JP2003075628A - 光学フィルム - Google Patents
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Abstract
に設置して用いられる光学フィルタ用として好適な、高
度な近赤外線吸収能と色調補正能を一層で兼備し、実用
的な耐久性、生産安定性が良好である光学フィルムを提
供すること。 【解決手段】本発明は、アンスラキノン系色素及びジイ
モニウム系色素が含有された透明樹脂からなる層を有す
ることを特徴とする光学フィルムである。
Description
び色調補正能を兼ね備えた光学フィルムに関する。特に
プラズマディスプレイパネルの前面(視認側)に設置し
て用いられる光学フィルタに好適に用いられる光学フィ
ルムに関する。
DPと記す。)の原理は2枚の板状ガラスの間に封入し
た希ガス(ヘリウム、ネオン、アルゴン、キセノン等)
に電圧を加え、その時に生じる紫外線を発光体に当てる
ことで可視光を発生させるというものである。また、P
DPからは可視光と同時に近赤外線や電磁波等も放射さ
れる。その近赤外線は家庭用テレビ、クーラー、ビデオ
デッキ等の家電製品用の近赤外線リモコンを誤作動させ
たり、POS(販売時点情報管理)システム等のデータ
転送時に悪影響を及ぼす。
赤外線を遮断する光学フィルムを光学フィルタとして用
いる方法が以下のように提案されている。例えば、スパ
ッタ等により透明基材上に金属酸化物薄膜又は金属薄膜
を多層積層し、可視光は透過しながら近赤外線領域の光
を反射して遮蔽するものがある。しかし、高度な反射性
を得るためには、積層回数を多くする必要があり、工程
数が増加するため生産性が著しく劣る。更に大面積への
成膜が必要な場合は、前記のような光学薄膜系材料では
高精度の面内均一性が要求されるため、製造が困難とな
る。
正や、表示色のバランス補正、及び透過光の調整等が挙
げられる。そのために、透明樹脂中に特定波長の可視光
を選択的に吸収するような色調補正色素を含有する光学
フィルムを別の層に設けることが提案されている(特開
2001−133624)が、工程数が増加し、生産性
が劣ることから好ましくない。
色調補正色素を含有させ、一層にした光学フィルムが提
案(特開平9−316115号公報)されているが、透
過率が低いことから、光学物性を調整することが困難で
ある。しかも微粒子が分散した塗料のため、塗工条件が
限定されることから、生産性においても問題がある。
技術が有する問題点に鑑みてなされたものであり、その
為に具体的に設定された課題は、PDPなどの表示装置
用の光学フィルタ等に用いて好適な、高度な近赤外線吸
収能と色調補正能を一層で兼備し、実用的な耐久性、生
産安定性が良好な光学フィルムを提供することである。
式(2)で表されるアンスラキノン系色素、及び式
(3)で表されるジイモニウム系色素が含有された透明
樹脂からなる層を有することを特徴とする光学フィルム
である。
15は、それぞれ独立に水素原子、置換基を有してもよ
いアルキル基(ただし、ハロゲン化アルキル基を除
く。)、アルコキシ基、アリールオキシ基、ハロゲン原
子、アルコキシカルボニル基、ハロゲン化アルキル基、
アルキルチオ基、アリールチオ基、シアノ基、ニトロ
基、アミノ基、アルキルアミノ基、アミド基、アシルオ
キシ基、ヒドロキシル基、スルホ基、又はカルボキシル
基を表す。式(2)において、R16は、水素原子、又
は置換基を有してもよいアルキル基を表す。式(3)に
おいて、R17〜R2 4は、それぞれ独立に水素原子、
置換基を有してもよいアルキル基、置換基を有してもよ
