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JP2003141582A - 有料道路通行料金割引申込登録システム及びその方法 - Google Patents

有料道路通行料金割引申込登録システム及びその方法

Info

Publication number
JP2003141582A
JP2003141582A JP2001337202A JP2001337202A JP2003141582A JP 2003141582 A JP2003141582 A JP 2003141582A JP 2001337202 A JP2001337202 A JP 2001337202A JP 2001337202 A JP2001337202 A JP 2001337202A JP 2003141582 A JP2003141582 A JP 2003141582A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
discount
toll
application
mounted device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001337202A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomotaka Hashimoto
友孝 橋本
Masao Hisato
正夫 日里
Shinji Kamata
紳二 鎌田
Yuichi Baba
勇一 馬場
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ORGANIZATION FOR ROAD SYSTEM E
ORGANIZATION FOR ROAD SYSTEM ENHANCEMENT
Original Assignee
ORGANIZATION FOR ROAD SYSTEM E
ORGANIZATION FOR ROAD SYSTEM ENHANCEMENT
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ORGANIZATION FOR ROAD SYSTEM E, ORGANIZATION FOR ROAD SYSTEM ENHANCEMENT filed Critical ORGANIZATION FOR ROAD SYSTEM E
Priority to JP2001337202A priority Critical patent/JP2003141582A/ja
Publication of JP2003141582A publication Critical patent/JP2003141582A/ja
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  • Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車載器の所有者に対して有料道路の通行料金
を割引くことで車載器購入のインセンティブを与えて車
載器の普及を促す。 【解決手段】 車両に搭載される車載器の車載器管理番
号22を格納する車載器固有情報格納部19と、前記各
車載器について有料道路の料金割引適用申込の有無を登
録する割引適用申込情報格納部20と、各車載器所有者
から車載器管理番号と料金割引の適用を受けるクレジッ
トカード番号を受け取る料金割引申込受取部26と、車
載器固有情報格納部に車載器管理番号が登録されてお
り、かつ、割引適用申込情報格納部に当該車載器につい
て料金割引適用申込の登録が未だ無い場合に、当該車載
器についての割引適用申込の登録を行う料金割引適用判
断部27と、前記料金割引適用申込の登録をした車載器
についての前記クレジットカード番号を格納する割引適
用対象決済方法格納部21とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、いわゆる有料道路
自動料金収受システム(以下「ETCシステム」(Elec
tronic Toll Collection)と略す)に利用される車両搭
載用車載器(以下「車載器」という)の購入のインセン
ティブを与えるために、この車載器購入者の有料道路の
通行料金を割引くためのシステム及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、有料道路の通行料金の方式として
ETCシステムが導入され始めている。ETCシステム
は、車両が有料道路の料金収受ゲートを通過する際に、
双方向の無線通信を用いることで、通行料金の支払に必
要な情報を車両から受取るシステムである。このETC
システムによれば、現在の料金収受システムと異なり、
料金収受の目的で車両を一旦停止させる必要がない。こ
のため、有料道路の料金所渋滞の問題を解消でき、ま
た、複雑な有料道路入口/出口路を建設する必要がない
等の種々の利点があり注目を集めている。
【0003】このETCシステムは、例えば、車載器を
搭載した車両が料金所を通過する際に、通過ゲート手前
に設置された路側機と車載器との間で双方向無線通信を
行い、車載器に格納された車両情報及びICカードに格
納された利用者情報に基いて利用料金の決済を行う様に
