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JP2003065005A - 高温ダクトの非金属伸縮継手 - Google Patents

高温ダクトの非金属伸縮継手

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Publication number
JP2003065005A
JP2003065005A JP2001253803A JP2001253803A JP2003065005A JP 2003065005 A JP2003065005 A JP 2003065005A JP 2001253803 A JP2001253803 A JP 2001253803A JP 2001253803 A JP2001253803 A JP 2001253803A JP 2003065005 A JP2003065005 A JP 2003065005A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bellows
expansion joint
high temperature
air
temperature duct
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001253803A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Doi
与志幸 土居
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2001253803A priority Critical patent/JP2003065005A/ja
Publication of JP2003065005A publication Critical patent/JP2003065005A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ベローズを高温ガスから保護し、
ガスタービンプラント等を安定して継続的に稼動させ、
保守省力化およびコストの低減化を図ることが可能な高
温ダクトの非金属伸縮継手を提供することにある。 【解決手段】 本発明は、内壁面側に断熱材7が設けら
れているベローズ4と、ベローズ4が取付けられるフレ
ーム5とを備えた伸縮継手本体3により、隣接している
高温ダクト1a,1b間を伸縮可能に連結する高温ダク
ト1の非金属伸縮継手2において、伸縮継手本体3のベ
ローズ4内に空気Aを供給し、空気Aが断熱材7中を通
気して高温ダクト1内へ向かって流れ出るように構成し
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスタービン複合
サイクル発電プラントの排気ダクト等に適用される高温
ダクトの非金属伸縮継手に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のガスタービン複合サイクル発電プ
ラントにおいて、ガスタービンから排出された高温ガス
は高温ダクト(排気ダクト)を通って排熱回収蒸気発生
器に導かれ、同排熱回収蒸気発生器で蒸気を発生させ、
その後、発生した蒸気は蒸気タービンに供給されるよう
になっている。このような発電プラントでは、ガスター
ビンと排熱回収蒸気発生器との配置関係から複数本の高
温ダクトが設備されており、図6に示す如く、隣接して
いる高温ダクト51の間は、熱応力や寸法誤差等を起因
とする軸方向および径方向の位置ずれを吸収するため、
非金属伸縮継手52によって伸縮可能に互いに連結され
ている。
【0003】非金属伸縮継手52は、内壁面側にボルト
締めした断熱材53が設けられているベローズ54と、
該ベローズ54が取付けられるフレーム55とを備えた
伸縮継手本体56により構成されており、この伸縮継手
本体56は、フレーム55を高温ダクト51の外周面に
形成したフランジ51aにボルト締めすることにより取
付けられている。伸縮継手本体56のベローズ54は、
フッ化エチレン樹脂などの樹脂製シート(登録商標「テ
フロンシート」)の外表面にガラスクロスを被覆するこ
とによって構成されており、その耐熱温度は約250℃
である。一方、高温ダクト51の内部の温度は、流通す
る高温ガスGによって550〜650℃になっている。
