JP2003091829A - 光ディスク及び光ディスク装置 - Google Patents
光ディスク及び光ディスク装置Info
- Publication number
- JP2003091829A JP2003091829A JP2001285385A JP2001285385A JP2003091829A JP 2003091829 A JP2003091829 A JP 2003091829A JP 2001285385 A JP2001285385 A JP 2001285385A JP 2001285385 A JP2001285385 A JP 2001285385A JP 2003091829 A JP2003091829 A JP 2003091829A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- land
- pit
- prepit
- signal
- group
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 第1,第2ランドプリピットグループが示す
補助情報を確実に検出する。 【解決手段】 ウォブル周期N(但し、Nは4以上の自
然数)と対応してランドプリピット配置用のN個のビッ
ト数を有し、補助情報を表すためのランドプリピットデ
ータ値を示す第1ランドプリピットグループと、ウォブ
ル周期Nと対応してランドプリピット配置用のN個のビ
ット数を有し、セクタの先頭位置情報を表すためのセク
タ同期データ値を示す第2ランドプリピットグループと
の2形態で構成され、且つ、第1ランドプリピットグル
ープと第2ランドプリピットグループとを対にしてこの
対が同じシンクフレーム内でグルーブを介して互いに隣
り合うランド上に一つのシンクフレームおきに設置され
ている光ディスクを提供する。
補助情報を確実に検出する。 【解決手段】 ウォブル周期N(但し、Nは4以上の自
然数)と対応してランドプリピット配置用のN個のビッ
ト数を有し、補助情報を表すためのランドプリピットデ
ータ値を示す第1ランドプリピットグループと、ウォブ
ル周期Nと対応してランドプリピット配置用のN個のビ
ット数を有し、セクタの先頭位置情報を表すためのセク
タ同期データ値を示す第2ランドプリピットグループと
の2形態で構成され、且つ、第1ランドプリピットグル
ープと第2ランドプリピットグループとを対にしてこの
対が同じシンクフレーム内でグルーブを介して互いに隣
り合うランド上に一つのシンクフレームおきに設置され
ている光ディスクを提供する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ウォブル(蛇行)
したグルーブと、隣り合うグルーブ間に位置したランド
とを対にしたトラックが、ディスク基板上で最内周から
最外周に亘って螺旋状又は同心円状に形成され、且つ、
ランド上のグルーブに情報信号を記録及び/又は再生す
るための補助情報となるランドプリピットグループがウ
ォブル周期N(但し、Nは4以上の自然数)のシンクフ
レームに対応して予め形成されている光ディスク及びこ
の光ディスクからランドプリピットグループが示す補助
情報を確実に検出できる光ディスク装置に関するもので
ある。
したグルーブと、隣り合うグルーブ間に位置したランド
とを対にしたトラックが、ディスク基板上で最内周から
最外周に亘って螺旋状又は同心円状に形成され、且つ、
ランド上のグルーブに情報信号を記録及び/又は再生す
るための補助情報となるランドプリピットグループがウ
ォブル周期N(但し、Nは4以上の自然数)のシンクフ
レームに対応して予め形成されている光ディスク及びこ
の光ディスクからランドプリピットグループが示す補助
情報を確実に検出できる光ディスク装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般的に、DVD(Digital V
ersatile Disc)などの光ディスクは、映
像情報とか音声情報やコンピュータデータなどの情報信
号を円盤状のディスク基板上で螺旋状又は同心円状に形
成したトラックに高密度に記録及び/又は再生でき、し
かも所望のトラックを高速にアクセスできることから多
用されている。
ersatile Disc)などの光ディスクは、映
像情報とか音声情報やコンピュータデータなどの情報信
号を円盤状のディスク基板上で螺旋状又は同心円状に形
成したトラックに高密度に記録及び/又は再生でき、し
かも所望のトラックを高速にアクセスできることから多
用されている。
【0003】一方、情報信号をより一層高密度に記録及
び/又は再生できる光ディスク及び光ディスク装置が要
求され、この要求を満たすために各種の改善が行われて
おり、この一例として、光ディスク上でトラックのトラ
ックピッチなどを狭めて情報信号への高密度化を図る方
法が採用されている。これに伴って、狭いトラックピッ
チでもアドレス情報の読取りや光ディスクの回転制御を
正確に得るために、ウォブル(蛇行)したグルーブ
(溝)と、隣り合うグルーブ(溝)間に位置するランド
とを対にしたトラックが、ディスク基板上で最内周から
最外周に亘って螺旋状又は同心円状に形成され、且つ、
ランド上にはグルーブに情報信号を記録及び/又は再生
するための補助情報がランドプリピットとして予め形成
された光ディスク及びこの光ディスクを記録及び/又は
再生するための光ディスク記録再生装置が、例えば、特
開平9−326138号公報,特開平10−29392
6号公報などに開示されている。
び/又は再生できる光ディスク及び光ディスク装置が要
求され、この要求を満たすために各種の改善が行われて
おり、この一例として、光ディスク上でトラックのトラ
ックピッチなどを狭めて情報信号への高密度化を図る方
法が採用されている。これに伴って、狭いトラックピッ
チでもアドレス情報の読取りや光ディスクの回転制御を
正確に得るために、ウォブル(蛇行)したグルーブ
(溝)と、隣り合うグルーブ(溝)間に位置するランド
とを対にしたトラックが、ディスク基板上で最内周から
最外周に亘って螺旋状又は同心円状に形成され、且つ、
ランド上にはグルーブに情報信号を記録及び/又は再生
するための補助情報がランドプリピットとして予め形成
された光ディスク及びこの光ディスクを記録及び/又は
再生するための光ディスク記録再生装置が、例えば、特
開平9−326138号公報,特開平10−29392
6号公報などに開示されている。
【0004】図15は従来の光ディスクの一例を説明す
るための図、図16は従来の光ディスクの他例を説明す
るための図である。
るための図、図16は従来の光ディスクの他例を説明す
るための図である。
【0005】まず、上記した特開平9−326138号
公報に開示された光記録媒体及びその記録再生方法、記
録再生装置では、CLV(Constant Line
arVelocity…線速度一定)回転制御方式の光
ディスクを用いて情報信号の高密度記録再生を目的とし
ており、図15に示した如く、一例の光ディスク100
は、単一周波数でウォブルしたグルーブ101を有する
と共に、隣り合うグルーブ101間に位置するランド1
02上に所定間隔でランドプリピット(例えばアドレス
ピット)103が予め記録されている。
公報に開示された光記録媒体及びその記録再生方法、記
録再生装置では、CLV(Constant Line
arVelocity…線速度一定)回転制御方式の光
ディスクを用いて情報信号の高密度記録再生を目的とし
ており、図15に示した如く、一例の光ディスク100
は、単一周波数でウォブルしたグルーブ101を有する
と共に、隣り合うグルーブ101間に位置するランド1
02上に所定間隔でランドプリピット(例えばアドレス
ピット)103が予め記録されている。
【0006】また、上記した光ディスク100を記録再
生する記録再生方法及び記録再生装置では、光ディスク
100上の一つのグルーブ101とこの両側に隣接する
ランド102,102とにビームスポットBを照射して
グルーブ101から検出したウォブル信号により光ディ
スク100の回転制御を行うと共に、いずれか一方のラ
ンド102上のランドプリピット103から検出したラ
ンドプリピット信号により記録信号の光ディスク100
上での位置を検出している。
生する記録再生方法及び記録再生装置では、光ディスク
100上の一つのグルーブ101とこの両側に隣接する
ランド102,102とにビームスポットBを照射して
グルーブ101から検出したウォブル信号により光ディ
スク100の回転制御を行うと共に、いずれか一方のラ
ンド102上のランドプリピット103から検出したラ
ンドプリピット信号により記録信号の光ディスク100
上での位置を検出している。
【0007】次に、上記した特開平10−293926
号公報に開示された記録用クロック信号発生装置では、
光ディスクとしてCD−R(CD−Recordabl
e)に対して約7倍に記録容量を向上させたDVD−R
(DVD−Recordable)が適用され、ここで
も情報信号の高密度記録再生を目的としており、図16
に模式的に示した如く、他例の光ディスク200は、所
定の周波数成分のウォブル信号でウォブルしたグルーブ
トラック201と、隣り合うグルーブトラック201間
に形成したランドトラック202とが不図示のディスク
基板上に螺旋状又は同心円状に形成され、且つ、ランド
トラック202上にウォブル信号に対して所定の位相関
係を有するランドプリピット203が予め形成されてい
る。また、光ディスク200はDVD−Rに適用されて
いるために、情報信号を記録するグルーブトラック20
1が予め情報単位としてのシンクフレームごとに分割さ
れている。そして、26のシンクフレームにより一つの
レコーディングセクタが構成され、更に、16のレコー
ディングセクタにより一つのECC(ErrorCor
recting Code)ブロックが構成されてい
る。なお、一つのシンクフレームは、情報信号を記録す
る際の記録フォーマットにより規定されるピット間隔に
対応する単位長さ(以下、Tという。)の1488倍
(1488T)の長さを有しており、更に、一つのシン
クフレームの先頭の14Tの長さの部分はシンクフレー
ム毎の同期をとるための同期情報SYとして用いられて
いる。
号公報に開示された記録用クロック信号発生装置では、
光ディスクとしてCD−R(CD−Recordabl
e)に対して約7倍に記録容量を向上させたDVD−R
(DVD−Recordable)が適用され、ここで
も情報信号の高密度記録再生を目的としており、図16
に模式的に示した如く、他例の光ディスク200は、所
定の周波数成分のウォブル信号でウォブルしたグルーブ
トラック201と、隣り合うグルーブトラック201間
に形成したランドトラック202とが不図示のディスク
基板上に螺旋状又は同心円状に形成され、且つ、ランド
トラック202上にウォブル信号に対して所定の位相関
係を有するランドプリピット203が予め形成されてい
る。また、光ディスク200はDVD−Rに適用されて
いるために、情報信号を記録するグルーブトラック20
1が予め情報単位としてのシンクフレームごとに分割さ
れている。そして、26のシンクフレームにより一つの
レコーディングセクタが構成され、更に、16のレコー
ディングセクタにより一つのECC(ErrorCor
recting Code)ブロックが構成されてい
る。なお、一つのシンクフレームは、情報信号を記録す
る際の記録フォーマットにより規定されるピット間隔に
対応する単位長さ(以下、Tという。)の1488倍
(1488T)の長さを有しており、更に、一つのシン
クフレームの先頭の14Tの長さの部分はシンクフレー
ム毎の同期をとるための同期情報SYとして用いられて
いる。
【0008】一方、光ディスク(DVD−R)200の
ランドトラック202上に記録されるランドプリピット
203は、シンクフレーム毎に記録される。この際、夫
々のシンクフレームにおける同期情報SYが記録される
領域に隣接するランドトラック202上に、プリ情報に
おける同期信号を示すものとして必ず一つのランドプリ
ピット203が形成されていると共に、当該同期情報S
Y以外の当該シンクフレーム内の前半部分に隣接するラ
ンドトラック202上に、記録すべきプリ情報の内容を
示すものとして一つ又は二つのランドプリピット203
が形成されている(なお、同期情報SY以外の当該シン
クフレーム内の前半部分については、記録すべきプリ情
報の内容によってはランドプリピット203が形成され
ない場合もある。)。更に、一つのレコーディングセク
タにおいては、偶数番目のシンクフレーム(EVENフ
レーム)又は奇数番目のシンクフレーム(ODDフレー
ム)のいずれか一方のシンクフレームにランドプリピッ
ト203が形成されてプリ情報が記録すべき情報の内容
に対応して設定されている。
ランドトラック202上に記録されるランドプリピット
203は、シンクフレーム毎に記録される。この際、夫
々のシンクフレームにおける同期情報SYが記録される
領域に隣接するランドトラック202上に、プリ情報に
おける同期信号を示すものとして必ず一つのランドプリ
ピット203が形成されていると共に、当該同期情報S
Y以外の当該シンクフレーム内の前半部分に隣接するラ
ンドトラック202上に、記録すべきプリ情報の内容を
示すものとして一つ又は二つのランドプリピット203
が形成されている(なお、同期情報SY以外の当該シン
クフレーム内の前半部分については、記録すべきプリ情
報の内容によってはランドプリピット203が形成され
ない場合もある。)。更に、一つのレコーディングセク
タにおいては、偶数番目のシンクフレーム(EVENフ
レーム)又は奇数番目のシンクフレーム(ODDフレー
ム)のいずれか一方のシンクフレームにランドプリピッ
ト203が形成されてプリ情報が記録すべき情報の内容
に対応して設定されている。
【0009】そして、上記した記録用クロック信号発生
装置では、ウォブルしたグルーブトラック201から抽
出したウォブル信号の位相を担う信号と、ランドトラッ
ク202上のランドプリピット203から検出したラン
ドプリピット信号との位相を比較して位相差信号を出力
し、当該位相差信号に基づいてクロック信号の位相を調
整することで、光ディスク200の回転に高い精度で同
期した記録用クロック信号を生成することが可能となっ
ている。
装置では、ウォブルしたグルーブトラック201から抽
出したウォブル信号の位相を担う信号と、ランドトラッ
ク202上のランドプリピット203から検出したラン
ドプリピット信号との位相を比較して位相差信号を出力
し、当該位相差信号に基づいてクロック信号の位相を調
整することで、光ディスク200の回転に高い精度で同
期した記録用クロック信号を生成することが可能となっ
ている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来の光ディスク及び従来の光ディスクを適用する光ディ
スク記録再生装置では、情報信号への高密度化を図る際
に、光ディスク100,200上に形成したグルーブ1
01,201と、ランド102,202上に形成したラ
ンドトプリピット103,203とにより狭トラックピ
ッチ化に対応させているものの、光ディスク100,2
00上に形成したグルーブ101,201が単一周波数
又は所定の周波数でウォブルされているために、両光デ
ィスク100,200は共にCLV(線速度一定)で回
転制御されながら情報信号の記録再生を行うため、以下
の〜項に記載した問題点を有しており、これらの問
題点について図17を用いて説明する。
来の光ディスク及び従来の光ディスクを適用する光ディ
スク記録再生装置では、情報信号への高密度化を図る際
に、光ディスク100,200上に形成したグルーブ1
01,201と、ランド102,202上に形成したラ
ンドトプリピット103,203とにより狭トラックピ
ッチ化に対応させているものの、光ディスク100,2
00上に形成したグルーブ101,201が単一周波数
又は所定の周波数でウォブルされているために、両光デ
ィスク100,200は共にCLV(線速度一定)で回
転制御されながら情報信号の記録再生を行うため、以下
の〜項に記載した問題点を有しており、これらの問
題点について図17を用いて説明する。
【0011】図17は従来の光ディスクにおいて、
(a)はウォブルしたグルーブのウォブル位相が逆の位
相を持つ箇所を模式的に示し、(b)は一つのグルーブ
の両側に隣接するランド上に形成したランドプリピット
同士が重なり合う箇所を模式的に示した図である。
(a)はウォブルしたグルーブのウォブル位相が逆の位
相を持つ箇所を模式的に示し、(b)は一つのグルーブ
の両側に隣接するランド上に形成したランドプリピット
同士が重なり合う箇所を模式的に示した図である。
【0012】従来の問題点を項目順に説明すると、
.従来の光ディスク100,200は共にCLV(線
