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JP2003083468A - バルブにおけるガスパージ方法及び構造 - Google Patents

バルブにおけるガスパージ方法及び構造

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JP2003083468A
JP2003083468A JP2001271488A JP2001271488A JP2003083468A JP 2003083468 A JP2003083468 A JP 2003083468A JP 2001271488 A JP2001271488 A JP 2001271488A JP 2001271488 A JP2001271488 A JP 2001271488A JP 2003083468 A JP2003083468 A JP 2003083468A
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Japan
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valve
gas
actuator
purging
section
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JP2001271488A
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Kimihito Sasao
起美仁 笹尾
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Advance Denki Kogyo KK
Original Assignee
Advance Denki Kogyo KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボディ本体側からアクチュエータ部側へ透過
又は漏出するガスをパージして、アクチュエータ部や駆
動源の構成部品や配線等の保護を目的とする。 【解決手段】 ボディ本体11と、被制御流体の制御の
ためにボディ本体11内で作動する弁機構体20と、弁
機構体を作動させるアクチュエータ部60と、アクチュ
エータ部と駆動源65とを接続する配線Lを通す配線挿
通部80とを備えたバルブ10内における、アクチュエ
ータ部側へ透過又は漏出するガスをパージする方法であ
って、アクチュエータ部内外を連通する気体流通部9
0,91を設け、配線挿通部よりパージ用気体Apをア
クチュエータ部内に送り、そのパージ用気体を気体流通
部から排出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流体の制御に使用
されるバルブにおけるガスパージ方法及び構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、腐食性流体,有機溶剤,オゾン
水,電解水,ガス等、各種の流体を所定状態に制御(調
節又は切り替えを含む。以下、同じ。)するために使用
される減圧弁,背圧弁,安全弁,開度調節弁,混合比率
調節弁,開閉弁等のバルブとしては、被制御流体が流通
するチャンバを有するボディ本体と、被制御流体の制御
のために前記ボディ本体内で作動する弁機構体と、該弁
機構体を作動させるアクチュエータ部とを備えたものが
ある。前記弁機構体を作動させるアクチュエータ部とし
て、電磁力を利用する電磁アクチュエータを用いること
があり、その場合にはアクチュエータ部と駆動源とを接
続する導線やハーネス等の配線を通す配線挿通部が設け
られる。なお、調圧気体(主に加圧気体)を利用するエ
アオペレイト方式を採用して、弁機構体を作動させるこ
ともあるが、その場合には調圧気体の圧縮性等に起因し
て応答性が悪いといった不利な面がある。
【0003】ところで、上記電磁アクチュエータ等のア
クチュエータ部を備えるバルブにおいては、ボディ本体
のチャンバ内を流通する被制御流体(気体の場合)或い
