取付
け穴8を嵌め込むが、ボルト10は長いため、アンカー
ナット9の取付け姿勢が僅かでも傾いていると、ボルト
10の先端で角度のずれが増幅されてしまって、取付け
穴8をボルト10に嵌め込みできなくなるという事態が
頻発していた。
と、外金具は擁壁に対して取付けるものではなく、内金
具に対して取付けるものであるため、アンカーナットや
アンカーボルトの姿勢に関係なく、正確に取付けること
ができる。このことと、内金具を迅速かつ正確に擁壁に
取付けできることとが相俟って、外装材による擁壁の被
覆作業を能率良く行うことができる。
材群を挟み固定する構造にすると、内金具は擁壁に固定
したままで、外金具を外すことにより、外装材の一部又
は前部を交換することができ、このため、保守や修理が
容易である。
づいて説明する。なお、従来技術と本質的に変わらない
部材等については、従来例の符号をそのまま引用してい
る。
は、間伐材からなる外装材6の群で覆われた擁壁2に適
用しており、図1(A)で擁壁2の外観を示している。
図1のうち(B)は(A)のB−B視概略断面図、
(C)は(A)のC−C視概略断面図である。
おり、その外側には、多段に積み重ねた多数の外装材6
が、基礎の表面と若干の間隔を空けた状態で配置されて
いる。
程度に切揃えられており、かつ、断面略カマボコ形に加
工されている。そして、ある程度の高さ(例えば1.5
〜2m)程度までの高さまでの群を1つのユニット13
として、このユニット13を上下に2段、左右に複数列
配置している。
定用の固定用材7が重なっている。なお、図1(B)に
部分的に示すように、外装材6のユニット13は内外一
対の金具(支持部材)14,15によって間地ブロック
2に取付けられている。この点を、図2以下の図面を参
照して説明する。
ット13が突き合わさる部分の一部破断正面図、図4の
うち(A)は図3のA−A視断面図、(B)は図3のB
−B視断面図、図5は内金具14だけを取付けた状態の
部分正面図である。
4,15はそれぞれ長手中心線にそって延びる凸部16
を備えており、互いの凸部16が相対向するように配置
されている。また、両金具14,15とも、左右2枚ず
つの板材17を備えており、左右の板材17を離反させ
ることにより、当該両板材17の間に長溝19を形成し
ている。
部と下部との木3ヶ所で、凸部16に嵌合する中空角形
の連結部材(角パイプを切断したもの)20を介して溶
接固定されている。
は、締結手段の一例として、手前側に突出する高ナット
21を溶接によって固定している。この高ナット21
は、内外金具14,15を間隔を保持するスペーサ手段
の役割と、外金具15及び固定用材7を固定する締結手
段との役割を備えている。
固定用ボルト39をねじ込んでおり、固定用ボルト39
と高ナット14とで内金具14を締め付けた状態になっ
ている。
されるため、溶接作業に際して高ナット14が倒れるこ
とを防止して、高ナット14の姿勢を正確に保持できる
(単に高ナット14の端面を内金具14に当てた状態で
溶接すると、溶接棒が最初に当たったときに高ナット1
4が倒れる現象が生じる)。また、仮に溶接が外れても
高ナット21が内金具23から外れることはないため、
内外の金具14、15が離反することはなく、安全性も
確保できる。
出する水平部を有する支持ブラケット22を溶接によっ
て固定している。この支持ブラケット22は水平状外装
材6を支持するものである。
固定されているため、内外金具14,15の間にその下
部において隙間が空くことを防止できる。なお、ブラケ
ット22は板材17に折曲げ形成しても良い。一点鎖線
で示すように、左右のブラケット22は一体構造にして
も良いのであり、こうすると、左右板材17の連結強度
を向上できる利点がある。
ておき、上下のブラケットの同じ位置に穴を空けておく
ことにより、金具を上下に継ぎ足す場合に、上下の内金
具14を固定できるようにすることも可能である。
前後左右対称状に形成されている。従って、内外金具1
4,15とも1種類の板材17を材料にして製造でき
る。このように板材17を連結部材20で連結する構成
にすると、板金工場での裁断過程で多数排出される端材
を利用することができるため、コストを抑制できる利点
である。
結部最20、ブラケット片22はステンレスのような防
錆機能の高い素材製とするのが好ましい。
ト9及び第1ボルト(両切りボルト)18並びに2個の
ナット23によって間地ブロック2に固定する。このと
き、第1ナット23の調節によって内金具14の前後位
置を調整する。なお、アンカーナット9を使用せずに、
ケミカルアンカー等のアンカーボルトを直接に埋設する
ことも可能である。
外装材6を下から順に重ねていくことによって左右のユ
ニット13を形成し、それから、左右のユニット13の
端部に外金具15を重ね合わせる。
