JP2003123392A - ディスク記録媒体、ディスクドライブ装置、再生方法 - Google Patents
ディスク記録媒体、ディスクドライブ装置、再生方法Info
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Abstract
の提供。 【解決手段】 第1のデータ(ユーザーデータ)と第3
のデータ(出荷時情報)は同一の誤り訂正符号を用い
る。また第1のデータは、第1のエラー訂正ブロック構
造を有し、また第3のデータは第2のエラー訂正ブロッ
ク構造を有する。つまり第1,第3のデータについてそ
れぞれに適切なエラー訂正ブロック構造とする。特に、
第3のデータの記録密度は、第1のデータの記録密度よ
り緩くされているとともに、記第1のエラー訂正ブロッ
クの訂正符号の符号数をmの倍数とし、上記第2のエラ
ー訂正ブロックの訂正符号の符号数を、上記第1のエラ
ー訂正ブロックの訂正符号の符号数のn/mとして、第
2のエラー訂正ブロックのデータ数を、第1のエラー訂
正ブロックのデータ数のn/mとする。
Description
ィスク記録媒体、およびそのディスク記録媒体の製造の
ためのディスク製造方法、さらにはディスク記録媒体に
対するディスクドライブ装置、再生方法に関し、特に、
プリグルーブとしてトラックがウォブリングされたディ
スクに関するものである。
技術として、例えば、CD(CompactDisk),MD(Min
i-Disk),DVD(Digital Versatile Disk)などの、
光ディスク(光磁気ディスクを含む)を記録メディアに
用いたデータ記録技術がある。光ディスクとは、金属薄
板をプラスチックで保護した円盤に、レーザ光を照射
し、その反射光の変化で信号を読み取る記録メディアの
総称である。光ディスクには、例えばCD、CD−RO
M、DVD−ROMなどとして知られているように再生
専用タイプのものと、MD、CD−R、CD−RW、D
VD−R、DVD−RW、DVD+RW、DVD−RA
Mなどで知られているようにユーザーデータが記録可能
なタイプがある。記録可能タイプのものは、光磁気記録
方式、相変化記録方式、色素膜変化記録方式などが利用
されることで、データが記録可能とされる。色素膜変化
記録方式はライトワンス記録方式とも呼ばれ、一度だけ
データ記録が可能で書換不能であるため、データ保存用
途などに好適とされる。一方、光磁気記録方式や相変化
記録方式は、データの書換が可能であり音楽、映像、ゲ
ーム、アプリケーションプログラム等の各種コンテンツ
データの記録を始めとして各種用途に利用される。
変化記録方式などの記録可能なディスクに対してデータ
を記録するには、データトラックに対するトラッキング
を行うための案内手段が必要になり、このために、プリ
グルーブとして予め溝(グルーブ)を形成し、そのグル
ーブもしくはランド(グルーブとグルーブに挟まれる断
面台地状の部位)をデータトラックとすることが行われ
ている。またデータトラック上の所定の位置にデータを
記録することができるようにアドレス情報を記録する必
要もあるが、このアドレス情報は、グルーブをウォブリ
ング(蛇行)させることで記録される場合がある。
えばプリグループとして予め形成されるが、このプリグ
ループの側壁をアドレス情報に対応してウォブリングさ
せる。このようにすると、記録時や再生時に、反射光情
報として得られるウォブリング情報からアドレスを読み
取ることができ、例えばアドレスを示すピットデータ等
を予めトラック上に形成しておかなくても、所望の位置
にデータを記録再生することができる。このようにウォ
ブリンググルーブとしてアドレス情報を付加すること
で、例えばトラック上に離散的にアドレスエリアを設け
て例えばピットデータとしてアドレスを記録することが
不要となり、そのアドレスエリアが不要となる分、実デ
ータの記録容量を増大させることができる。なお、この
ようなウォブリングされたグルーブにより表現される絶
対時間(アドレス)情報は、ATIP(Absolute Time
In Pregroove)又はADIP(Adress In Pregroove)
と呼ばれる。
ディスクについては、予め生産者サイドで各種の情報を
出荷時情報として記録した上で出荷したいという事情が
ある。(出荷時情報:ディスク出荷前に予め書き込んで
おくプリレコーデッド情報)この出荷時情報としては、
ディスクへの記録条件、例えば記録線速度やレーザパワ
ー推奨値などを示すディスク情報や、ハックされた機器
を排除するためなどのシステム情報を記録したい。そし
てこれらの出荷時情報は、高い信頼性と、ある程度のデ
ータ量と、改竄されないことが必要とされる。
時情報としてディスク情報が正確に得られなければ、ユ
ーザーサイドの機器で最適な記録条件が得られないなど
のことが生じるためである。また、コンテンツデータの
記録にあたっては、著作権保護の観点からデータを暗号
化することが考えられるが、システム情報から暗号化に
用いられる鍵が正確に得られないと、暗号化データを復
号してコンテンツを利用することができず、またコンテ
ンツデータの記録の際の暗号化ができないためである。
これらのことから、出荷時情報として記録されるディス
ク情報やシステム情報には、記録再生されるユーザデー
タ以上に高い信頼性が要求される。
量となることは次のような事情による。例えばハックさ
れたときにシステムのマスターキーを更新することを考
え、その排除単位としてシステム(商品)の機種単位な
どを考えた場合、マスターキーを更新するためには、各
々の単位でマスターキーを特定するための鍵情報の束と
して、ある程度の情報量が必要となる。このようなこと
からシステム情報は比較的データサイズの大きな情報と
なってしまう。また、ディスク上のディフェクト(傷や
汚れ)の可能性を考慮した場合でも、正確に出荷時情報
が読み出せることが上記信頼性の点から必要で、このた
めにディスク情報やシステム情報を多重書き(同じデー
タを複数回記録する)することが行われる。当然、出荷
時情報としてのデータ量は大きくならざるを得ない。
ハックされた機器を排除するためなどのシステム情報
は、当然ながら改竄は防止されなければ意味がないため
である。改竄は強固に防止されなければシステム情報と
しての機能が果たせない。
については、これらの条件が満たされることが必要であ
るとされ、この出荷時情報としての好適な記録方式が求
められている。
ドする方法としては、エンボスピットをディスク上に形
成することが知られている。ところが光ディスクに高密
度に記録再生することを考えると、エンボスピットによ
るプリレコード方法は不都合が生ずる。光ディスクに高
密度に記録再生する場合、グルーブの深さを浅くするこ
とが必要とされている。そしてスタンパによってグルー
ブとエンボスピットを同時に生産するディスクにおいて
は、グルーブとエンボスピットの深さを異なる深さとす
ることは非常に困難である。このため、エンボスピット
の深さはグルーブの深さと同じにならざるを得ない。と
ころが、エンボスピットの深さが浅くなると、エンボス
ピットから品質のよい信号が得られないという問題があ
る。
レーザダイオードと、NA=0.85の対物レンズを用
い、カバー(サブストレート)厚み0.1mmのディスク上
に、トラックピッチ0.32μm、線密度0.12μm
/bitにて、フェーズチェンジマーク(相変化マー
ク)を記録再生することで、直径12cmの光ディスクに
23GB(ギガバイト)の容量を記録再生することがで
きる。この場合、フェーズチェンジマークは、ディスク
上にスパイラル状に形成されたグルーブ上に記録再生さ
れるが、高密度化のためにメディアノイズをおさえるた
めには、グルーブの深さは、約20nm、つまり波長λ
に対してλ/13〜λ/12がのぞましい。一方、品質
のよいエンボスピットからの信号を得るには、エンボス
ピットの深さは、λ/8〜λ/4がのぞましく、結局グ
ルーブ及びエンボスピットとしての共通の深さとして、
いい解が得られないでいた。このような事情から、エン
ボスピットにかわる、出荷時情報をプリレコードする方
法が求められていた。
鑑みて、ディスク記録媒体としての大容量化や記録再生
性能の向上に好適なプリレコード方式を用いる新規なデ
ィスク記録媒体、及びそれを製造するためのディスク製
造方法、及びディスクドライブ装置、再生方法を提供す
ることを目的とする。
書換可能な記録方式による第1のデータの記録再生及び
グルーブのウォブリングにより記録されている第2のデ
ータの再生が可能とされる記録再生領域と、グルーブの
ウォブリングにより記録されている第3のデータの再生
のみが可能とされる再生専用領域とを備え、上記第1の
データは、第1の変調方式で記録されるとともに、第1
のエラー訂正ブロック構造を有し、上記第2のデータ
は、第2の変調方式で記録されており、上記第3のデー
タは、第3の変調方式で記録されるとともに、上記第1
のエラー訂正ブロック構造と同一の訂正符号による第2
のエラー訂正ブロック構造を有するものとする。また、
上記第1のエラー訂正ブロックは、第1のフレーム構造
と、第1の訂正符号からなる第1のサブブロック構造
と、第2の訂正符号からなる第2のサブブロック構造と
から構成され、上記第2のエラー訂正ブロックは、第2
のフレーム構造と、上記第1の訂正符号からなる第3の
サブブロック構造と、上記第2の訂正符号からなる第4
のサブブロック構造とから構成されるようにする。
は、予め形成されたウォブリンググルーブによって記録
されており、上記第1のデータは、上記書換可能な記録
方式として、上記ウォブリンググルーブによるトラック
上への相変化マークによる記録方式で記録されるように
する。或いは、上記第2のデータ及び第3のデータは、
予め形成されたウォブリンググルーブによって記録され
ており、上記第1のデータは、上記書換可能な記録方式
として、上記ウォブリンググルーブによるトラック上へ
の光磁気マークによる記録方式で記録されるようにす
る。また、上記再生専用領域に記録される第3のデータ
には、アドレス情報が含まれているようにする。
記第1のデータの記録密度より緩くされているととも
に、上記第1のエラー訂正ブロックの訂正符号の符号数
をmの倍数とし、上記第2のエラー訂正ブロックの訂正
符号の符号数を、上記第1のエラー訂正ブロックの訂正
符号の符号数のn/mとすることで、上記第2のエラー
訂正ブロックのデータ数を、上記第1のエラー訂正ブロ
ックのデータ数のn/mとする(但し、n及びmは正の
整数)。また、上記第3のデータの記録密度は、上記第
1のデータの記録密度より緩くされているとともに、上
記第1のサブブロックを構成する上記第1の訂正符号の
符号数をmの倍数とし、上記第3のサブブロックを構成
する上記第1の訂正符号の符号数を、上記第1のサブブ
ロックの訂正符号の符号数のn/mとすることで、上記
第3のサブブロックのデータ数を、上記第1のサブブロ
ックのデータ数のn/mとし(但し、n及びmは正の整
数)、さらに、上記第2のサブブロックを構成する上記
第2の訂正符号の符号数をpの倍数とし、上記第4のサ
ブブロックを構成する上記第2の訂正符号の符号数を、
上記第2のサブブロックの訂正符号の符号数のq/pと
することで、上記第4のサブブロックのデータ数を、上
記第2のサブブロックのデータ数のq/pとする(但
し、p及びqは正の整数)。これらの場合、上記「m」
は、「2」のべき乗の値とする。また、上記「n」は、
「1」とする。
上記第2のエラー訂正ブロックのブロック長は、ディス
ク上にトラック1周回以内で記録できるブロック長とさ
れているものとする。また上記第1のエラー訂正ブロッ
クのフレーム数、及び上記第2のエラー訂正ブロックの
フレーム数を、上記訂正符号内のデータ数と同程度もし
くはそれ以上とする。また、上記第1のエラー訂正ブロ
ックのフレーム数、及び上記第2のエラー訂正ブロック
のフレーム数を、上記第1の訂正符号の符号語数と上記
第2の訂正符号の符号語数の和と同程度もしくはそれ以
上とする。
のサブブロックに相当するデータの一部に同期信号を配
し、上記第2のフレーム中の第4のサブブロックに相当
するデータの一部にアドレスユニット番号を設ける。
上記第2のエラー訂正ブロックにはリンキング用のフレ
ームが付加されている。或いは、上記第1のエラー訂正
ブロックにはリンキング用のフレームが付加され、上記
第2のエラー訂正ブロックには、リンキング用のフレー
ムが付加されていないものとする。
P方式であり、上記第2の変調方式はMSK変調方式で
あり、上記第3の変調方式はバイフェーズ変調方式であ
るとする。又は、上記第1の変調方式と上記第3の変調
方式は同一の変調方式であるとする。又この場合、上記
第1の変調方式と上記第3の変調方式はRLL(1、
7)PP方式であり、上記第2の変調方式はMSK変調
方式であるとする。
能又は追記可能な記録方式による第1のデータの記録再
生及びグルーブのウォブリングにより記録されている第
2のデータの再生が可能とされる記録再生領域と、グル
ーブのウォブリングにより記録されている第3のデータ
の再生のみが可能とされる再生専用領域とを備え、上記
第1のデータは、第1の変調方式で記録されるととも
に、第1のエラー訂正ブロック構造を有し、上記第2の
データは、第2の変調方式で記録されており、上記第3
のデータは、第3の変調方式で記録されるとともに、上
記第1のエラー訂正ブロック構造と同一の訂正符号によ
る第2のエラー訂正ブロック構造を有するディスク記録
媒体に対して、データの記録又は再生を行うディスクド
ライブ装置である。そして、上記グルーブにより形成さ
れるトラックに対してレーザ照射を行い反射光信号を得
るヘッド手段と、上記反射光信号からトラックのウォブ
リングに係る信号を抽出するウォブリング抽出手段と、
上記反射光信号から上記第1のデータに係る信号を抽出
する第1データ信号抽出手段と、上記記録再生領域の再
生時において、上記ウォブリング抽出手段によって抽出
された上記ウォブリングに係る信号について第2の変調
方式に対する復調を行なう第2データ復調手段と、上記
