JP2003132718A - 照明器具 - Google Patents
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- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 光源からの光を透明材料製のセードにて屈
折、反射させて小型で下方の集光率が高く、また、意匠
面における変化を容易に実現可能な照明器具を提供する
こと。 【解決手段】 略おわん状に開口した透明材料製のセー
ド2の内側に光源8を有してなる照明器具1である。セ
ード2の内側に、光源8からの光を入射させるセード2
の軸A方向と略平行の入射面31と、入射面31に直交
し連設させたセード2外面からの反射光を出射させる内
出射面32とをもった複数の内リブ3を並設させる。セ
ード2の外側には、入射面31からの光を略全反射させ
るよう外面に略沿う傾斜反射面41と、傾斜反射面41
に連設させたセード2の軸A方向と略直交するその傾斜
反射面41からの反射光をセード2の軸A方向に向け出
射させる外出射面42とをもった複数の外リブ4を並設
させる。
折、反射させて小型で下方の集光率が高く、また、意匠
面における変化を容易に実現可能な照明器具を提供する
こと。 【解決手段】 略おわん状に開口した透明材料製のセー
ド2の内側に光源8を有してなる照明器具1である。セ
ード2の内側に、光源8からの光を入射させるセード2
の軸A方向と略平行の入射面31と、入射面31に直交
し連設させたセード2外面からの反射光を出射させる内
出射面32とをもった複数の内リブ3を並設させる。セ
ード2の外側には、入射面31からの光を略全反射させ
るよう外面に略沿う傾斜反射面41と、傾斜反射面41
に連設させたセード2の軸A方向と略直交するその傾斜
反射面41からの反射光をセード2の軸A方向に向け出
射させる外出射面42とをもった複数の外リブ4を並設
させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、照明器具に関し、
特に略おわん状に開口した透明材料製のセードの内側に
光源を有した照明器具の改良に関するものである。
特に略おわん状に開口した透明材料製のセードの内側に
光源を有した照明器具の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、図11(a)に示すガーデン
ライト100のような照明器具において、光源を機械的
に保護するグローブ101の外面にプリズム状の外リブ
102を設けて、光源からの横向きの光Cをその外リブ
102にて屈折させて下向きとし、下向きの配光を主体
として上方光束をおさえたものが提案されている。(図
11(b)、(c)参照)
ライト100のような照明器具において、光源を機械的
に保護するグローブ101の外面にプリズム状の外リブ
102を設けて、光源からの横向きの光Cをその外リブ
102にて屈折させて下向きとし、下向きの配光を主体
として上方光束をおさえたものが提案されている。(図
11(b)、(c)参照)
【0003】また、略おわん状に開口した透明材料製の
セードを備えた照明器具としては、セード全体を半透明
あるいは透明とした、例えば米国特許2818500に
開示されている、図12(a)に示すプリズム状反射器
となるセード200をもった照明器具がある。この場
合、セード200においては、同図(b)に示すよう
に、セードの軸方向に沿う、光源からの光Cを屈折させ
る複数のプリズム状の縦リブ201がセード外面に設け
られている。
セードを備えた照明器具としては、セード全体を半透明
あるいは透明とした、例えば米国特許2818500に
開示されている、図12(a)に示すプリズム状反射器
となるセード200をもった照明器具がある。この場
合、セード200においては、同図(b)に示すよう
に、セードの軸方向に沿う、光源からの光Cを屈折させ
る複数のプリズム状の縦リブ201がセード外面に設け
られている。
【0004】また、特開昭62−202407として開
示されている、図13に示す如く、セード主体の透明材
料よりなる下端縁に、一定頂角をもち同一形状の角稜3
02を内方に向け複数段平行に突設してなるセード30
1を備えた照明器具300が提案されている。この照明
器具300によると、セード301端縁に上記構成によ
るフレネルプリズムを用いて、集光作用を高めるととも
に、外部における明暗差を弱め、目の疲労を防止し、同
一形状の角稜で形成されるので製作も容易である等の効
果が想定される。
示されている、図13に示す如く、セード主体の透明材
料よりなる下端縁に、一定頂角をもち同一形状の角稜3
02を内方に向け複数段平行に突設してなるセード30
1を備えた照明器具300が提案されている。この照明
器具300によると、セード301端縁に上記構成によ
るフレネルプリズムを用いて、集光作用を高めるととも
に、外部における明暗差を弱め、目の疲労を防止し、同
一形状の角稜で形成されるので製作も容易である等の効
果が想定される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の構成によると、
セードによって光源の集光率を高め、照明器具下方をよ
り明るく照明することができる。しかしながら、上記従
来の技術においては、図12に示すものは、セード20
0の外形形状が集光率に大きく影響し、おわん状セード
内側のアール(弧)形状において、セードの軸方向の位
置条件によって、同図(b)に示すように、横向きに全
反射することとなる。したがって、この全反射を避ける
ために、セード下端の広がりを比較的広くなるような形
状とする必要があり、セードが大型化することとなる。
セードによって光源の集光率を高め、照明器具下方をよ
り明るく照明することができる。しかしながら、上記従
来の技術においては、図12に示すものは、セード20
0の外形形状が集光率に大きく影響し、おわん状セード
内側のアール(弧)形状において、セードの軸方向の位
置条件によって、同図(b)に示すように、横向きに全
反射することとなる。したがって、この全反射を避ける
ために、セード下端の広がりを比較的広くなるような形
状とする必要があり、セードが大型化することとなる。
【0006】また、図13に示すものにおいては、光源
303から出射する光束の一部しか照明器具下方へ導く
ことが出来ないために、光源303の集光率向上には限
界が生ずるという問題があった。
303から出射する光束の一部しか照明器具下方へ導く
ことが出来ないために、光源303の集光率向上には限
界が生ずるという問題があった。
【0007】ところで、透明材料製のセードを備えた照
明器具においては、セード自体が透明であるために、外
観上において比較的単調となり意匠面の変化に乏しい。
したがって、上記の集光率と併せて比較的変化に富んだ
照明器具への要望がある。
明器具においては、セード自体が透明であるために、外
観上において比較的単調となり意匠面の変化に乏しい。
したがって、上記の集光率と併せて比較的変化に富んだ
照明器具への要望がある。
【0008】本発明は、上記事由に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところの第1は、光源からの光を透
明材料製のセードにて屈折、反射させて小型で下方の集
光率が高く、また第2は、意匠面における変化を容易に
実現可能な照明器具を提供することにある。
で、その目的とするところの第1は、光源からの光を透
明材料製のセードにて屈折、反射させて小型で下方の集
光率が高く、また第2は、意匠面における変化を容易に
実現可能な照明器具を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の照明器具にあっては、略おわん状に開口し
た透明材料製のセードの内側に光源を有してなる照明器
具であって、前記セードの内側に、前記光源からの横向
きの光をそのセード外面にて略全反射するよう入射させ