このため、ベローズ54は、内壁面側の断熱材53によ
って耐熱温度以下(実績的には100℃以下)になるよ
うに設定されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来の非金属伸縮継手52では、伸縮継手本体56のベロ
ーズ54が高温ダクト51の熱膨張等の変位を抵抗力小
で吸収する必要があり、その材質に柔軟性の高い(した
がって、耐久性の低い)非金属材が使用されているの
で、ガスタービンの起動停止による伸縮の繰り返し、運
転中の振動、点検保守時の外的作用により損傷を受け易
い。また、ベローズ54の内部に施工される断熱材53
は、バインダで結合されて形成され、かつ金網などで内
壁面側に保持されているに過ぎないので、同断熱材53
が劣化することにより、ベローズ54の温度が上昇して
劣化を加速する可能性もある。シール層であるベローズ
54の樹脂製シートが部分的に損傷(開口)した場合、
その損傷部分から高温ガスGがリークし、しかも一旦、
樹脂製シートが高温ガスGに曝されると、短時間で焼損
が拡大するので、ガス噴出事故に発展するおそれがあっ
た。
【0005】一方、ベローズ54の外表面は、これに被
覆したガラスクロスで保護されているので、その劣化兆
候を目視点検にて見つけるのは難しい。ベローズ54の
寿命は使用環境に左右されるが、通常5〜10年、最短
で2〜3年の実績があり、劣化兆候の把握が難しいとな
ると、信頼性を確保するためには、最短周期で無条件に
新品と交換するしか方法がない。ベローズ54の交換周
期を延長する手段としては、初回ならびに2回目交換時
に使用済品の劣化度を調査(引張試験、樹脂製シート割
れ有無のミクロ観察等)して、その結果に応じて使用期
間を延長することが一般的に行われている。ただし、そ
の様な保守運用を確実に実施したとしても、想定できな
かった要因の作用によりベローズ54が急激に劣化し、
ガス噴出事故等につながる場合もあった。
【0006】本発明はこのような実状に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、ベローズを高温ガスから保護
し、ガスタービンプラント等を安定して継続的に稼動さ
せ、保守省力化およびコストの低減化を図ることが可能
な高温ダクトの非金属伸縮継手を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記従来技術の有する課
題を解決するために、本発明においては、内壁面側に断
熱材が設けられているベローズと、該ベローズが取付け
られるフレームとを備えた伸縮継手本体により、隣接し
ている高温ダクト間を伸縮可能に連結する高温ダクトの
非金属伸縮継手において、前記伸縮継手本体のベローズ
内に空気を供給し、該空気が前記断熱材中を通気して前
記高温ダクト内へ向かって流れ出るように構成してい
る。
【0008】また、本発明は、内壁面側に断熱材が設け
られているベローズと、該ベローズが取付けられるフレ
ームとを備えた伸縮継手本体により、隣接している高温
ダクト間を伸縮可能に連結する高温ダクトの非金属伸縮
継手において、前記伸縮継手本体のベローズを構成する
樹脂製シートを内側シールおよび外側シールによって二
重構造とし、これら内側シールおよび外側シール間に空
気を供給して封入することにより、前記断熱材の外側に
空気層を形成している。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に基づいて詳細に説明する。ここで、図1は本発明の実
施の形態に係る高温ダクトの非金属伸縮継手の断面図、
図2はその伸縮継手本体の断面図、図3はその伸縮継手
本体の平面図である。ガスタービン複合サイクル発電プ
ラントなどでは、ガスタービンから排出された高温ガス
を排熱回収蒸気発生器に導くため、図1に示す如く、こ
れらガスタービンおよび排熱回収蒸気発生器の両者間を
連絡する通気管として、複数本の高温ダクト1が設備さ
れている。これら高温ダクト1内には、ガスタービンか
らの高温ガスGが矢印に示す方向へ流れており、内部の
温度は550〜650℃の高温になっている。このた
め、高温ダクト1は、熱膨張等によって軸方向および径
方向へ変位することになるから、この変位を小さな抵抗
力で吸収する必要がある。そこで、隣接している高温ダ
