JP2003092760A - 画像圧縮符号化方法、画像配信方法、およびそれらのプログラム - Google Patents
画像圧縮符号化方法、画像配信方法、およびそれらのプログラムInfo
- Publication number
- JP2003092760A JP2003092760A JP2001283459A JP2001283459A JP2003092760A JP 2003092760 A JP2003092760 A JP 2003092760A JP 2001283459 A JP2001283459 A JP 2001283459A JP 2001283459 A JP2001283459 A JP 2001283459A JP 2003092760 A JP2003092760 A JP 2003092760A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- compression
- image
- key
- distribution
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000006835 compression Effects 0.000 title claims abstract description 58
- 238000007906 compression Methods 0.000 title claims abstract description 58
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 127
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims description 37
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 claims 1
- 230000008569 process Effects 0.000 description 41
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 13
- 238000013139 quantization Methods 0.000 description 12
- 102100035353 Cyclin-dependent kinase 2-associated protein 1 Human genes 0.000 description 10
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 10
- 230000008859 change Effects 0.000 description 6
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 3
- 230000002123 temporal effect Effects 0.000 description 3
- 101000661816 Homo sapiens Suppression of tumorigenicity 18 protein Proteins 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- 230000000875 corresponding effect Effects 0.000 description 2
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 2
- 230000006870 function Effects 0.000 description 2
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 2
- 102100036848 C-C motif chemokine 20 Human genes 0.000 description 1
- 101000737813 Homo sapiens Cyclin-dependent kinase 2-associated protein 1 Proteins 0.000 description 1
- 101001139126 Homo sapiens Krueppel-like factor 6 Proteins 0.000 description 1
- 101000710013 Homo sapiens Reversion-inducing cysteine-rich protein with Kazal motifs Proteins 0.000 description 1
- 101100055078 Mus musculus Agr2 gene Proteins 0.000 description 1
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 1
- 230000000295 complement effect Effects 0.000 description 1
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 1
- 230000002596 correlated effect Effects 0.000 description 1
- 238000007429 general method Methods 0.000 description 1
- 101150086005 gob-1 gene Proteins 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 230000002427 irreversible effect Effects 0.000 description 1
- 238000002620 method output Methods 0.000 description 1
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 1
- 230000009466 transformation Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
- Closed-Circuit Television Systems (AREA)
Abstract
ムレートで、圧縮符号化画像信号を配信することを可能
にする。 【解決手段】 圧縮符号化画像信号の1フレーム群の中
には、単一のキーフレームK、並びにこれに後続するフ
レームP-GOBおよびフレームPが含まれる。各フレームP
-GOBは、フレーム内圧縮された画像ブロックを、キーG
OBとして有する。複数のフレームP-GOBに配分されて
いる1フレーム分のキーGOBを参照して、キーフレー
ムKがフレーム間圧縮符号化される。各フレームP-GOB
のキーGOB以外の部分、および各フレームPは、キー
フレームKを参照してフレーム間あっ週符号化される。
フレームPを間引く前の圧縮符号化画像信号は、フレー
ムレートの高い配信対象へ配信され、間引いた後の圧縮
符号化画像信号は、フレームレートの低い配信対象と配
信される。
Description
化する画像圧縮符号化方法、圧縮符号化した動画像を配
信する画像配信方法、およびそれらのプログラムに関
し、特に監視映像などの時間的変化が少ない動画像に適
した画像圧縮符号化方法、画像配信方法、およびそれら
のプログラムに関する。
(Discrete Cosine Transform;離散コサイン変換)と
動き補償予測符号化を組み合わせた方法が一般的であ
り、この方法はMPEG(Moving Picture Experts Gro
up)方式でも採用されている。通常、DCTは空間方向
の冗長性を低下させるべくフレーム(静止画像)内の情
報だけで符号化するフレーム内符号化に適用される。ま
た動き補償予測符号化(フレーム間符号化)は時間方向
の冗長性を低下させるべく、符号化対象フレームを他の
時刻のフレームから予測し、その符号化対象フレームと
予測したフレームとの差分信号に対してDCTや量子化
などを施すものである。この場合、差分を小さく抑える
ため、符号化対象フレームは時間的に隣接するフレーム
から予測されることが多い。このようなフレーム内符号
化や動き補償予測符号化の処理は、フレームを複数分割
