JP2003118597A - 車両用操舵装置 - Google Patents
車両用操舵装置Info
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- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims abstract description 65
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 abstract description 31
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 230000008278 dynamic mechanism Effects 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 何らかの原因で何れか一方の転舵モータが出
力不能となってその出力軸が作動困難となった場合に
は、残りの転舵モータにて転舵機構の転舵軸を駆動可能
とすること。 【解決手段】 二つの転舵モータ31,32にて転舵機
構10の転舵軸(リレーロッド14)を左右方向に駆動
可能に構成して、転舵モータ31,32の駆動力にて操
舵輪40を転舵可能に構成した車両用操舵装置におい
て、両転舵モータ31,32の出力軸31a,32aを
転舵軸(14)に、差動機構20を介して接続した。差
動機構20は、二つの転舵モータの出力軸に接続される
二つの入力要素(21,22)と、転舵機構の転舵軸に
接続される一つの出力要素(23)を有するとともに、
二系統の動力伝達経路を有していて、何れか一方の動力
伝達経路が動力伝達不能なときにも残りの動力伝達経路
が動力伝達可能である。
力不能となってその出力軸が作動困難となった場合に
は、残りの転舵モータにて転舵機構の転舵軸を駆動可能
とすること。 【解決手段】 二つの転舵モータ31,32にて転舵機
構10の転舵軸(リレーロッド14)を左右方向に駆動
可能に構成して、転舵モータ31,32の駆動力にて操
舵輪40を転舵可能に構成した車両用操舵装置におい
て、両転舵モータ31,32の出力軸31a,32aを
転舵軸(14)に、差動機構20を介して接続した。差
動機構20は、二つの転舵モータの出力軸に接続される
二つの入力要素(21,22)と、転舵機構の転舵軸に
接続される一つの出力要素(23)を有するとともに、
二系統の動力伝達経路を有していて、何れか一方の動力
伝達経路が動力伝達不能なときにも残りの動力伝達経路
が動力伝達可能である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両において転舵
輪を転舵させるための車両用操舵装置に関する。
輪を転舵させるための車両用操舵装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両用操舵装置の一つとして、二つの転
舵モータにて転舵機構の転舵軸を駆動可能に構成したも
のがあり、例えば特開2001−80530号公報に示
されている。同公報に示されている車両用操舵装置で
は、各転舵モータのローターが共通の駆動軸(回転出力
軸)上に配置されていて、同駆動軸はボールねじ式転舵
機構の一構成部材であるボールナットに一体回転可能に
連結されており、両転舵モータの出力トルクにてボール
ナットを回転駆動することで、転舵機構の転舵軸である
ねじ軸を軸方向に駆動し、転舵輪を転舵させることが可
能となっている。
舵モータにて転舵機構の転舵軸を駆動可能に構成したも
のがあり、例えば特開2001−80530号公報に示
されている。同公報に示されている車両用操舵装置で
は、各転舵モータのローターが共通の駆動軸(回転出力
軸)上に配置されていて、同駆動軸はボールねじ式転舵
機構の一構成部材であるボールナットに一体回転可能に
連結されており、両転舵モータの出力トルクにてボール
ナットを回転駆動することで、転舵機構の転舵軸である
ねじ軸を軸方向に駆動し、転舵輪を転舵させることが可
能となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の車両用
操舵装置においては、共通の駆動軸を二つの転舵モータ
のローターにて直接に回転駆動する構成が採用されてい
るため、何らかの原因で何れか一方の転舵モータが出力
不能でそのローター回転抵抗が増大した場合には、残り
の転舵モータにて共通の駆動軸を回転することが困難と
なって、転舵機構の転舵軸を駆動すること、すなわち転
舵輪を転舵させることが困難となる。
操舵装置においては、共通の駆動軸を二つの転舵モータ
のローターにて直接に回転駆動する構成が採用されてい
るため、何らかの原因で何れか一方の転舵モータが出力
不能でそのローター回転抵抗が増大した場合には、残り
の転舵モータにて共通の駆動軸を回転することが困難と
なって、転舵機構の転舵軸を駆動すること、すなわち転
舵輪を転舵させることが困難となる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した課題