2ボルト24をねじ込んでおき、この第2ボルト24に
固定用材7の取付け穴8を嵌め込んでから、第2ボルト
24に第2ナット(袋ナット)25をねじ込む。これに
より、左右のユニット13と外金具15と固定用材7と
が一体に共締めされる。下段のユニット13を施工し終
えたら、上段のユニット13を同様の手順で施行する。
位には間地ブロック2の傾斜面や目地5が多数存在して
いる。しかし、内金具14の縦溝19は連結部材20の
箇所を除いて全長にわたって延びているため、斜面4や
目地5を避けて、間地ブロック2の平面部にアンカーナ
ット9の取付け用下穴を空けることができる。このた
め、アンカーナット9を正確な位置に取付けることがで
きるのである。
ク2に固定するものであるため、内金具14の位置決め
もしごく簡単である。そして、高ナット21は内金具1
4の表面から直立するように、工場で正確な位置に正確
な姿勢で溶接されているため、高ナット21にねじ込ん
だ第2ボルト24の先端間の間隔も固定用材7における
取付け穴8の間隔と揃っており、このため、固定用材7
の取付けとねじ込みもごく簡単に行うことができる。
かつ迅速に行えることと、固定用材7による押さえ固定
作業を迅速かつ正確に行えることとが相俟って、外装材
6による被覆施工を能率よく行うことができる。なお、
外金具15の連結部材20には第2ボルト24が貫通し
ており、このため、仮に第2ナット25が緩んでも外金
具15が落下することはない。
部)16を設けると、外装材6の横ずれを防止して正確
に積み重ねできる利点である。この場合、内外いずれか
一方の金具のみに凸部を設けることも可能である。
同一面ではないため、第1ナット23の位置を正確に規
定する必要がある。この点は、図6に示す治具40を使
用するのが好ましい。
示すように、等しい幅の帯板の一端部に、ボルト18に
引っ掛けできる鉤部40aを形成したものである。この
治具40を使用する場合、第1ボルト18には予め1つ
の第1ナット23をねじ込んで、第1ナット23を第1
ボルト18に溶接や接着剤などで固定しておくのが好ま
しい。
に示すように、上端のアンカーナット9を埋設してから
これに第1ボルト18をある程度ねじ込み、次いで、上
端の第1ボルト18に治具40を引っ掛けて、それか
ら、第1ナット23を治具40に当たるまでねじ込む。
アンカーナット9とに第1ボルト18をねじ込んで、そ
れぞれ第1ナット23を治具40の端面に当てる。これ
により、各第1ボルト18における奥側の第1ナット2
3が直線状に並ぶように揃う。
した状態(又は第1ボルト18)に接着剤を塗布した状
態)で、第1ボルト18をアンカーナット9にねじ込む
ことにより、第1ボルト18が回転しないように保持す
るのも好ましい。なお、治具40は他の形状でも良い。
付けておかずに、アンカーナット9に第1ボルト18を
ねじ込んでから、治具40によって第1ナット23のね
じ込み深さを規定しても良い。
合、治具40を使用せずに、図4(A)に一点鎖線で示
すように、第1ナット23の位置を規定するためカラー
41を使用しても良い。このカラー41は完全な筒状で
あっても良いし、U字形のように取り外し可能な形態と
しても良い。
具14,15の開口する部分に化粧機能とスペーサ機能
とを兼用する補助固定用材26を介在させて、外金具1
5又は内金具14にビス26aを固定したら良い。
もある。この場合は内金具14を使用せずに、図8
(A)に示すように、アンカーナット9にねじ込んだ第
1ボルト18を介して外金具15で押さえ固定したら良
い。この場合も、アンカーナット9は任意の位置に取付
けできるため、斜面や目地5を避けて、正確に取付ける
ことができる。
る場合、固定用材7を外金具15に重ねて、固定用材7
と外金具15と外装材6との三者を共締めしても良い。
或いは、固定用材7を使用する場合、三者を共締めせず
に、アンカーナット9にねじ込まれた第1ボルト18は
外装材6の押さえ固定のみに使用し、固定用材7の固定
のためには外金具15に別のナットを溶接しておいても
良い。
金具14,15と下段の金具14,15とを連結するの
が好ましい。この点について、図8(B)では、凸部1
6にそれぞれ当て板27を重ねて、これをボルト28及
びナット29で上下の金具14,15に締結している。
うな締結が可能になる。また、当て板27を凸部16の
箇所に設けているため、当て板27と外装材6とが干渉
することもない。
合、間伐材のような木材を断面カマボコ形や半円状に形
成した場合、その厚さが相違することによってそりの程
度が違うため、断面カマボコ形の場合は、図4(A)に
一点鎖線17′で示すように、固定用材7は、元々平面
であったものが外向き凸状に反り変形する傾向がある。
そこで、外金具15の板材17を、固定用材7の反りに
合わせた形状にしておくと、固定用材7を外金具15に