構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この車載器
は、価格が数万円程度と高価であり、さらに車両への取
り付けや、所定のセットアップに要する費用を利用者が
負担しなければならない。このため、現在のところ、全
ての車両に車載器の搭載を義務付けることは困難であ
り、ETCシステムの普及の障害となっている。
【0005】本発明は、車載器の所有者に対して有料道
路の通行料金を割引くことで車載器購入のインセンティ
ブを与えて車載器の普及を促すことができる有料道路通
行料金割引申込登録システム及びその方法を提供するこ
とを目的とする。
【0006】また本発明の他の目的は、車載器所有者か
らの通行料金の割引申込を受付けた場合に、重複申込な
どの不正な手段で割引サービスを利用することを有効に
防止することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の主要な観
点によれば、車両に搭載される車載器の固有情報を格納
する車載器固有情報格納部であって、前記車載器は各有
料道路の自動料金収受システムと通信を行い、所定の決
済方法で前記有料道路の通行料金を支払うためのもので
ある、車載器固有情報格納部と、前記各車載器について
前記有料道路の料金割引適用申込の有無を登録する通行
料金の割引適用申込情報格納部と、各車載器の所有者か
ら料金割引申込の意思表示、当該車載器の固有情報及び
料金割引適用を受ける決済方法の情報を受け取る料金割
引申込受取部と、前記車載器固有情報格納部に前記料金
割引申込に係る車載器の固有情報が登録されており、か
つ、前記割引適用申込情報格納部に当該車載器について
料金割引適用申込の登録が未だ無い場合に、前記割引適
用申込情報格納部に当該車載器についての割引適用申込
の登録を行う料金割引適用判断部と、前記料金割引適用
申込の登録をした車載器についての前記決済方法の情報
を格納する割引適用対象決済方法格納部とを有すること
を特徴とする有料道路通行料金割引申込登録システムが
提供される。
【0008】このような構成によれば、料金割引適用申
込の登録をした車載器についてクレジットカード等の決
済方法の情報を登録しておくことができる。このこと
で、有料道路を通過する車両から決済手段の情報を受け
取ったならば、単にこの決済方法の情報が登録されてい
るか否かに基づいて通行料金の割引決済を行うことがで
きる。従って非常に簡便な構成で有料道路通行料金の割
引決済処理が行えることになる。
【0009】また、上記構成によれば、車載器の所有者
からの通行料金割引の申込を受けた場合に、申込に係る
車載器の固有情報が登録されていること及び未だ割引適
用申込が登録されていないことを条件に、割引適用の申
込を登録することができる。このことにより、当該車載
器について前記決済手段の登録が重複して成されること
を有効に防止できる。
【0010】(請求項2)本発明の一の実施形態によれ
ば、前記車載器のセットアップ時に受け取った車両の個
車情報をこの車載器の固有情報に関連付けて格納する個
車情報格納部をさらに有し、前記料金割引適用申込受取
部は、前記車載器の所有者から当該車載器が搭載された
車両の個車情報も受取るものであり、前記料金割引適用
判断部は、前記受け取った車載器の固有情報と前記個車
情報が一致する場合に前記割引適用申込情報格納部に当
該車載器についての割引適用申込の登録を行うものであ
る。
【0011】このような構成によれば、車両の個車情報
及び車載器の固有情報の両方が一致する場合に割引適用
の申込を登録するようにしたので、申込登録のセキュリ
ティをより向上させることができる。
【0012】(請求項3)本発明の他の実施形態によれ
ば、前記各有料道路の自動料金収受システムからの照会
に応じて前記決済方法が前記割引対象決済方法格納部に
登録されているかを通知する決済方法登録有無通知部を
さらに有する。
【0013】このような構成によれば、車載器を搭載し
て有料道路を通過した車両について、当該有料道路の自
動料金収受システムから照会があった場合に、通過した
車両が前記料金割引適用の申込をしているかを当該自動
料金収受システムに対して通知するようにした。これに
より、自動料金収受システムは、通過した車両が割引適
用を申込んでいるかに基づいて課金額を算出することが
できる。
【0014】(請求項4、5)本発明の他の実施形態に
よれば、前記割引適用対象決済方法格納部は、決済方法
について割引利用可能限度額を格納するものであり、本
システムはさらに、前記各有料道路の自動料金収受シス
テムからの照会があった決済方法について、前記割引可
能限度額から当該有料道路の通行料金を減じて割引可能
限度額を更新する割引可能限度額更新部を有する。ここ
で、前記決済方法はプリペイド方式である場合には、前
記割引可能限度額は、前記プリペイドの利用可能残高と
することが好ましい。
【0015】このような構成によれば、自動料金収受シ
ステムから決済方法の照会があった場合に、各決済方法
毎に格納されている割引可能限度額から有料道路の通行
料金を減じて割引可能限度額を随時更新することができ
る。
【0016】(請求項6)本発明の他の実施形態によれ
ば、前記有料道路は複数であり、前記割引適用対象決済
方法格納部は、前記割引利用可能限度額を各有料道路の
