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JP2003074585A - 動力伝達装置 - Google Patents

動力伝達装置

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Publication number
JP2003074585A
JP2003074585A JP2001260936A JP2001260936A JP2003074585A JP 2003074585 A JP2003074585 A JP 2003074585A JP 2001260936 A JP2001260936 A JP 2001260936A JP 2001260936 A JP2001260936 A JP 2001260936A JP 2003074585 A JP2003074585 A JP 2003074585A
Authority
JP
Japan
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recess
engaging
engaging member
bush
peripheral side
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2001260936A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichiro Yanagi
順一郎 柳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nok Corp
Original Assignee
Nok Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nok Corp filed Critical Nok Corp
Priority to JP2001260936A priority Critical patent/JP2003074585A/ja
Publication of JP2003074585A publication Critical patent/JP2003074585A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H55/00Elements with teeth or friction surfaces for conveying motion; Worms, pulleys or sheaves for gearing mechanisms
    • F16H55/32Friction members
    • F16H55/36Pulleys
    • F16H2055/366Pulleys with means providing resilience or vibration damping

Landscapes

  • Transmission Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 動力伝達装置にトルクリミッタ機能を与える
ことにより、回転軸12のロック等による過負荷の発生
を防止する。 【解決手段】 エンジンからの駆動力により回転するプ
ーリに設けられたアウターリング15に、外周側へ向け
て凹んだ第一係合凹部15a及びそれより外周側まで凹
んだ非係合凹部15bが円周方向交互に形成され、アウ
ターリング15の内周側にあって回転軸に設けられたハ
ブ16に、内周側へ向けて凹んだ第二係合凹部16aが
第一係合凹部15aと対応して形成され、変形可能なブ
ッシュ17が第一及び第二係合凹部15a,16aの双
方と円周方向に係合している。設定値を超えるトルクが
作用した時にブッシュ17が潰されることにより第一係
合凹部15aから非係合凹部15bへ移動し、これによ
ってアウターリング15とハブ16との間の連結が遮断
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の車室空調
装置用コンプレッサ等に使用され、過大トルクの発生時
にトルクリミッタとして機能する動力伝達装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】自動車の車室空調装置の冷凍サイクルに
おいて、冷媒コンプレッサは、エンジンのクランクプー
リからプーリベルトを介して入力される回転トルクを、
動力伝達装置を介して回転軸に伝達し、この回転軸を回
