JP2003092256A - 基板処理装置及び基板処理方法 - Google Patents
基板処理装置及び基板処理方法Info
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Landscapes
- Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 半導体製造におけるレジスト液が塗布された
基板等について、基板上の塗膜の平坦化をより向上する
こと。 【解決手段】 塗布液101aが塗布された基板101
をチャンバ1内に配置し、チャンバ1内に気体を供給す
ることにより塗布液101aの蒸発を防ぎ、併せてホッ
トプレート2によって塗布液101aを加熱することに
よって塗布液101aを流動させ、塗膜の平坦化を図
る。
基板等について、基板上の塗膜の平坦化をより向上する
こと。 【解決手段】 塗布液101aが塗布された基板101
をチャンバ1内に配置し、チャンバ1内に気体を供給す
ることにより塗布液101aの蒸発を防ぎ、併せてホッ
トプレート2によって塗布液101aを加熱することに
よって塗布液101aを流動させ、塗膜の平坦化を図
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、塗布液が塗布され
た基板の処理に関し、例えば、半導体製造工程におい
て、レジスト液が塗布されたガラス基板の処理に関す
る。
た基板の処理に関し、例えば、半導体製造工程におい
て、レジスト液が塗布されたガラス基板の処理に関す
る。
【0002】
【従来の技術】半導体や電子部品の製造工程において
は、ガラス基板、シリコンウエハ、プリント基板等の各
種基板上に、レジスト液やコーティング液等といった塗
布液が塗布される。
は、ガラス基板、シリコンウエハ、プリント基板等の各
種基板上に、レジスト液やコーティング液等といった塗
布液が塗布される。
【0003】ここで、基板上に塗布される塗布液の塗膜
は、略均一の膜厚に平坦化することが要求される。従
来、基板上へ塗布液を塗布する手法としては、例えば、
スピンコータと呼ばれる塗布装置を用いた手法が提案さ
れている。この塗布装置は、基板上に塗布液を導入し、
基板を水平に高速回転することで、遠心力を利用して塗
布液を基板上で流動させ、塗布液の塗布及び塗膜の平坦
化を実現するものである。
は、略均一の膜厚に平坦化することが要求される。従
来、基板上へ塗布液を塗布する手法としては、例えば、
スピンコータと呼ばれる塗布装置を用いた手法が提案さ
れている。この塗布装置は、基板上に塗布液を導入し、
基板を水平に高速回転することで、遠心力を利用して塗
布液を基板上で流動させ、塗布液の塗布及び塗膜の平坦
化を実現するものである。
【0004】一方、スピンコータを用いた場合、約70
%以上の塗布液が余剰液として排出され、一般に高価な
塗布液の浪費が激しいという問題もある。そこで、基板
上へ塗布液を塗布する他の手法として、いわゆるスロッ
トコータと呼ばれる布装置を用いた手法が普及しつつあ
る。この塗布装置は、塗布液を吐出するヘッド内に、吐
出される塗布液を一定の膜厚に整えるスロットを有して
おり、これにより塗膜の膜厚を調整しつつ基板上へ塗布
液を吐出する装置である。
%以上の塗布液が余剰液として排出され、一般に高価な
塗布液の浪費が激しいという問題もある。そこで、基板
上へ塗布液を塗布する他の手法として、いわゆるスロッ
トコータと呼ばれる布装置を用いた手法が普及しつつあ
る。この塗布装置は、塗布液を吐出するヘッド内に、吐
出される塗布液を一定の膜厚に整えるスロットを有して
おり、これにより塗膜の膜厚を調整しつつ基板上へ塗布
液を吐出する装置である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、スロットコー
タを用いた場合には、スピンコータを用いた場合よりも
塗膜のムラが生じやく、塗膜の平坦化を十分に実現して
いない場合も生じ得る。また、スピンコータを用いた場
合は、スロットコータを用いた場合よりも塗膜の平坦化
を図れる傾向にあるが、限界がある。
タを用いた場合には、スピンコータを用いた場合よりも
塗膜のムラが生じやく、塗膜の平坦化を十分に実現して
いない場合も生じ得る。また、スピンコータを用いた場
合は、スロットコータを用いた場合よりも塗膜の平坦化
を図れる傾向にあるが、限界がある。
【0006】そこで、本発明の主たる目的は、基板上の
塗膜の平坦化をより向上することにある。
塗膜の平坦化をより向上することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、塗布液
が塗布された基板を収容する略気密なチャンバと、前記
チャンバ内に気体を供給する供給手段と、前記基板に塗
布された前記塗布液を加熱する加熱手段と、を備えたこ
とを特徴とする基板処理装置が提供される。
が塗布された基板を収容する略気密なチャンバと、前記
チャンバ内に気体を供給する供給手段と、前記基板に塗
