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JP2003069226A - 半導体装置用基板及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置用基板及びその製造方法

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Publication number
JP2003069226A
JP2003069226A JP2001252993A JP2001252993A JP2003069226A JP 2003069226 A JP2003069226 A JP 2003069226A JP 2001252993 A JP2001252993 A JP 2001252993A JP 2001252993 A JP2001252993 A JP 2001252993A JP 2003069226 A JP2003069226 A JP 2003069226A
Authority
JP
Japan
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layer
filled
insulating resin
opening
filled via
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001252993A
Other languages
English (en)
Inventor
Jun Kawana
潤 川名
Tetsuo Hamada
哲郎 浜田
Akira Ogawa
顕 小川
Toshiaki Ishii
俊明 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP2001252993A priority Critical patent/JP2003069226A/ja
Publication of JP2003069226A publication Critical patent/JP2003069226A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】半導体用基板の製造方法において、フィルドビ
アを介して形成する電気回路の接続の信頼性を低下する
問題を解消することにある。 【解決手段】フィルドビア孔の即断面形状において、底
部径は開口部径に比べて大幅に縮小する形状に形成し、
該フィルドビアの開口部を本発明の精度以内に配置する
ことで、上下の配線層がフィルドビアを介して接続する
に必要な最低限の接続面積を十分に確保し、高い信頼性
を確保でき、又フィルドビア5の開口底部を狭くする
為、ビア孔内にめっき銅が充填しやすい形状となり、又
絶縁樹脂層の層厚を薄く形成し、めっきによる導体層8
も薄くする効果により、高密度の配線パターンの形成が
可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多層プリント配線
板係わり、さらにそれを製造する工程において、多層プ
リント配線板のビアスルーホールを形成する製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピューター等に代
表されるように、電子機器に小型化、薄型化が求められ
ている。そのため、内部に用いられる半導体装置用基板
多層プリント配線板にも、小型化、薄型化が求められて
いる。半導体装置用基板は、半導体チップやその他の部
品を搭載し、ボール・グリッド・アレー(BGA)やピ
ン・グリッド・アレー(PGA)等の形態で、親基板と
なる半導体装置用基板上に搭載される場合が多いが、親
基板として用いられる場合もある。小型化、薄型化を実
現するために、配線幅は細く、間隙は小さく、また配線
層の多層化、配線層間を接続するバイアの小径化とい
う、いわゆる高密度配線が求められている。又製造工程
では高密度化よる接続不良や、絶縁不良の品質が低下し
ない信頼性の高い半導体装置用基板が求められている。
【0003】これらの要求に対応する半導体装置用基板
として、例えばビルドアップ法を用いた半導体装置用基
板が知られている。この方法は絶縁性基板1上に配線層
2を形成し、その上に絶縁樹脂層3を形成し、さらにそ
の上に配線層2を形成し、さらに絶縁樹脂層3を形成す
るという工程を繰り返すことにより、半導体装置用基板
を形成するものである。この半導体装置用基板は任意の