に対処すべく、二つの転舵モータにて転舵機構の転舵軸
を駆動可能に構成した車両用操舵装置において、前記両
転舵モータの出力軸を前記転舵軸に差動機構を介して接
続したこと(請求項1に係る発明)に特徴がある。この
場合において、前記両転舵モータの何れか一方が出力不
能状態となったときに同転舵モータの出力軸の動きを禁
止する禁止手段を設けること(請求項2に係る発明)も
可能である。
に対処すべく、二つの転舵モータにて転舵機構の転舵軸
を駆動可能に構成した車両用操舵装置において、前記両
転舵モータの出力軸を前記転舵軸に差動機構を介して接
続したこと(請求項1に係る発明)に特徴がある。この
場合において、前記両転舵モータの何れか一方が出力不
能状態となったときに同転舵モータの出力軸の動きを禁
止する禁止手段を設けること(請求項2に係る発明)も
可能である。
【0005】上記した差動機構は、二つの転舵モータの
出力軸に接続される二つの入力要素と、転舵機構の転舵
軸に接続される一つの出力要素を有するとともに、二系
統の動力伝達経路を有していて、何れか一方の動力伝達
経路が動力伝達不能なときにも残りの動力伝達経路が動
力伝達可能である。また、上記した禁止手段は、転舵モ
ータの出力軸が回転駆動されるものであるときには出力
軸の回転を禁止し、転舵モータの出力軸が軸方向に駆動
されるものであるときには出力軸の軸方向移動を禁止す
る。
出力軸に接続される二つの入力要素と、転舵機構の転舵
軸に接続される一つの出力要素を有するとともに、二系
統の動力伝達経路を有していて、何れか一方の動力伝達
経路が動力伝達不能なときにも残りの動力伝達経路が動
力伝達可能である。また、上記した禁止手段は、転舵モ
ータの出力軸が回転駆動されるものであるときには出力
軸の回転を禁止し、転舵モータの出力軸が軸方向に駆動
されるものであるときには出力軸の軸方向移動を禁止す
る。
【0006】
【発明の作用・効果】本発明による車両用操舵装置(請
求項1に係る発明)においては、二つの転舵モータの出
力軸と転舵軸間に差動機構が介装されていて、差動機構
における何れか一方の動力伝達経路が動力伝達不能なと
きにも残りの動力伝達経路が動力伝達可能であるため、
何らかの原因で何れか一方の転舵モータが出力不能とな
ってその出力軸が作動不能となった場合には、残りの転
舵モータにて転舵機構の転舵軸を駆動することが可能で
転舵輪を転舵させることが可能である。
求項1に係る発明)においては、二つの転舵モータの出
力軸と転舵軸間に差動機構が介装されていて、差動機構
における何れか一方の動力伝達経路が動力伝達不能なと
きにも残りの動力伝達経路が動力伝達可能であるため、
何らかの原因で何れか一方の転舵モータが出力不能とな
ってその出力軸が作動不能となった場合には、残りの転
舵モータにて転舵機構の転舵軸を駆動することが可能で
転舵輪を転舵させることが可能である。
【0007】また、本発明による車両用操舵装置(請求
項2に係る発明)においては、二つの転舵モータの出力
軸と転舵軸間に差動機構が介装されていて、差動機構に
おける何れか一方の動力伝達経路が動力伝達不能なとき
にも残りの動力伝達経路が動力伝達可能であり、かつ両
転舵モータの何れか一方が出力不能状態となったときに
同転舵モータの出力軸の動きを禁止する禁止手段を設け
たため、何らかの原因で何れか一方の転舵モータが出力
不能となった場合には、同転舵モータの出力軸の動きを
禁止した状態で、残りの転舵モータにて転舵機構の転舵
軸を駆動することが可能であり、これによって転舵輪を
転舵させることが可能である。
項2に係る発明)においては、二つの転舵モータの出力
軸と転舵軸間に差動機構が介装されていて、差動機構に
おける何れか一方の動力伝達経路が動力伝達不能なとき
にも残りの動力伝達経路が動力伝達可能であり、かつ両
転舵モータの何れか一方が出力不能状態となったときに
同転舵モータの出力軸の動きを禁止する禁止手段を設け
たため、何らかの原因で何れか一方の転舵モータが出力
不能となった場合には、同転舵モータの出力軸の動きを
禁止した状態で、残りの転舵モータにて転舵機構の転舵
軸を駆動することが可能であり、これによって転舵輪を
転舵させることが可能である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施形態を図
面に基づいて説明する。図1および図2は本発明による
車両用操舵装置を概略的に示していて、この車両用操舵
装置では、ステアリングホイール(図示省略)等の操作手
段と機械的に連結されていない転舵機構10としてボー
ルねじ式の転舵機構が採用されており、転舵機構10は
遊星ギヤ式の差動機構20を介して二つの転舵モータ3
1,32(モータハウジングにて車体に組付けられてい
るモータ)に接続されている。
面に基づいて説明する。図1および図2は本発明による
車両用操舵装置を概略的に示していて、この車両用操舵
装置では、ステアリングホイール(図示省略)等の操作手
段と機械的に連結されていない転舵機構10としてボー
ルねじ式の転舵機構が採用されており、転舵機構10は
遊星ギヤ式の差動機構20を介して二つの転舵モータ3
1,32(モータハウジングにて車体に組付けられてい