るセードの軸方向と略平行の入射面と、同入射面に直交
し連設させたセード外面からの反射光をセードの軸方向
に向け出射させる出射面とをもった複数の内リブを並設
させたことを特徴としている。
に、本発明の照明器具にあっては、略おわん状に開口し
た透明材料製のセードの内側に光源を有してなる照明器
具であって、前記セードの内側に、前記光源からの横向
きの光をそのセード外面にて略全反射するよう入射させ
るセードの軸方向と略平行の入射面と、同入射面に直交
し連設させたセード外面からの反射光をセードの軸方向
に向け出射させる出射面とをもった複数の内リブを並設
させたことを特徴としている。
【0010】この構成にて、略おわん状に開口した透明
材料製のセード内側に配設された光源からの横向きの光
が、セードの内側に並設された複数の内リブの該セード
の軸方向と略平行の入射面に入射され、そのセード外面
にて略全反射された後に、該入射面に直交し連設された
出射面からセードの軸方向に向け出射される。
材料製のセード内側に配設された光源からの横向きの光
が、セードの内側に並設された複数の内リブの該セード
の軸方向と略平行の入射面に入射され、そのセード外面
にて略全反射された後に、該入射面に直交し連設された
出射面からセードの軸方向に向け出射される。
【0011】また、上記前記セードの外側に、前記光源
からの横向きの光をおわん状外面にて略全反射させるよ
う外面に略沿う傾斜反射面と、同傾斜反射面に連設させ
たセードの軸方向と略直交するその傾斜反射面からの反
射光を出射させる出射面とをもった複数の外リブを並設
させるのも好ましい。この場合、略おわん状に開口した
透明材料製のセード内側に配設された光源からの横向き
の光が、セードの外側に並設された複数の外リブの外面
に略沿う傾斜反射面にて略全反射され、その後に反射光
が、該傾斜反射面に連設されたセードの軸方向と略直交
する出射面から出射される。
からの横向きの光をおわん状外面にて略全反射させるよ
う外面に略沿う傾斜反射面と、同傾斜反射面に連設させ
たセードの軸方向と略直交するその傾斜反射面からの反
射光を出射させる出射面とをもった複数の外リブを並設
させるのも好ましい。この場合、略おわん状に開口した
透明材料製のセード内側に配設された光源からの横向き
の光が、セードの外側に並設された複数の外リブの外面
に略沿う傾斜反射面にて略全反射され、その後に反射光
が、該傾斜反射面に連設されたセードの軸方向と略直交
する出射面から出射される。
【0012】また、上記セードの内側に、前記光源から
の光を入射させるセードの軸方向と略平行の入射面と、
同入射面に直交し連設させたセード外面からの反射光を
出射させる内出射面とをもった複数の内リブを並設さ
せ、セードの外側には、前記入射面からの光を略全反射
させるよう外面に略沿う傾斜反射面と、同傾斜反射面に
連設させたセードの軸方向と略直交するその傾斜反射面
からの反射光をセードの軸方向に向け出射させる外出射
面とをもった複数の外リブを並設させるのも好ましい。
この場合、略おわん状に開口した透明材料製のセード内
側に配設された光源からの光が、セードの内側に並設さ
れた複数の内リブの該セードの軸方向と略平行の入射面
に入射され、セードの外側に並設された複数の外リブの
そのセード外面に略沿う傾斜反射面にて略全反射された
後に、一部がセードの軸方向と略直交する外リブ外出射
面からセードの軸方向に向け出射され、且つ他部が前記
入射面に直交し連設された内リブの出射面からセードの
軸方向に向け出射される。
の光を入射させるセードの軸方向と略平行の入射面と、
同入射面に直交し連設させたセード外面からの反射光を
出射させる内出射面とをもった複数の内リブを並設さ
せ、セードの外側には、前記入射面からの光を略全反射
させるよう外面に略沿う傾斜反射面と、同傾斜反射面に
連設させたセードの軸方向と略直交するその傾斜反射面
からの反射光をセードの軸方向に向け出射させる外出射
面とをもった複数の外リブを並設させるのも好ましい。
この場合、略おわん状に開口した透明材料製のセード内
側に配設された光源からの光が、セードの内側に並設さ
れた複数の内リブの該セードの軸方向と略平行の入射面
に入射され、セードの外側に並設された複数の外リブの
そのセード外面に略沿う傾斜反射面にて略全反射された
後に、一部がセードの軸方向と略直交する外リブ外出射
面からセードの軸方向に向け出射され、且つ他部が前記
入射面に直交し連設された内リブの出射面からセードの
軸方向に向け出射される。
【0013】そして、上記内リブ及び/又は前記外リブ
を、前記光源の軸方向略全寸法域に亘って設けることが
好ましい。この場合、略おわん状に開口した透明材料製
のセード内側に配設された光源からの光が、セード内側
あるいはセード外側に、光源の軸方向略全寸法域に亘っ
て並設された内リブ及び/又は外リブを構成する面から
セードの軸方向に向け出射される。
を、前記光源の軸方向略全寸法域に亘って設けることが
好ましい。この場合、略おわん状に開口した透明材料製
のセード内側に配設された光源からの光が、セード内側
あるいはセード外側に、光源の軸方向略全寸法域に亘っ
て並設された内リブ及び/又は外リブを構成する面から
セードの軸方向に向け出射される。
【0014】また、上記内リブ及び/又は前記外リブ
を、前記セードの軸方向に所定間隔毎に間引き状態、及
び/又は前記セードの軸周囲方向に不連続状態となるよ
うに形成するのが好ましい。この場合、略おわん状に開
口した透明材料製のセード内側に配設された光源からの
光が、セード内側あるいはセード外側の該セードの軸方
向に所定間隔毎に間引き状態、及び/又は前記セードの
軸周囲方向に不連続状態となるように形成された内リブ
あるいは外リブを構成する面にて反射あるいは軸方向に
向け出射される。
を、前記セードの軸方向に所定間隔毎に間引き状態、及
び/又は前記セードの軸周囲方向に不連続状態となるよ
うに形成するのが好ましい。この場合、略おわん状に開
口した透明材料製のセード内側に配設された光源からの
光が、セード内側あるいはセード外側の該セードの軸方
向に所定間隔毎に間引き状態、及び/又は前記セードの
軸周囲方向に不連続状態となるように形成された内リブ
あるいは外リブを構成する面にて反射あるいは軸方向に
向け出射される。
【0015】また、上記外リブを、前記セードの軸方向
の前記開口から離れる領域において同軸と傾斜反射面が
略直交するよう除々に立ち上がり、その開口に近づく領
域においては該軸と傾斜反射面が略平行となるよう除々
に立ち下がるように形成することが好ましい。この場
合、略おわん状に開口した透明材料製のセード内側に配
設された光源からの光が、開口から遠いセードの軸方向
の上側領域において同軸と傾斜反射面が略直交するよう
除々に立ち上がるよう形成された外リブにて反射され、
且つ開口に近い下側領域においては該軸と傾斜反射面が
略平行となるよう除々に立ち下がるよう形成された外リ
ブにて反射されて軸方向に向け出射される。
の前記開口から離れる領域において同軸と傾斜反射面が
略直交するよう除々に立ち上がり、その開口に近づく領
域においては該軸と傾斜反射面が略平行となるよう除々
に立ち下がるように形成することが好ましい。この場
合、略おわん状に開口した透明材料製のセード内側に配
設された光源からの光が、開口から遠いセードの軸方向
の上側領域において同軸と傾斜反射面が略直交するよう
除々に立ち上がるよう形成された外リブにて反射され、
且つ開口に近い下側領域においては該軸と傾斜反射面が
略平行となるよう除々に立ち下がるよう形成された外リ
ブにて反射されて軸方向に向け出射される。
【0016】また、本発明の照明器具にあっては、断面
略台形状に開口した透明材料製のセードの内側に光源を
有してなる照明器具であって、前記セードの内側に、前
記光源からの光を入射させるセードの軸方向と略平行の
入射面をもった複数の内リブを並設させ、セードの外側
には、前記入射面からの光を略全反射させるよう外面に
略沿う傾斜反射面をもった複数の外リブを並設させ、前
