JP2003078843A - 映像上映システムおよびそのための映像多重化装置 - Google Patents
映像上映システムおよびそのための映像多重化装置Info
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Landscapes
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
- Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
- Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 それぞれ異なる映像を見る人たちが、同時に
空間を共有することができるような映像の上映システム
を提供すること 【解決手段】 映像上映システム20は、デジタル化さ
れた映画データ22に基づいて、複数の映像が所定のタ
イミング信号に基づいて多重化された多重化映像28を
表示26するためのマルチプレックスシネマ上映装置2
4と、このタイミング信号に基づいて、複数の映像のう
ち選択されたものに同期して多重化映像28からの光の
みを通過させるように光の通過および遮断を制御するた
めのシャッターを有する眼鏡40とを含む。
空間を共有することができるような映像の上映システム
を提供すること 【解決手段】 映像上映システム20は、デジタル化さ
れた映画データ22に基づいて、複数の映像が所定のタ
イミング信号に基づいて多重化された多重化映像28を
表示26するためのマルチプレックスシネマ上映装置2
4と、このタイミング信号に基づいて、複数の映像のう
ち選択されたものに同期して多重化映像28からの光の
みを通過させるように光の通過および遮断を制御するた
めのシャッターを有する眼鏡40とを含む。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、デジタル映写機
で映像を上映する映像上映システムに関し、特に、共通
の場所で各観客がそれぞれ自分の見たい映像、動画像等
を見ることが可能な映像上映システム、およびそのため
の上映装置に関する。
で映像を上映する映像上映システムに関し、特に、共通
の場所で各観客がそれぞれ自分の見たい映像、動画像等
を見ることが可能な映像上映システム、およびそのため
の上映装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、シネマコンプレックスと呼ばれる
施設が増加している。シネマコンプレックスとは、複数
個の上映ホールを一箇所に集中して、それぞれの上映ホ
ールで異なる映画を上映する施設である。そのため、種
々の映画の中から観客の好きな映画を選択することがで
きる。あわせて映画の観客のための他の娯楽施設、たと
えば売店、レストランなども設けられている。
施設が増加している。シネマコンプレックスとは、複数
個の上映ホールを一箇所に集中して、それぞれの上映ホ
ールで異なる映画を上映する施設である。そのため、種
々の映画の中から観客の好きな映画を選択することがで
きる。あわせて映画の観客のための他の娯楽施設、たと
えば売店、レストランなども設けられている。
【0003】シネマコンプレックスでは、たとえば一つ
のグループできた観客が、それぞれ自分の好みにあわせ
て好きな映画を見ることができる。
のグループできた観客が、それぞれ自分の好みにあわせ
て好きな映画を見ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、こうしたシネ
マコンプレックスでは、同一グループの観客を構成する
各人が異なる映画を選んだ場合には、それぞれ異なる上
映ホールに入ることになる。つまり、グループの人間が
別々の場所に分散することになる。その結果、映画を見
ながら友人と談笑するなどという楽しみ方ができないと
いう問題がある。友人と一緒にいることを選択した場
合、一部の人は自分がそれほど見たくない映画をみなけ
ればならなくなり、不都合である。
マコンプレックスでは、同一グループの観客を構成する
各人が異なる映画を選んだ場合には、それぞれ異なる上
映ホールに入ることになる。つまり、グループの人間が
別々の場所に分散することになる。その結果、映画を見
ながら友人と談笑するなどという楽しみ方ができないと
いう問題がある。友人と一緒にいることを選択した場
合、一部の人は自分がそれほど見たくない映画をみなけ
ればならなくなり、不都合である。
【0005】後者の問題は、シネマコンプレックスだけ
で生じるわけではない。たとえば航空機の機内で映画が
上映されることがあるが、機内の旅客がすべて同じ映画
を好むわけではない。中には、単に静かに過ごしたい人
や、他の映画を楽しみたい人がいるはずである。各座席
にテレビジョンを設置すればそうした問題は解決するか
もしれないが、そのためには多大なコストがかかる上、
航空機の重量も増加することになり、好ましくない。
で生じるわけではない。たとえば航空機の機内で映画が
上映されることがあるが、機内の旅客がすべて同じ映画
を好むわけではない。中には、単に静かに過ごしたい人
や、他の映画を楽しみたい人がいるはずである。各座席
にテレビジョンを設置すればそうした問題は解決するか
もしれないが、そのためには多大なコストがかかる上、
航空機の重量も増加することになり、好ましくない。
【0006】それゆえにこの発明の目的は、それぞれ異
なる映画、映像等を見る人たちが、同時に空間を共有す
ることができるような映像の上映システムを提供するこ
とである。
なる映画、映像等を見る人たちが、同時に空間を共有す
