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JP2003077843A - 半導体装置の製造方法、半導体装置の製造装置、半導体装置の製造システム、および半導体製造装置のクリーニング方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法、半導体装置の製造装置、半導体装置の製造システム、および半導体製造装置のクリーニング方法

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JP2003077843A
JP2003077843A JP2001265143A JP2001265143A JP2003077843A JP 2003077843 A JP2003077843 A JP 2003077843A JP 2001265143 A JP2001265143 A JP 2001265143A JP 2001265143 A JP2001265143 A JP 2001265143A JP 2003077843 A JP2003077843 A JP 2003077843A
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JP
Japan
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monitoring
light
semiconductor device
processed
processing chamber
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JP2001265143A
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Akito Yamamoto
明人 山本
Takashi Nakao
隆 中尾
Yuichi Mikata
裕一 見方
Yoshitaka Tsunashima
祥隆 綱島
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Priority to CNB021602948A priority patent/CN1299323C/zh
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    • H01L21/67005Apparatus not specifically provided for elsewhere
    • H01L21/67242Apparatus for monitoring, sorting or marking
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  • Drying Of Semiconductors (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】処理の種類に拘らず、処理環境の制約を受け難
く、かつ処理精度を向上でき、また適正な状態で処理を
行うことができ、良質な半導体装置を容易に得ることが
できる半導体装置の製造方法および製造装置を提供す
る。 【解決手段】所定波長を含む光が透過および反射可能な
材料によって形成されたモニタリング部29と、このモ
ニタリング部29に向けて所定波長を含む光を照射する
光照射部16、モニタリング部29における照射光の反
射光を受光する受光部30、照射光、および反射光を、
反応容器2内の雰囲気および反応容器2内に導入される
物質から隔離するように形成された光路保護体15と、
を備えたモニタリング装置8を、モニタリング部29の
外側が反応容器2内に晒されるように配置して処理を開
始する。反射光の強度を測定してモニタリング部29に
堆積する堆積物の堆積量に基づいてウェーハ3上に堆積
する膜の厚さを求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置の製造
方法および製造装置、半導体装置の製造システム、なら
びに半導体製造装置のクリーニング方法に関し、特にC
VD法などの半導体製造プロセスにおける成膜プロセス
に用いられる半導体装置の製造方法および製造装置、半
導体装置の製造システム、ならびに半導体製造装置のク
リーニング方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般の半導体製造プロセスにおける成膜
プロセスでは、成膜装置によって被処理体としてのウェ
ーハの上に所望の薄膜を形成する。その後、形成された
薄膜が所望の膜厚を有しているか否かを調べるために、
成膜装置の反応容器(処理室)の内部からウェーハを取
り出し、成膜装置とは別体の膜厚測定器によって膜厚を
測定する。
【0003】近年、より高い精度で膜厚を制御したり、
あるいは半導体装置の生産効率を向上させたりするため
に、成膜工程と併行して(In-situで)膜厚測定を行う
半導体製造装置が考えられている。例えば、特開平4−
82214号公報に開示されている半導体製造装置で
は、石英チャンバー(処理室)内に配置された成膜中の
ウェーハに石英チャンバーの外側からレーザー光を照射
し、薄膜内の光干渉による反射強度を石英チャンバーの
外側で測定することにより、ウェーハ上に堆積した薄膜
の膜厚を成膜工程と併行して測定する発明が提案されて
いる。
【0004】また、特開平4−343220号公報に開
示されている減圧CVD装置では、ウェーハを載置した
ポートとともに石英板を炉心管(処理室)の内部に配置
し、成膜開始とともにハロゲンランプの光を石英板に照
射する。石英板からの透過光の強度変化を検出すること
により、成膜中に石英板上に堆積する膜の厚さを測定す
る。石英板上に堆積する膜の厚さを、予め得られている
成膜条件と成膜中に逐次照らし合わせることにより、ウ
ェーハ上に堆積した薄膜の膜厚を成膜工程と併行して間
接的に測定する。
【0005】また、より良質な薄膜を形成するために、
ウェーハが収容される処理室の内部を清浄するクリーニ
ング機構を備える半導体製造装置が考えられている。例
えば、特開平4−206822号公報に開示されている
半導体製造装置では、石英などから形成された反応管
(処理室)の内部にエッチングガスを導入することによ
り、反応管の内壁に堆積した膜をエッチングしてクリー
ニングする。この際、反応管の外側に配置されたレーザ
ー光照射装置から反応管の内部を通過するようにレーザ
ー光を照射し、反応管を挟んでレーザー光照射装置と対
向する位置に配置されているディテクターによって反応
管を透過したレーザー光の強度の変化をモニタリング
(観測)する。エッチング作業の終了間際では反応管上
の堆積膜は薄いので、透過したレーザー光の強度は増大
する。堆積膜が反応管上から無くなると、透過したレー
ザー光の強度は略一定の大きさになる。これにより、反
応管の内部がクリーニングされたことが確認され、エッ
チング作業の終点を検出する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、特開
平4−82214号公報、特開平4−343220号公
報、および特開平4−206822号公報に開示されて
いる各発明は、次に述べるように、大きく分けて装置構
成(処理環境、実施環境)および測定精度の2点で問題
を有している。
【0007】前記各発明のように、測定光(レーザー光
等)が処理室の内部を通過する構成においては、処理室
の内部に光路を確保する必要がある。ところが、ウェー
