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JP2003133540A - ドット体の形成方法および半導体装置の製造方法 - Google Patents

ドット体の形成方法および半導体装置の製造方法

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Publication number
JP2003133540A
JP2003133540A JP2001323202A JP2001323202A JP2003133540A JP 2003133540 A JP2003133540 A JP 2003133540A JP 2001323202 A JP2001323202 A JP 2001323202A JP 2001323202 A JP2001323202 A JP 2001323202A JP 2003133540 A JP2003133540 A JP 2003133540A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
forming
oxide film
semiconductor
film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001323202A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Morimoto
廉 森本
Takeshi Takagi
剛 高木
Kiyoyuki Morita
清之 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2001323202A priority Critical patent/JP2003133540A/ja
Publication of JP2003133540A publication Critical patent/JP2003133540A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 工程の簡略化が可能であり、デバイスの品質
の特性の劣化防止が可能である,Geを主成分とするド
ット体の形成方法を提供する。 【解決手段】 Si基板1の上に、下部酸化膜2を形成
し、その上にSiGe半導体薄膜3を形成する。そし
て、800℃で基板の熱酸化を行なうことにより、Si
Ge半導体薄膜3から上部酸化膜4を形成する。同時
に、上部酸化膜4と下部酸化膜2との間の界面付近に
は、SiGe半導体薄膜3に含まれていたGeが偏析・
凝集することにより、Geを主成分とするドット体5が
形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドット体の形成方
法と、このドット体を用いた半導体装置の製造方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】21世紀の高度情報社会では、携帯型情
報機器においても膨大な画像,音声データが扱われるよ
うになるため、低消費電力で高容量・高速な不揮発性メ
モリのニーズがますます高くなってきている。
【0003】カリフォルニア大学バークレイ校のYa-Chi
n らは、不揮発性メモリの1つとして、金属-酸化膜-半
導体型電界効果トランジスタ(MOSFET:Metal Ox
ideSemiconductor Field Effect Transistor )のゲー
ト絶縁膜中にGe量子ドットを埋め込んだいわゆる「G
e量子ドットメモリ」を文献1( International Elect
ron Devices Meeting 1998 Technical Digest, pp.115
( インターナショナル・エレクトロン・デバイセズ・
ミーティング テクニカルダイジェスト 115頁))
において報告している。Ge量子ドットメモリはDRA
Mの高速性とフラッシュメモリの不揮発性との特徴を併
せ持ったメモリ素子である。Ge量子ドットメモリにお
いては、高速かつ低電圧での書き込み・消去動作が可能
であり、また109 回を越える書き込みが可能な書き込
み耐性が備えられている。現段階では、Ge量子ドット
メモリにおいては、フラッシュメモリのデータ保持時間
である10年には届かないものの、10万秒以上の保持
時間が報告されている。
【0004】ここで、上記の文献1に記載されている従