したブロックを基本処理単位として行われる。
化が圧倒的に少ない動画像では、入力フレームを周期的
に参照画像(以下、キーフレームと呼ぶ。)に設定し、
このキーフレームと入力フレームとの間の差分信号をと
る差分符号化方式を用いても、両フレーム間の差分量は
小さいと考えられる。この方式は、前述の隣接フレーム
を用いた動き補償予測符号化と比べると、計算負荷の軽
減や、フレームの欠落によるエラーに対する耐性などの
利点をもつ。図15を参照しつつ従来の差分符号化方式
の概略を説明する。撮像センサから順次出力される複数
のフレームf1,f2,…が符号化器に順次入力すると
する。図15に示すようにフレームfn(n=1,2,
…)が入力すると(ST100)、ステップST101
で当該入力フレームfnがキーフレームか否かが条件判
定される。フレームfnがキーフレームである場合、ス
テップST102でフレーム内符号化処理が実行され
る。すなわち、当該フレームfnをブロックに分割して
各ブロック毎にDCTを施し、その変換係数が算出され
る。次いで、その変換係数を量子化した量子化係数が出
力される。次にステップST103でその量子化係数を
可変長符号化(エントロピ符号化)した符号化データが
生成されビットストリームにされて出力される。また前
記ステップST102で算出された量子化係数は、ステ
ップST104で復号化(逆量子化および逆DCT)を
施された後にキーフレームメモリ100に記憶される。
fm(m=n+1)が入力すると、ステップST101
でフレームfmがキーフレームか否かが条件判定され、
フレームfmがキーフレームで無い場合はステップST
105に処理が移行し、キーフレームメモリ100に記
憶したキーフレームfnとフレームfmとの間でブロッ
ク単位で画素値の差分値が算出される。次いで、ステッ
プST106でその差分値が所定範囲内か否かが判定さ
れ、その差分値が所定範囲内にある場合はステップST
107でフレーム間符号化、すなわちキーフレームと入
力フレームfmとの間の差分信号に対してDCTおよび
量子化が施される。他方、その差分値が所定範囲を超え
る場合はステップST108でフレーム内符号化が実行
される。このようにステップST107,ST108で
算出した量子化係数は、ステップST103で可変長符
号化されビットストリームに変換後、出力される。
の例を図16を参照しつつ以下に説明する。上記ビット
ストリームが入力すると(ST110)、このビットス
トリームから圧縮符号化信号が取り出され可変長復号化
されて上記量子化係数が得られる。次いで、ステップS
T111において、その量子化係数が上記圧縮符号化処
理のステップST102でフレーム内符号化されていた
場合、その復号化(フレーム内復号化)を施されてキー
フレームメモリ101に蓄積され、その量子化係数が上
記ステップST108でフレーム内符号化されていた場
合はその復号化が施される。他方、その量子化係数が上
記ステップST107でフレーム間符号化されていた場
合は、キーフレームメモリ101に蓄積したキーフレー
ムを参照してその復号化(フレーム間復号化)を施され
る。そして、このようにフレーム内またはフレーム間復
号化された復号化画像が出力される(ST112)。
分符号化方式では、キーフレームと時間的に離間したフ
レームとの差分符号化を行うため、キーフレームの画質
が動画像全体の画質に直接関係することから、キーフレ
ームは高画質のものでなければならず、キーフレームに
対してはフレーム内の情報のみで圧縮符号化を行うフレ
ーム内符号化が施される。この結果、動画像の符号化処
理量はキーフレームの符号化時に急激に増大し、キーフ
レームの圧縮符号化データの伝送が遅延したり間欠した
りする問題が生じていた。特に動画像をネットワークを
通じてリアルタイムに伝送し再生(ストリーミング)す
る場合は、復号化した動画像の再生速度の変化や画像の
間欠が著しく生じることがあった。
うとするところは、キーフレームの符号化処理量の急激
な増大を抑制し、その符号化処理量を時間的に平坦化し
且つ動画像の画質を良好にし得る動画像の圧縮符号化方
法を想定し、当該圧縮符号化方法にもとづいて生成され
る圧縮符号化画像信号を、配信対象に適合したフレーム
レートで配信することを可能にする画像圧縮符号化方
法、画像配信方法、およびそれらのプログラムを提供す
る点にある。
にかかるものは、順次入力される複数のフレームからな
る画像信号を圧縮符号化する画像圧縮符号化方法であっ
て、(a)前記複数のフレームの中からキーフレームを指
定し圧縮符号化すると共に、圧縮符号化したキーフレー
ムを復号化することにより第1の参照フレームとして記
憶する工程と、(b)前記キーフレームの後に入力するフ
レームを、第1種フレームと第2種フレームとのいずれ
かに振り分ける工程と、(c)入力する前記フレームが前
記第1種フレームであるときに、当該第1種フレームに
対する処理を行う工程を備えている。
を複数のブロック領域に分割し且つ前記各ブロック領域
の中から特定領域を指定する工程と、(c-2)前記特定領
域に対してフレーム内符号化を実行すると共に、当該フ
レーム内符号化がなされた前記特定領域を復号化して記
憶する工程と、(c-3)記憶している前記第1の参照フレ
ームを参照することにより、前記工程(c-1)で分割した
前記特定領域を除く前記各ブロック領域に対してフレー
ム間符号化を実行する工程と、を有する工程と、を備え
ている。
レームが前記第2種フレームであるときに、記憶してい
る前記第1の参照フレームを参照することにより、前記
第2種フレームに対してフレーム間符号化を実行する工
程と、(e)前記工程(b)〜(d)を繰り返し実行するととも
に、前記工程(c)を実行するごとに記憶した前記特定領
域を、第2の参照フレームとして1フレーム分蓄積する
工程と、(f)前記工程(a)〜(e)を繰り返し実行するとと
もに、前記工程(a)で前記第1の参照フレームを記憶す
るごとに、すでに記憶している前記第1の参照フレーム
を更新し、かつ前記工程(e)で前記第2の参照フレーム
としての蓄積を行うごとに、すでに記憶している前記第
2の参照フレームを更新する工程と、(g)前記工程(d)に
よって圧縮符号化されたフレームのうち、少なくとも一
部のフレームについて間引きを行う工程と、を備えてい
る。しかも、前記工程(a)は、(a-1)指定した前記キーフ
レームに対して、記憶している前記第2の参照フレーム
を参照することにより、フレーム間符号化を実行する工
程、を備えている。
第1の態様にかかる画像圧縮符号化方法において、(h)
前記工程(a),(c),および(d)の各々で圧縮符号化された
信号を記憶媒体へ記憶する工程、をさらに備え、前記工
程(g)は、前記記憶媒体から前記信号を読出し、読み出
した当該信号から前記間引きを行う。
第1配信対象及びそれよりもフレームレートの低い第2
配信対象の各々へ、圧縮符号化画像信号を配信する画像
配信方法であって、(A)第1の態様にかかる画像圧縮符
号化方法を実行する工程と、(B)前記工程(A)の中の前記
工程(a),(c),および(d)の各々で圧縮符号化された信号
を、前記圧縮符号化画像信号として前記第1配信対象へ
配信する工程と、(C)前記工程(A)の中の前記工程(a),
(c),および(d)の各々で圧縮符号化され、かつ前記工程
(g)で間引きが行われた後の信号を、前記圧縮符号化画
像信号として前記第2配信対象へ配信する工程と、を備
え、前記工程(A)において、前記工程(g)は、前記工程
(d)によって圧縮符号化されたフレームのうち、すべて
のフレームについて間引きを行い、前記工程(b)は、前
記工程(B)および(C)が前記圧縮符号化画像信号を配信す
るフレームレートが、前記第1および第2配信対象の各
々のフレームレートに適合するように、前記第2種フレ
ームの比率を設定する。
第1配信対象及びそれよりもフレームレートの低い第2
配信対象の各々へ、圧縮符号化画像信号を配信する画像
配信方法であって、(A)第2の態様にかかる画像圧縮符
号化方法を実行する工程と、(B)前記工程(A)の中の前記
工程(a),(c),および(d)の各々で圧縮符号化された前記
信号を、前記記憶媒体から読出し、前記圧縮符号化画像
信号として前記第1配信対象へ配信する工程と、(C)前
記記憶媒体から読出され、かつ前記工程(g)で間引きが
行われた後の信号を、前記圧縮符号化画像信号として前