記台形状を、同傾斜反射面からの反射光をその開口縁端
面に向け導光するよう傾斜させたことを特徴としてい
る。
略台形状に開口した透明材料製のセードの内側に光源を
有してなる照明器具であって、前記セードの内側に、前
記光源からの光を入射させるセードの軸方向と略平行の
入射面をもった複数の内リブを並設させ、セードの外側
には、前記入射面からの光を略全反射させるよう外面に
略沿う傾斜反射面をもった複数の外リブを並設させ、前
記台形状を、同傾斜反射面からの反射光をその開口縁端
面に向け導光するよう傾斜させたことを特徴としてい
る。
【0017】この構成にて、断面略台形状に開口した透
明材料製のセード内側に配設された光源からの横向きの
光が、セードの内側に並設された複数の内リブの該セー
ドの軸方向と略平行の入射面に入射され、そのセード外
側の、外リブの外面に略沿う傾斜反射面にて略全反射さ
れた後に、反射光が台形状のセード開口縁端面に向け導
光されて出射される。
明材料製のセード内側に配設された光源からの横向きの
光が、セードの内側に並設された複数の内リブの該セー
ドの軸方向と略平行の入射面に入射され、そのセード外
側の、外リブの外面に略沿う傾斜反射面にて略全反射さ
れた後に、反射光が台形状のセード開口縁端面に向け導
光されて出射される。
【0018】
【発明の実施の形態】図1乃至図3、図9は、請求項
3、4の発明に対応する第1の実施形態を示し、図4
は、請求項5の発明に対応する第2の実施形態を示し、
図5、6は、請求項6の発明に対応する第3の実施形態
を示し、図7は、請求項1の発明に対応する4の実施形
態を示し、図8は、請求項2の発明に対応する第5の実
施形態を示し、図10は、請求項7の発明に対応する第
6の実施形態を示している。
3、4の発明に対応する第1の実施形態を示し、図4
は、請求項5の発明に対応する第2の実施形態を示し、
図5、6は、請求項6の発明に対応する第3の実施形態
を示し、図7は、請求項1の発明に対応する4の実施形
態を示し、図8は、請求項2の発明に対応する第5の実
施形態を示し、図10は、請求項7の発明に対応する第
6の実施形態を示している。
【0019】[第1の実施の形態]図1は、本発明の、
第1の実施形態の照明器具の概略構成を示す図で、右半
分が側面断面を示す。図2は、同照明器具のセードの光
線追跡を示す説明図、図3は、同照明器具の別の実施例
を示す概略構成図である。
第1の実施形態の照明器具の概略構成を示す図で、右半
分が側面断面を示す。図2は、同照明器具のセードの光
線追跡を示す説明図、図3は、同照明器具の別の実施例
を示す概略構成図である。
【0020】この実施の形態の照明器具1は、略おわん
状に開口した透明材料製のセード2の内側に光源8を有
してなる照明器具であって、前記セード2の内側に、前
記光源8からの光を入射させるセード2の軸A方向と略
平行の入射面31と、同入射面31に直交し連設させた
セード2外面からの反射光を出射させる内出射面32と
をもった複数の内リブ3を並設させ、セード2の外側に
は、前記入射面31からの光を略全反射させるよう外面
に略沿う傾斜反射面41と、同傾斜反射面41に連設さ
せたセード2の軸方向と略直交するその傾斜反射面41
からの反射光をセード2の軸方向に向け出射させる外出
射面42とをもった複数の外リブ4を並設させている。
状に開口した透明材料製のセード2の内側に光源8を有
してなる照明器具であって、前記セード2の内側に、前
記光源8からの光を入射させるセード2の軸A方向と略
平行の入射面31と、同入射面31に直交し連設させた
セード2外面からの反射光を出射させる内出射面32と
をもった複数の内リブ3を並設させ、セード2の外側に
は、前記入射面31からの光を略全反射させるよう外面
に略沿う傾斜反射面41と、同傾斜反射面41に連設さ
せたセード2の軸方向と略直交するその傾斜反射面41
からの反射光をセード2の軸方向に向け出射させる外出
射面42とをもった複数の外リブ4を並設させている。
【0021】この照明器具1は、建物の天井あるいは天
井近くに設けられた配線ダクトに取り付けられてチェー
ンを介して垂下し設置されるペンダント型の照明器具
で、図1に示すように、セード2と、セード2上部の器
具本体5と、光源8となる3つの、6本束状ブリッジ型
の蛍光灯とを備えている。なお、この蛍光灯は、発光部
となる6本のガラス管部の全長は略100mm程度の長
さを有しており、高輝度、省電力にて照明可能である
が、光源8は、このような蛍光灯以外に、勿論、白熱球
や水銀灯等の放電灯であっても良い。
井近くに設けられた配線ダクトに取り付けられてチェー
ンを介して垂下し設置されるペンダント型の照明器具
で、図1に示すように、セード2と、セード2上部の器
具本体5と、光源8となる3つの、6本束状ブリッジ型
の蛍光灯とを備えている。なお、この蛍光灯は、発光部
となる6本のガラス管部の全長は略100mm程度の長
さを有しており、高輝度、省電力にて照明可能である
が、光源8は、このような蛍光灯以外に、勿論、白熱球
や水銀灯等の放電灯であっても良い。
【0022】この照明器具1においては、器具本体5
が、アルミダイカスト製のケース51内部に、光源8点
灯用の点灯装置が内装されて構成されており、この点灯
装置と接続されたソケット54がケース51下方の収納
部52に収納されている。なお、ケース51の円状の下
部開口2a周縁には、後述するセード2上部をねじ固着
させるセード取着部53が形成されている。
が、アルミダイカスト製のケース51内部に、光源8点
灯用の点灯装置が内装されて構成されており、この点灯
装置と接続されたソケット54がケース51下方の収納
部52に収納されている。なお、ケース51の円状の下
部開口2a周縁には、後述するセード2上部をねじ固着
させるセード取着部53が形成されている。
【0023】セード2は、この場合、アクリル樹脂材料
による上下2面開口の射出成形体で、前記内リブ3及び
前記外リブ4が、前記光源8の軸方向略全寸法域に亘っ
て設けられて、上記ケース51の収納部52に取着され
て略おわん状を成す。このセード2は、3つの光源8を
余裕をもって取着させるため、上記セード取着部53と
当接する上端の内径が大きく、また、その下端の広がり
が比較的狭くなるような形状としてあり、したがって、
その上面開口と下面開口との内径寸法差が少ない。
による上下2面開口の射出成形体で、前記内リブ3及び
前記外リブ4が、前記光源8の軸方向略全寸法域に亘っ
て設けられて、上記ケース51の収納部52に取着され
て略おわん状を成す。このセード2は、3つの光源8を
余裕をもって取着させるため、上記セード取着部53と
当接する上端の内径が大きく、また、その下端の広がり
が比較的狭くなるような形状としてあり、したがって、
その上面開口と下面開口との内径寸法差が少ない。
【0024】内リブ3は、図2(a)〜(c)のB部拡
大図に示すように、光源8と平行に近い入射面31を有
しているが、この実施例の如く縦長状の蛍光灯において
は、そのセード2の軸A方向の直交方向に向けて多くの
光が出射されている。したがって、この実施例のよう
に、内リブ3を、光源8の軸方向略全寸法域に亘って設
けることによって、略おわん状をもったセード2の射出
成形加工時における金型からの離型性を良好な状態と
し、且つセード2に入射する光を効率よく屈折させるこ
とができる。
大図に示すように、光源8と平行に近い入射面31を有
しているが、この実施例の如く縦長状の蛍光灯において
は、そのセード2の軸A方向の直交方向に向けて多くの
光が出射されている。したがって、この実施例のよう
に、内リブ3を、光源8の軸方向略全寸法域に亘って設
けることによって、略おわん状をもったセード2の射出
成形加工時における金型からの離型性を良好な状態と
し、且つセード2に入射する光を効率よく屈折させるこ
とができる。
【0025】また、外リブ4の傾斜反射面41は、入射
面31からの光、すなわちセード2内の透過光を略全反
射させるよう、臨界角(アクリル樹脂においては42.
