JP2003125282A - デジタルカメラおよびデジタルカメラを用いた撮影方法 - Google Patents
デジタルカメラおよびデジタルカメラを用いた撮影方法Info
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Abstract
対応して露出制御することができるデジタルカメラおよ
びデジタルカメラを用いた撮影方法を提供する。 【解決手段】 このデジタルカメラの測光部211g
は、少なくとも撮像領域全面の画像に基づいて平均的に
測光を行う平均測光モードと、撮像領域の中央部に設定
された中央重点領域について重点的に測光を行う中央重
点測光モードとを有する。指定部211fは、操作部2
50からの操作入力に基づいて測光抑制エリアを設定す
る。この測光抑制エリアは、平均測光モード時には撮影
領域の範囲内に設定され、中央重点測光モード時には中
央重点領域内に設定される。測光部211gは、平均測
光モードおよび中央重点測光モードにおいて、測光抑制
エリア内については、その周囲の領域よりも測光値のウ
エイト配分を下げて測光を行う。
Description
て露出制御を行って撮影を行うデジタルカメラおよびデ
ジタルカメラを用いた撮影方法に関するものである。
平10−276360号公報記載のもの、および特開平
5−313224号公報記載のものがある。
有効測光枠を設定し、その測光枠の位置および範囲を調
節することにより、主要な被写体の位置および大きさ等
に応じて、測光を行う領域が設定できるようになってい
る。
割領域に分割して各分割領域の輝度平均値を測光し、そ
の輝度平均値が予め設定されたしきい値に満たない分割
領域の輝度平均値のみを露出制御に用いるようになって
いる。
第1の従来技術では、有効測光枠は、画面上の主要な被
写体に対応する領域に対応して設定されるため、その主
要な被写体に対応する領域内に露出制御の障害となる高
輝度部が存在する場合には、その高輝度部が有効測光枠
内に含まれることとなり、その高輝度部の悪影響を除去
できない一方、高輝度部を無理に避けて有効測光枠を設
定した場合には、測光を行いたい画面上の領域が有効測
光枠から外れてしまい、有効な露出制御が行われない。
の各分割領域の輝度平均値を露出補正に用いるか否かの
基準となる前記しきい値は、製品設計時に設定されるも
のであり、そのしきい値に基づいて各分割領域の輝度平
均値の取捨選択が機械的に行われて露出制御が行われて
しまう。
被写体の状況やユーザの趣向に対応して露出制御するこ
とができないという問題がある。
の被写体の状況やユーザの趣向に柔軟に対応して露出制
御することができるデジタルカメラおよびデジタルカメ
ラを用いた撮影方法を提供することを目的とする。
の技術的手段は、撮影前の画像に基づいて測光を行い、
その測光結果に基づいて露出制御を行って撮影を行うデ
ジタルカメラであって、前記画像を所定の画面に表示可
能な表示手段と、前記画像内の少なくとも一部の領域に
設定された測光領域内の画像データに基づいて測光を行
う測光手段と、前記測光領域内において測光値のウエイ
ト配分を下げる測光抑制エリアを、第1の操作入力に基
づいて指定する指定手段と、を備え、前記測光手段は、
前記測光抑制エリア内については、前記測光抑制エリア
の周囲の領域よりも測光値のウエイト配分を下げて測光
を行うことを特徴とする。
前記測光領域内について測光を行う第1の測光モード
と、前記画像内に設定されたスポット状の測光スポット
について測光を行う第2の測光モードとを切り替え可能
に備え、前記第2の測光モード時には、前記指定手段に
よる前記測光抑制エリアの指定が行われないのがよい。
第1の操作入力により指定された前記画像上のポイント
を含む、測光値が所定値以上の領域を前記測光抑制エリ
アとして指定するのがよい。
記画像をマトリクス状に複数の分割領域に分割し、その
複数の分割領域のうちの前記第1の操作入力により指定
された前記画像上のポイントを含む分割領域を前記測光
抑制エリアとして指定するのがよい。
は、前記撮影前の画像に基づいてホワイトバランス補正
を行う補正手段をさらに備え、前記補正手段は、前記指
定手段による指定内容を無視してホワイトバラス補正を
行うのがよい。
定された前記測光領域内について測光を行う第1の測光
モードと、前記画像内に設定された測光エリアについて
測光を行う第3の測光モードとを切り替え可能に備え、
前記指定手段は、前記第1の操作入力に基づいて前記測
光抑制エリアを指定する測光抑制エリア指定モードと、
第2の操作入力に基づいて前記測光手段が測光を行う前
記測光エリアを指定する測光エリア指定モードとを切り
替え可能に備えるのがよい。
は、操作ボタンをさらに備え、前記指定手段は、前記操
作ボタンの押圧操作に応じて、前記測光エリア指定モー
ドと前記測光抑制エリア指定モードとの間のモード切り
替えを行う手段をさらに備えるのがよい。
記測光抑制エリア指定モード時には、前記測光抑制エリ
アを指定するための第1のカーソルを前記画面上に表示
させ、前記測光エリア指定モード時には、前記測光エリ
アを指定するための前記第1のカーソルと異なる第2の
カーソルを前記画面上に表示させるのがよい。
段は、撮影前の画像に基づいて測光を行い、その測光結
果に基づいて露出制御を行って撮影を行うデジタルカメ
ラを用いた撮影方法であって、前記画像を所定の画面に
表示する工程と、前記画像内の少なくとも一部の領域に
設定された測光を行う測光エリア内における測光値のウ
エイト配分を下げる測光抑制エリアを、第1の操作入力
に基づいて指定する工程と、前記測光エリア内の画像デ
ータに基づいて測光を行う工程と、を備え、前記測光を
行う工程において、前記測光抑制エリア内については、
前記測光抑制エリアの周囲の領域よりも測光値のウエイ
ト配分を下げて測光を行うことを特徴とする。
る「ウエイト配分を下げる」には、測光抑制エリアの測
光値のウエイト配分をゼロにすること(あるいは、測光
抑制エリアについては測光を行わないこと)を含む概念
である。
1ないし図4は、本発明の一実施形態に係るデジタルカ