るモータ)に接続されている。
【0009】転舵機構10は、車体の一部にブラケット
19を介して回転可能かつ軸方向移動不能に組付けたね
じ軸11と、このねじ軸11に組付けたボールナット1
2と、このボールナット12を回転不能に支持する支持
アーム13と、この支持アーム13を一体的に支持して
車体の一部にブラケット19を介して左右動可能に組付
けた転舵軸としてのリレーロッド14と、このリレーロ
ッド14の左右両端部にそれぞれ連結したタイロッド1
5およびナックルアーム16等によって構成されてい
る。この転舵機構10においては、リレーロッド14が
左右動されることによって、タイロッド15およびナッ
クルアーム16を介して転舵輪40が転舵される。
19を介して回転可能かつ軸方向移動不能に組付けたね
じ軸11と、このねじ軸11に組付けたボールナット1
2と、このボールナット12を回転不能に支持する支持
アーム13と、この支持アーム13を一体的に支持して
車体の一部にブラケット19を介して左右動可能に組付
けた転舵軸としてのリレーロッド14と、このリレーロ
ッド14の左右両端部にそれぞれ連結したタイロッド1
5およびナックルアーム16等によって構成されてい
る。この転舵機構10においては、リレーロッド14が
左右動されることによって、タイロッド15およびナッ
クルアーム16を介して転舵輪40が転舵される。
【0010】差動機構20は、図2に示したように、サ
ンギヤ21とリングギヤ22を入力要素とし、キャリア
23を出力要素とするものであり、サンギヤ21からキ
ャリア23に至る動力伝達経路と、リングギヤ22から
キャリア23に至る動力伝達経路を有していて、何れか
一方の動力伝達経路が動力伝達不能なとき(すなわちサ
ンギヤ21またはリングギヤ22が回転不能なとき)に
も残りの動力伝達経路が動力伝達可能である。サンギヤ
21は、転舵モータ31の出力軸31a上に一体回転可
能に接続されている。リングギヤ22は、転舵モータ3
2の出力軸32a上に一体回転可能に組付けたピニオン
33と噛合している。キャリア23は、転舵機構10の
ねじ軸11に一体回転可能に接続されている。
ンギヤ21とリングギヤ22を入力要素とし、キャリア
23を出力要素とするものであり、サンギヤ21からキ
ャリア23に至る動力伝達経路と、リングギヤ22から
キャリア23に至る動力伝達経路を有していて、何れか
一方の動力伝達経路が動力伝達不能なとき(すなわちサ
ンギヤ21またはリングギヤ22が回転不能なとき)に
も残りの動力伝達経路が動力伝達可能である。サンギヤ
21は、転舵モータ31の出力軸31a上に一体回転可
能に接続されている。リングギヤ22は、転舵モータ3
2の出力軸32a上に一体回転可能に組付けたピニオン
33と噛合している。キャリア23は、転舵機構10の
ねじ軸11に一体回転可能に接続されている。
【0011】各転舵モータ31,32は、非通電時に出
力軸31a,32aが回転困難となる回転駆動モータ
(例えば、減速機付モータまたは超音波モータ)であっ
て、ステアリングホイール(図示省略)等の操作手段への
操舵量に応じて制御装置(図示省略)にて作動を制御され
るようになっており、それぞれの出力トルクは車両停止
時のステアに必要な値(据え切りを可能とする値)に設
定されている。また、各転舵モータ31,32は、単独
では正常時に必要なステア速度を得ることができないも
のの、同時に作動させることで正常時に必要なステア速
度を得ることができるように、出力速度が設定されてい
る。
力軸31a,32aが回転困難となる回転駆動モータ
(例えば、減速機付モータまたは超音波モータ)であっ
て、ステアリングホイール(図示省略)等の操作手段への
操舵量に応じて制御装置(図示省略)にて作動を制御され
るようになっており、それぞれの出力トルクは車両停止
時のステアに必要な値(据え切りを可能とする値)に設
定されている。また、各転舵モータ31,32は、単独
では正常時に必要なステア速度を得ることができないも
のの、同時に作動させることで正常時に必要なステア速
度を得ることができるように、出力速度が設定されてい
る。
【0012】また、この実施形態においては、各転舵モ
ータ31,32に出力軸31a,32aの回転量(回転
速度でも実施可能)を検出可能なセンサS1,S2が設
けられていて、センサS1,S2の検出値から算出され
るキャリア23の回転量と、転舵機構10のねじ軸11
の回転量(ねじ軸11に対応して設けたセンサS3の検
出値から算出される回転量)とを比較することで、各転
舵モータ31,32、各センサS1,S2等の異常を検
出可能とされており、異常検出時には異常を検出した側
の転舵モータを回転禁止にするとともに、異常報知手段
(図示省略のランプ、ブザー等)が作動するように構成
されている。
ータ31,32に出力軸31a,32aの回転量(回転
速度でも実施可能)を検出可能なセンサS1,S2が設
けられていて、センサS1,S2の検出値から算出され
るキャリア23の回転量と、転舵機構10のねじ軸11
の回転量(ねじ軸11に対応して設けたセンサS3の検
出値から算出される回転量)とを比較することで、各転
