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JP2003135023A - 健康食品 - Google Patents

健康食品

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Publication number
JP2003135023A
JP2003135023A JP2001332458A JP2001332458A JP2003135023A JP 2003135023 A JP2003135023 A JP 2003135023A JP 2001332458 A JP2001332458 A JP 2001332458A JP 2001332458 A JP2001332458 A JP 2001332458A JP 2003135023 A JP2003135023 A JP 2003135023A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
extract
health food
weight
plants
dried
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001332458A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuhide Okamoto
充秀 岡本
Susumu Kitanaka
進 北中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OS Industry Co Ltd
Original Assignee
OS Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by OS Industry Co Ltd filed Critical OS Industry Co Ltd
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  • Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Medicines Containing Plant Substances (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 倦怠感を解消し、肝機能を改善すると共に、
肝機能障害の予防に有用な健康食品を提供すること。 【解決手段】 本発明は、マリアアザミ、ウコン、田七
人参、甘草、紅参、及びエビス草からなる6種の植物そ
れぞれの抽出物又は乾燥物を少なくとも含むことを特徴
とする健康食品を提供することにより、前記課題を解決
したものである。また、前記抽出物又は乾燥物が6種の
前記植物それぞれの全体、種子、根又は茎の抽出エキス
又は乾燥粉末である健康食品を好ましく提供する。ま
た、6種の前記植物それぞれの抽出物を少なくとも含
み、該抽出物は、水、エタノール単体、又は水とエタノ
ールとの混合物よりなる抽出溶媒とする抽出エキスであ
る健康食品を好ましく提供する。また、セルロース、乳
糖等の賦形剤を更に含む錠剤である健康食品を好ましく
提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、肝機能改善作用が高く、
且つ滋養、強壮食品として、倦怠感を改善する、有効な
食品に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、肝疾患をはじめとする種々の
疾患に対する薬等として有効な植物が利用されてきた。
そのような有効な植物として、マリアアザミ、ウコン、
田七人参、甘草、紅参、エビス草等が挙げられる。
【0003】マリアアザミは、オオアザミともいいキク
科の植物で、その種子は、ヨーロッパにおいて2000
年以上も前から民間薬として、肝臓、胆嚢、脾臓、消化
管の疾患や、母乳不足等に対して広く利用されてきた。
マリアアザミにおける活性主体は、3種のフラボノリグ
ナンの混合物(シリマリン)である。
【0004】また、ウコンは、ショウガ科の植物でター
メリッツクとも呼ばれ、その明るいスパイシーな風味は
カレー粉原料等にも使用されている。ウコンは、古来イ
ンドや中国等で消火器や肝臓の疾患に対する伝統的な治
療薬として用いられてきた。
【0005】また、田七人参は、ウコギ科の植物で三七