転させることにより、回転軸に設けられた斜板を介し
て、冷媒ガスを圧縮する円周方向複数のピストンを往復
動作させるようになっている。
【0003】ところで、冷媒コンプレッサの作動部が焼
き付き等を発生してその回転軸がロックしたような場
合、動力伝達装置を介してプーリの回転もロック状態に
なるため、エンジンからプーリへ動力を伝達するプーリ
ベルトが、過大な張力や摩擦により破損する。しかも、
プーリベルトがいったん破損すると、このベルトによっ
てエンジンの動力が供給されているエンジン冷却水循環
ポンプやオルタネータ等、他の補機も停止してしまうの
で、エンジンが停止して自動車の走行不能という重大な
事態を引き起こしてしまう問題がある。
【0004】したがって、このような事態を回避するに
は、回転軸が冷媒コンプレッサの作動部の焼き付き等に
よってロックした場合には、プーリから回転軸への動力
伝達装置がトルクリミッタとして機能し、トルク伝達を
解除することにより、プーリを回転可能な状態に保持し
て、プーリベルトの破損を防止する必要がある。そして
このような動力伝達装置の典型的な従来技術としては、
例えば特開平8−135686号公報に開示されたもの
がある。
【0005】この技術においては、駆動側に円周方向に
配置したゴムからなる弾性リングが、従動側である回転
軸側の部材に円周方向に配置した保持部材にそれぞれ保
持されることによって、回転軸へのトルク伝達が行わ
れ、コンプレッサの焼き付き等により回転軸がロック状
態となることによって、過大トルクが作用した場合に
は、弾性リングが変形によって保持部材から抜け出し
て、トルク伝達が解除される構造となっている。
【0006】ところが、上記従来の技術によれば、過大
トルクによって弾性リングが保持部材からいったん抜け
出しても、この弾性リングは、駆動側と共に所定角度だ
け回転した時点で、他の保持部材に嵌まり込んで保持さ
れるので、駆動側が再び回転軸側と連結状態になり、こ
れに伴って再び過大トルクが入力され、弾性リングが変
形して保持部材から抜け出す、といった動作が繰り返さ
れることになる。このため、完全にトルク伝達を遮断す
ることはできなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述のよう
な問題に鑑みてなされたもので、その技術的課題は、動
力伝達装置にトルクリミッタ機能を与えることにより、
回転軸のロック等による過負荷の発生を防止し、ひいて
は過負荷の発生に起因する重大事故を防止し得る動力伝
達装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】従来の技術的課題は、本
発明によって有効に解決することができる。すなわち、
請求項1の発明に係る動力伝達装置は、駆動側回転体に
設けられた駆動側係合部材と、この駆動側係合部材の内
周側にあって回転軸に設けられた従動側係合部材と、前
記駆動側係合部材と従動側係合部材との間に介在された
変形可能な伝達子とを備え、前記駆動側係合部材に外周
側へ向けて凹んだ第一係合凹部及びこの第一係合凹部よ
りも外周側まで凹んだ非係合凹部が円周方向交互に形成
され、前記従動側係合部材に内周側へ向けて凹んだ第二
係合凹部が前記第一係合凹部と対応して形成され、前記
伝達子が前記第一及び第二係合凹部の双方と円周方向に
係合しており、設定値を超えるトルクが作用した時に前
記伝達子が前記駆動側係合部材と従動側係合部材との間
で潰されることにより前記第一係合凹部から前記非係合
凹部へ移動するもので、これによって、回転軸側へのト
ルク伝達を遮断し、遮断状態を維持するものである。
【0009】請求項2の発明に係る動力伝達装置は、請
求項1における一層好ましい構成として、伝達子が、所
定の荷重によって座屈するスリーブの外周にゴム状弾性
体製のダンパを設けたブッシュからなるもので、このブ
ッシュは、通常の運転時に回転に伴い入力されるトルク
変動を吸収する機能を有し、設定値を超えるトルクが作
用した時に、スリーブが座屈することによってブッシュ
が潰れて、第一係合凹部から非係合凹部へ移動する。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る動力伝達装
置の好ましい実施の形態を軸心と直交する平面で切断し
て示す断面図、図2は、図1におけるII−O−II’断面
図である。なお、以下の説明において、正面とは、図2
における左側をさし、背面とは、図2における右側をさ
す。
【0011】まず図2において、参照符号11は自動車
の車室空調装置における可変容量型コンプレッサのハウ
