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JP2003143065A - チャネル予測項の決定方法 - Google Patents

チャネル予測項の決定方法

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JP2003143065A
JP2003143065A JP2002211679A JP2002211679A JP2003143065A JP 2003143065 A JP2003143065 A JP 2003143065A JP 2002211679 A JP2002211679 A JP 2002211679A JP 2002211679 A JP2002211679 A JP 2002211679A JP 2003143065 A JP2003143065 A JP 2003143065A
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antenna
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signal
future
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Intel Corp
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    • H04L25/00Baseband systems
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    • H04L25/0202Channel estimation
    • H04L25/0204Channel estimation of multiple channels
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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Radio Transmission System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 有限の時間遅延を減少させる装置及び方法を
提供する。 【解決手段】 トランシーバ12から送信された共通パ
イロットチャネル信号からの将来のチャネル状態の予測
が移動ユーザ機器14で形成され、指定された時間にお
けるトランシーバ12の将来の送信パターンをコントロ
ールすることができる装置及び方法を提供する。過去の
チャネル評価と現在のチャネル評価とからチャネル予測
項を適応性をもって計算することにより、チャネルに対
する将来の送信パターンの適合精度を向上させることが
できる。チャネル予測項を用いて、アンテナを有する基
地局12を含む無線通信システム10が、閉ループの送
信ダイバーシティモードで動作し、移動ユーザ機器14
におけるチャネルコントローラ用アプリケーション24
は、基地局12の稼働しているアンテナ30についての
最良のアンテナ送信特性を選択することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に、無線通信
システムに関し、より詳細には、閉ループの送信ダイバ
ーシティモードにおいてチャネル評価を使用する無線通
信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】閉ループのモードで動作する無線通信シ
ステム(例えば、携帯電話システム)においては、基地
局と移動ユーザユニットとの間のネットワークの容量又
は性能、つまり、より多くのデータを伝える能力が増加
することは、収益性が増大することを意味する。例え
ば、閉ループのモードで動作する符号分割多重アクセス
(CDMA)通信システムが基地局からトラフィックチ
ャネルと呼ばれる送信チャネル上で通信する場合には、
送信及び信号収集に関連した歪みを含むいくつかの歪み
が発生することがある。これらの歪みは、ネットワーク
の容量又は能力におけるどのような著しい改良をも制約
する可能性がある。さらに、典型的な閉ループのモード
では、複数の稼働中の移動ユーザユニットが、トラフィ
ックチャネルに同時にアクセスすることがある。その
上、複数の稼働中の移動ユーザユニットの1つ以上の目
標とされた移動ユーザユニットからのフィードバックチ
ャネルを使用して、基地局にフィードバック情報を送信
することがある。しかしながら、多くの無線通信システ
ムにおいて、信号がフェーディング及び多重通路の混信
のような各種の送信及び信号収集に関連した歪みを経験
することが多い。このため、フィードバックチャネルも
同様に、ある程度のフェーディング及び多重通路の混信
に遭遇することがある。場合によっては、これにより、
1つ以上の目標とされた移動ユーザユニットから基地局
への通信において有限の時間遅延が生じうる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ネットワークの容量及
び能力を向上させる1つの技術は、1つ以上の目標とさ
れた移動ユーザユニットと基地局との間のフィードバッ
クチャネル(例えば、無線リンク)上で、フィードバッ
ク情報を送信及び収集している間に含まれる有限の時間
遅延を減少させることである。しかしながら、補正する
ために必要な遅延は、大部分は、フィードバックチャネ
ル上でフィードバック情報を送信するために必要な時間
によってもたらされる。このため、このような状況のも
とでは、有限の時間遅延に対する補正を実現することは
困難である。
【0004】特に、移動ユーザユニットがゆっくり移動
している閉ループのモードにおいて、送信チャネル(例
えば、トラフィック及び/又はフィードバックチャネ
ル)のフェーディングを未然に防ぐために、ある種のフ
ィードバックのパワーコントロールを使用することがで
きる。しかしながら、移動ユーザユニットが比較的によ
り高速である場合のようにフェーディング率が増加する
場合には、閉ループのパワーコントロールは実際的には
効果がない。送信チャネルの多重経路の混信を克服する
ためには、閉ループのモードにおいて、複数の稼働中の
移動ユーザユニットが多重経路のフェーディングを受け
やすいため、すなわち、複数の稼働中の移動ユーザユニ
ットの各移動ユーザユニットに対して2つ以上の明確な
伝搬経路をトラフィックチャネルが含むように、チャネ
ル評価が一般的に実行される。チャネル評価は、一般
に、チャネルパラメータを決定する動作を含み、特定の
送信及び信号収集に関連した歪みを補正する。
【0005】移動局でチャネル評価を実行するために、
複数の稼働中の移動ユーザユニットに適切なタイミング
及び他の情報を提供するために、基地局は1つ以上のパ
イロット記号を有するパイロットチャネルを送信するこ
とができる。また今度は、目標とされた移動ユーザユニ
ットは、パイロット記号を使用するパイロットチャネル
から形成された所望のチャネルパラメータを取得するこ
とができる。パイロット記号の例には、基地局を捜す複
数の稼働中の移動ユーザユニットが加入する擬似ノイズ
(PN)コード、拡散シーケンス、又はスクランブルシ
ーケンス(scrambling sequence)がある。しかしなが
ら、チャネル評価は、一般に、検出のみに限定され、ト
ラフィックチャネル用のタイミング情報に関する仮定の
ような多数の限定的な仮定を作る。
【0006】各種のダイバーシティモードは、ネットワ
ークの容量及び能力を著しく増加させる一方で、フェー
ディングのチャネル環境の中でより良い信号品質を提供
