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JP2003122474A - コンピュータ装置、画像表示方法、プログラム、記録媒体 - Google Patents

コンピュータ装置、画像表示方法、プログラム、記録媒体

Info

Publication number
JP2003122474A
JP2003122474A JP2001298137A JP2001298137A JP2003122474A JP 2003122474 A JP2003122474 A JP 2003122474A JP 2001298137 A JP2001298137 A JP 2001298137A JP 2001298137 A JP2001298137 A JP 2001298137A JP 2003122474 A JP2003122474 A JP 2003122474A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
movement
predetermined image
display
predetermined
distance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001298137A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Ichikawa
治 市川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
International Business Machines Corp
Original Assignee
International Business Machines Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by International Business Machines Corp filed Critical International Business Machines Corp
Priority to JP2001298137A priority Critical patent/JP2003122474A/ja
Publication of JP2003122474A publication Critical patent/JP2003122474A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ソフトウェアキーボード等の表示ウィンドウ
を移動する際の操作性を向上する。 【解決手段】 ユーザがソフトウェアキーボードの移動
ボタンをポインティングしたか否かを判断し(ステップ
S5)、ポインティングしたと判断された場合には、押
された移動ボタン内のポインティング位置(タッチ位
置)に基づいてソフトウェアキーボードの表示ウィンド
ウの移動すべき量を算出する(ステップS15)。そし
て、算出された移動量に基づいて、表示ウィンドウの表
示画面内における位置を移動させる(ステップS1
7)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ画像を表示
画面内において移動可能に表示するコンピュータ装置お
よび画像表示装置等に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、携帯可能な小型端末等の
ようにキーボードが省略あるいは小型化されたコンピュ
ータ装置においては、操作性向上のために、表示画面内
にキーボードの画像を表示し、表示したキーボード内の
文字を、マウス等のポインティングデバイスを用いてポ
インティングして選択する、いわゆる、ソフトウェアキ
ーボードによるデータ入力方法が採用されることが多
い。こうしたソフトウェアキーボードの画像の例を図1
7に示す。図17に示すソフトウェアキーボード100
には、そのウィンドウの内部に、キーが表示されるデー
タ入力領域101と、ソフトウェアキーボード100の
表示画面内における位置を移動するための位置移動領域
102とが表示されている。ソフトウェアキーボード1
00のウィンドウにより、使用したいアプリケーション
のウィンドウが隠されてしまうような場合には、この位
置移動領域102をマウス等のポインティングデバイス
によりポインティングをして選択し、さらに画面上でド
ラッグすることにより、ソフトウェアキーボード100
のウィンドウを表示画面内の所望の位置に移動すること
ができる。
【0003】ところで、近年、初心者や高齢者等のコン
ピュータ操作に不慣れなユーザが容易にも使用できるよ
うに、表示画面とタッチパネルとを一体的に形成し、タ
ッチパネルからデータ入力を行うことの可能な端末が実
現している。このような端末においては、表示画面上の
画像に指で触れることにより、画像の特定部分をポイン
ティングすることが可能であるが、画像をポインティン
グした状態でのドラッグ操作は困難である。そこで、こ
うした端末におけるソフトウェアキーボードは、図18
のように構成されている。図18に示すソフトウェアキ
ーボード104には、そのウィンドウの位置を移動する
ための位置移動ボタン105が表示されており、画面上
でソフトウェアキーボード104を移動する必要がある
場合には、位置移動ボタン105に触れることにより、
ウィンドウが位置移動ボタン105が示す方向に所定の
移動量で移動するようになっている。図18のようなソ
