JP2003140894A - ソフトウェア開発資源間の関連付け方法及びそのプログラム - Google Patents
ソフトウェア開発資源間の関連付け方法及びそのプログラムInfo
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 claims abstract description 90
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- 238000011161 development Methods 0.000 claims description 4
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- Stored Programmes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 上流工程で作成されるプログラム機能関連図
の一部構成要素の仕様が変更されたときに、その構成要
素に関連する下流工程で作成される仕様書を特定する。 【解決手段】 仕様書生成部102は、プログラム機能
関連図101から各種仕様書103を生成する。次に関
連情報生成部107は、プログラム機能関連図101の
各構成要素と対応する各種仕様書103の仕様書の間、
およびデータ入出力関係が存在する仕様書間の関連情報
を生成し、波及関係情報108に格納する。プログラム
機能関連図101の一部構成要素または仕様書103が
変更された場合、変更波及解析部109は、波及関係情
報108を参照して変更波及する仕様書又は構成要素を
特定する。
の一部構成要素の仕様が変更されたときに、その構成要
素に関連する下流工程で作成される仕様書を特定する。 【解決手段】 仕様書生成部102は、プログラム機能
関連図101から各種仕様書103を生成する。次に関
連情報生成部107は、プログラム機能関連図101の
各構成要素と対応する各種仕様書103の仕様書の間、
およびデータ入出力関係が存在する仕様書間の関連情報
を生成し、波及関係情報108に格納する。プログラム
機能関連図101の一部構成要素または仕様書103が
変更された場合、変更波及解析部109は、波及関係情
報108を参照して変更波及する仕様書又は構成要素を
特定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ソフトウェア開発
資源間の関連付けを行うソフトウェア開発支援ツールに
関する。
資源間の関連付けを行うソフトウェア開発支援ツールに
関する。
【0002】
【従来の技術】ソフトウェア開発資源間の関連情報は、
資源の一部に変更が起きた場合に、その変更が波及する
部分を特定するために利用される。従来の資源間関連付
けの方法としては、上流工程において作成された仕様書
とそれに基づいて作成された下流工程の仕様書との間
に、ファイル単位で関連情報を付与するものがある。こ
れに対し、特開平10−105390号公報には、各工
程で作成する仕様書の各々の細粒度項目に対して識別子
を与え、それら項目間の関連性の有無を示すクロスリフ
ァレンス表を作成して関連情報を管理する技術が記載さ
れている。
資源の一部に変更が起きた場合に、その変更が波及する
部分を特定するために利用される。従来の資源間関連付
けの方法としては、上流工程において作成された仕様書
とそれに基づいて作成された下流工程の仕様書との間
に、ファイル単位で関連情報を付与するものがある。こ
れに対し、特開平10−105390号公報には、各工
程で作成する仕様書の各々の細粒度項目に対して識別子
を与え、それら項目間の関連性の有無を示すクロスリフ
ァレンス表を作成して関連情報を管理する技術が記載さ
れている。
【0003】また作業項目と作業担当者との間の関連を
管理する手段として、多くのプロジェクト管理支援用の
ツールが提供されている。これらのツールは各作業項目
の作業工数や完了予定日など、プロジェクトの進捗に関
する情報を管理することを主な目的としている。
管理する手段として、多くのプロジェクト管理支援用の
ツールが提供されている。これらのツールは各作業項目
の作業工数や完了予定日など、プロジェクトの進捗に関
する情報を管理することを主な目的としている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の開発資源間の関
連をファイル単位で管理する手法では、上流工程の仕様
書に変更が生じたとき、それに関連する下流工程の仕様
書すべてが関連をもつことになる。従って上流工程の仕
様書内の一部の構成要素に変更が生じた場合にも、仕様
書単位で関連する下流工程の仕様書すべてが変更対象と
なり、変更になる構成要素に関連する仕様書のみを特定
することができない。また特開平10−105390号
公報に記載されている技術では、変更波及分析を仕様書
内の細粒度項目に対して行うことができるが、クロスリ
ファレンス表を人手で作成する必要があり、項目間の関
連が変更されたとき、クロスリファレンス表を再度人手
で作成する必要がある。
連をファイル単位で管理する手法では、上流工程の仕様
書に変更が生じたとき、それに関連する下流工程の仕様
書すべてが関連をもつことになる。従って上流工程の仕
様書内の一部の構成要素に変更が生じた場合にも、仕様
書単位で関連する下流工程の仕様書すべてが変更対象と
なり、変更になる構成要素に関連する仕様書のみを特定
することができない。また特開平10−105390号
公報に記載されている技術では、変更波及分析を仕様書
内の細粒度項目に対して行うことができるが、クロスリ
ファレンス表を人手で作成する必要があり、項目間の関
連が変更されたとき、クロスリファレンス表を再度人手
で作成する必要がある。
【0005】本発明の目的は、上記問題を解決すること
にある。
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の問題を解決するた
めに、本発明では以下に述べる方式によって開発資源間
の関連付けを行う。
めに、本発明では以下に述べる方式によって開発資源間
の関連付けを行う。
【0007】開発対象の業務システムを構成するプログ
ラム、データ、表示画面を構成要素とし、これら構成要
素間のデータ入出力関係を記述した図をプログラム機能
関連図と呼ぶ。プログラム機能関連図は、それを構成す
る各々のプログラム要素、データ要素、画面要素および
構成要素間のデータ入出力関係を細粒度項目として管理
する。