布された前記塗布液を加熱する加熱手段と、を備えたこ
とを特徴とする基板処理装置が提供される。
【0008】また、本発明によれば、塗布液が塗布され
た基板に対して、塗膜の平坦化処理と塗膜の乾燥処理と
を実行する基板処理装置であって、前記基板を収容する
略気密なチャンバと、前記チャンバ内に気体を供給する
供給手段と、前記基板に塗布された前記塗布液を加熱す
る加熱手段と、前記チャンバ内を減圧する減圧手段と、
を備え、前記供給手段は、少なくとも前記平坦化処理時
に前記チャンバ内に気体を供給し、前記減圧手段は、前
記乾燥処理時に前記チャンバ内を減圧することを特徴と
する基板処理装置が提供される。
た基板に対して、塗膜の平坦化処理と塗膜の乾燥処理と
を実行する基板処理装置であって、前記基板を収容する
略気密なチャンバと、前記チャンバ内に気体を供給する
供給手段と、前記基板に塗布された前記塗布液を加熱す
る加熱手段と、前記チャンバ内を減圧する減圧手段と、
を備え、前記供給手段は、少なくとも前記平坦化処理時
に前記チャンバ内に気体を供給し、前記減圧手段は、前
記乾燥処理時に前記チャンバ内を減圧することを特徴と
する基板処理装置が提供される。
【0009】また、本発明によれば、塗布液が塗布され
た基板を収容する略気密なチャンバと、前記チャンバ内
に気体を供給する供給手段と、前記基板に塗布された前
記塗布液を加熱する加熱手段と、前記チャンバ内を減圧
する減圧手段と、を備え、前記供給手段により前記チャ
ンバ内に気体を供給した後、前記減圧手段により前記チ
ャンバ内を減圧することを特徴とする基板処理装置が提
供される。
た基板を収容する略気密なチャンバと、前記チャンバ内
に気体を供給する供給手段と、前記基板に塗布された前
記塗布液を加熱する加熱手段と、前記チャンバ内を減圧
する減圧手段と、を備え、前記供給手段により前記チャ
ンバ内に気体を供給した後、前記減圧手段により前記チ
ャンバ内を減圧することを特徴とする基板処理装置が提
供される。
【0010】また、本発明によれば、塗布液が塗布され
た基板を略気密なチャンバ内に配置し、前記チャンバ内
に気体を供給し、前記基板に塗布された前記塗布液を加
熱することを特徴とする基板処理方法が提供される。
た基板を略気密なチャンバ内に配置し、前記チャンバ内
に気体を供給し、前記基板に塗布された前記塗布液を加
熱することを特徴とする基板処理方法が提供される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
適な実施の形態について説明する。図1は、本発明の一
実施形態に係る基板処理装置100の構造を示す概略図
(一部断面図)である。
適な実施の形態について説明する。図1は、本発明の一
実施形態に係る基板処理装置100の構造を示す概略図
(一部断面図)である。
【0012】この基板処理装置100は、例えば、半導
体の製造工程に用いることができ、スピンコータやスロ
ットコータ等により、基板上に塗布液が塗布された後、
その塗布液を平坦化し、また、乾燥するために用いるこ
とができる。
体の製造工程に用いることができ、スピンコータやスロ
ットコータ等により、基板上に塗布液が塗布された後、
その塗布液を平坦化し、また、乾燥するために用いるこ
とができる。
【0013】このような半導体の製造工程において用い
る場合、揮発性を有する塗布液、例えば、レジスト液が
基板上に塗布される。本実施形態では、そのような基板
上に塗布された塗布液の膜厚を均一となるように塗膜を
平坦化し、更に、これを乾燥することができる。本実施
形態の基板処理装置100は、特にスロットコータによ
り塗布液が塗布された基板の処理について有効である
が、勿論スピンコータにより塗布液が塗布された基板の
処理についても適用可能である。
る場合、揮発性を有する塗布液、例えば、レジスト液が
基板上に塗布される。本実施形態では、そのような基板
上に塗布された塗布液の膜厚を均一となるように塗膜を
平坦化し、更に、これを乾燥することができる。本実施
形態の基板処理装置100は、特にスロットコータによ
り塗布液が塗布された基板の処理について有効である
が、勿論スピンコータにより塗布液が塗布された基板の
処理についても適用可能である。
【0014】基板処理装置100は、処理対象である基
板101が収容されるチャンバ1を備える。チャンバ1
は、蓋部1aと、側部1bと、底部1cと、から構成さ
れており、これらは略気密な空間1dを形成するように
気密に接続されている。蓋部1aは、側部1bから取り
外し自在に構成されており、これを取り外すことによ
り、チャンバ1の上部が開口し、基板101を空間1d
に搬入又は搬出することができる。
板101が収容されるチャンバ1を備える。チャンバ1
は、蓋部1aと、側部1bと、底部1cと、から構成さ
れており、これらは略気密な空間1dを形成するように
気密に接続されている。蓋部1aは、側部1bから取り
外し自在に構成されており、これを取り外すことによ
り、チャンバ1の上部が開口し、基板101を空間1d
に搬入又は搬出することができる。