フトウェアキーボード104は、タッチパネルを有する
端末だけでなく、マウスのドラッグ操作を行うことが難
しい初心者や高齢者に適したコンピュータ装置の入力手
段としても有効である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図18
のようなソフトウェアキーボード104では、位置移動
ボタン105を選択した場合のウィンドウの移動量を所
定量に決定する必要がある。この場合、位置移動ボタン
105が一回選択された場合のウィンドウ移動量を小さ
く設定すると、目的の位置まで何回も位置移動ボタン1
05を押さなければならず、また、移動量を大きく設定
すると、きめの細かい位置設定ができなくなり、操作性
が悪くなるという問題点が生じる。
【0005】本発明は、このような技術的課題に基づい
てなされたもので、ソフトウェアキーボード等のウィン
ドウを移動する際の操作性を向上することができるよう
なコンピュータ装置等を提供することを主たる目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的のもと、本発
明のコンピュータ装置は、表示画面内に所定画像を表示
する表示部と、表示部に対して所定画像の表示指示を行
う画像処理部とを備え、画像処理部が、ユーザが所定画
像をポインティングした位置に基づいて所定画像の移動
量を算出するとともに、移動量に基づいて、所定画像の
表示画面内における位置を移動させる画像位置移動手段
を有していることを特徴としている。このような構成に
より、ユーザが表示ウィンドウ等の所定画像のうち、異
なる位置をポインティングすることにより、表示ウィン
ドウ等の画面内における移動量を調整することができ
る。
【0007】この場合、所定画像が、当該所定画像の移
動指示を入力するための移動入力領域を少なくとも一つ
含み、画像位置移動手段が、移動入力領域内におけるポ
インティングがなされた位置に応じて移動量を算出する
ようにすれば、移動ボタン等の移動入力領域をポインテ
ィングすることにより簡単に所定画像の位置移動を調整
することができる。
【0008】また、表示部が、所定の位置に対して接触
操作がなされることにより、その接触位置座標を検出可
能なタッチパネルが一体的に形成されたものであれば、
タッチパネル入力のコンピュータ装置において、ドラッ
グ操作等を行うことなく、表示ウィンドウ等の所定画像
を移動することができる。なお、このコンピュータ装置
には、ユーザがポインティングの操作を行うためのポイ
ンティングデバイスが更に備えられていてもよい。
【0009】また、本発明は、画像表示方法の発明とし
ても捉えることができる。すなわち、本発明が適用され
た画像表示方法は、所定画像を表示画面に表示させる第
一のステップと、所定画像のうちこの所定画像の移動を
制御するための移動入力領域の一部がユーザの操作によ
りポインティングされたことおよびその位置を検出する
第二のステップと、第二のステップにおいて検出した位
置と所定画像内の所定の基準位置との距離に基づいて、
所定画像の表示画面内での移動量を算出する第三のステ
ップと、移動量に基づいて、所定画像の表示位置を変更
する第四のステップとを備えたことを特徴としている。
こうした構成によって、ユーザは、表示ウィンドウ等の
所定画像を移動すべき距離に応じて、所定の基準位置の
近くの部分または遠くの部分をポインティングすること
により、所定画像を所望の移動量で移動させることがで
きる。
【0010】この場合、第三のステップにおいて、第二
のステップにおいて検出した位置と所定の基準位置との
間の、所定画像を移動すべき所定方向の距離に基づい
て、所定画像の所定方向の移動量を算出するようにすれ
ば、所定の基準位置から、所定画像を移動すべき方向に
ある点をポインティングすることによって、所定画像を
所望の方向に移動させることができる。また、第三のス
テップにおいて、表示画面内における所定画像の位置に
応じて、移動量を算出するようにすれば、例えば、所定
画像と表示画面の縁部との間の余白が少ない場合等に、
所定画像が画面の外にはみだすようなことを避けること
ができる。
【0011】また、本発明は、プログラムの発明として
も捉えることができる。すなわち、本発明が適用された
プログラムは、コンピュータ装置を、表示画面に対して
所定画像とこの所定画像の位置変更指示を入力するため
の移動入力領域とを表示させる第一の手段と、ユーザに
よる移動入力領域のポインティング位置を検出する第二
の手段と、移動入力領域内におけるポインティング位置
に応じて、所定画像を表示画面内において移動すべき距
離を決定する第三の手段と、として機能させることを特
徴としている。
【0012】ここで、第三の手段は、所定の基準位置か
らポインティングがなされた位置までの所定画像を移動
すべき方向への距離と、あらかじめ定められた基準距離
との比率に基づいて所定画像の移動すべき距離を計算す
ることが好適である。この場合、第三の手段は、この比
率における所定画像を移動すべき距離の変化率を、比率
の値に基づいて変化させるようにしてもよい。すなわ
ち、この比率と所定画像を移動すべき距離とが比例関係
となっていなくてもよい。
【0013】また、第一の手段は、移動入力領域を、移
動すべき方向がその長手方向となるような形状に表示
し、第三の手段は、基準距離を、基準位置から移動入力
領域の移動方向の端部までの距離とするようにすれば、
例えば、細長い移動入力領域のうち、端部からどのくら
いの位置をポインティングするかで、所定画像の移動量
