JP2003087764A - 映像音声情報配信システム、そのサーバ及びクライアント - Google Patents
映像音声情報配信システム、そのサーバ及びクライアントInfo
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- JP2003087764A JP2003087764A JP2001275103A JP2001275103A JP2003087764A JP 2003087764 A JP2003087764 A JP 2003087764A JP 2001275103 A JP2001275103 A JP 2001275103A JP 2001275103 A JP2001275103 A JP 2001275103A JP 2003087764 A JP2003087764 A JP 2003087764A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ネットワーク内の全クライアントがチャネル
を平等に選択でき、かつ、目標チャネルの映像音声情報
を確実に連続受信できるように、クライアント間でのチ
ャネル選択要求の競合を調停する映像音声情報配信シス
テムを提供する。 【解決手段】 クライアント200Aのユーザインタフェー
ス202はチャネル選択要求情報CRを出力し、リモコンRに
より入力された目標チャネルの番号をサーバ100Aへ伝達
する。チャネル選択管理部104はチャネル選択要求情報C
Rの受信時、メモリ103内のチャネル選択権テーブルTAを
参照する。チャネル選択権テーブルTAがチャネル選択要
求クライアントのID又は空行を含む時、チャネル選択
管理部104は目標チャネルからの映像音声情報SAVの入力
をチャネル選択制御信号CSにより外部インタフェース10
2へ指示する。それにより、サーバ100Aは目標チャネル
の映像音声情報SAVをネットワーク300内に配信する。
を平等に選択でき、かつ、目標チャネルの映像音声情報
を確実に連続受信できるように、クライアント間でのチ
ャネル選択要求の競合を調停する映像音声情報配信シス
テムを提供する。 【解決手段】 クライアント200Aのユーザインタフェー
ス202はチャネル選択要求情報CRを出力し、リモコンRに
より入力された目標チャネルの番号をサーバ100Aへ伝達
する。チャネル選択管理部104はチャネル選択要求情報C
Rの受信時、メモリ103内のチャネル選択権テーブルTAを
参照する。チャネル選択権テーブルTAがチャネル選択要
求クライアントのID又は空行を含む時、チャネル選択
管理部104は目標チャネルからの映像音声情報SAVの入力
をチャネル選択制御信号CSにより外部インタフェース10
2へ指示する。それにより、サーバ100Aは目標チャネル
の映像音声情報SAVをネットワーク300内に配信する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サーバによりネッ
トワーク内に配信された映像音声情報をクライアントに
より処理するための映像音声情報配信システムに関す
る。特に、サーバにより同時配信可能な映像音声情報の
チャネル数がネットワーク内のクライアント数より少な
い、映像音声情報配信システムに関する。
トワーク内に配信された映像音声情報をクライアントに
より処理するための映像音声情報配信システムに関す
る。特に、サーバにより同時配信可能な映像音声情報の
チャネル数がネットワーク内のクライアント数より少な
い、映像音声情報配信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】映像音声情報配信システムは、例えばテ
レビジョン(TV)放送受信機等、外部のチャネルから映
像音声情報を受信するための端末、をサーバとして構築
されたネットワークをいう。例えば、マンション又はホ
テルでは、複数の部屋のそれぞれに設置されたTV受像
器へ、共通のTV放送受信機がTV放送の番組を、共通
のVTRがビデオソフトの映画を、それぞれ配信する。
そこでは、共通のTV放送受信機及びVTRがサーバと
して、複数のTV受像器がクライアントとして、一つの
映像音声情報配信システムを構築する。
レビジョン(TV)放送受信機等、外部のチャネルから映
像音声情報を受信するための端末、をサーバとして構築
されたネットワークをいう。例えば、マンション又はホ
テルでは、複数の部屋のそれぞれに設置されたTV受像
器へ、共通のTV放送受信機がTV放送の番組を、共通
のVTRがビデオソフトの映画を、それぞれ配信する。
そこでは、共通のTV放送受信機及びVTRがサーバと
して、複数のTV受像器がクライアントとして、一つの
映像音声情報配信システムを構築する。
【0003】近年では更に、パーソナルコンピュータ
(PC)及び情報家電の急速な普及により、上記の映像音
声情報配信システムがホームネットワークとして家庭内
で実現される。ここで、ホームネットワークは、PC、
プリンタ、ルータ、FAX、携帯情報端末(PDA)、セ
ットトップボックス(STB)、ディジタルテレビジョン
(DTV)受信機、TV受像器、及び、DVDプレーヤ等
を、IEEE802.3、ワイヤレスLAN(IEEE802.11
b又はBlueTooth)、IEEE1394、USB、電力線又は
電話線等で接続して構築された家庭内ネットワークであ
る。ホームネットワークでは、例えば、PC、STB、
DTV受信機及びDVDプレーヤ等がサーバとして、P
C及びTV受像器がクライアントとして、上記の映像音
声情報配信システムを形成する。
(PC)及び情報家電の急速な普及により、上記の映像音
声情報配信システムがホームネットワークとして家庭内
で実現される。ここで、ホームネットワークは、PC、
プリンタ、ルータ、FAX、携帯情報端末(PDA)、セ
ットトップボックス(STB)、ディジタルテレビジョン
(DTV)受信機、TV受像器、及び、DVDプレーヤ等
を、IEEE802.3、ワイヤレスLAN(IEEE802.11
b又はBlueTooth)、IEEE1394、USB、電力線又は
電話線等で接続して構築された家庭内ネットワークであ
る。ホームネットワークでは、例えば、PC、STB、
DTV受信機及びDVDプレーヤ等がサーバとして、P
C及びTV受像器がクライアントとして、上記の映像音
声情報配信システムを形成する。
【0004】映像音声情報配信システムでは、複数のク
ライアントからのチャネル選択要求に応じて、複数のチ
ャネルから映像音声情報が配信されなければならない。
従来の映像音声情報配信システムは、例えば特開平8−7
9720号公報で開示されたもののように、ハードディスク
(HD)等のストレージを利用して複数のクライアントか
らの要求に応じた映像音声情報の配信を実現する。図14
はそのような従来の映像音声配信システムの一例を示
す。図14に示された映像音声情報配信システムでは、サ
ーバ1000内の外部インタフェース1002がアンテナAを通
してTV放送を受信する。外部インタフェース1002は映
像音声情報をチャネル別にストレージSへストアする。
ライアントからのチャネル選択要求に応じて、複数のチ
ャネルから映像音声情報が配信されなければならない。
従来の映像音声情報配信システムは、例えば特開平8−7
9720号公報で開示されたもののように、ハードディスク
(HD)等のストレージを利用して複数のクライアントか
らの要求に応じた映像音声情報の配信を実現する。図14
はそのような従来の映像音声配信システムの一例を示
す。図14に示された映像音声情報配信システムでは、サ
ーバ1000内の外部インタフェース1002がアンテナAを通
してTV放送を受信する。外部インタフェース1002は映
像音声情報をチャネル別にストレージSへストアする。
【0005】クライアント2000のそれぞれは、目標チャ
ネルについての情報(以下、チャネル選択要求情報とい
う)をクライアントコントローラ2002により作成する。
チャネル選択要求情報はネットワークインタフェース20
01によりネットワーク300へ出力される。サーバコント
ローラ1003は、クライアント2000のチャネル選択要求情
報をネットワーク300から受信し、それらに基づいて複
数のチャネルを選択する。外部インタフェース1002は、
選択された複数のチャネルの映像音声情報をストレージ
Sから読み出し、サーバインタフェース1001へ出力す
る。サーバインタフェース1001は、入力された複数のチ
ャネルの映像音声情報を多重化し、ネットワーク300内
に配信する。
ネルについての情報(以下、チャネル選択要求情報とい
う)をクライアントコントローラ2002により作成する。
チャネル選択要求情報はネットワークインタフェース20
01によりネットワーク300へ出力される。サーバコント
ローラ1003は、クライアント2000のチャネル選択要求情
報をネットワーク300から受信し、それらに基づいて複
数のチャネルを選択する。外部インタフェース1002は、
選択された複数のチャネルの映像音声情報をストレージ
Sから読み出し、サーバインタフェース1001へ出力す
る。サーバインタフェース1001は、入力された複数のチ
ャネルの映像音声情報を多重化し、ネットワーク300内
に配信する。
【0006】クライアント2000は、ネットワークインタ
フェース2001を通してネットワーク300から多重化映像
音声情報を受信する。映像音声情報処理部2003は、多重
化映像音声情報から目標チャネルの映像音声情報を抜き
出し、モニタ2004v及びスピーカ2004aで再生する。こう
して、上記の映像音声配信システムはストレージを利用
して、複数のクライアントにより要求された複数のチャ
ネルからの映像音声情報を配信する。
フェース2001を通してネットワーク300から多重化映像
音声情報を受信する。映像音声情報処理部2003は、多重
化映像音声情報から目標チャネルの映像音声情報を抜き
出し、モニタ2004v及びスピーカ2004aで再生する。こう
して、上記の映像音声配信システムはストレージを利用
して、複数のクライアントにより要求された複数のチャ
ネルからの映像音声情報を配信する。
【0007】更に、映像音声情報配信システムでは、複
数のクライアントからのチャネル選択の要求が競合した
時、その競合が調停されなければならない。従来の映像
音声配信システムでは、例えば特開平9−200727号公報
で開示されたもののように、サーバがクライアントにチ
ャネル選択での優先順位を割り当て、複数のクライアン
ト間でのチャネル選択要求の競合を調停する。図15は、
そのような調停を行う従来の映像音声配信システムの一
例を示す。
数のクライアントからのチャネル選択の要求が競合した
時、その競合が調停されなければならない。従来の映像
音声配信システムでは、例えば特開平9−200727号公報
で開示されたもののように、サーバがクライアントにチ
ャネル選択での優先順位を割り当て、複数のクライアン
ト間でのチャネル選択要求の競合を調停する。図15は、
そのような調停を行う従来の映像音声配信システムの一
例を示す。
【0008】図15に示された映像音声情報配信システム
では、サーバコントローラ1003Aがクライアント2010の
いずれか(以下、クライアントAという)からのチャネル
選択要求情報に従ってチャネルを選択し、選択されたチ
ャネル(以下、被選択チャネルという)を外部インタフェ
ース1002へ指定する。外部インタフェース1002は例えば
チューナ1002aにより被選択チャネルから映像音声情報
を受信する。受信された映像音声情報はサーバインタフ
ェース1001を通してネットワーク300内にリアルタイム
で配信される。クライアントAを始め、ネットワーク30
0内のいずれのクライアント2010も、ネットワーク300内
に配信された映像音声情報を受信できる。
では、サーバコントローラ1003Aがクライアント2010の
いずれか(以下、クライアントAという)からのチャネル
選択要求情報に従ってチャネルを選択し、選択されたチ
ャネル(以下、被選択チャネルという)を外部インタフェ
ース1002へ指定する。外部インタフェース1002は例えば
チューナ1002aにより被選択チャネルから映像音声情報
を受信する。受信された映像音声情報はサーバインタフ
ェース1001を通してネットワーク300内にリアルタイム
で配信される。クライアントAを始め、ネットワーク30
0内のいずれのクライアント2010も、ネットワーク300内
に配信された映像音声情報を受信できる。
【0009】サーバ1010による被選択チャネルからの映
像音声情報の配信時、クライアントAとは別のクライア
ント2010(以下、クライアントBという)のユーザがユー
ザインタフェース2005を通して、被選択チャネルとは別
の目標チャネルについての情報を入力する。ユーザイン
タフェース2005は入力された情報からチャネル選択要求
情報を作成し、識別情報付加部2006へ出力する。識別情
報付加部2006はクライアントBの識別情報とチャネル選
択での優先順位とをチャネル選択要求情報へ付加する。
その後、チャネル選択要求情報はネットワークインタフ
ェース2001によりネットワーク300へ出力される。
像音声情報の配信時、クライアントAとは別のクライア
ント2010(以下、クライアントBという)のユーザがユー
ザインタフェース2005を通して、被選択チャネルとは別
の目標チャネルについての情報を入力する。ユーザイン
タフェース2005は入力された情報からチャネル選択要求
情報を作成し、識別情報付加部2006へ出力する。識別情
報付加部2006はクライアントBの識別情報とチャネル選
択での優先順位とをチャネル選択要求情報へ付加する。
その後、チャネル選択要求情報はネットワークインタフ
ェース2001によりネットワーク300へ出力される。
【0010】サーバコントローラ1003Aはサーバインタ
フェース1001を通してネットワーク300から、クライア
ントBのチャネル選択要求情報を受信する。その時、サ
ーバコントローラ1003Aは、クライアントAとクライア
ントBとのそれぞれのチャネル選択要求情報に基づい
て、それぞれの優先順位を比較する。もしクライアント
Aの優先順位がクライアントBより上位であれば、サー
バコントローラ1003AはクライアントBへ、チャネル選
択要求の拒絶を示す情報、を出力する。もしクライアン
トAの優先順位がクライアントBより下位であれば、ク
ライアントBのチャネル選択要求情報により示される目
標チャネルを新たな被選択チャネルとして選択する。更
に、外部インタフェース1002へ新たな被選択チャネルを
指定する。こうして、上記の映像音声情報配信システム
は、ネットワーク300内のクライアント2010のそれぞれ
にチャネル選択での優先順位を割り当て、上位のクライ
アントにチャネル選択を優先させる。それにより、チャ
ネル選択の競合が調停される。
フェース1001を通してネットワーク300から、クライア
ントBのチャネル選択要求情報を受信する。その時、サ
ーバコントローラ1003Aは、クライアントAとクライア
ントBとのそれぞれのチャネル選択要求情報に基づい
て、それぞれの優先順位を比較する。もしクライアント
Aの優先順位がクライアントBより上位であれば、サー
バコントローラ1003AはクライアントBへ、チャネル選
択要求の拒絶を示す情報、を出力する。もしクライアン
トAの優先順位がクライアントBより下位であれば、ク
ライアントBのチャネル選択要求情報により示される目
標チャネルを新たな被選択チャネルとして選択する。更
に、外部インタフェース1002へ新たな被選択チャネルを
指定する。こうして、上記の映像音声情報配信システム
は、ネットワーク300内のクライアント2010のそれぞれ
にチャネル選択での優先順位を割り当て、上位のクライ
アントにチャネル選択を優先させる。それにより、チャ
ネル選択の競合が調停される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】図14に示された従来の
映像音声配信システムでは、サーバ1000により同時に実
行可能なクライアント2000からのチャネル選択要求の数
が、サーバ1000により同時配信可能なチャネル数の上限
までに限られる。そのように、映像音声配信システムで
は一般に、クライアント間でチャネル選択の競合が生じ
る。その競合は、例えば図15に示された従来の映像音声
配信システムでは上記の通り、クライアント2010のそれ
ぞれに対するチャネル選択での優先順位の割り当てによ
り調停される。しかし、上記の調停では、チャネル選択
での優先順位がネットワーク内の全てのクライアントに
対して重複なしに、予め設定されなければならなかっ
た。従って、多くのクライアントを含むネットワークで
は、その初期化に要する時間の短縮が阻まれた。
映像音声配信システムでは、サーバ1000により同時に実
行可能なクライアント2000からのチャネル選択要求の数
が、サーバ1000により同時配信可能なチャネル数の上限
までに限られる。そのように、映像音声配信システムで
は一般に、クライアント間でチャネル選択の競合が生じ
る。その競合は、例えば図15に示された従来の映像音声
配信システムでは上記の通り、クライアント2010のそれ
ぞれに対するチャネル選択での優先順位の割り当てによ
り調停される。しかし、上記の調停では、チャネル選択
での優先順位がネットワーク内の全てのクライアントに
対して重複なしに、予め設定されなければならなかっ
た。従って、多くのクライアントを含むネットワークで
は、その初期化に要する時間の短縮が阻まれた。
【0012】上記の調停ではクライアントの優先順位が
固定された。その結果、チャネル選択の成功率が特定の
クライアントだけに偏って高かった。例えばマンション
又はホテル等の映像音声情報配信システムでは、全ての
クライアントがチャネルを平等に選択できるべきであ
る。それ故、上記の調停は好ましくなかった。
固定された。その結果、チャネル選択の成功率が特定の
クライアントだけに偏って高かった。例えばマンション
又はホテル等の映像音声情報配信システムでは、全ての
クライアントがチャネルを平等に選択できるべきであ
る。それ故、上記の調停は好ましくなかった。
【0013】更に、下位の優先順位を持つクライアント
は、上位のクライアントによるチャネル選択により、映
像音声情報の受信をしばしば中断された。従って、ほと
んどのクライアントでは、映像音声情報の連続再生又は
連続記録が不確実であった。
は、上位のクライアントによるチャネル選択により、映
像音声情報の受信をしばしば中断された。従って、ほと
んどのクライアントでは、映像音声情報の連続再生又は
連続記録が不確実であった。
【0014】本発明は、ネットワーク内の全てのクライ
アントがチャネルを平等に選択でき、かつ、目標チャネ
ルの映像音声情報を確実に連続受信できるように、クラ
イアント間でのチャネル選択要求の競合を調停できる映
像音声情報配信システム、の提供を目的とする。
アントがチャネルを平等に選択でき、かつ、目標チャネ
ルの映像音声情報を確実に連続受信できるように、クラ
イアント間でのチャネル選択要求の競合を調停できる映
像音声情報配信システム、の提供を目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の一つの観点によ
る映像音声情報配信システムは、(a) 外部の複数のチ
ャネルから所定の被選択チャネルを所定の上限数以下だ
け選択し、被選択チャネルのそれぞれから映像音声情報
を受信してネットワーク内に配信するためのサーバ;及
び、(b) 被選択チャネルの上限数より多く存在し、サ
ーバによりネットワーク内に配信された映像音声情報を
受信するための複数のクライアント;を有する映像音声
情報配信システムであり; (A) (a) ネットワークとの間で通信するためのネット
ワークインタフェース;及び、(b) 目標チャネルにつ
いての情報を外部から入力してチャネル選択要求情報を
作成し、ネットワークインタフェースを通してチャネル
選択要求情報をネットワークへ出力するためのチャネル
選択要求入力部;をクライアントが有し; (B) (a) ネットワークとの間で通信するためのサーバ
インタフェース; (b) 映像音声情報を受信し、サーバインタフェースへ
出力するための外部インタフェース; (c) クライアントごとにチャネル選択権の有無を示す
チャネル選択権テーブル、を記憶するためのメモリ;及
び、 (d) サーバインタフェースを通してチャネル選択要求
情報を受信した時、チャネル選択権テーブルを参照し、
(1) もしチャネル選択権テーブルがチャネル選択要求
情報の発信元のクライアント(以下、チャネル選択要求
クライアントという)によるチャネル選択権の保有を示
すならば、受信されたチャネル選択要求情報により指定
される目標チャネルを被選択チャネルに決定し、決定さ
れた被選択チャネルを指定するためのチャネル選択制御
情報を外部インタフェースへ出力し、(2) もしチャネ
ル選択権テーブルがチャネル選択要求クライアントによ
るチャネル選択権の非保有を示し、かつ、チャネル選択
権テーブルによりチャネル選択権の保有を示されている
クライアント(以下、チャネル選択権保有クライアント
という)の数が被選択チャネルの上限数より小さけれ
ば、チャネル選択要求クライアントによるチャネル選択
権の保有を示すようにチャネル選択権テーブルを更新す
る(以下、チャネル選択要求クライアントに対してチャ
ネル選択権を付与する、という)、ためのチャネル選択
管理部;をサーバが有する。
る映像音声情報配信システムは、(a) 外部の複数のチ
ャネルから所定の被選択チャネルを所定の上限数以下だ
け選択し、被選択チャネルのそれぞれから映像音声情報
を受信してネットワーク内に配信するためのサーバ;及
び、(b) 被選択チャネルの上限数より多く存在し、サ
ーバによりネットワーク内に配信された映像音声情報を
受信するための複数のクライアント;を有する映像音声
情報配信システムであり; (A) (a) ネットワークとの間で通信するためのネット
ワークインタフェース;及び、(b) 目標チャネルにつ
いての情報を外部から入力してチャネル選択要求情報を
作成し、ネットワークインタフェースを通してチャネル
選択要求情報をネットワークへ出力するためのチャネル
選択要求入力部;をクライアントが有し; (B) (a) ネットワークとの間で通信するためのサーバ
インタフェース; (b) 映像音声情報を受信し、サーバインタフェースへ
出力するための外部インタフェース; (c) クライアントごとにチャネル選択権の有無を示す
チャネル選択権テーブル、を記憶するためのメモリ;及
び、 (d) サーバインタフェースを通してチャネル選択要求
情報を受信した時、チャネル選択権テーブルを参照し、
(1) もしチャネル選択権テーブルがチャネル選択要求
情報の発信元のクライアント(以下、チャネル選択要求
クライアントという)によるチャネル選択権の保有を示
すならば、受信されたチャネル選択要求情報により指定
される目標チャネルを被選択チャネルに決定し、決定さ
れた被選択チャネルを指定するためのチャネル選択制御
情報を外部インタフェースへ出力し、(2) もしチャネ
ル選択権テーブルがチャネル選択要求クライアントによ
るチャネル選択権の非保有を示し、かつ、チャネル選択
権テーブルによりチャネル選択権の保有を示されている
クライアント(以下、チャネル選択権保有クライアント
という)の数が被選択チャネルの上限数より小さけれ
ば、チャネル選択要求クライアントによるチャネル選択
権の保有を示すようにチャネル選択権テーブルを更新す
る(以下、チャネル選択要求クライアントに対してチャ
ネル選択権を付与する、という)、ためのチャネル選択
管理部;をサーバが有する。
【0016】上記の映像音声情報配信システムでは、サ
ーバがチャネル選択権保有クライアントからのチャネル
選択要求情報に従って被選択チャネルを決定する。従っ
て、サーバはチャネル選択権の付与により、クライアン
トに対して確実なチャネル選択を保証する。更に、チャ
ネル選択権保有クライアントから要求されたチャネルの
映像音声情報を、中断することなく確実に配信する。そ
れ故、チャネル選択権保有クライアントは目標チャネル
の映像音声情報を安定に連続受信できる。
ーバがチャネル選択権保有クライアントからのチャネル
選択要求情報に従って被選択チャネルを決定する。従っ
て、サーバはチャネル選択権の付与により、クライアン
トに対して確実なチャネル選択を保証する。更に、チャ
ネル選択権保有クライアントから要求されたチャネルの
映像音声情報を、中断することなく確実に配信する。そ
れ故、チャネル選択権保有クライアントは目標チャネル
の映像音声情報を安定に連続受信できる。
【0017】被選択チャネルの数が上限数より小さい
時、サーバはチャネル選択要求クライアントに対してチ
ャネル選択権を付与する。その時、チャネル選択管理部
がチャネル選択要求情報の受信順に被選択チャネルの上
限数と同数まで、チャネル選択要求クライアントに対し
てチャネル選択権を付与しても良い。こうしてサーバは
チャネル選択権の付与を動的に実行する。その結果、ク
ライアントはいずれもチャネル選択権を平等に取得でき
る。
時、サーバはチャネル選択要求クライアントに対してチ
ャネル選択権を付与する。その時、チャネル選択管理部
がチャネル選択要求情報の受信順に被選択チャネルの上
限数と同数まで、チャネル選択要求クライアントに対し
てチャネル選択権を付与しても良い。こうしてサーバは
チャネル選択権の付与を動的に実行する。その結果、ク
ライアントはいずれもチャネル選択権を平等に取得でき
る。
【0018】上記の映像音声情報配信システムでは、
(A) チャネル選択での優先順位を要求するための優先
順位要求情報、をネットワークへネットワークインタフ
ェースを通して出力するための優先順位要求部、をクラ
イアントが更に含み; (B) チャネル選択管理部が、(a) クライアントのそれ
ぞれからの優先順位要求情報に基づいて優先順位を決定
し、(b) 決定された優先順位を示す項目、をチャネル
選択権テーブル内に作成し; (C) チャネル選択権保有クライアントの数が被選択チ
ャネルの上限数と等しい時、チャネル選択管理部が、
(a) チャネル選択権テーブルを参照してチャネル選択
権保有クライアントとチャネル選択要求クライアントと
の中から被選択チャネルの上限数と同数のクライアント
を優先順位の順に選択し、(b) 選択されたクライアン
トに対してチャネル選択権を付与しても良い。
順位要求情報、をネットワークへネットワークインタフ
ェースを通して出力するための優先順位要求部、をクラ
イアントが更に含み; (B) チャネル選択管理部が、(a) クライアントのそれ
ぞれからの優先順位要求情報に基づいて優先順位を決定
し、(b) 決定された優先順位を示す項目、をチャネル
選択権テーブル内に作成し; (C) チャネル選択権保有クライアントの数が被選択チ
ャネルの上限数と等しい時、チャネル選択管理部が、
(a) チャネル選択権テーブルを参照してチャネル選択