ラム、データ、表示画面を構成要素とし、これら構成要
素間のデータ入出力関係を記述した図をプログラム機能
関連図と呼ぶ。プログラム機能関連図は、それを構成す
る各々のプログラム要素、データ要素、画面要素および
構成要素間のデータ入出力関係を細粒度項目として管理
する。
【0008】またこれらプログラム要素、データ要素お
よび画面要素に対応する仕様書を各々プログラム定義仕
様書、データ定義仕様書、および画面定義仕様書として
管理する。
よび画面要素に対応する仕様書を各々プログラム定義仕
様書、データ定義仕様書、および画面定義仕様書として
管理する。
【0009】本発明により、プログラム機能関連図を構
成する構成要素と各種仕様書のうち対応する仕様書との
間に関連を生成し、上記のデータ入出力関係に基づいて
関連する構成要素に対応する仕様書間に関連を生成し、
生成された関連情報を記憶装置に格納する。
成する構成要素と各種仕様書のうち対応する仕様書との
間に関連を生成し、上記のデータ入出力関係に基づいて
関連する構成要素に対応する仕様書間に関連を生成し、
生成された関連情報を記憶装置に格納する。
【0010】プログラム機能関連図のある細粒度項目が
変更された際は、上記の関連情報をたどって、変更され
た細粒度項目との間に関連をもつ仕様書を抽出し、その
結果を出力する。これによりプログラム機能関連図の変
更に伴う波及部分を特定できる。
変更された際は、上記の関連情報をたどって、変更され
た細粒度項目との間に関連をもつ仕様書を抽出し、その
結果を出力する。これによりプログラム機能関連図の変
更に伴う波及部分を特定できる。
【0011】また各種仕様書が変更された際は、上記関
連情報をたどって、変更された仕様書との間に関連をも
つプログラム機能関連図の細粒度項目、および変更され
た仕様書との間に関連をもつ仕様書群を抽出し、その結
果を出力する。これにより各種仕様書の変更に伴う波及
部分を特定できる。
連情報をたどって、変更された仕様書との間に関連をも
つプログラム機能関連図の細粒度項目、および変更され
た仕様書との間に関連をもつ仕様書群を抽出し、その結
果を出力する。これにより各種仕様書の変更に伴う波及
部分を特定できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図15を用いて本発
明の第1の実施形態によるソフトウェア開発資源間の関
連付け方法について説明する。
明の第1の実施形態によるソフトウェア開発資源間の関
連付け方法について説明する。
【0013】まず図1を用いて資源間の関連付けを行う
方法の概要について説明する。なお各構成部分の詳細は
後に説明する。プログラム機能関連図101は、開発対
象の業務システムの構成を記述したプログラム機能関連
図であり、ユーザによって作成されたものである。通常
プログラム機能関連図101は、各業務ごとのような単
位で作成される。103はプログラム機能関連図101
に基づいて作成される仕様書群であり、プログラムの詳
細仕様を定義したプログラム定義仕様書104、データ
の詳細仕様を定義したデータ定義仕様書105、および
画面設計を定義した画面定義仕様書106の各ファイル
から成る。あらかじめ作成したプログラム機能関連図1
01を入力として仕様書生成部102を実行すると、プ
ログラム機能関連図101を構成するプログラム、デー
タ、画面の概要仕様情報(各要素の名称など)を基にし
て、各種仕様書104、105、106が自動生成され
る。ここで生成される各仕様書はその保守のために複数
の担当者に分担されるものとする。また仕様書生成部1
02による仕様書生成に伴って、関連情報生成部107
が実行される。これにより生成された各仕様書104〜
106と、対応するプログラム機能関連図101の細粒
度項目との間の対応関係が波及関係情報108に格納さ
れる。ここで細粒度項目とは、プログラム機能関連図1
01を構成する要素である各プログラム、プログラムに
対する入出力データ及びプログラムに対する入出力画面
を指す。具体例については後述する。またプログラム機
能関連図101でデータの受渡しが存在する各構成要素
に対応する仕様書104〜106についても、その波及
関係が波及関係情報108に格納される。
方法の概要について説明する。なお各構成部分の詳細は
後に説明する。プログラム機能関連図101は、開発対
象の業務システムの構成を記述したプログラム機能関連
図であり、ユーザによって作成されたものである。通常
プログラム機能関連図101は、各業務ごとのような単
位で作成される。103はプログラム機能関連図101
に基づいて作成される仕様書群であり、プログラムの詳
細仕様を定義したプログラム定義仕様書104、データ
の詳細仕様を定義したデータ定義仕様書105、および
画面設計を定義した画面定義仕様書106の各ファイル
から成る。あらかじめ作成したプログラム機能関連図1
01を入力として仕様書生成部102を実行すると、プ
ログラム機能関連図101を構成するプログラム、デー
タ、画面の概要仕様情報(各要素の名称など)を基にし
て、各種仕様書104、105、106が自動生成され
る。ここで生成される各仕様書はその保守のために複数
の担当者に分担されるものとする。また仕様書生成部1
02による仕様書生成に伴って、関連情報生成部107
が実行される。これにより生成された各仕様書104〜
106と、対応するプログラム機能関連図101の細粒
度項目との間の対応関係が波及関係情報108に格納さ
れる。ここで細粒度項目とは、プログラム機能関連図1
01を構成する要素である各プログラム、プログラムに
対する入出力データ及びプログラムに対する入出力画面
を指す。具体例については後述する。またプログラム機
能関連図101でデータの受渡しが存在する各構成要素
に対応する仕様書104〜106についても、その波及
関係が波及関係情報108に格納される。
【0014】以上の処理が行われた上で、プログラム機
能関連図101の細粒度項目、または仕様書104〜1
06に変更が行われると、変更波及解析部109によっ
て、変更部分に関連のある部分を波及関係情報108か
ら検索し、その結果を変更波及一覧画面110に出力す
ることによって、変更に伴う波及部分の一覧を得ること
ができる。また担当者情報111は、仕様書の保守を行
う担当者のリストである。各仕様書104〜106、お
よびプログラム機能関連図101の作業担当者を担当者
設定画面112によって設定しておき、その担当者割当
ての情報を担当割当て情報113に保存しておく。担当