記録再生領域の再生時において、上記第1データ抽出手
段によって抽出された上記第1のデータに係る信号につ
いて上記第1の変調方式に対する復調を行なう第1デー
タ復調手段と、上記再生専用領域の再生時において、上
記ウォブリング抽出手段によって抽出された上記ウォブ
リングに係る信号について上記第3の変調方式に対する
復調を行なう第3データ復調手段と、上記第1データ復
調手段の復調出力と、上記第3データ復調手段の復調出
力に対して上記エラー訂正符号によるエラー訂正処理を
行うエラー訂正手段と、上記記録再生領域の記録再生時
には、上記第2データ復調手段の処理を実行させるとと
もに上記エラー訂正手段に対して上記第1のエラー訂正
ブロックに対する処理を指示し、上記再生専用領域の再
生時には、上記第3データ復調手段の処理を実行させる
とともに上記エラー訂正手段に対して上記第2のエラー
訂正ブロックに対する処理を指示する制御手段と、を備
える。
ーム構造と、第1の訂正符号からなる第1のサブブロッ
ク構造と、第2の訂正符号からなる第2のサブブロック
構造とから構成される上記第1のエラー訂正ブロックに
関してエンコード及びデコード可能とされるとともに、
第2のフレーム構造と、上記第1の訂正符号からなる第
3のサブブロック構造と、上記第2の訂正符号からなる
第4のサブブロック構造とから構成される上記第2のエ
ラー訂正ブロックに関してデコード可能とされる。
おいては、上記第2のデータとして抽出されるアドレス
情報に基づいて上記ヘッド手段のアクセスを実行させ、
上記再生専用領域においては上記第3のデータに含まれ
ているアドレス情報に基づいて上記ヘッド手段のアクセ
スを実行させる。
ラー訂正ブロックの訂正符号の符号数をmの倍数とし、
上記第2のエラー訂正ブロックの訂正符号の符号数を、
上記第1のエラー訂正ブロックの訂正符号の符号数のn
/m(但し、n及びmは正の整数)として処理を行う。
また上記エラー訂正手段は、上記第1のサブブロックを
構成する上記第1の訂正符号の符号数をmの倍数とし、
上記第3のサブブロックを構成する上記第1の訂正符号
の符号数を、上記第1のサブブロックの訂正符号の符号
数のn/m(但し、n及びmは正の整数)とし、さら
に、上記第2のサブブロックを構成する上記第2の訂正
符号の符号数をpの倍数とし、上記第4のサブブロック
を構成する上記第2の訂正符号の符号数を、上記第2の
サブブロックの訂正符号の符号数のq/p(但し、p及
びqは正の整数)として処理を行う。これらの場合にお
いて、上記「m」は、「2」のべき乗の値とする。また
上記「n」は、「1」とする。
7)PP方式であり、上記第2の変調方式はMSK変調
方式であり、上記第3の変調方式はバイフェーズ変調方
式であるとして、それぞれ対応する復調を行う。或い
は、上記第1の変調方式と上記第3の変調方式は同一の
変調方式であるとして、必要な復調を行う。或いは、上
記第1の変調方式と上記第3の変調方式はRLL(1、
7)PP方式であり、上記第2の変調方式はMSK変調
方式であるとして、それぞれ復調を行う。
能な記録方式による第1のデータの記録再生及びグルー
ブのウォブリングにより記録されている第2のデータの
再生が可能とされる記録再生領域と、グルーブのウォブ
リングにより記録されている第3のデータの再生のみが
可能とされる再生専用領域とを備え、上記第1のデータ
は、第1の変調方式で記録されるとともに、第1のエラ
ー訂正ブロック構造を有し、上記第2のデータは、第2
の変調方式で記録されており、上記第3のデータは、第
3の変調方式で記録されるとともに、上記第1のエラー
訂正ブロック構造と同一の訂正符号による第2のエラー
訂正ブロック構造を有するディスク記録媒体に対する再
生方法である。そして上記記録再生領域の再生時には、
上記グルーブにより形成されるトラックに対してレーザ
照射を行った際の反射光信号から、トラックのウォブリ
ングに係る信号、及び上記第1のデータに係る信号を抽
出し、抽出された上記ウォブリングに係る信号について
上記第2の変調方式に対する復調を行ってアドレス情報
をデコードするとともに、抽出された上記第1のデータ
に係る信号について上記第1の変調方式に対する復調、
及び上記エラー訂正符号による上記第1のエラー訂正ブ
ロックに対してエラー訂正処理を行って上記第1のデー
タを再生する。上記再生専用領域の再生時には、上記グ
ルーブにより形成されるトラックに対してレーザ照射を
行った際の反射光信号から、トラックのウォブリングに
係る信号を抽出し、抽出された上記ウォブリングに係る
信号について上記第3の変調方式に対する復調、及び上
記エラー訂正符号による上記第2のエラー訂正ブロック
に対してエラー訂正処理を行って上記第3のデータを再
生する。
1のフレーム構造と、第1の訂正符号からなる第1のサ
ブブロック構造と、第2の訂正符号からなる第2のサブ
ブロック構造とから構成される上記第1のエラー訂正ブ
ロックに対してエラー訂正処理を行い、上記再生専用領
域の再生時には、第2のフレーム構造と、上記第1の訂
正符号からなる第3のサブブロック構造と、上記第2の
訂正符号からなる第4のサブブロック構造とから構成さ
れる上記第2のエラー訂正ブロックに対してエラー訂正
処理を行う。
第2のデータとして抽出されるアドレス情報に基づいて
アクセスを実行し、上記再生専用領域の再生時には、上
記第3のデータに含まれているアドレス情報に基づいて
アクセスを実行する。
第1のエラー訂正ブロックの訂正符号の符号数をmの倍
数とし、上記第2のエラー訂正ブロックの訂正符号の符
号数を、上記第1のエラー訂正ブロックの訂正符号の符
号数のn/m(但し、n及びmは正の整数)として処理
を行う。また上記エラー訂正処理においては、上記第1
のサブブロックを構成する上記第1の訂正符号の符号数
をmの倍数とし、上記第3のサブブロックを構成する上
記第1の訂正符号の符号数を、上記第1のサブブロック
の訂正符号の符号数のn/m(但し、n及びmは正の整
数)とし、さらに、上記第2のサブブロックを構成する
上記第2の訂正符号の符号数をpの倍数とし、上記第4
のサブブロックを構成する上記第2の訂正符号の符号数
を、上記第2のサブブロックの訂正符号の符号数のq/
p(但し、p及びqは正の整数)として処理を行う。こ
れらの場合、上記「m」は、「2」のべき乗の値とす
る。また上記「n」は、「1」とする。
7)PP方式であり、上記第2の変調方式はMSK変調
方式であり、上記第3の変調方式はバイフェーズ変調方
式であるとして、それぞれ対応する復調を行う。或い
は、上記第1の変調方式と上記第3の変調方式は同一の
変調方式であるとして、必要な復調を行う。或いは、上
記第1の変調方式と上記第3の変調方式はRLL(1、
7)PP方式であり、上記第2の変調方式はMSK変調
方式であるとして、それぞれ復調を行う。
追記型もしくは書換型ディスクに対して、上記第3のデ
ータとして出荷時情報(プリレコーデッド情報)を記録
するにあたって、グルーブをウォブルすることにより記
録するものである。その際にプリレコーデッド情報の記
録密度(記録方式、変調方式)は緩くし、用いる誤り訂
正符号は上記第1のデータとしての追記型若しくは書換
型データと同じ方式とし、エラー訂正ブロックあたりの
データ量を少なくする(例えば1/mとする)ことを基
本とする。
ザーデータ)の記録方式としては、相変化による記録方
式、あるいは光磁気による記録方式がある。ディスク出
荷時の手間やコストをも考えると、第3のデータとして
の出荷時情報のデータを1枚毎に記録する必要のない、
スタンパで形成される再生専用データとすることが好適
である。また、第2のデータとしてのプリアドレス情報
(ADIP)を記録するにあたって、ピットを用いずグ
ルーブをウォブルすることにより記録した追記型/書換
型ディスクにおいては、出荷時情報にもピットを用い
ず、グルーブをウォブルすることにより記録することが
好適である。
第2のデータたるプリアドレス情報とは必要な性質が異
なる。即ち第2のデータたるプリアドレス情報は、記録
密度は低くてよく、また内挿保護などで保証される程度
の誤り率でよい。また第2のデータは記録再生領域にウ
ォブリンググルーブとして記録される場合、そのグルー
ブによるトラックには第1のデータが重畳される。一
方、第3のデータたる出荷時情報は、第1のデータより
記録密度は低くても構わないが、読み出し時間を考える
と、第2のデータ(プリアドレス情報)程度の記録密度
では機能しない。また誤り率は第1のデータと同等以下
が求められる。そして、出荷時情報を記録する再生専用
領域は、スタンパで形成される領域(ウォブリンググル
ーブによるデータ)なので、アドレス情報もこの出荷時
情報データ中に入れておくことで、プリアドレス情報と
の重畳は必要ない。従って、第3のデータ(出荷時情
報)と第2のデータ(ADIP)は変調方式を異なるも
のとすることが考えられる。
ルすることにより記録することを考える。ウォブリング
グルーブによる記録では、一般的にウォブル振幅も小さ
く信号のS/N(SNR:Signal Noise Ratio)は悪
い。このため、第3のデータ(出荷時情報)の信頼性を
確保するためには、第1のデータより十分に記録密度を
緩めることが適切となる。
の面から、大きな誤り訂正符号を用い、深いインターリ
ーブをかけた比較的大きな大きなエラー訂正ブロック
(第1のエラー訂正ブロック)を構成する。但し第1の
エラー訂正ブロック長は、ディスク上のゴミ、傷の影響
を考慮してトラック1周回を超えないで記録できる範囲
で、できるだけ大きなブロック長とする。第3のデータ
の記録密度を緩めるにあたっても、第1のデータと同様
に考え、これも第3のデータについての第2のエラー訂
正ブロック長はトラック1周回を超えないものとする。
たって、第1のデータについての第1のエラー訂正ブロ
ックと第3のデータについての第2のエラー訂正ブロッ
クの大きさを異なるものとする。また、第3のデータに
ついては、訂正能力、冗長度の面から大きな符号とした
第1のデータの誤り訂正符号と同一とする。同一のフレ
ームのデータが、同一の誤り訂正符号上にのるのは望ま
しくないので、フレーム内のデータ数を誤り訂正符号の
インターリーブ数すなわち符号数と同程度かあるいはそ
れより少ないデータ数とする。従って、第1のエラー訂
正ブロックと第2のエラー訂正ブロックの大きさを異な
るものとすることに伴って、フレーム構造を変える。
ブロックはm個の誤り訂正符号から構成される。第3の
データの記録密度を緩めるにともなって第1のデータと
第3のデータのエラー訂正ブロックの大きさを変えるに
あたって、第3のデータにかかる第2のエラー訂正ブロ
ックをn/m個の誤り訂正符号から構成する。
効データ数は、2のべき乗個(例えば2048バイト)
の倍数であることが望ましい。また、第3のデータにか
かる第2のエラー訂正ブロックの有効データ数も、2の
べき乗個(例えば2048バイト)の倍数であることが
望ましい。EDC(エラー検出コード)などが付加され
ると2のべき乗個ではない場合もあるが、第1のエラー
訂正ブロックの有効データ数および第2のエラー訂正ブ
ロックの有効データ数がともに有効データ数が2のべき
乗個の倍数であるためには、上記mは2のべき乗である
必要がある。さらに、第1のエラー訂正ブロックの有効
データ数および第2のエラー訂正ブロックの有効データ
数がともに有効データ数が2のべき乗個であると、すな
わちn=1であると、データのアクセスが容易になる。
報)のフレーム構造が第1のデータ(ユーザデータ)の
フレーム構造と変わった場合、同期信号やDC制御信号
(いわゆるdcc)などの挿入の仕方も変わる。第3の
データの場合、第1のデータのように第2のデータ(プ
リアドレス情報)との重畳も考えなくても良いし、第1
のデータほどの高密度も要求されない。このため第3の
データの変調方式は簡単なものとしてもよい。一方、こ
れらの事情がなければ第3のデータの変調方式は第1の
データの変調方式と同じにしても良い。
は、予めスタンパで形成されるため、その際にアドレス
情報も同時に記録することができ、ディスクドライブ装
置ではそれを用いてアクセスが可能である。この場合、
第3のデータのフレームの一部にシンクパターンとシン
クIDを設け、あるフレームの一部にアドレスユニット
番号を設ける。記録再生領域には第2のデータとしてプ
リアドレス情報があらかじめ記録されているために、最
低限シンクパターンがあればアクセスが可能であるが、
シンクパターン、シンクID、アドレスユニット番号を
設けておいてもかまわない。
であるので、書換単位であるクラスタの前後にはランイ
ン/ランアウトなどと呼ばれるリンキング用のフレーム
が必要とされる。例えばランインは、レーザパワー制御
のためのAPC動作領域、PLL引き込み用VFOパタ
ーン、同期引き込み用シンクパターンおよび前のクラス
タとのGAP領域などから成る。ランアウトは、ポスト
アンブルパターン、GAP領域などである。しかし、第
3のデータが記録される再生専用領域では、記録は行わ
れないため、APC領域、GAP等は不要である。また
同期情報、アドレス情報を含むデータ列が連続的にスタ
ンパで形成されているために、PLL引き込み用VFO
パターンは不要であり、ランインがなくてもフレーム同
期、フレーム番号による同期、アドレス同期までをかけ
ることができる。また、続くクラスタもすぐに始まるた
めデータ列が連続しており、ポストアンブルも不要、す
なわちランアウトも不要であるよって、再生専用領域に
おける第3のデータについては、ランイン/ランアウト
というリンキング用のフレームは省くことができる。
の光ディスクを説明するとともに、その光ディスクに対
応するディスクドライブ装置(記録再生装置)及び製造
方法について、下記の順序で説明する。この実施の形態
の光ディスクは、例えばDVR(Data&Video Recordin
g)と呼ばれて近年開発されているディスクの範疇に属
するものとする。 1.DVRディスクに対応する実施の形態における本発
