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JP2003110126A - 太陽電池装置及びその製造方法 - Google Patents

太陽電池装置及びその製造方法

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Publication number
JP2003110126A
JP2003110126A JP2001301665A JP2001301665A JP2003110126A JP 2003110126 A JP2003110126 A JP 2003110126A JP 2001301665 A JP2001301665 A JP 2001301665A JP 2001301665 A JP2001301665 A JP 2001301665A JP 2003110126 A JP2003110126 A JP 2003110126A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
photoelectric conversion
coating film
solar cell
cell device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001301665A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Uda
敏 宇田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2001301665A priority Critical patent/JP2003110126A/ja
Publication of JP2003110126A publication Critical patent/JP2003110126A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

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  • Photovoltaic Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光電変換手段を含む太陽電池装置を、塗装さ
れた導電性の金属板を利用して、できる限り簡単な工程
で、しかもより少ない部品点数で製造することである。 【解決手段】 太陽電池装置10は、導電性の金属板か
ら成る第1電極12と、その上に積層された絶縁性の第
1塗装膜14と、その上に積層され直列に接続された複
数の光電変換素子21a、21h、30a、37a等か
ら成る光電変換手段43と、第1塗装膜の一部に形成さ
れ第1電極と一端の光電変換素子21aとを接続する導
通部22aと、他端の光電変換素子30hに接続された
第2電極45と、光電変換手段上に積層された光透過性
の第2塗装膜47と、から成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光エネルギを電気
エネルギに変換する光電変換手段を含む太陽電池装置及
びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、資源の有効利用や環境汚染の防止
等の観点から、太陽光線等の光エネルギを電気エネルギ
に変換する太陽電池が注目されている。太陽電池は受け
た太陽光線を直接電流に変換する半導体装置であり、そ
の用途に応じて種々のタイプのものがある。例えば、光
源は屋外では太陽光であり、屋内では蛍光灯や白熱灯で
ある。また、太陽電池により駆動される駆動対称は、電
卓、時計、ラジオ、テレビ、テープレコーダ及び充電器
等のエレクトロニクス機器である。
【0003】ところで、自動車等の車両は屋外に長時間
駐車される場合が案外多く、晴天の場合は駐車時間中太
陽光線を受けることになる。これを考慮して、自動車に
おいても太陽光線の光エネルギを利用しようとする試み
がなされている。
【0004】例えば、特開2001−63349号公報
は、太陽光線により電力を発生する発電手段と、電力を
変換する変換手段と、車内温度の検知手段と、車内の空
気を車外に放出する送風手段とを含む、自動車の車内温
度上昇防止装置を開示する。しかし、発電手段について
は、「発電手段は太陽電池であり、太陽光線を利用して
電力を発生される」と記載されているのみで、その詳細
は開示されていない。
【0005】これに対して、特開昭62−102570
号公報は、自動車のリヤーウィンドウのガラスの内面に
積層された第1透明導電膜と、その上に積層されたアモ
ルファス半導体から成る光電変換素子と、その上に積層
