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JP2003119249A - 液晶封止用樹脂組成物 - Google Patents

液晶封止用樹脂組成物

Info

Publication number
JP2003119249A
JP2003119249A JP2001319140A JP2001319140A JP2003119249A JP 2003119249 A JP2003119249 A JP 2003119249A JP 2001319140 A JP2001319140 A JP 2001319140A JP 2001319140 A JP2001319140 A JP 2001319140A JP 2003119249 A JP2003119249 A JP 2003119249A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
meth
resin composition
mass
epoxy
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001319140A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Mizuta
康司 水田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Chemicals Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Chemicals Inc filed Critical Mitsui Chemicals Inc
Priority to JP2001319140A priority Critical patent/JP2003119249A/ja
Publication of JP2003119249A publication Critical patent/JP2003119249A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Liquid Crystal (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Epoxy Resins (AREA)
  • Structures Or Materials For Encapsulating Or Coating Semiconductor Devices Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の液晶表示パネル作成上の問題点である、
液晶注入時間、高温による熱歪から生じるガラス基板の
密着性の低下、位置ずれ、ギャップのバラツキ、液晶注
入部のエンドシール剤からの染み出し等を解消した、液
晶滴下方式に適した液晶封止剤組成物を提供する 【解決方法】(1)特定のエラストマー、(2)1分子
中にエポキシ基およびビニル基を少なくとも1個以上有
する化合物、(3)(メタ)アクリレートモノマーおよ
び/またはオリゴマー、(4)エポキシ樹脂、(5)硬
化剤、(6)光開始剤からなる液晶封止用樹脂組成物を
使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液晶封止用樹脂組成
物に関するものであり、詳細には低温で硬化が可能であ
る液晶滴下方式に対応可能な液晶封止用樹脂組成物に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】現在の液晶表示パネルは、貼り合わせを
行なう一方のガラス基板上に液晶の注入孔を形成するよ
うにメインシール剤を塗布し、他方のガラス基板を重
ね、熱硬化により貼り合わせを行ない、その後、真空中
にて液晶の注入孔より液晶を注入し、液晶注入部を紫外
線硬化型エンドシール剤により封止を行なう方法により
作成される。
【0003】上記の液晶表示パネルの作成方法は、液晶
を注入する工程時間が長い点、熱硬化する際の150
℃前後の高温による熱歪でガラス基板の密着性の低下、
位置ずれ、ギャップのバラツキ、液晶注入部のエンドシ
ール剤からの染み出しが生じるなどの問題点がある。
【0004】これら解決する方法として、アクリル酸エ
ステルまたはメタクリル酸エステルを主成分とする光硬