来のGe量子ドットメモリの製造方法について、図5
(a)〜(g)を参照しながら説明する。図5(a)〜
(g)は、従来のGe量子ドットメモリの製造工程のう
ちゲート絶縁膜中にGeドットを形成するまでの工程を
示した断面図である。
【0005】まず、図5(a)に示す工程で、Si基板
101にGeをイオン注入する。そして、図5(b)に
示す工程で、基板を900℃以上の温度に加熱してウェ
ット酸化を行うことにより、基板上に酸化膜103を形
成する。このとき、酸化膜103とSi基板101との
界面にGeが偏析したGe偏析層102が形成される。
【0006】次に、図5(c)に示す工程で、酸化膜1
03を除去し、その後、基板上を800℃の温度でドラ
イ酸化する。これにより、Si基板101の上のGe偏
析層102はSiGe混晶層102aとなり、SiGe
混晶層102aの上には上部酸化膜104が形成され
る。上部酸化膜104を形成するときには、GeはSi
Ge混晶層102aとSi基板101との間の界面に偏
析しやすくなっているため、Ge混晶層102a中のG
eは上部酸化膜104内へ拡散しにくい。
【0007】その後、図5(d)に示す工程で、基板上
を650℃程度の低温に保ってウェット酸化すると、酸
化の進行に伴いGeがSiGe混晶層102aから上部
酸化膜104中に拡散することによりSi1-xGex2
層105が形成される。
【0008】次に、図5(e)に示す工程で、基板上を
酸化することにより、SiGe混晶層102aとSi
1-xGex2層105との間に下部酸化膜106を形成
する。これにより、Si1-xGex2層105は、上部
酸化膜104と下部酸化膜106との間に介在すること
になる。
【0009】次に、図5(f)に示す工程で、基板に窒
素雰囲気中,900℃の条件で熱処理を行うと、Si
1-xGex2 層105中のGe原子が凝集して、上部酸
化膜104と下部酸化膜106とからなる酸化膜中にG
eドット107が形成される。
【0010】次に、図5(g)に示す工程で、基板に窒
素をイオン注入して熱処理を行うことにより、下部酸化
膜106とSi基板101との界面に残存するSiGe
混晶層102aを電気的に不活性化する。
【0011】以上の工程により、文献1に開示されたG
eドット体が形成される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、文献1
に示された従来のGe量子ドットメモリの製造方法に
は、以下に示すような不具合が生じていた。
【0013】まず、従来のGe量子ドットメモリの製造
工程は、条件の異なる酸化工程を何回も繰り返すなどの
プロセスが非常に複雑であった。
【0014】さらに、Geドットメモリが完成した後に
も、Si基板101と下部酸化膜106との間にSiG
e混晶層102aが残ってしまう。このSiGe混晶層
102aには格子欠陥が多く存在するため、チャネルを
走行するキャリアの錯乱やキャリア捕獲が発生し、素子
特性が劣化してしまうという不具合が生じてしまう。
【0015】本発明の目的は、形成工程が簡略化され,
かつ性能の劣化が抑制されるドット体とその製造方法と
を提供することにある。
【0016】
【課題を解決する手段】本発明のドット体の形成方法
は、導体層の少なくとも一部に接する絶縁層を形成する
工程(a)と、上記絶縁層の上にゲルマニウムを含む化
合物半導体からなる半導体層を堆積する工程(b)と、
上記半導体層を熱酸化することにより、上記半導体層か
らGeを主成分とする複数のドット体と上記ドット体を
覆う酸化層とを形成する工程(c)とを含む。
【0017】これにより、従来のドット体の形成方法に
よる場合よりも容易にドット体を形成することができ
る。さらに、工程(b)では、導体層の上に絶縁層を挟
んで半導体層を形成するため、工程(c)で半導体層を
熱酸化するときに導体層の方にGeが拡散して偏析する
ことを阻止することができる。そのため、周囲を絶縁体
によって囲まれたドット体を得ることができる。
【0018】上記半導体層はSiGe多結晶層,SiG
e非晶質層,SiGeC多結晶層,またはSiGeC非
晶質層であることが好ましい。
【0019】上記工程(b)の後に、上記半導体層の上
にシリコンを主成分とするキャップ層を形成することを
特徴とすることにより、基板表面に高濃度にGeを含ん
だ半導体層が露出しないため、製造ラインのGe汚染を
防止することが可能となる。
【0020】本発明の半導体装置の製造方法は、浮遊ゲ
