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JP2003126636A - 濾材のシール方法及び濾材 - Google Patents

濾材のシール方法及び濾材

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Publication number
JP2003126636A
JP2003126636A JP2001326834A JP2001326834A JP2003126636A JP 2003126636 A JP2003126636 A JP 2003126636A JP 2001326834 A JP2001326834 A JP 2001326834A JP 2001326834 A JP2001326834 A JP 2001326834A JP 2003126636 A JP2003126636 A JP 2003126636A
Authority
JP
Japan
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filter medium
seal portion
resin
sealing
seal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001326834A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunimoto Sugiyama
晋元 杉山
Makoto Nakamichi
誠 中道
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Roki Co Ltd
Original Assignee
Toyo Roki Mfg Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyo Roki Mfg Co Ltd filed Critical Toyo Roki Mfg Co Ltd
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 水等の液体、あるいはダストの濾材内部への
浸入を防止してシール性能を向上させることができ、ま
た濾材のシール部を濾材の端面以外にも自由に設定する
ことができる濾材のシール方法を提供する。 【解決手段】 ケースから押さえる力がかかる濾材11
のシール部13に、樹脂を含浸させる。この発明によれ
ば、濾材11の端面11a(側面)から水等の液体が濾
材11の内部に浸透するのを防止することができる。ま
た樹脂を含浸させるとシール部13の強度が上がるの
で、ケースとシール部13との密着性もより高めること
ができ、シール性能を向上させることができる。さらに
濾材11のシール部13を濾材11の端面11a以外に
も自由に設定することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用エンジンに
使用されるエアフィルタ、オイルフィルタ等の濾材のシ
ール方法及び濾材に関する。
【0002】
【従来の技術】エアフィルタにおける濾材のシール方法
として、例えば以下の3つの方法が知られている。
【0003】図9に示すように、プリーツ加工した濾
材1の端面1aの近傍に樹脂を成形して外枠2を形成
し、外枠2にゴムパッキン3を嵌め込む。フィルタのケ
ースでゴムパッキン3を押さえてフィルタ内部をシール
する。
【0004】図10に示すように、ウレタン発泡体か
らなる濾材1の端面1aの近傍に樹脂を成形した外枠2
を形成する。フィルタのケースで外枠2のみを押さえて
フィルタ内部をシールする。
【0005】図11に示すように、濾材1の端面1a
の近傍を圧縮加工してシール部4を形成する。フィルタ
のケースでシール部4を直接押さえてフィルタ内部をシ
ールする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図9に
示すゴムパッキン仕様のシール方法にあっては、樹脂を
成形した外枠2から濾材1が抜け易く、また、シール部
(外枠2、ゴムパッキン3)の形状を濾材1の周縁部の
形状に合わせる必要があるので、シール部の形状の自由
度が少ないという問題がある。
【0007】また図10に示すウレタンパッキン仕様の
シール方法にあっては、外枠2を成形する際、外枠2を
成形するための樹脂が濾材の内部に入り易く、また、シ
ール部(外枠2)の形状を濾材1の周縁部の形状に合わ
せる必要があるので、シール部の形状の自由度が少ない
という問題がある。
【0008】さらに図11に示す濾材一体成形型仕様の