【0015】底部1cの上面には、ホットプレート2が
埋め込まれており、この上に基板101が載置される。
ホットプレート2は、基板101の上面に塗布された塗
布液101aを加熱するものであり、例えば、電力を供
給することにより熱を発生するデバイスである。このよ
うな塗布液101aを加熱するデバイスは、例えば、チ
ャンバ1の蓋部1aの下面に取り付ける等、別の配置を
採用することもできる。また、ホットプレート2に限ら
れず他のデバイスを採用することもできる。
埋め込まれており、この上に基板101が載置される。
ホットプレート2は、基板101の上面に塗布された塗
布液101aを加熱するものであり、例えば、電力を供
給することにより熱を発生するデバイスである。このよ
うな塗布液101aを加熱するデバイスは、例えば、チ
ャンバ1の蓋部1aの下面に取り付ける等、別の配置を
採用することもできる。また、ホットプレート2に限ら
れず他のデバイスを採用することもできる。
【0016】チャンバ1の側部1bには、左右それぞれ
管3a及び3bが貫通して設けられている。この管3a
及び3bは、その一端が空間1dへ開口しており、他端
がそれぞれ電磁弁4a及び4bに接続されている。電磁
弁4a又は4bを開くと、管3a及び3bを介して、チ
ャンバ1内の空間1dと、チャンバ1の外部との間での
気体の流通が可能となる。一方、電磁弁4a及び4bを
閉じると、チャンバ1内の空間1dと、チャンバ1の外
部とが遮断される。
管3a及び3bが貫通して設けられている。この管3a
及び3bは、その一端が空間1dへ開口しており、他端
がそれぞれ電磁弁4a及び4bに接続されている。電磁
弁4a又は4bを開くと、管3a及び3bを介して、チ
ャンバ1内の空間1dと、チャンバ1の外部との間での
気体の流通が可能となる。一方、電磁弁4a及び4bを
閉じると、チャンバ1内の空間1dと、チャンバ1の外
部とが遮断される。
【0017】電磁弁4aには、管3cの一端が接続され
ており、管3cの他端は、バブリングタンク5内へ開口
している。バブリングタンク5内には、液体の溶剤が収
容されている。溶剤は、塗布液101aの種類により異
なるが、例えば、アセトンや水等であり、沸点が低いも
のが好ましい。バブリングタンク5内の溶剤には、管3
dを介して窒素ガスが供給される。この溶剤に窒素ガス
を供給することにより、気化した溶剤を含有する気体が
バブリングタンク5内に発生する。電磁弁4aを開く
と、バブリングタンク5内に発生した気体が、管3c及
び管3aを通ってチャンバ1内の空間1dに供給される
こととなる。
ており、管3cの他端は、バブリングタンク5内へ開口
している。バブリングタンク5内には、液体の溶剤が収
容されている。溶剤は、塗布液101aの種類により異
なるが、例えば、アセトンや水等であり、沸点が低いも
のが好ましい。バブリングタンク5内の溶剤には、管3
dを介して窒素ガスが供給される。この溶剤に窒素ガス
を供給することにより、気化した溶剤を含有する気体が
バブリングタンク5内に発生する。電磁弁4aを開く
と、バブリングタンク5内に発生した気体が、管3c及
び管3aを通ってチャンバ1内の空間1dに供給される
こととなる。
【0018】一方、電磁弁4bには、真空ポンプ6が接
続されている。電磁弁4bを開くと、チャンバ1の空間
1d内の気体が管3bを通ってチャンバ1外部に排出さ
れ、チャンバ1内が減圧されることとなる。
続されている。電磁弁4bを開くと、チャンバ1の空間
1d内の気体が管3bを通ってチャンバ1外部に排出さ
れ、チャンバ1内が減圧されることとなる。
【0019】制御装置7は、電磁弁4a及び4bの開閉
を切り換えるための信号の送出や、ホットプレート2に
電力の供給を行う装置であり、例えば、プログラマブル
コントローラである。
を切り換えるための信号の送出や、ホットプレート2に
電力の供給を行う装置であり、例えば、プログラマブル
コントローラである。
【0020】次に、基板処理装置100を用いた基板の
処理について説明する。図4は、該処理を示すフローチ
ャートである。
処理について説明する。図4は、該処理を示すフローチ
ャートである。
【0021】S401では、塗布液101aが塗布され
た基板101を、基板処理装置100内のチャンバ1内
に搬入、配置する。本実施形態の基板処理装置100
を、半導体製造におけるレジスト液塗膜の平坦化、乾燥
に用いる場合、例えば、スピンコータやスロットコータ
といった塗布装置においてレジスト液が塗布された基板
101を、搬入することとなろう。なお、基板処理装置
100自体に塗布液の塗布機能を付与する構成も採用し
得る。
た基板101を、基板処理装置100内のチャンバ1内
に搬入、配置する。本実施形態の基板処理装置100
を、半導体製造におけるレジスト液塗膜の平坦化、乾燥
に用いる場合、例えば、スピンコータやスロットコータ
といった塗布装置においてレジスト液が塗布された基板
101を、搬入することとなろう。なお、基板処理装置
100自体に塗布液の塗布機能を付与する構成も採用し
