JP2003111769A - 内視鏡用処置具システム - Google Patents
内視鏡用処置具システムInfo
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- JP2003111769A JP2003111769A JP2001307455A JP2001307455A JP2003111769A JP 2003111769 A JP2003111769 A JP 2003111769A JP 2001307455 A JP2001307455 A JP 2001307455A JP 2001307455 A JP2001307455 A JP 2001307455A JP 2003111769 A JP2003111769 A JP 2003111769A
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- treatment instrument
- endoscope
- instrument system
- treatment
- switch
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B1/00—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
- A61B1/00131—Accessories for endoscopes
- A61B1/00133—Drive units for endoscopic tools inserted through or with the endoscope
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- Veterinary Medicine (AREA)
- Surgical Instruments (AREA)
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 術者が、一人で体腔内に挿入される処置具の
操作を行えるようにした内視鏡用処置具システムを提供
すること。 【解決手段】 体内挿入部の先端部と基部に開口する処
置具挿通チャンネルを備えた内視鏡本体:及び処置具挿
通チャンネルに挿通される挿入部と、この挿入部の先端
に備えられた可動部と、後端に備えられた基部と、該基
部に装着された固定部と、上記基部の後端に設けられた
操作部材と、可動部と固定部とを接続し、操作部材と固
定部の相対的な往復動作により可動部を動作させる、挿
入部内に配置された駆動ワイヤとを有する処置具;を有
するシステムにおいて、上記内視鏡本体及び処置具とは
別部材からなる処置具駆動ユニット上に、上記固定部を
保持する固定部材と、操作部材に結合される連結部材
と、この連結部材を進退させて上記操作部材を往復動さ
せるアクチュエータを作動させるスイッチとを設けたこ
とを特徴とする内視鏡用処置具システム。
操作を行えるようにした内視鏡用処置具システムを提供
すること。 【解決手段】 体内挿入部の先端部と基部に開口する処
置具挿通チャンネルを備えた内視鏡本体:及び処置具挿
通チャンネルに挿通される挿入部と、この挿入部の先端
に備えられた可動部と、後端に備えられた基部と、該基
部に装着された固定部と、上記基部の後端に設けられた
操作部材と、可動部と固定部とを接続し、操作部材と固
定部の相対的な往復動作により可動部を動作させる、挿
入部内に配置された駆動ワイヤとを有する処置具;を有
するシステムにおいて、上記内視鏡本体及び処置具とは
別部材からなる処置具駆動ユニット上に、上記固定部を
保持する固定部材と、操作部材に結合される連結部材
と、この連結部材を進退させて上記操作部材を往復動さ
せるアクチュエータを作動させるスイッチとを設けたこ
とを特徴とする内視鏡用処置具システム。
Description
【0001】
【技術分野】本発明は、内視鏡の挿入部とともに体内に
挿入されて患部の処置を行う内視鏡用処置具システムに
関する。
挿入されて患部の処置を行う内視鏡用処置具システムに
関する。
【0002】
【従来技術及びその問題点】医療用の内視鏡の使用態様
の一つに、内視鏡の挿入部を体内に挿入し、内視鏡の処
置具挿入口から処置具挿通チャンネルに鉗子を挿入し
て、内視鏡の先端部に設けられた処置具挿通チャンネル
出口から鉗子の先端部を突出させて、鉗子の基端部に設
けられた操作部材を操作することにより鉗子の先端部に
設けられた先端カップを開閉させて、この先端カップに
より体内の患部の処置を行うことがある。
の一つに、内視鏡の挿入部を体内に挿入し、内視鏡の処
置具挿入口から処置具挿通チャンネルに鉗子を挿入し
て、内視鏡の先端部に設けられた処置具挿通チャンネル
出口から鉗子の先端部を突出させて、鉗子の基端部に設
けられた操作部材を操作することにより鉗子の先端部に
設けられた先端カップを開閉させて、この先端カップに
より体内の患部の処置を行うことがある。
【0003】このような場合、内視鏡の挿入部の体内へ
の挿入操作は術者が行うため、この術者が鉗子の操作部
材を操作するのは難しく、通常、術者の指導に従い操作
部材の操作を行う補助者を必要としてた。
の挿入操作は術者が行うため、この術者が鉗子の操作部
材を操作するのは難しく、通常、術者の指導に従い操作
部材の操作を行う補助者を必要としてた。
【0004】
【発明の目的】本発明は、内視鏡の挿入部の体内への挿
入操作を行う術者が、他の補助者を要することなく、一
人で内視鏡の処置具挿通チャンネルを介して体腔内に挿
入される鉗子等の処置具の可動部の操作を行えるように
した内視鏡用処置具システムを提供することを目的とす
る。
入操作を行う術者が、他の補助者を要することなく、一
人で内視鏡の処置具挿通チャンネルを介して体腔内に挿
入される鉗子等の処置具の可動部の操作を行えるように
した内視鏡用処置具システムを提供することを目的とす
る。
【0005】
【発明の概要】本発明は、体内挿入部の先端部の処置具
出口と基部の処置具挿入口とに両端部が開口する処置具
挿通チャンネルを備えた内視鏡本体:及び上記処置具挿
通チャンネルに挿通される挿入部と、この挿入部の先端
に備えられ上記処置具出口から突出する可動部と、上記
挿入部の後端に備えられた基部と、該基部に、基部の長
手方向に相対移動可能に装着された固定部と、上記基部
の後端に設けられ上記処置具挿入口から突出する操作部
材と、上記可動部と上記固定部とを接続し、上記操作部
材と上記固定部の相対的な往復動作により可動部を動作
させる、上記挿入部内に相対移動自在に配置された駆動
ワイヤとを有する処置具;を有する内視鏡用処置具シス
テムにおいて、上記内視鏡本体及び処置具とは別部材か