するとされているため、いくつかの無線通信システムに
おける閉ループのモードの中で広く使用されている。ダ
イバーシティモードは、位置又は分極を含む少なくとも
2つの異なるパラメータが使用され、本質的に、少なく
とも2つのアンテナを用いて信号を送信又は受信するこ
とを必要とする。ダイバーシティモードは、ダイバーシ
ティ又は受信機のダイバーシティを送信するように適合
することができる。ダイバーシティの送信において、フ
ェーディングチャネルの「N」番号をパイロットチャネ
ルから周知のパイロット記号を利用する移動ユーザユニ
ット内で評価する必要がある場合は、基地局の送信アン
テナの「N」番号を採用することができる。
【0007】例えば、CDMA通信システムは、多重経
路のフェーディングチャネルを評価するために、二重送
信ダイバーシティ(すなわち、2つの送信アンテナ及び
1つの受信アンテナ)を使用する。しかしながら、閉ル
ープにおけるフィードバックに関連した著しく長い時間
遅延の結果の少なくとも一部には、各多重経路のフェー
ディングチャネルに対する瞬間的なチャネル状態(例え
ば、タイミング及び減衰)に関する利用可能な知識の不
足がある。このため、正確なチャネル状態の知識が欠如
している場合には、特定の送信及び信号収集に関連した
歪みに対して十分に補正するように、チャネルパラメー
タを正確に評価することができない。
【0008】残念なことに、閉ループの送信ダイバーシ
ティモードにおけるフィードバックとチャネル評価のみ
との組み合わせは、基地局と動いている移動ユーザユニ
ットとの間の急速に変化している送信チャネルにチャネ
ル評価が追いつくことができないため、アンテナ送信に
対して十分な補正を行うことはできない。このため、基
地局と移動ユーザユニットとの間で閉ループのモードに
おいて送信ダイバーシティを用いて通信する間に、チャ
ネル上の送信に対する改良された補正技術が結果的に求
められている。
【0009】従って、閉ループの送信ダイバーシティモ
ードにおいて動作する一方で、無線通信における送信パ
ターンを正確に評価するための要求がある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1の共通パ
イロットチャネル信号から導き出された第1のチャネル
評価項と第2の共通パイロットチャネル信号から導き出
された第2のチャネル評価項との両方から、あるチャネ
ルに対するチャネル予測項を決定するステップと、前記
チャネル予測項を用いて、前記チャネルの将来の送信パ
ターンに対するコントロールを可能にするステップとを
含んでなる方法を提供する。また、本発明は、通信イン
ターフェースと、第1の共通パイロットチャネル信号か
ら導き出された第1のチャネル評価項と第2の共通パイ
ロットチャネル信号から導き出された第2のチャネル評
価項との両方から、あるチャネルに対するチャネル予測
項を決定し、前記チャネル予測項を用いて前記チャネル
の将来の送信パターンに対するコントロールを可能にす
る、前記通信インターフェースに通信的に結合されたプ
ロセッサとを含んでいる装置を提供する。
【0011】
【発明の実施の形態】1つの実施形態による図1に示す
ような通信システム10は、1つ以上の無線リンク16
上で移動用トランシーバ14と通信する基地局用トラン
シーバ12を含んでいる。1つの実施形態では、図1に
示した移動ユーザユニット用の移動用トランシーバ14
は、適切に起動されると、1つ以上の無線通信を受信又
はさらに送信することができる。1つの実施形態では、
移動用トランシーバ14がインターフェース18とプロ
セッサ20とを含んでおり、両者とも無線通信を処理す
るチャネルコントローラ用アプリケーション24が記憶
される記憶ユニット22に接続されている。後により詳
細に説明するが、チャネルコントローラ用アプリケーシ
ョン24は、実行されると、1つの実施形態では、基地
局用トランシーバ12との通信に無線通信が使用される
場合には、移動用トランシーバが1つ以上の無線リンク
16上で無線通信を受信できるようにする。
【0012】図1に示すように、1つの実施形態では、
移動用トランシーバ14は、1つ以上の無線リンク16
上で無線通信を受信又はその上送信するアンテナ26を
さらに含んでいる。無線通信は、基地局用トランシーバ
12からの第1の送信信号32Aと第2の送信信号32
Bとを含んでいる。基地局用トランシーバ12は、第1
の送信信号32A及び第2の送信信号32Bの両方をア
ンテナ26に向ける第1のアンテナ30(1)と第2の
アンテナ30(m)とを含む複数の適応性アンテナ30
を含んでいる。
【0013】しかしながら、第1の送信信号32Aと第
2の送信信号32Bとは、複数の伝搬経路を経由してア
ンテナ26に進行する。基地局用トランシーバ12は、
複数のパイロット記号を有するパイロットチャネルを送
信することができる。移動用トランシーバ14はパイロ
ットチャネルを受信及び処理して、基地局用トランシー
バ12と対話するかどうかを決定することができる。移
動用トランシーバ14が肯定決定した後に、第1の送信
信号32A及び/又は第2の送信信号32Bに関する将
来チャネル予測情報が、フィードバックチャネル35を
経由して基地局用トランシーバ12に送り戻される。チ
ャネル評価を用いて、チャネル予測情報を引き出すこと
ができる。特に、チャネルコントローラ用アプリケーシ
ョン24は、1つの実施形態ではチャネル評価に基づい
てチャネル予測を実行し、これにより、基地局用トラン
シーバ12と移動用トランシーバ14との間に将来のチ
ャネルを作り出すことができる将来のチャネル状態の正
確な評価が発生する。
【0014】図2の移動用トランシーバ14は図1のそ
れと同様である(このため、同じ素子には同じ参照番号
が付されている)が、インターフェース18とチャネル
コントローラ用アプリケーション24とについて多くの
細部が加えられている。このインターフェース18は、
受信用インターフェース45を含んでいる。この受信用
インターフェース45は、第1のデスプレッダ(despre
ader)50a及び/又は第2のデスプレッダ50bを経
由して処理するために第1の送信信号32A及び/又は
第2の送信信号32Bを受信する。第1のデスプレッダ
50aと第2のデスプレッダ50bとは、基地局用トラ
ンシーバ12からの第1の送信信号32Aと第2の送信
信号32Bとを、第1のアンテナ30(1)用(図1)
と第2のアンテナ30(m)(図1)用とのチャネル伝
搬経路へとそれぞれ狭める(despread)。しかしなが
ら、複数の適応性アンテナ30の少なくとも2つのアン
テナ、すなわち第1のアンテナ30(1)と第2のアン
テナ30(m)とを例証した実施形態では使用している
が、複数の適応性アンテナ30の3つ以上の任意の数の
アンテナも容易に採用することができる。
【0015】1つの実施形態では、チャネルコントロー
ラ用アプリケーション24は、チャネル評価器55と、
チャネル予測器57と、フィードバックデータ発生器6
0とを含んでいる。チャネル評価器55は、図1に示し
た第1のアンテナ30(1)と第2のアンテナ30
(m)とに対するチャネル評価を提供する。替わって、
チャネル予測器57は、第1のアンテナ30(1)に対
するチャネル評価と第2のアンテナ30(m)に対する
チャネル評価とから、それぞれのチャネル伝搬経路を予
測する。フィードバックデータ発生器60は、第1のア
ンテナ30(1)と第2のアンテナ3030(m)とに
対する所定の集合の重みから1つ以上のアンテナ用重み
値(antenna weight value)を選択し、送信用インター
フェース65を介してフィードバックチャネル35上に
送信すべきフィードバック情報(例えば、選択された重
み)を計算する。代わりに、説明したような重み選択ベ