ート電極として機能し,Geを主成分とするドット体
と、制御ゲート電極と、ソース・ドレインとして機能す
る不純物拡散層とを有する半導体装置の製造方法であっ
て、半導体基板上に絶縁層を形成する工程(a)と、上
記絶縁層の少なくとも一部の上にGeを含有する化合物
半導体からなる半導体層を形成する工程(b)と、上記
半導体層を熱酸化することにより上記半導体層からGe
を主成分とする複数のドット体と上記ドット体を覆う酸
化膜とを形成する工程(c)とを含む。
【0021】これにより、従来の製造方法による場合よ
りも容易にドット体を有する半導体装置を製造すること
ができる。さらに、工程(b)では、半導体基板の上に
絶縁層を挟んで半導体層を形成するため、工程(c)で
半導体層を熱酸化するときに、導体層の方にGeが拡散
して偏析することを阻止することができる。よって、半
導体層と絶縁層との間の界面の劣化が起こりにくい半導
体装置を製造することができる。
【0022】上記工程(c)の後、上記酸化膜の上に上
記制御ゲート電極を形成する工程をさらに含むことによ
り、半導体基板の上に絶縁層,ドット体およびドット体
を囲む酸化膜を挟んでゲート電極を形成することができ
る。
【0023】上記工程(a)の前に、上記半導体基板上
に上記制御ゲート電極を形成する工程をさらに含み、上
記工程(a)では、上記制御ゲート電極の側面上から上
記半導体層の一部の上に延びる上記絶縁層を形成し、上
記工程(b)では、上記制御ゲート電極の側面上から上
記半導体層の一部の上に延びる領域に、上記絶縁層を挟
んで上記半導体層を形成することにより、上記工程
(c)では、制御ゲート電極の側面上から上記半導体層
の一部の上に延びる領域に、絶縁層を挟んでドット体と
ドット体を覆う酸化膜とを形成することができる。これ
により、半導体基板に形成されたソース領域とチャネル
領域との接合部付近の上方にドット体を形成することが
できるので、効率の良いドット体への書き込みが可能と
なる。
【0024】上記絶縁層は、シリコン酸化膜,シリコン
酸窒化膜,シリコン窒化膜のうちのいずれか1つからな
るか、または、シリコン酸化膜,シリコン酸窒化膜,シ
リコン窒化膜のいずれかから構成される積層膜からなる
ことができる。
【0025】上記半導体層は、SiGe多結晶層,Si
Ge非晶質層,SiGeC多結晶層,またはSiGeC
非晶質層であることが好ましい。
【0026】上記工程(b)の後に、上記半導体層の上
にシリコンを主成分とするキャップ層を形成することに
より、工程(c)で半導体層の熱酸化を行うときに、基
板表面に高濃度にGeを含んだ半導体層が露出しないた
め、製造ラインのGe汚染を防止することが可能とな
る。
【0027】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)本実施形態で
は、Ge量子ドット体の形成方法およびGeドットメモ
リの製造方法について説明する。
【0028】まず、本実施形態におけるGe量子ドット
体の形成方法について、図1(a)〜(e)および図2
を参照しながら説明する。図1(a)〜(e)は本実施
形態のGe量子ドット体の形成工程を示した断面図であ
り、図2は、本実施形態の量子ドット体の形成方法によ
り形成されたドット体の写真図である。
【0029】まず、図1(a)に示す工程で、Si基板
1の上面を700℃,5分間の条件でパイロ酸化するこ
とにより、Si基板上に厚さ約2nmの下部酸化膜2を
形成する。
【0030】その後、図1(b)に示す工程で、下部酸
化膜2の上に、Geを%オーダーで含有した,厚さ約1
0nmのSiGe半導体薄膜3を形成する。具体的に
は、到達真空度約10-8Paの超高真空チャンバーにS
i基板1を導入した後、ある条件(ジシラン(Si
26)ガス分圧:9.3×10-3Pa,ゲルマン(Ge
4)ガス分圧:4.0×10-2Pa,基板表面温度5
50℃,堆積時間:3分間)で化学気相堆積を行うこと
によりSiGe半導体薄膜3を形成する。
【0031】続いて、図1(c)に示す工程で、SiG
e半導体薄膜3が形成されている基板上を800℃で熱
酸化する。すると、SiGe半導体薄膜3を構成する元
素のうちSiは酸化されて酸化シリコンからなる上部酸
化膜4を形成し、Geは成長している上部酸化膜4中か
ら追い出されて下部酸化膜2と上部酸化膜4との間の界
面6付近に偏析、凝集する。そして、基板上の酸化の進
行に伴ってGeの偏析、凝集が進むとGeを主成分とす
