JP2003146478A - 紙葉類処理装置および紙葉類の搬送方向切り替え機構 - Google Patents
紙葉類処理装置および紙葉類の搬送方向切り替え機構Info
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Abstract
紙葉類処理装置を提供する。 【解決手段】 紙幣搬送路4と返却搬送路7との分岐点
15のコーナー部分近傍に、羽根21aを分岐点の搬送
通路内に進入させて回転する羽根車21を配置するとと
もに、突出部28cを搬送通路内に進入させることによ
り紙幣を搬送する第1の通路および第2の通路を形成す
る搬送路切り替えゲート28を、羽根車21と搬送通路
を挟んで配置する。これにより、投入紙幣を収納する場
合、投入紙幣を返却口へ搬送する場合および収納紙幣を
返却口へ搬送する場合といった3方向への搬送路の切り
替えが可能であり、紙幣処理装置の部品点数が削減され
るとともに、小型化が図られるようになる。
Description
し、特に投入された紙幣などの紙葉類を内部に収納して
投入あるいは収納された紙葉類を必要に応じて排出する
紙葉類処理装置に関する。
には、紙幣を取り扱う紙幣処理装置が搭載されている。
このような紙幣処理装置では、紙幣が投入された場合
に、その紙幣を金種ごとに分別して収納し、収納された
紙幣を必要に応じて両替紙幣あるいは釣銭紙幣として出
金するようになっている。
示す側面図である。紙幣処理装置100は、複数枚の紙
幣が一括投入可能な投入口101と、投入紙幣を1枚ず
つ分離して取り込む複数のローラからなる分離取り込み
部102と、取り込まれた紙幣が搬送される紙幣搬送路
103と、分離取り込み部102下流側の紙幣搬送路1
03の途中に設けられて紙幣の真贋・金種の判定を行う
鑑別部104とを有している。
3には、紙幣を返却口105へと導く返却搬送路106
側へ搬送方向を切り替える返却ゲート107と、金種ご
とに分けられた各収納庫108側へ搬送方向を切り替え
る複数の収納ゲート109が配置されている。また、紙
幣搬送路103の末端には、釣銭として出金が必要とな
る紙幣が収納されるリサイクル収納庫110が配置され
ている。
を上昇させる底面昇降機構部111と、ここに収納され
ている収納紙幣を繰り出す分離繰り出し部112とを備
えている。このリサイクル収納庫110から繰り出され
る紙幣は、紙幣搬送路103を収納時とは逆方向に搬送
されるようになっている。
し枚数の計数を行う図示しない出金判別部が配置され、
重なり状態で繰り出されるなど、出金に適さないと判断
された紙幣は、紙幣搬送路103に設けられたリジェク
トゲート113によって搬送方向を切り替えられ、リジ
ェクト庫114に収納されるようになっている。
ート113との間には、リサイクル収納庫110の収納
紙幣を返却口105側へ振り分けるための出金ゲート1
15が配置されている。この出金ゲート115が配置さ
れている紙幣搬送路103からは、返却搬送路106に
連結されたバイパス搬送路116が設けられ、リサイク
ル収納庫110から返却口105へと出金される紙幣
は、出金ゲート115でバイパス搬送路116側へ搬送
方向が切り替えられるようになっている。
は、返却ゲート107、収納ゲート109、リジェクト
ゲート113および出金ゲート115は、それらが配置
されている各搬送路から退避した状態になっている。
投入口101に複数枚の紙幣が一括投入されると、紙幣
は分離取り込み部102で1枚ずつ分離されて装置内部
に取り込まれる。取り込まれた紙幣は、紙幣搬送路10
3を搬送されて鑑別部104で真贋・金種判定される。
以降、この鑑別部104での判定結果に基づいて、収
納、返却、出金における各紙幣の搬送が行われる。
図7は従来の紙幣処理装置における収納時の搬送方向切
り替え状態を示す図である。図6に示した鑑別部104
で真と判定された紙幣200aは、紙幣搬送路103を
返却ゲート107の方へとさらに搬送される。このと
き、返却ゲート107および出金ゲート115は紙幣搬
送路103から退避しており、紙幣200aは紙幣搬送
路103を図中下方へと搬送され、図6に示した収納庫