ハの温度変化、処理室内に導入されたガス、および処理
室内の雰囲気などは、測定精度を低下させるノイズの原
因となる。したがって、測定光の情報にノイズが載らな
いように、光路は光学的に十分に安定している位置に設
けなければならない。このため、処理室に対する構造的
な制約が生じ易い。また、少なくとも処理室内の光路に
当たる領域(空間)は光学的に十分に安定している必要
があるので、処理室内の雰囲気の状態、成膜処理に用い
る原料(ガス等)の成分、およびクリーニング用のガス
(エッチングガス)の成分などに制約が生じるおそれが
ある。ひいては、半導体製造装置(減圧CVD装置)の
使用条件に制約が生じるおそれがある。
【0008】また、特開平4−343220号公報に開
示されている発明では、処理室内に配置した石英板の上
に堆積した膜の厚さを測定することにより、ウェーハ上
に堆積した薄膜の膜厚を間接的に測定する。このような
間接的な測定方法を用いる場合、測定精度を向上させる
ために、一般には、石英板などの測定対象物は、できる
限りウェーハの近傍に配置される。ところが、前述した
ように、測定用の光路は光学的に十分に安定している必
要がある。このため、測定対象物および光路を含めた測
定系は、測定光がウェーハの温度変化などによる影響を
受け難い位置に配置される必要がある。したがって、測
定精度を向上させるために、ただ単純に測定対象物をウ
ェーハに近付けることは難しい。
【0009】また、測定対象物をウェーハに近付ける
と、測定対象物がウェーハ付近の成膜用ガスの適正な流
れを乱したり、あるいは測定対象物自体の温度変化が適
正な状態に設定されているウェーハ付近の雰囲気に影響
を与えたりするおそれがある。このように、測定精度を
向上させるために測定対象物を不用意にウェーハに近付
けると、かえってウェーハ上に形成される薄膜の膜質を
低下させるおそれがある。このように、ウェーハ上に堆
積した薄膜の膜厚を間接的に測定する場合、測定系の設
定が困難であり、装置構成が複雑になり易い。
【0010】特に、特開平4−343220号公報に開
示されている発明のように、複数枚のウェーハ(半導体
基板)を一括で処理するバッチ式の処理装置において
は、互いに異なる位置に配置されたすべてのウェーハに
対する測定精度を同程度の高さに保持しつつ測定精度を
向上させることは、前述した構造的な問題との兼ね合い
などにより非常に困難である。
【0011】さらに、一般的なバッチ式の処理装置にお
いては、特開平4−82214号公報に開示されている
発明のように、成膜中にすべてのウェーハに測定光を直
接照射して、各ウェーハ上の薄膜の膜厚を直接測定する
ことは、構造的に非常に困難である。
【0012】本発明は、以上説明したような課題を解決
するためになされたものであり、その目的とするところ
は、処理の種類に拘らず、処理環境の制約を受け難く、
かつ処理精度を向上でき、また適正な状態で処理を行う
ことができ、良質な半導体装置を容易に得ることができ
る半導体装置の製造方法、半導体装置の製造装置、半導
体装置の製造システム、および半導体製造装置のクリー
ニング方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明に係る半導体装置の製造方法は、所定の処理
が施される被処理体が収容される処理室の内部に前記被
処理体を配置し、所定波長を含む光が透過および反射可
能な材料によって形成されたモニタリング部と、このモ
ニタリング部に向けて前記所定波長を含む光を照射する
光照射部、前記モニタリング部における前記照射光の反
射光を受光する受光部、前記照射光、および前記反射光
を、前記処理室内の雰囲気および前記処理室内に導入さ
れる物質から隔離するように形成された光路保護体と、
を備えたモニタリング装置を、少なくとも前記モニタリ
ング部の外側が前記処理室内に晒されるように配置し、
前記所定の処理を開始するとともに、前記反射光の特徴
量の測定を開始し、前記反射光の特徴量を測定すること
により、前記モニタリング部に堆積する堆積物の堆積量
を測定し、この堆積物の堆積量に基づいて前記被処理体
上に堆積する膜の厚さを求め、前記被処理体上に堆積す
る前記膜の厚さに基づいて前記所定の処理を制御しつ
つ、前記所定の処理を行うことを特徴とするものであ
る。
【0014】この半導体装置の製造方法においては、所
定波長を含む光が透過および反射可能な材料によって形
成されたモニタリング部と、このモニタリング部に向け
て所定波長を含む光を照射する光照射部、モニタリング
部における照射光の反射光を受光する受光部、照射光、
および反射光を、処理室内の雰囲気および処理室内に導
入される物質から隔離するように形成された光路保護体
と、を備えたモニタリング装置を、少なくとも前記モニ
タリング部の外側が処理室内に晒されるように配置した
状態で測定を行う。光照射部、照射光、反射光、および
受光部は光路保護体によって処理室内の雰囲気および処
理室内に導入される物質から隔離されているので、光照
射部、照射光、反射光、および受光部の状態が処理の種
類に左右されるおそれが殆どないとともに、その測定精
度が処理室内の雰囲気および処理室内に導入される物質
などによって低下するおそれの殆ど無い。また、処理室
内に光照射部、照射光、反射光、および受光部を設ける
必要が無いので、処理室の大きさおよび形状などからの
制約を受け難いとともに、光照射部、照射光、反射光、
および受光部が処理中の被処理体に影響を及ぼすおそれ
も殆ど無い。
【0015】また、前記課題を解決するために、本発明
に係る半導体装置の製造装置は、所定の処理が施される
被処理体が収容される処理室と、所定波長を含む光が透
過および反射可能な材料によって形成されたモニタリン
グ部、このモニタリング部に向けて前記所定波長を含む
光を照射する光照射部、前記モニタリング部における前
記照射光の反射光を受光する受光部、ならびに前記光照
射部、前記照射光、前記反射光、および前記受光部を前
記処理室内の雰囲気および前記処理室内に導入される物
質から隔離するように形成された光路保護体を備え、少
なくとも前記モニタリング部の外側が前記処理室内に晒
されるように配置されるモニタリング装置と、前記反射
光の特徴量を測定することにより、前記モニタリング部
に堆積する堆積物の堆積量を測定する堆積量測定装置
と、この堆積量測定装置が測定した前記堆積物の堆積量
に基づいて前記被処理体上に堆積する膜の厚さを求める
膜厚演算装置と、この膜厚演算装置が求めた前記被処理
体上に堆積する前記膜の厚さに基づいて前記所定の処理
を制御する処理制御装置と、を具備することを特徴とす
るものである。
【0016】この半導体装置の製造装置においては、所
定波長を含む光が透過および反射可能な材料によって形
成されたモニタリング部、このモニタリング部に向けて
前記所定波長を含む光を照射する光照射部、前記モニタ
リング部における前記照射光の反射光を受光する受光
部、ならびに前記光照射部、前記照射光、前記反射光、
および前記受光部を前記処理室内の雰囲気および前記処
理室内に導入される物質から隔離するように形成された
光路保護体を備え、少なくとも前記モニタリング部の外
側が前記処理室内に晒されるように配置されるモニタリ
ング装置を具備している。光照射部、照射光、反射光、
および受光部は光路保護体によって処理室内の雰囲気お
よび処理室内に導入される物質から隔離されているの
で、光照射部、照射光、反射光、および受光部の状態が
処理の種類に左右されるおそれが殆どないとともに、そ
の測定精度が処理室内の雰囲気および処理室内に導入さ
れる物質などによって低下するおそれの殆ど無い。ま