人参とも呼ばれ、ステロイドサポニンやフラボノイド等
を含み、古来より主に強壮薬として用いられてきた。田
七人参の強壮作用は、朝鮮人参と同様、副腎機能、特に
コルチコステロイドや男性ホルモンの産生によるもので
ある。また、この田七人参は、ほとんど全ての体内出血
に効果がある。
【0006】また、甘草は、ヨーロッパの薬の中では最
も汎用されている植物で、数千年前から薬用とされてお
り、生薬治療においては喘息、関節炎、口の潰瘍、神経
性胃潰瘍等の諸症状に最も効果があり、抗炎症薬として
の価値も高い。
【0007】また、紅参は、いわゆる朝鮮人参を蒸した
ものであり、その根が使用され、活性物質が最も濃縮さ
れる栽培4〜6年後に収穫される。紅参は、古来より強
壮薬として用いられており、過去20〜30年間、多く
の国々で詳細な研究が行なわれ、その顕著な性質が確認
された。紅参の主な活性成分は、ジンセノイドと呼ばれ
る成分である。また、紅参は、その成分としてサポニン
を多く含んでいる。
【0008】また、エビス草は、別名決明ともいい、こ
の種子を決明子という。中国では、このエビス草は、目
を明らかにするという意味で、視力を増す薬とされてい
る。決明子には、エモジン等のアランキトサンが多く含
まれており、緩やかに便通を良くする緩下剤としても用
いられている。
【0009】一方、肝機能改善については、改善薬等の
薬剤による治療は当然処方されているが、多くの人は肝
機能が多少悪くても適切な治療を怠り、難治化させてし
まう場合が多い。しかも、肝機能の悪化は症状としてな
かなか認知しにくく、明らかな症状として自覚した場合
には既にかなり進行している場合が多い。
【0010】また、健康食品の類においても、複合的に
これらの植物類を多く組み合わせて、効果の高いものは
少なく、単品の植物の粉末あるいはエキスを製品化した
ものがほとんどである。また、肝機能の改善や、肝疾患
等の肝機能障害の予防効果が高い食品は少ないのが現状
であった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、倦
怠感を解消し、肝機能を改善すると共に、肝機能障害の
予防に有用な健康食品を提供することを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、鋭意研究
した結果、既に人体への安全性が確認されている植物を
スクリーニングして調べ、肝機能改善効果として特に有
効に機能する6種の植物を特定し、かかる6種の特定植
物それぞれの抽出物又は乾燥物を含む組成物が、前記課
題を解決し得ることの知見を得た。
【0013】本発明は、前記知見に基づきなされたもの
で、マリアアザミ、ウコン、田七人参、甘草、紅参、及
びエビス草からなる6種の植物それぞれの抽出物又は乾
燥物を少なくとも含むことを特徴とする健康食品を提供
するものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の健康食品を、その
好ましい実施形態に基づいて詳細に説明する。
【0015】本発明の健康食品は、マリアアザミ、ウコ
ン、田七人参、甘草、紅参、及びエビス草からなる6種
の植物それぞれの抽出物又は乾燥物を少なくとも含むも
のである。本発明の健康食品は、このような構成からな
るため、前記各植物それぞれの抽出物又は乾燥物が相俟
って、倦怠感の解消効果、肝機能の改善効果、及び肝機
能障害の予防効果の全てを発現できるものである。
【0016】本発明で言う「抽出物」には、抽出エキス
乾燥物、抽出エキス水、抽出エキス粉末等の抽出エキス
が含まれるが、特に効果を向上できる点で、抽出エキス
粉末が好ましい。本願明細書において、「抽出エキス」
とは、所定の植物の全部又は一部から抽出溶媒によって
有効成分を抽出したもの(溶媒抽出物)又はその濃縮物
をいい、液状物であると固形物であるとを問わない。
【0017】また、本発明で言う「乾燥物」には、所定
の植物の全部又は一部をそのまま乾燥して粉末状にした
乾燥粉末等が含まれる。
【0018】抽出物又は乾燥物としては、抽出エキス又
は乾燥粉末、特に、6種の前記植物それぞれの全体、種
子、根又は茎の抽出エキス又は乾燥粉末であることが、
効果の向上の点で好ましい。
【0019】更に、抽出物又は乾燥物は、マリアアザミ
の種子、ウコンの根及び茎、田七人参の根、甘草の根、
紅参の全体、及びエビス草の種子それぞれの抽出エキス