された第2透明導電膜と、を含む車載用光電変換装置
(従来例)を開示する。光電変換素子はプラズマCVD
法によりガラス上に積層した。光電変換装置において発
生した電力により車内の換気やバッテリチャージを行う
ことを意図している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例に
は以下の不具合がある。
【0007】第1に、リヤーウンド上に光電変換装置を
形成、配置するためのコストが上昇する虞がある。リヤ
ーウインドのガラスを形成する工程と、ガラス上に光電
変換素子を成膜する工程とでは作業内容が全く異なる。
そのため、各工程のために別々の生産ラインを準備しな
ければならない。
【0008】第2に、第1及び第2透明導電膜から電力
を取り出すための取出電極の配線が面倒である。取出電
極は光電変換素子の形成とは別工程でリヤーウインドの
周辺部に配置しなければならない。のみならず、周辺部
に配置された取出電極がリヤーウインドの美観を損ね
る。
【0009】第3に、後部座席に座っている同乗者の顔
やシート等が本来の色とは異なる色に見えることがあ
る。太陽光線中の特定波長の光成分がアモルファス半導
体から成る光電変換素子により吸収されるからである。
また、リヤーウインド上に配置された光電変換装置がド
ライバの後方の視野を妨げ安全性を損なう虞がある。光
電変換素子全体を透明又はそれに近い状態にすることは
困難だからである。
【0010】本発明は上記事情を考慮して、光電変換手
段を含む太陽電池装置を、塗装された導電性の金属板を
含む機械や装置(例えば、車両の一部)を利用して、で
きる限り簡単な工程で、しかもより少ない部品点数で製
造することを目的としてなされたものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本願発明者は、例えば自
動車の一部等塗装された導電性の金属板等を一方の電極
として利用し、該金属板への塗装膜の形成時に太陽電池
を成膜することを思い付いて、本発明を完成した。
【0012】即ち、本願の第1発明による太陽電池装置
は、導電性の金属板から成る第1電極と;第1電極上に
積層された電気絶縁性の第1塗装膜と;第1塗装膜の上
に積層され直列に接続された複数の光電変換素子から成
る光電変換手段と;第1電極と光電変換手段の一端の光
電変換素子とを接続する導通部と;光電変換手段の他端
の光電変換素子に接続された第2電極と;光電変換手段
上に積層された光透過性の第2塗装膜と;から成ること
を特徴とする。
【0013】この太陽電池装置では、金属板に太陽光線
が当たると、第1塗装膜と第2塗装膜との間に配置され
た光電変換手段が光エネルギ又は熱エネルギを電気エネ
ルギに変換する、即ち電力を発生する。
【0014】尚、太陽電池装置は、見方を変えれば、光
電変換手段を含む塗装膜構造体と捕らえることもでき
る。その場合、「第1電極となる導電性の金属板上に積
層された電気絶縁性の第1塗装膜と;第1塗装膜の上に
積層され直列に接続された複数の光電変換素子から成る
光電変換手段と;金属板と光電変換手段の一端の光電変
換素子とを接続する導通部と;光電変換手段上に積層さ
れた光透過性の第2塗装膜と;光電変換手段の他端の光
電変換素子に接続され第2電極を形成する金属部材と;
からなる塗装膜構造体。」と表現することができる。
【0015】一方、本願の第2発明による製造方法は、
金属板上に第1マスキング部材を裁置し、絶縁性の第1
塗装膜を形成する工程と;第1塗装膜上に複数の第2マ
スキング部材を所定の隙間で裁置する工程と;第1マス
キング部材及び第2マスキング部材を除去し、切欠き部
及び複数の素子裁置部を形成する工程と;各素子裁置部
に金属電極、発熱層及び透明電極を含む光電変換素子を
成膜し、切欠き部に一端の光電変換素子の金属電極と一
体の導通部を形成する工程と;他端の光電変換素子に第
2電極を接続する工程と;光電変換手段の上面に可視光
透過性の第2塗装膜を形成する工程と;から成ることを
特徴とする。
【0016】この製造方法では、金属板の塗装ラインに
おいて、鋼板に形成される絶縁性の第1塗装膜と最表面
に形成される光透過性の第2塗装膜との間に光電変換手
段が容易かつ簡単に成膜される。
【0017】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態は以下の通りで
ある。 <太陽電池装置>太陽電池装置は第1電極、第1塗装
膜、光電変換手段、第2電極及び第2塗装膜等を含む。 (光電変換手段) 光電変換手段(モジュール)は太陽光線の光エネルギ
を電気エネルギに変換する半導体要素である光電変換素
子(セル)から成ることができる。但し、一つのセルが
発生する電圧は1V以下であるが、例えば自動車の種々