記第2配信対象へ配信する工程と、を備え、前記工程
(A)において、前記工程(g)は、前記工程(d)によって圧
縮符号化されたフレームのうち、すべてのフレームにつ
いて間引きを行い、前記工程(b)は、前記工程(B)および
(C)が前記圧縮符号化画像信号を配信するフレームレー
トが、前記第1および第2配信対象の各々のフレームレ
ートに適合するように、前記第2種フレームの比率を設
定する。
フレームレートが変動する配信対象へ、圧縮符号化画像
信号を配信する画像配信方法であって、(A)第1の態様
にかかる画像圧縮符号化方法を実行する工程と、(B)前
記工程(A)の中の前記工程(a),(c),および(d)の各々で圧
縮符号化され、かつ前記工程(g)で間引きが行われた後
の信号を、前記圧縮符号化画像信号として前記配信対象
へ配信する工程と、を備え、前記工程(A)において、前
記工程(B)が前記圧縮符号化画像信号を配信するフレー
ムレートが、前記配信対象の前記フレームレートに適合
するように、前記工程(b)が振り分ける第2種フレーム
の比率と、前記工程(g)が行う前記間引きの比率と、の
少なくとも一方が設定される。
フレームレートが変動する配信対象へ、圧縮符号化画像
信号を配信する画像配信方法であって、(A)第2の態様
にかかる画像圧縮符号化方法を実行する工程と、(B)前
記記憶媒体から読出され、かつ前記工程(g)で間引きが
行われた後の信号を、前記圧縮符号化画像信号として前
記配信対象へ配信する工程と、を備え、前記工程(A)に
おいて、前記工程(B)が前記圧縮符号化画像信号を配信
するフレームレートが、前記配信対象の前記フレームレ
ートに適合するように、前記工程(b)が振り分ける第2
種フレームの比率と、前記工程(g)が行う前記間引きの
比率と、の少なくとも一方が設定される。
第1ないし第6のいずれかの態様にかかる方法をコンピ
ュータ上で実現するために、前記各工程をコンピュータ
に実行させるためのプログラムである。
明. はじめに、本発明の前提として想定される基本発明の二
つの実施の形態について説明する。これらの実施の形態
は、それぞれ実施の形態1および2として記載する。
実施の形態1に係る圧縮符号化方法を実現するためのフ
ローチャートである。このフローチャートを参照しつつ
本実施の形態1に係る圧縮符号化方法を以下に詳説す
る。
センサなどの撮像センサで時間軸に沿って順次撮像した
複数の静止画像(フレーム)f1,f2,f3,f4,
…が本実施の形態1に係る符号化器に入力する(ST
1)。尚、特定領域メモリ2にはフレームf1が入力す
る前に、後に詳述するフレーム1枚分のキーGOBから
なる参照フレームf0が格納されており、この参照フレ
ームf0は後述する実施の形態2に係る復号化器の特定
領域メモリ11に圧縮伝送後、復号化されて格納されて
いる。本実施の形態1の符号化器は入力フレームf1,
f2,f3,f4,…の中から周期的にキーフレームを
指定しており、入力フレームf1がキーフレームであ
る。
キーフレームか否かを条件判定される。フレームf1は
キーフレームであるからステップST3に処理が移行
し、図2に示すようにステップST4で特定領域メモリ
2に格納した参照フレームf0と入力フレームf1との
間で画素値の差分値と、その差分値の絶対値和(差分絶
対値和)Sが算出され、次いでステップST5で差分絶
対値和が閾値以下か否かが条件判定される。例えば、そ
の差分値をΔPi(i:各画素に対応する番号)で表現
する時、差分絶対値和Sは、S=|ΔP1|+|ΔP2|
+…+|ΔPn|(n:画素数)で表現される。差分絶
対値和Sが閾値以下の場合は、両フレームf0,f1間
の時間的な変化が小さいとして入力フレームf1はフレ
ームf0を用いたフレーム間符号化を施される(ST
6)。具体的には入力フレームf1とフレームf0との
間の差分信号に対してDCT(離散コサイン変換)など
の直交変換を施し、その変換係数を量子化した量子化係
数が算出される。また、このようなフレーム間符号化処
理は8×8画素や16×16画素などのサイズをもつブ
ロック単位で実行される。これ以後の処理も同様であ
る。尚、本実施の形態では変換方式としてDCTなどの
直交変換を採用するが、DCTの代わりにDWT(離散
ウェーブレット変換)を採用してもよい。この場合、フ
レーム間符号化処理は上記ブロック単位で行う代わり
に、実行メモリ容量などを考慮してフレーム単位、もし
くはフレームをタイルと称する複数の領域に分割し各タ
イル単位で実行されてもよい。
プST4で算出した差分絶対値和Sが閾値を超える場合
はステップST7に処理が移行し、入力フレームf1は
フレーム内の情報だけで符号化するフレーム内符号化が
施される。具体的にはフレームf1の画素値に対してD
CTなどの直交変換を施し、その変換係数を量子化した
量子化係数が算出される。
上記フレーム内符号化(ST7)またはフレーム間符号
化(ST6)を実行する前に入力フレームに対して色空
間変換が施される。例えば、原信号が「R(赤色成
分)」,「G(緑色成分)」,「B(青色成分)」のR
GB空間からなる場合は、これをNTSC(National T
elevision System Committee)方式などで採用されてい
るYUV座標系、YIQ座標系、YCbCr座標系などを
使用すればよい。例えば、YCbCr座標系を使用した場
合、そのRGB成分は輝度信号Yと2つの色差信号
Cb,CrとからなるYC bCr成分の座標系へと変換され
る。YCbCr成分はRGB成分よりも各成分間の相関が
小さいため、画像サイズを圧縮できる。
処理が移行し、上記ステップST6,ST7で算出され
た量子化係数はハフマン符号化などを含むエントロピ符
号化を施され、その後フレームの画像サイズや量子化ビ
ット数などの画像情報や、量子化テーブルや各ブロック
領域の符号化方法(フレーム内符号化、フレーム間符号
化)などの圧縮情報と共に多重化されてビットストリー
ムとして出力される。また、上記ステップST6,ST
7で算出された量子化係数はステップST8で局部復号
化(逆量子化および逆DCTなどの逆直交変換)され、
キーフレームメモリ1に格納される。よって、キーフレ
ームメモリ1には符号化(ST6,ST7)と復号化
(ST8)を通じて量子化誤差を含んで変化したキーフ
レームが格納される。これにより、そのキーフレームの
画像は後述する復号化器で復号化(フレーム間復号化)
の際に参照されるキーフレームの画像と同一となり、復
号化する動画像の画質を劣化させることが無くなる。以
上で入力フレームf1(キーフレーム)に対する圧縮符
号化処理が終了する。
f2が符号化器に入力すると、ステップST2でそのフ
レームf2がキーフレームか否かが条件判定される。フ
レームf2はキーフレームでは無いからステップST9
に処理が移行し、フレームf2は複数のブロック領域
(以下、GOBと呼ぶ。)に分割され、次いでステップ
ST9でこれらブロック領域(GOB)の中から単数ま
たは複数の特定領域(以下、キーGOBと呼ぶ。)が指
定される。図4(a)に4個のGOBに分割されたフレ
ームf2を模式的に示す。フレームf2は垂直方向に十
数画素〜数十画素単位で4個のGOBに分割されてお
り、その第1段目GOBがキーGOBに指定されてい
る。図2(b)〜(d)に示すようにフレームf2に続
いて符号化器に順次入力するフレームf3〜f5も複数
のGOBに分割され、フレームf3の第2段目GOB、
フレームf4の第3段目GOB、フレームf5の第4段
目GOBがそれぞれキーGOBに指定される。図5に示
すようにこのようなフレームf1〜f5は時間軸に沿っ
て配列している。
後、フレームf2はGOBを更に8×8画素または16
×16画素程度の基本処理単位に分割したブロック毎に
順次処理される。ステップST11では処理対象である
ブロックがキーGOBに属するか否かが条件判定され
る。当該ブロックがキーGOBに属する場合、ステップ
ST12で当該ブロックは上記フレーム内符号化を施さ
れた後に、ステップST19でエントロピ符号化され上
記画像情報および上記圧縮情報と共に多重化されてビッ
トストリームとなって出力される。またステップST1
2でブロックをフレーム内符号化して出力される量子化
係数は、ステップST13で局部復号化(逆量子化およ
び逆DCTなどの逆直交変換)を施された後に特定領域
メモリ2に蓄積される。
キーGOBに属しない場合はステップST14のサブル