速度一定)で回転制御されているので、ディスク半径方
向に隣り合うグルーブのウォブル位相が逆位相になる箇
所が発生し、隣接トラックからのクロストークが大きく
なり、信号品質が劣化するために記録に使えない領域が
光ディスク面上に複数存在する。また、逆位相になるた
めにランドプリピット信号が、劣化する等の問題が生じ
る。
速度一定)で回転制御されているので、ディスク半径方
向に隣り合うグルーブのウォブル位相が逆位相になる箇
所が発生し、隣接トラックからのクロストークが大きく
なり、信号品質が劣化するために記録に使えない領域が
光ディスク面上に複数存在する。また、逆位相になるた
めにランドプリピット信号が、劣化する等の問題が生じ
る。
【0013】より具体的には、図17(a)に示した如
く、ディスク半径方向に隣り合う3本のグルーブ101
(201)のうち、中間のグルーブ101(201)と
図示上方のグールブ101(201)に形成されている
ウォブルの位相が、点線で囲んだように反転する場合も
起こり得る。このような場合、点線で囲んだ部位では隣
り合うグルーブ101(201)との距離が狭まる部分
で記録してある情報信号からのクロストークが大きくな
り、信号劣化からデータ誤りを生じたり、記録時に既に
記録してある隣接トラックの誤消去などが発生する。
く、ディスク半径方向に隣り合う3本のグルーブ101
(201)のうち、中間のグルーブ101(201)と
図示上方のグールブ101(201)に形成されている
ウォブルの位相が、点線で囲んだように反転する場合も
起こり得る。このような場合、点線で囲んだ部位では隣
り合うグルーブ101(201)との距離が狭まる部分
で記録してある情報信号からのクロストークが大きくな
り、信号劣化からデータ誤りを生じたり、記録時に既に
記録してある隣接トラックの誤消去などが発生する。
【0014】また、図17(b)に示した如く、ウォブ
ル位相が隣り合うグールブ101(201)間で徐々に
ずれていくに従って、一つのグールブ101(201)
の両側に隣接するランド102(202)上のランドプ
リピット103(203)の相対位置も変化し、一つの
グールブ101(201)の両側で点線で囲んだ部位の
ランドプリピット103(203)が互いに重なり合う
箇所が生じる。このように点線で囲んだ部位ではランド
プリピット103(203)から検出したランドプリピ
ット信号の出力が十分に得られず、ランドプリピット信
号の読み取りに影響が出てくる。
ル位相が隣り合うグールブ101(201)間で徐々に
ずれていくに従って、一つのグールブ101(201)
の両側に隣接するランド102(202)上のランドプ
リピット103(203)の相対位置も変化し、一つの
グールブ101(201)の両側で点線で囲んだ部位の
ランドプリピット103(203)が互いに重なり合う
箇所が生じる。このように点線で囲んだ部位ではランド
プリピット103(203)から検出したランドプリピ
ット信号の出力が十分に得られず、ランドプリピット信
号の読み取りに影響が出てくる。
【0015】このため、上記したように、隣り合うグル
ーブ101(201)間で、ウォブル位相が互いに逆に
なる部分については、ディジタル情報信号の記録を行わ
ないとか、ランドプリピット103(203)を記録し
ないなどの対策が必要であった。
ーブ101(201)間で、ウォブル位相が互いに逆に
なる部分については、ディジタル情報信号の記録を行わ
ないとか、ランドプリピット103(203)を記録し
ないなどの対策が必要であった。
【0016】.また、一つのグールブ101(20
1)の両側に隣接するランド102(202)上のラン
ドプリピット103(203)が互いに重なる箇所が生
じる場合には、この箇所で情報信号の再生ができないた
めに、ランドプリピット103(203)の位置を変え
るなどの処理が必要である。
1)の両側に隣接するランド102(202)上のラン
ドプリピット103(203)が互いに重なる箇所が生
じる場合には、この箇所で情報信号の再生ができないた
めに、ランドプリピット103(203)の位置を変え
るなどの処理が必要である。
【0017】.また、光ディスク100(200)の
半径方向に大きな距離のデータシークを行う場合、光デ
ィスク回転用のスピンドルモータの回転数がデータ記録
あるいは再生可能な範囲に落ち着くまで長時間を要する
ために、データシークに時間がかかる。
半径方向に大きな距離のデータシークを行う場合、光デ
ィスク回転用のスピンドルモータの回転数がデータ記録
あるいは再生可能な範囲に落ち着くまで長時間を要する
ために、データシークに時間がかかる。
【0018】.また、ランドプリピット103(20
3)で表現すべきデータを読み取る際に、ノイズ等によ
って本来ランドプリピット103(203)がないとこ
ろでランドプリピット信号が有りと検出される場合や、
グルーブ101(201)に記録された情報信号の影響
によって本来あるはずのランドプリピット103(20
3)が正しく検出できない場合に、ランドプリピット1
03(203)が示すデータ値を誤って検出する確率が
高く、その結果ランドプリピット103(203)が示
す補助情報を正しく検出できなくなる、という問題が生
じやすい。
3)で表現すべきデータを読み取る際に、ノイズ等によ
って本来ランドプリピット103(203)がないとこ
ろでランドプリピット信号が有りと検出される場合や、
グルーブ101(201)に記録された情報信号の影響
によって本来あるはずのランドプリピット103(20
3)が正しく検出できない場合に、ランドプリピット1
03(203)が示すデータ値を誤って検出する確率が
高く、その結果ランドプリピット103(203)が示
す補助情報を正しく検出できなくなる、という問題が生
じやすい。
【0019】そこで、上記した〜項に記載の問題点
を解決でき、とくに、ノイズや情報信号等の影響による
ランドプリピットデータの検出誤りを低減し、より正確
にランドプリピットが示す補助情報を検出することが可
能な光ディスク及び光ディスク装置が望まれている。
を解決でき、とくに、ノイズや情報信号等の影響による
ランドプリピットデータの検出誤りを低減し、より正確
にランドプリピットが示す補助情報を検出することが可
能な光ディスク及び光ディスク装置が望まれている。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題に鑑み
てなされたものであり、第1の発明は、正弦波状(又
は、余弦波状)にウォブル(蛇行)したグルーブと、隣
り合う前記グルーブ間に位置したランドとを対にしたト
ラックが、ディスク基板上で最内周から最外周に亘って
螺旋状又は同心円状に形成され、且つ、前記ランド上に
は前記グルーブに情報信号を記録及び/又は再生するた
めの補助情報がランドプリピットとして予め形成されて
いると共に、前記情報信号への記録領域が半径方向に複
数のゾーンに分割されて、各ゾーンごとに回転数が段階
的に略線速度一定に切り換えられ、更に、各ゾーン内で
は各ゾーンごとに設定された回転数で角速度一定に回転
制御される光ディスクであって、前記グルーブは前記各
ゾーン内でウォブルの位相が常に同位相に形成されてお
り、且つ、ウォブル周期N(但し、Nは4以上の自然
数)で一つのシンクフレームが構成されると共に、所定
数のシンクフレームでセクタが構成され、前記ウォブル
周期Nと対応してランドプリピット配置用のN個のビッ
ト数を有し、前記補助情報を表すためのランドプリピッ
トデータ値を示す第1ランドプリピットグループと、前
記ウォブル周期Nと対応してランドプリピット配置用の
N個のビット数を有し、前記セクタの先頭位置情報を表
すためのセクタ同期データ値を示す第2ランドプリピッ
トグループとの2形態で構成され、且つ、前記第1ラン
ドプリピットグループと前記第2ランドプリピットグル
ープとを対にしてこの対が同じシンクフレーム内で前記
グルーブを介して互いに隣り合うランド上に一つのシン
クフレームおきに設置され、且つ、前記同じシンクフレ
ーム内で前記第1ランドプリピットグループの各ランド
プリピットと前記第2ランドプリピットグループの各ラ
ンドプリピットとが前記グルーブのウォブルに対して位
相を違えてそれぞれ所定の位置に配置されていることを
特徴とする光ディスクである。
てなされたものであり、第1の発明は、正弦波状(又
は、余弦波状)にウォブル(蛇行)したグルーブと、隣
り合う前記グルーブ間に位置したランドとを対にしたト
ラックが、ディスク基板上で最内周から最外周に亘って
螺旋状又は同心円状に形成され、且つ、前記ランド上に
は前記グルーブに情報信号を記録及び/又は再生するた
めの補助情報がランドプリピットとして予め形成されて
いると共に、前記情報信号への記録領域が半径方向に複
数のゾーンに分割されて、各ゾーンごとに回転数が段階
的に略線速度一定に切り換えられ、更に、各ゾーン内で
は各ゾーンごとに設定された回転数で角速度一定に回転
制御される光ディスクであって、前記グルーブは前記各
ゾーン内でウォブルの位相が常に同位相に形成されてお
り、且つ、ウォブル周期N(但し、Nは4以上の自然
数)で一つのシンクフレームが構成されると共に、所定
数のシンクフレームでセクタが構成され、前記ウォブル
周期Nと対応してランドプリピット配置用のN個のビッ
ト数を有し、前記補助情報を表すためのランドプリピッ
トデータ値を示す第1ランドプリピットグループと、前
記ウォブル周期Nと対応してランドプリピット配置用の
N個のビット数を有し、前記セクタの先頭位置情報を表
すためのセクタ同期データ値を示す第2ランドプリピッ
トグループとの2形態で構成され、且つ、前記第1ラン
ドプリピットグループと前記第2ランドプリピットグル
ープとを対にしてこの対が同じシンクフレーム内で前記
グルーブを介して互いに隣り合うランド上に一つのシン
クフレームおきに設置され、且つ、前記同じシンクフレ
ーム内で前記第1ランドプリピットグループの各ランド
プリピットと前記第2ランドプリピットグループの各ラ
ンドプリピットとが前記グルーブのウォブルに対して位
相を違えてそれぞれ所定の位置に配置されていることを
特徴とする光ディスクである。
【0021】また、第2の発明は、上記した第1の発明
の光ディスクにおいて、前記第1ランドプリピットグル
ープがランドプリピットデータ値“1”を示す時には、
先頭ビット位置に前記シンクフレームに対して同期を取
るためのシンクプリピットが配置されると共に、前記シ
ンクプリピットを除いて(N−1)個の各ビット位置に
前記ランドプリピットが配置され、一方、前記第1ラン
ドプリピットグループがランドプリピットデータ値
“0”を示す時には、先頭ビット位置に前記シンクプリ
ピットのみが配置され、前記第2ランドプリピットグル
ープがセクタ同期データ値“1”を示す時には、先頭ビ
ット位置を除いて(N−1)個の各ビット位置に前記ラ
ンドプリピットが配置され、一方、前記第2ランドプリ
ピットグループがセクタ同期データ値“0”を示す時に
は、全てのビット位置に前記ランドプリピットが配置さ
れないことを特徴とする光ディスクである。
の光ディスクにおいて、前記第1ランドプリピットグル
ープがランドプリピットデータ値“1”を示す時には、
先頭ビット位置に前記シンクフレームに対して同期を取
るためのシンクプリピットが配置されると共に、前記シ
ンクプリピットを除いて(N−1)個の各ビット位置に
前記ランドプリピットが配置され、一方、前記第1ラン
ドプリピットグループがランドプリピットデータ値
“0”を示す時には、先頭ビット位置に前記シンクプリ
ピットのみが配置され、前記第2ランドプリピットグル
ープがセクタ同期データ値“1”を示す時には、先頭ビ
ット位置を除いて(N−1)個の各ビット位置に前記ラ
ンドプリピットが配置され、一方、前記第2ランドプリ
ピットグループがセクタ同期データ値“0”を示す時に
は、全てのビット位置に前記ランドプリピットが配置さ
れないことを特徴とする光ディスクである。
【0022】また、第3の発明は、上記した第1又は第
2の発明の光ディスクを用い、この光ディスク上の前記
トラックに光ピックアップから出射させたビームスポッ
トを照射して、前記トラックから反射された反射光を前
記光ピックアップ内のホト・ディテクタにより光電変換
して、前記トラックのウォブルと対応してウォブル信号
を検出すると共に、前記ランド上から前記第1,第2ラ
ンドプリピットグループの各ランドプリピット信号を検
出するように構成した光ディスク装置であって、前記ホ
ト・ディテクタを前記トラックに沿って外周側と内周側
とに2分し、外周側の光センサ出力と内周側の光センサ
出力との差分を演算してラジアルプッシュプル信号を出
力するラジアルプッシュプル信号生成回路と、前記ラジ
アルプッシュプル信号中から前記ウォブル信号を検出す
るウォブル信号検出回路と、前記ウォブル信号からウォ
ブルクロックを生成するウォブルクロック生成回路と、
前記ラジアルプッシュプル信号中から前記第1,第2ラ
ンドプリピットグループの各ランドプリピット信号を検
出するランドプリピット信号検出回路と、前記ウォブル
クロックと、前記第1,第2ランドプリピットグループ
の各ランドプリピット信号とに基づいて、前記第1ラン
ドプリピットグループが示す前記ランドプリピットデー
タ値及び前記第2ランドプリピットグループが示す前記
セクタ同期データ値を判定するランドプリピットデータ
検出回路とを備えたことを特徴とする光ディスク装置で
ある。
2の発明の光ディスクを用い、この光ディスク上の前記
トラックに光ピックアップから出射させたビームスポッ
トを照射して、前記トラックから反射された反射光を前
記光ピックアップ内のホト・ディテクタにより光電変換
して、前記トラックのウォブルと対応してウォブル信号
を検出すると共に、前記ランド上から前記第1,第2ラ
ンドプリピットグループの各ランドプリピット信号を検
出するように構成した光ディスク装置であって、前記ホ
ト・ディテクタを前記トラックに沿って外周側と内周側
とに2分し、外周側の光センサ出力と内周側の光センサ
出力との差分を演算してラジアルプッシュプル信号を出
力するラジアルプッシュプル信号生成回路と、前記ラジ
アルプッシュプル信号中から前記ウォブル信号を検出す
るウォブル信号検出回路と、前記ウォブル信号からウォ
ブルクロックを生成するウォブルクロック生成回路と、
前記ラジアルプッシュプル信号中から前記第1,第2ラ
ンドプリピットグループの各ランドプリピット信号を検
出するランドプリピット信号検出回路と、前記ウォブル
クロックと、前記第1,第2ランドプリピットグループ
の各ランドプリピット信号とに基づいて、前記第1ラン
ドプリピットグループが示す前記ランドプリピットデー
タ値及び前記第2ランドプリピットグループが示す前記
セクタ同期データ値を判定するランドプリピットデータ
検出回路とを備えたことを特徴とする光ディスク装置で
ある。
【0023】また、第4の発明は、上記した第3の発明
の光ディス装置において、前記ランドプリピットデータ
検出回路は、前記第1ランドプリピットグループに対し
て前記シンクプリピットを除いてランドプリピット数が
(N−1)/2個以上且つ(N−1)個以下の場合にラ
ンドプリピットデータ値が“1”であると判定し、一
方、前記シンクプリピットを除いてランドプリピット数
が(N−1)/2個未満の場合にランドプリピットデー
タ値が“0”であると判定すると共に、前記第2ランド
プリピットグループに対して先頭ビット位置を除いてラ
ンドプリピット数が(N−1)/2個以上且つ(N−
1)個以下の場合にセクタ同期データ値が“1”である
と判定し、一方、先頭ビット位置を除いてランドプリピ
ット数が(N−1)/2個未満の場合にセクタ同期デー
タ値が“0”であると判定することを特徴とする光ディ
スク装置である。
の光ディス装置において、前記ランドプリピットデータ
検出回路は、前記第1ランドプリピットグループに対し
て前記シンクプリピットを除いてランドプリピット数が
(N−1)/2個以上且つ(N−1)個以下の場合にラ
ンドプリピットデータ値が“1”であると判定し、一
方、前記シンクプリピットを除いてランドプリピット数
が(N−1)/2個未満の場合にランドプリピットデー
タ値が“0”であると判定すると共に、前記第2ランド
プリピットグループに対して先頭ビット位置を除いてラ
ンドプリピット数が(N−1)/2個以上且つ(N−
1)個以下の場合にセクタ同期データ値が“1”である
と判定し、一方、先頭ビット位置を除いてランドプリピ
ット数が(N−1)/2個未満の場合にセクタ同期デー
タ値が“0”であると判定することを特徴とする光ディ
スク装置である。
【0024】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係る光ディスク及
び光ディスク装置の一実施例を図1乃至図14を参照し
て<光ディスク>,<光ディスク装置>の順に詳細に説
