JP2003059213A - 薄型フレキシブルディスクドライブ - Google Patents
薄型フレキシブルディスクドライブInfo
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- JP2003059213A JP2003059213A JP2001250619A JP2001250619A JP2003059213A JP 2003059213 A JP2003059213 A JP 2003059213A JP 2001250619 A JP2001250619 A JP 2001250619A JP 2001250619 A JP2001250619 A JP 2001250619A JP 2003059213 A JP2003059213 A JP 2003059213A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flexible disk
- disk drive
- stepping motor
- pedestal
- main frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B17/00—Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
- G11B17/02—Details
- G11B17/022—Positioning or locking of single discs
- G11B17/028—Positioning or locking of single discs of discs rotating during transducing operation
Landscapes
- Moving Of Heads (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ステッピングモータの取り付けに関連する部
品点数を削減することでコストダウンに有効な薄型フレ
キシブルディスクドライブを提供する。 【解決手段】 薄型フレキシブルディスクドライブにお
けるステッピングモータ16は台座部を介してメインフ
レーム13の主面から離隔するように設置される。前記
台座部を、メインフレームの一部をその背面側から表面
側に向けて突出するようにして形成した台座13−5
と、該台座にネジ止め固定されて前記ステッピングモー
タ本体を支持すると共に該ステッピングモータの回転軸
161の先端を軸支するための支持金具43とで構成す
る。前記台座には、その表面側に更に突出するように形
成した位置決め用の複数の突起部13−5aと、前記支
持金具をネジ止め固定するためのネジ止め用の穴13−
5bとが設けられ、前記支持金具には前記複数の突起部
及び前記ネジ止め用の穴に対応する箇所に穴43a、4
3bが設けられている。
品点数を削減することでコストダウンに有効な薄型フレ
キシブルディスクドライブを提供する。 【解決手段】 薄型フレキシブルディスクドライブにお
けるステッピングモータ16は台座部を介してメインフ
レーム13の主面から離隔するように設置される。前記
台座部を、メインフレームの一部をその背面側から表面
側に向けて突出するようにして形成した台座13−5
と、該台座にネジ止め固定されて前記ステッピングモー
タ本体を支持すると共に該ステッピングモータの回転軸
161の先端を軸支するための支持金具43とで構成す
る。前記台座には、その表面側に更に突出するように形
成した位置決め用の複数の突起部13−5aと、前記支
持金具をネジ止め固定するためのネジ止め用の穴13−
5bとが設けられ、前記支持金具には前記複数の突起部
及び前記ネジ止め用の穴に対応する箇所に穴43a、4
3bが設けられている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フレキシブルディ
スクを対象とするフレキシブルディスクドライブに適
し、その部品点数の削減を実現できる薄型フレキシブル
ディスクドライブに関する。
スクを対象とするフレキシブルディスクドライブに適
し、その部品点数の削減を実現できる薄型フレキシブル
ディスクドライブに関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、フレキシブルディスクド
ライブは、それに挿入されたフレキシブルディスクの円
板状磁気記録媒体に対してデータの記録再生を行うため
の装置である。そして、このようなフレキシブルディス
クドライブは、ラップトップ・パソコンやノート型パソ
コン、あるいはノート型ワープロ等の携帯型電子機器に
搭載される。
ライブは、それに挿入されたフレキシブルディスクの円
板状磁気記録媒体に対してデータの記録再生を行うため
の装置である。そして、このようなフレキシブルディス
クドライブは、ラップトップ・パソコンやノート型パソ
コン、あるいはノート型ワープロ等の携帯型電子機器に
搭載される。
【0003】近年、上記携帯型電子機器の薄型化に伴っ
て、それに内蔵或いは搭載されるフレキシブルディスク
ドライブの薄型化が進められている。
て、それに内蔵或いは搭載されるフレキシブルディスク
ドライブの薄型化が進められている。
【0004】図7〜図20を参照して、本発明者らによ
り提案(特願2000−25584号)されている薄型
フレキシブルディスクドライブについて説明する。図示
の薄型フレキシブルディスクドライブは、3.5インチ
型フレキシブルディスクを駆動するための3.5インチ
型フレキシブルディスクドライブである。図7はフレキ
シブルディスクが挿入途中の状態を示す平面図、図8は
フレキシブルディスクが完全に収容された状態を示す平
面図であって、いずれも、上カバー(図示せず)を取り
外した状態を示している。
り提案(特願2000−25584号)されている薄型
フレキシブルディスクドライブについて説明する。図示
の薄型フレキシブルディスクドライブは、3.5インチ
型フレキシブルディスクを駆動するための3.5インチ
型フレキシブルディスクドライブである。図7はフレキ
シブルディスクが挿入途中の状態を示す平面図、図8は
フレキシブルディスクが完全に収容された状態を示す平
面図であって、いずれも、上カバー(図示せず)を取り
外した状態を示している。
【0005】フレキシブルディスク40は、図7、図8
の矢印Aに示す方向からフレキシブルディスクドライブ
中に挿入される。挿入されたフレキシブルディスク40
は、ディスクテーブル11(図20参照)上に、その回
転軸とフレキシブルディスク40の中心軸とが一致した
状態で保持される。ディスクテーブル11はメインフレ
ーム13に取付けられたモータフレーム(図示せず)の
表面上で回転自在に支持されている。従って、ディスク
テーブル11の回転軸の軸方向(紙面と垂直な方向)
は、メインフレーム13の厚み方向と平行になってい
る。ディスクテーブル11は、モータフレーム上に設け
られたスピンドルモータによって回転駆動され、これに
よってフレキシブルディスク40の磁気記録媒体が回転
する。また、メインフレーム13およびモータフレーム
の表面には、多数の電子部品が搭載された回路基板30
が取り付けられている。
の矢印Aに示す方向からフレキシブルディスクドライブ
中に挿入される。挿入されたフレキシブルディスク40
は、ディスクテーブル11(図20参照)上に、その回
転軸とフレキシブルディスク40の中心軸とが一致した
状態で保持される。ディスクテーブル11はメインフレ
ーム13に取付けられたモータフレーム(図示せず)の
表面上で回転自在に支持されている。従って、ディスク
テーブル11の回転軸の軸方向(紙面と垂直な方向)
は、メインフレーム13の厚み方向と平行になってい
る。ディスクテーブル11は、モータフレーム上に設け
られたスピンドルモータによって回転駆動され、これに
よってフレキシブルディスク40の磁気記録媒体が回転
する。また、メインフレーム13およびモータフレーム
の表面には、多数の電子部品が搭載された回路基板30
が取り付けられている。
【0006】フレキシブルディスクドライブは、フレキ
シブルディスクの磁気記録媒体に対してデータの読出し
/書込みを行うための上下一対の磁気ヘッド14(上側
磁気ヘッドのみを図示する)を備えている。磁気ヘッド
14は、フレキシブルディスクドライブの背面側に設け
られたキャリッジアセンブリ15にその先端で支持され
ている。すなわち、キャリッジアセンブリ15は、上側
磁気ヘッド14を支持する上側キャリッジと下側磁気ヘ
ッドを支持する下側キャリッジとを有する。キャリッジ
アセンブリ15は、メインフレーム13の表面上で後述
するようにメインフレーム13から離隔して配置されて
おり、磁気ヘッド14をその先端でフレキシブルディス
クに対して所定の半径方向(図7、図8の矢印Bで示す
方向)に沿って移動可能に支持している。
シブルディスクの磁気記録媒体に対してデータの読出し
/書込みを行うための上下一対の磁気ヘッド14(上側