の機器等を駆動するためには1.5Vから数十Vの電圧
が必要である。そのため、複数個(たとえば、2から5
0個)のセルを直列に接続してモジュールとしたり、そ
れぞれが直列に接続された複数個(たとえば、2から5
0個)のセルから成る複数個(たとえば、1から30
個)のユニットを直列に接続してモジュールとすること
ができる。
【0018】複数のユニットの大きさや形状は同じでも
異なっても良い。たとえば一つのユニットの大きさは縦
1から100cmで、横1から100cmとすることが
できる。モジュールの大きさは第1電極の大きさにもよ
るが、縦2から200cmで、横2から200cmとす
ることができる。 セルには、直接光エネルギを利用するもの(太陽電
池)と、光エネルギに起因する温度(熱)の差を利用す
るもの(電熱素子)とがある。
【0019】太陽電池には結晶系と、非結晶系(アモル
ファス)とがある。結晶系は第1電極が平面の場合に好
適である。しかし、例えば自動車のボンネット等は湾曲
しているので、結晶方位によらず性能が発揮できるアモ
ルファス系が適している。アモルファス系太陽電池に
は、a−Si、a−SiC、a−SiGe等がある。
【0020】例えば、アモルファス系シリコン太陽電池
は、透明電極の上に順にp層、i層及びn層から成るa
ーSi層(pin構造の発電層)が形成され、その上に
アルミニウム層等の金属電極が形成されている。本発明
では、光透過性の第2塗装膜側に透明電極を形成し、金
属電極側に絶縁性の第1塗装膜を形成する。その際、第
1塗装膜の切欠き部(後述する)内に金属電極の一部を
充填して導通部を形成し、該導電部により第1電極と光
電変換手段の一端に位置するセルとを導通することがで
きる。尚、セルにおいて、金属電極からn層、i層及び
p層の順に積層することもある。 これに対して、熱電素子は半導体素子と、熱電素子の
両側に配置され給電用の電極層を持つ金属電膜及び透明
(但し、透明でなくても可能)電膜とから成る。熱電材
料にはビスマスーテルル系、ビスマスーセレン系、アン
チモンーテルル系又はアンチモンーセレン系がある。具
体的には、Bi2Te3,Bi2Se3,Sb 2Te3又はS
2Se3である。P型の半導体素子としてはビスマスー
テルルーアンチモン系があり、N型の半導体素子として
はビスマスーテルル系、ビスマスーテルルーセレン系が
ある。
【0021】金属電膜は例えばAg、Al、Au等から
成り、透明電膜は例えばITO、SnO2 等から成るこ
とができる。金属電膜に第1電極を接続し、透明電膜に
第2電極を接続する。
【0022】熱電素子は、透明電膜が可視光透過性の第
2塗装膜側に位置し、金属電膜が絶縁性の第1塗装膜側
に位置するように配置する。すると、N−P結合部(P
−N結合部)の温度がP−N結合部(N−P結合部)の
温度よりも低くなり、この温度差により電力が発生す
る。この電力を第1電極及び第2電極から取り出せば良
い。 (第1電極、第2電極) 第1電極は、導電性の金属板、例えば自動車のルー
フ、ボンネット又はトランクを形成する鋼板や鉄板から
成ることができる。第1電極の形状は平坦でも良いし、
僅かに湾曲していても良い。
【0023】第1電極は光電変換手段(モジュール)に
相当する面積を持つことが望ましい。換言すれば、光電
変換手段は第1電極の面積に対応して構成することがで
きる。そして、第1電極はモジュールの一端にある光電
変換素子(セル)の金属電極に接続される。
【0024】一方、第2電極は、例えば一般の電線やフ
ラット電線から成り、モジュールの他端にあるセルの透
明電極に接続される。 第1の電極及び第2電極は、太陽光線の照射時に駆動
することが必要又は望ましい駆動機器に接続され、これ
らに電力を供給する。駆動機器は特に限定されず、自動
車であれば車内の熱気を車外に放出する換気装置の電動
モータや、エアコンの送風モータを駆動する電動モータ
がある。また、自動車以外では例えばヒータ等がある。
【0025】この他にも、一方及び他方の電極は、蓄電
器や充電器に伝量を貯えておくこともできる。例えば、
自動車のエンジン始動用のバッテリや、(以下、「バッ
テリ」という)その他の充電器に接続され、これらに電
力を貯えこともできる。太陽電池には蓄電能力がないの
で、発電時に駆動機器を駆動しない場合、電力を貯えて
おくことが必要となる。例えば、バッテリ又はその他の
充電器に電力を充電しておき、自動車の走行時にパワー
ステ装置の電動モータを駆動するために利用することも
できる。 (第1塗装膜、第2塗装膜)第1電極上に積層される絶
縁性の第1塗装膜は、例えば電着塗装や静電塗装により
形成することができる。第1塗装膜には光電変換手段の
一端のセルに対応する位置に切欠き部が形成されてい
る。
【0026】一方、光透過性の第2塗装膜は、例えばク
