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JP2003076126A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JP2003076126A
JP2003076126A JP2001268086A JP2001268086A JP2003076126A JP 2003076126 A JP2003076126 A JP 2003076126A JP 2001268086 A JP2001268086 A JP 2001268086A JP 2001268086 A JP2001268086 A JP 2001268086A JP 2003076126 A JP2003076126 A JP 2003076126A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
developer
toner
developing device
image forming
forming apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001268086A
Other languages
English (en)
Inventor
Masashige Tamura
田村  昌重
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2001268086A priority Critical patent/JP2003076126A/ja
Publication of JP2003076126A publication Critical patent/JP2003076126A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像剤収容部内の現像剤の残量を充分に検知
可能であり、且つ、現像剤収容部が頻繁に交換されるカ
ートリッジとされる場合であっても、現像剤収容部のコ
ストを低減し、ランニングコストを大幅に削減すること
のできる画像形成装置を提供する。 【解決手段】 現像器115と、現像器115に対して
内部が連通し、現像器115に供給する現像剤を収容す
る現像剤収容部3と、を有し、像担持体113に形成さ
れた静電潜像を現像する現像手段101を備えた画像形
成装置100は、現像剤収容部3以外に、現像剤収容部
3内の現像剤の残量を検知するための検知手段1、2を
設けた構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式或い
は静電記録方式を用いた画像形成装置に関し、特に、回
動型現像装置を備えたカラー複写機、カラーファクシミ
リ、カラープリンタの多色画像形成装置に好適に適用し
得るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば電子写真方式を用いた画像
形成装置において、色分解された画像情報に応じて順次
像担持体に静電潜像を形成し、この静電潜像を各色の現
像剤を備えた現像器により順次トナー像として現像し、
このトナー像を中間転写体に順次重ねて転写した後、記
録材、例えば、記録用紙、OHPシートなどに一括して
転写し、例えばフルカラーの画像を得る多色画像形成装
置がある。
【0003】像担持体に順次形成される静電潜像を現像
する現像手段としては、複数の現像器を回動可能な現像
器支持体に配設し、随時所望の現像器を像担持体に対向
させて所定の色の現像剤により像担持体上の静電潜像を
現像する、所謂、回動型現像装置がある。
【0004】図12に、従来の回動型現像装置201の
一例を示す。従来、回動型現像装置201として、回動
可能な現像器支持体201aに複数の現像器215、例
えばイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、
ブラック(K)の4つの現像器215Y、215M、2
15C、215Kが装着されており、この複数の現像器
215と共に回動するように、それぞれの現像器215
に現像剤収容部13(13Y、13M、13C、13
K)が接続されたものが多く知られている。各現像器2
15には、現像剤として、例えば、主にトナーとキャリ
アとからなる2成分現像剤(現像剤)が収容されてお
り、現像剤収容部13には補給用トナーが収容されてい
る。現像剤収容部13は、一般に、現像器215、現像
器支持体201a及び画像形成装置本体に対して着脱可
能なトナーカートリッジ(トナーボトル)とされてい
る。このトナーカートリッジ13は、その内部の補給用
トナーが無くなった時点で例えば使用者自身が着脱して
交換することができる。
【0005】図13は、トナーカートリッジ13が接続
された状態で回動型現像装置201に配置された現像器
215を示す。従来、一般に、トナーカートリッジ13
は、各現像器215に設けられた補給現像剤搬送部たる
補給部バッファー14を介して現像器215に内部が連
通するように着脱可能に接続される。そして、像担持体
として例えばドラム型の電子写真感光体(感光ドラム)
213と対向する位置(現像位置)において、トナーカ
ートリッジ13内のトナーが補給部バッファー14を介
して現像器215に補給される。
【0006】この種の回動型現像装置201を備えた画
像形成装置においては、現像器215内の現像剤に含ま
れるトナーが無くなる前に、現像器215内のトナー若
しくはトナーカートリッジ13に収容された補給用トナ
ーが無くなりそうであることを操作者に通知する必要が
ある。つまり、突然にトナーが消尽すると、操作者が交
換用のトナーカートリッジの在庫を有していない場合に
は、手配されるまでの間画像形成が行えなくなる。又、
トナーカートリッジ13から現像器215側にトナーを
