JP2003121769A - 平面型表示装置 - Google Patents
平面型表示装置Info
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- JP2003121769A JP2003121769A JP2001322536A JP2001322536A JP2003121769A JP 2003121769 A JP2003121769 A JP 2003121769A JP 2001322536 A JP2001322536 A JP 2001322536A JP 2001322536 A JP2001322536 A JP 2001322536A JP 2003121769 A JP2003121769 A JP 2003121769A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 安価で消費電力が小さく、また、高精細で大
画面の画像を得ることができる平面型表示装置を提供す
る。 【解決手段】 表示装置10は、指向性を有する複数の
光源12と、共通電極基板14および対向基板16の2
枚の基板と、微小ミラー18と、透明電極20とを有す
る。光源12からのそれぞれの光が、2枚の基板の間に
平行に照射され、照射された光が、共通電極基板14お
よび透明電極20の間に印加された電圧により静電的に
制御されて姿勢を変えた微小ミラー18によって略90
°進行方向を変えられて対向基板16を透過するように
構成される。複数の光源12および複数の透明電極20
のそれぞれに接続した駆動回路により電圧を印加して単
純マトリクス駆動により画像を表示する。
画面の画像を得ることができる平面型表示装置を提供す
る。 【解決手段】 表示装置10は、指向性を有する複数の
光源12と、共通電極基板14および対向基板16の2
枚の基板と、微小ミラー18と、透明電極20とを有す
る。光源12からのそれぞれの光が、2枚の基板の間に
平行に照射され、照射された光が、共通電極基板14お
よび透明電極20の間に印加された電圧により静電的に
制御されて姿勢を変えた微小ミラー18によって略90
°進行方向を変えられて対向基板16を透過するように
構成される。複数の光源12および複数の透明電極20
のそれぞれに接続した駆動回路により電圧を印加して単
純マトリクス駆動により画像を表示する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、平面型表示装置に
関する。
関する。
【0002】
【従来の技術】平面型表示装置として、ブラウン管(陰
極線管:CRT)ディスプレイ、液晶ディスプレイ、発
光ダイオードディスプレイ等がある。
極線管:CRT)ディスプレイ、液晶ディスプレイ、発
光ダイオードディスプレイ等がある。
【0003】ブラウン管ディスプレイは、ブラウン管の
画面相当部分に塗布された蛍光体が、後方に配置された
電子銃から発射された電子ビームを受けて発光し、発光
点として視認するものである。電子ビームは偏光コイル
により生成された偏光磁界により進行方向を変えられ、
これにより発光点が水平および垂直方向に逐次移動する
ことにより、平面画像が得られる。
画面相当部分に塗布された蛍光体が、後方に配置された
電子銃から発射された電子ビームを受けて発光し、発光
点として視認するものである。電子ビームは偏光コイル
により生成された偏光磁界により進行方向を変えられ、
これにより発光点が水平および垂直方向に逐次移動する
ことにより、平面画像が得られる。
【0004】ブラウン管ディスプレイは、高輝度、高精
細の画像を得られる等の利点を有する。
細の画像を得られる等の利点を有する。
【0005】液晶ディスプレイは、透明な2枚の電極間
に配設された液晶が電圧状態によって配列を変化させる
特性を利用し、背面に設けたバックライトの光の透過を
制御することにより、前面に設けられた画面の光を視認
するものである。この場合は、行列(マトリクス)状に
配列された電極に別々に電圧を印加し、マトリクス駆動
することにより、平面画像が得られる。
に配設された液晶が電圧状態によって配列を変化させる
特性を利用し、背面に設けたバックライトの光の透過を
制御することにより、前面に設けられた画面の光を視認
するものである。この場合は、行列(マトリクス)状に
配列された電極に別々に電圧を印加し、マトリクス駆動
することにより、平面画像が得られる。
【0006】液晶ディスプレイは、完全な平面構造の画
像を低い消費電力で得られる等の利点を有する。
像を低い消費電力で得られる等の利点を有する。
【0007】発光ダイオードディスプレイは、化合物半
導体のpn接合に順方向に電流を流すと発光が起こる特
性を利用したものである。模式的に示した図1を参照す
ると、発光ダイオードディスプレイは、多数の発光ダイ
オード1を行列状に配列する。そして、発光ダイオード
1の下部に配置し、行列状に個々の発光ダイオード1に
接続した制御回路2により、個々の発光ダイオード1の
発光を個別に制御し、マトリクス駆動することにより、
平面画像を得る。この場合、複数の発光ダイオード1を
モジュール3に構成し、複数のモジュール3を接続配列
することにより、一辺が数メートルの大寸法画面を作製
することも可能である。
導体のpn接合に順方向に電流を流すと発光が起こる特
性を利用したものである。模式的に示した図1を参照す
ると、発光ダイオードディスプレイは、多数の発光ダイ
オード1を行列状に配列する。そして、発光ダイオード
1の下部に配置し、行列状に個々の発光ダイオード1に
接続した制御回路2により、個々の発光ダイオード1の
発光を個別に制御し、マトリクス駆動することにより、
平面画像を得る。この場合、複数の発光ダイオード1を
モジュール3に構成し、複数のモジュール3を接続配列
することにより、一辺が数メートルの大寸法画面を作製
することも可能である。
【0008】発光ダイオードディスプレイは、低電圧で
動作し、比較的消費電力が低いという利点を有する。
動作し、比較的消費電力が低いという利点を有する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の平面型表示装置はそれぞれ以下の欠点を有する。
の平面型表示装置はそれぞれ以下の欠点を有する。
【0010】ブラウン管ディスプレイは、装置の重量
(質量)および体積がいずれも大きく、大画面化には限
界があり、また、消費電力が大きくなる。
(質量)および体積がいずれも大きく、大画面化には限
界があり、また、消費電力が大きくなる。
【0011】液晶ディスプレイは、大画面を得ようとす
ると、高価な液晶を用いることが必要であり、また、制
御回路も複雑になるため、数十インチ以上の大画面のも
のは実用化が難しい。
ると、高価な液晶を用いることが必要であり、また、制
御回路も複雑になるため、数十インチ以上の大画面のも
のは実用化が難しい。
【0012】発光ダイオードディスプレイは、構造的に
微細な画素配置ができないため、高精細な画像表示を行
うことができない。また、多数の発光ダイオードを用い
るため消費電力のさらなる低減要求に対しては限界があ
る。
微細な画素配置ができないため、高精細な画像表示を行
うことができない。また、多数の発光ダイオードを用い
るため消費電力のさらなる低減要求に対しては限界があ
る。
【0013】本発明は、上記の課題に鑑みてなされたも
のであり、安価で消費電力の小さい新規な構成の平面型
表示装置を提供することを目的とする。
のであり、安価で消費電力の小さい新規な構成の平面型
表示装置を提供することを目的とする。
【0014】また、本発明は、高精細で大画面の画像を
得ることができる平面型表示装置を提供することを目的
とする。
得ることができる平面型表示装置を提供することを目的
とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明に係る平面型表示
装置は、一列に配列され、一次元方向に発光する複数の
光源と、該複数の光源の列に一側を接し、所定距離離間
して対向して配置された共通電極基板および対向基板か
らなる2枚の基板と、該2枚の基板の間に行列状に配列
された複数の微小ミラーと、該対向基板の該共通電極基
板に対向する面に該複数の微小ミラーに対向するととも
に、該複数の光源の列と平行に複数配列された帯状の透
明電極とを有し、該複数の光源からのそれぞれの光が、
該2枚の基板の間に平行に照射され、照射された光が、
該共通電極基板および該透明電極の間に印加された電圧
により静電的に制御されて姿勢を変えた該微小ミラーに
よって略90°進行方向を変えられて該透明電極を介し
て該対向基板を透過するように構成され、該複数の光源
および該複数の透明電極のそれぞれに接続した駆動回路
により電圧を印加して単純マトリクス駆動により画像を
表示するように構成されてなることを特徴とする。
装置は、一列に配列され、一次元方向に発光する複数の
光源と、該複数の光源の列に一側を接し、所定距離離間
して対向して配置された共通電極基板および対向基板か
らなる2枚の基板と、該2枚の基板の間に行列状に配列
された複数の微小ミラーと、該対向基板の該共通電極基
板に対向する面に該複数の微小ミラーに対向するととも
に、該複数の光源の列と平行に複数配列された帯状の透
明電極とを有し、該複数の光源からのそれぞれの光が、
該2枚の基板の間に平行に照射され、照射された光が、
該共通電極基板および該透明電極の間に印加された電圧
により静電的に制御されて姿勢を変えた該微小ミラーに
よって略90°進行方向を変えられて該透明電極を介し
て該対向基板を透過するように構成され、該複数の光源
および該複数の透明電極のそれぞれに接続した駆動回路
により電圧を印加して単純マトリクス駆動により画像を
表示するように構成されてなることを特徴とする。
【0016】ここで、2枚の基板が離間する所定距離
は、微小ミラーが姿勢を変えて所期の作用効果を奏する
限り特に限定するものではなく、諸条件を考慮して適宜
の値を設定することができる。また、微小ミラーの姿勢
の制御は、予め検討して得た微小ミラーの姿勢と印加電
圧との関係に基づいて、印加電圧を調整することにより
実現される。また、例えば、単純マトリクス駆動におい
て、複数の光源がいわば信号用として、および複数列の
透明電極が走査用として作用する。
は、微小ミラーが姿勢を変えて所期の作用効果を奏する
限り特に限定するものではなく、諸条件を考慮して適宜
の値を設定することができる。また、微小ミラーの姿勢
の制御は、予め検討して得た微小ミラーの姿勢と印加電
圧との関係に基づいて、印加電圧を調整することにより
実現される。また、例えば、単純マトリクス駆動におい
て、複数の光源がいわば信号用として、および複数列の
透明電極が走査用として作用する。
【0017】本発明の上記の構成によれば、行列状に配
列された多数の光源を用いることなく一列に配列された
光源を用いるため、安価で消費電力の小さい平面型表示
装置を得ることができ、また、液晶ディスプレイに比べ
て大画面であって、発光ダイオードディスプレイに比べ
て高精細の画像の平面型表示装置を得ることができる。
列された多数の光源を用いることなく一列に配列された
光源を用いるため、安価で消費電力の小さい平面型表示
装置を得ることができ、また、液晶ディスプレイに比べ
て大画面であって、発光ダイオードディスプレイに比べ
て高精細の画像の平面型表示装置を得ることができる。
【0018】また、本発明に係る平面型表示装置は、一
列に配列され、一次元方向に発光する複数の光源と、該
複数の光源の列に一側を接し、所定距離離間して対向し
て配置され、該複数の光源の列と直交する方向に複数配
列された帯状の電極を有する帯状電極基板および対向基
板からなる2枚の基板と、該2枚の基板の間に配設され
た液晶と、該対向基板の該帯状電極基板に対向する面に
該複数の光源の列と平行に複数配列された帯状の透明電
極とを有し、該複数の光源からのそれぞれの光が、該2
枚の基板の間に平行に照射され、照射された光が、該帯
状電極基板および該透明電極の間に印加された電圧によ
り電界制御されて配向姿勢を変えた該液晶によって略9
0°進行方向を変えられて該透明電極を介して該対向基
板を透過するように構成され、該複数の電極および該複
数の透明電極のそれぞれに接続した駆動回路により電圧
を印加して単純マトリクス駆動により画像を表示するよ
うに構成されてなることを特徴とする。
列に配列され、一次元方向に発光する複数の光源と、該
複数の光源の列に一側を接し、所定距離離間して対向し
て配置され、該複数の光源の列と直交する方向に複数配
列された帯状の電極を有する帯状電極基板および対向基
板からなる2枚の基板と、該2枚の基板の間に配設され
た液晶と、該対向基板の該帯状電極基板に対向する面に
該複数の光源の列と平行に複数配列された帯状の透明電
極とを有し、該複数の光源からのそれぞれの光が、該2
枚の基板の間に平行に照射され、照射された光が、該帯
状電極基板および該透明電極の間に印加された電圧によ
り電界制御されて配向姿勢を変えた該液晶によって略9
0°進行方向を変えられて該透明電極を介して該対向基
板を透過するように構成され、該複数の電極および該複
数の透明電極のそれぞれに接続した駆動回路により電圧
を印加して単純マトリクス駆動により画像を表示するよ
うに構成されてなることを特徴とする。
【0019】本発明の上記の構成によっても、上記の発
明と同様の効果を得ることができ、特に、液晶ディスプ
レイに比べて安価な液晶を用いて簡易な構成で大画面の
平面型表示装置を得ることができる。
明と同様の効果を得ることができ、特に、液晶ディスプ
レイに比べて安価な液晶を用いて簡易な構成で大画面の
平面型表示装置を得ることができる。
【0020】また、本発明に係る平面型表示装置は、一
列に配列され、一次元方向に発光する複数の光源と、該
複数の光源の列に一側を接し、所定距離離間して対向し
て配置され、行列状に配列された複数の電極を有する行
列状電極基板および対向基板からなる2枚の基板と、該
2枚の基板の間に該複数の電極に対応して配列された複
数の微小ミラーと、該対向基板の該行列状電極基板に対
向する面に該複数の微小ミラーに対向して配設された透
明共通電極とを有し、該複数の光源からのそれぞれの光
が、該2枚の基板の間に平行に照射され、照射された光
が、該行列状電極基板および該透明共通電極の間に印加
された電圧により静電的に制御されて姿勢を変えた該微
小ミラーによって略90°進行方向を変えられて該透明
電極を介して該対向基板を透過するように構成され、該
複数の電極のそれぞれに接続した駆動回路により電圧を
印加してアクティブマトリクス駆動により画像を表示す
るように構成されてなると、より良好な応答速度が得ら
れるとともに、より大表示容量を実現することができる
ため、好適である。
列に配列され、一次元方向に発光する複数の光源と、該
複数の光源の列に一側を接し、所定距離離間して対向し
て配置され、行列状に配列された複数の電極を有する行
列状電極基板および対向基板からなる2枚の基板と、該
2枚の基板の間に該複数の電極に対応して配列された複
数の微小ミラーと、該対向基板の該行列状電極基板に対
向する面に該複数の微小ミラーに対向して配設された透
明共通電極とを有し、該複数の光源からのそれぞれの光
が、該2枚の基板の間に平行に照射され、照射された光
が、該行列状電極基板および該透明共通電極の間に印加
された電圧により静電的に制御されて姿勢を変えた該微
小ミラーによって略90°進行方向を変えられて該透明
電極を介して該対向基板を透過するように構成され、該
