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JP2003088779A - ベル型霧化器 - Google Patents

ベル型霧化器

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Publication number
JP2003088779A
JP2003088779A JP2001283423A JP2001283423A JP2003088779A JP 2003088779 A JP2003088779 A JP 2003088779A JP 2001283423 A JP2001283423 A JP 2001283423A JP 2001283423 A JP2001283423 A JP 2001283423A JP 2003088779 A JP2003088779 A JP 2003088779A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bell
groove
type atomizer
atomization
opening end
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001283423A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsunori Yamada
勝則 山田
Takao Sugimoto
隆雄 杉本
Mitsuhiro Fujita
充洋 藤田
Masataka Ito
雅高 伊藤
Toshiaki Ikeda
利明 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Central R&D Labs Inc
Original Assignee
Toyota Central R&D Labs Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Central R&D Labs Inc filed Critical Toyota Central R&D Labs Inc
Priority to JP2001283423A priority Critical patent/JP2003088779A/ja
Publication of JP2003088779A publication Critical patent/JP2003088779A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 塗料やセラミックスラリーを均一且つ安定し
て霧化することができるベル型霧化器を提供する。 【解決手段】 ベル型霧化器1は、開口端2に向かうに
従い開口が拡がるベル形状でその内周側の開口端部2に
放射状に延び周方向に間隙を隔てて形成された霧化溝3
をもち、少なくとも前記霧化溝3をもつ前記開口端部2
はセラミックスあるいは金属で構成され、前記霧化溝3
はレーザビームによって溶融除去されることにより形成
されている。従って、霧化溝3の表面が平滑であり、且
つ霧化溝3の形状及び大きさが均一に形成されているの
で、塗料やセラミックスラリーが霧化溝3によって均一
に分流され、遠心力により細い均一な液糸状に放出され
て、安定した均一な霧化を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遠心力により塗料
の霧化やセラミックの造粒等を行うためのベル型霧化器
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車の外板塗装等の用途に
用いられる静電塗装機やセラミック粉末の造粒を行うた
めのスプレードライヤ(粉末造粒装置)の先端部分には
ベル型霧化器が使用されている。ベル型霧化器は、特公
昭62−39016号公報等に開示されているように、
その基端部に設けられた円盤状の拡散板に向かって供給
された塗料等を遠心力により霧化状態となすものであ
る。
【0003】ベル型霧化器の素材としては、従来、低硬
度の樹脂(ピーク材)や金属材料(アルミニウム、チタ
ン合金等)が用いられており、金属材料の場合には内周
面にセラミックを表面コートしたものが用いられてい
た。また、ベル型霧化器の開口端のリング状端面には、
塗料を均一に霧化して放出するために放射状に複数本の
溝が形成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のベル型霧化器を形成する各材料は硬度が低いため、
先端部に形成した溝の内周面上を流動するスラリー等に
含まれる高硬度の粒子により溝が顕著に摩耗する。この
ため、溝部分の耐久性が乏しいという問題がある。ま
た、溝内周面をセラミックコートする方法も提案されて
いるが、セラミックの付着性が低いため洗浄時に剥離し
易いという問題がある。
【0005】また、溝をダイヤモンド砥石等を用いて研
削加工により形成した場合、ダイヤモンド砥石の負荷圧