磁気ヘッドのみを図示する)を備えている。磁気ヘッド
14は、フレキシブルディスクドライブの背面側に設け
られたキャリッジアセンブリ15にその先端で支持され
ている。すなわち、キャリッジアセンブリ15は、上側
磁気ヘッド14を支持する上側キャリッジと下側磁気ヘ
ッドを支持する下側キャリッジとを有する。キャリッジ
アセンブリ15は、メインフレーム13の表面上で後述
するようにメインフレーム13から離隔して配置されて
おり、磁気ヘッド14をその先端でフレキシブルディス
クに対して所定の半径方向(図7、図8の矢印Bで示す
方向)に沿って移動可能に支持している。
【0007】また、メインフレーム13の背面側の側壁
131には、ステッピングモータ16が固定されてい
る。ステッピングモータ16はキャリッジアセンブリ1
5を所定の半径方向Bに沿ってリニアに駆動する。詳細
に説明すると、ステッピングモータ16は所定の半径方
向Bと平行に延在する回転軸(駆動軸)161を有し、
この回転軸161には雄ネジが切られている。この回転
軸161の先端は、メインフレーム13の表面に取付け
られた台座部132に空けられた穴を貫通している。と
にかく、ステッピングモータ16の回転軸161は所定
の半径方向Bと平行に延在するように規制され、かつそ
の先端は回転可能に保持される。
131には、ステッピングモータ16が固定されてい
る。ステッピングモータ16はキャリッジアセンブリ1
5を所定の半径方向Bに沿ってリニアに駆動する。詳細
に説明すると、ステッピングモータ16は所定の半径方
向Bと平行に延在する回転軸(駆動軸)161を有し、
この回転軸161には雄ネジが切られている。この回転
軸161の先端は、メインフレーム13の表面に取付け
られた台座部132に空けられた穴を貫通している。と
にかく、ステッピングモータ16の回転軸161は所定
の半径方向Bと平行に延在するように規制され、かつそ
の先端は回転可能に保持される。
【0008】一方、キャリッジアセンブリ15は、下側
キャリッジから回転軸161まで延在したアーム151
を有し、このアーム151の先端は回転軸161の雄ネ
ジの谷の部分に係合する。従って、ステッピングモータ
16の回転軸161が回転すると、このアーム151の
先端が回転軸161の雄ネジの谷の部分に沿って動かさ
れ、これによってキャリッジアセンブリ15自体が所定
の半径方向Bに沿って移動する。とにかく、ステッピン
グモータ16はキャリッジアセンブリ15を所定の半径
方向Bに沿ってリニアに移動させるための駆動手段とし
て働く。
キャリッジから回転軸161まで延在したアーム151
を有し、このアーム151の先端は回転軸161の雄ネ
ジの谷の部分に係合する。従って、ステッピングモータ
16の回転軸161が回転すると、このアーム151の
先端が回転軸161の雄ネジの谷の部分に沿って動かさ
れ、これによってキャリッジアセンブリ15自体が所定
の半径方向Bに沿って移動する。とにかく、ステッピン
グモータ16はキャリッジアセンブリ15を所定の半径
方向Bに沿ってリニアに移動させるための駆動手段とし
て働く。
【0009】ステッピングモータ16の回転軸161が
キャリッジアセンブリ15の一方の側に設けられている
ので、キャリッジアセンブリ15の一方の側はこの回転
軸161によってフレーム13から離隔した状態で、移
動可能に支持される。しかしながら、この回転軸161
による支持だけでは、キャリッジアセンブリ15全体を
フレ−ム13の表面から離隔して配置することはできな
い。そのため、ガイドバー(図示せず)によって、キャ
リッジアセンブリ15の他方の側でキャリッジアセンブ
リ15を支持しながら案内する。すなわち、ガイドバー
はキャリッジアセンブリ15を間に挟んで、ステッピン
グモータ16の回転軸161とは反対側に設けられてい
る。ガイドバーは所定の半径方向Bに対して平行に延在
し、メインフレーム13の表面上で一端および他端が後
述するように固定され、キャリッジアセンブリ15を所
定の半径方向Bに沿って案内する。これによって、キャ
リッジアセンブリ15全体がメインフレーム13の表面
から離隔して配置される。
キャリッジアセンブリ15の一方の側に設けられている
ので、キャリッジアセンブリ15の一方の側はこの回転
軸161によってフレーム13から離隔した状態で、移
動可能に支持される。しかしながら、この回転軸161
による支持だけでは、キャリッジアセンブリ15全体を
フレ−ム13の表面から離隔して配置することはできな
い。そのため、ガイドバー(図示せず)によって、キャ
リッジアセンブリ15の他方の側でキャリッジアセンブ
リ15を支持しながら案内する。すなわち、ガイドバー
はキャリッジアセンブリ15を間に挟んで、ステッピン
グモータ16の回転軸161とは反対側に設けられてい
る。ガイドバーは所定の半径方向Bに対して平行に延在
し、メインフレーム13の表面上で一端および他端が後
述するように固定され、キャリッジアセンブリ15を所
定の半径方向Bに沿って案内する。これによって、キャ
リッジアセンブリ15全体がメインフレーム13の表面
から離隔して配置される。
【0010】尚、キャリッジアセンブリ15からこのガ
イドバー側へフレキシブル・プリンテッド・サーキット
(FPC)(図示せず)が延在しており、このFPCは
メインフレーム13の表面上に取り付けられた回路基板
30に電気的に接続される。
イドバー側へフレキシブル・プリンテッド・サーキット
(FPC)(図示せず)が延在しており、このFPCは
メインフレーム13の表面上に取り付けられた回路基板
30に電気的に接続される。
【0011】図9及び図10は、メインフレーム13の
平面図および左側面図である。ガイドバーはメインフレ
ーム13の表面でガイドバークランプ(図示せず)によ
って挟持されている。ガイドバークランプはその両端部
でメインフレーム13の表面にバインド子ネジ(図示せ
ず)によって固定されている。
平面図および左側面図である。ガイドバーはメインフレ
ーム13の表面でガイドバークランプ(図示せず)によ
って挟持されている。ガイドバークランプはその両端部
でメインフレーム13の表面にバインド子ネジ(図示せ
ず)によって固定されている。
【0012】ガイドバークランプは単にガイドバーを挟
持しているだけなので、これだけではガイドバーをメイ
ンフレーム13の表面に固定することはできない。この
ために、ガイドバーの両端の位置を規制するための一対
の位置決め部材が必要である。この一対の位置決め部材
としては、メインフレーム13の一部をメインフレーム
13の表面側に切り起こして形成した一対の曲げ部20
1および202を使用している。
持しているだけなので、これだけではガイドバーをメイ
ンフレーム13の表面に固定することはできない。この
ために、ガイドバーの両端の位置を規制するための一対
の位置決め部材が必要である。この一対の位置決め部材
としては、メインフレーム13の一部をメインフレーム
13の表面側に切り起こして形成した一対の曲げ部20
1および202を使用している。
【0013】図7、図8に戻って、キャリッジアセンブ
リ15の下側キャリッジは、キャリッジアセンブリ15
をガイドバーに沿って摺動可能に支持する支持枠として
も働く。下側キャリッジはガイドバー側へ突出した突出
部(図示せず)を有し、この突出部中にガイドバーが摺
動可能に嵌入されている。
リ15の下側キャリッジは、キャリッジアセンブリ15
をガイドバーに沿って摺動可能に支持する支持枠として
も働く。下側キャリッジはガイドバー側へ突出した突出
部(図示せず)を有し、この突出部中にガイドバーが摺
動可能に嵌入されている。
【0014】フレキシブルディスクドライブは、ディス
ク収容排出機構を構成するためのイジェクトプレート2
1とディスクホルダ22とサブフレーム23とを更に有
する。メインフレーム13、イジェクトプレート21、
及びディスクホルダ22は、金属板に打抜き加工、プレ
ス加工、曲げ加工等を施すことにより形成される。
ク収容排出機構を構成するためのイジェクトプレート2
1とディスクホルダ22とサブフレーム23とを更に有
する。メインフレーム13、イジェクトプレート21、
及びディスクホルダ22は、金属板に打抜き加工、プレ
ス加工、曲げ加工等を施すことにより形成される。
【0015】イジェクトプレート21は、フレキシブル
ディスクの挿入方向Aおよびその逆方向(すなわち、前
後方向)に沿って摺動自在なように、メインフレーム1
3上に備えられている。
ディスクの挿入方向Aおよびその逆方向(すなわち、前
後方向)に沿って摺動自在なように、メインフレーム1
3上に備えられている。
【0016】図11、図12は、フレキシブルディスク
ドライブの左側面図である。なお、図11はフレキシブ
ルディスク40が挿入されていない状態を示し、図12
は図8に対応させてフレキシブルディスク40が収容さ
れている状態を示す。
ドライブの左側面図である。なお、図11はフレキシブ
ルディスク40が挿入されていない状態を示し、図12