複数の電極のそれぞれに接続した駆動回路により電圧を
印加してアクティブマトリクス駆動により画像を表示す
るように構成されてなると、より良好な応答速度が得ら
れるとともに、より大表示容量を実現することができる
ため、好適である。
【0021】また、本発明に係る平面型表示装置は、一
列に配列され、一次元方向に発光する複数の光源と、該
複数の光源の列に一側を接し、所定距離離間して対向し
て配置され、行列状に配列された複数の電極を有する行
列状電極基板および対向基板からなる2枚の基板と、該
2枚の基板の間に配設された液晶と、該対向基板の該行
列状電極基板に対向する面に該液晶に対向して配設され
た透明共通電極とを有し、該複数の光源からのそれぞれ
の光が、該2枚の基板の間に平行に照射され、照射され
た光が、該行列状電極基板および該透明共通電極の間に
印加された電圧により電界制御されて配向姿勢を変えた
該液晶によって略90°進行方向を変えられて該透明共
通電極を介して該対向基板を透過するように構成され、
該複数の電極のそれぞれに接続した駆動回路により電圧
を印加してアクティブマトリクス駆動により画像を表示
するように構成されてなると、より良好な応答速度が得
られるとともに、より大表示容量を実現することができ
るため、好適である。
列に配列され、一次元方向に発光する複数の光源と、該
複数の光源の列に一側を接し、所定距離離間して対向し
て配置され、行列状に配列された複数の電極を有する行
列状電極基板および対向基板からなる2枚の基板と、該
2枚の基板の間に配設された液晶と、該対向基板の該行
列状電極基板に対向する面に該液晶に対向して配設され
た透明共通電極とを有し、該複数の光源からのそれぞれ
の光が、該2枚の基板の間に平行に照射され、照射され
た光が、該行列状電極基板および該透明共通電極の間に
印加された電圧により電界制御されて配向姿勢を変えた
該液晶によって略90°進行方向を変えられて該透明共
通電極を介して該対向基板を透過するように構成され、
該複数の電極のそれぞれに接続した駆動回路により電圧
を印加してアクティブマトリクス駆動により画像を表示
するように構成されてなると、より良好な応答速度が得
られるとともに、より大表示容量を実現することができ
るため、好適である。
【0022】また、本発明に係る平面型表示装置におい
て、前記光源が、可視発光ダイオードまたは可視レーザ
であると、良好な指向性特性を有する既存品を容易に入
手して利用できるため、好適である。
て、前記光源が、可視発光ダイオードまたは可視レーザ
であると、良好な指向性特性を有する既存品を容易に入
手して利用できるため、好適である。
【0023】また、本発明に係る平面型表示装置におい
て、前記光源が、紫外発光ダイオードまたは紫外レーザ
であり、前記透明電極または前記透明共通電極の前記対
向基板とは反対側の面に蛍光体が配設されてなると、紫
外線励起による既存蛍光体を用いて容易に表示色を調整
でき好適である。
て、前記光源が、紫外発光ダイオードまたは紫外レーザ
であり、前記透明電極または前記透明共通電極の前記対
向基板とは反対側の面に蛍光体が配設されてなると、紫
外線励起による既存蛍光体を用いて容易に表示色を調整
でき好適である。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明に係る平面型表示装置(以
下、単に表示装置という。)の好適な実施の形態(以
下、本実施の形態例という。)について、図を参照し
て、以下に説明する。
下、単に表示装置という。)の好適な実施の形態(以
下、本実施の形態例という。)について、図を参照し
て、以下に説明する。
【0025】まず、本実施の形態の第1の例に係る表示
装置について、図3および図4を参照して説明する。
装置について、図3および図4を参照して説明する。
【0026】本実施の形態の第1の例に係る表示装置1
0は、光源12と、共通電極基板14と、対向基板16
と、微小ミラー18と、透明電極20と、光源制御回路
装置(駆動回路)22と透明電極駆動回路装置(駆動回
路)24とを有する。
0は、光源12と、共通電極基板14と、対向基板16
と、微小ミラー18と、透明電極20と、光源制御回路
装置(駆動回路)22と透明電極駆動回路装置(駆動回
路)24とを有する。
【0027】光源12は、可視光を発光する発光ダイオ
ード12aである。発光ダイオード12aは、例えば内
蔵するレンズにより発光方向が指向性を有するように設
けられた、すなわち、一次元方向に発光するように設け
られた市販の発光ダイオードを用いる。また、これに代
えて本来的に指向性を有する可視レーザ光を発光するレ
ーザを用いてもよい。また、さらにこれら以外の、指向
性を有するように発光方向を規制した他の光源を用いて
もよい。発光ダイオード12aは、対向して配置される
共通電極基板14とおよび対向基板16の一側に一列に
例えば32個配列される。そして、これらの32個の発
光ダイオード12aは、共通電極基板14および対向基
板16の間の空間に平行にそれぞれの光を投射し、後述
する微小ミラー18の各列を照射するように構成され
る。
ード12aである。発光ダイオード12aは、例えば内
蔵するレンズにより発光方向が指向性を有するように設
けられた、すなわち、一次元方向に発光するように設け
られた市販の発光ダイオードを用いる。また、これに代
えて本来的に指向性を有する可視レーザ光を発光するレ
ーザを用いてもよい。また、さらにこれら以外の、指向
性を有するように発光方向を規制した他の光源を用いて
もよい。発光ダイオード12aは、対向して配置される
共通電極基板14とおよび対向基板16の一側に一列に
例えば32個配列される。そして、これらの32個の発
光ダイオード12aは、共通電極基板14および対向基
板16の間の空間に平行にそれぞれの光を投射し、後述
する微小ミラー18の各列を照射するように構成され
る。
【0028】共通電極基板14は、例えばガラス材料で
形成された基板基部14aの上に、表示面全面に対応し
て例えばアルミニウムを用いたベタ電極からなる共通電
極14bが形成されている。
形成された基板基部14aの上に、表示面全面に対応し
て例えばアルミニウムを用いたベタ電極からなる共通電
極14bが形成されている。
【0029】対向基板16は、例えばガラス材料で形成
され、図示しない適宜のスペーサにより、共通電極基板
14と、例えば3mm程度の距離L離間して共通電極基
板14と平行に配置される。このとき、スペーサが筐体
を兼ねることにより、あるいは別体として設けられる筐
体により、対向基板16および共通電極基板14の間に
形成される空間が気密化され、さらに不活性ガス等を封
入することにより、空間への湿気の侵入が防止される。
これにより、後述する静電気の作用が効果的に実現され
る。
され、図示しない適宜のスペーサにより、共通電極基板
14と、例えば3mm程度の距離L離間して共通電極基
板14と平行に配置される。このとき、スペーサが筐体
を兼ねることにより、あるいは別体として設けられる筐
体により、対向基板16および共通電極基板14の間に
形成される空間が気密化され、さらに不活性ガス等を封
入することにより、空間への湿気の侵入が防止される。
これにより、後述する静電気の作用が効果的に実現され
る。
【0030】微小ミラー18は、例えば薄片状アルミニ
ウム材である。微小ミラー18は、一辺が共通電極基板
14の共通電極14bに固着され、この一辺を固定端と
して図3中上下に姿勢を変更できるように構成されてい
る。このような微小ミラー18が、固定された一辺を光
源12の側に向けて、共通電極基板14の上に32×3
2個行列状に配列される。1つの微小ミラー18が1つ
の画素に対応する。
ウム材である。微小ミラー18は、一辺が共通電極基板
14の共通電極14bに固着され、この一辺を固定端と