108またはリサイクル収納庫110に収納される。
図8は従来の紙幣処理装置における返却時の搬送方向切
り替え状態を示す図である。図6に示した鑑別部104
で偽と判定された紙幣200bは、紙幣搬送路103を
返却ゲート107の方へとさらに搬送される。このと
き、紙幣処理装置100は、図示しないアクチュエータ
によって、返却ゲート107を搬送通路内に進入させて
通路を塞ぐ。返却ゲート107に到達した紙幣200b
は、ここで搬送方向を切り替えられ、返却搬送路106
によって図6に示した返却口105へと搬送され、利用
者側に返却される。
図9は従来の紙幣処理装置における出金時の搬送方向切
り替え状態を示す図、図10は従来の紙幣処理装置にお
ける出金時の搬送状態を示す図である。
果により、リサイクル収納庫110の収納紙幣を釣銭と
して出金する必要がある場合には、まず、投入紙幣が前
述した動作によって該当する金種の収納庫108に収納
される。そして、リサイクル収納庫110から出金判別
部を介して、図9に示すように、必要枚数の紙幣200
cが1枚ずつ紙幣搬送路103を出金ゲート115の方
へと搬送される。
ないアクチュエータによって出金ゲート115を搬送通
路内に進入させて通路を塞ぐ。出金ゲート115に到達
した紙幣200cは、ここで搬送方向をバイパス搬送路
116に切り替えられる。そして、紙幣200cは、図
10に示すように、このバイパス搬送路116が合流す
る返却搬送路106から図6に示した返却口105へと
搬送され、利用者側に出金される。
紙幣処理装置では、紙幣の搬送通路に進退する各ゲート
を投入紙幣の鑑別結果に基づいて駆動して搬送方向の切
り替えを行う際、1つのゲートで2方向にしか切り替え
ができないため、投入紙幣を収納する場合、返却口から
返却する場合および収納紙幣を返却口から出金する場合
といった3方向への切り替えを可能にするためには、2
つのゲートと3つの搬送通路が必要であり、部品点数が
多くなるとともに、装置の小型化が阻害されるという問
題点があった。
のであり、少ない部品点数で紙葉類の搬送方向を切り替
えることのできる小型の紙葉類処理装置を提供すること
を目的とする。
決するために、投入された紙葉類を収納庫に収納し、若
しくは返却口に搬送し、または収納庫に収納されている
紙葉類を返却口に搬送する紙葉類処理装置において、投
入口と収納庫との間で紙葉類を搬送する紙葉類搬送路と
紙葉類搬送路の途中から返却口へ紙葉類を搬送する返却
搬送路との分岐点のコーナー部分近傍に、羽根が分岐点
の搬送通路内に進入するように配置されて搬送方向にの
み回転する羽根車と、羽根車と搬送通路を挟んで回動可
能に配置され、搬送通路内に進入した場合に、投入口か
ら投入された紙葉類を返却口へ搬送する第1の通路と、
収納庫に収納されている紙葉類を返却口へ搬送する第2
の通路とを形成する突出部を有する搬送路切り替えゲー
トと、を備える搬送方向切り替え機構部を有することを
特徴とする紙葉類処理装置が提供される。
類搬送路と返却搬送路との分岐点のコーナー部分近傍に
配置された羽根車が、その羽根を分岐点の搬送通路内に
進入させて回転し、搬送路切り替えゲートが、突出部を
搬送通路内に進入させて、突出部の両側に、紙葉類を搬
送する第1の通路および第2の通路を形成する。これに
より、突出部が搬送通路内に進入している場合には、紙
葉類搬送路を分岐点へと搬送されてきた紙葉類が、突出
部でその搬送方向を切り替えられ、返却搬送路へと搬送
されるようになる。また、突出部が搬送通路内から退避
している場合には、紙葉類は回転している羽根車の羽根
に付勢され、返却搬送路への搬送が防止される。したが
って、搬送方向の切り替えのために、バイパス搬送路を
設ける必要がなく、さらに、搬送方向を切り替えるゲー
トを複数設ける必要がなくなる。
幣処理装置に適用した場合を例に図面を参照して詳細に
説明する。
処理装置1は、複数枚の紙幣が一括投入可能な投入口2
と、投入された紙幣を1枚ずつ分離して装置内部に取り
込む複数のローラからなる分離取り込み部3と、取り込
まれた紙幣が搬送される紙幣搬送路4と、分離取り込み