供給しないまま現像動作を継続すると、現像剤の劣化が
促進されたり、現像剤を担持搬送して感光ドラム213
に供給するために現像器215が備えた現像剤担持体、
一般的には非磁性金属スリーブにて形成される現像スリ
ーブ17の劣化に繋がる。これによって、画像形成装置
に重大な欠陥を与える虞がある。
【0007】そこで、従来、トナー残量を検知、判別し
て通知する方法が種々提案されている。例えば、現像剤
量検知手段によりトナーカートリッジ13内のトナーの
有無を所定のタイミングで繰り返し検知し、この現像剤
量検知手段がトナー無しを検知し始めたときからトナー
無しの検知回数を積算し、この積算回数が所定回数に到
達した時点でトナーカートリッジ13内のトナーが無く
なったと判別する方式などがある。
【0008】このような構成においては、現像剤量検知
手段たるセンサ類を回動型現像体1201内部に設ける
とセンサ類からの配線がねじれるため、通常、現像剤量
検知手段を回動型現像体201外に設ける。
【0009】そこで、従来、回動型現像装置201を備
えた画像形成装置では、図13に示すように、トナーカ
ートリッジ13にトナー残量を検出するための入光用・
透過光用の窓部を備えた現像剤量検知用窓部材(窓部
材)11を設け、回動型現像装置201外に設けた発光
・受光素子を備えた光学式センサからなるトナー残量検
知センサ12にてトナー残量を検出する構成がある。
【0010】このような構成の場合、先ず、現像位置に
ある現像器215に連通したトナーカートリッジ13に
向けてトナー残量検知センサ12の発光素子12aから
光が発せられる。このとき、トナーカートリッジ13の
壁面に設けられた入光用窓部11aから入光した光線
は、トナーカートリッジ13内にトナーが充分に残って
いる場合には、透過光用窓部11bに帰ってくることは
ない。
【0011】そして、トナーカートリッジ13内のトナ
ー残量が所定量を下回ると、入光用窓部11aから入っ
た光線は、トナーカートリッジ13内に設けられたプリ
ズム板により反射され、透過光用窓部11bを通過し
て、透過光用窓部11bに対向配置されたトナー残量検
知センサ12の受光素子12bにて感知される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来の構成では、トナーカートリッジ13に光学
用の窓部材11が設けられており、この窓部材11のた
めにトナーカートリッジ13の製造コストが上がり、画
像形成装置のランニングコストアップに対する影響度が
大きい。
【0013】従来、上述のような回動型現像装置を備え
た画像形成装置を、例えば複写装置として使用する場
合、一般に装置1台につきトナーカートリッジはトータ
ルで数百本使用されることがあるため、その製造コスト
は大変重要となってくる。
【0014】従って、本発明の目的は、現像剤収容部内
の現像剤の残量を充分に検知可能であり、且つ、現像剤
収容部が頻繁に交換されるカートリッジとされる場合で
あっても、現像剤収容部のコストを低減し、ランニング
コストを大幅に削減することのできる画像形成装置を提
供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明は、
現像器と、前記現像器に対して内部が連通し、前記現像
器に供給する現像剤を収容する現像剤収容部と、を有
し、像担持体に形成された静電潜像を現像する現像手段
を備えた画像形成装置において、前記現像剤収容部以外
に、前記現像剤収容部内の現像剤の残量を検知するため
の検知手段を設けたことを特徴とする画像形成装置であ
る。
【0016】本発明の一実施態様によると、前記現像手
段は、前記現像器及びこれに内部が連通する前記現像剤
収容部を複数有する。本発明の他の実施態様によると、
前記現像手段は、前記現像器及び前記現像剤収容部が回
動軸の周りを回動可能に配設された回動型現像装置であ
る。
【0017】本発明の一実施態様では、前記回動型現像
装置は、前記現像剤収容部と前記現像器本体との間に補
給現像剤搬送部を有し、前記現像剤収容部は、前記補給
現像剤搬送部を介して前記現像器と連通した状態で前記
回動軸の回りを回動する、前記回動型現像装置から着脱
可能なカートリッジである。前記検知手段としては、
(a)前記補給現像剤搬送部に設けられる、入光用窓部
と透過光用窓部とを備えた現像剤量検知用窓部材と、
(b)前記回動型現像装置外に設けられる、発光素子と
受光素子とを備えた光学式センサと、を有するものを好
適に用いることができる。
【0018】又、本発明の一実施態様によると、前記補
給現像剤搬送部は、前記現像剤収容部と連通する第1の
開口部と、前記現像器本体と連通する第2の開口部と、
前記第1の開口部から第2の開口部へと現像剤を搬送す
る搬送手段と、を有する。前記搬送手段としては、前記
補給現像剤搬送部の内壁に設けらる突出部材を備え、該
突出部材は、前記回動型現像装置の回転により現像剤を
前記第1の開口部から前記第2の開口部へと搬送できる
形状を有するものを好適に用いることができる。更に、
前記搬送手段としては、前記補給現像剤搬送部内に設け
られる搬送スクリューを備え、該搬送スクリューは、そ
の回転により現像剤を前記第1の開口部から前記第2の
開口部へと搬送できる形状を有するものを好適に用いる
ことができる。前記搬送スクリューは、前記現像剤量検
知用窓部材に対向する位置に清掃部材を有し、前記搬送
スクリューの回転により前記現像剤量検知用窓部材を清
掃するものであってよい。又、前記清掃部材としては可
撓性シートにて作製されるものを好適に用いることがで
き、前記清掃部材を、前記搬送スクリューの回転中心軸
に対して所定の角度を持って配設し、前記搬送スクリュ
ーの回転により現像剤を第1の開口部から第2の開口部
へと向かう方向に搬送する構成としてもよい。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像形成装置