又は乾燥粉末であることが、効果の向上の点で好まし
い。
【0020】本発明の健康食品が前記抽出物としての抽
出エキスを含む場合、該抽出エキスの抽出方法として
は、例えば、植物の全体又は所定の部位(種子、根、茎
等)を細切し、溶媒で抽出する方法等が挙げられる。抽
出溶媒としては、水(熱水、温水を含む)、エタノール
単体、又は水とエタノールとの混合物(エタノール濃度
50重量%以下、特に10〜30重量%)等が好ましく
挙げられる。抽出溶媒の使用量は、植物の全体又は所定
の部位1重量部に対して、通常3〜20重量部、特に5
〜10重量部である。
【0021】また、抽出エキスは、室温で抽出したもの
でも、加熱抽出したものでもよい。植物から抽出溶媒に
より抽出した溶媒抽出物は、濃縮することが好ましく、
更には、スプレードライ方式(溶媒抽出物を高濃度に濃
縮した濃縮物を高温の釜の中で、霧状に噴霧し、高温の
空気を送り込むことで、残存する溶媒を瞬間的に揮発さ
せ、固形物として堆積させて、粉末等の固形の抽出エキ
スとする方式)により固形化し、粉末状等の抽出エキス
にすることが好ましい。尚、溶媒抽出物は、濃縮せずに
そのままの状態でも使用することもできる。
【0022】また、抽出エキスは、溶媒抽出物から濃縮
する場合には、その濃縮によって植物に対する最終的な
溶媒量が限りなく0になることが好ましい。このように
するには、例えば、濃縮過程において、溶媒抽出物から
水分及び抽出溶媒を熱により揮発させ、最終的にエキス
粉末にすることが好ましい。尚、抽出エキスを得る際に
使用する溶媒が残存する抽出物であっても、食品中にそ
の抽出エキスの量を多く含有させる等の調整により、エ
キス粉末を使用した場合と同等の効果を得ることが可能
である。
【0023】本発明の健康食品が前記乾燥物を含む場
合、該乾燥物は、例えば、植物の全体又は所定の部位
(種子、根、茎等)を、60℃以上、好ましくは60〜
100℃の温度で乾燥し、これを更に所定の大きさの粉
末にすべく、粉砕して微粉末化し、90〜100℃で滅
菌処理する等の公知の方法により乾燥粉末等にしたもの
が用いられる。
【0024】尚、これらの抽出物(特に抽出エキス)又
は乾燥物(特に乾燥粉末)は、市販品を利用することも
できる。
【0025】本発明の健康食品における6種の植物それ
ぞれの抽出物又は乾燥物の配合量について、特に該植物
それぞれの特定部位の抽出エキス又は乾燥粉末を配合す
る場合を一例として、各植物毎に以下に示す。
【0026】マリアアザミの種子の抽出エキスの配合量
は、本発明の健康食品中、好ましくは3〜30重量%、
更に好ましくは5〜15重量%である。また、マリアア
ザミの種子の乾燥粉末の配合量は、本発明の健康食品
中、好ましくは5〜50重量%、更に好ましくは5〜2
0重量%である。
【0027】ウコンの根及び茎の抽出エキスの配合量
は、本発明の健康食品中、好ましくは5〜30重量%、
更に好ましくは10〜20重量%である。また、ウコン
の根及び茎の乾燥粉末の配合量は、本発明の健康食品
中、好ましくは10〜50重量%、更に好ましくは10
〜20重量%である。
【0028】田七人参の根の抽出エキスの配合量は、本
発明の健康食品中、好ましくは5〜30重量%、更に好
ましくは10〜20重量%である。また、田七人参の根
の乾燥粉末の配合量は、本発明の健康食品中、好ましく
は10〜50重量%、更に好ましくは10〜20重量%
である。
【0029】甘草の根の抽出エキスの配合量は、本発明
の健康食品中、好ましくは3〜20重量%、更に好まし
くは3〜10重量%である。また、甘草の根の乾燥粉末
の配合量は、本発明の健康食品中、好ましくは5〜30
重量%、更に好ましくは5〜15重量%である。
【0030】紅参の抽出エキスの配合量は、本発明の健
康食品中、好ましくは2〜20重量%、更に好ましくは
3〜10重量%である。また、紅参の乾燥粉末の配合量
は、本発明の健康食品中、好ましくは5〜30重量%、
更に好ましくは5〜15重量%である。
【0031】エビス草の種子の抽出エキスの配合量は、
本発明の健康食品中、好ましくは3〜30重量%、更に
好ましくは7〜15重量%である。また、エビス草の種
子の乾燥粉末の配合量は、本発明の健康食品中、好まし
くは5〜30重量%、更に好ましくは10〜20重量%
である。
【0032】本発明で言う「健康食品」には、錠剤、ド
リンク剤、顆粒、粉末剤等が含まれる。
【0033】本発明の健康食品を錠剤として使用する場