権保有クライアントとチャネル選択要求クライアントと
の中から被選択チャネルの上限数と同数のクライアント
を優先順位の順に選択し、(b) 選択されたクライアン
トに対してチャネル選択権を付与しても良い。
【0019】その結果、優先順位が上位であるほど、ク
ライアントはチャネル選択権の取得を優先される。こう
して、上記の映像音声情報配信システムは、クライアン
トに対するチャネル選択権の付与とチャネル選択での優
先順位の割り当てとを両立できる。特に、上記の優先順
位要求情報が、例えばクライアントのユーザの識別情報
等、クライアントの使用状態についての情報を含んでも
良い。その時、サーバはクライアントの使用状態に動的
に対応して優先順位を決定できる。従って、優先順位の
割り当てをいずれのクライアントに対しても平等にでき
る。その結果、クライアントはいずれも、チャネル選択
権を平等に取得できる。
ライアントはチャネル選択権の取得を優先される。こう
して、上記の映像音声情報配信システムは、クライアン
トに対するチャネル選択権の付与とチャネル選択での優
先順位の割り当てとを両立できる。特に、上記の優先順
位要求情報が、例えばクライアントのユーザの識別情報
等、クライアントの使用状態についての情報を含んでも
良い。その時、サーバはクライアントの使用状態に動的
に対応して優先順位を決定できる。従って、優先順位の
割り当てをいずれのクライアントに対しても平等にでき
る。その結果、クライアントはいずれも、チャネル選択
権を平等に取得できる。
【0020】上記の映像音声情報配信システムでは、
(A) (a) 映像音声情報を所定の解像度の映像信号へ変
換するための映像音声情報処理部、及び、(b) 映像信
号に従って所定の解像度の画面に映像を表示するための
映像表示装置、をクライアントが有し; (B) 優先順位要求部が、(a) 画面に対する映像信号の
解像度比を算出して解像度比情報を作成し、(b) その
解像度比情報を優先順位要求情報へ含ませ; (C) チャネル選択管理部がその解像度比情報に基づい
て優先順位を決定しても良い。
換するための映像音声情報処理部、及び、(b) 映像信
号に従って所定の解像度の画面に映像を表示するための
映像表示装置、をクライアントが有し; (B) 優先順位要求部が、(a) 画面に対する映像信号の
解像度比を算出して解像度比情報を作成し、(b) その
解像度比情報を優先順位要求情報へ含ませ; (C) チャネル選択管理部がその解像度比情報に基づい
て優先順位を決定しても良い。
【0021】解像度比は画面全体に対する映像表示部分
の割合を示し、映像信号に対するクライアントのユーザ
の関心度を測る目安となり得る。すなわち、解像度比が
大きいほど、映像信号に対するユーザの関心度は一般に
高い。上記の映像音声情報配信システムでは、サーバが
それぞれのクライアントに対して、解像度比の大きさ順
に優先順位を決定できる。従って、高い関心を持つユー
ザにより使用されるクライアントは一般に上位の優先順
位を取得できる。その結果、そのクライアントはチャネ
ル選択権を取得しやすいので、目標チャネルの映像音声
情報を確実に連続して受信できる。こうして、上記の映
像音声情報配信システムでは、サーバがチャネル選択で
の優先順位を、それぞれのクライアントの使用状態に動
的に対応して決定する。それにより、優先順位の決定に
それぞれのクライアントのユーザの関心度を反映でき
る。その結果、クライアントがいずれもチャネル選択権
を平等に取得できる。
の割合を示し、映像信号に対するクライアントのユーザ
の関心度を測る目安となり得る。すなわち、解像度比が
大きいほど、映像信号に対するユーザの関心度は一般に
高い。上記の映像音声情報配信システムでは、サーバが
それぞれのクライアントに対して、解像度比の大きさ順
に優先順位を決定できる。従って、高い関心を持つユー
ザにより使用されるクライアントは一般に上位の優先順
位を取得できる。その結果、そのクライアントはチャネ
ル選択権を取得しやすいので、目標チャネルの映像音声
情報を確実に連続して受信できる。こうして、上記の映
像音声情報配信システムでは、サーバがチャネル選択で
の優先順位を、それぞれのクライアントの使用状態に動
的に対応して決定する。それにより、優先順位の決定に
それぞれのクライアントのユーザの関心度を反映でき
る。その結果、クライアントがいずれもチャネル選択権
を平等に取得できる。
【0022】上記の映像音声情報配信システムでは、チ
ャネル選択権保有クライアントの数が被選択チャネルの
上限数以上に設定されても良い。その時、チャネル選択
管理部が、 (a) 所定時間内に受信されたチャネル選択権保有クラ
イアントからのチャネル選択要求情報に基づいて、チャ
ネル選択権保有クライアントをチャネル選択要求クライ
アントとそれ以外とに分割し、それぞれのクライアント
数を目標チャネル及び被選択チャネルごとに集計し; (b) 集計されたクライアント数の多い順に、対応する
目標チャネル及び被選択チャネルを新たな被選択チャネ
ルとして決定し、新たなチャネル選択制御情報を外部イ
ンタフェースへ出力し; (c) チャネル選択権保有クライアントの内、(1) 新た
な被選択チャネルの一つを目標チャネルとして指定した
チャネル選択要求クライアントと、(2) 新たな被選択
チャネルに属する元の被選択チャネルからの映像音声情
報を受信していたチャネル選択権保有クライアントと、
に対して新たにチャネル選択権を付与する。
ャネル選択権保有クライアントの数が被選択チャネルの
上限数以上に設定されても良い。その時、チャネル選択
管理部が、 (a) 所定時間内に受信されたチャネル選択権保有クラ
イアントからのチャネル選択要求情報に基づいて、チャ
ネル選択権保有クライアントをチャネル選択要求クライ
アントとそれ以外とに分割し、それぞれのクライアント
数を目標チャネル及び被選択チャネルごとに集計し; (b) 集計されたクライアント数の多い順に、対応する
目標チャネル及び被選択チャネルを新たな被選択チャネ
ルとして決定し、新たなチャネル選択制御情報を外部イ
ンタフェースへ出力し; (c) チャネル選択権保有クライアントの内、(1) 新た
な被選択チャネルの一つを目標チャネルとして指定した
チャネル選択要求クライアントと、(2) 新たな被選択
チャネルに属する元の被選択チャネルからの映像音声情
報を受信していたチャネル選択権保有クライアントと、
に対して新たにチャネル選択権を付与する。
【0023】同一チャネルの映像音声情報を受信するク
ライアントの数は、その映像音声情報に対するクライア
ントのユーザの関心度を測る目安となり得る。上記のク
ライアントの数が多いほど、ユーザの関心度は一般に高
い。上記の映像音声情報配信システムでは、サーバが被
選択チャネルを次のようなクライアントの数の順に決定
する: (a) そのチャネルの映像音声情報を受信する
チャネル選択権保有クライアントの数、及び、(b) そ
のチャネルを目標チャネルとするチャネル選択要求情
報、を発信したチャネル選択権保有クライアントの数。
その結果、高い関心を持つユーザにより使用されるクラ
イアントが一般にチャネルを選択でき、かつ、目標チャ
ネルの映像音声情報を確実に連続受信できる。こうし
て、上記の映像音声情報配信システムでは、サーバが被
選択チャネルの決定に、それぞれのクライアントのユー
ザの関心度を反映できる。その結果、クライアントがい
ずれもチャネル選択権を平等に取得できる。
ライアントの数は、その映像音声情報に対するクライア
ントのユーザの関心度を測る目安となり得る。上記のク
ライアントの数が多いほど、ユーザの関心度は一般に高
い。上記の映像音声情報配信システムでは、サーバが被
選択チャネルを次のようなクライアントの数の順に決定
する: (a) そのチャネルの映像音声情報を受信する
チャネル選択権保有クライアントの数、及び、(b) そ
のチャネルを目標チャネルとするチャネル選択要求情
報、を発信したチャネル選択権保有クライアントの数。
その結果、高い関心を持つユーザにより使用されるクラ
イアントが一般にチャネルを選択でき、かつ、目標チャ
ネルの映像音声情報を確実に連続受信できる。こうし
て、上記の映像音声情報配信システムでは、サーバが被
選択チャネルの決定に、それぞれのクライアントのユー
ザの関心度を反映できる。その結果、クライアントがい
ずれもチャネル選択権を平等に取得できる。
【0024】本発明の別の観点による映像音声情報配信
システムは、(a) 外部の複数のチャネルから所定の被
選択チャネルを所定の上限数以下だけ選択し、被選択チ
ャネルのそれぞれから映像音声情報を受信してネットワ
ーク内に配信するためのサーバ;及び、(b) 被選択チ
ャネルの上限数より多く存在し、サーバによりネットワ
ーク内に配信された映像音声情報を受信するための複数
のクライアント;を有する映像音声情報配信システムで
あり; (A) (a) ネットワークとの間で通信するためのネット
ワークインタフェース; (b) (1) ネットワークインタフェースを通してネット
ワークから、クライアントによるチャネル選択権の保有
を示すチャネル選択権保有情報と、被選択チャネルの上
限数を示すチャネル上限数情報と、を受信し、(2) ク
ライアントごとにチャネル選択権の有無を示すチャネル
選択権テーブル、を作成して記憶する、ためのチャネル
選択権テーブル管理部; (c) 目標チャネルについての情報を外部から入力し、
チャネル選択要求情報を作成するためのチャネル選択要
求入力部;及び、 (d) チャネル選択要求情報の入力時、(1) そのチャネ
ル選択要求情報を保持してチャネル選択権テーブルを参
照し、(2) もし、チャネル選択権テーブルが所属のク
ライアントによるチャネル選択権の保有を示すならば、
又は、チャネル選択権保有クライアントの数が被選択チ
ャネルの上限数より小さければ、保持したチャネル選択
要求情報をネットワークへネットワークインタフェース
を通して出力する、ためのチャネル選択権判定部;をク
ライアントが有し; (B) (a) ネットワークとの間で通信するためのサーバ
インタフェース; (b) 映像音声情報を受信し、サーバインタフェースへ
出力するための外部インタフェース; (c) サーバインタフェースを通してチャネル選択要求
情報を受信した時、(1) 受信されたチャネル選択要求
情報により指定される目標チャネルを被選択チャネルと
して指定するためのチャネル選択制御情報、を外部イン
タフェースへ出力し、(2) 受信されたチャネル選択要
求情報のチャネル選択要求クライアントについての識別
情報を作成する、ためのチャネル選択制御部;及び、 (d) (1) 識別情報を入力し、(2) その識別情報によ
り示されるチャネル選択要求クライアントについてチャ
ネル選択権保有情報を作成し、(3) チャネル選択権保
有情報をチャネル上限数情報と共にサーバインタフェー
スを通してネットワーク内に配信する、ためのチャネル
選択権付与部;をサーバが有する。
システムは、(a) 外部の複数のチャネルから所定の被
選択チャネルを所定の上限数以下だけ選択し、被選択チ
ャネルのそれぞれから映像音声情報を受信してネットワ
ーク内に配信するためのサーバ;及び、(b) 被選択チ
ャネルの上限数より多く存在し、サーバによりネットワ
ーク内に配信された映像音声情報を受信するための複数
のクライアント;を有する映像音声情報配信システムで
あり; (A) (a) ネットワークとの間で通信するためのネット
ワークインタフェース; (b) (1) ネットワークインタフェースを通してネット
ワークから、クライアントによるチャネル選択権の保有
を示すチャネル選択権保有情報と、被選択チャネルの上
限数を示すチャネル上限数情報と、を受信し、(2) ク
ライアントごとにチャネル選択権の有無を示すチャネル
選択権テーブル、を作成して記憶する、ためのチャネル
選択権テーブル管理部; (c) 目標チャネルについての情報を外部から入力し、
チャネル選択要求情報を作成するためのチャネル選択要
求入力部;及び、 (d) チャネル選択要求情報の入力時、(1) そのチャネ
ル選択要求情報を保持してチャネル選択権テーブルを参
照し、(2) もし、チャネル選択権テーブルが所属のク
ライアントによるチャネル選択権の保有を示すならば、
又は、チャネル選択権保有クライアントの数が被選択チ
ャネルの上限数より小さければ、保持したチャネル選択
要求情報をネットワークへネットワークインタフェース
を通して出力する、ためのチャネル選択権判定部;をク
ライアントが有し; (B) (a) ネットワークとの間で通信するためのサーバ
インタフェース; (b) 映像音声情報を受信し、サーバインタフェースへ
出力するための外部インタフェース; (c) サーバインタフェースを通してチャネル選択要求
情報を受信した時、(1) 受信されたチャネル選択要求
情報により指定される目標チャネルを被選択チャネルと
して指定するためのチャネル選択制御情報、を外部イン
タフェースへ出力し、(2) 受信されたチャネル選択要
求情報のチャネル選択要求クライアントについての識別
情報を作成する、ためのチャネル選択制御部;及び、 (d) (1) 識別情報を入力し、(2) その識別情報によ
り示されるチャネル選択要求クライアントについてチャ
ネル選択権保有情報を作成し、(3) チャネル選択権保
有情報をチャネル上限数情報と共にサーバインタフェー
スを通してネットワーク内に配信する、ためのチャネル
選択権付与部;をサーバが有する。
【0025】上記の映像音声情報配信システムでは、チ
ャネル選択権保有クライアントがチャネル選択要求情報
をネットワークへ出力する。又は、被選択チャネルの数
が上限数より小さい時、クライアントはチャネル選択要
求情報をネットワークへ出力する。つまり、チャネル選
択権の保有時、又は、被選択チャネルの数が上限数より
小さい時、クライアントはチャネル選択要求クライアン
トになり得る。従って、チャネル選択要求クライアント
間でチャネル選択要求の競合が生じない。その結果、チ
ャネル選択要求クライアントは確実なチャネル選択を保
証される。更に、目標チャネルの映像音声情報を受信途
中で中断されない。それ故、チャネル選択要求クライア
ントは目標チャネルの映像音声情報を安定に連続受信で
きる。
ャネル選択権保有クライアントがチャネル選択要求情報
をネットワークへ出力する。又は、被選択チャネルの数
が上限数より小さい時、クライアントはチャネル選択要
求情報をネットワークへ出力する。つまり、チャネル選
択権の保有時、又は、被選択チャネルの数が上限数より
小さい時、クライアントはチャネル選択要求クライアン
トになり得る。従って、チャネル選択要求クライアント
間でチャネル選択要求の競合が生じない。その結果、チ
ャネル選択要求クライアントは確実なチャネル選択を保
証される。更に、目標チャネルの映像音声情報を受信途
中で中断されない。それ故、チャネル選択要求クライア
ントは目標チャネルの映像音声情報を安定に連続受信で
きる。
【0026】サーバはチャネル選択要求クライアントに
ついてチャネル選択権保有情報をネットワーク内に配信
する。更に、クライアントはチャネル選択権保有情報に
基づいてチャネル選択権テーブルを更新する。その時、
チャネル選択権テーブル管理部が、チャネル選択権保有
情報の入力順に被選択チャネルの上限数と同数まで、チ
ャネル選択要求クライアントによるチャネル選択権の保
有を示すようにチャネル選択権テーブルを更新しても良
い。こうして、クライアントによるチャネル選択権の取
得は動的に実行される。その結果、クライアントはいず
れもチャネル選択権を平等に取得できる。
ついてチャネル選択権保有情報をネットワーク内に配信
する。更に、クライアントはチャネル選択権保有情報に
基づいてチャネル選択権テーブルを更新する。その時、
チャネル選択権テーブル管理部が、チャネル選択権保有
情報の入力順に被選択チャネルの上限数と同数まで、チ
ャネル選択要求クライアントによるチャネル選択権の保
有を示すようにチャネル選択権テーブルを更新しても良
い。こうして、クライアントによるチャネル選択権の取
得は動的に実行される。その結果、クライアントはいず
れもチャネル選択権を平等に取得できる。
【0027】その上、上記の映像音声情報配信システム
では、チャネル選択権の有無をクライアントが判定す
る。従って、サーバによりチャネル選択要求クライアン
トについてチャネル選択権の有無を判定するシステムに
比べ、ネットワーク内に配信されるチャネル選択要求情
報の数が少ない。従って、チャネル選択要求情報の配信
によりネットワークが占有される時間、を短縮できる。
では、チャネル選択権の有無をクライアントが判定す
る。従って、サーバによりチャネル選択要求クライアン
トについてチャネル選択権の有無を判定するシステムに
比べ、ネットワーク内に配信されるチャネル選択要求情
報の数が少ない。従って、チャネル選択要求情報の配信
によりネットワークが占有される時間、を短縮できる。
【0028】上記の映像音声情報配信システムでは、
(A) チャネル選択での優先順位を要求するための優先
順位要求情報、をネットワークへネットワークインタフ
ェースを通して出力するための優先順位要求部、をクラ
イアントが更に含み; (B) (a) サーバインタフェースを通してクライアント
のそれぞれから優先順位要求情報を入力し、(b) 入力
した優先順位要求情報に基づいて優先順位を決定し、
(c) 決定された優先順位を含む優先順位更新情報、を
サーバインタフェースを通してネットワーク内に配信す
る、ための優先順位管理部、をサーバが更に有し; (C) チャネル選択権テーブル管理部が、優先順位更新
情報を入力し、優先順位を示すチャネル選択権テーブル
内の項目を更新し; (D) チャネル選択権保有クライアントの数が被選択チ
ャネルの上限数と等しい時、チャネル選択権判定部が、
(a) チャネル選択権テーブルを参照し、(b) もし所属
のクライアントより下位の優先順位を持つチャネル選択
権保有クライアントを検出したならば、チャネル選択要
求情報をネットワークへ出力し; (E) チャネル選択権保有情報の入力時、チャネル選択
権テーブル管理部が、(a)そのチャネル選択権保有情報
により示されるクライアントによるチャネル選択権の保
有と、(b) 最下位の優先順位を持つチャネル選択権保
有クライアントによるチャネル選択権の非保有と、をそ
れぞれ示すように、チャネル選択権テーブルを更新して
も良い。
順位要求情報、をネットワークへネットワークインタフ
ェースを通して出力するための優先順位要求部、をクラ
イアントが更に含み; (B) (a) サーバインタフェースを通してクライアント
のそれぞれから優先順位要求情報を入力し、(b) 入力
した優先順位要求情報に基づいて優先順位を決定し、
(c) 決定された優先順位を含む優先順位更新情報、を
サーバインタフェースを通してネットワーク内に配信す
る、ための優先順位管理部、をサーバが更に有し; (C) チャネル選択権テーブル管理部が、優先順位更新
情報を入力し、優先順位を示すチャネル選択権テーブル
内の項目を更新し; (D) チャネル選択権保有クライアントの数が被選択チ
ャネルの上限数と等しい時、チャネル選択権判定部が、
(a) チャネル選択権テーブルを参照し、(b) もし所属
のクライアントより下位の優先順位を持つチャネル選択
権保有クライアントを検出したならば、チャネル選択要
求情報をネットワークへ出力し; (E) チャネル選択権保有情報の入力時、チャネル選択
権テーブル管理部が、(a)そのチャネル選択権保有情報
により示されるクライアントによるチャネル選択権の保
有と、(b) 最下位の優先順位を持つチャネル選択権保
有クライアントによるチャネル選択権の非保有と、をそ
れぞれ示すように、チャネル選択権テーブルを更新して
も良い。
【0029】それにより、それぞれのクライアントのチ
ャネル選択権テーブルでは、その中で最下位の優先順位
を持つチャネル選択権保有クライアントが新たなチャネ
ル選択要求クライアントと置換される。その結果、優先
順位が上位であるほどクライアントはチャネル選択権の
取得を優先される。こうして、上記の映像音声情報配信
システムはクライアントに対するチャネル選択権の付与
とチャネル選択での優先順位の割り当てとを両立でき
る。特に、上記の優先順位要求情報が、例えばクライア
ントのユーザの識別情報等、クライアントの使用状態に
ついての情報を含んでも良い。その時、サーバはクライ
アントの使用状態に動的に対応して優先順位を決定でき
る。従って、優先順位の割り当てをいずれのクライアン
トに対しても平等にできる。
ャネル選択権テーブルでは、その中で最下位の優先順位
を持つチャネル選択権保有クライアントが新たなチャネ
ル選択要求クライアントと置換される。その結果、優先
順位が上位であるほどクライアントはチャネル選択権の
取得を優先される。こうして、上記の映像音声情報配信
システムはクライアントに対するチャネル選択権の付与
とチャネル選択での優先順位の割り当てとを両立でき
る。特に、上記の優先順位要求情報が、例えばクライア
ントのユーザの識別情報等、クライアントの使用状態に
ついての情報を含んでも良い。その時、サーバはクライ
アントの使用状態に動的に対応して優先順位を決定でき
る。従って、優先順位の割り当てをいずれのクライアン
トに対しても平等にできる。
【0030】上記の映像音声情報配信システムでは、
(A) (a) 映像音声情報を所定の解像度の映像信号へ変
換するための映像音声情報処理部、及び、(b) 映像信
号に従って所定の解像度の画面に映像を表示するための
映像表示装置、をクライアントが更に有し; (B) 優先順位要求部が、画面に対する映像信号の解像
度比を算出して解像度比情報を作成し、その解像度比情
報を優先順位要求情報へ含ませても良い。
換するための映像音声情報処理部、及び、(b) 映像信
号に従って所定の解像度の画面に映像を表示するための
映像表示装置、をクライアントが更に有し; (B) 優先順位要求部が、画面に対する映像信号の解像
度比を算出して解像度比情報を作成し、その解像度比情
報を優先順位要求情報へ含ませても良い。
【0031】解像度比は画面全体に対する映像表示部分
の割合を示し、映像信号に対するクライアントのユーザ
の関心度を測る目安となり得る。すなわち、解像度比が
大きいほど、映像信号に対するユーザの関心度は一般に
高い。上記の映像音声情報配信システムでは、サーバが
それぞれのクライアントに対して、解像度比の大きさ順
に優先順位を決定できる。従って、高い関心を持つユー
ザにより使用されるクライアントは一般に上位の優先順
位を取得できる。その結果、そのクライアントはチャネ
ル選択権を取得しやすいので、目標チャネルの映像音声
情報を確実に連続して受信できる。こうして、上記の映
像音声情報配信システムでは、サーバがチャネル選択で
の優先順位をそれぞれのクライアントの使用状態に動的
に対応して決定する。それにより、優先順位の決定にそ
れぞれのクライアントのユーザの関心度を反映できる。
その結果、クライアントがいずれもチャネル選択権を平
等に取得できる。
の割合を示し、映像信号に対するクライアントのユーザ
の関心度を測る目安となり得る。すなわち、解像度比が
大きいほど、映像信号に対するユーザの関心度は一般に
高い。上記の映像音声情報配信システムでは、サーバが
それぞれのクライアントに対して、解像度比の大きさ順
に優先順位を決定できる。従って、高い関心を持つユー
ザにより使用されるクライアントは一般に上位の優先順
位を取得できる。その結果、そのクライアントはチャネ
ル選択権を取得しやすいので、目標チャネルの映像音声
情報を確実に連続して受信できる。こうして、上記の映
像音声情報配信システムでは、サーバがチャネル選択で
の優先順位をそれぞれのクライアントの使用状態に動的
に対応して決定する。それにより、優先順位の決定にそ
れぞれのクライアントのユーザの関心度を反映できる。
その結果、クライアントがいずれもチャネル選択権を平
等に取得できる。
【0032】上記の映像音声情報配信システムでは、
(A) チャネル選択要求入力部が、目標チャネルからの
映像音声情報の目標受信時刻を外部から入力して受信時
刻要求情報を作成し、ネットワークインタフェースを通
してネットワークへ受信時刻要求情報を出力し; (B) (a) サーバインタフェースを通して受信時刻要求
情報を受信し、(b) 受信された受信時刻要求情報に基
づいてクライアントと目標受信時刻との対応表を作成し
て記憶し、(c) 対応表内の目標受信時刻ごとに、その
目標受信時刻に対応するクライアントを指定するための
受信予約クライアント情報、を出力する、ための受信時
刻要求管理部、をサーバが更に有し; (C) チャネル選択権付与部が、受信予約クライアント
情報の入力時、その受信予約クライアント情報により示
されるクライアントについてチャネル選択権保有情報を
作成しても良い。こうして、クライアントはサーバに対
して、目標受信時刻でのチャネル選択権の取得を予約で
きる。従って、それぞれのクライアントは被選択チャネ
ルの空きを監視し続けなくても良い。
映像音声情報の目標受信時刻を外部から入力して受信時
刻要求情報を作成し、ネットワークインタフェースを通
してネットワークへ受信時刻要求情報を出力し; (B) (a) サーバインタフェースを通して受信時刻要求
情報を受信し、(b) 受信された受信時刻要求情報に基
づいてクライアントと目標受信時刻との対応表を作成し
て記憶し、(c) 対応表内の目標受信時刻ごとに、その
目標受信時刻に対応するクライアントを指定するための
受信予約クライアント情報、を出力する、ための受信時
刻要求管理部、をサーバが更に有し; (C) チャネル選択権付与部が、受信予約クライアント
情報の入力時、その受信予約クライアント情報により示
されるクライアントについてチャネル選択権保有情報を
作成しても良い。こうして、クライアントはサーバに対
して、目標受信時刻でのチャネル選択権の取得を予約で
きる。従って、それぞれのクライアントは被選択チャネ
ルの空きを監視し続けなくても良い。
【0033】上記の映像音声情報配信システムでは、ク
ライアントがチャネルメニュー表示部を有しても良い。
チャネルメニュー表示部はチャネル選択権テーブルを参
照し、(A) 所属のクライアントによるチャネル選択権
の保有時ではチャネルの全てを;(B) それ以外の時で
は被選択チャネルを;それぞれ含むチャネルメニューを
表示する。それにより、クライアントのユーザは選択可
能なチャネルをチャネルメニューにより容易に把握でき
る。更に、チャネル選択権保有クライアントのチャネル
メニューには全てのチャネルが表示される。従って、ク
ライアントのユーザはチャネル選択権の有無を、チャネ
ルメニューに表示されたチャネルの数により容易に把握
できる。
ライアントがチャネルメニュー表示部を有しても良い。
チャネルメニュー表示部はチャネル選択権テーブルを参
照し、(A) 所属のクライアントによるチャネル選択権
の保有時ではチャネルの全てを;(B) それ以外の時で
は被選択チャネルを;それぞれ含むチャネルメニューを