を図面に則して更に詳しく説明する。
【0020】実施例1 図1は、本発明に係る画像形成装置の一実施例の概略構
成を示す。本実施例において、画像形成装置100は、
現像手段として回動型現像装置(ロータリ現像装置)1
01を備えた多色画像形成装置(カラー複写機)であ
る。
【0021】画像形成装置本体(装置本体)100は、
原稿載置台106a、光源106b、ミラー系106
c、レンズ系106d、CCD106eなどを備えた原
稿読みとり部106、給紙部109及び画像形成部10
2などを備えている。
【0022】給紙部109は、記録用紙、OHPシート
などの記録材Sを収容して装置本体100に着脱自在な
カセット110、111及び手差しカセット112を有
し、このカセット110、111及び手差しカセット1
12から記録材Sが供給される。
【0023】画像形成部102には、像担持体としての
円筒状の電子写真感光体、即ち、感光ドラム113、1
次帯電手段としての1次帯電器114、露光手段として
の光学系(レーザースキャナ)103、現像剤収容部で
あるトナーカートリッジ3(後述)とそれぞれ一体的に
連結された複数の現像器115を内蔵したロータリ現像
装置101、現像後の画質を調整するポスト帯電器11
6、複数色のトナー像を重ねて転写作像した後、この多
色トナー像を記録材Sに転写するための無端円環状の中
間転写体(中間転写ベルト)117、感光ドラム113
上の残トナーをクリーニングするクリーニング手段たる
ドラムクリーナ118、中間転写ベルト117から記録
材Sへトナー像を転写する2次転写手段たる2次転写ロ
ーラ119、中間転写ベルト117上の残留トナーをク
リーニングするクリーニング手段たるベルトクリーナ1
20などがそれぞれ配設されている。
【0024】中間転写ベルト117は、複数のローラに
掛け渡されており、図中矢印方向に移動(回転)する。
中間転写ベルト117を介して感光ドラム113と対向
する位置には、1次転写手段としての1次転写ローラ1
17aが配置されている。
【0025】又、記録材Sの搬送経路において画像形成
部102の上流側には、記録材Sの姿勢位置精度を高
め、中間転写ベルト117上のトナー像に合わせて記録
材Sをタイミングよく送り出すレジストローラ121が
設けられている。更に、画像形成部102の下流側に
は、トナー像が転写された記録材Sを搬送する記録材搬
送装置122、記録材S上の未定着画像を定着する定着
装置104、画像が定着された記録材Sを画像形成装置
本体100外に排出する排出ローラ105などが配設さ
れている。
【0026】上記構成の画像形成装置100の動作を説
明する。装置本体100に設けられている制御装置(図
示せず)から給紙信号が出力されると、カセット11
0、111又は手差しカセット112から記録材Sが供
給される。
【0027】一方、光源106bから原稿載置台106
aに載置されている原稿Dに照射されて反射した光は、
ミラー系106c、レンズ系106dなどを介してCC
D106eに結像し、色分解された画像情報に応じた電
気信号として画像形成部102に送信される。
【0028】画像形成部102においては、感光ドラム
113が予め一次帯電器114により帯電され、その表
面にレーザスキャナ103が色分解された第1色目の画
像情報に応じて光を照射することにより、第1色目の画
像情報に応じた静電潜像が感光ドラム113に形成され
る。次いで、この静電潜像は、ロータリ現像装置101
が備えたイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)、ブラック(K)の4つの現像器115Y、11
5M、115C、115Kのうち、選択された現像器1
15により所望の色のトナー像として可視化される。
【0029】尚、本実施例では、各色の現像器115Y
〜115K、及びこれに連結されるトナーカートリッジ
3Y、3M、3C、3Kは同一構成とされる。従って、
以下の説明において、特に各色について区別を要しない
場合、各色を示す添字Y、M、C、Kは省略する。
【0030】感光ドラム113に形成されたトナー像
は、ポスト帯電器116によって電位が調整され、やが
て中間転写ベルト117を介して1次転写ローラ117
aと感光ドラム113とが対向する1次転写位置に至
る。そして、この1次転写位置で、1次転写ローラ11
7aに1次転写バイアスを印加することで感光ドラム1
13上のトナー像は中間転写ベルト117上に転写され
る。
【0031】ここで、カラーモードの場合には、次の色
のトナー像が転写されるように中間転写ベルト117を
更に1回転する。この間、ロータリ現像装置101は、
次の指定の色の現像器215を感光ドラム113に対向
するよう回転し、次の静電潜像を現像する準備をする。
【0032】こうして、例えばフルカラーモードでは、
所定数のトナー像が中間転写ベルト117に転写され終
わるまで、上述の静電潜像形成、現像、1次転写の各工
程を繰り返す。
【0033】ところで、給紙部109から給送された記
録材Sはレジストローラ121で斜行が補正され、更に
タイミングが合わされて画像形成部102へ送られる。
そして、2次転写ローラ119に2次転写バイアスを印
加することにより中間転写ベルト117から記録材Sに
トナー像が転写される。その後、中間転写ベルト117
から分離された記録材Sは、記録材搬送装置122によ
り定着装置104に搬送される。そして、定着装置10
4の熱と圧力により記録材Sに未定着転写画像が永久定
着される。画像が定着された記録材Sは、排出ローラ1
05により装置本体100から排出される。
【0034】このようにして、給紙部209から給送さ
れた転写材Sは画像が形成されて排出される。又、トナ
ー像の転写後に感光ドラム113、中間転写ベルト11