明する。
び光ディスク装置の一実施例を図1乃至図14を参照し
て<光ディスク>,<光ディスク装置>の順に詳細に説
明する。
【0025】<光ディスク>図1は本発明に係る光ディ
スクを説明するための斜視図、図2は本発明に係る光デ
ィスクにおいて、ゾーンの構成を示した平面図である。
スクを説明するための斜視図、図2は本発明に係る光デ
ィスクにおいて、ゾーンの構成を示した平面図である。
【0026】図1に示した如く、本発明に係る光ディス
ク1は、厚さが例えば略0.6mm程度の透明なディス
ク基板2を円盤状に形成し、このディスク基板2の一方
の面側に正弦波状(又は、余弦波状)にウォブル(蛇
行)したグルーブ3と、隣り合うグルーブ3間に位置す
るランド4とを対にしたトラックが、ディスク基板2上
で最内周から最外周に亘って螺旋状又は同心円状に形成
され、且つ、ランド4上にはグルーブ3に情報信号を記
録及び/又は再生するための補助情報がランドプリピッ
ト5として予め形成されている。
ク1は、厚さが例えば略0.6mm程度の透明なディス
ク基板2を円盤状に形成し、このディスク基板2の一方
の面側に正弦波状(又は、余弦波状)にウォブル(蛇
行)したグルーブ3と、隣り合うグルーブ3間に位置す
るランド4とを対にしたトラックが、ディスク基板2上
で最内周から最外周に亘って螺旋状又は同心円状に形成
され、且つ、ランド4上にはグルーブ3に情報信号を記
録及び/又は再生するための補助情報がランドプリピッ
ト5として予め形成されている。
【0027】尚、グルーブ3及びランド4の形状は、一
般的にグルーブ3が凹状に形成され、ランド4は凸状に
形成されているものの、ビームスポットBを照射する面
が反転すれば両者の凹凸関係が逆転するために、グルー
ブ3及びランド4の凹凸形状は、いずれか一方を凹状に
形成し、他方を凸状に形成すれば良いものである。
般的にグルーブ3が凹状に形成され、ランド4は凸状に
形成されているものの、ビームスポットBを照射する面
が反転すれば両者の凹凸関係が逆転するために、グルー
ブ3及びランド4の凹凸形状は、いずれか一方を凹状に
形成し、他方を凸状に形成すれば良いものである。
【0028】この際、グルーブ3は情報信号を記録する
ための記録用トラックとなっており、一方、ランド4上
に形成したランドプリピット5は情報信号の補助情報と
してアドレス情報,訂正用パリティなどが凹状(又は凸
状)形態で予め記録されている。
ための記録用トラックとなっており、一方、ランド4上
に形成したランドプリピット5は情報信号の補助情報と
してアドレス情報,訂正用パリティなどが凹状(又は凸
状)形態で予め記録されている。
【0029】また、グルーブ3及びランド4上には、相
変化材料を用いた相変化記録層6と、Al(アルミニュ
ウム),Au(金)などを用いた金属反射層7と、保護
層8とが順次形成され、更に、保護層8側に厚さが略
0.6mm程度の補強基板9を接着材を用いて貼り合わ
せて、合計厚さが1.2mmの光ディスク1が形成され
ている。
変化材料を用いた相変化記録層6と、Al(アルミニュ
ウム),Au(金)などを用いた金属反射層7と、保護
層8とが順次形成され、更に、保護層8側に厚さが略
0.6mm程度の補強基板9を接着材を用いて貼り合わ
せて、合計厚さが1.2mmの光ディスク1が形成され
ている。
【0030】従って、グルーブ3上に成膜した相変化記
録層6により情報信号の重ね書き,情報信号の追記が可
能となり、DVD−RW(DVD−Rewriteab
le)などに適用可能に構成されている。
録層6により情報信号の重ね書き,情報信号の追記が可
能となり、DVD−RW(DVD−Rewriteab
le)などに適用可能に構成されている。
【0031】そして、透明なディスク基板2の他方の面
側から一つのグルーブ3と、このグルーブ3の両側に隣
接するランド4,4とにビームスポットBを照射して、
ビームスポットBがディスク基板2,相変化記録層6を
通って金属反射層7で反射された戻りの反射光を、後述
する光ディスク装置10(図6)内に設けた4分割型の
ホト・ディテクタ16g(図8,図9)を用いてラジア
ルプッシュプル法により検出している。
側から一つのグルーブ3と、このグルーブ3の両側に隣
接するランド4,4とにビームスポットBを照射して、
ビームスポットBがディスク基板2,相変化記録層6を
通って金属反射層7で反射された戻りの反射光を、後述
する光ディスク装置10(図6)内に設けた4分割型の
ホト・ディテクタ16g(図8,図9)を用いてラジア
ルプッシュプル法により検出している。
【0032】尚、光ディスク1へのさらなる記録密度の
向上のために情報信号読取り側に位置するディスク基板
の厚みを薄くする必要が生じた場合には、図示を省略す
るものの、厚さが0.5mm〜1.1mm程度の厚いデ
ィスク基板にグルーブとランドプリピットを有するラン
ドとを対にしたトラックを螺旋状又は同心円状に形成
し、これらのグルーブ及びランド上に金属反射層,相変
化記録層を順に成膜した後、相変化記録層側に厚さが
0.1mm〜0.2mm程度の薄い透明フィルムを透明
接着材で接着し、この薄い透明フィルム側からビームス
ポットを照射するように光ディスクを形成する方法もあ
る。
向上のために情報信号読取り側に位置するディスク基板
の厚みを薄くする必要が生じた場合には、図示を省略す
るものの、厚さが0.5mm〜1.1mm程度の厚いデ
ィスク基板にグルーブとランドプリピットを有するラン
ドとを対にしたトラックを螺旋状又は同心円状に形成
し、これらのグルーブ及びランド上に金属反射層,相変
化記録層を順に成膜した後、相変化記録層側に厚さが
0.1mm〜0.2mm程度の薄い透明フィルムを透明
接着材で接着し、この薄い透明フィルム側からビームス
ポットを照射するように光ディスクを形成する方法もあ
る。
【0033】また、図2に示した如く、本発明に係る光
ディスク1は、情報信号を記録するグルーブ3の記録領
域が光ディスク1の半径方向に沿ってディスク基板2の
中心孔2aを中心として同心円状に複数のゾーンに分割
されている。この際、一例として、光ディスク1の直径
を12cmに形成し、且つ、記録領域をゾーン0からゾ
ーンZ−1までZ個に分割した場合にゾーン数Zは例え
ば83であり、且つ、各ゾーン内は例えば1024本の
トラックで構成されている。
ディスク1は、情報信号を記録するグルーブ3の記録領
域が光ディスク1の半径方向に沿ってディスク基板2の
中心孔2aを中心として同心円状に複数のゾーンに分割
されている。この際、一例として、光ディスク1の直径
を12cmに形成し、且つ、記録領域をゾーン0からゾ
ーンZ−1までZ個に分割した場合にゾーン数Zは例え
ば83であり、且つ、各ゾーン内は例えば1024本の
トラックで構成されている。
【0034】また、光ディスク1への回転制御方式は、
ゾーン0からゾーンZ−1まで各ゾーンごとに光ディス
ク1の回転数を順次段階的に切り換えて略線速度一定に
回転制御されるZCLV(Zone Constant
Linear Velocity)方式が採用される
と共に、各ゾーン内はZCLVにより各ゾーンごとに設
定された一定の回転数で常に角速度一定に回転制御され
るZCAV(ZoneConstant Angula
r Velocity)方式が採用されている。
ゾーン0からゾーンZ−1まで各ゾーンごとに光ディス
ク1の回転数を順次段階的に切り換えて略線速度一定に
回転制御されるZCLV(Zone Constant
Linear Velocity)方式が採用される
と共に、各ゾーン内はZCLVにより各ゾーンごとに設
定された一定の回転数で常に角速度一定に回転制御され
るZCAV(ZoneConstant Angula
r Velocity)方式が採用されている。
【0035】更に、各ゾーン内ではZCAV方式により
一定の回転数で回転することで、各ゾーン内で1024
本のグルーブ3はウォブルの位相が全て同一の位相に形
成されているので、各ゾーン内で隣り合うグルーブ3が
互いに逆位相なるなどの現象が生じないため、グルーブ
3の間隔が狭くなることにより生じる隣接トラックから
のクロストークも発生しない。
一定の回転数で回転することで、各ゾーン内で1024
本のグルーブ3はウォブルの位相が全て同一の位相に形
成されているので、各ゾーン内で隣り合うグルーブ3が
互いに逆位相なるなどの現象が生じないため、グルーブ
3の間隔が狭くなることにより生じる隣接トラックから
のクロストークも発生しない。
【0036】次に、光ディスク1上で適宜な一つのゾー
ン内において、ランド4上に形成した第1,第2ランド
プリピットグループ(第1,第2LPPG)の各ランド
プリピット5を中心に図3乃至図5を用いて説明する。
ン内において、ランド4上に形成した第1,第2ランド
プリピットグループ(第1,第2LPPG)の各ランド
プリピット5を中心に図3乃至図5を用いて説明する。
【0037】図3は本発明に係る光ディスクにおいて、
隣り合うグルーブ間に形成したランド上の第1,第2ラ
ンドプリピットグループを模式的に示した図、図4は本
発明に係る光ディスクにおいて、第1,第2ランドプリ
ピットグループによるセクタ構成を模式的に示した図、
図5は本発明に係る光ディスクにおいて、ランドプリピ
ットデータブロックのフォーマットを示した図である。
隣り合うグルーブ間に形成したランド上の第1,第2ラ
ンドプリピットグループを模式的に示した図、図4は本
発明に係る光ディスクにおいて、第1,第2ランドプリ
ピットグループによるセクタ構成を模式的に示した図、
図5は本発明に係る光ディスクにおいて、ランドプリピ
ットデータブロックのフォーマットを示した図である。
【0038】図3に示した如く、光ディスク1上で適宜
な一つのゾーン内では、隣接するグルーブ3−,3−
,3−,……が全て同一の位相でディスク円周方向
に沿って正弦波状(又は、余弦波状)にウォブルされて
いる。
な一つのゾーン内では、隣接するグルーブ3−,3−
,3−,……が全て同一の位相でディスク円周方向
に沿って正弦波状(又は、余弦波状)にウォブルされて
いる。
【0039】また、グルーブ3のウォブル周期N(但
し、Nは4以上の自然数とする)を単位として一つのシ
ンクフレームを構成している。
し、Nは4以上の自然数とする)を単位として一つのシ
ンクフレームを構成している。
【0040】また、グルーブ3上に情報信号を記録した
り、記録済みの情報信号を再生する際に、情報信号単位
をセクタとすると、一つのセクタは、図4に示したよう
に、26個のシンクフレーム(シンクフレームS0〜シ
ンクフレームS25)で構成され、更に、図5に示した
ように、32個のセクタにより一つのECC(Erro
r Correcting Code)ブロックが構成
されている。
り、記録済みの情報信号を再生する際に、情報信号単位
をセクタとすると、一つのセクタは、図4に示したよう
に、26個のシンクフレーム(シンクフレームS0〜シ
ンクフレームS25)で構成され、更に、図5に示した
ように、32個のセクタにより一つのECC(Erro
r Correcting Code)ブロックが構成
されている。
【0041】再び図3に戻り、ランド4上に形成したラ
ンドプリピット5は、隣り合うグルーブ3−と3−
,3−と3−3に連接して形成されている。
ンドプリピット5は、隣り合うグルーブ3−と3−
,3−と3−3に連接して形成されている。
【0042】上記ランドプリピット5は、ランド4上で
シンクフレーム単位で形成される第1ランドプリピット
グループ(第1LPPG)と、ランド4上でシンクフレ
ーム単位で形成される第2ランドプリピットグループ
(第1LPPG)との2形態で構成されている。
シンクフレーム単位で形成される第1ランドプリピット
グループ(第1LPPG)と、ランド4上でシンクフレ
ーム単位で形成される第2ランドプリピットグループ
(第1LPPG)との2形態で構成されている。
【0043】そして、第1ランドプリピットグループ
(第1LPPG)は、ウォブル周期Nと対応してランド
プリピット配置用のN個のビット数を有し、且つ、光デ
ィスク1上でグルーブ3に情報信号を記録及び/又は再
生するためのゾーンアドレスやECCアドレス等を含む
補助情報を表すためのランドプリピットデータ値を示す
ものであり、図示上で例えば、ランドプリピットグルー
プA1,ランドプリピットグループA2,ランドプリピ
ットグループA3が第1ランドプリピットグループに属
している。
(第1LPPG)は、ウォブル周期Nと対応してランド
プリピット配置用のN個のビット数を有し、且つ、光デ
ィスク1上でグルーブ3に情報信号を記録及び/又は再
生するためのゾーンアドレスやECCアドレス等を含む
補助情報を表すためのランドプリピットデータ値を示す
ものであり、図示上で例えば、ランドプリピットグルー
プA1,ランドプリピットグループA2,ランドプリピ
ットグループA3が第1ランドプリピットグループに属
している。
【0044】一方、第2ランドプリピットグループ(第
2LPPG)は、ウォブル周期Nと対応してランドプリ
ピット配置用のN個のビット数を有し、且つ、26個の
シンクフレームで構成されるセクタの先頭位置情報を表
すためのセクタ同期データ値を示すものであり、図示上
で例えば、ランドプリピットグループB1,ランドプリ
ピットグループB2,ランドプリピットグループB3が
第2ランドプリピットグループに属している。
2LPPG)は、ウォブル周期Nと対応してランドプリ
ピット配置用のN個のビット数を有し、且つ、26個の
シンクフレームで構成されるセクタの先頭位置情報を表
すためのセクタ同期データ値を示すものであり、図示上
で例えば、ランドプリピットグループB1,ランドプリ
ピットグループB2,ランドプリピットグループB3が
第2ランドプリピットグループに属している。
【0045】また、第1ランドプリピットグループと第
2ランドプリピットグループとを対にして、この対が同
じシンクフレーム内でグルーブ3を介して互いに隣り合
うランド4,4上に一つのシンクフレームおきに設置さ
れ、且つ、同じシンクフレーム内で第1ランドプリピッ
トグループ(第1LPPG)の各ランドプリピット5と
第2ランドプリピットグループ(第2LPPG)の各ラ
ンドプリピット5とがグルーブ3のウォブルに対して位
相を違えてそれぞれウォブルの位相の所定の位置に配置
されている。
2ランドプリピットグループとを対にして、この対が同
じシンクフレーム内でグルーブ3を介して互いに隣り合
うランド4,4上に一つのシンクフレームおきに設置さ
れ、且つ、同じシンクフレーム内で第1ランドプリピッ
トグループ(第1LPPG)の各ランドプリピット5と
第2ランドプリピットグループ(第2LPPG)の各ラ
ンドプリピット5とがグルーブ3のウォブルに対して位
相を違えてそれぞれウォブルの位相の所定の位置に配置
されている。
【0046】具体的には、第1ランドプリピットグルー
プ(第1LPPG)の各ランドプリピット5は、一つの
グルーブ3のウォブル波形の山の略ピーク位置に連接し
て配置され、一方、第2ランドプリピットグループ(第
2LPPG)の各ランドプリピット5は、上記と同じグ
ルーブ3のウォブル波形の谷の略ピーク位置に連接して
配置されているので、両者は同じ一つのグルーブ3のウ
ォブルに対して互いに略180°位相を違えて配置され
ている。従って、第1ランドプリピットグループ(第1
LPPG)と、第2ランドプリピットグループ(第2L
PPG)とは、同じ一つのシンクフレーム内で(A1,
B1)の如くに対をなし、また、他の一つのシンクフレ
ーム内でも(A3,B3)の如くに対をなして光ディス
ク1の円周方向に沿って一つおきのシンクフレームに配
置されている。
プ(第1LPPG)の各ランドプリピット5は、一つの
グルーブ3のウォブル波形の山の略ピーク位置に連接し
て配置され、一方、第2ランドプリピットグループ(第
2LPPG)の各ランドプリピット5は、上記と同じグ
ルーブ3のウォブル波形の谷の略ピーク位置に連接して
配置されているので、両者は同じ一つのグルーブ3のウ
ォブルに対して互いに略180°位相を違えて配置され
ている。従って、第1ランドプリピットグループ(第1
LPPG)と、第2ランドプリピットグループ(第2L
PPG)とは、同じ一つのシンクフレーム内で(A1,
B1)の如くに対をなし、また、他の一つのシンクフレ
ーム内でも(A3,B3)の如くに対をなして光ディス
ク1の円周方向に沿って一つおきのシンクフレームに配
置されている。
【0047】更に、同じランド4,4上で一つおきのシ
ンクフレーム間のシンクフレームには、この前後のシン
クフレームの第1,第2ランドプリピットグループに対
して極性を反転させて第1,第2ランドプリピットグル
ープが配置されている。
ンクフレーム間のシンクフレームには、この前後のシン
クフレームの第1,第2ランドプリピットグループに対
して極性を反転させて第1,第2ランドプリピットグル
ープが配置されている。