らなる処置具駆動ユニットを設け、この処置具駆動ユニ
ット上に、内視鏡本体の上記処置具挿入口から出た処置
具の上記固定部を保持する固定部材と、上記操作部材に
結合される連結部材と、この連結部材を進退させて上記
操作部材を往復動させるアクチュエータと、該アクチュ
エータを作動させるスイッチとを設けたことを特徴とし
ている。
出口と基部の処置具挿入口とに両端部が開口する処置具
挿通チャンネルを備えた内視鏡本体:及び上記処置具挿
通チャンネルに挿通される挿入部と、この挿入部の先端
に備えられ上記処置具出口から突出する可動部と、上記
挿入部の後端に備えられた基部と、該基部に、基部の長
手方向に相対移動可能に装着された固定部と、上記基部
の後端に設けられ上記処置具挿入口から突出する操作部
材と、上記可動部と上記固定部とを接続し、上記操作部
材と上記固定部の相対的な往復動作により可動部を動作
させる、上記挿入部内に相対移動自在に配置された駆動
ワイヤとを有する処置具;を有する内視鏡用処置具シス
テムにおいて、上記内視鏡本体及び処置具とは別部材か
らなる処置具駆動ユニットを設け、この処置具駆動ユニ
ット上に、内視鏡本体の上記処置具挿入口から出た処置
具の上記固定部を保持する固定部材と、上記操作部材に
結合される連結部材と、この連結部材を進退させて上記
操作部材を往復動させるアクチュエータと、該アクチュ
エータを作動させるスイッチとを設けたことを特徴とし
ている。
【0006】上記アクチュエータが電磁ソレノイドであ
るのが好ましい。
るのが好ましい。
【0007】また、上記連結部材を上記処置具の軸線回
りに回転させる回転駆動手段と、該回転駆動手段を作動
させるスイッチとを設けるのが好ましい。
りに回転させる回転駆動手段と、該回転駆動手段を作動
させるスイッチとを設けるのが好ましい。
【0008】また、上記回転駆動手段がモータであるの
が好ましい。
が好ましい。
【0009】さらに、上記アクチュエータのスイッチと
上記回転駆動手段のスイッチの少なくとも一つがフット
スイッチであるのが好ましい。
上記回転駆動手段のスイッチの少なくとも一つがフット
スイッチであるのが好ましい。
【0010】また、上記可動部が2枚の開閉自在な先端
カップを備えるとともに、該先端カップが上記スイッチ
を1回操作するごとに、開状態と、患部をえぐり取る閉
状態とに切り替わるのが好ましい。
カップを備えるとともに、該先端カップが上記スイッチ
を1回操作するごとに、開状態と、患部をえぐり取る閉
状態とに切り替わるのが好ましい。
【0011】さらに、上記固定部が、上記駆動ワイヤを
介して上記先端カップに連係され、開位置と閉位置の間
を往復移動するとともに、上記開位置に移動することに
より上記先端カップを開き、上記閉位置に移動すること
により上記先端カップを閉じるのが好ましい。
介して上記先端カップに連係され、開位置と閉位置の間
を往復移動するとともに、上記開位置に移動することに
より上記先端カップを開き、上記閉位置に移動すること
により上記先端カップを閉じるのが好ましい。
【0012】上記操作部材が環状のハンドルであり、上
記連結部材が、上端部に上記ハンドルが嵌合する凹部が
形成された駆動部材であり、該駆動部材の上面に、上記
ハンドルが上記凹部から上方に抜け出すのを防止するハ
ンドル押さえ板を固定することができる。
記連結部材が、上端部に上記ハンドルが嵌合する凹部が
形成された駆動部材であり、該駆動部材の上面に、上記
ハンドルが上記凹部から上方に抜け出すのを防止するハ
ンドル押さえ板を固定することができる。
【0013】また、上記操作部材が環状のハンドルであ
り、上記連結部材が、上記ハンドルの外周部に弾性係合
する内向きに弾性付勢された平面視略C字形の弾性連結
部材とすることができる。
り、上記連結部材が、上記ハンドルの外周部に弾性係合
する内向きに弾性付勢された平面視略C字形の弾性連結
部材とすることができる。
【0014】また、上記操作部材が環状のハンドルであ
り、上記連結部材が、上面に上記ハンドルが嵌合する係
合溝が形成された係合部材とすることができる。
り、上記連結部材が、上面に上記ハンドルが嵌合する係
合溝が形成された係合部材とすることができる。
【0015】上記固定部材が、上記固定部と基部が上方
から嵌合する下向きの嵌合凹部を有するとともに、上記
処置具の長手方向に並ぶ一対の支持部材からなり、上記
固定部に、上記一対の支持部材の対向面のそれぞれに当
接する一対のフランジを設けることができる。
から嵌合する下向きの嵌合凹部を有するとともに、上記
処置具の長手方向に並ぶ一対の支持部材からなり、上記
固定部に、上記一対の支持部材の対向面のそれぞれに当
接する一対のフランジを設けることができる。
【0016】また、上記固定部が上記支持部材に対して
上方に移動するのを防止する浮き上がり防止手段を設け
るのが好ましい。
上方に移動するのを防止する浮き上がり防止手段を設け
るのが好ましい。
【0017】さらに、上記浮き上がり防止手段が、上記
処置具駆動ユニット上に上記処置具の両側方に位置する
ように立設され、互いに近づく方向に弾性付勢されると
ともに、上下方向の中間部に外向きに凹むとともに上記
固定部の両側面に弾性係合する係合部が形成された一対
の弾性把持部材であるのが好ましい。
処置具駆動ユニット上に上記処置具の両側方に位置する
ように立設され、互いに近づく方向に弾性付勢されると
ともに、上下方向の中間部に外向きに凹むとともに上記
固定部の両側面に弾性係合する係合部が形成された一対
の弾性把持部材であるのが好ましい。
【0018】
【発明の実施の形態】図1ないし図8を参照して、本発
明の第1の実施形態について説明する。図1に示す電子
内視鏡(内視鏡)1は医療用の内視鏡であり、体腔内に
挿入される挿入部3とその基部側に接続された操作部5
を有している。挿入部3は、先端側から順に先端部7、
湾曲部9及び可撓管部11を有しており、さらに可撓管
部11が連結部13を介して操作部5に接続している。
明の第1の実施形態について説明する。図1に示す電子
内視鏡(内視鏡)1は医療用の内視鏡であり、体腔内に
挿入される挿入部3とその基部側に接続された操作部5
を有している。挿入部3は、先端側から順に先端部7、
湾曲部9及び可撓管部11を有しており、さらに可撓管
部11が連結部13を介して操作部5に接続している。
【0019】先端部7は、硬性部材からなる先端部本体
(不図示)を有し、この先端部本体に、対物レンズ保持
孔、配光レンズ保持孔、送気送水チャンネル出口、処置
具挿通チャンネル出口(処置具出口)1a等が形成され
ている。対物レンズ保持孔と配光レンズ保持孔には、結
像用の対物レンズと照明用の配光レンズが保持されてい
る。
(不図示)を有し、この先端部本体に、対物レンズ保持
孔、配光レンズ保持孔、送気送水チャンネル出口、処置