7に残留するトナーは、それぞれドラムクリーナ11
8、ベルトクリーナ120により除去される。
【0035】次に、図2、図3をも参照して、回動型現
像装置たるロータリ現像装置101について更に詳しく
説明する。
【0036】本実施例では、ロータリ現像装置101
は、図2に示すように、4色分(イエロー(Y)、マゼ
ンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K))の4個の
現像器115Y、115M、115C、115Kを、回
動軸101bを中心として回動自在に現像器支持体(支
持体)101aに保持している。これにより、支持体1
01aが回動することで、所望の色の現像器115が感
光ドラム113に対向する現像位置に移動され、多色画
像を形成することができる。
【0037】又、本実施例では、図3に示すように、現
像剤収容部であるトナーカートリッジ3は、各現像器2
15に内部が連通するように一体的に連結され、ロータ
リ現像装置101の内部に収容される。従って、トナー
カートリッジ3は、画像形成動作中には、ロータリ現像
装置101の回転に伴い回転する。トナーカートリッジ
3は、その中に現像器115に補給する補給用トナーを
収容している。このトナーカートリッジ3は、その内部
の補給用トナーがなくなった場合などに、ロータリ現像
装置101の稼働停止中に容易に現像器115、支持体
101a及び装置本体100に対して着脱して交換でき
る、所謂、カートリッジ式のボトル構成となっている。
【0038】現像器115は、現像容器(現像器本体)
8内に、現像剤として主にトナーとキャリアとからな
る、所謂、2成分現像剤(以下、単に「現像剤」と呼
ぶ。)を収容している。現像容器8には、その内部の現
像剤を攪拌循環搬送する攪拌スクリュー6、現像剤を磁
気により吸着担持して感光ドラム1に対向する現像部に
搬送し、感光ドラム113上の静電潜像にトナーを供給
する現像剤担持体としての、非磁性スリーブにて形成さ
れた現像スリーブ7などが設けられている。
【0039】攪拌スクリュー6は、現像スリーブ7から
遠い側の第1攪拌スクリュー6aと、現像スリーブ7に
近い側の第2攪拌スクリュー6bの2本が設けられてお
り、第1攪拌スクリュー6a上に位置する現像容器8の
補給口8aから、詳しくは後述するように現像容器8内
にトナーが補給される。このトナーは、第1攪拌スクリ
ュー6aの長手方向に、本実施例では図3中紙面奥側か
ら手前側に向かって搬送されつつ攪拌される。
【0040】現像容器8内には、第1、第2攪拌スクリ
ュー6a、6bを仕切るように配置された隔壁8bが設
けられているが、その長手方向両端部は現像容器8の側
壁までは達していない。従って、第1攪拌スクリュー6
aによって搬送される現像剤は、その長手方向一端部で
第2攪拌スクリュー6bへと引き渡される。第2攪拌ス
クリュー6bは、第1攪拌スクリュー6aとは反対方
向、本実施例では図3中紙面手前側から奥側に向かって
現像剤を搬送しつつ、現像スリーブ7に現像剤を供給す
る。又、第2攪拌スクリュー6bは、現像に供された後
の現像剤を搬送し、長手方向一端部において第1攪拌ス
クリュー6aに引き渡す。こうして現像容器8内の現像
剤は循環搬送される。
【0041】現像スリーブ7は、内部に円柱状の固定マ
グネットを備えている。そして、図中矢印方向に回転す
ることによって、固定マグネットの発生する磁界により
吸着され、現像剤量規制部材(図示せず)により所定の
層厚に規制された現像剤層(磁気ブラシ)を搬送する。
そして、現像スリーブ7に所定の現像バイアスを印加す
ることで、感光ドラム113と対向する現像部に搬送さ
れた現像剤から、静電潜像に応じてトナーが感光ドラム
113に転移する。現像に供された後の現像剤は再び現
像容器8内に戻される。
【0042】続いて、図4及び図5をも参照して、本実
施例におけるトナー補給機構及び現像剤量検知手段につ
いて説明する。
【0043】現像器115は、トナーカートリッジ3よ
り供給されたトナーを現像容器8内部へと搬送して補給
するための、補給現像剤搬送部としての補給部バッファ
ー4を一体的に備えている。補給部バッファー4は、補
給トナー受け取り部4aと、現像剤搬送路4bとを備え
て構成されている。現像剤搬送路4b内には、トナーを
搬送するために用いられる搬送手段である補給スクリュ
ー(回転軸5a、スクリュー羽根5b)5が設けられて
いる。
【0044】トナーカートリッジ3の補給給口3aとの
連通部である、補給トナー受け取り部4aの受け取り口
(第1の開口部)4cを介して補給部バッファー4に供
給されたトナーは、補給スクリュー5によって、現像容
器8側の補給口8aと連通する落下口(第2の開口部)
4dへ向かって搬送され、ここから現像容器8に補給さ
れる。
【0045】トナーカートリッジ3を支持体101a内
で現像器115に装着すると、トナーカートリッジ3の
補給口3aと補給部バッファー4の受け取り口4cとが
連結され、トナーカートリッジ3は、現像容器8と連通
する。通常、トナーカートリッジ3の補給口3a、補給
部バッファー4の受け取り口4cにはシャッター部材な
どの封止手段が設けられており、トナーカートリッジ3
の着脱操作時にトナーが漏れることがないようになって
いる。
【0046】尚、本実施例では、装置本体100が備え
た駆動入力ギア(図示せず)により、感光ドラム113
に対向する位置(現像位置)にある現像器215のみに
駆動が伝達されるように構成されている。この駆動入力
ギアは、攪拌スクリュー6及び現像スリーブ7を駆動す
る現像入力ギアと、補給スクリュー5を回転駆動する補
給入力ギアの2つを備え、それぞれ別々に駆動できるよ
う構成されている。そして、装置本体100に設けられ
た装置動作を統括制御する制御手段たるコントローラ1
07(図1)が、現像位置にて現像工程に供されている