者通知処理部114を実行することにより、変更波及解
析部109で得られた波及先の担当者に、変更波及の通
知を行うことができる。
能関連図101の細粒度項目、または仕様書104〜1
06に変更が行われると、変更波及解析部109によっ
て、変更部分に関連のある部分を波及関係情報108か
ら検索し、その結果を変更波及一覧画面110に出力す
ることによって、変更に伴う波及部分の一覧を得ること
ができる。また担当者情報111は、仕様書の保守を行
う担当者のリストである。各仕様書104〜106、お
よびプログラム機能関連図101の作業担当者を担当者
設定画面112によって設定しておき、その担当者割当
ての情報を担当割当て情報113に保存しておく。担当
者通知処理部114を実行することにより、変更波及解
析部109で得られた波及先の担当者に、変更波及の通
知を行うことができる。
【0015】次に図2を用いて、実施形態の処理を行う
コンピュータのハードウェア構成について説明する。外
部記憶装置201は、プログラムを格納する外部記憶装
置であり、仕様書生成部102、関連情報生成部10
7、変更波及解析部109および担当者通知処理部11
4の各プログラムを格納する。外部記憶装置202は、
プログラムが使用または生成するデータが格納されてい
る外部記憶装置であり、プログラム機能関連図101、
各種仕様書103、波及関係情報108、担当者情報1
11および担当割当て情報113の各ファイルを格納す
る。204は中央処理演算装置、203は主記憶装置で
ある。表示装置205はCRTディスプレイなどの表示
装置、入力装置206はキーボードやマウスなどの入力
装置である。
コンピュータのハードウェア構成について説明する。外
部記憶装置201は、プログラムを格納する外部記憶装
置であり、仕様書生成部102、関連情報生成部10
7、変更波及解析部109および担当者通知処理部11
4の各プログラムを格納する。外部記憶装置202は、
プログラムが使用または生成するデータが格納されてい
る外部記憶装置であり、プログラム機能関連図101、
各種仕様書103、波及関係情報108、担当者情報1
11および担当割当て情報113の各ファイルを格納す
る。204は中央処理演算装置、203は主記憶装置で
ある。表示装置205はCRTディスプレイなどの表示
装置、入力装置206はキーボードやマウスなどの入力
装置である。
【0016】これら装置間の実行時の関係について説明
する。外部記憶装置201に格納されているプログラム
が呼び出されたとき、そのプログラムの内容が主記憶装
置203に読み込まれ、中央処理演算装置204によっ
て実行される。そのプログラムが外部記憶装置202に
格納されているデータを必要としたとき、そのデータが
主記憶装置203に読み込まれ、プログラムの指示内容
に従い中央処理演算装置204によって処理される。プ
ログラムの処理結果は表示装置205に表示される。入
力装置206からユーザによるデータ入力が行われたと
き、プログラムの指示内容に従い中央処理演算装置20
4で入力データが処理され、必要であれば中央処理演算
装置204の処理結果が外部記憶装置202内の該当す
るファイルに書き込まれる。なお表示装置205及び入
力装置206がクライアント計算機側、外部記憶装置2
01及び202がサーバ計算機側というように、システ
ムが複数の計算機から構成されていてもよい。
する。外部記憶装置201に格納されているプログラム
が呼び出されたとき、そのプログラムの内容が主記憶装
置203に読み込まれ、中央処理演算装置204によっ
て実行される。そのプログラムが外部記憶装置202に
格納されているデータを必要としたとき、そのデータが
主記憶装置203に読み込まれ、プログラムの指示内容
に従い中央処理演算装置204によって処理される。プ
ログラムの処理結果は表示装置205に表示される。入
力装置206からユーザによるデータ入力が行われたと
き、プログラムの指示内容に従い中央処理演算装置20
4で入力データが処理され、必要であれば中央処理演算
装置204の処理結果が外部記憶装置202内の該当す
るファイルに書き込まれる。なお表示装置205及び入
力装置206がクライアント計算機側、外部記憶装置2
01及び202がサーバ計算機側というように、システ
ムが複数の計算機から構成されていてもよい。
【0017】図3は、プログラム機能関連図101で管
理されている情報の例を説明のため図式化したものであ
る。301〜304はプログラム、305〜307は入
出力データ、308〜312は表示画面を表す細粒度項
目である。313〜327の矢印は、遷移元の細粒度項
目と遷移先の細粒度項目との間にデータの受け渡しが存
在することを表す細粒度項目である。各細粒度項目に
は、後述する波及関係情報108を管理するための識別
子が付けられている。301〜312にはN01〜N1
2という識別子が付けられている。313〜327には
E01〜E15という識別子が付けられている。またプ
ログラム機能関連図101全体には、後述する担当割当
て情報113を管理するためにAという識別子が付けら
れている。
理されている情報の例を説明のため図式化したものであ
る。301〜304はプログラム、305〜307は入
出力データ、308〜312は表示画面を表す細粒度項
目である。313〜327の矢印は、遷移元の細粒度項
目と遷移先の細粒度項目との間にデータの受け渡しが存
在することを表す細粒度項目である。各細粒度項目に
は、後述する波及関係情報108を管理するための識別
子が付けられている。301〜312にはN01〜N1
2という識別子が付けられている。313〜327には
E01〜E15という識別子が付けられている。またプ
ログラム機能関連図101全体には、後述する担当割当
て情報113を管理するためにAという識別子が付けら
れている。
【0018】図4は、プログラム機能関連図101に基
づいて作成したプログラム定義仕様書104の例であ
る。プログラム定義仕様書104は、プログラム機能関
連図101に現れる各々のプログラムを表す細粒度項目
について作成される。各仕様書には、プログラム名称、
プログラムが入力として使用するデータを表す入力項
目、プログラムが出力するデータを表す出力項目、プロ
グラムの呼出し元となる入力画面、プログラムの出力結
果が渡される出力画面の名称が記述される。通常その他
プログラムの詳細仕様が記述されるが、ここでは図示を
省略している。プログラム定義仕様書401、402、
403、404は、それぞれプログラム機能関連図10