は該被制御流体中のガスがアクチュエータ部側へ透過又
は漏出する現象が生じることがある。その場合、前記ガ
スが原因でアクチュエータ部や駆動源の構成部品(主に
電気部品)や配線等が腐食する等の不都合が生じるおそ
れがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような状
況に鑑みなされたもので、ボディ本体側からアクチュエ
ータ部側へ透過又は漏出するガスをパージ(除去)して
アクチュエータ部や駆動源の構成部品や配線等を保護す
ることができるバルブにおけるガスパージ方法及び構造
を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、請求項1の発
明は、被制御流体が流通するチャンバを有するボディ本
体と、被制御流体の制御のために前記ボディ本体内で作
動する弁機構体と、該弁機構体を作動させるアクチュエ
ータ部と、該アクチュエータ部と駆動源とを接続する配
線を通す配線挿通部とを備えたバルブ内における、前記
ボディ本体側からアクチュエータ部側へ透過又は漏出す
るガスをパージする方法であって、前記アクチュエータ
部内外を連通する気体流通部を設け、前記配線挿通部よ
りパージ用気体をアクチュエータ部内に送り、そのパー
ジ用気体を前記気体流通部から排出することを特徴とす
るバルブにおけるガスパージ方法に係る。
【0006】請求項2の発明は、被制御流体が流通する
チャンバを有するボディ本体と、被制御流体の制御のた
めに前記ボディ本体内で作動する弁機構体と、前記弁機
構体を作動させるアクチュエータ部と、前記アクチュエ
ータ部と駆動源とを接続する配線を通す配線挿通部と、
前記アクチュエータ部内外を連通するように設けられた
気体流通部と、前記ボディ本体側からアクチュエータ部
側へ透過又は漏出するガスをパージするためのパージ用
気体を供給するための気体供給部とを備えるバルブにお
いて、前記気体供給部からのパージ用気体を前記配線挿
通部よりアクチュエータ部内に送り、該パージ用気体を
前記気体流通部から排出するように構成されたことを特
徴とするバルブにおけるガスパージ構造に係る。
【0007】請求項3の発明は、請求項2において、弁
機構体がダイヤフラム部を有するものからなり、前記ボ
ディ本体側から前記ダイヤフラム部の膜部を介してアク
チュエータ部側へ透過又は漏出したガスをパージ用気体
によりパージするバルブにおけるガスパージ構造に係
る。
【0008】請求項4の発明は、請求項2又は3におい
て、アクチュエータ部が電磁アクチュエータにより構成
されているバルブにおけるガスパージ構造に係る。
【0009】請求項5の発明は、請求項4において、バ
ルブが開閉弁であり、アクチュエータ部と駆動源とを接
続する配線中に電気抵抗体が設けられたバルブにおける
ガスパージ構造に係る。
【0010】請求項6の発明は、請求項2〜5の何れか
一項において、アクチュエータ部内外を連通する気体流
通部が複数設けられたバルブにおけるガスパージ構造に
係る。
【0011】請求項7の発明は、請求項2〜6の何れか
一項において、バルブがサックバック機構を備えた開閉
弁であるバルブにおけるガスパージ構造に係る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下添付の図面に従って本発明を
詳細に説明する。図1は本発明の一実施例に係るバルブ
を示す断面図、図2は他の実施例に係るバルブを示す断
面図、図3はさらに他の実施例に係るバルブを示す断面
図、図4はさらに他の実施例に係るバルブを示す断面図
である。
【0013】図1に示すバルブ10は、本発明の一実施
例に係るもので、一次側の流体の圧力変動に対応して二
次側の流体の圧力を所定状態に制御するための、圧力制
御弁(減圧弁)として使用されるものである。このバル
ブ10は、ボディ本体11と、弁機構体20と、アクチ
ュエータ部60と、配線挿通部80と、気体流通部9
0,91と、気体供給部95とを備えている。なお、当
該バルブ10により制御される被制御流体としては、純
水,腐食性流体,有機溶剤,オゾン水,電解水,ガス
等、各種の流体が挙げられる。