は図8に対応させてフレキシブルディスク40が収容さ
れている状態を示す。
【0017】イジェクトプレート21には、互いに対向
する一対の側壁210が形成されている。この両側壁2
10の各々には、一対のカム部211が形成されてい
る。また、イジェクトプレート21の下面には、ストッ
パ部(後述する)が設けられており、このストッパ部
は、後述するイジェクトレバーの係止部と係合する。
する一対の側壁210が形成されている。この両側壁2
10の各々には、一対のカム部211が形成されてい
る。また、イジェクトプレート21の下面には、ストッ
パ部(後述する)が設けられており、このストッパ部
は、後述するイジェクトレバーの係止部と係合する。
【0018】図13、図14は、ディスクホルダ22の
平面図および左側面図である。ディスクホルダ22は、
イジェクトプレート21の下に配置されている。ディス
クホルダ22には、主表面220と、この主表面220
の両側端で互いに対向した一対の側壁221が形成され
ている。両側壁221の各々には、一対のピン222お
よび223が設けられている。このピン222および2
23は、イジェクトプレート21の側壁210に形成さ
れたカム部211内に挿通される。
平面図および左側面図である。ディスクホルダ22は、
イジェクトプレート21の下に配置されている。ディス
クホルダ22には、主表面220と、この主表面220
の両側端で互いに対向した一対の側壁221が形成され
ている。両側壁221の各々には、一対のピン222お
よび223が設けられている。このピン222および2
23は、イジェクトプレート21の側壁210に形成さ
れたカム部211内に挿通される。
【0019】また、ディスクホルダ22は、その挿入方
向Aの奥側中央部に、キャリッジアンセンブリ15の上
側キャリッッジと対応する位置に、所定の半径方向Bに
延在した略矩形状の開口部224が設けられている。こ
の開口部224を囲むように、その周囲にディスクホル
ダ22の主表面220から上方に盛り上がった、略U字
形状の盛り上がり縁225が形成されている。
向Aの奥側中央部に、キャリッジアンセンブリ15の上
側キャリッッジと対応する位置に、所定の半径方向Bに
延在した略矩形状の開口部224が設けられている。こ
の開口部224を囲むように、その周囲にディスクホル
ダ22の主表面220から上方に盛り上がった、略U字
形状の盛り上がり縁225が形成されている。
【0020】一方、キャリッジアンセンブリ15は、側
方に延びる一対の側方アーム153(図7、図8参照)
を備え、この側方アーム153は盛り上がり縁225の
上に位置する。後述するように、フレキシブルディスク
40がディスクホルダ22からイジェクトされた状態で
は、この側方アーム153が盛り上がり縁225と係合
し、これによって上下一対の磁気ヘッド14同士が互い
に離される。さらに、ディスクホルダ22は、その挿入
方向Aの奥側で開口部224から右寄りに、後述するイ
ジェクトレバーのレバー部の回動を許すような形状の開
口部226も有している。
方に延びる一対の側方アーム153(図7、図8参照)
を備え、この側方アーム153は盛り上がり縁225の
上に位置する。後述するように、フレキシブルディスク
40がディスクホルダ22からイジェクトされた状態で
は、この側方アーム153が盛り上がり縁225と係合
し、これによって上下一対の磁気ヘッド14同士が互い
に離される。さらに、ディスクホルダ22は、その挿入
方向Aの奥側で開口部224から右寄りに、後述するイ
ジェクトレバーのレバー部の回動を許すような形状の開
口部226も有している。
【0021】図7、図8に示されるように、メインフレ
ーム13の上面はサブフレーム23で覆われており、こ
のサブフレーム23はその四隅でネジ231によってメ
インフレーム13に固定されている。このサブフレーム
23とイジェクトプレート21との間には、イジェクト
バネ24が架設されている。
ーム13の上面はサブフレーム23で覆われており、こ
のサブフレーム23はその四隅でネジ231によってメ
インフレーム13に固定されている。このサブフレーム
23とイジェクトプレート21との間には、イジェクト
バネ24が架設されている。
【0022】また、図11、図12に示されるように、
サブフレーム23の両側にはそれぞれ、下方に延びるよ
うに直角の折曲加工により形成されたピン規制片232
が設けられている。このピン規制片232には、下方に
向けて直線的なピン規制溝232aが設けられている。
上記ピン222がピン規制溝232a内に挿通されるこ
とにより、ディスクホルダ22は、メインフレーム13
に対する挿入方向Aの位置が決められるのと同時に、デ
ィスクホルダ22は、ディスクテーブル11の回転軸1
1aの軸方向に沿って往復動自在(上下動自在)とな
る。
サブフレーム23の両側にはそれぞれ、下方に延びるよ
うに直角の折曲加工により形成されたピン規制片232
が設けられている。このピン規制片232には、下方に
向けて直線的なピン規制溝232aが設けられている。
上記ピン222がピン規制溝232a内に挿通されるこ
とにより、ディスクホルダ22は、メインフレーム13
に対する挿入方向Aの位置が決められるのと同時に、デ
ィスクホルダ22は、ディスクテーブル11の回転軸1
1aの軸方向に沿って往復動自在(上下動自在)とな
る。
【0023】図7、図8に示されるように、メインフレ
ーム13上には、キャリッジアセンブリ15の近傍に、
イジェクトレバー25が回動自在に設けられている。
ーム13上には、キャリッジアセンブリ15の近傍に、
イジェクトレバー25が回動自在に設けられている。
【0024】図15にイジェクトレバー25の構造を示
す。図15において、(A)は平面図、(B)は右側面
図、(C)は背面図である。メインフレーム13には、
その表面上の右側前方の所定箇所133(図9)から上
方に延びるロッド状ピン(図示せず)が立設している。
イジェクトレバー25は、ロッド状ピンが嵌め込まれる
筒状部250と、この筒状部250から径方向に延在す
るアーム部(レバー部)251と、このアーム部251
に設けた上方に延在する突起部252と、アーム部25
1の自由端側から周方向に延びる円弧状の係止部253
とを有している。イジェクトレバー25には、筒状部2
50の周りにイジェクトレバーバネ(図示せず)が装着
され、このイジェクトレバーバネは、イジェクトレバー
25を図面上、反時計回りに付勢している。
す。図15において、(A)は平面図、(B)は右側面
図、(C)は背面図である。メインフレーム13には、
その表面上の右側前方の所定箇所133(図9)から上
方に延びるロッド状ピン(図示せず)が立設している。
イジェクトレバー25は、ロッド状ピンが嵌め込まれる
筒状部250と、この筒状部250から径方向に延在す
るアーム部(レバー部)251と、このアーム部251
に設けた上方に延在する突起部252と、アーム部25
1の自由端側から周方向に延びる円弧状の係止部253
とを有している。イジェクトレバー25には、筒状部2
50の周りにイジェクトレバーバネ(図示せず)が装着
され、このイジェクトレバーバネは、イジェクトレバー
25を図面上、反時計回りに付勢している。
【0025】イジェクトレバー25の突起部252は、
フレキシブルディスク40の前縁と係合して、イジェク
トプレート21の前後方向の摺動動作を制御する。
フレキシブルディスク40の前縁と係合して、イジェク
トプレート21の前後方向の摺動動作を制御する。
【0026】イジェクトレバー25は、更に、アーム部
251と平行にスピンドルモータの側へ延在する舌部2
54を有する。舌部254の先端部254aは盛り上が
っている。この先端部254aは、フレキシブルディス
ク40がフレキシブルディスクドライブに挿入される際
に、フレキシブルディスク40が下側磁気ヘッドに衝突
するのを回避するためのものである。
251と平行にスピンドルモータの側へ延在する舌部2
54を有する。舌部254の先端部254aは盛り上が
っている。この先端部254aは、フレキシブルディス
ク40がフレキシブルディスクドライブに挿入される際
に、フレキシブルディスク40が下側磁気ヘッドに衝突
するのを回避するためのものである。
【0027】尚、図9に示されるように、メインフレー
ム13には、その表面側に切り起こしにより曲げ部13
4,135,136が形成されており、これら曲げ部1
34〜136によってイジェクトレバー25の反時計回
りの回動が規制される。また、曲げ部136の下側に舌
部254が配置され、舌部254がメインフレーム13
の表面から離れるのを防止している。
ム13には、その表面側に切り起こしにより曲げ部13
4,135,136が形成されており、これら曲げ部1
34〜136によってイジェクトレバー25の反時計回
りの回動が規制される。また、曲げ部136の下側に舌
部254が配置され、舌部254がメインフレーム13
の表面から離れるのを防止している。
【0028】また、イジェクトレバー25の突起部25
