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JP2003107591A - フイルムキャリア - Google Patents

フイルムキャリア

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JP2003107591A
JP2003107591A JP2001298365A JP2001298365A JP2003107591A JP 2003107591 A JP2003107591 A JP 2003107591A JP 2001298365 A JP2001298365 A JP 2001298365A JP 2001298365 A JP2001298365 A JP 2001298365A JP 2003107591 A JP2003107591 A JP 2003107591A
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JP
Japan
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film
carrier
photographic film
photographic
image
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JP2001298365A
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Inventor
Junichi Tsuji
淳一 辻
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の種類の写真フイルムに対応したフイル
ムキャリアを提供する。 【解決手段】 フイルムキャリア18は、キャリアベー
ス40、カバー41、移動原稿台42、原稿台移動機構
43、シャーカステン44からなる。移動原稿台42
は、フイルムキャリア18に対して着脱自在に設けられ
ており、写真フイルム17の種類に合わせたキャリアマ
スク57及びフイルム送りローラ対が組み込まれてい
る。キャリアベース41には、位置検出用センサが設け
られており、写真フイルム17がフイルムキャリア18
の挿入口55から挿入されたときに、写真フイルム17
の先端を検出し、写真フイルム17が搬送されていると
きには、写真フイルム17のパーフォレーション又は画
像コマのエッジを検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像読取装置に関
し、フイルムマスクを交換可能にした汎用タイプのフイ
ルムキャリアに関するものである。
【0002】
【従来の技術】写真フイルムに記録された各画像コマを
CCDで読み取り、デジタル的に加工した後に、印画紙
等にプリントすることが行われている。この場合に、フ
イルム搬送路に設けた光透過部から、光源の光を写真フ
イルムに照射し、この写真フイルムの透過光をCCDで
撮像することにより、画像情報の読み取りを行ってい
る。
【0003】一方、写真フイルムには様々な種類があ
り、読み取りの対象となるフイルムとしては、例えば、
135サイズの写真フイルム、IX240タイプの写真
フイルムの他に、110サイズ、120や220サイズ
(ブローニーサイズ、2Bサイズとも言う)などがあ
る。これらの写真フイルムの読み取りには、専用のフイ
ルムキャリアが用いられる他に、部品の交換などで様々
な種類の写真フイルムに対応する汎用タイプのフイルム
キャリアも使用可能である。このような汎用タイプのフ
イルムキャリアとしては例えば、特開2000−754
17号公報、特開平7−270938号公報、及び特開
平8−179441号公報に示すフイルムキャリアのよ
うに、フイルムマスクを交換可能とする構造としてお
り、搬送する写真フイルムの種類に合わせたフイルムマ
スクを選択して装着している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報記載のフイルムキャリアでは、フイルムマスクを交換
可能とする構造にしているものの、写真フイルムを読取
位置へ送り込む、あるいは送り出すための搬送ローラに
ついては考慮されていない。よって、搬送する写真フイ
ルムの幅と搬送ローラの幅とが合わず、読取位置に対し
てずれた方向に搬送されるおそれがある。また、上記特
開2000−75417号公報記載のフイルムキャリア
では、写真フイルムの画像コマの先端位置を合わすた
め、目視により確認を行って位置を調節しており、非常
に効率が悪い。
【0005】本発明は上記課題を解決するためのもので
あり、複数の種類の写真フイルムに対応し、効率よく搬
送できるようにしたフイルムキャリアを提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るフイルムキャリアは、作業台に装着さ