属性情報に関連付けて格納するものである。
【0017】このような構成によれば、複数の有料道路
について夫々通行料金の割引が設定されている場合に、
1回の申込で各有料道路の通行料金について夫々割引適
用を受けることができる。
【0018】(請求項7)本発明の第2の主要な観点に
よれば、車両に搭載される車載器の固有情報を格納する
車載器固有情報格納工程であって、前記車載器は各有料
道路の自動料金収受システムと通信を行い、所定の決済
方法で前記有料道路の通行料金を支払うためのものであ
る、車載器固有情報格納工程と、前記各車載器について
前記有料道路の料金割引適用申込の有無を登録する通行
料金の割引適用申込情報格納工程と、各車載器の所有者
から料金割引申込の意思表示、当該車載器の固有情報及
び料金割引適用を受ける決済方法の情報を受け取る料金
割引申込受取工程と、前記車載器固有情報格納工程にお
いて前記料金割引申込に係る車載器の固有情報が登録さ
れて、かつ、前記割引適用申込情報格納工程において当
該車載器について料金割引適用申込の登録が未だされて
いない場合に、当該車載器についての割引適用申込の登
録を行う料金割引適用判断工程と、前記料金割引適用申
込の登録をした車載器についての前記決済方法の情報を
格納する割引適用対象決済方法格納工程とを有すること
を特徴とする有料道路通行料金割引申込登録方法が提供
される。
【0019】このような構成によれば、上記した第1の
観点における有料道路通行料金割引申込登録システムを
利用して好適に得られる有料道路通行料金割引申込登録
方法を提供することができる。
【0020】なお、この発明の他の特徴と顕著な効果
は、次の発明の実施の形態の項の記載と添付した図面と
を参照することで、より明確に理解される。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。まず、本発明の理解を容易にするた
め、図1を参照して本発明が適用されるETCシステム
の概要を説明する。
【0022】図1で符号1で示すのは車両2に搭載され
る車載器であり、符号3で示すのは有料道路を通行する
車両2の通行料金の課金処理を行う自動料金収受システ
ムである。
【0023】前記車載器1は、図示しないアンテナを介
して料金所ゲート4の路側機5との間で双方向無線通信
を行い、通行料金の決済を行うための通信機器である。
この車載器1には、所定のセットアップによって、無線
通信による通行料金の課金に必要な情報、すなわち車種
情報(課金区分情報)や通信用鍵が所定の方法(例えば
セットアップ用ICカード)によってインストールされ
る。これにより車載器1が活性化され、上記したような
通行料金収受用の通信機器として使用可能な状態にな
る。そして、この車載器1を利用して通行料金の決済を
行う場合、利用者は、自己が決済に使用したいクレジッ
トカード(いわゆるクレジットカード)をこの車載器1
に挿入して走行する。
【0024】このような車載器1を搭載した車両2が、
図1に示すようにETC課金用の料金所ゲート4を通過
する場合、前記自動料金収受システム3が前記路側機5
を通じて車載器1から当該車両の車種情報やクレジット
カード番号を受け取る。自動料金収受システム3は受け
取った情報に不正がなく、かつクレジットカードによる
決済が可能と判断した場合、料金所ゲート4のバー7を
開いて車両2の通行を許可する。そして、受け取った車
種情報に基づいて通行料金を算出し、前記クレジットカ
ードに対する課金処理を行う。また、前記自動料金収受
システム3は、この通行料金の課金処理に際して、本発
明に係る通行料金割引申込登録システム8に対して当該
クレジットカード番号が割引適用対象として登録されて
いるかを照会し、登録されている場合には割引いた金額
を課金するようになっている。
【0025】次に、図2を参照して、前記通行料金割引
申込登録システム8による通行料金の割引適用の申込処
理について簡単に説明する。この図において、符号9で
示すのは車載器所有者であり、符号10で示すのは車載
器1のセットアップや通行料金の割引適用の申込登録の
ために車載器1の情報を一括管理する車載器情報管理セ
ンタである。この車載器情報管理センタ10には、通行
料金割引申込登録システム8と、前記車載器1のセット
アップを行う車載器認証システム11とが備えられてい
る。なお、車載器1のセットアップの工程は従来周知で
あるので、説明は省略する。
【0026】前記車載器所有者9は、有料道路の通行料
金の割引適用を受けたい場合には、前記車載器1の固有
情報及びクレジットカード番号を前記通行料金割引申込
登録システム8に通知して料金割引適用を申し込む。こ
の申込は、郵送やFAXなどの他、車載器情報管理セン
タ10が開設するホームページ上で受け付けるようにし
ても良い。なお、割引適用の申込は車載器1のセットア
ップと同時に申し込むことも可能である。
【0027】申込を受け付けた通行料金割引申込登録シ
ステム8は、申込に係る車載器1について割引適用の申
込がされていない場合に、申込にかかるクレジットカー
ド番号を前記車載器1の固有情報に関連付けて登録す
る。これにより、前記自動料金収受システム3からの照
会に対して、照会にかかるクレジットカード番号につい
て割引適用の登録がなされているかを判断し、回答する
ことができる。