ース以外の他の適当なフィードバック方法を有利に使用
して、移動用トランシーバ14から基地局用トランシー
バ12へのチャネル状態に関するフィードバック情報を
送り、第1のアンテナ30(1)と第2のアンテナ30
(m)との両方に対するその送信パターンを調整するこ
ともできる。
【0016】チャネル予測を実行するために、1つの実
施形態では、チャネルコントローラ用アプリケーション
24が、チャネル評価器55に対するチャネル評価アル
ゴリズムと、チャネル予測器57に対する適応性チャネ
ル予測アルゴリズムと、フィードバックデータ発生器6
0に対するフィードバック計算アルゴリズムとを組み込
んでいる。第1に、移動用トランシーバ14は、第1の
送信信号32A及び/又は第2の送信信号32Bを狭め
て、パイロットチャネルの中に埋め込まれた複数のパイ
ロット記号(pilot symbols)(例えば、拡散シーケン
ス及び/又はスクランブルシーケンス)の関連性を取る
(decorrelate)。チャネル評価アルゴリズムを用い
て、チャネルコントローラ用アプリケーション24は狭
められた出力を使用し、各伝搬経路用のチャネルパラメ
ータ(例えば、位相及び振幅)を評価する。そして、結
果として生じたチャネルパラメータがチャネルコントロ
ーラ用アプリケーション24によって使用されて、適応
性チャネル予測アルゴリズムとフィードバック計算アル
ゴリズムとにより将来のチャネル状態が予測される。フ
ィードバック計算アルゴリズムへの入力がチャネル評価
アルゴリズムに基づいた出力ではなく、チャネル予測ア
ルゴリズムであるため、これにより、チャネルコントロ
ーラ用アプリケーション24が将来チャネル用の将来の
送信状態に正確に適合することができる。1つの実施形
態では、この将来のチャネルは、指定された時間におけ
る基地局用トランシーバ12と移動用トランシーバ14
との間に存在するであろう実際のチャネルである。
【0017】動作においては、図1の基地局用トランシ
ーバ12が、1つの実施形態では、図1及び図2に示し
た移動用トランシーバ14に1つ以上の無線リンク16
にわたりパイロットチャネルを送信する。このパイロッ
トチャネルは、第1のアンテナ30(1)に関連する第
1の共通パイロットチャネル(CPICH)信号と第2
のアンテナ30(m)に関連する第2の共通パイロット
チャネル(CPICH)信号とを含んでいる。第1の共
通パイロットチャネル信号と第2の共通パイロットチャ
ネル信号とを受信すると、チャネルコントローラ用アプ
リケーション24を使用するプロセッサ20は、第1の
送信信号32A及び/又は第2の送信信号32Bを処理
する。チャネルコントローラ用アプリケーション24
は、将来のチャネル用に将来予測情報(後により詳細に
説明する)を発生し、この将来のチャネルは、基地局用
トランシーバ12から移動用トランシーバ14に至る1
つ以上の無線リンク16にわたり存在することができ
る。
【0018】チャネル(例えば、第1の送信信号32A
又は第2の送信信号32B)に対する本発明の1つの実
施形態によれば、将来チャネル予測情報はチャネル予測
項(channel prediction term)を含んでいる。チャネル
コントローラ用アプリケーション24は、第1の共通パ
イロットチャネル信号から第1のチャネル評価項(chan
nel estimation term)と、第2の共通パイロットチャ
ネル信号から第2のチャネル評価項とを導き出す。1つ
の実施形態では、第1のチャネル評価項と第2のチャネ
ル評価項とを、チャネル予測項を決定するように使用す
るために、記憶ユニット22内に記憶することができ
る。複数の適応性アンテナ30の各アンテナからのチャ
ネル評価項が、異なる時間に到達するいくつかの伝搬経
路に関連しているため、それらを他の全ての伝搬経路か
らの他の評価と共に後に使用するために、記憶ユニット
22内に有利に記憶することができる。このため、チャ
ネルコントローラ用アプリケーション24は、第1のチ
ャネル評価項と第2のチャネル評価項とからのチャネル
予測項を、1回以上の繰返しを行う反復方法(本発明の
1つの実施形態のソフトウェア実行のコンテキスト内で
後により詳細に説明する)において適用性良く計算する
ことができる。従って、チャネル予測項に基づいて指定
された時間に、チャネルの将来の状態を予測することが
できる。チャネル予測項を用いて、将来の送信パターン
を適応性をもってコントロールして、将来のチャネル状
態に適合することができる。
【0019】1つの実施形態では、第1のチャネル評価
項は、1回以上の現在の繰返しの前に、少なくとも1回
の繰返しの中で計算されたチャネル評価項に対応するこ
とができる。同様に、第2のチャネル評価項は、1回以
上の現在の繰返しの中で計算されたチャネル評価項に対
応することができる。
【0020】実施例のように、第1の共通パイロットチ
ャネル信号は第1のアンテナ30(1)から受信され、
第2の共通パイロットチャネル信号は第2のアンテナ3
0(m)から受信される。第1の共通パイロットチャネ
ル信号と第2の共通パイロットチャネル信号とに基づい
て、第1のアンテナ30(1)と第2のアンテナ303
0(m)とに関連した第1のチャネル伝搬経路と第2の
チャネル伝搬経路とを分離することができる。第1のチ
ャネル伝搬経路と第2のチャネル伝搬経路とについて
は、1つの実施形態では、チャネル(例えば、第1の送
信信号32A又は第2の送信信号32B)の位相及び振
幅を評価して、第1のチャネル評価項と第2のチャネル
評価項とを引き出すことができる。
【0021】1つの実施形態では、チャネル予測とフィ
ードバック計算のアルゴリズムとを使用して、特定のア
ンテナの重み値を選択することにより、将来のチャネル
状態に対する将来の送信状態に正確に適合することがで
きる。可能にされたアンテナの重みの集合が周知のアプ
リオリ(a priori)であり、時間が経過しても変化しな
いので、全ての可能な重み値についてのアプリオリを決
定し、ルックアップテーブルの中に記憶することができ
る。代わりに、可能にされたアンテナの重みの集合を、
必要なら、定期的に更新することができる。いずれの場
合でも、可能にされたアンテナの重みの集合を移動用ト
ランシーバ14、基地局用トランシーバ12、又は、離
れた任意の適当な記憶装置のいずれかの中に有利に記憶
することができる。
【0022】例えば、チャネルコントローラ用アプリケ
ーション24は、1つの実施形態では、複数の適応性ア
ンテナ30の1つ以上のアンテナに関連付けられた1つ
以上の重み付けされた値を受信する。チャネルコントロ
ーラ用アプリケーション24によって決定されたチャネ
ル予測項に基づいて、少なくとも1つの重み付けされた
値を1つ以上の重み付けされた値から選択することがで
きる。これらの1つ以上の重み付けされた値をフィード
バックチャネル35にわたって第1のアンテナ30
(1)と第2のアンテナ30(m)とに提供して、指定
された時間におけるチャネル(例えば、第1の送信信号
32A又は第2の送信信号32B)の将来の状態に正確
に適合させることができる。
【0023】チャネル予測アルゴリズムを各アンテナに
関連した第1及び第2(例えば、過去及び現在)のチャ
ネル評価項からトレーニングして、複数の適応性アンテ
ナ30の任意の関係するアンテナに対する送信パターン
から結果として生ずるチャネル伝搬経路を学習すること
ができる。このように、第1のアンテナ30(1)と第
2のアンテナ30(m)とのような特定のアンテナから
の送信機の将来の送信パターンを調整するために、チャ
ネル予測項に基づいて、1つ以上のアンテナ送信特性を
適応性をもってコントロールすることができる。この目
的のために、チャネル予測項に基づいて、特定のアンテ