を調整することができる。さらに、第一の手段は、所定
画像をソフトウェアキーボードとして表示するようにし
てもよい。
【0014】また、本発明は、表示画面を有するコンピ
ュータ装置に実行させるプログラムを、当該コンピュー
タ装置が読み取り可能に記録した記録媒体の発明として
も捉えることができる。この場合、プログラムが、表示
画面に対して、所定画像と、当該所定画像の表示画面内
における移動指示を入力するための移動領域とを表示す
る第一の手順と、ユーザによりポインティングされた移
動領域内の位置座標を検出する第二の手順と、位置座標
の大小に応じて所定画像の移動距離の大小が変化するよ
うに、所定画像の表示画面内における移動量を計算する
第三の手順とをコンピュータ装置に実行させるものであ
ることが好適である。
【0015】ここで、第二の手順において、位置座標を
検出するための座標を、移動領域によって所定画像が移
動される方向の座標として設定するとともに、この座標
の原点を、移動領域の座標方向の端部または中央部に決
定するようにすれば、移動領域の中でポインティングさ
れた位置から移動領域の端部または中央部までの距離に
応じて、所定画像の移動量を算出することができる。
【0016】また第二の手順において、位置座標を検出
するための座標を、移動領域によって所定画像が移動さ
れる方向に設定するとともに、表示画面内における所定
画像の位置を参照して、移動領域内において当該座標の
原点を決定するようにしてもよい。これにより、例え
ば、所定画像が表示画面の所定方向の端部にある場合
に、座標原点を移動ボタンの所定方向の端部として、移
動ボタンの当該端部をポインティングしたときに、所定
画像が移動しないようにし、移動ボタンの他の部分をポ
インティングした際に、所定画像が所定方向と反対方向
のみに移動するようにすることもできる。
【0017】また、第三の手順では、ユーザによる一回
のポインティング操作に対応する所定画像の最大移動量
を所定値とすることが好適である。この場合、最大移動
量を、所定画像と表示画面の端部との間の、所定画像を
移動すべき方向の距離に基づいて計算するようにすれば
よい。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す実施の形態
に基づいてこの発明を詳細に説明する。図1は、本実施
の形態におけるコンピュータ装置の全体構成を説明する
ためのブロック図である。図1に示すコンピュータ装置
1は、CPU2、表示パネル3aおよびタッチパネル3
bからなる表示部3、RAM4、記憶装置5、入力手段
6を備えるとともに、これらがバス7を介して接続され
た構成となっている。CPU2は、記憶装置5内に格納
されているプログラムをRAM4内のプログラム領域に
展開してコンピュータ装置1内の各部を制御する処理を
実行する。ここで、CPU2は、マルチタスク・マルチ
ウィンドウ機能を有するオペレーションシステム上で、
ユーザインタフェース用プログラムおよびアプリケーシ
ョンプログラム等のソフトウェアを実行するとともに、
ユーザインタフェース用プログラムの一つとして、後述
するソフトウェアキーボードプログラムを実行する。
【0019】表示部3は、表示パネル3aとタッチパネ
ル3bとが一体的に構成されており、CPU2が行う処
理に応じてその表示内容が制御される。また、タッチパ
ネル3bは、その表面に指が接触するごとに、その接触
座標位置を検出してCPU2に出力する。
【0020】次に、CPU2において行われる処理内容
の一例を説明する。以下に説明する処理は、CPU2
が、上述したようなオペレーションシステム上で、エデ
ィタ等のターゲットプログラムを実行して表示パネル3
aにターゲットウィンドウを表示した際に、ソフトウェ
アキーボードプログラムを実行する処理であって、より
具体的には、タッチパネル3bからの出力信号に基づき
入力データをターゲットウィンドウに表示したり、ある
いは、ソフトウェアウェアキーボードの表示パネル3a
内における位置を変更する処理である。
【0021】図2に、ソフトウェアキーボードプログラ
ムに基づいてCPU2が行う処理の内容を示す。まず、
CPU2は、入力手段6(図1参照)における所定の操
作内容に基づいて、ソフトウェアキーボードを表示パネ
ル3aに表示させる(ステップS1)。この場合の画面
例を図3に示す。図3中、符号10は、ソフトウェアキ
ーボードの表示ウィンドウ(所定画像)、11はエディ
タ等のターゲットウィンドウである。図中に示すように
ソフトウェアキーボードの表示ウィンドウ10は、ター
ゲットウィンドウ11に対して文字入力を行うための文
字入力領域12の他に、表示ウィンドウ10を移動させ
るためのウィンドウ移動領域(移動入力領域、移動領
域)13を表示している。文字入力領域12は、「あ」
「い」「う」…などの文字ボタンや、ひらがな・カタカ
ナ・漢字・アルファベット等の切り替えボタン、改行や
訂正、あるいは選択した文字列を変換・確定するための
機能ボタン等、文字入力を行うための文字入力ボタン1
4と、ソフトウェアキーボードのプログラムを終了させ
る終了ボタン15、ソフトウェアキーボードの画面サイ
ズを最小化する最小化ボタン16等を配列した構成とな
っている。そして、ユーザがタッチパネル3b上におい
て文字入力ボタン14に対応する位置を接触操作により
ポインティングした場合には、CPU2は、文字入力ボ
タン14が表示する文字データ、または、複数の文字デ
ータを変換処理したデータを、入力データとしてターゲ
ットウィンドウ11に表示させるようになっている。ま