れるキャリアベースと、写真フイルムの画像コマに合わ
せたマスクが設けられた原稿台と、写真フイルムを搬送
する搬送ローラとを備えており、原稿台には、搬送ロー
ラが組み込まれているとともに、キャリアベースに対し
て原稿台を着脱自在に取り付けられ、写真フイルムの種
類に応じて交換可能になっている。
【0007】なお、キャリアベースには、搬送ローラに
より搬送される写真フイルムの位置検出を行う位置検出
センサが設けられていることが好ましい。さらに、位置
検出センサは、写真フイルムに形成されたパーフォーレ
ーションを検出する光学式センサであることや、写真フ
イルムの画像コマのエッジを検出する光学式センサであ
ることなども本発明においては効果的である。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は本発明を実施したデジタル
ラボシステムの概略構成図である。デジタルラボシステ
ム10は、エリアCCDスキャナ11、画像処理装置1
2からなる入力装置13と、レーザープリンタ部14及
びプロセサ部15からなる出力装置16とを含んで構成
されている。
【0009】エリアCCDスキャナ11は、写真フイル
ムに記録されている画像をエリアCCDで読み取る。読
取対象フイルムは、例えば110タイプ、126タイ
プ、135タイプ、IX240タイプ、120や220
タイプ(ブローニータイプ、2Bとも言う)などの各種
写真フイルムであり、これら様々な種類の写真フイルム
17に対応するために、本実施形態の汎用タイプのフイ
ルムキャリア18が使用される。
【0010】画像処理装置12は、読み取った画像デー
タに対して各種の補正等の画像処理を行い、記録用画像
データとしてレーザプリンタ部14に出力する。画像処
理としては、グレイバランス調整、階調補正、および濃
度(明るさ)調整、マトリクス(MTX)による撮影光
源種補正や画像の彩度調整(色調整)がある。この他
に、必要に応じて、電子変倍処理、覆い焼き処理(濃度
ダイナミックレンジの圧縮/伸長)、シャープネス(鮮
鋭化)処理等が行われる。これらの処理は、ローパスフ
ィルタ、加算器、LUT、MTX等を用い、または、こ
れらを適宜組み合わせて行う平均化処理や補間演算等に
より実施される。
【0011】また、画像処理装置12は、画像処理済み
の画像データを画像ファイルとして外部装置19に出力
する。例えば、メモリカードやCDROM等の記憶媒体
19aに出力したり、通信回線を介してその他の情報処
理機器19bに送信したりする。
【0012】レーザプリンタ部14は、R,G,Bのレ
ーザ光源及び変調部を備えている。そして、変調部によ
り記録用画像データに基づきレーザ光源からの各レーザ
を変調し、この変調したレーザにより印画紙を走査露光
して、画像を印画紙に記録する。プロセサ部15は、走
査露光済みの印画紙に対して発色現像、漂白定着、水
洗、乾燥の各処理を行い、現像処理する。
【0013】図2は、エリアCCDスキャナ11を構成
する光源部20及び読取光学部21の概略構成を示して
いる。この光源部20は、メタルハライドランプやハロ
ゲンランプ等からなる光源22を備えている。光源22
はリフレクタ23にその焦点位置で配置されている。リ
フレクタ23は赤外光(IR)を透過する材料により構
成されており、その反射面が放物面状に形成されてい
る。光源22からの光はリフレクタ23により反射さ
れ、写真フイルム17に向けて照射される。なお、光源
22としてはLED等を用いてもよい。
【0014】光源22の光射出側には、IRカットフィ
ルタ24、光量調整絞り板25、バランスフィルタ2
6、光拡散ボックス27、拡散板27aが光軸Lに沿っ
て順に配置されている。光量調整絞り板25は光軸Lへ
の挿入位置が可変とされており、これにより光量が調整
される。また、バランスフィルタ26は色温度調整のた
めに、ネガフイルム用フィルタ26aとリバーサルフイ
ルム用フィルタ26bとが設けられており、これらのひ
とつが選択的に光軸Lに挿入される。
【0015】読取光学部21は、結像レンズユニット2
8及びイメージセンサ29を備えている。結像レンズユ
ニット28及びイメージセンサ29は、写真フイルム1
7を挟んで光源22と反対側に、光軸Lに沿って順に配
置されている。結像レンズユニット28は、写真フイル
ム17に記録された画像コマ30をイメージセンサ29
の受光面に結像させる。図2では結像レンズユニット2
8は単一のレンズのみを示しているが、この結像レンズ
ユニット28は複数枚のズームレンズなどであってもよ
い。また、結像レンズユニット28は図示しないレンズ
モータにより光軸Lに沿って微動可能に構成されてお
り、これによりピント調節が行われる。
【0016】エリア型のイメージセンサ29はR,G,
Bの各CCDセルをマトリックス状に並べて構成されて