層間にビア孔4を形成できるため、高密度配線を行う上
で適している。ビア孔4は高密度配線に伴い、小径化が
進んでおり、加工方法としてはレーザー孔明け加工機を
用いてビア孔4形成する方法が増えてきている。
【0004】ビルドアップ法を用いた半導体装置用基板
の製造方法の一例をその製造方法について説明する。図
3a〜fは、このような従来のビルドアップ法を用いた
半導体装置用基板の断面図を模式的に示した図である。
【0005】まず、図3aは、リジットなガラスエポキ
シ基板と配線層等からなる絶縁基板上の両面にめっきか
らなる配線層2を形成して、前記両面の配線層がスルホ
ール9を介して電気回路を形成したコアー基板1を用い
て、該コアー基板1両面の配線層2上に感光性レジスト
樹脂を塗付して、露光、現像を行って感光性レジスト層
12にパターニングの形成を行い、露出する銅配線層2
をエッチングし、所定の配線パターンを持つ配線層2形
成する。
【0006】次に、図3bは、コアー基板1上及び、配
線層2上に熱硬化性絶縁樹脂を塗布し、熱硬化性の絶縁
樹脂層3を形成する。例えば、塗布方法としてはスクリ
ーン印刷法、カーテンコート法やスピンコート法が使用
されている。絶縁樹脂層3の材料としてはポリイミド樹
脂、アクリル樹脂等が用いられる。例えば、絶縁樹脂層
3の形成方法としてはシート状の絶縁樹脂層3を貼着す
るという方法があり、均一な厚さで簡易に絶縁層を形成
できるという点からみて好ましい。次に、YAGレーザ
ー等を用いたレーザー孔明け加工機を用いて、所定のビ
ア用孔4を形成する。
【0007】次に、前記コアー基板を過マンガン酸カリ
ウムに浸漬して、ビア用孔4の孔内の孔壁に付着した残
渣、孔の底部に残存した残渣を除去する為に洗浄を行
う。
【0008】次に、図3cは絶縁樹脂層3上およびビア
用孔4内に無電解めっきにて薄膜導体層6を形成し、さ
らに前記薄膜導体層6上全面に電解銅めっきを行って、
めっき層7を形成し、銅からなる導体層8、およびビア
孔4内をめっき銅で充填した、フィルドビア5構造のビ
アスルホール11を形成する。
【0009】前記導体層8には、露光用フォトマスクを
用いて、光照射による露光を施し、現像工程の処理によ
ってパターンニング形成を行い、所定のパターン配線層
2を形成する。この際、無電解めっき層6は、絶縁層上
に導電性を付与し、次工程の電解めっき層7の形成が可
能となるように行うものである。なお一般的には、配線
層を形成する工程は、上述のサブトラクティブ法の他
に、セミアディティブ法と、例えばフルアディティブ法
も適宜行われている。
【0010】次に、図3dは絶縁樹脂層3および配線層
2と、フィルドビア5上の全面に絶縁樹脂溶液を塗布
し、絶縁樹脂層3を形成し、絶縁樹脂層3の所定位置に
レーザー孔明け加工機を用いて、所定位置に所定のビア
用孔4を形成する。
【0011】次に、図3eは絶縁樹脂層3上と、ビア用
孔4内とに、無電解めっき方法にて薄膜導体層6を形成
し、さらに薄膜導体層5上全面に電解銅めっき層7を形
成を行って、銅からなる導体層8と、フィルドビア5を
形成する。
【0012】図3fに示すように、導体層8にパターニ
ング処理により所定のパターンを持つ配線パターン層8
が形成される。
【0013】最後に、配線、電源等配線パターン層8を
保護するために半導体装置用基板多層プリント配線板の
両面全体にソルダーレジスト層10が形成され、多層プ
リント配線板が完成する。
【0014】ビルドアップ法を用いた半導体装置基板の
製造では、任意の位置に多数に形成するビアスルホール
の小径化と、該ビアスルホール内にめっき銅を充填し、
フィルドビア5を形成することにより、フィルドビア5
の配置位置の真上にフィルドビア5を重ねて形成する事
が可能となり、さらに高密度配線化が図られる。その場
合、高密度配線化の為に、配線幅はさらに細くなり、パ
ターン間の間隙も小さくなり、近接する。
【0015】形成したビア径と、該ビアの配置位置の真
上にビア径を形成する際、上下のビアの配置位置の重な
り合わせ精度に対して問題が有り、上下のビアの配置位
置の位置ずれが生じる事が有る。その位置ずれをそのま
まにして、配線を高密度化をしても上下のビアを介して
形成する電気回路の接続の信頼性を低下させる。
【0016】本発明の課題はビアを介して形成する電気
回路の接続の信頼性を低下問題を解消することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