た、ウィンドウ移動領域13には、表示ウィンドウ10
を上下方向に移動させるための上方向移動ボタン18U
および下方向移動ボタン18Dと、表示ウィンドウ10
を左右方向に移動させるための左方向移動ボタン18L
および右方向移動ボタン18Rとが表示されている。こ
れら上方向移動ボタン18U、下方向移動ボタン18
D、左方向移動ボタン18L、および右方向移動ボタン
18Rからなる移動ボタン(移動入力領域、移動領域)
18には、当該移動ボタン18を選択した際に表示パネ
ル3aを移動することができる方向の矢印が表示されて
いる。また、これらの移動ボタン18は、この矢印の方
向が長手方向となるような矩形形状に形成されている。
【0022】本実施の形態では、上方向移動ボタン18
Uおよび下方向移動ボタン18Dは、その長手方向(上
下方向)に互いに隣接するように配置されており、上方
向移動ボタン18Uおよび下方向移動ボタン18Dを分
割する分割線19から、ボタン内のうちユーザが触れた
位置(ポインティングした位置)までの矢印方向への距
離に応じて、CPU2が表示ウィンドウ10を移動すべ
き距離を算出するようになっている。つまり、上方向移
動ボタン18Uにユーザが触れた場合には、上方向移動
ボタン18Uの下端縁(基準位置)18U1からユーザ
が触れた位置までの、(上方向移動ボタン18Uに表示
された)矢印方向への距離に応じて表示ウィンドウ10
の表示位置が矢印方向(上方向)に移動し、また、下方
向移動ボタン18Dにユーザが触れた場合には、下方向
移動ボタン18Dの上端縁(基準位置)18D1からユ
ーザが触れた位置までの、(下方向移動ボタン18Dに
表示された)矢印方向への距離に応じて表示ウィンドウ
10の表示位置が矢印方向(下方向)に移動するように
なっている。なお、ここでは、上方向移動ボタン18U
と下方向移動ボタン18Dとが隣接して表示される例が
示されているが、双方のボタンの間にスペースを設ける
実施形態も可能であることはいうまでもない。こうした
実施形態においては、上方向移動ボタン18Uの下端縁
18U1または下方向移動ボタン18Dの上端縁18D
1からユーザが触れた位置までの距離に応じて表示ウィ
ンドウ10の表示位置を移動するようにする。
【0023】また、同様に本実施の形態では、左方向移
動ボタン18Lおよび右方向移動ボタン18Rも、その
長手方向に互いに隣接するように配置されており、左方
向移動ボタン18Lおよび右方向移動ボタン18Rを分
割する分割線20から、ボタン内のうちユーザが触れた
位置までの矢印方向の距離に応じて、CPU2が表示ウ
ィンドウ10を移動すべき距離を算出する。つまり、左
方向移動ボタン18Lにユーザが触れた場合には、左方
向移動ボタン18Lの右端縁(基準位置)18L1から
ユーザが触れた位置までの、(左方向移動ボタン18L
に表示された)矢印方向の距離に応じて表示ウィンドウ
10の表示位置が矢印方向(左方向)に移動し、また、
右方向移動ボタン18Rにユーザが触れた場合には、右
方向移動ボタン18Rの左端縁(基準位置)18R1か
らユーザが触れた位置までの、(右方向移動ボタン18
Rに表示された)矢印方向の距離に応じて表示ウィンド
ウ10の表示位置が矢印方向(左方向)に移動するよう
になっている。なお、この場合においても、左方向移動
ボタン18Lと右方向移動ボタン18Rとの間にスペー
スを設ける実施形態を採用することができることはいう
までもない。こうした実施形態では、左方向移動ボタン
18Lの右端縁18L1または右方向移動ボタン18R
の左端縁18R1からユーザが触れた位置までの距離に
応じて表示ウィンドウ10の表示位置を移動するように
する。
【0024】次に、CPU2は、表示ウィンドウ10内
のいずれかのボタンが選択されたか否かを判断し(ステ
ップS3)、選択されていない場合には、それ以前の状
態に戻りステップS3以下の処理を繰り返す。すなわ
ち、CPU2は、ボタンの選択による指示入力の待機状
態に入る。一方、ステップS3でいずれかのボタンが選
択されたと判断された場合には、次のステップS5に進
む。ステップS5では、タッチパネル3bから出力され
たボタンの選択位置座標を参照して、選択されたボタン
が移動ボタン18であるか否かを判断する。このステッ
プS5で、選択されたボタンが移動ボタン18でないと
判断された場合には、次のステップS7〜ステップS1
3で、従来のソフトウェアキーボードと同様の処理を行
う。すなわち、まず、選択されたボタンが文字入力ボタ
ン14であるか否かを判断し(ステップS7)、文字入
力ボタン14である場合には、選択された文字列をター
ゲットウィンドウ11に出力したり、ボタンに対応する
変換や確定等の処理を行ったりする(ステップS9)。
また、ステップS4において、選択されたボタンが文字
ボタンでない場合には、終了ボタン15または最小化ボ
タン16が選択された否かを判断し(ステップS1
1)、終了ボタン15または最小化ボタン16が選択さ
れたと判断される場合には、ソフトウェアキーボードの
終了処理または表示ウィンドウ10の最小化処理を行う
(ステップS13)。また、ステップS11において、
終了ボタン15または最小化ボタン16が選択されてい
ないと判断される場合には、ステップS3以前の状態に
戻ってそれ以下の処理を繰り返すようにする。
【0025】また、ステップS5において、選択された
ボタンが移動ボタン18である場合には、選択された移
動ボタン18のタッチ位置から表示ウィンドウ10を移
動すべき量を算出する(ステップS15)。ステップS