1度)より大きい角度(この場合は45度としている)
をもって外面に略沿うよう形成している。すなわち、こ
の傾斜反射面41によって、セード2の軸A方向の直交
方向の光は、まずセード2の軸A方向すなわち下方向に
向けて反射される。
面31からの光、すなわちセード2内の透過光を略全反
射させるよう、臨界角(アクリル樹脂においては42.
1度)より大きい角度(この場合は45度としている)
をもって外面に略沿うよう形成している。すなわち、こ
の傾斜反射面41によって、セード2の軸A方向の直交
方向の光は、まずセード2の軸A方向すなわち下方向に
向けて反射される。
【0026】すなわち、上記の内リブ3及び外リブ4の
無いときには、光源8からの光を受けるセード2の光透
過部分の面がセード2の軸A近くまで立ち上がった状態
においては、図2(d)〜(f)に示したように、光源
8からの横向きの光がセード外面にて反射され、再び光
源8に向かったり、また光源8からの斜め上向きの光が
セードの上側に向かったりすることとなり、照明器具1
の真下方向、すなわちセード2の軸A方向へ向かう光が
少ない。
無いときには、光源8からの光を受けるセード2の光透
過部分の面がセード2の軸A近くまで立ち上がった状態
においては、図2(d)〜(f)に示したように、光源
8からの横向きの光がセード外面にて反射され、再び光
源8に向かったり、また光源8からの斜め上向きの光が
セードの上側に向かったりすることとなり、照明器具1
の真下方向、すなわちセード2の軸A方向へ向かう光が
少ない。
【0027】しかし、上記構成によると、同図(a)、
(b)のB部拡大図による光線追跡図に示したように、
略おわん状に開口した透明材料製のセード2内側に配設
された光源8からの光が、セード2の内側に並設された
複数の内リブ3の該セード2の軸A方向と略平行の入射
面31に入射され、セード2の外側に並設された複数の
外リブ4のそのセード2外面に略沿う傾斜反射面41に
て略全反射された後に、一部がセード2の軸A方向と略
直交する外リブ4の外出射面42からセード2の軸A方
向に向け出射され、且つ他部が前記入射面31に直交し
連設された内リブ3の出射面32からセード2の軸A方
向に向け出射され、照明器具1の真下方向へ向かう光が
多くなるのである。
(b)のB部拡大図による光線追跡図に示したように、
略おわん状に開口した透明材料製のセード2内側に配設
された光源8からの光が、セード2の内側に並設された
複数の内リブ3の該セード2の軸A方向と略平行の入射
面31に入射され、セード2の外側に並設された複数の
外リブ4のそのセード2外面に略沿う傾斜反射面41に
て略全反射された後に、一部がセード2の軸A方向と略
直交する外リブ4の外出射面42からセード2の軸A方
向に向け出射され、且つ他部が前記入射面31に直交し
連設された内リブ3の出射面32からセード2の軸A方
向に向け出射され、照明器具1の真下方向へ向かう光が
多くなるのである。
【0028】なお、この場合内リブ3の出射面32は、
外リブ4の傾斜反射面41にて略全反射されて再度セー
ド2を透過した光を下向きに出射させるようにしてあ
り、また、光源8から出射されて上方へ向かう光にあっ
ては、図2(c)に示すように、同図(f)に示した内
リブ3及び外リブ4の無いときのものより、下向きに屈
折させることとなって、セード2自体の光源点灯の際の
輝度感を向上できる。
外リブ4の傾斜反射面41にて略全反射されて再度セー
ド2を透過した光を下向きに出射させるようにしてあ
り、また、光源8から出射されて上方へ向かう光にあっ
ては、図2(c)に示すように、同図(f)に示した内
リブ3及び外リブ4の無いときのものより、下向きに屈
折させることとなって、セード2自体の光源点灯の際の
輝度感を向上できる。
【0029】したがって、以上説明した照明器具1によ
ると、略おわん状に開口した透明材料製のセード2内側
に配設された光源8からの光が、セード2の内側に並設
された複数の内リブ3の該セード2の軸A方向と略平行
の入射面31に入射され、セード2の外側に並設された
複数の外リブ4のそのセード2外面に略沿う傾斜反射面
41にて略全反射された後に、一部がセード2の軸A方
向と略直交する外リブ4の外出射面42からセード2の
軸A方向に向け出射され、且つ他部が前記入射面31に
直交し連設された内リブ3の出射面32からセード2の
軸A方向に向け出射されるので、光源8からの光を透明
材料製のセード2にて屈折、反射させて小型で下方の集
光率を高くさせることが出来る。
ると、略おわん状に開口した透明材料製のセード2内側
に配設された光源8からの光が、セード2の内側に並設
された複数の内リブ3の該セード2の軸A方向と略平行
の入射面31に入射され、セード2の外側に並設された
複数の外リブ4のそのセード2外面に略沿う傾斜反射面
41にて略全反射された後に、一部がセード2の軸A方
向と略直交する外リブ4の外出射面42からセード2の
軸A方向に向け出射され、且つ他部が前記入射面31に
直交し連設された内リブ3の出射面32からセード2の
軸A方向に向け出射されるので、光源8からの光を透明
材料製のセード2にて屈折、反射させて小型で下方の集
光率を高くさせることが出来る。
【0030】また、略おわん状に開口した透明材料製の
セード2内側に配設された光源8からの光が、セード内
側あるいはセード外側に、光源8の軸A方向略全寸法域
に亘って並設された内リブ及び外リブを構成する面から
光源8の軸方向に向け出射されるので、セード2の射出
成形加工時における金型からの離型性を良好な状態と
し、且つセード2に入射する光を効率よく屈折させるこ
とができる。
セード2内側に配設された光源8からの光が、セード内
側あるいはセード外側に、光源8の軸A方向略全寸法域
に亘って並設された内リブ及び外リブを構成する面から
光源8の軸方向に向け出射されるので、セード2の射出
成形加工時における金型からの離型性を良好な状態と
し、且つセード2に入射する光を効率よく屈折させるこ
とができる。
【0031】なお、本発明は、上記に示されたもの以外
に、例えば、図3(a)に示すように、内リブ3と外リ
ブ4とをセード2の内外全面に亘って設けても勿論良
く、また、例えば同図(b)に示すように、光源8の軸
方向略全寸法域以外を外リブ4のみとし傾斜面の角度を
設定しても良い。これにより、セード2の下方側におい
て光源8の光を外リブ4を通過させるようにし、照明器
具1下方へ屈折させて配光を適切に調整することができ
る。また、同図(c)に示すように、セード2の下方に
不透明材料にて形成された配光調節用の遮光部6を設け
たもの、あるいは、同図(d)に示すように、外リブ4
を、前記セード2の軸A方向に所定間隔毎に間引き状態
に形成し、セード2を外観上において輝度にアクセント
をつけて意匠面における変化をもたせたもの等、各種実
施例のように構成することもできる。
に、例えば、図3(a)に示すように、内リブ3と外リ
ブ4とをセード2の内外全面に亘って設けても勿論良
く、また、例えば同図(b)に示すように、光源8の軸
方向略全寸法域以外を外リブ4のみとし傾斜面の角度を
設定しても良い。これにより、セード2の下方側におい
て光源8の光を外リブ4を通過させるようにし、照明器
具1下方へ屈折させて配光を適切に調整することができ
る。また、同図(c)に示すように、セード2の下方に
不透明材料にて形成された配光調節用の遮光部6を設け
たもの、あるいは、同図(d)に示すように、外リブ4
を、前記セード2の軸A方向に所定間隔毎に間引き状態