【0048】即ち、シンクフレームS1内ではランド4
−上に形成した第1ランドプリピットグループのラン
ドプリピットグループA1と、ランド4−上に形成し
た第2ランドプリピットグループのランドプリピットグ
ループB1との対でグルーブ3−への補助情報を検出
するように対応しており、また、シンクフレームS2内
ではランド4−上に形成した第2ランドプリピットグ
ループのランドプリピットグループB2が図示しない上
方のグルーブ3に対応し、且つ、ランド4−上に形成
した第1ランドプリピットグループのランドプリピット
グループA2が図示しない下方のグルーブ3に対応し、
更に、シンクフレームS3内ではランド4−上に形成
した第1ランドプリピットグループのランドプリピット
グループA3と、ランド4−上に形成した第2ランド
プリピットグループのランドプリピットグループB3と
の対でグルーブ3−への補助情報を検出するように対
応している。
−上に形成した第1ランドプリピットグループのラン
ドプリピットグループA1と、ランド4−上に形成し
た第2ランドプリピットグループのランドプリピットグ
ループB1との対でグルーブ3−への補助情報を検出
するように対応しており、また、シンクフレームS2内
ではランド4−上に形成した第2ランドプリピットグ
ループのランドプリピットグループB2が図示しない上
方のグルーブ3に対応し、且つ、ランド4−上に形成
した第1ランドプリピットグループのランドプリピット
グループA2が図示しない下方のグルーブ3に対応し、
更に、シンクフレームS3内ではランド4−上に形成
した第1ランドプリピットグループのランドプリピット
グループA3と、ランド4−上に形成した第2ランド
プリピットグループのランドプリピットグループB3と
の対でグルーブ3−への補助情報を検出するように対
応している。
【0049】また、上記した第1ランドプリピットグル
ープ(第1LPPG)A1〜A3は、共通して先頭ビッ
ト位置にシンクフレームに対して同期を取るためのシン
クプリピット5aが必ず付与されている。
ープ(第1LPPG)A1〜A3は、共通して先頭ビッ
ト位置にシンクフレームに対して同期を取るためのシン
クプリピット5aが必ず付与されている。
【0050】そして、第1ランドプリピットグループ
(第1LPPG)がランドプリピットデータ値“1”を
示す時には、ランドプリピットグループA1のようにシ
ンクフレーム内の先頭ビット位置にシンクプリピット5
aが配置されると共に、シンクプリピット5aを除いて
(N−1)個の各ビット位置全てにランドプリピット5
が配置され、一方、第1ランドプリピットグループ(第
1LPPG)がランドプリピットデータ値“0”を示す
時には、ランドプリピットグループA3のようにシンク
フレーム内の先頭ビット位置のみにシンクプリピット5
aが配置されている。
(第1LPPG)がランドプリピットデータ値“1”を
示す時には、ランドプリピットグループA1のようにシ
ンクフレーム内の先頭ビット位置にシンクプリピット5
aが配置されると共に、シンクプリピット5aを除いて
(N−1)個の各ビット位置全てにランドプリピット5
が配置され、一方、第1ランドプリピットグループ(第
1LPPG)がランドプリピットデータ値“0”を示す
時には、ランドプリピットグループA3のようにシンク
フレーム内の先頭ビット位置のみにシンクプリピット5
aが配置されている。
【0051】この際、ウォブル周期Nのシンクフレーム
において、例えばN=6に設定した場合に、ランドプリ
ピットデータ値“1”を示すランドプリピットグループ
A1は(1,1,1,1,1,1)のビット配列とな
り、一方、ランドプリピットデータ値“0”を示すラン
ドプリピットグループA3は(1,0,0,0,0,
0)のビット配列となる。
において、例えばN=6に設定した場合に、ランドプリ
ピットデータ値“1”を示すランドプリピットグループ
A1は(1,1,1,1,1,1)のビット配列とな
り、一方、ランドプリピットデータ値“0”を示すラン
ドプリピットグループA3は(1,0,0,0,0,
0)のビット配列となる。
【0052】また、上記した第2ランドプリピットグル
ープ(第2LPPG)B1〜B3は、共通して先頭ビッ
ト位置にシンクプリピット5aが配置されていない。そ
して、第2ランドプリピットグループ(第2LPPG)
がセクタの先頭位置に位置してセクタ同期データ値
“1”を示す時には、ランドプリピットグループB1の
ようにシンクフレーム内の先頭ビット位置を除いて(N
−1)個の各ビット位置全てにランドプリピット5が配
置され、一方、第2ランドプリピットグループ(第2L
PPG)がセクタの先頭位置以外に位置してセクタ同期
データ値“0”を示す時には、ランドプリピットグルー
プB3のようにシンクフレーム内の全てのビット位置に
ランドプリピット5が配置されていない。
ープ(第2LPPG)B1〜B3は、共通して先頭ビッ
ト位置にシンクプリピット5aが配置されていない。そ
して、第2ランドプリピットグループ(第2LPPG)
がセクタの先頭位置に位置してセクタ同期データ値
“1”を示す時には、ランドプリピットグループB1の
ようにシンクフレーム内の先頭ビット位置を除いて(N
−1)個の各ビット位置全てにランドプリピット5が配
置され、一方、第2ランドプリピットグループ(第2L
PPG)がセクタの先頭位置以外に位置してセクタ同期
データ値“0”を示す時には、ランドプリピットグルー
プB3のようにシンクフレーム内の全てのビット位置に
ランドプリピット5が配置されていない。
【0053】この際、ウォブル周期Nのシンクフレーム
において、例えばN=6に設定した場合に、セクタ同期
データ値“1”を示すランドプリピットグループB1は
(0,1,1,1,1,1)のビット配列となり、一
方、セクタ同期データ値“0”を示すランドプリピット
グループB3は(0,0,0,0,0,0)のビット配
列となる。
において、例えばN=6に設定した場合に、セクタ同期
データ値“1”を示すランドプリピットグループB1は
(0,1,1,1,1,1)のビット配列となり、一
方、セクタ同期データ値“0”を示すランドプリピット
グループB3は(0,0,0,0,0,0)のビット配
列となる。
【0054】尚、上記した第2ランドプリピットグルー
プ(第2LPPG)にはシンクフレームを識別するため
のシンクプリピット5aが配置されていないが、本発明
では半径方向に隣接するシンクフレームは円周方向に対
し常に同じ位相で区切られているため、この第2ランド
プリピットグループ(第2LPPG)と対をなす第1ラ
ンドプリピットグループ(第1LPPG)中の先頭ビッ
ト位置に配置したシンクプリピット5aによってシンク
フレームを識別すれば、第2ランドプリピットグループ
が配置されたシンクフレームも識別可能であるので、特
に問題はない。但し、第2ランドプリピットグループに
もシンクプリピット5aを配置するようにしても良く、
この場合にはグルーブ3のウォブル波形の山の略ピーク
位置にある第1ランドプリピットグループと、グルーブ
3のウォブル波形の谷の略ピーク位置にある第2ランド
プリピットグループとで極性を検出すればシンクフレー
ムの識別精度を上げることが可能である。
プ(第2LPPG)にはシンクフレームを識別するため
のシンクプリピット5aが配置されていないが、本発明
では半径方向に隣接するシンクフレームは円周方向に対
し常に同じ位相で区切られているため、この第2ランド
プリピットグループ(第2LPPG)と対をなす第1ラ
ンドプリピットグループ(第1LPPG)中の先頭ビッ
ト位置に配置したシンクプリピット5aによってシンク
フレームを識別すれば、第2ランドプリピットグループ
が配置されたシンクフレームも識別可能であるので、特
に問題はない。但し、第2ランドプリピットグループに
もシンクプリピット5aを配置するようにしても良く、
この場合にはグルーブ3のウォブル波形の山の略ピーク
位置にある第1ランドプリピットグループと、グルーブ
3のウォブル波形の谷の略ピーク位置にある第2ランド
プリピットグループとで極性を検出すればシンクフレー
ムの識別精度を上げることが可能である。
【0055】上述のようにして、第1プリピットグルー
プ(第1LPPG)は一つおきのシンクフレームに配置
されるので、26個のシンクフレームから一つのセクタ
を構成した時に1セクタあたりに配置される第1ランド
プリピットグループの数は13となる。また、第1ラン
ドプリピットグループはそれぞれランドプリピットデー
タ値を示すので、1セクタあたりのデータは13ビット
となる。更に、1ECCブロックを32セクタで構成し
た場合に、32セクタ×13ビットのブロックデータに
よって、図5に示すLand Pre−Pit Dat
a Blockのフォーマット例のようにゾーンアドレ
スやECCブロックアドレス等の補助情報が表される。
プ(第1LPPG)は一つおきのシンクフレームに配置
されるので、26個のシンクフレームから一つのセクタ
を構成した時に1セクタあたりに配置される第1ランド
プリピットグループの数は13となる。また、第1ラン
ドプリピットグループはそれぞれランドプリピットデー
タ値を示すので、1セクタあたりのデータは13ビット
となる。更に、1ECCブロックを32セクタで構成し
た場合に、32セクタ×13ビットのブロックデータに
よって、図5に示すLand Pre−Pit Dat
a Blockのフォーマット例のようにゾーンアドレ
スやECCブロックアドレス等の補助情報が表される。
【0056】なお、上述のセクタ構成やブロックデータ
フォーマットは一例であり、他のセクタ構成やブロック
データフォーマットであっても構わない。
フォーマットは一例であり、他のセクタ構成やブロック
データフォーマットであっても構わない。
【0057】そして、本発明に係る光ディスク1では、
ウォブル周期N(但し、Nは4以上の自然数)のシンク
フレーム内での全てのランドプリピット配列でランドプ
リピットデータ値やセクタ同期データ値を表すのではな
く、第1,第2ランドプリピットグルーブ(第1,第2
LPPG)中の先頭ビット位置にシンクプリピット5a
が有るか否か、及び、第1,第2ランドプリピットグル
ーブの極性,位相で両ランドプリピットグルーブの識別
が可能となり、且つ、第1ランドプリピットグループ
(第1LPPG)でランドプリピットデータ値を表すよ
うにし、且つ、第2ランドプリピットグループ(第2L
PPG)でセクタ同期データ値を表すようにしているた
め、本発明に係る光ディスク1を後述する本発明に係る
光ディスク装置10(図6)に適用した際に、光ディス
ク装置10内で第1ランドプリピットグループ(第1L
PPG)が示すランドプリピットデータ値を確実に検出
でき、更に、第2ランドプリピットグループ(第2LP
PG)が示すセクタ同期データ値を確実に検出すること
ができる。
ウォブル周期N(但し、Nは4以上の自然数)のシンク
フレーム内での全てのランドプリピット配列でランドプ
リピットデータ値やセクタ同期データ値を表すのではな
く、第1,第2ランドプリピットグルーブ(第1,第2
LPPG)中の先頭ビット位置にシンクプリピット5a
が有るか否か、及び、第1,第2ランドプリピットグル
ーブの極性,位相で両ランドプリピットグルーブの識別
が可能となり、且つ、第1ランドプリピットグループ
(第1LPPG)でランドプリピットデータ値を表すよ
うにし、且つ、第2ランドプリピットグループ(第2L
PPG)でセクタ同期データ値を表すようにしているた
め、本発明に係る光ディスク1を後述する本発明に係る
光ディスク装置10(図6)に適用した際に、光ディス
ク装置10内で第1ランドプリピットグループ(第1L
PPG)が示すランドプリピットデータ値を確実に検出
でき、更に、第2ランドプリピットグループ(第2LP
PG)が示すセクタ同期データ値を確実に検出すること
ができる。
【0058】<光ディスク装置>図6は本発明に係る光
ディスク装置を示したブロック図、図7は図6に示した
ランドプリピットデータ検出回路内を拡大して示したブ
ロック図、図8は本発明に係る光ディスク装置内の光ピ
ックアップを拡大して示した図、図9は図8に示した光
ピックアップ内のホト・ディテクタを拡大して示した
図、図10は本発明に係る光ディスク装置において、各
回路からの出力信号の波形を示した波形図である。
ディスク装置を示したブロック図、図7は図6に示した
ランドプリピットデータ検出回路内を拡大して示したブ
ロック図、図8は本発明に係る光ディスク装置内の光ピ
ックアップを拡大して示した図、図9は図8に示した光
ピックアップ内のホト・ディテクタを拡大して示した
図、図10は本発明に係る光ディスク装置において、各
回路からの出力信号の波形を示した波形図である。
【0059】図6に示した本発明に係る光ディスク装置
10は、先に説明した本発明に係る光ディスク1を用い
て情報信号を記録及び/又は再生可能に構成されてい
る。
10は、先に説明した本発明に係る光ディスク1を用い
て情報信号を記録及び/又は再生可能に構成されてい
る。
【0060】上記した光ディスク装置10では、モータ
駆動回路11からのモータ駆動信号11aによってスピ
ンドルモータ12を介してモータ軸に固着したターンテ
ーブル13上の光ディスク1を回転させている。この
際、モータ駆動回路11は、前述したように、光ディス
ク1内の各ゾーンごとにZCLVにより光ディスク1の
回転数を順次段階的に切り換えて略線速度一定に回転制
御すると共に、各ゾーン内ではZCAVにより各ゾーン
に対応して設定された回転数で角速度一定に回転制御し
ている。
駆動回路11からのモータ駆動信号11aによってスピ
ンドルモータ12を介してモータ軸に固着したターンテ
ーブル13上の光ディスク1を回転させている。この
際、モータ駆動回路11は、前述したように、光ディス
ク1内の各ゾーンごとにZCLVにより光ディスク1の
回転数を順次段階的に切り換えて略線速度一定に回転制
御すると共に、各ゾーン内ではZCAVにより各ゾーン
に対応して設定された回転数で角速度一定に回転制御し
ている。
【0061】また、光ディスク1と対向して光ピックア
ップ16が光ディスク1の半径方向に移動自在に設けら
れている。
ップ16が光ディスク1の半径方向に移動自在に設けら
れている。
【0062】上記した光ピックアップ16は、図8に拡
大して示した如く、光ピックアップ筐体16aの内部に
設置した半導体レーザ16bからのレーザー光をコリメ
ータレンズ16cで平行光にしてビームスプリッタ16
dを介して対物レンズ16eに入射させ、この対物レン
ズ16eにより絞り込んだビームスポットBを光ディス
ク1に形成したグルーブ3(図1)及びランド4(図
1)上に照射すると共に、光ディスク1上に照射したビ
ームスポットBが光ディスク1の金属反射層6(図1)
で反射された戻りの反射光を対物レンズ16e及びビー
ムスプリッタ16d並びに集光レンズ16fを介して4
分割型のホト・ディテクタ16gで検出している。この
際、光ピックアップ16内の対物レンズ16eからビー
ムスポットBを光ディスク1上のグルーブ3及びランド
4に照射する時に、図示しないトラッキング手段により
ビームスポットBをグルーブ3に対してトラッキングを
かけ、且つ、図示しないフォーカス手段によりビームス
ポットBを光ディスク1上のグルーブ3に合焦させてい
る。
大して示した如く、光ピックアップ筐体16aの内部に
設置した半導体レーザ16bからのレーザー光をコリメ
ータレンズ16cで平行光にしてビームスプリッタ16
dを介して対物レンズ16eに入射させ、この対物レン
ズ16eにより絞り込んだビームスポットBを光ディス
ク1に形成したグルーブ3(図1)及びランド4(図
1)上に照射すると共に、光ディスク1上に照射したビ
ームスポットBが光ディスク1の金属反射層6(図1)
で反射された戻りの反射光を対物レンズ16e及びビー
ムスプリッタ16d並びに集光レンズ16fを介して4
分割型のホト・ディテクタ16gで検出している。この
際、光ピックアップ16内の対物レンズ16eからビー
ムスポットBを光ディスク1上のグルーブ3及びランド
4に照射する時に、図示しないトラッキング手段により
ビームスポットBをグルーブ3に対してトラッキングを
かけ、且つ、図示しないフォーカス手段によりビームス
ポットBを光ディスク1上のグルーブ3に合焦させてい
る。
【0063】ここで、図9に拡大して示した如く、光ピ
ックアップ16内に設けた4分割型のホト・ディテクタ
16gは略矩形状に形成されており、光ディスク1の半
径方向に沿った直線とグルーブ方向(トラック方向)に
沿った直線とで全受光領域が4等分に分割されているも
のの、このホト・ディテクタ16g上に結像した光ディ
スク1からの戻りの反射光を光電変換する際に、光ディ
スク1の外周側の2つの光センサA及び光センサBの組
みと、内周側の2つの光センサC及び光センサDの組み
とで2つの組みに分けられて、光ディスク1のトラック
