JP2003068167A - プッシュスイッチ - Google Patents
プッシュスイッチInfo
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- JP2003068167A JP2003068167A JP2001259289A JP2001259289A JP2003068167A JP 2003068167 A JP2003068167 A JP 2003068167A JP 2001259289 A JP2001259289 A JP 2001259289A JP 2001259289 A JP2001259289 A JP 2001259289A JP 2003068167 A JP2003068167 A JP 2003068167A
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- push switch
- contacts
- movable contact
- contact
- upper substrate
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 各種電子機器に用いられるプッシュスイッチ
に関し、接点間に塵埃等の異物が侵入しても、安定した
電気的接続が得られるものを提供することを目的とす
る。 【解決手段】 固定接点11Aまたは可動接点13上
に、複数の線状または点状の導電凸部14を形成してプ
ッシュスイッチを構成することによって、接点間に塵埃
等の異物6が侵入した場合にも、安定した電気的接続が
可能なプッシュスイッチを得ることができる。
に関し、接点間に塵埃等の異物が侵入しても、安定した
電気的接続が得られるものを提供することを目的とす
る。 【解決手段】 固定接点11Aまたは可動接点13上
に、複数の線状または点状の導電凸部14を形成してプ
ッシュスイッチを構成することによって、接点間に塵埃
等の異物6が侵入した場合にも、安定した電気的接続が
可能なプッシュスイッチを得ることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話やビデオ
カメラ等の各種電子機器に用いられるプッシュスイッチ
に関するものである。
カメラ等の各種電子機器に用いられるプッシュスイッチ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話やビデオカメラ等の携帯
用の電子機器は屋外で使用されることが多いため、これ
らに使用されるプッシュスイッチについても、埃やごみ
に対して防塵対策の施されたものが求められている。
用の電子機器は屋外で使用されることが多いため、これ
らに使用されるプッシュスイッチについても、埃やごみ
に対して防塵対策の施されたものが求められている。
【0003】このような従来のプッシュスイッチについ
て、図8〜図10を用いて説明する。
て、図8〜図10を用いて説明する。
【0004】図8は従来のプッシュスイッチの正面断面
図であり、同図において、1は上面に複数の固定接点1
Aが形成された下基板、2は下面に可動接点2Aが形成
された可撓性を有する上基板である。
図であり、同図において、1は上面に複数の固定接点1
Aが形成された下基板、2は下面に可動接点2Aが形成
された可撓性を有する上基板である。
【0005】そして、3は絶縁フィルム等のスペーサ
で、この上下面に塗布された接着剤(図示せず)によっ
て下基板1と上基板2が貼り合わされると共に、固定接
点1Aと可動接点2Aが所定の間隙を空けて対向してい
る。
で、この上下面に塗布された接着剤(図示せず)によっ
て下基板1と上基板2が貼り合わされると共に、固定接
点1Aと可動接点2Aが所定の間隙を空けて対向してい
る。
【0006】また、4は絶縁樹脂製の操作体、5は同じ
く絶縁樹脂製のケースで、操作体4下面の押圧部4Aが
上基板2上面に当接すると共に、上面の操作部4Bがケ
ース5の開口孔から上方に突出して、プッシュスイッチ
が構成されている。
く絶縁樹脂製のケースで、操作体4下面の押圧部4Aが
上基板2上面に当接すると共に、上面の操作部4Bがケ
ース5の開口孔から上方に突出して、プッシュスイッチ
が構成されている。
【0007】以上の構成において、操作体4の操作部4
Bを下方へ押圧操作すると、図9の正面断面図に示すよ
うに、操作体4の押圧部4Aに上面を押圧された上基板
2が撓んで、下面の可動接点2Aが下基板1の固定接点
1Aに接触することによって、スイッチとしての電気的
な接続が行われるように構成されているものであった。
Bを下方へ押圧操作すると、図9の正面断面図に示すよ
うに、操作体4の押圧部4Aに上面を押圧された上基板
2が撓んで、下面の可動接点2Aが下基板1の固定接点
1Aに接触することによって、スイッチとしての電気的