るドット体5が形成される。なお、以下では、下部酸化
膜2と上部酸化膜4とからなる酸化膜を第1の酸化膜7
と呼ぶ。
【0032】ところで、上記のようにドット体5が形成
される原因として以下のことが考えられる。Geはシリ
コン酸化膜中に拡散しにくいので、基板上を熱酸化する
と、SiGe半導体薄膜3に含まれていたGeは成長す
る上部酸化膜4から追い出されて上部酸化膜4の下方に
移動する。しかし、上部酸化膜4の下方には下部酸化膜
2があり、Geは下部酸化膜2内には拡散しにくいため
Geは上部酸化膜4と下部酸化膜2との界面6付近にと
どまる。このようなGeが界面6付近にある程度以上集
まることによって、Geが凝集されてGeドット体5に
なると考えられる。
【0033】次に、図1(d)に示す工程で、減圧化学
気相堆積法により基板の上部酸化膜4の上にシランガス
(SiH4)と亜酸化窒素ガス(N2O)とを原料ガスと
して供給し、厚さ10nm程度の,酸化シリコンからな
る第2の酸化膜8を形成する。第2の酸化膜8の膜厚を
調整することにより、第1の酸化膜7と第2の酸化膜8
とからなる酸化膜の厚さを調整することができる。
【0034】さらに、図1(e)に示す工程で、第2の
酸化膜8の上に、減圧化学気相堆積法によりシランガス
とホスフィンガスとをある条件(シランガス(Si
4 )流量:0.4l/min,ホスフィンガス(PH
3 )流量:0.4ml/min,圧力:50Pa,基板
温度:600℃)で供給する。これにより、Pを高濃度
にドープしたポリシリコン膜9を形成する。
【0035】以上の工程により、本実施形態におけるG
eドット体が形成される。本実施形態では、図2に示す
写真図から、確かにGeドット体が形成されていること
が確認できた。
【0036】次に、上述のGeドット体を用いる半導体
記憶装置の製造方法について、図3(a)〜(e)を参
照しながら説明する。図3(a)〜(e)は、図1
(a)〜(e)に示す工程で形成したGeドット体を有
する酸化膜をゲート絶縁膜として用いる半導体記憶装置
の製造工程を示した断面図である。
【0037】まず、図3(a)に示す工程で、図1
(e)に示す基板上に、フォトリソグラフィー法により
ゲート電極のレジストパターンを形成する。そして、レ
ジストパターンをマスクとしてドライエッチングを行う
ことにより、ポリシリコン膜9からゲート電極9aを形
成し、第2の酸化膜8からは第2の酸化層8aを形成
し、第1の酸化膜7からは第1の酸化層7aを形成す
る。その後、レジストパターンを除去する。なお、第1
の酸化層7aのうち下部酸化膜2からなる部分はトンネ
ル酸化膜として機能し、第1の酸化層7aのうち上部酸
化膜4からなる部分と第2の酸化層8aとは、制御酸化
膜として機能する。そして、ドット体5がフローティン
グゲートとなる。
【0038】次に、図3(b)に示す工程で、基板上を
800℃でドライ酸化することにより、Si基板1およ
びゲート電極9aの上に厚さ10nmの第3の酸化膜1
0を形成する。そして、Si基板1に、ゲート電極9a
をマスクとしてPをイオン注入して熱処理を行うことに
より第1不純物拡散層11を形成する。なお、イオン注
入は、加速電圧が数10kV、Pドーズ量が1013cm
-2オーダーである条件で行なう。
【0039】その後、図3(c)に示す工程で、化学気
相堆積法により基板上に厚さ200nmのシリコン酸化
膜を堆積した後、シリコン酸化膜のドライエッチングを
行う。これにより、ゲート電極9a,第2の酸化層8a
および第1の酸化層7aの側面上に、酸化シリコンから
なるサイドウォール12が形成される。なお、この工程
のドライエッチングの際には、第3の酸化膜10のうち
ゲート電極9aの側面上に位置する部分以外は除去され
て、保護酸化膜10aとなる。
【0040】次に、図3(d)に示す工程で、Si基板
1に、ゲート電極9aおよびその側面に形成されたサイ
ドウォール12をマスクとして砒素をイオン注入して熱
処理を行なうことにより第2不純物拡散層13を形成す
る。なお、イオン注入は、加速電圧が数10kV、As
ドーズ量が1015cm-2オーダーである条件で行なう。
【0041】次に、図3(e)に示す工程で、基板上に
シランガス(SiH4 )と亜酸化窒素ガス(N2O )を
供給し、減圧化学気相堆積法により厚さ400nm程度
の層間絶縁膜14を形成する。そして、層間絶縁膜14
を貫通して第2不純物拡散層13の上に到達するコンタ
クト窓を開口した後、スパッタ法によりアルミニウム合