現像器115の現像容器8内のトナー量が低下したと判
断したときに、補給入力ギアの回転を指示して補給スク
リュー5を回転させる。これにより、補給部バッファー
4内のトナーを現像容器8へと補給するように動作す
る。
【0047】尚、コントローラ107は、各現像器11
5の現像容器8内に収容される現像剤のトナー濃度(ト
ナー量)を、例えばトナー濃度検知手段として各現像器
115による形成画像の画素数をカウントするなどして
トナー消費量を計算し、トナー量が低下したことを判断
することができる。このようなトナー濃度の検知方法に
ついては、本発明においては任意であり、又当業者には
周知であるのでこれ以上の説明は省略する。
【0048】さて、本実施例にて特徴的な現像剤量検知
手段は、次のような構成とされている。即ち、本実施例
では、現像剤量検知手段は、現像剤量検知用部材として
の光学プリズム窓部材(プリズム窓部材)1と、現像剤
の残量を検知する現像剤量検知センサたる、光学式セン
サからなるトナー残量検知センサ2とを備えて構成され
ている。
【0049】本実施例においては、トナー残量検知セン
サ2及び光学プリズム窓部材1は、頻繁に交換されるト
ナーカートリッジ3には設けられておらず、補給部バッ
ファー4、より詳しくは、トナーカートリッジ3の補給
口3aの下の補給バッファー4の受け取り部4aに設け
られている。
【0050】又、トナー残量検知センサ2は、ロータリ
現像装置101外であって、現像位置に配置される現像
器115のプリズム窓部材1に対応した位置に設けられ
ている。
【0051】このように、プリズム窓部材1をトナーカ
ートリッジ3以外である補給部バッファー4に設けるこ
とにより、トナーカートリッジ3の製造コストを大幅に
低減することができ、装置のランニングコストを抑える
ことができる。
【0052】次に、本実施例におけるトナーカートリッ
ジ3からのトナー搬送動作について更に説明する。本実
施例では、補給部バッファー4に設けられた補給スクリ
ュー5は、補給部バッファー4の長手方向一端部近傍に
位置するトナー残量検知領域A、即ち、トナーカートリ
ッジ3の補給口3a、補給部バッファー4の受け取り口
4cの下までは延在していない。そして、補給部バッフ
ァー4のトナー残量検知領域Aでのトナーの搬送は、補
給部バッファー4の内壁、より詳しくは現像剤搬送路4
bの内壁に設けたらせん状のリブ(突出部材)9により
行う。
【0053】つまり、リブ9は、図2中矢印にて示すロ
ータリ現像装置101の回転(公転)を利用してトナー
を搬送できるように、補給部バッファー4の内壁にらせ
ん状に設けられている。これにより、トナーカートリッ
ジ3のトナー供給口3aから補給部バッファー4へと供
給されたトナーは、補給スクリュー5に向けて、即ち、
落下口4d、現像容器8側の補給口8aに向けて搬送さ
れる。その後、補給部バッファー4内のトナーは、攪拌
スクリュー5の回転により落下口4d、現像容器8側の
補給口8aに向けて搬送される(図4、図5中矢印にて
トナー搬送方向を示す)。
【0054】このようにリブ9を利用してトナー残量検
知領域Aのトナーを搬送することで、補給スクリュー5
がトナーを巻き上げることによるプリズム窓部材1への
トナー付着を防止し、又コントローラ107が現像容器
8内のトナー量が低下したと判断して補給スクリュー5
が回転するよりも前に、確実に補給部バッファー4内の
トナーを補給スクリュー5側に寄せておくことができ
る。
【0055】これにより、本実施例では、トナー残量の
検知タイミングは、現像器115が現像位置にあれば任
意に設定することができ、補給スクリュー5の回転時以
外でも検知タイミングを設定することができる。
【0056】次に、図6を参照して本実施例にて用いら
れる現像剤量検知手段、即ち、現像剤量検知用部材とし
てのプリズム窓部材1及び現像剤量検知センサとしての
トナー残量検知センサ2について更に説明する。
【0057】本実施例において用いられるトナー残量検
知センサ2は、電気回路基板2c上に設けられた発光素
子2aと、同じく電気回路基板2c上に設けられた受光
素子2bとを備えて構成されている。
【0058】又、プリズム窓部材1は、入光用窓部1a
と透過光用窓部1bとの2つの窓部を備えて構成されて
おり、本実施例では、それぞれ図6中の角度α及びβは
45度に設定されている。又、本実施例では入光用窓部
1a、透過光用窓部1bは、長手方向に沿って横並びに
設けられている。これにより、入光用窓部1aと透過光
用窓部1bとの間の検知部1cに溜まったトナー量に応
じて、図6中矢印にて示す光路、即ち、発光素子2aか
ら出射された光が入光用窓部1a、検知部1c、透過光
用窓部1bを経て受光素子2bに入射する光路がどの程
度遮られるかをアナログデータとして出力できるよう
に、受光素子2b及び電気回路基板2cが構成されてい
る。
【0059】つまり、補給部バッファ4の壁面に設けら
れた入光用窓部1aから入光した光線は、トナーカート
リッジ3内にトナーが充分に残っており、従って補給部
バッファ4に充分なトナーが供給されている場合には、
透過光用窓部1bに帰ってくることはない。一方、トナ
ーカートリッジ3内のトナー残量が所定量を下回ると、
入光用窓部1aから入った光線は、検知部1cを通過し
て又透過光用窓部1bにより反射されて、透過光用窓部
1bに対向配置されたトナー残量検知センサ2の受光素
子2bにて感知される。
【0060】装置本体100に設けられたコントローラ
107は、受光素子2bによる受光量が所定値以下であ
れば、補給部バッファ4内のトナー、即ち、トナーカー
トリッジ3内のトナーが所定量より少なくなったと判断
する。
【0061】そして、例えば、コントローラ107は、
各現像器115に関してトナー残量検知センサ2により
補給部バッファ4内のトナーの有無を所定のタイミング