15における手順の詳細を図4に示す。図4に示すよう
に、まず、CPU2は、ユーザが触れた移動ボタン18
における表示ウィンドウ10を移動すべき方向と反対方
向の端縁から、ユーザが触れた位置までの距離を求め
る。具体的には、図5に示すように、例えば右方向移動
ボタン18Rの場合、右方向移動ボタン18Rの左端縁
18R1を原点Oとし右方向(矢印方向)に正となるよ
うな仮想座標系x1を考え、この仮想座標系x1におけ
るユーザがタッチした位置(図中星印)の座標により、
右方向移動ボタン18Rの左端縁18R1からユーザが
タッチした位置までの距離xを求める(ステップS15
1)。次に記憶装置5に予め記憶された関数Fを読み出
す(ステップS153)。この関数Fは、F(0)=0
かつF(1)=1を満たす関数であり、例えば、図6に
示すように、F(t)=t (0≦t≦1)として設定
される。さらに、CPU2は、以下の[数1]により、
表示ウィンドウ10を移動すべき量Yを算出する(ステ
ップS155)。
【数1】 ここに、Lはあらかじめ定められた基準距離であり、具
体的には、図5に示すように移動ボタン18の長手方向
の長さ寸法である。また、YmaxおよびYminは、
予め設定された値であり、それぞれ、右方向移動ボタン
18Rの右端縁18R2(図5参照)を押したとき(X
=L)の表示ウィンドウ10の移動量、および右方向移
動ボタン18Rの左端縁18R1を押したとき(x=
0)の表示ウィンドウ10の移動量を表す。ここで、Y
maxには例えば所定の固定値が設定される。[数1]
のように表示ウィンドウ10の移動量を設定することに
よって、ユーザによるタッチ位置の座標xと表示ウィン
ドウ10の移動量Yとの関係は、図7のようになる(Y
min=0の場合)。これにより、右方向移動ボタン1
8Rの左端縁18R1からタッチ位置までの距離xに比
例して、予め設定された移動量Ymax以内で移動量Y
が計算されることとなる。また、左方向移動ボタン18
L、上方向移動ボタン18U、下方向移動ボタン18D
がタッチされた場合にも、同様に、表示ウィンドウ10
を移動すべき方向と反対方向の端縁18L1,18U
1,18D1からタッチ位置までの距離xに比例して、
表示ウィンドウ10の移動量Yが算出される。そして、
ステップS15において算出した移動量Yと、移動ボタ
ン18の種類に応じて、CPU2は、表示ウィンドウ1
0の移動を行う(ステップS17)。具体的には、例え
ばユーザが、右方向移動ボタン18Rのうち左端縁18
R1に近い部分にタッチした場合には、図8のように表
示ウィンドウ10が元の位置(鎖線で示した位置)から
少量移動し、右方向移動ボタン18Rのうち右端縁18
R2に近い部分にタッチした場合には、図9のように表
示ウィンドウ10が元の位置から大きく移動する。同様
に、下方向移動ボタン18Dについても、そのタッチ位
置に応じて、図10、図11のように、表示ウィンドウ
10の下方向移動量を少量に、または大きく移動するよ
うに調整することができる。
【0026】以上述べたように、本実施の形態において
は、ユーザがソフトウェアキーボードの表示ウィンドウ
10における移動ボタン18をポインティングした位置
に基づいて、表示ウィンドウ10の移動量を算出し、こ
の移動量に基づいて表示ウィンドウ10の表示パネル3
a内における位置を移動させているので、ユーザが移動
ボタン18のうち、異なる位置をポインティングするこ
とにより、表示ウィンドウ10の画面内における移動量
を容易に調整することができる。したがって、従来と異
なり、所望の位置に表示ウィンドウ10を移動させるた
めに何回も移動ボタン18を押すなどの必要が無く、コ
ンピュータ装置1の操作性の大幅な向上を図ることがで
きる。こうした特徴は、特に、本実施の形態のようにド
ラッグ操作が困難なタッチパネル3bを有する場合にお
いて好適である。
【0027】また、本実施の形態においては、移動ボタ
ン18が表示ウィンドウ10を移動すべき方向に細長い
矩形形状に形成されており、移動ボタン18の一部がユ
ーザによりポインティングされることにより、移動ボタ
ン18の端縁部に設定された基準位置からポインティン
グ位置までの、表示ウィンドウ10を移動すべき方向
(矢印方向)への距離に応じて、表示ウィンドウ10の
移動量が算出されるようになっている。このように、移
動ボタン18の端縁部を原点とした場合のポインティン
グ位置の位置座標の大小に応じて表示ウィンドウ10の
移動距離が変化するようになっているので、移動ボタン
18の端縁部からどのくらいの位置をポインティングす
るかで表示ウィンドウ10の移動量を調整することがで
き、操作性がよい。またここで、所定の基準位置からポ
インティングがなされた位置までの、表示ウィンドウ1
0を移動すべき移動方向の距離xと、あらかじめ定めら
れた基準距離Lとの比率に基づいて表示ウィンドウ10
の移動距離を計算しているので、移動ボタン18の形状
と表示ウィンドウ10の移動量とを対応づけて操作する
ことができ、使用性が優れている。
【0028】以上において本発明の一実施の形態を説明
したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるもので
なく、必要に応じて他の構成を採用することも可能であ
る。例えば、関数Fは、図6に示したようなものに限ら
ず、例えば、図12や図13のようなものでも構わな
い。図12に示す関数Fは、F(t)が「0」に近い値
または「1」に近い値となるようなtの領域teが図6