な接続が行われるように構成されているものであった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
のプッシュスイッチにおいては、ほぼ平坦な面状である
固定接点1Aと可動接点2Aが接触するように構成され
ているため、図10の正面断面図に示すように、接点間
に塵埃等の微小な異物6が侵入した場合、これによって
固定接点1Aと可動接点2Aの接触が阻害され、電気的
接続が不確実なものとなり易いという課題があった。
のプッシュスイッチにおいては、ほぼ平坦な面状である
固定接点1Aと可動接点2Aが接触するように構成され
ているため、図10の正面断面図に示すように、接点間
に塵埃等の微小な異物6が侵入した場合、これによって
固定接点1Aと可動接点2Aの接触が阻害され、電気的
接続が不確実なものとなり易いという課題があった。
【0009】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、接点間に塵埃等の異物が侵入しても、安
定した電気的接続が得られるプッシュスイッチを提供す
ることを目的とする。
るものであり、接点間に塵埃等の異物が侵入しても、安
定した電気的接続が得られるプッシュスイッチを提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、以下の構成を有するものである。
に本発明は、以下の構成を有するものである。
【0011】本発明の請求項1に記載の発明は、固定接
点または可動接点上に、複数の線状または点状の導電凸
部を形成してプッシュスイッチを構成したものであり、
接点間に塵埃等の異物が侵入した場合にも、これらが導
電凸部間の隙間に収まり接点表面の接触を阻害しづらい
ため、安定した電気的接続が可能なプッシュスイッチを
得ることができるという作用を有する。
点または可動接点上に、複数の線状または点状の導電凸
部を形成してプッシュスイッチを構成したものであり、
接点間に塵埃等の異物が侵入した場合にも、これらが導
電凸部間の隙間に収まり接点表面の接触を阻害しづらい
ため、安定した電気的接続が可能なプッシュスイッチを
得ることができるという作用を有する。
【0012】請求項4に記載の発明は、上基板の可動接
点を、下基板の複数の固定接点を短絡させる方向へ線状
に形成してプッシュスイッチを構成したものであり、塵
埃等の異物が可動接点間の隙間に収まり易いため、安定
した電気的接続の可能なプッシュスイッチを得ることが
できるという作用を有する。
点を、下基板の複数の固定接点を短絡させる方向へ線状
に形成してプッシュスイッチを構成したものであり、塵
埃等の異物が可動接点間の隙間に収まり易いため、安定
した電気的接続の可能なプッシュスイッチを得ることが
できるという作用を有する。
【0013】請求項2,5に記載の発明は、請求項1ま
たは4記載の発明において、導電凸部または線状の可動
接点の厚さを10μm〜20μmとしたものであり、大
気中に浮遊する塵埃の一般的な大きさである10μm程
度よりも、厚さを大きなものとすることによって、接点
間に塵埃等の異物が侵入した場合の接点間の電気的接続
を、より確実なものとすることができるという作用を有
する。
たは4記載の発明において、導電凸部または線状の可動
接点の厚さを10μm〜20μmとしたものであり、大
気中に浮遊する塵埃の一般的な大きさである10μm程
度よりも、厚さを大きなものとすることによって、接点
間に塵埃等の異物が侵入した場合の接点間の電気的接続
を、より確実なものとすることができるという作用を有
する。
【0014】請求項3,6に記載の発明は、請求項1ま
たは4記載の発明において、上基板の可動接点部を上方
へドーム状に突出させたものであり、押圧操作時にドー
ム状の突出部が反転動作して接点の電気的接続が行われ
るため、節度感のある良好な操作感触が得られるという
作用を有する。
たは4記載の発明において、上基板の可動接点部を上方
へドーム状に突出させたものであり、押圧操作時にドー
ム状の突出部が反転動作して接点の電気的接続が行われ
るため、節度感のある良好な操作感触が得られるという
作用を有する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図1〜図7を用いて説明する。
て、図1〜図7を用いて説明する。
【0016】なお、従来の技術の項で説明した構成と同
一構成の部分には同一符号を付して、詳細な説明を簡略
化する。
一構成の部分には同一符号を付して、詳細な説明を簡略
化する。
【0017】(実施の形態1)実施の形態1を用いて、
本発明の特に請求項1及び3記載の発明について説明す
る。
本発明の特に請求項1及び3記載の発明について説明す
る。
【0018】図1は本発明の第1の実施の形態によるプ
ッシュスイッチの正面断面図であり、同図において、1
1は紙フェノールやガラス入りエポキシ等の下基板で、
この上面には、貼付された銅箔をエッチング加工、或い
は銀やカーボン等を分散したポリエステルやエポキシ等