明の概要 2.ディスクの物理特性 3.ユーザーデータのECCブロック構造 4.ADIPアドレス 5.プリレコーデッド情報(出荷時情報) 6.ディスクドライブ装置 7.ディスク製造方法 8.変形例
における本発明の概要 まず、本発明(請求項)に係る語句と、DVRシステム
に対応する実施の形態として説明上用いる語句について
の対応関係を示しておく。もちろん本発明の各請求項に
おける語句の意味が、実施の形態における対応する語句
の意味に限定されるものではない。
の主たる対象となるメインデータであって、フェーズチ
ェンジマークによって記録されるデータ) 第2のデータ:ADIP(記録再生領域におけるウォブ
リンググルーブによって記録されているプリアドレス情
報) 第3のデータ:出荷時情報(再生専用領域におけるウォ
ブリンググルーブによって記録されているプリレコーデ
ッド情報) 第1の変調方式:RLL(1、7)PP方式 第2の変調方式:MSK変調方式 第3の変調方式:バイフェーズ変調方式 訂正符号:LDC(Long Distance Code)及びBIS
(burst indicating subcode) 第1の訂正符号:LDC 第2の訂正符号:BIS エラー訂正ブロック:LDC及びBISを用いたECC
ブロック 第1、第3のサブブロック:LDCサブブロック 第2、第4のサブブロック:BISサブブロック
よるデータ(ユーザーデータ)のデータブロックは、実
データ、つまりユーザーデータのサブブロックと、ユー
ザーデータのための付加・制御情報(ユーザコントロー
ルデータ)のサブブロックとから構成される。ADIP
としてのプリアドレス情報とは別の、データ中のアドレ
ス情報なども、この付加・制御情報として入れられる。
詳しくは後述するが、データブロック全体の誤り訂正能
力を確保するために、各々のサブブロックに必要とされ
る誤り訂正符号が用いられる。即ち、ユーザーデータに
対してエラー訂正符号としてのLDCによりLDCサブ
ブロックが構成され、またユーザコントロールデータに
対してエラー訂正符号としてのBISによりBISサブ
ブロックが構成される。データフレームはLDCサブブ
ロックとBISサブブロックからのデータによって構成
される。ここで、同一のフレームのデータが同一の誤り
訂正符号上にのるのは望ましくないので、フレーム内の
データ数を各々の誤り訂正符号のインターリーブ数すな
わち符号数の和と同程度かあるいはそれより少ないデー
タ数とする。
様に、出荷時情報としての実データたるプリレコーデッ
ドデータからなるサブブロックと出荷時情報のための付
加・制御情報からなるプリレコーデッドコントロールデ
ータから成るサブブロックから構成する。そしてデータ
ブロック全体の誤り訂正能力を確保するために、各々の
サブブロックに必要な誤り訂正符号を用いる。即ち本例
では実際の出荷時情報としてのプリレコーデッドデータ
に対してエラー訂正符号としてのLDCによりLDCサ
ブブロックが構成され、またプリレコーデッドコントロ
ールデータに対してエラー訂正符号としてのBISによ
りBISサブブロックが構成される。そして出荷時情報
のブロックについても、データフレームはLDCサブブ
ロックとBISサブブロックからのデータによって構成
され、フレーム内のデータ数を各々の誤り訂正符号のイ
ンターリーブ数すなわち符号数の和と同程度かあるいは
それより少ないデータ数とする。
データとしての実データのサブブロックの誤り訂正符号
は同じ(LDC)とし、ユーザコントロールデータ及び
プリレコーデッドコントロールデータとしての、付加・
制御情報のサブブロックの誤り訂正符号は同じ(BI
S)とする。
内の、実データからなるサブブロックは、m個の誤り訂
正符号(LDC)から構成される。出荷時情報としての
プリレコーデッドデータの記録密度を緩めるにともなっ
てユーザーデータとプリレコーデッドデータのブロック
の大きさを異なるものとするにあたって、プリレコーデ
ッドデータのブロック内の、実データからなるサブブロ
ックをn/m個の誤り訂正符号(LDC)から構成す
る。この場合、ユーザーデータのブロック内の、実デー
タからなるサブブロックの有効データ数は、2のべき乗
個(例えば2048バイト)の倍数であることが望まし
い。また、出荷時情報たるプリレコーデッドデータのブ
ロック内の、実データからなるサブブロックの有効デー
タ数も、2のべき乗個(例えば2048バイト)の倍数
であることが望ましい。EDCなどが付加されると2の
べき乗個ではない場合もあるが、ユーザーデータ1ブロ
ック内の、実データからなるサブブロックの有効データ
数および出荷時情報1ブロック内の、実データからなる
サブブロックの有効データ数がともに有効データ数が2
のべき乗個の倍数であるためには、上記mは2のべき乗
である必要がある。さらに、ユーザーデータ1ブロック
の有効データ数および出荷時情報1ブロックの有効デー
タ数がともに有効データ数が2のべき乗個であると、す
なわちn=1であるとデータのアクセスが容易になる。
御情報からなるサブブロックは、p個の誤り訂正符号
(BIS)から構成される。出荷時情報の記録密度を緩
めるにともなってユーザーデータと出荷時情報のブロッ
クの大きさを変えるにあたって、出荷時情報のブロック
内の、付加・制御情報からなるサブブロックをq/p個
の誤り訂正符号(BIS)から構成する。これらは、デ
ータのための付加・制御情報であるためpは2のべき乗
である必要はなく、q=1である必要もない。
らかじめデータがスタンパで形成されるため、出荷時情
報内のデータとしてアドレス情報も同時に記録すること
ができる。するとディスクドライブ装置では、そのアド
レス情報を用いてアクセスが可能となる。出荷時情報の
フレームの一部にシンクパターンとシンクIDを設け、
あるフレームの一部にアドレスユニット番号を設ける。
即ちDVRのシステムにおいては、出荷時情報のフレー
ム中の、実データからなるサブブロックに相当するデー
タの一部にシンクパターンとシンクIDを設け、出荷時
情報のフレーム中の、付加・制御情報からなるサブブロ
ックに相当するデータの一部にアドレスユニット番号を
設ける。ユーザーデータが記録される記録再生領域には
プリアドレスデータ(ADIP)があらかじめ記録され
ているために、最低限シンクパターンがあればアクセス
が可能であるが、シンクパターン、シンクID、アドレ
スユニット番号を設けておいても問題ない。
為に、書換単位となるクラスタの前後にはランイン/ラ
ンアウトなどと呼ばれるリンキング用のフレームが必要
とされる。ランインは、レーザパワー制御のためのAP
C動作領域、PLL引き込み用VFOパターン、同期引
き込み用シンクパターンおよび前のクラスタとのGAP
領域などから成る。ランアウトは、ポストアンブルパタ
ーン、GAP領域などである。しかし、出荷時情報が記
録される再生専用領域では、記録は行われないため、A
PC領域、GAP等は不要である。また同期情報、アド
レス情報を含むデータ列が連続的にスタンパで形成され
ているために、PLL引き込み用VFOパターンは不要
であり、ランインがなくてもフレーム同期、フレーム番
号による同期、アドレス同期までをかけることができ
る。また、続くクラスタもすぐに始まるためデータ列が
連続しており、ポストアンブルも不要、すなわちランア
ウトも不要であるよって、再生専用領域における出荷時
情報については、ランイン/ランアウトというリンキン
グ用のフレームは省くことができる。
の形態となるディスクにおける物理的な特性及びウォブ
リングトラックについて説明する。
&Video Recording)と呼ばれて近年開発されているディ
スクの範疇に属するものであり、特にDVR方式として
新規なウォブリング方式を有するものである。本例の光
ディスクは、相変化方式でデータの記録を行う光ディス
クであり、ディスクサイズとしては、直径が120mm
とされる。また、ディスク厚は1.2mmとなる。即ち
これらの点では外形的に見ればCD(Compact Disc)方
式のディスクや、DVD(Digital Versatile Disc)方
式のディスクと同様となる。
mとされ、いわゆる青色レーザが用いられるものとな
る。光学系のNAは0.85とされる。相変化マーク
(フェイズチェンジマーク)が記録されるトラックのト
ラックピッチは0.32μm、線密度0.12μmとさ
れる。そしてユーザーデータ容量としては約23Gバイ
トを実現している。
まりディスク上には予めグルーブ(溝)によるトラック
が形成され、このグルーブに対して記録が行われる。図
1(a)に模式的に示すように、ディスク上は、最内周
側から最外周側までグルーブGVがスパイラル状に形成
される。なお別例として、グルーブGVを同心円状に形
成することも可能である。また、ディスクはCLV(線
速度一定)方式で回転駆動されてデータの記録再生が行
われるものとしているが、グルーブGVについてもCL
Vとされる。従って、トラック1周回のグルーブのウォ
ブリング波数はディスク外周側に行くほど多くなる。
示すようにウォブリング(蛇行)されて形成されること
により物理アドレスが表現される。つまりグルーブGV
の左右の側壁は、アドレス等に基づいて生成された信号
に対応して蛇行している。グルーブGVとその隣のグル
ーブGVの間はランドLとされ、上述のようにデータの
記録はグルーブGVに行われる。つまりグルーブGVが
データトラックとなる。なお、ランドLをデータトラッ
クとしてデータの記録をランドLに行うようにすること
や、グルーブGVとランドLの両方をデータトラックと
して用いることも考えられる。
構成)を示す。ディスク上の領域としては、内周側から
リードインゾーン、データゾーン、リードアウトゾーン
が配される。また、記録・再生に関する領域構成として
みれば。リードインゾーンの内周側がPBゾーン(再生
専用領域)、リードインゾーンの外周側からリードアウ
トゾーンまでがRWゾーン(記録再生領域)とされる。
側に位置する。そして半径22.3〜23.1mmがプ
リレコーデッドデータゾーンとされる。プリレコーデッ
ドデータゾーンは、あらかじめ出荷時情報(プリレコー
デッド情報)を、ディスク上にスパイラル状に形成され
たグルーブをウォブリングすることによって記録してあ
る。これは書換不能な再生専用の情報であり、つまりプ
リレコーデッドデータゾーンが上記PBゾーン(再生専
用領域)となる。
24mmにはテストライトエリア及びディフェクトマネ
ジメントエリアが設けられる。テストライトエリアは記
録/再生時のレーザパワー等、フェーズチェンジマーク
の記録再生条件を設定する際の試し書きなどにつかわれ
る。ディフェクトマネジメントエリアはディスク上のデ
ィフェクト情報を管理する情報を記録再生する。
ンとされる。データゾーンは、実際にユーザーデータが
フェイズチェンジマークにより記録再生される領域であ
る。半径58.0〜58.5mmはリードアウトゾーン
とされる。リードアウトゾーンは、リードインゾーンと
同様のディフェクトマネジメントエリアが設けられた
り、また、シークの際、オーバーランしてもよいように
バッファエリアとしてつかわれる。半径23.1mm、
つまりテストライトエリアから、リードアウトゾーンま
でが、フェイズチェンジマークが記録再生されるRWゾ
ーン(記録再生領域)とされる。
の様子を示す。図3(a)はRWゾーンにおけるグルー
ブのウォブリングを、図3(b)はPBゾーンにおける
グルーブのウォブリングを、それぞれ示している。
(ADIP)を、トラッキングを行うために、ディスク
上にスパイラル状に形成されたグルーブをウォブリング
することによって形成してある。アドレス情報を形成し
たグルーブには、フェーズチェンジマークにより情報を
記録再生する。図3(a)に示すように、RWゾーンに
おけるグルーブ、つまりADIPアドレス情報を形成し
たグルーブトラックは、トラックピッチTP=0.32
μmとされている。このトラック上にはフェイズチェン
ジマークによるレコーディングマークが記録されるが、
フェーズチェンジマークはRLL(1,7)PP変調方
式(RLL;Run Length Limited、PP:Parity prese
rve/Prohibit rmtr(repeated minimum transition runl
ength))等により、線密度0.12μm/bit、0.08μm/ch
bitで記録される。1chビットを1Tとすると、マー
ク長は2Tから8Tで最短マーク長は2Tである。アド
レス情報は、ウォブリング周期を69Tとし、ウォブリ
ング振幅WAはおよそ20nm(p-p)である。
は、その周波数帯域が重ならないようにしており、これ
によってそれぞれの検出に影響を与えないようにしてあ
る。アドレス情報のウォブリングのCNR(carrier no
ise ratio)はバンド幅30KHzのとき、記録後30
dBであり、アドレスエラーレートは節動(ディスクの
スキュー,デフォーカス、外乱等)による影響を含めて
1×10-3以下である。
ルーブによるトラックは、上記図3(a)のRWゾーン
のグルーブによるトラックより、トラックピッチが広
く、ウォブリング振幅が大きいものとされている。即ち
トラックピッチTP=0.35μmであり、ウォブリン
グ周期は36T、ウォブリング振幅WAはおよそ40n
m(p-p)とされている。ウォブリング周期が36Tと
されることはプリレコーデット情報の記録線密度はAD
IP情報の記録線密度より高くなっていることを意味す
る。また、フェーズチェンジマークは最短2Tであるか
ら、プリレコーデッド情報の記録線密度はフェーズチェ
ンジマークの記録線密度より低い。このPBゾーンのト
ラックにはフェーズチェンジマークを記録しない。
波状に形成するが、PBゾーンでは、正弦波状か或いは
矩形波状で記録することができる。
KHzのときCNR50dB程度の信号品質であれば、
データにECC(エラー訂正コード)をつけて記録再生
することで、エラー訂正後のシンボルエラーレートを1
×10-16以下を達成でき、データの記録再生として使
えることが知られている。ADIPアドレス情報につい
てのウォブルのCNRはバンド幅30KHzのとき、フ
ェイズチェンジマークの未記録状態で35dBである。