ることができるような映像の上映システムを提供するこ
とである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明のある局面によ
れば、映像上映システムは、デジタル化された映像デー
タに基づいて、複数の映像が所定のタイミング信号に基
づいて多重化された多重化映像を表示するための多重化
映像表示手段と、タイミング信号に基づいて、複数の映
像のうち選択されたものに同期して多重化映像からの光
のみを通過させるように光の通過および遮断を制御する
ための光ゲート手段とを含む。
れば、映像上映システムは、デジタル化された映像デー
タに基づいて、複数の映像が所定のタイミング信号に基
づいて多重化された多重化映像を表示するための多重化
映像表示手段と、タイミング信号に基づいて、複数の映
像のうち選択されたものに同期して多重化映像からの光
のみを通過させるように光の通過および遮断を制御する
ための光ゲート手段とを含む。
【0008】複数の映像が所定のタイミング信号に基づ
いて多重化されて表示される。この多重化された映像か
らの光のうち、選択された映像からのもののみが、光ゲ
ート手段を選択的に通過し、他の映像からの光は光ゲー
ト手段を通過しない。したがって光ゲート手段を通過し
た光を見る利用者には、多重化された映像のうちの選択
されたものしか見えない。このようにして、同じ場所に
映像を多重化して表示し、その映像のうち選択されたも
ののみを各利用者が見るようにできるので、空間を共有
しながら、複数の人がそれぞれ自己の好きな映像を選択
して楽しむことができる。
いて多重化されて表示される。この多重化された映像か
らの光のうち、選択された映像からのもののみが、光ゲ
ート手段を選択的に通過し、他の映像からの光は光ゲー
ト手段を通過しない。したがって光ゲート手段を通過し
た光を見る利用者には、多重化された映像のうちの選択
されたものしか見えない。このようにして、同じ場所に
映像を多重化して表示し、その映像のうち選択されたも
ののみを各利用者が見るようにできるので、空間を共有
しながら、複数の人がそれぞれ自己の好きな映像を選択
して楽しむことができる。
【0009】好ましくは、多重化映像表示手段は、デジ
タル化された映像データを供給する映像データ供給手段
と、映像データ供給手段により供給された映像データに
基づいて、複数の映像信号を生成するための映像信号生
成手段と、複数の映像信号をタイミング信号に基づいて
時分割多重して多重化映像信号を生成するための多重化
手段と、多重化手段から多重化映像信号を受け、多重化
映像信号により表わされる映像を表示するための映像表
示手段とを含む。
タル化された映像データを供給する映像データ供給手段
と、映像データ供給手段により供給された映像データに
基づいて、複数の映像信号を生成するための映像信号生
成手段と、複数の映像信号をタイミング信号に基づいて
時分割多重して多重化映像信号を生成するための多重化
手段と、多重化手段から多重化映像信号を受け、多重化
映像信号により表わされる映像を表示するための映像表
示手段とを含む。
【0010】好ましくは、光ゲート手段は、タイミング
信号に基づいて、所定の映像が表示される期間には第1
の値を、期間以外の期間には第2の値を、それぞれとる
ゲート制御信号を発生するためのゲート制御信号発生手
段と、ゲート制御信号を受け、ゲート制御信号が第1の
値をとるときには光を通過させ、ゲート制御信号が第2
の値をとるときには光を遮断する光シャッターを有する
眼鏡型の装置とを含む。
信号に基づいて、所定の映像が表示される期間には第1
の値を、期間以外の期間には第2の値を、それぞれとる
ゲート制御信号を発生するためのゲート制御信号発生手
段と、ゲート制御信号を受け、ゲート制御信号が第1の
値をとるときには光を通過させ、ゲート制御信号が第2
の値をとるときには光を遮断する光シャッターを有する
眼鏡型の装置とを含む。
【0011】さらに好ましくは、映像上映システムは、
複数個の光ゲート手段を含み、複数個の光ゲート手段の
各々は、複数の映像のうちの任意の映像を選択するため
に利用者が操作するためのチャンネル選択スイッチをさ
らに含む。ゲート制御信号発生手段は、チャンネル選択
スイッチにより選択された映像に同期して動作する。
複数個の光ゲート手段を含み、複数個の光ゲート手段の
各々は、複数の映像のうちの任意の映像を選択するため
に利用者が操作するためのチャンネル選択スイッチをさ
らに含む。ゲート制御信号発生手段は、チャンネル選択
スイッチにより選択された映像に同期して動作する。
【0012】この発明の他の局面によれば、映像多重化
装置は、デジタル化された映像データに基づいて、複数
の映像が所定のタイミング信号に基づいて多重化された
多重化映像を表示するための多重化映像信号を生成する
映像多重化装置であって、デジタル化された映像データ
に基づいて、複数の映像信号を生成するための映像信号
生成手段と、複数の映像信号をタイミング信号に基づい
て時分割多重して多重化映像信号を生成するための多重
化手段とを含む。
装置は、デジタル化された映像データに基づいて、複数
の映像が所定のタイミング信号に基づいて多重化された
多重化映像を表示するための多重化映像信号を生成する
映像多重化装置であって、デジタル化された映像データ
に基づいて、複数の映像信号を生成するための映像信号
生成手段と、複数の映像信号をタイミング信号に基づい
て時分割多重して多重化映像信号を生成するための多重
化手段とを含む。
【0013】この映像多重化装置から出力される多重化
映像信号を表示することにより、複数の映像が時分割的
に表示される。それらのうち選択された任意の映像から