【0028】上記のような通行料金の割引適用申込を管
理するため、本発明に係る通行料金割引申込登録システ
ム8は以下のように構成されている。なお、以下におい
ては、通行料金を支払う決済方法として前記クレジット
カードを利用し、割引適用の申込の日から所定期間内に
おいて一律の割引率で通行料金を割り引く例を説明す
る。
【0029】すなわち、このシステム8は、図3に示す
ように、CPU12とRAM13とモデム等の通信デバ
イス14と入出力装置15が接続されたバス16に、デ
ータ格納部17とプログラム格納部18とを備えてな
る。
【0030】まず、データ格納部17は、前記車両2に
搭載される車載器1の固有情報を格納する車載器固有情
報格納部19と、各車載器1について前記有料道路の料
金割引適用申込の有無を登録する割引適用申込情報格納
部20と、料金割引適用申込の登録をした車載器1につ
いての前記クレジットカード番号を格納する割引適用対
象決済方法格納部21とを備えている。
【0031】前記車載器固有情報格納部19は、本実施
形態では、車載器固有情報として前記車載器管理番号2
2を格納するようにしている。この車載器管理番号22
は、前記車載器認証システム11が付与する番号で、セ
ットアップが完了した車載器1についてユニークな番号
である。なお、車載器管理番号22に代えて、若しくは
これに加えて前記車載器1の製造者が付与するユニーク
な番号である車載器製造番号を格納するようにしても良
い。
【0032】また、この車載器固有情報格納部19は、
車載器1が搭載される車両2の個車情報23も格納する
ものである。この個車情報23は、通行料金の課金に必
要な車両2の情報であり、車検証に記載された車幅、車
長、車軸の数、排気量などの情報及びこのような情報に
基づいて前記車載器情報管理センタ10で判別された車
種情報(課金区分情報)が含まれる。この個車情報23
は、前記車載器1のセットアップ時に前記車載器認証シ
ステム11が受け取ったものを格納するようにしてい
る。
【0033】前記割引適用申込情報格納部20は、後述
する料金割引申込受取部26が受け取った車載器所有者
9からの申込にかかる情報を格納するものである。具体
的には、車載器所有者9の書誌的事項や前記車載器管理
番号22が含まれる。また、この実施形態では、通行料
金の割引を申込の日から所定期間(3ヶ月、1年等)に
限定しているため、この割引適用申込情報格納部20は
車載器所有者9からの申込を受付た年月日(申込年月
日)も格納している。
【0034】前記割引適用対象決済方法格納部21は、
割引申込の登録が認められたクレジットカード番号及び
前記申込年月日に基づいて算出された料金割引期限を格
納するものである。ここで、車載器1毎にクレジットカ
ードの番号を登録するものであるため、例えば、複数の
車載器1の車載器管理番号22について、同一のクレジ
ットカードが登録されることはあり得る。この場合は夫
々の車載器管理番号24についての申込の日から夫々別
個に所定期間が起算されるだけであり、夫々の料金割引
期限内である限り当該クレジットカードで割引を受け続
けることに問題はない。
【0035】次に、前記プログラム格納部18は、図3
に示すように、メインプログラム25の他、車載器所有
者9から料金割引申込の意思表示、当該車載器1の固有
情報及びクレジットカード番号を受取る料金割引申込受
取部26と、所定の条件を満たすことを条件に、申込に
係る車載器1についての割引適用申込の登録を行う料金
割引適用判断部27と、前記申込年月日に基づいて料金
割引適用の期限年月日を算出する料金割引適用期限算出
部28と、前記有料道路の自動料金収受システム3から
前記クレジットカードが割引適用対象決済方法格納部2
1に登録されているかの照会を受付ける決済方法登録有
無照会受付部29と、この照会に応じて前記クレジット
カードが割引適用対象決済方法格納部21に登録されて
いるかを通知する決済方法登録有無通知部30と、を備
えている。
【0036】前記料金割引適用判断部27は、前記車載
器固有情報格納部19に前記料金割引申込に係る車載器
1の固有情報が登録されており、かつ、前記割引適用申
込情報格納部20に当該車載器1について料金割引適用
申込の登録が未だ無いことを条件に、前記割引適用対象
決済方法格納部21に当該車載器1についての割引適用
申込の登録を行うものである。これらの条件を課すこと
で、1台の車載器1について重複した申込を回避でき
る。なお、車載器1のセットアップの申込と同時に料金
割引適用の申込があった場合には、セットアップの処理
を先に行って、車載器固有情報格納部19に車載器管理
番号22等を登録してから上記の条件を判断するように
する。
【0037】前記料金割引適用期限算出部28は、割引
適用対象として登録されたクレジットカード番号につい
て、前記申込年月日に基づいて料金割引適用の期限年月
日を算出して前記割引適用対象決済方法格納部21に登
録するものである。
【0038】前記決済方法登録有無通知部30は、前記
自動料金収受システム3からクレジットカード番号の照
会を受付けた場合に、当該クレジットカード番号が前記
割引適用対象決済方法格納部21に登録されているか及
び前記料金割引適用の期限年月日を経過していないかを
判別し、当該自動料金収受システム3に回答するもので
ある。
【0039】上記した各構成要素は、実際には、コンピ