金膜を堆積して,さらにアルミニウム合金膜をパターニ
ングすることにより金属配線15を形成する。以上の工
程により、本実施形態の半導体記憶素子が形成される。
【0042】以下に、本実施形態のGeドット体および
半導体記憶装置において得られる利点について述べる。
【0043】まず、本実施形態においては、基板上に下
部酸化膜2およびSiGe半導体薄膜3を形成した後、
熱酸化を行うことによりGeドット体5が形成可能とな
る。この工程は、従来の複雑なGe量子ドットの製造方
法と比較して簡略化されている。
【0044】また、SiGe半導体薄膜3のGe濃度と
膜厚とを制御することにより、Geドット体5の密度と
粒径制御とが容易となる。
【0045】さらに、図1(c)に示す工程で熱酸化に
よりGeドット体5を形成するときに、下部酸化膜2に
よりSi基板1側へのGeの拡散が防止されるため、S
i基板1と下部酸化膜2との間における界面品質の劣化
を抑制できる。従って、従来技術のように、Geドット
体5の形成に起因する半導体記憶装置の特性劣化が起こ
りにくくなる。
【0046】加えて、従来技術と比較して、Geドット
体形成前後における下部酸化膜2の膜厚の変化が小さい
ため、高精度に膜厚制御を行うことが可能となる。
【0047】なお、本実施形態においては、LDD構造
(Lightly Doped Drain)またはエクステンション構造
のnチャネル型MOSFETのゲート絶縁膜中にGeド
ット体を形成する場合について述べたが、本発明のGe
ドット体は、LDD構造およびエクステンション構造以
外の構造に適応されてもよく、また、pチャネル型MO
SFETに適応されてもよい。その場合には、例えばp
チャネル型MOSFETやシングルドレイン構造MOS
FET等などのデバイスにGeドット体を適応する。
【0048】本実施形態においては、下部酸化膜2とし
て、厚さ2nm程度の極薄シリコン酸化膜を用いたが、
シリコン酸窒化膜、シリコン窒化膜、もしくはこれらの
積層膜を用いても良い。また、下部酸化膜2として、厚
さ2nm以上のシリコン酸化膜を用いても良い。厚さ2
nm程度の極薄シリコン酸化膜を用いる場合には、ns
オーダーの高速動作が可能であるがデータ保持時間はや
や劣るメモリ特性が得られ、厚さ2nm以上の酸化膜を
用いた場合には動作速度は遅くなるものの10年を越え
る良好なデータ保持時間が達成される。同じ素子構造で
あれば動作速度とデータ保持時間は一般的にトレードオ
フの関係にあり、メモリの用途に応じて使い分けが可能
である。
【0049】本実施形態においては、SiGe半導体薄
膜3としてSi中のGe濃度が深さ方向で一定であるS
iGe単層膜を用いたが、深さ方向にGe濃度が変化す
る膜を用いてもよい。その場合には、深さ方向にGe濃
度を変化させることによりGe量子ドットの形状制御を
効果的に行うことが可能となる。
【0050】本実施形態におけるSiGe半導体薄膜3
の上には、Geを含まないシリコンキャップ層を形成し
てもよい。その場合には、図1(c)に示す工程で熱酸
化を行う際に、基板表面に高濃度にGeを含んだSiG
e半導体薄膜3が露出しないため、製造ラインのGe汚
染を抑制することが可能となる。
【0051】本実施形態においては、第1の酸化膜7の
上に第2の酸化膜8が形成されているが、第1の酸化膜
7が十分な膜厚を有している場合には、第2酸化膜8を
形成しなくてもよい。
【0052】(第2の実施形態)本実施形態では、第2
のGeドットメモリの製造方法について説明する。
【0053】まず、本実施形態におけるGeドットメモ
リの形成方法について、図4(a)〜(f)を参照しな
がら説明する。図4(a)〜(f)は、Geドット体を
有する酸化膜をゲート電極の側壁絶縁膜として用いる半
導体記憶装置の製造工程を示した断面図である。
【0054】まず、図4(a)に示す工程で、Si基板
21の上部を熱酸化して、厚さ約2nmの第1の酸化膜
22を形成する。第1の酸化膜22の上に、シランガス
(SiH4 )流量が0.4l/min、ホスフィンガス
(PH3 )流量が0.4ml/min、圧力が50P
a、基板温度が600℃である条件で減圧化学気相堆積
法を行なうことにより、半導体膜23を形成する。
【0055】次に、図4(b)に示す工程で、窒素雰囲
気中において、900℃、30分の条件で基板の熱処理
を行う。そして、基板上にレジストパターンを形成し
て、レジストパターンをマスクとして半導体膜23およ