の光のみを通過させるような手段を使用することで、選
択された映像のみを利用者がみることができる。利用者
ごとに任意の映像を選択することができるので、空間を
共有しながら、複数の人がそれぞれ自己の好きな映像を
選択して楽しむことができる。
映像信号を表示することにより、複数の映像が時分割的
に表示される。それらのうち選択された任意の映像から
の光のみを通過させるような手段を使用することで、選
択された映像のみを利用者がみることができる。利用者
ごとに任意の映像を選択することができるので、空間を
共有しながら、複数の人がそれぞれ自己の好きな映像を
選択して楽しむことができる。
【0014】好ましくは、映像多重化装置はさらに、映
像データに基づいて、複数の映像信号に付随する音声信
号を生成するための手段を含む。
像データに基づいて、複数の映像信号に付随する音声信
号を生成するための手段を含む。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。以下の説明では、映像データの用途として
映画を想定するが、本発明が映画に限らず、一般的な映
像データに適用可能なことはいうまでもない。
て説明する。以下の説明では、映像データの用途として
映画を想定するが、本発明が映画に限らず、一般的な映
像データに適用可能なことはいうまでもない。
【0016】図1を参照して、本発明の一実施の形態に
かかる映画上映システム20は、人工衛星を通じて、デ
ジタル化され、符号化されたデジタル映画データの配信
を受ける衛星放送受信部30と、衛星放送受信部30に
よって受信された複数個のデジタル映画のデータを記憶
するための上映データ記憶部22と、映画が投影される
スクリーン28と、スクリーン28上にデジタル映画の
画像を投影するためのプロジェクタ26と、上映データ
記憶部22から上映予定のデジタル映画データを読出
し、一定周期で時分割的にプロジェクタ26に与えるこ
とにより、スクリーン28上に時分割(マルチプレック
ス)で複数のデジタル映画の画像を投影させる処理を行
なうためのマルチプレックスシネマ上映装置24とを含
む。
かかる映画上映システム20は、人工衛星を通じて、デ
ジタル化され、符号化されたデジタル映画データの配信
を受ける衛星放送受信部30と、衛星放送受信部30に
よって受信された複数個のデジタル映画のデータを記憶
するための上映データ記憶部22と、映画が投影される
スクリーン28と、スクリーン28上にデジタル映画の
画像を投影するためのプロジェクタ26と、上映データ
記憶部22から上映予定のデジタル映画データを読出
し、一定周期で時分割的にプロジェクタ26に与えるこ
とにより、スクリーン28上に時分割(マルチプレック
ス)で複数のデジタル映画の画像を投影させる処理を行
なうためのマルチプレックスシネマ上映装置24とを含
む。
【0017】このシステムはさらに、各観客席に対応し
て設けられ、マルチプレックスシネマ上映装置24によ
り与えられるタイミング信号に応答し、一定周期でかつ
所定期間だけ各観客32A、32Bがスクリーン28を
見ることができるような電子的なシャッターが設けられ
た眼鏡40と、各観客席に対応して設けられ、マルチプ
レックスシネマ上映装置から与えられる映画の音声デー
タを再生するヘッドホンが一体となったコントローラ4
2とを含む。後述するようにコントローラ42には、各
観客32A,32Bが自分の好みの映画を選択するため
の選択スイッチが設けられている。マルチプレックスシ
ネマ上映装置24は、各観客32A、32Bなどによっ
て指定された音声データを、そのコントローラに対して
送信する機能を持つ。
て設けられ、マルチプレックスシネマ上映装置24によ
り与えられるタイミング信号に応答し、一定周期でかつ
所定期間だけ各観客32A、32Bがスクリーン28を
見ることができるような電子的なシャッターが設けられ
た眼鏡40と、各観客席に対応して設けられ、マルチプ
レックスシネマ上映装置から与えられる映画の音声デー
タを再生するヘッドホンが一体となったコントローラ4
2とを含む。後述するようにコントローラ42には、各
観客32A,32Bが自分の好みの映画を選択するため
の選択スイッチが設けられている。マルチプレックスシ
ネマ上映装置24は、各観客32A、32Bなどによっ
て指定された音声データを、そのコントローラに対して
送信する機能を持つ。
【0018】図2を参照して、マルチプレックスシネマ
上映装置24は、上映データ記憶部22に記憶されたデ
ジタル映画データのうち、上映する各チャンネルに対応
した複数個のデジタル映画データを読み出すためのスイ
ッチ50と、各チャンネルごとに設けられ、スイッチ5
0によって選択されたデジタル映画データを復号化し、
映像信号と音声信号とを出力するための複数個のデコー
ダ60A〜60Gと、デコーダ60A〜60Gから出力
される各チャンネルの映画データを受けるように接続さ
れる複数個の入力と、さらに後述するようにこれらチャ
ンネルの番組案内などの情報を受けるように接続される
入力とを有し、これら入力をそれぞれ一定周期ごとに、
一定期間だけ順次選択してマルチプレックス映像信号6
6として出力しプロジェクタ26(図1)に与えるため
のマルチプレクサ62とを含む。
上映装置24は、上映データ記憶部22に記憶されたデ
ジタル映画データのうち、上映する各チャンネルに対応
した複数個のデジタル映画データを読み出すためのスイ
ッチ50と、各チャンネルごとに設けられ、スイッチ5
0によって選択されたデジタル映画データを復号化し、
映像信号と音声信号とを出力するための複数個のデコー
ダ60A〜60Gと、デコーダ60A〜60Gから出力