【0014】ボディ本体11は、本実施例ではフッ素樹
脂等の耐蝕性及び耐薬品性の高い樹脂から形成され、被
制御流体のための流入部13を有する第一チャンバ12
と、被制御流体のための流出部15を有する第二チャン
バ14と、前記第一チャンバ12及び第二チャンバ14
に連通しかつ弁座18が形成された連通流路17を有し
ている。この連通流路17において、後述する弁機構体
20の作動によって、該弁機構体20の弁部22と弁座
18との間の開口量が変化して、一次側(流入部13
側)から二次側(流出部15側)へ流通する被制御流体
の流量(二次側圧力)が制御される。本実施例のボディ
本体11は、第一ブロック11a,第二ブロック11b
に分割され、これらと後述するアクチュエータ部60の
カバーケース61とをボルト等の適宜の固定部材により
一体に組み付けて構成されている。また、前記流入部1
3には流入用配管が、前記流出部15には流出用配管が
それぞれ接続される。
【0015】弁機構体20は、ボディ本体11と同様
に、本実施例ではフッ素樹脂等の耐蝕性及び耐薬品性の
高い樹脂から形成される。実施例の弁機構体20は、請
求項3の発明に規定したように、前記連通流路17内に
進退自在に挿通されるロッド部21と、前記第一チャン
バ12内(流入部13側)に配される第一ダイヤフラム
部30と、前記第二チャンバ14内(流出部15側)に
配される第二ダイヤフラム部40とを含んでいる。
【0016】ロッド部21は、前記弁座18を開閉する
弁部22を有している。本実施例では、前記弁部22
は、第一チャンバ12側に位置するようにロッド部21
外周面に突出して形成されている。また、本実施例で
は、前記弁部22の表面はテーパ面にて形成されてい
る。また、第一ダイヤフラム部30は、前記ロッド部2
1の第一チャンバ側端部に設けられ、ダイヤフラム面で
ある薄肉の膜部(可動部)31と、その外周側の外周シ
ール部32を有している。さらに、第二ダイヤフラム部
40は、前記ロッド部21の第二チャンバ側端部に設け
られ、ダイヤフラム面である薄肉の膜部(可動部)41
と、その外周側の外周シール部42を有している。本実
施例では、前記第一ダイヤフラム部30の膜部31の外
径(ダイヤフラム有効径)は、第二ダイヤフラム部40
の膜部41の外径(ダイヤフラム有効径)よりも小さく
されている。
【0017】前記第一ダイヤフラム部30及び第二ダイ
ヤフラム部40は、それらの外周シール部32及び42
がボディ本体11に固定されて、前記第一チャンバ12
内又は第二チャンバ14内にそれぞれ配されている。実
施例では、図示のように、第一ダイヤフラム部30は、
その外周シール部32がボディ本体11の第一ブロック
11aと第二ブロック11b間に挟着されて固定されて
いる。これに対して、第二ダイヤフラム部40は、その
外周シール部42がボディ本体11の第二ブロック11
bとアクチュエータ部60のカバーケース61間に挟着
されて固定されている。
【0018】前記第一ダイヤフラム部30によって、前
記第一チャンバ12は、第一ダイヤフラム部30内側の
弁座18より上流側で、前記流入部13を含む第一弁室
51と、第一ダイヤフラム部30外側の第一調圧室52
とに区分される。また、前記第二ダイヤフラム部40に
よって、前記第二チャンバ14は、第二ダイヤフラム部
40内側の弁座18より下流側で、前記流出部15を含
む第二弁室55と、第二ダイヤフラム部40外側の第二
調圧室56とに区分される。
【0019】ここで、前記第二ダイヤフラム部40の膜
部41を介して、前記第二弁室55内を流通する被制御
流体(気体の場合)或いは該被制御流体中のガスがアク
チュエータ部60側(第二調圧室56側)へ漏出又は透
過するおそれがある。
【0020】また、本実施例においては、前記弁機構体
20のロッド部21が第二ダイヤフラム部40に一体に
設けられ、前記ロッド部21に第一ダイヤフラム部30
が螺着固定されている。なお、この例とは逆にロッド部
21が第一ダイヤフラム部30に一体に設けられ、前記
ロッド部21に第二ダイヤフラム部40が螺着固定され
るようにしても良いし、各部がそれぞれ螺着固定される