具挿通チャンネル出口(処置具出口)1a等が形成され
ている。対物レンズ保持孔と配光レンズ保持孔には、結
像用の対物レンズと照明用の配光レンズが保持されてい
る。
【0020】湾曲部9内には、軸線と直交する軸を中心
に相対回動可能に連結された複数の節輪(湾曲駒)が、
その軸線方向に並べて設けられている。操作部5に設け
た左右湾曲操作ノブ15A、上下湾曲操作ノブ15Bを
回動操作することによって、不図示の複数の湾曲操作ワ
イヤが牽引または弛緩されて、複数の節輪を相対回動さ
せる。すると、湾曲部9が湾曲される。具体的には、左
右湾曲操作ノブ15Aを正逆方向に回動操作すると、一
対の湾曲操作ワイヤを介して湾曲部9が左右方向に湾曲
し、上下湾曲操作ノブ15Bを正逆方向に回動操作する
と、別の一対の湾曲操作ワイヤを介して湾曲部9は上下
方向に湾曲する。さらに、湾曲部9の湾曲状態は、左右
ロックノブ17Aや上下ロックレバー17Bを操作する
ことによって固定させることが可能である。
に相対回動可能に連結された複数の節輪(湾曲駒)が、
その軸線方向に並べて設けられている。操作部5に設け
た左右湾曲操作ノブ15A、上下湾曲操作ノブ15Bを
回動操作することによって、不図示の複数の湾曲操作ワ
イヤが牽引または弛緩されて、複数の節輪を相対回動さ
せる。すると、湾曲部9が湾曲される。具体的には、左
右湾曲操作ノブ15Aを正逆方向に回動操作すると、一
対の湾曲操作ワイヤを介して湾曲部9が左右方向に湾曲
し、上下湾曲操作ノブ15Bを正逆方向に回動操作する
と、別の一対の湾曲操作ワイヤを介して湾曲部9は上下
方向に湾曲する。さらに、湾曲部9の湾曲状態は、左右
ロックノブ17Aや上下ロックレバー17Bを操作する
ことによって固定させることが可能である。
【0021】操作部5からはユニバーサルチューブ19
が延出しており、該ユニバーサルチューブ19の端部に
は、プロセッサに接続するコネクタ部(いずれも不図
示)が設けられている。コネクタ部には、不図示の信号
伝送用ケーブルやライトガイドの端部、送気チューブや
送水チューブの入口部等が設けられており、コネクタ部
をプロセッサに接続することによって、これらの各部
は、プロセッサ側の画像処理装置、光源及び送気送水源
に接続される。
が延出しており、該ユニバーサルチューブ19の端部に
は、プロセッサに接続するコネクタ部(いずれも不図
示)が設けられている。コネクタ部には、不図示の信号
伝送用ケーブルやライトガイドの端部、送気チューブや
送水チューブの入口部等が設けられており、コネクタ部
をプロセッサに接続することによって、これらの各部
は、プロセッサ側の画像処理装置、光源及び送気送水源
に接続される。
【0022】先端部7内には、対物レンズの背後にCC
Dが設けられており、対物レンズから該CCDの受光面
に入った観察対象の像は光電変換され、CCDから挿入
部3と操作部5を経由してユニバーサルチューブ19の
コネクタ部まで配設された前述の信号伝送用ケーブルを
介して、電子画像としてプロセッサに送られる。プロセ
ッサでは、電子画像をモニタに表示したり画像記録媒体
に記録することができる。操作部5には、画像処理関連
の遠隔操作を行うための複数のリモート操作ボタンスイ
ッチ21が設けられている。また、配光レンズには、ユ
ニバーサルチューブ19のコネクタ部から挿入部3の先
端部7まで配設された前述のライトガイドを介して、プ
ロセッサに設けた光源からの照明光が与えられる。
Dが設けられており、対物レンズから該CCDの受光面
に入った観察対象の像は光電変換され、CCDから挿入
部3と操作部5を経由してユニバーサルチューブ19の
コネクタ部まで配設された前述の信号伝送用ケーブルを
介して、電子画像としてプロセッサに送られる。プロセ
ッサでは、電子画像をモニタに表示したり画像記録媒体
に記録することができる。操作部5には、画像処理関連
の遠隔操作を行うための複数のリモート操作ボタンスイ
ッチ21が設けられている。また、配光レンズには、ユ
ニバーサルチューブ19のコネクタ部から挿入部3の先
端部7まで配設された前述のライトガイドを介して、プ
ロセッサに設けた光源からの照明光が与えられる。
【0023】操作部5には、リモート操作ボタンスイッ
チ21の近傍位置に送気送水ボタン29が設けられてお
り、送気送水ボタン29を押圧すると、プロセッサ側の
送気源または送水源から前述の送気チューブや送水チュ
ーブに送り込まれた空気や液体が、先端部7の送気送水
チャンネル出口から対物レンズに向けて噴射される。
チ21の近傍位置に送気送水ボタン29が設けられてお
り、送気送水ボタン29を押圧すると、プロセッサ側の
送気源または送水源から前述の送気チューブや送水チュ
ーブに送り込まれた空気や液体が、先端部7の送気送水
チャンネル出口から対物レンズに向けて噴射される。
【0024】電子内視鏡1の連結部13には、鉗子や高
周波焼灼処置具等の処置具挿入用の処置具挿入口突起2
5が設けられており、処置具挿入口27には、処置具の
非使用時に処置具挿入口27の開口部を塞ぐ鉗子栓(不
図示)が付属している。処置具挿入口27から内視鏡内
方に向けて、処置具挿通チャンネル1bが構成されてお
り、処置具挿通チャンネル1bの先端部は、先端部7に
形成した前述の処置具挿通チャンネル出口1aに臨んで
いる。処置具挿通チャンネル1bには、図示しない吸引
チューブが接続しており、この吸引チューブは、電子内
視鏡1の外部に設けた図示されない負圧源(吸引源)に
接続されている。
周波焼灼処置具等の処置具挿入用の処置具挿入口突起2
5が設けられており、処置具挿入口27には、処置具の
非使用時に処置具挿入口27の開口部を塞ぐ鉗子栓(不
図示)が付属している。処置具挿入口27から内視鏡内
方に向けて、処置具挿通チャンネル1bが構成されてお
り、処置具挿通チャンネル1bの先端部は、先端部7に
形成した前述の処置具挿通チャンネル出口1aに臨んで
いる。処置具挿通チャンネル1bには、図示しない吸引
チューブが接続しており、この吸引チューブは、電子内
視鏡1の外部に設けた図示されない負圧源(吸引源)に
接続されている。
【0025】処置具挿通チャンネル1bに対しては、処
置具挿入口27を介して鉗子や高周波焼灼処置具等の処
置具を挿入することと、吸引チューブを介して負圧源か
ら負圧をかけることが可能であり、操作部5に設けた吸
引ボタン23を押圧すると、負圧源側の管路と処置具挿
通チャンネル1bが連通されて、負圧が処置具挿通チャ
ンネル1bに作用し、処置具挿通チャンネル出口1aか
ら体液等の液体を吸引することができる。
置具挿入口27を介して鉗子や高周波焼灼処置具等の処
置具を挿入することと、吸引チューブを介して負圧源か
ら負圧をかけることが可能であり、操作部5に設けた吸
引ボタン23を押圧すると、負圧源側の管路と処置具挿