ジング正面側の筒状端部を示しており、12はこの筒状
端部11の内周からハウジング内部に挿通されコンプレ
ッサの内部機構を動作させる回転軸である。本形態によ
る動力伝達装置は、図1及び図2に示されるように、ハ
ウジング筒状端部11の外周にボールベアリング13を
介して回転自在に保持されたプーリ14と、このプーリ
14の正面側の端面14aに円周方向複数のボルト14
1を介して取り付けられたアウターリング15と、回転
軸12の軸端12aに固定されたハブ16と、アウター
リング15とハブ16の間に介在するブッシュ17とを
備える。
【0012】プーリ14は、請求項1における駆動側回
転体に相当するものであって、その外周面にはポリV溝
14bが形成されており、このポリV溝14bにはエン
ジンのクランクプーリからの駆動力を伝達するためのプ
ーリベルト(図示省略)が、エンジン冷却水循環ポンプ
やオルタネータ等、他の補機のプーリを経由して巻き掛
けられている。
【0013】なお、可変容量型コンプレッサは、冷媒を
圧縮するピストンのストロークを、回転軸12に設けた
斜板の傾斜角度等により変化させて、吐出容量を無段階
で制御可能としたものであるため、本形態の動力伝達装
置では、回転軸12への動力伝達を断続するための電磁
クラッチが不要となっている。
【0014】アウターリング15は、請求項1における
駆動側係合部材に相当するものであって、鉄系の金属板
を打ち抜きプレス成形して製作され、ボルト141によ
りプーリ14の端面14aに緊結されるフランジ部15
1と、このフランジ部151から正面側へ延びる保持部
152と、更にこの保持部152の正面側の端部から内
周側へ延びるカバー部153とを有する。保持部152
には、外周側へ向けて凹んだ複数の第一係合凹部15a
と、この第一係合凹部15aよりも外周側まで凹んだ非
係合凹部15bが、円周方向交互に形成されている。第
一係合凹部15aは、ブッシュ17の外周面と略同等の
曲率半径で湾曲した円弧面状をなし、非係合凹部15b
は、それよりも大きな曲率半径で湾曲しブッシュ17全
体を収容可能な空間を形成する円弧面状をなす。
【0015】ハブ16は、請求項1における従動側係合
部材に相当するものであって、鉄系の金属材料で製作さ
れており、回転軸12の軸端12aにスプライン嵌合さ
れると共にボルト121によって固定されたボス部16
1と、その正面側の端部からハウジング筒状端部11の
正面側を外周側へ展開した円盤部162と、この円盤部
162の外周縁に周設され正面側へ突出したリム部16
3とからなり、リム部163には、内周側へ向けて凹ん
だ第二係合凹部16aが、アウターリング15の第一係
合凹部15aと対応する位相間隔で形成されている。こ
の第二係合凹部16aは、第一係合凹部15aと略同等
の曲率半径で湾曲した円弧面状をなす。
【0016】図1に示されるように、アウターリング1
5の保持部152における第一係合凹部15aと非係合
凹部15bとの間は、内周側への相対的な突部15c,
15dとなっており、このうち、プーリ14及びアウタ
ーリング15の回転方向Rに対して第一係合凹部15a
の後方に位置する突部15cは、ハブ16のリム部16
3との隙間G1が、他方の凸部15dとリム部163と
の隙間G2よりも適宜広く形成されている。
【0017】ブッシュ17は、請求項1における伝達子
に相当するものであって、径方向に互いに対向した各第
一係合凹部15aと各第二係合凹部16aの間に係合保
持されている。このブッシュ17は、所定の荷重によっ
て座屈される薄肉の合成樹脂又は金属で製作されたスリ
ーブ171の外周に、ゴム状弾性体からなる円筒状のダ
ンパ172を一体的に加硫接着したものである。
【0018】ダンパ172には、ハブ16のリム部16
3の先端と掛合する掛合突起172aが形成されてお
り、これによって、背面側(プーリ14側)へのブッシ
ュ17の変位が規制されている。また、このブッシュ1
7の正面側への脱落は、アウターリング15のカバー部
153によって阻止されている。
【0019】図3は、本形態による動力伝達装置がトル
クリミッタとして作動した状態を示すもので、(A)は
作動過程の状態を軸心と直交する平面で切断して示す断
面図、(B)はトルク伝達が遮断された状態を軸心と直
交する平面で切断して示す断面図である。すなわち、ブ
ッシュ17は、第一係合凹部15aと第二係合凹部16
aの円周方向相対変位によって、回転方向Rに対して第
一係合凹部15aの後方に位置する突部15cと、第二
係合凹部16aの溝肩16bとの間で圧縮を受け、この