2は、さらに上方に突出した突起252aを持ち、これ
は、後述するディスクシャッタアームのフック部と係合
する。
2は、さらに上方に突出した突起252aを持ち、これ
は、後述するディスクシャッタアームのフック部と係合
する。
【0029】イジェクトレバー25は、さらに、ストッ
パ部255を有する。このストッパ部255は、フレキ
シブルディスク40がフレキシブルディスクドライブ内
に完全に収容されたときに、後述するディスクシャッタ
アームと係合して、ディスクシャッタアームが初期位置
に復帰するのを防止するためのものである。
パ部255を有する。このストッパ部255は、フレキ
シブルディスク40がフレキシブルディスクドライブ内
に完全に収容されたときに、後述するディスクシャッタ
アームと係合して、ディスクシャッタアームが初期位置
に復帰するのを防止するためのものである。
【0030】図13に加えて図16をも参照して、ディ
スクホルダ22の右上角部227には、ディスクシャッ
タアーム26がアームピン260の回りに回動自在に取
付けられている。ディスクシャッタアーム26は、右上
角部227から径方向に延在するアーム部(レバー部)
261と、このアーム部261の先端部に設けた下方に
延在するアームブッシュ262とを有している。
スクホルダ22の右上角部227には、ディスクシャッ
タアーム26がアームピン260の回りに回動自在に取
付けられている。ディスクシャッタアーム26は、右上
角部227から径方向に延在するアーム部(レバー部)
261と、このアーム部261の先端部に設けた下方に
延在するアームブッシュ262とを有している。
【0031】図17にアーム部261の構成を示し、図
18にアームブッシュ262の構成を示す。図17にお
いて、(A)はアーム部261の平面図、(B)はアー
ム部261の正面図である。図18において、(A)は
アームブッシュ262の正面図、(B)はアームブッシ
ュ262の底面図、(C)はアームブッシュ262の背
面図、(D)はアームブッシュ262の正面図である。
18にアームブッシュ262の構成を示す。図17にお
いて、(A)はアーム部261の平面図、(B)はアー
ム部261の正面図である。図18において、(A)は
アームブッシュ262の正面図、(B)はアームブッシ
ュ262の底面図、(C)はアームブッシュ262の背
面図、(D)はアームブッシュ262の正面図である。
【0032】アーム部261は、上記イジェクトレバー
25の突起252aと係合するフック部261aを持
つ。図16に示されるように、アームブッシュ262は
上記ディスクホルダ22の開口部226に遊嵌されてい
る。また、このアームブッシュ262の先端部262a
は、フレキシブルディスクのシャッタの右側上端縁と係
合して、シャッタの開閉を制御する。アームブッシュ2
62は、さらに、突出部262bを持ち、この突出部2
62bは、フレキシブルディスク40がフレキシブルデ
ィスクドライブ中に完全に収容されたときに、前述した
イジェクトレバー25のストッパ部255と係合する。
25の突起252aと係合するフック部261aを持
つ。図16に示されるように、アームブッシュ262は
上記ディスクホルダ22の開口部226に遊嵌されてい
る。また、このアームブッシュ262の先端部262a
は、フレキシブルディスクのシャッタの右側上端縁と係
合して、シャッタの開閉を制御する。アームブッシュ2
62は、さらに、突出部262bを持ち、この突出部2
62bは、フレキシブルディスク40がフレキシブルデ
ィスクドライブ中に完全に収容されたときに、前述した
イジェクトレバー25のストッパ部255と係合する。
【0033】図16に示されるように、ディスクシャッ
タアーム26は、シャッタアームバネ263によって反
時計回りに付勢されている。すなわち、シャッタアーム
バネ263は、ディスクシャッタアーム26のアーム部
261とディスクホルダ22との間に架設されている。
ディスクホルダ22の盛り上がり縁225には上側磁気
ヘッドガード32が取付けられている。また、ディスク
ホルダ22の主表面220の右側には、逆方向挿入防止
用バネ(図示せず)が取付けられている。ディスクホル
ダ22とディスクシャッタアーム26とアームピン26
0と上側磁気ヘッドガード32と逆方向挿入防止用バネ
とディスクシャッタアーム26との組合せは、ディスク
ホルダアセンブリを構成する。
タアーム26は、シャッタアームバネ263によって反
時計回りに付勢されている。すなわち、シャッタアーム
バネ263は、ディスクシャッタアーム26のアーム部
261とディスクホルダ22との間に架設されている。
ディスクホルダ22の盛り上がり縁225には上側磁気
ヘッドガード32が取付けられている。また、ディスク
ホルダ22の主表面220の右側には、逆方向挿入防止
用バネ(図示せず)が取付けられている。ディスクホル
ダ22とディスクシャッタアーム26とアームピン26
0と上側磁気ヘッドガード32と逆方向挿入防止用バネ
とディスクシャッタアーム26との組合せは、ディスク
ホルダアセンブリを構成する。
【0034】図7、図8に戻って、メインフレーム13
の前端部には、フロントパネル27が取り付けられてい
る。フロントパネル27は、フレキシブルディスク40
を出し入れする開口(図示せず)と、この開口を開閉す
る扉(図示せず)とを備えている。このフロントパネル
27には、イジェクトボタン28が前後方向移動可能に
突設されている。イジェクトボタン28は、イジェクト
プレート21の前端で前方に突き出ている突起部(図示
せず)に嵌め込まれている。
の前端部には、フロントパネル27が取り付けられてい
る。フロントパネル27は、フレキシブルディスク40
を出し入れする開口(図示せず)と、この開口を開閉す
る扉(図示せず)とを備えている。このフロントパネル
27には、イジェクトボタン28が前後方向移動可能に
突設されている。イジェクトボタン28は、イジェクト
プレート21の前端で前方に突き出ている突起部(図示
せず)に嵌め込まれている。
【0035】図19に、イジェクトプレート21の下面
に設けられたストッパ部212と、イジェクトレバー2
5の係止部253との関係を示す。図19に示されるよ
うに、フレキシブルディスク40がフレキシブルディス
クドライブ中に挿入されていない状態では、イジェクト
プレート21のストッパ部212は、イジェクトレバー
25の係止部253と係合している。
に設けられたストッパ部212と、イジェクトレバー2
5の係止部253との関係を示す。図19に示されるよ
うに、フレキシブルディスク40がフレキシブルディス
クドライブ中に挿入されていない状態では、イジェクト
プレート21のストッパ部212は、イジェクトレバー
25の係止部253と係合している。
【0036】上述した構成によれば、フレキシブルディ
スク40が薄型フレキシブルディスクドライブに挿入さ
れていないときに、イジェクトレバー25の回動動作を
規制するように、図7に示されるように、ディスクシャ
ッタアーム26のフック部261aは、イジェクトレバ
ー25の突起252aと係合している。これにより、フ
レキシブルディスク40がフレキシブルディスクドライ
ブ中に挿入されない限り、イジェクトレバー25が所定
の回転角度以上回動しないようにすることができる。換
言すれば、薄型フレキシブルディスクドライブに衝撃が
加わっても、イジェクトレバー25の誤動作を防止する
ことができる。
スク40が薄型フレキシブルディスクドライブに挿入さ
れていないときに、イジェクトレバー25の回動動作を
規制するように、図7に示されるように、ディスクシャ
ッタアーム26のフック部261aは、イジェクトレバ
ー25の突起252aと係合している。これにより、フ
レキシブルディスク40がフレキシブルディスクドライ
ブ中に挿入されない限り、イジェクトレバー25が所定
の回転角度以上回動しないようにすることができる。換
言すれば、薄型フレキシブルディスクドライブに衝撃が
加わっても、イジェクトレバー25の誤動作を防止する
ことができる。
【0037】次に、図7〜図19を参照して、フレキシ
ブルディスク40を薄型フレキシブルディスクドライブ
内に挿入するときの動作と、薄型フレキシブルディスク
ドライブ内に挿入されているフレキシブルディスク40
をイジェクトするときの動作について説明する。最初
に、フレキシブルディスク40を挿入するときの動作に
ついて説明し、後でフレキシブルディスク40をイジェ
クトするときの動作について説明する。
ブルディスク40を薄型フレキシブルディスクドライブ
内に挿入するときの動作と、薄型フレキシブルディスク
ドライブ内に挿入されているフレキシブルディスク40
をイジェクトするときの動作について説明する。最初
に、フレキシブルディスク40を挿入するときの動作に
ついて説明し、後でフレキシブルディスク40をイジェ
クトするときの動作について説明する。
【0038】フレキシブルディスク40を薄型フレキシ
ブルディスクドライブ内に挿入する前では、イジェクト