通チャンネル1bが連通されて、負圧が処置具挿通チャ
ンネル1bに作用し、処置具挿通チャンネル出口1aか
ら体液等の液体を吸引することができる。
【0026】次に、処置具挿入口27から電子内視鏡1
の内部に挿入される鉗子(処置具)61と、この鉗子6
1を操作する鉗子駆動ユニット(処置具駆動ユニット)
Uについて説明する。
の内部に挿入される鉗子(処置具)61と、この鉗子6
1を操作する鉗子駆動ユニット(処置具駆動ユニット)
Uについて説明する。
【0027】鉗子61は、小径筒状をなすとともに、周
面に長手方向を向く案内溝62aが形成された操作部本
体(基部)62の後端部にリング状の第1の指掛け部
(操作部材)(ハンドル)63を設けて、操作部本体6
2に大径筒状の操作スライダー(固定部)64を摺動自
在に外嵌し、操作スライダー64の内周面から内向きに
突出する取付片(不図示)を案内溝62aを通して操作
部本体62の内部に嵌合し、操作部本体62の前端部に
挿入部65を連結したものである。操作スライダー64
の前部と後端面には、前後一対のリング状の第2の指掛
け部(フランジ)64a、64bが固着されている。
面に長手方向を向く案内溝62aが形成された操作部本
体(基部)62の後端部にリング状の第1の指掛け部
(操作部材)(ハンドル)63を設けて、操作部本体6
2に大径筒状の操作スライダー(固定部)64を摺動自
在に外嵌し、操作スライダー64の内周面から内向きに
突出する取付片(不図示)を案内溝62aを通して操作
部本体62の内部に嵌合し、操作部本体62の前端部に
挿入部65を連結したものである。操作スライダー64
の前部と後端面には、前後一対のリング状の第2の指掛
け部(フランジ)64a、64bが固着されている。
【0028】挿入部65は、可撓性を有するコイルシー
ス66の先端部に、左右両側部にスリット67aが設け
られた中空の先端フレーム67を固着し、コイルシース
66の外周面を外套管Sで覆ったものである。
ス66の先端部に、左右両側部にスリット67aが設け
られた中空の先端フレーム67を固着し、コイルシース
66の外周面を外套管Sで覆ったものである。
【0029】図7及び図8に示すように、先端フレーム
67の内部には2枚の先端カップ68の基端部が収納さ
れており、両先端カップ68の中間部は上下方向に重合
しており、この重合部が先端フレーム67内に支持され
た固定支点として機能する固定ピン67bに枢着されて
いる。両先端カップ68の後端部には、2つのリンク部
材69の前端部がそれぞれ連結ピン69aにより枢着さ
れており、両リンク部材69の後端部同士は可動ピン6
9bにより枢着されている。可動ピン69bには後方を
向く操作ワイヤ係止部材70が固着されており、この操
作ワイヤ係止部材70には、コイルシース66の内部を
貫通するとともに、後端が操作部本体62の内部におい
て取付片に固着されている駆動ワイヤWの前端部が固着
されている。
67の内部には2枚の先端カップ68の基端部が収納さ
れており、両先端カップ68の中間部は上下方向に重合
しており、この重合部が先端フレーム67内に支持され
た固定支点として機能する固定ピン67bに枢着されて
いる。両先端カップ68の後端部には、2つのリンク部
材69の前端部がそれぞれ連結ピン69aにより枢着さ
れており、両リンク部材69の後端部同士は可動ピン6
9bにより枢着されている。可動ピン69bには後方を
向く操作ワイヤ係止部材70が固着されており、この操
作ワイヤ係止部材70には、コイルシース66の内部を
貫通するとともに、後端が操作部本体62の内部におい
て取付片に固着されている駆動ワイヤWの前端部が固着
されている。
【0030】第1の指掛け部63を、操作スライダー6
4に対して図3及び図5に示す開位置まで前方に押す
と、図7に示すように駆動ワイヤWが可動ピン69bを
前方に押圧し、リンク部材69が回動して先端カップ6
8が開き、第1の指掛け部63を、操作スライダー64
に対して図4及び図6に示す閉位置まで後方に引くと、
図8に示すように駆動ワイヤWが可動ピン69bを後退
させ、リンク部材69が回動して先端カップ68が閉じ
る。
4に対して図3及び図5に示す開位置まで前方に押す
と、図7に示すように駆動ワイヤWが可動ピン69bを
前方に押圧し、リンク部材69が回動して先端カップ6
8が開き、第1の指掛け部63を、操作スライダー64
に対して図4及び図6に示す閉位置まで後方に引くと、
図8に示すように駆動ワイヤWが可動ピン69bを後退
させ、リンク部材69が回動して先端カップ68が閉じ
る。
【0031】次に、電子内視鏡1及び鉗子61とは別部
材からなる、鉗子61を操作するための鉗子駆動ユニッ
トUについて説明する。
材からなる、鉗子61を操作するための鉗子駆動ユニッ
トUについて説明する。
【0032】床面31に載置された机33の上面には固
定台35が移動不能に載置されている。固定台35の前
端部(図1の右側端部)には、上部に下向きの嵌合凹部
37a、39aが設けられた前後一対の支持部材(固定
部材)37、39が設けられており、固定台35上面の
支持部材37、39の後方(図1の左方)には、上面が
ポリテトラフルオロエチレン等の低摩擦材料で形成され
た摩擦低減部材41が固着されている。
定台35が移動不能に載置されている。固定台35の前
端部(図1の右側端部)には、上部に下向きの嵌合凹部
37a、39aが設けられた前後一対の支持部材(固定
部材)37、39が設けられており、固定台35上面の
支持部材37、39の後方(図1の左方)には、上面が
ポリテトラフルオロエチレン等の低摩擦材料で形成され
た摩擦低減部材41が固着されている。
【0033】また、固定台35上面の摩擦低減部材41
の直後には電磁ソレノイド(アクチュエータ)43が固
着されており、電磁ソレノイド43に設けられた前後方
向に進退自在な棒状の移動部材45の前端部には、上面
に下向きのねじ孔47が穿設された駆動部材(連結部
材)49が固着され、駆動部材49は摩擦低減部材41
の上面に載置されている。電磁ソレノイド43は、後述
するフットスイッチ57を1回踏む度に、移動部材45
を図3に示す位置まで前進させる駆動状態と、図4に示
す位置まで後退させる非駆動状態とに切り替わる。
の直後には電磁ソレノイド(アクチュエータ)43が固
着されており、電磁ソレノイド43に設けられた前後方
向に進退自在な棒状の移動部材45の前端部には、上面
に下向きのねじ孔47が穿設された駆動部材(連結部
材)49が固着され、駆動部材49は摩擦低減部材41
の上面に載置されている。電磁ソレノイド43は、後述
するフットスイッチ57を1回踏む度に、移動部材45
を図3に示す位置まで前進させる駆動状態と、図4に示
す位置まで後退させる非駆動状態とに切り替わる。