化型のアクリル系接着剤、光硬化型のエポキシ系接着
剤、ノボラック型エポキシ樹脂の部分アクリル化物また
は部分メタクリル化物を主成分とする光硬化と熱硬化を
併用するものが提案されている。これら光硬化型封止剤
は液晶滴下方式のシール剤として光の照射により常温・
短時間で硬化してパネル作成の工程時間が短縮でき、液
晶用ガラス基板が速やかに固定されるため、上記の熱硬
化型エポキシ樹脂を用いたパネル作成方法の問題点が解
消される。
【0005】しかし、本来要求される接着性および高温
高湿下に長時間放置した場合の接着信頼性、液晶の電気
光学特性の維持、配向乱れを起こさない等の要求に関し
ては満足する物性は得られていない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、液晶
滴下方式封止剤として最適な組成物を選択し、更に、組
成比を最適化することにより高品位の液晶表示パネルを
短時間で作製して上記の問題点を解決する封止剤組成物
を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、本発明の
問題点を解決するために検討を行なった結果、 (1)エラストマー 5〜30質量%、 (2)1分子中にエポキシ基およびビニル基を少なくとも1個以上有する化合物 10〜50質量%、 (3)(メタ)アクリレートモノマーおよび/またはオリゴマー 5〜30質量%、 (4)エポキシ樹脂 5〜30質量%、 (5)硬化剤 1〜20質量%、 (7)光開始剤 0.1〜5 質量% からなる液晶封止用樹脂組成物を使用することにより上
記問題を解決した。
【0008】さらに、好ましくは前記エラストマーが粒
子状であり、その粒子径が0.1〜5μmであり、その
エラストマーがエポキシ樹脂と(メタ)アクリル酸を反
応して得られるエポキシ(メタ)アクリレートと共重合
可能な(メタ)アクリルモノマーを共重合して得られる
エラストマーであり、1分子中にエポキシ基およびビニ
ル基少なくとも1個以上有する化合物が好ましくはエポ
キシ樹脂と(メタ)アクリル酸を反応して得られるエポ
キシ(メタ)アタクリレートである液晶封止用樹脂組成
物を使用することにより、より一層の良結果を得ること
に成功した。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明で使用する封止樹脂
組成物に関して詳細に説明する。本発明で使用する
(1)エラストマーに関して説明する。本発明で使用す
るエラストマーは特に限定されるものではないが、好ま
しくはエポキシ樹脂と(メタ)アクリル酸を反応して得
られるエポキシ(メタ)アクリレートと共重合可能なア
クリルモノマーと共重合して得られる球状エラストマー
を使用する。
【0010】本発明で使用するエポキシ樹脂と(メタ)
アクリル酸を反応して得られるエポキシ(メタ)アクリ
レートと共重合可能なアクリルモノマーと共重合して得
られるエラストマーは、封止樹脂が硬化した後に樹脂層
の中にエラストマーが均一に分散している、いわゆる海
/島構造をとる。
【0011】このエラストマー粒子の分散の方法として
は、エポキシ樹脂に分散してもよく、あるいは、エポキ
シ樹脂に溶解したのち硬化時に析出させてもよい。エポ
キシ樹脂とのグラフト共重合体の存在下でエラストマー
を生成させる方法でもよい。好ましくは、エポキシ樹脂
とのグラフト共重合体、エポキシ樹脂とのグラフト共重
合体の存在下でエラストマーを生成させる方法等のエラ
ストマーの粒径を制御し易い方法がよい。これらの方法
は、エラストマーとエポキシ樹脂界面に相互作用を有し
ていて安定に分散している方法である。エラストマーと
エポキシ樹脂界面に相互作用を有しないと硬化後に凝集
しやすく、高度の信頼性を保持しにくい。また、エラス
トマーは適度に架橋しているので硬化による応力によっ
てもエラストマー粒子が変形等しにくく、一層よい。
【0012】本発明で使用するエラストマーの粒径とし
ては、平均粒径が 0.1〜5μm、好ましくは0.2
〜2μmの粒子で分散している、いわゆる、海/島構造
をとることができるエラストマーがよい。平均粒径が
0.1μm以上とすることにより塗布作業性を保持し、
5μm以下とすることにより高い接着信頼性が得られ
る。エラストマーの使用量は、5〜20質量%が好まし
い。5質量%以上使用することにより高い接着信頼性を