メラ1の正面図、背面図、側面図および底面図であり、
図5はデジタルカメラ1の内部構成を示すブロック図で
ある。
箱型のカメラ本体部2と直方体状の撮像部3(図1、図
2および図4に太線で図示)とから構成されている。撮
像部3は、撮影レンズであるマクロ機能付きズームレン
ズ301を有するとともに、銀塩フィルムを用いるレン
ズシャッターカメラ(以下、「銀塩カメラ」と称する)
と同様に、被写体からのフラッシュ光の反射光を受光す
る調光センサ305、および光学ファインダ31が設け
られる。このズームレンズ301は、35mmフィルム
を使用する銀塩カメラに換算して焦点距離35mmから
70mmまでのズームが可能となっている。
1の後方位置に、撮像手段として機能するCCDカラー
エリアセンサであるCCD303(図5参照)を有し、
CCD303は撮像回路302の一部となっている。
うに、左端部にグリップ部4および中央上部に内蔵フラ
ッシュ5が設けられ、上面にはシャッタボタン8が設け
られている。
の背面には、略中央に撮影画像のモニタ表示(ビューフ
ァインダに相当)、記録画像の再生表示等を行うための
LCD(表示手段)10が設けられている。このLCD
10は、400×300画素数の表示画面を有してい
る。また、LCD10の下方に、デジタルカメラ1の操
作を行うキースイッチ群221〜226および電源スイ
ッチ227が設けられる。電源スイッチ227の左側に
は、電源がオン状態で点灯するLED228およびメモ
リカードへのアクセス中である旨を表示するLED22
9が配置される。
影モード」、「再生モード」および「プリファレンスモ
ード」の間でモードを切り替えるモード設定スイッチ1
4が設けられる(図3参照)。撮影モードは、写真撮影
を行うモードであり、再生モードは、メモリカードに記
録された撮影済み画像をLCD10に再生表示するモー
ドであり、さらに、プリファレンスモードは、表示され
る表示項目(設定項目)の中から選択することにより各種
の設定を行うモードである。
イドスイッチであり、図2において下にセットすると撮
影モードに設定され、中央にセットすると再生モードに
設定され、上にセットするとプリファレンスモードに設
定される。
230が設けられ、撮影モードにおいてボタン231,
232を押すことによりズームレンズ301の焦点距離
が変わる。
LCD10をオン/オフさせるためのLCDボタン32
1およびマクロボタン322が設けられる。LCDボタ
ンが押されるとLCD表示のオン/オフが切り替わる。
例えば、専ら光学ファインダ31のみを用いて撮影する
ときには、節電の目的でLCD表示をオフにする。マク
ロ撮影時には、マクロボタン322が押されることによ
り、AFモータ308(図5参照)が駆動されズームレ
ンズ301がマクロ撮影可能な状態になる。
うにDC入力端子235が設けられる。
うに、電池装填室18と、1つのカード装填室17(カ
ードスロット部)とが設けられる。カード装填室17
は、メモリカード91やモデムカード92などが装填で
きる。このカード充填室17については、クラムシェル
タイプの蓋15により開閉自在になっている。蓋15に
は、外部からのモデムカード92接続用の開口部15a
が形成されている。
池を電池装填室18に装填することにより、これらを直
列接続してなる電源電池236(図5参照)を駆動源と
している。もちろん、図4に示すDC入力端子からアダ
プタからの電力を供給して使用することも可能である。
構成について順に説明する。
よりCCD303上に結像された被写体の光像をCCD
303を用いて光電変換し、R(赤),G(緑),B
(青)の色成分の画像信号(各画素で受光された画素信
号の信号列からなる信号)として出力する。ここで、C
CD303は、1600×1200画素数を有してい
る。
絞りとなっている場合には、CCD303の露光量(シ
ャッタスピードに相当するCCD303の電荷蓄積時
間)を調節して行われる(なお、絞り調節可能な構成の
場合には絞り調節も併用して露出制御が行われる)。被
写体輝度が低輝度時に適切なシャッタスピードが設定で
きない場合は、CCD303から出力される画像信号の
レベル調整を行うことにより露光不足による不適正露出
が補正される。すなわち、低輝度時は、シャッタスピー
ドとゲイン調整とを組み合わせて露出制御が行われる。
なお、画像信号のレベル調整は、後述の信号処理回路3
13内のAGC(オートゲインコントロール)回路によ
り行われる。この自動露光(AE)における測光に関して
は、後で詳述する。
本体部2内のタイミング制御回路202から送信される
クロックに基づきCCD303の駆動制御信号を生成す
るものである。タイミングジェネレータ314は、例え
ば、積分開始/終了(すなわち、露出開始/終了)のタ
イミング信号、各画素の受光信号の読出制御信号(水平
同期信号,垂直同期信号,転送信号等)等のクロック信
号を生成し、CCD303に出力する。
ら出力される画像信号(アナログ信号)に所定のアナロ
グ信号処理を施すものである。信号処理回路313は図
示しないが、その内部にCDS(相関二重サンプリン
グ)回路とAGC回路とを有し、CDS回路により画像
信号のノイズの低減を行い、AGC回路のゲインを調整
することにより画像信号のレベル調整を行う。
る内蔵フラッシュ5の発光量をカメラ本体部2の全体制
御部211により設定された所定の発光量に制御するも
のである。フラッシュ撮影においては、露出開始と同時
に被写体からのフラッシュ光の反射光が調光センサ30
5により受光され、この受光量が所定の発光量に達する
と、調光回路304から全体制御部211を介してカメ
ラ本体部2のフラッシュ制御回路214へ発光停止信号
が出力される。フラッシュ制御回路214は、この発光
停止信号に応答して内蔵フラッシュ5の発光を強制的に
停止し、これにより、内蔵フラッシュ5の発光量が所定
の発光量に制御される。
301のズーム比の変更と収容位置と撮影位置との間の
レンズ移動を行うためのズームモータ307、および合
焦を行うためのAF(オートフォーカス)モータ308