して図3中上下に姿勢を変更できるように構成されてい
る。このような微小ミラー18が、固定された一辺を光
源12の側に向けて、共通電極基板14の上に32×3
2個行列状に配列される。1つの微小ミラー18が1つ
の画素に対応する。
【0031】ここで、共通電極基板14の上に微小ミラ
ー18を設ける方法について、図5を参照して説明す
る。
ー18を設ける方法について、図5を参照して説明す
る。
【0032】共通電極基板14を準備し、レジストをパ
ターニングする。このとき、まず、0.3mmピッチで
行列状に配列された複数のレジスト部21からなるレジ
ストパターンを形成した後(図5(a))、さらに、レ
ジスト部21の一部を広幅に除去して段差状のレジスト
パターンを形成する(図5(b))。
ターニングする。このとき、まず、0.3mmピッチで
行列状に配列された複数のレジスト部21からなるレジ
ストパターンを形成した後(図5(a))、さらに、レ
ジスト部21の一部を広幅に除去して段差状のレジスト
パターンを形成する(図5(b))。
【0033】ついで、レジストパターンが形成された共
通電極基板14にアルミニウム23a、23bを真空蒸
着する。このとき、レジスト部21の段差を大きくとる
ことによりステップカバレッジ率が低下し、段差の縦壁
部にはアルミニウムに被覆されずにレジストが露出した
部位を生じる。図5(c)は、この状態を模式的に表示
している。
通電極基板14にアルミニウム23a、23bを真空蒸
着する。このとき、レジスト部21の段差を大きくとる
ことによりステップカバレッジ率が低下し、段差の縦壁
部にはアルミニウムに被覆されずにレジストが露出した
部位を生じる。図5(c)は、この状態を模式的に表示
している。
【0034】その後、例えばアセトン等の剥離液を用い
てレジスト部21を除去することにより、上段のアルミ
ニウム23bの部分がリフトオフされるとともに、下段
のアルミニウム23aの部分が、一辺を共通電極基板1
4に固着された微小なフィルム状の微小ミラー18に形
成される。(図5(d))。
てレジスト部21を除去することにより、上段のアルミ
ニウム23bの部分がリフトオフされるとともに、下段
のアルミニウム23aの部分が、一辺を共通電極基板1
4に固着された微小なフィルム状の微小ミラー18に形
成される。(図5(d))。
【0035】透明電極20は、ITO膜からなる帯(ス
トライプ)状の電極であり、対向基板16の裏面(図3
中下面)に、微小ミラー18に対向して、発光ダイオー
ド12aの列と平行に32個、例えば0.3mmのピッ
チで配列される(図3、図4では、簡略化のため数を減
らして表示。)。
トライプ)状の電極であり、対向基板16の裏面(図3
中下面)に、微小ミラー18に対向して、発光ダイオー
ド12aの列と平行に32個、例えば0.3mmのピッ
チで配列される(図3、図4では、簡略化のため数を減
らして表示。)。
【0036】光源制御回路装置22は、発光ダイオード
12aに接続され、32個の発光ダイオード12aに対
して個別に電圧を印加して、発光ダイオード12aを発
光させるものである。印加電圧は、入力信号に対応して
アナログ変調を行いあるいはパルス数やパルス幅に応じ
てデジタル変調を行うことが可能に構成されており、こ
れにより、発光ダイオード12aの発光強度を調整する
ことができる。
12aに接続され、32個の発光ダイオード12aに対
して個別に電圧を印加して、発光ダイオード12aを発
光させるものである。印加電圧は、入力信号に対応して
アナログ変調を行いあるいはパルス数やパルス幅に応じ
てデジタル変調を行うことが可能に構成されており、こ
れにより、発光ダイオード12aの発光強度を調整する
ことができる。
【0037】透明電極駆動回路装置24は、透明電極2
0に接続され、34個の透明電極20に対して個別に電
圧を印加するものである。駆動時、すなわち、後述する
走査時には例えば12Vの正電圧V1を加え、それ以外
のときは例えば数Vの負電圧V2を加えるように構成す
る。また、共通電極基板14の共通電極14bには、例
えば、数V程度の負電圧V3をバイアス電圧として印加
し、透明電極20を共通電極14bに対して正の極性に
保持する。
0に接続され、34個の透明電極20に対して個別に電
圧を印加するものである。駆動時、すなわち、後述する
走査時には例えば12Vの正電圧V1を加え、それ以外
のときは例えば数Vの負電圧V2を加えるように構成す
る。また、共通電極基板14の共通電極14bには、例
えば、数V程度の負電圧V3をバイアス電圧として印加
し、透明電極20を共通電極14bに対して正の極性に
保持する。
【0038】これにより、透明電極20に正の極性の駆
動電圧が印加されると、透明電極20の下に対向して位
置する微小ミラー18に静電気の引力が作用し、矢印A
で示すように共通電極基板14に密着していた微小ミラ
ー18の共通電極基板14に固定されていない側の一辺
が共通電極基板14に対して45°の角度まで引き起こ
されて持ちあがり、例えば矢印Bで示すように、傾斜面
状の姿勢をとる。そして、この傾斜面状の姿勢をとる微
小ミラー18に、共通電極基板14に対して平行に照射
された発光ダイオード12aの光が入射すると、進行方
向を90°変えた光(反射光)が直上の透明電極20を
透過し、さらに対向基板16を透過して対向基板16の
前面(上面)から図3中真上に向けて放射される。この
とき、発光ダイオード12aに印加する電圧を調整する
ことにより、中間色調を表現することができる。
動電圧が印加されると、透明電極20の下に対向して位
置する微小ミラー18に静電気の引力が作用し、矢印A
で示すように共通電極基板14に密着していた微小ミラ
ー18の共通電極基板14に固定されていない側の一辺
が共通電極基板14に対して45°の角度まで引き起こ
されて持ちあがり、例えば矢印Bで示すように、傾斜面
状の姿勢をとる。そして、この傾斜面状の姿勢をとる微
小ミラー18に、共通電極基板14に対して平行に照射
された発光ダイオード12aの光が入射すると、進行方
向を90°変えた光(反射光)が直上の透明電極20を
透過し、さらに対向基板16を透過して対向基板16の
前面(上面)から図3中真上に向けて放射される。この
とき、発光ダイオード12aに印加する電圧を調整する
ことにより、中間色調を表現することができる。
【0039】透明電極20を走査して例えば図3中右隣
の透明電極20を駆動すると、先の透明電極20は駆動
を解除され、すなわち、透明電極20に負の極性の電圧
が印加されると、微小ミラー18は倒れて、共通電極基
板14に接した状態の元の姿勢に戻る。そして、この倒
れた姿勢をとる微小ミラー18に、共通電極基板14に
対して平行に照射された発光ダイオード12aの光が入
射しても、進行方向を90°変えて直上の透明電極を透
過する光(反射光)は生成されず、対向基板の前面から
図3中真上に向けて光が放射されることはない。このと
き、例えば右隣の微小ミラー18が先の微小ミラー18
と同様の動作して発光ダイオード12aの光を受けて直
上の透明電極を透過する光(反射光)を生成する。すな
わち、対向基板16の発光点が右方向に移動する(走査
される)。
の透明電極20を駆動すると、先の透明電極20は駆動
を解除され、すなわち、透明電極20に負の極性の電圧
が印加されると、微小ミラー18は倒れて、共通電極基
板14に接した状態の元の姿勢に戻る。そして、この倒
れた姿勢をとる微小ミラー18に、共通電極基板14に
対して平行に照射された発光ダイオード12aの光が入
射しても、進行方向を90°変えて直上の透明電極を透
過する光(反射光)は生成されず、対向基板の前面から
図3中真上に向けて光が放射されることはない。このと
き、例えば右隣の微小ミラー18が先の微小ミラー18
と同様の動作して発光ダイオード12aの光を受けて直