発現し、20質量%以下にすることにより塗布適性を確
保する。
【0013】本発明で使用される(2)1分子中にエポ
キシ基およびビニル基を少なくとも1個以上有する化合
物について説明する。本発明で使用される(2)1分子
中にエポキシ基およびビニル基を少なくとも1個以上有
する化合物は、グリシジル(メタ)アクリレートをコモ
ノマーとして使用した共重合体のグリシジル基を一部
(メタ)アクリル酸で変性した化合物などの使用も可能
であるが、エポキシ樹脂と(メタ)アクリル酸を反応し
て得られるエポキシ(メタ)アクリレートが好ましい。
【0014】エポキシ樹脂としては、2個以上のエポキ
シ基を有するエポキシ樹脂であること以外は特に限定さ
れない。以下具体例を挙げて説明する。
【0015】例えば、エチレングリコール、ジエチレン
グリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレング
リコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコ
ール、トリプロピレングリコール、ポリプロピレングリ
コール等のポリアルキレングリコール類、ジメチロール
プロパン、トリメチロールプロパン、スピログリコー
ル、グリセリン等で代表される多価アルコール類とエピ
クロルヒドリンとの反応で得られた脂肪族多価グリシジ
ルエーテル化合物、ビスフェノールA、ビスフェノール
S、ビスフェノールF、ビスフェノールAD等で代表さ
れる芳香族ジオール類およびそれらをエチレングリコー
ル、プロピレングリコール等のアルキレングリコール変
性したジオール類とエピクロルヒドリンとの反応で得ら
れた芳香族多価グリシジルエーテル化合物、アジピン
酸、イタコン酸などで代表される脂肪族ジカルボン酸と
エピクロルヒドリンとの反応で得られた脂肪族多価グリ
シジルエステル化合物、イソフタル酸、テレフタル酸、
ピロメリット酸等で代表される芳香族ジカルボン酸とエ
ピクロルヒドリンとの反応で得られた芳香族多価グリシ
ジルエステル化合物、ヒドロキシジカルボン酸化合物と
エピクロルヒドリンとの反応で得られた脂肪族多価グリ
シジルエーテルエステル化合物または芳香族多価グリシ
ジルエーテルエステル化合物、その他、脂環式多価グリ
シジルエーテル化合物、ポリエチレンジアミン等で代表
される脂肪族ジアミンとエピクロルヒドリンとの反応で
得られた脂肪族多価グリシジルアミン化合物、ジアミノ
ジフェニルメタン、アニリン、メタキシリレンジアミン
等で代表される芳香族ジアミンとエピクロルヒドリンと
の反応で得られた芳香族多価グリシジルアミン化合物、
ヒダントインならびにその誘導体とエピクロルヒドリン
との反応で得られたヒダントイン型多価グリシジル化合
物、フェノールまたはクレゾールとホルムアルデヒドと
から誘導されたノボラック樹脂、ポリアルケニルフェノ
ールやそのコポリマー等で代表されるポリフェノール類
とエピクロルヒドリンとの反応で得られたノボラック型
多価グリシジルエーテル化合物、エポキシ化ポリブタジ
エン、エポキシ化ポリイソプレン等のエポキシ化ジエン
重合体、3,4−エポキシ−6−メチルシクロヘキシル
メチル−3,4−エポキシ−6−メチルシクロヘキサン
カーボネート、ビス(2,3−エポキシシクロペンチ
ル)エーテル等が具体的な例として挙げられる。
【0016】これらエポキシ樹脂は、分子蒸留法等によ
り高純度化を行なっているものを使用することが好まし
い。
【0017】これらの中から選ばれるエポキシ樹脂を使
用してエポキシ基1当量に対して0.4〜0.9当量の
(メタ)アクリル酸を塩基性触媒下で反応させることに
より部分(メタ)アクリル化エポキシ樹脂が得られる。
【0018】これらエポキシ樹脂と(メタ)アクリル酸
を反応して得られるエポキシ(メタ)アクリレートは、
部分(メタ)アクリル化していることによりエポキシ樹
脂との相溶が高くなり、高い接着信頼性が得られる。こ
れらエポキシ樹脂と(メタ)アクリル酸を反応して得ら
れるエポキシ(メタ)アクリレートの使用量は、液晶封
止用樹脂組成物中10〜50質量%である。10質量%
以上の使用で、高い接着信頼性を発現して50%以下と
することにより高温高湿信頼性を発現する。
【0019】本発明に用いられる(3)アクリレートモ
ノマーおよび/またはオリゴマーに関して説明する。本
発明で使用する(メタ)アクリレートモノマーおよび/