アドレス情報としては、いわゆる連続性判別に基づく内
挿保護を行うことなどによりこの程度の信号品質で十分
であるが、PBゾーンに記録するプリレコーデッド情報
については、フェイズチェンジマークと同等のCNR5
0dB以上の信号品質は確保したい。このため、図3
(b)に示したようにPBゾーンでは、RWゾーンにお
けるグルーブとは物理的に異なるグルーブを形成するも
のである。
り、となりのトラックからのクロストークをおさえるこ
とができ、ウォブル振幅を2倍にすることにより、CN
Rを+6dB改善できる。さらにウォブル波形として矩
形波をつかうことによって、CNRを+2dB改善でき
る。あわせてCNRは43dBである。フェーズチェンジマ
ークとプリレコーデッドデータゾーンのウォブルの記録
帯域の違いは、ウォブル18T(18Tは36Tの半
分);フェイズチェンジマーク2Tで、この点で9.5
dB得られる。従ってプリレコーデッド情報としてのC
NRは52.5dB相当であり、となりのトラックから
のクロストークとして−2dBを見積もっても、CNR
50.5dB相当である。つまり、ほぼフェーズチェン
ジマークと同程度の信号品質となり、ウォブリング信号
をプリレコーデッド情報の記録再生に用いることが十分
に適切となる。
により記録されるユーザデータのECCブロック構造を
図4で説明する。
クターで構成されるが、このデータブロックはユーザー
データによるサブブロックとユーザコントロールデータ
によるサブブロックにより構成される。
ブロックは、64Kバイト、即ち2048バイト×32
セクタの単位となる。このデータ単位に対して、1セク
タにつき4バイトのEDC(エラー検出コード)が付加
され、2052バイト×32セクタの単位のデータフレ
ームとされる。さらにスクランブル処理されてスクラン
ブルドデータフレームとされる。そしてリードソロモン
符号化されて、216行(row)×304列(colum)の
データブロックが構成される。さらに32行のパリティ
が付加されて、LDC(Long Distance Code)サブブロ
ックが構成される。LDCは、符号間距離が大きい訂正
符号である。LDCサブブロックは、RS(248,2
16,33)×304のブロックである。そして、LD
Cサブブロックから、LDCクラスタ(496行×15
2列)が構成される。
Cサブブロックまでのエンコードの様子を図5(a)
(b)に示している。図5(a)に示すユーザーデータ
64KBについては、図5(b)のようにECCエンコ
ードされる。即ちメインデータは1セクタ2048Bに
ついて4BのEDC(error detection code)を付加し、
32セクタに対し、LDCを符号化する。LDCはRS
(248,216,33)、符号長248、データ216、ディスタ
ンス33のRS(reed solomon)コードである。304の
符号語がある。
ールデータによるサブブロックは、各18バイトの32
ユニットの単位となる。また、アドレスユニットナンバ
として各9バイトの16アドレスの単位となる。この7
20バイトが符号化の単位となる。即ち、この720バ
イトがリードソロモン符号化されて、30行×24列の
アクセスブロックとされる。そして、これに32行のパ
リティが付加されて、BIS(burst indicating subco
de)サブブロックが構成される。BISは、光ディスク
のバーストエラーの位置を示すためのサブコードであ
る。BISサブブロックは、RS(62,30,33)
×24のブロックである。そして、BISサブブロック
から、BISクラスタ(496行×3列)が構成され
る。
ニットナンバとしての720バイトからBISサブブロ
ックまでのエンコードの様子を図5(c)(d)に示し
ている。即ちBISサブブロックは、図5(c)に示す
720Bのデータに対して、図5(d)のようにECC
エンコードされる。即ちRS(62,30,33)、符号長62、
データ30、ディスタンス33のRS(reed solomon)コ
ードである。24の符号語がある。
DCクラスタおよびBISクラスタは、それぞれ496
(行)のデータフレームから構成され、1フレームは、
LDCクラスタが152バイト、BISクラスタが3バ
イトである。従ってデータフレームとしての1フレーム
は、152+3=155バイトとされる。図示するよう
に、38バイトのLDCと1バイトのBISが交互に配
置されていくことで155バイトのデータフレームが構
成されることとなる。この155バイトのデータフレー
ムの496行、つまり496フレームがECCブロック
となる。
(1,7)PP変調が施され、その際にdcc(DCフ
リーとするためのビット)やフレームシンクが付加され
て記録フレームが構成される。この場合、データフレー
ムから変調されたデータは、先頭の1グループは25ビ
ット、残り27グループは45ビットとなるように分割
され、それぞれのグループの後に、1ビットのdccが
挿入され、先頭に20ビットのフレームシンク(frame
sync)が挿入されて、1288ビット(RLL(1,
7)PP変調により、1932チャネルビットに変換さ
れる)の記録フレームとなる。(RLL(1,7)PP
変調では、2データビットが3チャンネルビットに変換
される。)
Wゾーンにおけるトラックに記録されるデータ構造とな
る。記録密度は、DVRにおいてRLL(1,7)PP
変調の チャンネルビットあたり0.08μm程度が考えら
れる。
に優れた符号をもちいており、ほぼ、すべて訂正され
る。つまり符号長62に対してディスタンスが33とい
う符号を用いている。このため、エラーが検出されたB
ISのシンボルは次のように使うことができる。ECC
のデコードの際、BISを先にデコードする。図4のデ
ータフレーム構造において隣接したBIS(あるいはフ
レームシンク)の2つがエラーの場合、両者のあいだに
はさまれたデータ38Bはバーストエラーとみなされ
る。このデータ38Bにはそれぞれエラーポインタが付
加される。LDCではこのエラーポインタをつかって、
ポインターイレージャ訂正をおこなう。これによりLD
Cだけの訂正より、訂正能力を上げることができる。B
ISにはアドレス情報等が含まれているが、このアドレ
スは、ROMタイプディスク等で、ウォブリンググルー
ブによるアドレス情報がない場合等につかわれる。
している。上記のように155バイトのデータフレーム
(1932チャンネルビットの記録フレーム)は、49
6行、つまり496フレームでECCブロックが構成さ
れる。この496フレームの前後に、リンキングのため
のランイン、ランアウトとしてのフレームが付加され
た、498フレームが記録単位(RUB:recordinguni
t block)としてのクラスタとなる。
ンバとして16個のアドレスが付加されるが、ランイ
ン、ランアウトを除いた496フレームのLDCクラス
タの部分は、フレームナンバ0〜30の31フレームを
単位として16個に分割され、16個のアドレス(アド
レスユニットナンバ0〜15)がそれぞれに割り当てら
れる状態となる。
て記録されるADIPアドレスについて説明する。図7
は、グルーブをウォブリングしたADIPアドレスの変
調方法として、FSK変調の一つであるMSK(minimum
shift keying)変調を用いたものを示している。
する。なお、1ウォブル区間とはキャリア周波数による
ウォブルの1周期区間である。アドレス等のデータは、
図7(a)(b)に示すように、記録前に、1ウォブル
を単位として、差動符号化する。つまり、記録前の差動
符号化後のプリコードデータにおいて、データが“1”
のエッジの立ち上がりと立ち下がりの1ウォブル期間
が、“1”になる。このようなプリコードデータをMS
K変調したMSKストリームでは、図7(c)のよう
に、プリコードデータが“0”のとき、キャリアである
cosωtあるいは−cosωtとなり、プリコードデータが
“1”のとき、キャリアの周波数の1.5倍のcos1.5ωt
あるいは−cos1.5ωtとなる。キャリアの周期は図に示
すように、記録再生するフェーズチェンジデータの1チ
ャンネルビット長を1chとすると、69chである。
ットは56ウォブル期間に相当し、1ウォブル期間は、
図3(a)で述べたようにユーザデータに用いるRLL
(1,7)PP変調の69チャンネルビットに相当す
る。従ってADIPデータビットの記録密度は、RLL
(1,7)PP変調のユーザデータに比べて1/257
6となる。
単位である1つのRUB(recording unit block:記録
クラスタ)に対しては、ADIPアドレスとして3つの
アドレスが入るものとされる。図8にその様子を示す。
RUB(記録クラスタ)は、図6に示したように、デー
タのECCブロックとしての496フレームに、リンキ
ングのためのランイン、ランアウトを付加した498フ
レームとして記録単位である。そして図8(a)のよう
に1つのRUBに相当する区間において、ADIPとし
ては3つのアドレスブロックが含まれることになる。1
つのアドレスブロックは83ビットから形成される。
成を示している。83ビットのアドレスブロックは、8
ビットのシンクパート(同期信号パート)と、75ビッ
トのデータパートからなる。シンクパートの8ビットで
は、モノトーンビット(1ビット)とシンクビット(1
ビット)によるシンクブロックが4単位形成される。デ
ータパートの75ビットでは、モノトーンビット(1ビ
ット)とADIPビット(4ビット)によるADIPブ
ロックが15単位形成される。
DIPビットは、それぞれ56ウォブル期間のウォブル
で形成される。これらのビットの先頭にはビットシンク
の為のMSKマークが配される。そしてモノトーンビッ
トはMSKマークに続いて、キャリア周波数によるウォ
ブルが連続して形成される。シンクビット及びADIP
ビットは後述するが、MSKマークに続いて、MSK変
調波形によるウォブルを有して形成される。
る。図9(a)(b)からわかるように、8ビットのシ
ンクパートは、4つのシンクブロック(sync bl
ock“0”“1”“2”“3”)から形成される。各
シンクブロックは2ビットである。
ンビットとシンク“0”ビットで形成される。sync
block“1”は、モノトーンビットとシンク
“1”ビットで形成される。sync block
“2”は、モノトーンビットとシンク“2”ビットで形
成される。sync block“3”は、モノトーン
ビットとシンク“3”ビットで形成される。
ットは上述したようにキャリアをあらわす単一周波数の
ウォブルが連続する波形であり、これを図10(a)に
示す。即ち56ウォブル期間に、先頭にビットシンクb
sとしてのMSKマークが付され、それに続いて単一周
波数のウォブルが連続する。なお図10(a)〜(e)
において、それぞれウォブル振幅の下段にMSKマーク
パターンを示している。
ク“0”ビット〜シンク“3”ビットまでの4種類があ
る。これら4種類の各シンクビットは、それぞれ図10
(b)(c)(d)(e)に示すようなウォブルパター
ンとされる。
ットシンクbsとしてのMSKマークに続いて、16ウ
ォブル区間後にMSKマークがあり、さらに10ウォブ
ル区間後にMSKマークがあるパターンとなる。シンク
“1”ビット〜シンク“3”ビットは、それぞれMSK
マークの位置を2ウォブル区間後方にずらしたパターン
である。即ち図10(c)のシンク“1”ビットは、ビ
ットシンクbsとしてのMSKマークに続いて、18ウ
ォブル区間後にMSKマークがあり、さらにその10ウ
ォブル区間後にMSKマークがあるパターンとなる。図
10(d)のシンク“2”ビットは、ビットシンクbs
としてのMSKマークに続いて、20ウォブル区間後に
MSKマークがあり、さらにその10ウォブル区間後に
MSKマークがあるパターンとなる。図10(e)のシ
ンク“3”ビットは、ビットシンクbsとしてのMSK
マークに続いて、22ウォブル区間後にMSKマークが
あり、さらにその10ウォブル区間後にMSKマークが
あるパターンとなる。
び次に説明するADIPビットに対してユニークなパタ
ーンとなっている。このように4つのパターンのシンク
ビットが、各シンクブロックに配されることになり、デ
ィスクドライブ装置側では、シンクパート区間からこの
4つのパターンのシンクユニットのいずれかを検出でき
れば、同期をとることができるようにされている。
トの構成を図11で説明する。図11(a)(b)から
わかるように、データパートは、15個のADIPブロ
ック(ADIP block“0”〜“14”)から形
成される。各ADIPブロックは5ビットである。
ーンビットが1ビットとADIPビットが4ビットで構
成される。各ADIPブロックにおいて、シンクブロッ
クの場合と同様に、モノトーンビットは56ウォブル期
間において先頭にビットシンクbsとしてのMSKマー
クが配され、続いてキャリア周波数のウォブルが連続す
る波形であり、これを図12(a)に示している。
IPビットが含まれるため、15個のADIPブロック
により60ADIPビットでアドレス情報が形成され
る。ADIPビットとしての「1」及び「0」のパター
ンを図12(b)(c)に示す。ADIPビットとして
の値が「1」の場合のウォブル波形パターンは、図12
(b)に示すように、先頭に配されるビットシンクbs
としてのMSKマークに続いて、12ウォブル区間後方
にMSKマークが配される。ADIPビットとしての値
が「0」の場合のウォブル波形パターンは、図12
(c)に示すように、先頭に配されるビットシンクbs
としてのMSKマークに続いて、14ウォブル区間後方
にMSKマークが配される。
にはMSK変調データが記録されることになるが、この
ように記録されるADIP情報としてのアドレスフォー
マットは図21のようになる。
るエラー訂正の方法を示す。ADIPアドレス情報は3
6ビットあり、これに対してパリティ24ビットが付加
される。36ビットのADIPアドレス情報は、多層記
録用にレイヤナンバ3bit(layer no.bit 0〜layer no.