リア又は半クリアな一般のアクリル塗料から成ることが
できる。 <製造方法>太陽電池装置の製造方法では、金属板上に
第1マスキング部材を裁置して第1塗装膜を形成し、そ
の後第1マスキング部材を除去することができる。これ
により、切欠き部が形成される。
【0027】次に、第1塗装膜上に複数の第2マスキン
グ部材を隙間を保って裁置し、その後第2マスキング部
材を除去することができる。これにより、複数の素子裁
置部が形成される。このとき枠状の土手部が形成されて
も良い。
【0028】次に、素子裁置部に複数の光電変換素子
(セル)を成膜する。その際、土手部により区画された
くぼみを利用することもできる。成膜時、切欠き部に金
属電極と一体の導通部が形成される。その際、土手部の
一側に沿って透明電極から伸びる屈曲部が形成され、透
明電極と金属電極とが導通されることもある。
【0029】その後、他端の光電変換素子に第2電極を
接続し、最後に、光電変換手段の上面に可視光透過性の
第2塗装膜を形成することができる。
【0030】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を基に説明す
る。この実施例では、太陽電池装置を自動車の車内換気
装置の電源として利用している。 <第1実施例>これは、光電変換手段として太陽電池を
利用したものである。 (太陽電池装置)図1に示すように、車内換気装置は変
換手段60と、送風ファン62とを含む。変換手段60
は、ボンネット11の裏面に取り付けられ、次述する太
陽電池装置10で発生した電力を送風ファン62が作動
する電圧に変換するインバータである。送風ファン62
はインストルメンタルパネル内に設けられ、変換手段6
0からの電力で回転して、車内の空気を循環させる。
【0031】太陽電池装置10につき、図2、図3及び
図4を基に詳述する。図2は図1におけるA方向視図で
あり、図3は図2の要部断面図であり、図4は図3の要
部拡大図である。太陽電池装置10は、ボンネット11
を形成する鋼板12(第1電極)と、絶縁性の塗装膜1
4と、モジュール43と、第2電極45と、可視光透過
性の塗装膜47と、を含む。
【0032】導電性の鋼板12はほぼ台形状を持ち、表
面側が凸となるように僅かに湾曲している。鋼板12に
は絶縁性の塗装膜14が塗装、形成されている。塗装膜
14は、エポキシ樹脂を電着塗装することにより鋼板1
2の上面全体に形成され、電気絶縁性で、膜厚は約15
μmである。
【0033】塗装膜14の上に3個のユニット20、3
2及び36から成るモジュール43が積層、配置されて
いる。第1ユニット20及び第2ユニット32は鋼板1
2の後方部分に左右方向に並置され、第3ユニット36
は前方部分に配置されている。各ユニット20、32及
び36は何れも16個の太陽電池即ち光電変換素子(セ
ル)21a、33a、37a等から成る。第1及び第2
ユニット20及び32ではセル21a、33a等が前後
方向に2個、左右方向に8個並置されている。第3ユニ
ット36ではセル37a等が前後方向に4個、左右方向
に4個並置されている。
【0034】詳述すると、塗装膜14には、第1、第2
及び第3ユニット20、32及び36に対応して、鋼板
12の前後方向の中間部で左右方向の左端部に第1切欠
き孔15及び第3切欠き孔17が形成され、右端部に第
2切欠き孔16が形成されている。孔径は何れも約10
mmである。
【0035】このうち、前方セル群21と後方セル群3
0とから成る第1ユニット20について説明する。塗装
膜14の上面には鋼板12の前後方向に伸び互いに平行
な7個の土手部18が形成されている。各土手部18は
同じ構成で、幅は約1mmで、高さは約15μmであ
る。
【0036】例えば、前方セル群21中の鋼板12の左
端(図2において右端)にある第1セル21aは、金属
電極22と、その上に積層されたpin構造のアモルフ
ァス系シリコン発電層(以下「発電層」という)23
と、その上に積層された透明電極28とから成る。金属
電極22はアルミニウム(Al)から成り、膜厚は約1
0μmである。下面に形成された突起部22aが塗装膜
14の第1切欠き孔15を貫通して鋼板12に導通して
いる。
【0037】発電層23は、金属電極22側から膜厚が
約20nmのp層24、膜厚が約140nmのi層25
及び膜厚が約40nmのn層26の順に積層されて成
る。土手部の一(右)側面18がセル21aの一端
(左)面に当接している。
【0038】透明電極28は酸化インジウム錫(IT
O)から成り、膜厚は約500nmである。その左端部
にほぼ直角に曲がりセル21aの厚さ方向に伸びた屈曲
部28aが形成されている。
【0039】セル21aの寸法は縦(前後)方向が約8
cmで、横(幅)方向が約26cmであり、発生する電
