JP2003108979A - 顔領域抽出方法および装置並びにプログラム - Google Patents
顔領域抽出方法および装置並びにプログラムInfo
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Abstract
し、さらには人物の確認を容易に行えるようにする。 【解決手段】 メモリカード12に記録された人物の顔
を含む画像を液晶モニタ14に表示する。顔領域上の少
なくとも1つの基準点の指定を入力手段15により受け
付け、指定された基準点を基準として、液晶モニタ14
に表示された画像から顔領域を抽出する。抽出された顔
領域を含む最小矩形領域を液晶モニタ14に表示された
画像上に設定し、最小矩形領域が液晶モニタ14の画面
サイズに適合するように最小矩形領域を拡大する。そし
て、拡大された最小矩形領域を液晶モニタ14に表示す
る。
Description
像から顔領域を抽出する顔領域抽出方法および装置並び
に顔領域抽出方法をコンピュータに実行させるためのプ
ログラムに関するものである。
いて取得した画像データを、デジタルカメラ等の液晶モ
ニタや、携帯電話もしくはPDA等の携帯端末の液晶モ
ニタまたはパソコンの液晶モニタもしくはCRTモニタ
等に再生することが行われている。とくに、デジタルカ
メラや携帯端末に画像を再生すれば、場所や時間に拘束
されることなく、画像を鑑賞することができるため、友
人と集まった時等に画像を鑑賞して楽しむことができ
る。
端末に付属の液晶モニタはサイズが小さいため、人物が
含まれる画像を表示した場合、どの人物が表示された画
像に含まれているかを特定したり、人物が目を閉じてい
ないかどうかをチェックする等の人物の確認を行うこと
は困難である。また、パソコンのモニタはデジタルカメ
ラや携帯端末の液晶モニタと比較して画面は大きいもの
の、表示する画像自体がそれほど大きくない場合には、
サイズの小さなモニタに画像を表示する場合と同様に人
物の確認を行うことは困難である。
域を矩形領域により囲み、その矩形領域を拡大して表示
することが行われている(従来技術1)。また、画像に
含まれる顔領域上の1点の指定を受け付け、その1点を
中心として画像を拡大して表示することも行われている
(従来技術2)。これらの方法によれば、顔領域を拡大
して表示することができるため、人物の確認を確実に行
うことができる。
来技術1の方法においては、画像上に顔領域を含む矩形
領域を設定する必要があるため、その作業が非常に面倒
である。また、自動で矩形領域を設定することも考えら
れるが、画像には顔のみならず背景も含まれるため、顔
領域を矩形領域により精度よく囲むことは困難である。
さらに、従来技術2の方法では、拡大率が予め設定され
ているため、拡大された顔領域がモニタ内に入り切らな
い場合がある。このような場合は、画面をスクロールし
ないと顔領域の全体を把握することができないため、人
物の確認に手間がかかるものとなる。
り、人物の顔を含む画像から顔領域を容易に抽出できる
ようにすることを第1の目的とする。
ことを第2の目的とする。
方法は、モニタに表示された人物の顔を含む画像におい
て、顔領域上の少なくとも1つの基準点の指定を受け付
け、前記指定された基準点を基準として、前記画像から
前記顔領域を抽出することを特徴とするものである。
は携帯電話もしくはPDA等の携帯端末に設けられた比
較的小さな表示サイズを有するモニタであっても、パソ
コン等のCRTモニタもしくは液晶モニタであってもよ
い。
左右のテンキーによるポイントの移動および確定、ペン
入力、またはタッチパネルによる入力等、任意の入力方
法を用いて行うことができる。
た基準点を中心として画像を放射状にスキャンして顔の
エッジ部分を抽出し、このエッジ部分により囲まれる領
域を顔領域として抽出する方法、特開平5−27443
8号公報および同5−307605号公報等に記載され
たニューラルネットワークにより顔領域を抽出する方法
等を用いることができる。また、画像を測光したデータ
に基づいて画像を色領域毎に分割し、色領域の中から1
つの領域を注目領域として選択し、選択した注目領域の
収縮処理を行って注目領域の核を求め、求めた核を中心
とした注目領域に内接する面積が最大の円を求め、注目
領域の全領域についての分割終了を判断し、これを繰り