圧縮荷重が所定値を超えると、(A)のようにスリーブ
171の座屈によって潰れるため、突部15cとの滑り
によって、非係合凹部15bへ相対的に移動することが
できるようになっている。
【0020】以上のように構成された動力伝達装置によ
れば、プーリ14は、その外周に巻き掛けられたプーリ
ベルト(図示省略)を介してエンジンの駆動力が伝達さ
れ、図1における矢印R方向へ回転する。そして、その
回転トルクは、アウターリング15と、このアウターリ
ング15の第一係合凹部15aと係合しているブッシュ
17と、第二係合凹部16aにおいてブッシュ17に係
合しているハブ16を介して回転軸12に伝達され、こ
れによって回転軸12がプーリ14と同一回転数で回転
される。
【0021】図4は、本形態による特性を示す捩り角度
−トルク線図である。すなわち通常運転状態40Nm程
度までのトルク変動の範囲aでは、プーリ14からハブ
16へのトルク伝達過程において、アウターリング15
の第一係合凹部15aとハブ16の第二係合凹部16a
との間で、ブッシュ17のゴム状弾性体からなるダンパ
172の弾性による線形的なばね特性(4〜8Nm/d
egが望ましい)を示す。このため、エンジンから入力
された片振幅40Nm程度までのトルク変動(捩り振
動)は、ブッシュ17の弾性によって有効に吸収され
る。
【0022】また、例えば回転軸12がコンプレッサの
内部機構の焼き付き等によりロックした場合のように、
エンジンからの動力を受けて強制回転されるプーリ14
との間で、80〜100Nm以上の過大なトルクが作用
すると、回転軸12と共に停止したハブ16と、プーリ
14と共に回転を継続しようとするアウターリング15
との周方向相対変位によって、回転方向Rに対して第一
係合凹部15aの後方に位置する突部15cと、先に説
明した図3(A)のように第二係合凹部16aの溝肩1
6bとの間でブッシュ17が潰されてそのスリーブ17
1が座屈するので、伝達トルクが上昇しなくなる(図4
におけるb)。
【0023】そして、潰されたブッシュ17が、突部1
5cとの滑りを生じて非係合凹部15bへ相対的に移動
することによって、第一係合凹部15a及び第二係合凹
部16aとブッシュ17との係合が解除され、すなわち
本形態の動力伝達装置がトルクリミッタとして機能する
ので、伝達トルクが急速に低下して0Nmになる(図4
におけるc)。非係合凹部15b内に入ったブッシュ1
7は、図3(B)のように、遠心力によって外周側へ変
位するので、第一係合凹部15a及び第二係合凹部16
aとの係合解除状態が維持される。
【0024】このため、回転軸12がロックされてもプ
ーリ14はロック状態にはならず、エンジンからプーリ
ベルトを介して伝達される動力によって、回転が継続さ
れるので、回転軸12のロック時にプーリベルトが過大
なトルクによって破損するようなことがなく、このプー
リベルトによって作動しているエンジン冷却水循環ポン
プやオルタネータ等、他の補機も継続して運転されるの
で、エンジンが停止して自動車の走行不能といった事態
の発生を防止することができる。
【0025】また、上述のような過大トルクが作用した
時のブッシュ17の潰れは、スリーブ171の座屈によ
って生じるものであるため、トルクリミッタとして機能
する時のトルク値は、スリーブ171の座屈強度に依存
され、夏期と冬期との温度差によるダンパ172のゴム
状弾性体の弾性変化による影響が小さいものとなってい
る。したがって、所定の過大トルクが入力された時に、
確実にトルク伝達を遮断することができる。
【0026】なお、上述した実施の形態においては、電
磁クラッチを用いない可変容量型コンプレッサの動力伝
達装置について説明したが、本発明は、電磁クラッチを
備える動力伝達装置についても適用することができる。
【0027】
【発明の効果】請求項1の発明に係る動力伝達装置によ
ると、駆動側係合部材に外周側へ向けて凹んだ第一係合
凹部及びこの第一係合凹部よりも外周側まで凹んだ非係
合凹部が円周方向交互に形成され、従動側係合部材に内
周側へ向けて凹んだ第二係合凹部が前記第一係合凹部と
対応して形成され、変形可能な伝達子が第一及び第二係
合凹部の双方と係合しているため、通常運転時に入力さ
れるトルク変動や捩り振動を、伝達子の変形動作によっ
て有効に吸収することができ、設定値を超えるトルク入
力時に伝達子が潰れて第一係合凹部から前記非係合凹部
へ移動することによって、回転軸側へのトルク伝達を遮
断するトルクリミッタ機能を奏し、しかも伝達子が遠心
力によって非係合凹部内に保持されるので、第一係合凹