表示する。それにより、クライアントのユーザは選択可
能なチャネルをチャネルメニューにより容易に把握でき
る。更に、チャネル選択権保有クライアントのチャネル
メニューには全てのチャネルが表示される。従って、ク
ライアントのユーザはチャネル選択権の有無を、チャネ
ルメニューに表示されたチャネルの数により容易に把握
できる。
【0034】上記の映像音声情報配信システムでは、
(A) (a) (1) チャネル選択権テーブルがチャネル選
択権テーブル管理部により更新されて所属のクライアン
トによるチャネル選択権の保有を示した時、計時を開始
し、(2) 計測時間が第一の閾値に達した時、ネットワ
ークインタフェースを通して受信終了予告情報をネット
ワーク内に配信し、同時に入力許可信号を出力し、(3)
計測時間が第一の閾値を超えて第二の閾値に達した
時、入力禁止信号を出力し、(4) 外部からのリセット
信号の入力時、ネットワークインタフェースを通して受
信継続情報をネットワーク内に配信する、ためのタイ
マ;及び、(b) (1) 入力許可信号の入力から入力禁止
信号の入力までの期間、外部に対して受信時間延長要求
信号の入力を許可し、(2) 受信時間延長要求信号の入
力時タイマへリセット信号を出力する、ための受信時間
延長要求信号入力部;をクライアントが更に有しても良
い。その時、更に; (B) チャネル選択権テーブル管理部が、(a) 受信終了
予告情報の入力時、その発信元のクライアントによるチ
ャネル選択権の非保有を示すようにチャネル選択権テー
ブルを更新し、(b) 受信継続情報の入力時、もしチャ
ネル選択権保有クライアントの数が被選択チャネルの上
限数より小さければ、受信継続情報の発信元のクライア
ントによるチャネル選択権の保有を示すようにチャネル
選択権テーブルを更新しても良い。
択権テーブル管理部により更新されて所属のクライアン
トによるチャネル選択権の保有を示した時、計時を開始
し、(2) 計測時間が第一の閾値に達した時、ネットワ
ークインタフェースを通して受信終了予告情報をネット
ワーク内に配信し、同時に入力許可信号を出力し、(3)
計測時間が第一の閾値を超えて第二の閾値に達した
時、入力禁止信号を出力し、(4) 外部からのリセット
信号の入力時、ネットワークインタフェースを通して受
信継続情報をネットワーク内に配信する、ためのタイ
マ;及び、(b) (1) 入力許可信号の入力から入力禁止
信号の入力までの期間、外部に対して受信時間延長要求
信号の入力を許可し、(2) 受信時間延長要求信号の入
力時タイマへリセット信号を出力する、ための受信時間
延長要求信号入力部;をクライアントが更に有しても良
い。その時、更に; (B) チャネル選択権テーブル管理部が、(a) 受信終了
予告情報の入力時、その発信元のクライアントによるチ
ャネル選択権の非保有を示すようにチャネル選択権テー
ブルを更新し、(b) 受信継続情報の入力時、もしチャ
ネル選択権保有クライアントの数が被選択チャネルの上
限数より小さければ、受信継続情報の発信元のクライア
ントによるチャネル選択権の保有を示すようにチャネル
選択権テーブルを更新しても良い。
【0035】上記の映像音声情報配信システムでは、チ
ャネル選択権保有クライアントがチャネル選択権をその
取得から第一の閾値に等しい時間だけ維持した時、その
チャネル選択権が一旦解除される。それにより、元のチ
ャネル選択権保有クライアントが受信継続情報を発信す
るまで、他のクライアントがチャネル選択要求情報を発
信できる。こうして、一つのクライアントによるチャネ
ル選択権の保有時間を制限し、それぞれのクライアント
に対するチャネル選択権の取得の機会を平等にできる。
ャネル選択権保有クライアントがチャネル選択権をその
取得から第一の閾値に等しい時間だけ維持した時、その
チャネル選択権が一旦解除される。それにより、元のチ
ャネル選択権保有クライアントが受信継続情報を発信す
るまで、他のクライアントがチャネル選択要求情報を発
信できる。こうして、一つのクライアントによるチャネ
ル選択権の保有時間を制限し、それぞれのクライアント
に対するチャネル選択権の取得の機会を平等にできる。
【0036】チャネル選択権保有クライアントがチャネ
ル選択権を第一の閾値に等しい時間の経過により一旦解
除された時、その元のチャネル選択権保有クライアント
により受信されている映像音声情報の配信をサーバは継
続する。それ故、元のチャネル選択権保有クライアント
が、チャネル選択権を続けて取得できる時、チャネル選
択権を一旦解除された間に元のチャネルからの映像音声
情報を連続受信できる。
ル選択権を第一の閾値に等しい時間の経過により一旦解
除された時、その元のチャネル選択権保有クライアント
により受信されている映像音声情報の配信をサーバは継
続する。それ故、元のチャネル選択権保有クライアント
が、チャネル選択権を続けて取得できる時、チャネル選
択権を一旦解除された間に元のチャネルからの映像音声
情報を連続受信できる。
【0037】本発明による映像音声情報配信システムの
サーバは、 (a) ネットワークとの間で通信するためのサーバイン
タフェース; (b) 外部の複数のチャネルの内、所定の上限数以下の
被選択チャネルから映像音声情報を受信し、サーバイン
タフェースへ出力するための外部インタフェース; (c) ネットワーク内のクライアントごとにチャネル選
択権の有無を示すチャネル選択権テーブル、を記憶する
ためのメモリ;及び、 (d) サーバインタフェースを通してクライアントから
チャネル選択要求情報を受信した時、チャネル選択権テ
ーブルを参照し、(1) もしチャネル選択権テーブルが
チャネル選択要求クライアントによるチャネル選択権の
保有を示すならば、受信されたチャネル選択要求情報に
より指定される目標チャネルを被選択チャネルに決定
し、決定された被選択チャネルを指定するためのチャネ
ル選択制御情報、を外部インタフェースへ出力し、(2)
もしチャネル選択権テーブルがチャネル選択要求クラ
イアントによるチャネル選択権の非保有を示し、かつ、
チャネル選択権保有クライアントの数が被選択チャネル
の上限数より小さければ、チャネル選択要求クライアン
トに対してチャネル選択権を付与する、ためのチャネル
選択管理部;を有する。
サーバは、 (a) ネットワークとの間で通信するためのサーバイン
タフェース; (b) 外部の複数のチャネルの内、所定の上限数以下の
被選択チャネルから映像音声情報を受信し、サーバイン
タフェースへ出力するための外部インタフェース; (c) ネットワーク内のクライアントごとにチャネル選
択権の有無を示すチャネル選択権テーブル、を記憶する
ためのメモリ;及び、 (d) サーバインタフェースを通してクライアントから
チャネル選択要求情報を受信した時、チャネル選択権テ
ーブルを参照し、(1) もしチャネル選択権テーブルが
チャネル選択要求クライアントによるチャネル選択権の
保有を示すならば、受信されたチャネル選択要求情報に
より指定される目標チャネルを被選択チャネルに決定
し、決定された被選択チャネルを指定するためのチャネ
ル選択制御情報、を外部インタフェースへ出力し、(2)
もしチャネル選択権テーブルがチャネル選択要求クラ
イアントによるチャネル選択権の非保有を示し、かつ、
チャネル選択権保有クライアントの数が被選択チャネル
の上限数より小さければ、チャネル選択要求クライアン
トに対してチャネル選択権を付与する、ためのチャネル
選択管理部;を有する。
【0038】上記のサーバはチャネル選択権保有クライ
アントからのチャネル選択要求情報に従って被選択チャ
ネルを決定する。従って、サーバはチャネル選択権の付
与により、クライアントに対して確実なチャネル選択を
保証する。更に、チャネル選択権保有クライアントから
要求されたチャネルの映像音声情報を、中断することな
く確実に配信する。それ故、チャネル選択権保有クライ
アントは目標チャネルの映像音声情報を安定に連続受信
できる。
アントからのチャネル選択要求情報に従って被選択チャ
ネルを決定する。従って、サーバはチャネル選択権の付
与により、クライアントに対して確実なチャネル選択を
保証する。更に、チャネル選択権保有クライアントから
要求されたチャネルの映像音声情報を、中断することな
く確実に配信する。それ故、チャネル選択権保有クライ
アントは目標チャネルの映像音声情報を安定に連続受信
できる。
【0039】被選択チャネルの数が上限数より小さい
時、サーバはチャネル選択要求クライアントに対してチ
ャネル選択権を付与する。その時、チャネル選択管理部
がチャネル選択要求情報の受信順に被選択チャネルの上
限数と同数まで、チャネル選択要求クライアントに対し
てチャネル選択権を付与しても良い。こうしてサーバは
チャネル選択権の付与を動的に実行する。その結果、い
ずれのクライアントに対してもチャネル選択権を平等に
付与できる。
時、サーバはチャネル選択要求クライアントに対してチ
ャネル選択権を付与する。その時、チャネル選択管理部
がチャネル選択要求情報の受信順に被選択チャネルの上
限数と同数まで、チャネル選択要求クライアントに対し
てチャネル選択権を付与しても良い。こうしてサーバは
チャネル選択権の付与を動的に実行する。その結果、い
ずれのクライアントに対してもチャネル選択権を平等に
付与できる。
【0040】上記のサーバでは、
(A) チャネル選択管理部が、(a) チャネル選択での優
先順位を要求するための優先順位要求情報、をクライア
ントのそれぞれから入力し、(b) 入力した優先順位要
求情報に基づいて優先順位を決定し、(c) 決定された
優先順位を示す項目をチャネル選択権テーブル内に作成
し; (B) チャネル選択権保有クライアントの数が被選択チ
ャネルの上限数と等しい時、チャネル選択管理部が、
(a) チャネル選択権テーブルを参照し、チャネル選択
権保有クライアントとチャネル選択要求クライアントと
の中から被選択チャネルの上限数と同数のクライアント
を優先順位の順に選択し、(b) 選択されたクライアン
トに対してチャネル選択権を付与しても良い。
先順位を要求するための優先順位要求情報、をクライア
ントのそれぞれから入力し、(b) 入力した優先順位要
求情報に基づいて優先順位を決定し、(c) 決定された
優先順位を示す項目をチャネル選択権テーブル内に作成
し; (B) チャネル選択権保有クライアントの数が被選択チ
ャネルの上限数と等しい時、チャネル選択管理部が、
(a) チャネル選択権テーブルを参照し、チャネル選択
権保有クライアントとチャネル選択要求クライアントと
の中から被選択チャネルの上限数と同数のクライアント
を優先順位の順に選択し、(b) 選択されたクライアン
トに対してチャネル選択権を付与しても良い。
【0041】その結果、優先順位が上位であるほど、ク
ライアントはチャネル選択権の取得を優先される。こう
して、上記のサーバはクライアントに対するチャネル選
択権の付与とチャネル選択での優先順位の割り当てとを
両立できる。特に、上記の優先順位要求情報が、例えば
クライアントのユーザの識別情報等、クライアントの使
用状態についての情報を含んでも良い。その時、サーバ
はクライアントの使用状態に動的に対応して優先順位を
決定できる。従って、優先順位の割り当てをいずれのク
ライアントに対しても平等にできる。
ライアントはチャネル選択権の取得を優先される。こう
して、上記のサーバはクライアントに対するチャネル選
択権の付与とチャネル選択での優先順位の割り当てとを
両立できる。特に、上記の優先順位要求情報が、例えば
クライアントのユーザの識別情報等、クライアントの使
用状態についての情報を含んでも良い。その時、サーバ
はクライアントの使用状態に動的に対応して優先順位を
決定できる。従って、優先順位の割り当てをいずれのク
ライアントに対しても平等にできる。
【0042】上記のサーバでは、チャネル選択権保有ク
ライアントの数が被選択チャネルの上限数以上である
時、チャネル選択管理部が、 (a) 所定時間内に受信されたチャネル選択権保有クラ
イアントからのチャネル選択要求情報に基づいて、チャ
ネル選択権保有クライアントをチャネル選択要求クライ
アントとそれ以外とに分割し、それぞれのクライアント
数を目標チャネル及び被選択チャネルごとに集計し; (b) 集計されたクライアント数の多い順に、対応する
目標チャネル及び被選択チャネルを新たな被選択チャネ
ルとして決定し、新たなチャネル選択制御情報を外部イ
ンタフェースへ出力し; (c) チャネル選択権保有クライアントの内、(1) 新た
な被選択チャネルの一つを目標チャネルとして指定した
チャネル選択要求クライアントと、(2) 新たな被選択
チャネルに属する元の被選択チャネルからの映像音声情
報を受信していたチャネル選択権保有クライアントと、
に対して新たにチャネル選択権を付与しても良い。
ライアントの数が被選択チャネルの上限数以上である
時、チャネル選択管理部が、 (a) 所定時間内に受信されたチャネル選択権保有クラ
イアントからのチャネル選択要求情報に基づいて、チャ
ネル選択権保有クライアントをチャネル選択要求クライ
アントとそれ以外とに分割し、それぞれのクライアント
数を目標チャネル及び被選択チャネルごとに集計し; (b) 集計されたクライアント数の多い順に、対応する
目標チャネル及び被選択チャネルを新たな被選択チャネ
ルとして決定し、新たなチャネル選択制御情報を外部イ
ンタフェースへ出力し; (c) チャネル選択権保有クライアントの内、(1) 新た
な被選択チャネルの一つを目標チャネルとして指定した
チャネル選択要求クライアントと、(2) 新たな被選択
チャネルに属する元の被選択チャネルからの映像音声情
報を受信していたチャネル選択権保有クライアントと、
に対して新たにチャネル選択権を付与しても良い。
【0043】同一チャネルの映像音声情報を受信するク
ライアントの数は、その映像音声情報に対するクライア
ントのユーザの関心度を測る目安となり得る。上記のク
ライアントの数が多いほど、ユーザの関心度は一般に高
い。上記のサーバは被選択チャネルを、その映像音声情
報を受信するチャネル選択権保有クライアントの数の順
に選択できる。その結果、高い関心を持つユーザにより
使用されるクライアントが一般にチャネルを選択でき、
かつ、目標チャネルの映像音声情報を確実に連続受信で
きる。こうして、上記のサーバは被選択チャネルの決定
に、それぞれのクライアントのユーザの関心度を反映で
きる。その結果、いずれのクライアントに対してもチャ
ネル選択権を平等に付与できる。
ライアントの数は、その映像音声情報に対するクライア
ントのユーザの関心度を測る目安となり得る。上記のク
ライアントの数が多いほど、ユーザの関心度は一般に高
い。上記のサーバは被選択チャネルを、その映像音声情
報を受信するチャネル選択権保有クライアントの数の順
に選択できる。その結果、高い関心を持つユーザにより
使用されるクライアントが一般にチャネルを選択でき、
かつ、目標チャネルの映像音声情報を確実に連続受信で
きる。こうして、上記のサーバは被選択チャネルの決定
に、それぞれのクライアントのユーザの関心度を反映で
きる。その結果、いずれのクライアントに対してもチャ
ネル選択権を平等に付与できる。
【0044】本発明による映像音声情報配信システムの
クライアントは、 (A) (a) ネットワークとの間で通信し、(b) ネット
ワーク外の複数のチャネルに属する所定の上限数以下の
被選択チャネルからサーバによりネットワーク内に配信
された映像音声情報をネットワークから受信する、ため
のネットワークインタフェース; (B) (a) サーバによりネットワーク内に配信され、ネ
ットワーク内のクライアントによるチャネル選択権の保
有を示すチャネル選択権保有情報、をネットワークから
ネットワークインタフェースを通して受信し、(b) ク
ライアントごとにチャネル選択権の有無を示すチャネル
選択権テーブル、を作成して記憶する、ためのチャネル
選択権テーブル管理部; (C) 目標チャネルについての情報を外部から入力し、
チャネル選択要求情報を作成するためのチャネル選択要
求入力部;及び、 (D) チャネル選択要求情報の入力時、(a) そのチャネ
ル選択要求情報を保持してチャネル選択権テーブルを参
照し、(b) もし、チャネル選択権テーブルが所属のク
ライアントによるチャネル選択権の保有を示すならば、
又は、チャネル選択権テーブルによりチャネル選択権の
保有を示されているクライアント(以下、チャネル選択
権保有クライアントという)の数が被選択チャネルの上
限数より小さければ、保持したチャネル選択要求情報を
ネットワークへネットワークインタフェースを通して出
力する、ためのチャネル選択権判定部;を有する。
クライアントは、 (A) (a) ネットワークとの間で通信し、(b) ネット
ワーク外の複数のチャネルに属する所定の上限数以下の
被選択チャネルからサーバによりネットワーク内に配信
された映像音声情報をネットワークから受信する、ため
のネットワークインタフェース; (B) (a) サーバによりネットワーク内に配信され、ネ
ットワーク内のクライアントによるチャネル選択権の保
有を示すチャネル選択権保有情報、をネットワークから
ネットワークインタフェースを通して受信し、(b) ク
ライアントごとにチャネル選択権の有無を示すチャネル
選択権テーブル、を作成して記憶する、ためのチャネル
選択権テーブル管理部; (C) 目標チャネルについての情報を外部から入力し、
チャネル選択要求情報を作成するためのチャネル選択要
求入力部;及び、 (D) チャネル選択要求情報の入力時、(a) そのチャネ
ル選択要求情報を保持してチャネル選択権テーブルを参
照し、(b) もし、チャネル選択権テーブルが所属のク
ライアントによるチャネル選択権の保有を示すならば、
又は、チャネル選択権テーブルによりチャネル選択権の
保有を示されているクライアント(以下、チャネル選択
権保有クライアントという)の数が被選択チャネルの上
限数より小さければ、保持したチャネル選択要求情報を
ネットワークへネットワークインタフェースを通して出
力する、ためのチャネル選択権判定部;を有する。
【0045】チャネル選択権の保有時又は被選択チャネ
ルの数が上限数より小さい時、上記のクライアントはチ
ャネル選択要求情報をネットワークへ出力し、チャネル
選択要求クライアントになり得る。従って、チャネル選
択要求クライアント間でチャネル選択要求の競合が生じ
ない。その結果、チャネル選択要求クライアントは確実
なチャネル選択を保証される。更に、目標チャネルの映
像音声情報を受信途中で中断されない。それ故、チャネ
ル選択要求クライアントは目標チャネルの映像音声情報
を安定に連続受信できる。
ルの数が上限数より小さい時、上記のクライアントはチ
ャネル選択要求情報をネットワークへ出力し、チャネル
選択要求クライアントになり得る。従って、チャネル選
択要求クライアント間でチャネル選択要求の競合が生じ
ない。その結果、チャネル選択要求クライアントは確実
なチャネル選択を保証される。更に、目標チャネルの映
像音声情報を受信途中で中断されない。それ故、チャネ
ル選択要求クライアントは目標チャネルの映像音声情報
を安定に連続受信できる。
【0046】サーバはチャネル選択要求クライアントに
ついてチャネル選択権保有情報をネットワーク内に配信
する。更に、クライアントはチャネル選択権保有情報に
基づいてチャネル選択権テーブルを更新する。その時、
チャネル選択権テーブル管理部が、チャネル選択権保有
情報の入力順に被選択チャネルの上限数と同数まで、チ
ャネル選択要求クライアントによるチャネル選択権の保
有を示すようにチャネル選択権テーブルを更新しても良
い。こうして、クライアントによるチャネル選択権の取
得は動的に実行される。その結果、クライアントはいず
れもチャネル選択権を平等に取得できる。
ついてチャネル選択権保有情報をネットワーク内に配信
する。更に、クライアントはチャネル選択権保有情報に
基づいてチャネル選択権テーブルを更新する。その時、
チャネル選択権テーブル管理部が、チャネル選択権保有
情報の入力順に被選択チャネルの上限数と同数まで、チ
ャネル選択要求クライアントによるチャネル選択権の保
有を示すようにチャネル選択権テーブルを更新しても良
い。こうして、クライアントによるチャネル選択権の取
得は動的に実行される。その結果、クライアントはいず
れもチャネル選択権を平等に取得できる。
【0047】その上、上記のクライアントはチャネル選
択権の有無を判定する。従って、サーバによりチャネル
選択要求クライアントについてチャネル選択権の有無を
判定するシステムに比べ、ネットワーク内に配信される
チャネル選択要求情報の数が少ない。従って、チャネル
選択要求情報の配信によりネットワークが占有される時
間、を短縮できる。
択権の有無を判定する。従って、サーバによりチャネル
選択要求クライアントについてチャネル選択権の有無を
判定するシステムに比べ、ネットワーク内に配信される
チャネル選択要求情報の数が少ない。従って、チャネル
選択要求情報の配信によりネットワークが占有される時
間、を短縮できる。
【0048】チャネル選択での優先順位を要求するため
の優先順位要求情報、をネットワークへネットワークイ
ンタフェースを通して出力するための優先順位要求部、
を上記のクライアントが含んでも良い。その時、 (A) チャネル選択権テーブル管理部が、(a) サーバに
よりクライアントのそれぞれからの優先順位要求情報に
基づいて決定された優先順位、を含む優先順位更新情
報、を入力し、(b) 優先順位を示すチャネル選択権テ
ーブル内の項目を更新し; (B) チャネル選択権保有クライアントの数が被選択チ
ャネルの上限数と等しい時、チャネル選択権判定部がチ
ャネル選択権テーブルを参照し、もし所属のクライアン
トより下位の優先順位を持つチャネル選択権保有クライ
アントを検出したならば、チャネル選択要求情報をネッ
トワークへ出力し; (C) チャネル選択権保有情報の入力時、チャネル選択
権テーブル管理部が、(a)そのチャネル選択権保有情報
により示されるクライアントによるチャネル選択権の保
有と、(b) 最下位の優先順位を持つチャネル選択権保
有クライアントによるチャネル選択権の非保有と、をそ
れぞれ示すようにチャネル選択権テーブルを更新する。
の優先順位要求情報、をネットワークへネットワークイ
ンタフェースを通して出力するための優先順位要求部、
を上記のクライアントが含んでも良い。その時、 (A) チャネル選択権テーブル管理部が、(a) サーバに
よりクライアントのそれぞれからの優先順位要求情報に
基づいて決定された優先順位、を含む優先順位更新情
報、を入力し、(b) 優先順位を示すチャネル選択権テ
ーブル内の項目を更新し; (B) チャネル選択権保有クライアントの数が被選択チ
ャネルの上限数と等しい時、チャネル選択権判定部がチ
ャネル選択権テーブルを参照し、もし所属のクライアン
トより下位の優先順位を持つチャネル選択権保有クライ
アントを検出したならば、チャネル選択要求情報をネッ
トワークへ出力し; (C) チャネル選択権保有情報の入力時、チャネル選択
権テーブル管理部が、(a)そのチャネル選択権保有情報
により示されるクライアントによるチャネル選択権の保
有と、(b) 最下位の優先順位を持つチャネル選択権保
有クライアントによるチャネル選択権の非保有と、をそ
れぞれ示すようにチャネル選択権テーブルを更新する。
【0049】それにより、それぞれのクライアントのチ
ャネル選択権テーブルでは、その中で最下位の優先順位
を持つチャネル選択権保有クライアントが新たなチャネ
ル選択要求クライアントと置換される。その結果、優先
順位が上位であるほどクライアントはチャネル選択権の
取得を優先される。こうして、上記のクライアントはチ
ャネル選択権の取得とチャネル選択での優先順位の割り
当てとを両立できる。特に、上記の優先順位要求情報
が、例えばクライアントのユーザの識別情報等、クライ
アントの使用状態についての情報を含んでも良い。その
時、サーバはクライアントの使用状態に動的に対応して
優先順位を決定できる。従って、優先順位の割り当てを
いずれのクライアントに対しても平等にできる。
ャネル選択権テーブルでは、その中で最下位の優先順位
を持つチャネル選択権保有クライアントが新たなチャネ
ル選択要求クライアントと置換される。その結果、優先
順位が上位であるほどクライアントはチャネル選択権の
取得を優先される。こうして、上記のクライアントはチ
ャネル選択権の取得とチャネル選択での優先順位の割り
当てとを両立できる。特に、上記の優先順位要求情報
が、例えばクライアントのユーザの識別情報等、クライ
アントの使用状態についての情報を含んでも良い。その
時、サーバはクライアントの使用状態に動的に対応して
優先順位を決定できる。従って、優先順位の割り当てを
いずれのクライアントに対しても平等にできる。
【0050】(a) 映像音声情報を所定の解像度の映像
信号へ変換するための映像音声情報処理部;及び、(b)
所定の解像度の画面を含み、映像信号に従って画面に
映像を表示するための映像表示装置;を上記のクライア
ントが更に有しても良い。その時、優先順位要求部が、
画面に対する映像信号の解像度比を算出して解像度比情
報を作成し、その解像度比情報を優先順位要求情報へ含
ませても良い。
信号へ変換するための映像音声情報処理部;及び、(b)
所定の解像度の画面を含み、映像信号に従って画面に
映像を表示するための映像表示装置;を上記のクライア
ントが更に有しても良い。その時、優先順位要求部が、
画面に対する映像信号の解像度比を算出して解像度比情
報を作成し、その解像度比情報を優先順位要求情報へ含
ませても良い。
【0051】解像度比は画面全体に対する映像表示部分
の割合を示し、映像信号に対するクライアントのユーザ
の関心度を測る目安となり得る。すなわち、解像度比が
大きいほど、映像信号に対するユーザの関心度は一般に
高い。上記のクライアントに対しては、サーバが解像度
比の大きさ順に優先順位を決定できる。従って、高い関
心を持つユーザにより使用されるクライアントは一般に
上位の優先順位を取得できる。その結果、そのクライア
ントはチャネル選択権を取得しやすいので、目標チャネ
ルの映像音声情報を確実に連続して受信できる。こうし
て、上記のクライアントはサーバによりチャネル選択で
の優先順位を、それぞれの使用状態に動的に対応させて
決定させる。それにより、サーバによる優先順位の決定
に、それぞれのクライアントのユーザの関心度を反映で
きる。その結果、クライアントがいずれもチャネル選択
権を平等に取得できる。
の割合を示し、映像信号に対するクライアントのユーザ
の関心度を測る目安となり得る。すなわち、解像度比が
大きいほど、映像信号に対するユーザの関心度は一般に
高い。上記のクライアントに対しては、サーバが解像度
比の大きさ順に優先順位を決定できる。従って、高い関
心を持つユーザにより使用されるクライアントは一般に
上位の優先順位を取得できる。その結果、そのクライア
ントはチャネル選択権を取得しやすいので、目標チャネ
ルの映像音声情報を確実に連続して受信できる。こうし