いる。これにより、エリアCCDスキャナ11を構成す
る結像レンズユニット28の光軸L上で静止した写真フ
イルム17の1コマ分の画像が読み取られる。
【0017】図3は画像読取装置の全体構成の概略を示
す正面図であり、図4は同平面図である。なお、図4に
おいては、図面の煩雑化を防ぐため、カバー51の図示
を省略している。作業台35には、フイルムキャリア1
8が着脱自在にセットされる。作業台35の内部には光
源部20が配置され、フイルムキャリア18内の写真フ
イルム17を照明する。また、フイルムキャリア18の
上方には、前記結像レンズユニット28及びイメージセ
ンサ29を有する読取光学部21が配置されている。さ
らに、読取光学部21の左側には、読み取った各画像コ
マを表示するディスプレイ40が配置されている。
【0018】フイルムキャリア18は、詳しくは図5及
び図6に示すように、キャリアベース40と、カバー4
1と、キャリアベース40に配置される移動原稿台4
2、原稿台移動機構43(図4参照)、シャーカステン
44とから構成されている。なお、図5はフイルムキャ
リア18の使用時の状態を示し、図6は、メインテナン
ス時の状態を示すものである。カバー41は、後端部に
設けられた回動軸41aを介して開閉自在にキャリアベ
ース40に取り付けられており、使用時には、図5に示
すようにカバー41が閉じ位置にあり、移動原稿台42
などの内部機構を覆い隠し、メインテナンス時には図6
に示すようにカバー41が開放位置にあり、内部機構が
露呈する。キャリアベース40の底部中央には、光源部
20の拡散ボックス27の上部が入り込む開口40aが
形成されている。また、開口40aに対して写真フイル
ム17の送り方向の上流側には、シャーカステン44が
配置されている。キャリアベース40とカバー41との
間には、一端部に挿入口45が、他端部には排出口46
が形成されており、挿入口から挿入された写真フイルム
17が移動原稿台42により搬送され、また移動原稿台
42から送り出された写真フイルム17は、排出口46
から排出される。
【0019】シャーカステン44は照明装置44aから
構成されている。照明装置44aは移動原稿台42の後
述する投光窓56より大きいサイズの発光面を備えてお
り、写真フイルム17の画像コマ30を照明する。
【0020】本実施形態では、カバー41の上面には、
2つの透明窓47a,47bが形成されており、それぞ
れシャーカステン44、及び開口40aの上方に配置さ
れている。これらの透明窓47a,47bを通して、移
動原稿台42上の写真フイルム17を観察することがで
きる。また、シャーカステン44の上方に位置する透明
窓47aに画像コマの位置合わせ基準となる基準線を設
けてもよい。なお、本実施形態では,カバー41の上面
に透明窓を設けたが、これに限らず、上部を開口を形成
して、内部の移動原稿台42を露呈させるようにしても
よい。
【0021】移動原稿台42は、矩形枠状に形成されて
おり、フイルムキャリア18に対して着脱自在に取り付
けられており、後述する原稿台移動機構43により開口
40aの上方に位置する読取位置(図4の実線位置)
と、シャーカステン44の上方に位置する確認位置(2
点鎖線位置)との間で移動自在となっている。この移動
原稿台42の内部には写真フイルム搬送路55が形成さ
れている。そして、この写真フイルム搬送路55の中央
部には、写真フイルム17の1コマ分の画像サイズから
なる投光窓56が形成されている。また、投光窓56の
上方にはキャリアマスク57が昇降自在に設けられてい
る。キャリアマスク57は、写真フイルム17の送り中
は上方に退避しており、画像の読み取りの際には、図示
しないソレノイド及びコイルバネにより下方に向けて付
勢される。これにより写真フイルム17が平坦になるよ
うに押さえられる。
【0022】投光窓56に対して、フイルム送り方向の
上流側及び下流側の位置で移動原稿台42には、フイル
ム送りローラ対58,59が設けられている。この2組
のフイルム送りローラ対58,59は図示しないベルト
を介して同期して回転するように構成されている。ま
た、排出口側のフイルム送りローラ対59の軸端部には
従動ギヤ65が取り付けられており、この従動ギヤ65
は、移動原稿台42が写真フイルム17の読取位置にあ
るときに、キャリアベース40側の駆動ギヤ66に噛み
合って、フイルム送りモータ67の駆動をフイルム送り
ローラ対58,59に伝達する。コントローラによりフ
イルム送りモータ67が駆動されると、フイルム送りロ
ーラ対58,59が回転して写真フイルム17をフイル
ム送り方向に送り出す。この移動原稿台42は、写真フ
イルム17のサイズに種類に合わせた、異なるサイズの
キャリアマスク57が設けられたものと交換可能となっ
ている。これにより、移動原稿台42を交換するだけ
で、様々な種類の写真フイルム17に対応することがで
きる。なお、この移動原稿第42の交換時には、カバー