方向に沿って外周側と内周側とに2分した状態になって
いる。
ックアップ16内に設けた4分割型のホト・ディテクタ
16gは略矩形状に形成されており、光ディスク1の半
径方向に沿った直線とグルーブ方向(トラック方向)に
沿った直線とで全受光領域が4等分に分割されているも
のの、このホト・ディテクタ16g上に結像した光ディ
スク1からの戻りの反射光を光電変換する際に、光ディ
スク1の外周側の2つの光センサA及び光センサBの組
みと、内周側の2つの光センサC及び光センサDの組み
とで2つの組みに分けられて、光ディスク1のトラック
方向に沿って外周側と内周側とに2分した状態になって
いる。
【0064】図6戻り、光ディスク1のディスク基板2
上に正弦波状(又は、余弦波状)にウォブル(蛇行)さ
せたグルーブ3とランド4とを組みにしたトラックから
ウォブル信号及び第1,第2ランドプリピットグループ
中の各ランドプリピット信号を検出するにあたって、レ
ーザー駆動回路15内では光ディスク1への記録時と再
生時とでレーザーパワーを切り換えており、記録時には
強いレーザーパワーが得られるようなレーザー駆動信号
15aを光ピックアップ16内の半導体レーザー16b
(図8)に供給し、一方、再生時には弱いレーザーパワ
ーが得られるようなレーザー駆動信号15aを光ピック
アップ16内の半導体レーザー16b(図8)に供給し
ている。
上に正弦波状(又は、余弦波状)にウォブル(蛇行)さ
せたグルーブ3とランド4とを組みにしたトラックから
ウォブル信号及び第1,第2ランドプリピットグループ
中の各ランドプリピット信号を検出するにあたって、レ
ーザー駆動回路15内では光ディスク1への記録時と再
生時とでレーザーパワーを切り換えており、記録時には
強いレーザーパワーが得られるようなレーザー駆動信号
15aを光ピックアップ16内の半導体レーザー16b
(図8)に供給し、一方、再生時には弱いレーザーパワ
ーが得られるようなレーザー駆動信号15aを光ピック
アップ16内の半導体レーザー16b(図8)に供給し
ている。
【0065】そして、光ディスク1上のトラックに光ピ
ックアップ16から出射させたビームスポットBを照射
して、このトラックから反射された反射光を光ピックア
ップ16内のホト・ディテクタ16gにより光電変換す
る際に、光ピックアップ16内のホト・ディテクタ16
g(図8,図9)は、外周側光センサ信号として外周側
の光センサA及び光センサBで受光した光量に比例した
電流値のA,B電流信号を(A+B)回路17に送って
ここでA,B電流信号を電圧変換すると共に両者を加算
して(A+B)電圧信号17aを得て、この(A+B)
電圧信号17aを{(A+B)−(C+D)}回路20
に送出している。
ックアップ16から出射させたビームスポットBを照射
して、このトラックから反射された反射光を光ピックア
ップ16内のホト・ディテクタ16gにより光電変換す
る際に、光ピックアップ16内のホト・ディテクタ16
g(図8,図9)は、外周側光センサ信号として外周側
の光センサA及び光センサBで受光した光量に比例した
電流値のA,B電流信号を(A+B)回路17に送って
ここでA,B電流信号を電圧変換すると共に両者を加算
して(A+B)電圧信号17aを得て、この(A+B)
電圧信号17aを{(A+B)−(C+D)}回路20
に送出している。
【0066】また、光ピックアップ16内のホト・ディ
テクタ16g(図8,図9)は、内周側光センサ信号と
して内周側の光センサC及び光センサDで受光した光量
に比例した電流値のC,D電流信号を(C+D)回路1
8に送ってここでC,D電流信号を電圧変換すると共に
両者を加算して(C+D)電圧信号18aを得て、この
(C+D)電圧信号18aを{(A+B)−(C+
D)}回路20に送出している。
テクタ16g(図8,図9)は、内周側光センサ信号と
して内周側の光センサC及び光センサDで受光した光量
に比例した電流値のC,D電流信号を(C+D)回路1
8に送ってここでC,D電流信号を電圧変換すると共に
両者を加算して(C+D)電圧信号18aを得て、この
(C+D)電圧信号18aを{(A+B)−(C+
D)}回路20に送出している。
【0067】更に、光ピックアップ16内のホト・ディ
テクタ16g(図8,図9)は、光センサA〜光センサ
Dで受光した光量に比例した電流値のA〜D電流信号を
(A+B+C+D)回路19に送ってここでA〜D電流
信号を電圧変換すると共に全て加算してRF信号となる
(A+B+C+D)電圧信号19aを得ると共に、この
RF信号19aを記録再生回路14に送っている。この
際、記録再生回路14内では、光ディスク1の再生時の
み(A+B+C+D)回路19からのRF信号19aを
復号して光ピックアップ16上に記録された情報信号に
よる再生データを出力している。
テクタ16g(図8,図9)は、光センサA〜光センサ
Dで受光した光量に比例した電流値のA〜D電流信号を
(A+B+C+D)回路19に送ってここでA〜D電流
信号を電圧変換すると共に全て加算してRF信号となる
(A+B+C+D)電圧信号19aを得ると共に、この
RF信号19aを記録再生回路14に送っている。この
際、記録再生回路14内では、光ディスク1の再生時の
み(A+B+C+D)回路19からのRF信号19aを
復号して光ピックアップ16上に記録された情報信号に
よる再生データを出力している。
【0068】次に、{(A+B)−(C+D)}回路2
0はラジアルプッシュプル信号生成回路とも呼称される
ものである。この{(A+B)−(C+D)}回路20
では、(A+B)回路17から出力された(A+B)電
圧信号17aと、(C+D)回路18から出力された
(C+D)電圧信号18aとの差分を取って{(A+
B)−(C+D)}電圧信号によるラジアルプッシュプ
ル信号20aを得て、図10(a)に示したようにウォ
ブル信号と第1,第2ランドプリピットグループ中の各
ランドプリピット信号とを含んだ波形のラジアルプッシ
ュプル信号20aをウォブル信号検出回路21と、ラン
ドプリピット信号検出回路22とにそれぞれ送出してい
る。
0はラジアルプッシュプル信号生成回路とも呼称される
ものである。この{(A+B)−(C+D)}回路20
では、(A+B)回路17から出力された(A+B)電
圧信号17aと、(C+D)回路18から出力された
(C+D)電圧信号18aとの差分を取って{(A+
B)−(C+D)}電圧信号によるラジアルプッシュプ
ル信号20aを得て、図10(a)に示したようにウォ
ブル信号と第1,第2ランドプリピットグループ中の各
ランドプリピット信号とを含んだ波形のラジアルプッシ
ュプル信号20aをウォブル信号検出回路21と、ラン
ドプリピット信号検出回路22とにそれぞれ送出してい
る。
【0069】次に、ウォブル信号検出回路21は、光デ
ィスク1上に形成したグルーブ3のウォブルを検出する
ものである。このウォブル信号検出回路21では、
{(A+B)−(C+D)}回路20からのラジアルプ
ッシュプル信号20aに対して不図示のバンドパスフィ
ルタを通してランドプリピット5の影響を除去すること
でウォブル信号21aを得て、図10(d)に示したよ
うな波形のウォブル信号21aをウォブルクロック生成
回路23に送出している。
ィスク1上に形成したグルーブ3のウォブルを検出する
ものである。このウォブル信号検出回路21では、
{(A+B)−(C+D)}回路20からのラジアルプ
ッシュプル信号20aに対して不図示のバンドパスフィ
ルタを通してランドプリピット5の影響を除去すること
でウォブル信号21aを得て、図10(d)に示したよ
うな波形のウォブル信号21aをウォブルクロック生成
回路23に送出している。
【0070】次に、ウォブルクロック生成回路23で
は、ウォブル信号検出回路21からのウォブル信号21
aに基づいてこのウォブル信号21aに同期したウォブ
ルクロック23aを生成し、図10(e)に示したよう
な波形のウォブルクロック23aをランドプリピットデ
ータ検出回路24と、前記したモータ駆動回路11とに
送出している。この際、前記したモータ駆動回路11で
は、光ディスク1の各ゾーンごとに得られウォブル信号
21aと同期したウォブルクロック23aによってスピ
ンドルモータ11の回転をZCLV,ZCAV制御する
ためのモータ駆動信号11aを生成している。
は、ウォブル信号検出回路21からのウォブル信号21
aに基づいてこのウォブル信号21aに同期したウォブ
ルクロック23aを生成し、図10(e)に示したよう
な波形のウォブルクロック23aをランドプリピットデ
ータ検出回路24と、前記したモータ駆動回路11とに
送出している。この際、前記したモータ駆動回路11で
は、光ディスク1の各ゾーンごとに得られウォブル信号
21aと同期したウォブルクロック23aによってスピ
ンドルモータ11の回転をZCLV,ZCAV制御する
ためのモータ駆動信号11aを生成している。
【0071】次に、ランドプリピット信号検出回路22
は、光ディスク1のランド4上に形成した第1ランドプ
リピットグループ(第1LPPG)中の各ランドプリピ
ット5による第1ランドプリピット信号22a及び第2
ランドプリピットグループ(第2LPPG)中の各ラン
ドプリピット5による第2ランドプリピット信号22b
を検出するものである。このランドプリピット信号検出
回路22では、{(A+B)−(C+D)}回路20か
らのラジアルプッシュプル信号20aに対して第1,第
2の閾値によりそれぞれ2値化して第1,第2ランドプ
リピット信号22a,22bを得て、図10(b)に示
したような波形の第1ランドプリピット信号22a及び
図10(c)に示したような波形の第2ランドプリピッ
ト信号22bをランドプリピットデータ検出回路24に
それぞれ送出している。この際、図10(a)に示した
ラジアルプッシュプル信号20a中では、第1,第2ラ
ンドプリピット信号22a,22bが正極性,負極性と
それぞれ極性の異なる信号成分であり、且つ、ウォブル
波形に対して位相も異なっているので別々に検出するこ
とができる。
は、光ディスク1のランド4上に形成した第1ランドプ
リピットグループ(第1LPPG)中の各ランドプリピ
ット5による第1ランドプリピット信号22a及び第2
ランドプリピットグループ(第2LPPG)中の各ラン
ドプリピット5による第2ランドプリピット信号22b
を検出するものである。このランドプリピット信号検出
回路22では、{(A+B)−(C+D)}回路20か
らのラジアルプッシュプル信号20aに対して第1,第
2の閾値によりそれぞれ2値化して第1,第2ランドプ
リピット信号22a,22bを得て、図10(b)に示
したような波形の第1ランドプリピット信号22a及び
図10(c)に示したような波形の第2ランドプリピッ
ト信号22bをランドプリピットデータ検出回路24に
それぞれ送出している。この際、図10(a)に示した
ラジアルプッシュプル信号20a中では、第1,第2ラ
ンドプリピット信号22a,22bが正極性,負極性と
それぞれ極性の異なる信号成分であり、且つ、ウォブル
波形に対して位相も異なっているので別々に検出するこ
とができる。
【0072】即ち、図10(a)に示したラジアルプッ
シュプル信号20a中では、シンクフレームS4におい
てグルーブ3のウォブル波形の山の略ピーク位置で正極
性の第1ランドプリピット信号22a及びグルーブ3の
ウォブル波形の谷の略ピーク位置で負極性の第2ランド
プリピット信号22bが検出され、隣のシンクフレーム
S5においてグルーブ3のウォブル波形の山の略ピーク
位置で負極性の第1ランドプリピット信号22a及びグ
ルーブ3のウォブル波形の谷の略ピーク位置で正極性の
第2ランドプリピット信号22bが検出され、更に隣の
シンクフレームS6においてグルーブ3のウォブル波形
の山の略ピーク位置で正極性の第1ランドプリピット信
号22a及びグルーブ3のウォブル波形の谷側で無信号
の第2ランドプリピット信号22bが検出されている。
シュプル信号20a中では、シンクフレームS4におい
てグルーブ3のウォブル波形の山の略ピーク位置で正極
性の第1ランドプリピット信号22a及びグルーブ3の
ウォブル波形の谷の略ピーク位置で負極性の第2ランド
プリピット信号22bが検出され、隣のシンクフレーム
S5においてグルーブ3のウォブル波形の山の略ピーク
位置で負極性の第1ランドプリピット信号22a及びグ
ルーブ3のウォブル波形の谷の略ピーク位置で正極性の
第2ランドプリピット信号22bが検出され、更に隣の
シンクフレームS6においてグルーブ3のウォブル波形
の山の略ピーク位置で正極性の第1ランドプリピット信
号22a及びグルーブ3のウォブル波形の谷側で無信号
の第2ランドプリピット信号22bが検出されている。
【0073】このように、シンクフレームS5では、隣
接するグルーブ3に対応した第1ランドプリピットグル
ープ及び第2ランドプリピットグループも検出されるも
のの、ここで検出されたた第1,第2ランドプリピット
グループの第1,第2ランドプリピット信号22a,2
2bは、シンクフレームS4やシンクフレームS6に対
して極性や位相が異なるので後述する第1ゲート信号2
7a及び第2ゲート信号27bによって、簡単に除去す
ることが可能である。
接するグルーブ3に対応した第1ランドプリピットグル
ープ及び第2ランドプリピットグループも検出されるも
のの、ここで検出されたた第1,第2ランドプリピット
グループの第1,第2ランドプリピット信号22a,2
2bは、シンクフレームS4やシンクフレームS6に対
して極性や位相が異なるので後述する第1ゲート信号2
7a及び第2ゲート信号27bによって、簡単に除去す
ることが可能である。
【0074】次に、ランドプリピットデータ検出回路2
4は、ランドプリピット信号検出回路22からの第1,
第2ランドプリピット信号22a,22bと、ウォブル
クロック生成回路23からのウォブルクロック23aと
を用いて、第1ランドプリピットグループ(第1LPP
G)が示すランドプリピットデータ値と、第2ランドプ
リピットグループ(第2LPPG)が示すセクタ同期デ
ータとを判定するものである。
4は、ランドプリピット信号検出回路22からの第1,
第2ランドプリピット信号22a,22bと、ウォブル
クロック生成回路23からのウォブルクロック23aと
を用いて、第1ランドプリピットグループ(第1LPP
G)が示すランドプリピットデータ値と、第2ランドプ
リピットグループ(第2LPPG)が示すセクタ同期デ
ータとを判定するものである。
【0075】ここで、上記したランドプリピットデータ
検出回路24の内部構成について図7を用いて説明する
と、ランドプリピットデータ検出回路24は、第1AN
D回路(論理積回路)25と、第2AND回路(論理積
回路)26と、ランドプリピットゲート信号生成回路2
7と、カウンタイネーブル信号生成回路28と、第1ラ
ンドプリピットカウンタ29と、第2ランドプリピット
カウンタ30と、ランドプリピットデータ判定回路31
と、セクタ同期データ判定回路32とで構成されてい
る。
検出回路24の内部構成について図7を用いて説明する
と、ランドプリピットデータ検出回路24は、第1AN
D回路(論理積回路)25と、第2AND回路(論理積
回路)26と、ランドプリピットゲート信号生成回路2
7と、カウンタイネーブル信号生成回路28と、第1ラ
ンドプリピットカウンタ29と、第2ランドプリピット
カウンタ30と、ランドプリピットデータ判定回路31
と、セクタ同期データ判定回路32とで構成されてい
る。
【0076】そして、上記したランドプリピットデータ
検出回路24では、ランドプリピット信号検出回路22
(図6)で検出した第1ランドプリピット信号22aが
第1AND回路25に入力され、且つ、第2ランドプリ
ピット信号22bが第2AND回路26に入力されてい
る。
検出回路24では、ランドプリピット信号検出回路22
(図6)で検出した第1ランドプリピット信号22aが
第1AND回路25に入力され、且つ、第2ランドプリ
ピット信号22bが第2AND回路26に入力されてい
る。
【0077】また、ウォブルクロック生成回路23(図
6)で生成したウォブルクロック23aは、ランドプリ
ピットゲート信号生成回路27,カウンタイネーブル信
号生成回路28,ランドプリピットデータ判定回路3
1,セクタ同期データ判定回路32にそれぞれ入力され
ている。
6)で生成したウォブルクロック23aは、ランドプリ
ピットゲート信号生成回路27,カウンタイネーブル信
号生成回路28,ランドプリピットデータ判定回路3
1,セクタ同期データ判定回路32にそれぞれ入力され
ている。
【0078】また、上記したランドプリピットゲート信
号生成回路27では、ここに入力されたウォブルクロッ
ク23aに基づいて図10(f)に示したようにウォブ
ル波形の山の略ピーク位置に位置している正しい第1ラ
ンドプリピット信号22aだけを抽出できる程度の狭い