て、上記のクライアントはサーバによりチャネル選択で
の優先順位を、それぞれの使用状態に動的に対応させて
決定させる。それにより、サーバによる優先順位の決定
に、それぞれのクライアントのユーザの関心度を反映で
きる。その結果、クライアントがいずれもチャネル選択
権を平等に取得できる。
【0052】上記のクライアントでは、チャネル選択要
求入力部が、目標チャネルからの映像音声情報の目標受
信時刻を外部から入力して受信時刻要求情報を作成し、
ネットワークインタフェースを通してネットワークへ出
力しても良い。こうして、クライアントはサーバに対し
て目標受信時刻でのチャネル選択権の取得を予約でき
る。従って、それぞれのクライアントは被選択チャネル
の空きを監視し続けなくても良い。
求入力部が、目標チャネルからの映像音声情報の目標受
信時刻を外部から入力して受信時刻要求情報を作成し、
ネットワークインタフェースを通してネットワークへ出
力しても良い。こうして、クライアントはサーバに対し
て目標受信時刻でのチャネル選択権の取得を予約でき
る。従って、それぞれのクライアントは被選択チャネル
の空きを監視し続けなくても良い。
【0053】上記のクライアントはチャネルメニュー表
示部を更に有しても良い。チャネルメニュー表示部はチ
ャネル選択権テーブルを参照し、(a) 所属のクライア
ントによるチャネル選択権の保有時ではチャネルの全て
を、(b) それ以外の時では被選択チャネルを、それぞ
れ含むチャネルメニューを表示する。クライアントのユ
ーザはチャネルメニューにより、選択可能なチャネルを
容易に把握できる。更に、チャネル選択権保有クライア
ントのチャネルメニューには全てのチャネルが表示され
る。従って、クライアントのユーザはチャネル選択権の
有無を、チャネルメニューに表示されたチャネルの数に
より容易に把握できる。
示部を更に有しても良い。チャネルメニュー表示部はチ
ャネル選択権テーブルを参照し、(a) 所属のクライア
ントによるチャネル選択権の保有時ではチャネルの全て
を、(b) それ以外の時では被選択チャネルを、それぞ
れ含むチャネルメニューを表示する。クライアントのユ
ーザはチャネルメニューにより、選択可能なチャネルを
容易に把握できる。更に、チャネル選択権保有クライア
ントのチャネルメニューには全てのチャネルが表示され
る。従って、クライアントのユーザはチャネル選択権の
有無を、チャネルメニューに表示されたチャネルの数に
より容易に把握できる。
【0054】上記のクライアントは、(a) (1) チャネ
ル選択権テーブルがチャネル選択権テーブル管理部によ
り更新されて所属のクライアントによるチャネル選択権
の保有を示した時、計時を開始し、(2) 計測時間が第
一の閾値に達した時、ネットワークインタフェースを通
して受信終了予告情報をネットワーク内に配信し、同時
に入力許可信号を出力し、(3) 計測時間が第一の閾値
を超えて第二の閾値に達した時、入力禁止信号を出力
し、(4) 外部からのリセット信号の入力時、ネットワ
ークインタフェースを通して受信継続情報をネットワー
ク内に配信する、ためのタイマ;及び、(b) (1) 入力
許可信号の入力から入力禁止信号の入力までの期間、外
部に対して受信時間延長要求信号の入力を許可し、(2)
受信時間延長要求信号の入力時タイマへリセット信号
を出力する、ための受信時間延長要求信号入力部;を更
に有しても良い。その時、チャネル選択権テーブル管理
部が、(a) 受信終了予告情報の入力時、その発信元の
クライアントによるチャネル選択権の非保有を示すよう
にチャネル選択権テーブルを更新し、(b) 受信継続情
報の入力時、もしチャネル選択権保有クライアントの数
が被選択チャネルの上限数より小さければ、受信継続情
報の発信元のクライアントによるチャネル選択権の保有
を示すようにチャネル選択権テーブルを更新する。
ル選択権テーブルがチャネル選択権テーブル管理部によ
り更新されて所属のクライアントによるチャネル選択権
の保有を示した時、計時を開始し、(2) 計測時間が第
一の閾値に達した時、ネットワークインタフェースを通
して受信終了予告情報をネットワーク内に配信し、同時
に入力許可信号を出力し、(3) 計測時間が第一の閾値
を超えて第二の閾値に達した時、入力禁止信号を出力
し、(4) 外部からのリセット信号の入力時、ネットワ
ークインタフェースを通して受信継続情報をネットワー
ク内に配信する、ためのタイマ;及び、(b) (1) 入力
許可信号の入力から入力禁止信号の入力までの期間、外
部に対して受信時間延長要求信号の入力を許可し、(2)
受信時間延長要求信号の入力時タイマへリセット信号
を出力する、ための受信時間延長要求信号入力部;を更
に有しても良い。その時、チャネル選択権テーブル管理
部が、(a) 受信終了予告情報の入力時、その発信元の
クライアントによるチャネル選択権の非保有を示すよう
にチャネル選択権テーブルを更新し、(b) 受信継続情
報の入力時、もしチャネル選択権保有クライアントの数
が被選択チャネルの上限数より小さければ、受信継続情
報の発信元のクライアントによるチャネル選択権の保有
を示すようにチャネル選択権テーブルを更新する。
【0055】上記のクライアントは、チャネル選択権の
取得から第一の閾値に等しい時間の経過時、一旦チャネ
ル選択権を解除される。それにより、元のチャネル選択
権保有クライアントが受信継続情報を発信するまで、他
のクライアントがチャネル選択要求情報を発信できる。
こうして、一つのクライアントによるチャネル選択権の
保有時間を制限し、それぞれのクライアントに対するチ
ャネル選択権の取得の機会を平等にできる。
取得から第一の閾値に等しい時間の経過時、一旦チャネ
ル選択権を解除される。それにより、元のチャネル選択
権保有クライアントが受信継続情報を発信するまで、他
のクライアントがチャネル選択要求情報を発信できる。
こうして、一つのクライアントによるチャネル選択権の
保有時間を制限し、それぞれのクライアントに対するチ
ャネル選択権の取得の機会を平等にできる。
【0056】
【発明の実施の形態】以下、本発明の最適な実施の形態
について、その好ましい実施例を挙げて、図面を参照し
つつ説明する。
について、その好ましい実施例を挙げて、図面を参照し
つつ説明する。
【0057】《実施例1》図1は、本発明の実施例1に
よる映像音声情報配信システムを示すブロック図であ
る。実施例1による映像音声情報配信システムは、サー
バ100A、クライアント200A、及び、ネットワーク300か
ら成る。ネットワーク300はサーバ100Aとクライアント2
00Aとの間を接続するデータ伝達媒体である。ネットワ
ーク300は例えば、IEEE802.3、ワイヤレスLAN
(IEEE802.11b又はBlueTooth)、IEEE1394、US
B、電力線又は電話線で構築される。
よる映像音声情報配信システムを示すブロック図であ
る。実施例1による映像音声情報配信システムは、サー
バ100A、クライアント200A、及び、ネットワーク300か
ら成る。ネットワーク300はサーバ100Aとクライアント2
00Aとの間を接続するデータ伝達媒体である。ネットワ
ーク300は例えば、IEEE802.3、ワイヤレスLAN
(IEEE802.11b又はBlueTooth)、IEEE1394、US
B、電力線又は電話線で構築される。
【0058】サーバ100Aは、例えばセットトップボック
ス又はディジタルテレビジョン受信機のように、アンテ
ナAを通してテレビジョン放送を受信する。又は、例え
ばパーソナルコンピュータ又はディジタルビデオ端子付
テレビ受像器のように、ディジタルビデオカメラVから
映像音声情報を取り込む。このようにサーバ100Aは外部
のチャネルに接続され、その中からいくつかを選択して
その映像音声情報を入力する。その時、選択された外部
チャネルを被選択チャネルという。被選択チャネルの映
像音声情報は外部のストレージSへチャネルごとに記憶
されても良い。更に、サーバ100Aは被選択チャネルの映
像音声情報を、リアルタイムで、又は、ストレージSか
ら読み出して、ネットワーク300へ配信する。サーバ100
Aはネットワーク300内に二つ以上存在しても良い。
ス又はディジタルテレビジョン受信機のように、アンテ
ナAを通してテレビジョン放送を受信する。又は、例え
ばパーソナルコンピュータ又はディジタルビデオ端子付
テレビ受像器のように、ディジタルビデオカメラVから
映像音声情報を取り込む。このようにサーバ100Aは外部
のチャネルに接続され、その中からいくつかを選択して
その映像音声情報を入力する。その時、選択された外部
チャネルを被選択チャネルという。被選択チャネルの映
像音声情報は外部のストレージSへチャネルごとに記憶
されても良い。更に、サーバ100Aは被選択チャネルの映
像音声情報を、リアルタイムで、又は、ストレージSか
ら読み出して、ネットワーク300へ配信する。サーバ100
Aはネットワーク300内に二つ以上存在しても良い。
【0059】クライアント200Aはネットワーク300内に
複数存在し、サーバ100Aから配信された映像音声情報を
受信する。クライアント200Aは受信した映像音声情報
を、例えばパーソナルコンピュータのディスプレイ又は
テレビジョン受像器のように再生する。又は、例えばV
TR若しくはDVDレコーダのように磁気テープ若しく
はDVDに記録する。実施例1による映像音声情報配信
システムでは特にネットワーク300内のクライアント200
Aの総数が、ネットワーク300内の全てのサーバ100Aによ
り同時配信可能な被選択チャネルの総数(以下、被選択
チャネルの上限数という)より多い。
複数存在し、サーバ100Aから配信された映像音声情報を
受信する。クライアント200Aは受信した映像音声情報
を、例えばパーソナルコンピュータのディスプレイ又は
テレビジョン受像器のように再生する。又は、例えばV
TR若しくはDVDレコーダのように磁気テープ若しく
はDVDに記録する。実施例1による映像音声情報配信
システムでは特にネットワーク300内のクライアント200
Aの総数が、ネットワーク300内の全てのサーバ100Aによ
り同時配信可能な被選択チャネルの総数(以下、被選択
チャネルの上限数という)より多い。
【0060】<サーバ100A>以下、サーバ100Aの構成及
び動作を説明する。サーバインタフェース101はネット
ワーク300との間で通信する。特に、クライアント200A
からのチャネル選択要求情報CRをネットワーク300から
受信してチャネル選択管理部104へ出力する。更に、多
重化映像音声情報SAVを外部インタフェース102から入力
して、ネットワーク300内に配信する。
び動作を説明する。サーバインタフェース101はネット
ワーク300との間で通信する。特に、クライアント200A
からのチャネル選択要求情報CRをネットワーク300から
受信してチャネル選択管理部104へ出力する。更に、多
重化映像音声情報SAVを外部インタフェース102から入力
して、ネットワーク300内に配信する。
【0061】外部インタフェース102は、アンテナA又は
ディジタルビデオカメラVと接続され、それぞれから映
像音声情報を受信する。アンテナAにはチューナ102aが
接続され、テレビジョン放送を受信する。チューナ102a
はテレビジョン信号をデコードし、多重化された映像音
声情報をチャネルごとに分離する。ディジタルビデオカ
メラVはその他の映像音声再生機器、例えばVTR又は
DVDプレーヤ等であっても良い。
ディジタルビデオカメラVと接続され、それぞれから映
像音声情報を受信する。アンテナAにはチューナ102aが
接続され、テレビジョン放送を受信する。チューナ102a
はテレビジョン信号をデコードし、多重化された映像音
声情報をチャネルごとに分離する。ディジタルビデオカ
メラVはその他の映像音声再生機器、例えばVTR又は
DVDプレーヤ等であっても良い。
【0062】更に、外部インタフェース102はアンテナA
又はディジタルビデオカメラV等、外部の複数のチャネ
ルから受信した映像音声情報を、ストレージSへチャネ
ルごとに記録する。ストレージSは、例えばVTR、ハ
ードディスクドライブ(HDD)又はDVDレコーダ等、
大容量データ記録装置である。
又はディジタルビデオカメラV等、外部の複数のチャネ
ルから受信した映像音声情報を、ストレージSへチャネ
ルごとに記録する。ストレージSは、例えばVTR、ハ
ードディスクドライブ(HDD)又はDVDレコーダ等、
大容量データ記録装置である。
【0063】外部インタフェース102は、チャネル選択
制御情報CSにより指定された外部チャネルを被選択チャ
ネルとして選択する。ここで、外部チャネルにはそれぞ
れ固有の番号が予め割り当てられている。チャネル選択
制御情報CSは、被選択チャネルとして選択されるべき外
部チャネルの番号を示す。外部インタフェース102は被
選択チャネルを所定のフォーマットで多重化し、多重化
映像音声情報SAVとしてサーバインタフェース101へ出力
する。ここで、多重化可能な被選択チャネルの上限数を
Nとする。従って、サーバ100Aは最大N個の被選択チャネ
ルからの映像音声情報を同時に配信できる。
制御情報CSにより指定された外部チャネルを被選択チャ
ネルとして選択する。ここで、外部チャネルにはそれぞ
れ固有の番号が予め割り当てられている。チャネル選択
制御情報CSは、被選択チャネルとして選択されるべき外
部チャネルの番号を示す。外部インタフェース102は被
選択チャネルを所定のフォーマットで多重化し、多重化
映像音声情報SAVとしてサーバインタフェース101へ出力
する。ここで、多重化可能な被選択チャネルの上限数を
Nとする。従って、サーバ100Aは最大N個の被選択チャネ
ルからの映像音声情報を同時に配信できる。
【0064】メモリ103は好ましくはRAMであり、サ
ーバ100Aでの作業用メモリ領域を提供する。特に、チャ
ネル選択管理部104に対してチャネル選択権テーブルTA
の記録領域を提供する。
ーバ100Aでの作業用メモリ領域を提供する。特に、チャ
ネル選択管理部104に対してチャネル選択権テーブルTA
の記録領域を提供する。
【0065】チャネル選択管理部104は、サーバインタ
フェース101を通してネットワーク300からチャネル選択
要求情報CRを受信する。その時、受信したチャネル選択
要求情報CRに基づいて、チャネル選択権テーブルTAをメ
モリ103内に作成する。図2はチャネル選択権テーブルTA
を示す。チャネル選択管理部104は入力したチャネル選
択要求情報CRから、チャネル選択要求クライアントの識
別番号(ID)と目標チャネルの番号とを解読する。更
に、解読したそれらの情報をチャネル選択権テーブルTA
の一行へ書き込む。図2では一例として、チャネル選択
要求クライアントであるクライアントAについて、その
IDと目標チャネルの番号とがチャネル選択権テーブル
TAの第一行に書き込まれている。ここで、「クライアン
トのID」項目の「クライアントA」はクライアントA
のIDを示し、「目標チャネル」項目の数字はチャネル
の番号を示す。
フェース101を通してネットワーク300からチャネル選択
要求情報CRを受信する。その時、受信したチャネル選択
要求情報CRに基づいて、チャネル選択権テーブルTAをメ
モリ103内に作成する。図2はチャネル選択権テーブルTA
を示す。チャネル選択管理部104は入力したチャネル選
択要求情報CRから、チャネル選択要求クライアントの識
別番号(ID)と目標チャネルの番号とを解読する。更
に、解読したそれらの情報をチャネル選択権テーブルTA
の一行へ書き込む。図2では一例として、チャネル選択
要求クライアントであるクライアントAについて、その
IDと目標チャネルの番号とがチャネル選択権テーブル
TAの第一行に書き込まれている。ここで、「クライアン
トのID」項目の「クライアントA」はクライアントA
のIDを示し、「目標チャネル」項目の数字はチャネル
の番号を示す。
【0066】チャネル選択権テーブルTAの行数は被選択
チャネルの上限数Nと等しい。チャネル選択管理部104は
上記の書き込みをチャネル選択要求情報CRの受信ごと
に、被選択チャネルの上限数Nと等しい回数だけ繰り返
す。その結果、チャネル選択権テーブルTAはチャネル選
択要求クライアントをチャネル選択要求情報CRの発信順
に上限数N個まで記録する。
チャネルの上限数Nと等しい。チャネル選択管理部104は
上記の書き込みをチャネル選択要求情報CRの受信ごと
に、被選択チャネルの上限数Nと等しい回数だけ繰り返
す。その結果、チャネル選択権テーブルTAはチャネル選
択要求クライアントをチャネル選択要求情報CRの発信順
に上限数N個まで記録する。
【0067】チャネル選択権テーブルTAに記録されたチ
ャネル選択要求クライアントは後述の通り、被選択チャ
ネルをサーバ100Aに対して指定できる。従って、以下、
チャネル選択権テーブルTAに記録されたチャネル選択要
求クライアントを、チャネル選択権保有クライアントと
いう。更に、「クライアント200AのIDをチャネル選択
権テーブルTAに記録すること」を、「クライアント200A
に対するチャネル選択権の付与」といい、「クライアン
ト200AのIDがチャネル選択権テーブルTAに記録される
こと」を、「クライアント200Aによるチャネル選択権の
取得」という。
ャネル選択要求クライアントは後述の通り、被選択チャ
ネルをサーバ100Aに対して指定できる。従って、以下、
チャネル選択権テーブルTAに記録されたチャネル選択要
求クライアントを、チャネル選択権保有クライアントと
いう。更に、「クライアント200AのIDをチャネル選択
権テーブルTAに記録すること」を、「クライアント200A
に対するチャネル選択権の付与」といい、「クライアン
ト200AのIDがチャネル選択権テーブルTAに記録される
こと」を、「クライアント200Aによるチャネル選択権の
取得」という。
【0068】チャネル選択権テーブルTAは、図2に示さ
れたものの他に、ネットワーク300内の全てのクライア
ント200Aとその目標チャネルの番号との対応表であって
も良い。その時、例えば、目標チャネルの項目に番号を
書き込まれたクライアント200A、をチャネル選択権保有
クライアントとみなしても良い。その他に、チャネル選
択権の保有を示す項目、を設けても良い。
れたものの他に、ネットワーク300内の全てのクライア
ント200Aとその目標チャネルの番号との対応表であって
も良い。その時、例えば、目標チャネルの項目に番号を
書き込まれたクライアント200A、をチャネル選択権保有
クライアントとみなしても良い。その他に、チャネル選
択権の保有を示す項目、を設けても良い。
【0069】チャネル選択管理部104はチャネル選択要
求情報CRの受信時、次のように被選択チャネルを決定す
る。図3は、チャネル選択管理部104による被選択チャネ
ルの決定過程を示すフローチャートである。(ステップS
1)チャネル選択管理部104はチャネル選択要求情報CRの
受信時、そのチャネル選択要求情報CRからチャネル選択
要求クライアントのIDと目標チャネルの番号とを解読
する。
求情報CRの受信時、次のように被選択チャネルを決定す
る。図3は、チャネル選択管理部104による被選択チャネ
ルの決定過程を示すフローチャートである。(ステップS
1)チャネル選択管理部104はチャネル選択要求情報CRの
受信時、そのチャネル選択要求情報CRからチャネル選択
要求クライアントのIDと目標チャネルの番号とを解読
する。
【0070】(ステップS2)チャネル選択管理部104はチ
ャネル選択権テーブルTAを参照し、ステップS1で解読さ
れたチャネル選択要求クライアントのIDがチャネル選
択権テーブルTA内に記録されているかどうか、チェック
する。もし記録されていればステップS3へ、それ以外で
あればステップS4へ、それぞれ処理を分岐する。
ャネル選択権テーブルTAを参照し、ステップS1で解読さ
れたチャネル選択要求クライアントのIDがチャネル選
択権テーブルTA内に記録されているかどうか、チェック
する。もし記録されていればステップS3へ、それ以外で
あればステップS4へ、それぞれ処理を分岐する。
【0071】(ステップS3)チャネル選択管理部104は、
ステップS1で解読された目標チャネルを被選択チャネル
に決定する。決定された被選択チャネルの番号はチャネ
ル選択制御情報CSにより外部インタフェース102へ伝達
される。
ステップS1で解読された目標チャネルを被選択チャネル
に決定する。決定された被選択チャネルの番号はチャネ
ル選択制御情報CSにより外部インタフェース102へ伝達
される。
【0072】(ステップS4)チャネル選択管理部104は、
チャネル選択権テーブルTAの書き込み済の行数、すなわ
ち、チャネル選択権保有クライアントの数を求め、被選
択チャネルの上限数Nと比較する。もしチャネル選択権
保有クライアントの数が上限数Nより小さければステッ
プS5へ、それ以外であればステップS6へ、それぞれ処理
を分岐する。
チャネル選択権テーブルTAの書き込み済の行数、すなわ
ち、チャネル選択権保有クライアントの数を求め、被選
択チャネルの上限数Nと比較する。もしチャネル選択権
保有クライアントの数が上限数Nより小さければステッ
プS5へ、それ以外であればステップS6へ、それぞれ処理
を分岐する。
【0073】(ステップS5)チャネル選択管理部104はチ
ャネル選択要求クライアントに対してチャネル選択権を
付与する。チャネル選択権保有クライアントの数が被選
択チャネルの上限数Nより小さいので、チャネル選択管
理部104は新たなチャネル選択権を付与できる。その
後、チャネル選択管理部104はステップS3を実行する。
ャネル選択要求クライアントに対してチャネル選択権を
付与する。チャネル選択権保有クライアントの数が被選
択チャネルの上限数Nより小さいので、チャネル選択管
理部104は新たなチャネル選択権を付与できる。その
後、チャネル選択管理部104はステップS3を実行する。
【0074】(ステップS6)チャネル選択権テーブルTAに
は空行がないので、チャネル選択管理部104はチャネル
選択要求クライアントに対して、チャネル選択要求情報
CRの拒絶を示す情報、を伝達する。
は空行がないので、チャネル選択管理部104はチャネル
選択要求クライアントに対して、チャネル選択要求情報
CRの拒絶を示す情報、を伝達する。
【0075】チャネル選択管理部104は、映像音声情報
の受信終了を示す信号(以下、受信終了信号という)をチ
ャネル選択権保有クライアントから入力した時、そのチ
ャネル選択権保有クライアントについての情報をチャネ
ル選択権テーブルTAから消去する。こうして、他のクラ
イアント200Aに対してチャネル選択権の取得の機会が与
えられる。
の受信終了を示す信号(以下、受信終了信号という)をチ
ャネル選択権保有クライアントから入力した時、そのチ
ャネル選択権保有クライアントについての情報をチャネ
ル選択権テーブルTAから消去する。こうして、他のクラ
イアント200Aに対してチャネル選択権の取得の機会が与
えられる。
【0076】<クライアント200A>以下、クライアント
200Aの構成及び動作について説明する。ネットワークイ
ンタフェース201はネットワーク300との間で通信する。
特にサーバ100Aからの多重化映像音声情報SAVをネット
ワーク300から受信して映像音声情報処理部203へ出力す
る。更に、チャネル選択要求情報CR又は受信終了信号を
ユーザインタフェース202から入力し、ネットワーク300
を通してサーバ100Aへ出力する。
200Aの構成及び動作について説明する。ネットワークイ
ンタフェース201はネットワーク300との間で通信する。
特にサーバ100Aからの多重化映像音声情報SAVをネット
ワーク300から受信して映像音声情報処理部203へ出力す
る。更に、チャネル選択要求情報CR又は受信終了信号を
ユーザインタフェース202から入力し、ネットワーク300
を通してサーバ100Aへ出力する。
【0077】ユーザインタフェース202は、例えばリモ
コンR、キーボード、マウス又はタッチパネル等の入力
装置を通してユーザからの命令を電気信号に変換する。
例えば、ユーザがリモコンRにより受信目標のチャネル
の番号をユーザインタフェース202へ入力する。その時
ユーザインタフェース202は、入力された目標チャネル
の番号に基づいてチャネル選択要求情報CRを作成し、ネ
ットワークインタフェース201へ出力する。更に、ユー
ザがリモコンRにより受信終了をユーザインタフェース2
02に対して指示する。その時ユーザインタフェース202
は、受信終了信号を作成し、ネットワークインタフェー
ス201へ出力する。
コンR、キーボード、マウス又はタッチパネル等の入力
装置を通してユーザからの命令を電気信号に変換する。
例えば、ユーザがリモコンRにより受信目標のチャネル
の番号をユーザインタフェース202へ入力する。その時
ユーザインタフェース202は、入力された目標チャネル
の番号に基づいてチャネル選択要求情報CRを作成し、ネ
ットワークインタフェース201へ出力する。更に、ユー
ザがリモコンRにより受信終了をユーザインタフェース2
02に対して指示する。その時ユーザインタフェース202
は、受信終了信号を作成し、ネットワークインタフェー
ス201へ出力する。
【0078】映像音声情報処理部203は入力した多重化
映像音声情報SAVから目標チャネルの映像音声情報を分
離する。更に、その映像音声情報をデコードし、映像信
号SVと音声信号SAとに分離する。映像信号SVはディスプ
レイ204vで映像として再生され、音声信号SAはスピーカ
204aで音声として再生される。その他に、映像音声情報
が、例えばVTR、HDD又はDVDレコーダ等により
磁気テープ、ハードディスク又はDVD等へ記録されて
も良い。
映像音声情報SAVから目標チャネルの映像音声情報を分
離する。更に、その映像音声情報をデコードし、映像信
号SVと音声信号SAとに分離する。映像信号SVはディスプ
レイ204vで映像として再生され、音声信号SAはスピーカ
204aで音声として再生される。その他に、映像音声情報
が、例えばVTR、HDD又はDVDレコーダ等により
磁気テープ、ハードディスク又はDVD等へ記録されて
も良い。
【0079】上記の通り、実施例1による映像音声情報
配信システムでは、サーバ100Aがチャネル選択要求クラ
イアントに対してチャネル選択権を、チャネル選択要求
情報CRの入力順に付与する。更に、サーバ100Aは、チャ
ネル選択権保有クライアントからのチャネル選択要求情
報CRに従って被選択チャネルを決定する。従って、クラ
イアント200Aはチャネル選択権の取得により確実に目標
チャネルを選択できる。それに加えて、目標チャネルの
連続受信を安定に維持できる。実施例1では更に、サー
バ100Aはネットワーク300内のいずれのクライアント200
Aに対しても平等にチャネル選択権を付与する。従っ
て、チャネル選択の機会が特定のクライアントだけに偏
って多くなること、を回避できる。