に形成し、セード2を外観上において輝度にアクセント
をつけて意匠面における変化をもたせたもの等、各種実
施例のように構成することもできる。
【0032】[第2の実施の形態]図4は、第2の実施
形態の照明器具の実施例を示す概略構成図である。
形態の照明器具の実施例を示す概略構成図である。
【0033】この実施の形態の照明器具は、セードの構
成のみが第1の実施形態と異なるもので、他の構成部材
は第1の実施形態のものと同一で、該実施の形態の照明
器具は、前記内リブ3及び前記外リブ4を、前記セード
2の軸A周囲方向に不連続状態となるように形成してい
る。
成のみが第1の実施形態と異なるもので、他の構成部材
は第1の実施形態のものと同一で、該実施の形態の照明
器具は、前記内リブ3及び前記外リブ4を、前記セード
2の軸A周囲方向に不連続状態となるように形成してい
る。
【0034】このもののセード2は、前述と同様の配光
制御状態であって、さらに、図4に示す如く、縦方向に
内リブ3及び外リブ4を設けない幅部分を有しており、
セード2を外観上において輝度にアクセントをつけて意
匠面における変化をもたせている。例えば図4(a)の
構成にあっては、セード2の輝度にアクセントをつけ
て、照明器具1下方の照射面にあっても照度差において
アクセントをつけたり、反対に照度ムラを感じさせない
状態を、内リブ3と外リブ4の無い幅部分の寸法調整を
行うことによって実現することができる。また、図4
(b)の構成にあっては、光源8からの直下成分の光を
増加させるセード2の内リブ3と外リブ4とを、軸A周
囲方向4箇所に部分的に設けて、照明器具1下方の照射
面にあっても照度差においてアクセントをつけることに
よって、例えばセード2を大きくしたり、あるいは照明
器具1からの照射距離の近い状態において使用するもの
において有効に照明することができる。
制御状態であって、さらに、図4に示す如く、縦方向に
内リブ3及び外リブ4を設けない幅部分を有しており、
セード2を外観上において輝度にアクセントをつけて意
匠面における変化をもたせている。例えば図4(a)の
構成にあっては、セード2の輝度にアクセントをつけ
て、照明器具1下方の照射面にあっても照度差において
アクセントをつけたり、反対に照度ムラを感じさせない
状態を、内リブ3と外リブ4の無い幅部分の寸法調整を
行うことによって実現することができる。また、図4
(b)の構成にあっては、光源8からの直下成分の光を
増加させるセード2の内リブ3と外リブ4とを、軸A周
囲方向4箇所に部分的に設けて、照明器具1下方の照射
面にあっても照度差においてアクセントをつけることに
よって、例えばセード2を大きくしたり、あるいは照明
器具1からの照射距離の近い状態において使用するもの
において有効に照明することができる。
【0035】したがって、以上説明した照明器具1によ
ると、略おわん状に開口した透明材料製のセード2内側
に配設された光源8からの光が、セード2内側あるいは
セード2外側の該セード2の軸A周囲方向に不連続状態
となるように形成された内リブ3あるいは外リブ4を構
成する面にて反射あるいは軸方向に向け出射されるの
で、セード2を外観上において輝度にアクセントをつけ
て意匠面における変化をもたすことができる。
ると、略おわん状に開口した透明材料製のセード2内側
に配設された光源8からの光が、セード2内側あるいは
セード2外側の該セード2の軸A周囲方向に不連続状態
となるように形成された内リブ3あるいは外リブ4を構
成する面にて反射あるいは軸方向に向け出射されるの
で、セード2を外観上において輝度にアクセントをつけ
て意匠面における変化をもたすことができる。
【0036】[第3の実施の形態]図5は、第3の実施
形態の照明器具の実施例を示す概略構成図、図6は同照
明器具のセードの光線追跡を示す説明図である。
形態の照明器具の実施例を示す概略構成図、図6は同照
明器具のセードの光線追跡を示す説明図である。
【0037】この実施の形態の照明器具1は、光源及
び、セードの外リブの構成が第1の実施形態と異なり、
前記外リブ4を、前記セード2の軸A方向の前記開口2
aから離れる領域において同軸Aと傾斜反射面41が略
直交するよう除々に立ち上がり、その開口2aに近づく
領域においては該軸Aと傾斜反射面41が略平行となる
よう除々に立ち下がるように形成している。
び、セードの外リブの構成が第1の実施形態と異なり、
前記外リブ4を、前記セード2の軸A方向の前記開口2
aから離れる領域において同軸Aと傾斜反射面41が略
直交するよう除々に立ち上がり、その開口2aに近づく
領域においては該軸Aと傾斜反射面41が略平行となる
よう除々に立ち下がるように形成している。
【0038】この照明器具1のセード2は、第1の実施
の形態にて示したペンダント型の照明器具において光源
8が、図5に示したような白熱電球や、あるいはハロゲ
ン電球のような点光源に近いものにおいて、照明器具下
方を効率的に照明するようにしたもので、器具本体7
が、本体カバー71内方に、光源8を装着するソケット
73を設ける、光源8からの光を下向きに反射させる反
射板を兼ねたセード受72が設けられて形成され、略お
わん状に開口した透明材料製のセード2は、その上部開
口縁端が前記本体カバー71及びセード受72間に狭持
されて設けられている。なお、このセード2は、光源8
からの光による熱に耐えることができるようにガラス材
料にて形成することが好ましい。
の形態にて示したペンダント型の照明器具において光源
8が、図5に示したような白熱電球や、あるいはハロゲ
ン電球のような点光源に近いものにおいて、照明器具下
方を効率的に照明するようにしたもので、器具本体7
が、本体カバー71内方に、光源8を装着するソケット
73を設ける、光源8からの光を下向きに反射させる反
射板を兼ねたセード受72が設けられて形成され、略お
わん状に開口した透明材料製のセード2は、その上部開
口縁端が前記本体カバー71及びセード受72間に狭持
されて設けられている。なお、このセード2は、光源8
からの光による熱に耐えることができるようにガラス材
料にて形成することが好ましい。
【0039】このセード2の外リブ4の傾斜反射面41
は、図6に詳しく示すように、入射面31からの光、す
なわちセード2内の透過光を略全反射させるよう、ガラ
ス材料による臨界角より大きい角度をもって外面に略沿
うよう形成し、さらに、開口2aから離れる領域におい
て同軸Aと傾斜反射面41が略直交するよう除々に立ち
上がるようにしてている。すなわち、このそれぞれ傾き
の異なる傾斜反射面41によって、点状の光源8から上
側に向かう光がセード2の軸A方向すなわち下方向に向
けて反射される。
は、図6に詳しく示すように、入射面31からの光、す
なわちセード2内の透過光を略全反射させるよう、ガラ
ス材料による臨界角より大きい角度をもって外面に略沿
うよう形成し、さらに、開口2aから離れる領域におい
て同軸Aと傾斜反射面41が略直交するよう除々に立ち
上がるようにしてている。すなわち、このそれぞれ傾き
の異なる傾斜反射面41によって、点状の光源8から上
側に向かう光がセード2の軸A方向すなわち下方向に向
けて反射される。
【0040】また、開口2aに近づく領域において軸A
と傾斜反射面41が略平行となるよう除々に立ち下がる
ようにしてている。すなわち、このそれぞれ傾きの異な
る傾斜反射面41によって、点状の光源8から下側に向
かう光が、セード2の軸A方向すなわち下方向に向けて
反射される。なお、この場合、光源8から上方へ向かう