圧は約0.9Vで、電流は数mAである。
【0040】第2セル21bは、金属電極22の構成が
上記第1セル21aとは異なる。金属電極22には上記
突起部22aは形成されておらず、その一端から側方に
伸びる延長部22bが形成されている。その他の構成は
基本的に第1セル21aと同じである。尚、第3セル2
1cから第8セル21hは第2セル21bと同じ構成を
持つ。
【0041】第2電極45はフラット電線から成り、後
方セル群30の左端に位置する第8セル30hの透明電
極28にはんだ付け等により接続されている。
【0042】光透過性の塗装膜47は一般の半透明のア
クリル塗装を塗布することにより、3つのユニット2
0、32及び36の上面全体を覆うように形成され、膜
厚は約35μmである。第1ユニット20の上方に位置
する部分については、塗装膜47の下面には、透明電極
28の屈曲部28aを間にして上記土手部18と反対側
に位置し、かつ土手部18と平行に伸びる複数の垂下部
48が形成されている。各垂下部48の一(左)側面が
セル21aの他(右)端面に当接している。これから明
らかなように、セル21aは土手部18及び垂下部48
により仕切られており、土手部18の高さはセル21a
等の高さから透明電極28の厚さを引いた値にほぼ等し
く、垂下部48の深さはセル21a等の高さから金属電
極22の厚さを引いた値にほぼ等しい。
【0043】第1セル21bの透明電極28の屈曲部2
8aの先端は第2セル21bの金属電極22の延長部2
2bと導通している。これは、第2セル21bと第3セ
ル21cとの関係、第3セル21cと第4セル21dと
の関係等についても同様である。こうして、前方セル群
21内の隣接する8個のセル21aから21hが直列に
接続されている。前方セル群21の幅は約26cmであ
る。
【0044】尚、前方セル群21の第8セル21hの透
明電極28と後方セル群30の第1セル30aの金属電
極22とを接続手段(不図示)で接続することにより、
前方セル群21と後方セル群30とが直列に接続されて
いる。16個のセル21a、30a等を直列に接続する
ことにより、第1ユニット20の電圧は14.4Vで、
電流数mAとなる。また、第1ユニット20の寸法は縦
52cmで、横64cmである。
【0045】尚、第2ユニット32は、基本的に上述し
た第1ユニット20と同じ構造を持つ。第2切欠き孔1
6は前方セル群33の第1セル33aに対応している。
第2電極45は後方セル群34の第8セル34hの透明
電極28に接続されている。
【0046】また、第3ユニット36は、左右方向にお
いて4個のセル群、即ち最左方セル群37、第2左方セ
ル群38、第2右方セル群39及び最右方セル群40か
ら成る。例えば、最左方セル群37の4個のセル37a
から37dは、上記第1ユニット20の前方セル群の8
個のセル21aから20hと同様に形成されている。
【0047】そして、最左方セル群37の第4セル37
dの透明電極28が、第2左方セル群38の第1セル3
8aの金属電極22に接続されている。第2左方セル群
38と第2右方セル群39、及び第2右方セル群39と
最右方セル群40とについても同様である。これにより
16個のセルが直列に接続される。尚、第2電極45は
最右方セル群40の第4セル40dに接続されている。
【0048】第1ユニット20と第2ユニット32と第
3ユニット36とは接続手段(不図示)に並列に接続さ
れている。これにより、電圧が14.4V、電流が2A
のモジュール43が構成されている。
【0049】太陽光線の照射時、例えば第1ユニット2
0では、光透過性の塗装膜45及び各セル21aから3
0hの透明電極28を透過した光が発電層23に当た
る。すると、n層26の表面に電子が集まり、p層24
の表面に正孔が集まり、電位差(電力)が生ずる。この
電力は、第1セル21aの金属電極22に形成された導
通部22a及び鋼板12と、第8セル30hの透明電極
28に接続された第2電極45とから取り出される。そ
して、図1に示した変換手段60から送風ファン62に
送られ、送風ファン62を回転させる。第2ユニット3
2及び第3ユニット36についても同様である。
【0050】自動車を炎天下に駐車したような場合は、
ドライバが自動車から離れている間も送風ファン62は
回転し続け、車内の熱気を車外に排出する。よって、ド
ライバが自動車に戻ってドアを開けたときは、車内の温
度は我慢できる程度にまで下降しており、すぐに自動車
を運転することができる。
【0051】この太陽電池装置10によれば、以下の効
果が得られる。
【0052】第1に、ボンネット11全体を太陽電池装
置10とした。その結果、ユニット20、32及び36
から電力を取り出すための1個の第1電極12及び3個
の第2電極45の構成が簡単である。鋼板12が各ユニ