bit2)、RUB(recording unit block)用に19bit(R
UB no.bit 0〜layer no.bit 18)、1RUBに対する3
つのアドレスブロック用に2bit(address no.bit 0、a
ddress no.bit1)とされる。また、記録再生レーザパワ
ー等の記録条件を記録したdisc ID等、AUXデータと
して12bitが用意されている。
のように合計60ビットの単位とされ、図示するように
Nibble0〜Nibble14の15ニブル(1ニブル=4ビッ
ト)で構成される。エラー訂正方式としては4ビットを
1シンボルとした、nibbleベースのリードソロモン符号
RS(15,9,7)である。つまり、符号長15ニブル、デー
タ9ニブル、パリティ6ニブルである。
ブリンググルーブを形成するための、プリレコーデッド
情報(出荷時情報)の変調方法を示す。変調はバイフェ
ーズ変調方式として例えばFMコード変調を用いる。図
14(a)にデータビット、図14(b)にチャンネル
クロック、図14(c)にFMコード、図14(d)に
ウォブル波形を縦に並べて示している。データの1bit
は2ch(2チャンネルクロック)であり、ビット情報
が「1」のとき、FMコードはチャンネルクロックの1
/2の周波数とされる。またビット情報が「0」のと
き、FMコードはビット情報「1」の1/2の周波数で
あらわされる。ウォブル波形としては、FMコードを矩
形波を直接記録することもあるが、図4(d)に示すよ
うに正弦波状の波形で記録することもある。
4(c)(d)とは逆極性のパターンとして、図14
(e)(f)に示すパターンとしても良い。
いて、図14(g)のようにデータビットストリームが
「10110010」とされているときのFMコード波
形、およびウォブル波形(正弦波状波形)は図14
(h)(i)に示すようになる。なお、図14(e)
(f)に示すパターンに対応した場合は、図14(j)
(k)に示すようになる。
を説明する。出荷時情報のデータブロックは2セクター
で構成される。このデータブロックは実際の出荷時情報
(プリレコーデッドデータ)によるサブブロックと出荷
時情報に係るコントロールデータ(プリレコーデッドコ
ントロールデータ)によるサブブロックにより構成され
る。
タによるサブブロックは、4Kバイト、即ち2048バ
イト×2セクタの単位となる。このデータ単位に対し
て、1セクタにつき4バイトのEDC(エラー検出コー
ド)が付加され、2052バイト×2セクタの単位のデ
ータフレームとされる。さらにスクランブル処理されて
スクランブルドデータフレームとされる。そしてリード
ソロモン符号化されて、216行(row)×19列(col
um)のデータブロックが構成される。さらに32行のパ
リティが付加されて、LDC(Long Distance Code)サ
ブブロックが構成される。LDCサブブロックは、RS
(248,216,33)×19のブロックである。そ
して、LDCサブブロックから、LDCクラスタ(24
8行×19列)が構成される。
LDCサブブロックまでのエンコードの様子を図16
(a)(b)に示している。図16(a)に示すユーザ
ーデータ4KBについては、図16(b)のようにEC
Cエンコードされる。即ちプリレコーデッドデータは1
セクタ2048Bについて4BのEDC(error detecti
on code)を付加し、2セクタに対し、LDCを符号化す
る。LDCはRS(248,216,33)、符号長248、データ
216、ディスタンス33のRS(reed solomon)コード
である。19の符号語がある。
ッドコントロールデータによるサブブロックは、各24
バイトの2ユニットの単位となる。また、アドレスユニ
ットナンバとして各9バイトの8アドレスの単位とな
る。この120バイトが符号化の単位となる。即ち、こ
の120バイトがリードソロモン符号化されて、30行
×4列のアクセスブロックとされる。そして、これに3
2行のパリティが付加されて、BIS(burst indicati
ng subcode)サブブロックが構成される。BISサブブ
ロックは、RS(62,30,33)×4のブロックで
ある。そして、BISサブブロックから、BISクラス
タ(248行×1列)が構成される。
アドレスユニットナンバとしての120バイトからBI
Sサブブロックまでのエンコードの様子を図16(c)
(d)に示している。即ちBISサブブロックは、図1
6(c)に示す120Bのデータに対して、図16
(d)のようにECCエンコードされる。即ちRS(62,
30,33)、符号長62、データ30、ディスタンス33の
RS(reed solomon)コードである。4の符号語がある。
びBISクラスタは、それぞれ248(行)のデータフ
レームから構成され、1フレームは、LDCクラスタが
19バイト、BISクラスタが1バイトである。従って
データフレームとしての1フレームは、19+1=20
バイトとされる。例えば図示するように、1バイトのB
ISが先頭に配置された後、19バイトのLDCが配置
されて20バイトのデータフレームが構成されることと
なる。この20バイトのデータフレームの248行、つ
まり248フレームがECCブロックとなる。
ーズ変調が施され、その際フレームシンクが付加されて
記録フレームが構成される。この場合、データフレーム
から変調されたデータは、データフレーム20バイト
(160ビット)の先頭に8ビットのフレームシンク
(frame sync)が挿入され、バイフェーズ変調により3
36チャンネルビットの構造となる。なお、バイフェー
ズ変調の場合、DC成分は無いため、dccを付加する
必要はない。
Bゾーンにおけるウォブリンググルーブとして記録され
る出荷時情報のデータ構造となる。図2で説明したよう
に、出荷時情報としてのプリレコーデッド情報は、直径
12cmディスクのPBゾーンとして、半径22.3〜
23.1mmのエリアに記録する。このPBゾーンに上
記フォーマットで出荷時情報のデータとしての1ブロッ
クをディスク1周回を超えないように入れることを考え
ると、チャンネルビット密度は 1.72μmくらいま
で緩められる。すなわち データビット記録密度を RL
L(1,7)PP方式のユーザデータに比べて1/28
程度まで緩められ、信号のS/Nを稼ぐことができる。
が非常に優れた符号をもちいており、ほぼ、すべて訂正
される。このため、エラーが検出されたBISのシンボ
ルは次のように使うことができる。ECCのデコードの
際、BISを先にデコードする。隣接したBISの2つ
がエラーの場合、両者のあいだにはさまれたデータ19
Bはバーストエラーとみなされる。このデータ19Bに
はそれぞれエラーポインタが付加される。LDCではこ
のエラーポインタをつかって、ポインターイレージャ訂
正をおこなう。これによりLDCだけの訂正より、訂正
能力をあげることができる。
る。プリレコーデッドデータゾーンではプリレコーデッ
ド情報がウォブリンググルーブによって記録され、従っ
てウォブリンググルーブによるアドレス情報は無いた
め、このBISにあるアドレスがアクセスのために使わ
れる。
らわかるように、フェイズチェンジマークによるユーザ
データと出荷時情報は、ECCフォーマットとしては、
同一の符号が採用される。これは、出荷時情報(プリレ
コーデッド情報)のECCデコード処理は、フェイズチ
ェンジマークによるユーザデータ再生時のECCデコー
ド処理を行う回路系で実行でき、ディスクドライブ装置
としてはハードウエア構成の効率化を図ることができる
ことを意味する。
示している。上記のように20バイトのデータフレーム
(336チャンネルビットの記録フレーム)は、248
行、つまり248フレームでECCブロックが構成され
る。この248フレームの前後に、リンキングのための
ランイン、ランアウトとしてのフレームが付加された、
250フレームが1クラスタとなる。
ンバとして8個のアドレスが付加されるが、ランイン、
ランアウトを除いた248フレームの部分は、フレーム
ナンバ0〜30の31フレームを単位として8個に分割
され、8個のアドレス(アドレスユニットナンバ0〜
7)がそれぞれに割り当てられる状態となる。
タ構造に合わせてリンキング用のフレームを付加した例
である。ユーザーデータのクラスタ構造と合わせること
で、ディスクドライブ装置のデコード処理系として回路
構成上、都合が良い。ただし、そのような点が問題にな
らなければ、ユーザーデータのクラスタ構造に合わせる
必要はない。即ち出荷時情報は再生専用の情報であっ
て、書換は行われないものであるため、リンキング用の
フレームは必要ないものである。そこで図18に示すよ
うに、リンキング用のフレームを設けず、248フレー
ムを1クラスタとする例も考えられる。
Sサブブロックついて、インターリーブなどのデータ列
変換を図19〜図26で説明する。これらの図において
は、LDCサブブロックの変換を図19〜図21に、B
ISサブブロックの変換を図22〜図25に、LDCサ
ブブロックとBISサブブロックのデータをディスク上
に記録する際の変換を図26に示している。
てのプリレコーデッドデータ「C(g,h)」をメモリ「D(i,
j)」上に変換する様子を示している。変換式は 0≦g
<2,0≦h<2052の範囲でユニット「g」,プリ
レコーデッドデータ「h」を用いて、 i=(g×2052+h)%216 j=(g×2052+h)/216 とあらわされる。なお、“/”は除算の商、 “%”除
算の余り(modulo)を示す。また、C(g,2048) 〜C(g,20
51)は、C(g,0) 〜C(g,2047)に対するEDC(誤りチェック
コード)である。図15に示した(2052×2)バイ
トのEDC付きプリレコーデッドデータは、上記変換式
により、図19に示すように、0≦i≦215、0≦j
≦18のメモリD(i,j)に展開される。図中に示す
「0,0」〜「1,2051」がプリレコーデッドデー
タ「C(g,h)」を示している。
れたプリレコーデッドデータについて、メモリD(i,j)上
での符号として示している。iはコードナンバ、jはバ
イトとなる。網掛け部分として示す、i値としての21
6〜247の範囲は、付加される32rowのパリティ
となる。
のデータをディスク上の位置b(s,t,u)に変換する様子を
示している。sはAUN(アドレスユニットナンバ)、
tはフレーム、uはバイトである。変換式は 0≦s<
8,0≦t<31,1≦u<20の範囲でs,t,uを用い
て、 i=(s×31+t) j=(s×31+t+u−1)%19 とあらわされる。
タのための付加・制御情報としてのプリレコーデッドコ
ントロールデータについての変換を示す。図22にBI
Sサブブロックに入れる情報を示している。上述のよう
にBIS情報は、アドレス情報とプリレコーデッドコン
トロールデータより構成される。
2(a)に示す。アドレスとしては、1つのECCブロ
ックの中に、8アドレスフィールド(#0〜#7)あ
る。1つのアドレスフィールドは9byteより構成され
る。例えばアドレスフィールド#0は、0-0〜0-8の9
バイトで構成される。各アドレスフィールドのMSB4
ByteにはAUN(address unit number)というECCブ
ロックアドレスを示すアドレス値が配される。また各ア
ドレスフィールドの5バイト目には、その下位3bit(3
Lsbit)には、アドレスフィールドナンバが配される。さ
らに各アドレスフィールドの下位4Byteには各アドレス
フィールドに対するパリティが配される。
ントロールデータは、図22(b)のように1ECCブ
ロック内に2ユニット(#0,#1)ある。プリレコー
デッドコントロールデータの1ユニットは24byteより
構成される。例えばユニット#0は、0-0〜0-23の2
4バイトで構成される。このプリレコーデッドコントロ
ールデータは将来のシステムに使われるようにリザーブ
してある。
ドレス情報I(s,v)とプリレコーデッドコントロールデー
タU(g,h)をメモリB(i,j)上に変換する様子を示してい
る。アドレス情報I(s,v)として、sはAUN(#0〜#
7)、vはアドレスデータ(バイト(0〜8))であ
る。プリレコーデッドコントロールデータU(g,h)につい
て、gはユニット(#0,#1)、hはデータ(バイト
(0〜23))である。
囲でs,vを用いて、 i=((s×31+v)%31)×2 +((s×31+v)/124) =(v%31)×2+(s/4) j= (s×31+v)%4 であり、メモリ上に0≦i≦17の18rowの範囲に
アドレス情報がインターリーブされて展開される。
ユニット「g」,プリレコーデッドコントロールデータ
「h」を用いて、 i=(g×24+h)%12+18 j=(g×24+h)/12 とあらわされ、メモリ上に18≦i≦29の12row
の範囲にプリレコーデッドコントロールデータが展開さ
れる。
れたアドレス情報及びプリレコーデッドコントロールデ
ータについて、メモリB(i,j)上での符号として示して
いる。iはコードナンバ、jはバイトとなる。網掛け部
分として示す、i値としての30〜61の範囲は、付加
される32rowのパリティとなる。
上のデータをディスク上の位置b(s,t,u)に変換する様子
を示している。sはAUN(アドレスユニットナン
バ)、tはフレーム、uはバイトである。変換式は 0
≦s<8,0≦t<31,u=0の範囲でs,t,uを用い
て、 i=((s×31+t)%31)×2+((s×31+t)/124) =(t%31)×2+(s/4) j=(s×31+t)%4 とあらわされる。
た図21と、BISサブブロックについて変換された図
25についてのデータb(s,t,u)が、図26のように一緒
にフレームを構成し、ディスク上に記録されることにな
る。なお、出荷時情報についてのデータ変換について述
べたが、これらの変換規則はユーザーデータについての
同様に適用される。
プリレコーデッドデータの4KBを単位としてECCブ
ロックを構成する例を述べたが、例えば8KBを単位と
してECCブロックを構成する例も考えられる。図27
により、プリレコーデッドデータの8KBを単位とする
ECCブロック構造を説明する。
4セクターで構成される。従ってプリレコーデッドデー
タによるサブブロックは、8Kバイト、即ち2048バ
イト×4セクタの単位となる。このデータ単位に対し
て、1セクタにつき4バイトのEDC(エラー検出コー
ド)が付加され、2052バイト×4セクタの単位のデ
ータフレームとされる。さらにスクランブル処理されて
スクランブルドデータフレームとされる。そしてリード
ソロモン符号化されて、216行(row)×38列(col
um)のデータブロックが構成される。さらに32行のパ
リティが付加されて、LDC(Long Distance Code)サ
ブブロックが構成される。LDCサブブロックは、RS
(248,216,33)×38のブロックである。符
号語は38である。そして、LDCサブブロックから、
LDCクラスタ(496行×19列)が構成される。
タによるサブブロックは、各24バイトの4ユニットの
単位となる。また、アドレスユニットナンバとして各9
バイトの16アドレスの単位となる。この240バイト
が符号化の単位となる。即ち、この240バイトがリー
ドソロモン符号化されて、30行×8列のアクセスブロ
ックとされる。そして、これに32行のパリティが付加
されて、BIS(burst indicating subcode)サブブロ
ックが構成される。符号語は8となる。BISサブブロ
ックは、RS(62,30,33)×8のブロックであ
る。そして、BISサブブロックから、BISクラスタ
(496行×1列)が構成される。
それぞれ498(行)のデータフレームから構成され、
1フレームは、LDCクラスタが19バイト、BISク
ラスタが1バイトである。従ってデータフレームとして
の1フレームは、19+1=20バイトとされる。例え