ーチンに処理が移行し、図3に示すようにステップST
15で入力フレームの当該ブロックとキーフレームメモ
リ1に格納されたキーフレームとの差分値と、差分絶対
値和Sとが算出される。次いでステップST16でその
差分絶対値和Sが閾値以下か否かの条件判定がなされ、
その差分絶対値和Sが閾値以下の場合はステップST1
7に処理が移行し、当該ブロックはキーフレームメモリ
1に格納したキーフレームを参照して上記フレーム間符
号化を施される。他方、その差分絶対値和Sが閾値を超
えている場合はステップST18に処理が移行し、当該
ブロックは上記フレーム内符号化を施される。このよう
に上記ステップST17,ST18で符号化された量子
化係数は、図1に示すステップST19で可変長符号化
(エントロピ符号化)と上記多重化処理を施されビット
ストリームとなって出力される。以上で入力フレームf
2に対する圧縮符号化処理が終了する。
入力するフレームf3,f4,…も、キーフレームが入
力する迄はフレームf2の場合と同様に処理される。よ
って、上記ステップST13で復号化されたキーGOB
1〜4が特定領域メモリ2にフレーム1枚分蓄積され、
図5に模式的に図示するようにキーGOB1〜4は特定
領域メモリ2で参照フレームAに合成される。この参照
フレームAは、後に入力するキーフレームを上記ステッ
プST3のサブルーチンでフレーム間符号化する際に利
用される。
化方法では、上記ステップST3で特定領域メモリ2に
蓄積した参照フレームとの差分の大小によりフレーム内
符号化とフレーム間符号化とを選択的に実行しており、
また上記ステップST9,ST10で入力フレームを複
数のGOBに分割してキーGOBを指定し、時間軸に沿
った複数のフレームにフレーム1枚分のキーGOBを分
散させ、これら各キーGOBがフレーム内符号化され
る。このためフレーム内符号化処理量が時間的に分散さ
れることとなり、圧縮符号化処理量の急激な増大が抑え
られて符号化処理量が時間的に平坦化し、伝送先におい
て動画像の再生速度が変化せず良質の動画像を圧縮伝送
できるという効果が得られる。特にインターネットなど
の帯域幅が制限された伝送路ではその効果が発揮され
る。
に分散された上記キーGOBが蓄積され、これらキーG
OBからなる参照フレームAが構成される。この参照フ
レームAは異なる時刻のキーGOBの集積体である。本
実施の形態1ではこの参照フレームAとキーフレームと
の差分の大小によりフレーム内符号化とフレーム間符号
化とが選択的に実行される。このため、異なる時刻のキ
ーGOBからなる参照フレームAを用いることに起因す
るGOB間の画質の差が緩和され、良質の動画像を圧縮
伝送することが可能となる。
態2に係る復号化方法を以下に詳説する。図6は、本実
施の形態2に係る復号化方法を実現するためのフローチ
ャートである。
ータはビットストリームとなって本実施の形態2に係る
復号化器に入力する(ST20)。その圧縮画像データ
はそのビットストリームから分離された後にステップS
T21で復号化される。すなわち、上記符号化器から本
実施の形態2に係る復号化器に上記フレームf1,f
2,…の圧縮データが順次入力するから、ステップST
21でキーフレームf1の圧縮データに対して、上記実
施の形態1のステップST3のフレーム内符号化あるい
はフレーム間符号化の復号化処理が8×8画素や16×
16画素程度のブロック単位で施される。キーフレーム
f1の圧縮データを復号化する際、予め特定領域メモリ
11に格納した参照フレームf0が利用される。また復
号化したキーフレームf1は、キーフレームメモリ10
に格納される。
復号化器に入力するフレームf2,f3,…の圧縮デー
タに対して、上記実施の形態1のステップST12,S
T14〜ST18におけるフレーム内符号化あるいはフ
レーム間符号化の復号化処理が上記ブロック単位で施さ
れる。フレーム間符号化の復号化処理を行う際は、キー
フレームメモリ10に格納したキーフレームf1が利用
される。またフレームf2,f3,…が復号化される
際、基本処理単位であるブロックがキーGOBに属する
場合は当該ブロックは特定領域メモリ11に蓄積され
る。フレーム1枚分のキーGOBが蓄積されると、これ
らキーGOBからなる参照フレームAが合成され、後に
復号化器に入力するキーフレームの圧縮データを復号化
する際に利用される。例えば、図4(a)〜(d)に示
したフレームf2〜f5の圧縮データが復号化器に入力
する場合、各キーGOBを構成するブロックの圧縮デー
タはフレーム内復号化を施された後に特定領域メモリ1
1に順次蓄積され、参照フレームAを再構成する。
フレーム群f1,f2,…をそのまま動画像表示した場
合、上記符号化器でフレーム内符号化したGOBとフレ
ーム間符号化したGOBとの間で動画像の画質の差が顕
れやすく、特にフレーム内符号化したキーGOBが動画
像中に判然と観られる場合がある。かかる場合を防ぐべ
く、本実施の形態2は図6に示すステップST22にお
いて、上記ステップST21で復号化したキーGOBの
みを再び符号化した後に復号化するキーGOB再量子化
処理を備えることが特徴である。
ローチャートである。図7に示すように、先ず8×8画
素または16×16画素程度のブロックが入力する(S
T30)。次にそのブロックはステップST31でキー
GOBに属するか否かを条件判定され、当該ブロックが
キーGOBに属しない場合は当該ブロックは再量子化さ
れず、キーGOB再量子化処理は終了し、図6に示すス
テップST23に処理が移行する。他方、当該ブロック
がキーGOBに属する場合はステップST32に処理が
移行し、キーフレームメモリ10に蓄積されたキーフレ
ームと当該ブロックとの画素値の差分値と、その差分値
の差分絶対値和Sとが算出される。次いでステップST
33で、その差分絶対値和Sが閾値以下か否かの条件判
定がなされ、差分絶対値和Sが閾値を超えた場合は当該
ブロックは再量子化されず、キーGOB再量子化処理は
終了し、図6に示すステップST23に処理が移行す
る。
和Sが閾値以下であると判定された場合はステップST
34以後に処理が移行する。先ずステップST34にお
いて、当該ブロックとキーフレームとの差分信号を変換
符号化し、次いでステップST35でその変換係数を量
子化する。これらステップST33〜ST35の処理
は、上記符号化器で行った差分絶対値和Sによる符号化
方法(フレーム間符号化、フレーム内符号化)の判定処
理(ST16)や、DCTなどの直交変換および量子化
処理(ST17)と同じものである。その後、ステップ
ST36でその量子化係数を逆量子化し、次いでステッ
プST37で上記ステップST34の変換符号化の復号
化(逆DCTなどの逆直交変換)を実行する。この結
果、上記ステップST34〜ST37の処理に伴い、上
記符号化器でキーGOB以外のブロック領域をフレーム
間符号化した後に復号化器でその符号化信号を復号化し
た時と同様に量子化誤差を含む不可逆の差分信号が得ら
れる。次に、ステップST38でキーフレームメモリ1
0に格納したキーフレームを用いてその差分信号からブ
ロックが再構成され出力される。
ブロックは、図6に示すステップST23においてフレ
ーム(復号化画像)に合成された後に出力される。以上
のキーGOB再量子化工程を図4に示したフレームf2
〜f5を例に挙げて説明すると、図8に模式的に示すよ
うに、上記ステップST21で復号化されたフレームf
2〜f5のキーGOBは、キーフレームメモリ10に格
納したキーフレームとの差分をとられる。次に上記ステ
ップST32でその差分値の差分絶対値和Sが閾値以下
か否か、すなわちフレーム間符号化するか否かの判定が
なされ、差分絶対値和Sが閾値以下の場合はキーGOB
に対してフレーム間符号化(変換符号化および量子化)
が施され、次いでそのフレーム間符号化の復号化(逆量
子化および逆変換復号化)が施されることで、上記フレ
ームf2〜f5に対応する復号化画像F1〜F5が生成
される。
実施の形態1に係る圧縮符号化処理(ST15〜ST1
7)と同様の手順で、キーGOBとキーフレームとの差
が小ならば当該キーGOBとキーフレームとの差分信号
に対して圧縮符号化を施した後に、その復号化を施しキ
ーGOBを再構成するから、上記符号化器でキーGOB
以外のブロック領域をフレーム間符号化した後に復号化
器でその符号化信号を復号化した時と同様に、キーGO
Bにフレーム間符号化およびその復号化に伴う誤差が混