光は、セード受72の反射面にて反射される。
と傾斜反射面41が略平行となるよう除々に立ち下がる
ようにしてている。すなわち、このそれぞれ傾きの異な
る傾斜反射面41によって、点状の光源8から下側に向
かう光が、セード2の軸A方向すなわち下方向に向けて
反射される。なお、この場合、光源8から上方へ向かう
光は、セード受72の反射面にて反射される。
【0041】したがって、以上説明した照明器具1によ
ると、略おわん状に開口した透明材料製のセード2内側
に配設された光源8からの光が、開口2aから遠いセー
ド2の軸A方向の上側領域において同軸Aと傾斜反射面
41が略直交するよう除々に立ち上がるよう形成された
外リブ4にて反射され、且つ開口2aに近い下側領域に
おいては該軸Aと傾斜反射面41が略平行となるよう除
々に立ち下がるよう形成された外リブ4にて反射されて
軸A方向に向け出射されるので、点状をもった光源8に
おいてセード2にて光を屈折、反射させてセード2下方
の集光率を高くさせることが出来る。
ると、略おわん状に開口した透明材料製のセード2内側
に配設された光源8からの光が、開口2aから遠いセー
ド2の軸A方向の上側領域において同軸Aと傾斜反射面
41が略直交するよう除々に立ち上がるよう形成された
外リブ4にて反射され、且つ開口2aに近い下側領域に
おいては該軸Aと傾斜反射面41が略平行となるよう除
々に立ち下がるよう形成された外リブ4にて反射されて
軸A方向に向け出射されるので、点状をもった光源8に
おいてセード2にて光を屈折、反射させてセード2下方
の集光率を高くさせることが出来る。
【0042】[第4の実施の形態]図7は、第4の実施
形態の照明器具の概略を示し、(a)は概略構成図、
(b)はセードの光線追跡を示す説明図である。
形態の照明器具の概略を示し、(a)は概略構成図、
(b)はセードの光線追跡を示す説明図である。
【0043】この実施の形態の照明器具は、セードの構
成のみが第1の実施形態と異なるもので、他の構成部材
は第1の実施形態のものと略同一で、該実施の形態の照
明器具1は、前記セード2の内側に、前記光源8からの
横向きの光をそのセード外面にて略全反射するよう入射
させるセード2の軸A方向と略平行の入射面31と、同
入射面に直交し連設させたセード外面4aからの反射光
をセード2の軸A方向に向け出射させる出射面32とを
もった複数の内リブ3を並設させている。
成のみが第1の実施形態と異なるもので、他の構成部材
は第1の実施形態のものと略同一で、該実施の形態の照
明器具1は、前記セード2の内側に、前記光源8からの
横向きの光をそのセード外面にて略全反射するよう入射
させるセード2の軸A方向と略平行の入射面31と、同
入射面に直交し連設させたセード外面4aからの反射光
をセード2の軸A方向に向け出射させる出射面32とを
もった複数の内リブ3を並設させている。
【0044】この場合、縦長状の蛍光灯にて形成された
光源8より発せられた光は、図7(b)のセード2の部
分拡大図に詳しく示すように、上方へ向かう光が減少す
るも、セード外面4aにおいて空気層による臨界角によ
り反射する光成分は当該セード外面4aの弧の曲率、す
なわち傾きに依存する。したがって、前述のものと比べ
てセード2自体に広がりをもたせる必要がある。また、
この図7(a)の実施例のようにセード2の開口2aを
大きくしたものにおいては、セード2の上部にみに内リ
ブ3を設けるのみで良い。
光源8より発せられた光は、図7(b)のセード2の部
分拡大図に詳しく示すように、上方へ向かう光が減少す
るも、セード外面4aにおいて空気層による臨界角によ
り反射する光成分は当該セード外面4aの弧の曲率、す
なわち傾きに依存する。したがって、前述のものと比べ
てセード2自体に広がりをもたせる必要がある。また、
この図7(a)の実施例のようにセード2の開口2aを
大きくしたものにおいては、セード2の上部にみに内リ
ブ3を設けるのみで良い。
【0045】したがって、以上説明した照明器具1によ
ると、略おわん状に開口した透明材料製のセード2内側
に配設された光源8からの横向きの光が、セード2の内
側に並設された複数の内リブ3の該セード2の軸A方向
と略平行の入射面31に入射され、そのセード外面4a
にて略全反射された後に、該入射面31に直交し連設さ
れた出射面32からセード2の軸A方向に向け出射され
るので、光源8からの光を透明材料製のセード2にて屈
折、反射させて小型で下方の集光率を高くさせることが
出来る。
ると、略おわん状に開口した透明材料製のセード2内側
に配設された光源8からの横向きの光が、セード2の内
側に並設された複数の内リブ3の該セード2の軸A方向
と略平行の入射面31に入射され、そのセード外面4a
にて略全反射された後に、該入射面31に直交し連設さ
れた出射面32からセード2の軸A方向に向け出射され
るので、光源8からの光を透明材料製のセード2にて屈
折、反射させて小型で下方の集光率を高くさせることが
出来る。
【0046】なお、下端の広がりが比較的広いような形
状にあっては、より効果的にセード2にて光を屈折、反
射させてセード2下方の集光率を高くさせることが出来
る。
状にあっては、より効果的にセード2にて光を屈折、反
射させてセード2下方の集光率を高くさせることが出来
る。
【0047】[第5の実施の形態]図8は、第5の実施
形態の照明器具の概略を示し、(a)は概略構成図、
(b)はセードの部分断面図である。図9は、本発明の
照明器具のセードの他実施例を示す説明図である。
形態の照明器具の概略を示し、(a)は概略構成図、
(b)はセードの部分断面図である。図9は、本発明の
照明器具のセードの他実施例を示す説明図である。
【0048】この実施の形態の照明器具は、セードの構
成のみが第1の実施形態と異なるもので、他の構成部材
は第1の実施形態のものと略同一で、該実施の形態の照
明器具1は、前記セード2の外側に、前記光源8からの
横向きの光をおわん状外面にて略全反射させるよう外面
に略沿う傾斜反射面41と、同傾斜反射面41に連設さ
せたセード2の軸A方向と略直交するその傾斜反射面4
1からの反射光を出射させる出射面42とをもった複数
の外リブ4を並設させている。
成のみが第1の実施形態と異なるもので、他の構成部材
は第1の実施形態のものと略同一で、該実施の形態の照
明器具1は、前記セード2の外側に、前記光源8からの
横向きの光をおわん状外面にて略全反射させるよう外面
に略沿う傾斜反射面41と、同傾斜反射面41に連設さ
せたセード2の軸A方向と略直交するその傾斜反射面4
1からの反射光を出射させる出射面42とをもった複数
の外リブ4を並設させている。
【0049】この場合、縦長状の蛍光灯にて形成された
光源8より発せられた光は、セード2内側の、セード2
の軸Aと平行方向に向くように形成された段状のセード
内面3aから入射し、セード外側の傾斜反射面41にお
いて反射する。したがって、以上説明した照明器具1に
よると、略おわん状に開口した透明材料製のセード2内
側に配設された光源8からの横向きの光が、セード2の
外側に並設された複数の外リブ4の外面に略沿う傾斜反
射面41にて略全反射され、その後に反射光が、該傾斜
反射面41に連設されたセード2の軸A方向と略直交す
る出射面42から出射されるので、光源8からの光を透
明材料製のセード2にて屈折、反射させて小型で下方の
集光率を高くさせることが出来る。
光源8より発せられた光は、セード2内側の、セード2
の軸Aと平行方向に向くように形成された段状のセード