いアルケニル基、置換基を有してもよいアリール基、又
は置換基を有してもよいアルキニル基を表し、X−は陰
イオンである。
本発明の光学フィルムは、アンスラキノン系色素及び、
ジイモニウム系色素を含有する透明樹脂からなる層を有
する光学フィルムである。アンスラキノン系色素は、前
記式(1)又は式(2)で表される。式(1)又は式
(2)において、R1〜R15は、それぞれ独立に、水
素原子、置換基を有してもよいアルキル基(ただし、ハ
ロゲン化アルキル基を除く。)、アルコキシ基、アリー
ルオキシ基、ハロゲン原子、アルコキシカルボニル基、
ハロゲン化アルキル基、アルキルチオ基、アリールチオ
基、シアノ基、ニトロ基、アミノ基、アルキルアミノ
基、アミド基、アシルオキシ基、ヒドロキシル基、スル
ホ基、又はカルボキシル基を表す。式(2)において、
R16は、水素原子、又は置換基を有してもよいアルキ
ル基を表す。
基としては、例えば、メチル基、エチル基、n−プロピ
ル基、iso−プロピル基、n−ブチル基、sec−ブ
チル基、iso−ブチル基、tert−ブチル基、n−
アミル基、tert−アミル基、n−ヘキシル基、n−
オクチル基、又はtert−オクチル基等が挙げられ
る。該アルキル基はアルコキシカルボニル基、ヒドロキ
シル基、スルホ基、又はカルボキシル基等の置換基を有
してもよい。
キシ基等が、アリールオキシ基としては、フェノキシ
基、p−クロロフェノキシ基等が挙げられる。さらに、
アルコキシカルボニル基としては、メトキシカルボニル
基、エトキシカルボニル基等が、ハロゲン化アルキル基
としては、トリフルオロメチル基、ペンタフルオロエチ
ル基等が、アルキルチオ基としては、メチルチオ基、エ
チルチオ基、プロピルチオ基、ブチルチオ基等が、アリ
ールチオ基としては、フェニルチオ基、o−カルボキシ
ルフェニルチオ基等が、アルキルアミノ基としては、メ
チルアミノ基、エチルアミノ等が、アミド基としては、
アセトアミド基、プロピオンアミド基等が、アシルオキ
シ基、アセトキシ基、ブチリルオキシ基等が挙げられ
る。
ては、波長400〜700nmの可視光領域に最大吸収
を有するものが好ましい。
される。式(3)において、R17〜R24は、それぞ
れ独立に水素原子、置換基を有してもよいアルキル基、
置換基を有してもよいアルケニル基、置換基を有しても
よいアリール基、置換基を有してもよい又はアルキニル
基を表す。
アルキル基が挙げられる。該アルキル基はアルコキシカ
ルボニル基、ヒドロキシル基、スルホ基、又はカルボキ
シル基等の置換基を有してもよい。アルケニル基として
は、例えば、ビニル基、プロペニル基、ブテニル基、ペ
ンテニル基、ヘキセニル基、ヘプテニル基、又はオクテ
ニル基等を示す。該アルケニル基は、ヒドロキシル基、
カルボキシ基等の置換基を有してもよい。アリール基と
しては、例えば、ベンジル基、p−クロロベンジル基、
p−メチルベンジル基、2−フェニルメチル基、2−フ
ェニルプロピル基、3−フェニルプロピル基、α−ナフ
チルメチル基、又はβ−ナフチルエチル基等を示す。該
アリール基は、ヒドロキシル基、カルボキシ基等の置換
基を有してもよい。アルキニル基としては、例えば、プ
ロピニル基、ブチニル基、2−クロロブチニル基、ペン
チニル基、又はヘキシニル基等を示す。該アルキニル基
は、ヒドロキシル基、カルボキシ基等の置換基を有して
もよい。
イオン、過塩素酸イオン、過ヨウ素酸イオン、硝酸イオ
ン、ベンゼンスルホン酸イオン、P−トルエンスルホン
酸イオン、メチル硫酸イオン、エチル硫酸イオン、プロ
ピル硫酸イオン、テトラフルオロホウ酸イオン、テトラ
フェニルホウ酸イオン、ヘキサフルオリン酸イオン、ベ