入される。よって、復号化した動画像を表示する際にキ
ーGOBが動画像中で目立つことが無く、その動画像を
観る人に違和感を与えることが無いという効果が得られ
る。
形態について説明する。
実施の形態による画像配信システムの構成を示すブロッ
ク図である。この画像配信システム120は、画像配信
装置20、通信回線40、および端末装置30を備えて
いる。画像配信装置20は、図1に示した実施の形態1
による圧縮符号化方法を実行し、ビットストリームの形
式で圧縮符号化画像信号を通信回線40へ出力する。通
信回線40の一例は、LANあるいはインタネット等の
ネットワークである。端末装置30は、通信回線40へ
接続されることにより、画像配信装置20が時間に沿っ
て出力する圧縮符号化画像信号を、端末装置30のユー
ザが指定する任意の時点から受信し、かつ復号化するよ
うに構成されている。
方法および復号化方法を、「SRVC(Super Real Vide
o Codec)方式」と仮称する。また、画像配信装置20に
接続される通信回線40および端末装置30の双方を含
めて、画像配信装置20の「配信対象」と仮称する。し
たがって、配信対象のフレームレート(単位時間当たり
のフレーム数)は、通信回線40とそれに接続される端
末装置30との双方のフレームレートによって規定され
る。画像配信装置20は、配信対象のフレームレートに
適合したフレームレートで、圧縮符号化画像信号を配信
する必要がある。
出力するSRVC方式にもとづく圧縮符号化画像信号で
は、一つのキーフレームKからつぎのキーフレームKの
直前のフレームまでが、一つのフレーム群を構成する。
一つのフレーム群には、キーフレームKおよびこれに後
続する複数の第1種フレームP-GOBが含まれる。フレー
ムP-GOBとは、図4に例示したように、フレーム内の特
定領域であるキーGOBを有するフレームであり、「キ
ーGOBありPピクチャ」とも仮称する。フレームP-GO
Bのうち、キーGOB(特定領域)を除いた領域である
非特定領域(例えば、図4においてGOBと記載される
領域)は、同一のフレーム群に属するキーフレームKを
参照フレーム(「第1の参照フレーム」とも称する)と
してフレーム間符号化されている。
ーム群に属するキーフレームKとの差分画像であり、当
該キーフレームKに依存している。また、フレームP-GO
Bに含まれるキーGOBは、つぎのフレーム群に属する
キーフレームKのフレーム間符号化のために参照フレー
ムA(「第2の参照フレーム」とも称する)として用い
られ、当該キーフレームKは、これらキーGOBの1フ
レーム分の集合との差分画像となっている。すなわち、
キーフレームKは前のフレーム群に属するフレームP-GO
Bに依存している。
縮符号化画像信号では、すべてのキーフレームKおよび
フレームP-GOBは、互いに補完関係にある。したがっ
て、SRVC方式にもとづく圧縮符号化画像信号は、一
連のキーフレームKおよびフレームP-GOBのうちのいず
れの1フレームをも捨てることなく、配信対象へ配信さ
れなければならない。このため、圧縮符号化画像信号を
フレームレートの高い配信対象と低い配信対象とに配信
する場合、あるいは、通信回線40の帯域変動等の要因
によりフレームレートが変動する配信対象へ配信する場
合に、これらの配信対象のフレームレートに適合した配
信を、一連のキーフレームKおよびフレームP-GOBの一
部を間引くことによって実現することはできない。
ーム群の中には、第2種フレームPを挿入することが可
能である。フレームPは、キーGOBを含まず、同一の
フレーム群に属するキーフレームKを参照フレームとし
て、フレーム全体にわたってフレーム間符号化されたフ
レームである。フレームPは、「キーGOBなしPピク
チャ」とも仮称する。すなわち、フレームPはフレーム
P-GOBと同様に、同一のフレーム群に属するキーフレー
ムKとの差分画像であり、当該キーフレームKに依存し
ている。しかしながら、フレームPはフレームP-GOBと
は異なり、つぎのフレーム群に属するキーフレームKの
フレーム間符号化のために参照フレームとして用いられ
ることはない。すなわち、フレームPには、他のフレー
ムが従属することはない。
ムPを含めておき、フレームPのみを間引くことで、配
信対象に適合したフレームレートでの配信が可能とな
る。以下に、画像配信装置20について、その構成およ
び動作手順について詳細に説明する。
信装置20の構成を示すブロック図である。この画像配
信装置20は、画像配信装置の本体部をなす画像信号処
理装置21と、カメラ22とを備えている。画像信号処
理装置21は、ビデオデコーダ23、圧縮部24、画像
記録部25、インタフェース26、制御部27、ワーク
メモリ29、およびこれらを互いに接続するバスライン
28を備えている。
画像信号は、ビデオデコーダ23によって、アナログ形
式からデジタル形式へ変換される。ビデオデコーダ23
が出力するデジタル形式の画像信号は、圧縮部24によ
って圧縮符号化される。
程で一時的に画像信号を保持するためのメモリであり、
図1に示したキーブロックメモリ(特定領域メモリ)2
およびキーフレームメモリ1を含んでいる。圧縮部24
が出力する圧縮符号化画像信号は、画像記録部25へス
トアされるか、あるいはそれと同時に、インタフェース
26へ送られる。インタフェース26は、外部の通信回
線40へ接続されることにより、圧縮部24が出力する
圧縮符号化画像信号、または画像記録部25にストアさ
れている圧縮符号化画像信号を、通信回線40へ送出す
る。
ウェア)にもとづいて動作するCPU(コンピュータ)
で構成され、各要素23〜26,29を制御する機能を
果たしている。制御部27がCPUで形成される場合に
は、画像記録部25はCPUの動作を規定するプログラ
ムを格納するメモリとしても機能する。圧縮部24は、
例えば画像信号の圧縮をハードウェアのみで実行する半
導体チップ(LSI)で構成される。画像信号処理装置
21に含まれる要素23〜27,29は、それらのいく
つか、あるいは一つ一つが単一の半導体チップ(LSI
またはシステムLSI)で構成されても良く、全体が単
一の半導体チップ(システムLSI)で構成されても良
い。
メラ1から入力される画像信号に同期して、すなわちリ
アルタイムで、圧縮符号化画像信号を通信回線40へ出
力することが可能なように構成されている。また、圧縮
符号化画像信号をストアする画像記録部25が備わるの
で、目的および条件に応じて、圧縮符号化画像信号の配
信だけでなく記録をも行うことができる。さらに、リア
ルタイムでの配信に代えて、記録された圧縮符号化画像
信号を画像記録部25から読出し、インタフェース26
を通じて通信回線40へ送出することも可能である。
装置20の動作手順を示すフローチャートである。この
処理は、ステップST40〜44が付加されている点に
おいて、図1に示した基本的な処理とは特徴的に異なっ
ている。図12の処理のうち、例えば、ステップST1
からステップST19へ至る処理は圧縮部24で実行さ
れ、ステップST40,43,44の処理は制御部27
で実行される。
ームがキーフレームKではないと判定されると、当該フ
レームが、キーGOBありPピクチャであるか否か、す
なわちフレームP-GOBであるか否かが判定される(ステ
ップST41)。入力されたフレームがフレームP-GOB
であると判定されると、図1のステップST9以下と同
様の処理が行われる。一方、入力されたフレームがフレ
ームP-GOBでない、すなわちフレームPであると判定さ
れると、ステップST42の処理が行われた後に、処理
はステップST19へ移行する。ステップST42で
は、ステップST14と同じ処理、すなわち図3の処理
が、フレーム全体にわたって実行される。ステップST
42によるフレーム間符号化では、ステップST14と
同様に、キーフレームメモリ1に格納されているキーフ
レームが参照される。
ップST2およびステップST41を通じて、キーフレ
ームK、フレームP-GOB、およびフレームPのいずれか
に振り分けられ、それぞれに応じた圧縮符号化処理が施
される。3種のフレームへの振り分けは、振り分けの比
率に関してあらかじめ設定された固定値、あるいはステ
ップST40において設定される可変値にもとづいて行
われる。ステップST40では、例えばオペレータの入
力操作、あるいは配信対象のフレームレートにもとづい
て、振り分けの比率が設定される。振り分けの比率は、