される各チャンネルの映画データを受けるように接続さ
れる複数個の入力と、さらに後述するようにこれらチャ
ンネルの番組案内などの情報を受けるように接続される
入力とを有し、これら入力をそれぞれ一定周期ごとに、
一定期間だけ順次選択してマルチプレックス映像信号6
6として出力しプロジェクタ26(図1)に与えるため
のマルチプレクサ62とを含む。
【0019】マルチプレックス上映装置24はさらに、
コントローラ42、スイッチ50、デコーダ60A〜6
0Gおよびマルチプレクサ66を制御するための多重化
制御回路64と、それぞれ多重化制御回路64により制
御され、デコーダ60A〜60Gから出力された各チャ
ンネルの符号化された音声データのうち、観客によって
選択されたチャンネルの音声データを選択して各コント
ローラ42に音声信号72A〜72N(以下単に「音声
信号72」と呼ぶ。)として送信するためのマルチプレ
クサ68A〜68Nとを含む。
コントローラ42、スイッチ50、デコーダ60A〜6
0Gおよびマルチプレクサ66を制御するための多重化
制御回路64と、それぞれ多重化制御回路64により制
御され、デコーダ60A〜60Gから出力された各チャ
ンネルの符号化された音声データのうち、観客によって
選択されたチャンネルの音声データを選択して各コント
ローラ42に音声信号72A〜72N(以下単に「音声
信号72」と呼ぶ。)として送信するためのマルチプレ
クサ68A〜68Nとを含む。
【0020】多重化制御回路64は、後述するように各
コントローラからのチャンネル選択信号70と、図示し
ない操作パネルを用いて入力される上映映画選択信号と
を受け、上映映画選択信号により選択された映画データ
のみ読み出すようにスイッチ50を制御する。また多重
化制御回路64は、デコーダ60A〜60Gのデコード
処理の開始、終了を制御する。さらに多重化制御回路6
4は、マルチプレクサ62が一定周期でデコーダ60A
〜60Gの出力を順次選択するように、マルチプレクサ
62を制御する。多重化制御回路64はまた、各コント
ローラに対して、眼鏡40のシャッタの開閉タイミング
をチャンネルごとに適切に決定するためのタイミング信
号を送出する機能を持つ。このタイミング信号により決
定されるシャッターのオン、オフのタイミングは、マル
チプレクサ62による各チャンネルの選択と同期するよ
うになっている。このタイミング信号は、各コントロー
ラへの音声信号72に多重化されて送信される。
コントローラからのチャンネル選択信号70と、図示し
ない操作パネルを用いて入力される上映映画選択信号と
を受け、上映映画選択信号により選択された映画データ
のみ読み出すようにスイッチ50を制御する。また多重
化制御回路64は、デコーダ60A〜60Gのデコード
処理の開始、終了を制御する。さらに多重化制御回路6
4は、マルチプレクサ62が一定周期でデコーダ60A
〜60Gの出力を順次選択するように、マルチプレクサ
62を制御する。多重化制御回路64はまた、各コント
ローラに対して、眼鏡40のシャッタの開閉タイミング
をチャンネルごとに適切に決定するためのタイミング信
号を送出する機能を持つ。このタイミング信号により決
定されるシャッターのオン、オフのタイミングは、マル
チプレクサ62による各チャンネルの選択と同期するよ
うになっている。このタイミング信号は、各コントロー
ラへの音声信号72に多重化されて送信される。
【0021】図3を参照して、コントローラ42は、マ
ルチプレックスシネマ上映装置24からの音声信号72
から音声データとタイミング信号とを分離するための分
離器86と、分離器86から出力される音声データをデ
コードし、ステレオのアナログ音声信号として出力する
ための音声デコーダ88と、音声デコーダ88の出力す
るアナログ音声信号を増幅してヘッドホンのスピーカ4
4Rおよび44Lに出力するアンプ90と、アンプ90
による増幅率を調節するためのボリュームスイッチ92
とを含む。
ルチプレックスシネマ上映装置24からの音声信号72
から音声データとタイミング信号とを分離するための分
離器86と、分離器86から出力される音声データをデ
コードし、ステレオのアナログ音声信号として出力する
ための音声デコーダ88と、音声デコーダ88の出力す
るアナログ音声信号を増幅してヘッドホンのスピーカ4
4Rおよび44Lに出力するアンプ90と、アンプ90
による増幅率を調節するためのボリュームスイッチ92
とを含む。
【0022】コントローラ42はさらに、分離器86に
よって分離されたタイミング信号を受け、このタイミン
グ信号に同期したクロック信号を発生するためのクロッ
ク82と、観客が自己の見たいチャンネルを選択するた
めのチャンネル選択スイッチ94と、クロック82から
与えられるクロック信号に基づき、チャンネル選択スイ
ッチ94によって選択されたチャンネルの映像を見るこ
とができるように眼鏡40の両レンズ40Rおよび40
Lのシャッターのオン、オフのタイミングを定めるゲー
ト制御信号を発生するためのタイミング部84と、チャ
ンネル選択スイッチ94によって選択されたチャンネル
を示す信号をチャンネル選択信号70としてマルチプレ
ックスシネマ上映装置24に送信するための送信部80
とを含む。
よって分離されたタイミング信号を受け、このタイミン
グ信号に同期したクロック信号を発生するためのクロッ
ク82と、観客が自己の見たいチャンネルを選択するた
めのチャンネル選択スイッチ94と、クロック82から
与えられるクロック信号に基づき、チャンネル選択スイ
ッチ94によって選択されたチャンネルの映像を見るこ
とができるように眼鏡40の両レンズ40Rおよび40