内面3aから入射し、セード外側の傾斜反射面41にお
いて反射する。したがって、以上説明した照明器具1に
よると、略おわん状に開口した透明材料製のセード2内
側に配設された光源8からの横向きの光が、セード2の
外側に並設された複数の外リブ4の外面に略沿う傾斜反
射面41にて略全反射され、その後に反射光が、該傾斜
反射面41に連設されたセード2の軸A方向と略直交す
る出射面42から出射されるので、光源8からの光を透
明材料製のセード2にて屈折、反射させて小型で下方の
集光率を高くさせることが出来る。
【0050】なお、本発明においては、セード2内側の
内リブを、上記に示した如く段状にしたり、あるいは、
図9(a)に示すように、セード2内側の内リブを、セ
ード2内周に沿って凹凸状に形成させて並設することも
好ましい。この場合、同図(b)に詳しく示すように、
内リブ3の入射面が相互に角度をもって交わる入射面3
1a、31bとなっており、光源8からの光を所定の角
度をもって外リブ4の傾斜反射面41にて反射するよう
にしている。その結果、光源8によるランプイメージを
消すことも可能となり、また、環状に並設するものと比
べて比較的広い配光が可能となる。
内リブを、上記に示した如く段状にしたり、あるいは、
図9(a)に示すように、セード2内側の内リブを、セ
ード2内周に沿って凹凸状に形成させて並設することも
好ましい。この場合、同図(b)に詳しく示すように、
内リブ3の入射面が相互に角度をもって交わる入射面3
1a、31bとなっており、光源8からの光を所定の角
度をもって外リブ4の傾斜反射面41にて反射するよう
にしている。その結果、光源8によるランプイメージを
消すことも可能となり、また、環状に並設するものと比
べて比較的広い配光が可能となる。
【0051】[第6の実施の形態]図10は、第6の実
施形態の照明器具の概略構成を示す説明図である。
施形態の照明器具の概略構成を示す説明図である。
【0052】この実施の形態の照明器具は、セードの基
本形状とリブの構成が第1の実施形態と異なるもので、
他の構成部材は第1の実施形態のものと略同一で、該実
施の形態の照明器具1は、断面略台形状に開口した透明
材料製のセード2の内側に光源8を有してなる照明器具
であって、前記セード2の内側に、前記光源8からの光
を入射させるセード2の軸A方向と略平行の入射面31
をもった複数の内リブ3を並設させ、セード2の外側に
は、前記入射面31からの光を略全反射させるよう外面
に略沿う傾斜反射面41をもった複数の外リブ4を並設
させ、前記台形状を、同傾斜反射面41からの反射光を
その開口縁端面2bに向け導光するよう傾斜させてい
る。
本形状とリブの構成が第1の実施形態と異なるもので、
他の構成部材は第1の実施形態のものと略同一で、該実
施の形態の照明器具1は、断面略台形状に開口した透明
材料製のセード2の内側に光源8を有してなる照明器具
であって、前記セード2の内側に、前記光源8からの光
を入射させるセード2の軸A方向と略平行の入射面31
をもった複数の内リブ3を並設させ、セード2の外側に
は、前記入射面31からの光を略全反射させるよう外面
に略沿う傾斜反射面41をもった複数の外リブ4を並設
させ、前記台形状を、同傾斜反射面41からの反射光を
その開口縁端面2bに向け導光するよう傾斜させてい
る。
【0053】この照明器具1は、意匠面における従来に
は無い変化をもたせたペンダント型の照明器具で、図1
0に示すように、セード2と、セード2上部の器具本体
5と、光源8となる、前述と同じガラス管部の全長は略
100mm程度の長さをもった6本束状ブリッジ型の蛍
光灯とを備えている。なお、光源8はこの場合において
も、勿論、白熱球や水銀灯等の放電灯であっても良い。
は無い変化をもたせたペンダント型の照明器具で、図1
0に示すように、セード2と、セード2上部の器具本体
5と、光源8となる、前述と同じガラス管部の全長は略
100mm程度の長さをもった6本束状ブリッジ型の蛍
光灯とを備えている。なお、光源8はこの場合において
も、勿論、白熱球や水銀灯等の放電灯であっても良い。
【0054】セード2は、この場合、アクリル樹脂材料
による断面略台形状で上下2面に開口をもった射出成形
体で、前記内リブ3が所定の間隔をもって設けられ、ま
た、外リブ4が、その内リブ3と対向するように設けら
れている。なお、内リブ3は、外リブ4の傾斜反射面4
1とセード2の台形状の斜面角度とを調節することにて
図10に示した如く省略することも可能である。
による断面略台形状で上下2面に開口をもった射出成形
体で、前記内リブ3が所定の間隔をもって設けられ、ま
た、外リブ4が、その内リブ3と対向するように設けら
れている。なお、内リブ3は、外リブ4の傾斜反射面4
1とセード2の台形状の斜面角度とを調節することにて
図10に示した如く省略することも可能である。
【0055】この場合、断面略台形状に開口した透明材
料製のセード2内側に配設された光源8からの横向きの
光が、セード2の内面あるいは、内側に並設された複数
の内リブ3の該セード2の軸A方向と略平行の入射面3
1に入射され、そのセード2外側の、外リブ4の外面に
略沿う傾斜反射面41にて略全反射された後に、反射光
が台形状のセード2の開口縁端面2bに向け導光されて
出射される。すなわち、セード2のアクリル樹脂成形体
内部を反射し、セード2の開口縁端面2bに集まってセ
ード2下部を輝かすこととなり、以て、例えば光源8に
よる照射面にセードの平面視形状と同じ円状、あるいは
各種形状の光の輪を形成することが可能となり、意匠面
において従来には無い変化を容易に実現可能となる。
料製のセード2内側に配設された光源8からの横向きの
光が、セード2の内面あるいは、内側に並設された複数
の内リブ3の該セード2の軸A方向と略平行の入射面3
1に入射され、そのセード2外側の、外リブ4の外面に
略沿う傾斜反射面41にて略全反射された後に、反射光
が台形状のセード2の開口縁端面2bに向け導光されて
出射される。すなわち、セード2のアクリル樹脂成形体
内部を反射し、セード2の開口縁端面2bに集まってセ
ード2下部を輝かすこととなり、以て、例えば光源8に
よる照射面にセードの平面視形状と同じ円状、あるいは
各種形状の光の輪を形成することが可能となり、意匠面
において従来には無い変化を容易に実現可能となる。
【0056】
【発明の効果】本発明の照明器具は、上述の如く実施さ
れて、光源からの光を透明材料製のセードにて屈折、反
射させて小型で下方の集光率が高く、また意匠面におけ
る変化を容易に実現させることができる。
れて、光源からの光を透明材料製のセードにて屈折、反
射させて小型で下方の集光率が高く、また意匠面におけ
る変化を容易に実現させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の、第1の実施形態の照明器具の概略構
成を示す図で、右半分が側面断面である。
成を示す図で、右半分が側面断面である。
【図2】同照明器具のセードの光線追跡を示す説明図で
ある。
ある。
【図3】同照明器具の別の実施例を示す概略構成図であ
る。
る。
【図4】第2の実施形態の照明器具の実施例を示す概略
構成図である。
構成図である。
【図5】第3の実施形態の照明器具の実施例を示す概略
構成図である。
構成図である。
【図6】同照明器具のセードの光線追跡を示す説明図で
ある。
ある。
【図7】第4の実施形態の照明器具の概略を示し、
(a)は概略構成図、(b)はセードの光線追跡を示す
説明図である。