で繰り返し検知し、このトナー残量検知センサ2がトナ
ー無しを検知し始めたときから、そのトナー無しの検知
回数を積算する。この積算回数が所定回数に到達した時
点でトナーカートリッジ3内のトナーが無くなったと判
別する。
【0062】コントローラ107は、トナーが無くなっ
たと判断したトナーカートリッジ3に関して、画像形成
装置本体100が備えた表示部(図示せず)、或いは画
像形成装置本体100と通信可能に接続されたパーソナ
ルコンピュータなどの外部機器(図示せず)に、その旨
を表示するための信号を送信する。こうして、操作者は
装置本体100の表示部若しくはパーソナルコンピュー
タのディスプレイ画面上で所定のトナーカートリッジ3
のトナーが無くなったことを知ることができる。
【0063】尚、本発明は、現像剤量検知用部材を、上
述のプリズム窓部材1に限定するものではなく、本発明
の主旨からして、例えば2つの窓部が一体となった構成
であっても何ら本発明の効果は変わることはない。又、
現像剤量検知手段の構成についても、現像剤量検知セン
サとしてのトナー残量検知センサ2、及び現像剤量検知
用部材としてのプリズム窓部材1とに限定されるもので
はない。本発明の主旨からして、他にトナー残量を検出
できる手段であれば本発明に適用することができ、同様
の効果を得られることは自明である。
【0064】又、現像剤量検知手段の設置位置は、補給
部バッファーに限定されるものではなく、本発明の主旨
からして、トナーカートリッジ3以外であれば上記同様
の効果を得られることは明らかである。
【0065】以上、本実施例によれば、ロータリ現像装
置101に装着されたトナーカートリッジ3に収容され
たトナーの残量を充分に検知可能で、且つ、トナーカー
トリッジ3以外の補給部バッファー4に現像剤量検知用
部材であるプリズム窓部材1が設けられているので、こ
のプリズム窓部材1の分のコストアップがトナーカート
リッジ3にかかることが無くなり、コストダウン効果が
大幅に向上する。
【0066】例えば、本実施例の画像形成装置を複写装
置として使用する場合には、画像形成装置1台につきト
ナーカートリッジ3をトータルで数百本使用するような
ケースが想定されるが、本実施例によれば、ロータリ現
像装置101の内部のトナー残量を充分に検知可能で、
且つ、トナーカートリッジ3のコストを低減し、ランニ
ングコストを大幅に削減することができる。
【0067】実施例2 次に、本発明の他の実施例を説明する。本実施例では、
補給部バッファー4におけるトナーの搬送態様が実施例
1とは異なる。その他の画像形成装置本体、ロータリ現
像装置、及びこれに内蔵される現像器の構成、動作は実
施例1にて説明したものと同様である。従って、同一構
成、機能を有する要素には同一の符号を付し、詳しい説
明は省略する。
【0068】本実施例では、補給部バッファー4の内壁
には、実施例1にて用いたリブ9(図4、図5)は設け
られておらず、その代わりに補給部バッファー4の現像
剤搬送路4bに設けられる補給スクリュー25は、トナ
ー残量検知領域A、即ち、トナーカートリッジ3の補給
口3a、受け取り口4cの下まで延在している。
【0069】これにより、トナー残量検知領域Aの付
近、即ち、トナーカートリッジ3の補給口3aの下のト
ナーを、確実に現像容器8側へと搬送することが可能と
なり、補給部バッファー4の現像剤搬送路4bの端部の
トナー溜まりを起こし難い構成となっている(図7、図
8中矢印にてトナー搬送方向を示す)。
【0070】本実施例においては、トナーカートリッジ
3のトナー残量の検知タイミングは、現像器115が現
像位置にあり、補給スクリュー25を回転させ初めてか
ら所定の時間が経過した後(補給口3aの下のトナーが
充分に現像容器8への落下口4dへと搬送されたタイミ
ング)に設定することが望ましい。
【0071】尚、本実施例にて用いた補給スクリュー2
5以外にも、補給部バッファー4のトナーを落下口4
d、現像容器8側の補給口8aに向けて搬送する手段は
考えられる。本発明の主旨からして、補給部バッファー
4内のトナーを落下口4d、現像容器8側の補給口8a
に向けて搬送できる手段であれば任意の手段を適用する
ことでき、同様の効果を得ることができる。
【0072】本実施例においても、実施例1と同様に、
現像剤量検知手段の現像剤量検知用部材たるプリズム窓
部材1は、トナーカートリッジ3ではなく補給部バッフ
ァー4に配置されている。このため、実施例1と同様
に、頻繁に交換されるトナーカートリッジ4の製造コス
トを低減し、ランニングコストを非常に低減することが
できる。
【0073】実施例3 次に、本発明の更に他の実施例を説明する。本実施例で
は、補給部バッファー4におけるトナーの搬送態様及び
現像剤量検知手段の構成が実施例1、2とは異なる。そ
の他の画像形成装置本体、ロータリ現像装置、及びこれ
に内蔵される現像器の構成、動作は実施例1、2にて説
明したものと同様である。従って、同一構成、機能を有
する要素には同一の符号を付し、詳しい説明は省略す
る。
【0074】本実施例では、補給部バッファ4の搬送ス
クリュー35は、スクリュー羽根35bがトナー残量検
知領域A、即ち、トナーカートリッジ3の補給口3、補
給部バッファー4の受け取り口4cの下まで延在してい
ない。又、本実施例においても、実施例2と同様に、補
給部バッファー4の内壁には、実施例1にて用いたリブ
9(図4、図5)は設けられておらず、その代わりにト
ナー残量検知領域Aの付近、即ち、トナーカートリッジ
3の補給口3a、補給部バッファ4の受け取り口4cの
下のトナーは、現像剤量検知用窓部材31(後述)を清
掃する可撓性シートにて作製される清掃部材たる窓清掃
シート39により搬送される。その後、トナーは補給ス
クリュー35へと受け渡される。
【0075】窓清掃シート39としては、限定するもの
ではないが、ポリエステルフィルムなどのシート部材を