力すなわちアブレーションによる素材、結晶粒の脱落が
生じ、流動抵抗の小さい滑らかな加工面を有する溝を形
成しにくいという問題がある。更に、溝の加工中にダイ
ヤモンド砥石のブレードが摩耗するため、溝の形状やサ
イズが変化し易く、安定した溝加工を行うことが困難で
ある。
【0006】本発明は、塗料やセラミックスラリーを均
一且つ安定して霧化することができるベル型霧化器を提
供することを解決すべき課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、請求項1に記載のベル型霧化器は、開口端に向かう
に従い開口が拡がるベル形状でその内周側の開口端部に
放射状に延び周方向に間隙を隔てて形成された霧化溝を
もつものを対象として、特に、少なくとも前記霧化溝を
もつ前記開口端部はセラミックスあるいは金属で構成さ
れ、前記霧化溝はレーザビームによって溶融あるいは昇
華除去されることにより形成されていることを特徴とす
る。
【0008】このベル型霧化器は、セラミックスあるい
は金属で構成された開口端部の霧化溝がレーザビームに
よって溶融あるいは昇華除去されているため、霧化溝の
表面が平滑であり、且つ霧化溝の形状及び大きさが均一
に形成されている。このため、塗料やセラミックスラリ
ーが霧化溝によって均一に分流され、遠心力により細い
液糸状に放出されるので、安定した均一な霧化を行うこ
とができる。
【0009】また、請求項2に記載のベル型霧化器は、
前記開口端部は前記セラミックスでは構成され、前記霧
化溝を区画する表面部はガラス質で形成されている。霧
化溝を区画する表面部がガラス質であるため極めて平滑
であり、塗料やセラミックスラリーを滑らかに流動さ
せ、均一に分流することができる。
【0010】また、請求項3に記載のベル型霧化器は、
前記セラミックスが窒化物あるいは酸化物である。この
ため、レーザビームの照射により窒化物あるいは酸化物
が生成されて霧化溝を区画する表面部が硬化されている
ため耐摩耗性に優れている。
【0011】また、請求項4に記載のベル型霧化器は、
体積抵抗値が1×106〜1×101 0Ω・cmである。
ベル型霧化器が導電性を有しているので静電塗装が可能
であると共に、高抵抗であるので静電塗装時にスパーク
が発生することが無く、安全に塗装作業を行うことがで
きる。
【0012】また、請求項5に記載のベル型霧化器は、
前記開口端部が前記金属で形成され、前記霧化溝を区画
する表面部は急冷凝固した硬化部となっている。前記開
口端部が金属で形成されている場合において、霧化溝を
区画する表面部が急冷凝固した硬化部となっているため
耐摩耗性に優れている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化したベル型
霧化器の一実施形態について図面を参照しつつ説明す
る。
【0014】ベル型霧化器1は、図1に示すように、開
口端2に向かうに従い開口が拡がるベル形状を呈し、セ
ラミック材料により形成されている。セラミック材料と
しては、窒化珪素(Si34)を主成分とし、炭化珪素
(SiC)を添加することにより体積抵抗を1×106
〜1×1010、好ましくは1×108〜1×109Ω・c
mとしたセラミック焼成体が用いられる。
【0015】ベル型霧化器1の開口端2内周側のリング
状端面2aには、放射状に延び周方向に間隙を隔てた4
40本のV形状溝3が等間隔に形成されている。V形状
溝3は、YAGレーザー加工により断面V字形状に形成
された溝であり、幅が約0.2mm、深さが外周側にお
いて約0.25mmあり、内周側に向かってテーパ状に
浅くなっている(図4(b)、(c)参照)。尚、V形
状溝3が本発明の霧化溝に相当するものである。
【0016】より詳細には、リング状端面2aにおい
て、溝形成部分がレーザービームの照射により溶融ある
いは昇華されると共に、その溶融した部分が窒素ガスの
噴射により吹き飛ばされて除去されている。従って、溶
融した窒化珪素が急冷される。V形状溝3の表面部分
は、アモルファス化したガラス質の溶融凝固面となって
いる。尚、V形状溝3を区画する表面部には、Si
2、MgO、Al23からなるガラス層あるいはその
結晶相が形成されている。酸化物はレーザビームの溶射
時に雰囲気中に含まれる酸素により高温で酸化されたも
のと思われる。
【0017】次に、前述したベル型霧化器1を適用した
塗装装置51により塗装を行う場合におけるベル型霧化
器1の作用について説明する。
【0018】まず、塗料が塗料供給管53を介して塗料
拡散板55の内側空間55aに供給される。そして、塗
料拡散板55の内側空間55aに供給された塗料は、ベ
ル型霧化器1の回転に伴う遠心力により拡散・霧化され
て塗料噴射口57から噴出され、ベル型霧化器1の内周
面4に沿って膜状に流動し略円筒状に拡散される。塗料
が膜状に流動して開口端2内周側のリング状端面2aに
達すると、各V形状溝3内に分流する。
【0019】ここで、V形状溝3を区画する表面部分
は、前述したように、ガラス質であり極めて平滑に形成
されているので、塗料の流動時に生じる壁面抵抗が低減