ようにしても良いし、さらには各部が一体形成されても
良い。また、特開2000―193106号記載のバル
ブの如く、前記ロッド部21を互いに分離及び遊嵌結合
可能な二つの部材で構成するようにしても良い。
【0021】さらに、本実施例では、前記第二ダイヤフ
ラム部40の外側(図では上側)に、後述のアクチュエ
ータ部60の作動部材64に連結される連結軸部45が
立設されている。
【0022】前記弁機構体20を作動(図では上下移
動)させるアクチュエータ部60は、前記ボディ本体1
1の第二ブロック11bの外側(上側)に設けられる。
本実施例におけるアクチュエータ部60は、請求項4の
発明に規定したように、電磁力を利用する電磁アクチュ
エータにより構成されている。図示の符号61は前記ボ
ディ本体11の第二ブロック11bの上側に組み付けら
れるカバーケース、62は金属カバー、63はコイル、
64はコイル63に電流を流すことによって発生する電
磁力によって進退し前記弁機構体20の連結軸部45に
連結結合(螺着)される作動部材、65は駆動源(駆動
出力電源)、Lはコイル63と駆動源65とを接続する
導線(電線,コード等)やハーネス等の配線、61oは
配線Lを挿通するためにカバーケース61に形成された
挿通穴、61rはカバーケース61内と第二調圧室56
とを連通し後述のパージ用気体を通すための連通穴、6
2oは配線Lを挿通するために金属カバー62に形成さ
れた挿通穴である。なお、アクチュエータ部60は、ム
ービングコイル,ノーマルクローズ(NC),ノーマル
オープン(NO)を問わない。また、コイル(ソレノイ
ド)と磁性体(磁石)を併用する構成としても良い。さ
らには、アクチュエータ部60は電磁アクチュエータに
限定されるものではない。
【0023】前記アクチュエータ部60によって、前記
第二ダイヤフラム部40は所定方向に所定圧力で調圧
(主に内向き(図では下向き)に加圧)されるようにな
っている。また、この実施例では、前記第一ダイヤフラ
ム部30の外側の第一調圧室52内には、前記第一ダイ
ヤフラム部30を外側(下側)から押圧する進退自在な
押圧部材71と、該押圧部材71を第一ダイヤフラム部
方向(図では上方)へ付勢する所定バネ定数のスプリン
グ等の付勢部材72とが配設され、当該押圧部材71及
び付勢部材72によって、第一ダイヤフラム部30が調
圧される、ここでは常時一定の調圧圧力が第一ダイヤフ
ラム部30に加わるように構成されている。図示の例で
は、前記押圧部材71は前記第一ダイヤフラム部30に
係着されていると共に、前記付勢部材72は第一調圧室
52内壁と押圧部材61との間に装着されている。前記
第一ダイヤフラム部30を調圧する構成は、上記例示の
ものに限定されず、加圧気体を採用したり、ソレノイド
(電磁石)等を採用してもよい。図中の符号73は第一
調圧室52内の空気の出入りを行う呼吸路を表す。
【0024】配線挿通部80は、前記アクチュエータ部
60のコイル63と駆動源65とを接続する配線Lを通
すためのものであって、本実施例の配線挿通部80は、
配線Lが挿通される保護チューブ81と継ぎ手本体83
と袋ナット84とを備え、前記保護チューブ81の拡径
端部82を継ぎ手本体83に装着し袋ナット84で圧締
することによって、アクチュエータ部60のカバーケー
ス61に取り付けられている。勿論、配線挿通部80を
取り付ける構造は、上記継ぎ手構造に限定されない。
【0025】気体流通部90,91は、アクチュエータ
部60内(前記第二ダイヤフラム部40外側の第二調圧
室56を含む。以下、同じ。)へのパージ用気体(エ
ア)を供給するため或いはアクチュエータ部60内に供
給されたパージ用気体を排出するためのものであって、
前記アクチュエータ部60内外を連通するように、アク
チュエータ部60のカバーケース61又はボディ本体1
1に設けられる。なお、前記気体流通部90,91の配
設位置は、上記例に限らない。
【0026】本実施例においては、請求項6の発明に規
定したように、前記気体流通部90,91は2つ設けら
れている。具体的には、前記アクチュエータ部60のカ
バーケース61のボディ本体11近傍に、前記第二調圧