部3の搬送方向下流側の紙幣搬送路4の途中に設けられ
て紙幣の真贋・金種の判定を行う鑑別部5とを有してい
る。
には、紙幣を返却口6へと搬送する返却搬送路7が設け
られ、ここで搬送通路が分岐されている。紙幣搬送路4
のさらに搬送方向下流には、通路内に進退することによ
って搬送紙幣を金種ごとに各収納庫8へと導く収納ゲー
ト9が配置されている。さらに、紙幣搬送路4の末端に
は、釣銭として出金が必要となる紙幣が収納されるリサ
イクル収納庫10が配置されている。
上昇させる底面昇降機構部11と、ここに収納されてい
る収納紙幣を繰り出す分離繰り出し部12とを備えてい
る。リサイクル収納庫10に収納されている収納紙幣
は、底面昇降機構部11で上昇され、分離繰り出し部1
2の回転するローラに接触させられることにより、最上
層から順次繰り出されていくようになっている。このリ
サイクル収納庫10から繰り出される収納紙幣は、紙幣
搬送路4をリサイクル収納庫10への収納時とは逆方向
に搬送されるようになっている。
納紙幣の繰り出し枚数の計数を行う図示しない出金判別
部が配置され、重なり状態で繰り出されるなど、出金に
適さないと判別された収納紙幣は、紙幣搬送路4に設け
られたリジェクトゲート13によって搬送方向を切り替
えられリジェクト庫14に搬送されるようになってい
る。
路4と返却搬送路7との分岐点15において、紙幣搬送
路4を鑑別部5側から搬送されてくる紙幣を返却搬送路
7またはそのまま紙幣搬送路4を搬送されるように振り
分ける、あるいは紙幣搬送路4をリサイクル収納庫10
側から搬送されてくる紙幣を返却搬送路7へ振り分ける
よう搬送方向を切り替えるための搬送方向切り替え機構
部20を有している。
構部の側面図である。搬送方向切り替え機構部20は、
紙幣搬送路4と返却搬送路7との分岐点15に配置され
ている。この分岐点15では、ガイド4aおよびこのガ
イド4aに対向配置されたガイド4b,4cから構成さ
れる紙幣搬送路4の途中に、対向配置されたガイド7
a,7bから構成される返却搬送路7が、紙幣搬送路4
のガイド4b,4cと返却搬送路7のガイド7a,7b
とがそれぞれ一体に形成されることにより連結配置され
ている。
ているコーナー部分近傍であってガイド4b,7aの搬
送通路外側には、図中時計回り方向にのみ回転可能な羽
根車21が配置されている。この羽根車21は、それが
有する羽根21aが紙幣搬送路4および返却搬送路7に
進入するように配置されている。このコーナー部分に配
置された羽根車21の近傍には、羽根車21と同様ガイ
ド4b,7aの搬送通路外側に、紙幣搬送用の紙幣搬送
ローラ22が配置されている。ここでは、羽根車21
は、この紙幣搬送ローラ22に同期して回転するように
なっている。
送路4を挟んだガイド4aの搬送通路外側、および返却
搬送路7を挟んだガイド7bの搬送通路外側には、入金
紙幣搬送ローラ23、出金紙幣搬送ローラ24が、紙幣
搬送ローラ22にそれぞれ対向して配置されている。紙
幣搬送ローラ22の外周面と入金紙幣搬送ローラ23の
外周面、紙幣搬送ローラ22の外周面と出金紙幣搬送ロ
ーラ24の外周面は、それぞれ紙幣搬送路4、返却搬送
路7の搬送通路内で接触するようになっている。
には、外周面が搬送通路内で接触する一対の搬送ローラ
25,26が配置されている。また、紙幣搬送路4のガ
イド4aの搬送通路外側には、図示しないアクチュエー
タにより、軸27を中心として回動可能に配置された搬
送路切り替えゲート28が配置されている。この搬送路
切り替えゲート28は、屈曲部28a,28bが形成さ
れた突出部28cを有しており、紙幣処理装置1の電源
投入時には、突出部28cは搬送通路から退避した状態
になっている。そして、搬送路切り替えゲート28が回
動して、その突出部28cが、図中点線で示すように、
搬送通路内に進入した場合には、鑑別部5側からの搬送
紙幣のための紙幣搬送路4、屈曲部28aおよび返却搬
送路7からなる通路と、リサイクル収納庫10側からの
搬送紙幣のための紙幣搬送路4、屈曲部28bおよび返
却搬送路7からなる通路とを形成する。
置1において、投入口2に複数枚の紙幣が一括投入され