密着させることができて、美感に優れると共に雨水の侵
入を抑制できる。
かした状態になっているが、この場合は、下段の内金具
13を足材38で支持するのが好ましい。もちろん、内
外の金具14,15を地面に当てても良い。
形態では、内金具14の全体を1枚の板を素材としてこ
れに多数の長穴30を断続的に形成している。外金具1
5も同様の形態でなる。長穴30に代えて、丸穴や角穴
を細かいピッチで多数形成しても良い。
外金具14,15の上端にブロック状の連結部材20を
設けて、この連結部材20に蓋板31をねじ32で固定
できるようにしている。このように蓋板31を設ける
と、内外金具14,15の凸部16の間の空間に雨やゴ
ミが入ることを抑制できる。なお、一点鎖線で示すよう
に、連結部材20は中空角形でもよい。
部に上下複数のナット32を溶接し、これにボルト33
をねじ込むようにしている。外金具15は単なる平板に
なっている。この場合、外金具15を使用せずに、固定
用材7を重ねて、この固定用材7と外装材6と内金具1
4とを共締めしても良い。
金具34はプランターの取付けに適用しており、平面視
で略コ字状に形成されている。
示せず)が嵌まる多数の穴35を形成し、左右足片34
aには内向きフランジ36を形成し、このフランジ36
に、上下長手の長穴37を断続的に多数形成している。
箱状のプランターや植栽マットを支持する場合は、金具
を井桁状のフレーム構造にしたら良い。
た場合であったが、第1実施形態に類似した内外の金具
を使用して例えば間仕切壁を構成することもできる。
尺金具を使用し、一方の金具を天井と床との間にボルト
やばね(又は両方)などを使用して突っ張り固定し、他
方の金具は一方の金具に対してボルト当の締結手段によ
って固定できるようにしておき、両金具で、棒材やパネ
ルのような仕切り材を挟み固定するのである。この場
合、他方の金具を取り外すことにより、仕切り材の交換
を簡単に行える。
屋内に、丸太製の間仕切や化粧壁を簡単に構築すること
ができる。この場合の金具と従前の実施形態の金具とを
統一的に表現すると、「土木構造物や建物に固定し得る
固定手段を備えた第1の金具と、第1の金具と相対する
第2の金具と、両金具で外装材類の端部を挟み固定する
締結手段を備えている金具」として表現される。
できる。例えば外装材として間伐材のような丸太類又は
竹類を使用する場合、縦長の姿勢に配置して横方向に並
べても良い。この場合は金具は水平状に配置することに
なる。なお、隣合った外装材の間に隙間を設けてもよ
い。
外装材の形状・構造に応じて様々に変更することができ
る。なお、擁壁のような構造体の全面を本願発明の構造
とすることには限らず、一部だけでも良いことは言うま
でもない。
固定することに代えて、基礎にブラケットを固定して、
このブラケットに金具を固定することも可能である。プ
ランターの例から分かるように、外装材は必ずしも固定
する必要はなく、金具に引っ掛けたり載せたりするだけ
でも良い。
装材との間に空間を形成できる利点があるが、このこと
は、それ自体が独立した発明たり得る。
正面図である。
視断面図である。
る。
例を示す図である。
取付ける場合の平断面図、 (B)は上下の金具を接続固定
する方法の一例を示す側断面図である。
る。
Claims (3)
- 【請求項1】コンクリートや石材等から成る基礎の外面
に、化粧用等の外装材が金具を介して取り付けられてい
る土木・建築構造体であって、 前記金具に、当該金具を基礎に取り付けるためのボルト
等の締結具が貫通する長溝又は長穴若しくは多数の穴群
を設けることにより、金具を多数の位置で基礎に取り付
けることが可能ならしめられている、外装された土木・
建築構造体。 - 【請求項2】前記基礎はコンクリート製の擁壁であり、 前記外装材は間伐材や竹材のような棒状材から成ってお
り、多数の外装材が擁壁の外面を覆うように並列状に配
置されており、 更に、前記金具は、外装材群の端部を内外から挟み付け
る長尺の内金具と外金具とで構成されており、少なくと
も内金具に、当該内金具を擁壁に固定するボルトが貫通
する長溝を略全長にわたって延びるように形成してお
り、外装材群の端部が内外金具で挟み固定されている、
請求項1に記載した土木・建築構造体としての外装され
た擁壁。 - 【請求項3】請求項1又は請求項2に土木・建築構造体
に使用できる金具。
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- 2001-11-09 JP JP2001344523A patent/JP3850714B2/ja not_active Expired - Fee Related
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