ば図示するように、1バイトのBISが先頭に配置され
た後、19バイトのLDCが配置されて20バイトのデ
ータフレームが構成されることとなる。この20バイト
のデータフレームの496行、つまり496フレームが
ECCブロックとなる。
ーズ変調が施され、その際フレームシンクが付加されて
記録フレームが構成される。この場合、データフレーム
から変調されたデータは、データフレーム20バイト
(160ビット)の先頭に8ビットのフレームシンク
(frame sync)が挿入され、バイフェーズ変調により3
36チャンネルビットの構造となる。なお、バイフェー
ズ変調の場合、DC成分は無いため、dccを付加する
必要はない。
Bゾーンにおけるウォブリンググルーブとして記録され
る出荷時情報のデータ構造となる。図2で説明したよう
に、出荷時情報としてのプリレコーデッド情報は、直径
12cmディスクのPBゾーンとして、半径22.3〜
23.1mmのエリアに記録する。このPBゾーンに上
記フォーマットで出荷時情報のデータとしての1ブロッ
クをディスク1周回を超えないように入れることを考え
ると、チャンネルビット密度は 0.86μmくらいま
で緩められる。すなわち データビット記録密度を RL
L(1,7)PP方式のユーザデータに比べて1/14
程度まで緩められ、信号のS/Nを稼ぐことができる。
そしてこの場合も、出荷時情報は、フェイズチェンジマ
ークによるユーザデータと出荷時情報は、ECCフォー
マットとしては、同一の符号が採用される。
示している。上記のように20バイトのデータフレーム
(336チャンネルビットの記録フレーム)は、496
行、つまり496フレームでECCブロックが構成され
る。この496フレームの前後に、リンキングのための
ランイン、ランアウトとしてのフレームが付加された、
498フレームが1クラスタとなる。
ンバとして16個のアドレスが付加されるが、ランイ
ン、ランアウトを除いた496フレームの部分は、フレ
ームナンバ0〜30の31フレームを単位として16個
に分割され、16個のアドレス(アドレスユニットナン
バ0〜15)がそれぞれに割り当てられる状態となる。
タ構造に合わせてリンキング用のフレームを付加した例
である。ユーザーデータのクラスタ構造と合わせること
で、ディスクドライブ装置のデコード処理系として回路
構成上、都合が良い。ただしこの場合も、必ずしもユー
ザーデータのクラスタ構造に合わせる必要はない。即ち
出荷時情報は再生専用の情報であって、書換は行われな
いものであるため、リンキング用のフレームは必要な
い。そこで図29に示すように、リンキング用のフレー
ムを設けず、496フレームを1クラスタとする例も考
えられる。
くは8KB単位でのECCブロック構成の例におけるフ
レームシンクについて図30,図31に示す。図30に
示すように、フレームシンクFSとしては7種類のフレ
ームシンクFS0〜FS6がある。各フレームシンクF
S0〜FS6はFMコード変調のアウトオブルールとし
てのパターンを用いた、シンクボディ「1100100
1」の8チャンネルビットと、7種類のフレームシンク
FS0〜FS6のそれぞれについてのシンクIDの8チ
ャンネルビットの合計16チャンネルビットより構成さ
れる。
たとえば、フレームシンクFS0は「000」の3bit
とパリティ1bit(ここでは0)よりあらわされ、これ
がFMコード変調され「10101010」となる。他
のシンクIDも同様に、3bitのデータビットとパリテ
ィ1bitによりあらわされ、FMコード変調される。こ
れによりビットデータの符号距離は2以上となり、1ビ
ット誤りがあってもほかのシンクIDと判断されること
はない。フレームシンクFSは記録の際に、NRZI変換さ
れて記録される。
す。上述したように4KB単位の場合、1ECCブロッ
クの248フレームは、8つの31フレームづつのアド
レスフレームに分割される。また8KB単位の場合、1
ECCブロックの496フレームは、16個の31フレ
ームづつのアドレスフレームに分割される。即ちいずれ
にしても31フレームを単位として分割される。
ンバをもつ。フレームナンバ「0」には、他のフレーム
シンクには使われない特別のフレームシンクとしてFS
0を用いる。このフレームシンクFS0により、アドレ
スフレームの先頭を見い出すことができ、アドレス同期
を行うことができる。フレームナンバ「1」から「3
0」には、図31に示す順番でフレームシンク(FS1
〜FS6)を配置する。このフレームシンクの並ぶ順番
により、先頭のフレームシンクFS0が特定できなくと
も、アドレスフレームの先頭を特定することもできる。
うことのできるディスクドライブ装置を説明していく。
図32はディスクドライブ装置の構成を示す。図32に
おいて、ディスク100は上述した本例のディスクであ
る。
ブルに積載され、記録/再生動作時においてスピンドル
モータ2によって一定線速度(CLV)で回転駆動され
る。そして光学ピックアップ1によってディスク100
上のRWゾーンにおけるグルーブトラックのウォブリン
グとして埋め込まれたADIP情報の読み出しがおこな
われる。またPBゾーンにおけるグルーブトラックのウ
ォブリングとして埋め込まれたプリレコーデッド情報の
読み出しがおこなわれる。また記録時には光学ピックア
ップによってRWゾーンにおけるトラックにユーザーデ
ータがフェイズチェンジマークとして記録され、再生時
には光学ピックアップによって記録されたフェイズチェ
ンジマークの読出が行われる。
レーザダイオードや、反射光を検出するためのフォトデ
ィテクタ、レーザ光の出力端となる対物レンズ、レーザ
光を対物レンズを介してディスク記録面に照射し、また
その反射光をフォトディテクタに導く光学系(図示せ
ず)が形成される。レーザダイオードは、波長405n
mのいわゆる青色レーザを出力する。また光学系による
NAは0.85である。
軸機構によってトラッキング方向及びフォーカス方向に
移動可能に保持されている。またピックアップ1全体は
スレッド機構3によりディスク半径方向に移動可能とさ
れている。またピックアップ1におけるレーザダイオー
ドはレーザドライバ13からのドライブ信号(ドライブ
電流)によってレーザ発光駆動される。
ディテクタによって検出され、受光光量に応じた電気信
号とされてマトリクス回路4に供給される。マトリクス
回路4には、フォトディテクタとしての複数の受光素子
からの出力電流に対応して電流電圧変換回路、マトリク
ス演算/増幅回路等を備え、マトリクス演算処理により
必要な信号を生成する。例えば再生データに相当する高
周波信号(再生データ信号)、サーボ制御のためのフォ
ーカスエラー信号、トラッキングエラー信号などを生成
する。さらに、グルーブのウォブリングに係る信号、即
ちウォブリングを検出する信号としてプッシュプル信号
を生成する。
タ信号はリーダ/ライタ回路5へ、フォーカスエラー信
号及びトラッキングエラー信号はサーボ回路11へ、プ
ッシュプル信号はウォブル回路8へ、それぞれ供給され
る。
に対して2値化処理、PLLによる再生クロック生成処
理等を行い、フェイズチェンジマークとして読み出され
たデータを再生して、変復調回路6に供給する。変復調
回路6は、再生時のデコーダとしての機能部位と、記録
時のエンコーダとしての機能部位を備える。再生時には
デコード処理として、再生クロックに基づいてランレン
グスリミテッドコードの復調処理を行う。またECCエ
ンコーダ/デコーダ7は、記録時にエラー訂正コードを
付加するECCエンコード処理と、再生時にエラー訂正
を行うECCデコード処理を行う。再生時には、変復調
回路6で復調されたデータを内部メモリに取り込んで、
エラー検出/訂正処理及びデインターリーブ等の処理を
行い、再生データを得る。ECCエンコーダ/デコーダ
7で再生データにまでデコードされたデータは、システ
ムコントローラ10の指示に基づいて、読み出され、A
V(Audio-Visual)システム20に転送される。
マトリクス回路4から出力されるプッシュプル信号は、
ウォブル回路8において処理される。ADIP情報とし
てのプッシュプル信号は、ウォブル回路8においてMS
K復調され、ADIPアドレスを構成するデータストリ
ームに復調されてアドレスデコーダ9に供給される。ア
ドレスデコーダ9は、供給されるデータについてのデコ
ードを行い、アドレス値を得て、システムコントローラ
10に供給する。またウォブル回路8ではプッシュプル
信号として得られるウォブル信号に用いたPLL処理で
クロックを生成し、例えば記録時のエンコードクロック
として各部に供給する。
としてマトリクス回路4から出力されるプッシュプル信
号として、PBゾーンからのプリレコーデッド情報とし
てのプッシュプル信号は、ウォブル回路8においてバン
ドパスフィルタ処理、FMコード復調処理が行われてリ
ーダ/ライタ回路5に供給される。そしてFMコードス
トリームとして波形整形された後、ECCエンコーダ/
デコーダ7でECCデコード、デインターリーブされ
て、プリレコーデッド情報としてのデータが抽出され
る。抽出された出荷時情報(プリレコーデッド情報)は
システムコントローラ10に供給される。システムコン
トローラ10は、読み出されたプリレコーデッド情報に
基づいて、各種設定処理やコピープロテクト処理等を行
うことができる。また、システムコントローラ10はウ
ォブル回路8に対して制御信号CTにより、ADIP情
報の復調と出荷時情報の復調について処理の切換を指示
する。
いる。マトリクス回路4からのプッシュプル信号P/P
は、バンドパスフィルタ61を介してPLL部64に供
給される。PLL部64は、例えばバンドパスフィルタ
61で抽出されるウォブリングのキャリア成分について
2値化した後、PLL処理を行って、上記ウォブルに基
づくクロックCLKを再生する。ただし図3で説明した
ように、RWゾーンのウォブリング周期は69Tで、P
Bゾーンのウォブリング周期は36Tである。つまり、
RWゾーンとPBゾーンではウォブリングのキャリア周
波数は異なる。このためシステムコントローラ10は、
制御信号CTによりRWゾーンの記録再生時と、PBゾ
ーンの再生時とで、バンドパスフィルタ61の通過帯域
を切り換えるようにしている。これにより、PLL部6
4で生成されるクロックCLKとしては、RWゾーン記
録再生時には周期69Tのウォブルに対応した周波数と
なり、PBゾーン再生時には周期36Tのウォブルに対
応した周波数となる。
スフィルタ61でキャリア周波数及びその1.5倍の周
波数成分が抽出された後、MSK復調部65に供給され
る。MSK復調部65は、例えばMSK変調波とキャリ
ア成分の乗算やフィルタリング等を行うことでMSK復
調を行い、ADIPアドレスとしての復調データを得
る。上述したように、その復調データはアドレスデコー
ダ9に供給されて、ADIPアドレス値としてデコード
される。なお、MSK復調は、周期69Tのウォブルに
対応した周波数とされているクロックCLKに基づいて
行われる。
スフィルタ61でバイフェーズ変調(FM変調)信号成
分が抽出され、FMコード復調部66で復調される。復
調された信号は、リーダ/ライタ回路5に供給される。
なお、FMコード復調は、周期36Tのウォブルに対応
した周波数とされているクロックCLKに基づいて行わ
れる。
ォブル回路8に対して上記のように制御信号CTを供給
する事で、クロックCLKの周波数を切換制御してい
る。即ちディスク100のPBゾーンの再生時には、F
Mコード復調部66で復調を実行させ、これによって出
荷時情報の読込を行なわせるものとなる。一方、RWゾ
ーンの再生時にはMSK復調部65の動作を実行させ、
ADIPアドレスの読込を実行させる。
記録時には、AVシステム20から記録データが転送さ
れてくるが、その記録データはECCエンコーダ/デコ
ーダ7におけるメモリに送られてバッファリングされ
る。この場合ECCエンコーダ/デコーダ7は、バファ
リングされた記録データのエンコード処理として、エラ
ー訂正コード付加やインターリーブ、サブコード等の付
加を行う。即ち図4で説明したECCブロックへのエン
コードを行う。またECCエンコードされたデータは、
変復調回路6においてRLL(1−7)PP方式の変調
が施され、リーダ/ライタ回路5に供給される。記録時
においてこれらのエンコード処理のための基準クロック
となるエンコードクロックは上述したようにウォブル信
号から生成したクロックを用いる。
タは、リーダ/ライタ回路5で記録補償処理として、記
録層の特性、レーザー光のスポット形状、記録線速度等
に対する最適記録パワーの微調整やレーザドライブパル
ス波形の調整などが行われた後、レーザドライブパルス
としてレーザードライバ13に送られる。レーザドライ
バ13では供給されたレーザドライブパルスをピックア
ップ1内のレーザダイオードに与え、レーザ発光駆動を
行う。これによりディスク100に記録データに応じた
ピット(フェイズチェンジマーク)が形成されることに
なる。
PC回路(Auto Power Control)を備え、ピックアップ
1内に設けられたレーザパワーのモニタ用ディテクタの
出力によりレーザ出力パワーをモニターしながらレーザ
ーの出力が温度などによらず一定になるように制御す
る。記録時及び再生時のレーザー出力の目標値はシステ
ムコントローラ10から与えられ、記録時及び再生時に
はそれぞれレーザ出力レベルが、その目標値になるよう
に制御する。
のフォーカスエラー信号、トラッキングエラー信号か
ら、フォーカス、トラッキング、スレッドの各種サーボ
ドライブ信号を生成しサーボ動作を実行させる。即ちフ
ォーカスエラー信号、トラッキングエラー信号に応じて
フォーカスドライブ信号、トラッキングドライブ信号を
生成し、ピックアップ1内の二軸機構のフォーカスコイ
ル、トラッキングコイルを駆動することになる。これに
よってピックアップ1、マトリクス回路4、サーボ回路
11、二軸機構によるトラッキングサーボループ及びフ
ォーカスサーボループが形成される。
ーラ10からのトラックジャンプ指令に応じて、トラッ
キングサーボループをオフとし、ジャンプドライブ信号
を出力することで、トラックジャンプ動作を実行させ
る。
ー信号の低域成分として得られるスレッドエラー信号
や、システムコントローラ10からのアクセス実行制御
などに基づいてスレッドドライブ信号を生成し、スレッ
ド機構3を駆動する。スレッド機構3には、図示しない
が、ピックアップ1を保持するメインシャフト、スレッ
ドモータ、伝達ギア等による機構を有し、スレッドドラ
イブ信号に応じてスレッドモータを駆動することで、ピ
ックアップ1の所要のスライド移動が行なわれる。
ータ2をCLV回転させる制御を行う。スピンドルサー
ボ回路12は、ウォブル信号に対するPLL処理で生成
されるクロックを、現在のスピンドルモータ2の回転速
度情報として得、これを所定のCLV基準速度情報と比
較することで、スピンドルエラー信号を生成する。また
データ再生時においては、リーダ/ライタ回路5内のP
LLによって生成される再生クロック(デコード処理の
基準となるクロック)が、現在のスピンドルモータ2の
回転速度情報となるため、これを所定のCLV基準速度
情報と比較することでスピンドルエラー信号を生成する
こともできる。そしてスピンドルサーボ回路12は、ス
ピンドルエラー信号に応じて生成したスピンドルドライ
ブ信号を出力し、スピンドルモータ2のCLV回転を実
行させる。またスピンドルサーボ回路12は、システム
コントローラ10からのスピンドルキック/ブレーキ制
御信号に応じてスピンドルドライブ信号を発生させ、ス
ピンドルモータ2の起動、停止、加速、減速などの動作
も実行させる。
種動作はマイクロコンピュータによって形成されたシス
テムコントローラ10により制御される。システムコン
トローラ10は、AVシステム20からのコマンドに応
じて各種処理を実行する。
イトコマンド)が出されると、システムコントローラ1
0は、まず書き込むべきアドレスにピックアップ1を移