合には、6種の前記植物のそれぞれの抽出物又は乾燥物
に加えて、賦形剤が配合される。この賦形剤は、前記抽
出物又は乾燥物と共に配合され、固形化した錠剤として
の本発明の健康食品を形成するものである。
【0034】賦形剤としては、特に制限されるものでは
なく、例えば、セルロース、乳糖、パインファイバー、
デキストリン、パインデックス等が用いられる。これら
は、使用に際して、1種単独又は2種以上の混合物とし
て用いられる。
【0035】賦形剤を用いる場合の配合量は、本発明の
健康食品中、好ましくは30〜70重量%、更に好まし
くは30〜50重量%である。
【0036】本発明の健康食品を錠剤とする際の形状
は、特に制限されず薬事法に準拠した範囲内で適宜設定
することができ、例えば、三角形状、球状、顆粒状等の
複数の粒等が挙げられる。また、この場合、一粒あたり
の重量は、使用態様等に応じて所望の重量に適宜決定で
きる。
【0037】本発明の健康食品には、前記の各種成分
(抽出物又は乾燥物、必要により賦形剤)以外に、食品
に使われる一般的な原料を添加することができ、常法に
より製造される。例えば、本発明の健康食品が錠剤の場
合、前記の各種成分(抽出物又は乾燥物)、及び必要に
応じ使用される添加剤を配合し、これに水若しくはエタ
ノール又は水とエタノールとの混合溶液を加えてこれら
を練りこみ、十分に混ぜ合わせる。これを50〜100
℃にて加えた水等の溶液を蒸発させ、十分に乾燥する。
その後、打錠する等によって、錠剤が製造される。
【0038】本発明の健康食品は、本発明の効果を一層
発揮し得る観点から、1日1,000〜10,000m
g、特に2,500〜5,000mgを毎日継続して摂
取されることが好ましい。
【0039】
【実施例】以下、実施例を示して本発明を更に具体的に
説明する。しかしながら、本発明はこれらの実施例によ
って何等限定されるものではない。
【0040】(実施例1)マリアアザミ、ウコン、田七
人参、甘草、紅参、及びエビス草それぞれの抽出エキス
を以下のようにして得た。
【0041】(マリアアザミの抽出エキス)乾燥マリア
アザミの種子1重量部に対し、抽出溶媒としての無水エ
タノール5重量部で室温抽出したものを加熱濃縮し、ス
プレードライにより粉末抽出エキスとした。これにより
加熱濃縮されて粉末となるエキスは、乾燥したマリアア
ザミの種子35重量部に対し、粉末抽出エキス1重量部
得られるものである。
【0042】(ウコンの抽出エキス)乾燥したウコンの
根及び茎1重量部に対し、抽出溶媒としての水10重量
部で加熱抽出したものを加熱濃縮し、スプレードライに
より粉末抽出エキスとした。これにより加熱濃縮されて
粉末となるエキスは、乾燥したウコンの根及び茎5重量
部に対し、粉末抽出エキス1重量部得られるものであ
る。
【0043】(田七人参の抽出エキス)乾燥田七人参の
根1重量部に対し、抽出溶媒としての水10重量部で加
熱抽出したものを加熱濃縮し、スプレードライにより粉
末抽出エキスとした。これにより加熱濃縮されて粉末と
なるエキスは、乾燥した田七人参の根5重量部に対し、
粉末抽出エキス1重量部得られるものである。
【0044】(甘草のエキス)乾燥甘草の根1重量部に
対し、抽出溶媒としての水10重量部で加熱抽出したも
のを加熱濃縮し、スプレードライにより粉末抽出エキス
とした。これにより加熱濃縮されて粉末となるエキス
は、乾燥した甘草の根7重量部に対し、粉末抽出エキス
1重量部得られるものである。
【0045】(紅参のエキス)乾燥紅参(根)重量部に
対し、抽出溶媒としてのエタノール/水の混合溶液(重
量比30/70)10重量部で加熱抽出したものを加熱
濃縮し、スプレードライにより粉末抽出エキスとした。
これにより加熱濃縮されて粉末となるエキスは、乾燥し
た紅参(根)6重量部に対し、粉末抽出エキス1重量部
得られるものである。
【0046】(エビス草のエキス)乾燥エビス草の種子
1重量部に対し、抽出溶媒としてのエタノール/水の混
合溶液(重量比30/70)10重量部で室温抽出した
ものを加熱濃縮し、スプレードライにより粉末抽出エキ
スとした。これにより加熱濃縮されて粉末となるエキス
は、乾燥したエビス草の種子10重量部に対し、粉末抽
出エキス1重量部得られるものである。
【0047】得られた各抽出エキスを下記配合組成の配
合量となるように配合し、更に、賦形剤としてセルロー
ス及び乳糖をそれぞれ下記配合量となるように配合し、
下記配合組成(1)からなる組成物を得た。