またはオリゴマーは特に限定されず、公知の材料を使用
することが可能である。具体的に例えば以下のものが挙
げられる。
【0020】単官能(メタ)アクリレートとしては例え
ば、置換基としてメチル基、エチル基、プロピル基、ブ
チル基、アミル基、2−エチルヘキシル基、オクチル
基、ノニル基、ドデシル基、ヘキサデシル基、オクタデ
シル基、シクロヘキシル基、ベンジル基、メトキシエチ
ル基、ブトキシエチル基、フェノキシエチル基、ノニル
フェノキシエチル基、テトラヒドロフルフリル基、グリ
シジル基、2−ヒドロキシエチル基、2−ヒドロキシプ
ロピル基、3−クロロ−2−ヒドロキシプロピル基、ジ
メチルアミノエチル基、ジエチルアミノエチル基、ノニ
ルフェノキシエチルテトラヒドロフルフリル基,カプロ
ラクトン変性テトラヒドロフルフリル基、イソボルニル
基,ジシクロペンタニル基、ジシクロペンテニル基、ジ
シクロペンテニロキシエチル基を有する(メタ)アクリ
レートが挙げられる。
【0021】多官能(メタ)アクリレートとしては例え
ば、1,3−ブチレングリコール、1,4−ブタンジオ
ール、1,5−ペンタンジオール、3−メチル−1,5
−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、ネオ
ペンチルグリコール、1,8−オクタンジオール、1,
9−ノナンジオール、トリシクロデカンジメタノール、
エチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピ
レングリコール、ポリプロピレングリコール等のジアク
リレート、トリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌ
レートのジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコ
ール1モルに4モル以上のエチレンオキサイド若しくは
プロピレンオキサイドを付加して得たジオールのジ(メ
タ)アクリレート、ビスフェノールA1モルに2モルの
エチレンオキサイド若しくはプロピレンオキサイドを付
加して得たジオールのジ(メタ)アクリレート、トリメ
チロールプロパン1モルに3モル以上のエチレンオキサ
イド若しくはプロピレンオキサイドを付加して得たトリ
オールのジ又はトリ(メタ)アクリレート、ビスフェノ
ールA1モルに4モル以上のエチレンオキサイド若しく
はプロピレンオキサイドを付加して得たジオールのジ
(メタ)アクリレート/トリス(2−ヒドロキシエチ
ル)イソシアヌレートトリ(メタ)アクリレート、トリ
メチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタ
エリスリトールトリ(メタ)アクリレート/ジペンタエ
リスリトールのポリ(メタ)アクリレート/カプロラク
トン変性トリス[(メタ)アクリロキシエチル]イソシ
アヌレート、アルキル変性ジペンタエリスリトールのポ
リ(メタ)アクリレート、カプロラクトン変性ジペンタ
エリスリトールのポリ(メタ)アクリレート/ヒドロキ
シピバリン酸、ネオペンチルグリコールジアクリレー
ト、カプロラクトン変性ヒドロキシピバリン酸ネオペン
チルグリコールジアクリレート/エチレンオキサイド変
性リン酸(メタ)アクリレート、エチレンオキサイド変
性アルキル化リン酸(メタ)アクリレート等があげられ
る。
【0022】また、N−ビニル−2−ピロリドン、アク
リロイルモルホリン、ビニルイミダゾール、N−ビニル
カプロラクタム、酢酸ビニル、(メタ)アクリル酸、
(メタ)アクリルアミド、N−ヒドロキシメチルアクリ
ルアミド又はN−ヒドロキシエチルアクリルアミド及び
それらのアルキルエーテル化合物等も使用できる。
【0023】更に、重合性モノマーと同様に併用できる
ものとしては,重合性オリゴマーとして公知慣用のポリ
エステルポリ(メタ)アクリレート、ポリエーテルポリ
(メタ)アクリレート、ポリエーテルエステルポリウレ
タン(メタ)アクリレート、エポキシポリ(メタ)アク
リレート等がある。
【0024】これら(メタ)アクリレートモノマーおよ
び/またはオリゴマーは、分子蒸留法等により高純度化
を行なっているものを使用することが好ましい。
【0025】これらの中から選ばれる(メタ)アクリレ
ートモノマーおよび/またはオリゴマーの使用量は液晶
封止用樹脂組成物中5〜30質量%である。5質量%以
上の使用で、光重合活性が高くなり30%以下とするこ