パルス幅の第1ゲート信号27aを生成して、この第1
ゲート信号27aを第1AND回路25に入力している
と共に、ウォブルクロック23aに基づいて図10
(g)に示したようにウォブル波形の谷の略ピーク位置
に位置している正しい第2ランドプリピット信号22b
だけを抽出できる程度の狭いパルス幅の第2ゲート信号
27bを生成して、この第2ゲート信号27bを第2A
ND回路26に入力している。
号生成回路27では、ここに入力されたウォブルクロッ
ク23aに基づいて図10(f)に示したようにウォブ
ル波形の山の略ピーク位置に位置している正しい第1ラ
ンドプリピット信号22aだけを抽出できる程度の狭い
パルス幅の第1ゲート信号27aを生成して、この第1
ゲート信号27aを第1AND回路25に入力している
と共に、ウォブルクロック23aに基づいて図10
(g)に示したようにウォブル波形の谷の略ピーク位置
に位置している正しい第2ランドプリピット信号22b
だけを抽出できる程度の狭いパルス幅の第2ゲート信号
27bを生成して、この第2ゲート信号27bを第2A
ND回路26に入力している。
【0079】次に、上記した第1AND回路(論理積回
路)25では、第1ランドプリピット信号22aと第1
ゲート信号27aとの論理積を演算し、その演算結果に
より図10(h)に示したような波形のゲート後第1ラ
ンドプリピット信号25aを得て、このゲート後第1ラ
ンドプリピット信号25aをカウンタイネーブル信号生
成回路28及び第1ランドプリピットカウンタ29にそ
れぞれ送出している。一方、上記した第2AND回路
(論理積回路)26では、第2ランドプリピット信号2
2bと第2ゲート信号27bとの論理積を演算し、その
演算結果により図10(i)に示したような波形のゲー
ト後第2ランドプリピット信号26aを得て、このゲー
ト後第2ランドプリピット信号26aを第2ランドプリ
ピットカウンタ30に送出している。
路)25では、第1ランドプリピット信号22aと第1
ゲート信号27aとの論理積を演算し、その演算結果に
より図10(h)に示したような波形のゲート後第1ラ
ンドプリピット信号25aを得て、このゲート後第1ラ
ンドプリピット信号25aをカウンタイネーブル信号生
成回路28及び第1ランドプリピットカウンタ29にそ
れぞれ送出している。一方、上記した第2AND回路
(論理積回路)26では、第2ランドプリピット信号2
2bと第2ゲート信号27bとの論理積を演算し、その
演算結果により図10(i)に示したような波形のゲー
ト後第2ランドプリピット信号26aを得て、このゲー
ト後第2ランドプリピット信号26aを第2ランドプリ
ピットカウンタ30に送出している。
【0080】この際、第1AND回路25及び第2AN
D回路26は、ノイズ等によって第1ランドプリピット
グループ(第1LPPG)及び第2ランドプリピットグ
ループ(第2LPPG)に含まれてしまった偽ランドプ
リピット信号を除去したり、上述のように隣接するグル
ーブ3に対応するランドプリピット信号を除去するため
のものであり、予想されないタイミング、すなわち第1
ゲート信号27a及び第2ゲート信号27bの各範囲外
に存在する第1ランドプリピット信号22a及び第2ラ
ンドプリピット信号22bは偽ランドプリピット信号で
あるとして検出しないようにしているものの、第1ゲー
ト信号27a及び第1ゲート信号27bの範囲内に生じ
た偽ランドプリピット信号はそのまま検出される。
D回路26は、ノイズ等によって第1ランドプリピット
グループ(第1LPPG)及び第2ランドプリピットグ
ループ(第2LPPG)に含まれてしまった偽ランドプ
リピット信号を除去したり、上述のように隣接するグル
ーブ3に対応するランドプリピット信号を除去するため
のものであり、予想されないタイミング、すなわち第1
ゲート信号27a及び第2ゲート信号27bの各範囲外
に存在する第1ランドプリピット信号22a及び第2ラ
ンドプリピット信号22bは偽ランドプリピット信号で
あるとして検出しないようにしているものの、第1ゲー
ト信号27a及び第1ゲート信号27bの範囲内に生じ
た偽ランドプリピット信号はそのまま検出される。
【0081】次に、上記したカウンタイネーブル信号生
成回路28では、ここに入力されたウォブルクロック2
3aとゲート後第1ランドプリピット信号25aとを用
いて、ゲート後第1ランドプリピット信号27a中にシ
ンクプリピット5aを検出した場合、前述したようにグ
ルーブ3のウォブル周期Nを6に設定した時に、シンク
プリピット5aと対応するウォブルクロック23aの次
のウォブルクロック23aの立ち上がりから5ウォブル
サイクル分の波形長さを有するカウンタイネーブル信号
28aを図10(j)に示したように生成し、このカウ
ンタイネーブル信号28aを第1ランドプリピットカウ
ンタ29,第2ランドプリピットカウンタ30,ランド
プリピットデータ判定回路31,セクタ同期データ判定
回路32にそれぞれ送出している。
成回路28では、ここに入力されたウォブルクロック2
3aとゲート後第1ランドプリピット信号25aとを用
いて、ゲート後第1ランドプリピット信号27a中にシ
ンクプリピット5aを検出した場合、前述したようにグ
ルーブ3のウォブル周期Nを6に設定した時に、シンク
プリピット5aと対応するウォブルクロック23aの次
のウォブルクロック23aの立ち上がりから5ウォブル
サイクル分の波形長さを有するカウンタイネーブル信号
28aを図10(j)に示したように生成し、このカウ
ンタイネーブル信号28aを第1ランドプリピットカウ
ンタ29,第2ランドプリピットカウンタ30,ランド
プリピットデータ判定回路31,セクタ同期データ判定
回路32にそれぞれ送出している。
【0082】次に、上記した第1ランドプリピットカウ
ンタ29では、シンクプリピット5aを除いてゲート後
第1ランドプリピット信号25aのランドプリピット数
を、カウンタイネーブル信号28aがHIGHの期間に
亘って図10(k)に示したように計数し、計数した第
1ランドプリピットカウント値29aをランドプリピッ
トデータ判定回路30に送出している。この際、第1ラ
ンドプリピットカウンタ29の動作により、ウォブル波
形の山の略ピーク位置に位置しているゲート後第1ラン
ドプリピット信号25aは勿論のこと、第1ゲート信号
27aの範囲内に生じた偽ランドプリピット信号も計数
し、更に、ウォブル波形の山の略ピーク位置に位置して
いながらゲート後第1ランドプリピット信号25aとし
て検出できない状態も計数している。
ンタ29では、シンクプリピット5aを除いてゲート後
第1ランドプリピット信号25aのランドプリピット数
を、カウンタイネーブル信号28aがHIGHの期間に
亘って図10(k)に示したように計数し、計数した第
1ランドプリピットカウント値29aをランドプリピッ
トデータ判定回路30に送出している。この際、第1ラ
ンドプリピットカウンタ29の動作により、ウォブル波
形の山の略ピーク位置に位置しているゲート後第1ラン
ドプリピット信号25aは勿論のこと、第1ゲート信号
27aの範囲内に生じた偽ランドプリピット信号も計数
し、更に、ウォブル波形の山の略ピーク位置に位置して
いながらゲート後第1ランドプリピット信号25aとし
て検出できない状態も計数している。
【0083】一方、上記した第2ランドプリピットカウ
ンタ30では、ここに入力されたゲート後第2ランドプ
リピット信号26aのランドプリピット数を、カウンタ
イネーブル信号28aがHIGHの期間に亘って図10
(l)に示したように計数し、計数した第2ランドプリ
ピットカウント値30aをセクタ同期データ判定回路3
2に送出している。
ンタ30では、ここに入力されたゲート後第2ランドプ
リピット信号26aのランドプリピット数を、カウンタ
イネーブル信号28aがHIGHの期間に亘って図10
(l)に示したように計数し、計数した第2ランドプリ
ピットカウント値30aをセクタ同期データ判定回路3
2に送出している。
【0084】次に、上記したランドプリピットデータ判
定回路31では、ここに入力されたカウンタイネーブル
信号28aの立ち下がりで第1ランドプリピットカウン
ト値29aをラッチしている。また、カウントイネーブ
ル信号28aが立ち下がった後のウォブルクロック23
aの立ち上がりのタイミングで第1ランドプリピットカ
ウンタ29の第1ランドプリピットカウント値29aを
リセットするためのリセット信号31bを第1ランドプ
リピットカウンタ29に送出している。
定回路31では、ここに入力されたカウンタイネーブル
信号28aの立ち下がりで第1ランドプリピットカウン
ト値29aをラッチしている。また、カウントイネーブ
ル信号28aが立ち下がった後のウォブルクロック23
aの立ち上がりのタイミングで第1ランドプリピットカ
ウンタ29の第1ランドプリピットカウント値29aを
リセットするためのリセット信号31bを第1ランドプ
リピットカウンタ29に送出している。
【0085】そして、ランドプリピットデータ判定回路
31では、グルーブ3のウォブル周期Nを6に設定した
時に、シンクプリピット5aを除いた状態での第1ラン
ドプリピットカウント値29a、即ち、一つのシンクフ
レームと対応した第1ランドプリピットグループ(第1
LPPG)中でシンクプリピット5a以外のランドプリ
ピット数が、(N−1)/2=(6−1)/2以上だっ
た場合、第1ランドプリピットグループ(第1LPP
G)が示すランドプリピットデータ値は“1”であると
判定し、図10(m)に示したようにランドプリピット
データ31aとして“1”をランドプリピットデータ復
号回路33(図6)に出力している。
31では、グルーブ3のウォブル周期Nを6に設定した
時に、シンクプリピット5aを除いた状態での第1ラン
ドプリピットカウント値29a、即ち、一つのシンクフ
レームと対応した第1ランドプリピットグループ(第1
LPPG)中でシンクプリピット5a以外のランドプリ
ピット数が、(N−1)/2=(6−1)/2以上だっ
た場合、第1ランドプリピットグループ(第1LPP
G)が示すランドプリピットデータ値は“1”であると
判定し、図10(m)に示したようにランドプリピット
データ31aとして“1”をランドプリピットデータ復
号回路33(図6)に出力している。
【0086】一方、シンクプリピット5aを除いた状態
での第1ランドプリピットカウント値29aが(N−
1)/2=(6−1)/2未満であった場合、第1ラン
ドプリピットグループ(第1LPPG)が示すランドプ
リピットデータ値は“0で”あると判定し、ランドプリ
ピットデータ31aとして“0”をランドプリピットデ
ータ復号回路33(図6)に出力している。
での第1ランドプリピットカウント値29aが(N−
1)/2=(6−1)/2未満であった場合、第1ラン
ドプリピットグループ(第1LPPG)が示すランドプ
リピットデータ値は“0で”あると判定し、ランドプリ
ピットデータ31aとして“0”をランドプリピットデ
ータ復号回路33(図6)に出力している。
【0087】次に、セクタ同期データ判定回路32で
は、ここに入力されたカウンタイネーブル信号28aの
立ち下がりで第2ランドプリピットカウント値30aを
ラッチしている。また、カウントイネーブル信号28a
が立ち下がった後のウォブルクロック23aの立ち上が
りのタイミングで第2ランドプリピットカウンタ30の
第2ランドプリピットカウント値30aをリセットする
ためのリセット信号32bを第2ランドプリピットカウ
ンタ30に送出している。
は、ここに入力されたカウンタイネーブル信号28aの
立ち下がりで第2ランドプリピットカウント値30aを
ラッチしている。また、カウントイネーブル信号28a
が立ち下がった後のウォブルクロック23aの立ち上が
りのタイミングで第2ランドプリピットカウンタ30の
第2ランドプリピットカウント値30aをリセットする
ためのリセット信号32bを第2ランドプリピットカウ
ンタ30に送出している。
【0088】そして、セクタ同期データ判定回路32で
は、グルーブ3のウォブル周期Nを6に設定した時に、
先頭ビット位置を除いた状態での第2ランドプリピット
カウント値30a、即ち、第1ランドプリピットグルー
プ(第1LPPG)と同じ一つのシンクフレーム内の第
2ランドプリピットグループ(第2LPPG)のランド
プリピット数が、(N−1)/2=(6−1)/2以上
だった場合、第2ランドプリピットグループ(第2LP
PG)が示すセクタ同期データ値は“1”であると判定
し、図10(n)に示したようにセクタ同期データ32
aとして“1”をランドプリピットデータ復号回路33
(図6)に出力している。
は、グルーブ3のウォブル周期Nを6に設定した時に、
先頭ビット位置を除いた状態での第2ランドプリピット
カウント値30a、即ち、第1ランドプリピットグルー
プ(第1LPPG)と同じ一つのシンクフレーム内の第
2ランドプリピットグループ(第2LPPG)のランド
プリピット数が、(N−1)/2=(6−1)/2以上
だった場合、第2ランドプリピットグループ(第2LP
PG)が示すセクタ同期データ値は“1”であると判定
し、図10(n)に示したようにセクタ同期データ32
aとして“1”をランドプリピットデータ復号回路33
(図6)に出力している。
【0089】一方、先頭ビット位置を除いた状態での第
2ランドプリピットカウント値30aが(N−1)/2
=(6−1)/2未満であった場合、第2ランドプリピ
ットグループ(第2LPPG)が示すランドプリピット
データ値は“0で”あると判定し、ランドプリピットデ
ータ32aとして“0”をランドプリピットデータ復号
回路33(図6)に出力している。
2ランドプリピットカウント値30aが(N−1)/2
=(6−1)/2未満であった場合、第2ランドプリピ
ットグループ(第2LPPG)が示すランドプリピット
データ値は“0で”あると判定し、ランドプリピットデ
ータ32aとして“0”をランドプリピットデータ復号
回路33(図6)に出力している。
【0090】ここで、図11〜図14を用いて、図6及
び図7を用いて説明したランドプリピットデータ検出回
路24の動作例をより具体的に説明する。
び図7を用いて説明したランドプリピットデータ検出回
路24の動作例をより具体的に説明する。
【0091】図11〜図14は図7に示したランドプリ
ピットデータ検出回路の動作を説明するための第1〜第
4態様図である。
ピットデータ検出回路の動作を説明するための第1〜第
4態様図である。
【0092】まず、図11に示した第1態様図では、光
ディスク1上でグルーブ3のウォブル周期Nを6に設定
した際、補助情報としてランドプリピットデータ値を表
すための第1ランドプリピットグループに属し、且つ、
ランド4上でランドプリピットデータ値“1”を示すラ
ンドプリピットグループA1が(1,1,1,1,1,
1)のビット配列で形成されている場合に、このランド
プリピットグループA1が光ディスク装置10内で
(1,1,1,0,1,1)のビット配列としてミス検
出された場合を示している。
ディスク1上でグルーブ3のウォブル周期Nを6に設定
した際、補助情報としてランドプリピットデータ値を表
すための第1ランドプリピットグループに属し、且つ、
ランド4上でランドプリピットデータ値“1”を示すラ
ンドプリピットグループA1が(1,1,1,1,1,
1)のビット配列で形成されている場合に、このランド
プリピットグループA1が光ディスク装置10内で
(1,1,1,0,1,1)のビット配列としてミス検
出された場合を示している。
【0093】即ち、ここでは、4番目のビット位置に本
来あるべきランドプリピット信号の欠落による検出ミス
が発生している。そして、ランドプリピットグループA
1中で先頭のシンクプリピット5aを除くランドプリピ
ット数は4となり、このランドプリピット数4は(N−
1)/2=(6−1)/2=2.5より大きいのでラン
ドプリピットデータ値は“1”と判定される。これによ
りランドプリピットグループA1は4番目のビット位置
に検出ミスが発生したにもかかわらず、正規の状態のラ
ンドプリピットデータ値と同じ値で判定されている。
来あるべきランドプリピット信号の欠落による検出ミス
が発生している。そして、ランドプリピットグループA
1中で先頭のシンクプリピット5aを除くランドプリピ
ット数は4となり、このランドプリピット数4は(N−
1)/2=(6−1)/2=2.5より大きいのでラン
ドプリピットデータ値は“1”と判定される。これによ
りランドプリピットグループA1は4番目のビット位置
に検出ミスが発生したにもかかわらず、正規の状態のラ
ンドプリピットデータ値と同じ値で判定されている。
【0094】次に、図12に示した第2態様図では、光
ディスク1上でグルーブ3のウォブル周期Nを6に設定
した際、補助情報としてランドプリピットデータ値を表
すための第1ランドプリピットグループに属し、且つ、