ンゼンスルフィン酸イオン、酢酸イオン、トリフルオロ
酢酸イオン、プロピオン酢酸イオン、安息香酸イオン、
シュウ酸イオン、コハク酸イオン、マロン酸イオン、オ
レイン酸イオン、ステアリン酸イオン、クエン酸イオ
ン、一水素二リン酸イオン、二水素一リン酸イオン、ペ
ンタクロロスズ酸イオン、クロロスルホン酸イオン、フ
ルオロスルホン酸イオン、トリフルオロメタンスルホン
酸イオン、ヘキサフルオロヒ酸イオン、ヘキサフルオロ
アンチモン酸イオン、モリブデン酸イオン、タングステ
ン酸イオン、チタン酸イオン、又はジルコン酸イオン等
の陰イオンを表す。
ン、ヨウ素イオン、テトラフルオロホウ酸イオン、ヘキ
サフルオロリン酸イオン、ヘキサフルオロアンチモン酸
イオン、トリフルオロメタンスルホン酸イオン等が好ま
しく、特にヘキサフルオロアンチモン酸イオンが熱安定
性に最も優れるため好ましい。
は、1000nm付近のモル吸光係数εが約8万〜10
万であることが好ましい。さらに、光学フィルムの加工
時の劣化を抑制し、光学フィルムとした後の実用的な耐
久性を付与するために、98%以上の純度を有するジイ
モニウム系色素、又は210℃以上の融点を有するジイ
モニウム系色素を使用することが好ましい。特に、98
%以上の純度を有し、かつ210℃以上の融点を有する
ジイモニウム系色素を使用することが好ましい。
mの範囲にある近赤外線吸収色素や最大吸収波長が30
0〜800nmの範囲にある色調補正色素を一種類以上
添加してもよい。この近赤外線吸収色素や色調補正色素
としては、無機系顔料、有機系顔料、有機系染料等一般
的なものが挙げられる。
色素、鉄系色素、クロム系色素、チタン系色素、バナジ
ウム系色素、ジルコニウム系色素、モリブデン系色素、
ルテニウム系色素、白金系色素、ITO系色素、ATO
系色素等が挙げられ、有機系顔料及び有機系染料として
は、例えばアミニウム系色素、シアニン系色素、メロシ
アニン系色素、クロコニウム系色素、スクアリウム系色
素、アズレニウム系色素、ポリメチン系色素、ナフトキ
ノン系色素、ピリリウム系色素、フタロシアニン系色
素、ナフタロシアニン系色素、ナフトラクタム系色素、
アゾ系色素、縮合アゾ系色素、インジゴ系色素、ペリノ
ン系色素、ペリレン系色素、ジオキサジン系色素、キナ
クリドン系色素、イソインドリノン系色素、キノフタロ
ン系色素、ピロール系色素、チオインジゴ系色素、金属
錯体系色素、ジチオール金属錯体系色素、インドールフ
ェノール系色素、又はトリアリルメタン系色素等が挙げ
られる。この中でも、金属錯体系色素、アミニウム系色
素、フタロシアニン系色素、ナフタロシアニン系色素、
ピロール系色素などが好ましい。
体塩を選択する場合は、前記ジイモニウム系色素中の陰
イオンと同じ陰イオンを有することが、特に好ましい。
同じ陰イオンであれば、ジイモニウム系色素の陰イオン
との塩交換反応が起こった場合でも該ジイモニウム系色
素は変化することがなく、吸収性能、熱安定性などが変
化することがない。
び全色素の合計量に対して、全色素の含有量を0.1〜
10.0質量%の範囲にすることが好ましい。0.1質
量%以上とすることで充分な色調補正能及び近赤外線吸
収能が得られ、10.0%質量以下とすることで、色素
間の相互作用が抑えられ、色素の安定性が良好となる。
これらの観点から、特に1.0〜9.0質量%の範囲に
することが好ましい。
色が好まれ、これに対応するJISZ8701−199
9に従い計算されたC光源基準の色度座標は、(x、
y)=(0.310、0.316)であることから、色
素の種類及び含有量を適宜選定し、(x、y)=(0.