ット20,32及び36に共通の第1電極として機能す
るからである。これにより、運転席のI/G(イグニッ
ション)を作動させることなく、電力を直接駆動機器に
供給することができる。また、各ユニットの第2電極4
5は短く、しかも第2電極45の上には塗装膜47が塗
布されているので目立たない。
【0053】また、ドライバの後方の視野が妨げられる
ことがない。そのため、各セル21a、30a、37a
等を透光性(シースルー)のものにする必要がなくな
り、製造コストが低減できる。更に、後部座席に座って
いる同乗者の顔等が不自然な色に見えることが防止され
る。
【0054】第2に、光電変換素子(セル)として、ア
モルファス系シリコン太陽電池22,23及び28を採
用した。その結果、湾曲した鋼板12に太陽電池を所定
の膜厚で成膜することができた。また、透明電極28の
背後に第2塗装膜47があるので、通常のアモルファス
系シリコン太陽電池のガラス基板は不要となる。更に、
土手部18及び垂下部48がセル21a等の両端面にお
ける補強枠となり、太陽電池装置の構造が安定する。
【0055】第3に、モジュール43を3個のユニット
20,32及び36で構成したので、ボンネット11の
表面全体を太陽電池のために利用することができ、バッ
テリに相当する大きな電力を得ることができた。 (製造方法)次に、上記太陽電池装置の製造方法につい
て、図5を参照しつつ説明する。製造は、鋼板12に第
1塗装膜14及び第2塗装膜47を形成する塗装ライン
で行う。尚、第1ユニット20の製造を中心に説明す
る。
【0056】図5(a)に示すように、塗装ラインにお
いて、上方が凸となるように僅かに湾曲しボンネット1
1を形成する鋼板12上に、蝋材から成り低い円柱形状
のマスキング部材51を裁置する。このように鋼板12
をマスキングした状態で、電着塗料を塗装(ED塗装)
し、鋼板12の表面に絶縁性の塗装膜14を形成する。
塗装膜14の膜厚は約15μmである。尚、必要に応じ
て、塗装膜14の上に中塗り塗料やベースコート塗料を
塗装しても良い。
【0057】次に、図5(b)に示すように、塗装膜1
4上に蝋材から成り扁平な矩形状の複数のマスキング部
材52を、隣接する縁部間に僅かな隙間57(約1m
m)を残して平行に裁置する。そして、隙間に更に上記
電着塗料を充填し、塗装膜14と一体で鋼板12の前後
方向に伸びる7本の土手部18を形成する。
【0058】その後、マスキング部材51及び52をヒ
ータ(不図示)で加熱し、溶かして除去する。すると、
第1セル21aが形成される領域では、マスキング部材
51及び52の跡に円形の第1切欠き孔15及び複数個
の矩形のくぼみ54が形成される。第2セル21bから
第8セル21hが形成される領域では、マスキング部材
52の跡に複数個のくぼみ54が形成される。
【0059】続いて、図5(c)に示すように、土手部
18により区画されたくぼみ54の底部に、公知のスパ
ッタリング法によりアルミニウムから成る金属電極22
を形成する。このとき、金属電極22の形成と同時に第
1切欠き孔15がアルミニウムの一部により充填され、
鋼板12に導通する円柱形状の導電部22aが形成され
る。その後、金属電極22の上に公知のプラズマCVD
法によりpin構造を有する発電層23を形成する。セ
ル21aは土手部18の一(右)側面に沿って上下方向
に積層される。
【0060】その後、n層24の上に公知のスパッタリ
ング法によりITOから成る透明電極28を形成する。
このとき、透明電極28の一端部に、土手部18の他
(左)側面方に沿って下方に伸びる屈曲部28aが形成
される。第1セル21aの透明電極28の屈曲部28a
は第2セル21bの金属電極22の延長部22bに接続
され、第1セル21aと第2セル21bとが直列に接続
される。
【0061】これと同時に、第2セル21bと第3セル
21c、第3セル21cと第4セル21d等もそれぞれ
直列に接続される。
【0062】次に、図5(d)に示すように、セル21
a等の透明電極28の表面に、レーザー等により土手部
18及び屈曲部28aに隣接する複数の溝部56を形成
する。この溝部56は土手部18と平行即ち鋼板12の
前後方向に伸びるように形成する。
【0063】続いて、図5(e)に示すように、第1ユ
ニット20の第8セル30hの透明電極28に、フラッ
ト電線から成る第2電極45をはんだ付けにより接続す
る。その後、各セル21a、30a等の透明電極28の
表面に半透明のアクリル塗料を塗布することにより、可
視光透過性の塗装膜47を形成する。このとき、塗装膜
47が形成されるとともに、塗料の一部が溝部56内に
充填され、屈曲部28aを間にして土手部18と反対側
に位置する垂下部48が形成される。
【0064】この太陽電池装置の製造方法によれば、以