が設けられる。
説明する。
アドレスバス、データバス、コントロールバスで接続さ
れている上述した撮像部3内およびカメラ本体部2内の
各周辺構成の駆動を制御することによってデジタルカメ
ラ1の撮影動作を統括制御するものである。
データの流れについても便宜上、周辺構成間の矢印によ
って示しているが、実際には、画像データは全体制御部
211を介して各周辺構成ごとに送られる。また、全体
制御部211内には、DRAMからなるワークRAM2
11a、およびプログラムを格納するためのフラッシュ
ROM211bを内蔵している。
信号の処理および画像表示に関する構成について説明す
る。
たアナログ画像信号はカメラ本体部2内の画像処理部2
00において各種画像処理が施される。図6は画像処理
部200の構成を示すブロック図である。まず、画像処
理部200へ送られてきたアナログ画像信号はA/D変
換器205において各画素ごとに10ビットのデジタル
信号に変換される。A/D変換器205は、タイミング
制御回路202から入力されるA/D変換用のクロック
に基づいて各画素信号(アナログ信号)を10ビットの
デジタル信号に変換する。
制御部211の制御により、基準クロックやタイミング
ジェネレータ314およびA/D変換器205に対する
クロックを生成する。
れた画素信号(以下、「画素データ」という。)の黒レ
ベルを基準の黒レベルに補正するものである。また、W
B回路207は、R,G,Bの各色成分の画素データの
レベル変換を行うものであり、後工程のγ補正を考慮し
たホワイトバランスの自動調整(AWB)を行う。ホワイ
トバランスの調整は、全体制御部211からWB回路2
07に入力されるレベル変換テーブル(正確にはそのデ
ータ)を用いて行われ、レベル変換テーブルの各色成分
の変換係数(特性の傾き)は全体制御部211により撮
影画像毎に設定される。このホワイトバランスの調整に
ついては、後で詳述する。なお、このWB回路207と
全体制御部211とが、本発明の補正手段に対応してい
る。
を補正するものである。γ補正回路208からの出力は
図5に示すように画像メモリ209に送られる。
ら出力される画素データを記憶するメモリであり、1フ
レーム分の記憶容量を有している。すなわち、画像メモ
リ209は、CCD303が1600×1200のマト
リクス状に配列した画素を有している場合、1600×
1200画素分の画素データの記憶容量を有し、各画素
データが対応する記憶領域(アドレス)に記憶されるよ
うになっている。
される画像データのバッファメモリである。VRAM2
10は、LCD10の400×300画素に対応した画
像データの記憶容量、すなわち400×300画素分の
容量を有している。
る撮影待機状態においては、撮像部3により所定間隔毎
に撮像された画像の各画素データが画像処理部200に
より処理され、画像メモリ209に記憶されるとともに
全体制御部211を介してVRAM210に転送され、
LCD10に表示される。これにより、被写体に関する
撮影前の画像をLCD10に動画的に表示するライブビ
ュー表示が行えることとなる。
示すように、1600×1200画素の画像メモリ20
9内の画像データを、縦横1/4に間引いて400×3
00画素のVRAM210に転送されることとなる。
ド91から読み出された画像に全体制御部211による
所定の信号処理が施された後、VRAM210に転送さ
れてLCD10に再生表示される。なお、LCD10に
おいて画像を表示する際には、全体制御部211の制御
によりバックライト16が点灯する。
ついて順に説明する。
に装填された各種の機能カードとの間で信号の受け渡し
を行うインタフェースである。具体的にはメモリカード
91の画像データの書込みおよび画像データの読出しを
行ったり、モデムカード92を介してデジタルカメラ1
の外部とデータ入出力を行う。
に、内蔵フラッシュ5の発光を制御する回路である。フ
ラッシュ制御回路214は、全体制御部211の制御信
号に基づき内蔵フラッシュ5の発光の有無、発光量およ
び発光タイミング等を制御し、調光回路304から入力
される発光停止信号に基づき内蔵フラッシュ5の発光量
を制御する。
るための時計回路である。図示しない別の電源で駆動さ
れる。
307およびAFモータ308を駆動するためのズーム
モータ駆動回路215およびAFモータ駆動回路216
が設けられる。これらの回路は、シャッタボタン8やそ
の他の上述した各種スイッチ、ボタンである操作部25
0の操作に応じて機能する。
採用されているような半押し状態(S1)と押し込んだ状
態(S2)とが検出可能な2段階スイッチになっており、
待機状態でシャッタボタン8を半押し状態にすると、A
Fモータ駆動回路216がAFモータ308を駆動し、
合焦位置へズームレンズ301を移動させる。
と、これらのボタンからの信号が全体制御部211に送
られ、全体制御部211の指示によってズームモータ駆
動回路215がズームモータ307を駆動してズームレ
ンズを移動させ、光学的なズーミングを行う。
説明したが、全体制御部211は周辺構成とのデータの
受け渡しやタイミング制御の他に様々な機能をソフトウ
ェア的に行うものとなっている。全体制御部211の主
要な機能について以下に説明する。
御を行うための測光機能と、その測光結果に基づいて露
出制御を行う露出制御機能とを備えている。概略的に、
測光機能とは、撮影待機状態において、CCD303に
より1/30秒毎に取り込まれ、画像メモリ209に記
憶される画像の画像データを利用して被写体の明るさを
判定するものである。露出制御機能とは、輝度判定によ
る被写体の明るさの判定結果に基づいてシャッタスピー
ド(CCD303の積分時間)の設定等を行うものであ
る。なお、測光機能については後に詳述する。
により与えられる画像に基づいて、ズームレンズ801
を駆動して合焦を行うオートフォーカス機能を備えてい
る。
記録処理を行うために、フィルタリング処理機能、記録
画像生成機能、さらには、再生画像生成機能を備えてい
る。