の関数Fに比べて拡がる。したがって、移動量Yとして
最大移動量Ymaxや最小移動量Yminまたはそれに
近い値を望む場合に、移動ボタン18の端縁付近が押し
づらいことがなく、操作が行いやすい。また、図13に
示す関数Fは、F(t)が「0」に近い値となるような
tの領域tfが図6の関数Fに比べて拡がるために、少
量の移動を望む場合ほど微調整が容易となる。
【0029】また、上記実施の形態における最大移動量
Ymaxは所定の固定値として任意に決定するものとし
ていたが、これに限定されず、例えば表示パネル3aの
寸法に応じて決定するようにしてもよいし、また動的に
変化させることもできる。最大移動量Ymaxを表示パ
ネル3aの寸法に応じて決定する場合、左方向移動ボタ
ン18Lまたは右方向移動ボタン18Rにユーザがタッ
チした際には、表示パネル3aの幅寸法に一定比率(例
えば4分の1)を乗じた距離に最大移動量Ymaxを決
定し、上方向移動ボタン18Uまたは下方向移動ボタン
18Dにユーザがタッチした際には、表示パネル3aの
縦寸法に一定比率(例えば4分の1)を乗じた距離に最
大移動量Ymaxを決定することができる。また、最大
移動量Ymaxを動的に変化させる場合には、例えば、
最大移動量Ymaxを移動方向の余白(移動可能距離)
の寸法に決定することができる。図14のように表示パ
ネル3a内にソフトウェアキーボードの表示ウィンドウ
10が位置している際には、表示ウィンドウ10を上方
向に移動する場合の最大移動量Ymaxを表示パネル3
aの上端縁3auから表示ウィンドウ10までの距離D
uに設定し、右方向に移動する場合の最大移動量Yma
xを表示パネル3aの右端縁3arから表示ウィンドウ
10までの距離Drに設定することができる。この場
合、余白の狭い方向に表示ウィンドウ10が大きく移動
することが無く、一度の移動で表示パネル3aから表示
ウィンドウ10がはみ出してしまうことを防ぎ、これに
より使用性を向上させることができる。
【0030】また、上記実施の形態においては、上方向
移動ボタン18Uおよび下方向移動ボタン18Dと、左
方向移動ボタン18Lおよび右方向移動ボタン18Rと
が分割されていたが、これに限定されず、両者を一体的
に融合した移動ボタン18を形成するようにしてもよ
い。図15(a)は、左右両方向に移動可能な横方向移
動ボタン22の例である。この横方向移動ボタン20に
おいては、例えば図15(b)のように、その幅寸法の
中央線(基準線)22mからのタッチ位置までの距離x
に応じて移動量Yを決定することができる。さらに、図
16のように、横方向移動ボタン22において、表示パ
ネル3a内における表示ウィンドウ10の位置に応じ
て、タッチ位置から移動量Yを決定するための基準線2
2nを決定するようにしてもよい。すなわち、図16
(a)に示すように、表示パネル3aにおいて表示ウィ
ンドウ10の右側の余白寸法をDr、左側の余白寸法を
Dlとすると、横方向移動ボタン22の長さ寸法Lを、
DlとDrとの比率に配分して、横方向移動ボタン22
の左端縁22lと右端縁22rとからの基準線22nま
での距離LlおよびLrを算出し、図16(b)のよう
に、この距離LlおよびLrにより基準線22nの位置
を決定するようにする。そして、このように基準線22
nから横方向移動ボタン22におけるタッチ位置までの
距離xに応じて表示ウィンドウ10の移動量Yを決定す
ると、距離xに対応した移動量Yを、例えば図16
(c)のように決定することができる。このように、表
示ウィンドウ10の表示パネル3a内における位置に応
じて、ユーザがポインティングした位置に対する基準位
置を決定し、この基準位置からユーザによるポインティ
ング位置までの距離に基づいて表示ウィンドウ10の移
動量Yを決定するようにすれば、表示パネル3a内にお
ける表示ウィンドウ10の位置に関連づけて、横方向移
動ボタン22による移動操作を感覚的に行うことがで
き、操作性が向上する。
【0031】また、上記実施の形態は、ソフトウェアキ
ーボードの表示画面についてのものであったが、これに
限定されず、マルチタスク・マルチウィンドウ機能を有
するオペレーションシステム上で動作する他のソフトウ
ェアにおける一般的な表示ウィンドウに対しても適用で
きる。また、上記実施の形態における表示部3は、タッ
チパネル3bを有するものに限らず、一般のディスプレ
イであってもよい。この場合、タッチパネル3bにおけ
る指等での接触に代えて、マウス、トラックボール、ト
ラックパッド、スタイラスペン等のポインティングデバ
イスを利用して移動ボタン18等をクリックすることで
移動ボタン18等の選択を行うことが好適である。この
場合、ドラッグ操作を行うことが難しい初心者や高齢者
にも使いやすいコンピュータ装置1を実現することがで
きる。
【0032】また、上記実施の形態におけるプログラム
は、以下のような記録媒体に記録されていてもよい。す
なわち、記録媒体としては、コンピュータ装置に実行さ
せる上記したようなプログラムを、CD−ROM、DV
D(Digital Versatile Disk)、メモリ、ハードディス
ク等の記録媒体に、コンピュータ装置が読み取り可能に
記録したものであれば良い。なお、「コンピュータ装
置」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含み、W
WWシステムを利用している場合には、ホームページ提
供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。また、