下の効果が得られる。これらの効果は、鋼板12上に塗
装膜14及び47を形成する塗装ラインを利用して、各
ユニット20、32及び36のセルを積層、形成したこ
とによる。
【0065】先ず、鋼板12上に太陽電池装置10を形
成、配置するためのコストが低減できる。塗装ラインに
セル21a、33a、37a等を積層する成膜工程を付
加したが、塗装工程と成膜工程とは作業内容が共通する
部分が多いので、双方の工程で製造ラインを共用するこ
とができる。
【0066】次に、各ユニット20、32及び36から
電力を取り出すための第1電極12及び第2電極45が
容易に形成できる。特に第1電極12はボンネット11
を形成する鋼板12から成るので、特別の電極部材を準
備する必要がない。第2電極45としては短い電線を3
個接続するのみで良い。 <第2実施例>次に、本発明の第2実施例を説明する。
この実施例では、光電変換手段が複数の熱電素子から成
る。
【0067】詳述すると、図6に示すように、光電変換
手段(モジュール)は複数の光電変換素子(セル)から
成る。モジュールは鋼板72と、その上に塗布された1
枚の絶縁性の第1塗装膜74と、その上に積層された複
数の金属電極(電膜)76a,76b・・と、その上に
交互に積層されたP型発熱層80a、80b・・及びN
型発熱層81a,81b・・と、その上に積層された複
数の透明電極(電膜)83a,83b・・と、その上に
積層された1枚の可視光透過性の第2塗装膜と85から
成る。
【0068】鋼板72及び第1塗装膜74は上記第1実
施例の鋼板12及び第1塗装膜14と同じであり、鋼板
72が第1電極となる。複数の金属電極76a、76b
・・・のうち、右端金属電極76aは右端のN型発熱層
81aの下面に接続され、第1塗装膜74の切欠き孔7
5内を下方に突出し鋼板74に導通する導通部76a1
を有する。第2金属電極76bは右端のP型発熱層80
aの下面と第2番目のN型発熱層81bの下面とを接続
している。以下同様である。
【0069】P型発熱層80a,80b・・はビスマス
ーテルルーアンチモン系から成り、N型発熱層81a,
81b・・はビスマスーテルル系から成る。
【0070】複数の透明電極83a,83b・・のう
ち、右端透明電極83aは右端のN型発熱層81aの上
面と右端のP型発熱層80aの上面とを接続している。
第2透明電極83bは第2番目のN型発熱層81bの上
面と第2番目のP型発熱層80bの上面とを接続してい
る。以下同様である。こうして、第1セル76a,81
a,83aと第2セル83a,80a,76bとが直列
に接続される。第2セルと第3セルとについても同様で
ある。
【0071】尚、左端透明電極83eが第2電極とな
る。また、第2塗装膜85は透明電極83a,83b・
・の上方及び隣接する透明電極83aと83b・・間の
隙間にも形成されている。
【0072】上記モジュールは以下のようにして製造さ
れた。
【0073】鋼板72上に第1塗装膜74を形成すると
き、上記第1マスキング部材51と同様の第3マスキン
グ部材(不図示)を使用して切欠き孔75を形成する。
続いて、第3マスキング部材を除去し、上記第2マスキ
ング部材52と同様の第4マスキング部材(不図示)を
使用して、スパッタリング法により複数個の金属電極7
6a、76b・・を所定の間隔で形成する。
【0074】次に、プラズマCVD法により、各金属電
極76a,76b・・上にN型発熱層81a,81b・
・及びP型発熱層80a,80b・・を形成する。続い
て、スパッタリング法により複数個の透明電極83a,
83b・・をそれぞれがN型発熱層81a,81b・・
とP型発熱層80a,80b・・とに亘るように形成す
る。最後に、第2塗装膜85を形成する。
【0075】作動時にモジュールに当たる太陽光線は、
第2塗装膜85及び透明電極83a、83b・・を透過
して、P型発熱層80a,80b・・の上面及びN型発
熱層81a,81b・・の上面に照射される。これによ
り、N−P結合部が高温側に、PーN結合部が低温側に
なる。その結果、P型発熱層80a,80b・・の上面
と下面との間、及びN型発熱層81a,81b・・の上
面と下面の間に電位差(電圧)が発生する。
【0076】第2実施例においても、上記第1実施例と
同様の効果が得られる。加えて、熱容量の大きな層が数
個追加されるので、発生する電力が大きくなるという特
有の効果が得られる。
【0077】
【発明の効果】以上述べてきたように、本発明の太陽電
池装置によれば、塗装された導電性の金属板に太陽光線
が当たると、第1塗装膜と第2塗装膜との間に配置され
た光電変換手段が電力を発生する。従って、この電力を
利用して種々の機器を駆動することができる。また、電
力をバッテリに供給したり、又は充電しておくことがで
きる効果が奏される。