得る。
【0022】S402では、基板処理装置100によっ
て、塗布液101aの塗膜を平坦化し、膜厚の均一化を
図る。概説すると、本実施形態では、この塗膜の平坦化
処理において、チャンバ1の空間1d内を、塗布液10
1aの蒸発を抑制する雰囲気にする。
て、塗布液101aの塗膜を平坦化し、膜厚の均一化を
図る。概説すると、本実施形態では、この塗膜の平坦化
処理において、チャンバ1の空間1d内を、塗布液10
1aの蒸発を抑制する雰囲気にする。
【0023】詳細には、空間1d内に気体を供給して塗
布液101aの蒸発を抑制し、塗布液101aの固化を
妨げる。気体の供給により空間1dは加圧され、空間1
d内は、例えば、0.2MPa程度まで加圧された加圧
状態となる。併せて、塗布液101aを加熱し、塗布液
101aを軟化させ、基板101上で流動させる。これ
により、塗布液101aの塗膜のムラが解消され、膜厚
が略均一となるように塗膜が平坦化される。
布液101aの蒸発を抑制し、塗布液101aの固化を
妨げる。気体の供給により空間1dは加圧され、空間1
d内は、例えば、0.2MPa程度まで加圧された加圧
状態となる。併せて、塗布液101aを加熱し、塗布液
101aを軟化させ、基板101上で流動させる。これ
により、塗布液101aの塗膜のムラが解消され、膜厚
が略均一となるように塗膜が平坦化される。
【0024】特に、本実施形態ではチャンバ1の空間1
d内に気化した溶剤を含有する気体を供給する。これに
より、より一層塗布液101aを軟化させ、塗膜の平坦
化が促進される。
d内に気化した溶剤を含有する気体を供給する。これに
より、より一層塗布液101aを軟化させ、塗膜の平坦
化が促進される。
【0025】次いで、S403では、基板処理装置10
0によって、塗布液101aの乾燥処理を行う。概説す
ると、本実施形態では、この乾燥処理において、チャン
バ1の空間1d内を、塗布液101aの蒸発を促進する
雰囲気にする。
0によって、塗布液101aの乾燥処理を行う。概説す
ると、本実施形態では、この乾燥処理において、チャン
バ1の空間1d内を、塗布液101aの蒸発を促進する
雰囲気にする。
【0026】詳細には、空間1d内の気体を排出して気
圧を減圧し、塗布液101aの蒸発を促進し、塗布液1
01aの乾燥をする。この場合、空間1d内の気圧は、
例えば、−97MPa程度まで減圧することが好適であ
る。
圧を減圧し、塗布液101aの蒸発を促進し、塗布液1
01aの乾燥をする。この場合、空間1d内の気圧は、
例えば、−97MPa程度まで減圧することが好適であ
る。
【0027】その後、S404へ進み、処理済の基板1
01をチャンバ1から搬出して終了する。
01をチャンバ1から搬出して終了する。
【0028】次に、塗膜平坦化処理及び塗膜乾燥処理時
の基板処理装置100の作用について説明する。図5
は、塗膜平坦化処理及び塗膜乾燥処理時の制御装置7の
処理を示すフローチャートである。制御装置7は、ホッ
トプレート2を発熱させ、以下の処理を行う。
の基板処理装置100の作用について説明する。図5
は、塗膜平坦化処理及び塗膜乾燥処理時の制御装置7の
処理を示すフローチャートである。制御装置7は、ホッ
トプレート2を発熱させ、以下の処理を行う。
【0029】S501及びS502は、塗膜平坦化処理
のための処理であり、チャンバ1の空間1d内を、塗布
液101aの蒸発を抑制する雰囲気に調整する。
のための処理であり、チャンバ1の空間1d内を、塗布
液101aの蒸発を抑制する雰囲気に調整する。
【0030】S501では、給気側の電磁弁4aを開い
た状態にし、排気側の電磁弁4bを閉じた状態にする。
すると、バブリングタンク5内に発生した気体が管3c
及び3aを通ってチャンバ1内の空間1dに供給され、
充満する。図2は、この場合の基板処理装置100の態
様を示した図である。そのような気体の供給により、空
間1d内の気体の密度が高くなる。
た状態にし、排気側の電磁弁4bを閉じた状態にする。
すると、バブリングタンク5内に発生した気体が管3c
及び3aを通ってチャンバ1内の空間1dに供給され、
充満する。図2は、この場合の基板処理装置100の態
様を示した図である。そのような気体の供給により、空
間1d内の気体の密度が高くなる。
【0031】この結果、基板101上に塗布された塗布
液101aの蒸発が抑制されるところ、ホットプレート
2によって塗布液101aを加熱することにより、塗布
液101aが軟化する。塗布液がレジスト液の場合、ホ
ットプレート2を摂氏70度程度に加熱することが好適
である。
液101aの蒸発が抑制されるところ、ホットプレート
2によって塗布液101aを加熱することにより、塗布
液101aが軟化する。塗布液がレジスト液の場合、ホ
ットプレート2を摂氏70度程度に加熱することが好適
である。
【0032】このため、塗布液101aは基板101上
で流動し、表面が平坦化することとなる。しかも、空間
1d内に供給される気体は、気化した溶剤を含有する気