とにより接着信頼性を発現する。
【0026】本発明で使用する(4)エポキシ樹脂に関
して説明する。本発明で使用するエポキシ樹脂は特に限
定されず、公知の材料を使用することが可能である。具
体的に例えば以下のものが挙げられる。例えば、エチレ
ングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレング
リコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコ
ール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコ
ール、ポリプロピレングリコール等のポリアルキレング
リコール類、ジメチロールプロパン、トリメチロールプ
ロパン、スピログリコール、グリセリン等で代表される
多価アルコール類とエピクロルヒドリンとの反応で得ら
れた脂肪族多価グリシジルエーテル化合物、ビスフェノ
ールA、ビスフェノールS、ビスフェノールF、ビスフ
ェノールAD等で代表される芳香族ジオール類およびそ
れらをエチレングリコール、プロピレングリコール等の
アルキレングリコール変性したジオール類とエピクロル
ヒドリンとの反応で得られた芳香族多価グリシジルエー
テル化合物、アジピン酸、イタコン酸などで代表される
脂肪族ジカルボン酸とエピクロルヒドリンとの反応で得
られた脂肪族多価グリシジルエステル化合物、イソフタ
ル酸、テレフタル酸、ピロメリット酸等で代表される芳
香族ジカルボン酸とエピクロルヒドリンとの反応で得ら
れた芳香族多価グリシジルエステル化合物、ヒドロキシ
ジカルボン酸化合物とエピクロルヒドリンとの反応で得
られた脂肪族多価グリシジルエーテルエステル化合物ま
たは芳香族多価グリシジルエーテルエステル化合物、そ
の他、脂環式多価グリシジルエーテル化合物、ポリエチ
レンジアミン等で代表される脂肪族ジアミンとエピクロ
ルヒドリンとの反応で得られた脂肪族多価グリシジルア
ミン化合物、ジアミノジフェニルメタン、アニリン、メ
タキシリレンジアミン等で代表される芳香族ジアミンと
エピクロルヒドリンとの反応で得られた芳香族多価グリ
シジルアミン化合物、ヒダントインならびにその誘導体
とエピクロルヒドリンとの反応で得られたヒダントイン
型多価グリシジル化合物、フェノールまたはクレゾール
とホルムアルデヒドとから誘導されたノボラック樹脂、
ポリアルケニルフェノールやそのコポリマー等で代表さ
れるポリフェノール類とエピクロルヒドリンとの反応で
得られたノボラック型多価グリシジルエーテル化合物、
エポキシ化ポリブタジエン、エポキシ化ポリイソプレン
等のエポキシ化ジエン重合体、3,4ーエポキシ−6−
メチルシクロヘキシルメチル−3,4−エポキシ−6−
メチルシクロヘキサンカーボネート、ビス(2,3ーエ
ポキシシクロペンチル)エーテル等が具体的な例として
挙げられる。
【0027】これらエポキシ樹脂は、分子蒸留法等によ
り高純度化を行なっているものを使用することが好まし
い。これらの中から選ばれるエポキシ樹脂の使用量は液
晶封止用樹脂組成物中5〜30質量%である。5質量%
以上の使用で接着信頼性が向上し、30%以下とするこ
とにより光照射による硬化性が高くなる。
【0028】本発明で使用する(5)硬化剤に関して説
明する。本発明で使用する硬化剤は、熱潜在性硬化剤で
あれば特に限定されない。具体的に例えば、有機酸ジヒ
ドラジド化合物、イミダゾールおよびその誘導体、ジシ
アンジアミド、芳香族アミン類等が挙げられる。これら
硬化剤の使用量は液晶封止剤組成物中1質量%〜20質
量%である。1質量%以上とすることにより高温高湿条
件下の接着信頼性が発現され、20質量%以下とするこ
とによりポットライフを維持することが可能である。
【0029】本発明で使用する(6)光開始剤に関して
説明する。本発明で使用する光開始剤は、特に限定され
ず、公知の材料を使用することが可能である。具体的に
例えば以下のものが挙げられる。
【0030】具体的に例えば、ベンゾフェノン、2,2
−ジエトキシアセトフェノン、ベンジル、ベンゾイルイ
ソプロピルエーテル、ベンジルジメチルケタール、1−
ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、チオキサン
トン等を挙げることができる。
【0031】これらの使用量は液晶封止剤組成物中0.