【0034】固定台35上面にはさらに、主電源スイッ
チ51を備える制御回路部53が設けられており、制御
回路部53はケーブル55を介して電磁ソレノイド43
に接続されている。
チ51を備える制御回路部53が設けられており、制御
回路部53はケーブル55を介して電磁ソレノイド43
に接続されている。
【0035】制御回路部53は、床面31上に載置され
たフットスイッチ(スイッチ)57にケーブル59を介
して接続されている。主電源スイッチ51をONにして
フットスイッチ57を1回踏むごとに、制御回路部53
から電磁ソレノイド43に信号が送られ、電磁ソレノイ
ド43は図3に示す駆動状態と図4に示す非駆動状態と
に切り替わる。主電源スイッチ51をOFFにすると、
電磁ソレノイド43は図4に示す非駆動状態に保持され
る。
たフットスイッチ(スイッチ)57にケーブル59を介
して接続されている。主電源スイッチ51をONにして
フットスイッチ57を1回踏むごとに、制御回路部53
から電磁ソレノイド43に信号が送られ、電磁ソレノイ
ド43は図3に示す駆動状態と図4に示す非駆動状態と
に切り替わる。主電源スイッチ51をOFFにすると、
電磁ソレノイド43は図4に示す非駆動状態に保持され
る。
【0036】以上説明した机33、固定台35、電磁ソ
レノイド43、制御回路部53、フットスイッチ57、
及びケーブル55、59により鉗子駆動ユニットUが構
成されている。
レノイド43、制御回路部53、フットスイッチ57、
及びケーブル55、59により鉗子駆動ユニットUが構
成されている。
【0037】図2乃至図4に示すように、鉗子61の操
作スライダー64の前部が支持部材37の嵌合凹部37
aに、操作部本体62が支持部材39の嵌合凹部39a
にそれぞれ嵌合支持されており、前後一対の第2の指掛
け部64a、64bが前後の支持部材37、39の対向
面に当接することにより、鉗子61の固定台35に対す
る前後動が規制されている。
作スライダー64の前部が支持部材37の嵌合凹部37
aに、操作部本体62が支持部材39の嵌合凹部39a
にそれぞれ嵌合支持されており、前後一対の第2の指掛
け部64a、64bが前後の支持部材37、39の対向
面に当接することにより、鉗子61の固定台35に対す
る前後動が規制されている。
【0038】駆動部材49の上部に形成された環状段部
(凹部)49aには環状の第1の指掛け部63が嵌合し
ており、駆動部材49と第1の指掛け部63の上面に被
せられた平面視円形の第1の指掛け部押さえ板(ハンド
ル押さえ板)71の中心部を貫通する固定ねじ73を、
駆動部材49のねじ孔47に螺合することにより、第1
の指掛け部63と駆動部材49が結合され、第1の指掛
け部63と移動部材45が一体化されている。
(凹部)49aには環状の第1の指掛け部63が嵌合し
ており、駆動部材49と第1の指掛け部63の上面に被
せられた平面視円形の第1の指掛け部押さえ板(ハンド
ル押さえ板)71の中心部を貫通する固定ねじ73を、
駆動部材49のねじ孔47に螺合することにより、第1
の指掛け部63と駆動部材49が結合され、第1の指掛
け部63と移動部材45が一体化されている。
【0039】次に、以上のような構成からなる内視鏡用
処置具システムの作用について説明する。
処置具システムの作用について説明する。
【0040】まず主電源スイッチをONにしてから、術
者が手で電子内視鏡1を掴み、電子内視鏡1の挿入部3
を患者の体腔内に挿入し、その先端部7を患部に近接さ
せる。次いで、図1に示すように先端カップ68を閉じ
た状態で鉗子61の挿入部65を、処置具挿入口27か
ら電子内視鏡1の内部に挿入し、処置具挿通チャンネル
1bを通して処置具挿通チャンネル出口1aから電子内
視鏡1の外部に突出させる。
者が手で電子内視鏡1を掴み、電子内視鏡1の挿入部3
を患者の体腔内に挿入し、その先端部7を患部に近接さ
せる。次いで、図1に示すように先端カップ68を閉じ
た状態で鉗子61の挿入部65を、処置具挿入口27か
ら電子内視鏡1の内部に挿入し、処置具挿通チャンネル
1bを通して処置具挿通チャンネル出口1aから電子内
視鏡1の外部に突出させる。
【0041】術者がフットスイッチ57を1回踏んで、
電磁ソレノイド43が駆動状態となり、先端カップ68
が開いたら、先端カップ68を患部に近接させる。この
状態で再び術者がフットスイッチ57を踏めば、電磁ソ
レノイド43が非駆動状態となり、先端カップ68が閉
じて、先端カップ68により患部の一部が体内からえぐ
り取られるとともに、患部が2枚の先端カップ68の間
に把持される。
電磁ソレノイド43が駆動状態となり、先端カップ68
が開いたら、先端カップ68を患部に近接させる。この
状態で再び術者がフットスイッチ57を踏めば、電磁ソ
レノイド43が非駆動状態となり、先端カップ68が閉
じて、先端カップ68により患部の一部が体内からえぐ
り取られるとともに、患部が2枚の先端カップ68の間
に把持される。
【0042】この後、術者が鉗子61を電子内視鏡1か
ら取り出し、鉗子61の先端部を不図示の容器に入れて
フットスイッチ57を1回踏めば、先端カップ68が開
き、えぐり取られた患部が先端カップ68から容器内に
落ちる。
ら取り出し、鉗子61の先端部を不図示の容器に入れて
フットスイッチ57を1回踏めば、先端カップ68が開
き、えぐり取られた患部が先端カップ68から容器内に
落ちる。
【0043】以上のような本実施形態によれば、術者が
自らの足でフットスイッチ57を踏むことにより鉗子6
1の先端カップ68の開閉操作を簡単に行えるので、補
助者を要することなく、術者が単独で電子内視鏡1と鉗
子61の操作を同時に行えるようになる。
自らの足でフットスイッチ57を踏むことにより鉗子6
1の先端カップ68の開閉操作を簡単に行えるので、補
助者を要することなく、術者が単独で電子内視鏡1と鉗
子61の操作を同時に行えるようになる。
【0044】また、上述の鉗子61の作動システムに
は、既存の鉗子61を利用することができるという利点
がある。
は、既存の鉗子61を利用することができるという利点
がある。
【0045】次に本発明の第2の実施形態について図9
乃至図11を参照しながら説明する。なお、第1の実施
形態と同じ部材には、同じ符号を付すに止めて、その詳
細な説明は省略する。
乃至図11を参照しながら説明する。なお、第1の実施
形態と同じ部材には、同じ符号を付すに止めて、その詳
細な説明は省略する。
【0046】固定台35には、支持部材37、39の左
右に位置する一対のねじ孔75が穿設されている。操作
スライダー64の上面には正面視略逆V字形をなす押さ
え板(浮き上がり防止手段)77が被せられており、押
さえ板77の左右両端部を貫通するねじ79がねじ孔7