ュータシステム及びこれに設けられたハードディスク等
の記憶媒体に確保された一定の領域及びこの領域にイン
ストールされたコンピュータソフトウエアプログラムに
よって構成される。そして、これらの構成要素は、前記
CPU12によりRAM13等に適宜呼び出されて実行
されることでこの発明の各機能を実行するように構成さ
れている。
【0040】以下、このシステム8の詳細な機能を実際
の動作と共に、図4及び図5を参照して説明する。な
お、これらの図のS1〜S11は処理順序を示す符号で
あり、以下の説明のステップS1〜S11に対応する。
【0041】まず、図4を参照して、料金割引適用の申
込を処理する工程を説明する。
【0042】最初に、前記料金割引申込受取部26が、
車載器所有者9から料金割引適用の申込を郵送、FA
X、インターネットなどで受付ける(ステップS1)。
この時、前記車載器管理番号22や個車情報23を受け
取る。
【0043】ついで、前記料金割引適用判断部27が、
申込時に受け取った車載器固有情報(車載器管理番号2
2)及び個車情報23が、車載器1のセットアップの時
に前記車載器固有情報格納部19に登録されたこれらの
情報と一致するかを判断する(ステップS2、S3)。
【0044】これらの情報がいずれも一致する場合は、
続いて、車載器管理番号22に基づいて、申込にかかる
車載器1について割引適用申込が前記割引適用申込情報
格納部20に登録されていないかを判断する(ステップ
S4)。
【0045】申込にかかる車載器1について未だ申込が
登録されていない場合は、この申込が正当なものと判断
して、前記料金割引適用期限算出部28が申込年月日に
基づいて当該クレジットカードの料金割引適用期限を算
出する(ステップS5)。
【0046】最後に、申込にかかるクレジットカード番
号と料金割引適用期限を前記割引適用対象決済方法格納
部21に格納してこの処理を終了する(ステップS
6)。
【0047】次に、図5を参照して、通行料金の割引を
適用するための処理工程を説明する。
【0048】まず、前記決済方法登録有無照会受付部2
9が、自動料金収受システム3から通行した車両2に関
するクレジットカード番号の照会を受付ける(ステップ
S7)。
【0049】ついで、前記決済方法登録有無通知部30
が、前記ステップS7で受付けたクレジットカード番号
について、前記割引適用申込情報格納部20に料金割引
適用の申込が登録されているかを判別する(ステップS
8)。
【0050】前記の申込が登録されている場合には、前
記決済方法登録有無通知部30が前記割引適用申込情報
格納部20に格納された料金割引適用期限を経過してい
ないかを判別する(ステップS9)。
【0051】料金割引適用期限を経過していない場合に
は、前記決済方法登録有無通知部30が照会にかかるク
レジットカードについて料金割引の対象であることを前
記自動料金収受システム3に対して通知してこの処理を
終了する(ステップS10)。料金割引の対象であるこ
との通知を受け取った自動料金収受システム3は、所定
の割引率で通行料金を割り引いて当該クレジットカード
について課金処理を行う。
【0052】一方、申込が登録されていない場合若しく
は料金割引適用期限を経過している場合には、照会にか
かるクレジットカードが料金割引の対象でないことを通
知する(ステップS11)。この場合には、前記自動料
金収受システム3は、通行料金を割り引かずに当該クレ
ジットカードに対する課金処理を行う。
【0053】(第2の実施形態)次に、本発明の第2の
実施形態について図6を参照して説明する。なお、上記
した実施形態と同一の構成要素については、その詳細な
説明若しくは図示を省略する。
【0054】この実施形態では、上記第1の実施形態と
異なり、料金割引適用対象であるクレジットカード番号
の情報を有料道路事業者側に設けられた自動料金収受シ
ステム42に保有させ、通行料金の割引適用の可否をこ
の自動料金収受システム42で判別させる。
【0055】すなわち、前記通行料金割引申込登録シス
テム8に設けられた前記料金割引適用判断部27が料金
割引適用の申込を登録すると判断した場合、この図に4
1で示す決済方法通知部がその申込に係るクレジットカ
ード番号を直接前記自動料金収受システム42に送信す
る。
【0056】この自動料金収受システム42は、受信し
たクレジットカード番号を受取って格納する割引適用対
象決済方法格納部43と、有料道路を走行する車両2の
車載器1から受取ったクレジットカード番号について、
割引適用の申込が前記割引適用対象決済方法格納部43
に格納されているかを判別する決済方法登録有無判別部
44と、有料道路を管理する道路事業者が設定した割引
額(事業者毎の割引限度額)などの情報を格納する割引
情報格納部45とを備えている。
【0057】このような構成によれば、この自動料金収
受システム42は、前記通行料金割引申込登録システム
40に問い合わせなくても通行料金の割引適用の判断を
行うことができるから、課金処理を迅速に行うことがで
きる。
【0058】(第3の実施形態)次に、この発明の第3
の実施形態について図7乃至図9を参照して説明する。
なお、上記した各実施形態と同一の部分は詳細説明若し
くは図示を省略する。
【0059】前記第1及び第2の実施形態においては、
決済方法はクレジットカードであったが、この発明の決