返すことによって注目領域を面積の大きな円の順に分割
し、注目領域の分割が終了した後分割された最大の面積
の円を顔領域と判断する方法(特開平5−165119
号公報)を用いてもよい。
ては、前記抽出された顔領域を含む最小矩形領域を前記
画像上に設定し、所望とする表示画像サイズを取得し、
前記最小矩形領域が前記表示画像サイズと適合するよう
に、前記最小矩形領域を拡大するようにしてもよい。
再生するようにしてもよい。
域を最大限に含む領域を意味し、とくに顔領域に内接す
る領域であることが好ましい。
モニタの画面サイズであってもよく、画像を表示するウ
ィンドウのサイズであってもよい。また、プリント出力
する記録紙のサイズであってもよい。また、「所望とす
る表示画像サイズの取得」は、キーボード、タッチパネ
ル、携帯電話のダイヤルボタンから入力されたものまた
はペン入力されたものを取得してもよいが、通信機能を
有するデジタルカメラ、携帯端末またはパソコン等の表
示端末において、画像データを保管する画像サーバから
画像データをダウンロードして画像を表示する場合に
は、表示端末から画像サーバへのアクセス時に、モニタ
サイズ、ウィンドウサイズあるいは記録紙のサイズが画
像サーバに送信される場合がある。また、画像サーバが
表示端末にモニタサイズ、ウィンドウサイズあるいは記
録紙のサイズの入力の指示を行う場合がある。このよう
な場合には、送信されたまたは入力されたモニタサイ
ズ、ウィンドウサイズあるいは記録紙のサイズを所望と
する表示画像サイズとして取得すればよい。また、デジ
タルカメラ等においてはモニタが付属されているため、
表示画像サイズは既知のものとして、デジタルカメラ等
のメモリに記憶されている。この場合は、メモリに記憶
された表示画像サイズを読み出すことにより表示画像サ
イズを取得すればよい。
るように最小矩形領域を拡大する」とは、最小矩形領域
が表示画像サイズ内に最大限に表示されるように最小矩
形領域を拡大することをいう。具体的には、最小矩形領
域の縦横いずれか一方の長さを前記表示画像サイズの一
辺の長さとほぼ同じになるように拡大すればよい。な
お、最小矩形領域と表示画像サイズとのアスペクト比が
異なる場合には、拡大された最小矩形領域の再生時に最
小矩形領域の周囲に余白が生じる場合がある。このた
め、最小矩形領域と表示画像サイズとのアスペクト比を
一致させるために、最小矩形領域の周囲の領域も含めて
拡大することが好ましい。また、最小矩形領域のアスペ
クト比を変更して表示画像サイズのアスペクト比と一致
させてもよい。
れた画像に対して表示画像サイズと適合するように拡大
された画像を生成することを意味し、モニタに表示され
た画像から最小矩形領域を抽出し、抽出した最小矩形領
域を拡大して表示画像サイズと適合した画像を生成する
場合のみならず、モニタに表示された画像と同一である
が解像度が異なる画像から、最小矩形領域に対応する領
域を抽出し、その領域を拡大縮小することにより表示画
像サイズと適合した画像を生成することをも含むもので
ある。
カメラのモニタに表示する場合、携帯電話やPDA等の
携帯端末のモニタに表示する場合、あるいはプリント出
力する場合には、パソコン等のモニタに再生する場合と
比較して、再生された画像は縦長であっても横長であっ
ても携帯端末あるいは記録紙自体を回転させれば画像を
正立させることができるため、観察するには問題がな
い。したがって、拡大された最小矩形領域をデジタルカ
メラのモニタに表示する場合、携帯端末に表示する場
合、あるいはプリンタにおいてプリント出力する場合に
は、できるだけ最小矩形領域が大きく拡大されるよう
に、最小矩形領域の長辺方向と表示画面の長辺方向とが
一致するように、最小矩形領域を回転させてから拡大す
ることが好ましい。なお、この場合においても最小矩形
領域のアスペクト比は表示画面サイズに合わせて変更し
てもよい。
表示された人物の顔を含む画像において、顔領域上の少
なくとも1つの基準点の指定を受け付ける入力手段と、
前記指定された基準点を基準として、前記画像から前記
顔領域を抽出する抽出手段とを備えたことを特徴とする
ものである。
ては、前記抽出された顔領域を含む最小矩形領域を前記
画像上に設定する設定手段と、所望とする表示画像サイ
ズを取得する取得手段と、前記最小矩形領域が前記表示
画像サイズと適合するように、前記最小矩形領域を拡大