発明は、スルホールを介して回路が形成されたコアー基
板上の両面に、複数の配線層と、複数の絶縁樹脂層とを
交互に積層し、該層形成した複数の配線層間は絶縁樹脂
層に形成するビア孔に金属を充填したフィルドビアを介
して通電接続され、該フィルドビアの配置位置の真上に
フィルドビアを配置し、該フィルドビアの配置位置の真
上にフィルドビアを配置してなる構造を持つ半導体装置
用基板を製造する工程における、前記フィルドビアの配
置において、フィルドビア上の開口部の孔径Aと該開口
底部の孔径Bとの関係が下記の関係式(1)により該形
状を形成し、前記フィルドビアの配置位置は関係式
(2)の範囲Pにすることを特徴とする半導体装置用基
板の製造方法である。 B/A <1/2 ――――(1) P <|(A―B)/2| ――――(2)
【0018】本発明の請求項2に係る発明は、請求項1
記載の半導体装置用基板を製造する工程における、絶縁
樹脂層形成において、該絶縁樹脂層厚Sが下記の関係式
(3)により層形成することを特徴とする半導体装置用
基板の製造方法である。 S/A <1 ――――(3)
【0019】本発明の請求項3に係る発明は、請求項
1、又は請求項2記載の半導体装置用基板を製造する工
程における、フィルドビア上の開口部の配線層形成にお
いて、該配線層厚Tが下記の関係式(4)により層形成
することを特徴とする半導体装置用基板の製造方法であ
る。 T <15μm ―――――(4)
【0020】
【発明の実施の形態】本発明のを、実施の形態に沿って
以下に図1を詳細に説明する。
【0021】図1に示すように、本発明のビアスルーホ
ールの基本の構造を示している。例えばビアスルーホー
ルを同じ位置に3段に重ねて配置する状態を示す図1で
は、各層のビアスルーホールの配置は同一配置データ値
によって、すべて同じ位置に配置されて形成している。
又ビアスルーホールの開口底部の径14は上部配線層の
開口部の径13の半分以下にする特徴を持つことであ
る。
【0022】製造する工程はまず、予め付与されたビア
孔の中心点座標のデータ値を用いて、YAGレーザー孔
明け加工機により所定の孔径を孔明け加工をする。次
に、過マンガン酸カリウム水溶液に浸漬して、ビア用孔
4の孔内の孔壁に付着した残渣、孔の底部に残存した残
渣を除去する為に洗浄を行う。
【0023】次に、図1は絶縁樹脂層3上およびビア用
孔4内に無電解めっきにて薄膜導体層6を形成し、さら
に前記薄膜導体層6上全面に電解銅めっきを行って、め
っき層7を形成し、銅からなる導体層8、およびビア孔
4内をめっき銅で充填した、フィルドビア5構造のビア
スルーホール11を形成する。以下同じ加工を繰り返し
行う。
【0024】図2に示すように、本発明の工程を説明す
る側断面図である。まず、図2aは、基板の両面に形成
する配線層がスルホール9を介して電気回路を形成した
コアー基板1を用いて、該コアー基板1両面の配線層2
上に感光性レジスト樹脂を塗付して、露光、現像を行っ
て感光性レジスト層12にパターニングの形成を行い、
露出する銅配線層2をエッチングし、所定の配線パター
ンを持つ配線層2形成する。
【0025】次に、図2bは、両面コアー基板1上及
び、配線層2上に熱硬化性絶縁樹脂を貼り合わせて、熱
硬化性の絶縁樹脂層3を形成する。例えば、絶縁樹脂層
3形成方法としてはシート状の絶縁樹脂層3を貼着する
という方法があり、均一な厚さで簡易に絶縁層を形成で
きるという点からみて適している。次に、YAGレーザ
ー等を用いたレーザー孔明け加工機を用いて、所定のビ
ア用孔4を形成する。
【0026】上記ビア用孔4上の開口部の孔径Aと該開
口底部の孔径Bとの関係が下記の関係式(1)により該
形状を形成し、本発明のビア孔の特徴となる。 B/A <1/2 ――――(1)
【0027】従来の技術では、開口部の孔径13と該開
口底部の孔径14との関係は同じ径で形成し、傾斜の無
い孔形状が一般的である。
【0028】本発明のビア孔4を形成する方法はレーザ
ー孔明け加工機のビーム径を徐々に絞りこみ加工を行
う。開口部の孔径13は80μmφ〜50μmφを設計
値とすることが一般にであり、例えば80μmφで開口
部13を形成、中間部60μmφにビーム径を絞りさら
に、底部は40μmφ径のビア径底部14形成する。
【0029】次に、コアー基板を過マンガン酸カリウム
水溶液に浸漬して、ビア用孔4の孔内の孔壁に付着した
残渣、孔の底部に残存した残渣を除去する為に洗浄を行
う。