済方法はこれに限定されるものではない。プリペイド方
式、デビット方式、現金方式など種々の決済方法に適用
することが可能である。この第3の実施形態では、決済
方法としてプリペイド方式を適用した場合について説明
する。
【0060】この実施形態では、図7に示すように、料
金割引の申込に際して車載器所有者9から所定金額の前
払金46を徴収し、その前払金額に所定の割引金額47
を加算した利用可能限度額48の範囲内で通行料金の割
引を提供するものである。また、図7の例では、車載器
所有者9は複数の利用可能限度額48から1つを選択で
きるように構成されており、割引金額47(率)は利用
可能限度額48(前払金46)が高額になるほど大きく
なるように設定されている。
【0061】上記した利用可能限度額48を管理するた
め、この実施形態の通行料金割引申込登録システム40
には、図8に示すように、前記割引適用対象決済方法格
納部21に利用可能限度額48を格納するようにすると
共に、自動料金収受システム50からの照会に対して回
答する毎に前記利用可能限度額48を更新する利用可能
限度額更新部49が設けられている。また、前記自動料
金収受システム50には、通行料金を課金する際に前記
割引適用対象決済方法格納部21にアクセスして必要な
額が前払いされているかを照会する決済方法照会部51
を備えている。
【0062】このような構成において、通行料金の割引
を適用する場合の処理工程を、図9のフローチャートを
参照して簡単に説明する。
【0063】まず、自動料金収受システム50が有料道
路を走行する車両2の車載器1から当該車載器1若しく
は利用者を特定するためのID及び課金に必要な情報を
受取り(ステップS12)、受取った情報に基いて通行
料金を算出する(ステップS13)。また、前記決済方
法照会部51が、前記受取ったIDに基づいて割引対象
としての前記通行料金の決済に必要な利用可能限度額4
8があるかを前記通行料金割引申込登録システム8に照
会する(ステップS14)。この時、前記ステップS1
3で算出した通行料金も通知する。
【0064】照会を受け付けた通行料金割引申込登録シ
ステム8は、照会対象のIDについて料金割引適用の申
込が登録されているかを判断し(ステップS15)、登
録されている場合には十分な利用可能限度額48がある
かを判断する(ステップS16)。十分な利用可能限度
額48がある場合には、自動料金収受システム50に対
してその旨を回答する(ステップS17)。また、前記
利用可能限度額更新部49が、利用可能限度額48から
前記通行料金を減算して利用可能限度額48を更新して
前記割引適用対象決済方法格納部21に格納する(ステ
ップS18)。
【0065】一方、前記ステップS15において当該I
Dについて料金割引適用の申込が登録されていないと判
断した場合若しくは前記ステップS16において利用可
能限度額48が通行料金の決済に足りない場合には、前
記第1の実施形態と同様のクレジットカードによる課金
処理を行う(ステップS19)。
【0066】このような構成によれば、前記利用可能限
度額48には所定の割引金額47が予め加算されている
ため(図7参照)、通行料金を課金する度に割引の期間
や割引率などを個々に判断する必要がない。
【0067】なお、この第3の実施形態において、プリ
ペイドであるか否かを判断するためのIDとしてクレジ
ットカード番号を利用しても良い。また、このクレジッ
トカードに割り付けられた利用者IDを利用しても良
い。このようにすれば、第1及び第2の実施形態と組み
合わせて構成することも可能である。
【0068】具体的には、料金割引の申込に際して、車
載器所有者9がクレジットカード番号や利用者ID番号
を、前記割引適用対象決済方法格納部21に登録する。
そして、前払がされている場合には、前記利用可能限度
額48を利用して通行料金の決済を行い、利用可能限度
額48が足りない場合には、通行料金の全て若しくは足
りない分をクレジットカード決済により支払うことがで
きる。また、このクレジットカード決済においては、第
1の実施形態の条件を満たすことで通行料金の割引を受
けられるようにしても良い。
【0069】また、この第3の実施形態において、利用
可能限度額48を各道路事業者別に管理することも可能
である。すなわち、道路事業者毎に最大割引限度額が定
まっている等の場合である。これに対応するために、こ
の第3の実施形態では、前記割引適用対象決済方法格納
部21には、利用した道路事業者の属性を利用可能限度
額に関連付けて格納できるように構成されている。
【0070】なお、この発明は上記の各実施形態に限定
されるものではなく、発明の要旨を変更しない範囲で種
々変形可能である。
【0071】例えば、上記の実施形態においては、前記
自動料金収受システムと通行料金割引申込登録システム
が別々の場所にあり別々の者に管理されるものとして説
明したが、同じ場所にある1つのシステムであっても良
い。
【0072】さらに、料金割引の方法も上記各実施形態
のものに限定されない。例えば、図10に示すような有
料道路の利用回数に応じて割引率を設定する従量制を採
用することもできる。また、期間限定の仕方も上記の方
法に限定されるものではなく、利用開始時期を問わずに
同じ終期で割引サービスを終了させることも可能であ
る。