シール方法にあっては、濾材1の端面(側面)1aから
水等の液体が濾材の内部に入り込み易いという問題があ
る。特に濾材1の周囲を圧縮加工すると、圧縮した部分
の浸透性が上がるので、水等の液体がより浸入し易くな
る。
【0009】そこで本発明は、水等の液体、あるいはダ
ストの濾材内部への浸入を防止してシール性能を向上さ
せることができ、また濾材のシール部を濾材の端面以外
にも自由に設定することができる濾材のシール方法及び
濾材を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】以下、本発明について説
明する。なお、本発明の理解を容易にするために添付図
面の参照符号を括弧書きにて付記するが、それにより本
発明が図示の形態に限定されるものではない。
【0011】請求項1の発明は、ケース(16a,16
b)から押さえる力がかかる濾材(11)のシール部
(13)に、樹脂を含浸させることを特徴とする濾材の
シール方法により上述した課題を解決する。
【0012】この発明によれば、濾材の端面(側面)か
ら水等の液体が濾材の内部に浸透するのを防止すること
ができる。また樹脂を含浸させるとシール部の強度が上
がるので、ケースとシール部との密着性もより高まり、
シール性能も向上する。さらに濾材のシール部を濾材の
端面以外にも自由に設定することができる。
【0013】請求項2の発明は、請求項1に記載の濾材
のシール方法において、前記濾材のシール方法はさら
に、前記樹脂を含浸させる前に、前記シール部における
濾材(11)の厚みが、前記シール部(13)の内側及
び外側のうち少なくとも一方における濾材(11)の厚
みよりも薄くなるように、濾材(11)を加圧すること
を特徴とする。
【0014】この発明によれば、ケースと濾材の厚みの
薄くなった部分が係合するので、形状的にケースから濾
材が抜けるのを防止することができる。また濾材を加圧
することによりシール部に毛細管現象が起こり易くなる
ので、樹脂が浸透する場所を制御し易くなる。
【0015】請求項3の発明は、請求項2に記載の濾材
のシール方法において、前記シール方法はさらに、前記
樹脂を含浸させた後に、前記シール部(13)の厚み
が、前記シール部(13)の内側及び外側のうち少なく
とも一方における濾材(11)の厚みよりも厚くなるよ
うに、シールリブ部(15)を成形することを特徴とす
る。
【0016】この発明によれば、ケースで濾材のシール
リブ部をより押さえ易くなる。またシールリブ部を成形
することで、弾性強度、圧縮歪量などを制御し易くな
る。
【0017】請求項4の発明は、請求項1ないし3いず
れかに記載の濾材のシール方法において、前記樹脂に発
泡剤が加えられることを特徴とする。
【0018】この発明によれば、樹脂を発泡させること
で、水等の液体が濾材の内部に浸入するのをより防止す
ることができ、また樹脂に弾力性を持たせやすくなる。
【0019】また、本発明は請求項5に記載のように、
ケース(16a,16b)から押さえる力がかかる濾材
(11)のシール部(13)に樹脂が含浸されることを
特徴とする濾材としても構成することができる。
【0020】請求項6の発明は、請求項5に記載の濾材
において、前記濾材のシール部(13)は、前記シール
部(13)の内側及び外側のうち少なくとも一方におけ
る濾材(11)の厚みよりも薄く、且つ前記シール部
(13)の内側及び外側のうち少なくとも一方における
濾材(11)よりも密に形成されることを特徴とする。
【0021】請求項7の発明は、請求項6に記載の濾材
において、前記濾材(11)のシール部(13)には、
前記シール部(13)の厚みが、前記シール部(13)
の内側及び外側のうち少なくとも一方における濾材(1
1)の厚みよりも厚くなるように、シールリブ部(1
5)が成形されることを特徴とする。
【0022】請求項8の発明は、請求項4ないし7いず
れかに記載の濾材において、前記樹脂は発泡されている
ことを特徴とする。
【0023】請求項9の発明は、請求項5ないし8いず
れかに記載の濾材において、前記濾材(11)は車両用
エンジンの吸気経路に取り付けられるエアフィルタに用
いられることを特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図1ないし図8を参照しつ
つ本発明による濾材のシール方法及び濾材について説明
する。この濾材11は、例えば車両用エンジンの吸気経
路に取り付けられるエアフィルタに用いられ、濾材11
が収納されるケースと協働して、濾材11の端面(側
面)11aから濾材11の内部に水等の液体、あるいは
ダストが浸入するのを防止する。
【0025】図1は本発明の一実施形態における濾材の