され、複数のV形状溝3からなる微細な凹凸面上を塗料
が滑らかに流動する。この結果、図2におけるベル型霧
化器を左方向から視た状態の右上部を表す図3に示すよ
うに、複数のV形状溝3によって均一に分流された塗料
は、細い液糸状となって外方へ放出される。そして、こ
のように形成された細い液糸先端から、微細且つ均一な
塗料の粒子が滴下現象のように生成されることから、安
定した均一な霧化が行われるのである。
【0020】また、ベル型霧化器1に含まれる炭化珪素
は導電性を有しているため静電塗装を行うことが可能で
あるが、前述したように高抵抗であるため、被塗装物と
の間でスパークが発生することがないので、塗装作業を
安全に行うことができる。
【0021】尚、本発明は上述した実施形態に限定され
るものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々
の変更を施すことが可能である。
【0022】例えば、前記実施形態では、溝を形成する
ためにYAGレーザーを使用したが、昇華に使われやす
い波長を有するエキシマレーザーを使用することがより
好ましい。
【0023】また、ベル型霧化器1をジルコニア、アル
ミナ、ムライト、マグネシア等の構造用セラミックによ
り形成してもよい。
【0024】また、前記実施形態では、レーザ照射時の
アシストガスとしてO2を使用したが、空気、Ar、N2
を使用することも可能であり、O2、N2を使用するのが
最も好ましい。
【0025】また、前記実施形態では、ベル型霧化器1
をセラミックス材料により構成したが、アルミニウム、
チタン、鉄等の金属材料を用いて形成し、前記実施形態
と同様にV形状溝をレーザ加工することも可能である。
金属材料を用いた場合、レーザ照射して表面を高温で溶
融すると同時にガスを噴射して急冷することにより、溝
の表面が急冷凝固して加熱硬化される。例えば、材料と
してアルミニウムを用いた場合、大気中でのレーザ加工
により酸素とアルミニウムが反応して表面にAl23
金属酸化物が生成し、表面硬化処理が同時になされる。
このような酸化物生成による表面硬化は、Ti,Mg,
Zrなどの非鉄金属材料系で可能である。一方、N2
で加工するとAlNやTiN等窒化物の生成による硬化
も期待できる。また、Al−Ti、Al−Feの2種類
の混合粉末を粉末冶金法で作製し、この材料をレーザ加
工することによってそれらが反応した金属間化合物の生
成による硬化相を得ることが可能である。従って、V形
状溝を硬度が高く、耐摩耗性に優れたものとすることが
できる。
【0026】また、上記説明では、ベル型霧化器1を塗
装装置に適用した例を示したが、セラミック粉末を造粒
するためのスプレードライヤ(粉末造粒装置)あるいは
高温霧化装置に適用することも勿論可能である。この場
合、塗料に代えて、セラミックスラリーが液糸化されて
放出され、均一な微細セラミック粒子あるいは金属粒子
を生成することができる。
【0027】また、前記実施形態は一例であって、用途
に応じて適宜変更して実施可能であることは勿論であ
る。
【0028】
【実施例】次に、前記実施形態のベル型霧化器1の製造
を行った実施例について説明する。
【0029】まず、Si34粉末(粒子径0.2μm)
と、SiC粉末(粒子径0.03μm)と、MgAl2
4(スピネル、粒子径1μm)とを、これらが浸る程
度にエタノールを入れたボウルに入れ、湿式ボールミル
により混合粉砕を行った。混合比率は、Si34 を8
4重量%、SiCを10重量%、MgAl24を6重量
%とし、混合時間は96時間とした。尚、SiCは電気
抵抗の調整のため、MgAl24は焼結補助剤としてそ
れぞれ添加したものである。
【0030】次に、粉砕された混合物を摂氏100度程
度に加熱してエタノールを蒸発させ、混合物の固まりを
生成した。
【0031】次に、会合して固まりとなった混合物を軽
く解砕した後、冷間等方加工プレス(CIP)により圧
縮し、混合物の圧密体を生成した。より詳細には、水を
入れたポリエチレンの瓶中に混合物の粉末を入れてシー
ルし、静水圧で圧縮することにより混合物の圧密体を形
成する。
【0032】この焼結前の圧密体を最終形状であるベル
型に粗く機械加工した後、上記混合分とSi34粉を混
合した粉末中に埋め、窒素ガス中にて摂氏1790度で
6時間焼成した。
【0033】得られたセラミック焼成体の内外周を研削
加工することにより、所定の形状・寸法のベル型霧化器
1を形成した。
【0034】次に、ベル型霧化器1の開口端2内周側の
リング状端面2aにレーザビームを照射して、複数のV
形状溝3を放射状に形成した。より詳細には、図4に示
すように、まず、ベル型霧化器1中心軸をレーザ照射方
向(上から下)に対して30度傾けて、ベル型霧化器1
をYAGレーザー加工機61に設置された割り出し治具
63に取り付ける。そして、図5に示すように、このよ
うな状態で取り付けられたベル型霧化器1の開口端2に
形成されたリング状端面2aに、表1に示す加工条件、
即ち切断寸法を0.25×0.3mm、アシストガスを
2、出力を8W、周期を333Hz、パルス幅を0.