上の透明電極を透過する光(反射光)を生成する。すな
わち、対向基板16の発光点が右方向に移動する(走査
される)。
【0040】上記のように構成される本実施の形態の第
1の例に係る平面型表示装置10は、32個の透明電極
20に走査電圧を印加し、一方、32個の発光ダイオー
ド12aに、言わば信号電圧を印加することにより、単
純マトリクス駆動により32×32の画素数の画像を表
示する。この場合、平面型表示装置10は、微小ミラー
18が高速応答が可能であるため動画表示に対応でき
る。
1の例に係る平面型表示装置10は、32個の透明電極
20に走査電圧を印加し、一方、32個の発光ダイオー
ド12aに、言わば信号電圧を印加することにより、単
純マトリクス駆動により32×32の画素数の画像を表
示する。この場合、平面型表示装置10は、微小ミラー
18が高速応答が可能であるため動画表示に対応でき
る。
【0041】本実施の形態の第1の例に係る平面型表示
装置10は、行列状に配列された多数の光源を用いるこ
となく一列に配列された光源を用いるため、安価で消費
電力の小さい平面型表示装置を得ることができ、また、
液晶ディスプレイに比べて大画面の平面型表示装置を得
ることができ、また、発光ダイオードディスプレイに比
べて高精細の画像の平面型表示装置を得ることができ
る。
装置10は、行列状に配列された多数の光源を用いるこ
となく一列に配列された光源を用いるため、安価で消費
電力の小さい平面型表示装置を得ることができ、また、
液晶ディスプレイに比べて大画面の平面型表示装置を得
ることができ、また、発光ダイオードディスプレイに比
べて高精細の画像の平面型表示装置を得ることができ
る。
【0042】ところで、本発明において光源として用い
る発光ダイオードに関し、発光ダイオードを直接に画素
表示素子とした従来の発光ダイオードディスプレイは、
前記したように高精細な画像表示を行うことができない
という不具合があるが、さらに次のような不具合もあ
る。すなわち、多数の発光ダイオードを必要とするた
め、装置が高価である。また、多数の発光ダイオードを
用いるために、個々の発光ダイオード間の輝度バラツキ
を生じ、画像の表示品質が低下する。また、多数の発光
ダイオードを結線した複雑な構造となることにより装置
がさらに高価となる。この場合、結線によっては電気抵
抗の違いを生じ、このことが輝度バラツキの原因となる
こともある。また、このように、多数の発光ダイオード
を用い多数の結線を行うため、修理の手間と費用もかか
る。また、多数の発光ダイオードから生じる発熱を抑制
するため、多数の冷却ファンを設置することが必要であ
る。本実施の形態の第1の例に係る平面型表示装置10
は、これらの発光ダイオードディスプレイの不具合点に
関しても、優位にあるということができる。
る発光ダイオードに関し、発光ダイオードを直接に画素
表示素子とした従来の発光ダイオードディスプレイは、
前記したように高精細な画像表示を行うことができない
という不具合があるが、さらに次のような不具合もあ
る。すなわち、多数の発光ダイオードを必要とするた
め、装置が高価である。また、多数の発光ダイオードを
用いるために、個々の発光ダイオード間の輝度バラツキ
を生じ、画像の表示品質が低下する。また、多数の発光
ダイオードを結線した複雑な構造となることにより装置
がさらに高価となる。この場合、結線によっては電気抵
抗の違いを生じ、このことが輝度バラツキの原因となる
こともある。また、このように、多数の発光ダイオード
を用い多数の結線を行うため、修理の手間と費用もかか
る。また、多数の発光ダイオードから生じる発熱を抑制
するため、多数の冷却ファンを設置することが必要であ
る。本実施の形態の第1の例に係る平面型表示装置10
は、これらの発光ダイオードディスプレイの不具合点に
関しても、優位にあるということができる。
【0043】また、本発明において光源として用いるレ
ーザに関し、従来より、図2に示すように、レーザ光源
4からのレーザ光をスクリーン5に投射し、このときレ
ーザ光を走査することにより画像表示する一種の投射型
ディスプレイがある。但し、このレーザ光源4を用いた
投射型ディスプレイは、レーザ光を制御することが難し
いため、マトリクス型の表示方法は現在のところ開発さ
れていない。そのため、走査されるレーザの軌跡によ
る、言わば一筆書きの単純な画像をスクリーン5に表示
する表示装置に止まる。この点に関しても本実施の形態
の第1の例に係る平面型表示装置10は優位にあるとい
うことができる。
ーザに関し、従来より、図2に示すように、レーザ光源
4からのレーザ光をスクリーン5に投射し、このときレ
ーザ光を走査することにより画像表示する一種の投射型
ディスプレイがある。但し、このレーザ光源4を用いた
投射型ディスプレイは、レーザ光を制御することが難し
いため、マトリクス型の表示方法は現在のところ開発さ
れていない。そのため、走査されるレーザの軌跡によ
る、言わば一筆書きの単純な画像をスクリーン5に表示
する表示装置に止まる。この点に関しても本実施の形態
の第1の例に係る平面型表示装置10は優位にあるとい
うことができる。
【0044】つぎに、本実施の形態の第2の例に係る表
示装置について、図6を参照して説明する。
示装置について、図6を参照して説明する。
【0045】本実施の形態の第2の例に係る表示装置2
6は、装置の基本構成は本実施の形態の第1の例に係る
表示装置10と略同じである。このため、同一の構成要
素については表示装置10と同じ参照符号を付すととも
に、一部図示を省き、また、重複する説明を省略する。
6は、装置の基本構成は本実施の形態の第1の例に係る
表示装置10と略同じである。このため、同一の構成要
素については表示装置10と同じ参照符号を付すととも
に、一部図示を省き、また、重複する説明を省略する。
【0046】本実施の形態の第2の例に係る表示装置2
6は、光源28が複数のGaN系紫外発光レーザ28a
であり、また、複数の透明電極20の対向基板16とは
反対側の面、すなわち、図6中透明電極20の下面にそ
れぞれ黄緑色発光を呈するY 3Al5O12:Ce系蛍
光体32が配設されている点が表示装置10と相違す
る。
6は、光源28が複数のGaN系紫外発光レーザ28a
であり、また、複数の透明電極20の対向基板16とは
反対側の面、すなわち、図6中透明電極20の下面にそ
れぞれ黄緑色発光を呈するY 3Al5O12:Ce系蛍
光体32が配設されている点が表示装置10と相違す
る。
【0047】表示装置26は、紫外発光レーザ28aか
らの紫外レーザ光が蛍光体32に照射されることによ
り、蛍光体32が黄緑色発光を呈し、対向基板16から
この可視光が放射され、表示装置10と同様の表示が得
られる。
らの紫外レーザ光が蛍光体32に照射されることによ
り、蛍光体32が黄緑色発光を呈し、対向基板16から
この可視光が放射され、表示装置10と同様の表示が得
られる。
【0048】本実施の形態の第2の例に係る表示装置2
6は、本実施の形態の第1の例に係る表示装置10と同
様の効果を得ることができる。また、紫外線励起による
既存蛍光体を用いて容易に表示色を調整できる。
6は、本実施の形態の第1の例に係る表示装置10と同
様の効果を得ることができる。また、紫外線励起による
既存蛍光体を用いて容易に表示色を調整できる。
【0049】なお、表示装置26において、紫外発光レ
ーザ28aに代えて紫外発光ダイオードを用いてもよ
い。
ーザ28aに代えて紫外発光ダイオードを用いてもよ
い。
【0050】つぎに、本実施の形態の第3の例に係る表
示装置について、図7および図8を参照して説明する。
示装置について、図7および図8を参照して説明する。
【0051】本実施の形態の第3の例に係る表示装置3
4は、表示装置10、26と同じ光源12、対向基板1