ィルタにより記録すべき画像の高周波成分を補正して輪
郭に関する画質の補正を行うものである。
ら画素データを読み出してメモリカード91に記録すべ
きサムネイル画像と圧縮画像とを生成する。具体的に
は、画像メモリ209からラスタ走査方向に走査しつ
つ、横方向と縦方向の両方向でそれぞれ8画素毎に画素
データを読み出し、順次、メモリカード91に転送する
ことで、サムネイル画像を生成しつつメモリカード91
に記録する。また、メモリカード91への圧縮画像デー
タの記録に際して画像メモリ209から全画素データを
読み出し、これらの画素データに2次元DCT変換、ハ
フマン符号化等のJPEG方式による所定の圧縮処理を
施してメモリカード91に記録する。
て、シャッタボタン8により撮影が指示されると、撮影
指示後に画像メモリ209に取り込まれた画像のサムネ
イル画像と設定された圧縮率によりJPEG方式により
圧縮された圧縮画像とを生成し、撮影画像に関するタグ
情報(コマ番号、露出値、シャッタスピード、圧縮率、
撮影日、撮影時のフラッシュのオン/オフのデータ、シ
ーン情報、画像の判定結果等の情報)とともに両画像を
メモリカード91に記憶する。なお、記録画像のデータ
形式については後述する。
記録された圧縮画像をデータ伸張して再生画像を生成す
る機能である。具体的な操作としては、モード設定スイ
ッチ14を再生モードに設定すると、メモリカード内の
コマ番号の最も大きな画像データが読み出されてデータ
伸張され、VRAM210に転送される。これにより、
LCD10にはコマ番号の最も大きな画像、すなわち直
近に撮影された画像が表示される。
示す図である。このメモリカード91は、主に撮影画像
データを記録する記録媒体として機能する。図7に示す
ように、メモリカード91にはデジタルカメラ1によっ
て記録された画像の各コマが順に配列して記憶される。
また、各コマはタグ情報TGとJpeg形式で圧縮され
た高解像度画像データHD((1600×1200)画
素)とサムネイル表示用のサムネイル画像データSD
(80×60)画素)とが記録されている。また、1コ
マ分の画像データの容量は約1MBとなっている。
る。図9に示すように、画面メモリ209内の画像デー
タを、100×100画素分の大きさのブロックで、1
6×12に分割する。
値を積算し、これをRbij、Gbij、Bbij(1≦i≦
12、1≦j≦16)とする。そして、次の式(1)〜
(3)に示すように、これらのブロックの合計を演算し
て、その値をRs、Gs、Bsとする。それから、式
(4)に示すように、Gs/Rs、Gs/Bsを求めて、
(gr,gb)とする。
球、昼光などのホワイトバランスの設定状態に応じて、
(gr,gb)が補正されることとなる。
する領域Raや昼光に関する領域Rbが設定され、これ
らの領域における最も近い位置に(gr,gb)が移動
される。ただし、ここで(gr,gb)が、設定される
各領域内にある場合には、そのままの値となる。この移
動されたホワイトバランス制御値を(grw,gbw)と
し、この(grw,gbw)を用いて、RGBの値(R
w,Gw,Bw)=(G/grw,G,G/gbw)が算
出され、これが画像データに反映されることで、ホイト
バランスの調整が行われる。
処理は、後述する指定部211fによって指定された測
光抑制エリア507の設定状態を無視して、予め設定さ
れた画像領域(例えば、被写体全体の画像)に基づいて
行われる。
の自動露出制御(AE)について説明する。
ク図である。全体制御部211は、図11に示すよう
に、指定部(指定手段)211fと、前述の測光機能を
実現する測光部(測光手段)211gと、前述の露出制
御機能を実現する露出制御部211hとを備えている。
測光モードと、要部重点測光モードと、スポット測光モ
ードとを切り替え可能に備えている。また、要部重点測
光モードには、サブモードとして、中央重点測光モード
と、選択エリア重点測光モードとが備えられている。こ
のうち、平均測光モードと、要部重点測光モードの中央
重点測光モードとが本発明に係る第1の測光モードに対
応しており、スポット測光モードが本発明に係る第2の
測光モードに対応している。
250の後述する操作ボタンのボタン操作により行われ
る。このモードの切り替わりの様子は後に詳述する。
均測光モードは、撮影領域501(図12参照)の全体
(LCD10の表示画面の全面)の画像(撮影前の画
像)、例えば図12に示す画像503に基づいて、撮影
領域501全体について均一なウエイト配分で測光を行
うモードである。
央重点測光モードは、撮影領域501の中央部に予め設
定された中央重点領域505のウエイト配分を、撮影領
域501内の中央重点領域505以外の領域よりも高め
て測光を行うモードである。中央重点領域505のウエ
イト配分と、領域505以外の領域のウエイト配分との
比率は、例えば9対1あるいは10対0等に設定され
る。
01内に設定された測光エリア515(図17参照)内
のウエイト配分を、撮影領域501内の測光エリア51
5以外の領域よりも高めて測光を行うモードである。測
光エリア515のウエイト配分と、エリア515以外の
領域のウエイト配分との比率は、例えば9対1あるいは
10対0等に設定される。
されたスポット状の測光スポット517(図18参照)
のみについて測光を行うモードである。
および中央重点測光モードにおいては、後述する指定部
211fにより設定により、測光を行う測光領域内に測
光抑制エリア507(図13参照)が設定可能となって
おり、その測光抑制エリア507内では、測光値のウエ
イト配分を下げて測光が行われる。なお、平均測光モー
ドでは、撮像領域501の全領域内において測光抑制エ
リア507が選択的に設定可能となっているのに対し
て、中央重点測光モードでは、図13に示すように中央
重点領域505内において測光抑制エリア507が選択
的に設定可能となっている。
ポット517および選択エリア重点測光モードにおける
測光エリア515の設定は、後述する指定部211fに
よって行われる。
入力に基づいて、測光抑制エリア507、測光スポット