舵モータ31,32、各センサS1,S2等の異常を検
出可能とされており、異常検出時には異常を検出した側
の転舵モータを回転禁止にするとともに、異常報知手段
(図示省略のランプ、ブザー等)が作動するように構成
されている。
【0013】上記のように構成したこの実施形態におい
ては、ステアリングホイール(図示省略)等の操作手段が
操作されると、操作手段への操舵入力に応じて制御装置
(図示省略)が転舵モータ31,32の作動を制御する。
このため、当該操舵装置が正常であるときには、両転舵
モータ31,32の駆動力により差動機構20を介して
転舵機構10のねじ軸11が回転駆動されて、操舵入力
に応じて転舵機構10のリレーロッド14が左右動さ
れ、左右の転舵輪40が操舵入力に応じ所期のステア速
度にて転舵される。
ては、ステアリングホイール(図示省略)等の操作手段が
操作されると、操作手段への操舵入力に応じて制御装置
(図示省略)が転舵モータ31,32の作動を制御する。
このため、当該操舵装置が正常であるときには、両転舵
モータ31,32の駆動力により差動機構20を介して
転舵機構10のねじ軸11が回転駆動されて、操舵入力
に応じて転舵機構10のリレーロッド14が左右動さ
れ、左右の転舵輪40が操舵入力に応じ所期のステア速
度にて転舵される。
【0014】ところで、この実施形態においては、二つ
の転舵モータ31,32の出力軸31a,32aと転舵
機構10のねじ軸11間に差動機構20が介装されてい
て、差動機構20における何れか一方の動力伝達経路が
動力伝達不能なときにも残りの動力伝達経路が動力伝達
可能である。このため、何らかの原因で何れか一方の転
舵モータ31または32が出力不能となってその出力軸
31aまたは32aが回転作動不能となった場合(異常
時)には、残りの転舵モータ32または31にて転舵機
構10のねじ軸11を回転駆動することが可能で、左右
の転舵輪40を転舵させることが可能である。
の転舵モータ31,32の出力軸31a,32aと転舵
機構10のねじ軸11間に差動機構20が介装されてい
て、差動機構20における何れか一方の動力伝達経路が
動力伝達不能なときにも残りの動力伝達経路が動力伝達
可能である。このため、何らかの原因で何れか一方の転
舵モータ31または32が出力不能となってその出力軸
31aまたは32aが回転作動不能となった場合(異常
時)には、残りの転舵モータ32または31にて転舵機
構10のねじ軸11を回転駆動することが可能で、左右
の転舵輪40を転舵させることが可能である。
【0015】上記実施形態においては、転舵モータ3
1,32として非通電時に出力軸31a,32aが回転
不能となる回転駆動モータ(例えば、減速機付モータま
たは超音波モータ)を採用して実施したが、図3にて概
略的に示したように、転舵モータ31,32として非通
電時に出力軸31a,32aが回転可能となる回転駆動
モータ(例えば、ブラシレスモータ)を採用した上で、
各出力軸31a,32aを回転不能に固定し得る電磁ブ
レーキ51,52を設けて実施することも可能である。
各電磁ブレーキ51,52は、該当する転舵モータ3
1,32が通電異常等で出力不能状態となったときに同
転舵モータ31,32の出力軸31a,32aの回転を
禁止する禁止手段であり、制御装置(図示省略)にて作動
を制御されるようになっている。
1,32として非通電時に出力軸31a,32aが回転
不能となる回転駆動モータ(例えば、減速機付モータま
たは超音波モータ)を採用して実施したが、図3にて概
略的に示したように、転舵モータ31,32として非通
電時に出力軸31a,32aが回転可能となる回転駆動
モータ(例えば、ブラシレスモータ)を採用した上で、
各出力軸31a,32aを回転不能に固定し得る電磁ブ
レーキ51,52を設けて実施することも可能である。
各電磁ブレーキ51,52は、該当する転舵モータ3
1,32が通電異常等で出力不能状態となったときに同
転舵モータ31,32の出力軸31a,32aの回転を
禁止する禁止手段であり、制御装置(図示省略)にて作動
を制御されるようになっている。
【0016】図3に示した実施形態では、両転舵モータ
31,32の何れか一方が出力不能状態となったとき、
該当する転舵モータ31または32の出力軸31aまた
は32aの回転を電磁ブレーキ51または52が禁止す
る。このため、何らかの原因で何れか一方の転舵モータ
31または32が出力不能となった場合には、同転舵モ
ータ31または32の出力軸31aまたは32aの回転
を電磁ブレーキ51または52にて禁止した状態で、残
りの転舵モータ32または31にて転舵機構10のねじ
軸11を回転駆動することが可能であり、これによって
左右の転舵輪40を転舵させることが可能である。
31,32の何れか一方が出力不能状態となったとき、
該当する転舵モータ31または32の出力軸31aまた
は32aの回転を電磁ブレーキ51または52が禁止す
る。このため、何らかの原因で何れか一方の転舵モータ
31または32が出力不能となった場合には、同転舵モ
ータ31または32の出力軸31aまたは32aの回転
を電磁ブレーキ51または52にて禁止した状態で、残
りの転舵モータ32または31にて転舵機構10のねじ