部及び第二係合凹部との係合解除状態が維持され、トル
ク伝達を完全に遮断して、過負荷による不具合の発生を
確実に防止することができる。
【0028】請求項2の発明に係る動力伝達装置による
と、請求項1における伝達子が、所定の荷重によって変
形されるスリーブの外周にゴム状弾性体製のダンパを設
けたブッシュからなるため、請求項1による効果を確実
に実現することができ、通常の運転時に回転に伴い入力
されるトルク変動を、ダンパを設けたブッシュが有効に
吸収するため、トルク変動吸収手段を別途に設ける必要
がなく、構造を簡素化することができる。しかも、ブッ
シュの潰れによってトルクリミッタとして機能する時の
トルク値は、スリーブの座屈強度に依存されるものであ
るため、冬期等の低音時にゴム状弾性体からなるダンパ
の硬化による影響が小さく、したがって、所定の過大ト
ルクが入力された時に、確実にトルク伝達を遮断するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る動力伝達装置の好ましい実施の形
態を、軸心と直交する平面で切断して示す断面図であ
る。
【図2】図1におけるII−O−II’断面図である。
【図3】本発明に係る動力伝達装置がトルクリミッタと
して作動する過程を、軸心と直交する平面で切断して示
す断面図である。
【図4】本発明に係る動力伝達装置による特性を示す捩
り角度−トルク線図である。
【図5】従来の技術による車室空調装置用コンプレッサ
の動力伝達装置を、軸心を通る平面で切断して示す断面
図である。
【符号の説明】
11 ハウジング筒状端部 12 回転軸 13 ボールベアリング 14 プーリ(駆動側回転体) 15 アウターリング(駆動側係合部材) 15a 第一係合凹部 15b 非係合凹部 16 ハブ(従動側係合部材) 16a 第二係合凹部 15c,15d 凸部 17 ブッシュ(伝達子) 171 スリーブ 172 ダンパ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動側回転体(14)に設けられた駆動
    側係合部材(15)と、この駆動側係合部材(15)の
    内周側にあって回転軸(12)に設けられた従動側係合
    部材(16)と、前記駆動側係合部材(15)と従動側
    係合部材(16)との間に介在された変形可能な伝達子
    (17)とを備え、前記駆動側係合部材(15)に外周
    側へ向けて凹んだ第一係合凹部(15a)及びこの第一
    係合凹部(15a)よりも外周側まで凹んだ非係合凹部
    (15b)が円周方向交互に形成され、前記従動側係合
    部材(16)に内周側へ向けて凹んだ第二係合凹部(1
    6a)が前記第一係合凹部(15a)と対応して形成さ
    れ、前記伝達子(17)が前記第一及び第二係合凹部
    (15a,16a)の双方と円周方向に係合しており、
    設定値を超えるトルクが作用した時に前記伝達子(1
    7)が前記駆動側係合部材(15)と従動側係合部材
    (16)との間で潰されることにより前記第一係合凹部
    (15a)から前記非係合凹部(15b)へ移動するこ
    とを特徴とする動力伝達装置。
  2. 【請求項2】 伝達子(17)が、所定の荷重によって
    座屈するスリーブ(171)の外周にゴム状弾性体製の
    ダンパ(172)を設けたブッシュからなることを特徴
    とする請求項1に記載の動力伝達装置。
JP2001260936A 2001-08-30 2001-08-30 動力伝達装置 Withdrawn JP2003074585A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008004291A1 (fr) * 2006-07-05 2008-01-10 Jtekt Corporation Dispositif de poussée rotationnelle
JP2010242799A (ja) * 2009-04-02 2010-10-28 Asmo Co Ltd 回転伝達装置及びその製造方法
KR101175827B1 (ko) 2007-06-01 2012-08-24 한라공조주식회사 클러치리스 압축기의 동력전달장치
WO2013155808A1 (zh) * 2012-04-17 2013-10-24 浙江大学 一种适用于机器人关节的平面扭簧

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