5に螺合されている。
右に位置する一対のねじ孔75が穿設されている。操作
スライダー64の上面には正面視略逆V字形をなす押さ
え板(浮き上がり防止手段)77が被せられており、押
さえ板77の左右両端部を貫通するねじ79がねじ孔7
5に螺合されている。
【0047】電磁ソレノイド43はスペーサ81を介し
て固定台35の上面に移動不能に載置されている。移動
部材45の前端部には平面視C字形をなすとともに、内
向きに弾性付勢された弾性連結部材(連結部材)83が
固着されており、この弾性連結部材83を一旦外向きに
広げて弾性連結部材83の内部に第1の指掛け部63を
位置させた後、弾性連結部材83を内向きに弾性復帰さ
せて第1の指掛け部63の外周部に弾性係合させること
により、弾性連結部材83と第1の指掛け部63が結合
され、第1の指掛け部63と移動部材45が一体化され
ている。
て固定台35の上面に移動不能に載置されている。移動
部材45の前端部には平面視C字形をなすとともに、内
向きに弾性付勢された弾性連結部材(連結部材)83が
固着されており、この弾性連結部材83を一旦外向きに
広げて弾性連結部材83の内部に第1の指掛け部63を
位置させた後、弾性連結部材83を内向きに弾性復帰さ
せて第1の指掛け部63の外周部に弾性係合させること
により、弾性連結部材83と第1の指掛け部63が結合
され、第1の指掛け部63と移動部材45が一体化され
ている。
【0048】このような実施形態によれば、押さえ板7
7により鉗子61の浮き上がりを阻止できるので、鉗子
61の使用中等において鉗子61が支持部材37、39
から抜け出すのをより確実に防止することができる。
7により鉗子61の浮き上がりを阻止できるので、鉗子
61の使用中等において鉗子61が支持部材37、39
から抜け出すのをより確実に防止することができる。
【0049】また、弾性連結部材83を第1の指掛け部
63の外周部に弾性係合するだけで移動部材45と第1
の指掛け部63を一体化しているので、移動部材45と
第1の指掛け部63の結合構造が第1の実施形態に比べ
て簡素化されている。さらに、弾性連結部材83を外向
きに広げて弾性連結部材83の内部に第1の指掛け部6
3を出し入れするだけで、弾性連結部材83と第1の指
掛け部63を簡単に着脱することができる。
63の外周部に弾性係合するだけで移動部材45と第1
の指掛け部63を一体化しているので、移動部材45と
第1の指掛け部63の結合構造が第1の実施形態に比べ
て簡素化されている。さらに、弾性連結部材83を外向
きに広げて弾性連結部材83の内部に第1の指掛け部6
3を出し入れするだけで、弾性連結部材83と第1の指
掛け部63を簡単に着脱することができる。
【0050】次に、本発明の第3の実施形態について図
12乃至図14を参照しながら説明する。なお、第1の
実施形態と同じ部材には、同じ符号を付すに止めて、そ
の詳細な説明は省略する。
12乃至図14を参照しながら説明する。なお、第1の
実施形態と同じ部材には、同じ符号を付すに止めて、そ
の詳細な説明は省略する。
【0051】固定台35の上面には、前後の支持部材3
7、39の間に位置する、左右一対の弾性把持部材(浮
き上がり防止手段)85が立設されている。この弾性把
持部材85は、その上下方向の中央部が、外側に湾曲す
る係合部87となっており、その上端部が、外向きに反
り返った拡開部89となっている。左右の弾性把持部材
85は互いに近づく方向に弾性付勢されている。鉗子6
1の操作スライダー64を左右の弾性把持部材85の拡
開部89に上方から下向きに圧接して、左右の弾性把持
部材85を外側に弾性変形させるとともに、操作スライ
ダー64と操作部本体62を前後の支持部材37、39
に上方から嵌合すると、左右の弾性把持部材85が内側
に弾性復帰して、左右の係合部87が操作スライダー6
4の両側面に弾性係合する。
7、39の間に位置する、左右一対の弾性把持部材(浮
き上がり防止手段)85が立設されている。この弾性把
持部材85は、その上下方向の中央部が、外側に湾曲す
る係合部87となっており、その上端部が、外向きに反
り返った拡開部89となっている。左右の弾性把持部材
85は互いに近づく方向に弾性付勢されている。鉗子6
1の操作スライダー64を左右の弾性把持部材85の拡
開部89に上方から下向きに圧接して、左右の弾性把持
部材85を外側に弾性変形させるとともに、操作スライ
ダー64と操作部本体62を前後の支持部材37、39
に上方から嵌合すると、左右の弾性把持部材85が内側
に弾性復帰して、左右の係合部87が操作スライダー6
4の両側面に弾性係合する。
【0052】移動部材45の前端部には、上面に下向き
の係合溝91が形成された係合部材(連結部材)93が
固着されている。係合溝91には第1の指掛け部63の
後端部が上方から係合しており、第1の指掛け部63と
移動部材45が一体化されている。
の係合溝91が形成された係合部材(連結部材)93が
固着されている。係合溝91には第1の指掛け部63の
後端部が上方から係合しており、第1の指掛け部63と
移動部材45が一体化されている。
【0053】このような実施形態によれば、左右の弾性
把持部材85により鉗子61の浮き上がりを阻止できる
ので、鉗子61の使用中等において鉗子61が支持部材
37、39から抜け出すのをより確実に防止することが
できるとともに、鉗子61を弾性把持部材85に簡単に
着脱できる。
把持部材85により鉗子61の浮き上がりを阻止できる
ので、鉗子61の使用中等において鉗子61が支持部材
37、39から抜け出すのをより確実に防止することが
できるとともに、鉗子61を弾性把持部材85に簡単に
着脱できる。
【0054】また、係合部材93に第1の指掛け部63
の後端部を係合するだけで、移動部材45と第1の指掛
け部63を一体化しているので、移動部材45と第1の
指掛け部63の結合構造が第1の実施形態に比べて簡素
化されている。さらに、第1の指掛け部63を係合溝9
1に着脱するだけで、係合部材93と第1の指掛け部6
3の結合とその解除を簡単に行うことができる。
の後端部を係合するだけで、移動部材45と第1の指掛
け部63を一体化しているので、移動部材45と第1の
指掛け部63の結合構造が第1の実施形態に比べて簡素
化されている。さらに、第1の指掛け部63を係合溝9
1に着脱するだけで、係合部材93と第1の指掛け部6
3の結合とその解除を簡単に行うことができる。
【0055】最後に、本発明の第4の実施形態について
図15乃至図17を参照しながら説明する。なお、第3
の実施形態と同じ部材には、同じ符号を付すに止めて、
その詳細な説明は省略する。
図15乃至図17を参照しながら説明する。なお、第3
の実施形態と同じ部材には、同じ符号を付すに止めて、