ると、分離取り込み部3が駆動して紙幣を1枚ずつ分離
して装置内部に取り込む。取り込まれた紙幣は、紙幣搬
送路4を搬送されて鑑別部5で真贋・金種判定される。
この鑑別部5での判定結果に基づいて、搬送方向切り替
え機構部20による各紙幣の搬送方向の振り分けが行わ
れる。
はリサイクル収納庫10への収納動作、投入された紙幣
の返却口6への返却動作、およびリサイクル収納庫10
の収納紙幣を返却口6から出金する出金動作についてそ
れぞれ説明する。
イクル収納庫への収納動作について説明する。図3は紙
幣処理装置における収納動作の説明図である。図2に示
した鑑別部5で真と判定された紙幣30aは、紙幣搬送
路4を搬送方向切り替え機構部20へと搬送され、回転
する紙幣搬送ローラ22と入金紙幣搬送ローラ23とに
挟持されながら分岐点15の方向に搬送される。このと
き、搬送路切り替えゲート28の突出部28cは、搬送
通路から退避されており、また、羽根車21は図中時計
回り方向に回転している。
入金紙幣搬送ローラ23によって搬送される際、回転す
る羽根車21の羽根21aにより紙幣搬送路4のガイド
4a側に付勢された状態で図中下方へと搬送され、図2
に示した収納庫8またはリサイクル収納庫10へと送ら
れる。
えゲート28の突出部28cに当たることなく、羽根車
21で紙幣搬送路4のガイド4a側に付勢されながら搬
送されるので、紙幣30aが返却搬送路7へ進入してい
くことがない。また、搬送される紙幣30aが折れ曲が
っているような場合、特にその先端が返却搬送路7側へ
折れ曲がっているような場合であっても、羽根車21
が、紙幣30aの返却搬送路7への進入を阻止するの
で、確実に図中下方へと搬送することができる。
作について説明する。図4は紙幣処理装置における返却
動作の説明図である。図2に示した鑑別部5で偽と判定
された紙幣30bは、紙幣搬送路4を搬送され、回転す
る紙幣搬送ローラ22と入金紙幣搬送ローラ23とに挟
持されながら分岐点15の方向に搬送される。このと
き、搬送路切り替えゲート28は、図示しないアクチュ
エータによってその突出部28cを搬送通路内に進入さ
せており、これにより、紙幣搬送路4、屈曲部28aお
よび返却搬送路7からなる通路が形成される。また、こ
のとき、羽根車21は図中時計回り方向に回転してい
る。
入金紙幣搬送ローラ23によって搬送される際、その先
端が屈曲部28aに当接した後、この屈曲部28aに沿
って曲げられ、回転する羽根車21の羽根21aにより
返却搬送路7へと搬送方向が切り替えられる。次いで、
紙幣30bは、回転する紙幣搬送ローラ22および出金
紙幣搬送ローラ24によって挟持されながら返却搬送路
7を搬送され、さらに搬送ローラ25,26を経て、図
2に示した返却口6へと搬送され、利用者側に返却され
る。
屈曲部28a側に付勢されながら搬送されるので、紙幣
搬送路4をそのまま図中下方へ搬送されることがなく、
紙幣30bは確実に返却搬送路7へと搬送される。
口から出金する出金動作について説明する。図5は紙幣
処理装置における返却動作の説明図である。図2に示し
た鑑別部5での金種判定結果により、リサイクル収納庫
10の収納紙幣を釣銭として出金する必要がある場合に
は、まず、投入紙幣が前述した動作によって収納庫8に
収納された後、リサイクル収納庫10から出金判別部を
介して必要枚数の紙幣30cが1枚ずつ紙幣搬送路4を
搬送方向切り替え機構部20へと搬送される。
図5に示したように、その突出部28cを搬送通路内に
進入させており、これにより、紙幣搬送路4、屈曲部2
8bおよび返却搬送路7からなる通路が形成される。ま
た、このとき、羽根車21は図中時計回り方向に回転し
ている。
ら搬送される際、その先端が屈曲部28bに当接した
後、この屈曲部28bに沿って曲げられ、さらにその先
端が回転する羽根車21の羽根21aによって図中上方
への搬送が制限され、返却搬送路7へと搬送方向が切り
替えられる。次いで、紙幣30cは、回転する紙幣搬送
ローラ22および出金紙幣搬送ローラ24によって挟持
されながら返却搬送路7を搬送され、さらに搬送ローラ