室56内とバルブ外部とを連通する第一気体流通部90
が設けられていると共に、前記カバーケース61の外側
端(前記配線挿通部80が配設された端、図では上端)
にカバーケース61内とバルブ外部とを連通する第二気
体流通部91が設けられている。
【0027】気体供給部95は、前記ボディ本体11側
からアクチュエータ部60側へ透過又は漏出するガスを
パージするパージ用気体(空気やN2ガス等)を供給す
るためのもので、コンプレッサ等で構成される。なお、
気体供給部95はバルブ(ボディ本体11或いはアクチ
ュエータ部60)と一体的に設けても良いし、別々に設
けても良い。
【0028】上記構造のバルブ10においては、前記ア
クチュエータ部60及び押圧部材71,付勢部材72に
よって、弁機構体20に対して、その第一ダイヤフラム
部30及び第二ダイヤフラム部40を介して、常時内向
きの調圧圧力が加えられている。そして、通常の制御状
態(通水状態)では、前記内向きの調圧圧力は、被制御
流体が所定圧力(所定流量)のとき釣り合いを保つよう
に構成されていて、弁機構体20の弁部22と弁座18
との間の開口量は一定間隔に保たれている。これによっ
て、流入部13側(一次側)から第一弁室51を経て第
二弁室55内に流入した被制御流体は所定の流量だけ流
出部15側(二次側)へ流出される。
【0029】流入部13側(一次側)において被制御流
体に何らかの変化があると、その変化は一次側の圧力変
動として現れ、前記第二設定圧力が加えられている弁機
構体20の第二ダイヤフラム部40に対する背圧(外向
きの圧力)変動として現れる。この一次側の外向きの変
動圧力と前記アクチュエータ部60及び押圧部材71,
付勢部材72による内向きの調圧圧力とが釣り合いを保
とうとして、弁機構体20が変動し、それに伴って弁部
22が位置移動し、弁部22と弁座18間の開口量が変
化して、被制御流体の圧力(流量)が制御される。
【0030】これに対して、二次側の圧力が高くなった
場合、背圧すなわち弁機構体20の各ダイヤフラム部3
0,40に作用する外向きの圧力は、通常制御状態に比
して高くなる。その結果、第二ダイヤフラム部40は外
向きに移動し、それに伴って弁部22及び第一ダイヤフ
ラム部30は第二ダイヤフラム部40側に移動し、弁座
18に弁部22が当接して連通流路17が閉じられる。
【0031】次に、上記構成のバルブ10におけるガス
パージ方法の一例について説明する。この例では、前記
気体供給部95からのパージ用気体Apを前記配線挿通
部80の保護チューブ81の先端口81a、及び第一気
体流通部90を介してアクチュエータ部60内(前記第
二ダイヤフラム部40外側の第二調圧室56を含む。)
に送り、そのパージ用気体Apをアクチュエータ部60
内で循環させ、その循環させたパージ用気体Apを第二
気体流通部91から排出することによって、前記ボディ
本体11側からアクチュエータ部60側へ漏出又は透過
するガスをパージする。
【0032】このようにガスパージを行うようにすれ
ば、アクチュエータ部60内、特には金属カバー62内
(コイル63付近)にもパージ用気体Apを効率的に循
環させることができ、アクチュエータ部60内に漏出又
は透過したガスを確実にパージすることができ、アクチ
ュエータ部60の構成部品や駆動源65の構成部品(主
に電気部品)や配線等を保護することができる。その結
果、強酸,強アルカリ,高濃度オゾン等の性質を有する
流体を制御する場合に好適である。
【0033】なお、前記パージ用気体Apを排出する第
二気体流通部91と、作業場(工場等)内に設置された
不要流体排出路(作業場内雰囲気とは隔離された排出
路)等とを配管を介して接続すれば、前記アクチュエー
タ部60側へ漏出又は透過したガスが作業場内の雰囲気
に影響を及ぼすのを防ぐことができる。
【0034】ここで、上記実施例ではアクチュエータ部
60内外を連通する気体流通部90,91は2つ設けら
れているが、これに限らず、3つ以上設けられるように
しても良いし、或いは図2に示すように気体流通部90
を1つだけ設けるようにしても良い。図2に示すバルブ