1質量%〜5質量%である。0.1質量%以上とするこ
とにより光照射による硬化性を与え、5質量%以下とす
ることにより硬化物質の吸湿性を抑えることができる。
【0032】本発明は上述の各成分に以外に必要に応じ
て充填剤、カップリング剤、イオントラップ剤、イオン
交換剤等の添加剤を使用することができる。
【0033】充填剤は、粘性調整、硬化物の熱応力低減
等を目的として使用することが可能である。使用する無
機充填剤は公知の無機化合物の中から選択することがで
き特に制約は無く、具体的に例えば、炭酸カルシウム、
炭酸マグネシウム、硫酸バリウム、硫酸マグネシウム、
ケイ酸アルミニウム、ケイ酸ジルコニウム、酸化鉄、酸
化チタン、酸化アルミニウム(アルミナ)、酸化亜鉛、
二酸化ケイ素、チタン酸カリウム、カオリン、タルク、
アスベスト粉、石英粉、雲母、ガラス繊維等である。無
機充填剤の粒子径は、セルギャップ特性に影響を与えな
い範囲であれば特に制限はないが、好ましくは2μm以
下のものを使用することができる。無機充填剤の使用量
は、1質量%〜40質量%である。1質量%以上とする
ことにより熱応力低減効果が発現し、40質量%以下に
することにより作業適性粘度に抑えることができる。本
発明の樹脂組成物は、均一混合することが必要であるた
め、3本ロールを用いて十分に混練して封止樹脂中に気
泡の発生の無いように十分に脱泡することにより液晶封
止用樹脂組成物を得る。
【0034】上記のようにして得られた液晶封止用樹脂
組成物を液晶表示装置の作製に用いられる。その使用方
法の一例を説明する。予め設定したギャップ幅のスペー
サーを該液晶封止用樹脂組成物の混合する。対になるガ
ラス基板を用い、一方のガラス基板上に該液晶封止用樹
脂組成物をディスペンサーにて枠型に塗布する。パネル
内部容量に相当する液晶材料をその枠内に精密に滴下す
る。他方のガラスを対向させ貼り合わせ後、加圧下で紫
外線を1000〜6000mJの量を照射してガラス基
板を貼り合わせる。さらにその後、無加圧のまま120
℃の温度で1時間加熱して充分に硬化して液晶パネルを
形成する。
【0035】
【実施例】以下、代表的な実施例により本発明を詳細に
説明する。 [合成例1] エラストマーの合成 攪拌機、気体導入管、温度計、冷却管を備えた1000
mlの四つ口フラスコを用意し、分子内に2ケのエポキ
シ基を持つビスフェノールF型エポキシ樹脂(エピクロ
ン830S・大日本インキ化学工業(株)製)600
g、メタアクリル酸12g、トリエタノールアミン1
g、トルエン50gを加え、乾燥エアにてバブリング
下、110℃で5時間反応させ二重結合を導入した。次
ぎにこれにブチルアクリレート20g、グリシジルメタ
クリレート20g、ジビニルベンゼン1g、アゾビスメ
チルバレロニトリル1g、アゾビスイソブチロニトリル
2gを加え70℃3時間、更に90℃で1時間重合させ
てエラストマーを合成した。
【0036】[合成例2] エポキシアクリレートの合
成 攪拌機、気体導入管、温度計、冷却管を備えた500m
lの四つ口フラスコを用意しビスフエノールA型エポキ
シ樹脂:エピクロンEXA850CRP〔大日本インキ
化学工業(株)製〕を200g、メタクリル酸:50
g、トリエタノールアミン0.2gを混合し、乾燥エア
にてバブリング下、110℃5時間加熱攪拌してエポキ
シアクリレートを得た。
【0037】[実施例1]合成例1で得られたエラスト
マー、合成例2で得られたエポキシアクリレート、ビス
フェノールA変性ジメタクリレート、エピクロン850
S、CR805、アミキュア−VDH、1−ヒドロキシ
シクロヘキシルフエニルケトン、KBM−403〔シラ
ンカップリング剤:信越化学工業(株)製〕を表1[表
1]に記した配合量にてダルトンミキサーで混合後、3
本ロールを用いて充分に混練して粘度150MPa・s
の液晶封止用樹脂組成物(S−1)を得た。このS−1
を使用して以下の液晶封止材料としての評価を実施し
た。
【0038】1 ポットライフ 液晶封止用樹脂組成物(S−1)の25℃の粘度を測定
してその値を基準とする。S−1をポリエチレン製容器
中に入れ、密閉し−10℃一定条件にて保管する。30
日経過後、同じ条件で粘度を測定してその増加率により
判定した。 ○:10%未満 △:10%以上50%未満 ×:50%以上
【0039】2 塗布適性 液晶封止用樹脂組成物(S−1)を10ccのシリンジ
に充填した後、脱泡を行なった。ディスペンサー(ショ
ットマスター:武蔵エンジニアリング製)にて描画を行
なった。塗布条件は、毎秒4cmの塗布スピードで行な
った。以下の判定基準で優劣を判断した。 ○:染み出し、糸曳きが無く、外観も良好であった △:染み出し、糸曳きは無いが、外観が不良であった。 ×:染み出し、糸曳きが発生して塗布適性が著しく劣
る。
【0040】3 接着強度 液晶封止用樹脂組成物(S−1)1gをディスペンサー
(ショットマスター:武蔵エンジニアリング製)にて無
アルカリガラス上に描画を行なった。対になるガラス基