上記プログラムは、上記実施の形態における機能の一部
を実現するためのものであってもよいし、上述の機能を
コンピュータ装置に既に記録されているプログラムとの
組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル
(差分プログラム)であってもよい。また、これ以外に
も、本発明の趣旨を逸脱しない限り、上記実施の形態で
挙げた構成を取捨選択したり、他の構成に適宜変更する
ことが可能である。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ソフトウェアキーボード等の表示ウィンドウを移動する
際の操作性を向上し、使用性に優れたコンピュータ装置
等を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態を模式的に示すコンピ
ュータ装置のブロック図である。
【図2】 図1に示したコンピュータ装置のCPUにお
いて行われる処理の手順を示すフローチャートである。
【図3】 本発明の一実施の形態において、コンピュー
タ装置の表示パネルにソフトウェアキーボードが表示さ
れた場合の画面例を示す図である。
【図4】 図2におけるステップS15の処理の詳細を
示すフローチャートである。
【図5】 図3に示したソフトウェアキーボードの移動
ボタンにおいて、ユーザのポインティング位置と、表示
ウィンドウの移動量の算出に用いられる諸量との関係を
表す模式図である。
【図6】 本発明の一実施の形態において、表示ウィン
ドウの移動量の算出に用いられる関数を表すグラフであ
る。
【図7】 本発明の一実施の形態におけるユーザのポイ
ンティング位置の基準位置からの距離(横軸)と、表示
ウィンドウの移動量(縦軸)との関係を示すグラフであ
る。
【図8】 図3に示した状態から、表示ウィンドウが移
動した後の画面の一例である。
【図9】 図3に示した状態から、表示ウィンドウが移
動した後の画面の他の例である。
【図10】 図3に示した状態から、表示ウィンドウが
移動した後の画面のさらに他の例である。
【図11】 図3に示した状態から、表示ウィンドウが
移動した後の画面のさらに他の例である。
【図12】 本発明の他の実施の形態において、表示ウ
ィンドウの移動量の算出に用いられる関数を表すグラフ
である。
【図13】 本発明の他の実施の形態において、表示ウ
ィンドウの移動量の算出に用いられる他の関数を表すグ
ラフである。
【図14】 本発明のさらに他の実施の形態において、
表示ウィンドウの移動量の算出に用いられる表示パネル
内における表示ウィンドウの位置に関する諸量を説明す
るための模式図である。
【図15】 本発明のさらに他の実施の形態であって、
(a)横方向移動ボタンの模式図、および(b)横方向
移動ボタンのポインティング位置(横軸)と表示ウィン
ドウの移動量(縦軸)との関係を示すグラフである。
【図16】 本発明のさらに他の実施の形態であって、
(a)表示ウィンドウの移動量の算出に用いられる表示
パネル内における表示ウィンドウの位置に関する諸量を
説明するための模式図、(b)横方向移動ボタンの模式
図、および(c)横方向移動ボタンのポインティング位
置(横軸)と表示ウィンドウの移動量(縦軸)との関係
を示すグラフである。
【図17】 従来のソフトウェアキーボードの模式図で
ある。
【図18】 従来のソフトウェアキーボードの他の例を
示す模式図である。
【符号の説明】
1…コンピュータ装置、2…CPU、3…表示部、3a
…表示パネル、3b…タッチパネル、10…表示ウィン
ドウ(所定画像)、13…ウィンドウ移動領域(移動入
力領域、移動領域)、18…移動ボタン(移動入力領
域、移動領域)、18U…上方向移動ボタン、18U1
…下端縁(基準位置)、18D…下方向移動ボタン、1
8D1…上端縁(基準位置)、18L…左方向移動ボタ
ン、18L1…右端縁(基準位置)、18R…右方向移
動ボタン、18R1…左端縁(基準位置)、22…横方
向移動ボタン、22m…中央線(基準線),22n…基
準線
フロントページの続き (72)発明者 市川 治 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本ア イ・ビー・エム株式会社 大和事業所内 Fターム(参考) 5B068 AA05 AA22 BC03 CC02 CC06 CD03 5B069 AA01 AA02 CA13 5B087 AA09 CC02 CC26 DD09 DE02 DE07 5E501 AA02 AC37 BA03 BA05 CA02 CB05 EA05 EA10 EB05 FA13 FA23 FB03 FB22

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示画面内に所定画像を表示する表示部
    と、 前記表示部に対して前記所定画像の表示指示を行う画像
    処理部とを備え、 前記画像処理部は、 ユーザが前記所定画像をポインティングした位置に基づ
    いて当該所定画像の移動量を算出するとともに、当該移
    動量に基づいて、前記所定画像の前記表示画面内におけ
    る位置を移動させる画像位置移動手段を有していること
    を特徴とするコンピュータ装置。
  2. 【請求項2】 前記所定画像は、当該所定画像の移動指
    示を入力するための移動入力領域を少なくとも一つ含
    み、 前記画像位置移動手段は、前記移動入力領域内における
    ポインティングがなされた位置に応じて前記移動量を算