た、処理室内に光照射部、照射光、反射光、および受光
部を設ける必要が無いので、処理室の大きさおよび形状
などからの制約を受け難いとともに、光照射部、照射
光、反射光、および受光部が処理中の被処理体に影響を
及ぼすおそれも殆ど無い。
【0017】また、前記課題を解決するために、本発明
に係る半導体装置の製造システムは、本発明に係る半導
体装置の製造装置と、前記被処理体上に堆積する膜の厚
さのデータが格納されている被処理体用データベース部
と、前記モニタリング装置が測定した前記モニタリング
部に堆積する前記堆積物の堆積量のデータ、およびこの
堆積量データと前記被処理体上の膜厚データとの相関関
係を記述した相関パラメータが格納されるモニタリング
用データベース部と、を具備することを特徴とするもの
である。
【0018】この半導体装置の製造システムにおいて
は、本発明に係る半導体装置の製造装置を具備する。こ
れにより、光照射部、照射光、反射光、および受光部は
光路保護体によって処理室内の雰囲気および処理室内に
導入される物質から隔離されているので、光照射部、照
射光、反射光、および受光部の状態が処理の種類に左右
されるおそれが殆どないとともに、その測定精度が処理
室内の雰囲気および処理室内に導入される物質などによ
って低下するおそれの殆ど無い。また、処理室内に光照
射部、照射光、反射光、および受光部を設ける必要が無
いので、処理室の大きさおよび形状などからの制約を受
け難いとともに、光照射部、照射光、反射光、および受
光部が処理中の被処理体にが影響を及ぼすおそれも殆ど
無い。
【0019】さらに、前記課題を解決するために、本発
明に係る半導体製造装置のクリーニング方法は、本発明
に係る半導体装置の製造方法によって前記被処理体に前
記所定の処理を施した後、前記所定の処理が施された前
記被処理体を前記処理室の内部から取り出し、前記モニ
タリング部に堆積する堆積物の堆積量の測定値が0にな
るまで、前記モニタリング部に堆積する堆積物を除去可
能なクリーニング用ガスを前記処理室内に導入すること
を特徴とするものである。
【0020】この半導体製造装置のクリーニング方法に
おいては、モニタリング部に堆積する堆積物の堆積量の
測定値が0になるまで、モニタリング部に堆積する堆積
物を除去可能なクリーニング用ガスを処理室内に導入す
る。光照射部、照射光、反射光、および受光部は光路保
護体によって処理室内の雰囲気および処理室内に導入さ
れる物質から隔離されているので、光照射部、照射光、
反射光、および受光部の状態が処理の種類に左右される
おそれが殆どないとともに、その測定精度が処理室内の
雰囲気および処理室内に導入される物質などによって低
下するおそれの殆ど無い。また、処理室内に光照射部、
照射光、反射光、および受光部を設ける必要が無いの
で、処理室の大きさおよび形状などからの制約を受け難
いとともに、光照射部、照射光、反射光、および受光部
が処理中の被処理体に影響を及ぼすおそれも殆ど無い。
さらに、被処理体に対する所定の処理が適正な状態で施
されるように、処理に干渉するおそれのある余計な成分
を被処理体に処理を施し終わった後の処理室の内部から
排除して、処理室の内部を清浄な状態に保持できる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一つの実施の形態
に係る半導体装置の製造方法、半導体装置の製造装置、
半導体装置の製造システム、および半導体製造装置のク
リーニング方法を、図1〜図9に基づいて説明する。
【0022】まず、本発明の一実施形態に係る半導体装
置の製造装置としての成膜装置を、図1〜図3を参照し
つつ説明する。
【0023】図1は、本発明の一実施形態に係る半導体
装置の製造装置としての成膜装置1、具体的には、バッ
チ式の化学気相成長装置(CVD装置)1の概略構成を
示す縦断面図である。
【0024】図1に示すように、処理室としての反応容
器2は、反応容器2の内部を外部から遮断する外管2a
と、この外管2aの内部に設けられ、内側に被処理体と
してのウェーハ3が複数枚収容される内管2bとから構
成されている。また、反応容器2の外管2aの周囲に
は、反応容器2の内部の温度を所定の温度に調節するた
めの処理室温度調節装置としての反応容器用ヒータ9が
複数台設けられている。さらに、これら各反応容器用ヒ
ータ9の周囲は、各反応容器用ヒータ9によって温めら
れた反応容器2の内部の温度を保持するための複数個の
断熱材10によって囲まれている。各反応容器用ヒータ
9および各断熱材10は、反応容器2の内部の温度を略
均一に保持できるように配置されている。各反応容器用
ヒータ9は、後述する処理制御装置27に接続されてい
る。
【0025】ウェーハ(半導体基板)3は、被処理体支
持ポートとしてのウェーハ支持台5に積載された状態
で、反応容器2の内管2bの内側中央部に収容される。
ウェーハ3は、上下方向に沿って複数層に積層された状
態でウェーハ支持台5に積載される。また、それら各ウ
ェーハ3の上側および下側、すなわちウェーハ支持台5
の最上部および最下部には、モニタリング用の被処理体
としてのモニタリング用ウェーハ(サンプル基板)4
a,4bがそれぞれ1枚ずつ配置されている。ウェーハ
支持台5は、保温台11を介して処理室開閉部としての
反応容器ドア12に取り付けられている。
【0026】反応容器ドア12は、反応容器2の内側に
対向する側であるドア上部12aが石英により形成され
ているとともに、反応容器2の外側に対向する側である
ドア下部12bが金属により形成されており、2層構造
に構成されている。また、反応容器ドア12は、図示し
ないドア駆動用モータにより上下方向に沿って移動でき
るように設定されている。この上下動により、反応容器
2の内部へのウェーハ3の搬入(収容)、および反応容
器2の内部からのウェーハ3の搬出(取り出し)を行う
ことができる。
【0027】反応容器2には、化学気相成長(CVD
法)を行う際に、反応容器2の内部に処理用ガス(反応
ガス)を導入するためのガス導入管6が取り付けられて
いる。それとともに、反応容器2には、使用済みの処理
用ガスを、反応容器2の内部から反応容器2の外部へ排
出するためのガス排出管7が取り付けられている。処理
用ガスは、図1中破線で示すように、ガス導入管6を通
して反応容器2内に導入され、ウェーハ3が配置された
領域を通過した後、ガス排出管6より反応容器2の外へ
排出(排気)される。処理用ガスは、図示しないガス制
御装置としてのマスフローコントローラなどによってガ
ス導入管6内に送り込まれる。また、ガス排出管6に
は、図示しない排気ポンプ(真空ポンプ)や開閉弁(圧
力調整バルブ)などに接続されており、これらによって
使用済みの処理用ガスは、ガス排出管6を通して反応容
器2の外へ排出(排気)される。また、排気ポンプおよ
び開閉弁の作動状態を調節することにより、反応容器2
の内部を所定の圧力に設定して保持できる。
【0028】モニタリング装置としての膜厚モニタ8
は、本実施形態においては、反応容器ドア12をその厚
さ方向に貫通して、反応容器ドア12の下側から反応容
器2内に挿入するように設けられている。なお、この下
側膜厚モニタ8aとは別に、図1に示すように、反応容
器2の外管2aの上側から、他の膜厚モニタ8(上側膜
厚モニタ8b)を反応容器2内に挿入するように設けて
も構わない。あるいは、下側膜厚モニタ8aおよび上側
膜厚モニタ8bを同時に使用しても構わない。さらに
は、それら両膜厚モニタ8a,8b以外にも図示しない
他の膜厚モニタを複数個設けて、それらを同時に使用し
ても構わない。