動させる。そしてECCエンコーダ/デコーダ7、変復
調回路6により、AVシステム20から転送されてきた
データ(例えばMPEG2などの各種方式のビデオデー
タや、オーディオデータ等)について上述したようにエ
ンコード処理を実行させる。そして上記のようにリーダ
/ライタ回路5からのレーザドライブパルスがレーザド
ライバ13に供給されることで、記録が実行される。
ク100に記録されている或るデータ(MPEG2ビデ
オデータ等)の転送を求めるリードコマンドが供給され
た場合は、まず指示されたアドレスを目的としてシーク
動作制御を行う。即ちサーボ回路11に指令を出し、シ
ークコマンドにより指定されたアドレスをターゲットと
するピックアップ1のアクセス動作を実行させる。その
後、その指示されたデータ区間のデータをAVシステム
20に転送するために必要な動作制御を行う。即ちディ
スク100からのデータ読出を行い、リーダ/ライタ回
路5、変復調回路6、ECCエンコーダ/デコーダ7に
おけるデコード/バファリング等を実行させ、要求され
たデータを転送する。
よるデータの記録再生時には、システムコントローラ1
0は、ウォブル回路8及びアドレスデコーダ9によって
検出されるADIPアドレスを用いてアクセスや記録再
生動作の制御を行う。また、システムコントローラ10
は、このときECCエンコーダ/デコーダ7に対して、
上記図4で説明した構造のECCブロックに対するエラ
ー訂正デコードを指示することになる。
所定の時点で、システムコントローラ10は、ディスク
100のPBゾーンにウォブリンググルーブとして記録
されている出荷時情報(プリレコーデッド情報)の読出
を実行させる。その場合、まずPBゾーンを目的として
シーク動作制御を行う。即ちサーボ回路11に指令を出
し、ディスク最内周側へのピックアップ1のアクセス動
作を実行させる。その後、ピックアップ1による再生ト
レースを実行させ、反射光情報としてのプッシュプル信
号を得、ウォブル回路8、リーダ/ライタ回路5、EC
Cエンコーダ/デコーダ7によるデコード処理を実行さ
せ、プリレコーデッド情報としての再生データを得る。
なお、システムコントローラ10は、このときECCエ
ンコーダ/デコーダ7に対して、上記図15(又は図2
7)で説明した構造のECCブロックに対するエラー訂
正デコードを指示することになる。システムコントロー
ラ10はこのようにして読み出されたプリレコーデッド
情報に基づいて、レーザパワー設定やコピープロテクト
処理等を行う。
の再生時には、システムコントローラ10は、読み出さ
れたプリレコーデッド情報としてのBISクラスタに含
まれるアドレス情報を用いて、アクセスや再生動作の制
御を行う。
ム20に接続されるディスクドライブ装置30とした
が、本発明のディスクドライブ装置としては例えばパー
ソナルコンピュータ等と接続されるものとしてもよい。
さらには他の機器に接続されない形態もあり得る。その
場合は、操作部や表示部が設けられたり、データ入出力
のインターフェース部位の構成が、図22とは異なるも
のとなる。つまり、ユーザーの操作に応じて記録や再生
が行われるとともに、各種データの入出力のための端子
部が形成されればよい。もちろん構成例としては他にも
多様に考えられ、例えば記録専用装置、再生専用装置と
しての例も考えられる。
る。ディスクの製造プロセスは、大別すると、いわゆる
原盤工程(マスタリングプロセス)と、ディスク化工程
(レプリケーションプロセス)に分けられる。原盤工程
はディスク化工程で用いる金属原盤(スタンパー)を完
成するまでのプロセスであり、ディスク化工程はスタン
パーを用いて、その複製である光ディスクを大量生産す
るプロセスである。
板にフォトレジストを塗布し、この感光膜にレーザビー
ムによる露光によってピットやグルーブを形成する、い
わゆるカッティングを行なう。本例の場合、ディスクの
最内周側のPBゾーンに相当する部分でプリレコーデッ
ド情報に基づいたウォブリングによるグルーブのカッテ
ィングが行われ、またRWゾーンに相当する部分で、A
DIPアドレスに基づいたウォブリングによるグルーブ
のカッティングが行われる。
タリングと呼ばれる準備工程で用意される。そしてカッ
ティングが終了すると、現像等の所定の処理を行なった
後、例えば電鋳によって金属表面上への情報の転送を行
ない、ディスクの複製を行なう際に必要なスタンパーを
作成する。次に、このスタンパーを用いて例えばインジ
ェクション法等によって、樹脂基板上に情報を転写し、
その上に反射膜を生成した後、必要なディスク形態に加
工する等の処理を行なって、最終製品を完成する。
ように、プリレコーデッド情報発生部71,アドレス発
生部72、切換部73、カッティング部74、コントロ
ーラ70を備える。プリレコーデッド情報発生部71
は、プリマスタリング工程で用意されたプリレコーデッ
ド情報を出力する。アドレス発生部72は、絶対アドレ
スとしての値を順次出力する。
れた硝子基板101にレーザービームを照射してカッテ
ィングを行なう光学部(82,83,84)と、硝子基
板101を回転駆動及びスライド移送する基板回転/移
送部85と、入力データを記録データに変換して光学部
に供給する信号処理部81と、基板回転/移送部85の
位置から、カッティング位置がPBゾーンとRWゾーン
のいずれであるかを判別できるようにしたセンサ86を
有する。
ーザからなるレーザ光源82と、このレーザ光源82か
らの出射光を記録データに基づいて変調する変調部83
と、変調部83からの変調ビームを集光して硝子基板1
01のフォトレジスト面に照射するカッティングヘッド
部84が設けられている。変調部83としてはレーザ光
源82からの出射光をオン/オフする音響光学型の光変
調器(AOM)と、さらにレーザ光源82からの出射光
をウォブル生成信号に基づいて偏向する音響光学型の光
偏向器(AOD)が設けられる。
101を回転駆動する回転モータと、回転モータの回転
速度を検出する検出部(FG)と、硝子基板101をそ
の半径方向にスライドさせるためのスライドモータと、
回転モータ、スライドモータの回転速度や、カッティン
グヘッド部84のトラッキング等を制御するサーボコン
トローラなどを有して構成される。
して供給されるプリレコーデッド情報やアドレス情報に
対して、例えばエラー訂正符号等を付加して入力データ
を形成するフォーマティング処理や、フォーマティング
処理データに所定の演算処理を施して変調信号を形成す
る変調信号生成処理を行う。そして変調信号に基づいて
変調部83の光変調器及び光偏向器を駆動する駆動処理
も行う。
際、基板回転/移送部85が硝子基板101を一定線速
度で回転駆動するとともに、硝子基板71を回転させた
まま、所定のトラックピッチでらせん状のトラックが形
成されていくようにスライドさせる。同時に、レーザ光
源82からの出射光は変調部83を介して、信号処理部
81からの変調信号に基づく変調ビームとされてカッテ
ィングヘッド部84から硝子基板71のフォトレジスト
面に照射されていき、その結果、フォトレジストがデー
タやグルーブに基づいて感光される。
ング部74のカッティング時の動作を実行制御するとと
もに、センサ86からの信号を監視しながらプリレコー
デッド情報発生部71、アドレス発生部72、切換部7
3を制御する。コントローラ70は、カッティング開始
時には、カッティング部74に対してカッティングヘッ
ド部84が最内周側からレーザ照射を開始するように、
基板回転/移送部85のスライド位置を初期位置とさせ
る。そして硝子基板101のCLV回転駆動と、トラッ
クピッチ0.35μmのグルーブを形成するためのスラ
イド移送を開始させる。この状態で、プリレコーデッド
情報発生部71から出荷時情報としてのプリレコーデッ
ド情報を出力させ、切換部73を介して信号処理部81
に供給させる。また、レーザ光源82からのレーザ出力
を開始させ、変調部83は信号処理部81からの変調信
号、即ちプリレコーデッド情報のFMコード変調信号に
基づいてレーザ光を変調させ、硝子基板101へのグル
ーブカッティングを実行させる。これにより、PBゾー
ンに相当する領域に、上述した図3(b)のようなグル
ーブのカッティングが行われていく。
信号から、カッティング動作がPBゾーンに相当する位
置まで進んだことを検出したら、切換部73をアドレス
発生部72側に切り換えると共に、アドレス発生部72
からアドレス値を順次発生させるように指示する。また
基板回転/移送部85には、トラックピッチ0.32μ
mのグルーブを形成するようにスライド移送速度を低下
させる。
ス情報が切換部73を介して信号処理部81に供給され
る。そして、レーザ光源82からのレーザ光は変調部8
3において信号処理部81からの変調信号、即ちアドレ
ス情報のMSK変調信号に基づいて変調され、その変調
レーザ光により硝子基板101へのグルーブカッティン
グが実行される。これにより、RWゾーンに相当する領
域に、上述した図3(a)のようなグルーブのカッティ
ングが行われていく。コントローラ70はセンサ86の
信号から、当該カッティング動作がリードアウトゾーン
の終端に達したことを検出したら、カッティング動作を
終了させる。
にPBゾーン及びRWゾーンとしてのウォブリンググル
ーブに対応する露光部が形成されていく。その後、現
像、電鋳等を行ないスタンパーが生成され、スタンパー
を用いて上述のディスクが生産される。
クドライブ装置、ディスク製造方法について説明してき
たが、本発明はこれらの例に限定されるものではなく、
要旨の範囲内で各種変形例が考えられるものである。
ンジマークとして記録されるものを示したが、ユーザー
データの記録方式は、書換可能又は追記可能な方式であ
ればよい。例えば光磁気記録方式、色素変化方式などの
記録方式に対応するディスク、やディスクドライブ装置
であっても本発明を適用できる。
変調を用いた例としたが、出荷時情報をユーザーデータ
と同じ変調方式としても良い。例えば上記例に準じて言
えば、ユーザーデータはRLL(1,7)PP方式であ
るため、出荷時情報もRLL(1,7)PP方式で変調
することも考えられる。
よれば、第1のデータ、第2のデータ、第3のデータと
して、それぞれに最適な記録方式、変調方式、記録密度
を用いたまま、ユーザーデータとしての第1のデータに
ついて大容量記録が可能な追記又は書換型ディスクを実
現すると共に、第3のデータとしての出荷時情報を適切
に記録できる。即ち第3のデータ、つまりプリレコーデ
ッド情報とされる出荷時情報について、高い信頼性を保
ちつつ、適切なデータ容量で、しかも改ざん不能な情報
として記録できるという効果がある。また本発明による
ディスクの場合は、ディスクドライブ装置側において
も、用いるデバイス/回路への影響が少なく、構成の簡
易化が実現でき、大きなコストアップも生じない。
挙げられる。第1のデータと第3のデータは、同一の誤
り訂正符号を用いている。このため第3のデータと第1
のデータはECC処理に関して同一のハードウェアを同
じものをつかうことができ、ディスクドライブ装置の低
コスト化及び構成の簡易化を促進できる。また、第1の
データは、第1のエラー訂正ブロック構造を有し、また
第3のデータは第2のエラー訂正ブロック構造を有する
ことで、第1,第3のデータについてそれぞれに適切な
エラー訂正ブロック構造とできる。特に、第3のデータ
の記録密度は、第1のデータの記録密度より緩くされて
いるとともに、記第1のエラー訂正ブロックの訂正符号
の符号数をmの倍数とし、上記第2のエラー訂正ブロッ
クの訂正符号の符号数を、上記第1のエラー訂正ブロッ
クの訂正符号の符号数のn/mとして、第2のエラー訂
正ブロックのデータ数を、第1のエラー訂正ブロックの
データ数のn/mとすることで、第1,第3のデータに
ついてそれぞれに適切なエラー訂正ブロック構造とした
うえで、エラー訂正処理にとって都合のよいものとする
ことができる。
のフレーム構造と、第1の訂正符号(例えばLDC)か
らなる第1のサブブロック構造と、第2の訂正符号(例
えばBIS)からなる第2のサブブロック構造とから構
成され、第2のエラー訂正ブロックは、第2のフレーム
構造と、上記第1の訂正符号(LDC)からなる第3の
サブブロック構造と、上記第2の訂正符号(BIS)か
らなる第4のサブブロック構造とから構成されるように
しても、第1のデータと第3のデータについて、同一の
誤り訂正符号を用いたうえで、それぞれについて好適な
エラー訂正ブロックを実現できる。特にこの場合、上記
第3のデータの記録密度は、上記第1のデータの記録密
度より緩くされているとともに、第1のサブブロックを
構成する第1の訂正符号の符号数をmの倍数とし、第3
のサブブロックを構成する第1の訂正符号の符号数を、
第1のサブブロックの訂正符号の符号数のn/mとし、
また第2のサブブロックを構成する第2の訂正符号の符
号数をpの倍数とし、第4のサブブロックを構成する第
2の訂正符号の符号数を、第2のサブブロックの訂正符
号の符号数のq/pとすることで、第1,第3のデータ
についてそれぞれに適切なエラー訂正ブロック構造とし
たうえで、エラー訂正処理にとって都合のよいものとす
ることができる。これらの場合において、「m」は
「2」のべき乗の値、「n」は「1」とすることが最適
である。
ングによって第3のデータを記録した領域としている。
このため、エンボスピットにより第3のデータを記録す
る必要が無くなる。そしてエンボスピットを形成する必
要がないため、グルーブの深さを浅くすることができ
る。つまりエンボスピットの再生特性を考慮せずに、グ
ルーブの深さを高密度記録にとって最適な状態に設定で
き、高密度記録に適切なものとできる。またディスクド
ライブ装置側では、第3のデータを第2のデータ(AD
IPアドレス情報)と同じウォブルチャンネルの再生系
で再生(ウォブル情報の抽出)することができる。
ータの記録密度は、第1のデータの記録密度より緩くす
ることで、SNRの点で不利なウォブリング信号であっ
ても品質よく再生することができる。また第3のデータ
は、FMコード変調等のバイフェーズ変調して記録して
いる。これにより信号を狭帯域化することができ、SN
Rを改善することができる。またPLL、ディテクショ
ン回路ともに簡易なハードウェアで構成することができ
る。或いは第3のデータを第1のデータと同一の変調方
式とした場合も、復調系回路構成を共用でき、ディスク
ドライブ装置の簡易化を促進できる。また第3のデータ
にはアドレス情報が含まれる。これによってディスクド
ライブ装置は再生専用領域において当該アドレスに基づ
いて適切にアクセス/再生動作を行うことができる。
明図である。
ある。
グ方式の説明図である。
ブロック及びデータフレーム構造の説明図である。
ブロック構造の説明図である。
のフレーム構造の説明図である。
である。
の説明図である。
である。
ンの説明図である。
図である。
ーンの説明図である。
明図である。
式の説明図である。
ブロック及びデータフレーム構造の説明図である。
ブロック構造の説明図である。
タのフレーム構造の説明図である。
タのフレーム構造の説明図である。
変換の説明図である。
変換の説明図である。
変換の説明図である。
図である。
変換の説明図である。
変換の説明図である。
変換の説明図である。
ブブロックのデータによるフレーム構成の説明図であ
る。
ブロック及びデータフレーム構造の説明図である。
タのフレーム構造の説明図である。
タのフレーム構造の説明図である。
ムシンクの説明図である。
ムシンク配置の説明図である。
ク図である。
ル回路のブロック図である。
グ装置のブロック図である。
ド機構、4 マトリクス回路、5 リーダ/ライタ回
路、6 変復調回路、7 ECCエンコーダ/デコー
ダ、8 ウォブル回路、9 アドレスデコーダ、10
システムコントローラ、11 サーボ回路、12 スピ
ンドルサーボ回路、13 レーザドライバ、20 AV
システム、70 コントローラ、71 プリレコーデッ
ド情報発生部、72 アドレス発生部、73 切換部、