する拡大手段とをさらに備えるようにしてもよい。
再生する再生手段をさらに備えるようにしてもよい。
ピュータに実行させるためのプログラムとして提供して
もよい。
物の顔を含む画像において、顔領域上の少なくとも1つ
の基準点の指定が受け付けられ、指定された基準点を基
準として、画像から顔領域が抽出される。このため、画
像上に顔領域を含む矩形領域を設定する手間をかけるこ
となく、顔領域を抽出することができる。また、顔領域
上において指定された少なくとも1つの基準点を基準と
して顔領域を抽出しているため、顔領域の抽出の演算に
おいて、顔領域の位置を検出する必要がなくなり、これ
により、精度よく顔領域を抽出することができる。
域を設定し、所望とする表示画像サイズの入力を受け付
け、最小矩形領域が表示画像サイズと適合するように最
小矩形領域を拡大することにより、顔領域が拡大されて
表示されることとなる。このため、拡大された顔領域が
表示画面内に入り切らなくなることがなくなり、その結
果画面をスクロールしなくても顔領域の全体を把握でき
る。したがって、表示された画像に含まれる人物の確認
を容易に行うことができる。
形態について説明する。図1は本発明の第1の実施形態
による顔領域抽出装置を備えたデジタルカメラの構成を
示す概略ブロック図である。図1に示すように、第1の
実施形態によるデジタルカメラ1は、被写体の撮影を行
って被写体を表す画像データS0を得るレンズ、シャッ
タ、CCD等からなる撮像手段11と、撮像手段11に
おいて取得された画像データS0をメモリカード12に
記録するとともに、メモリカード12に記録された画像
データS0を読み出す記録手段13と、画像の表示を行
う液晶モニタ14と、上下左右のテンキーおよび確定ボ
タン等からなる入力手段15と、顔領域抽出手段16
と、撮像手段11、記録手段13、液晶モニタ14、お
よび顔領域抽出手段16の制御を行う制御手段17とを
備える。
より表される画像を液晶モニタ14に表示させ、表示さ
れた画像において顔領域上の少なくとも1つの基準点の
指定を入力手段15により受け付け、指定された基準点
を基準として顔領域を抽出し、抽出された顔領域を含む
最小矩形領域を表示された画像上に設定し、最小矩形領
域が液晶モニタ14のサイズと略同一となるように最小
矩形領域を拡大し、拡大された最小矩形領域を液晶モニ
タ14に表示するものである。なお、顔領域抽出手段1
6が、抽出手段、設定手段、取得手段および拡大手段に
対応する。
明する。図2は本実施形態の動作を示すフローチャート
である。なお、本実施形態においては既に被写体の撮影
が終了し、人物の顔を含む画像を表す画像データS0が
メモリカード12に記憶されているものとする。まず、
デジタルカメラ1の操作者であるユーザの選択により、
液晶モニタ14に顔領域を抽出する画像が表示される
(ステップS1)。この画像の表示は、液晶モニタ14
にメモリカード12に記録されている画像データS0に
より表される画像の解像度を低くしたサムネイル画像を
表示し、入力手段15により表示する画像を選択するこ
とにより行われる。ここでは、図3に示すように3人の
人物の顔が含まれる画像が選択されたものとする。な
お、サムネイル画像を表す画像データの作成は制御手段
17において行われる。
手段15のテンキーを用いていずれかの顔領域上の1つ
の基準点を指定する。この指定は、テンキーにより液晶
モニタ14に表示されたポインタPを所望とする顔領域
上に移動させ、確定ボタンを押すことにより行われる。
なお、指定する基準点は1点のみであってもよいが、後
述する顔領域の抽出精度を向上させるためには、複数で
あることが好ましい。
され(ステップS2)、ステップS2が肯定されると、
指定された基準点を基準として顔領域の抽出が行われる
(ステップS3)。この顔領域の抽出方法としては、指
定された基準点を中心として画像を放射状にスキャンし
て顔のエッジ部分を抽出し、このエッジ部分により囲ま
れる領域を顔領域とする方法、特開平5−274438
号公報および同5−307605号公報等に記載された
ニューラルネットワークにより顔領域を抽出する方法等
を用いることができる。また、画像を測光したデータに
基づいて画像を色領域毎に分割し、色領域の中から1つ
の領域を注目領域として選択し、選択した注目領域の収
縮処理を行って注目領域の核を求め、求めた核を中心と