【0029】例えば、各膜厚モニタを、図2に示すよう
に、各膜厚モニタが有する後述するモニタリング部29
に堆積する堆積物26の堆積量が、ウェーハ3の異なる
複数の部位の上に堆積する図示しない膜の厚さに対応す
るように、複数個設けても構わない。また、各膜厚モニ
タを、図1に示すように、反応容器2の内部にウェーハ
3が複数枚収容された状態で、モニタリング部29に堆
積する堆積物26の堆積量が、各ウェーハ3上に堆積す
るそれぞれの膜の厚さに対応するように、複数個設けて
も構わない。また、反応容器2の内部に複数枚のウェー
ハ3および2枚のモニタリング用ウェーハ4a,4bが
収容された状態で、モニタリング部29に堆積する堆積
物26の堆積量が、各モニタリング用ウェーハ4a,4
bの異なる複数の部位の上に堆積するそれぞれの膜の厚
さに対応するように、複数個設けても構わない。さらに
は、反応容器2の内部に複数枚のウェーハ3および2枚
のモニタリング用ウェーハ4a,4bが収容された状態
で、モニタリング部29に堆積する堆積物26の堆積量
が、各モニタリング用ウェーハ4a,4bの上に堆積す
るそれぞれの膜の厚さに対応するように、複数個設けて
も構わない。
【0030】以上説明したように複数個の膜厚モニタを
設けることにより、膜厚モニタによる測定精度を向上で
きる。
【0031】次に、膜厚モニタ8(下側膜厚モニタ8
a)について、図2を参照しつつ詳しく説明する。
【0032】図2は、下側膜厚モニタ8aの付近を拡大
して示す縦断面図である。
【0033】下側膜厚モニタ8aは、図2に示すよう
に、所定波長を含む光が透過および反射可能な材料によ
って形成されたモニタリング部29を有し、このモニタ
リング部29に向けて所定波長を含む光を照射する光照
射部16およびその照射光、ならびにモニタリング部2
9における照射光の反射光およびこの反射光を受光する
受光部30を、反応容器2内の雰囲気および反応容器2
内に導入される物質から隔離するように形成された光路
保護体15を備え、少なくともモニタリング部29の外
側が反応容器2内に晒され得るものである。
【0034】前述したように、下側膜厚モニタ8aは、
反応容器ドア12を下方から貫通して反応容器1内に挿
入されている。化学気相成長反応が起こっている間は、
下側膜厚モニタ8aの光路保護体としてのモニタ保護管
15の一端部(上端部)に設けられているモニタリング
部29の外側(上側)に膜が堆積していく。本発明にお
いては、モニタ保護管15のモニタリング部29の上に
堆積した膜の厚さを、光を用いて測定するものである。
【0035】前記反射光の特徴量を測定することによ
り、モニタリング部29に堆積する堆積物26の堆積量
を測定する堆積量測定装置としての膜厚測定部22から
発せられた測定用の所定波長を含む光(以下、測定光と
略称する。)は、光ファイバー延長線25を経由して光
照射部としての光ファイバー16内に入り、モニタ保護
管15の内側において、モニタリング部29に向けて、
その下方から照射される。モニタリング部29に向けて
照射された測定光は、モニタリング部29付近におい
て、主に次に述べるような反射光となる。
【0036】測定光の反射光は、主に次に述べる3種類
の反射光の合成波により形成される。1つは、所定波長
を含む光が透過および反射可能な材料としての石英によ
って形成されているモニタリング部29の下側(下面)
における反射光である。もう一つは、モニタリング部2
9の上側(上面)と、モニタリング部29の上に堆積し
た堆積物(堆積膜)26との境界面(界面)からの反射
光である。最後の一つは、モニタリング部29の上側に
堆積した堆積膜26の表面からの反射光である。これら
3種類の反射光の合成波によって、モニタリング部29
の上側に堆積した堆積膜26の厚さに特有の反射強度を
得ることができる。
【0037】合成反射光は、光ファイバー16を経由
し、膜厚測定部22に戻り、膜厚測定部22内の図示し
ないビームスプリッターにより、同じく図示しない光検
出器に導かれる。この光検出器によって前述した合成反
射光の光強度を知ることにより、各ウェーハ3に堆積し
た膜の厚さを知ることができる。測定光の強度測定は単
一波長によるものであってもよいし、異なる複数の大き
さの波長からなるものであっても良い。また、測定に用
いる光の波長は可変であっても構わない。測定光の波長
が異なる複数の大きさの波長からなる場合、分光型の光
検出器を用いれば良い。本実施形態においては、モニタ
リング部29に向けて測定光を照射する光照射部16
と、その照射光の反射光を受光する受光部30は、図2
に示すように、1本の光ファイバーとして一体に形成さ
れている。ただし、このような構成には制約されず、照
射部16と受光部30とは別体に構成しても構わない。
【0038】反応容器2の内部は、反応容器2の外部と
遮断可能な構造に設定されている必要がある。このた
め、図2に示すように、モニタ保護管15と反応容器ド
ア12とは、シール用蛇腹19、蛇腹支持板21、およ
びシール用Oリング20によって気密性を保持されてい
る。また、シール用蛇腹19を使用した構造となってい
るので、モニタリング部位置調節装置としてのモニタリ
ング部上下駆動用モータ13によって、モニタリング部
29を所定の高さに設定することができる。モニタリン
グ部29は、モニタリング部上下駆動用モータ13が取
り付けられているモニタリング部上下駆動用レール14
に沿って、上下動される。
【0039】また、本実施形態の下側膜厚モニタ8a
は、モニタ保護管15の内部を所定の温度に加熱できる
ように、モニタリング部温度調節装置としてのモニタ用
ヒータ18を有する。さらに、モニタ保護管15の内部
の温度を測定できるように、モニタリング部温度測定装
置としての熱電対17が挿入されている。また、熱電対
17は、温度計測用電圧測定器23に接続されている。
これにより、モニタ用ヒータ制御部24によってモニタ
用ヒータ18を制御し、モニタ保護管15の内部の温度
を所定の温度に調節して保持することも可能である。
【0040】下側膜厚モニタ8a、モニタリング部上下
駆動用モータ13、膜厚測定部22、温度計測用電圧測
定器23、およびモニタ用ヒータ制御部24は、モニタ
リング部29の上側に堆積した堆積膜26の堆積量に基
づいて、バッチ式CVD装置1による処理を制御する処
理制御装置27に接続されており、それぞれ、ウェーは
3に適正な状態で成膜処理が施されるように制御され
る。本実施形態においては、膜厚測定部22が測定した
堆積物29の堆積量に基づいて各ウェーハ3上に堆積す
る膜の厚さを求める膜厚演算装置28が処理制御装置2
7の内部に一体に組み込まれている設定となっている。
【0041】図3に、モニタリング部29の上側に堆積
した堆積膜26の堆積量(窒化膜(Si3N4)の膜厚)
と、波長が500nmの測定光の反射率(反射強度)の振幅
との関係を表すグラフを示す。例えば、このグラフのピ
ークとピークとの大きさなどを時系列的に解析すること
により、窒化膜(Si3N4)の膜厚を知ることができる。
これは、膜厚演算装置28によって行われる。そして、
窒化膜(Si3N4)の膜厚が予め定められている所定の膜
厚になった際に、膜堆積(成膜工程)を停止する。
【0042】以上説明したように、本発明に係る半導体
装置の製造装置としてのバッチ式CVD装置1において
は、測定光の反射率(反射強度)を測定するため、堆積
量測定装置としての膜厚測定部22には反射率計を用い
る設定となっている。ただし、測定光の偏光率を測定す
る場合には、膜厚測定部22には偏光率計を用いても構
わない。また、測定光には、レーザー光線や、あるいは