の可撓性を有する樹脂を印刷して、複数の固定接点11
Aが形成されている。
ッシュスイッチの正面断面図であり、同図において、1
1は紙フェノールやガラス入りエポキシ等の下基板で、
この上面には、貼付された銅箔をエッチング加工、或い
は銀やカーボン等を分散したポリエステルやエポキシ等
の可撓性を有する樹脂を印刷して、複数の固定接点11
Aが形成されている。
【0019】そして、12はポリエチレンテレフタレー
トやポリイミド等の可撓性を有する絶縁フィルム製の上
基板で、この下面には、銀やカーボン等を分散したポリ
エステルやエポキシ等の可撓性を有する樹脂を印刷し
て、固定接点11Aに対向する可動接点13が形成され
ている。
トやポリイミド等の可撓性を有する絶縁フィルム製の上
基板で、この下面には、銀やカーボン等を分散したポリ
エステルやエポキシ等の可撓性を有する樹脂を印刷し
て、固定接点11Aに対向する可動接点13が形成され
ている。
【0020】さらに、この可動接点13上には、銀やカ
ーボン等を分散したポリエステルやエポキシ等の可撓性
を有する樹脂を線状または点状に印刷して、厚さ10μ
m〜20μmの複数の導電凸部14が形成されている。
ーボン等を分散したポリエステルやエポキシ等の可撓性
を有する樹脂を線状または点状に印刷して、厚さ10μ
m〜20μmの複数の導電凸部14が形成されている。
【0021】そして、3は絶縁フィルム等のスペーサ
で、この上下面に塗布された接着剤(図示せず)によっ
て下基板11と上基板12が貼り合わされると共に、固
定接点11Aと導電凸部14が所定の間隙を空けて対向
している。
で、この上下面に塗布された接着剤(図示せず)によっ
て下基板11と上基板12が貼り合わされると共に、固
定接点11Aと導電凸部14が所定の間隙を空けて対向
している。
【0022】また、4は絶縁樹脂製の操作体、5は同じ
く絶縁樹脂製のケースで、操作体4下面の押圧部4Aが
上基板12上面に当接すると共に、上面の操作部4Bが
ケース5の開口孔から上方に突出して、プッシュスイッ
チが構成されている。
く絶縁樹脂製のケースで、操作体4下面の押圧部4Aが
上基板12上面に当接すると共に、上面の操作部4Bが
ケース5の開口孔から上方に突出して、プッシュスイッ
チが構成されている。
【0023】以上の構成において、操作体4の操作部4
Bを下方へ押圧操作すると、図2の正面断面図に示すよ
うに、操作体4の押圧部4Aに上面を押圧された上基板
12が撓んで、下面の導電凸部14が下基板11の固定
接点11Aに接触することによって、可動接点13を介
して複数の固定接点11Aが電気的に接続される。
Bを下方へ押圧操作すると、図2の正面断面図に示すよ
うに、操作体4の押圧部4Aに上面を押圧された上基板
12が撓んで、下面の導電凸部14が下基板11の固定
接点11Aに接触することによって、可動接点13を介
して複数の固定接点11Aが電気的に接続される。
【0024】そして、この時、図3の正面断面図に示す
ように、大気中に浮遊する一般的に10μm程度の大き
さの、塵埃等の微小な異物6が接点間に侵入した場合、
これらの異物6は厚さ10μm〜20μmの導電凸部1
4間の隙間に収まり、導電凸部14と固定接点11A表
面の接触を阻害しづらいように構成されている。
ように、大気中に浮遊する一般的に10μm程度の大き
さの、塵埃等の微小な異物6が接点間に侵入した場合、
これらの異物6は厚さ10μm〜20μmの導電凸部1
4間の隙間に収まり、導電凸部14と固定接点11A表
面の接触を阻害しづらいように構成されている。
【0025】このように本実施の形態によれば、可動接
点13上に、複数の線状または点状の導電凸部14を形
成してプッシュスイッチを構成することによって、接点
間に塵埃等の異物6が侵入した場合にも、これらが導電
凸部14間の隙間に収まり接点表面の接触を阻害しづら
いため、安定した電気的接続が可能なプッシュスイッチ
を得ることができるものである。
点13上に、複数の線状または点状の導電凸部14を形
成してプッシュスイッチを構成することによって、接点
間に塵埃等の異物6が侵入した場合にも、これらが導電
凸部14間の隙間に収まり接点表面の接触を阻害しづら
いため、安定した電気的接続が可能なプッシュスイッチ
を得ることができるものである。
【0026】そして、導電凸部14の厚さを、大気中に
浮遊する塵埃の一般的な大きさである10μm程度より
大きな10μm〜20μmとすることによって、接点間
の電気的接続をより確実なものとすることができる。
浮遊する塵埃の一般的な大きさである10μm程度より
大きな10μm〜20μmとすることによって、接点間
の電気的接続をより確実なものとすることができる。
【0027】なお、以上の説明では、複数の線状または
点状の導電凸部14を可動接点13上に形成した構成に
ついて説明したが、可動接点13はほぼ平坦な面状と
し、固定接点11A上に複数の導電凸部14を形成した