【0073】また、同一の管理者が管理する有料道路の
うち、進入口や退出口を基準にして通行料金割引の適用
地域(関東・東北等)・適用する有料道路(東名高速道
路等)を限定して、局所的な渋滞の解消を図るようにし
ても良い。
【0074】また、連続した有料道路を異なる道路事業
者が管轄している場合の通行料金の割引適用について
は、車両2が進入した入口や退出した出口によって何れ
の道路事業者の割引を適用するかや、通行料金の配分比
率などを予め決定して例えば割引情報格納部に格納して
おくのが好ましい。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
車載器の所有者に対して有料道路の通行料金を割引くこ
とで車載器購入のインセンティブを与えて車載器の普及
を促すことができる有料道路通行料金割引申込登録シス
テム及びその方法を提供することができる。
【0076】また、車載器所有者からの通行料金の割引
申込を受付けた場合に、1台の車載器ついての重複申込
などの不正な手段で割引サービスを利用することを有効
に防止することができるシステム及び方法を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるETCシステムを説明する
ための概念図。
【図2】本発明のシステム概要を示す概念図。
【図3】本発明にかかる通行料金割引申込登録システム
の一実施形態の構成を示すブロック図。
【図4】料金割引適用の申込を登録する工程を示すフロ
ーチャート。
【図5】登録有無の照会を受付けた時の処理工程を示す
フローチャート。
【図6】本発明の第2の実施形態の概略構成を示すブロ
ック図。
【図7】割引可能限度額を説明するための表図。
【図8】本発明の第3の実施形態の概略構成を示すブロ
ック図。
【図9】第3の実施形態において、自動料金収受システ
ムが通行料金の割引を適用する処理工程示すフローチャ
ート。
【図10】累計利用回数による料金割引の例を示す表
図。
【符号の説明】
1…車載器 2…車両 3、42、50…自動料金収受システム 4…料金所ゲート 5…路側機 7…バー 8、40…通行料金割引申込登録システム 9…車載器所有者 10…車載器情報管理センタ 11…車載器認証システム 12…CPU 13…RAM 14…通信デバイス 15…入出力装置 16…バス 17…データ格納部 18…プログラム格納部 19…車載器固有情報格納部 20…割引適用申込情報格納部 21、43…割引適用対象決済方法格納部 23…個車情報 25…メインプログラム 26…料金割引申込受取部 27…料金割引適用判断部 28…料金割引適用期限算出部 29…決済方法登録有無照会受付部 30…決済方法登録有無通知部 44…決済方法登録有無判別部 45…割引情報格納部 46…前払金 47…割引金額 48…利用可能限度額 49…利用可能限度額更新部 51…決済方法照会部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鎌田 紳二 東京都千代田区二番町11番7号 財団法人 道路システム高度化推進機構内 (72)発明者 馬場 勇一 東京都千代田区二番町11番7号 財団法人 道路システム高度化推進機構内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載される車載器の固有情報を格
    納する車載器固有情報格納部であって、前記車載器は各
    有料道路の自動料金収受システムと通信を行い、所定の
    決済方法で前記有料道路の通行料金を支払うためのもの
    である、車載器固有情報格納部と、 前記各車載器について前記有料道路の料金割引適用申込
    の有無を登録する通行料金の割引適用申込情報格納部
    と、 各車載器の所有者から料金割引申込の意思表示、当該車
    載器の固有情報及び料金割引適用を受ける決済方法の情
    報を受け取る料金割引申込受取部と、 前記車載器固有情報格納部に前記料金割引申込に係る車
    載器の固有情報が登録されており、かつ、前記割引適用
    申込情報格納部に当該車載器について料金割引適用申込
    の登録が未だ無い場合に、前記割引適用申込情報格納部
    に当該車載器についての割引適用申込の登録を行う料金
    割引適用判断部と、 前記料金割引適用申込の登録をした車載器についての前
    記決済方法の情報を格納する割引適用対象決済方法格納
    部とを有することを特徴とする有料道路通行料金割引申
    込登録システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のシステムにおいて、 前記車載器のセットアップ時に受け取った車両の個車情
    報をこの車載器の固有情報に関連付けて格納する個車情
    報格納部をさらに有し、 前記料金割引適用申込受取部は、前記車載器の所有者か
    ら当該車載器が搭載された車両の個車情報も受取るもの
    であり、 前記料金割引適用判断部は、前記受け取った車載器の固
    有情報と前記個車情報が一致する場合に前記割引適用申
    込情報格納部に当該車載器についての割引適用申込の登
    録を行うものであることを特徴とする有料道路通行料金