1のプログラム301、302、303、304に対応
して作成された仕様書である。また各仕様書には波及関
係情報108で利用するための仕様書識別子が付けられ
る。
づいて作成したプログラム定義仕様書104の例であ
る。プログラム定義仕様書104は、プログラム機能関
連図101に現れる各々のプログラムを表す細粒度項目
について作成される。各仕様書には、プログラム名称、
プログラムが入力として使用するデータを表す入力項
目、プログラムが出力するデータを表す出力項目、プロ
グラムの呼出し元となる入力画面、プログラムの出力結
果が渡される出力画面の名称が記述される。通常その他
プログラムの詳細仕様が記述されるが、ここでは図示を
省略している。プログラム定義仕様書401、402、
403、404は、それぞれプログラム機能関連図10
1のプログラム301、302、303、304に対応
して作成された仕様書である。また各仕様書には波及関
係情報108で利用するための仕様書識別子が付けられ
る。
【0019】図5は、プログラム機能関連図101に基
づいて作成したデータ定義仕様書105の例である。デ
ータ定義仕様書105は、プログラム機能関連図101
に現れる各々のデータを表す細粒度項目について作成さ
れる。各仕様書には、データ定義名称、RDBやファイ
ルなどデータの格納形式を表すデータ定義種別が記述さ
れる。図3で図式化されたデータの形がデータ種別を示
している。なおデータ定義仕様書105には通常データ
の詳細仕様が記述されるが、ここでは図示を省略してい
る。データ定義仕様書501、502、503は、それ
ぞれプログラム機能関連図101の入出力データ30
5、306、307に対応して作成された仕様書であ
る。また各仕様書には波及関係情報108で利用するた
めの仕様書識別子が付けられる。
づいて作成したデータ定義仕様書105の例である。デ
ータ定義仕様書105は、プログラム機能関連図101
に現れる各々のデータを表す細粒度項目について作成さ
れる。各仕様書には、データ定義名称、RDBやファイ
ルなどデータの格納形式を表すデータ定義種別が記述さ
れる。図3で図式化されたデータの形がデータ種別を示
している。なおデータ定義仕様書105には通常データ
の詳細仕様が記述されるが、ここでは図示を省略してい
る。データ定義仕様書501、502、503は、それ
ぞれプログラム機能関連図101の入出力データ30
5、306、307に対応して作成された仕様書であ
る。また各仕様書には波及関係情報108で利用するた
めの仕様書識別子が付けられる。
【0020】図6は、プログラム機能関連図101に基
づいて作成した画面定義仕様書106の例である。画面
定義仕様書はプログラム機能関連図101に現れる各々
の画面を表す細粒度項目について作成される。各仕様書
には、画面名称、次画面名称が記述される。その他画面
仕様の詳細について記述されるが、ここでは図示を省略
している。画面定義仕様書601、602、603、6
04、605は、それぞれプログラム機能関連図101
の画面308、309、310、311、312に対応
して作成された仕様書である。また各仕様書には波及関
係情報108で利用するための仕様書識別子が付けられ
る。
づいて作成した画面定義仕様書106の例である。画面
定義仕様書はプログラム機能関連図101に現れる各々
の画面を表す細粒度項目について作成される。各仕様書
には、画面名称、次画面名称が記述される。その他画面
仕様の詳細について記述されるが、ここでは図示を省略
している。画面定義仕様書601、602、603、6
04、605は、それぞれプログラム機能関連図101
の画面308、309、310、311、312に対応
して作成された仕様書である。また各仕様書には波及関
係情報108で利用するための仕様書識別子が付けられ
る。
【0021】あらかじめ作成しておいたプログラム機能
関連図101から各種仕様書103を自動生成するには
仕様書生成部102を実行する。仕様書生成部102の
フローチャート例を図7に示す。以下、本フローチャー
トについて説明する。プログラム機能関連図101のプ
ログラムを表す細粒度項目NPに対して(ステップ70
1)、以下のステップ702〜707の処理を繰り返し
行う。まずNPに対応するプログラム定義仕様書Pを新
規に作成し(ステップ702)、Pの名称、入力画面お
よび出力画面を設定する(ステップ703)。プログラ
ム機能関連図101において、もしある入力データを表
す細粒度項目NDIからNPへのデータ入力関係が存在
するならば(ステップ704YES)、Pの入力項目に
NDIの名称を設定する(ステップ705)。プログラ
ム機能関連図101において、もしNPからある出力デ
ータを表す細粒度項目NDOへのデータ出力関係が存在
するならば(ステップ706YES)、Pの出力項目に
NDOの名称を設定する(ステップ707)。次にプロ
グラム機能関連図101のデータを表す各細粒度項目N
Dに対して(ステップ708)、NDに対応するデータ
定義仕様書Dを新規に作成し(ステップ709)、Dの
名称およびデータ種別をNDの記述内容に従って設定す
る(ステップ710)。各NDについてステップ709
及び710を繰り返す。次にプログラム機能関連図10
1の画面を表す細粒度項目NGに対して(ステップ71
1)、以下のステップ712〜715の処理を行う。ま
ずNGに対応する画面定義仕様書Gを新規に作成し(ス
テップ712)、Gの名称を設定する(ステップ71
3)。次にNGからの画面遷移に対して(ステップ71
4)、遷移先となる画面の名称を次画面に設定する(ス
テップ715)。
関連図101から各種仕様書103を自動生成するには
仕様書生成部102を実行する。仕様書生成部102の
フローチャート例を図7に示す。以下、本フローチャー
トについて説明する。プログラム機能関連図101のプ
ログラムを表す細粒度項目NPに対して(ステップ70
1)、以下のステップ702〜707の処理を繰り返し
行う。まずNPに対応するプログラム定義仕様書Pを新
規に作成し(ステップ702)、Pの名称、入力画面お
よび出力画面を設定する(ステップ703)。プログラ
ム機能関連図101において、もしある入力データを表
す細粒度項目NDIからNPへのデータ入力関係が存在
するならば(ステップ704YES)、Pの入力項目に
NDIの名称を設定する(ステップ705)。プログラ
ム機能関連図101において、もしNPからある出力デ
ータを表す細粒度項目NDOへのデータ出力関係が存在