構成としても、同様の効果を得ることができる。
点状の導電凸部14を可動接点13上に形成した構成に
ついて説明したが、可動接点13はほぼ平坦な面状と
し、固定接点11A上に複数の導電凸部14を形成した
構成としても、同様の効果を得ることができる。
【0028】(実施の形態2)実施の形態2を用いて、
本発明の特に請求項2及び4記載の発明について説明す
る。
本発明の特に請求項2及び4記載の発明について説明す
る。
【0029】なお、実施の形態1の構成と同一構成の部
分には同一符号を付して、詳細な説明を省略する。
分には同一符号を付して、詳細な説明を省略する。
【0030】図4は本発明の第2の実施の形態によるプ
ッシュスイッチの正面断面図であり、同図において、下
基板11の上面に複数の固定接点11Aが形成されてい
ることや、スペーサ3によって下基板11と、可撓性を
有する上基板12が貼り合わされていることは実施の形
態1の場合と同様である。
ッシュスイッチの正面断面図であり、同図において、下
基板11の上面に複数の固定接点11Aが形成されてい
ることや、スペーサ3によって下基板11と、可撓性を
有する上基板12が貼り合わされていることは実施の形
態1の場合と同様である。
【0031】そして、操作体4下面の押圧部4Aが上基
板12上面に当接すると共に、上面の操作部4Bがケー
ス5の開口孔から、上方に突出していることも実施の形
態1の場合と同様であるが、上基板12下面の固定接点
11Aと所定の間隙を空けて対向した複数の可動接点1
6は、複数の固定接点11Aを短絡させる方向へ線状に
形成されて、プッシュスイッチが構成されている。
板12上面に当接すると共に、上面の操作部4Bがケー
ス5の開口孔から、上方に突出していることも実施の形
態1の場合と同様であるが、上基板12下面の固定接点
11Aと所定の間隙を空けて対向した複数の可動接点1
6は、複数の固定接点11Aを短絡させる方向へ線状に
形成されて、プッシュスイッチが構成されている。
【0032】以上の構成において、操作体4の操作部4
Bを下方へ押圧操作すると、図5の正面断面図に示すよ
うに、操作体4の押圧部4Aに上面を押圧された上基板
12が撓んで、下面の線状の可動接点16が下基板11
の複数の固定接点11Aに接触することによって、可動
接点16を介して複数の固定接点11Aが電気的に接続
される。
Bを下方へ押圧操作すると、図5の正面断面図に示すよ
うに、操作体4の押圧部4Aに上面を押圧された上基板
12が撓んで、下面の線状の可動接点16が下基板11
の複数の固定接点11Aに接触することによって、可動
接点16を介して複数の固定接点11Aが電気的に接続
される。
【0033】そして、この時、図5とは直交方向の図6
の側面断面図に示すように、複数の可動接点16が複数
の固定接点11Aを短絡させる方向に線状に形成されて
いるため、塵埃等の微小な異物6が接点間に侵入した場
合、これらの異物6は線状の可動接点16間の隙間に収
まり、可動接点16と固定接点11A表面の接触を阻害
しづらいように構成されている。
の側面断面図に示すように、複数の可動接点16が複数
の固定接点11Aを短絡させる方向に線状に形成されて
いるため、塵埃等の微小な異物6が接点間に侵入した場
合、これらの異物6は線状の可動接点16間の隙間に収
まり、可動接点16と固定接点11A表面の接触を阻害
しづらいように構成されている。
【0034】このように本実施の形態によれば、上基板
12の可動接点16を、下基板11の複数の固定接点1
1Aを短絡させる方向に線状に形成してプッシュスイッ
チを構成することによって、接点間に塵埃等の異物6が
侵入した場合にも、これらが線状の可動接点16間の隙
間に収まり接点表面の接触を阻害しづらいため、安定し
た電気的接続の可能なプッシュスイッチを得ることがで
きるものである。
12の可動接点16を、下基板11の複数の固定接点1
1Aを短絡させる方向に線状に形成してプッシュスイッ
チを構成することによって、接点間に塵埃等の異物6が
侵入した場合にも、これらが線状の可動接点16間の隙
間に収まり接点表面の接触を阻害しづらいため、安定し
た電気的接続の可能なプッシュスイッチを得ることがで
きるものである。
【0035】また、図7の断面図に示すように、上基板
12の可動接点部を上方へドーム状に突出させ、突出部
12Aを設けることによって、押圧操作時にドーム状の
突出部12Aが反転動作して接点の電気的接続が行われ
るため、節度感のある良好な操作感触を得ることができ
る。
12の可動接点部を上方へドーム状に突出させ、突出部
12Aを設けることによって、押圧操作時にドーム状の
突出部12Aが反転動作して接点の電気的接続が行われ
るため、節度感のある良好な操作感触を得ることができ
る。
【0036】なお、以上の説明では、下基板11を紙フ
ェノールやガラス入りエポキシ等で形成した構成として
説明したが、上基板12と同様の、可撓性を有するポリ