シール方法を示す。まず濾材11としてマットのように
形成された平板状の濾材11を用意する(S1)。濾材
11の材質には、例えば不織布(すなわち天然または合
成繊維を、粘着剤、加熱加圧、製縫によって不規則に配
列させたり、もつれさせたりしてつくった生地)、ある
いはウレタンを発泡させたスポンジ状の多孔質物質(所
謂スコットフィルター)が用いられる。濾材11の厚み
は特に限定されないが、エアフィルタとして用いる場合
には20〜30mm程度に設定される。この程度の厚み
を有する濾材11は、折り加工されなくても、ダストを
捕捉する充分な性能を有する。
【0026】次に、濾材11の端面11aよりも内側
(すなわち端面11aを含まない位置)を、プレス機1
2,12等によって濾材11の上面側及び下面側から濾
材11の全周に渡り加圧し、シール部13を形成する。
このシール部13は濾材11が収納されるケースから押
さえる力が直接的あるいは間接的にかかる部分であり、
シール部13が直接的にケースに接触する場合もある
し、シール部13が後述するシールリブ部を介して間接
的にケースに接触する場合もある。図2に示すように、
シール部13は加圧されることによって、その厚みhが
シール部13の内側の厚みh1及び外側の厚みh2より
も薄く、且つシール部13の内側及び外側の濾材よりも
密に(すなわち密度が高く)形成される。なお加圧され
たシール部13は、濾材11の端面11a近傍(すなわ
ち端面11aを含む位置)に形成されてもよい。またシ
ール部13の厚みは、シール部13の内側及び外側のう
ち一方のみにおける厚みよりも薄く、且つ該一方のみに
おける濾材よりも密に形成されてもよい。
【0027】次に、図1に示すように樹脂をシール部に
含浸する(S3)。具体的には、濾材11の上面側及び
下面側から溶融した樹脂を注入装置14によってシール
部13に注入する。前工程においてシール部13は加圧
され、他の部分よりも密に形成されているので、シール
部13に毛細管現象が起こり易くなる。このため、シー
ル部13のみへ樹脂を含浸させることができる。樹脂に
は、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、塩化ビニー
ル樹脂、スチロール樹脂、メタクリル樹脂等の熱可塑性
樹脂、あるいはポリウレタン、フェノール樹脂、ユリア
樹脂、メラミン樹脂等の熱硬化性樹脂を用いることがで
きる。また樹脂には、2種以上の固体を結合させるため
に用いる合成接着剤、天然ゴムあるいは合成ゴム等のゴ
ム、ワックス等も含まれる。
【0028】また、樹脂に泡(特に単泡)を生じさせる
ための発泡剤を加えても良い。樹脂を発泡させること
で、水等の液体が濾材11の内部に浸入するのをより防
止することができ、また樹脂に弾力性を持たせやすくな
る。ここで発泡剤とは、プラスチックやゴムに加え、加
熱によって不活性ガスを発生し、樹脂を多泡性構造に変
える薬品をいう。具体的には、例えばプロパン、石油エ
ーテル、炭酸ガスのように加熱によって揮発する物質、
あるいはアゾジカルボンアミドや炭酸アンモニウムのよ
うに分解してガスを発生する物質が用いられる。
【0029】次に、シール部13における濾材11の厚
みが、シール部13の内側及び外側における濾材11の
厚みよりも厚くなるように、シールリブ部15,15を
成形する(S4)。具体的には、濾材11の上面側及び
下面側から溶融した樹脂を注入装置14によってシール
部13に塗布する。これにより、本発明の濾材が製造さ
れる。
【0030】シールリブ部15,15を成形すること
で、ケースで濾材11をより押さえ易くなり、また弾性
強度、圧縮歪量などを制御し易くなる。シールリブ部1
5,15の材質にはシール部13の樹脂の材質と同じ材
質の樹脂が用いられても良いし、シール部13の樹脂の
材質と異なる材質の樹脂が用いられても良い。なお、こ
の例では、シール部13における濾材11の厚みが、シ
ール部13の内側及び外側における濾材11の厚みより
も厚くなるように、シールリブ部15,15が成形され
ているが、シール部13における濾材の厚みが、シール
部13の内側及び外側のうち一方の厚みよりも厚くなる
ようにシールリブ部15,15を成形してもよい。
【0031】ところで本発明のシール方法は、上記濾材
11を加圧する工程(S2)を有さなくてもよい。すな
わち、不織布、発泡ウレタン等で形成された平板状の濾
材11は加圧されてもよいし、加圧されなくてもよい。
この場合、平板状のままの濾材11に樹脂が含浸されて
シール部13が形成されることになる。
【0032】さらに本発明のシール方法は、上記シール
リブ部15,15を成形する工程を有さなくてもよい。
