JP2003070545A - 筒型ブラシ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 鉄柱や鉄パイプなどの曲面の錆、ペンキなど
の除去、研磨やシャワーホースの溝内に付着した汚れ
を、誰にでも簡単に効率良く掃除する事ができる筒型状
のブラシを提供する。 【解決手段】 らせん型、Ｃ型状筒型の内側にナイロン
素材、ワイヤー等でブラシを設け、鉄柱や鉄パイプ、シ
ャワーホースにブラシの隙間（１２）又は、間隔（３）
から差し込み、ブラシを前後に回転、上下させる事で曲
面になっているブラシの先を均等に曲面に当てる事がで
き、鉄柱や鉄パイプなどの錆、ペンキなどの除去、研磨
やシャワーホースの溝内に付着した汚れを、効率良く掃
除できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、らせん状とＣ型
状筒型の内側にナイロン素材、ワイヤー等でブラシを設
け、鉄柱や鉄パイプなどの錆や表面に溝のあるシャワー
ホースの溝内に付着した汚れを、手の平で筒型ブラシを
前後に回転、上下させて掃除や研磨をできるようにした
ブラシに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】（イ） 鉄柱や鉄パイプなどの曲面の錆
やペンキなどを除去、研磨する場合、仕上げには紙ヤス
リ等を曲面に巻いて研磨できるが、従来のワイヤーブラ
シはブラシを平面状に揃えている為、曲面３６０度にブ
ラシの先を当て、錆やペンキを除去するのは不便であ
る。 （ロ） 溝があるシャワーホースの溝内に付着した汚れ
を掃除する場合、スポンジタワシなどでは表面の汚れは
取れるが、溝の汚れは取れず、従来型の風呂場用ブラシ
は、溝に対してブラシが荒く太い為、数多くの溝を３６
０度ブラシを回し掃除するのは不便である。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】（イ） 従来型のワイ
ヤーブラシで鉄柱や鉄パイプなどの曲面の錆やペンキな
どを除去、研磨する場合、ブラシの先が研磨する曲面に
一部しか当たらない為、効率が悪かった。 （ロ） 従来型の風呂場用ブラシで、溝のあるシャワー
ホースの溝内に付着した汚れを掃除する場合、数多くの
溝内にブラシの先を当て、３６０度ブラシを回し掃除す
るのには手間が掛かった。 （ハ） 歯ブラシや爪ブラシのような細いブラシと違
い、従来型の風呂場用ブラシはシャワーホースの溝に対
してブラシが荒く太い為、数多くの溝内にブラシの先を
当て、掃除するのには手間が掛かった。 本発明は、これらの欠点を除く為になされたものであ
る。

【０００４】

【課題を解決するための手段】（イ） 図１に示すよう
に、らせん状の筒型（１）内側にワイヤーブラシ（２）
を設け、間隔（３）を広げた所から、らせん状の筒型
（１）を回しながら鉄柱（４）に差し込み、らせん状の
筒型（１）を回転、上下できるようにした。らせん状の
筒型（１）内側のワイヤーブラシ（２）は曲面になって
いるので、回転、上下させる事でワイヤーブラシ（２）
の先を均等に、曲面の鉄柱（４）表面に当てる事がで
き、効率良く錆やペンキなどを除去、研磨できるように
した。 （ロ） 図２に示すように、手の平サイズのらせん状の
筒型（１）内側にシャワーホースの太さと溝に対応した
細さの、山切り形ブラシ（５）を設け、間隔（３）を広
げた所から、らせん状の筒型（１）を回しながらシャワ
ーホース（６）へ差し込み、手の平で前後に回転、上下
できるようにした。筒型（１）内側の山切り形ブラシ
（５）は曲面になっているので、回転、上下させる事で
ブラシの先を均等に円形の溝（７）３６０度に当てる事
ができ、数多くの溝内に付着した汚れと同時にシャワー
ホース表面も手早く掃除できるようにした。

【０００５】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。第一の実施の形態を、図１に示し説明す
る。金属、プラスティック素材等を用いて、縦にやや間
隔（３）を広げ、らせん状の筒型（１）を形成し、この
らせん状の筒型（１）内側にワイヤーブラシ（２）を設
ける。