10Aでは、前記気体供給部95からのパージ用気体A
pを前記配線挿通部80の保護チューブ81の先端口8
1aを介してアクチュエータ部60内に送り、そのパー
ジ用気体Apをアクチュエータ部60内で循環させ、そ
の循環させたパージ用気体Apを気体流通部90から排
出することによって、前記ボディ本体11側からアクチ
ュエータ部60側へ漏出又は透過するガスがパージされ
る。このようにすれば、ガスパージ効果を得ることがで
き、しかも、構造が簡単になる(コンパクト化)と共
に、コストを低減できる利点がある。
【0035】なお、本発明は、上記二つの実施例に限定
されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲にお
いて構成の一部を適宜に変更して実施することができ
る。例えば、上記各実施例では、2つのダイヤフラム部
が設けられた弁機構体を有しているが、これに限らず、
弁機構体に1つ或いは3つ以上のダイヤフラム部が設け
られたバルブについても、本発明を適用することができ
る。また、ダイヤフラム部を有しないバルブにも本発明
を適用することができる。
【0036】また、上記実施例のバルブは、二次側の流
体を所定の圧力状態に制御するために使用される圧力制
御弁とされているが、この圧力制御弁に限らず、本発明
は一次側の流体を所定の圧力状態に制御する圧力制御弁
(背圧弁や安全弁とも称される。)や、開閉弁,開度調
節弁,混合比率調節弁等、各種のバルブに広く適用する
ことができる。
【0037】図3に示す開閉弁10Bは、本発明を適用
した開閉弁(バルブ)であって、請求項7の発明に規定
したように、サックバック機構を備えている。なお、こ
の開閉弁10Bは、ボディ本体100,弁機構体110
を除き、上記実施例のバルブ10,10Aと概ね同じ構
成とされているため、該バルブ10,10Aと同一部分
については同一符号を付し、その説明を省略する。図の
ボディ本体100に関する符号101は第一チャンバ
(流入側チャンバ)、102は被制御流体のための流入
部、103は第二チャンバ(流出側チャンバ)、104
は被制御流体のための流出部、105は前記第一チャン
バ101及び第二チャンバ103に連通する連通流路、
106は弁座、107は第二チャンバ103(厳密に言
えば、第二ダイヤフラム部外側空間)内の空気の出入り
を行う呼吸路である。
【0038】また、図の弁機構体110に関する符号1
11は前記連通流路105内に進退自在に挿通されるロ
ッド部、120は前記第一チャンバ101内に配される
第一ダイヤフラム部、121は第一ダイヤフラム部12
0の膜部、122は同じく外周シール部、123は同じ
く前記弁座106に当接及び離間して連通流路105を
開閉する開閉部、124は前記第一ダイヤフラム部12
0の外側(図では上側)に立設されアクチュエータ部6
0の作動部材64に連結される連結軸部、130は前記
第二チャンバ103内に配される第二ダイヤフラム部、
131は第二ダイヤフラム部130の膜部、132は同
じく外周シール部である。
【0039】この開閉弁10Bでは、アクチュエータ部
60の作用により弁機構体110を作動させ、連通流路
105を閉じて流出部104からの被制御流体の流出を
止める時に、流出側である第二チャンバ103における
第二ダイヤフラム部130内側の空間の容積が大きくな
り、前記空間内の圧力が下がり、前記流出部104と接
続される流出用配管内の液体を開閉弁10B内へ引き戻
し、いわゆる液だれを防ぐことができる(サックバック
機構)。なお、この開閉弁10Bにおける第一ダイヤフ
ラム部120を介してアクチュエータ部60側へ透過又
は漏出するガスのパージは上記実施例と同様に行われ
る。
【0040】図4に示す開閉弁10Cも、前記図3の開
閉弁10Bと同様に、本発明を適用したサックバック機
構を備えた開閉弁(バルブ)である。なお、この開閉弁
10Cは、ボディ本体200,弁機構体210,アクチ
ュエータ部230を除き、上記実施例のバルブ10,1
0A,10Bと概ね同じ構成とされているため、該バル
ブ10,10A,10Bと同一部分については同一符号
を付し、その説明を省略する。図のボディ本体200に