その詳細な説明は省略する。
【0056】固定台35の後端部にはモータ(回転駆動
手段)Mが載置されており、モータMの前面から突出す
る回転軸M1の先端部には、側面視L字形をなす保持台
97が固着され、保持台97の上面にはソレノイド43
が固定されている。移動部材45の前端部には、第1の
指掛け部63の後端部に嵌合する貫通孔99が穿設され
た結合部材(連結部材)101が固着されている。
手段)Mが載置されており、モータMの前面から突出す
る回転軸M1の先端部には、側面視L字形をなす保持台
97が固着され、保持台97の上面にはソレノイド43
が固定されている。移動部材45の前端部には、第1の
指掛け部63の後端部に嵌合する貫通孔99が穿設され
た結合部材(連結部材)101が固着されている。
【0057】制御回路部53(図15乃至図17では不
図示)にはケーブル59とは別のケーブル103の一端
が接続されており、このケーブル103の他端にはフッ
トスイッチ(スイッチ)105が設けられている。術者
がフットスイッチ105を踏んでる間は、制御回路部5
3からモータMに信号が送られてモータMが回転し、術
者がフットスイッチ105から足を離すと、モータMの
回転が停止する。よって、術者がフットスイッチ105
を操作することにより、モータMの回転軸M1を、一定
方向に所定角度だけ回転させることができる(図17
は、回転軸M1を90°回転させた状態を示してい
る)。
図示)にはケーブル59とは別のケーブル103の一端
が接続されており、このケーブル103の他端にはフッ
トスイッチ(スイッチ)105が設けられている。術者
がフットスイッチ105を踏んでる間は、制御回路部5
3からモータMに信号が送られてモータMが回転し、術
者がフットスイッチ105から足を離すと、モータMの
回転が停止する。よって、術者がフットスイッチ105
を操作することにより、モータMの回転軸M1を、一定
方向に所定角度だけ回転させることができる(図17
は、回転軸M1を90°回転させた状態を示してい
る)。
【0058】このような本実施形態によれば、術者は、
自らの足でフットスイッチ105を踏むことにより、挿
入部65の軸線に対する先端カップ68の回転位置を、
補助者を要することなく自由に調整でき、かつ、その後
にフットスイッチ57を操作することにより、先端カッ
プ68の開閉操作を最適な状態で行うことができる。
自らの足でフットスイッチ105を踏むことにより、挿
入部65の軸線に対する先端カップ68の回転位置を、
補助者を要することなく自由に調整でき、かつ、その後
にフットスイッチ57を操作することにより、先端カッ
プ68の開閉操作を最適な状態で行うことができる。
【0059】以上説明した本発明は上記の実施形態に限
定されるものではなく、鉗子61以外の処置具、例えば
スネアー等の作動システムにも適用することができる。
また、例えば第1、第3及び第4の実施形態の固定台3
5に押さえ板77を設けたり、第1及び第2の実施形態
の固定台35に弾性把持部材85を設けることができ
る。さらに、電磁ソレノイド43の代わりに、モータ等
のアクチュエータを用いることも可能である。
定されるものではなく、鉗子61以外の処置具、例えば
スネアー等の作動システムにも適用することができる。
また、例えば第1、第3及び第4の実施形態の固定台3
5に押さえ板77を設けたり、第1及び第2の実施形態
の固定台35に弾性把持部材85を設けることができ
る。さらに、電磁ソレノイド43の代わりに、モータ等
のアクチュエータを用いることも可能である。
【0060】
【発明の効果】本発明によれば、内視鏡の挿入部の体内
への挿入操作を行う術者が、他の補助者を要することな
く、一人で内視鏡内に挿入された鉗子の可動部の操作を
行えるようになる。
への挿入操作を行う術者が、他の補助者を要することな
く、一人で内視鏡内に挿入された鉗子の可動部の操作を
行えるようになる。
【図1】本発明の第1の実施形態の内視鏡用処置具シス
テムの全体図である。
テムの全体図である。
【図2】同じく、内視鏡用処置具システムの平面図であ
る。
る。
【図3】同じく、内視鏡用処置具システムの鉗子の先端
部が開いた状態の要部の側面図である。
部が開いた状態の要部の側面図である。
【図4】同じく、鉗子の先端部が閉じた状態の図3と同
様の側面図である。
様の側面図である。
【図5】同じく、開状態にある鉗子の平面図である。
【図6】同じく、閉状態にある鉗子の平面図である。
【図7】同じく、開状態にある鉗子の先端部の横断平面
図である。
図である。
【図8】同じく、閉状態にある鉗子の先端部の横断平面
図である。
図である。
【図9】本発明の第2の実施形態の内視鏡用処置具シス
テムの要部の平面図である。
テムの要部の平面図である。
【図10】同じく、図9のX‐X線に沿う縦断正面図であ
る。
る。
【図11】同じく、図9のXI矢線方向に見た内視鏡用処
置具システムの要部の側面図である。
置具システムの要部の側面図である。
【図12】本発明の第3の実施形態の内視鏡用処置具シ
ステムの要部の平面図である。
ステムの要部の平面図である。
【図13】同じく、図12のXIII‐XIII線に沿う縦断正
面図である。
面図である。
【図14】同じく、図12のXIV矢線方向に見た内視鏡
用処置具システムの要部の側面図である。
用処置具システムの要部の側面図である。
【図15】本発明の第4の実施形態の内視鏡用処置具シ
ステムの平面図である。
ステムの平面図である。
【図16】同じく、内視鏡用処置具システムの要部の側
面図である。
面図である。
【図17】同じく、内視鏡用処置具システムの要部の、
鉗子が90°回転した状態を示す側面図である。
鉗子が90°回転した状態を示す側面図である。
1 電子内視鏡(内視鏡)
1a 処置具挿通チャンネル出口(処置具出口)
1b 処置具挿通チャンネル
3 挿入部
5 操作部
7 先端部
9 湾曲部
11 可撓管部
13 連結部
15A 左右湾曲操作ノブ
15B 上下湾曲操作ノブ
17A 左右ロックノブ
17B 上下ロックレバー
19 ユニバーサルチューブ
21 リモート操作ボタンスイッチ
23 吸引ボタン
25 処置具挿入口突起
27 処置具挿入口
29 送気送水ボタン
31 床面
33 机
35 固定台
37 支持部材(固定部材)
39 支持部材(固定部材)
41 摩擦低減部材
43 電磁ソレノイド(アクチュエータ)
45 移動部材
47 ねじ孔
49 駆動部材(連結部材)
49a 環状段部(凹部)
51 主電源スイッチ
53 制御回路部
55 ケーブル
57 フットスイッチ(スイッチ)
59 ケーブル
61 鉗子(処置具)
62 操作部本体(基部)
62a 案内溝
63 第1の指掛け部(操作部材)(ハンドル)
64 操作スライダー(固定部)