Lのシャッターのオン、オフのタイミングを定めるゲー
ト制御信号を発生するためのタイミング部84と、チャ
ンネル選択スイッチ94によって選択されたチャンネル
を示す信号をチャンネル選択信号70としてマルチプレ
ックスシネマ上映装置24に送信するための送信部80
とを含む。
【0023】送信部80は、基本的には、チャンネルが
切替えられたときにのみ、自己を識別する符号とともに
チャンネル選択信号70をマルチプレックスシネマ上映
装置に送信する機能を持つ。したがって、チャンネル選
択信号70を送信するためのデータ線は、複数のコント
ローラで共通に用いることができる。
切替えられたときにのみ、自己を識別する符号とともに
チャンネル選択信号70をマルチプレックスシネマ上映
装置に送信する機能を持つ。したがって、チャンネル選
択信号70を送信するためのデータ線は、複数のコント
ローラで共通に用いることができる。
【0024】この映画上映システム20は以下のように
動作する。衛星放送受信部30は、予め定められたスケ
ジュールにしたがって各種のデジタル映画データを受信
し、上映データ記憶部に与える。上映データ記憶部は、
このデジタル映画データをインデックスとともに記憶す
る。
動作する。衛星放送受信部30は、予め定められたスケ
ジュールにしたがって各種のデジタル映画データを受信
し、上映データ記憶部に与える。上映データ記憶部は、
このデジタル映画データをインデックスとともに記憶す
る。
【0025】マルチプレックスシネマ上映装置24が起
動すると、多重化制御装置64は、予め設定されていた
デジタル映画データを選択して、それぞれ所定のチャン
ネルのデコーダに接続するようにスイッチ50を制御す
る。操作者が図示しない操作パネルを用いてデジタル映
画データの選択を変更することができる。多重化制御装
置64はこのとき、各チャンネルと、そのチャンネルで
放映される映画とを番組表の形で一つのチャンネルの映
画データとし、マルチプレクサ62に与える。
動すると、多重化制御装置64は、予め設定されていた
デジタル映画データを選択して、それぞれ所定のチャン
ネルのデコーダに接続するようにスイッチ50を制御す
る。操作者が図示しない操作パネルを用いてデジタル映
画データの選択を変更することができる。多重化制御装
置64はこのとき、各チャンネルと、そのチャンネルで
放映される映画とを番組表の形で一つのチャンネルの映
画データとし、マルチプレクサ62に与える。
【0026】多重化制御回路64は、デコーダ60A〜
60Gに起動をかける。デコーダ60A〜60Gはそれ
ぞれ、スイッチ50から与えられるデジタル映画データ
の中の映画データについては、これを復号化してRGB
の3つの映像信号に変換しマルチプレクサ62に与え
る。デコーダ60A〜60Gはそれぞれ、デジタル映画
データ中の音声データについては、これを取り出し符号
データのまま多重化制御回路64に与える。
60Gに起動をかける。デコーダ60A〜60Gはそれ
ぞれ、スイッチ50から与えられるデジタル映画データ
の中の映画データについては、これを復号化してRGB
の3つの映像信号に変換しマルチプレクサ62に与え
る。デコーダ60A〜60Gはそれぞれ、デジタル映画
データ中の音声データについては、これを取り出し符号
データのまま多重化制御回路64に与える。
【0027】多重化制御回路64は、各コントローラか
らのチャンネル選択信号に応じて、マルチプレクサ68
を制御して各コントローラにそれぞれ適切なチャンネル
の音声データが送信されるようにする。多重化制御回路
64はまた、内部でタイミング信号を生成し、このタイ
ミング信号に基づいてマルチプレクサ62を制御して各
チャンネルの信号を順次一定周期で選択するようにさせ
る。一方で多重化制御回路64は、このタイミング信号
を各コントローラに送信される音声データに多重化す
る。
らのチャンネル選択信号に応じて、マルチプレクサ68
を制御して各コントローラにそれぞれ適切なチャンネル
の音声データが送信されるようにする。多重化制御回路
64はまた、内部でタイミング信号を生成し、このタイ
ミング信号に基づいてマルチプレクサ62を制御して各
チャンネルの信号を順次一定周期で選択するようにさせ
る。一方で多重化制御回路64は、このタイミング信号
を各コントローラに送信される音声データに多重化す
る。
【0028】この多重化制御回路64の働きにより、ス
クリーン28上には、各チャンネルのカラー映像が一定
周期で、かつ一定期間ずつ順次表示される。この画像
は、複数の映像が時分割で多重化されたものなので、そ
のままでは肉眼でその内容を確認することはできない。
しかし、以下に述べるコントローラ42の機能により、
眼鏡40をかけた観客には、自己の選択したチャンネル
の映像のみが見えることになる。
クリーン28上には、各チャンネルのカラー映像が一定
周期で、かつ一定期間ずつ順次表示される。この画像
は、複数の映像が時分割で多重化されたものなので、そ
のままでは肉眼でその内容を確認することはできない。
しかし、以下に述べるコントローラ42の機能により、
眼鏡40をかけた観客には、自己の選択したチャンネル
の映像のみが見えることになる。
【0029】図3を参照して、分離器86は、マルチプ
レックスシネマ上映装置24から送信されてくる音声デ
ータから、タイミング信号を分離してクロック82に送
る。音声データそのものは音声デコーダ88に与えられ
る。クロック82は、タイミング信号に同期したクロッ
ク信号を発生し、タイミング部84と送信部80とに与
える。タイミング部84は、このクロック信号と、観客
が選択したチャンネルとに基づいて、どのタイミングで
眼鏡40のシャッターをオン、オフするかを制御するゲ