    出することを特徴とする請求項1記載のコンピュータ装
    置。
  3. 【請求項3】 前記表示部は、所定の位置に対して接触
    操作がなされることにより、その接触位置座標を検出可
    能なタッチパネルが一体的に形成されたものであること
    を特徴とする請求項1記載のコンピュータ装置。
  4. 【請求項4】 ユーザが前記ポインティングの操作を行
    うためのポインティングデバイスを更に備えたことを特
    徴とする請求項1記載のコンピュータ装置。
  5. 【請求項5】 所定画像を表示画面に表示させる第一の
    ステップと、 前記所定画像のうち当該所定画像の移動を制御するため
    の移動入力領域の一部がユーザの操作によりポインティ
    ングされたことおよびその位置を検出する第二のステッ
    プと、 前記第二のステップにおいて検出した位置と前記所定画
    像内の所定の基準位置との距離に基づいて、前記所定画
    像の前記表示画面内での移動量を算出する第三のステッ
    プと、 前記移動量に基づいて、前記所定画像の表示位置を変更
    する第四のステップとを備えたことを特徴とする画像表
    示方法。
  6. 【請求項6】 前記第三のステップは、前記第二のステ
    ップにおいて検出した位置と前記所定の基準位置との間
    の、前記所定画像を移動すべき所定方向の距離に基づい
    て、前記所定画像の所定方向の移動量を算出することを
    特徴とする請求項5記載の画像表示方法。
  7. 【請求項7】 前記第三のステップでは、前記表示画面
    内における前記所定画像の表示位置に応じて、前記移動
    量を算出することを特徴とする請求項5記載の画像表示
    方法。
  8. 【請求項8】 コンピュータ装置を、 表示画面上に、所定画像と当該所定画像の位置変更指示
    を入力するための移動入力領域とを表示させる第一の手
    段と、 ユーザによる前記移動入力領域のポインティング位置を
    検出する第二の手段と、 前記移動入力領域内における前記ポインティング位置に
    応じて、前記所定画像を前記表示画面内において移動す
    べき距離を決定する第三の手段と、 として機能させることを特徴とするプログラム。
  9. 【請求項9】 前記第三の手段は、所定の基準位置から
    前記ポインティングがなされた位置までの前記所定画像
    を移動すべき方向への距離と、あらかじめ定められた基
    準距離との比率に基づいて前記所定画像の移動すべき距
    離を計算することを特徴とする請求項8記載のプログラ
    ム。
  10. 【請求項10】 前記第三の手段は、前記比率における
    前記所定画像を移動すべき距離の変化率を、前記比率の
    値に基づいて変化させることを特徴とする請求項9記載
    のプログラム。
  11. 【請求項11】 前記第一の手段は、前記移動入力領域
    を、前記移動すべき方向がその長手方向となるような形
    状に表示し、 前記第三の手段は、前記基準距離を、前記基準位置から
    前記移動入力領域の前記移動方向の端部までの距離とす
    ることを特徴とする請求項9記載のプログラム。
  12. 【請求項12】 前記第一の手段は、前記所定画像をソ
    フトウェアキーボードとして表示することを特徴とする
    請求項8記載のプログラム。
  13. 【請求項13】 表示画面を有するコンピュータ装置に
    実行させるプログラムを当該コンピュータ装置が読み取
    り可能に記録した記録媒体であって、 前記プログラムは、前記コンピュータ装置に前記表示画
    面に対して、所定画像と、当該所定画像の前記表示画面
    内における移動指示を入力するための移動領域とを表示
    する第一の手順と、 ユーザによりポインティングされた前記移動領域内の位
    置座標を検出する第二の手順と、 前記位置座標の大小に応じて前記所定画像の移動距離の
    大小が変化するように、前記所定画像の前記表示画面内
    における移動量を算出する第三の手順とを実行させるこ
    とを特徴とする記録媒体。
  14. 【請求項14】 前記第二の手順では、前記位置座標を
    検出するための座標を、前記移動領域によって前記所定
    画像が移動される方向の座標として設定するとともに、
    当該座標の原点を、前記移動領域の前記座標方向の端部
    または中央部に決定することを特徴とする請求項13記
    載の記録媒体。
  15. 【請求項15】 前記第二の手順では、前記位置座標を
    検出するための座標を、前記移動領域によって前記所定
    画像が移動される方向に設定するとともに、前記表示画
    面内における前記所定画像の位置を参照して、前記移動
    領域内において当該座標の原点を決定することを特徴と
    する請求項13記載の記録媒体。
  16. 【請求項16】 前記第三の手順では、前記ユーザによ
    る一回のポインティング操作に対応する前記所定画像の
    最大移動量を所定値とすることを特徴とする請求項13
    記載の記録媒体
  17. 【請求項17】 前記最大移動量を、前記所定画像と前
    記表示画面の端部との間の、前記所定画像を移動すべき
    方向の距離に基づいて計算することを特徴とする請求項
    16記載の記録媒体。
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