6、透明電極20および光源制御回路装置22を有する
とともに、帯状電極基板36と、2つの液晶駆動回路装
置38、40とを有する。また、表示装置10、26の
微小ミラー18に代えて液晶42を有する。
4は、表示装置10、26と同じ光源12、対向基板1
6、透明電極20および光源制御回路装置22を有する
とともに、帯状電極基板36と、2つの液晶駆動回路装
置38、40とを有する。また、表示装置10、26の
微小ミラー18に代えて液晶42を有する。
【0052】光源12、対向基板16および光源制御回
路装置22については、表示装置10と重複する説明を
省略する。
路装置22については、表示装置10と重複する説明を
省略する。
【0053】帯状電極基板36は、表示装置10、26
の共通電極基板14に代わるものであり、基板基部36
aの上に光源12の列と直交する方向に、言いかえれ
ば、帯状の複数の透明電極20と直交する方向に、アル
ミニウムからなる帯状の電極36bが複数の透明電極2
0と同じく0.3mmピッチで複数配列されている。図
8中矢印Cで示す帯状の電極36bと透明電極20との
交差箇所が1つの画素に対応する。
の共通電極基板14に代わるものであり、基板基部36
aの上に光源12の列と直交する方向に、言いかえれ
ば、帯状の複数の透明電極20と直交する方向に、アル
ミニウムからなる帯状の電極36bが複数の透明電極2
0と同じく0.3mmピッチで複数配列されている。図
8中矢印Cで示す帯状の電極36bと透明電極20との
交差箇所が1つの画素に対応する。
【0054】液晶駆動回路装置38は、帯状の電極36
bに接続され、複数の電極36bに対して個別に、例え
ばパルス状の交流電圧を印加するものである。また、液
晶駆動回路装置40は、透明電極20に接続され、複数
の透明電極20に対して個別に、例えばパルス状の30
V程度の交流電圧を印加するものである。電圧印加条件
は、通常の液晶表示装置と同様にすることができる。
bに接続され、複数の電極36bに対して個別に、例え
ばパルス状の交流電圧を印加するものである。また、液
晶駆動回路装置40は、透明電極20に接続され、複数
の透明電極20に対して個別に、例えばパルス状の30
V程度の交流電圧を印加するものである。電圧印加条件
は、通常の液晶表示装置と同様にすることができる。
【0055】液晶42は、ポリマー分散型液晶(PDL
C)を用い、帯状電極基板36と対向基板16の間の密
閉された空間に充填する。
C)を用い、帯状電極基板36と対向基板16の間の密
閉された空間に充填する。
【0056】透明電極20および電極36bの間に電圧
を印可すると、例えば矢印Dで示すように、電極36b
の上方にある液晶42は配向した状態にある。そして、
この配向した液晶42に対して、帯状電極基板36に対
して平行に照射された発光ダイオード12aの光が入射
しても、発光ダイオード12aの光は進行方向を変えら
れることがないため、対向基板16の前面(上面)から
図7中真上に向けて放射されない。一方、透明電極20
および電極36bの間の電圧の印可を解除すると、例え
ば矢印Eで示すように、電極36bの上方にある液晶4
2は配向が乱れる。そして、この配向した液晶42に対
して、帯状電極基板36に対して平行に照射された発光
ダイオード12aの光が入射すると、発光ダイオード1
2aの光は散乱し、対向基板16の前面(上面)から図
7中上方に向けて放射される。このとき、光は、直上箇
所をピーク中心として僅かに分布する。
を印可すると、例えば矢印Dで示すように、電極36b
の上方にある液晶42は配向した状態にある。そして、
この配向した液晶42に対して、帯状電極基板36に対
して平行に照射された発光ダイオード12aの光が入射
しても、発光ダイオード12aの光は進行方向を変えら
れることがないため、対向基板16の前面(上面)から
図7中真上に向けて放射されない。一方、透明電極20
および電極36bの間の電圧の印可を解除すると、例え
ば矢印Eで示すように、電極36bの上方にある液晶4
2は配向が乱れる。そして、この配向した液晶42に対
して、帯状電極基板36に対して平行に照射された発光
ダイオード12aの光が入射すると、発光ダイオード1
2aの光は散乱し、対向基板16の前面(上面)から図
7中上方に向けて放射される。このとき、光は、直上箇
所をピーク中心として僅かに分布する。
【0057】上記のように構成される表示装置34は、
透明電極20を走査電極とし、一方電極36bを信号電
極として、単純マトリクス駆動することにより、画像表
示を行うことができる。画像は実用上十分なコントラス
トを有する。このとき、液晶42の応答速度が数ms以
上と遅いため、得られる画像は静止画に近い。
透明電極20を走査電極とし、一方電極36bを信号電
極として、単純マトリクス駆動することにより、画像表
示を行うことができる。画像は実用上十分なコントラス
トを有する。このとき、液晶42の応答速度が数ms以
上と遅いため、得られる画像は静止画に近い。
【0058】本実施の形態の第3の例に係る表示装置3
4は、行列状に配列された多数の光源を用いることなく
一列に配列された光源を用いるため、安価で消費電力の
小さい平面型表示装置を得ることができ、また、液晶デ
ィスプレイに比べて安価な液晶を用いて大画面の平面型
表示装置を得ることができ、また、発光ダイオードディ
スプレイに比べて高精細の画像の平面型表示装置を得る
ことができる。
4は、行列状に配列された多数の光源を用いることなく
一列に配列された光源を用いるため、安価で消費電力の
小さい平面型表示装置を得ることができ、また、液晶デ
ィスプレイに比べて安価な液晶を用いて大画面の平面型
表示装置を得ることができ、また、発光ダイオードディ
スプレイに比べて高精細の画像の平面型表示装置を得る
ことができる。
【0059】つぎに、本実施の形態の第4の例に係る表
示装置について、図9を参照して説明する。
示装置について、図9を参照して説明する。
【0060】本実施の形態の第4の例に係る表示装置4
4は、図9に示すように、装置の基本構成は本実施の形
態の第3の例に係る表示装置34と略同じである。この
ため、同一の構成要素については表示装置34と同じ参
照符号を付すとともに、一部図示を省き、また、重複す
る説明を省略する。
4は、図9に示すように、装置の基本構成は本実施の形
態の第3の例に係る表示装置34と略同じである。この
ため、同一の構成要素については表示装置34と同じ参
照符号を付すとともに、一部図示を省き、また、重複す
る説明を省略する。
【0061】表示装置44は、表示装置34の帯状電極
基板36に代えて行列状電極基板46が設けられている
点および帯状の透明電極20に代えて表示面全面に対応
するベタ電極に形成される透明共通電極48を有する点
が表示装置34と相違する。
基板36に代えて行列状電極基板46が設けられている
点および帯状の透明電極20に代えて表示面全面に対応
するベタ電極に形成される透明共通電極48を有する点
が表示装置34と相違する。
【0062】行列状電極基板46は、例えばガラス材料
からなる基板基部46aの上に、トランジスタ等のアク
ティブ素子あるいはスイッチ素子等の素子46bが行列
状に複数配列される。1つの素子46bが1つの画素に
対応する。
からなる基板基部46aの上に、トランジスタ等のアク
ティブ素子あるいはスイッチ素子等の素子46bが行列
状に複数配列される。1つの素子46bが1つの画素に
対応する。
【0063】表示装置44は、透明共通電極48を走査
電極とし、一方素子46bを信号電極として、アクティ
ブマトリクス駆動することにより、画像表示を行うこと
ができる。
電極とし、一方素子46bを信号電極として、アクティ
ブマトリクス駆動することにより、画像表示を行うこと
ができる。
【0064】本実施の形態の第4の例に係る表示装置4