ート制御信号を生成し眼鏡40に与える。ゲート制御信
号は、オンのときには第1の値、たとえば所定のハイレ
ベルの電圧をとり、オフのときには第2の値、たとえば
所定のローレベルの電圧をとる。眼鏡40のシャッター
は、選択されたチャンネルの映像が表示されているとき
(ゲート制御信号が第1の値のとき)には開き、それ以
外のチャンネルの映像が表示されているとき(ゲート制
御信号が第2の値のとき)には閉じる。したがって、観
客にはスクリーン28上に、あたかも自己が選択したチ
ャンネルの映像のみが表示されているように見える。
レックスシネマ上映装置24から送信されてくる音声デ
ータから、タイミング信号を分離してクロック82に送
る。音声データそのものは音声デコーダ88に与えられ
る。クロック82は、タイミング信号に同期したクロッ
ク信号を発生し、タイミング部84と送信部80とに与
える。タイミング部84は、このクロック信号と、観客
が選択したチャンネルとに基づいて、どのタイミングで
眼鏡40のシャッターをオン、オフするかを制御するゲ
ート制御信号を生成し眼鏡40に与える。ゲート制御信
号は、オンのときには第1の値、たとえば所定のハイレ
ベルの電圧をとり、オフのときには第2の値、たとえば
所定のローレベルの電圧をとる。眼鏡40のシャッター
は、選択されたチャンネルの映像が表示されているとき
(ゲート制御信号が第1の値のとき)には開き、それ以
外のチャンネルの映像が表示されているとき(ゲート制
御信号が第2の値のとき)には閉じる。したがって、観
客にはスクリーン28上に、あたかも自己が選択したチ
ャンネルの映像のみが表示されているように見える。
【0030】なおこの場合、観客にスクリーンが見える
のは、そのチャンネルに割当てられた短い期間のみとな
る。たとえば、映像の1フレームが1/30秒で表示さ
れ、かつ8チャンネルの映像が多重化されていれば、1
チャンネルの1回あたりの表示時間は1/(30×8)
=1/240秒となる。そのため、プロジェクタ26に
よる投影光量が大きくないと、映像が暗く見えてしま
う。したがって、プロジェクタ26としては、できるだ
け強い光を投射することができるもの、たとえばデジタ
ルミラーデバイスを用いたものなどが好ましい。もちろ
ん、上映するホールの中は暗くするので、投射光量が比
較的小さなものでもよい場合がある。
のは、そのチャンネルに割当てられた短い期間のみとな
る。たとえば、映像の1フレームが1/30秒で表示さ
れ、かつ8チャンネルの映像が多重化されていれば、1
チャンネルの1回あたりの表示時間は1/(30×8)
=1/240秒となる。そのため、プロジェクタ26に
よる投影光量が大きくないと、映像が暗く見えてしま
う。したがって、プロジェクタ26としては、できるだ
け強い光を投射することができるもの、たとえばデジタ
ルミラーデバイスを用いたものなどが好ましい。もちろ
ん、上映するホールの中は暗くするので、投射光量が比
較的小さなものでもよい場合がある。
【0031】音声デコーダ88は、分離器86から与え
られる符号化された音声データを復号してアナログの音
声信号を発生しアンプ90に与える。音声信号はアンプ
90によって増幅され、スピーカ44Rおよび44Lで
音声に変換される。音量はボリュームスイッチ92を操
作することにより自由に調整することができる。
られる符号化された音声データを復号してアナログの音
声信号を発生しアンプ90に与える。音声信号はアンプ
90によって増幅され、スピーカ44Rおよび44Lで
音声に変換される。音量はボリュームスイッチ92を操
作することにより自由に調整することができる。
【0032】チャンネルを変える場合には、チャンネル
選択スイッチ94を操作する。チャンネルが切替えられ
ると、送信部80はその新しいチャンネルと自己を識別
する符号とを組にしてチャンネル選択信号70としてマ
ルチプレックスシネマ上映装置24に与える。マルチプ
レックス上映装置24は、このチャンネル選択信号に応
答して当該コントローラに対して与える音声信号を新し
いチャンネルのものに切替える。
選択スイッチ94を操作する。チャンネルが切替えられ
ると、送信部80はその新しいチャンネルと自己を識別
する符号とを組にしてチャンネル選択信号70としてマ
ルチプレックスシネマ上映装置24に与える。マルチプ
レックス上映装置24は、このチャンネル選択信号に応
答して当該コントローラに対して与える音声信号を新し
いチャンネルのものに切替える。
【0033】こうして、本実施の形態にかかる映画上映
システムでは、同じ場所で、観客ごとに、別々の映画を
見ることができる。隣の人と空間を共有しながら別々の
映画を見ることができるので、旧来のシネマコンプレッ
クスのようにグループ内の人が別々の場所に分散する必
要はない。近くの人とお互いに話すことも可能なので、
たとえば人が見ていた面白そうなチャンネルを一時的に
見ることが可能となり、今までにない映画の楽しみ方を
提供することができる。
システムでは、同じ場所で、観客ごとに、別々の映画を
見ることができる。隣の人と空間を共有しながら別々の
映画を見ることができるので、旧来のシネマコンプレッ
クスのようにグループ内の人が別々の場所に分散する必
要はない。近くの人とお互いに話すことも可能なので、
たとえば人が見ていた面白そうなチャンネルを一時的に
見ることが可能となり、今までにない映画の楽しみ方を
提供することができる。
【0034】なお、一つの施設で上映できるチャンネル
数は、プロジェクタ26の性能および眼鏡40のシャッ
ターの性能により制限されるが、逆にいえばそれらの性
能が許す範囲で数多くのチャンネルの映像を同じ場所で