25,26を経て、図2に示した返却口6へと搬送され
る。
屈曲部28b側に付勢されながら搬送されるので、紙幣
搬送路4をそのまま図中上方へ搬送されることがなく、
紙幣30cは確実に返却搬送路7へと搬送される。
り替え機構部20を有する紙幣処理装置1によれば、紙
幣搬送用のローラのほか、2つの屈曲面28a,28b
を備える1つの搬送路切り替えゲート28と1つの羽根
車21とを紙幣搬送路4と返却搬送路7との分岐点15
に配置することにより、収納、返却および出金における
紙幣搬送方向の切り替えが可能となるため、部品点数の
削減と装置の小型化を図ることができるようになる。
類搬送路と返却搬送路との分岐点のコーナー部分近傍
に、羽根を分岐点の搬送通路内に進入させて回転する羽
根車を配置するとともに、突出部を搬送通路内に進入さ
せることにより紙葉類を搬送する第1の通路および第2
の通路を形成する搬送路切り替えゲートを、羽根車と搬
送通路を挟んで配置する。これにより、投入紙幣を収納
する場合、投入紙幣を返却口へ搬送する場合および収納
紙幣を返却口へ搬送する場合といった3方向への切り替
えのために、バイパス搬送路などを設ける必要がなく、
さらに、搬送方向を切り替えるゲートを複数設ける必要
がなくなるので、紙葉類処理装置の部品点数を削減でき
るとともに、装置自体の小型化を図ることができる。
図である。
る。
る。
る。
である。
切り替え状態を示す図である。
切り替え状態を示す図である。
切り替え状態を示す図である。
態を示す図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 投入された紙葉類を収納庫に収納し、若
しくは返却口に搬送し、または収納庫に収納されている
紙葉類を返却口に搬送する紙葉類処理装置において、 投入口と収納庫との間で紙葉類を搬送する紙葉類搬送路
と前記紙葉類搬送路の途中から返却口へ紙葉類を搬送す
る返却搬送路との分岐点のコーナー部分近傍に、羽根が
前記分岐点の搬送通路内に進入するように配置されて搬
送方向にのみ回転する羽根車と、 前記羽根車と前記搬送通路を挟んで回動可能に配置さ
れ、搬送通路内に進入した場合に、前記投入口から投入
された紙葉類を前記返却口へ搬送する第1の通路と、前
記収納庫に収納されている紙葉類を前記返却口へ搬送す
る第2の通路とを形成する突出部を有する搬送路切り替
えゲートと、 を備える搬送方向切り替え機構部を有することを特徴と
する紙葉類処理装置。 - 【請求項2】 前記突出部は、前記搬送通路内に進入し
た場合に形成される前記第1の通路側および前記第2の
通路側が屈曲する面で形成されていることを特徴とする
請求項1記載の紙葉類処理装置。 - 【請求項3】 直線状の第1の紙葉類搬送路と前記第1
の紙葉類搬送路の途中に設けられた第2の紙葉類搬送路
との分岐点で紙葉類の搬送方向を切り替える搬送方向切
り替え機構であって、 前記分岐点のコーナー部分近傍に、羽根が前記分岐点の
搬送通路内に進入するように配置された回転可能な羽根
車と、 前記羽根車と前記搬送通路を挟んで回動可能に配置さ
れ、搬送通路内に進入した場合に、前記第1の紙葉類搬
送路の一方の側から搬送されてくる紙葉類を前記第2の
紙葉類搬送路へ搬送する第1の通路と、前記第1の紙葉
類搬送路の他方の側から搬送されてくる紙葉類を前記第
2の紙葉類搬送路へ搬送する第2の通路とを形成する突
出部を有する搬送路切り替えゲートと、 を有することを特徴とする紙葉類の搬送方向切り替え機
構。 - 【請求項4】 前記突出部は、前記搬送通路内に進入し
た場合に形成される前記第1の通路側および前記第2の
通路側が屈曲する面で形成されていることを特徴とする
請求項3記載の紙葉類の搬送方向切り替え機構。
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JP2001340233A JP3726736B2 (ja) | 2001-11-06 | 2001-11-06 | 紙葉類処理装置および紙葉類の搬送方向切り替え機構 |
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