310±0.100、0.316±0.100)にする
ことが好ましい。また、視感平均透過率を45%以上に
することが好ましく、特に、上記色度座標(x、y)の
規定と視感平均透過率の規定を同時に満たすことが好ま
しい。
持できること、成形性が容易であることと、成形時の色
素の劣化が抑制されることなどから、ガラス転移点が9
0〜180℃の範囲にあることが好ましく、特に120
〜180℃の範囲であることが好ましい。好ましい透明
樹脂としては、ポリエステル系樹脂、ポリオレフィン系
樹脂、ポリシクロオレフィン系樹脂、ポリカーボネート
系樹脂等の熱可塑性樹脂を挙げることができる。この樹
脂は、例えば、鐘紡社製、商品名「O−PET」のポリ
エステル系樹脂、JSR社製、商品名「ARTON」の
ポリオレフィン系樹脂、日本ゼオン社製、商品名「ゼオ
ネックス」のポリシクロオレフィン系樹脂、三菱エンジ
ニアリングプラスチック社製、商品名「ユーピロン」の
ポリカーボネート系樹脂などの市販品を用いることがで
きる。
は、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコー
ル、ジアセトンアルコール、エチルセロソルブ、メチル
セロソルブ等のアルコール類、アセトン、メチルエチル
ケトン、シクロペンタノン、シクロヘキサノン等のケト
ン類、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチ
ルアセトアミド等のアミド類、ジメチルスルホキシド等
のスルホキシド類、テトラヒドロフラン、ジオキサン、
エチレングリコールモノメチルエーテル等のエーテル
類、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル
類、クロロホルム、塩化メチレン、ジクロルエチレン、
四塩化炭素、トリクロルエチレン等の脂肪族ハロゲン化
炭化水素類、ベンゼン、トルエン、キシレン、モノクロ
ルベンゼン、ジクロルベンゼン等の芳香族類又はn−ヘ
キサン、シクロヘキサノリグロイン等の脂肪族炭化水素
類、テトラフルオロプロピルアルコールやペンタフルオ
ロプロピルアルコール等のフッ素系溶剤等を用いること
ができる。
なる層は、浸漬コーティング法、スプレーコーティング
法、スピンナーコーティング法、ビードコーティング
法、ワイヤーバーコーティング法、ブレードコーティン
グ法、ローラーコーティング法、カーテンコーティング
法、スリットダイコーター法、グラビアコーター法、ス
リットリバースコーター法、マイクログラビア法、又は
コンマコーター法等のコーティング法を用いて製造する
ことができる。
3〜50.0μmの範囲にすることが好ましい。0.3
μm以上とすることで、色調補正能及び近赤外線吸収能
を充分に発揮することができ、50μm以下とすること
で成形時の残留溶媒を低減することができる。これらの
観点から、特に0.5〜20.0μmの範囲にすること
が好ましい。本発明の透明樹脂からなる層中にレベリン
グ剤、帯電防止剤、熱安定剤、酸化防止剤、分散剤、難
燃剤、滑剤、可塑剤、又は紫外線吸収剤等が含有されて
いてもよい。
含有された透明樹脂からなる層以外の機能を有する層を
1層以上有していてもよい。例えば、紫外線による色素
の劣化を防ぎ耐光性を改善するための紫外線吸収層、画
像の視認性を向上させるための反射防止層、PDPなど
の表示装置から発せられる電磁波をカットするための電
磁波遮蔽層、耐擦傷性機能を与えるハードコート層もし
くは自己修復性を有する層、又は最表面の汚れを防止す
るための防汚層、それぞれの層を積層させるための粘着
もしくは接着層等を挙げることができる。
上に形成した後剥離したものであってもよいし、又は透
明な支持フィルム(以下、支持フィルムと記す。)上に
形成し、該支持フィルムと一体化されたものであっても
よい。
のであればよく、特に材料に限定はない。剥離性を良好