【0030】図2c示すように、絶縁樹脂層3上および
ビア用孔4内に無電解めっきにて薄膜導体層6を形成
し、さらに前記薄膜導体層6上全面に電解銅めっきを行
って、めっき層7を形成し、銅からなる導体層8、およ
びビア孔4内をめっき銅で充填した、フィルドビア5構
造のビアスルーホール11を形成する。
【0031】次に、図2dは前記導体層8には、露光用
フォトマスクを用いて、光照射による露光を施し、現像
工程、エッチング工程、剥膜工程の処理によるパターン
ニング形成によって、所定のパターン配線層8を形成す
る。
【0032】次に、図2eは、両面コアー基板1上及
び、配線層8上に熱硬化性絶縁樹脂を貼り合せ、熱硬化
性の絶縁樹脂層3を形成する。該絶縁樹脂層厚Sが下記
の関係式(3)により層形成する。 S/A <1 ――――(3)
【0033】又、本発明の特徴は、該絶縁樹脂層3厚は
めっき銅で充填した、フィルドビア5の深さに相当する
為に、前記絶縁樹脂層3厚がめっきの通電時間に影響さ
れ、前記絶縁樹脂層3厚を薄くすればめっき時間が短縮
でき、めっき工程の改善に効果がある。
【0034】次に、YAGレーザー等照射光源を用いた
レーザー孔明け加工機により、所定のビア用孔4を形成
する。
【0035】本発明の特徴は、前記フィルドビアの配置
位置は関係式(2)の範囲Pに配置する。 P <|(A―B)/2| ――――(2)
【0036】フィルドビア5の配置位置は前記の許容範
囲に配置する加工精度に特徴がある。前記許容範囲に配
置する為にビーム径を絞りさらに、底部径14を大幅に
縮小する形成方法を提案した。この構造により上径面1
3配線層と下形面14配線層を接続するビアスルーホー
ル11間の信頼性に必要な最低限の接続面積を十分に確
保でき、高い信頼性が得られる。
【0037】次に、前記コアー基板を過マンガン酸カリ
ウム水溶液に浸漬して、ビア用孔4の孔内の孔壁に付着
した残渣、孔の底部に残存した残渣を除去する為に洗浄
を行う。
【0038】次に、図2eは絶縁樹脂層3上およびビア
用孔4内に無電解めっきにて薄膜導体層6を形成し、さ
らに前記薄膜導体層6上全面に電解銅めっきを行って、
めっき層7を形成し、銅からなる導体層8、およびビア
孔4内をめっき銅で充填した、フィルドビア5を形成す
る。
【0039】図2f前記導体層8には、露光用フォトマ
スクを用いて、光照射による露光を施し、現像工程、エ
ッチング工程、剥膜工程の処理によりパターンニング形
成によって、所定のパターン配線層8を形成する。
【0040】次に、図2fは、両面コアー基板1上及
び、配線層8上に熱硬化性絶縁樹脂を貼り合せて、熱硬
化性の絶縁樹脂層3を形成する。
【0041】次に、YAGレーザー等を用いたレーザー
孔明け加工機を用いて、所定のビア用孔4を形成する。
【0042】次に、前記コアー基板を過マンガン酸カリ
ウム水溶液に浸漬して、ビア用孔4の孔内の孔壁に付着
した残渣、孔の底部に残存した残渣を除去する為に洗浄
を行う。
【0043】次に、図2gは絶縁樹脂層3上およびビア
用孔4内に無電解めっきにて薄膜導体層6を形成し、さ
らに前記薄膜導体層6上全面に電解銅めっきを行って、
めっき層7を形成し、銅からなる導体層8、およびビア
孔4内をめっき銅で充填した、フィルドビア5を形成す
る。
【0044】フィルドビア上の開口部13のめっきによ
る配線層形成において、該配線層厚Tが下記の関係式
(4)により層形成する。 T <15μm ―――――(4)
【0045】フィルドビア上の開口部13のめっきによ
る配線層形成する工程では、該配線層厚を薄くすれば、
細線のファインパターン配線層の形成がより安易にな
る。本発明の特徴として、めっき工程では、無電解めっ
きと、電解めっきにより層形成するめっき層厚を15μ
m以下にする発明である。
【0046】次に図2gに示すように、導体層8にパタ
ーニング処理により所定のパターンを持つ配線パターン
層8が形成される。
【0047】最後に、図2gに示すように、配線、電源
等配線パターン層8を保護するために半導体装置用基板
多層プリント配線板の両面全体にソルダーレジスト層1
0が形成され、多層プリント配線板が完成する。
【0048】
【作用】ビア孔4の即断面形状において、底部径14は
開口部径13に比べて大幅に縮小する形成方法によって
形成する為に、該構造により、上径面13配線層と下形
面14配線層を接続するフィルドビアビア5間の信頼性
に必要な最低限の接続面積を十分に確保でき、又絶縁樹
脂層の層厚を薄く形成し、めっきによる導体層8も薄く