15msとしてレーザービームを照射することによりV
形状溝3を形成した。
【0035】
【表1】 尚、図5(a)は、図4における矢印A部分の拡大図、
(b)は(a)における矢印B部分の拡大図、(c)は
(b)における矢印Cにより示されるレーザ照射方向か
ら視たV形状溝3の拡大図である。
【0036】即ち、リング状端面2aのフォーカス位置
にO2ガスを噴射して溶融部分を吹き飛ばしながら、レ
ーザビームを加工面における溝形成部分の境界線に沿っ
てV字形状の溝をくり貫くようにトラバースさせる照射
パターンを上部から底部に向かってトラバースさせる照
射パターンからなる1サイクルを15回繰り返すことに
より幅0.3mm、深さ0.25mmのV形状溝を形成
した。また、溝を1本形成する毎にロータリユニット6
5を所定角度回転させてレーザの照射位置をずらし、前
述した溝加工を繰り返すことによりV形状溝3を440
本形成した。
【0037】このようにして溝加工を行うことにより形
成されたV形状溝3をSEM(走査電子顕微鏡)観察し
たところ、図6に示すような滑らかな表面形状を有する
溝が、均一な間隔で形成されている様子を観察すること
ができた。
【0038】尚、前記実施例ではV形状溝3のレーザ加
工において、所定形状の溝をくり貫くようにレーザビー
ムをトラバースさせてレーザ加工を行ったが、リング状
端面2aに溝形状の孔を設けたマスクを設置してレーザ
ビームを照射する方法でもよい。
【0039】
【発明の効果】以上述べたように本発明の請求項1に記
載のベル型霧化器によれば、塗料やセラミックスラリー
が霧化溝によって均一に分流され、遠心力により細い液
糸状に放出されるので、安定した均一な霧化を行うこと
ができるという効果を奏する。
【0040】また、請求項2に記載のベル型霧化器によ
れば、霧化溝を区画する表面部がガラス質であるため極
めて平滑であり、塗料やセラミックスラリーを滑らかに
流動させ、均一に分流することができるという効果を奏
する。
【0041】また、請求項3に記載のベル型霧化器によ
れば、レーザビームの照射により窒化物あるいは酸化物
が生成されて霧化溝を区画する表面部が硬化されている
ため耐摩耗性に優れているという効果を奏する。
【0042】また、請求項4に記載のベル型霧化器によ
れば、導電性を有しているので静電塗装が可能であると
共に、高抵抗であるので静電塗装時にスパークが発生す
ることが無く、安全に塗装作業を行うことができるとい
う効果を奏する。
【0043】また、請求項5に記載のベル型霧化器によ
れば、前記開口端部が金属で形成されている場合におい
て、霧化溝を区画する表面部が急冷凝固した硬化部とな
っているため耐摩耗性に優れているという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態のベル型霧化器の断面図で
ある。
【図2】 ベル型霧化器を装着した塗装装置の断面図で
ある。
【図3】 ベル型霧化器から液糸が放出されて粒子が生
成される様子を表す模式図である。
【図4】 レーザー加工機にベル型霧化器を装着した状
態を示す図である。
【図5】 図4における矢印A部分の拡大図、(b)は
(a)における矢印B部分の拡大図、(c)は(b)に
おける矢印Cにより示されるレーザ照射方向から視たV
形状溝3の拡大図である。
【図6】 レーザー加工したV形状溝をSEM撮影した
写真である。
【符号の説明】
1 ベル型霧化器 2 開口端 3 V形状溝
フロントページの続き (72)発明者 藤田 充洋 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1株式会社豊田中央研究所内 (72)発明者 伊藤 雅高 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1株式会社豊田中央研究所内 (72)発明者 池田 利明 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1株式会社豊田中央研究所内 Fターム(参考) 4F033 PA11 PB16 PD06 4F034 AA01 AA03 BA23

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口端に向かうに従い開口が拡がるベル
    形状でその内周側の開口端部に放射状に延び周方向に間
    隙を隔てて形成された霧化溝をもつベル型霧化器であっ
    て、 少なくとも前記霧化溝をもつ前記開口端部はセラミック
    スあるいは金属で構成され、前記霧化溝はレーザビーム
    によって溶融あるいは昇華除去されることにより形成さ
    れていることを特徴とするベル型霧化器。
  2. 【請求項2】 前記開口端部は前記セラミックスで構成
    され、前記霧化溝を区画する表面部はガラス質で形成さ
    れている請求項1に記載のベル型霧化器。
  3. 【請求項3】 前記セラミックスは窒化物あるいは酸化
    物である請求項2に記載のベル型霧化器。
  4. 【請求項4】 体積抵抗値が1×106〜1×1010Ω
    ・cmである請求項1に記載のベル型霧化器。
  5. 【請求項5】 前記開口端部は前記金属で形成され、前
    記霧化溝を区画する表面部は急冷凝固した硬化部となっ
    ている請求項1に記載のベル型霧化器。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006152833A (ja) * 2004-11-25 2006-06-15 Nsk Ltd 静圧気体軸受スピンドル
CN104289052A (zh) * 2014-09-03 2015-01-21 龙伍洋 水旋风除尘系统
DE102023117801A1 (de) * 2023-07-06 2025-01-09 B+M Surface Systems Gmbh Glockentellereinheit und Verfahren zur Herstellung

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