軸11を回転駆動することが可能であり、これによって
左右の転舵輪40を転舵させることが可能である。
【0017】また、上記各実施形態においては、二つの
転舵モータの出力軸(31a,32a)に接続される二
つの入力要素と、転舵機構の転舵軸(リレーロッド1
4)に接続される一つの出力要素を有するとともに、二
系統の動力伝達経路を有していて、何れか一方の動力伝
達経路が動力伝達不能なときにも残りの動力伝達経路が
動力伝達可能な差動機構して、遊星ギヤ式の差動機構2
0を採用して実施したが、同差動機構として図4、図5
または図6にて概略的に示した各差動機構120,22
0,320を採用して実施することも可能である。な
お、図4、図5または図6に示した各差動機構120,
220,320を採用した実施形態でも、上記実施形態
と同様の作用効果を得ることが可能である。
転舵モータの出力軸(31a,32a)に接続される二
つの入力要素と、転舵機構の転舵軸(リレーロッド1
4)に接続される一つの出力要素を有するとともに、二
系統の動力伝達経路を有していて、何れか一方の動力伝
達経路が動力伝達不能なときにも残りの動力伝達経路が
動力伝達可能な差動機構して、遊星ギヤ式の差動機構2
0を採用して実施したが、同差動機構として図4、図5
または図6にて概略的に示した各差動機構120,22
0,320を採用して実施することも可能である。な
お、図4、図5または図6に示した各差動機構120,
220,320を採用した実施形態でも、上記実施形態
と同様の作用効果を得ることが可能である。
【0018】図4に示した差動機構120は、ハーモニ
ックドライブ式の差動機構であって、ウェーブジェネレ
ータ121とウォームギヤ122を入力要素とし、フレ
クスプライン123を出力要素とし、ウォームギヤ12
2とフレクスプライン123間にサーキュラスプライン
を有するウォームホイール124を介在させたものであ
り、ウェーブジェネレータ121からフレクスプライン
123に至る動力伝達経路と、ウォームギヤ122から
フレクスプライン123に至る動力伝達経路を有してい
て、何れか一方の動力伝達経路が動力伝達不能なとき
(すなわちウェーブジェネレータ121とウォームギヤ
122が回転不能なとき)にも残りの動力伝達経路が動
力伝達可能である。
ックドライブ式の差動機構であって、ウェーブジェネレ
ータ121とウォームギヤ122を入力要素とし、フレ
クスプライン123を出力要素とし、ウォームギヤ12
2とフレクスプライン123間にサーキュラスプライン
を有するウォームホイール124を介在させたものであ
り、ウェーブジェネレータ121からフレクスプライン
123に至る動力伝達経路と、ウォームギヤ122から
フレクスプライン123に至る動力伝達経路を有してい
て、何れか一方の動力伝達経路が動力伝達不能なとき
(すなわちウェーブジェネレータ121とウォームギヤ
122が回転不能なとき)にも残りの動力伝達経路が動
力伝達可能である。
【0019】ウェーブジェネレータ121は、転舵モー
タ31の出力軸31a上に一体回転可能に接続されてい
る。ウォームギヤ122は、転舵モータ32の出力軸3
2a上に一体回転可能に接続されている。フレクスプラ
イン123は、転舵機構のねじ軸(図1にねじ軸11)
に一体回転可能に接続されている。ウォームホイール1
24は、車体に対して回転可能かつ軸方向へ移動不能に
支持されている。
タ31の出力軸31a上に一体回転可能に接続されてい
る。ウォームギヤ122は、転舵モータ32の出力軸3
2a上に一体回転可能に接続されている。フレクスプラ
イン123は、転舵機構のねじ軸(図1にねじ軸11)
に一体回転可能に接続されている。ウォームホイール1
24は、車体に対して回転可能かつ軸方向へ移動不能に
支持されている。
【0020】図5に示した差動機構220は、ねじ送り
機構とスライド機構を組み合わせた差動機構であって、
ウォームギヤ221と222を入力要素とし、ねじスプ
ライン軸223を出力要素とし、各ウォームギヤ22
1,222とねじスプライン軸223間にウォームホイ
ール224,225をそれぞれ介在させたものであり、
ウォームギヤ221からねじスプライン軸223に至る
動力伝達経路と、ウォームギヤ222からねじスプライ
ン軸223に至る動力伝達経路を有していて、何れか一
方の動力伝達経路が動力伝達不能なとき(すなわちウォ
ームギヤ221または222が回転不能なとき)にも残
りの動力伝達経路が動力伝達可能である。
機構とスライド機構を組み合わせた差動機構であって、
ウォームギヤ221と222を入力要素とし、ねじスプ
ライン軸223を出力要素とし、各ウォームギヤ22
1,222とねじスプライン軸223間にウォームホイ
ール224,225をそれぞれ介在させたものであり、
ウォームギヤ221からねじスプライン軸223に至る
動力伝達経路と、ウォームギヤ222からねじスプライ
ン軸223に至る動力伝達経路を有していて、何れか一
方の動力伝達経路が動力伝達不能なとき(すなわちウォ
ームギヤ221または222が回転不能なとき)にも残
りの動力伝達経路が動力伝達可能である。