【0078】一方、本発明の製造方法によれば、塗装ラ
インにおいて、絶縁性の第1塗装膜と光透過性の第2塗
装膜との間に光電変換手段が容易に成膜される。従っ
て、塗装設備を利用して例えば自動車のボンネット等に
光電変換手段を安価に形成できる効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明よる第1実施例(太陽電池装置)の外
観図である。
【図2】 図1におけるA方向視図である。
【図3】 図2の要部断面図である。
【図4】 図3の要部拡大図である。
【図5】(a)(b)(c)(d)及び(e)は上記太
陽電池装置の製造工程を示す断面説明図である。
【図6】 本発明の第2実施例を示す図4に対応する要
部断面拡大図である。
【符号の説明】
11:ボンネット 12、72:
鋼板 14、74:第1塗装膜 15、75:
切欠き孔 18:土手部 22、76
a、76b:金属電極 22a、76a1:導通部 23:発電層 28、83a、83b:透明電極 22,23,
28:セル 20,32,36:ユニット 43:モジュ
ール 45、83e:第2電極 47、85:
第2塗装膜 48:垂下部 76a,76
b:金属電極 80a、80b:P型発熱層 81a、81
b:N型発熱層

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性の金属板から成る第1電極と、 該第1電極上に積層された電気絶縁性の第1塗装膜と、 該第1塗装膜の上に積層され直列に接続された複数の光
    電変換素子から成る光電変換手段と、 前記第1電極と前記光電変換手段の一端の前記光電変換
    素子とを接続する導通部と、 前記光電変換手段の他端の前記光電変換素子に接続され
    た第2電極と、 前記光電変換手段上に積層された光透過性の第2塗装膜
    と、 から成ることを特徴とする太陽電池装置。
  2. 【請求項2】 前記第1電極は自動車のボンネット、ル
    ーフ又はトランクを形成する鋼板である請求項1記載の
    太陽電池装置。
  3. 【請求項3】 前記光電変換素子はアモルファス太陽電
    池であり、一端のアモルファス太陽電池の金属電極が前
    記第1電極に接続され、他端のアモルファス太陽電池の
    透明電極が前記第2電極に接続されている請求項1記載
    の太陽電池装置。
  4. 【請求項4】 前記導通部は前記第1塗装膜の一部に形
    成されている請求項3記載の太陽電池装置。
  5. 【請求項5】 前記光電変換素子は、前記第1塗装膜の
    上面に形成された土手部と、前記第2塗装膜の下面に形
    成された垂下部とにより仕切られている請求項1記載の
    太陽電池装置。
  6. 【請求項6】 前記光電変換手段は、半導体から成る電
    熱素子であり、一端のN型電熱素子の低温側が前記第1
    電極に接続され、他端のP型の電熱素子の高温側が前記
    第2電極に接続されている請求項1記載の太陽電池装
    置。
  7. 【請求項7】 金属板上に第1マスキング部材を裁置
    し、絶縁性の第1塗装膜を形成する工程と、 第1塗装膜上に複数の第2マスキング部材を所定の隙間
    で裁置する工程と、 前記第1マスキング部材及び前記第2マスキング部材を
    除去し、切欠き部及び複数の素子裁置部を形成する工程
    と、 各前記素子裁置部に金属電極、発熱層及び透明電極を含
    む光電変換素子を成膜し、前記切欠き部に一端の光電変
    換素子の金属電極と一体の導通部を形成する工程と、 他端の前記光電変換素子に前記第2電極を接続する工程
    と、 前記光電変換手段の上面に可視光透過性の第2塗装膜を
    形成する工程と、から成ることを特徴とする太陽電池装
    置の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記切欠き部及び素子裁置部を形成する
    工程において、前記第2マスキング部材により複数の枠
    状の土手部を形成し、 前記複数の光電変換素子を成膜する工程において、前記
    光電変換素子は前記土手部により区画された複数のくぼ
    みに成膜し、前記土手部の一側に沿って透明電極から伸
    び隣接する光電変換素子の金属電極に導通する屈曲部を
    形成する請求項7記載の製造方法。
  9. 【請求項9】更に、前記光電変換手段を成膜する工程と
    前記第2電極を接続する工程との間に、光電変換素子の
    透明電極の上面に土手部と平行な溝部を形成する工程を
    含む請求項7記載の太陽電池装置の製造方法。
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