関する符号201は第一チャンバ(流入側チャンバ)、
202は被制御流体のための流入部、203は第二チャ
ンバ(流出側チャンバ)、204は被制御流体のための
流出部、205は前記第一チャンバ201と第二チャン
バ203とを連通する連通流路、206は弁座である。
【0041】また、図の弁機構体210に関する符号2
11は前記連通流路205内に進退自在に挿通されるロ
ッド部、212は前記ロッド部211の先端側外周面に
装着され前記弁座206に当接及び離間して連通流路2
05を開閉する弁用シール部材、213はロッド部21
1のアクチュエータ部側(図では上側)に設けられたピ
ストン部(大径部)である。さらに、図のアクチュエー
タ部230に関する符号231は前記ボディ本体200
の上側に組み付けられるカバーケース、232は金属カ
バー、233はコイル、234はコイル233に電流を
流すことによって発生する電磁力によって進退し前記弁
機構体210に連結結合(螺着)される作動部材、23
5は前記弁機構体210のピストン部213を進退可能
に収容するためのシリンダ部、236は前記シリンダ部
235とボディ本体200の第一チャンバ201とを連
通するように形成され前記ロッド部211が摺動可能に
挿通される挿通部、237は前記挿通部236壁面とロ
ッド部211外面間に介在されるシール部材、238は
前記シリンダ部235内外を連通する気体流通部(ここ
ではパージ用気体をバルブ外へ排出するための気体排出
部)、239は前記シリンダ部235とカバーケース2
31内上部(金属カバー232等が配設される空間)と
を連通する連通穴である。
【0042】この開閉弁10Cでは、アクチュエータ部
230の作用により弁機構体210を作動させ、連通流
路205を閉じて流出部204からの被制御流体の流出
を止める時に、流出側である第二チャンバ203の弁機
構体210のロッド部211を除いた空間の容積(被制
御流体収容可能容積)が大きくなり、第二チャンバ20
3内の圧力が下がり、前記流出部204と接続される流
出用配管内の液体を開閉弁10C内へ引き戻し、いわゆ
る液だれを防ぐことができる(サックバック機構)。
【0043】また、この例の開閉弁10Cにおいては、
請求項5の発明に規定したように、前記アクチュエータ
部230と駆動源65とを接続する配線Lの途中に電気
抵抗体Rが設けられている。これによって、弁機構体2
10の作動時における応答性が向上し、言い換えれば、
タイムアンドプレッシャ方式等でバルブ開放時間の精度
が向上する。なお、この開閉弁10Cにおける前記挿通
部236壁面とロッド部211外面間を介してアクチュ
エータ部230内へ透過又は漏出するガスのパージは上
記実施例と同様に行われる。
【0044】
【発明の効果】以上図示し説明したように、本発明のバ
ルブにおけるガスパージ方法及び構造によれば、アクチ
ュエータ部内に漏出又は透過したガスをパージ用気体に
よりパージすることができ、アクチュエータ部の構成部
品や駆動源の構成部品や配線等を保護することができ
る。その結果、バルブを強酸,強アルカリ,高濃度オゾ
ン等の性質を有する流体の制御に好適に使用することが
できる。
【0045】また、請求項3の構造発明の如く、弁機構
体がダイヤフラム部を有するものからなり、前記ボディ
本体側から前記ダイヤフラム部の膜部を介してアクチュ
エータ部側へ透過又は漏出したガスをパージ用気体によ
りパージするように構成すれば、現在広く利用されてい
るダイヤフラム部を用いたバルブにおける透過又は漏出
ガスの問題を解消することができる。
【0046】さらに、請求項4の発明のように、アクチ
ュエータ部を電磁アクチュエータにより構成すれば、弁
機構体の作動時における応答性が優れたものとなる。特
に、請求項5の発明の如く、バルブが開閉弁であり、ア
クチュエータ部と駆動源とを接続する配線中に電気抵抗
体を設けるようにすれば、より一層、弁機構体の作動時
における応答性が向上し、バルブ開放時間(流出流量)
の精度が良好となる。
【0047】また、請求項6の発明のように、アクチュ
エータ部内外を連通する気体流通部が複数設けるように