体なので、蒸発が抑制されるのみならず逆に塗布液10
1aは一層流動し易くなり、より表面が平坦化すること
となる。
で流動し、表面が平坦化することとなる。しかも、空間
1d内に供給される気体は、気化した溶剤を含有する気
体なので、蒸発が抑制されるのみならず逆に塗布液10
1aは一層流動し易くなり、より表面が平坦化すること
となる。
【0033】S502では、所定の時間が経過したか否
かを判定し、所定の時間が経過した場合は、塗布液10
1aの塗膜の平坦化が終了したとして、S503へ進
む。所定の時間としては、たとえば、レジスト液の場
合、180秒程度が好ましい。
かを判定し、所定の時間が経過した場合は、塗布液10
1aの塗膜の平坦化が終了したとして、S503へ進
む。所定の時間としては、たとえば、レジスト液の場
合、180秒程度が好ましい。
【0034】S503及びS504は、塗膜乾燥処理の
ための処理であり、チャンバ1の空間1d内を、塗布液
101aの蒸発を促進する雰囲気に減圧調整する。
ための処理であり、チャンバ1の空間1d内を、塗布液
101aの蒸発を促進する雰囲気に減圧調整する。
【0035】S503では、給気側の電磁弁4aを閉じ
た状態にし、排気側の電磁弁4bを開いた状態にする。
すると、真空ポンプ6によってチャンバ1の空間1d内
の気体が管3bを通って外部へ排出され、空間1d内の
気圧が減圧され、気体の密度が低くなる。図3は、この
場合の基板処理装置100の態様を示した図である。
た状態にし、排気側の電磁弁4bを開いた状態にする。
すると、真空ポンプ6によってチャンバ1の空間1d内
の気体が管3bを通って外部へ排出され、空間1d内の
気圧が減圧され、気体の密度が低くなる。図3は、この
場合の基板処理装置100の態様を示した図である。
【0036】この結果、基板101上に塗布された塗布
液101aの蒸発が促進され、乾燥することとなる。な
お、この乾燥処理の間もホットプレート2によって塗布
液101aを加熱することにより、より乾燥が促進され
よう。
液101aの蒸発が促進され、乾燥することとなる。な
お、この乾燥処理の間もホットプレート2によって塗布
液101aを加熱することにより、より乾燥が促進され
よう。
【0037】S504では、所定の時間が経過したか否
かを判定し、所定の時間が経過した場合は、塗布液10
1aの塗膜の乾燥が終了したとして、処理が終了する。
所定の時間としては、例えば、レジスト液の場合、18
0秒程度が好ましい。
かを判定し、所定の時間が経過した場合は、塗布液10
1aの塗膜の乾燥が終了したとして、処理が終了する。
所定の時間としては、例えば、レジスト液の場合、18
0秒程度が好ましい。
【0038】以上説明したように、基板処理装置100
は、チャンバ1内を塗布液101aの蒸発を抑制する雰
囲気にして塗布液101aを加熱することにより、塗膜
の平坦化を図ることができる。また、基板処理装置10
0は、塗膜の平坦化のみならず、塗膜の乾燥も一つの装
置で行うことができるという利点がある。
は、チャンバ1内を塗布液101aの蒸発を抑制する雰
囲気にして塗布液101aを加熱することにより、塗膜
の平坦化を図ることができる。また、基板処理装置10
0は、塗膜の平坦化のみならず、塗膜の乾燥も一つの装
置で行うことができるという利点がある。
【0039】また、基板処理装置100は、基板100
に対する塗布液101aの塗布について、スピンコータ
よりもスロットコータを用いた場合に有益である。
に対する塗布液101aの塗布について、スピンコータ
よりもスロットコータを用いた場合に有益である。
【0040】<他の実施形態>上記実施形態では、制御
装置7により、自動制御を行ったが、手動により制御し
てもよい。この場合、例えば、電磁弁4a及び4bを手
動で切り換えるようにすることが挙げられる。
装置7により、自動制御を行ったが、手動により制御し
てもよい。この場合、例えば、電磁弁4a及び4bを手
動で切り換えるようにすることが挙げられる。
【0041】また、上記実施形態では、基板処理装置1
00により塗膜の平坦化と塗膜の乾燥とを行ったが、基
板処理装置100を塗膜の平坦化のみを行う装置として
構成することもできる。
00により塗膜の平坦化と塗膜の乾燥とを行ったが、基
板処理装置100を塗膜の平坦化のみを行う装置として
構成することもできる。
【0042】また、上記実施形態では、真空ポンプ6に
よってチャンバ1内の気体を排出することで、チャンバ
1内を減圧することとしたが、チャンバ1内を減圧する
ためには、例えば、チャンバ1内の温度を下げるという
手法も採用することができる。
よってチャンバ1内の気体を排出することで、チャンバ
1内を減圧することとしたが、チャンバ1内を減圧する
ためには、例えば、チャンバ1内の温度を下げるという
手法も採用することができる。
【0043】また、上記実施形態では、気体供給用の電
磁弁4aと気体排出用の電磁弁4bという2つの弁を採
用したが、これに代えて2入力1出力の弁であって、入
力を切り換え可能な1つの弁を用いることもできる。