517および測光エリア515の指定を行う。このた
め、指定部211fの動作モードには、測光抑制エリア
507の指定を行う測光抑制エリア指定モードと、測光
スポット517の指定を行う測光スポット指定モード
と、測光エリア515の指定を行う測光エリア指定モー
ドとが切り替え可能に設けられている。こららの各モー
ドの切り替えは、操作部250の操作入力に基づいて行
われ、その詳細については後述する。
11fの処理により、測光抑制エリア507の指定のた
めの第1のカーソル509が、撮影領域501内の画像
上に重ね合わされてLCD10の表示画面に表示され
る。カーソル509の表示位置は、ボタン231〜23
4のユーザによるボタン操作に応じて上下左右に移動さ
れる。
第1のカーソル509の表示位置に基づいて行われる。
この測光抑制エリア507の具他的な指定方式として
は、下記の2つの方式が提案されている。
とも一部に設定された測光を行う測光領域(例えば、撮
影領域501そのもの)内において、第1のカーソル5
09によって指定されたポイントを含む、測光値が所定
値以上の領域が、例えば図13に示す測光抑制領域50
7として指定される。この第1の方式は、中央重点測光
モードにおける測光抑制エリア507の設定に用いられ
る。
領域501内の測光を行う測光領域をマトリクス状に複
数の分割領域511に分割し、その複数の分割領域51
1のうちの第1のカーソル509によって指定されたポ
イントを含む分割領域511が、例えば図15に示すよ
うに測光抑制エリア507として指定される。図14の
図示例では、撮影領域501が16×12の分割領域5
11に分割されている。この第2の方式は、平均測光モ
ードにおける測光抑制エリア507の設定に用いられ
る。
01内の画像503中に測光抑制を行いたい高輝度部5
03aが存在する場合、例えば図13に示すように高輝
度部503a上、あるいはその近傍のポイントを第1の
カーソル509により指定することにより、上記の第1
あるいは第2の方式によってその高輝度部503aを含
むようにして測光抑制エリア507が設定される。
指定モードでは、指定部211fの処理により、第1の
カーソル509と異なる図16に示す第2のカーソル5
13が測光エリア507の指定のために撮影領域501
内の画像上に重ね合わされてLCD10の表示画面に表
示される。カーソル513の表示位置は、ボタン231
〜234のユーザによるボタン操作に応じて上下左右に
移動される。
のカーソル513の表示位置に基づいて、図17に示す
ように測光エリア515の指定が行われる。この測光エ
リア515の指定は、前述の測光抑制エリア507の第
2の方式による指定の場合と同様に、図14に示すよう
に、撮影領域501内の測光を行う測光領域(例えば、
撮影領域501そのもの)をマトリクス状に複数の分割
領域511に分割し、その複数の分割領域511のうち
の第2のカーソル513によって指定されたポイントを
含む分割領域511が測光エリア515として指定され
る。なお、本実施形態では、測光エリア515の設定の
ための撮像領域501の分割数等の分割形態は、前述の
測光抑制エリア507の第2の方式による指定の場合と
同様に設定したが、互いに異なった分割形態を用いるよ
うにしてもよい。
のカーソル513の表示位置に基づいて、図18に示す
ように測光スポット517の指定が行われる。
式により図17に示すように撮影領域501内に測光抑
制エリア507が設定された場合には、撮影領域501
内における測光抑制エリア507以外の領域について
は、その領域内の画像データに基づいて、予め設定され
た均一なウエイト配分で測光が行われる一方、測光抑制
エリア507内については、そのエリア507内の画像
データに基づいて、エリア507以外の領域のウエイト
配分よりも低いウエイト配分で測光が行われる。そし
て、エリア507以外の領域の測光結果と、エリア50
7の測光結果とが合成されて露出制御部211hに与え
られる。エリア507のウエイト配分と、エリア507
以外の領域のウエイト配分との比率は、例えば1対9あ
るいは0対10に設定される。
エリア507の設定形態としては、測光抑制エリア50
7が、図17に示すように撮影領域501内の内方に設
定される場合、および図19あるいは図20に示すよう
に撮影領域501の外縁部に内接して設定される場合が
ある。ただし、いずれの設定形態においても、撮影領域
501内おける測光抑制エリア507に隣接する測光抑
制エリア507の周辺部は、測光抑制エリア507より
も高いウエイト配分で測光が行われる。
の方式により図13に示すように中央重点領域505内
に測光抑制エリア507が設定された際には、中央重点
領域505内における測光抑制エリア507内について
は、中央重点領域505内における測光抑制エリア50
7以外の領域よりもウエイト配分を下げて測光が行われ
る。そして、撮影領域501内の中央重点領域505の
外側の領域(非重点領域)における測光結果と、中央重
点領域50内の測光抑制エリア507の外側の領域(純
粋な重点領域)における測光結果と、測光抑制エリア5
07内の領域(抑制領域)における測光結果とが合成さ
れて露出制御部211hに与えられる。非重点領域、純
粋な重点領域および抑制領域のウエイト配分の関係は、
例えば1対8対1、あるいは1対9対0等に設定され
る。
抑制エリア507の設定形態としては、測光抑制エリア
507が、図13に示すように中央重点領域505内の
実質的に内方に設定される場合、および図21あるいは
図22に示すように中央重点領域505の外縁部に内接
して設定される場合がある。ただし、いずれの設定形態
においても、中央重点領域505内おける測光抑制エリ
ア507に隣接する測光抑制エリア507の周辺部は、
測光抑制エリア507よりも高いウエイト配分で測光が
行われる。
の測光モード設定時および測光エリア選択時における状
態遷移図である。
ジタルカメラ1の動作状態を示し、このうちステートS
T1〜ST3は、要部重点測光モード(中央重点測光モ