すれば、前記複数の気体流通部の少なくとも一つを配線
挿通部と共にパージ用気体の供給用として用い、残りの
気体流通部をパージ用気体の排出用として用いることが
でき、それによって、アクチュエータ部内に漏出又は透
過したガスのパージの精度が向上する。
【0048】さらに、請求項7の発明の如く、バルブを
サックバック機構を備えた開閉弁とすれば、流出部から
の被制御流体の流出を止める時に、前記流出部と接続さ
れる流出用配管内の流体を開閉弁内へ引き戻すことがで
き、いわゆる液だれを防止することができ、流体制御の
精度が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るバルブを示す断面図で
ある。
【図2】他の実施例に係るバルブを示す断面図である。
【図3】さらに他の実施例に係るバルブを示す断面図で
ある。
【図4】さらに他の実施例に係るバルブを示す断面図で
ある。
【符号の説明】
10 バルブ 11 ボディ本体 12 第一チャンバ 13 流入部 14 第二チャンバ 15 流出部 20 弁機構体 30 第一ダイヤフラム部 40 第二ダイヤフラム部 60 アクチュエータ部 65 駆動源 80 配線挿通部 90,91 気体流通部 95 気体供給部 Ap パージ用気体 L 配線

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被制御流体が流通するチャンバを有する
    ボディ本体と、被制御流体の制御のために前記ボディ本
    体内で作動する弁機構体と、該弁機構体を作動させるア
    クチュエータ部と、該アクチュエータ部と駆動源とを接
    続する配線を通す配線挿通部とを備えたバルブ内におけ
    る、前記ボディ本体側からアクチュエータ部側へ透過又
    は漏出するガスをパージする方法であって、 前記アクチュエータ部内外を連通する気体流通部を設
    け、 前記配線挿通部よりパージ用気体をアクチュエータ部内
    に送り、そのパージ用気体を前記気体流通部から排出す
    ることを特徴とするバルブにおけるガスパージ方法。
  2. 【請求項2】 被制御流体が流通するチャンバを有する
    ボディ本体と、 被制御流体の制御のために前記ボディ本体内で作動する
    弁機構体と、 前記弁機構体を作動させるアクチュエータ部と、 前記アクチュエータ部と駆動源とを接続する配線を通す
    配線挿通部と、 前記アクチュエータ部内外を連通するように設けられた
    気体流通部と、 前記ボディ本体側からアクチュエータ部側へ透過又は漏
    出するガスをパージするためのパージ用気体を供給する
    ための気体供給部とを備えるバルブにおいて、 前記気体供給部からのパージ用気体を前記配線挿通部よ
    りアクチュエータ部内に送り、該パージ用気体を前記気
    体流通部から排出するように構成されたことを特徴とす
    るバルブにおけるガスパージ構造。
  3. 【請求項3】 弁機構体がダイヤフラム部を有するもの
    からなり、前記ボディ本体側から前記ダイヤフラム部の
    膜部を介してアクチュエータ部側へ透過又は漏出したガ
    スをパージ用気体によりパージする請求項2に記載のバ
    ルブにおけるガスパージ構造。
  4. 【請求項4】 アクチュエータ部が電磁アクチュエータ
    により構成されている請求項2又は3に記載のバルブに
    おけるガスパージ構造。
  5. 【請求項5】 バルブが開閉弁であり、アクチュエータ
    部と駆動源とを接続する配線中に電気抵抗体が設けられ
    た請求項4に記載のバルブにおけるガスパージ構造。
  6. 【請求項6】 アクチュエータ部内外を連通する気体流
    通部が複数設けられた請求項2〜5の何れか一項に記載
    のバルブにおけるガスパージ構造。
  7. 【請求項7】 バルブがサックバック機構を備えた開閉
    弁である請求項2〜6の何れか一項に記載のバルブにお
    けるガスパージ構造。
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