この場合、樹脂が含浸されたシール部13が直接ケース
に接触することになる。
【0033】また上記実施形態では、濾材として不織布
あるいはウレタン発泡体を用いたが、濾材として濾紙あ
るいはメッシュを用いることも勿論可能である。濾紙あ
るいはメッシュを用いる場合は、濾材を加圧して凹みを
形成したり、加圧した部分を密にしたりするのは困難で
あるため、濾材はプリーツ加工された後、加圧されるこ
となく、樹脂が含浸されるのが一般的である。
【0034】図3は、本発明の濾材のシール方法により
製造された濾材の他の例を示す。上記実施形態のシール
方法における濾材11は加圧工程(S2)、含浸工程
(S3)及びシールリブ製造工程(S4)が濾材の上面
及び下面の両側から行われているが、この図に示すよう
に濾材11の片面側のみから行われても良い。この場合
シール部13は濾材11の下面側に形成され、シールリ
ブ部は濾材11の上面側に形成される。
【0035】図4は、本発明の濾材のシール方法により
製造された濾材11のさらに他の例を示す。上記実施形
態では、濾材11の端面11aよりも内側(すなわち端
面11aを含まない位置)にシール部13を形成した
が、この例に示すように、濾材11の端面11aを含む
位置にシール部13を形成してもよい。そしてこの例で
は、シール部13はテーパ状に加圧され、濾材11の端
面11a及び端面11a近傍にシールリブ部が成形され
ている。これによりシール部13がシールリブ部15か
ら抜けるのが防止されている。
【0036】図5(A)は本発明における濾材11をフ
ィルタのケース16a,16bに収納した例を示す。こ
の濾材11は、加圧されたシール部13及びシール部1
3に成形されたシールリブ部15,15を有する。ケー
ス16a,16から押さえる力がシールリブ部15,1
5にかかり、濾材11の両側に成形されたシールリブ部
15,15が上ケース16a及び下ケース16bに密着
する。そしてシール部13は間接的にケース16a,1
6bに押さえられている。
【0037】濾材11をフィルタのケース16a,16
bに嵌め込むと、濾材11の端面(側面)11aから水
などの液体の浸透が起こるが、樹脂を含浸させることで
濾材11の端面11aから液体が濾材11の内部に浸透
するのを防止することができる。また樹脂を含浸させる
とシール部13の強度が上がるので、ケース16a,1
6bとシール部13及びシールリブ部15,15との密
着性もより高まり、シール性能が向上する。
【0038】図5(B)は、本発明における他の例の濾
材11をフィルタのケース16a,16bに収納した例
を示す。この平板状の濾材11は加圧されたシール部1
3を有するが、シールリブ部15を有さない。シール部
13における濾材11の厚みは、シール部13の両側に
おける濾材11の厚みよりも薄く設定され、ケース16
a,16bに設けた突起17,17がシール部13に直
接接触している。この例では、ケース16a,16bの
突起17,17と濾材11の厚みの薄くなった部分が係
合するので、形状的にケース16a,16bから濾材1
1が抜けるのを防止することができる。
【0039】図6は、本発明におけるさらに他の例の濾
材11をフィルタのケース16a,16bに収納した例
を示す。平板状の濾材11は樹脂が含浸されたシール部
13を有し、該シール部13は濾材11の端面11aを
含むように形成される。この濾材11において、シール
部13は加圧されることなく、シール部13の厚みがシ
ール部13の内側の厚みと略等しく設定される。ケース
16a,16bには突起17,17が設けられ、この突
起17,17が濾材11のシール部13を押さえる。突
起17,17がシール部13を押さえることによって、
ケース16a,16bから濾材11が抜けるのが防止さ
れる。
【0040】図7は、本発明におけるさらに他の例の濾
材11をフィルタのケース16a,16bに収納した例
を示す。濾材11は端面11a近傍で加圧されたシール
部13を有し、該シール部13の厚みはシール部13の
内側における濾材11の厚みよりも薄く設定される。加
圧したシール部13には樹脂が含浸され、しかもシール
部13にはシールリブ部15が成形される。シールリブ
部15は濾材11の端面11a側にも成形される。ケー
ス16a,16bに設けられた突起17,17から押さ
える力は、直接的にはシールリブ部15にかかる。シー
ル部13は間接的にケース16a,16bに押さえられ
る。ケース16a,16bの突起17,17は、濾材1
1の端面11aよりも内側の濾材11を押さえる。
【0041】図8は、本発明におけるさらに他の例の濾
材11をフィルタのケース16a,16bに収納した例
を示す。濾材11は端面近傍で加圧されたシール部13