【０００６】本発明は以上のような構造で、これを使用
するときは、本発明のらせん型ブラシ（８）の間隔
（３）を広げた所から、らせん型ブラシ（８）を回しな
がら鉄柱（４）に差し込み、らせん型ブラシ（８）を回
転、上下させる事で曲面のワイヤーブラシ（２）の先を
均等に、曲面の鉄柱（４）表面に当てる事ができ、効率
良く錆やペンキなどを除去、研磨できるようになってい
る。

【０００７】第二の実施の形態を、図２に示し説明す
る。プラスティック、樹脂系素材等を用いて、縦にやや
間隔（３）を広げ、手の平サイズのらせん状の筒型
（１）を形成し、このらせん状の筒型（１）内側にはシ
ャワーホースの太さと溝に対応した細さの、山切り形ブ
ラシ（５）と外側にはスベリ止め用溝（９）を設ける。

【０００８】本発明は以上のような構造で、これを使用
するときは、本発明のシャワーホース用らせん型ブラシ
（１０）の間隔（３）を広げた所から、シャワーホース
用らせん型ブラシ（１０）を回しながらシャワーホース
（６）へ差し込み、スベリ止め用溝（９）を利用して、
手の平（１１）でシャワーホース用らせん型ブラシ（１
０）を前後に回転、上下させる事でシャワーホースの溝
（７）に対応した太さで、曲面の山切り形ブラシ（５）
の先を均等に、円形の溝（７）とシャワーホース（６）
の表面３６０度に当てる事ができ、数多くの溝内の付着
した汚れと同時にシャワーホース（６）の表面も手早く
掃除できるようになっている。

【０００９】第三の実施の形態を、図３に示し説明す
る。金属、プラスティック素材等を用いて、筒型（１
Ａ）側面を一部、縦にやや間隔を空け隙間（１２）を設
けた、筒型（１Ａ）の横断面がＣ型状に形成された筒型
（１Ａ）を設け、この筒型（１Ａ）内側にはワイヤーブ
ラシ（２）と外側にはスベリ止め用溝（９Ａ）を設け
る。

【００１０】本発明は以上のような構造で、これを使用
するときは、本発明の筒型ブラシ（１３）の隙間（１
２）から鉄柱（４）へ差し込み、スベリ止め用溝（９
Ａ）を利用して、手の平で筒形ブラシ（１３）を前後に
回転、上下させる事で曲面のワイヤーブラシ（２）の先
を均等に、曲面の鉄柱（４）表面に当てる事ができ、効
率良く錆やペンキなどを除去、研磨できるようになって
いる。

【００１１】

【発明の効果】（イ） 本発明のらせん型ブラシは、ら
せん部が広がるので、幾つかのサイズにも対応ができ、
長さのある鉄柱や鉄パイプの錆やペンキなどを効率良く
除去、研磨する事ができる。 （ロ） 鉄柱や鉄パイプなどの規格サイズに対応した、
筒型ブラシを揃えることで作業効率を上げる事ができ
る。 （ハ） 本発明の筒型ブラシ、らせん型ブラシは使用方
法が簡単な上、電力を必要としないので、どこでも効率
良く使用する事ができる。 （ニ） 本発明のシャワーホース用らせん型ブラシは、
シャワーホースの溝に対応した太さの、山切り形ブラシ
を設けているのでシャワーホースへ差し込み、手の平で
前後に回転、上下させる事だけで、ブラシの先が均等に
円形の溝とシャワーホースの表面３６０度に当たり、簡
単に溝内の付着した汚れと同時に表面も手早く掃除でき
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明のらせん型ブラシと鉄柱の斜視図であ
る。

【図２】本発明のシャワーホース用らせん型ブラシの使
用状態を示す斜視図である。

【図３】本発明の筒型ブラシと鉄柱の斜視図である。

【符号の説明】

１、１Ａ 筒型 ２ ワイヤーブラシ ３ 間隔 ４ 鉄柱 ５ 山切り形ブラシ ６ シャワーホース ７ 溝 ８ らせん型ブラシ ９、９Ａ スベリ止め用溝 １０ シャワーホース用らせん型ブラシ １１ 手の平 １２ 隙間 １３ 筒型ブラシ

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 縦にやや間隔を広げた、らせん状に形成
   された筒型と、このらせん状の筒型内側にブラシを設け
   た事を特徴とする、らせん状の筒型ブラシ。
2. 【請求項２】 筒型の側面を一部縦にやや間隔を空け隙
   間を設けた、筒型の横断面がＣ型状に形成された筒型
   と、この筒型内側にブラシを設けた事を特徴とする筒型
   ブラシ。