配信システムでは、サーバ100Aがチャネル選択要求クラ
イアントに対してチャネル選択権を、チャネル選択要求
情報CRの入力順に付与する。更に、サーバ100Aは、チャ
ネル選択権保有クライアントからのチャネル選択要求情
報CRに従って被選択チャネルを決定する。従って、クラ
イアント200Aはチャネル選択権の取得により確実に目標
チャネルを選択できる。それに加えて、目標チャネルの
連続受信を安定に維持できる。実施例1では更に、サー
バ100Aはネットワーク300内のいずれのクライアント200
Aに対しても平等にチャネル選択権を付与する。従っ
て、チャネル選択の機会が特定のクライアントだけに偏
って多くなること、を回避できる。
【0080】《実施例2》図4は、本発明の実施例2に
よる映像音声情報配信システムを示すブロック図であ
る。ここで、実施例1と同様の構成に対しては図1と同
じ符号を付し、それらの構成については実施例1での説
明を援用する。
よる映像音声情報配信システムを示すブロック図であ
る。ここで、実施例1と同様の構成に対しては図1と同
じ符号を付し、それらの構成については実施例1での説
明を援用する。
【0081】実施例2では、クライアント210Aが解像度
比情報作成部205を有する。解像度比情報作成部205は映
像音声情報処理部203から、ディスプレイ204vの画面の
解像度と映像信号SVの解像度とをそれぞれ入力する。更
に、画面に対する映像信号SVの解像度比を算出し、その
結果に基づいて解像度比情報ORを作成する。作成された
解像度比情報ORはネットワークインタフェース201を通
してサーバ110Aへ出力される。
比情報作成部205を有する。解像度比情報作成部205は映
像音声情報処理部203から、ディスプレイ204vの画面の
解像度と映像信号SVの解像度とをそれぞれ入力する。更
に、画面に対する映像信号SVの解像度比を算出し、その
結果に基づいて解像度比情報ORを作成する。作成された
解像度比情報ORはネットワークインタフェース201を通
してサーバ110Aへ出力される。
【0082】図5は、クライアント210Aの内、クライア
ントA、B、C及びEでのディスプレイ204vの画面Dと
映像表示領域Wとを示す模式図である。図5の(a)はクラ
イアントAについての模式図である。クライアントAで
は、ディスプレイ204vの画面Dが1280×720ピクセルの解
像度を有し、映像表示領域Wが320×240ピクセルの解像
度である。図5の(b)はクライアントBについての模式図
である。クライアントBでは、ディスプレイ204vの画面
Dが1280×720ピクセルの解像度をし、映像表示領域Wが6
40×480ピクセルの解像度である。図5の(c)はクライア
ントCについての模式図である。クライアントCでは、
ディスプレイ204vの画面Dが840×600ピクセルの解像度
を有し、映像表示領域Wが320×240ピクセルの解像度で
ある。図5の(d)はクライアントEについての模式図であ
る。クライアントEでは、ディスプレイ204vの画面Dが1
280×720ピクセルの解像度を有する。映像表示領域Wは
画面D全体と一致する。
ントA、B、C及びEでのディスプレイ204vの画面Dと
映像表示領域Wとを示す模式図である。図5の(a)はクラ
イアントAについての模式図である。クライアントAで
は、ディスプレイ204vの画面Dが1280×720ピクセルの解
像度を有し、映像表示領域Wが320×240ピクセルの解像
度である。図5の(b)はクライアントBについての模式図
である。クライアントBでは、ディスプレイ204vの画面
Dが1280×720ピクセルの解像度をし、映像表示領域Wが6
40×480ピクセルの解像度である。図5の(c)はクライア
ントCについての模式図である。クライアントCでは、
ディスプレイ204vの画面Dが840×600ピクセルの解像度
を有し、映像表示領域Wが320×240ピクセルの解像度で
ある。図5の(d)はクライアントEについての模式図であ
る。クライアントEでは、ディスプレイ204vの画面Dが1
280×720ピクセルの解像度を有する。映像表示領域Wは
画面D全体と一致する。
【0083】映像音声情報処理部203は映像表示領域Wの
解像度に合わせて、映像信号SVの解像度を設定する。従
って、画面Dに対する映像信号SVの解像度比は、画面Dに
対する映像表示領域Wの解像度比、すなわち、面積比に
等しい。画面Dに対する映像表示領域Wの面積比は、それ
ぞれのクライアントのユーザについて、映像に対する関
心度の目安となり得る。つまり、画面D全体で映像表示
領域Wの占める割合が大きいほど、ユーザの映像に対す
る関心は一般に高い。例えば、図5では、クライアント
B及びクライアントCのユーザはそれぞれ、クライアン
トAのユーザより映像に対して高い関心を持つ、と一般
に見なせる。更に、クライアントEのユーザはクライア
ントA〜Cのいずれのユーザよりも映像に対して高い関
心を持つ、と一般に見なせる。
解像度に合わせて、映像信号SVの解像度を設定する。従
って、画面Dに対する映像信号SVの解像度比は、画面Dに
対する映像表示領域Wの解像度比、すなわち、面積比に
等しい。画面Dに対する映像表示領域Wの面積比は、それ
ぞれのクライアントのユーザについて、映像に対する関
心度の目安となり得る。つまり、画面D全体で映像表示
領域Wの占める割合が大きいほど、ユーザの映像に対す
る関心は一般に高い。例えば、図5では、クライアント
B及びクライアントCのユーザはそれぞれ、クライアン
トAのユーザより映像に対して高い関心を持つ、と一般
に見なせる。更に、クライアントEのユーザはクライア
ントA〜Cのいずれのユーザよりも映像に対して高い関
心を持つ、と一般に見なせる。
【0084】サーバ110Aでは、チャネル選択管理部104a
がサーバインタフェース101を通して、クライアント210
Aのそれぞれから解像度比情報ORを入力する。チャネル
選択管理部104aは解像度比情報ORに基づいてチャネル選
択での優先順位をネットワーク300内のクライアント210
Aのそれぞれに対して、次のように割り当てる。図6の
(a)は、クライアント210AのID、解像度比及び優先順
位のリスト、すなわち、優先順位リストLを示す。優先
順位リストLはチャネル選択管理部104aによりメモリ103
内に作成される。チャネル選択管理部104aは解像度比情
報ORから解像度比を解読し、優先順位リストLに書き込
む。その時、解像度比情報ORを発信していないクライア
ント210Aについては、解像度比を0とする。
がサーバインタフェース101を通して、クライアント210
Aのそれぞれから解像度比情報ORを入力する。チャネル
選択管理部104aは解像度比情報ORに基づいてチャネル選
択での優先順位をネットワーク300内のクライアント210
Aのそれぞれに対して、次のように割り当てる。図6の
(a)は、クライアント210AのID、解像度比及び優先順
位のリスト、すなわち、優先順位リストLを示す。優先
順位リストLはチャネル選択管理部104aによりメモリ103
内に作成される。チャネル選択管理部104aは解像度比情
報ORから解像度比を解読し、優先順位リストLに書き込
む。その時、解像度比情報ORを発信していないクライア
ント210Aについては、解像度比を0とする。
【0085】チャネル選択管理部104aは優先順位リスト
L内の解像度比を比較し、解像度比が大きいほど上位と
なるように、優先順位を決定する。図6の(a)では、最大
の解像度比を持つクライアントEに第一位の優先順位が
割り当てられる。更に、解像度比の大きさ順に、クライ
アントBには第二位、クライアントCには第三位、そし
て、クライアントAには第四位、がそれぞれ割り当てら
れる。その他に、「0」の解像度比を持つクライアント
に対しては絶対的に最下位の優先順位が割り当てられ
る。図6の(a)では、絶対的最下位を示す16進数「FF」が
書き込まれる。
L内の解像度比を比較し、解像度比が大きいほど上位と
なるように、優先順位を決定する。図6の(a)では、最大
の解像度比を持つクライアントEに第一位の優先順位が
割り当てられる。更に、解像度比の大きさ順に、クライ
アントBには第二位、クライアントCには第三位、そし
て、クライアントAには第四位、がそれぞれ割り当てら
れる。その他に、「0」の解像度比を持つクライアント
に対しては絶対的に最下位の優先順位が割り当てられ
る。図6の(a)では、絶対的最下位を示す16進数「FF」が
書き込まれる。
【0086】チャネル選択管理部104aはチャネル選択要
求情報CRに基づいてチャネル選択権テーブルTA1を更新
する時、優先順位リストLを参照する。それにより、チ
ャネル選択要求クライアントの優先順位を読み出し、チ
ャネル選択権テーブルTA1へ書き込む。図6の(b)は実施
例2によるチャネル選択権テーブルTA1を示す。チャネ
ル選択権テーブルTA1は、実施例1によるものTA(図2参
照)に優先順位の項目を加えたものである。図6の(b)で
は、クライアントA、B及びCによるチャネル選択権の
保有が示されている。クライアントEはいずれかの被選
択チャネルの映像音声情報を再生する。しかし、チャネ
ル選択権は取得していない。
求情報CRに基づいてチャネル選択権テーブルTA1を更新
する時、優先順位リストLを参照する。それにより、チ
ャネル選択要求クライアントの優先順位を読み出し、チ
ャネル選択権テーブルTA1へ書き込む。図6の(b)は実施
例2によるチャネル選択権テーブルTA1を示す。チャネ
ル選択権テーブルTA1は、実施例1によるものTA(図2参
照)に優先順位の項目を加えたものである。図6の(b)で
は、クライアントA、B及びCによるチャネル選択権の
保有が示されている。クライアントEはいずれかの被選
択チャネルの映像音声情報を再生する。しかし、チャネ
ル選択権は取得していない。
【0087】チャネル選択管理部104aはチャネル選択要
求情報CRの入力時、チャネル選択権テーブルTA1を参照
する。チャネル選択要求クライアントがチャネル選択権
を持たない時、もしチャネル選択権テーブルTA1に空行
があれば、実施例1同様、チャネル選択管理部104aはそ
のチャネル選択要求クライアントに対してチャネル選択
権を付与する。
求情報CRの入力時、チャネル選択権テーブルTA1を参照
する。チャネル選択要求クライアントがチャネル選択権
を持たない時、もしチャネル選択権テーブルTA1に空行
があれば、実施例1同様、チャネル選択管理部104aはそ
のチャネル選択要求クライアントに対してチャネル選択
権を付与する。
【0088】チャネル選択権テーブルTA1の全ての行に
情報が既に書き込まれている時、すなわち、チャネル選
択権保有クライアントが既に被選択チャネルの上限数N
と同数だけ存在する時、チャネル選択管理部104aはチャ
ネル選択権テーブルTA1の優先順位の項目を参照する。
それにより、チャネル選択要求クライアントより下位の
優先順位を持つチャネル選択権保有クライアント、を探
す。もしそのようなチャネル選択権保有クライアントが
見つかったならば、その中で最も下位の優先順位を持つ
チャネル選択権保有クライアントについて、チャネル選
択権テーブルTA1の情報を消去する。更に、消去された
行にチャネル選択要求クライアントについての情報を書
き込む。こうして、チャネル選択権テーブルの中で最も
下位の優先順位を持つチャネル選択権保有クライアント
のチャネル選択権がチャネル選択要求クライアントへ移
転される。
情報が既に書き込まれている時、すなわち、チャネル選
択権保有クライアントが既に被選択チャネルの上限数N
と同数だけ存在する時、チャネル選択管理部104aはチャ
ネル選択権テーブルTA1の優先順位の項目を参照する。
それにより、チャネル選択要求クライアントより下位の
優先順位を持つチャネル選択権保有クライアント、を探
す。もしそのようなチャネル選択権保有クライアントが
見つかったならば、その中で最も下位の優先順位を持つ
チャネル選択権保有クライアントについて、チャネル選
択権テーブルTA1の情報を消去する。更に、消去された
行にチャネル選択要求クライアントについての情報を書
き込む。こうして、チャネル選択権テーブルの中で最も
下位の優先順位を持つチャネル選択権保有クライアント
のチャネル選択権がチャネル選択要求クライアントへ移
転される。
【0089】図6の(b)では、もし上限数Nが3であれば、
チャネル選択権保有クライアントA、B及びCの中では
最も下位のクライアントA、より下位のクライアント、
すなわち、第五位以下のクライアントはチャネル選択権
を取得できない。しかし、第一位の優先順位を持つクラ
イアントEは、チャネル選択要求情報CRの出力により、
第四位のクライアントAに代わってチャネル選択権を取
得できる。
チャネル選択権保有クライアントA、B及びCの中では
最も下位のクライアントA、より下位のクライアント、
すなわち、第五位以下のクライアントはチャネル選択権
を取得できない。しかし、第一位の優先順位を持つクラ
イアントEは、チャネル選択要求情報CRの出力により、
第四位のクライアントAに代わってチャネル選択権を取
得できる。
【0090】上記の通り、チャネル選択での優先順位が
上位であるほど、クライアント210Aはチャネル選択権を
取得しやすい。更に、サーバ110Aは優先順位をクライア
ント210Aのそれぞれの解像度比の順に決定する。その結
果、映像に対して高い関心を持つクライアント210Aのユ
ーザほど、一般にチャネル選択権を取得しやすい。こう
して、実施例2による映像音声情報配信システムはチャ
ネル選択での優先順位を、解像度比のようなクライアン
ト210Aの使用状態を反映する情報に基づいて動的に決定
する。それにより、クライアント210Aのいずれにも平等
にチャネル選択権の取得の機会を付与できる。
上位であるほど、クライアント210Aはチャネル選択権を
取得しやすい。更に、サーバ110Aは優先順位をクライア
ント210Aのそれぞれの解像度比の順に決定する。その結
果、映像に対して高い関心を持つクライアント210Aのユ
ーザほど、一般にチャネル選択権を取得しやすい。こう
して、実施例2による映像音声情報配信システムはチャ
ネル選択での優先順位を、解像度比のようなクライアン
ト210Aの使用状態を反映する情報に基づいて動的に決定
する。それにより、クライアント210Aのいずれにも平等
にチャネル選択権の取得の機会を付与できる。
【0091】チャネル選択での優先順位は、解像度比の
他に、ユーザごとに設定されても良い。サーバ110Aはユ
ーザと優先順位との対応表をメモリ103に記憶する。ク
ライアント210Aはユーザの識別情報を、チャネル選択要
求情報CRと共にサーバ110Aへ伝達する。サーバ110Aはユ
ーザの識別情報に基づいて上記の対応表を参照する。そ
れにより、そのユーザの優先順位をチャネル選択要求ク
ライアントの優先順位として割り当てる。こうして、チ
ャネル選択での優先順位を、クライアント210Aのユーザ
に依存して動的に決定する。それにより、ユーザがいず
れのクライアント210Aの使用時でも同じ優先順位を取得
できる。
他に、ユーザごとに設定されても良い。サーバ110Aはユ
ーザと優先順位との対応表をメモリ103に記憶する。ク
ライアント210Aはユーザの識別情報を、チャネル選択要
求情報CRと共にサーバ110Aへ伝達する。サーバ110Aはユ
ーザの識別情報に基づいて上記の対応表を参照する。そ
れにより、そのユーザの優先順位をチャネル選択要求ク
ライアントの優先順位として割り当てる。こうして、チ
ャネル選択での優先順位を、クライアント210Aのユーザ
に依存して動的に決定する。それにより、ユーザがいず
れのクライアント210Aの使用時でも同じ優先順位を取得
できる。
【0092】《実施例3》実施例3による映像音声情報
配信システムは、実施例1のもの(図1参照)と同様な構
成を有する。従って、その構成については図1及び実施
例1での説明を援用する。実施例3では、チャネル選択
管理部104による被選択チャネルの決定過程が、次のよ
うに実施例1と異なる。
配信システムは、実施例1のもの(図1参照)と同様な構
成を有する。従って、その構成については図1及び実施
例1での説明を援用する。実施例3では、チャネル選択
管理部104による被選択チャネルの決定過程が、次のよ
うに実施例1と異なる。
【0093】図7は、チャネル選択管理部104による被選
択チャネルの決定過程を示すフローチャートである。図
7では、図3に示されている実施例1でのフローチャート
と同様のステップには図3と同じ符号が付けられてい
る。更に、その同様のステップについての説明は、実施
例1のものを援用する。
択チャネルの決定過程を示すフローチャートである。図
7では、図3に示されている実施例1でのフローチャート
と同様のステップには図3と同じ符号が付けられてい
る。更に、その同様のステップについての説明は、実施
例1のものを援用する。
【0094】(ステップS10)実施例3によるチャネル選
択管理部104は実施例1とは異なり、チャネル選択要求
情報CRを所定のチャネル選択要求受信時間ごとに受信す
る。ステップS10では、チャネル選択要求受信時間が経
過したかどうか、がチェックされる。もしチャネル選択
要求受信時間がまだ経過していなければ、チャネル選択
管理部104は処理をステップS11へ、それ以外ならばステ
ップS13へ、それぞれ分岐する。
択管理部104は実施例1とは異なり、チャネル選択要求
情報CRを所定のチャネル選択要求受信時間ごとに受信す
る。ステップS10では、チャネル選択要求受信時間が経
過したかどうか、がチェックされる。もしチャネル選択
要求受信時間がまだ経過していなければ、チャネル選択
管理部104は処理をステップS11へ、それ以外ならばステ
ップS13へ、それぞれ分岐する。
【0095】(ステップS11)チャネル選択管理部104はチ
ャネル選択要求情報CRの入力をチェックする。もし入力
されていれば、チャネル選択管理部104は処理をステッ
プS1へ、それ以外ならばステップS10へ、それぞれ分岐
する。こうして、チャネル選択管理部104はチャネル選
択要求受信時間の経過中、チャネル選択要求情報CRの入
力を監視する。
ャネル選択要求情報CRの入力をチェックする。もし入力
されていれば、チャネル選択管理部104は処理をステッ
プS1へ、それ以外ならばステップS10へ、それぞれ分岐
する。こうして、チャネル選択管理部104はチャネル選
択要求受信時間の経過中、チャネル選択要求情報CRの入
力を監視する。
【0096】(ステップS2)チャネル選択管理部104はチ
ャネル選択権テーブルTAを参照し、ステップS1で解読さ
れたチャネル選択要求クライアントのIDがチャネル選
択権テーブルTA内に記録されているかどうか、チェック
する。もし記録されていればステップS12へ、それ以外
であればステップS4へ、それぞれ処理を分岐する。
ャネル選択権テーブルTAを参照し、ステップS1で解読さ
れたチャネル選択要求クライアントのIDがチャネル選
択権テーブルTA内に記録されているかどうか、チェック
する。もし記録されていればステップS12へ、それ以外
であればステップS4へ、それぞれ処理を分岐する。
【0097】(ステップS12)チャネル選択管理部104はチ
ャネル選択権テーブルTAを更新し、それにより、ステッ
プS2でチェックされたチャネル選択保有クライアントに
ついての目標チャネルの項目を、ステップS1で解読され
た目標チャネルの番号に書き換える。その後、チャネル
選択管理部104は処理をステップS10へ戻す。
ャネル選択権テーブルTAを更新し、それにより、ステッ
プS2でチェックされたチャネル選択保有クライアントに
ついての目標チャネルの項目を、ステップS1で解読され
た目標チャネルの番号に書き換える。その後、チャネル
選択管理部104は処理をステップS10へ戻す。
【0098】(ステップS13)チャネル選択管理部104はチ
ャネル選択要求受信時間の経過時、チャネル選択権テー
ブルTAを参照する。それにより、目標チャネル別にチャ
ネル選択権テーブルTAの行数を集計する。 (ステップS14)チャネル選択管理部104はステップS13で
の集計結果に従って、目標チャネル別の行数の多い順に
目標チャネルを被選択チャネルに決定する。決定された
被選択チャネルの番号はチャネル選択制御情報CSにより
外部インタフェース102へ伝達される。
ャネル選択要求受信時間の経過時、チャネル選択権テー
ブルTAを参照する。それにより、目標チャネル別にチャ
ネル選択権テーブルTAの行数を集計する。 (ステップS14)チャネル選択管理部104はステップS13で
の集計結果に従って、目標チャネル別の行数の多い順に
目標チャネルを被選択チャネルに決定する。決定された
被選択チャネルの番号はチャネル選択制御情報CSにより
外部インタフェース102へ伝達される。
【0099】上記の通り、実施例3による映像音声情報
配信システムでは、サーバ100Aが被選択チャネルを、そ
の映像音声情報を受信するチャネル選択権保有クライア
ントの数の順に決定できる。ここで、同一チャネルの映
像音声情報を受信するクライアントの数はその映像音声
情報に対するクライアントのユーザの関心度を反映す
る、と期待できる。すなわち、同一チャネルの映像音声
情報を受信するクライアントの数が多いほど、そのユー
ザの関心度は一般に高い。従って実施例3では、高い関
心を持つユーザが一般にチャネルを選択でき、かつ、そ
のユーザにより使用されるクライアント200Aが目標チャ
ネルの映像音声情報を確実に連続受信できる。その結
果、クライアント200Aはチャネル選択権を、ユーザの関
心度に応じて平等に取得できる。
配信システムでは、サーバ100Aが被選択チャネルを、そ
の映像音声情報を受信するチャネル選択権保有クライア
ントの数の順に決定できる。ここで、同一チャネルの映
像音声情報を受信するクライアントの数はその映像音声
情報に対するクライアントのユーザの関心度を反映す
る、と期待できる。すなわち、同一チャネルの映像音声
情報を受信するクライアントの数が多いほど、そのユー
ザの関心度は一般に高い。従って実施例3では、高い関
心を持つユーザが一般にチャネルを選択でき、かつ、そ
のユーザにより使用されるクライアント200Aが目標チャ
ネルの映像音声情報を確実に連続受信できる。その結
果、クライアント200Aはチャネル選択権を、ユーザの関
心度に応じて平等に取得できる。
【0100】《実施例4》図8は、本発明の実施例4に
よる映像音声情報配信システムを示すブロック図であ
る。図8では、図1に示されている実施例1と同様の構成
に対しては同じ符号を付している。更に、それらの同様
の構成については、実施例1の説明を援用する。実施例
4では実施例1とは異なり、クライアントのそれぞれが
チャネル選択権テーブルを記憶し、それぞれについてチ
ャネル選択権の有無を判定する。そのようにチャネル選
択権の有無をそれぞれのクライアントで判定させること
により、チャネル選択権保有クライアントだけがチャネ
ル選択要求情報を出力できる。その結果、チャネル選択
要求情報の送信によるネットワークの占有時間を短縮で
きる。
よる映像音声情報配信システムを示すブロック図であ
る。図8では、図1に示されている実施例1と同様の構成
に対しては同じ符号を付している。更に、それらの同様
の構成については、実施例1の説明を援用する。実施例
4では実施例1とは異なり、クライアントのそれぞれが
チャネル選択権テーブルを記憶し、それぞれについてチ
ャネル選択権の有無を判定する。そのようにチャネル選
択権の有無をそれぞれのクライアントで判定させること
により、チャネル選択権保有クライアントだけがチャネ
ル選択要求情報を出力できる。その結果、チャネル選択
要求情報の送信によるネットワークの占有時間を短縮で
きる。
【0101】<サーバ100B>以下、サーバ100Bの構成及
び動作の内、実施例1のもの100A(図1参照)とは異なる
部分について説明する。チャネル選択制御部105は、サ
ーバインタフェース101を通してネットワーク300からチ
ャネル選択要求情報CRを受信する。更に、チャネル選択
制御部105は受信したチャネル選択要求情報CRから、チ
ャネル選択要求クライアントのIDと目標チャネルの番
号とを解読する。解読されたチャネル選択要求クライア
ントのID及び目標チャネルの番号はチャネル選択権付
与部106へ出力される。目標チャネルの番号はチャネル
選択制御情報CSとして外部インタフェース102へ伝達さ
れる。それにより、実施例4では、サーバ100Bへ入力さ
れた目標チャネルが常に被選択チャネルに決定される。
チャネル選択制御部105は更に映像音声情報の受信終了
信号の入力時、その発信元のクライアントのIDをチャ
ネル選択権付与部106へ出力する。
び動作の内、実施例1のもの100A(図1参照)とは異なる
部分について説明する。チャネル選択制御部105は、サ
ーバインタフェース101を通してネットワーク300からチ
ャネル選択要求情報CRを受信する。更に、チャネル選択
制御部105は受信したチャネル選択要求情報CRから、チ
ャネル選択要求クライアントのIDと目標チャネルの番
号とを解読する。解読されたチャネル選択要求クライア
ントのID及び目標チャネルの番号はチャネル選択権付
与部106へ出力される。目標チャネルの番号はチャネル
選択制御情報CSとして外部インタフェース102へ伝達さ
れる。それにより、実施例4では、サーバ100Bへ入力さ
れた目標チャネルが常に被選択チャネルに決定される。
チャネル選択制御部105は更に映像音声情報の受信終了
信号の入力時、その発信元のクライアントのIDをチャ
ネル選択権付与部106へ出力する。
【0102】チャネル選択権付与部106は、入力された
クライアントのIDにより示されるクライアント200Bに
ついてチャネル選択権保有情報GRを作成する。ここで、
チャネル選択権保有情報GRは、(1) チャネル選択権付
与部106へ入力されたクライアントのID;(2) 目標チ
ャネルの番号;及び、(3) (1)のIDがチャネル選択要
求情報CRから解読された時はチャネル選択権付与情報、
又は、受信終了信号から解読された時はチャネル選択権
解除情報;を含む。チャネル選択権保有情報GRは、サー
バインタフェース101を通してネットワーク300内に配信
される。
クライアントのIDにより示されるクライアント200Bに
ついてチャネル選択権保有情報GRを作成する。ここで、
チャネル選択権保有情報GRは、(1) チャネル選択権付
与部106へ入力されたクライアントのID;(2) 目標チ
ャネルの番号;及び、(3) (1)のIDがチャネル選択要
求情報CRから解読された時はチャネル選択権付与情報、
又は、受信終了信号から解読された時はチャネル選択権
解除情報;を含む。チャネル選択権保有情報GRは、サー
バインタフェース101を通してネットワーク300内に配信
される。
【0103】<クライアント200B>以下、クライアント
200Bの構成及び動作の内、実施例1のもの200A(図1参
照)とは異なる部分について説明する。チャネル選択権