ランド4上でランドプリピットデータ値“0”を示すラ
ンドプリピットグループA3が(1,0,0,0,0,
0)のビット配列で形成されている場合に、このランド
プリピットグループA3が光ディスク装置10内で
(1,0,1,0,0,0)のビット配列としてミス検
出された場合を示している。
ディスク1上でグルーブ3のウォブル周期Nを6に設定
した際、補助情報としてランドプリピットデータ値を表
すための第1ランドプリピットグループに属し、且つ、
ランド4上でランドプリピットデータ値“0”を示すラ
ンドプリピットグループA3が(1,0,0,0,0,
0)のビット配列で形成されている場合に、このランド
プリピットグループA3が光ディスク装置10内で
(1,0,1,0,0,0)のビット配列としてミス検
出された場合を示している。
【0095】即ち、ここでは、3番目のビット位置に偽
のランドプリピットが立ってしまったために検出ミスが
発生している。そして、ランドプリピットグループA3
中で先頭のシンクプリピット5aを除くランドプリピッ
ト数は1となり、このランドプリピット数1は(N−
1)/2=(6−1)/2=2.5より小さいのでラン
ドプリピットデータ値は“0”と判定される。これによ
りランドプリピットグループA3は3番目のビット位置
に検出ミスが発生したにもかかわらず、正規の状態のラ
ンドプリピットデータ値と同じ値で判定されている。
のランドプリピットが立ってしまったために検出ミスが
発生している。そして、ランドプリピットグループA3
中で先頭のシンクプリピット5aを除くランドプリピッ
ト数は1となり、このランドプリピット数1は(N−
1)/2=(6−1)/2=2.5より小さいのでラン
ドプリピットデータ値は“0”と判定される。これによ
りランドプリピットグループA3は3番目のビット位置
に検出ミスが発生したにもかかわらず、正規の状態のラ
ンドプリピットデータ値と同じ値で判定されている。
【0096】次に、図13に示した第3態様図では、光
ディスク1上でグルーブ3のウォブル周期Nを6に設定
した際、セクタの先頭位置情報としてセクタ同期データ
値を表すための第2ランドプリピットグループに属し、
且つ、ランド4上でセクタ同期データ値“1”を示すラ
ンドプリピットグループB1が(0,1,1,1,1,
1)のビット配列で形成されている場合に、このランド
プリピットグループB1が光ディスク装置10内で
(0,1,1,0,1,1)のビット配列としてミス検
出された場合を示している。
ディスク1上でグルーブ3のウォブル周期Nを6に設定
した際、セクタの先頭位置情報としてセクタ同期データ
値を表すための第2ランドプリピットグループに属し、
且つ、ランド4上でセクタ同期データ値“1”を示すラ
ンドプリピットグループB1が(0,1,1,1,1,
1)のビット配列で形成されている場合に、このランド
プリピットグループB1が光ディスク装置10内で
(0,1,1,0,1,1)のビット配列としてミス検
出された場合を示している。
【0097】即ち、ここでは、4番目のビット位置に本
来あるべきランドプリピット信号の欠落による検出ミス
が発生している。そして、ランドプリピットグループB
1中で先頭ビット位置を除くランドプリピット数は4と
なり、このランドプリピット数4は(N−1)/2=
(6−1)/2=2.5より大きいのでセクタ同期デー
タ値は“1”と判定される。これによりランドプリピッ
トグループB1は4番目のビット位置に検出ミスが発生
したにもかかわらず、正規の状態のセクタ同期データ値
と同じ値で判定されている。
来あるべきランドプリピット信号の欠落による検出ミス
が発生している。そして、ランドプリピットグループB
1中で先頭ビット位置を除くランドプリピット数は4と
なり、このランドプリピット数4は(N−1)/2=
(6−1)/2=2.5より大きいのでセクタ同期デー
タ値は“1”と判定される。これによりランドプリピッ
トグループB1は4番目のビット位置に検出ミスが発生
したにもかかわらず、正規の状態のセクタ同期データ値
と同じ値で判定されている。
【0098】次に、図14に示した第4態様図では、光
ディスク1上でグルーブ3のウォブル周期Nを6に設定
した際、セクタの先頭位置情報としてセクタ同期データ
値を表すための第2ランドプリピットグループに属し、
且つ、ランド4上でセクタ同期データ値“0”を示すラ
ンドプリピットグループB3が(0,0,0,0,0,
0)のビット配列で形成されている場合に、このランド
プリピットグループB3が光ディスク装置10内で
(0,0,0,0,0,1)のビット配列としてミス検
出された場合を示している。
ディスク1上でグルーブ3のウォブル周期Nを6に設定
した際、セクタの先頭位置情報としてセクタ同期データ
値を表すための第2ランドプリピットグループに属し、
且つ、ランド4上でセクタ同期データ値“0”を示すラ
ンドプリピットグループB3が(0,0,0,0,0,
0)のビット配列で形成されている場合に、このランド
プリピットグループB3が光ディスク装置10内で
(0,0,0,0,0,1)のビット配列としてミス検
出された場合を示している。
【0099】即ち、ここでは、6番目のビット位置に偽
のランドプリピットが立ってしまったために検出ミスが
発生している。そして、ランドプリピットグループB3
中で先頭ビット位置を除くランドプリピット数は1とな
り、このランドプリピット数1は(N−1)/2=(6
−1)/2=2.5より小さいのでセクタ同期データ値
は“0”と判定される。これによりランドプリピットグ
ループB3は6番目のビット位置に検出ミスが発生した
にもかかわらず、正規の状態のセクタ同期データ値と同
じ値で判定されている。
のランドプリピットが立ってしまったために検出ミスが
発生している。そして、ランドプリピットグループB3
中で先頭ビット位置を除くランドプリピット数は1とな
り、このランドプリピット数1は(N−1)/2=(6
−1)/2=2.5より小さいのでセクタ同期データ値
は“0”と判定される。これによりランドプリピットグ
ループB3は6番目のビット位置に検出ミスが発生した
にもかかわらず、正規の状態のセクタ同期データ値と同
じ値で判定されている。
【0100】このようにランドプリピットデータ検出回
路24の動作によって、第1,第2ランドプリピットグ
ループ(第1,第2LPPG)中で本来あるべきランド
プリピット5が検出できなかった場合や、本来ないはず
のランドプリピット5が検出されてしまった場合でも、
そのランドプリピットデータ値,セクタ同期データ値を
正しく検出することが可能となる。
路24の動作によって、第1,第2ランドプリピットグ
ループ(第1,第2LPPG)中で本来あるべきランド
プリピット5が検出できなかった場合や、本来ないはず
のランドプリピット5が検出されてしまった場合でも、
そのランドプリピットデータ値,セクタ同期データ値を
正しく検出することが可能となる。
【0101】この際、本来あるべきランドプリピット5
が多数ミス検出されたり、本来ないはずのランドプリピ
ット5が多数ミス検出された場合には、第1ランドプリ
ピットグループ(第1LPPG)のランドプリピットデ
ータ値及び第2ランドプリピットグループ(第2LPP
G)のセクタ同期データ値を正しく検出できない場合が
あるものの、ランドプリピットグループ(LPPG)中
の全てのランドプリピット5の配列によりランドプリピ
ットデータ値を検出する場合よりも検出時の冗長度を向
上できる。
が多数ミス検出されたり、本来ないはずのランドプリピ
ット5が多数ミス検出された場合には、第1ランドプリ
ピットグループ(第1LPPG)のランドプリピットデ
ータ値及び第2ランドプリピットグループ(第2LPP
G)のセクタ同期データ値を正しく検出できない場合が
あるものの、ランドプリピットグループ(LPPG)中
の全てのランドプリピット5の配列によりランドプリピ
ットデータ値を検出する場合よりも検出時の冗長度を向
上できる。
【0102】再び、図6に戻って、ランドプリピットデ
ータ検出回路24以降について説明すると、前述したよ
うに、ランドプリピットデータ検出回路24から出力さ
れたランドプリピットデータ31a及びセクタ同期デー
タ32aは、ランドプリピットデータ復号回路33へと
送られる。そして、ランドプリピットデータ復号回路3
3では、ランドプリピットデータ31a及びセクタ同期
データ32aにより、例えば図4や図5に示したセクタ
構成やブロックデータフォーマットに従って、補助情報
33aを検出し、この補助情報33aを記録再生回路1
4へと送る。そして、記録再生回路14では補助情報3
3aに従って、記録時に情報信号に基づいた記録信号1
4aをレーザー駆動回路15を介して光ピックアップ1
6に送り、光ディスク1上の所定箇所のグルーブ3に情
報信号を記録し、一方、再生時には補助情報33aに従
って光ディスク1上のグルーブ3に記録された記録済み
の情報信号を再生している。
ータ検出回路24以降について説明すると、前述したよ
うに、ランドプリピットデータ検出回路24から出力さ
れたランドプリピットデータ31a及びセクタ同期デー
タ32aは、ランドプリピットデータ復号回路33へと
送られる。そして、ランドプリピットデータ復号回路3
3では、ランドプリピットデータ31a及びセクタ同期
データ32aにより、例えば図4や図5に示したセクタ
構成やブロックデータフォーマットに従って、補助情報
33aを検出し、この補助情報33aを記録再生回路1
4へと送る。そして、記録再生回路14では補助情報3
3aに従って、記録時に情報信号に基づいた記録信号1
4aをレーザー駆動回路15を介して光ピックアップ1
6に送り、光ディスク1上の所定箇所のグルーブ3に情
報信号を記録し、一方、再生時には補助情報33aに従
って光ディスク1上のグルーブ3に記録された記録済み
の情報信号を再生している。
【0103】以上、本発明の一実施例について説明した
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、例
えばランドプリピットの配置される所定位置をウォブル
の山及び谷の略ピーク位置としたが、当然それ以外の位
置とすることも可能である。また、説明の便宜上、ウォ
ブル周期N=6を1シンクフレームとしたが、それ以外
の周期数とすることも当然可能である。
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、例
えばランドプリピットの配置される所定位置をウォブル
の山及び谷の略ピーク位置としたが、当然それ以外の位
置とすることも可能である。また、説明の便宜上、ウォ
ブル周期N=6を1シンクフレームとしたが、それ以外
の周期数とすることも当然可能である。
【0104】
【発明の効果】以上詳述した本発明に係る光ディスク及
び光ディスク装置において、請求項1記載の光ディスク
によると、とくに、グルーブ間のランド上にランドプリ
ピットグループを形成する際、ウォブル周期N(但し、
Nは4以上の自然数)と対応してランドプリピット配置
用のN個のビット数を有し、補助情報を表すためのラン
ドプリピットデータ値を示す第1ランドプリピットグル
ープと、ウォブル周期Nと対応してランドプリピット配
置用のN個のビット数を有し、セクタの先頭位置情報を
表すためのセクタ同期データ値を示す第2ランドプリピ
ットグループとの2形態で構成され、且つ、第1ランド
プリピットグループと第2ランドプリピットグループと
を対にしてこの対が同じシンクフレーム内でグルーブを
介して互いに隣り合うランド上に一つのシンクフレーム
おきに設置され、且つ、同じシンクフレーム内で第1ラ
ンドプリピットグループの各ランドプリピットと第2ラ
ンドプリピットグループの各ランドプリピットとがグル
ーブのウォブルに対して位相を違えてそれぞれ所定の位
置に配置されているために、情報信号への補助情報用の
第1ランドプリピットグループと、セクタ同期用の第2
ランドプリピットグループとを確実に検出できる。
び光ディスク装置において、請求項1記載の光ディスク
によると、とくに、グルーブ間のランド上にランドプリ
ピットグループを形成する際、ウォブル周期N(但し、
Nは4以上の自然数)と対応してランドプリピット配置
用のN個のビット数を有し、補助情報を表すためのラン
ドプリピットデータ値を示す第1ランドプリピットグル
ープと、ウォブル周期Nと対応してランドプリピット配
置用のN個のビット数を有し、セクタの先頭位置情報を
表すためのセクタ同期データ値を示す第2ランドプリピ
ットグループとの2形態で構成され、且つ、第1ランド
プリピットグループと第2ランドプリピットグループと
を対にしてこの対が同じシンクフレーム内でグルーブを
介して互いに隣り合うランド上に一つのシンクフレーム
おきに設置され、且つ、同じシンクフレーム内で第1ラ
ンドプリピットグループの各ランドプリピットと第2ラ
ンドプリピットグループの各ランドプリピットとがグル
ーブのウォブルに対して位相を違えてそれぞれ所定の位
置に配置されているために、情報信号への補助情報用の
第1ランドプリピットグループと、セクタ同期用の第2
ランドプリピットグループとを確実に検出できる。
【0105】また、請求項2記載の光ディスクによる
と、第1ランドプリピットグループがランドプリピット
データ値“1”を示す時には、先頭ビット位置にシンク
フレームに対して同期を取るためのシンクプリピットが
配置されると共に、シンクプリピットを除いて(N−
1)個の各ビット位置にランドプリピットが配置され、
一方、第1ランドプリピットグループがランドプリピッ
トデータ値“0”を示す時には、先頭ビット位置にシン
クプリピットのみが配置され、第2ランドプリピットグ
ループがセクタ同期データ値“1”を示す時には、先頭
ビット位置を除いて(N−1)個の各ビット位置にラン
ドプリピットが配置され、一方、第2ランドプリピット
グループがセクタ同期データ値“0”を示す時には、全
てのビット位置にランドプリピットが配置されていない
ので、この光ディスクを光ディスク装置に適用した際
に、光ディスク装置内で第1ランドプリピットグループ
のランドプリピットデータ値と、第2ランドプリピット
グループのセクタ同期データ値を確実に判定できる。
と、第1ランドプリピットグループがランドプリピット
データ値“1”を示す時には、先頭ビット位置にシンク
フレームに対して同期を取るためのシンクプリピットが
配置されると共に、シンクプリピットを除いて(N−
1)個の各ビット位置にランドプリピットが配置され、
一方、第1ランドプリピットグループがランドプリピッ
トデータ値“0”を示す時には、先頭ビット位置にシン
クプリピットのみが配置され、第2ランドプリピットグ
ループがセクタ同期データ値“1”を示す時には、先頭
ビット位置を除いて(N−1)個の各ビット位置にラン
ドプリピットが配置され、一方、第2ランドプリピット
グループがセクタ同期データ値“0”を示す時には、全
てのビット位置にランドプリピットが配置されていない
ので、この光ディスクを光ディスク装置に適用した際
に、光ディスク装置内で第1ランドプリピットグループ
のランドプリピットデータ値と、第2ランドプリピット
グループのセクタ同期データ値を確実に判定できる。
【0106】また、請求項3記載の光ディスク装置によ
ると、上記した光ディスクから第1,第2ランドプリピ
ットグループを検出する時に、とくに、ランドプリピッ
トデータ検出回路は、第1ランドプリピットグループが
示すランドプリピットデータ値及び第2ランドプリピッ
トグループが示すセクタ同期データ値を確実に判定でき
る。
ると、上記した光ディスクから第1,第2ランドプリピ
ットグループを検出する時に、とくに、ランドプリピッ
トデータ検出回路は、第1ランドプリピットグループが
示すランドプリピットデータ値及び第2ランドプリピッ
トグループが示すセクタ同期データ値を確実に判定でき
る。
【0107】また、請求項4記載の光ディスク装置によ
ると、ランドプリピットデータ検出回路は、第1ランド
プリピットグループに対してシンクプリピットを除いて
ランドプリピット数が(N−1)/2個以上且つ(N−
1)個以下の場合にランドプリピットデータ値が“1”
であると判定し、一方、シンクプリピットを除いてラン
ドプリピット数が(N−1)/2個未満の場合にランド
プリピットデータ値が“0”であると判定すると共に、
第2ランドプリピットグループに対して先頭ビット位置
を除いてランドプリピット数が(N−1)/2個以上且
つ(N−1)個以下の場合にセクタ同期データ値が
“1”であると判定し、一方、先頭ビット位置を除いて
ランドプリピット数が(N−1)/2個未満の場合にセ
クタ同期データ値が“0”であると判定しているので、
第1ランドプリピットグループのランドプリピットデー
タ値及び第2ランドプリピットグループのセクタ同期デ
ータ値の判定時に、ノイズや情報信号等の影響による第
1,第2ランドプリピットデータの検出誤りを低減し、