した注目領域に内接する面積が最大の円を求め、注目領
域の全領域についての分割終了を判断し、これを繰り返
すことによって注目領域を面積の大きな円の順に分割
し、注目領域の分割が終了した後分割された最大の面積
の円を顔領域と判断する方法(特開平5−165119
号公報)を用いてもよい。これにより、図5に示すよう
に、指定された基準点を含む顔領域が抽出される。
域を含む最小矩形領域R1が設定される(ステップS
4)。この最小矩形領域としては、抽出された顔領域に
内接する領域あるいは顔領域と若干の間隔を開けて顔領
域を囲む領域を用いることができる。続いて、液晶モニ
タ14の画面サイズが取得される(ステップS5)。な
お、本実施形態においては液晶モニタ14はデジタルカ
メラ1に設けられているため、既知のものとして不図示
のメモリに記憶されており、このメモリに記憶された画
面サイズを読み出すことにより、画面サイズが取得され
る。
適合するように、最小矩形領域R1が拡大処理される
(ステップS6)。具体的には、最小矩形領域R1内の
画像を表す画像データに対して、補間演算を施すことに
より拡大処理が行われる。この際、最小矩形領域R1の
縦横いずれか一方の長さを液晶モニタ14の一辺の長さ
とほぼ同じになるように拡大すればよい。なお、最小矩
形領域R1と液晶モニタ14とのアスペクト比が異なる
場合には、拡大された最小矩形領域R1の再生時に最小
矩形領域の周囲に余白が生じる場合がある。このため、
最小矩形領域R1と液晶モニタ14とのアスペクト比を
一致させるために、最小矩形領域R1の周囲の領域も含
めて拡大することが好ましい。また、最小矩形領域R1
のアスペクト比を変更して液晶モニタ14のアスペクト
比と一致させてもよい。
晶モニタ14に表示する(ステップS7)。これによ
り、図7に示すように、基準点が指定された向かって左
側の人物の顔領域が拡大されて液晶モニタ14に表示さ
れる。なお、図7は余白を生じさせないように最小矩形
領域R1の周囲の領域も含めて拡大された画像を示す。
すように3人の人物の顔が液晶モニタ14に表示された
画像に含まれているため、ユーザは他の人物の顔領域の
拡大を所望する場合がある。このため、ステップS7に
続いて、次の顔領域の選択指示が入力手段15からあっ
たか否かが判定される(ステップS8)。ステップS8
が肯定された場合には、ステップS1に戻って図3に示
す画像を再度液晶モニタ14に表示し、ステップS2か
らステップS8の処理を繰り返して、他の顔領域の拡大
表示を行う。なお、ステップS8が否定された場合は処
理を終了する。
ニタ14に表示された人物の顔を含む画像において、顔
領域上の少なくとも1つの基準点の指定が受け付けら
れ、指定された基準点を基準として、画像から顔領域を
抽出するようにしたため、画像上に顔領域を含む矩形領
域を設定する手間をかけることなく、顔領域を抽出する
ことができる。また、顔領域上において指定された1つ
の基準点を基準として顔領域を抽出しているため、顔領
域の抽出の演算において、顔領域の位置を検出する必要
がなくなり、これにより、精度よく顔領域を抽出するこ
とができる。
域R1を設定し、最小矩形領域R1が液晶モニタ14と
適合するように最小矩形領域R1を拡大することによ
り、顔領域が拡大されて液晶モニタ14に表示されるこ
ととなる。このため、拡大された顔領域が表示画面内に
入り切らなくなることがなくなり、その結果画面をスク
ロールしなくても顔領域の全体を把握できる。したがっ
て、表示された画像に含まれる人物の確認を容易に行う
ことができる。
説明する。図8は、本発明の第2の実施形態による顔領
域抽出装置を適用した画像表示システムの構成を示す概
略ブロック図である。図8に示すように、第2の実施形
態による画像表示システムは、携帯電話、PDA、通信
機能を有するデジタルカメラ、またはパソコン等の表示
端末2と、画像データS0を保管する画像サーバ3との
間でネットワーク4を介して通信を行い、表示端末2に
おいて画像データS0をダウンロードして表示端末2が
有するモニタに画像を表示するようにしたものである。
2を有し、モニタ21に画像を表示し、入力手段22か
ら画像データS0のダウンロード、顔領域上の1つの基
準点の指定等の入力を行う。ここで、表示端末2が携帯
電話の場合、ダイヤルボタンや上下左右のテンキー等が