可視光線など、様々な波長からなる光を含む測定光を用
いることができる。
【0043】以上説明した本発明に係る本実施形態の半
導体装置の製造装置1によれば、光照射部16、照射
光、反射光、および受光部30はモニタ保護管15によ
って反応容器2内の雰囲気および反応容器2内に導入さ
れる物質から隔離されているので、光照射部16、照射
光、反射光、および受光部30が処理の種類に左右され
るおそれが殆どないとともに、その測定精度が反応容器
2内の雰囲気および処理室内に導入される物質などによ
って低下するおそれの殆ど無い。また、反応容器2内に
光照射部16、照射光、反射光、および受光部30を設
ける必要が無いので、処理室の大きさおよび形状などか
らの制約を受け難いとともに、光照射部16、照射光、
反射光、および受光部30が処理中のウェーハ3に影響
を及ぼすおそれも殆ど無い。したがって、処理の種類に
拘らず、処理環境の制約を受け難く、かつ処理精度を向
上でき、また適正な状態で処理を行うことができ、良質
な半導体装置を容易に得ることができる。
【0044】次に、本発明に係る本実施形態の半導体装
置の製造システムについて、図4を参照しつつ説明す
る。本実施形態の半導体装置の製造システム31は、図
4に示すように、前述した成膜装置(バッチ式CVD装
置)1を用いた、いわゆる成膜システム31である。
【0045】この成膜システム31は、本発明に係る半
導体装置の製造装置1と、被処理体3上に堆積する膜の
厚さのデータが格納されている被処理体用データベース
部33と、モニタリング装置8が測定したモニタリング
部29に堆積する堆積物29の堆積量のデータ、および
この堆積量データと被処理体3上の膜厚データとの相関
関係を記述した相関パラメータが格納されているモニタ
リング用データベース部34と、を具備し、膜厚演算装
置28は、被処理体用データベース部33に格納されて
いる被処理体3上の膜厚データ、ならびにモニタリング
用データベース部34に格納されているモニタリング部
29の堆積量データおよび前記相関パラメータに基づい
て被処理体3上に堆積する膜の厚さを求めること前提と
するものである。
【0046】また、この成膜システム31は、次に述べ
る特徴を備えるものである。
【0047】被処理体用データベース部33、モニタリ
ング用データベース部34は、それぞれ新しい膜厚デー
タおよび堆積量データを得るごとにそれら各データを格
納するとともに、新しい膜厚データおよび新しい堆積量
データに基づいて相関パラメータを更新する。
【0048】図4は、本発明に係る膜厚モニタ8を含む
半導体装置の製造システム31の概略構成を示すブロッ
ク図である。図4中破線で囲まれている部分が従来の技
術に係る一般的な半導体装置の製造システムと異なって
いる部分である。
【0049】従来の技術に係る一般的な半導体装置の製
造システムにおいては、生産管理システム37より、予
め所定の処理工程(処理順序)を記述したスケジュール
(レシピ)がCVD装置1のコントローラ(CVDコン
トローラ)27に伝えられる。すると、CVDコントロ
ーラ27は、予め決められたレシピに従ってCVD装置
1(CVD装置本体32)の作動状態を制御する。ま
た、成膜処理中(In−situ)に膜厚のモニタリン
グが可能なモニタ(In−situモニタ、モニタリン
グ装置)8が搭載された従来の技術に係るCVD装置1
では、膜厚モニタ用コントローラ35から得られる膜厚
情報により、膜堆積処理を停止させる。このような構成
からなる、従来の技術に係る一般的な半導体装置の製造
システムにおいては、、In−situモニタ(ウェー
ハ上膜厚測定装置)8から得られる膜厚情報と、ウェー
ハ7上に堆積される膜厚情報とを比較する機能は無かっ
た。
【0050】これに対し、本発明に係る半導体装置の製
造システム(成膜システム)31は、処理中(In−s
itu)の膜厚モニタ用のデータベース部である、モニ
タリング用データベース部としての膜厚モニタ用のデー
タベース部34、およびIn−situの被処理体用デ
ータベース部である、被処理体用データベース部として
のウェーハ上膜厚用データベース部33の、2つの異な
るデータベース部を有している。それとともに、オフセ
ット管理システム36により、In−situ膜厚モニ
タ8から得られる膜厚情報と、図示しない非処理状態
(Ex−situ)であるウェーハ3上の膜厚モニタか
ら得られる膜厚情報の違い(差)を常に管理している。
これにより、In−situ膜厚モニタ8から得られる
膜厚情報と、Ex−situであるウェーハ3上の膜厚
モニタから得られる膜厚情報との相関関係を、随時、自
動で校正することが可能な設定となっている。
【0051】また、オフセット管理システム36を管理
している生産管理システム37から特定の膜厚の膜を堆
積させる命令は、オフセット管理システム36内で所定
のIn−situ膜厚モニタ用の膜厚情報に変換され、
CVDコントローラ27にダウンロードされる。しかる
後は、CVDコントローラ27と膜厚モニタ用コントロ
ーラ35との間の情報のやり取りのみで所定の膜厚を得
ることができる。
【0052】このオフセット管理システム36は、CV
D装置で成膜可能なあらゆる膜の種類、および膜の厚さ
に対応可能である。さらに、このオフセット管理システ
ム36は、複数台のCVD装置の制御を行うことも可能
である。また、1台のCVD装置に複数台のIn−si
tu膜厚モニタ8を搭載する場合においても、同様なシ
ステムで管理することができる。複数台のIn−sit
u膜厚モニタ8を設置する場合には、それらから送られ
て来る個々の膜厚データを互いに独立に使用できる。例
えば、図1に示すように、複数ゾーンに分けられたヒー
タ9による反応容器2内の温度を、ウェーハ3の設置領
域の膜厚が均一になるように温度制御することも可能で
ある。さらに、本実施形態においては、縦型のバッチ式
のCVD装置を例に挙げて説明したが、本実施形態に限
るものではなく、例えば枚葉式のCVD装置にも適用で
きるのはもちろんである。
【0053】以上説明した本発明に係る本実施形態の半
導体装置の製造システム31によれば、前述した本発明
に係る本実施形態の半導体装置の製造装置1を用いてさ
らにきめこまかい成膜処理の制御を行っているので、よ
り処理環境の制約を受け難く、かつより処理精度を向上
でき、またより適正な状態で成膜処理を行うことがで
き、より良質な半導体装置を容易に得ることができる。
【0054】次に、本実施形態の半導体装置の製造方法
について説明する。本実施形態の半導体装置の製造方法
は、前述したバッチ式CVD装置1を用いた、いわゆる
成膜方法である。
【0055】この成膜方法は、まず、反応容器2の内部
にウェーハ3所定枚数を配置するとともに、モニタリン
グ装置8(下側膜厚モニタ8a)を、モニタリング部2
9の外側が反応容器2内に晒されるように配置する。そ
の後、成膜所定の処理を開始するとともに、反射光の反
射率の測定を開始する。併せて、反射光の反射率を測定
値に基づいてモニタリング部29に堆積する堆積物26
の堆積量を測定する。この堆積物29の堆積量に基づい
て各ウェーハ3上に堆積する膜の厚さを求める。しかる
後、各ウェーハ3上に堆積するそれぞれの膜の厚さに基
づいて、各ウェーハ3に適正な状態で薄膜が形成される
ように成膜処理を制御しつつ、成膜処理を行うことを前
提とするものである。成膜処理の制御とは、反応容器2
内に導入される原料の種類や、あるいは反応容器2内の
温度、圧力、湿度などの雰囲気を、各ウェーハ3に適正
な状態で薄膜が形成されるように調整することである。
【0056】本実施形態の成膜方法は、前述した成膜装