を有し、該シール部13の厚みはシール部13の内側に
おける濾材11の厚みよりも薄く設定される。加圧した
シール部13には樹脂が含浸される。この例ではシール
リブ部が形成されることなく、ケース16a,16bに
設けられた突起17,17から押さえる力が直接シール
部に加わる。
【0042】なお、上記濾材の例では平板状に形成され
た濾材について説明したが、濾材はプリーツ加工されて
いても、プリーツ加工された濾材の端面同士を合わせる
ように菊花状に形成されていてもよい。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ケースから押さえる力がかかる濾材のシール部に、樹脂
を含浸させたので、濾材の側面から水等の液体が濾材の
内部に浸透するのを防止することができる。また樹脂を
含浸させるとシール部の強度が上がるので、ケースとシ
ール部との密着性もより高めることができ、シール性能
を向上させることができる。さらに濾材のシール部を濾
材の端面以外にも自由に設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における濾材のシール方法の一実施形態
を示す工程図。
【図2】加圧された濾材を示す斜視図。
【図3】濾材の他の例を示す斜視図。
【図4】濾材の更に他の例を示す斜視図。
【図5】ケースに収納された濾材を示す断面図(図中
(A)は濾材がシール部及びシールリブ部を有する例を
示し、図中(B)は濾材がシール部のみを有する例を示
す)。
【図6】ケースに収納された濾材の他の例を示す断面
図。
【図7】ケースに収納された濾材の更に他の例を示す断
面図。
【図8】ケースに収納された濾材の他の例を示す断面
図。
【図9】従来のゴムパッキン仕様の濾材を示す斜視図。
【図10】従来のウレタンパッキン仕様の濾材を示す斜
視図。
【図11】従来の濾材一体型仕様の濾材を示す斜視図。
【符号の説明】
11…濾材 15…シールリブ部 13…シール部 16a,16b…ケース

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースから押さえる力がかかる濾材のシ
    ール部に、樹脂を含浸させることを特徴とする濾材のシ
    ール方法。
  2. 【請求項2】 前記シール方法はさらに、前記樹脂を含
    浸させる前に、前記シール部の前記濾材の厚みが、前記
    シール部の内側及び外側のうち少なくとも一方における
    前記濾材の厚みよりも薄くなるように、前記濾材を加圧
    することを特徴とする請求項1に記載の濾材のシール方
    法。
  3. 【請求項3】 前記濾材のシール方法はさらに、前記樹
    脂を含浸させた後に、前記シール部における前記濾材の
    厚みが、前記シール部の内側及び外側のうち少なくとも
    一方における前記濾材の厚みよりも厚くなるように、シ
    ールリブ部を成形することを特徴とする請求項2に記載
    の濾材のシール方法。
  4. 【請求項4】 前記樹脂に発泡剤が加えられることを特
    徴とする請求項1ないし3いずれかに記載の濾材のシー
    ル方法。
  5. 【請求項5】 ケースから押さえる力がかかる濾材のシ
    ール部に樹脂が含浸されることを特徴とする濾材。
  6. 【請求項6】 前記濾材のシール部は、前記シール部の
    内側及び外側のうち少なくとも一方における前記濾材の
    厚みよりも薄く、且つ前記シール部の内側及び外側のう
    ち少なくとも一方における前記濾材よりも密に形成され
    ることを特徴とする請求項5に記載の濾材。
  7. 【請求項7】 前記濾材のシール部には、前記シール部
    における前記濾材の厚みが、前記シール部の内側及び外
    側のうち少なくとも一方における前記濾材の厚みよりも
    厚くなるように、シールリブ部が成形されることを特徴
    とする請求項6に記載の濾材。
  8. 【請求項8】 前記樹脂は発泡されていることを特徴と
    する請求項4ないし7いずれかに記載の濾材。
  9. 【請求項9】 前記濾材は車両用エンジンの吸気経路に
    取り付けられるエアフィルタに用いられることを特徴と
    する請求項5ないし8いずれかに記載の濾材。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006112359A (ja) * 2004-10-15 2006-04-27 Honda Motor Co Ltd エアクリーナ

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