好適に用いることができる。
【0076】ここで、図10を参照して窓清掃シート3
9の構成及び作用について詳しく説明する。本実施例に
おいて、窓清掃シート39は、補給スクリュー35の回
転軸(補給スクリュー軸)35aを挟んで略同一平面に
突設された羽根状部材であり、補給スクリュー軸35a
の軸線に対して角度γを持って取り付けられている。
【0077】このため、補給スクリュー軸35aの回転
により、補給部バッファー4内のトナーを、スクリュー
羽根35aが設けられた部分に向けて、即ち、補給部バ
ッファー4の落下口4d、現像容器8側の補給口8aに
向かって搬送することが可能となっている。こうして、
窓清掃シート39は現像剤量検知用窓部材31へのトナ
ー付着を防ぎつつ、補給部バッファー4内のトナーを現
像容器8側へと搬送することが可能となっている(図
9、図10中矢印にてトナー搬送方向を示す)。
【0078】尚、図10においては、窓清掃シート39
の機能をより良く説明するために、実際の取り付け角度
よりも大きく表現されている。
【0079】次に、図11を参照して、本実施例におけ
る現像剤量検知手段について説明する。本実施例におい
て、現像剤量検知手段は、現像剤量検知用部材としての
現像剤量検知用窓部材(窓部材)1と、実施例1、2と
概略同様の光学式センサからなるトナー残量検知センサ
32とを備えている。更に、本実施例では、現像剤量検
知用部材としての反射板30を補給部バッファ4内に有
する。
【0080】窓部材31は、入光用窓部31aと、透過
光用窓部31bとを有する。入光用窓部31aと透過光
用窓部31bは、実施例1、2とは異なり、上下に配置
された構成となっている。又、これに伴って、本実施例
ではトナー残量検知センサ32では、発光素子32aと
受光素子32bとの2つの素子は別体に構成され、それ
ぞれ入光用窓部31a、透過光用窓部31bに対応して
上下に配置されている。
【0081】本実施例では、発光素子32aから出射さ
れた光は、入光用窓部31aを介して下方より補給部バ
ッファー4内に入光し、その光が補給部バッファー4の
内壁に貼り付けられた反射板30によって反射され、透
過光用窓部31bを介して上方より外部へ出る。発光素
子32aが下方に、受光素子32bが上方に位置した配
置となっている。
【0082】これにより、補給スクリュー軸35aに光
線が遮られることなく、確実なトナー残量の検知が可能
となる。尚、発光素子32aを下方に、受光素子32b
を上方に配置したのは、受光素子32b側が飛散トナー
などによる影響を受け難くするためである。
【0083】但し、本発明の主旨からして、窓部材31
及びトナー残量検知センサ32の配置は、上記本実施例
のものに限定されるものではなく、補給部バッファー4
のトナー残量を検知できるのであれば任意に設計し得る
ことは言うまでもない。
【0084】上述のような構成により、トナーカートリ
ッジ3の補給口3aの下のトナーを、確実に現像容器8
側へと搬送することが可能となり、又窓部材31の内面
にトナーがこびり付くことによるトナー残量の誤検知を
起こし難い構成となっている。
【0085】又、本実施例においては、トナーカートリ
ッジ3のトナー残量の検知タイミングは、実施例2にて
説明したタイミングと同様に、現像器115が現像位置
にあり、補給スクリュー35を回転してから所定の時間
が経過した後(補給口3aの下トナーが充分に現像容器
8への落下口4dへと搬送されたタイミング)に設定す
ることが望ましい。
【0086】尚、本実施例にて用いた窓清掃シート39
以外にも、補給部バッファー4のトナーを落下口4d、
現像容器8側の補給口8aへと搬送する手段は考えられ
る。他の容易に想像できる形状で、トナー搬送機能と窓
部清掃機能とを持ち合わせている部材であれば、本発明
の主旨からして上述の窓清掃シート39の替わりに用い
ることができ、同様の効果を得られることは言うまでも
ない。
【0087】本実施例においても、実施例1、2と同様
に、現像剤量検知手段の現像剤量検知用部材たる窓部材
31は、トナーカートリッジ3ではなく補給部バッファ
ー4に配置されている。このため、実施例1、2と同様
に、頻繁に交換されるトナーカートリッジ4の製造コス
トを低減し、ランニングコストを非常に低減することが
できる。
【0088】尚、上記各実施例では、現像剤は、所謂、
2成分現像剤であるとして説明したが、本発明はこれに
限定されるものではない。現像剤として、主に樹脂、或
いは樹脂と磁性体とで構成される、所謂、1成分現像剤
(トナー)を用いる場合にも同様に本発明の原理を適用
することができ、上記同様の効果を得ることができる。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
現像剤収容部以外に現像剤量検知手段が設けられ、例え
ば補給現像剤搬送部に現像剤量検知用部材としての現像
剤量検知用窓部材は設けられるので、現像剤量検知用部
材のために現像剤収容部の製造コストが上がることは無
く、現像剤収容部が装置本体に対して着脱可能なカート
リッジなどとされ頻繁に交換されるような場合にも、装
置のランニングコストを大幅に低減することができる。
従って、本発明によれば、現像剤収容部内の現像剤の残
量を充分に検知可能であり、且つ、現像剤収容部が頻繁
に交換されるカートリッジとされる場合であっても現像
剤収容部のコストを低減し、ランニングコストを大幅に
削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の一実施例の概略構
成を示す断面図である。
【図2】図1の画像形成装置が備えた回動型現像装置の
主断面図である。
【図3】図2の回動型現像装置に配設される現像器及び
トナーカートリッジの主断面図である。
【図4】補給部バッファーの一例の側面断面図である。