び第1の酸化膜22のドライエッチングを行なうことに
より、ゲート電極24とゲート絶縁膜25とを形成す
る。続いて、ゲート電極24をマスクとして、Si基板
21の上部にリンイオンを注入した後不純物活性化のた
めの熱処理を行うことにより第1の不純物拡散層26を
形成する。このとき、リンイオン注入は加速電圧が数1
0KeV、ドーズ量が1013cm-2の条件で行なう。
【0056】その後、基板上部を850℃で熱酸化する
ことにより、Si基板21,ゲート電極24およびゲー
ト絶縁膜25のうち露出している各部分の上に第2の酸
化膜27を形成する。
【0057】次に、図4(c)に示す工程で、到達真空
度が10-8Paである超高真空チャンバーに基板を導入
した後、ジシラン(Si26)ガス分圧が9.3×10
-3Pa、ゲルマン(GeH4)ガス分圧が4.0×10
-2 Pa、基板温度が550℃、3分間の条件で化学気
相堆積を行うことにより、厚さ約10nmのSiGe半
導体薄膜28を形成する。
【0058】そして、図4(d)に示す工程で、第2の
酸化膜27およびSiGe半導体薄膜28の反応性イオ
ンエッチングを行うことにより、ゲート電極24および
ゲート絶縁膜25の側壁の上からSi基板21の上の一
部に延びる保護酸化膜27aと、その上のSiGe半導
体層からなる側壁絶縁膜28aを形成する。
【0059】続いて、図4(e)に示す工程で、800
℃で側壁絶縁膜28aの熱酸化を行うことにより、側壁
絶縁膜28aを、酸化シリコンからなる側壁酸化膜28
bと、Geを主成分とするドット体29とに分離する。
その工程を以下に詳しく述べる。
【0060】側壁絶縁膜28aに含まれるSiが酸化さ
れることにより酸化シリコンからなる側壁酸化膜28b
が成長する。一方、側壁絶縁膜28aに含まれるGe
は、シリコン酸化膜中に拡散しにくい性質を有している
ため、成長している側壁酸化膜28b中から追い出され
る。そして、Geが側壁酸化膜28bと保護酸化膜27
aとの間の界面に偏析、凝集することにより、ドット体
29が形成される。そして、このドット体29がフロー
ティングゲートとなり、保護酸化膜27aのうちゲート
電極24とは接触せずにドット体29とSi基板21と
の間に位置する部分がトンネル酸化膜として機能する。
【0061】その後、基板上に、ゲート電極24と側壁
酸化膜28bとをマスクとしてAsイオンを注入して熱
処理を行うことにより、第2の不純物拡散層30を形成
する。なお、Asイオン注入は、加速電圧が数10ke
V、ドーズ量が1015cm-2の条件で行なう。
【0062】次に、図4(f)に示す工程で、シランガ
ス(SiH4)と亜酸化窒素ガス(N2O )とを原料ガ
スに用いた減圧化学気相堆積法により、厚さ400nm
程度の層間絶縁膜31を形成する。そして、層間絶縁膜
31に、第2の不純物拡散層30に到達するコンタクト
ホールを開口する。そして、スパッタ法により基板上に
アルミニウム合金膜を堆積して、アルミニウム合金膜を
パターニングすることにより金属配線32を形成する。
【0063】以下に、本実施形態の半導体記憶装置によ
り得られる利点について述べる。
【0064】まず、本実施形態においては、ゲート電極
24の側面に保護酸化膜27aを挟んで側壁絶縁膜28
aを形成した後、熱酸化を行うことによりドット体29
が形成可能となる。この工程は、従来の複雑なGe量子
ドットの製造方法と比較して簡略化されている。
【0065】また、側壁絶縁膜28aのGe濃度と膜厚
とを制御することにより、Geドット体29の密度と粒
径制御とが容易となる。
【0066】さらに、図4(e)に示す工程で熱酸化に
よりドット体29を形成するときに、保護酸化膜27a
によりSi基板21側へのGeの拡散が防止されるた
め、Si基板21と側壁酸化膜28bとの間における界
面品質の劣化を抑制できる。従って、従来技術のよう
に、ドット体29の形成に起因する半導体記憶装置の特
性劣化が起こりにくくなる。
【0067】さらに、本実施形態では、上述のような本
発明の第1の実施形態で得られる利点に加えて、第1の
実施形態の場合より低消費電力化を図ることが可能とな
るという利点がある。その理由を以下に示す。一般に、
MOSFETのしきい値電圧は、チャネル領域のエネル
ギーバンドのうちソース部付近の領域のエネルギーバン
ドの曲がり方によって決まる。そこで、本実施形態のよ
うに、ゲート部の側壁上、つまりチャネル領域とソース
部との接合部付近の上にドット体29が形成されている