ード)、スポット測光モードおよび平均測光モードにそ
れぞれ対応している。
のモード切り替えは、例えばLCD10に表示される図
24に示す案内画像601の案内に従って、操作部25
0を操作(測光モード変更操作)して案内画像601中
の対応する案内項目601a〜601cを選択して行う
ことができる。なお、本実施形態では、初期設定として
要部重点測光モードが選択される。
は、2つのサブモードのうち、初期設定として中央重点
測光モードが選択され、操作部250に含まれるAEカ
ーソルボタン(例えばボタン224)が押圧操作される
と、測光モードが中央重点測光モードから選択エリア重
点測光モード(ステートST4)に切り替えられる。こ
の選択エリア重点測光モードでは、測光エリア515の
設定のための第2のカーソル513が、LCD10に表
示された撮影領域501の画像上に重ね合わされて表示
され、ボタン231〜234のユーザによるボタン操作
に応じて測光エリア515の設定が可能な状態となる。
カーソルボタンが押圧操作されると、ステートST5に
移り、選択エリア重点測光モードが中央重点測光モード
に切り替わるとともに、測光抑制エリア507の設定の
ための第1のカーソル509が、LCD10に表示され
た撮影領域501の画像上に重ね合わされて表示され、
ボタン231〜234のユーザによるボタン操作に応じ
て測光抑制エリア507の設定が可能な状態となる。
ソルボタンが押圧操作されると、ステートST1に移
り、中央重点測光モードが保持された状態で第1のカー
ソル509の表示が消される。
いて、AEカーソルボタンが押圧操作されると、ステー
トST7に移り、測光スポット517の設定のための第
2のカーソル513が、LCD10に表示された撮影領
域501の画像上に重ね合わされて表示され、ボタン2
31〜234のユーザによるボタン操作に応じて測光ス
ポット517の設定が可能な状態となる。ステートST
7の状態において、AEカーソルボタンが押圧操作され
ると、ステートST2に移り、第2のカーソル513の
表示が消される。
て、AEカーソルボタンが押圧操作されると、ステート
ST6に移り、測光抑制エリア507の設定のための第
1のカーソル509が、LCD10に表示された撮影領
域501の画像上に重ね合わされて表示され、ボタン2
31〜234のユーザによるボタン操作に応じて測光抑
制エリア507の設定が可能な状態となる。ステートS
T6の状態において、AEカーソルボタンが押圧操作さ
れると、ステートST3に移り、第1のカーソル509
の表示が消される。
れた際のデジタルカメラ1の撮影処理のフローチャート
である。なお、ここでは測光モードとして中央重点測光
モードが選択され、測光抑制エリア507の設定が行わ
れる場合について説明する。
モードが選択されると、ステップST11に進み、ライ
ブビュー表示が行われる。
1の中央部の中央重点領域505内における測光抑制を
行うべき領域が、前述のようにして測光抑制エリア50
7として設定される。
ン8が半押し状態(S1)とされたか否かが判断され、
半押し状態とされた場合にはステップST14に進む一
方、半押し状態とされていない場合には、ステップST
11に戻り、半押し状態とされるまでステップST11
〜ST13が繰り返される。
画像を基準としてオートフォーカス処理が行われる。
して、設定されている測光抑制エリア507内について
は、中央重点領域505内における測光抑制エリア50
7以外の領域よりも測光値のウエイト配分を下げて測光
が行われるとともに、その測光結果に基づいて、露出制
御(シャッタースピード調節、絞り調節等)が行われ
る。
して、撮影領域501全体の画像に基づいて、その画像
に対するホワイトバランス補正等の画像処理が行われ
る。なお、ホワイトバランス補正は、測光抑制エリア5
07の設定状態を無視して、撮影領域501の全体の画
像に基づいて行われる。
ン8が押し込んだ状態(S2)とされたか否かが判断さ
れ、押し込んだ状態とされた場合にはステップST18
に進み、撮像領域501の画像がメモリカード91に記
録される一方、押し込んだ状態とされていない場合に
は、ステップST11に戻り、押し込んだ状態とされる
までステップST11〜ST17が繰り返される。
領域501内(特に、中央重点測光モード時における中
央重点領域505内)に露出制御の障害となる高輝度部
503aがある場合にも、測光値のウエイト配分を下げ
る測光抑制エリア507をユーザ自身が設定できるた
め、その高輝度部503aに対応して測光抑制エリア5
07を設定することにより高輝度部503aが露出制御
に悪影響を与えるのを防止することができ、その結果、
実際の被写体の状況やユーザの趣向に柔軟に対応して露
出制御することができる。
行う領域が非常に狭く、その領域内に測光抑制エリア5
07を設ける意義がないため、指定部211fによる測
光抑制エリア507の指定が行われないようにすること
により、係るスポット測光モード時に意味無く測光抑制
エリア507の設定が行われてしまうのを防止すること
ができ、ユーザの混乱を防止できる。
めの前述の第1の方式によれば、ユーザが画像上の所望
とするポイントを指定すれば、それに応じて、そのポイ
ントを含む測光値が所定値以上の領域が測光抑制エリア
として自動的に設定されるため、ユーザが測光抑制エリ
ア507の外縁をなぞるなどして測光抑制エリア507
を指定する等の煩雑な入力を行う必要がなく、便利であ
る。
の前述の第2の方式によれば、ユーザが画像上の所望と
するポイントを指定すれば、それに応じて、そのポイン
トを含む画像上の分割領域511が測光抑制エリア50
7として自動的に設定されるため、測光抑制エリア50
7の指定を容易に行うことができるとともに、測光抑制
エリア507が分割領域511単位で設定されるため、
測光抑制エリア507の設定のための処理負担および測
光処理負担を軽減することができる。
エリア507の設定状態を無地して行われるため、画像
内の光源等に対応する高輝度部が除外されてホワイトバ
ランス補正が行われてしまい、正しくホワイトバランス