するならば(ステップ706YES)、Pの出力項目に
NDOの名称を設定する(ステップ707)。次にプロ
グラム機能関連図101のデータを表す各細粒度項目N
Dに対して(ステップ708)、NDに対応するデータ
定義仕様書Dを新規に作成し(ステップ709)、Dの
名称およびデータ種別をNDの記述内容に従って設定す
る(ステップ710)。各NDについてステップ709
及び710を繰り返す。次にプログラム機能関連図10
1の画面を表す細粒度項目NGに対して(ステップ71
1)、以下のステップ712〜715の処理を行う。ま
ずNGに対応する画面定義仕様書Gを新規に作成し(ス
テップ712)、Gの名称を設定する(ステップ71
3)。次にNGからの画面遷移に対して(ステップ71
4)、遷移先となる画面の名称を次画面に設定する(ス
テップ715)。
【0022】図4、図5及び図6に示す仕様書104、
105、106は、図3に示すプログラム機能関連図1
01から図7に示す仕様書生成部102のフローチャー
ト例に従って生成された仕様書である。
105、106は、図3に示すプログラム機能関連図1
01から図7に示す仕様書生成部102のフローチャー
ト例に従って生成された仕様書である。
【0023】次に仕様書生成部103の処理結果を用い
て、波及関係情報108を生成するプログラムである関
連情報生成部107について説明する。関連情報生成部
107のフローチャート例を図8に示す。以下、本フロ
ーチャートについて説明する。まずプログラム機能関連
図101の構成要素を表す細粒度項目Nについて(ステ
ップ801)、SをNから作成された仕様書とし(ステ
ップ802)、NからSへの関連を生成する(ステップ
803)。関連はNの識別子とSの識別子とを対応づけ
ることによって表現される。各Nについてステップ80
2及び803を繰り返す。次にプログラム機能関連図1
01のデータ受け渡し関係を表す細粒度項目Eに対して
(ステップ804)、Eのデータを渡す側の細粒度項目
から作成された仕様書をF(ステップ805)、Eのデ
ータを受け取る側の細粒度項目から作成された仕様書を
Tとしたとき(ステップ806)、FからTへの関連を
生成する(ステップ807)。関連はFの識別子とTの
識別子とを対応づけることによって表現される。各Eに
ついてステップ805、806及び807を繰り返す。
て、波及関係情報108を生成するプログラムである関
連情報生成部107について説明する。関連情報生成部
107のフローチャート例を図8に示す。以下、本フロ
ーチャートについて説明する。まずプログラム機能関連
図101の構成要素を表す細粒度項目Nについて(ステ
ップ801)、SをNから作成された仕様書とし(ステ
ップ802)、NからSへの関連を生成する(ステップ
803)。関連はNの識別子とSの識別子とを対応づけ
ることによって表現される。各Nについてステップ80
2及び803を繰り返す。次にプログラム機能関連図1
01のデータ受け渡し関係を表す細粒度項目Eに対して
(ステップ804)、Eのデータを渡す側の細粒度項目
から作成された仕様書をF(ステップ805)、Eのデ
ータを受け取る側の細粒度項目から作成された仕様書を
Tとしたとき(ステップ806)、FからTへの関連を
生成する(ステップ807)。関連はFの識別子とTの
識別子とを対応づけることによって表現される。各Eに
ついてステップ805、806及び807を繰り返す。
【0024】プログラム機能関連図101および各種仕
様書103から図8に示す関連情報生成部107のフロ
ーチャート例によって生成された波及関係情報108を
図9に示す。各波及関係情報は関連元となるプログラム
機能関連図101の細粒度項目または仕様書の識別子を
表す関連元ID、関連先となる仕様書の識別子を表す関
連先IDから成る。901〜912はプログラム機能関
連図101の細粒度項目301〜312から対応する仕
様書への関連である。913〜927はプログラム機能
関連図101の細粒度項目313〜327に対応する仕
様書間の関連である。
様書103から図8に示す関連情報生成部107のフロ
ーチャート例によって生成された波及関係情報108を
図9に示す。各波及関係情報は関連元となるプログラム
機能関連図101の細粒度項目または仕様書の識別子を
表す関連元ID、関連先となる仕様書の識別子を表す関
連先IDから成る。901〜912はプログラム機能関
連図101の細粒度項目301〜312から対応する仕
様書への関連である。913〜927はプログラム機能
関連図101の細粒度項目313〜327に対応する仕
様書間の関連である。
【0025】次にプログラム機能関連図101の一部が
変更された場合の変更波及解析方法について説明する。
図10は、プログラム機能関連図101の一部が変更さ
れた場合の変更波及解析部109のフローチャート例で
ある。以下、本フローチャートについて説明する。まず
Nを変更されたプログラム機能関連図101の細粒度項
目の識別子とする(ステップ1001)。次にNを関連
元IDにもつ波及関係情報を波及関係情報108から検
索し、それを関連先rとする(ステップ1002)。r
は1つ存在する。最後にrの関連先IDをNの変更波及
部分として出力する(ステップ1003)。これにより
関連元Nが変更された場合の変更波及部分を特定でき
る。
変更された場合の変更波及解析方法について説明する。
図10は、プログラム機能関連図101の一部が変更さ
れた場合の変更波及解析部109のフローチャート例で
ある。以下、本フローチャートについて説明する。まず
Nを変更されたプログラム機能関連図101の細粒度項
目の識別子とする(ステップ1001)。次にNを関連
元IDにもつ波及関係情報を波及関係情報108から検
索し、それを関連先rとする(ステップ1002)。r
は1つ存在する。最後にrの関連先IDをNの変更波及
部分として出力する(ステップ1003)。これにより
関連元Nが変更された場合の変更波及部分を特定でき
る。
【0026】例として、プログラム機能関連図101の
細粒度項目であるプログラム302が変更された場合を
考える。このとき図10に示す変更波及解析部109の
フローチャートによって出力されるプログラム302
(商品検索)の変更波及部分は、902の波及関係情報
からの対応付けにより仕様書402となる。
細粒度項目であるプログラム302が変更された場合を
考える。このとき図10に示す変更波及解析部109の
フローチャートによって出力されるプログラム302
(商品検索)の変更波及部分は、902の波及関係情報