場合には、ゲート部の下に平面的にドット体が形成され
ている場合よりも少ない個数のドットにより効果的にし
きい値電圧を制御することができる。その結果、ドット
への電子/ホールの書き込み電流を低減することがで
き、より低消費電力化を図ることが可能となる。
【0068】なお、本実施形態においては、LDD構造
(Lightly Doped Drain)またはエクステンション構造の
nチャネル型MOSFETのゲート側壁酸化膜28b中
にGeドット体29を形成する場合について述べたが、
本発明のGeドット体は、LDD構造およびエクステン
ション構造以外の構造に適応されてもよく、また、pチ
ャネル型MOSFETに適用されてもよい。その場合に
は、例えばpチャネル型MOSFETやシングルドレイ
ン構造MOSFET等などのデバイスにGeドット体を
適応する。
【0069】また、本発明の第2の実施例によれば、ゲ
ート絶縁膜25として電子の直接的なトンネル伝導が可
能である厚さ2nm程度の極薄シリコン酸化膜を用いた
が、本発明においては、厚さ2nm以上のシリコン酸化
膜を用いても良い。厚さ2nm程度の極薄シリコン酸化
膜を用いる場合には、nsオーダーの高速動作が可能で
あるがデータ保持時間はやや劣るメモリ特性が得られ、
厚さ2nm以上の酸化膜を用いた場合には動作速度は遅
くなるものの10年を越える良好なデータ保持時間が達
成される。同じ素子構造であれば動作速度とデータ保持
時間は一般的にトレードオフの関係にあり、いずれの機
能に重きを置くかはメモリの用途に応じて使い分けが可
能である。
【0070】本実施形態においては、第2の酸化膜27
として、シリコン酸化膜を用いたが、この替わりに、シ
リコン酸窒化膜、シリコン窒化膜、もしくはこれらの積
層膜を用いても良い。
【0071】本実施形態においては、SiGe半導体薄
膜28としてSi中のGe濃度が深さ方向で一定である
SiGe単層膜を用いたが、深さ方向にGe濃度が変化
する膜を用いてもよい。その場合には、深さ方向にGe
濃度を変化させてGeの凝集,偏析の状態を変化させる
ことによって、Ge量子ドットの形状制御を効果的に行
うことが可能となる。
【0072】本実施形態における側壁絶縁膜28aの上
には、Geを含まないシリコンキャップ層を形成しても
よい。その場合には、図4(d)に示す工程で熱酸化を
行う際に、基板表面に高濃度にGeを含んだ側壁酸化膜
28bが露出しないため、製造ラインのGe汚染を抑制
することが可能となる。
【0073】
【発明の効果】本発明のドット体の形成方法および半導
体装置の製造方法によれば、工程の簡略化が可能とな
り、さらに、ドット体が形成された層とSi基板との間
に酸化膜が介在することによってGeのSi基板方向へ
の拡散を抑制できるため、界面品質低下を防止すること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)〜(e)は第1実施形態のGe量子ドッ
ト体の形成工程を示した断面図である。
【図2】第1の実施形態の量子ドット体の形成方法によ
り形成されたドット体の写真図である。
【図3】(a)〜(e)は、図1(a)〜(e)に示す
工程で形成したGeドット体を有する酸化膜をゲート絶
縁膜として用いる半導体記憶装置の製造工程を示した断
面図である。
【図4】(a)〜(f)は、Geドット体を有する酸化
膜をゲート電極の側壁絶縁膜として用いる半導体記憶装
置の製造工程を示した断面図である。
【図5】(a)〜(g)は、従来のGe量子ドットメモ
リの製造工程のうちゲート絶縁膜中にGeドットを形成
するまでの工程を示した断面図である。
【符号の説明】
1 Si基板 2 下部酸化膜 3 半導体薄膜 4 上部酸化膜 5 ドット体 6 界面 7 第1の酸化膜 8 第2の酸化膜 8a 第2の酸化層 9 ポリシリコン膜 9a ゲート電極 10 第3の酸化膜 10a 保護酸化膜 11 第1不純物拡散層 12 サイドウォール 13 第2不純物拡散層 14 層間絶縁膜 15 金属配線 21 Si基板 22 第1の酸化膜 23 半導体膜 24 ゲート電極 25 ゲート絶縁膜 26 第1不純物拡散層 27 第2の酸化膜 27a 保護酸化膜 28 SiGe半導体層 28a 側壁絶縁膜 28b 側壁酸化膜 29 ドット体 30 第2不純物拡散層 31 層間絶縁膜 32 金属配線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 29/792 (72)発明者 森田 清之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5F083 EP17 EP23 EP48 EP49 EP50 EP63 EP68 GA05 JA03 JA35 PR12 PR14 PR21 PR36 5F101 BA54 BD07 BH02 BH03 BH09 BH30