磁弁4aと気体排出用の電磁弁4bという2つの弁を採
用したが、これに代えて2入力1出力の弁であって、入
力を切り換え可能な1つの弁を用いることもできる。
【0044】また、上記実施形態では、塗膜の平坦化の
ために、溶剤を含有した気体をチャンバ1内に供給した
が、溶剤を含有しない気体をチャンバ1内に供給して
も、塗膜の平坦化を図ることができる。また、溶剤を含
有する気体を供給する場合、溶剤を含有した気体と、溶
剤を含有しない気体と、を別々に供給するようにしても
よい。更に、溶剤を含有しない気体を外部から供給する
一方、チャンバ1の空間1d内に溶剤を含有した気体を
発生する装置を配置することもできる。
ために、溶剤を含有した気体をチャンバ1内に供給した
が、溶剤を含有しない気体をチャンバ1内に供給して
も、塗膜の平坦化を図ることができる。また、溶剤を含
有する気体を供給する場合、溶剤を含有した気体と、溶
剤を含有しない気体と、を別々に供給するようにしても
よい。更に、溶剤を含有しない気体を外部から供給する
一方、チャンバ1の空間1d内に溶剤を含有した気体を
発生する装置を配置することもできる。
【0045】また、上述した塗膜の平坦化処理におい
て、塗布液101aの流動化を促進するため、例えば、
空間1d内に溶剤を滴下したり、或いは、溶剤をチャン
バ1の底部1cの上面に垂らすようにしてもよい。前者
の場合、例えば、蓋部1aの下面に溶剤を噴出するノズ
ルを設けることもできる。
て、塗布液101aの流動化を促進するため、例えば、
空間1d内に溶剤を滴下したり、或いは、溶剤をチャン
バ1の底部1cの上面に垂らすようにしてもよい。前者
の場合、例えば、蓋部1aの下面に溶剤を噴出するノズ
ルを設けることもできる。
【0046】また、上述した塗膜の平坦化処理におい
て、塗布液101aの流動化を促進するため、チャンバ
1内に溶剤を収容した容器を配置し、その容器内の溶剤
を加熱して気化することでチャンバ1内の溶剤の濃度を
上げるようにしてもよい。図6は、その一例を示した図
である。
て、塗布液101aの流動化を促進するため、チャンバ
1内に溶剤を収容した容器を配置し、その容器内の溶剤
を加熱して気化することでチャンバ1内の溶剤の濃度を
上げるようにしてもよい。図6は、その一例を示した図
である。
【0047】図6において、チャンバ1内のホットプレ
ート2上には、液体の溶剤を収容した容器10が配置さ
れている。容器10は、熱伝導性の良好な材料から構成
され、ホットプレート2を発熱すると、容器10が加熱
され、これに収容される溶剤も加熱される。加熱により
溶剤は気化し、チャンバ1内の空間1dに充満すること
となる。この結果、空間1d内が溶剤による飽和状態と
なり、塗布液101aの乾燥を抑制すると共にその流動
化を促進することが可能となる。
ート2上には、液体の溶剤を収容した容器10が配置さ
れている。容器10は、熱伝導性の良好な材料から構成
され、ホットプレート2を発熱すると、容器10が加熱
され、これに収容される溶剤も加熱される。加熱により
溶剤は気化し、チャンバ1内の空間1dに充満すること
となる。この結果、空間1d内が溶剤による飽和状態と
なり、塗布液101aの乾燥を抑制すると共にその流動
化を促進することが可能となる。
【0048】なお、図6の例では、容器10内の溶剤を
加熱するためにホットプレート2を併用することとした
が、これを加熱するための別の加熱デバイスを設けてい
もよいことはいうまでもない。
加熱するためにホットプレート2を併用することとした
が、これを加熱するための別の加熱デバイスを設けてい
もよいことはいうまでもない。
【0049】次に、平坦化処理から乾燥処理に移行する
際に、チャンバ1の空間1d内が急激に減圧されること
による結露を防止するために、乾燥した気体をチャンバ
1の空間1d内に供給するようにしてもよい。
際に、チャンバ1の空間1d内が急激に減圧されること
による結露を防止するために、乾燥した気体をチャンバ
1の空間1d内に供給するようにしてもよい。
【0050】このためには、例えば、上述した乾燥処理
において、電磁弁4aを直ちに閉じず、電磁弁4aと電
磁弁4bとを共に開いた状態にする。そして、電磁弁4
a側からは気化した溶剤を含有した気体をチャンバ1の
空間1d内に供給するのではなく、これに代えて乾燥し
た気体を供給する。そして、チャンバ1の空間1d内が
乾燥した気体により入れ替わった頃に電磁弁4aを閉じ
るようにすることができる。
において、電磁弁4aを直ちに閉じず、電磁弁4aと電
磁弁4bとを共に開いた状態にする。そして、電磁弁4
a側からは気化した溶剤を含有した気体をチャンバ1の
空間1d内に供給するのではなく、これに代えて乾燥し
た気体を供給する。そして、チャンバ1の空間1d内が
乾燥した気体により入れ替わった頃に電磁弁4aを閉じ
るようにすることができる。
【0051】或いは、例えば、チャンバ1の空間1dに
開閉可能に開口する穴を設けておき、上述した乾燥処理
において、電磁弁4aを閉じる一方で、該穴を開いて外