エチレンテレフタレートやポリイミド等としても、本発
明の実施は可能である。
ェノールやガラス入りエポキシ等で形成した構成として
説明したが、上基板12と同様の、可撓性を有するポリ
エチレンテレフタレートやポリイミド等としても、本発
明の実施は可能である。
【0037】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、安定した
電気的接続が可能なプッシュスイッチを得ることができ
るという有利な効果が得られる。
電気的接続が可能なプッシュスイッチを得ることができ
るという有利な効果が得られる。
【図1】本発明の第1の実施の形態によるプッシュスイ
ッチの正面断面図
ッチの正面断面図
【図2】同操作時の正面断面図
【図3】同異物侵入時の正面断面図
【図4】本発明の第2の実施の形態によるプッシュスイ
ッチの正面断面図
ッチの正面断面図
【図5】同操作時の正面断面図
【図6】同異物侵入時の側面断面図
【図7】同他の実施の形態による断面図
【図8】従来のプッシュスイッチの正面断面図
【図9】同操作時の正面断面図
【図10】同異物侵入時の正面断面図
3 スペーサ
4 操作体
4A 押圧部
4B 操作部
5 ケース
11 下基板
11A 固定接点
12 上基板
12A 突出部
13 可動接点
14 導電凸部
16 可動接点
フロントページの続き
(72)発明者 三戸 宏一
大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器
産業株式会社内
Fターム(参考) 5G006 AA01 AB01 AC05 BA01 BB06
BC09 CD05 FB14 FB36 FD02
5G051 AA07 AB10 AC18
5G052 AA07 BB01 HC04
Claims (6)
- 【請求項1】 上面に固定接点が形成された下基板と、
可撓性を有し、下面に上記固定接点と所定の間隙を空け
て対向する可動接点が形成された上基板からなり、上記
固定接点または可動接点上に、複数の線状または点状の
導電凸部を形成したプッシュスイッチ。 - 【請求項2】 導電凸部または線状の可動接点の厚さを
10μm〜20μmとした請求項1記載のプッシュスイ
ッチ。 - 【請求項3】 上基板の可動接点部を上方へドーム状に
突出させた請求項1記載のプッシュスイッチ。 - 【請求項4】 上面に複数の固定接点が形成された下基
板と、可撓性を有し、下面に上記固定接点と所定の間隙
を空けて対向する可動接点が形成された上基板からな
り、上記可動接点を上記複数の固定接点を短絡させる方
向へ線状に形成したプッシュスイッチ。 - 【請求項5】 導電凸部または線状の可動接点の厚さを
10μm〜20μmとした請求項4記載のプッシュスイ
ッチ。 - 【請求項6】 上基板の可動接点部を上方へドーム状に
突出させた請求項4記載のプッシュスイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001259289A JP2003068167A (ja) | 2001-08-29 | 2001-08-29 | プッシュスイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001259289A JP2003068167A (ja) | 2001-08-29 | 2001-08-29 | プッシュスイッチ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003068167A true JP2003068167A (ja) | 2003-03-07 |
Family
ID=19086682
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001259289A Pending JP2003068167A (ja) | 2001-08-29 | 2001-08-29 | プッシュスイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003068167A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012226589A (ja) * | 2011-04-20 | 2012-11-15 | Casio Comput Co Ltd | キー装置 |
-
2001
- 2001-08-29 JP JP2001259289A patent/JP2003068167A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012226589A (ja) * | 2011-04-20 | 2012-11-15 | Casio Comput Co Ltd | キー装置 |
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