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導体層の少なくとも一部に接する絶縁層
    を形成する工程(a)と、 上記絶縁層の上にゲルマニウムを含む化合物半導体から
    なる半導体層を堆積する工程(b)と、 上記半導体層を熱酸化することにより、上記半導体層か
    らGeを主成分とする複数のドット体と上記ドット体を
    覆う酸化層とを形成する工程(c)とを含むドット体の
    形成方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のドット体の形成方法に
    おいて、 上記半導体層はSiGe多結晶層,SiGe非晶質層,
    SiGeC多結晶層,またはSiGeC非晶質層である
    ことを特徴とするドット体の形成方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のドット体の形
    成方法において、 上記工程(b)の後に、上記半導体層の上にシリコンを
    主成分とするキャップ層を形成することを特徴とするド
    ット体の形成方法。
  4. 【請求項4】 浮遊ゲート電極として機能し,Geを主
    成分とするドット体と、制御ゲート電極と、ソース・ド
    レインとして機能する不純物拡散層とを有する半導体装
    置の製造方法であって、 半導体基板上に絶縁層を形成する工程(a)と、 上記絶縁層の少なくとも一部の上にGeを含有する化合
    物半導体からなる半導体層を形成する工程(b)と、 上記半導体層を熱酸化することにより上記半導体層から
    Geを主成分とする複数のドット体と上記ドット体を覆
    う酸化膜とを形成する工程(c)とを含む半導体装置の
    製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の半導体装置の製造方法
    において、 上記工程(c)の後、上記酸化膜の上に上記制御ゲート
    電極を形成する工程をさらに含むことを特徴とする半導
    体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載の半導体装置の製造方法
    において、 上記工程(a)の前に、上記半導体基板上に上記制御ゲ
    ート電極を形成する工程をさらに含み、 上記工程(a)では、上記制御ゲート電極の側面上から
    上記半導体層の一部の上に延びる上記絶縁層を形成し、 上記工程(b)では、上記制御ゲート電極の側面上から
    上記半導体層の一部の上に延びる領域に、上記絶縁層を
    挟んで上記半導体層を形成することを特徴とする半導体
    装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項4〜6のうちいずれか1つに記載
    の半導体装置の製造方法において、 上記絶縁層は、シリコン酸化膜,シリコン酸窒化膜,シ
    リコン窒化膜のうちのいずれか1つからなるか、また
    は、シリコン酸化膜,シリコン酸窒化膜,シリコン窒化
    膜のいずれかから構成される積層膜からなることを特徴
    とする半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項4〜7のうちいずれか1つに記載
    の半導体装置の製造方法において、 上記半導体層は、SiGe多結晶層,SiGe非晶質
    層,SiGeC多結晶層,またはSiGeC非晶質層で
    あることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項4〜8のうちいずれか1つに記載
    の半導体装置の製造方法において、 上記工程(b)の後に、上記半導体層の上にシリコンを
    主成分とするキャップ層を形成することを特徴とする半
    導体装置の製造方法。
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