ナの重み付けされた値を、その特定のアンテナからの将
来のチャネルに将来の送信状態を正確に適合させるため
に、その特定のアンテナに対して選択することができ
る。
【0024】特に、本発明の1つの実施形態によれば、
送信パターンに基づくチャネル伝搬経路の予測から、チ
ャネルコントローラ用アプリケーション24のフィード
バック計算アルゴリズムは、指定された時間において稼
働している又は関係するアンテナから将来のチャネルに
将来の送信状態を適合させるために、稼働している又は
関係するアンテナに適用される可能なアンテナの重みの
集合から最良のアンテナの重み付けされた値を見つけ出
すことができる。1つ以上の稼働している又は関係する
アンテナに対する選択されたアンテナの重み付けされた
値、又は状況によっては複数の選択されたアンテナの重
み付けされた値は、1つの実施形態では、コード化(例
えば、2ビット又は4ビットとして)されて、フィード
バックチャネル35にわたってインターフェース18と
アンテナ26とを介して基地局用トランシーバ12に送
られる。基地局用トランシーバ12は、フィードバック
チャネル35から選択されたアンテナの重み付けされた
値を受信し、アンテナ30(1)及び/又はアンテナ3
0(m)のアンテナ入力にこの選択されたアンテナの重
み付けされた値を乗算する。例えば、第1のアンテナ3
0(1)と第2のアンテナ30(m)との少なくとも1
つ、または、第1のアンテナ30(1)と第2のアンテ
ナ30(m)との両方のアンテナ入力に、選択されたア
ンテナの重み付けされた値を適用することができる。こ
のように、特定のアンテナの重み値を選択することによ
り、将来のチャネル状態に将来の送信状態を正確に適合
させることができる。
【0025】本発明の1つの実施形態は、「送信ダイバ
ーシティモード(transmit diversity mode)」として
周知の送信方法を用いてデータを送信する、複数の適応
性アンテナ30を使用してデータを送信する動作を含ん
でいる。複数の適応性アンテナ30を用いてデータを送
信する動作は、移動ユーザユニットに配信されるパワー
を最大にするアンテナ送信パターンを作るために、チャ
ネル特性を測定し、第1のアンテナ30(1)及び/又
は第2のアンテナ30(m)を含む稼働しているアンテ
ナアレイの各アンテナ入力に加えられる信号のゲイン及
び位相を変更することにより実行される技術である。こ
のように、基地局用トランシーバ12において送信ダイ
バーシティモードを採用することにより、1つの実施形
態では、多重経路の混信による歪みを移動用トランシー
バ14において著しく減少することができる。より具体
的には、複数の適応性アンテナ30の間隔により、第1
のアンテナ30(1)と第2のアンテナ30(m)との
両方が同時に同じ多重経路のイベントに直面しないよう
にされるので、特定の多重経路のイベントを避けること
ができる。
【0026】しかしながら、1つの実施形態では、適応
性アンテナアレイの方式は、チャネル特性の不断の測定
と、チャネル評価のフィードバックと、その後の使用さ
れる適応性アンテナアレイの重みの再計算とを含むチャ
ネル評価を実行して、基地局用トランシーバ12に配置
された各送信している又は稼働しているアンテナからの
信号を変更する。このリアルタイムの不断の測定とフィ
ードバックとにより、閉ループの送信ダイバーシティモ
ードにおいて著しいループ遅延が発生することがある。
より具体的には、ループ遅延のかなりの割合は、フィー
ドバックチャネルのタイミングについての必要条件によ
り発生する(例えば、フィードバック情報をフィードバ
ックチャネル35上で送信するために必要な時間)。さ
らに、適応性アンテナアレイの重みを測定して計算する
ために必要とされる時間が、アンテナ送信が変化するト
ラフィックチャネルの状態を反映するように調整される
速度を限定する可能性がある。一般に、このことは、移
動用トランシーバ14が低速で移動している場合は大き
な問題ではないため、アンテナ送信を適合させるために
適当な時間が提供される。逆に言えば、比較的に高速の
場合は、トラフィックチャネルが補正の速度よりもはる
かに高い速度で変化することがある。
【0027】実施例として、閉ループのダイバーシティ
モードが、広帯域符号分割多重接続(Wide Band Code D
ivision Multiple Access:以下、「WBCDMA」とよ
ぶ)通信システム及び他の通信用途の中で広く使用され
る。同様に、トラフィックチャネルの送信を評価するパ
ラメータの評価も、一般的な方法である。WBCDMA
通信システムに対する第三世代の提携プロジェクト(Th
ird Generation Partnership Project)(3GPP)規
格によれば、基地局が2つのアンテナを介してユーザ機
器(user equipment:以下、「UE」とよぶ)に情報を送
信する閉ループのダイバーシティモードが説明されてい
る。これについては、Third GenerationPartnership Pr
oject, 650 Route des Lucioles-Sophia Antipolis, Va
lbonne-Franceから入手可能なTechnical Specification
25.214 v3.5.0, Section 7 in3GPP TS 25.214 v3.5.0
(2000-12)の「Closed Loop Mode Transmit Diversity」
を参照のこと。2つのアンテナ間の位相又は振幅の差
が、フィードバックチャネル35を介してユーザ機器に
よって決定される。しかしながら、フィードバックチャ
ネルの時間遅延が、ユーザ機器の速度が遅いとWBCD
MA通信システムの動作を限定するため、WBCDMA
通信システムの性能を著しく劣化させる。
【0028】一般的な閉ループの送信ダイバーシティモ
ードはフィードバックチャネル35を使用して、フィー
ドバック情報を、例えば毎秒1500ビット(bps)の速度
で送信する。実施例として、フィードバックワード(例
えば、2〜4ビット幅)の送信は、0.7〜1.3ミリセカン
ド(ms)のフィードバックの有効遅延(適当な伝搬遅延
及び質量遅延を含む)を結果として発生することができ
る。本発明の実施形態は、決して列挙された特徴を有す
るシステムに限定されることはない。
【0029】ユーザ機器が低速で移動する場合には、閉
ループの送信ダイバーシティモードの性能は、この遅延
によりわずかに低下されるが、ユーザ機器の速度がある
しきい値を超えて増加する場合には、そのような遅延が
著しい性能の低下発生させることがある。例えば、一般
に、WBCDMA通信システムの中でWBCDMAの閉
ループ送信ダイバーシティモードを配置することは、40
km/h以下の速度で移動するユーザ機器に限定される。
このため、これらのモードは、主に歩行者又は低速の車
両のみに使用することができる。しかしながら、高速
(例えば、最大120 km/h)で移動するユーザ機器にこれ
らのモードが使用されることが、種々の理由のために望
ましい。
【0030】第1に、これらのモードの動作は、ネット
ワークの容量と性能とを著しく増加させるために、ユー
ザ機器が高速の場合に魅力的である。しかしながら、3
GPPの閉ループダイバーシティモードにおいてユーザ
機器の性能を向上させるために、ループの有効遅延を減
少することは、ユーザ機器が高速の場合は困難である。
第2に、多くのセルラ方式は、ユーザ機器の速度が早い
ときにこれらのモードを動作させる場合には、これらの
モードを実行する可能性もある。しかしながら、ユーザ
機器の速度が60 km/hよりも早い場合には、閉ループの
送信ダイバーシティモードの中で妥当な性能を実現する