板とアライメントした後、ギャップが5μmになるまで
加圧した。2000mJの紫外線照射によりギャップを
固定した後120℃1時間の加熱により貼り合わせを完
了した。24時間、25℃湿度50%の恒温槽にて保管
後、ピール強度を引張り試験装置(インテスコ製)にて
測定した。
【0041】4 液晶パネルの電気特性評価 TFT(薄膜トランジスタ)液晶表示用セルを上記と同
じ方法により作製し60℃、95%RHの条件下で100
0時間の高温・高湿動作試験を行い、試験後の電圧保持
率を測定した。
【0042】[実施例2〜実施例6]表1[表1]に示
した材料と配合量にて試験を実施した結果を表2[表
1]に示した。
【0043】[比較例1〜比較例6]比較に表1[表
1]に示した材料と配合量にて試験を実施した結果を表
2[表1]に示した。
【0044】
【表1】
【0045】
【発明の効果】本発明の液晶封止用樹脂組成物を使用す
ることにより、本来の液晶封止材料に要求される接着性
および高温高湿下に長時間放置した場合の接着信頼性、
液晶の電気光学特性の維持、配向乱れを起こさない等の
特性を維持したまま液晶滴下方式に対応可能となり、液
晶パネル製造工程を短縮できコストダウンが可能にな
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 23/29 H01L 23/30 C 23/31 Fターム(参考) 2H089 MA04Y NA22 NA37 NA43 NA48 NA53 PA19 QA03 QA11 QA12 QA13 TA06 4J002 BG042 CD191 CD201 DE106 DE116 DE136 DE146 DE186 DE236 DG056 DJ006 DJ016 DJ026 DJ036 DJ046 DJ056 DL006 FD016 GP00 GQ00 4J036 AA01 AA04 AB01 AB02 AB07 AD08 AD21 AF06 AG03 AG06 AG07 AH05 AH07 AK03 AK09 AK10 AK11 CA21 DB06 EA03 EA04 FA02 FA05 FA06 FB07 HA02 JA07 4M109 AA01 CA04 EA02 EB02 GA10

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (1)エラストマー 5〜30質量%、 (2)1分子中にエポキシ基およびビニル基を少なくとも1個以上有する化合物 10〜50質量%、 (3)(メタ)アクリレートモノマーおよび/またはオリゴマー 5〜30質量%、 (4)エポキシ樹脂 5〜30質量%、 (5)硬化剤 1〜20質量%、 (6)光開始剤 0.1〜5 質量% からなる液晶封止用樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 前記エラストマーが粒子状であり、その
    粒子径が0.1〜5μmであることを特徴とする請求項
    1記載の液晶封止用樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 前記エラストマーがエポキシ樹脂と(メ
    タ)アクリル酸を反応して得られるエポキシ(メタ)ア
    クリレートと共重合可能な(メタ)アクリルモノマーを
    共重合して得られるアクリルエラストマーであることを
    特徴とする請求項1または2に記載の液晶封止用樹脂組
    成物。
  4. 【請求項4】 前記1分子中にエポキシ基およびビニル
    基を少なくとも1個以上有する化合物が、数平均分子量
    が400〜10000のオリゴマーであることを特徴と
    する請求項1〜3のいずれかに記載の液晶封止用樹脂組
    成物。
  5. 【請求項5】 前記オリゴマーがグリシジル(メタ)ア
    クリレートをコモノマーとして使用した共重合体のグリ
    シジル基を一部(メタ)アクリル酸で変性した共重合体
    であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載
    の液晶封止用樹脂組成物。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか一項記載の液晶
    封止用樹脂組成物100質量%中に充填剤を1〜50質
    量%含有することを特徴とする液晶封止用樹脂組成物。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか一項記載の液晶
    封止用樹脂組成物をセル基板上に塗布し、液晶を滴下
    後、対のセル基板を貼り合わせることを特徴とするパネ
    ルの製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の液晶パネルの製造方法
    により作成した液晶表示パネル。
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