レバー25の突起252aがディスクシャッタアーム2
6のフック部261aに係合している。この状態では、
図19に示されるように、イジェクトプレート21のス
トッパ部212がイジェクトレバー25の係止部253
と係合している。また、この状態では、図11に示され
るように、ディスクホルダ22のピン222及び223
が、イジェクトプレート21のカム部221内の上側に
あり、ディスクホルダ22は上昇した位置にある。この
位置は、フレキシブルディスク40を受け入れ可能な位
置である。さらに、この状態では、キャリッジアセンブ
リ15の側方アーム153がディスクホルダ22の盛り
上がり縁225に係合しており、上側磁気ヘッド14は
下側磁気ヘッドから離された上方の位置にある。
ブルディスクドライブ内に挿入する前では、イジェクト
レバー25の突起252aがディスクシャッタアーム2
6のフック部261aに係合している。この状態では、
図19に示されるように、イジェクトプレート21のス
トッパ部212がイジェクトレバー25の係止部253
と係合している。また、この状態では、図11に示され
るように、ディスクホルダ22のピン222及び223
が、イジェクトプレート21のカム部221内の上側に
あり、ディスクホルダ22は上昇した位置にある。この
位置は、フレキシブルディスク40を受け入れ可能な位
置である。さらに、この状態では、キャリッジアセンブ
リ15の側方アーム153がディスクホルダ22の盛り
上がり縁225に係合しており、上側磁気ヘッド14は
下側磁気ヘッドから離された上方の位置にある。
【0039】この状態において、ユーザがフレキシブル
ディスク40を持って、その前縁をフロントパネル27
の扉に当てながら、正常な状態で矢印Aに示す挿入方向
に沿って、図7に示されるように、フレキシブルディス
ク40を薄型フレキシブルディスクドライブ中に挿入し
ていく。すると、図7に示されるように、フレキシブル
ディスク40のシャッタの右側上端縁がディスクシャッ
タアーム26のアームブッシュ262の先端部262a
と係合する。この時点(地点)から、ディスクシャッタ
アーム26に装着されたシャッタアームバネ263の付
勢力に抗して、さらにフレキシブルディスク40を押し
進めると、イジェクトシャッタアーム26のアームブッ
シュ262は、開口部226内を、図16の矢印Dで示
す時計回りに回動する。これに伴って、フレキシブルデ
ィスク40のシャッタは、バネ部材の付勢力に抗して摺
動する。したがって、フレキシブルディスク40ではシ
ャッタが摺動することにより磁気ヘッド挿入用の開口部
が徐々に開かれる。
ディスク40を持って、その前縁をフロントパネル27
の扉に当てながら、正常な状態で矢印Aに示す挿入方向
に沿って、図7に示されるように、フレキシブルディス
ク40を薄型フレキシブルディスクドライブ中に挿入し
ていく。すると、図7に示されるように、フレキシブル
ディスク40のシャッタの右側上端縁がディスクシャッ
タアーム26のアームブッシュ262の先端部262a
と係合する。この時点(地点)から、ディスクシャッタ
アーム26に装着されたシャッタアームバネ263の付
勢力に抗して、さらにフレキシブルディスク40を押し
進めると、イジェクトシャッタアーム26のアームブッ
シュ262は、開口部226内を、図16の矢印Dで示
す時計回りに回動する。これに伴って、フレキシブルデ
ィスク40のシャッタは、バネ部材の付勢力に抗して摺
動する。したがって、フレキシブルディスク40ではシ
ャッタが摺動することにより磁気ヘッド挿入用の開口部
が徐々に開かれる。
【0040】そして、イジェクトシャッタアーム26に
よりフレキシブルディスク40のシャッタが十分に開い
て、ほぼフレキシブルディスク40が薄型フレキシブル
ディスクドライブ中に完全に収容する直前に、フレキシ
ブルディスク40の前縁がイジェクトレバー25の突起
部252と係合する。このときには、ディスクシャッタ
アーム26のフック部261aによるイジェクトレバー
25の突起252aに対する係合が解かれているので、
イジェクトレバー25は時計回りに回動可能な状態とな
っている。
よりフレキシブルディスク40のシャッタが十分に開い
て、ほぼフレキシブルディスク40が薄型フレキシブル
ディスクドライブ中に完全に収容する直前に、フレキシ
ブルディスク40の前縁がイジェクトレバー25の突起
部252と係合する。このときには、ディスクシャッタ
アーム26のフック部261aによるイジェクトレバー
25の突起252aに対する係合が解かれているので、
イジェクトレバー25は時計回りに回動可能な状態とな
っている。
【0041】さらにフレキシブルディスク40を薄型フ
レキシブルディスクドライブ中へ押し進めると、イジェ
クトレバー25がそれに装着されたイジェクトレバーバ
ネに抗して、図19の矢印Eで示す時計回りに回動し、
イジェクトレバー25の係止部253とイジェクトプレ
ート21のストッパ部212との係合が解かれる。これ
により、イジェクトプレート21が前方(挿入方向Aと
逆方向)へ少しだけ摺動する。これは、イジェクトプレ
ート21がイジェクトバネ24によって前方向へ付勢さ
れているからである。
レキシブルディスクドライブ中へ押し進めると、イジェ
クトレバー25がそれに装着されたイジェクトレバーバ
ネに抗して、図19の矢印Eで示す時計回りに回動し、
イジェクトレバー25の係止部253とイジェクトプレ
ート21のストッパ部212との係合が解かれる。これ
により、イジェクトプレート21が前方(挿入方向Aと
逆方向)へ少しだけ摺動する。これは、イジェクトプレ
ート21がイジェクトバネ24によって前方向へ付勢さ
れているからである。
【0042】一方、イジェクトプレート21が前方へ摺
動することにより、図12に示されるように、ディスク
ホルダ22が下降する。これは、ディスクホルダ22の
側壁221に形成されたピン222および223(図1
3および図14)がイジェクトプレート21の側壁21
0に形成されたカム部211内に挿通しているからであ
る。
動することにより、図12に示されるように、ディスク
ホルダ22が下降する。これは、ディスクホルダ22の
側壁221に形成されたピン222および223(図1
3および図14)がイジェクトプレート21の側壁21
0に形成されたカム部211内に挿通しているからであ
る。
【0043】これにより、キャリッジアセンブリ15の
側方アーム153とディスクホルダ22の盛り上がり縁
225との係合が解かれ、キャリッジアセンブリ15の
上側キャリッジも下方へ落ちる。その結果、フレキシブ
ルディスク40の磁気記録媒体はキャリッジアセンブリ
15の先端部に設けられた上下一対の磁気ヘッド14で
挟持される。またこのとき、イジェクトレバー25のス
トッパ部255にディスクシャッタアーム26のアーム
ブッシュ262の突出部262bが係合するので、ディ
スクシャッタアーム26が元の位置に復帰するのが阻止
される。尚、イジェクトプレート21が前方へ少しだけ
摺動するので、イジェクトボタン28もフロントパネル
27から前方へ少しだけ突出する。この状態が図8に示
されている。 この後は、周知の方法により、磁気ヘッ
ド14によってフレキシブルディスク40の磁気記録媒
体に対してデータの読み/書きを行うことができる。
側方アーム153とディスクホルダ22の盛り上がり縁
225との係合が解かれ、キャリッジアセンブリ15の
上側キャリッジも下方へ落ちる。その結果、フレキシブ
ルディスク40の磁気記録媒体はキャリッジアセンブリ
15の先端部に設けられた上下一対の磁気ヘッド14で
挟持される。またこのとき、イジェクトレバー25のス
トッパ部255にディスクシャッタアーム26のアーム
ブッシュ262の突出部262bが係合するので、ディ
スクシャッタアーム26が元の位置に復帰するのが阻止
される。尚、イジェクトプレート21が前方へ少しだけ
摺動するので、イジェクトボタン28もフロントパネル
27から前方へ少しだけ突出する。この状態が図8に示
されている。 この後は、周知の方法により、磁気ヘッ
ド14によってフレキシブルディスク40の磁気記録媒
体に対してデータの読み/書きを行うことができる。
【0044】次に、ディスクホルダ22内に収容されて
いるフレキシブルディスク40をイジェクトする場合の
動作について説明する。
いるフレキシブルディスク40をイジェクトする場合の
動作について説明する。
【0045】この場合、ユーザはイジェクトボタン28
を挿入方向Aに後方へ押し込む。これにより、イジェク
トプレート21はメインフレーム13上を挿入方向Aに
後方へ摺動していく。これとともに、ディスクホルダ2
2のピン222および223がイジェクトプレート21
のカム部211に沿って移動することにより、ディスク
ホルダ22が上昇する。これにより、キャリッジアセン
ブリ15の側方アーム153とディスクホルダ22の盛
り上がり部225とが係合し、キャリッジアセンブリ1
5の先端部に支持された上下一対の磁気ヘッド14がフ
レキシブルディスク40の磁気記録媒体から離れる。イ