にするために、該基材表面にシリコ−ンや低表面張力の
樹脂などを用いて離型処理をすることが好ましい。
レンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタ
レート(PBT)等のポリエステル類、ポリエチレン、
ポリプロピレン等のポリオレフィン類、ポリアクリレー
ト類、ポリメチルメタクリレート(PMMA)等のポリ
アクリレート類、ポリカーボネート(PC)類、ポリス
チレン類、トリアセテート、ポリビニルアルコール、ポ
リ塩化メチル、ポリ塩化ビニリデン、エチレンー酢酸ビ
ニル共重合体、ポリビニルブチラール、ポリウレタン
類、セロファン等の材料の中から適宜選択して使用する
ことができ、好ましくはPET、PC、PMMAが挙げ
られる。
の範囲において作業性が良好で、ヘイズ値が低く抑えら
れるという面から好ましい。また、支持フィルム上に光
学フィルムを形成する前に、該支持フィルムの表面にコ
ロナ処理や易接着処理を施すことが好ましい。
ら剥離されたものであっても、又は支持フィルムと一体
化されたものであっても、粘着剤層を設けて高い剛性を
有する透明基板(以下、透明基板と記す。)に容易に貼
着することができる。透明基板の材料としては、ガラ
ス、透明で高剛性の高分子材料から適宜選択して使用す
ることができるが、好ましくはガラス、強化もしくは半
強化ガラス、ポリカーボネート、又はポリアクリレート
などが挙げられる。光学フィルムが透明基板に貼着され
たものを光学フィルタとして使用すると、PDPなどの
表示装置の保護板としての機能も発揮できる。
使用することができるが、好ましい具体例としては、ア
クリル酸エステル共重合体、ポリ塩化ビニル、エポキシ
樹脂、ポリウレタン、酢酸ビニル共重合体、スチレンー
アクリル共重合体、ポリエステル、ポリアミド、ポリオ
レフィン、スチレンーブタジエン共重合体系ゴム、ブチ
ルゴム、又はシリコーン樹脂等の粘着剤を挙げることが
できる。更に、粘着剤層を積層する場合には、その粘着
面にシリコーンが塗布されたPET等の離型フィルムを
貼付しておくことが、作業性の点で好ましい。粘着剤を
用いた場合、この粘着剤に紫外線吸収剤などの種々の機
能を有する添加剤を添加してもよい。
ム透明基板上に貼着したものは、PDP、プラズマアド
レスリキッドクリスタル(PALC)ディスプレイパネ
ル、フィールドエミッションディスプレイ(FED)パ
ネルなどの平面型表示装置及び陰極管表示装置(CR
T)などの表示装置用の光学フィルタとして用いること
ができる。この場合、表示装置の視認側に設置すればよ
く、表示装置から離して設置してもよいし、表示装置表
面に直接貼り付けてもよい。本発明の光学フィルムは、
高度な近赤外線吸収能と色調補正能を兼備するとともに
優れた耐久性を有することから、特に近赤外線が発生す
るPDPなどの光学フィルタに好適に用いることができ
る。
る。例1〜例4は実施例であり、例5〜例8は比較例で
ある。ここでは、近赤外線領域の850〜1100nm
の波長において、その透過率を15%以下にし、かつ、
可視領域において、視感平均透過率を45%以上、C光
源基準の色度座標を(0.310、0.316)になる
ように設計を試みた。なお、各実施例及び比較例で得た
光学フィルムからなる試料の光学特性の測定方法、及び
耐久性の評価方法は次の通りである。
UV−3100) を用い、各試料から切り出した20
×20mm角の試験片のスペクトルを380〜1300
nmの範囲で測定した。JIS Z8701−1999
に従い、視感平均透過率Y及び色度座標(x、y)を算
出した。850nm、900nm、1100nmの透過
率をT850、T900、T1100とした。各数値は
室内の空気の透過率を比較対照とした。
化器械社製、KCH−1000)を用い、温度60℃、
湿度95%RHに設定し、1000 時間試験後の各試
料のY、x、yの各測定値について、試験前の測定値と