【0021】ウォームギヤ221は、転舵モータ31の
出力軸31a上に一体回転可能に接続されている。ウォ
ームギヤ222は、転舵モータ32の出力軸32a上に
一体回転可能に接続されている。ねじスプライン軸22
3は、転舵機構10の支持アーム13にサポート18を
介して回転可能かつ軸方向へ移動不能に支持されてい
て、転舵機構10の支持アーム13を介してリレーロッ
ド14に接続されており、転舵機構10のリレーロッド
14と一体的に左右動可能である。
出力軸31a上に一体回転可能に接続されている。ウォ
ームギヤ222は、転舵モータ32の出力軸32a上に
一体回転可能に接続されている。ねじスプライン軸22
3は、転舵機構10の支持アーム13にサポート18を
介して回転可能かつ軸方向へ移動不能に支持されてい
て、転舵機構10の支持アーム13を介してリレーロッ
ド14に接続されており、転舵機構10のリレーロッド
14と一体的に左右動可能である。
【0022】ウォームホイール224は、車体に対して
回転可能かつ軸方向へ移動不能に支持されていて、外周
にてウォームギヤ221に噛合し、内周にてねじスプラ
イン軸223のねじ部223aに螺合している。ウォー
ムホイール225は、車体に対して回転可能かつ軸方向
へ移動不能に支持されていて、外周にてウォームギヤ2
22に噛合し、内周にてねじスプライン軸223のスプ
ライン部223bにスプライン嵌合している。
回転可能かつ軸方向へ移動不能に支持されていて、外周
にてウォームギヤ221に噛合し、内周にてねじスプラ
イン軸223のねじ部223aに螺合している。ウォー
ムホイール225は、車体に対して回転可能かつ軸方向
へ移動不能に支持されていて、外周にてウォームギヤ2
22に噛合し、内周にてねじスプライン軸223のスプ
ライン部223bにスプライン嵌合している。
【0023】図6に示した差動機構320は、二つのね
じ送り機構を備えた差動機構であって、ウォームギヤ3
21と322を入力要素とし、ホルダ323を出力要素
とし、ウォームギヤ321とホルダ323間にウォーム
ホイール324とねじ軸325を介在させ、ウォームギ
ヤ322とホルダ323間にウォームホイール326を
介在させたものであり、ウォームギヤ321からホルダ
323に至る動力伝達経路と、ウォームギヤ322から
ホルダ323に至る動力伝達経路を有していて、何れか
一方の動力伝達経路が動力伝達不能なとき(すなわちウ
ォームギヤ321または322が回転不能なとき)にも
残りの動力伝達経路が動力伝達可能である。
じ送り機構を備えた差動機構であって、ウォームギヤ3
21と322を入力要素とし、ホルダ323を出力要素
とし、ウォームギヤ321とホルダ323間にウォーム
ホイール324とねじ軸325を介在させ、ウォームギ
ヤ322とホルダ323間にウォームホイール326を
介在させたものであり、ウォームギヤ321からホルダ
323に至る動力伝達経路と、ウォームギヤ322から
ホルダ323に至る動力伝達経路を有していて、何れか
一方の動力伝達経路が動力伝達不能なとき(すなわちウ
ォームギヤ321または322が回転不能なとき)にも
残りの動力伝達経路が動力伝達可能である。
【0024】ウォームギヤ321は、転舵モータ31の
出力軸31a上に一体回転可能に接続されている。ウォ
ームギヤ322は、転舵モータ32の出力軸32a上に
一体回転可能に接続されている。ホルダ323は、転舵
機構10の支持アーム13に一体的に支持されている。
なお、この実施形態では、転舵モータ32がホルダ32
3と一体的に移動する可動支持体327に組付けられて
いて左右動可能とされている。
出力軸31a上に一体回転可能に接続されている。ウォ
ームギヤ322は、転舵モータ32の出力軸32a上に
一体回転可能に接続されている。ホルダ323は、転舵
機構10の支持アーム13に一体的に支持されている。
なお、この実施形態では、転舵モータ32がホルダ32
3と一体的に移動する可動支持体327に組付けられて
いて左右動可能とされている。
【0025】ウォームホイール324は、車体に対して
回転可能かつ軸方向へ移動不能に支持されていて、外周
にてウォームギヤ321に噛合し、内周にてねじ軸32
5に螺合している。ねじ軸325は、両ウォームホイー
ル324,326の内周(中心部)にねじ込まれてい
て、各ウォームホイール324,326の回転によって
軸方向へ移動可能に支持されている。ウォームホイール
326は、ホルダ323に対して回転可能かつ軸方向へ
移動不能に支持されていて、外周にてウォームギヤ32
2に噛合し、内周にてねじ軸325に螺合している。
回転可能かつ軸方向へ移動不能に支持されていて、外周
にてウォームギヤ321に噛合し、内周にてねじ軸32
5に螺合している。ねじ軸325は、両ウォームホイー
ル324,326の内周(中心部)にねじ込まれてい
て、各ウォームホイール324,326の回転によって
軸方向へ移動可能に支持されている。ウォームホイール
326は、ホルダ323に対して回転可能かつ軸方向へ
移動不能に支持されていて、外周にてウォームギヤ32
2に噛合し、内周にてねじ軸325に螺合している。
【0026】図6に示した差動機構320では、転舵モ