気を空間1d内に導入しつつ、電磁弁4bを開いて空間
1d内の気体を排気し、空間1d内の気体が入れ替わっ
た頃に、該穴を閉じるようにしてもよい。
開閉可能に開口する穴を設けておき、上述した乾燥処理
において、電磁弁4aを閉じる一方で、該穴を開いて外
気を空間1d内に導入しつつ、電磁弁4bを開いて空間
1d内の気体を排気し、空間1d内の気体が入れ替わっ
た頃に、該穴を閉じるようにしてもよい。
【0052】
【発明の効果】以上述べてきたとおり、本発明によれ
ば、基板上の塗膜の平坦化をより向上することができ
る。
ば、基板上の塗膜の平坦化をより向上することができ
る。
【図1】本発明の一実施形態に係る基板処理装置100
の構造を示す概略図である。
の構造を示す概略図である。
【図2】塗膜平坦化処理時の基板処理装置100の態様
を示す図である。
を示す図である。
【図3】塗膜乾燥処理時の基板処理装置100の態様を
示す図である。
示す図である。
【図4】基板処理装置100を用いた基板の処理を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図5】塗膜平坦化処理及び塗膜乾燥処理時の制御装置
7の処理を示すフローチャートである。
7の処理を示すフローチャートである。
【図6】溶剤を収容した容器10を設けた場合の基板処
理装置100の構造を示す概略図である。
理装置100の構造を示す概略図である。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
G03F 7/38 501 H01L 21/30 565
567
(72)発明者 月田 博史
東京都品川区戸越3丁目9番20号 平田機
工株式会社内
(72)発明者 高本 徳男
東京都品川区戸越3丁目9番20号 平田機
工株式会社内
(72)発明者 山本 雄二
東京都品川区戸越3丁目9番20号 平田機
工株式会社内
Fターム(参考) 2H096 AA25 AA26 AA27 CA12 DA01
GB03
4D075 BB21Z CA48 DA06 DB13
DC22 EA45
4F042 AA07 AB00 DB01 DD38 DE01
DE06 DE09
5F046 KA04 KA10
Claims (10)
- 【請求項1】 塗布液が塗布された基板を収容する略気
密なチャンバと、 前記チャンバ内に気体を供給する供給手段と、 前記基板に塗布された前記塗布液を加熱する加熱手段
と、を備えたことを特徴とする基板処理装置。 - 【請求項2】 前記チャンバ内に供給される気体には、
気化した溶剤を含有する気体が含まれることを特徴とす
る請求項1に記載の基板処理装置。 - 【請求項3】 更に、 前記チャンバ内を減圧する減圧手段を備えたことを特徴
とする請求項1に記載の基板処理装置。 - 【請求項4】 塗布液が塗布された基板に対して、塗膜
の平坦化処理と塗膜の乾燥処理とを実行する基板処理装
置であって、 前記基板を収容する略気密なチャンバと、 前記チャンバ内に気体を供給する供給手段と、 前記基板に塗布された前記塗布液を加熱する加熱手段
と、 前記チャンバ内を減圧する減圧手段と、を備え、 前記供給手段は、少なくとも前記平坦化処理時に前記チ
ャンバ内に気体を供給し、 前記減圧手段は、前記乾燥処理時に前記チャンバ内を減
圧することを特徴とする基板処理装置。 - 【請求項5】 前記供給手段は、前記塗布液の蒸発を抑
制するように前記チャンバ内に気体を供給し、 前記減圧手段は、前記塗布液の蒸発を促進するように前
記チャンバ内を減圧するすることを特徴とする請求項4
に記載の基板処理装置。 - 【請求項6】 塗布液が塗布された基板を収容する略気
密なチャンバと、 前記チャンバ内に気体を供給する供給手段と、 前記基板に塗布された前記塗布液を加熱する加熱手段
と、 前記チャンバ内を減圧する減圧手段と、を備え、 前記供給手段により前記チャンバ内に気体を供給した
後、前記減圧手段により前記チャンバ内を減圧すること
を特徴とする基板処理装置。 - 【請求項7】 塗布液が塗布された基板を略気密なチャ
ンバ内に配置し、 前記チャンバ内に気体を供給し、 前記基板に塗布された前記塗布液を加熱することを特徴
とする基板処理方法。 - 【請求項8】 前記チャンバ内に気体を供給した後、前
記チャンバ内を減圧することを特徴とする請求項7に記
載の基板処理方法。 - 【請求項9】 更に、 前記チャンバ内に設けられ、液体の溶剤を収容する容器
と、 前記溶剤を気化するように前記容器内の溶剤を加熱する
手段と、を備えたことを特徴とする請求項1、4又は6
のいずれかに記載の基板処理装置。 - 【請求項10】 更に、 前記チャンバ内に設けられた容器に収容された液体の溶
剤を、加熱して気化することを特徴とする請求項7に記
載の基板処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001364843A JP2003092256A (ja) | 2001-07-12 | 2001-11-29 | 基板処理装置及び基板処理方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001212642 | 2001-07-12 | ||