4は、本実施の形態の第3の例に係る表示装置34と同
様の効果をえることができるとともに、特に、液晶の応
答速度を改善することができ、また、より大表示容量を
実現することができる。
4は、本実施の形態の第3の例に係る表示装置34と同
様の効果をえることができるとともに、特に、液晶の応
答速度を改善することができ、また、より大表示容量を
実現することができる。
【0065】以上説明した本実施の形態の第1〜第4の
例において、光源である発光ダイオード等について複数
の異なる色の発光を呈するものを組み合わせ用いること
により、画像のカラー化を実現できる。
例において、光源である発光ダイオード等について複数
の異なる色の発光を呈するものを組み合わせ用いること
により、画像のカラー化を実現できる。
【0066】なお、以上説明した本実施の形態の第1〜
第4の例のそれぞれにおいて示した各構成要素の具体的
な部材およびその代替部材は、作用効果を阻害するもの
でない限り、他の例の各構成要素に相互に用いることが
できる。
第4の例のそれぞれにおいて示した各構成要素の具体的
な部材およびその代替部材は、作用効果を阻害するもの
でない限り、他の例の各構成要素に相互に用いることが
できる。
【0067】
【発明の効果】本発明に係る平面型表示装置によれば、
一次元方向に発光する複数の光源と、共通電極基板およ
び対向基板からなる2枚の基板と、複数の微小ミラー
と、帯状の透明電極とを有し、複数の光源からのそれぞ
れの光が、2枚の基板の間に平行に照射され、照射され
た光が、静電的に制御されて姿勢を変えた微小ミラーに
より進行方向を変えられて対向基板を透過するように構
成され、単純マトリクス駆動により画像を表示するよう
に構成されているため、安価で消費電力の小さい平面型
表示装置を得ることができ、また、液晶ディスプレイに
比べて大画面であって、発光ダイオードディスプレイに
比べて高精細の画像の平面型表示装置を得ることができ
る。
一次元方向に発光する複数の光源と、共通電極基板およ
び対向基板からなる2枚の基板と、複数の微小ミラー
と、帯状の透明電極とを有し、複数の光源からのそれぞ
れの光が、2枚の基板の間に平行に照射され、照射され
た光が、静電的に制御されて姿勢を変えた微小ミラーに
より進行方向を変えられて対向基板を透過するように構
成され、単純マトリクス駆動により画像を表示するよう
に構成されているため、安価で消費電力の小さい平面型
表示装置を得ることができ、また、液晶ディスプレイに
比べて大画面であって、発光ダイオードディスプレイに
比べて高精細の画像の平面型表示装置を得ることができ
る。
【0068】また、本発明に係る平面型表示装置によれ
ば、複数の光源と、帯状電極基板および対向基板からな
る2枚の基板と、2枚の基板の間に配設された液晶と、
帯状の透明電極とを有し、照射された光が、配向姿勢を
変えた液晶により進行方向を変えられて対向基板を透過
するように構成されているため、特に、液晶ディスプレ
イに比べて安価な液晶を用いて簡易な構成で大画面の平
面型表示装置を得ることができる。
ば、複数の光源と、帯状電極基板および対向基板からな
る2枚の基板と、2枚の基板の間に配設された液晶と、
帯状の透明電極とを有し、照射された光が、配向姿勢を
変えた液晶により進行方向を変えられて対向基板を透過
するように構成されているため、特に、液晶ディスプレ
イに比べて安価な液晶を用いて簡易な構成で大画面の平
面型表示装置を得ることができる。
【0069】また、本発明に係る平面型表示装置におい
て、アクティブマトリクス駆動方式とすると、より良好
な応答速度が得られるとともに、より大表示容量を実現
することができる。
て、アクティブマトリクス駆動方式とすると、より良好
な応答速度が得られるとともに、より大表示容量を実現
することができる。
【0070】また、本発明に係る平面型表示装置におい
て、光源が、可視発光ダイオードまたは可視レーザであ
ると、良好な指向性特性を有する既存品を容易に入手し
て利用できるため、好適である。
て、光源が、可視発光ダイオードまたは可視レーザであ
ると、良好な指向性特性を有する既存品を容易に入手し
て利用できるため、好適である。
【0071】また、本発明に係る平面型表示装置におい
て、光源が、紫外発光ダイオードまたは紫外レーザであ
り、透明電極または透明共通電極の対向基板とは反対側
の面に蛍光体が配設されてなると、紫外線励起による既
存蛍光体を用いて容易に表示色を調整でき好適である。
て、光源が、紫外発光ダイオードまたは紫外レーザであ
り、透明電極または透明共通電極の対向基板とは反対側
の面に蛍光体が配設されてなると、紫外線励起による既
存蛍光体を用いて容易に表示色を調整でき好適である。
【図1】従来の発光ダイオードディスプレイを模式的に
示した図である。
示した図である。
【図2】従来のレーザディスプレイを模式的に示した図
である。
である。
【図3】本実施の形態の第1の例に係る平面型表示装置
を側面からみた概略構成図である。
を側面からみた概略構成図である。
【図4】本実施の形態の第1の例に係る平面型表示装置
の概略平面図である。
の概略平面図である。
【図5】本実施の形態の第1の例に係る平面型表示装置
の微小ミラーの形成方法を説明するためのものであり、
(a),(b)はレジストパターンを形成した状態を示
し、(c)はアルミニウムを真空蒸着した状態を示し、
(d)はレジストパターンを除去して微小ミラーを共通
電極基板上に形成した状態を示す図である。
の微小ミラーの形成方法を説明するためのものであり、
(a),(b)はレジストパターンを形成した状態を示
し、(c)はアルミニウムを真空蒸着した状態を示し、
(d)はレジストパターンを除去して微小ミラーを共通
電極基板上に形成した状態を示す図である。
【図6】本実施の形態の第2の例に係る平面型表示装置
を側面からみた概略構成図である。
を側面からみた概略構成図である。
【図7】本実施の形態の第3の例に係る平面型表示装置
を側面からみた概略構成図である。
を側面からみた概略構成図である。
【図8】本実施の形態の第3の例に係る平面型表示装置
の概略平面図である。
の概略平面図である。
【図9】本実施の形態の第4の例に係る平面型表示装置
を側面からみた概略構成図である。
を側面からみた概略構成図である。
10、26、34、44 表示装置
12、28 光源
12a 発光ダイオード
14 共通電極基板
14a、36a、46a 基板基部
14b 共通電極
16 対向基板
18 微小ミラー
20 透明電極
21 レジスト部
22 光源制御回路装置
23a、23b アルミニウム
24 透明電極駆動回路装置
28a 紫外発光レーザ
32 蛍光体
36 帯状電極基板
36b 電極
38、40 液晶駆動回路装置
42 液晶
46 行列状電極基板
46b 素子
48 透明共通電極
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
H01L 33/00 H01L 33/00 L
Fターム(参考) 2H041 AA12 AB13 AC06 AZ01 AZ05
2H089 HA04 RA04 TA02 TA18
2H091 FA45Y FA45Z FA46Y FA46Z
GA03 HA06 JA02 LA11 LA30
5C080 AA10 AA18 CC06 DD07 DD26
DD27 JJ06
5F041 AA11 EE25 FF06 FF11
Claims (6)
- 【請求項1】 一列に配列され、一次元方向に発光する
複数の光源と、該複数の光源の列に一側を接し、所定距
離離間して対向して配置された共通電極基板および対向
基板からなる2枚の基板と、該2枚の基板の間に行列状
に配列された複数の微小ミラーと、該対向基板の該共通
電極基板に対向する面に該複数の微小ミラーに対向する