ータ31の出力軸31aを回転駆動することによって可
動支持体327を移動させるためのねじ軸と、転舵モー
タ32の出力軸32aを回転駆動することによってホル
ダ323を移動させるためのねじ軸を、ねじ軸325で
兼用する構成を採用したが、各ねじ軸を別個に構成して
実施することも可能である。
ータ31の出力軸31aを回転駆動することによって可
動支持体327を移動させるためのねじ軸と、転舵モー
タ32の出力軸32aを回転駆動することによってホル
ダ323を移動させるためのねじ軸を、ねじ軸325で
兼用する構成を採用したが、各ねじ軸を別個に構成して
実施することも可能である。
【0027】また、上記各実施形態においては、両転舵
モータの出力軸が回転駆動される構成である実施形態に
ついて説明したが、少なくとも一方の転舵モータの出力
軸が軸方向に駆動される構成である実施形態にも、本発
明は実施可能であり、この場合には、各転舵モータの出
力軸の動きに合わせた差動機構を採用して実施する必要
がある。また、上記した各転舵モータは電気モータに限
定されるものではなく、他の種々な駆動モータ(例え
ば、油圧モータ、空気圧モータ等)を採用することも可
能である。
モータの出力軸が回転駆動される構成である実施形態に
ついて説明したが、少なくとも一方の転舵モータの出力
軸が軸方向に駆動される構成である実施形態にも、本発
明は実施可能であり、この場合には、各転舵モータの出
力軸の動きに合わせた差動機構を採用して実施する必要
がある。また、上記した各転舵モータは電気モータに限
定されるものではなく、他の種々な駆動モータ(例え
ば、油圧モータ、空気圧モータ等)を採用することも可
能である。
【図1】 本発明による車両用操舵装置の一実施形態を
概略的に示す図である。
概略的に示す図である。
【図2】 図1に示した差動機構の構成を概略的に示す
図である。
図である。
【図3】 本発明による車両用操舵装置の他の実施形態
を部分的に示す図2相当の図である。
を部分的に示す図2相当の図である。
【図4】 本発明の実施に際して採用可能な差動機構の
第1変形実施形態を概略的に示す図である。
第1変形実施形態を概略的に示す図である。
【図5】 本発明の実施に際して採用可能な差動機構の
第2変形実施形態を概略的に示す図である。
第2変形実施形態を概略的に示す図である。
【図6】 本発明の実施に際して採用可能な差動機構の
第3変形実施形態を概略的に示す図である。
第3変形実施形態を概略的に示す図である。
10…転舵機構、11…ねじ軸、12…ボールナット、
13…支持アーム、14…リレーロッド、15…タイロ
ッド、16…ナックルアーム、20…差動機構、21…
サンギヤ、22…リングギヤ、23…キャリア、31,
32…転舵モータ、31a,32a…出力軸、40…転
舵輪。
13…支持アーム、14…リレーロッド、15…タイロ
ッド、16…ナックルアーム、20…差動機構、21…
サンギヤ、22…リングギヤ、23…キャリア、31,
32…転舵モータ、31a,32a…出力軸、40…転
舵輪。
Claims (2)
- 【請求項1】 二つの転舵モータにて転舵機構の転舵軸
を駆動可能に構成した車両用操舵装置において、前記両
転舵モータの出力軸を前記転舵軸に差動機構を介して接
続したことを特徴とする車両用操舵装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載した車両用操舵装置にお
いて、前記両転舵モータの何れか一方が出力不能状態と
なったときに同転舵モータの出力軸の動きを禁止する禁
止手段を設けたことを特徴とする車両用操舵装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001312250A JP2003118597A (ja) | 2001-10-10 | 2001-10-10 | 車両用操舵装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001312250A JP2003118597A (ja) | 2001-10-10 | 2001-10-10 | 車両用操舵装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003118597A true JP2003118597A (ja) | 2003-04-23 |
Family
ID=19130942
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001312250A Pending JP2003118597A (ja) | 2001-10-10 | 2001-10-10 | 車両用操舵装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003118597A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005053340A (ja) * | 2003-08-05 | 2005-03-03 | Honda Motor Co Ltd | 電動パワーステアリング装置 |