ジェクトボタン28を挿入方向Aに更に後方へ押し込む
と、ディスクホルダ22は所定の規定された上方位置に
置かれると共に、イジェクトレバーバネの付勢力によっ
て、イジェクトレバー25が、図19に示す矢印Eと逆
方向に反時計回りに回動する。
を挿入方向Aに後方へ押し込む。これにより、イジェク
トプレート21はメインフレーム13上を挿入方向Aに
後方へ摺動していく。これとともに、ディスクホルダ2
2のピン222および223がイジェクトプレート21
のカム部211に沿って移動することにより、ディスク
ホルダ22が上昇する。これにより、キャリッジアセン
ブリ15の側方アーム153とディスクホルダ22の盛
り上がり部225とが係合し、キャリッジアセンブリ1
5の先端部に支持された上下一対の磁気ヘッド14がフ
レキシブルディスク40の磁気記録媒体から離れる。イ
ジェクトボタン28を挿入方向Aに更に後方へ押し込む
と、ディスクホルダ22は所定の規定された上方位置に
置かれると共に、イジェクトレバーバネの付勢力によっ
て、イジェクトレバー25が、図19に示す矢印Eと逆
方向に反時計回りに回動する。
【0046】これと同時に、イジェクトレバー25のス
トッパ部255とディスクシャッタアーム26のアーム
ブッシュ262の突出部262bとの係合が解かれ、デ
ィスクシャッタアーム26は、シャッタアームバネ26
3の付勢力によって、図16の矢印Dと逆方向に反時計
回りに回動する。これにより、ディスクホルダ22内に
収容されているフレキシブルディスク40が挿入方向A
と逆方向へ押し出され、フレキシブルディスク40は薄
型フレキシブルディスクドライブからイジェクトされ
る。この状態では、図19に示されるように、イジェク
トレバー25の係止部253がイジェクトプレート21
のストッパ部212と係合するので、イジェクトプレー
ト21がフロントパネル27側へ移動することが阻止さ
れる。
トッパ部255とディスクシャッタアーム26のアーム
ブッシュ262の突出部262bとの係合が解かれ、デ
ィスクシャッタアーム26は、シャッタアームバネ26
3の付勢力によって、図16の矢印Dと逆方向に反時計
回りに回動する。これにより、ディスクホルダ22内に
収容されているフレキシブルディスク40が挿入方向A
と逆方向へ押し出され、フレキシブルディスク40は薄
型フレキシブルディスクドライブからイジェクトされ
る。この状態では、図19に示されるように、イジェク
トレバー25の係止部253がイジェクトプレート21
のストッパ部212と係合するので、イジェクトプレー
ト21がフロントパネル27側へ移動することが阻止さ
れる。
【0047】
【発明が解決しようとする課題】図5、図6は、上記し
た薄型フレキシブルディスクドライブにおけるステッピ
ングモータの取り付け構造を説明するための図である。
ステッピングモータ16をメインフレーム13の主面か
ら離隔して固定支持するために、台座部132は以下の
ように構成される。メインフレーム13の2箇所に穴を
設け、これらの穴にはそれぞれブッシュ132−1を挿
入すると共に、メインフレーム13の背面側でかしめる
(図6参照)ことにより固定する。ブッシュ132−1
は、その中心部にねじを切ったタップ部材132−2を
有する。このようなブッシュ132−1に、支持板13
2−3(図7参照)がネジ止め固定される。支持板13
2−3は、ステッピングモータ16本体を支持すると共
に、回転軸161の先端側を回転可能に軸支するための
ものである。
た薄型フレキシブルディスクドライブにおけるステッピ
ングモータの取り付け構造を説明するための図である。
ステッピングモータ16をメインフレーム13の主面か
ら離隔して固定支持するために、台座部132は以下の
ように構成される。メインフレーム13の2箇所に穴を
設け、これらの穴にはそれぞれブッシュ132−1を挿
入すると共に、メインフレーム13の背面側でかしめる
(図6参照)ことにより固定する。ブッシュ132−1
は、その中心部にねじを切ったタップ部材132−2を
有する。このようなブッシュ132−1に、支持板13
2−3(図7参照)がネジ止め固定される。支持板13
2−3は、ステッピングモータ16本体を支持すると共
に、回転軸161の先端側を回転可能に軸支するための
ものである。
【0048】上記のように、これまでのステッピングモ
ータ16の取り付けには、タップ部材132−2を持つ
ブッシュ132−1を2個用意したうえでこれらをメイ
ンフレーム13にかしめにより固定する必要があるため
に、部品コスト、かしめ作業のための組み立て工数増加
によるコストアップという問題がある。
ータ16の取り付けには、タップ部材132−2を持つ
ブッシュ132−1を2個用意したうえでこれらをメイ
ンフレーム13にかしめにより固定する必要があるため
に、部品コスト、かしめ作業のための組み立て工数増加
によるコストアップという問題がある。
【0049】また、メインフレーム13に設けられる2
個の穴の間には寸法公差があり、しかもブッシュ132
−1の径と2個の穴の径にも寸法公差があり、ブッシュ
132−1のかしめ加工時にブッシュ132−1の位置
に誤差が生じ易いという問題もある。この場合、ネジ止
めが2箇所で行われるため、ブッシュ132−1の固定
位置に狂いが生じると、支持板132−3の取り付けが
困難になる。
個の穴の間には寸法公差があり、しかもブッシュ132
−1の径と2個の穴の径にも寸法公差があり、ブッシュ
132−1のかしめ加工時にブッシュ132−1の位置
に誤差が生じ易いという問題もある。この場合、ネジ止
めが2箇所で行われるため、ブッシュ132−1の固定
位置に狂いが生じると、支持板132−3の取り付けが
困難になる。
【0050】本発明の課題は、上記の問題を解消するこ
とにあり、ステッピングモータの取り付け構造に関連す
る部品点数を削減することでコストダウンに有効な薄型
ディスクドライブを提供することにある。
とにあり、ステッピングモータの取り付け構造に関連す
る部品点数を削減することでコストダウンに有効な薄型
ディスクドライブを提供することにある。
【0051】
【課題を解決するための手段】本発明は、フレキシブル
ディスク(40)を保持しつつ回転駆動するためのディ
スクテーブル(11)と、前記フレキシブルディスクに
対してデータの記録再生を行うための磁気ヘッド(1
4)を搭載して前記フレキシブルディスクの径方向に移
動可能にされたキャリッジアセンブリ(15)と、該キ
ャリッジアセンブリを駆動するためのステッピングモー
タ(16)とがメインフレーム(13)上に設けられて
いる薄型フレキシブルディスクドライブにおいて、前記
ステッピングモータは台座部を介して前記メインフレー
ムの主面から離隔するように設置され、前記台座部を、
前記メインフレームの一部をその背面側から表面側に向
けて突出するようにして形成した台座(13−5)と、
該台座にネジ止め固定されて前記ステッピングモータ本
体を支持すると共に該ステッピングモータの回転軸の先
端を軸支するための支持金具(43)とで構成し、前記
台座には、該台座の表面側に更に突出するように形成し
た位置決め用の複数の突起部(13−5a)と、前記支
持板をネジ止め固定するためのネジ止め用の穴(13−
5b)とが設けられ、前記支持金具には前記複数の突起
部及び前記ネジ止め用の穴に対応する箇所に穴(43
a、43b)が設けられていることを特徴とする。
ディスク(40)を保持しつつ回転駆動するためのディ
スクテーブル(11)と、前記フレキシブルディスクに
対してデータの記録再生を行うための磁気ヘッド(1
4)を搭載して前記フレキシブルディスクの径方向に移
動可能にされたキャリッジアセンブリ(15)と、該キ
ャリッジアセンブリを駆動するためのステッピングモー
タ(16)とがメインフレーム(13)上に設けられて
いる薄型フレキシブルディスクドライブにおいて、前記
ステッピングモータは台座部を介して前記メインフレー
ムの主面から離隔するように設置され、前記台座部を、
前記メインフレームの一部をその背面側から表面側に向
けて突出するようにして形成した台座(13−5)と、
該台座にネジ止め固定されて前記ステッピングモータ本
体を支持すると共に該ステッピングモータの回転軸の先
端を軸支するための支持金具(43)とで構成し、前記
台座には、該台座の表面側に更に突出するように形成し
た位置決め用の複数の突起部(13−5a)と、前記支
持板をネジ止め固定するためのネジ止め用の穴(13−
5b)とが設けられ、前記支持金具には前記複数の突起
部及び前記ネジ止め用の穴に対応する箇所に穴(43
a、43b)が設けられていることを特徴とする。
【0052】本フレキシブルディスクドライブにおいて
は、前記台座は絞り加工により形成されていることが好
ましく、前記突起部はバーリング加工により形成されて
いることが好ましい。
は、前記台座は絞り加工により形成されていることが好
ましく、前記突起部はバーリング加工により形成されて
いることが好ましい。
【0053】本薄型フレキシブルディスクドライブにお
いてはまた、前記突起部は2箇所に設けられ、前記ネジ
止め用の穴は前記2箇所の突起部の間に設けられること
が好ましい。
いてはまた、前記突起部は2箇所に設けられ、前記ネジ
止め用の穴は前記2箇所の突起部の間に設けられること
が好ましい。
【0054】尚、上記括弧内の符号は、本発明の理解を
容易にするために付したものであり、一例に過ぎず、こ
れらに限定されるものではない。
容易にするために付したものであり、一例に過ぎず、こ
れらに限定されるものではない。
【0055】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図4を参照して本発
明の実施の形態について説明する。図1は本発明の実施
の形態による薄型フレキシブルディスクドライブの上カ
バーを除いた平面図であり、図2は本発明の実施の形態
による薄型フレキシブルディスクドライブの分解斜視図
である。本薄型フレキシブルディスクドライブは、以降
で説明される本発明の特徴部分を除けば図7〜図19を
参照して説明した薄型フレキシブルディスクドライブと
ほぼ同じ構造であり、それゆえ同じ部分には同じ番号を
付している。
明の実施の形態について説明する。図1は本発明の実施
の形態による薄型フレキシブルディスクドライブの上カ
バーを除いた平面図であり、図2は本発明の実施の形態
による薄型フレキシブルディスクドライブの分解斜視図
である。本薄型フレキシブルディスクドライブは、以降
で説明される本発明の特徴部分を除けば図7〜図19を
参照して説明した薄型フレキシブルディスクドライブと
ほぼ同じ構造であり、それゆえ同じ部分には同じ番号を
付している。
【0056】はじめに、図1、図2を参照して、本薄型
フレキシブルディスクドライブの基本構造について説明
する。本薄型フレキシブルディスクドライブは、上端部
を軸として開閉可能に設けられ、バネ27aによって開
口を覆うように付勢されたフロントパネル27を一端に
備えた箱型のメインフレーム13と、このメインフレー
ム13内に収容されたディスク収容排出機構と、磁気ヘ
ッド14を移動させるためのキャリッジアセンブリ15
と、キャリッジアセンブリ15を位置決め移動させるた
めのステッピングモータ16とを備えている。キャリッ
ジアセンブリ15のアーム151は、ステッピングモー
タ16の回転軸161のネジ部に係合するようにされて
いる。また、キャリッジアセンブリ15の側方アーム1
53はディスクホルダ22の盛り上がり縁225の上に
位置している。
フレキシブルディスクドライブの基本構造について説明
する。本薄型フレキシブルディスクドライブは、上端部
を軸として開閉可能に設けられ、バネ27aによって開
口を覆うように付勢されたフロントパネル27を一端に
備えた箱型のメインフレーム13と、このメインフレー
ム13内に収容されたディスク収容排出機構と、磁気ヘ
ッド14を移動させるためのキャリッジアセンブリ15
と、キャリッジアセンブリ15を位置決め移動させるた
めのステッピングモータ16とを備えている。キャリッ
ジアセンブリ15のアーム151は、ステッピングモー
タ16の回転軸161のネジ部に係合するようにされて
いる。また、キャリッジアセンブリ15の側方アーム1
53はディスクホルダ22の盛り上がり縁225の上に
位置している。
【0057】ディスク収容排出機構は、イジェクトプレ
ート21とその下側に設けられたディスクホルダ22と
を備えている。フレキシブルディスクは、ディスクホル
ダ22と、メインフレーム13との間で且つディスクテ
ーブル11上の空間に収容される。イジェクトプレート
21とディスクホルダ22とは重ねられており、イジェ
クトプレート21はイジェクトバネ24によって、前方
(図1では下方向)に付勢されている。また、ステッピ
ングモータ16の近くには、イジェクトレバー26を備
えており、このイジェクトレバー26とディスクホルダ
22との間にはバネ263が設けられている。
ート21とその下側に設けられたディスクホルダ22と
を備えている。フレキシブルディスクは、ディスクホル
ダ22と、メインフレーム13との間で且つディスクテ
ーブル11上の空間に収容される。イジェクトプレート
21とディスクホルダ22とは重ねられており、イジェ
クトプレート21はイジェクトバネ24によって、前方
(図1では下方向)に付勢されている。また、ステッピ
ングモータ16の近くには、イジェクトレバー26を備
えており、このイジェクトレバー26とディスクホルダ
22との間にはバネ263が設けられている。
【0058】フレキシブルディスクを収容する際には、
フレキシブルディスクの一端部がイジェクトレバー26
の一端に当接して、このイジェクトレバー26を時計回
りに回転させ、所定の位置で、イジェクトレバー26が
ディスクホルダ22と係合して停止する。
フレキシブルディスクの一端部がイジェクトレバー26
の一端に当接して、このイジェクトレバー26を時計回
りに回転させ、所定の位置で、イジェクトレバー26が
ディスクホルダ22と係合して停止する。
【0059】一方、フレキシブルディスクをイジェクト
する際には、イジェクトボタン28を押す(図1では上
方)と、イジェクトレバー26とディスクホルダ22と
の係合が外れ、イジェクトバネ24の復帰力によってイ
ジェクトレバー26を反時計周りに回転させて、フレキ
シブルディスクを押し出す。
する際には、イジェクトボタン28を押す(図1では上
方)と、イジェクトレバー26とディスクホルダ22と
の係合が外れ、イジェクトバネ24の復帰力によってイ
ジェクトレバー26を反時計周りに回転させて、フレキ
シブルディスクを押し出す。
【0060】図2を参照すると、本薄型フレキシブルデ
ィスクドライブは、ディスクテーブル11、キャリッジ
アセンブリ15、ステッピングモータ16、電子部品を
実装した回路基板30等が設けられたメインフレーム1
3と、イジェクトプレート21、ディスクホルダ22か
ら成るディスク収容排出機構と、これらの上部を覆う上
カバー60とから構成されている。
ィスクドライブは、ディスクテーブル11、キャリッジ
アセンブリ15、ステッピングモータ16、電子部品を
実装した回路基板30等が設けられたメインフレーム1
3と、イジェクトプレート21、ディスクホルダ22か
ら成るディスク収容排出機構と、これらの上部を覆う上
カバー60とから構成されている。
【0061】図3は、本発明の実施の形態による薄型フ
レキシブルディスクドライブのカバーを除いた平面図で
あり、図4は図3の薄型フレキシブルディスクドライブ
の主要部の分解斜視図である。
レキシブルディスクドライブのカバーを除いた平面図で
あり、図4は図3の薄型フレキシブルディスクドライブ
の主要部の分解斜視図である。
【0062】図3、図4を参照して、薄型フレキシブル
ディスクドライブは、メインフレーム13と、メインフ
レーム13の主面上に設けられたディスクテーブル11
と、このディスクテーブル11の周囲の主面上に設けら
れた回路基板30とを備えている。メインフレーム13
の主面の一端には、一側がガイドバー18で案内され、
他側がステッピングモータ16の回転軸161のネジ部
に係合したキャリッジアセンブリ15を備えている。ガ
イドバー18は金具17によってメインフレーム13に
固定されている。
ディスクドライブは、メインフレーム13と、メインフ
レーム13の主面上に設けられたディスクテーブル11
と、このディスクテーブル11の周囲の主面上に設けら
れた回路基板30とを備えている。メインフレーム13
の主面の一端には、一側がガイドバー18で案内され、
他側がステッピングモータ16の回転軸161のネジ部
に係合したキャリッジアセンブリ15を備えている。ガ
イドバー18は金具17によってメインフレーム13に
固定されている。
【0063】本発明の特徴部分であるステッピングモー
タ16の取り付け構造は、以下のようにして実現されて
いる。つまり、ステッピングモータ16は図7で説明し
たのと同様に、支持金具(支持板)43で支持固定され
るが、支持金具43は1個のネジ44でメインフレーム
13の主面にネジ止め固定されている。
タ16の取り付け構造は、以下のようにして実現されて
いる。つまり、ステッピングモータ16は図7で説明し
たのと同様に、支持金具(支持板)43で支持固定され
るが、支持金具43は1個のネジ44でメインフレーム
13の主面にネジ止め固定されている。
【0064】詳しく説明すると、ステッピングモータ1
6は台座部を介してメインフレーム13の主面から離隔
するように設置される。そして、本形態では、台座部
を、メインフレーム13の一部をその背面(下面)側か
ら表面(上面)側に向けて突出するようにして形成した
台座13−5と、この台座13−5にネジ止め固定され
てステッピングモータ16本体を支持すると共にステッ
ピングモータ16の回転軸161の先端を軸支するため
の支持金具(支持板)43とで構成している。特に、台
座13−5には、その表面側に更に突出するように形成
した位置決め用の2つの突起部13−5aと、支持金具