補正が行われないという事態を回避することができる。
指定モードと測光エリア指定モードが設けられているた
め、指定部211fのモードを切り替えることにより、
測光抑制エリア507および測光エリア515の指定を
自由に行うことができる。
4,ST5の状態が、AEカーソルボタンの押圧操作に
より循環的に移り変わるようになっているため、ステー
トST1,ST4,ST5の状態の切り替えを容易に行
うことができる。
第1のカーソル509と、測光エリア515の指定のた
めの第2のカーソル513とが異なった種類のカーソル
表示パターンとなっているため、ユーザが表示されてい
るカーソル509,513の種類によりカーソル50
9,513の機能(モードの違い)を容易に認識するこ
とができる。
形例に係るデジタルカメラ1の測光モード設定時および
測光エリア選択時における状態遷移図である。図26に
示す動作態様と、前述の図23に示す動作態様とが実質
的に異なる点は、図23のステートST4,ST5の部
分をステートST21〜ST23に置き換えた点のみで
あり、ここでは変更された点のみについて説明する。
おいてAEカーソルボタンが押圧操作されると、ステー
トST21に移り、測光抑制エリア507の設定か、測
光エリア515の設定かを選択するための案内画像とし
て、例えば図27に示す案内画像603がLCD10に
表示される。その際の選択操作は、案内表示603に従
って、操作部250を操作してその案内表示603中の
対応する案内項目603aまたは案内項目603bを選
択することにより行われる。
目603aが選択された場合には、ステートST22に
進み、測光抑制エリア507の設定のための第1のカー
ソル509が、LCD10に表示された撮影領域501
の画像上に重ね合わされて表示され、測光抑制エリア5
07の設定が可能な状態となる。
ーソルボタンが押圧操作されると、ステートST1に移
り、中央重点測光モードが保持された状態で第1のカー
ソル509の表示が消される。
603bが選択された場合には、ステートST23に進
み、測光モードが中央重点測光モードから選択エリア重
点測光モードに切り替えられる。この選択エリア重点測
光モードでは、測光エリア515の設定のための第2の
カーソル513が、LCD10に表示された撮影領域5
01の画像上に重ね合わされて表示され、測光エリア5
15の設定が可能な状態となる。
ーソルボタンが押圧操作されると、ステートST1に移
り、測光モードが選択エリア重点測光モードから中央重
点測光モードに切り替えられるとともに、第2のカーソ
ル513の表示が消される。
選択エリア重点測光モードとなっている状態において
は、測光抑制エリア507の設定を行わない構成とした
が、選択エリア重点測光モードにおいても撮像領域50
1内(特に、測光エリア515内)に測光抑制エリア5
07を設定可能な構成としてもよい。この場合にも、測
光抑制エリア507内については、その周りの領域より
もウエイト配分が下げられて測光が行われる。
に設定されている状態において、測光抑制エリア507
を中央重点領域505の領域外にも設定できるようにし
てもよい。このようにして測光抑制エリア507が中央
重点領域505の領域外に設定された場合にも、そのエ
リア507内についてはそのエリア507の周り領域よ
りも低いウエイト配分で測光が行われる。
ば、撮影前の画像内の少なくとも一部の領域に設定され
た測光を行う測光領域内において、第1の操作入力によ
り測光値のウエイト配分を下げる測光抑制エリアをユー
ザ自身が設定できるため、測光領域内に露出制御の障害
となる高輝度部が存在する場合であっても、その高輝度
部に対応して測光抑制エリアを設定することにより高輝
度部が露出制御に悪影響を与えるのを防止することがで
き、その結果、実際の被写体の状況やユーザの趣向に柔
軟に対応して露出制御することができる。
状の測光スポットについて測光を行う第2の測光モード
時には、測光を行う領域が非常に狭く、その領域内に測
光抑制エリアを設ける意義がないため、指定手段による
測光抑制エリアの指定が行われないようにすることによ
り、係る第2の測光モード時に意味無く測光抑制エリア
の設定が行われてしまうのを防止することができ、ユー
ザの混乱を防止できる。
画像上の所望とするポイントを指定すれば、それに応じ
て、そのポイントを含む測光値が所定値以上の領域が測
光抑制エリアとして自動的に設定されるため、ユーザが
測光抑制エリアの外縁をなぞるなどして測光抑制エリア
を指定する等の煩雑な入力を行う必要がなく、便利であ
る。
画像上の所望とするポイントを指定すれば、それに応じ
て、そのポイントを含む画像上の分割領域が測光抑制エ
リアとして自動的に設定されるため、測光抑制エリアの
指定を容易に行うことができるとともに、測光抑制エリ
アが分割領域単位で設定されるため、測光抑制エリア設
定のための処理負担および測光処理負担を軽減すること
ができる。
光源等に対応する高輝度部が除外されてホワイトバラン
ス補正が行われてしまい、正しくホワイトバランス補正
が行われないという事態を回避することができる。
のモードを切り替えることにより、測光エリアおよび測
光抑制エリアの指定を自由に行うことができる。
のモード切り替えを容易に行うことができる。
エリア指定モード時と測光エリア指定モード時とでは異
なったカーソルが表示されるため、ユーザが表示されて
いるカーソルの種類により指定手段のモードを容易に認
識することができる。
面図である。
ある。
明する図である。
説明する図である。
図である。
定例、およびその設定のための第1のカーソルを示す図
である。
めの第2のカーソルを示す図である。
光エリア選択時における状態遷移図である。
る。
メラの撮影処理のフローチャートである。
定時および測光エリア選択時における状態遷移図であ
る。
示す図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 撮影前の画像に基づいて測光を行い、そ
の測光結果に基づいて露出制御を行って撮影を行うデジ