テーブル管理部207はネットワークインタフェース201を
通してネットワーク300からチャネル選択権保有情報GR
を受信する。更に、受信したチャネル選択権保有情報GR
に基づいて、チャネル選択権テーブルTBを内部のメモリ
内に作成する。チャネル選択権テーブルTBは実施例1で
のものTA(図2参照)と同様なフォーマットを有する。
200Bの構成及び動作の内、実施例1のもの200A(図1参
照)とは異なる部分について説明する。チャネル選択権
テーブル管理部207はネットワークインタフェース201を
通してネットワーク300からチャネル選択権保有情報GR
を受信する。更に、受信したチャネル選択権保有情報GR
に基づいて、チャネル選択権テーブルTBを内部のメモリ
内に作成する。チャネル選択権テーブルTBは実施例1で
のものTA(図2参照)と同様なフォーマットを有する。
【0104】チャネル選択権テーブル管理部207は、入
力したチャネル選択権保有情報GRから、チャネル選択要
求クライアントのID、目標チャネルの番号及びチャネ
ル選択権付与/解除情報を解読する。チャネル選択権付
与情報の解読時、チャネル選択権テーブル管理部207は
ID及び目標チャネルの番号をチャネル選択権テーブル
TBの一行へ書き込む。その時、そのIDが既にチャネル
選択権テーブルTBに書き込まれていれば、そのIDを含
む行へ上書きする。チャネル選択権解除情報の解読時、
チャネル選択権テーブル管理部207は、IDにより示さ
れるクライアント200Bについての情報をチャネル選択権
テーブルTBから消去する。
力したチャネル選択権保有情報GRから、チャネル選択要
求クライアントのID、目標チャネルの番号及びチャネ
ル選択権付与/解除情報を解読する。チャネル選択権付
与情報の解読時、チャネル選択権テーブル管理部207は
ID及び目標チャネルの番号をチャネル選択権テーブル
TBの一行へ書き込む。その時、そのIDが既にチャネル
選択権テーブルTBに書き込まれていれば、そのIDを含
む行へ上書きする。チャネル選択権解除情報の解読時、
チャネル選択権テーブル管理部207は、IDにより示さ
れるクライアント200Bについての情報をチャネル選択権
テーブルTBから消去する。
【0105】チャネル選択権テーブルTBの行数は被選択
チャネルの上限数Nと等しい。チャネル選択権テーブルT
Bの全ての行へ情報が書き込まれるまで、チャネル選択
権テーブル管理部207は上記の書き込みを繰り返す。そ
の結果、チャネル選択権テーブルTBはチャネル選択要求
クライアントをチャネル選択権保有情報GRの発信順に上
限数N個まで記録する。実施例1と同様、チャネル選択
権テーブルTBに記録されたチャネル選択要求クライアン
トが後述の通り、被選択チャネルをサーバ100Bに対して
指定できる。
チャネルの上限数Nと等しい。チャネル選択権テーブルT
Bの全ての行へ情報が書き込まれるまで、チャネル選択
権テーブル管理部207は上記の書き込みを繰り返す。そ
の結果、チャネル選択権テーブルTBはチャネル選択要求
クライアントをチャネル選択権保有情報GRの発信順に上
限数N個まで記録する。実施例1と同様、チャネル選択
権テーブルTBに記録されたチャネル選択要求クライアン
トが後述の通り、被選択チャネルをサーバ100Bに対して
指定できる。
【0106】チャネル選択権テーブルTBは、実施例1と
同様、ネットワーク300内の全てのクライアント200Bと
その目標チャネルの番号との対応表であっても良い。そ
の時、例えば、目標チャネルの項目に番号を書き込まれ
たクライアント200B、をチャネル選択権保有クライアン
トとみなしても良い。その他に、チャネル選択権の保有
を示す項目、を設けても良い。
同様、ネットワーク300内の全てのクライアント200Bと
その目標チャネルの番号との対応表であっても良い。そ
の時、例えば、目標チャネルの項目に番号を書き込まれ
たクライアント200B、をチャネル選択権保有クライアン
トとみなしても良い。その他に、チャネル選択権の保有
を示す項目、を設けても良い。
【0107】チャネル選択権判定部206は、ユーザイン
タフェース202からチャネル選択要求情報CRを受信した
時、そのチャネル選択要求情報CRを保持する。更に、保
持したチャネル選択要求情報CRを出力するかどうか、を
次のように判断する。チャネル選択権判定部206はまず
チャネル選択権テーブル管理部207へアクセスする。そ
の時、チャネル選択権テーブル管理部207はチャネル選
択権テーブルTBを参照する。それにより、チャネル選択
権保有クライアントの数が被選択チャネルの上限数Nよ
り少ないかどうか、又は、所属のクライアント200BのI
Dがチャネル選択権テーブルTB内に含まれるかどうか、
チェックする。
タフェース202からチャネル選択要求情報CRを受信した
時、そのチャネル選択要求情報CRを保持する。更に、保
持したチャネル選択要求情報CRを出力するかどうか、を
次のように判断する。チャネル選択権判定部206はまず
チャネル選択権テーブル管理部207へアクセスする。そ
の時、チャネル選択権テーブル管理部207はチャネル選
択権テーブルTBを参照する。それにより、チャネル選択
権保有クライアントの数が被選択チャネルの上限数Nよ
り少ないかどうか、又は、所属のクライアント200BのI
Dがチャネル選択権テーブルTB内に含まれるかどうか、
チェックする。
【0108】チャネル選択権保有クライアントの数が被
選択チャネルの上限数Nより少ない時、又は、所属のク
ライアント200BのIDがチャネル選択権テーブルTB内に
含まれる時、チャネル選択権テーブル管理部207はその
旨を信号によりチャネル選択権判定部206へ伝達する。
その時、チャネル選択権判定部206は保持していたチャ
ネル選択要求情報CRをネットワークインタフェース201
へ出力する。それにより、チャネル選択要求情報CRがネ
ットワーク300を通してサーバ100Bへ伝達される。
選択チャネルの上限数Nより少ない時、又は、所属のク
ライアント200BのIDがチャネル選択権テーブルTB内に
含まれる時、チャネル選択権テーブル管理部207はその
旨を信号によりチャネル選択権判定部206へ伝達する。
その時、チャネル選択権判定部206は保持していたチャ
ネル選択要求情報CRをネットワークインタフェース201
へ出力する。それにより、チャネル選択要求情報CRがネ
ットワーク300を通してサーバ100Bへ伝達される。
【0109】チャネル選択権保有クライアントの数が被
選択チャネルの上限数Nと等しく、かつ、所属のクライ
アント200BのIDがチャネル選択権テーブルTB内に含ま
れない時、チャネル選択権テーブル管理部207はその旨
を信号によりチャネル選択権判定部206へ伝達する。そ
の時、チャネル選択権判定部206は保持していたチャネ
ル選択要求情報CRを放棄する。こうして、クライアント
200Bはチャネル選択権の保有時だけ、チャネル選択要求
情報CRをサーバ100Bへ出力する。
選択チャネルの上限数Nと等しく、かつ、所属のクライ
アント200BのIDがチャネル選択権テーブルTB内に含ま
れない時、チャネル選択権テーブル管理部207はその旨
を信号によりチャネル選択権判定部206へ伝達する。そ
の時、チャネル選択権判定部206は保持していたチャネ
ル選択要求情報CRを放棄する。こうして、クライアント
200Bはチャネル選択権の保有時だけ、チャネル選択要求
情報CRをサーバ100Bへ出力する。
【0110】チャネルメニュー画面作成部208はチャネ
ル選択権テーブル管理部207にアクセスし、チャネル選
択権テーブルTBを参照する。それにより、次のようなチ
ャネルメニュー画面Mを作成し、ディスプレイ204vの画
面Dに表示する。図9は、ディスプレイ204vの画面D内に
表示されたチャネルメニュー画面Mを示す模式図であ
る。図9の(a)はチャネル選択権保有クライアントでのチ
ャネルメニュー画面Mを示す。図9の(b)はチャネル選択
権を持たないクライアントでのチャネルメニュー画面M
を示す。
ル選択権テーブル管理部207にアクセスし、チャネル選
択権テーブルTBを参照する。それにより、次のようなチ
ャネルメニュー画面Mを作成し、ディスプレイ204vの画
面Dに表示する。図9は、ディスプレイ204vの画面D内に
表示されたチャネルメニュー画面Mを示す模式図であ
る。図9の(a)はチャネル選択権保有クライアントでのチ
ャネルメニュー画面Mを示す。図9の(b)はチャネル選択
権を持たないクライアントでのチャネルメニュー画面M
を示す。
【0111】図9では、選択可能なチャネルの総数が9チ
ャネルと想定されている。チャネル選択権保有クライア
ントはいずれのチャネルも選択できるので、図9の(a)の
ようにチャネルメニュー画面M内に9チャネルの全ての番
号が表示される。チャネル選択権を持たないクライアン
ト200Bは、ネットワーク300内に既に配信されている映
像音声情報しか受信できない。それ故、チャネルメニュ
ー画面M内には図9の(b)のように9チャネルの一部の番号
だけが表示される。ここで、チャネルメニュー画面M内
に表示されたチャネルの番号は、ネットワーク300内に
既に配信されている映像音声情報に対応する。
ャネルと想定されている。チャネル選択権保有クライア
ントはいずれのチャネルも選択できるので、図9の(a)の
ようにチャネルメニュー画面M内に9チャネルの全ての番
号が表示される。チャネル選択権を持たないクライアン
ト200Bは、ネットワーク300内に既に配信されている映
像音声情報しか受信できない。それ故、チャネルメニュ
ー画面M内には図9の(b)のように9チャネルの一部の番号
だけが表示される。ここで、チャネルメニュー画面M内
に表示されたチャネルの番号は、ネットワーク300内に
既に配信されている映像音声情報に対応する。
【0112】クライアント200Bのユーザはチャネルメニ
ュー画面Mにより、選択可能なチャネルの番号を容易に
把握できる。それと同時に、使用中のクライアント200B
がチャネル選択権を持つかどうかを、チャネルメニュー
画面M内に全てのチャネルの番号が表示されるかどう
か、で判断できる。
ュー画面Mにより、選択可能なチャネルの番号を容易に
把握できる。それと同時に、使用中のクライアント200B
がチャネル選択権を持つかどうかを、チャネルメニュー
画面M内に全てのチャネルの番号が表示されるかどう
か、で判断できる。
【0113】上記の通り、実施例4による映像音声情報
配信システムでは、クライアント200Bのそれぞれが、サ
ーバ100Bからのチャネル選択権保有情報GRに基づいてチ
ャネル選択権テーブルTBを作成する。チャネル選択権保
有クライアントの数が被選択チャネルの上限数Nより少
ない時、又は、自己のIDがチャネル選択権テーブルTB
内に含まれる時、クライアント200Bはチャネル選択要求
情報CRを出力する。一方、サーバ100Bはチャネル選択要
求情報CRの入力ごとに、その情報CRに含まれる目標チャ
ネルを被選択チャネルに決定する。従って、チャネル選
択要求情報CRを出力したクライアント200Bは、確実に目
標チャネルを選択できる。それに加えて、目標チャネル
の連続受信を安定に維持できる。
配信システムでは、クライアント200Bのそれぞれが、サ
ーバ100Bからのチャネル選択権保有情報GRに基づいてチ
ャネル選択権テーブルTBを作成する。チャネル選択権保
有クライアントの数が被選択チャネルの上限数Nより少
ない時、又は、自己のIDがチャネル選択権テーブルTB
内に含まれる時、クライアント200Bはチャネル選択要求
情報CRを出力する。一方、サーバ100Bはチャネル選択要
求情報CRの入力ごとに、その情報CRに含まれる目標チャ
ネルを被選択チャネルに決定する。従って、チャネル選
択要求情報CRを出力したクライアント200Bは、確実に目
標チャネルを選択できる。それに加えて、目標チャネル
の連続受信を安定に維持できる。
【0114】実施例4では更に、サーバ100Bがチャネル
選択要求情報CRの入力ごとに、対応するチャネル選択要
求クライアントについて、チャネル選択権付与情報を含
むチャネル選択権保有情報GR、を作成し、ネットワーク
300内に配信する。その結果、チャネル選択の機会が特
定のクライアントだけに偏って多くなること、を回避で
きる。
選択要求情報CRの入力ごとに、対応するチャネル選択要
求クライアントについて、チャネル選択権付与情報を含
むチャネル選択権保有情報GR、を作成し、ネットワーク
300内に配信する。その結果、チャネル選択の機会が特
定のクライアントだけに偏って多くなること、を回避で
きる。
【0115】《実施例5》図10は、本発明の実施例5に
よる映像音声情報配信システムを示すブロック図であ
る。ここで、実施例4と同様の構成に対しては図8と同
じ符号を付し、それらの構成については実施例4での説
明を援用する。
よる映像音声情報配信システムを示すブロック図であ
る。ここで、実施例4と同様の構成に対しては図8と同
じ符号を付し、それらの構成については実施例4での説
明を援用する。
【0116】実施例5では実施例2と同様に、クライア
ント210Bが解像度比情報作成部205を有する。解像度比
情報作成部205は映像音声情報処理部203から、ディスプ
レイ204vの画面の解像度と映像信号SVの解像度とをそれ
ぞれ入力する。更に、画面に対する映像信号SVの解像度
比を算出し、その結果に基づいて解像度比情報ORを作成
する。作成された解像度比情報ORはネットワークインタ
フェース201を通してサーバ110Bへ出力される。映像音
声情報処理部203は実施例2と同様に、映像表示領域の
解像度に合わせて映像信号SVの解像度を設定する。従っ
て、画面に対する映像信号SVの解像度比は、画面に対す
る映像表示領域の解像度比に等しい。
ント210Bが解像度比情報作成部205を有する。解像度比
情報作成部205は映像音声情報処理部203から、ディスプ
レイ204vの画面の解像度と映像信号SVの解像度とをそれ
ぞれ入力する。更に、画面に対する映像信号SVの解像度
比を算出し、その結果に基づいて解像度比情報ORを作成
する。作成された解像度比情報ORはネットワークインタ
フェース201を通してサーバ110Bへ出力される。映像音
声情報処理部203は実施例2と同様に、映像表示領域の
解像度に合わせて映像信号SVの解像度を設定する。従っ
て、画面に対する映像信号SVの解像度比は、画面に対す
る映像表示領域の解像度比に等しい。
【0117】サーバ110Bは優先順位管理部107を有す
る。優先順位管理部107はサーバインタフェース101を通
して、クライアント210Aのそれぞれから解像度比情報OR
を入力する。優先順位管理部107は解像度比情報ORに基
づいてチャネル選択での優先順位をネットワーク300内
のクライアント210Bのそれぞれに対して、次のように割
り当てる。
る。優先順位管理部107はサーバインタフェース101を通
して、クライアント210Aのそれぞれから解像度比情報OR
を入力する。優先順位管理部107は解像度比情報ORに基
づいてチャネル選択での優先順位をネットワーク300内
のクライアント210Bのそれぞれに対して、次のように割
り当てる。
【0118】優先順位管理部107は内部のメモリ内に、
実施例2と同様な優先順位リスト(図6の(a)参照)を作成
する。優先順位管理部107は解像度比情報ORから解像度
比を解読し、優先順位リストに書き込む。その時、解像
度比情報ORを発信していないクライアント210Bについて
は、解像度比を0とする。更に、優先順位管理部107は優
先順位リスト内の解像度比を比較し、解像度比が大きい
ほど上位となるように、優先順位を決定する。
実施例2と同様な優先順位リスト(図6の(a)参照)を作成
する。優先順位管理部107は解像度比情報ORから解像度
比を解読し、優先順位リストに書き込む。その時、解像
度比情報ORを発信していないクライアント210Bについて
は、解像度比を0とする。更に、優先順位管理部107は優
先順位リスト内の解像度比を比較し、解像度比が大きい
ほど上位となるように、優先順位を決定する。
【0119】優先順位管理部107は解像度比情報ORの入
力ごとに、優先順位リストを更新する。更に、更新され
た優先順位リストに基づいて優先順位更新情報ODを作成
する。作成された優先順位更新情報ODはサーバインタフ
ェース101を通してネットワーク300内に配信される。
力ごとに、優先順位リストを更新する。更に、更新され
た優先順位リストに基づいて優先順位更新情報ODを作成
する。作成された優先順位更新情報ODはサーバインタフ
ェース101を通してネットワーク300内に配信される。
【0120】チャネル選択権テーブル管理部207aはネッ
トワークインタフェース201を通して優先順位更新情報O
D及びチャネル選択権保有情報GRを入力する。更に、そ
の優先順位更新情報ODに基づいて優先順位リストLを、
そのチャネル選択権保有情報GRに基づいてチャネル選択
権テーブルTB1を、それぞれ内部のメモリ内に作成す
る。優先順位リストL及びチャネル選択権テーブルTB1は
それぞれ実施例2でのものL及びTA1(図6参照)と同様な
フォーマットを有する。
トワークインタフェース201を通して優先順位更新情報O
D及びチャネル選択権保有情報GRを入力する。更に、そ
の優先順位更新情報ODに基づいて優先順位リストLを、
そのチャネル選択権保有情報GRに基づいてチャネル選択
権テーブルTB1を、それぞれ内部のメモリ内に作成す
る。優先順位リストL及びチャネル選択権テーブルTB1は
それぞれ実施例2でのものL及びTA1(図6参照)と同様な
フォーマットを有する。
【0121】チャネル選択権テーブル管理部207aは入力
したチャネル選択権保有情報GRから、チャネル選択要求
クライアントのID、目標チャネルの番号及びチャネル
選択権付与/解除情報を解読する。チャネル選択権付与
情報の解読時、チャネル選択権テーブル管理部207aは優
先順位リストLを参照し、そのIDにより示されるクラ
イアント210Bの優先順位を読み出す。更に、そのID、
目標チャネルの番号及び優先順位をチャネル選択権テー
ブルTB1の一行へ書き込む。その時、そのIDが既にチ
ャネル選択権テーブルTB1に書き込まれていれば、その
IDを含む行へ上書きする。チャネル選択権解除情報の
解読時、チャネル選択権テーブル管理部207aは、IDに
より示されるクライアント210Bについての情報をチャネ
ル選択権テーブルTB1から消去する。
したチャネル選択権保有情報GRから、チャネル選択要求
クライアントのID、目標チャネルの番号及びチャネル
選択権付与/解除情報を解読する。チャネル選択権付与
情報の解読時、チャネル選択権テーブル管理部207aは優
先順位リストLを参照し、そのIDにより示されるクラ
イアント210Bの優先順位を読み出す。更に、そのID、
目標チャネルの番号及び優先順位をチャネル選択権テー
ブルTB1の一行へ書き込む。その時、そのIDが既にチ
ャネル選択権テーブルTB1に書き込まれていれば、その
IDを含む行へ上書きする。チャネル選択権解除情報の
解読時、チャネル選択権テーブル管理部207aは、IDに
より示されるクライアント210Bについての情報をチャネ
ル選択権テーブルTB1から消去する。
【0122】チャネル選択権テーブルTB1の行数は被選
択チャネルの上限数Nと等しい。チャネル選択権テーブ
ルTB1の全ての行へ情報が書き込まれるまで、チャネル
選択権テーブル管理部207aは上記の書き込みを繰り返
す。その結果、チャネル選択権テーブルTB1はチャネル
選択要求クライアントをチャネル選択権保有情報GRの発
信順に上限数N個まで記録する。
択チャネルの上限数Nと等しい。チャネル選択権テーブ
ルTB1の全ての行へ情報が書き込まれるまで、チャネル
選択権テーブル管理部207aは上記の書き込みを繰り返
す。その結果、チャネル選択権テーブルTB1はチャネル
選択要求クライアントをチャネル選択権保有情報GRの発
信順に上限数N個まで記録する。
【0123】チャネル選択権テーブルTB1の全ての行に
情報が既に書き込まれ、かつ、チャネル選択権付与情報
を含む新たなチャネル選択権保有情報GRが入力された
時、チャネル選択権テーブル管理部207aは次のように優
先順位に基づいてチャネル選択権テーブルTB1を更新す
る:チャネル選択権保有情報GRから新たなチャネル選択
要求クライアントのIDを解読する。そのIDに基づい
てそのチャネル選択要求クライアントの優先順位を優先
順位リストLから読み出す。読み出された優先順位と、
チャネル選択権テーブルTB1に含まれる最も下位の優先
順位と、を比較する。
情報が既に書き込まれ、かつ、チャネル選択権付与情報
を含む新たなチャネル選択権保有情報GRが入力された
時、チャネル選択権テーブル管理部207aは次のように優
先順位に基づいてチャネル選択権テーブルTB1を更新す
る:チャネル選択権保有情報GRから新たなチャネル選択
要求クライアントのIDを解読する。そのIDに基づい
てそのチャネル選択要求クライアントの優先順位を優先
順位リストLから読み出す。読み出された優先順位と、
チャネル選択権テーブルTB1に含まれる最も下位の優先
順位と、を比較する。
【0124】優先順位リストLから読み出された優先順
位の方が大きい時、チャネル選択権テーブル管理部207a
は、最も下位の優先順位を含むチャネル選択権テーブル
TB1の行へ、新たなチャネル選択要求クライアントのI
D、目標チャネルの番号及び優先順位を上書きする。
位の方が大きい時、チャネル選択権テーブル管理部207a
は、最も下位の優先順位を含むチャネル選択権テーブル
TB1の行へ、新たなチャネル選択要求クライアントのI
D、目標チャネルの番号及び優先順位を上書きする。
【0125】比較された二つの優先順位が等しい時、又
は、優先順位リストLから読み出された優先順位の方が
小さい時、チャネル選択権テーブル管理部207aは新たな
チャネル選択権保有情報GRを無視する。それにより、チ
ャネル選択権テーブルTB1は更新されず、元の情報を維
持する。
は、優先順位リストLから読み出された優先順位の方が
小さい時、チャネル選択権テーブル管理部207aは新たな
チャネル選択権保有情報GRを無視する。それにより、チ
ャネル選択権テーブルTB1は更新されず、元の情報を維
持する。
【0126】こうして、チャネル選択権テーブルTB1の
全ての行に情報が既に書き込まれている時、チャネル選
択権テーブル管理部207aは、上位の優先順位を持つクラ
イアントについての情報、を優先してチャネル選択権テ
ーブルTB1に書き込む。
全ての行に情報が既に書き込まれている時、チャネル選
択権テーブル管理部207aは、上位の優先順位を持つクラ
イアントについての情報、を優先してチャネル選択権テ
ーブルTB1に書き込む。
【0127】チャネル選択権判定部206aはチャネル選択
要求情報CRの入力時、チャネル選択権テーブルTB1を参
照する。それにより、(1) 所属のクライアント210Bの
IDがチャネル選択権テーブルTB1に含まれている時;
(2) チャネル選択権テーブルTB1に空行がある時;又
は、(3) 所属のクライアント210Bより下位の優先順位
がチャネル選択権テーブルTB1に含まれている時; チ
ャネル選択権判定部206aはチャネル選択要求情報CRをネ
ットワークインタフェース201へ出力する。
要求情報CRの入力時、チャネル選択権テーブルTB1を参
照する。それにより、(1) 所属のクライアント210Bの
IDがチャネル選択権テーブルTB1に含まれている時;
(2) チャネル選択権テーブルTB1に空行がある時;又
は、(3) 所属のクライアント210Bより下位の優先順位
がチャネル選択権テーブルTB1に含まれている時; チ
ャネル選択権判定部206aはチャネル選択要求情報CRをネ
ットワークインタフェース201へ出力する。
【0128】上記の通り、チャネル選択での優先順位が
上位であるほど、クライアント210Bはチャネル選択権を
取得しやすい。更に、サーバ110Bは優先順位をクライア
ント210Bのそれぞれの解像度比の順に決定する。その結
果、実施例2と同様に、映像に対して高い関心を持つク
ライアント210Bのユーザほど、一般にチャネル選択権を
取得しやすい。こうして、実施例5による映像音声情報
配信システムはチャネル選択での優先順位を、解像度比
のようなクライアント210Bの使用状態を反映する情報に
基づいて動的に決定する。それにより、クライアント21
0Bのいずれにも平等にチャネル選択権の取得の機会を付
与できる。
上位であるほど、クライアント210Bはチャネル選択権を
取得しやすい。更に、サーバ110Bは優先順位をクライア
ント210Bのそれぞれの解像度比の順に決定する。その結
果、実施例2と同様に、映像に対して高い関心を持つク
ライアント210Bのユーザほど、一般にチャネル選択権を
取得しやすい。こうして、実施例5による映像音声情報
配信システムはチャネル選択での優先順位を、解像度比
のようなクライアント210Bの使用状態を反映する情報に
基づいて動的に決定する。それにより、クライアント21
0Bのいずれにも平等にチャネル選択権の取得の機会を付
与できる。
【0129】チャネル選択での優先順位は実施例2と同
様に、解像度比の他に、ユーザごとに設定されても良
い。それにより、ユーザがいずれのクライアント210Bの
使用時でも同じ優先順位を取得できる。
様に、解像度比の他に、ユーザごとに設定されても良
い。それにより、ユーザがいずれのクライアント210Bの
使用時でも同じ優先順位を取得できる。
【0130】《実施例6》図11は、本発明の実施例6に
よる映像音声情報配信システムを示すブロック図であ
る。ここで、実施例4と同様の構成に対しては図8と同
じ符号を付し、それらの構成については実施例4での説
明を援用する。
よる映像音声情報配信システムを示すブロック図であ
る。ここで、実施例4と同様の構成に対しては図8と同
じ符号を付し、それらの構成については実施例4での説
明を援用する。
【0131】実施例6では、クライアント220Bのそれぞ
れのユーザがリモコンRとユーザインタフェース202aと
により目標受信時刻を入力する。ユーザインタフェース
202aは入力された目標受信時刻に基づいて、受信時刻要
求情報TRを作成する。作成された受信時刻要求情報TRは
ネットワークインタフェース201を通してサーバ120Bへ
出力される。
れのユーザがリモコンRとユーザインタフェース202aと
により目標受信時刻を入力する。ユーザインタフェース
202aは入力された目標受信時刻に基づいて、受信時刻要
求情報TRを作成する。作成された受信時刻要求情報TRは
ネットワークインタフェース201を通してサーバ120Bへ
出力される。
【0132】サーバ120Bは受信時刻要求管理部108を有
する。受信時刻要求管理部108はサーバインタフェース1
01を通して受信時刻要求情報TRを入力する。更に、受信
時刻要求情報TRに基づいてクライアント220Bとその目標
受信時刻との対応表を、内部のメモリ内に作成する。
する。受信時刻要求管理部108はサーバインタフェース1