41を開放状態にして、フイルムキャリア18の内部を
露呈させる。
【0023】原稿台移動機構43は、ガイド棒70と、
嵌合部71と、摘み部72とからなる。ガイド棒70
は、移動原稿台42の移動方向に平行に配置されてい
る。ガイド棒70は、嵌合部71とスライド移動自在に
嵌合する。摘み部72は、嵌合部71と一体に形成さ
れ、キャリアベース40に形成された開口40aから外
部に露呈している。これにより、外部から摘み部72を
操作し、嵌合部71をガイド棒70に沿ってスライド移
動させることができる。嵌合部71には、取付軸73が
一体に形成されている。この取付軸73は、移動原稿台
42に設けられた取付孔74と着脱自在に嵌合する。移
動原稿台42は、取付孔74を取付軸73に嵌合させる
ことによって嵌合部71に装着される。これにより、移
動原稿台42は、ガイド棒70に沿って読取位置と確認
位置との間でスライド移動することが可能となり、摘み
部72を操作することにより、その位置を選択すること
ができる。そして、移動原稿台42が確認位置にあると
きには、移動原稿台42上の各画像コマ30の画像内容
の確認が可能となり、移動原稿台42が読取位置にある
ときには、移動原稿台42に組み込まれたフイルム送り
ローラ対58,59により、写真フイルム17の搬送を
することができる。
【0024】キャリアベース40には、位置検出センサ
としての第1パーフォレーションセンサ74、第2パー
フォレーションセンサ75、画面検出センサ76,7
7,78が設けられており、これらは開口40aとシャ
ーカステン44との間に位置し、移動原稿台42が読取
位置にあるときには、移動原稿台42の上流側に位置す
る。
【0025】第1パーフォレーションセンサ74は、1
10タイプの写真フイルムを読み取るときに、第2パー
フォレーションセンサ75は、126タイプの写真フイ
ルムを読み取るときに、そして、画面検出センサ76,
77,78はブローニータイプの写真フイルムを読み取
るときに使用する。これらのセンサ74,75,767
7,78は、それぞれ、キャリアベース40側に取り付
けられた発光素子79と、カバー41側に取り付けられ
た受光素子80とから構成される。発光素子79には発
光ダイオード(LED)が用いられ、また、受光素子8
0にはフォトトランジスタが用いられている。
【0026】写真フイルム17として110タイプの写
真フイルム17aの読み取りを行うときには、図7
(A)に示すように、第1パーフォレーションセンサ7
4を使用し、写真フイルム17aのパーフォレーション
81を検出する。第1パーフォレーションセンサ74は
パーフォレーション81に合わせた位置に配置されてい
る。なお、このとき使用されている移動原稿台42も、
110タイプの写真フイルム17aの幅に合わせた幅に
形成されたフイルム送りローラ対58、59と、写真フ
イルム17aの画像コマ30のサイズに合わせたキャリ
アマスク57が組み込まれている。なお、126タイプ
の写真フイルム17b、及びブローニータイプの写真フ
イルム17cを使用したときも同様に、写真フイルム1
7b,17cのサイズに合わせたフイルム送りローラ対
58,59及びキャリアマスク57が組み込まれてい
る。
【0027】また、126タイプの写真フイルム17b
の読み取りを行うときには、図7(B)に示すように、
第2パーフォレーションセンサ75を使用し、写真フイ
ルム17のパーフォレーション82を検出する。第1パ
ーフォレーションセンサ75はパーフォレーション82
に合わせた位置に配置されている。
【0028】さらに、ブローニータイプの写真フイルム
17cの読み取りを行うときには、図7(C)に示すよ
うに、画面検出センサ76,77,78を使用し、写真
フイルム17cの画像コマ30を検出する。画面検出セ
ンサ76,77,78は、画像コマ30の上端、中央、
下端の位置に合わせて配置されている。
【0029】以下、本実施形態の作用について説明す
る。写真フイルム17の読み取りを行うときには、先
ず、写真フイルム17の種類に合わせて移動原稿台42
を交換する。そして、操作パネルを操作して読み取りを
行う写真フイルム17の種類を入力すると、この入力さ
れた写真フイルムの種類に応じて、センサ74、センサ
75、又はセンサ76,77,78のいずれかが駆動す
る。そして挿入口55から写真フイルム17が挿入され
るとセンサ74、センサ75、又はセンサ76,77,
78のいずれかが写真フイルム17の先端を検知する。
写真フイルム17の先端が検知されると、モータ67が
回転し、フイルム送りローラ対58,59によるフイル
ム送りが開始して写真フイルム17の読み取りが行われ
る。そして写真フイルム17の先端が検出され、フイル
ム送りローラ対58,59による搬送が開始された後に
は、センサ74、センサ75、又はセンサ76,77,
78のいずれかは、各画像コマ30の位置を検出する位