からの対応付けにより仕様書402となる。
【0027】次に仕様書が変更された場合の変更波及解
析方法について説明する。図11は、各種仕様書が変更
された場合の変更波及解析部109のフローチャート例
である。以下、本フローチャートについて説明する。ま
ずIに空集合を代入してIを初期化する(ステップ11
01)。次にSを変更された仕様書の識別子とし(ステ
ップ1102)、Sを関連先IDとしてもち、かつ関連
元IDがプログラム機能関連図101の細粒度項目であ
る波及関係情報を波及関係情報108から検索し、それ
を関連元rとする(ステップ1103)。rは1つ存在
する。更にNをrの関連元IDとし(ステップ110
4)、NをIに追加する(ステップ1105)。次にS
を関連元IDまたは関連先IDとして含むr以外のすべ
ての波及関係情報に対して(ステップ1106)、Sで
ない方の関連元IDまたは関連先IDをIに追加する
(ステップ1107)。最後にIをSの変更波及部分と
して出力する(ステップ1108)。これによりSが変
更された場合の変更波及部分を特定できる。
析方法について説明する。図11は、各種仕様書が変更
された場合の変更波及解析部109のフローチャート例
である。以下、本フローチャートについて説明する。ま
ずIに空集合を代入してIを初期化する(ステップ11
01)。次にSを変更された仕様書の識別子とし(ステ
ップ1102)、Sを関連先IDとしてもち、かつ関連
元IDがプログラム機能関連図101の細粒度項目であ
る波及関係情報を波及関係情報108から検索し、それ
を関連元rとする(ステップ1103)。rは1つ存在
する。更にNをrの関連元IDとし(ステップ110
4)、NをIに追加する(ステップ1105)。次にS
を関連元IDまたは関連先IDとして含むr以外のすべ
ての波及関係情報に対して(ステップ1106)、Sで
ない方の関連元IDまたは関連先IDをIに追加する
(ステップ1107)。最後にIをSの変更波及部分と
して出力する(ステップ1108)。これによりSが変
更された場合の変更波及部分を特定できる。
【0028】例として、仕様書402が変更された場合
を考える。このとき図11に示す変更波及解析部109
のフローチャートによって出力される仕様書402の変
更波及部分は、902、918、919、920の波及
関係情報から識別子をたどることでプログラム302
(商品検索)、仕様書603(商品検索画面)、仕様書
502(商品情報)および仕様書604(一覧出力画
面)となる。
を考える。このとき図11に示す変更波及解析部109
のフローチャートによって出力される仕様書402の変
更波及部分は、902、918、919、920の波及
関係情報から識別子をたどることでプログラム302
(商品検索)、仕様書603(商品検索画面)、仕様書
502(商品情報)および仕様書604(一覧出力画
面)となる。
【0029】変更波及解析部109が出力した変更波及
部分は変更波及一覧画面110に一覧表示される。
部分は変更波及一覧画面110に一覧表示される。
【0030】次に変更波及部分に属する各仕様書の担当
者に、変更波及の通知を行う機能について説明する。図
12は、担当者情報111の例である。1201〜12
06は各担当者の情報であり、担当者識別子と名前から
成る。担当者情報111はユーザによりあらかじめ作成
される。
者に、変更波及の通知を行う機能について説明する。図
12は、担当者情報111の例である。1201〜12
06は各担当者の情報であり、担当者識別子と名前から
成る。担当者情報111はユーザによりあらかじめ作成
される。
【0031】図13は、担当者設定画面112を介して
設定された担当割当て情報113の例である。1301
〜1313は各担当割当ての情報であり、プログラム機
能関連図または仕様書を表す識別子とその作業担当者を
表す担当者識別子から構成される。
設定された担当割当て情報113の例である。1301
〜1313は各担当割当ての情報であり、プログラム機
能関連図または仕様書を表す識別子とその作業担当者を
表す担当者識別子から構成される。
【0032】担当者通知処理部114は、変更波及解析
部109が出力した各変更波及部分の作業担当者に対し
て、変更が行われたことを通知するプログラムである。
担当者通知処理部114のフローチャート例を図14に
示す。以下、本フローチャートについて説明する。変更
波及解析部109が出力した各変更波及部分である仕様
書識別子iについて(ステップ1401)、担当割当て
情報113よりiの担当者識別子pを求め(ステップ1
402)、担当者情報111を参照してpに対応する担
当者に変更波及の通知を行う(ステップ1403)。
部109が出力した各変更波及部分の作業担当者に対し
て、変更が行われたことを通知するプログラムである。
担当者通知処理部114のフローチャート例を図14に
示す。以下、本フローチャートについて説明する。変更
波及解析部109が出力した各変更波及部分である仕様
書識別子iについて(ステップ1401)、担当割当て
情報113よりiの担当者識別子pを求め(ステップ1
402)、担当者情報111を参照してpに対応する担
当者に変更波及の通知を行う(ステップ1403)。
【0033】例として、仕様書402が変更された場合
の変更波及解析部109および担当割当て情報113か
ら抽出された変更波及部分である仕様書識別子と担当者
識別子との対応を図15に示す。1501〜1504は
それぞれ1303、1307、1311、1312から
抽出された担当割当て情報である。
の変更波及解析部109および担当割当て情報113か
ら抽出された変更波及部分である仕様書識別子と担当者
識別子との対応を図15に示す。1501〜1504は
それぞれ1303、1307、1311、1312から
抽出された担当割当て情報である。
【0034】担当者への通知手段の実現方法としては、
メールシステムと連携することにより、変更が起こった
際に各変更波及部分の作業担当者に自動的にメールを送
信する、といった方法がある。これにより変更波及先の
担当者に対し、変更波及の通知を自動的に行うことがで
きる。
メールシステムと連携することにより、変更が起こった
際に各変更波及部分の作業担当者に自動的にメールを送
信する、といった方法がある。これにより変更波及先の
担当者に対し、変更波及の通知を自動的に行うことがで
きる。
【0035】次に図16〜図17を用いて、本発明の第
2の実施形態によるソフトウェア開発資源間の関連付け
方法について説明する。