例えば1フレーム群に挿入すべきフレームPの枚数を設
定することによっても、定めることができる。
符号化画像信号のうち、ステップST42を通じて圧縮
符号化されたフレームPの一部ないしすべてを間引する
工程(ステップST44)が、ステップST19の後に
付加されている。これにより、間引き後の圧縮符号化画
像信号をビットストリームとして出力することが可能と
なっている。また、ステップST44で得られる間引き
後の圧縮符号化画像信号と、ステップST19で得られ
る間引き前の圧縮符号化画像信号とを、二つのビットス
トリームとして同時に出力してもよい。ビットストリー
ムの出力先は、例えば、インタフェース26または画像
記録部25である。
め設定された固定値、あるいはステップST43におい
て設定される可変値にもとづいて行われる。ステップS
T43では、例えばオペレータの入力操作、あるいは配
信対象のフレームレートにもとづいて、間引きの比率が
設定される。間引きの比率は、例えば1フレーム群に挿
入されたフレームPのうち、間引くべきフレームの枚
数、すなわち間引き数を設定することによっても、定め
ることができる。
フレームに対して連続的に行うものであり、例えばステ
ップST19の処理が一つのフレームに対して行われて
いるときに、つぎのフレームに対してステップST1の
処理が同時に行われることも有り得る。すなわち好まし
くは、画像配信装置20は入力された画像信号に対する
処理を、パイプライン処理の形式で実行する。このこと
は、図1および図6に示した処理においても同様であ
る。図1、図6、および図12は、画像信号に対して行
われるパイプライン処理について、任意の1フレームに
着目して、当該フレームに対する処理の流れを示したも
のである。一つのフレームに対する処理の終了時点とつ
ぎのフレームに対する開始時点との間の時間的前後関係
を限定しなければ、図1、図6、および図12の処理
は、1フレーム毎に反復的に実行されると、一般に表現
することが可能である。
引き前の圧縮符号化画像信号を画像記録部25へストア
する工程を挿入しても良い。すなわち、間引き前の圧縮
符号化画像信号のビットストリームを、画像記録部25
へ入力することにより一旦記録し、その後に読み出して
間引きを行うように、図12の処理を構成することも可
能である。読み出された間引き前の圧縮符号化画像信号
と、その後に間引かれた圧縮符号化画像信号とを、二つ
のビットストリームとして同時に出力することも可能で
ある。ビットストリームの出力先は、例えばインタフェ
ース26である。読み出す時期は、例えばオペレータの
入力操作、あるいは端末装置30からの配信要求にもと
づいて設定される。
フレームの振り分け、および間引きの条件に関する好ま
しい例について説明する。図13はその第1の例を示す
動作説明図である。この例は、圧縮符号化画像信号をフ
レームレートの高い第1配信対象と低い第2配信対象と
に配信するのに適している。第1配信対象には、間引き
前の圧縮符号化画像信号が配信され、第2配信対象に
は、すべてのフレームPが間引かれた圧縮符号化画像信
号が配信される。フレームの振り分けの比率は、配信さ
れる圧縮符号化画像信号のフレームレートが、第1およ
び第2配信対象のフレームレートに適合するように設定
される。図13が示すように、第1および第2配信対象
のフレームレートの比率が、約5:1である場合には、
フレームP-GOBに対するフレームPの比率を4に設定す
るとよい。その結果、第2配信対象には、第1配信対象
の約5分の1のフレームレートで、圧縮符号化画像信号
が配信される。
る。この例は、通信回線40の帯域変動等の要因により
フレームレートが変動する配信対象へ、圧縮符号化画像
信号を配信するのに適している。例えば、配信を行って
いる中で通信回線40の帯域変動があって、圧縮符号化
画像信号の配信が滞った場合に、間引きの比率を高める
ことにより、配信のフレームレートを、配信対象の低下
したフレームレートに適合させることが可能である。す
べてのフレームPを間引いても、なお適合させることが
できない場合には、フレームPの挿入数を高めるとよ
い。図14が示すように、配信の滞りがあれば、フレー
ムPの挿入数を高めてゆき、それにより配信のフレーム
レートを低下させることができる。その結果、滞りが解
消されれば、挿入数は元の値(すなわち初期設定値)に
戻される。
おいても、図12に関連して既に述べたように、配信す
べき圧縮符号化画像信号として、カメラ22で撮像され
圧縮部24で圧縮符号化されたままのリアルタイムの画
像信号と、圧縮符号化後に画像記録部25に一旦蓄積さ
れた画像信号との、いずれをも用いることが可能であ
る。
は、互いに従属関係を持つように圧縮符号化されるキー
フレームと第1種フレームとの他に、他のフレームが自
身に従属することのないように圧縮符号化される第2種
フレームが割り当てられるとともに、圧縮符号化後に、
第2種フレームの少なくとも一部が間引かれる。このた
め、第2種フレームを割り当てる比率と、圧縮符号化後
に第2種フレームを間引く比率との、少なくとも一方を
調節することにより、様々なフレームレートをもつ圧縮
符号化後の画像信号を得ることができる。
は、圧縮符号化された信号を記憶媒体へ記憶しておき、
読み出した信号に対して間引きが行われる。このため、
様々なフレームレートをもつ圧縮符号化後の画像信号
を、圧縮符号化よりも後の任意の時点で得ることができ
る。
は、第1の態様にかかる方法を用いるとともに、フレー
ムレートの異なる二つの配信対象に適合するように第2
種フレームの振り分けの比率が設定され、間引き前と間
引き後の圧縮符号化画像信号が、それぞれ二つの配信対
象へ配信される。このため、二つの配信対象に適合した
フレームレートで、圧縮符号化画像信号を配信すること
ができる。
は、第2の態様にかかる方法を用いるので、すでに蓄積
されている圧縮符号化画像信号を、任意の時点、例えば
配信要求があったときに、配信対象に適合したフレーム
レートで配信することができる。
は、第1の態様にかかる方法を用いるとともに、配信対
象の変動するフレームレートに適合するように、第2種
フレームの振り分けの比率と間引き率との、少なくとも
一方が設定される。このため、フレームレートの変動に
適応しつつ、圧縮符号化画像信号を配信することができ
る。
は、第2の態様にかかる方法を用いるので、すでに蓄積
されている圧縮符号化画像信号を、任意の時点、例えば
配信要求があったときに、配信対象のフレームレートの
変動に適応しつつ、配信することができる。
ムでは、コンピュータに搭載することにより、第1ない
し第6の態様の各々にかかる方法を実行することができ
る。
係る符号化方法を実現するフローチャートである。
ーチャートである。
ーチャートである。
示す説明図である。
の模式図である。
係る復号化方法を実現するフローチャートである。
めのフローチャートである。
の模式図である。
構成を示すブロック図である。
像信号の一例を示すデータ構造図である。
である。
ーチャートである。
動作説明図である。
動作説明図である。
ャートである。
ャートである。
Claims (7)
- 【請求項1】 順次入力される複数のフレームからなる
画像信号を圧縮符号化する画像圧縮符号化方法であっ
て、 (a)前記複数のフレームの中からキーフレームを指定し
圧縮符号化すると共に、圧縮符号化したキーフレームを
復号化することにより第1の参照フレームとして記憶す
る工程と、 (b)前記キーフレームの後に入力するフレームを、第1
種フレームと第2種フレームとのいずれかに振り分ける
工程と、 (c)入力する前記フレームが前記第1種フレームである
ときに、当該第1種フレームに対する処理を行う工程で
あって、 (c-1)前記第1種フレームを複数のブロック領域に分割
し且つ前記各ブロック領域の中から特定領域を指定する
工程と、 (c-2)前記特定領域に対してフレーム内符号化を実行す
ると共に、当該フレーム内符号化がなされた前記特定領
域を復号化して記憶する工程と、 (c-3)記憶している前記第1の参照フレームを参照する
ことにより、前記工程(c-1)で分割した前記特定領域を
除く前記各ブロック領域に対してフレーム間符号化を実
行する工程と、を有する工程と、 (d)入力する前記フレームが前記第2種フレームである
ときに、記憶している前記第1の参照フレームを参照す
ることにより、前記第2種フレームに対してフレーム間