クト1a,1bは、軸方向へ間隔を開けて配置されてお
り、これら両高温ダクト1a,1bの間は、柔軟性およ
び密封性を有する非金属伸縮継手2によって伸縮可能に
連結されている。
【0010】本実施の形態に係る非金属伸縮継手2は、
隣接している2つの高温ダクト1a,1b間に掛け渡し
が可能な大きさで、かつ外周面に沿って配設可能な環状
の伸縮継手本体3により構成されている。この伸縮継手
本体3は、環状シートにて形成されたベローズ4と、こ
のベローズ4の左右両側部が取付けられる断面略八字形
状のフレーム5とを備えており、同フレーム5の上下部
には水平締付フランジ5aと垂直締付フランジ5bが形
成され、水平締付フランジ5aにベローズ4の両側部が
ボルト締めされるようになっている。また、伸縮継手本
体3は、フレーム5の垂直締付フランジ5bを高温ダク
ト1a,1bの外周面に起立形成した固定フランジ6に
ボルト締めすることにより取付けられている。
【0011】上記伸縮継手本体3のベローズ4は、従来
例と同様、フッ化エチレン樹脂などの樹脂製シートと、
該樹脂製シートの外表面に被覆されるガラスクロスとを
重ね合わせることによって構成されており、その内壁面
側には、高温ダクト1の内部を流れる高温(550〜6
50℃)の高温ガスGからベローズ4を保護する断熱材
7がボルト締めによって設けられている。この断熱材7
は、高温ガスGから伝わる温度をベローズ4の耐熱温度
(約250℃)以下に低下させるべく、幾層に重ね合わ
せられた状態で取付けられており、その内部は通気性を
有する多孔質構造となっている。
【0012】また、本実施の形態に係る伸縮継手本体3
のベローズ4の外周縁部には、図1〜図3に示す如く、
複数個(本実施の形態では4個)の空気供給口8が等間
隔で対向する位置に設けられており、各空気供給口8に
は、ベローズ4内に空気Aを供給する空気供給管(本実
施の形態では4本)9の一端がフレキシブルチューブ1
0を介してそれぞれ取付けられている。これら空気供給
管9は、ベローズ4の保護に有効な取付ピッチPで配置
されており、各空気供給管9の他端は空気供給源11に
接続されている。そして、空気供給管9の途中には、開
閉弁12の他に、ベローズ4内への空気供給量を調整す
る流量計13が配設されている。
【0013】次に、本発明の実施の形態に係る高温ダク
ト1に使用された非金属伸縮継手2の作用を説明する。
まず、ガスタービンの運転中、同ガスタービンから高温
ガスGが高温ダクト1内へ排出されている場合に、空気
供給源11から空気Aを空気供給管9内に送給する。送
り出された空気Aは、空気供給管9内を通り、開閉弁1
2および流量計13を経て非金属伸縮継手2へ送られ、
フレキシブルチューブ10および伸縮継手本体3の各空
気供給口8からベローズ4内に供給される。そして、ベ
ローズ4内に供給された空気Aは、図1の矢印に示す如
く、断熱材7中を通気して高温ダクト1内へ向かって流
れ出る(浸み出る)。この際、空気Aの浸み出しが伸縮
継手本体3の全周で均等になること、空気Aの浸み出し
による断熱材7への悪影響の有無(許容空気供給量)、
ベローズ4の伸縮時の耐久性(特に、空気供給管9の取
付部)、高温ダクト1の加熱時、ベローズ4の雰囲気
(温度低減効果)、空気Aの浸み出しによる金属部への
熱影響(冷却による熱応力)などを確認する必要があ
り、この確認の結果、流量計13等によってベローズ4
内への空気Aの供給量を調整する。
【0014】このように、本発明の実施の形態に係る非
金属伸縮継手2では、伸縮継手本体3のベローズ4内に
空気Aを供給し、この供給した空気Aを断熱材7中に通
気させ、高温ダクト1内へ向かって浸み出させているた
め、ベローズ4を低温度雰囲気下におくことが可能とな
り、高温ダクト1内を流れる高温ガスGから伸縮継手本
体3のベローズ4を保護できる。したがって、仮に何ら
かの要因で、当該ベローズ4が局部的に損傷したとして
も、高温ガスGのリークによるベローズ4の焼損拡大
は、低温空気Aの注入によって食い止めることが可能と
なる。すなわち、多少のベローズ4の劣化が発生しても
ガス噴出事故に発展し得ないことから、ガスタービンの
運転をそのまま継続することができる。また、ベローズ
4の内壁面側に設けられた断熱材7の劣化を抑え、かつ
同断熱材7が劣化しても、低温の空気Aによって同ベロ
ーズ4の温度上昇を抑制することが可能となるため、伸