01を通して受信時刻要求情報TRを入力する。更に、受信
時刻要求情報TRに基づいてクライアント220Bとその目標
受信時刻との対応表を、内部のメモリ内に作成する。
【0133】受信時刻要求管理部108は例えばサーバ120
B内の時計(図示せず)を監視する。それにより、時刻が
上記の対応表に書き込まれた目標受信時刻の一つと一致
するごとに、その目標受信時刻に対応するクライアント
220BのIDを上記の対応表から読み出す。受信時刻要求
管理部108は、読み出されたクライアント220BのIDを
含む受信予約クライアント情報CD、を作成し、チャネル
選択権付与部106へ出力する。その時、チャネル選択権
付与部106は、受信予約クライアント情報CDにより指定
されたクライアント220Bについて、チャネル選択権付与
情報を含むチャネル選択権保有情報GRを作成し、ネット
ワーク300内に配信する。
B内の時計(図示せず)を監視する。それにより、時刻が
上記の対応表に書き込まれた目標受信時刻の一つと一致
するごとに、その目標受信時刻に対応するクライアント
220BのIDを上記の対応表から読み出す。受信時刻要求
管理部108は、読み出されたクライアント220BのIDを
含む受信予約クライアント情報CD、を作成し、チャネル
選択権付与部106へ出力する。その時、チャネル選択権
付与部106は、受信予約クライアント情報CDにより指定
されたクライアント220Bについて、チャネル選択権付与
情報を含むチャネル選択権保有情報GRを作成し、ネット
ワーク300内に配信する。
【0134】こうして、クライアント220Bのユーザがサ
ーバ120Bに対して目標受信時刻でのチャネル選択権の付
与を予約できる。その結果、クライアント220Bのユーザ
が映像音声情報を受信したい時、チャネル選択権を取得
できる。
ーバ120Bに対して目標受信時刻でのチャネル選択権の付
与を予約できる。その結果、クライアント220Bのユーザ
が映像音声情報を受信したい時、チャネル選択権を取得
できる。
【0135】《実施例7》図12は、本発明の実施例7に
よる映像音声情報配信システムを示すブロック図であ
る。ここで、実施例4と同様の構成に対しては図8と同
じ符号を付し、それらの構成については実施例4での説
明を援用する。
よる映像音声情報配信システムを示すブロック図であ
る。ここで、実施例4と同様の構成に対しては図8と同
じ符号を付し、それらの構成については実施例4での説
明を援用する。
【0136】クライアント230Bのそれぞれはタイマ209
を有する。チャネル選択権テーブル管理部207は、チャ
ネル選択権保有情報GRに基づいてチャネル選択権テーブ
ルTBへ所属のクライアント230Bについての情報を書き込
んだ時、同時にタイマ209へ計時開始を指示する。第一
の閾値に等しい時間が計時開始から経過した時、タイマ
209はネットワークインタフェース201を通して受信終了
予告情報EAをネットワーク300内に配信する。ここで、
第一の閾値は、例えばテレビジョン放送の一番組当たり
の平均的放映時間、約1時間に等しい。タイマ209は更
に、ユーザインタフェース202bへ入力許可信号IEを出力
する。
を有する。チャネル選択権テーブル管理部207は、チャ
ネル選択権保有情報GRに基づいてチャネル選択権テーブ
ルTBへ所属のクライアント230Bについての情報を書き込
んだ時、同時にタイマ209へ計時開始を指示する。第一
の閾値に等しい時間が計時開始から経過した時、タイマ
209はネットワークインタフェース201を通して受信終了
予告情報EAをネットワーク300内に配信する。ここで、
第一の閾値は、例えばテレビジョン放送の一番組当たり
の平均的放映時間、約1時間に等しい。タイマ209は更
に、ユーザインタフェース202bへ入力許可信号IEを出力
する。
【0137】更に、第二の閾値に等しい時間が計時開始
から経過した時、タイマ209はネットワークインタフェ
ース201を通して受信終了信号をサーバ100Bへ出力す
る。ここで、第二の閾値は第一の閾値より約5分間だけ
長い。タイマ209は更に、ユーザインタフェース202bへ
入力禁止信号IPを出力する。
から経過した時、タイマ209はネットワークインタフェ
ース201を通して受信終了信号をサーバ100Bへ出力す
る。ここで、第二の閾値は第一の閾値より約5分間だけ
長い。タイマ209は更に、ユーザインタフェース202bへ
入力禁止信号IPを出力する。
【0138】ユーザインタフェース202bはタイマ209か
ら入力許可信号IEを入力した時、例えば発光ダイオード
(図示せず)を点灯する。それにより、ユーザに対して受
信時間延長要求の受付開始を示す。ユーザはリモコンR
により受信時間延長要求をユーザインタフェース202bへ
入力する。その受信時間延長要求の入力がタイマ209か
らの入力禁止信号IPの入力前であれば、ユーザインタフ
ェース202bはタイマ209へリセット信号RSTを出力する。
ら入力許可信号IEを入力した時、例えば発光ダイオード
(図示せず)を点灯する。それにより、ユーザに対して受
信時間延長要求の受付開始を示す。ユーザはリモコンR
により受信時間延長要求をユーザインタフェース202bへ
入力する。その受信時間延長要求の入力がタイマ209か
らの入力禁止信号IPの入力前であれば、ユーザインタフ
ェース202bはタイマ209へリセット信号RSTを出力する。
【0139】計測時間が第二の閾値に達する前にリセッ
ト信号RSTを入力した時、タイマ209は計測時間を0にリ
セットする。それと同時に、ネットワークインタフェー
ス201を通して受信継続情報RCをネットワーク300内に配
信する。ここで、受信継続情報RCは、発信元のクライア
ント230BのIDと、そのクライアントにより受信されて
いる映像音声情報に対応するチャネルの番号と、を含
む。
ト信号RSTを入力した時、タイマ209は計測時間を0にリ
セットする。それと同時に、ネットワークインタフェー
ス201を通して受信継続情報RCをネットワーク300内に配
信する。ここで、受信継続情報RCは、発信元のクライア
ント230BのIDと、そのクライアントにより受信されて
いる映像音声情報に対応するチャネルの番号と、を含
む。
【0140】チャネル選択権テーブル管理部207bはネッ
トワークインタフェース201を通して、所属のクライア
ント230B又は他のクライアント230Bから受信終了予告情
報EAを入力する。その時、その受信終了予告情報EAの発
信元のクライアント230Bについての情報をチャネル選択
権テーブルTBから消去する。更に、チャネル選択権テー
ブル管理部207bはネットワークインタフェース201を通
して、所属のクライアント230B又は他のクライアント23
0Bから受信継続情報RCを入力する。その時、もしチャネ
ル選択権テーブルTBに空行があれば、入力した受信継続
情報RCに含まれる発信元のクライアント230BのIDとチ
ャネルの番号とを、その空行に書き込む。
トワークインタフェース201を通して、所属のクライア
ント230B又は他のクライアント230Bから受信終了予告情
報EAを入力する。その時、その受信終了予告情報EAの発
信元のクライアント230Bについての情報をチャネル選択
権テーブルTBから消去する。更に、チャネル選択権テー
ブル管理部207bはネットワークインタフェース201を通
して、所属のクライアント230B又は他のクライアント23
0Bから受信継続情報RCを入力する。その時、もしチャネ
ル選択権テーブルTBに空行があれば、入力した受信継続
情報RCに含まれる発信元のクライアント230BのIDとチ
ャネルの番号とを、その空行に書き込む。
【0141】実施例7による映像音声情報配信システム
では次のように、チャネル選択権保有クライアントがチ
ャネル選択権を、その取得から第一の閾値に等しい時間
だけ維持できる。第一の閾値に等しい時間の経過時、そ
のチャネル選択権は一旦解除される。更に、元のチャネ
ル選択権保有クライアントも含めたクライアント230B間
でチャネル選択権の取得についての調停が次のように行
われる。
では次のように、チャネル選択権保有クライアントがチ
ャネル選択権を、その取得から第一の閾値に等しい時間
だけ維持できる。第一の閾値に等しい時間の経過時、そ
のチャネル選択権は一旦解除される。更に、元のチャネ
ル選択権保有クライアントも含めたクライアント230B間
でチャネル選択権の取得についての調停が次のように行
われる。
【0142】図13は上記の調停を説明するための模式図
である。図13の(a)は、実施例7による映像音声情報配
信システムに含まれるサーバ100B、三つのクライアント
230B及びネットワーク300を示す。ここで、三つのクラ
イアント230BのIDを、それぞれA、B及びCで表す。
図13の(b)はクライアントA、B及びC内のチャネル選
択権テーブルTBを示す。ここで、サーバ100Bの被選択チ
ャネルの上限数を2とする。図13の(b)によると、クライ
アントA及びCがチャネル選択権を保有している。
である。図13の(a)は、実施例7による映像音声情報配
信システムに含まれるサーバ100B、三つのクライアント
230B及びネットワーク300を示す。ここで、三つのクラ
イアント230BのIDを、それぞれA、B及びCで表す。
図13の(b)はクライアントA、B及びC内のチャネル選
択権テーブルTBを示す。ここで、サーバ100Bの被選択チ
ャネルの上限数を2とする。図13の(b)によると、クライ
アントA及びCがチャネル選択権を保有している。
【0143】チャネル選択権保有クライアントAがチャ
ネル選択権をその取得から第一の閾値に等しい時間だけ
維持した時の状態を、図13の(c)は示す。チャネル選択
権保有クライアントAは受信終了予告情報EAをネットワ
ーク300内に配信する。クライアントA、B及びCはそ
の受信終了予告情報EAを受信する。更に、その信号EAに
基づいてそれぞれのチャネル選択権テーブルTBからクラ
イアントAについての情報を消去する。図13の(d)は、
その時更新されたクライアントA、B及びC内のチャネ
ル選択権テーブルTBを示す。図13の(d)に示されている
通り、クライアントAについての情報を記憶していた行
番号1の行で、各項目がクリアされる。
ネル選択権をその取得から第一の閾値に等しい時間だけ
維持した時の状態を、図13の(c)は示す。チャネル選択
権保有クライアントAは受信終了予告情報EAをネットワ
ーク300内に配信する。クライアントA、B及びCはそ
の受信終了予告情報EAを受信する。更に、その信号EAに
基づいてそれぞれのチャネル選択権テーブルTBからクラ
イアントAについての情報を消去する。図13の(d)は、
その時更新されたクライアントA、B及びC内のチャネ
ル選択権テーブルTBを示す。図13の(d)に示されている
通り、クライアントAについての情報を記憶していた行
番号1の行で、各項目がクリアされる。
【0144】クライアントAによる受信終了予告情報EA
の配信後クライアントAが受信継続情報RCを出力する前
にクライアントBがチャネル選択要求情報CRを出力した
時の状態を、図13の(e)は示す。図13の(d)に示されてい
る通り、チャネル選択権テーブルTBには空行(図13の(d)
では行番号1の行)があるので、クライアントBはチャネ
ル選択要求情報CRを出力できる。サーバ100Bはクライア
ントBからチャネル選択要求情報CRを受信する。その
時、クライアントBについてのチャネル選択権付与情報
を含むチャネル選択権保有情報GR、を作成し、ネットワ
ーク300内に配信する。クライアントA、B及びCはそ
のチャネル選択権保有情報GRを受信する。更に、その情
報GRに基づいてそれぞれのチャネル選択権テーブルTBを
更新する。図13の(f)は、その時更新されたクライアン
トA、B及びC内のチャネル選択権テーブルTBを示す。
図13の(f)に示されている通り、クライアントBについ
ての情報が行番号1の行に書き込まれる。
の配信後クライアントAが受信継続情報RCを出力する前
にクライアントBがチャネル選択要求情報CRを出力した
時の状態を、図13の(e)は示す。図13の(d)に示されてい
る通り、チャネル選択権テーブルTBには空行(図13の(d)
では行番号1の行)があるので、クライアントBはチャネ
ル選択要求情報CRを出力できる。サーバ100Bはクライア
ントBからチャネル選択要求情報CRを受信する。その
時、クライアントBについてのチャネル選択権付与情報
を含むチャネル選択権保有情報GR、を作成し、ネットワ
ーク300内に配信する。クライアントA、B及びCはそ
のチャネル選択権保有情報GRを受信する。更に、その情
報GRに基づいてそれぞれのチャネル選択権テーブルTBを
更新する。図13の(f)は、その時更新されたクライアン
トA、B及びC内のチャネル選択権テーブルTBを示す。
図13の(f)に示されている通り、クライアントBについ
ての情報が行番号1の行に書き込まれる。
【0145】クライアントAによる受信終了予告情報EA
の配信後クライアントB及びCがチャネル選択要求情報
CRを出力する前にクライアントAが受信継続情報RCを出
力した時の状態を、図13の(g)は示す。クライアント
A、B及びCはその受信継続情報RCを受信する。更に、
その情報RCに基づいてそれぞれのチャネル選択権テーブ
ルTBを更新する。図13の(h)は、その時更新されたクラ
イアントA、B及びC内のチャネル選択権テーブルTBを
示す。図13の(h)に示されている通り、クライアントA
についての情報が行番号1の行に書き込まれる。
の配信後クライアントB及びCがチャネル選択要求情報
CRを出力する前にクライアントAが受信継続情報RCを出
力した時の状態を、図13の(g)は示す。クライアント
A、B及びCはその受信継続情報RCを受信する。更に、
その情報RCに基づいてそれぞれのチャネル選択権テーブ
ルTBを更新する。図13の(h)は、その時更新されたクラ
イアントA、B及びC内のチャネル選択権テーブルTBを
示す。図13の(h)に示されている通り、クライアントA
についての情報が行番号1の行に書き込まれる。
【0146】こうして、実施例7では、チャネル選択権
保有クライアントがチャネル選択権をその取得から第一
の閾値に等しい時間だけ維持するごとに、そのチャネル
選択権が一旦解除される。更に、クライアント間でチャ
ネル選択権の取得についての調停が、上記の通り行われ
る。それにより、他のクライアントがチャネル選択権の
取得の機会を得られる。その結果、特定のクライアント
だけが長時間チャネル選択権を独占すること、を回避で
きる。上記の調停時、サーバは映像音声情報の配信を継
続する。それ故、元のチャネル選択権保有クライアント
が、チャネル選択権を続けて取得できる時、元のチャネ
ルからの映像音声情報を上記の調停時も連続受信でき
る。
保有クライアントがチャネル選択権をその取得から第一
の閾値に等しい時間だけ維持するごとに、そのチャネル
選択権が一旦解除される。更に、クライアント間でチャ
ネル選択権の取得についての調停が、上記の通り行われ
る。それにより、他のクライアントがチャネル選択権の
取得の機会を得られる。その結果、特定のクライアント
だけが長時間チャネル選択権を独占すること、を回避で
きる。上記の調停時、サーバは映像音声情報の配信を継
続する。それ故、元のチャネル選択権保有クライアント
が、チャネル選択権を続けて取得できる時、元のチャネ
ルからの映像音声情報を上記の調停時も連続受信でき
る。
【0147】
【発明の効果】以上の通り、本発明による映像音声情報
配信システムでは、サーバがチャネル選択権保有クライ
アントからのチャネル選択要求情報に従って被選択チャ
ネルを決定する。従って、サーバはチャネル選択権の付
与により、クライアントに対して確実なチャネル選択を
保証する。更に、チャネル選択権保有クライアントから
要求されたチャネルの映像音声情報を、中断することな
く確実に配信する。それ故、チャネル選択権保有クライ
アントは目標チャネルの映像音声情報を安定に連続受信
できる。
配信システムでは、サーバがチャネル選択権保有クライ
アントからのチャネル選択要求情報に従って被選択チャ
ネルを決定する。従って、サーバはチャネル選択権の付
与により、クライアントに対して確実なチャネル選択を
保証する。更に、チャネル選択権保有クライアントから
要求されたチャネルの映像音声情報を、中断することな
く確実に配信する。それ故、チャネル選択権保有クライ
アントは目標チャネルの映像音声情報を安定に連続受信
できる。
【0148】クライアントについてのチャネル選択権の
有無は、チャネル選択権テーブルにそのクライアントの
ID等が書き込まれているかどうか、で判定される。そ
の判定の主体及びチャネル選択権テーブルを保持する主
体は、サーバ又はクライアントのいずれでも良い。特
に、クライアントが主体となる時、ネットワーク内に配
信されるチャネル選択要求情報の数が少ない。従って、
チャネル選択要求情報の配信によりネットワークが占有
される時間、を短縮できる。
有無は、チャネル選択権テーブルにそのクライアントの
ID等が書き込まれているかどうか、で判定される。そ
の判定の主体及びチャネル選択権テーブルを保持する主
体は、サーバ又はクライアントのいずれでも良い。特
に、クライアントが主体となる時、ネットワーク内に配
信されるチャネル選択要求情報の数が少ない。従って、
チャネル選択要求情報の配信によりネットワークが占有
される時間、を短縮できる。
【0149】被選択チャネルの数が上限数より小さい
時、すなわち、チャネル選択権テーブルに空行がある
時、クライアントはいずれもチャネル選択要求情報の発
信によりチャネル選択権を取得できる。こうして、チャ
ネル選択権の付与が動的に実行される。その結果、クラ
イアントはいずれもチャネル選択権を平等に取得でき
る。
時、すなわち、チャネル選択権テーブルに空行がある
時、クライアントはいずれもチャネル選択要求情報の発
信によりチャネル選択権を取得できる。こうして、チャ
ネル選択権の付与が動的に実行される。その結果、クラ
イアントはいずれもチャネル選択権を平等に取得でき
る。
【0150】本発明による映像音声情報配信システムで
は、サーバがクライアントからの優先順位要求情報に基
づいてチャネル選択での優先順位を決定しても良い。そ
れにより、優先順位が上位であるほどクライアントはチ
ャネル選択権の取得を優先される。こうして、クライア
ントに対するチャネル選択権の付与とチャネル選択での
優先順位の割り当てとを両立できる。特に、優先順位要
求情報が、例えばクライアントの解像度比又はそのユー
ザの識別情報等、クライアントの使用状態についての情
報であっても良い。その時、サーバはクライアントの使
用状態に動的に対応して優先順位を決定できる。従っ
て、優先順位の割り当てをいずれのクライアントに対し
ても平等にできる。その結果、いずれのクライアントも
チャネル選択権を平等に取得できる。
は、サーバがクライアントからの優先順位要求情報に基
づいてチャネル選択での優先順位を決定しても良い。そ
れにより、優先順位が上位であるほどクライアントはチ
ャネル選択権の取得を優先される。こうして、クライア
ントに対するチャネル選択権の付与とチャネル選択での
優先順位の割り当てとを両立できる。特に、優先順位要
求情報が、例えばクライアントの解像度比又はそのユー
ザの識別情報等、クライアントの使用状態についての情
報であっても良い。その時、サーバはクライアントの使
用状態に動的に対応して優先順位を決定できる。従っ
て、優先順位の割り当てをいずれのクライアントに対し
ても平等にできる。その結果、いずれのクライアントも
チャネル選択権を平等に取得できる。
【0151】本発明による映像音声情報配信システムで
は、サーバが被選択チャネルを次のようなクライアント
の数の順に決定しても良い: (a) そのチャネルの映
像音声情報を受信するチャネル選択権保有クライアント
の数、及び、(b) そのチャネルを目標チャネルとする
チャネル選択要求情報、を発信したチャネル選択権保有
クライアントの数。その結果、高い関心を持つユーザに
より使用されるクライアントが一般にチャネルを選択で
き、かつ、目標チャネルの映像音声情報を確実に連続受
信できる。こうして、サーバが被選択チャネルの決定に
それぞれのクライアントのユーザの関心度を反映でき
る。その結果、クライアントがいずれもチャネル選択権
を平等に取得できる。
は、サーバが被選択チャネルを次のようなクライアント
の数の順に決定しても良い: (a) そのチャネルの映
像音声情報を受信するチャネル選択権保有クライアント
の数、及び、(b) そのチャネルを目標チャネルとする
チャネル選択要求情報、を発信したチャネル選択権保有
クライアントの数。その結果、高い関心を持つユーザに
より使用されるクライアントが一般にチャネルを選択で
き、かつ、目標チャネルの映像音声情報を確実に連続受
信できる。こうして、サーバが被選択チャネルの決定に
それぞれのクライアントのユーザの関心度を反映でき
る。その結果、クライアントがいずれもチャネル選択権
を平等に取得できる。
【0152】本発明による映像音声情報配信システムで
は、チャネル選択権保有クライアントがチャネル選択権
をその取得から第一の閾値に等しい時間だけ維持した
時、そのチャネル選択権が一旦解除されても良い。それ
により、元のチャネル選択権保有クライアントが受信継
続情報を発信するまで、他のクライアントがチャネル選
択要求情報を発信できる。こうして、一つのクライアン
トによるチャネル選択権の保有時間を制限し、それぞれ
のクライアントに対するチャネル選択権の取得の機会を
平等にできる。
は、チャネル選択権保有クライアントがチャネル選択権
をその取得から第一の閾値に等しい時間だけ維持した
時、そのチャネル選択権が一旦解除されても良い。それ
により、元のチャネル選択権保有クライアントが受信継
続情報を発信するまで、他のクライアントがチャネル選
択要求情報を発信できる。こうして、一つのクライアン
トによるチャネル選択権の保有時間を制限し、それぞれ
のクライアントに対するチャネル選択権の取得の機会を
平等にできる。
【0153】チャネル選択権保有クライアントがチャネ
ル選択権を第一の閾値に等しい時間の経過により一旦解
除された時、その元のチャネル選択権保有クライアント
により受信されている映像音声情報の配信をサーバは継
続する。それ故、元のチャネル選択権保有クライアント
が、チャネル選択権を続けて取得できる時、チャネル選
択権を一旦解除された間に元のチャネルからの映像音声
情報を連続受信できる。
ル選択権を第一の閾値に等しい時間の経過により一旦解
除された時、その元のチャネル選択権保有クライアント
により受信されている映像音声情報の配信をサーバは継
続する。それ故、元のチャネル選択権保有クライアント
が、チャネル選択権を続けて取得できる時、チャネル選
択権を一旦解除された間に元のチャネルからの映像音声
情報を連続受信できる。
【図1】本発明の実施例1による映像音声情報配信シス
テムのブロック図である。
テムのブロック図である。
【図2】本発明の実施例1によるチャネル選択権テーブ
ルTAを示す図である。
ルTAを示す図である。
【図3】本発明の実施例1でのチャネル選択管理部104に
よる被選択チャネルの決定過程を示すフローチャートで
ある。
よる被選択チャネルの決定過程を示すフローチャートで
ある。
【図4】本発明の実施例2による映像音声情報配信シス
テムのブロック図である。
テムのブロック図である。
【図5】本発明の実施例2によるクライアント210Aの
内、クライアントA、B、C及びEでのディスプレイ20
4vの画面Dと映像表示領域Wとを示す模式図である。
内、クライアントA、B、C及びEでのディスプレイ20
4vの画面Dと映像表示領域Wとを示す模式図である。
【図6】本発明の実施例2による優先順位リストL及びチ
ャネル選択権テーブルTA1を示す図である。(a)は優先順
位リストLを、(b)はチャネル選択権テーブルTA1をそれ
ぞれ示す。
ャネル選択権テーブルTA1を示す図である。(a)は優先順
位リストLを、(b)はチャネル選択権テーブルTA1をそれ
ぞれ示す。
【図7】本発明の実施例3でのチャネル選択管理部104a
による被選択チャネルの決定過程を示すフローチャート
である。
による被選択チャネルの決定過程を示すフローチャート
である。
【図8】本発明の実施例4による映像音声情報配信シス
テムのブロック図である。
テムのブロック図である。
【図9】本発明の実施例4によるディスプレイ204vの画
面D内に表示されたチャネルメニュー画面Mを示す模式図
である。(a)はチャネル選択権保有クライアントでのチ
ャネルメニュー画面Mを示す。(b)はチャネル選択権を持
たないクライアントでのチャネルメニュー画面Mを示
す。
面D内に表示されたチャネルメニュー画面Mを示す模式図
である。(a)はチャネル選択権保有クライアントでのチ
ャネルメニュー画面Mを示す。(b)はチャネル選択権を持
たないクライアントでのチャネルメニュー画面Mを示
す。
【図10】本発明の実施例5による映像音声情報配信シス
テムのブロック図である。
テムのブロック図である。
【図11】本発明の実施例6による映像音声情報配信シス
テムのブロック図である。
テムのブロック図である。
【図12】本発明の実施例7による映像音声情報配信シス
テムのブロック図である。
テムのブロック図である。
【図13】本発明の実施例7による映像音声情報配信シス
テムで行われる、クライアント230B間でのチャネル選択
権の取得についての調停、を説明するための模式図であ
る。
テムで行われる、クライアント230B間でのチャネル選択
権の取得についての調停、を説明するための模式図であ
る。
【図14】ストレージを利用した従来の映像音声配信シス
テムのブロック図である。
テムのブロック図である。
【図15】クライアントに対するチャネル選択での優先順
位の割り当てによりクライアント間でのチャネル選択要
求の競合を調停する従来の映像音声配信システム、を示
すブロック図である。
位の割り当てによりクライアント間でのチャネル選択要
求の競合を調停する従来の映像音声配信システム、を示
すブロック図である。
100A サーバ
204a スピーカ
204v ディスプレイ
A アンテナ
V DVC
R リモコン
CR チャネル選択要求情報
CS チャネル選択制御情報
SAV 多重化映像音声情報
SV 映像信号
SA 音声信号
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 西邑 克行
大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器
産業株式会社内
(72)発明者 吉川 将之
大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器
産業株式会社内
Fターム(参考) 5B057 CA12 CA16 CB12 CB16 CD05
5C064 BA01 BA07 BB07 BC06 BC18