入力手段22となり、表示端末2がPDAの場合、ペン
入力のためのペン、タッチ入力のためのタッチパネル、
種々の入力キー等が入力手段22となる。また、表示端
末2がパソコンの場合は、キーボード、マウス等が入力
手段22となる。
信を行うための通信IF31と、画像データS0を保管
する大容量ハードディスク32と、顔領域抽出手段33
と、通信IF31および顔領域抽出手段33の制御を行
う制御手段34とを備える。
つの画像について高解像度の画像データS0と、低解像
度の画像データS1とが記憶されているものとする。
明する。図9は第2の実施形態の動作を示すフローチャ
ートである。まず、表示端末2を操作するユーザが、所
望とする画像データS0のダウンロードの指示を入力手
段22により表示端末2において行うと(ステップS1
1肯定)、画像データS0のダウンロードの指示がネッ
トワーク4経由で画像サーバ3に送信される(ステップ
S12)。画像サーバ3においては指示が受信され、大
容量ハードディスク32から指示のあった画像データS
0の低解像度の画像データS1がネットワーク4経由で
表示端末2に送信される(ステップS13)。表示端末
2においては低解像度の画像データS1が受信され、モ
ニタ21に表示される(ステップS14)。ここでは、
図3に示すように3人の人物の顔が含まれる画像が選択
されたものとする。
手段22のテンキーを用いていずれかの顔領域上の1つ
の基準点を指定する。この指定は、入力手段22により
モニタ21に表示されたポインタPを所望とする顔領域
上に移動させ、所定の入力により位置を確定することに
より行われる。
され(ステップS15)、ステップS15が肯定される
と、指定した基準点の位置を表す情報が画像サーバ3に
送信される(ステップS16)。画像サーバ3の顔領域
抽出手段33においては、指定された基準点を基準とし
て顔領域の抽出が行われる(ステップS17)。そし
て、図6に示すように抽出された顔領域を含む最小矩形
領域R1が設定される(ステップS18)。なお、ステ
ップS17およびステップS18の処理は、第1の実施
形態におけるステップS3およびステップS4の処理と
同様に行われる。
イズが取得される(ステップS19)。本実施形態にお
いては、画面サイズの取得は、表示端末2に画面サイズ
の入力を促すことにより行ってもよく、表示端末2にお
いて画像データS0のダウンロードの指示の際に、画面
サイズを同時に送信させるようにして取得してもよい。
なお、画像をモニタ21の画面全体ではなく、ウィンド
ウに表示する場合には、画面サイズに変えてウィンドウ
サイズを表示端末2から画像サーバ3に送信すればよ
い。
画面サイズと適合するように、最小矩形領域R1が拡大
処理される(ステップS20)。具体的には、最小矩形
領域R1内の画像を表す高解像度の画像データS0に対
して、補間演算を施すことにより拡大処理が行われる。
なお、拡大された最小矩形領域R1内の画像データをS
Lとする。そして、拡大された最小矩形領域R1を表す
画像データSLが表示端末2に送信され(ステップS2
1)、画像データSLにより表される画像がモニタ21
に表示される(ステップS22)。
に示すように3人の人物の顔領域がモニタ21に表示さ
れた画像に含まれているため、ユーザは他の人物の顔領
域についての拡大を所望する場合がある。このため、ス
テップS22に続いて、次の顔領域の選択指示が入力手
段22からあったか否かが判定される(ステップS2
3)。ステップS23が肯定された場合には、ステップ
S14に戻って図3に示す画像を再度モニタ21に表示
し、ステップS14からステップS23の処理を繰り返
して、他の顔領域の拡大表示を行う。ステップS23が
否定された場合は処理を終了する。
機能を有するデジタルカメラに表示する場合、携帯電話
またはPDA等の携帯端末のモニタに表示する場合、あ
るいはプリント出力する場合には、パソコン等のモニタ
に再生する場合と比較して、再生された画像は縦長であ
っても横長であっても携帯端末あるいは記録紙自体を回
転させれば画像を正立させることができるため、観察す
るには問題がない。したがって、拡大された最小矩形領
域をデジタルカメラに表示する場合、携帯端末のモニタ
に表示する場合、あるいはプリンタにおいてプリント出
力する場合には、できるだけ最小矩形領域が大きく拡大
されるように、最小矩形領域の長辺方向と表示画面の長