2の実施形態によるソフトウェア開発資源間の関連付け
方法について説明する。
【0036】最初に図16を用いて、第2の実施形態に
よる資源間関連付け方法の概要について説明する。第2
の実施形態は、図1の各仕様書生成部102の代わり
に、プログラム機能関連図作成部115を追加したもの
である。ユーザはあらかじめ作成しておいた各種仕様書
103の中から使用する仕様書群を拾い出し、それらを
入力としてプログラム機能関連図作成部115を実行す
ることによりプログラム機能関連図101を作成する。
よる資源間関連付け方法の概要について説明する。第2
の実施形態は、図1の各仕様書生成部102の代わり
に、プログラム機能関連図作成部115を追加したもの
である。ユーザはあらかじめ作成しておいた各種仕様書
103の中から使用する仕様書群を拾い出し、それらを
入力としてプログラム機能関連図作成部115を実行す
ることによりプログラム機能関連図101を作成する。
【0037】プログラム機能関連図作成部115のフロ
ーチャート例を図17に示す。以下、本フローチャート
について説明する。まずユーザによって選択された各仕
様書について(ステップ1701)、それに対応するプ
ログラム機能関連図の細粒度項目Pを作成する(ステッ
プ1702)。すなわち各仕様書の名称と付与した細粒
度項目の識別子とを対応づける。次にユーザによって選
択された各プログラム定義仕様書Pについて(ステップ
1703)、以下のステップ1704〜1714の処理
を行う。まずステップ1702で作成した細粒度項目P
に対応する識別子をNPとする(ステップ1704)。
次にもしPの入力項目にDIが設定されているならば
(ステップ1705YES)、ステップ1702で作成
したDIに対応する細粒度項目をNDIとし(ステップ
1706)、NDIからNPへのデータ入力関係を作成
する(ステップ1707)。もしPの出力項目にDOが
設定されているならば(ステップ1708YES)、ス
テップ1702で作成したDOに対応する細粒度項目を
NDOとし(ステップ1709)、NPからNDOへの
データ出力関係を作成する(ステップ1710)。更に
GIをPの入力画面、NGIをステップ1702で作成
したGIに対応する細粒度項目としたとき(ステップ1
711)、NGIからNPへのデータ入力関係を作成す
る(ステップ1712)。同様にGOをPの出力画面、
NGOをステップ1702で作成したGOに対応する細
粒度項目としたとき(ステップ1713)、NPからN
GOへのデータ出力関係を作成する(ステップ171
4)。
ーチャート例を図17に示す。以下、本フローチャート
について説明する。まずユーザによって選択された各仕
様書について(ステップ1701)、それに対応するプ
ログラム機能関連図の細粒度項目Pを作成する(ステッ
プ1702)。すなわち各仕様書の名称と付与した細粒
度項目の識別子とを対応づける。次にユーザによって選
択された各プログラム定義仕様書Pについて(ステップ
1703)、以下のステップ1704〜1714の処理
を行う。まずステップ1702で作成した細粒度項目P
に対応する識別子をNPとする(ステップ1704)。
次にもしPの入力項目にDIが設定されているならば
(ステップ1705YES)、ステップ1702で作成
したDIに対応する細粒度項目をNDIとし(ステップ
1706)、NDIからNPへのデータ入力関係を作成
する(ステップ1707)。もしPの出力項目にDOが
設定されているならば(ステップ1708YES)、ス
テップ1702で作成したDOに対応する細粒度項目を
NDOとし(ステップ1709)、NPからNDOへの
データ出力関係を作成する(ステップ1710)。更に
GIをPの入力画面、NGIをステップ1702で作成
したGIに対応する細粒度項目としたとき(ステップ1
711)、NGIからNPへのデータ入力関係を作成す
る(ステップ1712)。同様にGOをPの出力画面、
NGOをステップ1702で作成したGOに対応する細
粒度項目としたとき(ステップ1713)、NPからN
GOへのデータ出力関係を作成する(ステップ171
4)。
【0038】プログラム機能関連図101を作成した後
の処理は、第1の実施形態と同様である。
の処理は、第1の実施形態と同様である。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、プログラム機能関連図
内の構成要素と各仕様書、および各作業の担当者との間
の関連情報を利用することにより、プログラム機能関連
図内の構成要素や各仕様書を変更したときに、その変更
波及部分を検出でき、各変更波及部分の作業担当者に変
更の旨を自動的に通知することができる。
内の構成要素と各仕様書、および各作業の担当者との間
の関連情報を利用することにより、プログラム機能関連
図内の構成要素や各仕様書を変更したときに、その変更
波及部分を検出でき、各変更波及部分の作業担当者に変
更の旨を自動的に通知することができる。
【図1】実施形態の構成を示すブロック図である。
【図2】実施形態のコンピュータのハードウェア構成図
である。
である。
【図3】プログラム機能関連図101の例を示す図であ
る。
る。
【図4】プログラム定義仕様書104の例を示す図であ
る。
る。
【図5】データ定義仕様書105の例を示す図である。
【図6】画面定義仕様書106の例を示す図である。
【図7】仕様書生成部102のフローチャート例を示す
図である。
図である。
【図8】関連情報生成部107のフローチャート例を示
す図である。
す図である。
【図9】波及関係情報108の例を示す図である。
【図10】プログラム機能関連図の一部が変更された場
合の変更波及解析部109のフローチャート例を示す図
である。
合の変更波及解析部109のフローチャート例を示す図
である。
【図11】各種仕様書が変更された場合の変更波及解析
部109のフローチャート例を示す図である。
部109のフローチャート例を示す図である。
【図12】担当者情報111の例を示す図である。
【図13】担当割当て情報113の例を示す図である。
【図14】担当者通知処理部114のフローチャート例
を示す図である。
を示す図である。
【図15】変更波及部分とその作業担当者との対応の例
を示す図である。
を示す図である。
【図16】本発明の第2の実施形態の構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図17】プログラム機能関連図作成部115のフロー
チャート例を示す図である。