【図5】補給部バッファーの一例の要部斜視図である。
【図6】プリズム窓部材とトナー残量検知センサの一例
の概略構成を示す主要構成図である。
【図7】補給部バッファーの他の例の側面断面図であ
る。
【図8】補給部バッファーの他の例の要部斜視図であ
る。
【図9】補給部バッファーの更に他の例の側面断面図で
ある。
【図10】補給部バッファーの更に他の例の要部平面図
である。
【図11】トナー検知手法の他の例を説明するための補
給部バッファーの要部主断面図である。
【図12】従来の回動型現像装置の一例の主断面図であ
る。
【図13】図12の回動型現像装置に配設される現像器
及びトナーカートリッジの主断面図である。
【符号の説明】
1 光学プリズム窓部材(現像剤量検知用部材、
現像剤量検知手段) 2 トナー残量検知センサ(現像剤量検知セン
サ、現像剤量検知手段) 3 トナーカートリッジ(現像剤収容部) 4 補給部バッファー(補給現像剤搬送部) 5 補給スクリュー(搬送手段) 8 現像容器(現像器本体) 101 ロータリ現像装置(回動型現像装置) 113 感光ドラム(像担持体、電子写真感光体) 115 現像器
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 15/01 113 G03G 15/08 507E 507Z Fターム(参考) 2H030 AA05 BB02 BB24 BB38 BB42 BB63 2H077 AA01 AA09 AA14 AA16 AA35 AB02 AB14 AB15 AB18 AC02 AC16 AD06 AD11 AD31 AD35 BA08 DA15 DA42 DA63 DA93 DB02 EA03 GA13

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像器と、前記現像器に対して内部が連
    通し、前記現像器に供給する現像剤を収容する現像剤収
    容部と、を有し、像担持体に形成された静電潜像を現像
    する現像手段を備えた画像形成装置において、前記現像
    剤収容部以外に、前記現像剤収容部内の現像剤の残量を
    検知するための検知手段を設けたことを特徴とする画像
    形成装置。
  2. 【請求項2】 前記現像手段は、前記現像器及びこれに
    内部が連通する前記現像剤収容部を複数有することを特
    徴とする請求項1の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記現像手段は、前記現像器及び前記現
    像剤収容部が回動軸の周りに回動可能に配設された回動
    型現像装置であることを特徴とする請求項1又は2の画
    像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記回動型現像装置は、前記現像剤収容
    部と前記現像器本体との間に補給現像剤搬送部を有し、
    前記現像剤収容部は、前記補給現像剤搬送部を介して前
    記現像器と連通した状態で前記回動軸の回りを回動す
    る、前記回動型現像装置から着脱可能なカートリッジで
    あることを特徴とする請求項3の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記検知手段は、(a)前記補給現像剤
    搬送部に設けられる、入光用窓部と透過光用窓部とを備
    えた現像剤量検知用窓部材と、(b)前記回動型現像装
    置外に設けられる、発光素子と受光素子とを備えた光学
    式センサと、を有することを特徴とする請求項4の画像
    形成装置。
  6. 【請求項6】 前記補給現像剤搬送部は、前記現像剤収
    容部と連通する第1の開口部と、前記現像器本体と連通
    する第2の開口部と、前記第1の開口部から第2の開口
    部へと現像剤を搬送する搬送手段と、を有することを特
    徴とする請求項4又は5の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記搬送手段は、前記補給現像剤搬送部
    の内壁に設けらる突出部材を備え、該突出部材は、前記
    回動型現像装置の回転により現像剤を前記第1の開口部
    から前記第2の開口部へと搬送できる形状を有すること
    を特徴とする請求項6の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記搬送手段は、前記補給現像剤搬送部
    内に設けられる搬送スクリューを備え、該搬送スクリュ
    ーは、その回転により現像剤を前記第1の開口部から前
    記第2の開口部へと搬送できる形状を有することを特徴
    とする請求項6の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記搬送スクリューは、前記現像剤量検
    知用窓部材に対向する位置に清掃部材を有し、前記搬送
    スクリューの回転により前記現像剤量検知用窓部材を清
    掃することを特徴とする請求項8の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記清掃部材は可撓性シートにて作製
    されることを特徴とする請求項9の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記清掃部材は、前記搬送スクリュー
    の回転中心軸に対して所定の角度を持って配設されてお
    り、前記搬送スクリューの回転により現像剤を第1の開
    口部から第2の開口部へと向かう方向に搬送できること
    を特徴とする請求項10の画像形成装置。
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