上映することができる。
数は、プロジェクタ26の性能および眼鏡40のシャッ
ターの性能により制限されるが、逆にいえばそれらの性
能が許す範囲で数多くのチャンネルの映像を同じ場所で
上映することができる。
【0035】また上記した実施の形態では、マルチプレ
ックスシネマ上映装置は予め定められた(施設の操作員
により指定された)番組のみを上映するとともに、すべ
てのチャンネルが常に利用されている。しかし本発明は
そのような実施の形態には限定されない。たとえば、観
客が選択したチャンネルのみを動的にスイッチ50で選
択するようにしてもよい。この場合、選択されたデジタ
ル映画データの総数がチャンネル数より小さくなること
も有り得る。その場合には、余ったチャンネルは休止さ
せてもよいし、他のチャンネルで上映されている映画を
時間をずらせて上映するようにしてもよい。また、一つ
の映画で二つのチャンネルを使用し、左目による画像を
一方のチャンネルで、右目用の画像を他方のチャンネル
で上映することにより、3D画像を実現するようにして
もよい。この場合には、眼鏡の左右のシャッターをそれ
ぞれのチャンネルに同期してオン、オフするように制御
する。
ックスシネマ上映装置は予め定められた(施設の操作員
により指定された)番組のみを上映するとともに、すべ
てのチャンネルが常に利用されている。しかし本発明は
そのような実施の形態には限定されない。たとえば、観
客が選択したチャンネルのみを動的にスイッチ50で選
択するようにしてもよい。この場合、選択されたデジタ
ル映画データの総数がチャンネル数より小さくなること
も有り得る。その場合には、余ったチャンネルは休止さ
せてもよいし、他のチャンネルで上映されている映画を
時間をずらせて上映するようにしてもよい。また、一つ
の映画で二つのチャンネルを使用し、左目による画像を
一方のチャンネルで、右目用の画像を他方のチャンネル
で上映することにより、3D画像を実現するようにして
もよい。この場合には、眼鏡の左右のシャッターをそれ
ぞれのチャンネルに同期してオン、オフするように制御
する。
【0036】また、上記した実施の形態のシステムで
は、衛星放送から受信したデジタル映画データを一旦上
映データ記憶部22に記憶する。しかし本発明はそのよ
うな実施の形態には限定されない。たとえば、衛星放送
より受信したデータをそのままマルチプレックスシネマ
上映装置24に与えるようにしてもよい。また、有線に
よりデジタル映画データを配信したり、物理的に記録媒
体を移動することによりデジタル映画データを配信した
りしてもよい。
は、衛星放送から受信したデジタル映画データを一旦上
映データ記憶部22に記憶する。しかし本発明はそのよ
うな実施の形態には限定されない。たとえば、衛星放送
より受信したデータをそのままマルチプレックスシネマ
上映装置24に与えるようにしてもよい。また、有線に
よりデジタル映画データを配信したり、物理的に記録媒
体を移動することによりデジタル映画データを配信した
りしてもよい。
【0037】また本実施の形態の装置では、マルチプレ
ックスシネマ上映装置はある映画がホール内のどれだけ
の数の観客によって見られているかを調べることができ
る。したがって、たとえばこれを全国的(または世界
的)に集計することにより、映画の製作面での有用なデ
ータを得ることが可能になる。
ックスシネマ上映装置はある映画がホール内のどれだけ
の数の観客によって見られているかを調べることができ
る。したがって、たとえばこれを全国的(または世界
的)に集計することにより、映画の製作面での有用なデ
ータを得ることが可能になる。
【0038】また、本実施の形態の装置は、旧来のシネ
マコンプレックスを置き換えるものとして説明したが、
シネマコンプレックスの中の一つのホールとしてこのよ
うなものを設けても良い。航空機の中での映画の上映に
本発明が適用可能であることはいうまでもない。
マコンプレックスを置き換えるものとして説明したが、
シネマコンプレックスの中の一つのホールとしてこのよ
うなものを設けても良い。航空機の中での映画の上映に
本発明が適用可能であることはいうまでもない。
【0039】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【図1】 本発明の一実施の形態にかかる映画上映シス
テムの模式図である。
テムの模式図である。
【図2】 マルチプレックスシネマ上映装置のブロック
図である。
図である。
【図3】 コントローラのブロック図である。
20 映画上映システム、22 上映データ記憶部、2
4 マルチプレックスシネマ上映装置、26 プロジェ
クタ、28 スクリーン、30 衛星放送受信部、40
眼鏡、42 コントローラ、50 スイッチ、60A
〜60G デコーダ、62,68A〜68N マルチプ
レクサ、64 多重化制御回路、80送信部、82 ク
ロック、84 タイミング部、86 分離器、88 音
声デコーダ、90 アンプ、92 ボリュームスイッ
チ、94 チャンネル選択スイッチ。
4 マルチプレックスシネマ上映装置、26 プロジェ
クタ、28 スクリーン、30 衛星放送受信部、40
眼鏡、42 コントローラ、50 スイッチ、60A
〜60G デコーダ、62,68A〜68N マルチプ
レクサ、64 多重化制御回路、80送信部、82 ク
ロック、84 タイミング部、86 分離器、88 音
声デコーダ、90 アンプ、92 ボリュームスイッ
チ、94 チャンネル選択スイッチ。
Claims (6)
- 【請求項1】 デジタル化された映像データに基づい
て、複数の映像が所定のタイミング信号に基づいて多重
化された多重化映像を表示するための多重化映像表示手