置1を用いて行うので、その作用および効果は成膜装置
1の作用および効果と同様である。すなわち、光照射部
16、照射光、反射光、および受光部30はモニタ保護
管15によって反応容器2内の雰囲気および反応容器2
内に導入される物質から隔離されているので、光照射部
16、照射光、反射光、および受光部30が処理の種類
に左右されるおそれが殆どないとともに、その測定精度
が反応容器2内の雰囲気および処理室内に導入される物
質などによって低下するおそれの殆ど無い。また、反応
容器2内に光照射部16、照射光、反射光、および受光
部30を設ける必要が無いので、処理室の大きさおよび
形状などからの制約を受け難いとともに、光照射部1
6、照射光、反射光、および受光部30が処理中のウェ
ーハ3に影響を及ぼすおそれも殆ど無い。したがって、
処理の種類に拘らず、処理環境の制約を受け難く、かつ
処理精度を向上でき、また適正な状態で処理を行うこと
ができ、良質な半導体装置を容易に得ることができる。
【0057】次に、図5〜図8を参照しつつ、本実施形
態の半導体装置の製造方法、半導体装置の製造装置、お
よび半導体装置の製造システムの効果について説明す
る。
【0058】図8は、従来の技術に係る半導体装置の製
造装置および製造方法による、反応容器内の鉛直方向
(上下方向)の各位置と、それら各位置における堆積膜
厚を示すグラフである。ウェーハの配置領域と、In−
situ膜厚モニタ(モニタリング部)が設置された位
置との間で膜厚の値に大きな差があることが分かる。こ
の差が安定したものであれば、In−situ膜厚モニ
タからの膜厚情報に基づいてウェーハの膜厚を予測する
ことは容易である。
【0059】ところが、図9に示すように、In−si
tu膜厚モニタの位置では、薄膜を複数回堆積した場合
の測定精度(再現性)は、ウェーハの配置領域における
膜厚の測定精度(再現性)の分布幅に比べて大きい。こ
のような場合、In−situ膜厚モニタからの膜厚情
報に基づいてウェーハ上に堆積した膜厚を知ることは実
質的に殆ど可能である。
【0060】図5および図6は、本発明にか係る半導体
装置の製造装置を用いて、In−situ膜厚モニタを
温度制御して、膜厚を測定した場合の結果を示すグラフ
である。図5および図6から分かるように、モニタリン
グ部29の位置における膜厚の再現性は、ウェーハ3の
配置領域における膜厚の測定精度と略同じ精度が得られ
ている。
【0061】本発明者らが行った実験によれば、その測
定精度は、本実施形態で記載したIn−situ膜厚モ
ニタ8(8a)とウェーハ3上の膜厚の相関関係を自動
的に計算するシステム31を使用することにより、さら
に向上することが確認されている。また、本発明に係る
In−situ膜厚モニタ8(8a)では、前述したモ
ニタリング部位置調節装置13を使用して、モニタ位置
(モニタリング部29の位置)をウェーハ3に近付ける
ことにより、その再現性を向上できることも確認されて
いる。本発明のように、形成される膜の種類や膜厚が異
なると、最適なモニタリング位置(測定位置)も異なっ
てくるので、モニタ位置は可動であることが好ましい。
【0062】図7は、従来の技術に係るCVD装置を使
用した場合の窒化膜の堆積膜厚の傾向(トレンド)と、
本発明に係るCVD装置1(成膜システム31)を使用
した場合の窒化膜の堆積膜厚の傾向とを比較して示すグ
ラフである。本発明に係るCVD装置1(成膜システム
31)では、再現性が格段に向上されていることが分か
る。
【0063】以上の説明では、ウェーハ3上に窒化膜を
成膜する際の効果を説明した。本発明者らが行った実験
によれば、本発明に係る本実施形態の半導体装置の製造
方法、半導体装置の製造装置、および半導体装置の製造
システムを用いれば、窒化膜を形成する場合のみに拘ら
ず、例えば多結晶シリコンやアモルファス・シリコン、
さらには各種酸化膜の堆積(成膜)する場合において
も、本実施形態と同様の効果を得ることができる。
【0064】次に、本発明に係る本実施形態の半導体製
造装置のクリーニング方法について説明する。本実施形
態の半導体製造装置のクリーニング方法は、前述した成
膜装置(バッチ式CVD装置)1を用いたものである。
【0065】このクリーニング方法は、先ず、本発明に
係る半導体装置の製造方法によってウェーハ3に成膜処
理を施した後、この成膜処理が施されたウェーハ3を反
応容器2の内部から取り出す。この後、モニタリング部
29に堆積する堆積物26の堆積量の測定値が0になる
まで、モニタリング部29に堆積する堆積物を除去可能
なクリーニング用ガスを反応容器2内に導入することを
特徴とするものである。
【0066】この半導体製造装置のクリーニング方法に
おいては、ウェーハ3に対する成膜処理が適正な状態で
施されるように、処理に干渉するおそれのある余計な成
分をウェーハ3に成膜処理を施し終わった後の反応容器
2の内部から排除して、反応容器2の内部を清浄な状態
に保持できる。これにより、適正な状態で成膜処理を行
うことができ、良質な半導体装置を容易に得ることがで
きる。
【0067】以上説明したように、本発明の一実施形態
に係る本実施形態の半導体装置の製造方法、半導体装置
の製造装置、半導体装置の製造システム、および半導体
製造装置のクリーニング方法によれば、処理の種類に拘
らず、処理環境の制約を受け難く、かつ処理精度を向上
でき、また適正な状態で処理を行うことができ、良質な
半導体装置を容易に得ることができる。
【0068】なお、本発明に係る半導体装置の製造装置
および製造方法、ならびに半導体製造装置のクリーニン
グ方法は、前述した一つの実施の形態には制約されな
い。本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、それらの構成
や、あるいは工程などの一部を種々様々な設定に変更し
たり、あるいは各種設定を組み合わせて用いたりして実
施することができる。
【0069】例えば、過去に測定したウェーハ上の膜厚
とモニタリング部29での膜厚の関係を参照できるデー
タベース部を備えることにより、高精度でウェーハ上の
膜厚を予測することが可能となる。
【0070】また、本発明は、バッチ式成膜装置、なら
びに成膜プロセスに限るものではなく、エッチングや反
応容器のクリーニングに対しても適用可能である。
【0071】
【発明の効果】本発明に係る半導体装置の製造方法、半
導体装置の製造装置、半導体装置の製造システム、およ
び半導体製造装置のクリーニング方法によれば、光照射
部、照射光、反射光、および受光部は光路保護体によっ
て処理室内の雰囲気および処理室内に導入される物質か
ら隔離されているので、光照射部、照射光、反射光、お
よび受光部の状態が処理の種類に左右されるおそれが殆
どないとともに、その測定精度が処理室内の雰囲気およ
び処理室内に導入される物質などによって低下するおそ
れの殆ど無い。また、処理室内に光照射部、照射光、反
射光、および受光部を設ける必要が無いので、処理室の
大きさおよび形状などからの制約を受け難いとともに、
光照射部、照射光、反射光、および受光部が処理中の被
処理体に影響を及ぼすおそれも殆ど無い。したがって、
処理の種類に拘らず、処理環境の制約を受け難く、かつ
処理精度を向上でき、また適正な状態で処理を行うこと
ができ、良質な半導体装置を容易に得ることができる。
【0072】特に、本発明に係る半導体製造装置のクリ
ーニング方法によれば、被処理体に対する所定の処理が
適正な状態で施されるように、処理に干渉するおそれの
ある余計な成分を被処理体に処理を施し終わった後の処