(a)は概略構成図、(b)はセードの光線追跡を示す
説明図である。
【図8】第5の実施形態の照明器具の概略を示し、
(a)は概略構成図、(b)はセードの部分断面図であ
る。
(a)は概略構成図、(b)はセードの部分断面図であ
る。
【図9】本発明の照明器具のセードの他実施例を示す説
明図である。
明図である。
【図10】第6の実施形態の照明器具の概略構成を示す
説明図である。
説明図である。
【図11】本発明の従来例である照明器具の概略を示す
説明図である。
説明図である。
【図12】本発明の他従来例の照明器具の概略を示す説
明図である。
明図である。
【図13】本発明の別従来例の照明器具の概略構成を示
す説明図である。
す説明図である。
1 照明器具
2 セード
3 内リブ
31 入射面
32 内出射面
4 外リブ
41 傾斜反射面
42 外出射面
8 光源
A 軸
Claims (7)
- 【請求項1】 略おわん状に開口した透明材料製のセー
ドの内側に光源を有してなる照明器具であって、 前記セードの内側に、前記光源からの横向きの光をその
セード外面にて略全反射するよう入射させるセードの軸
方向と略平行の入射面と、同入射面に直交し連設させた
セード外面からの反射光をセードの軸方向に向け出射さ
せる出射面とをもった複数の内リブを並設させたことを
特徴とする照明器具。 - 【請求項2】 略おわん状に開口した透明材料製のセー
ドの内側に光源を有した照明器具であって、 前記セードの外側に、前記光源からの横向きの光をおわ
ん状外面にて略全反射させるよう外面に略沿う傾斜反射
面と、同傾斜反射面に連設させたセードの軸方向と略直
交するその傾斜反射面からの反射光を出射させる出射面
とをもった複数の外リブを並設させたことを特徴とする
照明器具。 - 【請求項3】 略おわん状に開口した透明材料製のセー
ドの内側に光源を有してなる照明器具であって、 前記セードの内側に、前記光源からの光を入射させるセ
ードの軸方向と略平行の入射面と、同入射面に直交し連
設させたセード外面からの反射光を出射させる内出射面
とをもった複数の内リブを並設させ、セードの外側に
は、前記入射面からの光を略全反射させるよう外面に略
沿う傾斜反射面と、同傾斜反射面に連設させたセードの
軸方向と略直交するその傾斜反射面からの反射光をセー
ドの軸方向に向け出射させる外出射面とをもった複数の
外リブを並設させたことを特徴とする照明器具。 - 【請求項4】 前記内リブ及び/又は前記外リブを、前
記光源の軸方向略全寸法域に亘って設けた1乃至3のい
ずれか一つの請求項に記載の照明器具。 - 【請求項5】 前記内リブ及び/又は前記外リブを、前
記セードの軸方向に所定間隔毎に間引き状態、及び/又
は前記セードの軸周囲方向に不連続状態となるように形
成した1乃至4のいずれか一つの請求項に記載の照明器
具。 - 【請求項6】 前記外リブを、前記セードの軸方向の前
記開口から離れる領域において同軸と傾斜反射面が略直
交するよう除々に立ち上がり、その開口に近づく領域に
おいては該軸と傾斜反射面が略平行となるよう除々に立
ち下がるように形成した3乃至5のいずれか一つの請求
項に記載の照明器具。 - 【請求項7】 断面略台形状に開口した透明材料製のセ
ードの内側に光源を有してなる照明器具であって、 前記セードの内側に、前記光源からの光を入射させるセ
ードの軸方向と略平行の入射面をもった複数の内リブを
並設させ、セードの外側には、前記入射面からの光を略
全反射させるよう外面に略沿う傾斜反射面をもった複数
の外リブを並設させ、前記台形状を、同傾斜反射面から
の反射光をその開口縁端面に向け導光するよう傾斜させ
たことを特徴とする照明器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001329877A JP2003132718A (ja) | 2001-10-26 | 2001-10-26 | 照明器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001329877A JP2003132718A (ja) | 2001-10-26 | 2001-10-26 | 照明器具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003132718A true JP2003132718A (ja) | 2003-05-09 |
Family
ID=19145693
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001329877A Withdrawn JP2003132718A (ja) | 2001-10-26 | 2001-10-26 | 照明器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003132718A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006030636A1 (ja) * | 2004-09-17 | 2006-03-23 | Light Boy Co., Ltd. | 照明装置 |
JP2007213966A (ja) * | 2006-02-09 | 2007-08-23 | Matsushita Electric Works Ltd | 照明器具 |
WO2012020646A1 (ja) * | 2010-08-09 | 2012-02-16 | 東芝ライテック株式会社 | 照明器具 |
KR101500940B1 (ko) * | 2012-02-16 | 2015-03-10 | 정길수 | 탈부착 가능한 홍채 이미지 캡쳐 장치 |
-
2001
- 2001-10-26 JP JP2001329877A patent/JP2003132718A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006030636A1 (ja) * | 2004-09-17 | 2006-03-23 | Light Boy Co., Ltd. | 照明装置 |
JP2007213966A (ja) * | 2006-02-09 | 2007-08-23 | Matsushita Electric Works Ltd | 照明器具 |
WO2012020646A1 (ja) * | 2010-08-09 | 2012-02-16 | 東芝ライテック株式会社 | 照明器具 |
JPWO2012020646A1 (ja) * | 2010-08-09 | 2013-10-28 | 東芝ライテック株式会社 | 照明器具 |
KR101500940B1 (ko) * | 2012-02-16 | 2015-03-10 | 정길수 | 탈부착 가능한 홍채 이미지 캡쳐 장치 |
KR101511326B1 (ko) * | 2012-02-16 | 2015-04-14 | 정길수 | 홍채 및 얼굴 이미지 캡쳐 장치 |
KR101511327B1 (ko) * | 2012-02-16 | 2015-04-14 | 정길수 | 홍채 이미지 및 얼굴에 대한 흑백/칼라 이미지를 캡쳐하기 위한 장치 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040727 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20070126 |