より正確に判定することが可能となる。
ると、ランドプリピットデータ検出回路は、第1ランド
プリピットグループに対してシンクプリピットを除いて
ランドプリピット数が(N−1)/2個以上且つ(N−
1)個以下の場合にランドプリピットデータ値が“1”
であると判定し、一方、シンクプリピットを除いてラン
ドプリピット数が(N−1)/2個未満の場合にランド
プリピットデータ値が“0”であると判定すると共に、
第2ランドプリピットグループに対して先頭ビット位置
を除いてランドプリピット数が(N−1)/2個以上且
つ(N−1)個以下の場合にセクタ同期データ値が
“1”であると判定し、一方、先頭ビット位置を除いて
ランドプリピット数が(N−1)/2個未満の場合にセ
クタ同期データ値が“0”であると判定しているので、
第1ランドプリピットグループのランドプリピットデー
タ値及び第2ランドプリピットグループのセクタ同期デ
ータ値の判定時に、ノイズや情報信号等の影響による第
1,第2ランドプリピットデータの検出誤りを低減し、
より正確に判定することが可能となる。
【図1】本発明に係る光ディスクを説明するための斜視
図である。
図である。
【図2】本発明に係る光ディスクにおいて、ゾーンの構
成を示した平面図である。
成を示した平面図である。
【図3】本発明に係る光ディスクにおいて、隣り合うグ
ルーブ間に形成したランド上の第1,第2ランドプリピ
ットグループを模式的に示した図である。
ルーブ間に形成したランド上の第1,第2ランドプリピ
ットグループを模式的に示した図である。
【図4】本発明に係る光ディスクにおいて、第1,第2
ランドプリピットグループによるセクタ構成を模式的に
示した図である。
ランドプリピットグループによるセクタ構成を模式的に
示した図である。
【図5】本発明に係る光ディスクにおいて、ランドプリ
ピットデータブロックのフォーマットを示した図であ
る。
ピットデータブロックのフォーマットを示した図であ
る。
【図6】本発明に係る光ディスク装置を示したブロック
図である。
図である。
【図7】図6に示したランドプリピットデータ検出回路
内を拡大して示したブロック図である。
内を拡大して示したブロック図である。
【図8】本発明に係る光ディスク装置内の光ピックアッ
プを拡大して示した図である。
プを拡大して示した図である。
【図9】図8に示した光ピックアップ内のホト・ディテ
クタを拡大して示した図である。
クタを拡大して示した図である。
【図10】本発明に係る光ディスク装置において、各回
路からの出力信号の波形を示した波形図である。
路からの出力信号の波形を示した波形図である。
【図11】図7に示したランドプリピットデータ検出回
路の動作を説明するための第1態様図である。
路の動作を説明するための第1態様図である。
【図12】図7に示したランドプリピットデータ検出回
路の動作を説明するための第2態様図である。
路の動作を説明するための第2態様図である。
【図13】図7に示したランドプリピットデータ検出回
路の動作を説明するための第3態様図である。
路の動作を説明するための第3態様図である。
【図14】図7に示したランドプリピットデータ検出回
路の動作を説明するための第4態様図である。
路の動作を説明するための第4態様図である。
【図15】従来の光ディスクの一例を説明するための図
である。
である。
【図16】従来の光ディスクの他例を説明するための図
である。
である。
【図17】従来の光ディスクにおいて、(a)はウォブ
ルしたグルーブのウォブル位相が逆の位相を持つ箇所を
模式的に示し、(b)は一つのグルーブの両側に隣接す
るランド上に形成したランドプリピット同士が重なり合
う箇所を模式的に示した図である。
ルしたグルーブのウォブル位相が逆の位相を持つ箇所を
模式的に示し、(b)は一つのグルーブの両側に隣接す
るランド上に形成したランドプリピット同士が重なり合
う箇所を模式的に示した図である。
1…光ディスク、2…ディスク基板、3…グルーブ、4
…ランド、5…ランドプリピット、5a…シンクプリピ
ット、6…相変化記録層、7…金属反射層、A1〜A3
…第1ランドプリピットグループ(第1LPPG)、B
1〜B3…第2ランドプリピットグループ(第2LPP
G)、10…光ディスク装置、11…モータ駆動回路、
12…スピンドルモータ、13…ターンテーブル、14
…記録再生回路、15…レーザー駆動回路、16…光ピ
ックアップ、16g…ホト・ディテクタ、17…(A+
B)回路、18…(C+D)回路、19…(A+B+C
+D)回路、20…{(A+B)−(C+D)}回路
(=ラジアルプッシュプル信号生成回路)、20a…ラ
ジアルプッシュプル信号、21…ウォブル信号検出回
路、21a…ウォブル信号、22…ランドプリピット信
号検出回路、22a…第1ランドプリピット信号、22
b…第2ランドプリピット信号、23…ウォブルクロッ
ク生成回路、23a…ウォブルクロック、24…ランド
プリピットデータ検出回路、25…第1AND回路(論
理積回路)、26…第2AND回路(論理積回路)、
27…ランドプリピットゲート信号生成回路、28…カ
ウンタイネーブル信号生成回路、29…第1ランドプリ
ピットカウンタ、30…第2ランドプリピットカウン
タ、31…ランドプリピットデータ判定回路、31a…
ランドプリピットデータ、32…セクタ同期データ判定
回路、32a…セクタ同期データ、33…ランドプリピ
ットデータ復号回路、33a…補助情報、B…ビームス
ポット。
…ランド、5…ランドプリピット、5a…シンクプリピ
ット、6…相変化記録層、7…金属反射層、A1〜A3
…第1ランドプリピットグループ(第1LPPG)、B
1〜B3…第2ランドプリピットグループ(第2LPP
G)、10…光ディスク装置、11…モータ駆動回路、
12…スピンドルモータ、13…ターンテーブル、14
…記録再生回路、15…レーザー駆動回路、16…光ピ
ックアップ、16g…ホト・ディテクタ、17…(A+
B)回路、18…(C+D)回路、19…(A+B+C
+D)回路、20…{(A+B)−(C+D)}回路
(=ラジアルプッシュプル信号生成回路)、20a…ラ
ジアルプッシュプル信号、21…ウォブル信号検出回
路、21a…ウォブル信号、22…ランドプリピット信
号検出回路、22a…第1ランドプリピット信号、22
b…第2ランドプリピット信号、23…ウォブルクロッ
ク生成回路、23a…ウォブルクロック、24…ランド
プリピットデータ検出回路、25…第1AND回路(論
理積回路)、26…第2AND回路(論理積回路)、
27…ランドプリピットゲート信号生成回路、28…カ
ウンタイネーブル信号生成回路、29…第1ランドプリ
ピットカウンタ、30…第2ランドプリピットカウン
タ、31…ランドプリピットデータ判定回路、31a…
ランドプリピットデータ、32…セクタ同期データ判定
回路、32a…セクタ同期データ、33…ランドプリピ
ットデータ復号回路、33a…補助情報、B…ビームス
ポット。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
G11B 7/24 565 G11B 7/24 565D
20/10 321 20/10 321Z
20/12 20/12
Fターム(参考) 5D029 WA02 WA30 WD16
5D044 BC04 CC04 DE38 DE57 DE77
FG16 FG19 GM04 GM11 GM21
5D090 AA01 BB04 CC05 CC14 DD01
DD05 EE13 EE18 FF07 FF45
GG03 GG23 GG26 GG28
Claims (4)
- 【請求項1】 正弦波状(又は、余弦波状)にウォブル
(蛇行)したグルーブと、隣り合う前記グルーブ間に位
置したランドとを対にしたトラックが、ディスク基板上
で最内周から最外周に亘って螺旋状又は同心円状に形成
され、且つ、前記ランド上には前記グルーブに情報信号
を記録及び/又は再生するための補助情報がランドプリ
ピットとして予め形成されていると共に、前記情報信号
への記録領域が半径方向に複数のゾーンに分割されて、
各ゾーンごとに回転数が段階的に略線速度一定に切り換
えられ、更に、各ゾーン内では各ゾーンごとに設定され
た回転数で角速度一定に回転制御される光ディスクであ
って、 前記グルーブは前記各ゾーン内でウォブルの位相が常に
同位相に形成されており、且つ、ウォブル周期N(但
し、Nは4以上の自然数)で一つのシンクフレームが構
成されると共に、所定数のシンクフレームでセクタが構
成され、 前記ウォブル周期Nと対応してランドプリピット配置用
のN個のビット数を有し、前記補助情報を表すためのラ
ンドプリピットデータ値を示す第1ランドプリピットグ
ループと、前記ウォブル周期Nと対応してランドプリピ
ット配置用のN個のビット数を有し、前記セクタの先頭
位置情報を表すためのセクタ同期データ値を示す第2ラ
ンドプリピットグループとの2形態で構成され、且つ、
前記第1ランドプリピットグループと前記第2ランドプ
リピットグループとを対にしてこの対が同じシンクフレ
ーム内で前記グルーブを介して互いに隣り合うランド上
に一つのシンクフレームおきに設置され、且つ、前記同
じシンクフレーム内で前記第1ランドプリピットグルー
プの各ランドプリピットと前記第2ランドプリピットグ
ループの各ランドプリピットとが前記グルーブのウォブ
ルに対して位相を違えてそれぞれ所定の位置に配置され
ていることを特徴とする光ディスク。 - 【請求項2】 請求項1記載の光ディスクにおいて、 前記第1ランドプリピットグループがランドプリピット
データ値“1”を示す時には、先頭ビット位置に前記シ
ンクフレームに対して同期を取るためのシンクプリピッ
トが配置されると共に、前記シンクプリピットを除いて
(N−1)個の各ビット位置に前記ランドプリピットが
配置され、一方、前記第1ランドプリピットグループが
ランドプリピットデータ値“0”を示す時には、先頭ビ
ット位置に前記シンクプリピットのみが配置され、 前記第2ランドプリピットグループがセクタ同期データ
値“1”を示す時には、先頭ビット位置を除いて(N−
1)個の各ビット位置に前記ランドプリピットが配置さ
れ、一方、前記第2ランドプリピットグループがセクタ
同期データ値“0”を示す時には、全てのビット位置に
前記ランドプリピットが配置されないことを特徴とする
光ディスク。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の光ディスク
を用い、この光ディスク上の前記トラックに光ピックア
ップから出射させたビームスポットを照射して、前記ト
ラックから反射された反射光を前記光ピックアップ内の
ホト・ディテクタにより光電変換して、前記トラックの
ウォブルと対応してウォブル信号を検出すると共に、前
記ランド上から前記第1,第2ランドプリピットグルー
プの各ランドプリピット信号を検出するように構成した
光ディスク装置であって、 前記ホト・ディテクタを前記トラックに沿って外周側と
内周側とに2分し、外周側の光センサ出力と内周側の光
センサ出力との差分を演算してラジアルプッシュプル信
号を出力するラジアルプッシュプル信号生成回路と、 前記ラジアルプッシュプル信号中から前記ウォブル信号
を検出するウォブル信号検出回路と、 前記ウォブル信号からウォブルクロックを生成するウォ
ブルクロック生成回路と、 前記ラジアルプッシュプル信号中から前記第1,第2ラ
ンドプリピットグループの各ランドプリピット信号を検
出するランドプリピット信号検出回路と、 前記ウォブルクロックと、前記第1,第2ランドプリピ
ットグループの各ランドプリピット信号とに基づいて、
前記第1ランドプリピットグループが示す前記ランドプ
リピットデータ値及び前記第2ランドプリピットグルー
プが示す前記セクタ同期データ値を判定するランドプリ
ピットデータ検出回路とを備えたことを特徴とする光デ
ィスク装置。 - 【請求項4】 請求項3記載の光ディスク装置におい
て、 前記ランドプリピットデータ検出回路は、前記第1ラン
ドプリピットグループに対して前記シンクプリピットを
除いてランドプリピット数が(N−1)/2個以上且つ
(N−1)個以下の場合にランドプリピットデータ値が
“1”であると判定し、一方、前記シンクプリピットを
除いてランドプリピット数が(N−1)/2個未満の場
合にランドプリピットデータ値が“0”であると判定す
ると共に、前記第2ランドプリピットグループに対して
先頭ビット位置を除いてランドプリピット数が(N−
1)/2個以上且つ(N−1)個以下の場合にセクタ同
期データ値が“1”であると判定し、一方、先頭ビット
位置を除いてランドプリピット数が(N−1)/2個未
満の場合にセクタ同期データ値が“0”であると判定す
ることを特徴とする光ディスク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001285385A JP2003091829A (ja) | 2001-09-19 | 2001-09-19 | 光ディスク及び光ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001285385A JP2003091829A (ja) | 2001-09-19 | 2001-09-19 | 光ディスク及び光ディスク装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003091829A true JP2003091829A (ja) | 2003-03-28 |
Family
ID=19108543
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001285385A Pending JP2003091829A (ja) | 2001-09-19 | 2001-09-19 | 光ディスク及び光ディスク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003091829A (ja) |
-
2001
- 2001-09-19 JP JP2001285385A patent/JP2003091829A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20070230319A1 (en) | Information recording medium and information reproduction method | |
JP3560410B2 (ja) | 光ディスク装置および光ディスク | |
JP3964086B2 (ja) | 情報記録再生装置 | |
JP4033940B2 (ja) | プリピット情報検出装置及び検出方法 | |
JP2013251019A (ja) | 光情報記録媒体および光情報記録媒体再生装置 | |
JP3714117B2 (ja) | プリピット検出装置、プリピット検出方法、位置及び周波数信号の検出回路 | |
JP3948771B2 (ja) | 移動制御情報記録装置、情報記録媒体及び情報再生装置 | |
JP3558265B2 (ja) | ピット信号検出回路及び光ディスクドライブ装置 | |
JP3931558B2 (ja) | 光ディスク及び光ディスク記録再生方法並びに光ディスク記録再生装置 | |
US7813231B2 (en) | Optical disc drive apparatus | |
JP2003091829A (ja) | 光ディスク及び光ディスク装置 | |
KR100686066B1 (ko) | 광 기록매체의 제어 장치 | |
JP2003091830A (ja) | 光ディスク及び光ディスク装置 | |
JPH09293244A (ja) | 光ディスクおよび光ディスク装置 | |
JP3875399B2 (ja) | 光ディスク装置のトラッキング方法とdvd−ramドライブ装置のトラッキング方法 | |
JP3797074B2 (ja) | 記録及び/又は再生装置並びに方法 | |
JP4333051B2 (ja) | 光ディスク装置 | |
JP2014063553A (ja) | 光情報記録媒体および光情報記録媒体再生装置 | |
JP2009134822A (ja) | 多層型光ディスク及び光ディスク装置 | |
JP4099202B2 (ja) | 情報記録媒体、情報記録装置、情報記録方法及び情報再生装置 | |
JP3933662B2 (ja) | 移動制御情報記録装置及び移動制御情報記録方法 | |
JP3956650B2 (ja) | 記録クロック生成方法及び光ディスク装置 | |
JP2000207744A (ja) | ピット信号検出回路 | |
JP2002319145A (ja) | ディスク、ディスク装置及びトラックセンター検出方法 | |
JP6164213B2 (ja) | 光情報記録媒体および光情報記録媒体再生装置 |