理室の内部から排除して、処理室の内部を清浄な状態に
保持できるので、良質な半導体装置を容易に得ることが
できる環境を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一つの実施の形態に係る半導体装置の
製造装置としてのCVD装置の構成を簡略して示す縦断
面図。
【図2】図1のCVD装置が具備する膜厚測定装置とし
ての膜厚モニタリング装置の付近の構成を拡大して示す
縦断面図。
【図3】図2の膜厚モニタリング装置のモニタリング部
に堆積した窒化膜と反射率との相関関係のグラフを示す
特性図。
【図4】図1のCVD装置を具備する本発明の一つの実
施の形態に係る半導体装置の製造システムを示すブロッ
ク図。
【図5】図1のCVD装置が具備する処理室としての反
応容器内の高さ位置と窒化膜も堆積膜厚との相関関係を
示す特性図。
【図6】図1のCVD装置が具備する処理室としての反
応容器内の高さ位置と窒化膜も堆積膜厚との相関関係を
多数回プロットして示す特性図。
【図7】窒化膜の堆積膜厚の傾向を本発明と従来技術と
で比較して示す図。
【図8】従来の技術に係る反応容器内の位置と窒化膜の
堆積膜厚の相関関係を示す図。
【図9】従来の技術に係る反応容器内の位置と窒化膜の
堆積膜厚の相関関係を多数回プロットして示す図。
【符号の説明】
1…半導体装置の製造装置 2…処理室 3…被処理体 4a,4b…モニタリング用被処理体 8…モニタリング装置 13…モニタリング部位置調節装置 15…光路保護体 16…光照射部 18…モニタリング部温度調節装置 22…堆積量測定装置 26…堆積物 27…処理制御装置 28…膜厚演算装置 29…モニタリング部 30…受光部 33…被処理体用データベース部 34…モニタリング用データベース部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 見方 裕一 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝横浜事業所内 (72)発明者 綱島 祥隆 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝横浜事業所内 Fターム(参考) 4K030 CA04 CA12 DA06 JA01 JA09 KA39 KA41 5F004 AA15 BD04 CB09 CB15 5F045 AA03 BB03 DP19 EB06 EK06 GB09

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の処理が施される被処理体が収容され
    る処理室の内部に前記被処理体を配置し、 所定波長を含む光が透過および反射可能な材料によって
    形成されたモニタリング部と、このモニタリング部に向
    けて前記所定波長を含む光を照射する光照射部、前記モ
    ニタリング部における前記照射光の反射光を受光する受
    光部、前記照射光、および前記反射光を、前記処理室内
    の雰囲気および前記処理室内に導入される物質から隔離
    するように形成された光路保護体と、を備えたモニタリ
    ング装置を、少なくとも前記モニタリング部の外側が前
    記処理室内に晒されるように配置し、 前記所定の処理を開始するとともに、前記反射光の特徴
    量の測定を開始し、 前記反射光の特徴量を測定することにより、前記モニタ
    リング部に堆積する堆積物の堆積量を測定し、 この堆積物の堆積量に基づいて前記被処理体上に堆積す
    る膜の厚さを求め、 前記被処理体上に堆積する前記膜の厚さに基づいて前記
    所定の処理を制御しつつ、前記所定の処理を行うことを
    特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】前記モニタリング部に堆積する堆積物の堆
    積量が、前記被処理体の異なる複数の部位の上に堆積す
    る膜の厚さに対応するように、前記モニタリング装置を
    複数個設けるとともに、これら各モニタリング装置のモ
    ニタリング部に堆積する堆積物の堆積量に基づいて、前
    記被処理体上に堆積する膜の厚さが均一となるように、
    前記処理室内の雰囲気を調整しつつ前記処理を行うこと
    を特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】前記処理室の内部に前記被処理体を複数個
    収容するとともに、前記モニタリング部に堆積する堆積
    物の堆積量が、前記各被処理体上に堆積するそれぞれの
    膜の厚さに対応するように、前記モニタリング装置を複
    数個設けるとともに、これら各モニタリング装置のモニ
    タリング部に堆積する堆積物の堆積量に基づいて、前記
    各被処理体上に堆積するそれぞれの膜の厚さが均一とな
    るように、前記処理室内の雰囲気を調整しつつ前記処理
    を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の半導
    体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】前記処理室の内部に前記被処理体とともに
    モニタリング用の被処理体を収容し、前記モニタリング
    部に堆積する堆積物の堆積量が、前記モニタリング用被
    処理体の異なる複数の部位の上に堆積する膜の厚さに対
    応するように、前記モニタリング装置を複数個設けると
    ともに、これら各モニタリング装置のモニタリング部に
    堆積する堆積物の堆積量に基づいて、前記モニタリング
    用被処理体の上に堆積する膜の厚さが均一となるように
    前記処理室内の雰囲気を調整することにより、前記被処
    理体上に堆積する膜の厚さが均一となるように前記処理
    を行うことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の
    製造方法。
  5. 【請求項5】前記処理室の内部に前記被処理体を複数個
    収容するとともに、モニタリング用の被処理体を複数個
    収容し、前記モニタリング部に堆積する堆積物の堆積量
    が、前記各モニタリング用被処理体上に堆積するそれぞ
    れの膜の厚さに対応するように、前記モニタリング装置
    を複数個設けるとともに、これら各モニタリング装置の
    モニタリング部に堆積する堆積物の堆積量に基づいて、
    前記各モニタリング用被処理体の上に堆積するそれぞれ
    の膜の厚さが均一となるように前記処理室内の雰囲気を
    調整することにより、前記各被処理体上に堆積するそれ
    ぞれの膜の厚さが均一となるように前記処理を行うこと
    を特徴とする請求項1または4に記載の半導体装置の製
    造方法。
  6. 【請求項6】前記光の波長は、単一の大きさであること
    を特徴とする請求項1〜5のうちのいずれかに記載の半
    導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】前記光の波長は、複数の異なる大きさであ
    ることを特徴とする請求項1〜5のうちのいずれかに記
    載の半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】前記所定波長は、可変であることを特徴と
    する請求項1〜5のうちのいずれかに記載の半導体装置
    の製造方法。
  9. 【請求項9】前記反射光の特徴量は、前記照射光に対す