符号化を実行する工程と、 (e)前記工程(b)〜(d)を繰り返し実行するとともに、前
記工程(c)を実行するごとに記憶した前記特定領域を、
第2の参照フレームとして1フレーム分蓄積する工程
と、 (f)前記工程(a)〜(e)を繰り返し実行するとともに、前
記工程(a)で前記第1の参照フレームを記憶するごと
に、すでに記憶している前記第1の参照フレームを更新
し、かつ前記工程(e)で前記第2の参照フレームとして
の蓄積を行うごとに、すでに記憶している前記第2の参
照フレームを更新する工程と、 (g)前記工程(d)によって圧縮符号化されたフレームのう
ち、少なくとも一部のフレームについて間引きを行う工
程と、を備え、 前記工程(a)が、 (a-1)指定した前記キーフレームに対して、記憶してい
る前記第2の参照フレームを参照することにより、フレ
ーム間符号化を実行する工程、を備える、画像圧縮符号
化方法。 - 【請求項2】 (h)前記工程(a),(c),および(d)の各々で
圧縮符号化された信号を記憶媒体へ記憶する工程、をさ
らに備え、 前記工程(g)は、前記記憶媒体から前記信号を読出し、
読み出した当該信号から前記間引きを行う、請求項1に
記載の画像圧縮符号化方法。 - 【請求項3】 第1配信対象及びそれよりもフレームレ
ートの低い第2配信対象の各々へ、圧縮符号化画像信号
を配信する画像配信方法であって、 (A)請求項1に記載の画像圧縮符号化方法を実行する工
程と、 (B)前記工程(A)の中の前記工程(a),(c),および(d)の各
々で圧縮符号化された信号を、前記圧縮符号化画像信号
として前記第1配信対象へ配信する工程と、 (C)前記工程(A)の中の前記工程(a),(c),および(d)の各
々で圧縮符号化され、かつ前記工程(g)で間引きが行わ
れた後の信号を、前記圧縮符号化画像信号として前記第
2配信対象へ配信する工程と、を備え、 前記工程(A)において、 前記工程(g)は、前記工程(d)によって圧縮符号化された
フレームのうち、すべてのフレームについて間引きを行
い、 前記工程(b)は、前記工程(B)および(C)が前記圧縮符号
化画像信号を配信するフレームレートが、前記第1およ
び第2配信対象の各々のフレームレートに適合するよう
に、前記第2種フレームの比率を設定する、画像配信方
法。 - 【請求項4】 第1配信対象及びそれよりもフレームレ
ートの低い第2配信対象の各々へ、圧縮符号化画像信号
を配信する画像配信方法であって、 (A)請求項2に記載の画像圧縮符号化方法を実行する工
程と、 (B)前記工程(A)の中の前記工程(a),(c),および(d)の各
々で圧縮符号化された前記信号を、前記記憶媒体から読
出し、前記圧縮符号化画像信号として前記第1配信対象
へ配信する工程と、 (C)前記記憶媒体から読出され、かつ前記工程(g)で間引
きが行われた後の信号を、前記圧縮符号化画像信号とし
て前記第2配信対象へ配信する工程と、を備え、 前記工程(A)において、 前記工程(g)は、前記工程(d)によって圧縮符号化された
フレームのうち、すべてのフレームについて間引きを行
い、 前記工程(b)は、前記工程(B)および(C)が前記圧縮符号
化画像信号を配信するフレームレートが、前記第1およ
び第2配信対象の各々のフレームレートに適合するよう
に、前記第2種フレームの比率を設定する、画像配信方
法。 - 【請求項5】 フレームレートが変動する配信対象へ、
圧縮符号化画像信号を配信する画像配信方法であって、 (A)請求項1に記載の画像圧縮符号化方法を実行する工
程と、 (B)前記工程(A)の中の前記工程(a),(c),および(d)の各
々で圧縮符号化され、かつ前記工程(g)で間引きが行わ
れた後の信号を、前記圧縮符号化画像信号として前記配
信対象へ配信する工程と、を備え、 前記工程(A)において、 前記工程(B)が前記圧縮符号化画像信号を配信するフレ
ームレートが、前記配信対象の前記フレームレートに適
合するように、前記工程(b)が振り分ける第2種フレー
ムの比率と、前記工程(g)が行う前記間引きの比率と、
の少なくとも一方が設定される、画像配信方法。 - 【請求項6】 フレームレートが変動する配信対象へ、
圧縮符号化画像信号を配信する画像配信方法であって、 (A)請求項2に記載の画像圧縮符号化方法を実行する工
程と、 (B)前記記憶媒体から読出され、かつ前記工程(g)で間引
きが行われた後の信号を、前記圧縮符号化画像信号とし
て前記配信対象へ配信する工程と、を備え、前記工程
(A)において、 前記工程(B)が前記圧縮符号化画像信号を配信するフレ
ームレートが、前記配信対象の前記フレームレートに適
合するように、前記工程(b)が振り分ける第2種フレー
ムの比率と、前記工程(g)が行う前記間引きの比率と、
の少なくとも一方が設定される、画像配信方法。 - 【請求項7】 請求項1ないし請求項6のいずれかに記
載の方法をコンピュータ上で実現するために、前記各工
程をコンピュータに実行させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001283459A JP4599609B2 (ja) | 2001-09-18 | 2001-09-18 | 画像圧縮符号化方法、画像配信方法、およびそれらのプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001283459A JP4599609B2 (ja) | 2001-09-18 | 2001-09-18 | 画像圧縮符号化方法、画像配信方法、およびそれらのプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003092760A true JP2003092760A (ja) | 2003-03-28 |
JP4599609B2 JP4599609B2 (ja) | 2010-12-15 |
Family
ID=19106939
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001283459A Expired - Fee Related JP4599609B2 (ja) | 2001-09-18 | 2001-09-18 | 画像圧縮符号化方法、画像配信方法、およびそれらのプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4599609B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003092745A (ja) * | 2001-09-18 | 2003-03-28 | Mega Chips Corp | 画像配信方法、画像記録方法、およびそれらのプログラム |
JP2009071802A (ja) * | 2007-08-23 | 2009-04-02 | Panasonic Corp | 動画像符号化方法および装置、並びに撮像システム |
JP2009530892A (ja) * | 2006-03-14 | 2009-08-27 | キヤノン株式会社 | ビデオ画像シーケンスの時間的頻度を適合させる方法および装置 |
JP2009273096A (ja) * | 2008-05-12 | 2009-11-19 | Fujifilm Corp | 中間動画ファイル生成装置およびその動作制御方法 |
US7912324B2 (en) | 2005-04-28 | 2011-03-22 | Ricoh Company, Ltd. | Orderly structured document code transferring method using character and non-character mask blocks |
CN113796082A (zh) * | 2019-06-06 | 2021-12-14 | 腾讯美国有限责任公司 | 视频编解码方法及装置 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0374982A (ja) * | 1989-08-15 | 1991-03-29 | Sony Corp | 画像信号の伝送装置および伝送方法 |
JPH05328331A (ja) * | 1992-05-25 | 1993-12-10 | Toshiba Corp | 映像信号の符号化方式及び復号化装置 |