タルカメラであって、 前記画像を所定の画面に表示可能な表示手段と、 前記画像内の少なくとも一部の領域に設定された測光領
域内の画像データに基づいて測光を行う測光手段と、 前記測光領域内において測光値のウエイト配分を下げる
測光抑制エリアを、第1の操作入力に基づいて指定する
指定手段と、を備え、 前記測光手段は、 前記測光抑制エリア内については、前記測光抑制エリア
の周囲の領域よりも測光値のウエイト配分を下げて測光
を行うことを特徴とするデジタルカメラ。 - 【請求項2】 前記測光手段は、 設定された前記測光領域内について測光を行う第1の測
光モードと、前記画像内に設定されたスポット状の測光
スポットについて測光を行う第2の測光モードとを切り
替え可能に備え、 前記第2の測光モード時には、前記指定手段による前記
測光抑制エリアの指定が行われないことを特徴とする請
求項1に記載のデジタルカメラ。 - 【請求項3】 前記指定手段は、 前記第1の操作入力により指定された前記画像上のポイ
ントを含む、測光値が所定値以上の領域を前記測光抑制
エリアとして指定することを特徴とする請求項1に記載
のデジタルカメラ。 - 【請求項4】 前記指定手段は、 前記画像をマトリクス状に複数の分割領域に分割し、そ
の複数の分割領域のうちの前記第1の操作入力により指
定された前記画像上のポイントを含む分割領域を前記測
光抑制エリアとして指定することを特徴とする請求項1
に記載のデジタルカメラ。 - 【請求項5】 前記デジタルカメラは、 前記撮影前の画像に基づいてホワイトバランス補正を行
う補正手段をさらに備え、 前記補正手段は、前記指定手段による指定内容を無視し
てホワイトバラス補正を行うことを特徴とする請求項1
に記載のデジタルカメラ。 - 【請求項6】 前記測光手段は、 設定された前記測光領域内について測光を行う第1の測
光モードと、前記画像内に設定された測光エリアについ
て測光を行う第3の測光モードとを切り替え可能に備
え、 前記指定手段は、 前記第1の操作入力に基づいて前記測光抑制エリアを指
定する測光抑制エリア指定モードと、第2の操作入力に
基づいて前記測光手段が測光を行う前記測光エリアを指
定する測光エリア指定モードとを切り替え可能に備える
ことを特徴とする請求項1に記載のデジタルカメラ。 - 【請求項7】 前記デジタルカメラは、 操作ボタンをさらに備え、 前記指定手段は、 前記操作ボタンの押圧操作に応じて、前記測光エリア指
定モードと前記測光抑制エリア指定モードとの間のモー
ド切り替えを行う手段をさらに備えることを特徴とする
請求項6に記載のデジタルカメラ。 - 【請求項8】 前記指定手段は、 前記測光抑制エリア指定モード時には、前記測光抑制エ
リアを指定するための第1のカーソルを前記画面上に表
示させ、前記測光エリア指定モード時には、前記測光エ
リアを指定するための前記第1のカーソルと異なる第2
のカーソルを前記画面上に表示させることを特徴とする
請求項6に記載のデジタルカメラ。 - 【請求項9】 撮影前の画像に基づいて測光を行い、そ
の測光結果に基づいて露出制御を行って撮影を行うデジ
タルカメラを用いた撮影方法であって、 前記画像を所定の画面に表示する工程と、 前記画像内の少なくとも一部の領域に設定された測光を
行う測光エリア内における測光値のウエイト配分を下げ
る測光抑制エリアを、第1の操作入力に基づいて指定す
る工程と、 前記測光エリア内の画像データに基づいて測光を行う工
程と、を備え、 前記測光を行う工程において、前記測光抑制エリア内に
ついては、前記測光抑制エリアの周囲の領域よりも測光
値のウエイト配分を下げて測光を行うことを特徴とする
デジタルカメラを用いた撮影方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001316436A JP2003125282A (ja) | 2001-10-15 | 2001-10-15 | デジタルカメラおよびデジタルカメラを用いた撮影方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001316436A JP2003125282A (ja) | 2001-10-15 | 2001-10-15 | デジタルカメラおよびデジタルカメラを用いた撮影方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003125282A true JP2003125282A (ja) | 2003-04-25 |
Family
ID=19134456
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001316436A Pending JP2003125282A (ja) | 2001-10-15 | 2001-10-15 | デジタルカメラおよびデジタルカメラを用いた撮影方法 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003125282A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7684691B2 (en) | 2005-08-12 | 2010-03-23 | Canon Kabushiki Kaisha | Image capture apparatus and control method thereof |
-
2001
- 2001-10-15 JP JP2001316436A patent/JP2003125282A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7684691B2 (en) | 2005-08-12 | 2010-03-23 | Canon Kabushiki Kaisha | Image capture apparatus and control method thereof |
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