    割引申込登録システム。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のシステムにおいて、 前記各有料道路の自動料金収受システムからの照会に応
    じて前記決済方法が前記割引対象決済方法格納部に登録
    されているかを通知する決済方法登録有無通知部をさら
    に有することを特徴とするシステム。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のシステムにおいて、 前記割引適用対象決済方法格納部は、決済方法について
    割引利用可能限度額を格納するものであり、 本システムはさらに、前記各有料道路の自動料金収受シ
    ステムからの照会があった決済方法について、前記割引
    可能限度額から当該有料道路の通行料金を減じて割引可
    能限度額を更新する割引可能限度額更新部を有すること
    を特徴とするシステム。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のシステムにおいて、 前記決済方法はプリペイド方式であり、 前記割引可能限度額は、前記プリペイドの利用可能残高
    であることを特徴とするシステム。
  6. 【請求項6】 請求項4記載のシステムにおいて、 前記有料道路は複数であり、 前記割引適用対象決済方法格納部は、前記割引利用可能
    限度額を各有料道路の属性情報に関連付けて格納するも
    のであることを特徴とするシステム。
  7. 【請求項7】 車両に搭載される車載器の固有情報を格
    納する車載器固有情報格納工程であって、前記車載器は
    各有料道路の自動料金収受システムと通信を行い、所定
    の決済方法で前記有料道路の通行料金を支払うためのも
    のである、車載器固有情報格納工程と、 前記各車載器について前記有料道路の料金割引適用申込
    の有無を登録する通行料金の割引適用申込情報格納工程
    と、 各車載器の所有者から料金割引申込の意思表示、当該車
    載器の固有情報及び料金割引適用を受ける決済方法の情
    報を受け取る料金割引申込受取工程と、 前記車載器固有情報格納工程において前記料金割引申込
    に係る車載器の固有情報が登録されて、かつ、前記割引
    適用申込情報格納工程において当該車載器について料金
    割引適用申込の登録が未だされていない場合に、当該車
    載器についての割引適用申込の登録を行う料金割引適用
    判断工程と、 前記料金割引適用申込の登録をした車載器についての前
    記決済方法の情報を格納する割引適用対象決済方法格納
    工程とを有することを特徴とする有料道路通行料金割引
    申込登録方法。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の方法において、 前記車載器のセットアップ時に受け取った車両の個車情
    報をこの車載器の固有情報に関連付けて格納する個車情
    報格納工程をさらに有し、 前記料金割引適用申込受取工程は、前記車載器の所有者
    から当該車載器が搭載された車両の個車情報も受取るも
    のであり、 前記料金割引適用判断工程は、前記受け取った車載器の
    固有情報と前記個車情報が一致する場合に当該車載器に
    ついての割引適用申込の登録を行うものであることを特
    徴とする有料道路通行料金割引申込登録方法。
  9. 【請求項9】 請求項7記載の方法において、 前記各有料道路の自動料金収受システムからの照会に応
    じて前記決済方法が前記割引対象決済方法格納工程にお
    いて登録されているかを通知する決済方法登録有無通知
    工程をさらに有することを特徴とする方法。
  10. 【請求項10】 請求項7記載の方法において、 前記割引適用対象決済方法格納工程は、決済方法につい
    て割引利用可能限度額を格納するものであり、 本システムはさらに、前記各有料道路の自動料金収受シ
    ステムからの照会があった決済方法について、前記割引
    可能限度額から当該有料道路の通行料金を減じて割引可
    能限度額を更新する割引可能限度額更新工程を有するこ
    とを特徴とする方法。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の方法において、 前記決済方法はプリペイド方式であり、 前記割引可能限度額は、前記プリペイドの利用可能残高
    であることを特徴とする方法。
  12. 【請求項12】 請求項10記載の方法において、 前記有料道路は複数であり、 前記割引適用対象決済方法格納工程は、前記割引利用可
    能限度額を各有料道路の属性情報に関連付けて格納する
    ものであることを特徴とする方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005209110A (ja) * 2004-01-26 2005-08-04 Denso Corp 通行料金支払い装置、通行料金支払いシステム
JP7614974B2 (ja) 2021-08-05 2025-01-16 三菱重工機械システム株式会社 中央課金処理装置、料金収受システム、課金処理方法、及びプログラム

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