JPH07111653A (ja) * | 1993-10-13 | 1995-04-25 | Canon Inc | 符号化装置 |
JPH08130743A (ja) * | 1994-10-31 | 1996-05-21 | Mitsubishi Electric Corp | 画像符号化データ再符号化装置 |
JP2000092496A (ja) * | 1998-09-11 | 2000-03-31 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 圧縮動画像データ通信方法 |
-
2001
- 2001-09-18 JP JP2001283459A patent/JP4599609B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0374982A (ja) * | 1989-08-15 | 1991-03-29 | Sony Corp | 画像信号の伝送装置および伝送方法 |
JPH05328331A (ja) * | 1992-05-25 | 1993-12-10 | Toshiba Corp | 映像信号の符号化方式及び復号化装置 |
JPH07111653A (ja) * | 1993-10-13 | 1995-04-25 | Canon Inc | 符号化装置 |
JPH08130743A (ja) * | 1994-10-31 | 1996-05-21 | Mitsubishi Electric Corp | 画像符号化データ再符号化装置 |
JP2000092496A (ja) * | 1998-09-11 | 2000-03-31 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 圧縮動画像データ通信方法 |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003092745A (ja) * | 2001-09-18 | 2003-03-28 | Mega Chips Corp | 画像配信方法、画像記録方法、およびそれらのプログラム |
US7912324B2 (en) | 2005-04-28 | 2011-03-22 | Ricoh Company, Ltd. | Orderly structured document code transferring method using character and non-character mask blocks |
JP2009530892A (ja) * | 2006-03-14 | 2009-08-27 | キヤノン株式会社 | ビデオ画像シーケンスの時間的頻度を適合させる方法および装置 |
JP2009071802A (ja) * | 2007-08-23 | 2009-04-02 | Panasonic Corp | 動画像符号化方法および装置、並びに撮像システム |
JP2009273096A (ja) * | 2008-05-12 | 2009-11-19 | Fujifilm Corp | 中間動画ファイル生成装置およびその動作制御方法 |
CN113796082A (zh) * | 2019-06-06 | 2021-12-14 | 腾讯美国有限责任公司 | 视频编解码方法及装置 |
CN113796082B (zh) * | 2019-06-06 | 2024-02-09 | 腾讯美国有限责任公司 | 视频解码方法、装置、计算机设备及存储介质 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4599609B2 (ja) | 2010-12-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9357222B2 (en) | Video device finishing encoding within the desired length of time | |
EP0843485B1 (en) | Video decoder with unified memory | |
US6343098B1 (en) | Efficient rate control for multi-resolution video encoding | |
US6324217B1 (en) | Method and apparatus for producing an information stream having still images | |
CN101188757B (zh) | 用于可伸缩视频编码和解码的方法和设备 | |
US6091458A (en) | Receiver having analog and digital video modes and receiving method thereof | |
CN1151656A (zh) | 具有模拟和数字两种视频方式的接收机及其接收方法 | |
JPH08505512A (ja) | 映像デコーダにおけるチャンネル・バッファの管理 | |
JP2004517569A (ja) | ビデオ伝送におけるビットストリーム間の切換 | |
JPH11225168A (ja) | 画像・音声送信装置、画像・音声受信装置、データ処理装置、及びデータ処理方法、並びに、波形データの送信方法、装置、及び波形データの受信方法、装置、並びに、動画像の送信方法、装置、及び動画像の受信方法、装置 | |
US6961377B2 (en) | Transcoder system for compressed digital video bitstreams | |
US20010038669A1 (en) | Precise bit control apparatus with look-ahead for mpeg encoding | |
JP2008099173A (ja) | 情報処理装置および方法、並びにプログラム | |
EP1838108A1 (en) | Processing video data at a target rate | |
JPH0879766A (ja) | 動画像符号化方法及び動画像符号化装置 | |
JP4599609B2 (ja) | 画像圧縮符号化方法、画像配信方法、およびそれらのプログラム | |
JP4451023B2 (ja) | 動画像復号化方法およびそのプログラム | |
JP3486871B2 (ja) | 動画像情報の高性能符号圧縮システム | |
JP4010617B2 (ja) | 画像復号化装置及び画像復号化方法 | |
JP4721028B2 (ja) | 動画像配信システム、動画像配信方法及びそれらのプログラム | |
JP4789127B2 (ja) | 画像配信方法、画像記録方法、およびそれらのプログラム | |
JP4451022B2 (ja) | 画像配信方法、画像復号化方法、およびそれらのプログラム | |
JP3927422B2 (ja) | 動画像送受信システム、動画像送受信方法及びそれらのプログラム | |
JP4364422B2 (ja) | 動画像の圧縮符号化方法およびその復号化方法 | |
JP2002502159A (ja) | 高性能テレビジョン信号の符号化および復号化の方法と装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080828 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20080828 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100825 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100831 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100909 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131008 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 4599609 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |