JP2003072233A - インクジェット記録シート - Google Patents
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Abstract
を十分満足する、優れたインクジェット記録シートを提
供する。 【解決手段】 基材上に少なくともインク受容層と光沢
度調整層を設けたインクジェット記録シートにおいて、
このインク受容層に難溶性の有機酸金属塩とカチオン性
染料定着剤を含有させ、かつ、光沢度調整層が微粒子顔
料とバインダー樹脂を主成分とするものである。
Description
るもので、さらに詳しくは、印字濃度が高く鮮明で、イ
ンク吸収性に優れ、耐光性、耐オゾンガス性、室内保存
性、耐黄変性、耐水性が良好、直射日光(太陽光)に対
する濃度低下・色調変化がなく、併せてインク吸収速度
が速く、将来の高速印字にも十分対応可能であるインク
ジェット記録シートに関するものである。
さ、音の静かさ、カラー化の容易さ等の特徴を有するた
め、近年その普及は益々増大している。インクジェット
プリンタは、インクの乾燥によるジェットノズルの詰ま
りを防止するため、乾燥しにくいインクを使用する必要
がある。この特徴を有するインクとして、一般に、結着
剤、染料、溶媒、添加剤等を水に溶解または分散した水
溶性のインクが使用されている。しかしながら、水溶性
インクを使用して記録シート上に形成した文字、画像等
は、耐光性、室内保存性、耐水性や直射日光に対する保
存性という観点から見ると、顔料系のインクによる印刷
物や銀塩写真のそれには残念ながら劣っているのが現状
である。
り、高光沢で写真ライクの記録画像が得られてその鮮鋭
性や色彩性が身近なものとなるに従い、耐光性・耐オゾ
ンガス性等の諸特性に関する要求は高く厳しくなる一方
である。したがって、これら耐光性、耐オゾンガス性等
の諸特性を完全に確保することが今やインクジェット記
録シートの必須条件となっている。
性に関するインクジェット記録シートの改良が検討され
ている。例えば、特公平4−15745号に代表される
ように酸化マグネシウム、炭酸マグネシウム、酸化カル
シウム、炭酸カルシウム等の金属化合物の添加が耐光性
向上に対して効果があるとの報告が多数なされている。
しかしながら、これらの金属化合物の添加では、耐光性
向上の効果が十分でないばかりか、画像の鮮明性が低下
する弊害が確認された。また、従来よりインクジェット
記録シートの耐黄変特性の改良方法に関し、例えば特開
平8−169177号を代表とする多数の報告がなされ
ているが、これらの改良は十分ではなく、未だ優れた耐
黄変特性を有するインクジェット記録シートは実用化さ
れていない。
検討は行われているが、直射日光(太陽光)に対する濃
度低下・色調変化防止方法の検討は十分に行われていな
いのが現状である。さらに、耐オゾンガス性に関して
は、殆ど検討が行なわれていない。したがって、本発明
は、画像の耐光性・耐オゾンガス性等の諸特性を十分満
足する、優れたインクジェット記録シートを提供するこ
とを目的としている。
ェット記録シートについての種々の検討を重ねた結果、
インクジェット記録シートに有機酸金属塩を含有させる
ことによって、極めて効果的に、画像の耐光性・耐オゾ
ンガス性等の諸特性が格段に向上することを見出し、本
発明の完成に至った。即ち、本発明のインクジェット記
録シートは、基材上に、少なくともインク受容層および
光沢度調整層を順次積層して設けたインクジェット記録
シートにおいて、該インク受容層が有機酸金属塩および
カチオン性染料定着剤を含有し、かつ、光沢度調整層が
微粒子顔料とバインダー樹脂を主成分とすることを特徴
としている。以下、本発明のより好適な実施の形態につ
いて詳細に説明する。
トは、基材の少なくとも片面にインク受容層を塗布法等
の積層手段により少なくとも1層設けてなる層構成であ
り、そのインク受容層は、2層あるいは3層以上あって
も良い。以下、基材およびインク受容層を構成する材料
を説明する。
LBKP、NBKP等の化学パルプ、GP、PGW、R
MP、TMP、CTMP、CMP、CGP等の機械パル
プ、DIP等の古紙パルプ、等の木材パルプや、ポリエ
チレン繊維等の合成繊維パルプを主成分として、顔料お
よびサイズ剤や定着剤、歩留まり向上剤、紙力増強剤等
を必要に応じて混合し、長網抄紙機、円網抄紙機、ツイ
ンワイヤ抄紙機等の各種装置で製造された原紙、さら
に、原紙に、澱粉、ポリビニルアルコール等をサイズプ
レスで設けた原紙、それらの上にコート層を設けたアー
ト紙、コート紙、キャストコート紙等の塗工紙も含まれ
る。このような原紙および塗工紙にそのままインク受容
層を設けても良いし、平滑性をコントロールする目的
で、マシンカレンダー、TGカレンダー、ソフトカレン
ダー等のカレンダー装置をインク受容層塗工の前段階で
使用しても良い。
レフィン樹脂層を設けても良いし、ポリエチレン、ポリ
プロピレン、ポリエステル、ナイロン、レーヨン、ポリ
ウレタン等の合成樹脂やこれらの混合物のフィルム材
や、該合成樹脂を繊維化して成型したシートも含まれ
る。
る水に不溶もしくは難溶性の顔料を1種類以上用いるこ
とができる。例えば、軽質炭酸カルシウム、重質炭酸カ
ルシウム、カオリン、タルク、硫酸カルシウム、硫酸バ
リウム、二酸化チタン、酸化亜鉛、硫化亜鉛、炭酸亜
鉛、サチンホワイト、珪酸アルミニウム、珪藻土、珪酸
カルシウム、珪酸マグネシウム、合成非晶質シリカ、コ
ロイダルシリカ、コロイダルアルミナ、擬ベーマイト、
水酸化アルミニウム、アルミナ、リトポン、ゼオライ
ト、加水ハロイサイト、炭酸マグネシウム、水酸化マグ
ネシウム等の白色無機顔料、スチレン系プラスチックピ
グメント、アクリル系プラスチックピグメント、ポリエ
チレン、マイクロカプセル、尿素樹脂、メラミン樹脂等
の有機顔料等が挙げられる。
て含有される白色顔料としては、インクジェットインク
の乾燥性や吸収性に優れていることから、多孔性無機顔
料が好ましく、多孔性合成非晶質シリカ、多孔質炭酸マ
グネシウム、多孔質アルミナ等が挙げられる。これらの
中でも本発明では、印刷品質と保存性(室内保存性・直
射日光)の両方を満足する、比表面積200〜600g
/m2程度の沈降タイプおよびゲルタイプの多孔性非晶
質シリカを使用することが好適である。
は、ポリビニルアルコール、酢酸ビニル、酸化澱粉、エ
ーテル化澱粉、カゼイン、ゼラチン、大豆蛋白、シリル
変性ポリビニルアルコール等;カルボキシメチルセルロ
ース、ヒドロキシエチルセルロース等のセルロース誘導
体;無水マレイン酸樹脂、スチレン−ブタジエン共重合
体、メチルメタクリレート−ブタジエン共重合体等の共
役ジエン系共重合体ラテックス;アクリル酸エステルお
よびメタクリル酸エステルの重合体または共重合体等の
アクリル系重合体ラテックス;エチレン酢酸ビニル共重
合体等のビニル系重合体ラテックス;あるいはこれらの
各種重合体のカルボキシル基等の官能基含有単重体によ
る官能基変性重合体ラテックス;メラミン樹脂、尿素樹
脂等の熱硬化合成樹脂等の水性接着剤;ポリメチルメタ
クリレート、ポリウレタン樹脂、不飽和ポリエステル樹
脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリビニルブチ
ラール、アルキッド樹脂等の合成樹脂系接着剤が挙げら
れ、1種以上で使用される。インク受容層における顔料
とバインダー樹脂の配合割合は、バインダー樹脂:顔料
=1:1〜1:15が好ましく、特に1:2〜1:10
が好適である。
上記の顔料とバインダーを主成分として形成されるもの
であるが、本発明の最大の特徴は有機酸金属塩をインク
ジェット記録シートのインク受容層に含有するものであ
り、特にインク受容層に有機酸金属塩をカチオン性染料
定着剤と共に含有させることが優れた耐光性を達成でき
ることから好ましい。本発明において使用される有機酸
金属塩は、特に限定されるものではなく、金属イオンと
陰イオン(カウンターイオン)としての各種有機酸イオ
ンとからなる有機酸金属塩であれば適宜用いることがで
きる。
機酸としては、特に限定されるものではないが、例えば
カルボン酸化合物が挙げられ、具体的には、酢酸、酪
酸、カプロン酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン
酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、モンタン
酸等の飽和脂肪酸、クロトン酸、オレイン酸、エルカ
酸、ソルビン酸、リノール酸等の不飽和脂肪酸が挙げら
れ、これらは直鎖状でも分枝状でも良い。さらに、カル
ボン酸化合物としては、安息香酸、トルイル酸、サリチ
ル酸等の芳香族カルボン酸や、蓚酸、コハク酸、アジピ
ン酸、セバシン酸、マレイン酸、フタル酸等のジカルボ
ン酸を使用することもできる。なお、上述のカルボン酸
化合物においては、本発明の効果を損なわない範囲で、
水酸基、ハロゲン、ニトロ基等の置換基を有していても
良い。
ム、カリウム、ベリリウム、マグネシウム、カルシウ
ム、ストロンチウム、バリウム、アルミニウム、ガリウ
ム、インジウム、鉄、マンガン、クロム、亜鉛、ゲルマ
ニウム、錫、鉛、ビスマス、セリウム等が挙げられる
が、これらに限定されるものではない。中でも、金属イ
オンが2価または3価のものが好ましく、特にZ
n2+、Mg2+、Ca2+が好適である。有機酸金属
塩としては、上記の有機酸と金属の組み合わせからなる
化合物を適宜使用することができるが、本発明において
は、難溶性、すなわち、水100gに20℃で25g以
下の溶解性を有する化合物が好ましく、より好ましくは
0.1mg〜20g、特に0.1mg〜10gの溶解性
を有する化合物が好適である。このように、水に対する
溶解度が小さい化合物が好ましい理由としては、20℃
で水に25g/100gを越える溶解性を有する化合物
は、インクジェットインクの溶媒に溶け易く、インク受
容層表面付近の有機酸金属塩の濃度が低くなってしま
い、溶解性が小さいものと比較して、同量を用いただけ
では本発明の効果である耐光性が十分に得られないため
と推定される。換言すれば、水に難溶性の化合物を使用
することにより、少量でも本発明の効果を得ることが可
能であり、後述の有機酸金属塩の含有量が多すぎる場合
の問題点を生じ難く、良好な生産性と優れたインクジェ
ット記録特性を達成することができる。なお、溶解性が
0.1mg未満である有機酸金属塩は、本発明の効果を
達成できる程度に含有させて使用すると、塗工液の安定
性や塗工性等が損なわれて製造上の問題を生じるおそれ
がある。
は、例えば、マグネシウム、カルシウム、ストロンチウ
ム、アルミニウム、バリウム、ガリウム、インジウム、
タリウム、亜鉛、ゲルマニウム、錫、鉛、ビスマス等の
典型金属の蓚酸塩、安息香酸塩、ステアリン酸塩等の難
溶性有機酸金属塩、具体的には、安息香酸亜鉛、安息香
酸マグネシウム、安息香酸カルシウム、ステアリン酸亜
鉛、ステアリン酸マグネシウム、蓚酸亜鉛、蓚酸カルシ
ウム等が特に優れた効果がある。
ンク受容層の総固形分に対して任意の割合で良く、好ま
しくは0.1〜30.0重量%、さらに好ましくは0.
5〜25.0重量%であり、最も好適なのは1.0〜2
0.0重量%の範囲である。含有量が0.1重量%未満
では、画像の耐光性および諸特性への効果が十分ではな
く、また、30.0重量%を超える量を添加しても、耐
光性および他の諸特性は十分改善されるものの、それ以
上は向上せず、製造時に塗工液の安定性や塗工性が損な
われたり、また、均一にインク受容層が形成されたとし
ても耐水性や耐湿性が低下したり、インク受容層の塗膜
強度が損なわれるおそれがある。さらに、インクジェッ
ト記録の印刷品質とのバランス取りが難しくなる。
チオン性染料定着剤、顔料分散剤、増粘剤、流動性改良
剤、消泡剤、抑泡剤、離型剤、発泡剤、浸透剤、着色染
料、着色顔料、蛍光増白剤、紫外線吸収剤、酸化防止
剤、防腐剤、耐水化剤、硬膜剤等を必要に応じて適宜配
合することもできる。
機酸金属塩との相乗効果が考えられるカチオン性染料定
着剤が特に好ましい。カチオン性染料定着剤としては、
各種のカチオン性ポリマーが使用され、例えばポリエチ
レンイミンおよびその塩、ポリビニルアミンおよびその
塩、ポリアリルアミンおよびその塩、アクリルアミド系
共重合体、2級アミンとエピハロヒドリンの縮合体塩、
ジシアンジアミド系化合物などが挙げられる。中でも、
ポリアリルアミンおよびその塩、2級アミンとエピハロ
ヒドリンの縮合体塩、ジシアンジアミド系化合物が好ま
しい。本発明における耐光性と耐水性を両立させ、その
有効性を向上させるためには、カチオン性染料定着剤を
インク受容層の総固形分に対して1〜20重量%、特に
3〜15重量%含有することが好ましい。また、カチオ
ン性染料定着剤に対する有機酸金属塩のインク受容層中
の固形分比率は、4:1〜1:4であることが好まし
く、最も好適なのは3:2〜1:1である。
の組成は特に限定されるものではないが、耐光性、耐オ
ゾンガス性をはじめとする諸特性を満足し、基材への密
着性、裁断加工時の粉落ち等の生産上の問題をクリアす
るインク受容層中の各材料の固形分比率は、顔料(シリ
カおよび/またはアルミナ)40.0〜60.0重量
%、バインダー20.0〜40.0重量%、有機酸金属
塩0.1〜30.0重量%、カチオン性染料定着剤0.
1〜30.0重量%を基準として構成することが最も好
適である。
の材料を水または適当な溶媒中に溶解あるいは分散させ
て調製した塗工液を、各種ブレードコーター、ロールコ
ーター、エアーナイフコーター、バーコーター、ロッド
ブレードコーター、サイズプレス等の各種装置をオンマ
シンあるいはオフマシンで適宜使用して、基材上に塗布
して形成する。インク受容層の塗布量としては、例え
ば、まず1層タイプでは5.0〜30.0 g/m2が
好ましく、特に、5.0〜20.0 g/m2が好適で
ある。また、基材上に第1インク受容層を積層し、この
第1インク受容層の上に第2インク受容層を積層して2
層タイプとする場合、第1インク受容層の塗布量は5.
0〜30.0g/m2が好ましく、特に、5.0〜2
0.0g/m2がより好ましい。
5.0g/m2が好ましく、特に、5.0〜10.0g
/m2がより好ましい。このような範囲より塗布量が少
ないと、インク吸収性や定着性が十分得られない場合が
あり、多いと粉落ち等の問題の発生、生産性の低下やコ
スト上昇を招く。特に第2インク受容層の塗布量が1
5.0g/m2を超えて多いと、第2インク受容層中を
インクが通過することが困雑になり、滲みを生じて画像
の鮮明性が損なわれる場合がある。このように積層する
インク受容層の数により各インク受容層の塗布量をコン
トロールすることが好ましい。また、2層以上のインク
受容層を積層する場合、有機酸金属塩は何れか1つのイ
ンク受容層に添加しても良いし、複数のインク受容層に
添加しても良い。ここで複数のインク受容層に有機酸金
属塩を添加する場合、層間の濃度勾配をより少なくする
ために、有機酸金属塩の含有量は同一とすることがより
好ましい。また、インク受容層の塗工後にはマシンカレ
ンダー、TGカレンダー、スーパーカレンダー、ソフト
カレンダー等のカレンダーを用いて仕上げても良い。
のような構成からなり、インク受容層のみを積層した構
造でも十分特性を有するものであるが、インク受容層の
表面に鏡面ドラム式のキャストコーター等を用いて光沢
度調整層を積層し、付加価値を高めることも可能であ
る。本発明でインク受容層上に光沢度調整層を設ける場
合は、任意の光沢度に調製することが可能である。ま
た、この光沢度調整層は、その組成を適宜選択すること
により、印字部の光沢度を非印字部の光沢度よりも高く
したり、逆に低くしたりすることができる。本発明にお
いては、上記の如き組成からなるインク受容層における
優れた耐光性および耐オゾンガス性を何ら損なうことな
く、優れたインクジェット記録特性を有し、所望の良好
な光沢度が達成されることから、微粒子顔料とバインダ
ー樹脂を主成分とする光沢度調整層が好ましい。該微粒
子顔料とは、1次粒子径が50nm以下、好ましくは1
0〜40nmであり、凝集粒子径が200nm以下、好
ましくは100〜150nmである無機超微粒子が適用
され、例えば、コロイダルシリカ、気相法シリカ等のシ
リカ系顔料、アルミナ、アルミナ水和物等のアルミナ系
顔料が好ましく用いられる。また、光沢度調整層に用い
られるバインダー樹脂としては、インク受容層に使用さ
れる各種の水溶性樹脂を適宜使用することができるが、
ポリビニルアルコール系およびアクリル系の水溶性樹脂
が、優れたインクジェット記録特性の点から好ましい。
光沢度調整層は、上記の微粒子顔料をバインダー樹脂と
共にインク受容層上に塗布・乾燥することにより形成さ
れる。本発明においては、上記のような組成を有する光
沢度調整層を設けることにより、インク受容層の優れた
耐光性と耐オゾンガス性を維持したまま、良好なインク
吸収性、発色濃度、光沢性などの特性を得ることができ
る。
バインダー樹脂の配合割合は、優れた記録特性を有し、
所望の光沢度を得るために、微粒子顔料100重量部に
対して、バインダー樹脂1〜150重量部、好ましくは
3〜50重量部、特に5〜30重量部が好適である。な
お、光沢度調整層の塗布量は、3〜25g/m2、特に
5〜15g/m2が好ましい。
し、本発明の効果をより明らかにする。なお、実施例中
に記載の組成比率は、乾燥固形分重量の比率である。 <実施例1>坪量90g/m2の上質紙を基材とし、こ
の基材の片面に下記組成の材料を水に溶解・分散した塗
液を、基材上に順次積層して塗布・乾燥することによっ
てインク受容層および光沢度調整層を設けて本発明の実
施例1のインクジェット記録シートとした。なお、イン
ク受容層および光沢度調整層の乾燥塗布量は10g/m
2とした。
比率のバインダー樹脂、白色顔料、カチオン性染料定着
剤に対して、インク受容層中の総固形分の30.0重量
%が安息香酸亜鉛になるよう調製し、実施例1と同様に
して本発明の実施例2のインクジェット記録シートを作
製した。
比率のバインダー樹脂、白色顔料、カチオン性染料定着
剤に対して、インク受容層中の総固形分の20.0重量
%が安息香酸亜鉛となるよう調製し、実施例1と同様に
して本発明の実施例3のインクジェット記録シートを作
製した。
いて、安息香酸亜鉛に代えてステアリン酸亜鉛(和光純
薬社製)を用いた以外は実施例3と同様にして、本発明
の実施例4のインクジェット記録シートを作製した。
いて、安息香酸亜鉛に代えて蓚酸亜鉛(和光純薬社製)
を用いた以外は実施例3と同様にして、本発明の実施例
5のインクジェット記録シートを作製した。
いて、安息香酸亜鉛に代えて安息香酸カルシウム(和光
純薬社製)を用いた以外は実施例3と同様にして、本発
明の実施例6のインクジェット記録シートを作製した。
いて、安息香酸亜鉛に代えて安息香酸マグネシウム(和
光純薬社製)を用いた以外は実施例3と同様にして、本
発明の実施例7のインクジェット記録シートを作製し
た。
いて、安息香酸亜鉛に代えて安息香酸ナトリウム(和光
純薬社製)を用いた以外は実施例1と同様にして、本発
明の実施例8のインクジェット記録シートを作製した。
いて、安息香酸亜鉛に代えて酢酸亜鉛(和光純薬社製)
を用いた以外は実施例1と同様にして、本発明の実施例
9のインクジェット記録シートを作製した。
いて、安息香酸亜鉛を用いなかった以外は実施例1と同
様にして、比較例1のインクジェット記録シートを作製
した。
いて、安息香酸亜鉛に代えて無機酸金属塩である水酸化
カルシウムを用いた以外は実施例3と同様にして、比較
例2のインクジェット記録シートを作製した。
性染料定着剤を用いなかった以外は実施例1と同様にし
て、比較例3のインクジェット記録シートを作製した。
整層を設けない以外は実施例3と同様にして、比較例4
のインクジェット記録シートを作製した。
4のインクジェット記録シートに、市販のインクジェッ
トプリンタ(セイコーエプソン社製:PM−700C)
を使用して、カラーパッチ等の評価対象物を印刷したと
ころ、何れも良好な印字画像が得られた。なお、比較例
4のインクジェット記録シートは光沢性がなく、他の記
録シートと比べて、外観上非常に劣るものであった。か
かる画像を用いて、下記に示すような方法で耐光性、耐
オゾン性、インク吸収性の評価を行い、その結果を表1
に示した。
000)を使用し、マゼンタのカラーパッチを印刷した
各インクジェット記録シートに対して、ブラックパネル
温度35℃、相対湿度50%、340nm紫外線強度
0.35W/m2で30KJ/m2の暴露実験を行っ
た。次いで、暴露後のインクジェット記録シートのマゼ
ンタの反射濃度を、分光光度計GRETAG SPM5
0(グレタグマクベス社製)を用いて測定することによ
り耐光性を評価した。 濃度残存率 A:暴露後の濃度が暴露前の濃度の90
%以上 B:80%以上〜90%未満 C:80%未満
を印刷した各インクジェット記録シートを、南向きガラ
ス窓越しに約2週間放置し、その後、濃度残存率の平均
値を測定した。 濃度残存率 A:放置後の濃度が放置前の濃度の85
%以上 B:70%以上〜85%未満 C:70%未満