BC23 BD02 BD08
Claims (23)
- 【請求項1】 (a) 外部の複数のチャネルから所定の
被選択チャネルを所定の上限数以下だけ選択し、前記被
選択チャネルのそれぞれから映像音声情報を受信してネ
ットワーク内に配信するためのサーバ;及び、(b) 前
記被選択チャネルの上限数より多く存在し、前記サーバ
により前記ネットワーク内に配信された前記映像音声情
報を受信するための複数のクライアント;を有する映像
音声情報配信システムであり; (A) (a) 前記ネットワークとの間で通信するためのネ
ットワークインタフェース;及び、 (b) 目標チャネルについての情報を外部から入力して
チャネル選択要求情報を作成し、前記ネットワークイン
タフェースを通して前記チャネル選択要求情報を前記ネ
ットワークへ出力するためのチャネル選択要求入力部;
を前記クライアントが有し; (B) (a) 前記ネットワークとの間で通信するためのサ
ーバインタフェース; (b) 前記映像音声情報を受信し、前記サーバインタフ
ェースへ出力するための外部インタフェース; (c) 前記クライアントごとにチャネル選択権の有無を
示すチャネル選択権テーブル、を記憶するためのメモ
リ;及び、 (d) 前記サーバインタフェースを通して前記チャネル
選択要求情報を受信した時、前記チャネル選択権テーブ
ルを参照し、(1) もし前記チャネル選択権テーブルが
前記チャネル選択要求情報の発信元の前記クライアント
(以下、チャネル選択要求クライアントという)による前
記チャネル選択権の保有を示すならば、受信された前記
チャネル選択要求情報により指定される前記目標チャネ
ルを前記被選択チャネルに決定し、決定された前記被選
択チャネルを指定するためのチャネル選択制御情報、を
前記外部インタフェースへ出力し、(2) もし前記チャ
ネル選択権テーブルが前記チャネル選択要求クライアン
トによる前記チャネル選択権の非保有を示し、かつ、前
記チャネル選択権テーブルにより前記チャネル選択権の
保有を示されている前記クライアント(以下、チャネル
選択権保有クライアントという)の数が前記被選択チャ
ネルの上限数より小さければ、前記チャネル選択要求ク
ライアントによる前記チャネル選択権の保有を示すよう
に前記チャネル選択権テーブルを更新する(以下、前記
チャネル選択要求クライアントに対して前記チャネル選
択権を付与する、という)、ためのチャネル選択管理
部;を前記サーバが有する;映像音声情報配信システ
ム。 - 【請求項2】 前記チャネル選択管理部が、前記チャネ
ル選択要求情報の受信順に前記被選択チャネルの上限数
と同数まで、前記チャネル選択要求クライアントに対し
て前記チャネル選択権を付与する、請求項1記載の映像
音声情報配信システム。 - 【請求項3】 (A) チャネル選択での優先順位を要求
するための優先順位要求情報、を前記ネットワークへ前
記ネットワークインタフェースを通して出力するための
優先順位要求部、を前記クライアントが更に含み; (B) 前記チャネル選択管理部が、(a) 前記クライアン
トのそれぞれからの前記優先順位要求情報に基づいて前
記優先順位を決定し、(b) 決定された前記優先順位を
示す項目、を前記チャネル選択権テーブル内に作成し; (C) 前記チャネル選択権保有クライアントの数が前記
被選択チャネルの上限数と等しい時、前記チャネル選択
管理部が、(a) 前記チャネル選択権テーブルを参照し
て前記チャネル選択権保有クライアントと前記チャネル
選択要求クライアントとの中から前記被選択チャネルの
上限数と同数の前記クライアントを前記優先順位の順に
選択し、(b) 選択された前記クライアントに対して前
記チャネル選択権を付与する;請求項1記載の映像音声
情報配信システム。 - 【請求項4】 (A) (a) 前記映像音声情報を所定の解
像度の映像信号へ変換するための映像音声情報処理部;
及び、 (b) 所定の解像度の画面を含み、前記映像信号に従っ
て前記画面に映像を表示するための映像表示装置;を前
記クライアントが有し; (B) 前記優先順位要求部が、(a) 前記画面に対する前
記映像信号の解像度比を算出して解像度比情報を作成
し、(b) 前記解像度比情報を前記優先順位要求情報へ
含ませ; (C) 前記チャネル選択管理部が前記解像度比情報に基
づいて前記優先順位を決定する;請求項3記載の映像音
声情報配信システム。 - 【請求項5】 前記チャネル選択権保有クライアントの
数が前記被選択チャネルの上限数以上である時、前記チ
ャネル選択管理部が、(a) 所定時間内に受信された前
記チャネル選択権保有クライアントからの前記チャネル
選択要求情報に基づいて、前記チャネル選択権保有クラ
イアントを前記チャネル選択要求クライアントとそれ以
外とに分割し、それぞれのクライアント数を前記目標チ
ャネル及び前記被選択チャネルごとに集計し;(b) 集
計された前記クライアント数の多い順に、対応する前記
目標チャネル及び前記被選択チャネルを新たな前記被選
択チャネルとして決定し、新たな前記チャネル選択制御
情報を前記外部インタフェースへ出力し;(c) 前記チ
ャネル選択権保有クライアントの内、(1) 前記新たな
被選択チャネルの一つを前記目標チャネルとして指定し
た前記チャネル選択要求クライアントと、(2) 前記新
たな被選択チャネルに属する元の前記被選択チャネルか
らの映像音声情報を受信していた前記チャネル選択権保
有クライアントと、に対して新たに前記チャネル選択権
を付与する;請求項1記載の映像音声情報配信システ
ム。 - 【請求項6】 (a) 外部の複数のチャネルから所定の
被選択チャネルを所定の上限数以下だけ選択し、前記被
選択チャネルのそれぞれから映像音声情報を受信してネ
ットワーク内に配信するためのサーバ;及び、(b) 前
記被選択チャネルの上限数より多く存在し、前記サーバ
により前記ネットワーク内に配信された前記映像音声情
報を受信するための複数のクライアント;を有する映像
音声情報配信システムであり; (A) (a) 前記ネットワークとの間で通信するためのネ
ットワークインタフェース; (b) (1) 前記ネットワークインタフェースを通して前
記ネットワークから、前記クライアントによるチャネル
選択権の保有を示すチャネル選択権保有情報と、前記被
選択チャネルの上限数を示すチャネル上限数情報と、を
受信し、(2)前記クライアントごとに前記チャネル選択
権の有無を示すチャネル選択権テーブル、を作成して記
憶する、ためのチャネル選択権テーブル管理部; (c) 目標チャネルについての情報を外部から入力し、
チャネル選択要求情報を作成するためのチャネル選択要
求入力部;及び、 (d) 前記チャネル選択要求情報の入力時、(1) そのチ
ャネル選択要求情報を保持して前記チャネル選択権テー
ブルを参照し、(2) もし、前記チャネル選択権テーブ
ルが所属の前記クライアントによる前記チャネル選択権
の保有を示すならば、又は、前記チャネル選択権テーブ
ルにより前記チャネル選択権の保有を示されている前記
クライアント(以下、チャネル選択権保有クライアント
という)の数が前記被選択チャネルの上限数より小さけ
れば、保持した前記チャネル選択要求情報を前記ネット
ワークへ前記ネットワークインタフェースを通して出力
する、ためのチャネル選択権判定部;を前記クライアン
トが有し; (B) (a) 前記ネットワークとの間で通信するためのサ
ーバインタフェース; (b) 前記映像音声情報を受信し、前記サーバインタフ
ェースへ出力するための外部インタフェース; (c) 前記サーバインタフェースを通して前記チャネル
選択要求情報を受信した時、(1) 受信された前記チャ
ネル選択要求情報により指定される前記目標チャネルを
前記被選択チャネルとして指定するためのチャネル選択
制御情報、を前記外部インタフェースへ出力し、(2)
前記受信されたチャネル選択要求情報の発信元の前記ク
ライアント(以下、チャネル選択要求クライアントとい
う)についての識別情報を作成する、ためのチャネル選
択制御部;及び、 (d) (1) 前記識別情報を入力し、(2) その識別情報
により示される前記チャネル選択要求クライアントにつ
いて前記チャネル選択権保有情報を作成し、(3) 前記
チャネル選択権保有情報を前記チャネル上限数情報と共
に前記サーバインタフェースを通して前記ネットワーク
内に配信する、ためのチャネル選択権付与部;を前記サ
ーバが有する;映像音声情報配信システム。 - 【請求項7】 前記チャネル選択権テーブル管理部が、
前記チャネル選択権保有情報の入力順に前記被選択チャ
ネルの上限数と同数まで、前記チャネル選択要求クライ
アントによる前記チャネル選択権の保有を示すように前
記チャネル選択権テーブルを更新する、請求項6記載の
映像音声情報配信システム。 - 【請求項8】 (A) チャネル選択での優先順位を要求
するための優先順位要求情報、を前記ネットワークへ前
記ネットワークインタフェースを通して出力するための
優先順位要求部、を前記クライアントが更に含み; (B) (a) 前記サーバインタフェースを通して前記クラ
イアントのそれぞれから前記優先順位要求情報を入力
し、(b) 入力した前記優先順位要求情報に基づいて前
記優先順位を決定し、(c) 決定された前記優先順位を
含む優先順位更新情報、を前記サーバインタフェースを
通して前記ネットワーク内に配信する、ための優先順位
管理部、を前記サーバが更に有し; (C) 前記チャネル選択権テーブル管理部が、(a) 前記
優先順位更新情報を入力し、(b) 前記優先順位を示す
前記チャネル選択権テーブル内の項目を更新し; (D) 前記チャネル選択権保有クライアントの数が前記
被選択チャネルの上限数と等しい時、前記チャネル選択
権判定部が、(a) 前記チャネル選択権テーブルを参照
し、(b) もし前記所属のクライアントより下位の前記
優先順位を持つ前記チャネル選択権保有クライアントを
検出したならば、前記チャネル選択要求情報を前記ネッ
トワークへ出力し; (E) 前記チャネル選択権保有情報の入力時、前記チャ
ネル選択権テーブル管理部が、(a) そのチャネル選択
権保有情報により示される前記クライアントによる前記
チャネル選択権の保有と、(b) 最下位の前記優先順位
を持つ前記チャネル選択権保有クライアントによる前記
チャネル選択権の非保有と、をそれぞれ示すように前記
チャネル選択権テーブルを更新する;請求項6記載の映
像音声情報配信システム。 - 【請求項9】 (A) (a) 前記映像音声情報を所定の解
像度の映像信号へ変換するための映像音声情報処理部;
及び、 (b) 所定の解像度の画面を含み、前記映像信号に従っ
て前記画面に映像を表示するための映像表示装置;を前
記クライアントが更に有し; (B) 前記優先順位要求部が、(a) 前記画面に対する前
記映像信号の解像度比を算出して解像度比情報を作成
し、(b) 前記解像度比情報を前記優先順位要求情報へ
含ませる;請求項8記載の映像音声情報配信システム。 - 【請求項10】 (A) 前記チャネル選択要求入力部
が、(a) 前記目標チャネルからの映像音声情報の目標
受信時刻を外部から入力して受信時刻要求情報を作成
し、(b) 前記ネットワークインタフェースを通して前
記ネットワークへ前記受信時刻要求情報を出力し; (B) (a) 前記サーバインタフェースを通して前記受信
時刻要求情報を受信し、(b) 受信された前記受信時刻
要求情報に基づいて前記クライアントと前記目標受信時
刻との対応表を作成して記憶し、(c) 前記対応表内の
前記目標受信時刻ごとに、その目標受信時刻に対応する
前記クライアントを指定するための受信予約クライアン
ト情報、を出力する、ための受信時刻要求管理部、を前
記サーバが更に有し; (C) 前記チャネル選択権付与部が前記受信予約クライ
アント情報の入力時、その受信予約クライアント情報に
より示される前記クライアントについて前記チャネル選
択権保有情報を作成する;請求項6記載の映像音声情報
配信システム。 - 【請求項11】 前記チャネル選択権テーブルを参照
し、(A) 所属の前記クライアントによる前記チャネル
選択権の保有時では前記チャネルの全てを、(B) それ
以外の時では前記被選択チャネルを、それぞれ含むチャ
ネルメニュー、を表示するためのチャネルメニュー表示
部;を前記クライアントが有する、 請求項6記載の映像音声情報配信システム。 - 【請求項12】 (A) (a) (1) 前記チャネル選択権
テーブルが前記チャネル選択権テーブル管理部により更
新されて前記所属のクライアントによる前記チャネル選
択権の保有を示した時、計時を開始し、(2) 計測時間
が第一の閾値に達した時前記ネットワークインタフェー
スを通して受信終了予告情報を前記ネットワーク内に配
信し、同時に入力許可信号を出力し、(3) 計測時間が
前記第一の閾値を超えて第二の閾値に達した時入力禁止
信号を出力し、(4) 外部からのリセット信号の入力時
前記ネットワークインタフェースを通して受信継続情報
を前記ネットワーク内に配信する、ためのタイマ;及
び、 (b) (1) 前記入力許可信号の入力から前記入力禁止信
号の入力までの期間外部に対して受信時間延長要求信号
の入力を許可し、(2) 前記受信時間延長要求信号の入
力時前記タイマへ前記リセット信号を出力する、ための
受信時間延長要求信号入力部;を前記クライアントが更
に有し; (B) 前記チャネル選択権テーブル管理部が、(a) 前記
受信終了予告情報の入力時、その発信元の前記クライア
ントによる前記チャネル選択権の非保有を示すように前
記チャネル選択権テーブルを更新し、(b) 前記受信継
続情報の入力時、もし前記チャネル選択権保有クライア
ントの数が前記被選択チャネルの上限数より小さけれ
ば、前記受信継続情報の発信元の前記クライアントによ
る前記チャネル選択権の保有を示すように前記チャネル
選択権テーブルを更新する;請求項7記載の映像音声情
報配信システム。 - 【請求項13】 (a) ネットワークとの間で通信する
ためのサーバインタフェース; (b) 外部の複数のチャネルの内、所定の上限数以下の
被選択チャネルから映像音声情報を受信し、前記サーバ
インタフェースへ出力するための外部インタフェース; (c) 前記ネットワーク内のクライアントごとにチャネ
ル選択権の有無を示すチャネル選択権テーブル、を記憶
するためのメモリ;及び、 (d) 前記サーバインタフェースを通して前記クライア
ントからチャネル選択要求情報を受信した時、前記チャ
ネル選択権テーブルを参照し、(1) もし前記チャネル
選択権テーブルが前記チャネル選択要求情報の発信元の
前記クライアント(以下、チャネル選択要求クライアン
トという)による前記チャネル選択権の保有を示すなら
ば、受信された前記チャネル選択要求情報により指定さ
れる前記目標チャネルを前記被選択チャネルに決定し、
決定された前記被選択チャネルを指定するためのチャネ
ル選択制御情報、を前記外部インタフェースへ出力し、
(2)もし前記チャネル選択権テーブルが前記チャネル選
択要求クライアントによる前記チャネル選択権の非保有
を示し、かつ、前記チャネル選択権テーブルにより前記
チャネル選択権の保有を示されている前記クライアント
(以下、チャネル選択権保有クライアントという)の数が
前記被選択チャネルの上限数より小さければ、前記チャ
ネル選択要求クライアントによる前記チャネル選択権の
保有を示すように前記チャネル選択権テーブルを更新す
る(以下、前記チャネル選択要求クライアントに対して
前記チャネル選択権を付与する、という)、ためのチャ
ネル選択管理部;を有する、映像音声情報配信システム
のサーバ。 - 【請求項14】 前記チャネル選択管理部が、前記チャ
ネル選択要求情報の受信順に前記チャネル選択要求クラ
イアントに対して前記チャネル選択権を付与する、請求
項13記載の映像音声情報配信システムのサーバ。 - 【請求項15】 (A) 前記チャネル選択管理部が、(a)
チャネル選択での優先順位を要求するための優先順位
要求情報、を前記クライアントのそれぞれから入力し、
(b) 入力した前記優先順位要求情報に基づいて前記優
先順位を決定し、(c) 決定された前記優先順位を示す
項目、を前記チャネル選択権テーブル内に作成し; (B) 前記チャネル選択権保有クライアントの数が前記
被選択チャネルの上限数と等しい時、前記チャネル選択
管理部が、(a) 前記チャネル選択権テーブルを参照し
て前記チャネル選択権保有クライアントと前記チャネル
選択要求クライアントとの中から前記被選択チャネルの
上限数と同数の前記クライアントを前記優先順位の順に
選択し、(b) 選択された前記クライアントに対して前
記チャネル選択権を付与する;請求項13記載の映像音
声情報配信システムのサーバ。 - 【請求項16】 前記チャネル選択権保有クライアント
の数が前記被選択チャネルの上限数以上である時、前記
チャネル選択管理部が、(a) 所定時間内に受信された
前記チャネル選択権保有クライアントからの前記チャネ
ル選択要求情報に基づいて、前記チャネル選択権保有ク
ライアントを前記チャネル選択要求クライアントとそれ
以外とに分割し、それぞれのクライアント数を前記目標
チャネル及び前記被選択チャネルごとに集計し;(b)
集計された前記クライアント数の多い順に、対応する前
記目標チャネル及び前記被選択チャネルを新たな前記被
選択チャネルとして決定し、新たな前記チャネル選択制
御情報を前記外部インタフェースへ出力し;(c) 前記
チャネル選択権保有クライアントの内、(1) 前記新た
な被選択チャネルの一つを前記目標チャネルとして指定
した前記チャネル選択要求クライアントと、(2) 前記
新たな被選択チャネルに属する元の前記被選択チャネル
からの映像音声情報を受信していた前記チャネル選択権
保有クライアントと、に対して新たに前記チャネル選択
権を付与する;請求項13記載の映像音声情報配信シス
テムのサーバ。 - 【請求項17】 (A) (a) ネットワークとの間で通信
し、(b) 前記ネットワーク外の複数のチャネルに属す
る所定の上限数以下の被選択チャネルからサーバにより
前記ネットワーク内に配信された映像音声情報、を前記
ネットワークから受信する、ためのネットワークインタ
フェース; (B) (a) 前記サーバにより前記ネットワーク内に配信
され、前記ネットワーク内のクライアントによるチャネ
ル選択権の保有を示すチャネル選択権保有情報、を前記
ネットワークから前記ネットワークインタフェースを通
して受信し、(b)前記クライアントごとに前記チャネル
選択権の有無を示すチャネル選択権テーブル、を作成し
て記憶する、ためのチャネル選択権テーブル管理部; (C) 目標チャネルについての情報を外部から入力し、
チャネル選択要求情報を作成するためのチャネル選択要
求入力部;及び、 (D) 前記チャネル選択要求情報の入力時、(a) そのチ
ャネル選択要求情報を保持して前記チャネル選択権テー
ブルを参照し、(b) もし、前記チャネル選択権テーブ
ルが所属の前記クライアントによる前記チャネル選択権
の保有を示すならば、又は、前記チャネル選択権テーブ
ルにより前記チャネル選択権の保有を示されている前記
クライアント(以下、チャネル選択権保有クライアント
という)の数が前記被選択チャネルの上限数より小さけ
れば、保持した前記チャネル選択要求情報を前記ネット
ワークへ前記ネットワークインタフェースを通して出力
する、ためのチャネル選択権判定部;を有する、映像音
声配信システムのクライアント。 - 【請求項18】 前記チャネル選択権テーブル管理部
が、前記チャネル選択権保有情報の入力順に前記被選択
チャネルの上限数と同数まで、前記チャネル選択要求ク
ライアントによる前記チャネル選択権の保有を示すよう
に前記チャネル選択権テーブルを更新する、請求項17
記載の映像音声情報配信システムのクライアント。 - 【請求項19】 (A) チャネル選択での優先順位を要
求するための優先順位要求情報、を前記ネットワークへ
前記ネットワークインタフェースを通して出力するため
の優先順位要求部、を含む前記クライアントであり; (B) 前記チャネル選択権テーブル管理部が、(a) 前記
サーバにより前記クライアントのそれぞれからの前記優
先順位要求情報に基づいて決定された前記優先順位、を
含む優先順位更新情報、を入力し、(b) 前記優先順位
を示す前記チャネル選択権テーブル内の項目を更新し; (C) 前記チャネル選択権保有クライアントの数が前記
被選択チャネルの上限数と等しい時、前記チャネル選択
権判定部が前記チャネル選択権テーブルを参照し、もし
前記所属のクライアントより下位の前記優先順位を持つ
前記チャネル選択権保有クライアントを検出したなら
ば、前記チャネル選択要求情報を前記ネットワークへ出
力し; (D) 前記チャネル選択権保有情報の入力時、前記チャ
ネル選択権テーブル管理部が、(a) そのチャネル選択
権保有情報により示される前記クライアントによる前記
チャネル選択権の保有と、(b) 最下位の前記優先順位
を持つ前記チャネル選択権保有クライアントによる前記
チャネル選択権の非保有と、をそれぞれ示すように前記
チャネル選択権テーブルを更新する;請求項17記載の
映像音声情報配信システムのクライアント。 - 【請求項20】 (A) (a) 前記映像音声情報を所定の
解像度の映像信号へ変換するための映像音声情報処理
部;及び、 (b) 所定の解像度の画面を含み、前記映像信号に従っ
て前記画面に映像を表示するための映像表示装置;を更
に有する前記クライアントであり; (B) 前記優先順位要求部が、(a) 前記画面に対する前
記映像信号の解像度比を算出して解像度比情報を作成
し、(b) 前記解像度比情報を前記優先順位要求情報へ
含ませる;請求項19記載の映像音声情報配信システム
のクライアント。 - 【請求項21】 前記チャネル選択要求入力部が、前記
目標チャネルからの映像音声情報の目標受信時刻を外部
から入力して受信時刻要求情報を作成し、前記ネットワ
ークインタフェースを通して前記ネットワークへ出力す
る;請求項17記載の映像音声情報配信システムのクラ
イアント。 - 【請求項22】 前記チャネル選択権テーブルを参照
し、(a) 所属の前記クライアントによる前記チャネル
選択権の保有時では前記チャネルの全てを、(b) それ
以外の時では前記被選択チャネルを、それぞれ含むチャ
ネルメニュー、を表示するためのチャネルメニュー表示
部;を更に有する請求項17記載の映像音声情報配信シ
ステムのクライアント。 - 【請求項23】 (A) (a) (1) 前記チャネル選択権
テーブルが前記チャネル選択権テーブル管理部により更
新されて前記所属のクライアントによる前記チャネル選
択権の保有を示した時、計時を開始し、(2) 計測時間
が第一の閾値に達した時、前記ネットワークインタフェ
ースを通して受信終了予告情報を前記ネットワーク内に
配信し、同時に入力許可信号を出力し、(3) 計測時間
が前記第一の閾値を超えて第二の閾値に達した時、入力
禁止信号を出力し、(4) 外部からのリセット信号の入
力時、前記ネットワークインタフェースを通して受信継
続情報を前記ネットワーク内に配信する、ためのタイ
マ;及び、 (b) (1) 前記入力許可信号の入力から前記入力禁止信
号の入力までの期間外部に対して受信時間延長要求信号
の入力を許可し、(2) 前記受信時間延長要求信号の入
力時前記タイマへ前記リセット信号を出力する、ための
受信時間延長要求信号入力部;を更に有する前記クライ
アントであり; (B) 前記チャネル選択権テーブル管理部が、(a) 前記
受信終了予告情報の入力時、その発信元の前記クライア
ントによる前記チャネル選択権の非保有を示すように前
記チャネル選択権テーブルを更新し、(b) 前記受信継
続情報の入力時、もし前記チャネル選択権保有クライア
ントの数が前記被選択チャネルの上限数より小さけれ
ば、前記受信継続情報の発信元の前記クライアントによ
る前記チャネル選択権の保有を示すように前記チャネル
選択権テーブルを更新する;請求項18記載の映像音声
情報配信システムのクライアント。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001275103A JP2003087764A (ja) | 2001-09-11 | 2001-09-11 | 映像音声情報配信システム、そのサーバ及びクライアント |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001275103A JP2003087764A (ja) | 2001-09-11 | 2001-09-11 | 映像音声情報配信システム、そのサーバ及びクライアント |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003087764A true JP2003087764A (ja) | 2003-03-20 |
Family
ID=19100026
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001275103A Pending JP2003087764A (ja) | 2001-09-11 | 2001-09-11 | 映像音声情報配信システム、そのサーバ及びクライアント |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003087764A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006319841A (ja) * | 2005-05-16 | 2006-11-24 | Funai Electric Co Ltd | サーバ装置及びクライアント・サーバシステム |
JP2006324838A (ja) * | 2005-05-18 | 2006-11-30 | Sharp Corp | Av装置、avシステム |
JP2008053956A (ja) * | 2006-08-23 | 2008-03-06 | Mitsubishi Electric Corp | 映像配信装置及び映像配信システム |
JP2008072294A (ja) * | 2006-09-13 | 2008-03-27 | Nakayo Telecommun Inc | テレビ放送配信機能付き構内電話システム |
JP2008072296A (ja) * | 2006-09-13 | 2008-03-27 | Nakayo Telecommun Inc | テレビ放送配信の画面表示切替機能付き構内電話システム |
JP2009520421A (ja) * | 2005-12-20 | 2009-05-21 | トムソン ライセンシング | デジタルテレビサービスの送信方法、対応するゲートウェイおよびネットワーク |
-
2001
- 2001-09-11 JP JP2001275103A patent/JP2003087764A/ja active Pending
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