JP2001-212642 | 2001-07-12 | ||
JP2001364843A JP2003092256A (ja) | 2001-07-12 | 2001-11-29 | 基板処理装置及び基板処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003092256A true JP2003092256A (ja) | 2003-03-28 |
Family
ID=26618629
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001364843A Withdrawn JP2003092256A (ja) | 2001-07-12 | 2001-11-29 | 基板処理装置及び基板処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003092256A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009119395A (ja) * | 2007-11-16 | 2009-06-04 | Dainippon Screen Mfg Co Ltd | 塗布システムおよび塗布方法 |
KR20140011262A (ko) * | 2012-07-18 | 2014-01-28 | 가부시키가이샤 소쿠도 | 기판 처리 장치 및 기판 처리 방법 |
WO2015075833A1 (ja) * | 2013-11-25 | 2015-05-28 | 東京エレクトロン株式会社 | パターン形成方法及び加熱装置 |
JP2017003737A (ja) * | 2015-06-09 | 2017-01-05 | 信越化学工業株式会社 | パターン形成方法 |
JP2021119001A (ja) * | 2014-09-25 | 2021-08-12 | ズス・マイクロテック・リソグラフィ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツングSuss MicroTec Lithography GmbH | ラッカーで基板を被覆する方法およびラッカー層を平坦化するための装置 |
-
2001
- 2001-11-29 JP JP2001364843A patent/JP2003092256A/ja not_active Withdrawn
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009119395A (ja) * | 2007-11-16 | 2009-06-04 | Dainippon Screen Mfg Co Ltd | 塗布システムおよび塗布方法 |
KR20140011262A (ko) * | 2012-07-18 | 2014-01-28 | 가부시키가이샤 소쿠도 | 기판 처리 장치 및 기판 처리 방법 |
US10047441B2 (en) | 2012-07-18 | 2018-08-14 | Screen Semiconductor Solutions Co., Ltd. | Substrate processing apparatus and substrate processing method |
KR101946654B1 (ko) * | 2012-07-18 | 2019-02-11 | 가부시키가이샤 스크린 세미컨덕터 솔루션즈 | 기판 처리 장치 및 기판 처리 방법 |
WO2015075833A1 (ja) * | 2013-11-25 | 2015-05-28 | 東京エレクトロン株式会社 | パターン形成方法及び加熱装置 |
JP2021119001A (ja) * | 2014-09-25 | 2021-08-12 | ズス・マイクロテック・リソグラフィ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツングSuss MicroTec Lithography GmbH | ラッカーで基板を被覆する方法およびラッカー層を平坦化するための装置 |
JP7119161B2 (ja) | 2014-09-25 | 2022-08-16 | ズス・マイクロテック・リソグラフィ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング | ラッカーで基板を被覆する方法およびラッカー層を平坦化するための装置 |
JP2017003737A (ja) * | 2015-06-09 | 2017-01-05 | 信越化学工業株式会社 | パターン形成方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050201 |