ことは困難である。このため、ユーザ機器が高速の場合
に閉ループの送信ダイバーシティモードを可能にする能
力が望まれる。
【0031】このため、1つの実施形態では、複数の適
応性アンテナ30の第1のアンテナ30(1)と第2の
アンテナ30(m)とを、閉ループの送信ダイバーシテ
ィモードの中で動作させることができる。1つ以上の重
み付けされた値の少なくとも1つの重み付けされた値を
含むチャネル予測項についての適応性フィードバック
を、複数の適応性アンテナ30の第1のアンテナ30
(1)と第2のアンテナ30(m)とに対してフィード
バックチャネル35にわたって提供することができる。
このように、指定された時間に、第1のアンテナ30
(1)と第2のアンテナ30(m)との少なくとも1つ
のアンテナからの将来の送信パターンをコントロールし
て、閉ループの送信ダイバーシティモードにおける有効
ループ遅延を著しく減少させることができる。
【0032】チャネルコントローラ用アプリケーション
24は、別の実施形態では、移動用トランシーバ14内
で適応性チャネル予測アルゴリズムを使用して、指定さ
れた将来の時間におけるチャネル状態を予測し、これに
より、閉ループ内の有効遅延を減少させる。1つの実施
形態では、適応性チャネル予測アルゴリズムのそのよう
な使用によって、例えば、3GPPの閉ループダイバー
シティモードで動作しながら移動用トランシーバ14の
性能が向上し、また高速で移動用トランシーバ14がこ
のモードでの動作が可能となりうる。
【0033】適応性チャネル予測アルゴリズムは、それ
ぞれのチャネル伝搬経路の将来予測を(複数の各適応性
アンテナ30から)生成するためにチャネル予測を提供
する。チャネル(例えば、第1の送信信号32A又は第
2の送信信号32B)の予測は、将来の時間における無
線リンク16にわたるチャネル(例えば、第1の送信信
号32A又は第2の送信信号32B)の実際の状態にで
きるだけ近いことが理想的である。この将来の時間で
は、基地局用トランシーバ12が、複数の適応性アンテ
ナ30のうちの関係する又は稼働しているアンテナのア
ンテナ入力に、関連するアンテナの重み付けされた値を
適用する。より具体的には、チャネルの予測は、(現時
点で計算された)特定のアンテナの重み付けされた値が
基地局用トランシーバ12において有効である時間の範
囲において、平均のチャネル状態に適合することができ
る。
【0034】他の閉ループの送信ダイバーシティアルゴ
リズムの中で使用することができる別の実施形態は、同
じフィードバック計算アルゴリズムを維持し、その入力
としてチャネル評価ではなく将来のチャネル状態の予測
を使用することを含む。例えば、いくつかのアルゴリズ
ムは、フィードバックチャネル35上にチャネルのみの
量子化を送信することができる(また、実際の重みの最
適化は、基地局用トランシーバ12で実行される)。そ
のようなアルゴリズムに対して、1つの実施形態は、フ
ィードバックチャネル35上にチャネル評価ではなくチ
ャネル予測の量子化を送ることによって、性能を向上さ
せることができる。
【0035】1つの実施形態では、チャネル予測器57
は、図3に例示するように、2つのメカニズム、すなわ
ち適応メカニズム75及び複数の予測メカニズム80
(1)〜80(n)を含む適応性チャネル予測アルゴリ
ズムを含んでいる。図3のチャネル予測器57は、適応
メカニズム75と予測メカニズム80(1)〜80
(n)とを追加すれば、図2のそれと同様である(この
ため、同じ素子には同様の参照番号を付ける)。適応メ
カニズム75と複数の予測メカニズム80(1)〜80
(n)とを用いて、チャネル予測器57はチャネル伝搬
経路を予測する。場合によっては、適応メカニズム75
と予測メカニズム80(1)〜80(n)との両方を、
全体的にハードウェア又はソフトウェアにより実行する
こともできる。しかしながらこれに反して、ある場合で
は、適応メカニズム75と予測メカニズム80(1)〜
80(n)とを実現するために、部分的なハードウェア
とソフトウェアとの適当な組み合わせを有利に使用する
こともできる。
【0036】各種の周知のアルゴリズムは、これらのメ
カニズムのいずれか又はそれらの両方を同時に容易に実
行することができる。適応メカニズム75は、チャネル
の変化すなわち移動用トランシーバ14(図1)が移動
する速度、又は他の同等のパラメータのスペクトルを学
習する。1つの実施形態では、適応メカニズム75は、
(第1のアンテナ30(1)と第2のアンテナ30
(m)とからの)全ての伝搬経路の現在のチャネル評価
と過去のチャネル評価とを一緒に使用して、チャネルパ
ラメータを学習する。複数の予測メカニズム80(1)
〜80(n)は、適応メカニズム75とチャネル評価器
55からのチャネル評価とによって生成されたデータを
使用して、チャネル予測を発生する。1つの実施形態で
は、複数の予測メカニズム80(1)〜80(n)の各
予測メカニズムは、各伝搬経路に対して別々に動作す
る。
【0037】もちろん、3つ以上のアンテナが送信して
いる場合は、同様の適応性チャネル予測アルゴリズムを
容易に加えることもできる。動作方法は全く同じである
が、全体的な改良は、通常、2つのアンテナの場合より
も著しく高くなる。この場合には、他にも理由はある
が、アンテナの数が増加して必要なフィードバック情報
の量が増加するため、改良は極めて高度になる。従っ
て、このフィードバック情報を送ることにより発生する
ループの遅延が著しく増加される。その結果、適応性チ
ャネル予測アルゴリズムからの改良は、ループ遅延が増
加する場合はいつでも比較的に高くなる。このため、3
つ以上のアンテナを使用している間に、適応性チャネル
予測アルゴリズムによりそのようなループ遅延を効果的
に削減することは、予測なしのシステムと比較して著し
い改良をもたらすことになる。
【0038】図4及び図5は、本発明の1つの実施形態
による、移動用トランシーバ14(図1)のチャネルコ
ントローラ用アプリケーション24(図1)により実行
されるプログラムされた命令を示す。図4に示すよう
に、ブロック85において、第1の共通パイロットチャ
ネル信号から少なくとも1つの第1のチャネル評価項を
導き出すことができる。同様に、ブロック87では、第
2の共通パイロットチャネル信号から少なくとも1つの
第2のチャネル評価項が導き出される。ブロック89で
は、チャネルに対して、第1のチャネル評価項と第2の
チャネル評価項との両方から、チャネル予測項が決定さ
れる。チャネル予測項に基づいて、ブロック91におい
て、特定の時間における送信機の将来の送信パターンが
コントロールされる。
【0039】1つの実施形態では、移動ユーザ機器のよ
うな移動用トランシーバ14は、図5に示すように、少
なくとも2つの共通パイロットチャネル信号を含むチャ
ネルにおいて、基地局用トランシーバ12の少なくとも
2つのアンテナ30(1),30(m)からの送信が受
信されると(ブロック105)、プログラムされた命令
100(例えば、ソフトウェアのコード)を使用するこ
とができる。次に、チャネル評価項が、(ブロック11
0において)2つの共通パイロットチャネル信号から引
き出される。チャネル評価項を含む出力信号の結果が、
記憶ユニット22(図1)内に現在の場合は記憶される
(ブロック115)。この記憶ユニットから、出力信号
の結果を後にアクセスすることができる。
【0040】2つのアンテナ30(1),30(m)に
対する1つ以上の重み付けられた値を選択するようにチ
ャネル予測項を計算するために、チャネルコントローラ
用アプリケーション24(図2)は(ブロック120に
おいて)過去のチャネル評価項と現在のチャネル評価項
とを使用することができる。特に、1つの実施形態で
は、基地局(例えば、基地局用トランシーバ12(図
1))におけるアンテナに対する重み選択項の集合を
(ブロック125において)受信することができる。チ
ャネル予測項に基づき、重み選択項を使用して、2つの
アンテナ用に重み付けられた値を(ブロック130で)
選択することができる。1回以上の適応反復132を実
行して、プログラムされた命令100により、移動用ユ
ーザ機器に対する第1及び第2のアンテナ30(1)及
び30(m)の将来の送信パターンを正確に評価又は予
測することができる。(ブロック135では)選択され
て重み付けられた値が、基地局に送り戻される。ブロッ
ク140では、これらの値が、基地局用トランシーバ1
2に位置される第1のアンテナ30(1)と第2のアン
テナ30(m)とからの将来の送信状態を正確に評価又
はコントロールする。
【0041】図6に示すように、本発明の1つの実施形
態によれば、チャネル予測ソフトウェア150は、図4
及び図5に例示した適応性チャネル予測アルゴリズムを
実行することができる。そのような場合には、ブロック
105〜ブロック135(図5)により示された各動作
が、ハードウェアで実行された動作の結果を受信した後
に、ソフトウェアの中で実行される。さらに、1つの実
施形態では、図1に示された通信システム10の移動用
トランシーバ14のようなプロセッサベースのシステム
の中に、チャネル予測ソフトウェア150を記憶するこ
とができる。
【0042】一般に、ブロック155において、チャネ
ル予測ソフトウェア150は、送信チャネル信号(例え
ば、図1の第1の送信信号32Aと第2の送信信号32
B)と複数の適応性アンテナ30(図1)の各関係する
アンテナに対する共通パイロットチャネル信号とを受信
する。ブロック105(図5)において決定された情報
を使用して、ブロック110及びブロック115(図
5)では、チャネル予測ソフトウェア150は送信チャ
ネル信号と各アンテナ用の共通パイロットチャネル信号
とを狭めて、チャネル伝搬経路を分離する。そして、チ
ャネル予測ソフトウェア150は、各チャネル伝搬経路
に対する各送信チャネル用の位相又は振幅を評価して、
ブロック165に示すように、各チャネルに対する現在
のチャネル評価項を導き出す。
【0043】現在のチャネル評価項を使用し、(例え
ば、図1の記憶ユニット22に記憶された)過去のチャ
ネル評価項をアクセスして、チャネル予測ソフトウェア
150は、ブロック170に示すように、関係するアン
テナのそれぞれに対するチャネル伝搬経路用のそれぞれ
のチャネル評価項を計算することができる。今度は、現
在のチャネル予測項と過去のチャネル予測項とに基づい
て、関係するそれぞれのアンテナ用に重み付けられた値
が、ブロック175に示すように、アンテナ用に受信さ
れた重み選択項から決定される。ここから、選択され重
み付けられた値が、ブロック180に示すように、関係
するアンテナのそれぞれに対して提供される。最後に、
複数の適応性アンテナ30(図1)の関係するアンテナ
のそれぞれのアンテナ入力が、選択され重み付けられた
値を用いて乗算され、ブロック185に示すように、将
来のチャネルの送信が予測される。
【0044】基地局用トランシーバ12についての一般
的なアーキテクチャが、図7に示されている。このアー
キテクチャは、1つの実施形態では、専用の物理的チャ
ネル(dedicated physical channel:以下、「DPCH」
とよぶ)の送信部200が将来の指定された時間におい
て移動用トランシーバ14(図1)に対して、閉ループ
の送信ダイバーシティモードにおけるチャネル予測を可
能にする。図7に示すように、DPCHの送信部200
は、専用の物理的なコントロールチャネル(dedicated
physical control channel:以下、「DPCCH」とよ
ぶ)と専用の物理的なデータチャネル(dedicated phys
ical data channel:以下、「DPDCH」とよぶ)とか
ら形成することができる。拡散−スクランブルモジュー
ル202と第1の乗算器205とを用いて、限定はされ
ないが、チャネルのコーティングとインターリービング
と拡散とを含む各種の送信機能が、多くの従来の無線通
信システムにおいて一般的に実行される同じ方法により
本質的に実行されて、拡散−スクランブル信号208
(1)〜208(m)の集合を発生する。
【0045】1つ以上のアンテナ固有の重み付けられ選
択された値(例えば、w1〜wk)は、拡散−スクランブ
ル信号208(1)〜208(m)の集合を第2の乗算
器210(1)〜210(m)を介して重み付けして、
重み付けられた拡散−スクランブル信号212(1)〜
212(m)の集合を提供する。そして、この重み付け
られた拡散−スクランブル信号212(1)〜212
(m)の集合は、加算器215(1)〜215(m)の
集合の対応する加算器215において、共通パイロット
チャネルCPICH1〜CPICHmのそれぞれの共通パ
イロットチャネルと組み合わされる。
【0046】最後に、重み付けられた拡散−スクランブ
ル信号212(1)〜212(m)の集合は、移動用ト
ランシーバ14に送信するために、複数の適応性アンテ
ナ30を通って送られる。アンテナ固有の選択され重み
付けられた値を用いて複数の適応性アンテナ30に適合
するために、基地局用トランシーバ12は、フィードバ
ックチャネル用インターフェース217をさらに含んで
いる。チャネルインターフェース217では、フィード
バック情報(以下、「FIB」とよぶ)(例えば、第1の
閉ループモードにおける位相調整及び第2の閉ループモ
ードにおける位相及び振幅調整に関連したアンテナ固有
の選択され重み付けられた値を含む、移動用トランシー
バ14(図1)からのトラフィックチャネルの将来の状
態に対する重み選択情報)が、移動用トランシーバ14
からのフィードバックチャネル35(図1)にわたって
ブロック220において受信される。そして、ブロック
230では、アンテナ固有の選択され重み付けられた値
(例えば、w1〜wk)が、基地局用トランシーバ12に
おいて生成される。
【0047】1つの実施形態では、アンテナ固有の選択
され重み付けられた値が、フィードバックチャネル35
から引き出されたチャネル予測情報から決定される。こ
のため、移動用トランシーバ14(図1)へのトラフィ
ックチャネルの将来の状態に関するチャネル予測情報に
応答して、アンテナ固有の選択され重み付けられた値
が、基地局用トランシーバ12内のブロック230にお
いて生成され、複数の適応性アンテナ30のいくつかの
数のアンテナからの指定された時間における送信パター
ンをトラフィックチャネルにわたってコントロールす
る。
【0048】1つの実施形態では、移動用トランシーバ
14(図1)により決定された選択されたアンテナ固有
の重み付けされた値が、フィードバックチャネル35
(例えば、物理的なコントロールチャネル(DPCC
H)専用のアップリンク)のフィードバック情報(FI
B)フィールドのnビットを用いて、基地局用トランシ
ーバ12に送られる(例えば、基地局用トランシーバ1
2のユニバーサル移動通信システム−地上無線アクセス
ネットワーク(Universal Mobile Telecommunications
System-Terrestrial Radio Access Network)(UMTS-UTR
AN)のアクセスポイント)。UMTS Forum Secretariat, R
ussell Square House, 10-12 Russell Square, London,
WC1B 5EE, United Kingdomから入手できる「A Regulat
ory Framework for UMTS」レポートNo.1を参照のこ
と。
【0049】1つの実施形態では、フィードバック情報
(FIB)を計算するために、移動用トランシーバ14
は共通パイロットチャネル(common pilot channel:以
下、「CPICH」とよぶ)を使用して、第1のアンテナ
30(1)と第2のアンテナ30(m)とから見られる
チャネルを別個に評価する。例えば、移動用トランシー
バ14は、基地局用トランシーバ12のUTRANのア
クセスポイントにおいて適用される位相調整φと振幅調
整とをスロットごとに1回計算して、移動用トランシー
バ14が受信するパワーを最大にする。ある場合では、
最良のアンテナ固有の重み付けられた値の選択は、例え
ば、第1アンテナ30(1)と第2のアンテナ30
(m)とに対する評価されたチャネルインパルス応答か
ら導き出されたチャネル予測項の関数として定義され
る、受信されたパワーを最大にするアンテナ固有の重み
付けられた値を解くことによって達成することができ
る。代わりに、最良のアンテナ固有の重み付けられた値
は、例えば、評価されたチャネルインパルス応答から導
き出されたチャネル予測項の関数である基準を最大にす
るように決定することができる。別の方法では、信号対
混信比(signal-to-interference ratio:以下、「SI
R」とよぶ)を最大にすることによる別の適当な方法
を、重み選択用に有利に使用することができる。
【0050】動作に当たっては、移動用トランシーバ1
4は、フィードバックチャネル35(図1)にわたって
基地局用トランシーバ12に(例えば、UTRANのア
クセスポイントに)、第1アンテナ30(1)と第2の
アンテナ30(m)とに適用するフィードバック情報を
送り戻す、すなわち、その情報に基づいて、位相及び/
又は振幅の設定が結果的に調整される。1つの実施形態
では、フィードバック信号伝送メッセージ(feedback s
ignaling message:以下、「FSM」とよぶ)のビットの
集合が、フィードバックチャネル35にわたって送信さ
れる。FSMのビットを、閉ループの送信ダイバーシテ
ィモードに割り当てられたアップリンクのDPCCHの
スロット(例えば、3GPP規格内の送信パワーコント
ロール(transmit power control:以下、「TPC」とよ
ぶ)フィールド)のFIBのフィールドの中に埋め込む
ことができる。FIBのフィールドを使用して、振幅、
すなわち、それぞれ最良のアンテナ固有の重み付けられ
た値に対応するパワー及び位相の設定を送信する。
【0051】移動ユーザユニット又はユーザ機器(U
E)(例えば、移動用トランシーバ14(図1を参照の
こと))は、1つの実施形態では、無線電話、コンピュ
ータ、携帯情報端末(PDA)、ポケットベル(登録商
標)、携帯ミュージックプレーヤ、又は、1つ以上の通
信リンク(例えば無線リンク16(図1を参照のこ
と))にわたって情報を受信できる任意の他の装置を含
む任意のプロセッサベースのシステムとすることができ
る。1つの実施形態では、移動ユーザユニット又はユー
ザ機器は、携帯用装置のような容易に搬送できる装置と
することができる。
【0052】移動ユーザユニット又はユーザ機器は、1
つの実施形態では、電池駆動の装置とすることができ
る。この場合には、電力が電気コンセントのような外部
の固定した電源から供給されない間、移動ユーザユニッ
ト又はユーザ機器に対する主電源として電池が動作す
る。1つの実施形態では、記憶装置又は記録媒体(例え
ば、記憶ユニット22(図1を参照のこと))は、フラ
ッシュメモリのようなメモリ装置とすることができる。
もちろん、他の適当なメモリ装置又はメモリ媒体を有利
に使用することもできる。各種のソフトウェアのアルゴ
リズム又はアプリケーション(例えば、チャネルコント
ローラ用アプリケーション24(図1を参照のこと))
は、コントロールユニット又はプロセッシングユニット
(例えば、プロセッサ20(図1を参照のこと))上で
実行することができる。それぞれのコントロールユニッ
ト又はプロセッシングユニットは、マイクロプロセッ
サ、マイクロコントローラ、プロセッサカード(1つ以
上のマイクロプロセッサ又はコントローラを含む)、又
は他のコントロールあるいは計算装置を含みうる。
【0053】実施例としてこの説明の中で参照された記
憶装置又は記録媒体(例えば、記憶ユニット22(図1
を参照のこと))は、データ及び命令を記憶する1つ以
上のコンピュータが解読できる記録媒体を含みうる。記
憶装置は、ダイナミック又はスタティックのランダムア
クセスメモリ(DRAM又はSRAM)と、消去可能で
プログラマブルのリードオンリーメモリ(EPROM)
と、電気的に消去可能でプログラマブルのリードオンリ
ーメモリ(EEPROM)と、フラッシュメモリのよう
な半導体メモリ装置と、固定ディスクやフロッピー(登
録商標)ディスクやリムーバブルディスクのような磁気
ディスクと、テープを含む他の磁気媒体と、コンパクト
ディスク(CD)又はディジタルビデオディスク(DV
D)のような光学媒体とを含む様々な形態のメモリを含
みうる。さらに、種々のシステムの構成要素の中で各種
のソフトウェアのアルゴリズム又はアプリケーションを
構成する命令が、それぞれの記憶装置の中に記憶されう
る。それぞれのコントロールユニット又はプロセッシン
グユニットによって実行されると、対応する構成要素に
プログラムされた動作を命令が実行させる。
【0054】本発明を限られた数の実施形態に関して説
明してきたが、当業者はこれらの実施形態からの多くの
修正例及び変更例を理解されよう。特許請求の範囲は、
本発明の真の精神及び範囲の中に入る全てのそのような
修正例や変更例をカバーするものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1つの実施形態による、通信システム
の概略図である。
【図2】本発明の1つの実施形態に基づいて、図1の通
信システムの中で採用することができる移動ユーザユニ
ット用の移動用トランシーバのブロック図である。
【図3】本発明の1つの実施形態における図1の移動用
トランシーバで有用なチャネル予測器のブロック図であ
る。
【図4】本発明の1つの実施形態によるフローチャート
である。
【図5】本発明の1つの実施形態によるフローチャート
である。
【図6】本発明の1つの実施形態によるフローチャート
である。
【図7】本発明の1つの実施形態に基づいて基地局に使
用される、図1の基地局用トランシーバの一般的なアー
キテクチャである。このアーキテクチャにより、将来の
指定された時間において図1の移動用トランシーバに対
して送信を予測する、閉ループの送信ダイバーシティモ
ードにおけるチャネル予測が可能となる。
【符号の説明】
10 通信システム 12 基地局用トランシーバ 14 移動用トランシーバ 16 無線リンク 18 インターフェース 20 プロセッサ 22 記憶ユニット 24 チャネルコントローラ用アプリケーション 30 アンテナ 30(1) 第1のアンテナ 30(m) 第2のアンテナ 32A 第1の送信信号 32B 第2の送信信号 35 フィードバックチャネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K022 EE02 EE14 EE21 EE31 5K059 AA08 BB08 CC02 5K067 AA03 AA13 BB04 CC10 CC24 EE02 EE10 HH21 HH23 JJ13 KK02 KK03 KK15

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の共通パイロットチャネル信号から
    導き出された第1のチャネル評価項と第2の共通パイロ