【0048】
【0049】次に、上記の配合組成(1)からなる組成
物に水を加えて練りこみ、十分に混ぜ合わせる。これを
60℃にて水分を蒸発させ乾燥した後、打錠して、一粒
あたり250mgで三角形状の複数の粒からなる錠剤と
した。
【0050】〔試験例1〕日頃から倦怠感を感じている
40歳以上の男性6人、女性4人の計10人を被験者と
して、朝、昼、晩の1日3回、それぞれ食前に5粒ずつ
本錠剤を服用してもらい、1ヶ月後及び3ヶ月後の倦怠
感の改善効果についての試験を行なった。評価(倦怠感
改善効果の有効性)は、各被験者自身の判断に基づい
た。その結果を次に示す。
【0051】
【0052】(実施例2)マリアアザミ、ウコン、田七
人参、甘草、及び紅参それぞれの抽出エキスを実施例1
と同様にして得ると共に、エビス草の乾燥粉末を下記の
ようにして得た。(エビス草の乾燥粉末)エビス草の粉
末については、60℃で乾燥した乾燥エビス草の種子を
粉砕機にて粉砕し、細かい粉末状とする。これを、10
0℃の温度をかけて滅菌し、エビス草の種子粉末とす
る。
【0053】得られた各抽出エキス及び乾燥粉末を、下
記配合組成の配合量となるように配合し、これに、更に
賦形剤としてセルロース及び乳糖をそれぞれ下記配合量
となるように配合し、下記配合組成(2)からなる組成
物を得た。
【0054】
【0055】上記の配合組成からなる組成物を、実施例
1と同様の条件で、水の練りこみ、加熱乾燥、打錠し
て、実施例1と同様の錠剤とした。
【0056】〔試験例2〕医師の診断により肝機能の数
値がそれぞれ標準より悪いと診断された患者(男性7
人、女性3人の計10人)に、朝、昼、夕方、及び就寝
前の1日4回、それぞれ5粒ずつ本錠剤を服用してもら
い、1ヶ月後、3ヶ月後及び6ヶ月後の肝機能の改善効
果についての試験を行なった。但し、患者は、全て医師
の処方による肝機能改善薬を使用していない者を選定し
た。評価(肝機能改善効果の有効性)は、肝機能の状態
を評価する上で基準となるGOT、GPT、γ−GTP
の各数値から医師による判断に基づいた。その結果を次
に示す。
【0057】
【0058】
【発明の効果】本発明の健康食品は、倦怠感を解消し、
肝機能を改善すると共に、肝機能障害の予防に有用なも
のである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 35/78 A61K 35/78 T 47/26 47/26 47/38 47/38 47/46 47/46 A61P 1/16 A61P 1/16 Fターム(参考) 4B018 LE01 LE02 LE03 LE05 MD61 MD63 ME02 ME14 MF01 MF06 MF08 4C076 AA36 BB01 CC16 DD67 EE31 EE38 EE58 FF04 4C088 AB16 AB26 AB59 AB60 AB81 AC01 AC04 AC05 AC11 BA09 BA10 MA07 MA35 MA52 ZA75

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マリアアザミ、ウコン、田七人参、甘
    草、紅参、及びエビス草からなる6種の植物それぞれの
    抽出物又は乾燥物を少なくとも含むことを特徴とする健
    康食品。
  2. 【請求項2】 前記抽出物又は乾燥物が、6種の前記植
    物それぞれの全体、種子、根又は茎の抽出エキス又は乾
    燥粉末である、請求項1記載の健康食品。
  3. 【請求項3】 前記抽出物又は乾燥物が、マリアアザミ
    の種子、ウコンの根及び茎、田七人参の根、甘草の根、
    紅参の全体、及びエビス草の種子それぞれの抽出エキス
    又は乾燥粉末である、請求項2記載の健康食品。
  4. 【請求項4】 6種の前記植物それぞれの抽出物を少な
    くとも含み、該抽出物は、水、エタノール単体、又は水
    とエタノールとの混合物よりなる抽出溶媒とする抽出エ
    キスである、請求項1〜3の何れかに記載の健康食品。
  5. 【請求項5】 セルロース、乳糖、パインファイバー、
    デキストリン及びパインデックスからなる群より選択さ
    れる一種以上の賦形剤を更に含む錠剤である、請求項1
    〜4の何れかに記載の健康食品。
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