比較した。試験前後の変化量がすべて3%未満であるも
のを〇、いずれか一つでも3%以上〜5%未満のものが
ある場合は△、いずれか一つでも5%以上のものがある
場合を×とした。
械社製)を用い、温度80℃に設定し、1000時間試
験後の各試料のY、x、yの各測定値について、試験前
の測定値と比較した。試験前後の変化量がすべて3%未
満であるものを〇、いずれか一つでも3%以上〜5%未
満のものがある場合は△、いずれか一つでも5%以上の
ものがある場合を×とした。
ポリエステル樹脂(鐘紡社製、商品名「O−PET」)
をシクロペンタノン/トルエン(6/4容量比)混合溶
媒に15質量%になるように溶解して、主剤溶液を得
た。この主剤溶液の樹脂分及び全色素の合計量に対し
て、ジイモニウム系色素(N,N,N’,N’−テトラ
キス(p−ジ−tert−ブチルアミノフェニル)−p
−フェニレンジアミン・ジヘキサフルオロアンチモン酸
イモニウム塩)8.0質量%、アンスラキノン系色素
(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製、商品名「F
ILESTER Blue TRR」)0.4質量%及
びアンスラキノン系色素(チバ・スペシャルティ・ケミ
カルズ社製、商品名「FILESTER Violet
BA」)0.2質量%とを主剤溶液に添加し、これら
を溶解させた塗工液を得た。この塗工液をマイクログラ
ビアにて、厚み100μmのポリエチレンテレフタレー
トフィルム上に乾燥塗膜の厚みが6μmとなるようにコ
ーティングして、光学フィルムを得た。
樹脂に代えて、ガラス転移温度が171℃である透明オ
レフィン樹脂(JSR社製、商品名「ARTON」)を
用いた以外は、例1と同様にして光学フィルムを得た。
キサフルオロアンチモン酸を陰イオンとしたアミニウム
系色素(ナガセケムテックス社製、商品名「NIR−A
M2」)0.1質量%を添加した以外は、例1と同様に
して光学フィルムを得た。
ウム系色素(N,N,N’,N’−テトラキス(p−ジ
−tert−ブチルアミノフェニル)−p−フェニレン
ジアミン・ジヘキサフルオロアンチモン酸イモニウム
塩)8.0質量%、アンスラキノン系色素(チバ・スペ
シャルティ・ケミカルズ社製、商品名「FILESTE
R Blue TRR」)0.1質量%及び過塩素酸イ
オンを陰イオンとしたシアニン系色素(旭電化工業社
製、商品名「FD−3351」)0.3質量%とに変え
た以外は、例1と同様にして光学フィルムを得た。
ウム系色素(N,N,N’,N’−テトラキス(p−ジ
−tert−ブチルアミノフェニル)−p−フェニレン
ジアミン・ジヘキサフルオロアンチモン酸イモニウム
塩)16.0質量%、及びシアニン系色素(旭電化工業
社製、商品名「FD−3351」)0.6質量%とに代
えて、さらに乾燥塗膜の厚みを3μmとなるように代え
た以外は、例1と同様にして光学フィルムを得た。
アニン系色素(山本化成社製、商品名「YKR−308
0」)7.3質量%、金属錯体系色素(オリエント化学
工業社製、商品名「VALIFAST RED 330
4」)0.9質量%、及びフタロシアニン系色素(チバ
・スペシャルティ・ケミカルズ社製、商品名「ORAS
OLBLUE GL」)0.4質量%とに変えた以外
は、例1と同様にして光学フィルムを得た。このフィル
ムは初期の光学評価において、Yの値が目標値からはず
れ、23.6%であった。
アニン系色素(山本化成社製、商品名「YKR−308
0」)3.3質量%、金属錯体系色素(オリエント化学
工業社製、商品名「VALIFAST RED 330
4」)0.5質量%、及びフタロシアニン系色素(チバ
・スペシャルティ・ケミカルズ社製、商品名「ORAS
OLBLUE GL」)0.3質量%とに変えた以外
は、例1と同様にして光学フィルムを得た。このフィル
ムの初期の光学評価において、T850、T900及び
T1100の値が目標値からはずれ、それぞれ37.