    る前記反射光の反射率であることを特徴とする請求項1
    〜8のうちのいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
  10. 【請求項10】前記反射光の特徴量は、前記照射光に対
    する前記反射光の偏光率であることを特徴とする請求項
    1〜8のうちのいずれかに記載の半導体装置の製造方
    法。
  11. 【請求項11】前記反射光の特徴量を測定する際に、前
    記モニタリング部の温度を所定の温度に調節することを
    特徴とする請求項1〜10のうちのいずれかに記載の半
    導体装置の製造方法。
  12. 【請求項12】前記反射光の特徴量を測定する際に、前
    記モニタリング部の位置を所定の位置に調節することを
    特徴とする請求項1〜11のうちのいずれかに記載の半
    導体装置の製造方法。
  13. 【請求項13】所定の処理が施される被処理体が収容さ
    れる処理室と、 所定波長を含む光が透過および反射可能な材料によって
    形成されたモニタリング部、このモニタリング部に向け
    て前記所定波長を含む光を照射する光照射部、前記モニ
    タリング部における前記照射光の反射光を受光する受光
    部、ならびに前記光照射部、前記照射光、前記反射光、
    および前記受光部を前記処理室内の雰囲気および前記処
    理室内に導入される物質から隔離するように形成された
    光路保護体を備え、少なくとも前記モニタリング部の外
    側が前記処理室内に晒されるように配置されるモニタリ
    ング装置と、 前記反射光の特徴量を測定することにより、前記モニタ
    リング部に堆積する堆積物の堆積量を測定する堆積量測
    定装置と、 この堆積量測定装置が測定した前記堆積物の堆積量に基
    づいて前記被処理体上に堆積する膜の厚さを求める膜厚
    演算装置と、 この膜厚演算装置が求めた前記被処理体上に堆積する前
    記膜の厚さに基づいて前記所定の処理を制御する処理制
    御装置と、 を具備することを特徴とする半導体装置の製造装置。
  14. 【請求項14】前記モニタリング部に堆積する堆積物の
    堆積量が、前記被処理体の異なる複数の部位の上に堆積
    する膜の厚さに対応するように、前記モニタリング装置
    が複数個設けられていることを特徴とする請求項13に
    記載の半導体装置の製造装置。
  15. 【請求項15】前記処理室の内部に前記被処理体が複数
    個収容されるとともに、前記モニタリング部に堆積する
    堆積物の堆積量が、前記各被処理体上に堆積するそれぞ
    れの膜の厚さに対応するように、前記モニタリング装置
    が複数個設けられていることを特徴とする請求項13ま
    たは14に記載の半導体装置の製造装置。
  16. 【請求項16】前記処理室の内部に前記被処理体および
    モニタリング用の被処理体が収容されるとともに、前記
    モニタリング部に堆積する堆積物の堆積量が、前記モニ
    タリング用被処理体の異なる複数の部位の上に堆積する
    膜の厚さに対応するように、前記モニタリング装置が複
    数個設けられていることを特徴とする請求項13に記載
    の半導体装置の製造装置。
  17. 【請求項17】前記処理室の内部に複数個の前記被処理
    体および複数個のモニタリング用の被処理体が収容され
    るとともに、前記モニタリング部に堆積する堆積物の堆
    積量が、前記各モニタリング用被処理体上に堆積するそ
    れぞれの膜の厚さに対応するように、前記モニタリング
    装置が複数個設けられていることを特徴とする請求項1
    3または16に記載の半導体装置の製造装置。
  18. 【請求項18】前記光の波長は、単一の大きさであるこ
    とを特徴とする請求項13〜17のうちのいずれかに記
    載の半導体装置の製造装置。
  19. 【請求項19】前記光の波長は、複数の異なる大きさで
    あることを特徴とする請求項13〜17のうちのいずれ
    かに記載の半導体装置の製造装置。
  20. 【請求項20】前記所定波長は、可変であることを特徴
    とする請求項13〜17のうちのいずれかに記載の半導
    体装置の製造装置。
  21. 【請求項21】前記堆積量測定装置は、前記照射光に対
    する前記反射光の反射率を前記反射光の特徴量として測
    定する反射率計であることを特徴とする請求項13〜2
    0のうちのいずれかに記載の半導体装置の製造装置。
  22. 【請求項22】前記堆積量測定装置は、前記照射光に対
    する前記反射光の偏光率を前記反射光の特徴量として測
    定する偏光率計であることを特徴とする請求項13〜2
    0のうちのいずれかに記載の半導体装置の製造装置。
  23. 【請求項23】前記モニタリング部の温度を所定の温度
    に調節可能なモニタリング部温度調節装置を有すること
    を特徴とする請求項13〜22のうちのいずれかに記載
    の半導体装置の製造装置。
  24. 【請求項24】前記モニタリング部の位置を所定の位置
    に調節可能なモニタリング部位置調節装置を有すること
    を特徴とする請求項13〜23のうちのいずれかに記載
    の半導体装置の製造装置。
  25. 【請求項25】請求項13〜24のうちのいずれかに記
    載の半導体装置の製造装置と、 前記被処理体上に堆積する膜の厚さのデータが格納され
    ている被処理体用データベース部と、 前記モニタリング装置が測定した前記モニタリング部に
    堆積する前記堆積物の堆積量のデータ、およびこの堆積
    量データと前記被処理体上の膜厚データとの相関関係を
    記述した相関パラメータが格納されるモニタリング用デ
    ータベース部と、 を具備することを特徴とする半導体装置の製造システ
    ム。
  26. 【請求項26】前記半導体装置の製造装置が具備する前
    記膜厚演算装置が、前記被処理体用データベース部に格
    納される前記被処理体上の膜厚データ、ならびに前記モ
    ニタリング用データベース部に格納される前記モニタリ
    ング部の堆積量データおよび前記相関パラメータに基づ
    いて前記被処理体上に堆積する膜の厚さを求めることを
    特徴とする請求項25に記載の半導体装置の製造システ
    ム。
  27. 【請求項27】前記被処理体用データベース部、前記モ
    ニタリング用データベース部は、それぞれ新しい膜厚デ
    ータおよび堆積量データを得るごとにそれら各データを
    格納するとともに、新しい前記膜厚データおよび新しい
    前記堆積量データに基づいて前記相関パラメータを更新
    することを特徴とする請求項25または26に記載の半
    導体装置の製造システム。
  28. 【請求項28】請求項1〜11のうちのいずれかに記載
    の半導体装置の製造方法によって前記被処理体に前記所
    定の処理を施した後、前記所定の処理が施された前記被
    処理体を前記処理室の内部から取り出し、前記モニタリ
    ング部に堆積する堆積物の堆積量の測定値が0になるま
    で、前記モニタリング部に堆積する堆積物を除去可能な
    クリーニング用ガスを前記処理室内に導入することを特
    徴とする半導体製造装置のクリーニング方法。
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