縮継手本体3の寿命の延長を図ることができる。
【0015】図4は本発明の他の実施の形態に係る高温
ダクトの非金属伸縮継手を示す断面図である。本実施の
形態の非金属伸縮継手22が上記実施形態の非金属伸縮
継手2と相違する点は、図4に示す如く、伸縮継手本体
23のベローズ24を構成する樹脂製シートが内側シー
ル24aおよび外側シール24bによって二重構造とな
っていることと、これら内側シール24aおよび外側シ
ール24bの間に空気Aを供給して封入することによ
り、断熱材7の外側に空気層30が形成されていること
である。しかも、伸縮継手本体23のベローズ24内に
圧縮した空気Aを供給する空気供給管9の途中には、ベ
ローズ24内に形成した空気層30の圧力を一定に保持
する圧力調整器31と圧力計32が配設されている。ま
た、圧力調整器31は、高温ダクト1の内部と連通して
おり、ベローズ24内に形成した空気層30の圧力が、
圧力調整器31にて高温ダクト1の内圧よりも常に高く
なるように設定されている。そして、ベローズ24に
は、空気供給管9の一端が1箇所に取付けられている。
なお、図4中の矢印a方向は空気Aの供給を示し、矢印
b方向は空気Aの排出を示している。その他の構成は上
記実施の形態と同様である。
【0016】次に、本発明の実施の形態に係る非金属伸
縮継手22の作用を説明する。まず、上記実施の形態と
同様、ガスタービンの運転中、同ガスタービンから高温
ガスGが高温ダクト1内へ排出されている場合に、空気
供給源11から圧縮した空気Aを空気供給管9内に送給
する。送り出された圧縮空気Aは、空気供給管9内を通
り、圧力調整器31を経て非金属伸縮継手22へ送ら
れ、伸縮継手本体23の空気供給口8からベローズ24
内に供給される。そして、ベローズ24内に供給された
圧縮空気Aが、樹脂シートの内側シール24aおよび外
側シール24bの間に封入されると、その圧力によっ
て、図4の矢印に示す如く、内側シール24aは断熱材
7側へ向かって膨らむとともに、外側シール24bは大
気側へ向かって膨らみ、断熱材7の外側に空気層30が
形成されて、風船のような形状になる。この際、封入空
気圧の適正値(ベローズ24、断熱材7の耐久性)、ベ
ローズの伸縮時の耐久性(特に、空気供給管9の取付
部)、空気供給装置の作動性(低圧力供給、加熱時圧力
変化に対する調整)、内側シール24aのバースト時の
影響(バーストに対する断熱材7、ベローズ24の耐久
性)などを確認する必要があり、この確認の結果、圧力
調整器31等によってベローズ24内への空気Aの圧力
を調整する。
【0017】このように、本発明の実施の形態に係る非
金属伸縮継手22では、伸縮継手本体23のベローズ2
4内に圧縮した空気Aを供給し、ベローズ24内に供給
された圧縮空気Aにより樹脂シートの内側シール24a
および外側シール24bを膨らませて、断熱材7の外側
に空気層30を形成しているため、断熱材7を介して伝
わる高温ダクト1内の高温ガスGの高熱を空気層30に
より遮断し、ベローズ24を低温度雰囲気下におくこと
が可能となり、高温ガスGから伸縮継手本体23のベロ
ーズ24を保護できる等、上記実施の形態と同様の効果
が得られる。
【0018】以上、本発明の実施形態につき述べたが、
本発明は既述の実施形態に限定されるものではなく、本
発明の技術的思想に基づいて各種の変形及び変更が可能
である。例えば、既述の実施形態では、空気供給管9を
ベローズ4,24に取付けたが、図5に示す如く、剛性
の高いフレーム5に空気供給口8,28を設けて空気供
給管9を取付けても良い。この構造によれば、ベローズ
4,24に取付ける場合に比べて空気Aの漏れを少なく
できる。また、既述の実施形態では、空気供給管9を4
箇所に取付けたが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、2箇所あるいは4箇所以上に取付けても良い。
【0019】
【発明の効果】上述の如く、本発明に係る高温ダクトの
非金属伸縮継手は、内壁面側に断熱材が設けられている
ベローズと、該ベローズが取付けられるフレームとを備
えた伸縮継手本体により、隣接している高温ダクト間を
伸縮可能に連結するものであって、前記伸縮継手本体の
ベローズ内に空気を供給し、該空気が前記断熱材中を通
気して前記高温ダクト内へ向かって流れ出るように構成
しているので、ベローズを高温ガスから保護し、ガスタ