74 カッティング部、100 ディスク
Claims (38)
- 【請求項1】 書換可能又は追記可能な記録方式による
第1のデータの記録再生及びグルーブのウォブリングに
より記録されている第2のデータの再生が可能とされる
記録再生領域と、 グルーブのウォブリングにより記録されている第3のデ
ータの再生のみが可能とされる再生専用領域とを備え、 上記第1のデータは、第1の変調方式で記録されるとと
もに、第1のエラー訂正ブロック構造を有し、 上記第2のデータは、第2の変調方式で記録されてお
り、 上記第3のデータは、第3の変調方式で記録されるとと
もに、上記第1のエラー訂正ブロック構造と同一の訂正
符号による第2のエラー訂正ブロック構造を有すること
を特徴とするディスク記録媒体。 - 【請求項2】 上記第1のエラー訂正ブロックは、 第1のフレーム構造と、第1の訂正符号からなる第1の
サブブロック構造と、第2の訂正符号からなる第2のサ
ブブロック構造とから構成され、 上記第2のエラー訂正ブロックは、 第2のフレーム構造と、上記第1の訂正符号からなる第
3のサブブロック構造と、上記第2の訂正符号からなる
第4のサブブロック構造とから構成されることを特徴と
する請求項1に記載のディスク記録媒体。 - 【請求項3】 上記第2のデータ及び第3のデータは、
予め形成されたウォブリンググルーブによって記録され
ており、 上記第1のデータは、上記書換可能な記録方式として、
上記ウォブリンググルーブによるトラック上への相変化
マークによる記録方式で記録されることを特徴とする請
求項1に記載のディスク記録媒体。 - 【請求項4】 上記第2のデータ及び第3のデータは、
予め形成されたウォブリンググルーブによって記録され
ており、 上記第1のデータは、上記書換可能な記録方式として、
上記ウォブリンググルーブによるトラック上への光磁気
マークによる記録方式で記録されることを特徴とする請
求項1に記載のディスク記録媒体。 - 【請求項5】 上記再生専用領域に記録される第3のデ
ータには、アドレス情報が含まれていることを特徴とす
る請求項1に記載のディスク記録媒体。 - 【請求項6】 上記第3のデータの記録密度は、上記第
1のデータの記録密度より緩くされているとともに、 上記第1のエラー訂正ブロックの訂正符号の符号数をm
の倍数とし、 上記第2のエラー訂正ブロックの訂正符号の符号数を、
上記第1のエラー訂正ブロックの訂正符号の符号数のn
/mとすることで、 上記第2のエラー訂正ブロックのデータ数を、上記第1
のエラー訂正ブロックのデータ数のn/mとした(但
し、n及びmは正の整数)、 ことを特徴とする請求項1に記載のディスク記録媒体。 - 【請求項7】 上記第3のデータの記録密度は、上記第
1のデータの記録密度より緩くされているとともに、 上記第1のサブブロックを構成する上記第1の訂正符号
の符号数をmの倍数とし、 上記第3のサブブロックを構成する上記第1の訂正符号
の符号数を、上記第1のサブブロックの訂正符号の符号
数のn/mとすることで、 上記第3のサブブロックのデータ数を、上記第1のサブ
ブロックのデータ数のn/mとし(但し、n及びmは正
の整数)、 さらに、 上記第2のサブブロックを構成する上記第2の訂正符号
の符号数をpの倍数とし、 上記第4のサブブロックを構成する上記第2の訂正符号
の符号数を、上記第2のサブブロックの訂正符号の符号
数のq/pとすることで、 上記第4のサブブロックのデータ数を、上記第2のサブ
ブロックのデータ数のq/pとした(但し、p及びqは
正の整数)、 ことを特徴とする請求項2に記載のディスク記録媒体。 - 【請求項8】 上記「m」は、「2」のべき乗の値とし
たことを特徴とする請求項6又は請求項7に記載のディ
スク記録媒体。 - 【請求項9】 上記「n」は、「1」としたことを特徴
とする請求項6又は請求項7又は請求項8に記載のディ
スク記録媒体。 - 【請求項10】 上記第1のエラー訂正ブロック、及び
上記第2のエラー訂正ブロックのブロック長は、ディス
ク上にトラック1周回以内で記録できるブロック長とさ
れていることを特徴とする請求項1に記載のディスク記
録媒体。 - 【請求項11】 上記第1のエラー訂正ブロックのフレ
ーム数、及び上記第2のエラー訂正ブロックのフレーム
数を、上記訂正符号内のデータ数と同程度もしくはそれ
以上とすることを特徴とする請求項1に記載のディスク
記録媒体。 - 【請求項12】 上記第1のエラー訂正ブロックのフレ
ーム数、及び上記第2のエラー訂正ブロックのフレーム
数を、上記第1の訂正符号の符号語数と上記第2の訂正
符号の符号語数の和と同程度もしくはそれ以上とするこ
とを特徴とする請求項2に記載のディスク記録媒体。 - 【請求項13】 上記第2のフレーム中の、上記第3の
サブブロックに相当するデータの一部に同期信号を配
し、 上記第2のフレーム中の第4のサブブロックに相当する
データの一部にアドレスユニット番号を設けたことを特
徴とする請求項2に記載のディスク記録媒体。 - 【請求項14】 上記第1のエラー訂正ブロック及び上
記第2のエラー訂正ブロックにはリンキング用のフレー
ムが付加されていることを特徴とする請求項1に記載の
ディスク記録媒体。 - 【請求項15】 上記第1のエラー訂正ブロックにはリ
ンキング用のフレームが付加され、 上記第2のエラー訂正ブロックには、リンキング用のフ
レームが付加されていないことを特徴とする請求項1に
記載のディスク記録媒体。 - 【請求項16】 上記第1の変調方式はRLL(1、
7)PP方式であり、 上記第2の変調方式はMSK変調方式であり、 上記第3の変調方式はバイフェーズ変調方式であること
を特徴とする請求項1に記載のディスク記録媒体。 - 【請求項17】 上記第1の変調方式と上記第3の変調
方式は同一の変調方式であることを特徴とする請求項1
に記載のディスク記録媒体。 - 【請求項18】 上記第1の変調方式と上記第3の変調
方式はRLL(1、7)PP方式であり、 上記第2の変調方式はMSK変調方式であることを特徴
とする請求項1に記載のディスク記録媒体。 - 【請求項19】 書換可能又は追記可能な記録方式によ
る第1のデータの記録再生及びグルーブのウォブリング
により記録されている第2のデータの再生が可能とされ
る記録再生領域と、グルーブのウォブリングにより記録
されている第3のデータの再生のみが可能とされる再生
専用領域とを備え、上記第1のデータは、第1の変調方
式で記録されるとともに、第1のエラー訂正ブロック構
造を有し、上記第2のデータは、第2の変調方式で記録
されており、上記第3のデータは、第3の変調方式で記
録されるとともに、上記第1のエラー訂正ブロック構造
と同一の訂正符号による第2のエラー訂正ブロック構造
を有するディスク記録媒体に対して、データの記録又は
再生を行うディスクドライブ装置であって、 上記グルーブにより形成されるトラックに対してレーザ
照射を行い反射光信号を得るヘッド手段と、 上記反射光信号からトラックのウォブリングに係る信号
を抽出するウォブリング抽出手段と、 上記反射光信号から上記第1のデータに係る信号を抽出
する第1データ信号抽出手段と、 上記記録再生領域の再生時において、上記ウォブリング
抽出手段によって抽出された上記ウォブリングに係る信
号について第2の変調方式に対する復調を行なう第2デ
ータ復調手段と、 上記記録再生領域の再生時において、上記第1データ抽
出手段によって抽出された上記第1のデータに係る信号
について上記第1の変調方式に対する復調を行なう第1
データ復調手段と、 上記再生専用領域の再生時において、上記ウォブリング
抽出手段によって抽出された上記ウォブリングに係る信
号について上記第3の変調方式に対する復調を行なう第
3データ復調手段と、 上記第1データ復調手段の復調出力と、上記第3データ
復調手段の復調出力に対して上記エラー訂正符号による
エラー訂正処理を行うエラー訂正手段と、 上記記録再生領域の記録再生時には、上記第2データ復
調手段の処理を実行させるとともに上記エラー訂正手段
に対して上記第1のエラー訂正ブロックに対する処理を
指示し、上記再生専用領域の再生時には、上記第3デー
タ復調手段の処理を実行させるとともに上記エラー訂正
手段に対して上記第2のエラー訂正ブロックに対する処
理を指示する制御手段と、 を備えたことを特徴とするディスクドライブ装置。 - 【請求項20】 上記エラー訂正手段は、第1のフレー
ム構造と、第1の訂正符号からなる第1のサブブロック
構造と、第2の訂正符号からなる第2のサブブロック構
造とから構成される上記第1のエラー訂正ブロックに関
してエンコード及びデコード可能とされるとともに、 第2のフレーム構造と、上記第1の訂正符号からなる第
3のサブブロック構造と、上記第2の訂正符号からなる
第4のサブブロック構造とから構成される上記第2のエ
ラー訂正ブロックに関してデコード可能とされることを
特徴とする請求項19に記載のディスクドライブ装置。 - 【請求項21】 上記制御手段は、上記記録再生領域に
おいては、上記第2のデータとして抽出されるアドレス
情報に基づいて上記ヘッド手段のアクセスを実行させ、 上記再生専用領域においては上記第3のデータに含まれ
ているアドレス情報に基づいて上記ヘッド手段のアクセ
スを実行させることを特徴とする請求項19に記載のデ
ィスクドライブ装置。 - 【請求項22】 上記エラー訂正手段は、上記第1のエ
ラー訂正ブロックの訂正符号の符号数をmの倍数とし、
上記第2のエラー訂正ブロックの訂正符号の符号数を、
上記第1のエラー訂正ブロックの訂正符号の符号数のn
/m(但し、n及びmは正の整数)として処理を行うこ
とを特徴とする請求項19に記載のディスクドライブ装
置。 - 【請求項23】 上記エラー訂正手段は、 上記第1のサブブロックを構成する上記第1の訂正符号
の符号数をmの倍数とし、上記第3のサブブロックを構
成する上記第1の訂正符号の符号数を、上記第1のサブ
ブロックの訂正符号の符号数のn/m(但し、n及びm
は正の整数)とし、 さらに、上記第2のサブブロックを構成する上記第2の
訂正符号の符号数をpの倍数とし、上記第4のサブブロ
ックを構成する上記第2の訂正符号の符号数を、上記第
2のサブブロックの訂正符号の符号数のq/p(但し、
p及びqは正の整数)として処理を行うことを特徴とす
る請求項20に記載のディスクドライブ装置。 - 【請求項24】 上記「m」は、「2」のべき乗の値と
したことを特徴とする請求項22又は請求項23に記載
のディスクドライブ装置。 - 【請求項25】 上記「n」は、「1」としたことを特
徴とする請求項22又は請求項23又は請求項24に記
載のディスクドライブ装置。 - 【請求項26】 上記第1の変調方式はRLL(1、
7)PP方式であり、 上記第2の変調方式はMSK変調方式であり、 上記第3の変調方式はバイフェーズ変調方式であること
を特徴とする請求項19に記載のディスクドライブ装
置。 - 【請求項27】 上記第1の変調方式と上記第3の変調
方式は同一の変調方式であることを特徴とする請求項1
9に記載のディスクドライブ装置。 - 【請求項28】 上記第1の変調方式と上記第3の変調
方式はRLL(1、7)PP方式であり、 上記第2の変調方式はMSK変調方式であることを特徴
とする請求項19に記載のディスクドライブ装置。 - 【請求項29】 書換可能又は追記可能な記録方式によ
る第1のデータの記録再生及びグルーブのウォブリング
により記録されている第2のデータの再生が可能とされ
る記録再生領域と、グルーブのウォブリングにより記録
されている第3のデータの再生のみが可能とされる再生
専用領域とを備え、上記第1のデータは、第1の変調方
式で記録されるとともに、第1のエラー訂正ブロック構
造を有し、上記第2のデータは、第2の変調方式で記録
されており、上記第3のデータは、第3の変調方式で記
録されるとともに、上記第1のエラー訂正ブロック構造
と同一の訂正符号による第2のエラー訂正ブロック構造
を有するディスク記録媒体に対する再生方法として、 上記記録再生領域の再生時には、 上記グルーブにより形成されるトラックに対してレーザ
照射を行った際の反射光信号から、トラックのウォブリ
ングに係る信号、及び上記第1のデータに係る信号を抽
出し、抽出された上記ウォブリングに係る信号について
上記第2の変調方式に対する復調を行ってアドレス情報
をデコードするとともに、抽出された上記第1のデータ
に係る信号について上記第1の変調方式に対する復調、
及び上記エラー訂正符号による上記第1のエラー訂正ブ
ロックに対してエラー訂正処理を行って上記第1のデー
タを再生し、 上記再生専用領域の再生時には、 上記グルーブにより形成されるトラックに対してレーザ
照射を行った際の反射光信号から、トラックのウォブリ
ングに係る信号を抽出し、抽出された上記ウォブリング
に係る信号について上記第3の変調方式に対する復調、
及び上記エラー訂正符号による上記第2のエラー訂正ブ
ロックに対してエラー訂正処理を行って上記第3のデー
タを再生する、 ことを特徴とする再生方法。 - 【請求項30】 上記記録再生領域の再生時には、第1
のフレーム構造と、第1の訂正符号からなる第1のサブ
ブロック構造と、第2の訂正符号からなる第2のサブブ
ロック構造とから構成される上記第1のエラー訂正ブロ
ックに対してエラー訂正処理を行い、 上記再生専用領域の再生時には、第2のフレーム構造
と、上記第1の訂正符号からなる第3のサブブロック構
造と、上記第2の訂正符号からなる第4のサブブロック
構造とから構成される上記第2のエラー訂正ブロックに
対してエラー訂正処理を行うことを特徴とする請求項2
9に記載の再生方法。 - 【請求項31】 上記記録再生領域の再生時には、上記
第2のデータとして抽出されるアドレス情報に基づいて
アクセスを実行し、 上記再生専用領域の再生時には、上記第3のデータに含
まれているアドレス情報に基づいてアクセスを実行する
ことを特徴とする請求項29に記載の再生方法。 - 【請求項32】 上記エラー訂正処理においては、上記
第1のエラー訂正ブロックの訂正符号の符号数をmの倍
数とし、上記第2のエラー訂正ブロックの訂正符号の符
号数を、上記第1のエラー訂正ブロックの訂正符号の符
号数のn/m(但し、n及びmは正の整数)として処理
を行うことを特徴とする請求項29に記載の再生方法。 - 【請求項33】 上記エラー訂正処理においては、 上記第1のサブブロックを構成する上記第1の訂正符号
の符号数をmの倍数とし、上記第3のサブブロックを構
成する上記第1の訂正符号の符号数を、上記第1のサブ
ブロックの訂正符号の符号数のn/m(但し、n及びm
は正の整数)とし、 さらに、上記第2のサブブロックを構成する上記第2の
訂正符号の符号数をpの倍数とし、上記第4のサブブロ
ックを構成する上記第2の訂正符号の符号数を、上記第
2のサブブロックの訂正符号の符号数のq/p(但し、
p及びqは正の整数)として処理を行うことを特徴とす
る請求項30に記載の再生方法。 - 【請求項34】 上記「m」は、「2」のべき乗の値と
したことを特徴とする請求項32又は請求項33に記載
の再生方法。 - 【請求項35】 上記「n」は、「1」としたことを特
徴とする請求項32又は請求項33又は請求項34に記
載の再生方法。 - 【請求項36】 上記第1の変調方式はRLL(1、
7)PP方式であり、 上記第2の変調方式はMSK変調方式であり、 上記第3の変調方式はバイフェーズ変調方式であること
を特徴とする請求項29に記載の再生方法。 - 【請求項37】 上記第1の変調方式と上記第3の変調
方式は同一の変調方式であることを特徴とする請求項2
9に記載の再生方法。 - 【請求項38】 上記第1の変調方式と上記第3の変調
方式はRLL(1、7)PP方式であり、 上記第2の変調方式はMSK変調方式であることを特徴
とする請求項29に記載の再生方法。
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