64a 第2の指掛け部(フランジ)
64b 第2の指掛け部(フランジ)
65 挿入部
66 コイルシース
67 先端フレーム
67a スリット
67b 固定ピン
68 先端カップ
69 リンク部材
69a 連結ピン
69b 可動ピン
70 操作ワイヤ係止部材
71 第1の指掛け部押さえ板(ハンドル押さえ板)
73 固定ねじ
75 ねじ孔
77 押さえ板(浮き上がり防止手段)
79 ねじ
81 スペーサ
83 弾性連結部材(連結部材)
85 弾性把持部材(浮き上がり防止手段)
87 係合部
89 つまみ部
91 係合溝
93 係合部材(連結部材)
97 保持台
99 連結溝
101 結合部材(連結部材)
103 ケーブル
105 フットスイッチ(スイッチ)
M モータ(回転駆動手段)
M1 回転軸
S 外套管
U 鉗子駆動ユニット(処置具駆動ユニット)
W 操作ワイヤ
Claims (13)
- 【請求項1】 体内挿入部の先端部の処置具出口と基部
の処置具挿入口とに両端部が開口する処置具挿通チャン
ネルを備えた内視鏡本体:及び上記処置具挿通チャンネ
ルに挿通される挿入部と、この挿入部の先端に備えられ
上記処置具出口から突出する可動部と、上記挿入部の後
端に備えられた基部と、該基部に、基部の長手方向に相
対移動可能に装着された固定部と、上記基部の後端に設
けられ上記処置具挿入口から突出する操作部材と、上記
可動部と上記固定部とを接続し、上記操作部材と上記固
定部の相対的な往復動作により可動部を動作させる、上
記挿入部内に相対移動自在に配置された駆動ワイヤとを
有する処置具;を有する内視鏡用処置具システムにおい
て、 上記内視鏡本体及び処置具とは別部材からなる処置具駆
動ユニットを設け、この処置具駆動ユニット上に、内視
鏡本体の上記処置具挿入口から出た処置具の上記固定部
を保持する固定部材と、上記操作部材に結合される連結
部材と、この連結部材を進退させて上記操作部材を往復
動させるアクチュエータと、該アクチュエータを作動さ
せるスイッチとを設けたことを特徴とする内視鏡用処置
具システム。 - 【請求項2】 請求項1記載の内視鏡用処置具システム
において、上記アクチュエータが電磁ソレノイドである
内視鏡用処置具システム。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の内視鏡用処置具
システムにおいて、上記連結部材を上記処置具の軸線回
りに回転させる回転駆動手段と、該回転駆動手段を作動
させるスイッチとを設けた内視鏡用処置具システム。 - 【請求項4】 請求項3記載の内視鏡用処置具システム
において、上記回転駆動手段がモータである内視鏡用処
置具システム。 - 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれか1項記載の
内視鏡用処置具システムにおいて、上記アクチュエータ
のスイッチと上記回転駆動手段のスイッチの少なくとも
一つがフットスイッチである内視鏡用処置具システム。 - 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれか1項記載の
内視鏡用処置具システムにおいて、上記可動部が2枚の
開閉自在な先端カップを備えるとともに、該先端カップ
が上記スイッチを1回操作するごとに、開状態と、患部
をえぐり取る閉状態とに切り替わる内視鏡用処置具シス
テム。 - 【請求項7】 請求項6記載の内視鏡用処置具システム
において、上記固定部が、上記駆動ワイヤを介して上記
先端カップに連係され、開位置と閉位置の間を往復移動
するとともに、上記開位置に移動することにより上記先
端カップを開き、上記閉位置に移動することにより上記
先端カップを閉じる内視鏡用処置具システム。 - 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれか1項記載の
内視鏡用処置具システムにおいて、上記操作部材が環状
のハンドルであり、上記連結部材が、上端部に上記ハン
ドルが嵌合する凹部が形成された駆動部材であり、該駆
動部材の上面に、上記ハンドルが上記凹部から上方に抜
け出すのを防止するハンドル押さえ板を固定した内視鏡
用処置具システム。 - 【請求項9】 請求項1ないし7のいずれか1項記載の
内視鏡用処置具システムにおいて、上記操作部材が環状
のハンドルであり、上記連結部材が、上記ハンドルの外
周部に弾性係合する内向きに弾性付勢された平面視略C
字形の弾性連結部材である内視鏡用処置具システム。 - 【請求項10】 請求項1ないし7のいずれか1項記載
の内視鏡用処置具システムにおいて、上記操作部材が環
状のハンドルであり、上記連結部材が、上面に上記ハン
ドルが嵌合する係合溝が形成された係合部材である内視
鏡用処置具システム。 - 【請求項11】 請求項1ないし10のいずれか1項記
載の内視鏡用処置具システムにおいて、上記固定部材
が、上記固定部と基部が上方から嵌合する下向きの嵌合
凹部を有するとともに、上記処置具の長手方向に並ぶ一
対の支持部材からなり、上記固定部に、上記一対の支持
部材の対向面のそれぞれに当接する一対のフランジを設
けた内視鏡用処置具システム。 - 【請求項12】 請求項11記載の内視鏡用処置具シス
テムにおいて、上記固定部が上記支持部材に対して上方
に移動するのを防止する浮き上がり防止手段を設けた内
視鏡用処置具システム。 - 【請求項13】 請求項12記載の内視鏡用処置具シス
テムにおいて、上記浮き上がり防止手段が、上記処置具
駆動ユニット上に上記処置具の両側方に位置するように
立設され、互いに近づく方向に弾性付勢されるととも
に、上下方向の中間部に外向きに凹むとともに上記固定
部の両側面に弾性係合する係合部が形成された一対の弾
性把持部材である内視鏡用処置具システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2001307455A JP2003111769A (ja) | 2001-10-03 | 2001-10-03 | 内視鏡用処置具システム |
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JP2001307455A JP2003111769A (ja) | 2001-10-03 | 2001-10-03 | 内視鏡用処置具システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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ID=19126915
Family Applications (1)
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