    ットチャネル信号から導き出された第2のチャネル評価
    項との両方から、あるチャネルに対するチャネル予測項
    を決定するステップと、 前記チャネル予測項を用いて、前記チャネルの将来の送
    信パターンに対するコントロールを可能にするステップ
    とを含んでなる方法。
  2. 【請求項2】 前記チャネル予測項に基づいて、指定さ
    れた時間における将来のチャネル状態を予測するステッ
    プを含んでいる請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記第1の共通パイロットチャネル信号
    と前記第2の共通パイロットチャネル信号とにそれぞれ
    応答して前記チャネル予測項を決定するために、前記第
    1のチャネル評価項と前記第2のチャネル評価項とを記
    憶するステップを含んでいる請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記第1のチャネル評価と前記第2のチ
    ャネル評価項とから前記チャネル予測項を1回以上繰り
    返して適応性をもって計算するステップを含んでいる請
    求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 適応性をもって計算するステップが、 前記チャネルの将来の送信パターンをコントロール可能
    に調整するために、複数のアンテナの1つ以上のアンテ
    ナに関連したアンテナ送信特性を受信するステップと、 前記チャネル予測項に基づいて、前記アンテナ送信特性
    から少なくとも1つのアンテナ送信特性を選択するステ
    ップとを含んでいる請求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 適応性をもって計算するステップが複数
    のアンテナの1つ以上のアンテナに関連した1つ以上の
    重み付けられた値を受信するステップを含み、前記第1
    の共通パイロットチャネル信号が前記複数のアンテナの
    第1のアンテナからの信号であり、前記第2の共通パイ
    ロットチャネル信号が前記複数のアンテナの第2のアン
    テナからの信号である請求項4に記載の方法
  7. 【請求項7】 指定された時間における将来のチャネル
    状態に従ってチャネルの将来の送信パターンをコントロ
    ールするために、前記チャネル予測項に基づいてフィー
    ドバック信号を使用するステップを含んでいる請求項5
    に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記チャネル予測項に基づいて、前記1
    つ以上の重み付けされた値から少なくとも1つの重み付
    けられた値を選択するステップと、 指定された時間における将来のチャネル状態を正確に評
    価するために、前記少なくとも1つの重み付けられた値
    を前記第1のアンテナと前記第2のアンテナとに提供す
    るステップと、 前記第1の共通パイロットチャネル信号と前記第2の共
    通パイロットチャネル信号とに基づいて、前記第1のア
    ンテナと前記第2のアンテナとに関連する第1のチャネ
    ル伝搬経路と第2のチャネル伝搬経路とを分離するステ
    ップとを含んでいる請求項6に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記第1のチャネル評価項と前記第2の
    チャネル評価項とを導き出すために、前記第1のチャネ
    ル伝搬経路と前記第2のチャネル伝搬経路とに対するチ
    ャネルの位相及び振幅を評価するステップを含んでいる
    請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記第1のチャネル評価項が、1回以
    上繰り返した現在の繰返しの前の少なくとも1回の繰返
    しにおいて計算されたチャネル評価項に対応する請求項
    4に記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記第2のチャネル評価項が、1回以
    上繰り返した現在の繰返しにおいて計算されたチャネル
    評価項に対応する請求項10に記載の方法。
  12. 【請求項12】 閉ループの送信ダイバーシティモード
    において、前記複数のアンテナの前記第1のアンテナと
    前記第2のアンテナとを動作するステップを含んでいる
    請求項6に記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記1つ以上の重み付けられた値の前
    記少なくとも1つの重み付けられた値を、前記複数のア
    ンテナの前記第1のアンテナと前記第2のアンテナとに
    フィードバックを行うステップを含んでいる請求項12
    に記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記将来のチャネル状態に適合し、前
    記閉ループの送信ダイバーシティモードにおける有効ル
    ープ遅延を著しく減少させるために、前記第1のアンテ
    ナと前記第2のアンテナとの少なくとも1つのアンテナ
    からのチャネル上の送信パターンを指定された時間にコ
    ントロールするステップを含んでいる請求項13に記載
    の方法。
  15. 【請求項15】 通信インターフェースと、 第1の共通パイロットチャネル信号から導き出された第
    1のチャネル評価項と第2の共通パイロットチャネル信
    号から導き出された第2のチャネル評価項との両方か
    ら、あるチャネルに対するチャネル予測項を決定し、前
    記チャネル予測項を用いて前記チャネルの将来の送信パ
    ターンに対するコントロールを可能にする、前記通信イ
    ンターフェースに通信的に結合されたプロセッサとを含
    んでいる装置。
  16. 【請求項16】 前記プロセッサが前記チャネル予測項
    に基づいて、指定された時間における将来のチャネル状
    態を予測する請求項15に記載の装置。
  17. 【請求項17】 前記第1の共通パイロットチャネル信
    号と前記第2の共通パイロットチャネル信号とにそれぞ
    れ応答して前記チャネル予測項を決定するために、前記
    第1のチャネル評価項と前記第2のチャネル評価項とを
    記憶する、前記プロセッサに接続された記憶部をさらに
    含んでいる請求項15に記載の装置。
  18. 【請求項18】 前記プロセッサが、前記第1のチャネ
    ル評価項と前記第2のチャネル評価項とから前記チャネ
    ル予測項を1回以上繰り返して適応性をもって計算する
    請求項17に記載の装置。
  19. 【請求項19】 前記プロセッサが、前記チャネルに対
    して将来の送信パターンをコントロール可能に調整する
    ために、複数のアンテナの1つ以上のアンテナに関連し
    たアンテナ送信特性を受信し、前記チャネル予測項に基
    づいて、前記アンテナ送信特性から少なくとも1つのア
    ンテナ送信特性を選択する請求項18に記載の装置。
  20. 【請求項20】 前記プロセッサが、指定された時間に
    おける将来のチャネル状態に従って、送信機の将来の送
    信パターンをコントロールするために、前記チャネル予
    測項に基づいて信号のフィードバックを行う請求項19
    に記載の装置。
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