チャート例を示す図である。
101…プログラム機能関連図、102…仕様書生成
部、104…プログラム定義仕様書、105…データ定
義仕様書、106…画面定義仕様書、107…関連情報
生成部、108…波及関係情報、109…変更波及解析
部、111…担当者情報、113…担当割当て情報、1
14…担当者通知処理部、115…プログラム機能関連
図作成部
部、104…プログラム定義仕様書、105…データ定
義仕様書、106…画面定義仕様書、107…関連情報
生成部、108…波及関係情報、109…変更波及解析
部、111…担当者情報、113…担当割当て情報、1
14…担当者通知処理部、115…プログラム機能関連
図作成部
フロントページの続き
(72)発明者 千葉 俊哉
神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株
式会社日立製作所システム開発研究所内
(72)発明者 石井 武夫
神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株
式会社日立製作所ソフトウェア事業部内
(72)発明者 藤井 啓詞
神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株
式会社日立製作所ソフトウェア事業部内
Fターム(参考) 5B076 DD00 DD02 EC00 EC07 EC08
Claims (5)
- 【請求項1】記憶装置に格納されるプログラム機能関連
図と各種仕様書とからソフトウェア開発資源間の関連付
けをする方法であって、 前記プログラム機能関連図は、開発対象の業務システム
を構成するプログラム、データ及び表示画面を各々構成
要素として定義し、前記構成要素間のデータ入出力関係
を記述するものであり、前記各種仕様書は、前記プログ
ラム、データ及び表示画面に対応して作成された各々プ
ログラム定義仕様書、データ定義仕様書および画面定義
仕様書を含み、 前記プログラム機能関連図を構成する前記構成要素と前
記各種仕様書のうち対応する仕様書との間に関連を生成
し、前記データ入出力関係に基づいて関連する前記構成
要素に対応する仕様書間に関連を生成し、生成された関
連情報を記憶装置に格納することを特徴とするソフトウ
ェア開発資源間の関連付け方法。 - 【請求項2】前記プログラム機能関連図を構成するいず
れかの前記構成要素の仕様が変更されるときに、前記関
連情報を参照して変更される前記構成要素に対応する前
記仕様書を抽出してその結果を出力し、 前記仕様書のいずれかの仕様が変更されるときに、前記
関連情報を参照して変更される前記仕様書に対応する前
記構成要素および変更される前記仕様書と前記データ入
出力関係に基づいて関連をもつ前記仕様書を抽出してそ
の結果を出力することを特徴とする請求項1記載のソフ
トウェア開発資源間の関連付け方法。 - 【請求項3】前記仕様書とその作業担当者との対応を記
録する担当割当情報および前記関連情報を参照して、変
更される前記仕様書と前記データ入出力関係に基づいて
関連をもつ前記仕様書に対応する前記作業担当者の識別
子を抽出し、その結果を出力することを特徴とする請求
項2記載のソフトウェア開発資源間の関連付け方法。 - 【請求項4】コンピュータに、記憶装置に格納されるプ
ログラム機能関連図と各種仕様書とからソフトウェア開
発資源間の関連付けを実行させるためのプログラムであ
って、 前記プログラム機能関連図は、開発対象の業務システム
を構成するプログラム、データ及び表示画面を各々構成
要素として定義し、前記構成要素間のデータ入出力関係
を記述するものであり、前記各種仕様書は、前記プログ
ラム、データ及び表示画面に対応して作成された各々プ
ログラム定義仕様書、データ定義仕様書および画面定義
仕様書を含み、 前記コンピュータに、前記プログラム機能関連図を構成
する前記構成要素と前記各種仕様書のうち対応する仕様
書との間に関連を生成する手順、前記データ入出力関係
に基づいて関連する前記構成要素に対応する仕様書間に
関連を生成する手順、および生成された関連情報を記憶
装置に格納する手順を実行させるためのプログラム。 - 【請求項5】前記コンピュータに、前記プログラム機能
関連図を構成するいずれかの前記構成要素の仕様が変更
されるときに、前記関連情報を参照して変更される前記
構成要素に対応する前記仕様書を抽出してその結果を出
力する手順、および前記仕様書のいずれかの仕様が変更
されるときに、前記関連情報を参照して変更される前記
仕様書に対応する前記構成要素および変更される前記仕
様書と前記データ入出力関係に基づいて関連をもつ前記
仕様書を抽出してその結果を出力する手順を実行させる
ための請求項4記載のプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001338965A JP2003140894A (ja) | 2001-11-05 | 2001-11-05 | ソフトウェア開発資源間の関連付け方法及びそのプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001338965A JP2003140894A (ja) | 2001-11-05 | 2001-11-05 | ソフトウェア開発資源間の関連付け方法及びそのプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003140894A true JP2003140894A (ja) | 2003-05-16 |
Family
ID=19153380
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001338965A Pending JP2003140894A (ja) | 2001-11-05 | 2001-11-05 | ソフトウェア開発資源間の関連付け方法及びそのプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003140894A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005128737A (ja) * | 2003-10-23 | 2005-05-19 | Daikin Ind Ltd | 仕様作成支援装置、仕様作成支援プログラム及び仕様作成支援方法 |
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