段と、 前記タイミング信号に基づいて、前記複数の映像のうち
選択されたものに同期して多重化映像からの光のみを通
過させるように光の通過および遮断を制御するための光
ゲート手段とを含む、映像上映システム。 - 【請求項2】 前記多重化映像表示手段は、 前記デジタル化された映像データを供給する映像データ
供給手段と、 前記映像データ供給手段により供給された映像データに
基づいて、複数の映像信号を生成するための映像信号生
成手段と、 前記複数の映像信号を前記タイミング信号に基づいて時
分割多重して多重化映像信号を生成するための多重化手
段と、 前記多重化手段から前記多重化映像信号を受け、前記多
重化映像信号により表わされる映像を表示するための映
像表示手段とを含む、請求項1に記載の映像上映システ
ム。 - 【請求項3】 前記光ゲート手段は、 前記タイミング信号に基づいて、所定の映像が表示され
る期間には第1の値を、前記期間以外の期間には第2の
値を、それぞれとるゲート制御信号を発生するためのゲ
ート制御信号発生手段と、 前記ゲート制御信号を受け、前記ゲート制御信号が前記
第1をとるときには光を通過させ、前記ゲート制御信号
が前記第2の値をとるときには光を遮断する光シャッタ
ーを有する眼鏡型の装置とを含む、請求項1または2に
記載の映像上映システム。 - 【請求項4】 複数個の前記光ゲート手段を含み、 前記複数個の光ゲート手段の各々は、 前記複数の映像のうちの任意の映像を選択するために利
用者が操作するためのチャンネル選択スイッチをさらに
含み、 前記ゲート制御信号発生手段は、前記チャンネル選択ス
イッチにより選択された映像に同期して動作する、請求
項3記載の映像上映システム。 - 【請求項5】 デジタル化された映像データに基づい
て、複数の映像が所定のタイミング信号に基づいて多重
化された多重化映像を表示するための多重化映像信号を
生成する映像多重化装置であって、 前記デジタル化された映像データを供給する映像データ
供給手段と、 前記映像データ供給手段により供給された映像データに
基づいて、複数の映像信号を生成するための映像信号生
成手段と、 前記複数の映像信号を前記タイミング信号に基づいて時
分割多重して多重化映像信号を生成するための多重化手
段とを含む、映像多重化装置。 - 【請求項6】 さらに、映像データ供給手段により供給
される映像データに基づいて、前記複数の映像信号に付
随する音声信号を発生するための手段を含む、請求項5
に記載の映像多重化装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001269792A JP2003078843A (ja) | 2001-09-06 | 2001-09-06 | 映像上映システムおよびそのための映像多重化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001269792A JP2003078843A (ja) | 2001-09-06 | 2001-09-06 | 映像上映システムおよびそのための映像多重化装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003078843A true JP2003078843A (ja) | 2003-03-14 |
Family
ID=19095544
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001269792A Withdrawn JP2003078843A (ja) | 2001-09-06 | 2001-09-06 | 映像上映システムおよびそのための映像多重化装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003078843A (ja) |
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006121136A (ja) * | 2004-10-19 | 2006-05-11 | All Nippon Airways Co Ltd | 航空機用放送システム |
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JP2011135604A (ja) * | 2009-11-30 | 2011-07-07 | Sharp Corp | 表示制御装置 |
JP2011221151A (ja) * | 2010-04-06 | 2011-11-04 | Akihiko Shirai | 情報表示装置 |
JP2011229146A (ja) * | 2010-04-16 | 2011-11-10 | Samsung Electronics Co Ltd | ディスプレイ装置および3dメガネ、そしてこれを含むディスプレイシステム |
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-
2001
- 2001-09-06 JP JP2001269792A patent/JP2003078843A/ja not_active Withdrawn
Cited By (20)
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CN106445105B (zh) * | 2016-08-29 | 2023-05-19 | 黄元其 | 一种可穿戴式的输入输出系统 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20081202 |