とともに、該複数の光源の列と平行に複数配列された帯
状の透明電極とを有し、 該複数の光源からのそれぞれの光が、該2枚の基板の間
に平行に照射され、 照射された光が、該共通電極基板および該透明電極の間
に印加された電圧により静電的に制御されて姿勢を変え
た該微小ミラーによって略90°進行方向を変えられて
該透明電極を介して該対向基板を透過するように構成さ
れ、 該複数の光源および該複数の透明電極のそれぞれに接続
した駆動回路により電圧を印加して単純マトリクス駆動
により画像を表示するように構成されてなることを特徴
とする平面型表示装置。 - 【請求項2】 一列に配列され、一次元方向に発光する
複数の光源と、該複数の光源の列に一側を接し、所定距
離離間して対向して配置され、該複数の光源の列と直交
する方向に複数配列された帯状の電極を有する帯状電極
基板および対向基板からなる2枚の基板と、該2枚の基
板の間に配設された液晶と、該対向基板の該帯状電極基
板に対向する面に該複数の光源の列と平行に複数配列さ
れた帯状の透明電極とを有し、 該複数の光源からのそれぞれの光が、該2枚の基板の間
に平行に照射され、 照射された光が、該帯状電極基板および該透明電極の間
に印加された電圧により電界制御されて配向姿勢を変え
た該液晶によって略90°進行方向を変えられて該透明
電極を介して該対向基板を透過するように構成され、 該複数の電極および該複数の透明電極のそれぞれに接続
した駆動回路により電圧を印加して単純マトリクス駆動
により画像を表示するように構成されてなることを特徴
とする平面型表示装置。 - 【請求項3】 一列に配列され、一次元方向に発光する
複数の光源と、該複数の光源の列に一側を接し、所定距
離離間して対向して配置され、行列状に配列された複数
の電極を有する行列状電極基板および対向基板からなる
2枚の基板と、該2枚の基板の間に該複数の電極に対応
して配列された複数の微小ミラーと、該対向基板の該行
列状電極基板に対向する面に該複数の微小ミラーに対向
して配設された透明共通電極とを有し、 該複数の光源からのそれぞれの光が、該2枚の基板の間
に平行に照射され、照射された光が、該行列状電極基板
および該透明共通電極の間に印加された電圧により静電
的に制御されて姿勢を変えた該微小ミラーによって略9
0°進行方向を変えられて該透明電極を介して該対向基
板を透過するように構成され、 該複数の電極のそれぞれに接続した駆動回路により電圧
を印加してアクティブマトリクス駆動により画像を表示
するように構成されてなることを特徴とする平面型表示
装置。 - 【請求項4】 一列に配列され、一次元方向に発光する
複数の光源と、該複数の光源の列に一側を接し、所定距
離離間して対向して配置され、行列状に配列された複数
の電極を有する行列状電極基板および対向基板からなる
2枚の基板と、該2枚の基板の間に配設された液晶と、
該対向基板の該行列状電極基板に対向する面に該液晶に
対向して配設された透明共通電極とを有し、 該複数の光源からのそれぞれの光が、該2枚の基板の間
に平行に照射され、 照射された光が、該行列状電極基板および該透明共通電
極の間に印加された電圧により電界制御されて配向姿勢
を変えた該液晶によって略90°進行方向を変えられて
該透明共通電極を介して該対向基板を透過するように構
成され、 該複数の電極のそれぞれに接続した駆動回路により電圧
を印加してアクティブマトリクス駆動により画像を表示
するように構成されてなることを特徴とする平面型表示
装置。 - 【請求項5】 前記光源が、可視発光ダイオードまたは
可視レーザであることを特徴とする請求項1〜4のいず
れか1項に記載の平面型表示装置。 - 【請求項6】 前記光源が、紫外発光ダイオードまたは
紫外レーザであり、 前記透明電極または前記透明共通電極の前記対向基板と
は反対側の面に蛍光体が配設されてなることを特徴とす
る請求項1〜4のいずれか1項に記載の平面型表示装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001322536A JP2003121769A (ja) | 2001-10-19 | 2001-10-19 | 平面型表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001322536A JP2003121769A (ja) | 2001-10-19 | 2001-10-19 | 平面型表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003121769A true JP2003121769A (ja) | 2003-04-23 |
Family
ID=19139572
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001322536A Pending JP2003121769A (ja) | 2001-10-19 | 2001-10-19 | 平面型表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003121769A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006088096A1 (ja) * | 2005-02-17 | 2006-08-24 | Sharp Kabushiki Kaisha | ディスプレイ装置 |
JP2006337840A (ja) * | 2005-06-03 | 2006-12-14 | Sharp Corp | 両面表示ディスプレイ装置 |
JP2007183559A (ja) * | 2005-12-06 | 2007-07-19 | Sharp Corp | ディスプレイ装置 |
JP2008262055A (ja) * | 2007-04-12 | 2008-10-30 | Sharp Corp | 液晶表示装置 |
DE112006003107B4 (de) * | 2005-11-14 | 2013-11-28 | Cree, Inc. | Vorrichtung und Verfahren zur Beleuchtung einer Flüssigkristall-Anzeige, basierend auf einer Laserdioden-Hintergrundbeleuchtung, und Flüssigkristall-Anzeige, welche die Hintergrundbeleuchtung verwendet |
JP2016533445A (ja) * | 2014-07-16 | 2016-10-27 | ヴィッツウェル インコーポレイテッド | スマートウィンドウシステム |
-
2001
- 2001-10-19 JP JP2001322536A patent/JP2003121769A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006088096A1 (ja) * | 2005-02-17 | 2006-08-24 | Sharp Kabushiki Kaisha | ディスプレイ装置 |
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JP2016533445A (ja) * | 2014-07-16 | 2016-10-27 | ヴィッツウェル インコーポレイテッド | スマートウィンドウシステム |
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A02 | Decision of refusal |
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