JP2006015865A (ja) * | 2004-07-01 | 2006-01-19 | Toyota Motor Corp | ステアリングシステム |
JP2010025318A (ja) * | 2008-07-24 | 2010-02-04 | Denso Corp | 動力伝達装置 |
WO2010082458A1 (ja) * | 2009-01-15 | 2010-07-22 | Ntn株式会社 | ステアバイワイヤ式操舵装置 |
WO2011001904A1 (ja) * | 2009-07-02 | 2011-01-06 | Ntn株式会社 | ステアバイワイヤ式操舵装置 |
JP2011011630A (ja) * | 2009-07-02 | 2011-01-20 | Ntn Corp | ステアバイワイヤ式操舵装置 |
JP2011084178A (ja) * | 2009-10-16 | 2011-04-28 | Ntn Corp | ステアバイワイヤ式操舵装置 |
JP2011126350A (ja) * | 2009-12-16 | 2011-06-30 | Ntn Corp | ステアバイワイヤ式操舵装置 |
CN112566834A (zh) * | 2018-08-16 | 2021-03-26 | 蒂森克虏伯普利斯坦股份公司 | 用于线控转向系统的转向传动装置 |
US12103604B2 (en) | 2018-08-21 | 2024-10-01 | Thyssenkrupp Presta Ag | Steer-by-wire steering gear having a hollow shaft motor and a ball screw drive |
DE102023121376A1 (de) * | 2023-08-10 | 2025-02-13 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Verbinder, Linearantrieb, Lenksystem sowie Fahrzeug |
-
2001
- 2001-10-10 JP JP2001312250A patent/JP2003118597A/ja active Pending
Cited By (20)
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CN102470888A (zh) * | 2009-07-02 | 2012-05-23 | Ntn株式会社 | 线控转向式掌舵装置 |
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US12060114B2 (en) | 2018-08-16 | 2024-08-13 | Thyssenkrupp Presta Ag | Steering gear for a steer-by-wire steering system |
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DE102023121376A1 (de) * | 2023-08-10 | 2025-02-13 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Verbinder, Linearantrieb, Lenksystem sowie Fahrzeug |
WO2025031541A1 (de) * | 2023-08-10 | 2025-02-13 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Verbinder, linearantrieb, lenksystem sowie fahrzeug |
DE102023121376B4 (de) * | 2023-08-10 | 2025-07-03 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Verbinder, Linearantrieb, Lenksystem sowie Fahrzeug |
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Legal Events
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---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20040819 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
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A977 | Report on retrieval |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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