ービンプラント等の稼動(電力供給)を安定して継続的
に行うことが可能となり、保守省力化および生産コスト
の低減化に貢献することができる。
【0020】また、本発明の高温ダクトの非金属伸縮継
手は、内壁面側に断熱材が設けられているベローズと、
該ベローズが取付けられるフレームとを備えた伸縮継手
本体により、隣接している高温ダクト間を伸縮可能に連
結するものであって、前記伸縮継手本体のベローズを構
成する樹脂製シートを内側シールおよび外側シールによ
って二重構造とし、これら内側シールおよび外側シール
間に空気を供給して封入することにより、前記断熱材の
外側に空気層を形成しているので、上記した発明と同様
の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る高温ダクトの非金属
伸縮継手を示す断面図である。
【図2】上記非金属伸縮継手の伸縮継手本体の一部を示
す断面図である。
【図3】上記非金属伸縮継手の伸縮継手本体を示す平面
図である。
【図4】本発明の他の実施の形態に係る高温ダクトの非
金属伸縮継手を示す断面図である。
【図5】本発明の実施の形態の変形例に係る非金属伸縮
継手の伸縮継手本体の一部を示す断面図である。
【図6】従来の高温ダクトの非金属伸縮継手を示す断面
図である。
【符号の説明】
1 高温ダクト 2,22 非金属伸縮継手 3,23 伸縮継手本体 4,24 ベローズ 5 フレーム 7 断熱材 8,28 空気供給口 9 空気供給管 10 フレキシブルチューブ 11 空気供給源 13 流量計 30 空気層 31 圧力調整器 A 空気 G 高温ガス

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内壁面側に断熱材が設けられているベロ
    ーズと、該ベローズが取付けられるフレームとを備えた
    伸縮継手本体により、隣接している高温ダクト間を伸縮
    可能に連結する高温ダクトの非金属伸縮継手において、
    前記伸縮継手本体のベローズ内に空気を供給し、該空気
    が前記断熱材中を通気して前記高温ダクト内へ向かって
    流れ出るように構成したことを特徴とする高温ダクトの
    非金属伸縮継手。
  2. 【請求項2】 前記伸縮継手本体のベローズ内に空気を
    供給する供給管路には、ベローズ内への空気供給量を調
    整する流量計が配設されていることを特徴とする請求項
    1に記載の高温ダクトの非金属伸縮継手。
  3. 【請求項3】 前記伸縮継手本体のベローズ内への空気
    供給口が、前記ベローズ又は前記フレームに設けられて
    いることを特徴とする請求項1または2に記載の高温ダ
    クトの非金属伸縮継手。
  4. 【請求項4】 内壁面側に断熱材が設けられているベロ
    ーズと、該ベローズが取付けられるフレームとを備えた
    伸縮継手本体により、隣接している高温ダクト間を伸縮
    可能に連結する高温ダクトの非金属伸縮継手において、
    前記伸縮継手本体のベローズを構成する樹脂製シートを
    内側シールおよび外側シールによって二重構造とし、こ
    れら内側シールおよび外側シール間に空気を供給して封
    入することにより、前記断熱材の外側に空気層を形成し
    たことを特徴とする高温ダクトの非金属伸縮継手。
  5. 【請求項5】 前記伸縮継手本体のベローズ内に空気を
    供給する供給管路には、前記ベローズ内に形成した空気
    層の圧力を一定に保持する圧力調整器が配設されている
    ことを特徴とする請求項4に記載の高温ダクトの非金属
    伸縮継手。
  6. 【請求項6】 前記伸縮継手本体のベローズ内への空気
    供給口が、前記ベローズ又は前記フレームに設けられて
    いることを特徴とする請求項4または5に記載の高温ダ
    クトの非金属伸縮継手。
  7. 【請求項7】 前記圧力調整器は、前記高温ダクトの内
    部と連通しており、前記ベローズ内に形成した空気層の
    圧力が、前記圧力調整器にて前記高温ダクトの内圧より
    も常に高くなるように設定されていることを特徴とする
    請求項4または5に記載の高温ダクトの非金属伸縮継
    手。
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