なる効果により、高密度の配線パターンの形成が可能と
なる。
【0049】
【実施例】次に、以下に具体的な実施例に従って説明す
る。
【0050】下記の内容により半導体装置用基板を製造
して、熱衝撃試験によって、信頼性試験評価を行った。
【0051】<実施例1>絶縁性樹脂のコアー基板1の
両面絶縁樹脂層3にフィルドビア5を5000個形成し
た。
【0052】フィルドビア5の開口部Aは50μmφ、
開口底部Bは30μmφ、は配置位置精度を10μm、
開口部の配線層に厚さTは15μm、絶縁樹脂層の厚さ
Sは30μm、試料数は5サンプルを作成した
【0053】信頼性試験評価の結果は5サンプル全て合
格レベルとなった。
【0054】<実施例2>絶縁性樹脂のコアー基板1の
両面絶縁樹脂層3にフィルドビア5を5000個形成し
た。
【0055】フィルドビア5の開口部Aは50μmφ、
開口底部Bは30μmφ、は配置位置精度を20μm、
開口部の配線層に厚さTは15μm、絶縁樹脂層の厚さ
Sは30μm、試料数は5サンプルを作成した
【0056】信頼性試験評価の結果は5サンプル中に2
サンプル合格レベルとなった。配置位置の精度幅が拡大
すると、評価結果は明らかに信頼性が悪くなる。
【発明の効果】本発明のフィルドビアの開口部13の位
置精度を本発明の精度以内に配置することで、上下の配
線層がフィルドビア5を介して接続するに必要な最低限
の接続面積を十分に確保し、高い信頼性を確保できる。
又本発明によりフィルドビア5の開口底部を狭くした
為、ビア孔内にめっき銅が充填しやすい形状となり、又
本発明の配線層を薄くする為に、ファインパターンの配
線層の形成が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフィルドビア部分の側断面図。
【図2】a〜gは、本発明の示す実施例の工程を説明す
る側断面図。
【図3】a〜fは、従来の技術の実施例の工程を説明す
る側断面図。
【符号の説明】
1…コアー基板 2…配線層(パターン配線層) 3…絶縁樹脂層 4…ビア孔 5…フィルドビア 6…無電解めっき層(薄膜導体層) 7…電解めっき層 8…銅からなる導体層(配線パターン層) 9…スルホール 10…ソルダーレジスト層 11…ビアスルーホール 12…感光性レジスト層 13…フィルドビアの開口部の孔径 14…フィルドビアの開口底部の孔径
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石井 俊明 東京都台東区台東1丁目5番1号 凸版印 刷株式会社内 Fターム(参考) 5E346 DD32 EE39 FF03 FF07 FF15 GG15 HH07 HH26

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スルホールを介して回路が形成されたコア
    ー基板上の両面に、複数の配線層と、複数の絶縁樹脂層
    とを交互に積層し、該層形成した複数の配線層間は絶縁
    樹脂層に形成するビア孔に金属を充填したフィルドビア
    を介して通電接続され、該フィルドビアの配置位置の真
    上にフィルドビアを配置し、該フィルドビアの配置位置
    の真上にフィルドビアを配置してなる構造を持つ半導体
    装置用基板を製造する工程における、前記フィルドビア
    の配置において、フィルドビア上の開口部の孔径Aと該
    開口底部の孔径Bとの関係が下記の関係式(1)により
    該形状を形成し、前記フィルドビアの配置位置は関係式
    (2)の範囲Pにすることを特徴とする半導体装置用基
    板の製造方法。 B/A <1/2 ――――(1) P <|(A―B)/2| ――――(2)
  2. 【請求項2】請求項1記載の半導体装置用基板を製造す
    る工程における、絶縁樹脂層形成において、該絶縁樹脂
    層厚Sが下記の関係式(3)により層形成することを特
    徴とする半導体装置用基板の製造方法。 S/A <1 ――――(3)
  3. 【請求項3】請求項1、又は請求項2記載の半導体装置
    用基板を製造する工程における、フィルドビア上の開口
    部の配線層形成において、該配線層厚Tが下記の関係式
    (4)により層形成することを特徴とする半導体装置用
    基板の製造方法。 T <15μm ―――――(4)
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