ppmの環境を作製し、この中でシアンのカラーパッチ
を印刷した各インクジェット記録シートに対して10時
間の暴露試験を行った。次いで、暴露後のインクジェッ
ト記録シートのシアンの反射濃度を、分光光度計GRE
TAG SPM50(グレタグマクベス社製)を用いて
測定することにより耐オゾンガス性を評価した。 濃度残存率 A:暴露後の濃度が暴露前の濃度の85
%以上 B:70%以上〜85%未満 C:70%未満
−SCID(JISX9201−1995に準拠)のN
1ポートレート画像を各インクジェット記録シートに印
刷し、インクジェットプリンタでの混色ブリードおよび
単色での滲みを評価した。評価基準として、セイコーエ
プソン社製の純正光沢紙(商品名:スーパーファイン専
用光沢紙(厚口)フォトプリント紙)のインク吸収性を
用い、肉眼により比較判定を行った。 インク吸収性 A:実用上全く問題がなく優れている
(同等以上) B:実用上問題が無く優れている(若干劣るが、SCI
D画像では差が分からない) C:実用上劣っている(SCID画像で差がある)
ジェット記録シートの必須条件である印字濃度・鮮明性
・インク吸収性が非常に高く、且つ、耐光性・耐オゾン
ガス性が良好な従来にないインクジェット記録シートが
得られた。また、これらのインクジェット記録シートは
長期保存における光黄変やファイル黄変が生じにくく、
耐水性、耐湿性も良好であることが確認された。これに
対して、比較例1〜2では耐光性や耐オゾンガス性が明
らかに劣っていた。
息香酸亜鉛に代えて、ストロンチウム、バリウム、ガリ
ウム、インジウム、タリウム、ゲルマニウム、錫、鉛、
ビスマス等の典型金属元素の蓚酸塩、クエン酸塩、ステ
アリン酸塩等の有機酸金属塩を用いても同様の効果が確
認された。
有機酸金属塩を含有することにより、印字濃度が高く鮮
明で、インク吸収性、耐オゾンガス性に優れ、耐光性が
良好な従来にないインクジェット記録シートが得られ
る。また、インク吸収速度が速いため、高速印字技術に
も対応可能になる効果も有する。
Claims (7)
- 【請求項1】 基体上に、少なくともインク受容層およ
び光沢度調整層を順次積層して設けたインクジェット記
録シートにおいて、該インク受容層が有機酸金属塩およ
びカチオン性染料定着剤を含有し、かつ、光沢度調整層
が微粒子顔料とバインダー樹脂を主成分とすることを特
徴とするインクジェット記録シート。 - 【請求項2】 前記有機酸金属塩は、金属イオンが2価
または3価であることを特徴とする請求項1に記載のイ
ンクジェット記録シート。 - 【請求項3】 前記有機酸金属塩は、難溶性(100g
のH2Oに、20℃で溶ける重量が25g以下)である
ことを特徴とする請求項1または2に記載のインクジェ
ット記録シート。 - 【請求項4】 前記有機酸金属塩の含有量は、インク受
容層の総固形分に対して0.1〜30重量%であること
を特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のインクジ
ェット記録シート。 - 【請求項5】 前記有機酸金属塩は、金属イオンがZn
2+、Mg2+、Ca2+のいずれかであることを特徴
とする請求項1〜4のいずれかに記載のインクジェット
記録シート。 - 【請求項6】 前記有機酸金属塩は、陰イオンが安息香
酸イオン、ステアリン酸イオン、蓚酸イオンのいずれか
であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載
のインクジェット記録シート。 - 【請求項7】 前記光沢度調整層におけるバインダー樹
脂の含有量は、微粒子顔料100重量部に対して、1〜
150重量部であることを特徴とする請求項1〜6のい
ずれかに記載のインクジェット記録シート。
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