7,29.7及び23.7%であった。
アニン系色素(山本化成社製、商品名「YKR−308
0」)6.6質量%に変えた以外は、例1と同様にして
光学フィルムを得た。このフィルムの初期の光学評価に
おいて、色度yの値が目標値からはずれ、0.352で
あった。
の光学フィルムは、いずれも、初期特性において高度な
近赤外線吸収能と色調補正能を有することが分かった。
さらに、例1〜例3の光学フィルムは、各耐久試験後の
各光学特性の変化量がいずれも3%未満であり、本発明
により耐久性に優れた光学フィルムが得られることが実
証された。例4の光学フィルムは、初期特性・耐久性と
もやや劣るものの満足できる範囲である。これに対し
て、例5は、初期特性も低く、特に耐湿性・耐熱性試験
後の光学特性が悪いため、実用上問題を有している。例
6〜例8の光学フィルムでは、耐久性に優れるものの、
近赤外線吸収能及び色調補正能の双方の性能を満足する
ことができず、実用上問題を有している。
色調補正能を兼備した光学フィルムを提供できる。さら
に、性能の安定性すなわち実用的な耐久性に優れ、かつ
生産性に優れた光学フィルムを提供することができる。
上記のような優れた物性から、特にPDPなどの光学フ
ィルタに好適に用いられる光学フィルムを提供すること
ができる。
Claims (3)
- 【請求項1】式(1)又は式(2)で表されるアンスラ
キノン系色素、及び式(3)で表されるジイモニウム系
色素が含有された透明樹脂からなる層を有することを特
徴とする光学フィルム。 【化1】 【化2】 【化3】 (式(1)又は式(2)において、R1〜R15は、そ
れぞれ独立に水素原子、置換基を有してもよいアルキル
基(ただし、ハロゲン化アルキル基を除く。)、アルコ
キシ基、アリールオキシ基、ハロゲン原子、アルコキシ
カルボニル基、ハロゲン化アルキル基、アルキルチオ
基、アリールチオ基、シアノ基、ニトロ基、アミノ基、
アルキルアミノ基、アミド基、アシルオキシ基、ヒドロ
キシル基、スルホ基、又はカルボキシル基を表す。式
(2)において、R16は、水素原子、又は置換基を有
してもよいアルキル基を表す。式(3)において、R
17〜R 24は、それぞれ独立に水素原子、置換基を有
してもよいアルキル基、置換基を有してもよいアルケニ
ル基、置換基を有してもよいアリール基、又は置換基を
有してもよいアルキニル基を表し、X−は陰イオンであ
る。) - 【請求項2】前記透明樹脂に、式(3)で表されるジイ
モニウム系色素中の陰イオンと同じ陰イオンを有する塩
化合物からなる色素(但し、式(3)で表されるジイモ
ニウム系色素を除く。)がさらに1種以上含有された請
求項1に記載の光学フィルム。 - 【請求項3】前記透明樹脂のガラス転移温度が、90〜
180℃である請求項1又は2に記載の光学フィルム。
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