置検出用センサとして、パーフォレーション81,82
または、画像コマ30のエッジを検出する。上述したよ
うに、写真フイルム17の種類に合わせたフイルム送り
ローラ対58,59,及びキャリアマスク57が組み込
まれた移動原稿台42に交換し、さらにセンサ74〜7
8により位置検出を行って搬送しているので、効率良く
写真フイルム17の読み取りを行うことができる。
【0030】なお、上記実施形態では、位置検出センサ
として、フォトトランジスタなどの受光素子を使用して
いるが、本発明はこれに限らず、CCDイメージセンサ
などの撮像素子を位置検出センサとして使用してもよ
い。また、移動原稿台42は、取付軸と取付孔との嵌合
により、フイルムキャリア18への着脱を行っている
が、これに限らず、移動原稿台42、及びフイルムキャ
リア18のいずれか一方に磁石を設け、磁気的吸引力に
より着脱を行うようにしてもよいし、移動原稿台42の
外形状に合わせた開口をフイルムキャリア側に設け、そ
れに嵌め込むようにしてもよい。
【0031】また、上記例では、移動原稿台42は、シ
ャーカステン44の上に位置する確認位置と開口40a
の上に位置する読取位置との間を移動するときに、写真
フイルム17の搬送方向に沿って移動しているが、本発
明はこれに限らず、搬送方向に対して、互いに並列な位
置に、開口40aとシャーカステン44とを配置し、搬
送方向と直交する幅方向に沿って移動原稿台が移動する
ようにしてもよい。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、原稿台は、搬送ローラ
が組み込まれているとともに、キャリアベースに対して
着脱自在に取り付けられ、写真フイルムの種類に応じて
交換可能になっているので、原稿台を交換するだけで、
様々な種類の写真フイルムに容易に応じることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したデジタルプリントシステムの
概略構成を示すブロック図である。
【図2】スキャナの概略構成を示す斜視図である。
【図3】画像読取装置の写真フイルム搬送系の概略を示
す正面図である。
【図4】本発明のフイルムキャリアの概略を示す平面図
である。
【図5】フイルムキャリアの使用時の状態を示す外観斜
視図である。
【図6】フイルムキャリアのメインテナンス時の状態を
示す外観斜視図である。
【図7】110タイプ、126タイプ、及びブローニー
タイプの写真フイルムをそれぞれ搬送しているフイルム
キャリアの状態を示す説明図である。
【符号の説明】
17,17a,17b,17c 写真フイルム 18 フイルムキャリア 20 光源部 21 読取光学部 35 作業台 40 キャリアベース 41 カバー 42 移動原稿台 43 原稿台移動機構 44 シャーカステン 74 第1パーフォレーションセンサ 75 第2パーフォレーションセンサ 76,77,78 画面検出用センサ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業台に装着されるキャリアベースと、
    写真フイルムの画像コマに合わせたマスクが設けられた
    原稿台と、写真フイルムを搬送する搬送ローラとを備え
    たフイルムキャリアにおいて、 前記原稿台は、前記搬送ローラが組み込まれているとと
    もに、前記キャリアベースに対して着脱自在に取り付け
    られ、写真フイルムの種類に応じて交換可能になってい
    ることを特徴とするフイルムキャリア。
  2. 【請求項2】 前記キャリアベースには、前記搬送ロー
    ラにより搬送される写真フイルムの位置検出を行う位置
    検出センサが設けられていることを特徴とする請求項1
    記載のフイルムキャリア。
  3. 【請求項3】 前記位置検出センサは、写真フイルムに
    形成されたパーフォーレーションを検出する光学式セン
    サであることを特徴とする請求項2記載のフイルムキャ
    リア。
  4. 【請求項4】 前記位置検出センサは、写真フイルムの
    画像コマのエッジを検出する光学式センサであることを
    特徴とする請求項1又は2記載のフイルムキャリア。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006227384A (ja) * 2005-02-18 2006-08-31 Ricoh Co Ltd 画像読み取り装置、画像形成装置および画像読み取り方法

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JP4669713B2 (ja) * 2005-02-18 2011-04-13 株式会社リコー 画像読取装置及び画像形成装置

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