辺方向とが一致するように、最小矩形領域を回転させて
拡大することが好ましい。なお、拡大する際は、表示サ
イズに合わせて最小矩形領域R1のアスペクト比を変更
してもよい。
いては、複数の人物の顔が含まれる画像について、1つ
の顔領域上の基準点の指定および拡大を行った後に、次
の顔領域上の基準点の指定および拡大を行っているが、
先に拡大を所望する複数の顔領域について基準点の指定
を受け付け、複数の顔領域について纏めて拡大を行って
もよい。この場合、入力手段15,22からの指示によ
り拡大された画像を液晶モニタ14あるいはモニタ21
に順次切り替えて表示すればよい。
いては、抽出した顔領域を拡大表示しているが、抽出し
た顔領域内の色情報に基づいて、画像データS0に対し
て施す画像処理のための画像処理条件を求め、求められ
た画像処理条件により画像データS0に対して画像処理
を施すようにしてもよい。
を備えたデジタルカメラの構成を示す概略ブロック図
を適用した画像表示システムの構成を示す概略ブロック
図
Claims (9)
- 【請求項1】 モニタに表示された人物の顔を含む画
像において、顔領域上の少なくとも1つの基準点の指定
を受け付け、 前記指定された基準点を基準として、前記画像から前記
顔領域を抽出することを特徴とする顔領域抽出方法。 - 【請求項2】 前記抽出された顔領域を含む最小矩形
領域を前記画像上に設定し、 所望とする表示画像サイズを取得し、 前記最小矩形領域が前記表示画像サイズと適合するよう
に、前記最小矩形領域を拡大することを特徴とする請求
項1記載の顔領域抽出方法。 - 【請求項3】 前記拡大された最小矩形領域を再生す
ることを特徴とする請求項2記載の顔領域抽出方法。 - 【請求項4】 モニタに表示された人物の顔を含む画
像において、顔領域上の少なくとも1つの基準点の指定
を受け付ける入力手段と、 前記指定された基準点を基準として、前記画像から前記
顔領域を抽出する抽出手段とを備えたことを特徴とする
顔領域抽出装置。 - 【請求項5】 前記抽出された顔領域を含む最小矩形
領域を前記画像上に設定する設定手段と、 所望とする表示画像サイズを取得する取得手段と、 前記最小矩形領域が前記表示画像サイズと適合するよう
に、前記最小矩形領域を拡大する拡大手段とを備えたこ
とを特徴とする請求項4記載の顔領域抽出装置。 - 【請求項6】 前記拡大された最小矩形領域を再生す
る再生手段をさらに備えたことを特徴とする請求項5記
載の顔領域抽出装置。 - 【請求項7】 モニタに表示された人物の顔を含む画
像において、顔領域上の少なくとも1つの基準点の指定
を受け付ける手順と、 前記指定された基準点を基準として、前記画像から前記
顔領域を抽出する手順とをコンピュータに実行させるた
めのプログラム。 - 【請求項8】 前記抽出された顔領域を含む最小矩形
領域を前記画像上に設定する手順と、 所望とする表示画像サイズを取得する手順と、 前記最小矩形領域が前記表示画像サイズと適合するよう
に、前記最小矩形領域を拡大する手順とをさらに有する
請求項7記載のプログラム。 - 【請求項9】 前記拡大された最小矩形領域を再生す
る手順をさらに有する請求項8記載のプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001298194A JP2003108979A (ja) | 2001-09-27 | 2001-09-27 | 顔領域抽出方法および装置並びにプログラム |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001298194A JP2003108979A (ja) | 2001-09-27 | 2001-09-27 | 顔領域抽出方法および装置並びにプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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JP2001298194A Pending JP2003108979A (ja) | 2001-09-27 | 2001-09-27 | 顔領域抽出方法および装置並びにプログラム |
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