13−5aをネジ止め固定するためのネジ止め用の穴1
3−5bとが設けられている。一方、図4から明らかな
ように、支持金具43には突起部13−5a及びネジ止
め用の穴13−5bに対応する箇所にそれぞれ穴43
a、43bが設けられている。
6は台座部を介してメインフレーム13の主面から離隔
するように設置される。そして、本形態では、台座部
を、メインフレーム13の一部をその背面(下面)側か
ら表面(上面)側に向けて突出するようにして形成した
台座13−5と、この台座13−5にネジ止め固定され
てステッピングモータ16本体を支持すると共にステッ
ピングモータ16の回転軸161の先端を軸支するため
の支持金具(支持板)43とで構成している。特に、台
座13−5には、その表面側に更に突出するように形成
した位置決め用の2つの突起部13−5aと、支持金具
13−5aをネジ止め固定するためのネジ止め用の穴1
3−5bとが設けられている。一方、図4から明らかな
ように、支持金具43には突起部13−5a及びネジ止
め用の穴13−5bに対応する箇所にそれぞれ穴43
a、43bが設けられている。
【0065】尚、台座13−5は絞り加工により形成さ
れ、突起部13−5aはバーリング加工により形成され
るのが好ましい。
れ、突起部13−5aはバーリング加工により形成され
るのが好ましい。
【0066】上記のように、本形態では、ステッピング
モータ16をメインフレーム13の主面から離隔して設
けるための手段として、ブッシュのような部品を使用せ
ずに、メインフレーム13の一部を利用できるようにし
ている。特に、本形態では、突起部13−5aを2箇所
に設け、ネジ止め用の穴13−5bを2箇所の突起部1
3−5aの間に設けることにより、支持金具43はその
2つの穴43aに2つの突起部13−5aが嵌入してい
るので、水平方向の回転が阻止され、その結果、ネジ止
めを1箇所で済ませることができる。また、支持金具4
3は2つの突起部13−5aにより正確に位置決めさ
れ、ネジ止めも1箇所であることにより、寸法誤差によ
り支持金具43が取り付け困難になるようなことが無
い。
モータ16をメインフレーム13の主面から離隔して設
けるための手段として、ブッシュのような部品を使用せ
ずに、メインフレーム13の一部を利用できるようにし
ている。特に、本形態では、突起部13−5aを2箇所
に設け、ネジ止め用の穴13−5bを2箇所の突起部1
3−5aの間に設けることにより、支持金具43はその
2つの穴43aに2つの突起部13−5aが嵌入してい
るので、水平方向の回転が阻止され、その結果、ネジ止
めを1箇所で済ませることができる。また、支持金具4
3は2つの突起部13−5aにより正確に位置決めさ
れ、ネジ止めも1箇所であることにより、寸法誤差によ
り支持金具43が取り付け困難になるようなことが無
い。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によればス
テッピングモータを支持固定するための部品として、こ
れまでのブッシュのような部品を必要とせず、ネジ止め
も1箇所で済むので、ブッシュ2個、ネジ1個の部品点
数の削減によるコストダウンを実現できる。加えて、か
しめ加工を必要としないので、組み立て工数の削減によ
るコストダウンも実現できる。
テッピングモータを支持固定するための部品として、こ
れまでのブッシュのような部品を必要とせず、ネジ止め
も1箇所で済むので、ブッシュ2個、ネジ1個の部品点
数の削減によるコストダウンを実現できる。加えて、か
しめ加工を必要としないので、組み立て工数の削減によ
るコストダウンも実現できる。
【図1】本発明の実施の形態による薄型フレキシブルデ
ィスクドライブの上カバーを除いた平面図である。
ィスクドライブの上カバーを除いた平面図である。
【図2】図1に示された薄型フレキシブルディスクドラ
イブの分解斜視図である。
イブの分解斜視図である。
【図3】図1に示された薄型フレキシブルディスクドラ
イブを、ディスク収容排出機構を除いて示した平面図で
ある。
イブを、ディスク収容排出機構を除いて示した平面図で
ある。
【図4】図1に示された薄型フレキシブルディスクドラ
イブを、ディスク収容排出機構を除いて示した分解斜視
図である。
イブを、ディスク収容排出機構を除いて示した分解斜視
図である。
【図5】本発明者らにより提案されている薄型フレキシ
ブルディスクにおけるステッピングモータの取り付け構
造を説明するためにステッピングモータの取り付け部位
を、メインフレームの主面側から示した部分斜視図であ
る。
ブルディスクにおけるステッピングモータの取り付け構
造を説明するためにステッピングモータの取り付け部位
を、メインフレームの主面側から示した部分斜視図であ
る。
【図6】図5に示されたステッピングモータの取り付け
部位を、メインフレームの背面側から示した平面図であ
る。
部位を、メインフレームの背面側から示した平面図であ
る。
【図7】本発明者らにより提案されている薄型フレキシ
ブルディスクドライブをフレキシブルディスクが挿入さ
れる途中の状態で示す平面図である。
ブルディスクドライブをフレキシブルディスクが挿入さ
れる途中の状態で示す平面図である。
【図8】図7の薄型フレキシブルディスクドライブをフ
レキシブルディスクが完全に収容された状態で示す平面
図である。
レキシブルディスクが完全に収容された状態で示す平面
図である。
【図9】図7の薄型フレキシブルディスクドライブに使
用されるメインフレームの構成を示す平面図である。
用されるメインフレームの構成を示す平面図である。
【図10】図9に示したメインフレームの左側面図であ
る。
る。
【図11】図7に示す薄型フレキシブルディスクドライ
ブの左側面図である。
ブの左側面図である。
【図12】図8に示す薄型フレキシブルディスクドライ
ブの左側面図である。
ブの左側面図である。
【図13】図7の薄型フレキシブルディスクドライブに
使用されるディスクホルダの構成を示す平面図である。
使用されるディスクホルダの構成を示す平面図である。
【図14】図13に示したメインフレームの左側面図で
ある。
ある。
【図15】図7の薄型フレキシブルディスクドライブに
使用されるイジェクトレバーの構造を示す図で、(A)
は平面図、(B)は右側面図、(C)は背面図である。
使用されるイジェクトレバーの構造を示す図で、(A)
は平面図、(B)は右側面図、(C)は背面図である。
【図16】図7の薄型フレキシブルディスクドライブに
使用されるディスクホルダアセンブリの構成を示す平面
図である。
使用されるディスクホルダアセンブリの構成を示す平面
図である。
【図17】図7の薄型フレキシブルディスクドライブに
使用されるディスクシャッタアームのアーム部の構成を
示す図で、(A)は平面図、(B)は正面図である。
使用されるディスクシャッタアームのアーム部の構成を
示す図で、(A)は平面図、(B)は正面図である。
【図18】図7の薄型フレキシブルディスクドライブに
使用されるディスクシャッタアームのアームブッシュの
構成を示す図で、(A)は正面図、(B)は底面図、
(C)は背面図、(D)は平面図である。
使用されるディスクシャッタアームのアームブッシュの
構成を示す図で、(A)は正面図、(B)は底面図、
(C)は背面図、(D)は平面図である。
【図19】図15に示したイジェクトレバーの係止部
と、イジェクトプレートの下面に設けられたストッパ部
との関係を示す平面図である。
と、イジェクトプレートの下面に設けられたストッパ部
との関係を示す平面図である。
11 ディスクテーブル
13 メインフレーム
13−5 台座
13−5a 突起部
13−5b ネジ止め用の穴
14 磁気ヘッド
15 キャリッジアセンブリ
16 ステッピングモータ
18 ガイドバー
21 イジェクトプレート
22 ディスクホルダ
23 サブフレーム
24 イジェクトバネ
25 イジェクトレバー
27 フロントパネル
28 イジェクトボタン
30 回路基板
40 フレキシブルディスク
43 支持金具
43a、43b 穴
44 ネジ
60 上カバー
Claims (4)
- 【請求項1】 フレキシブルディスクを保持しつつ回転
駆動するためのディスクテーブルと、前記フレキシブル
ディスクに対してデータの記録再生を行うための磁気ヘ
ッドを搭載して前記フレキシブルディスクの径方向に移
動可能にされたキャリッジアセンブリと、該キャリッジ
アセンブリを駆動するためのステッピングモータとがメ
インフレーム上に設けられている薄型フレキシブルディ
スクドライブにおいて、 前記ステッピングモータは台座部を介して前記メインフ
レームの主面から離隔するように設置され、 前記台座部を、前記メインフレームの一部をその背面側
から表面側に向けて突出するようにして形成した台座
と、該台座にネジ止め固定されて前記ステッピングモー
タ本体を支持すると共に該ステッピングモータの回転軸
の先端を軸支するための支持板とで構成し、 前記台座には、該台座の表面側に更に突出するように形
成した位置決め用の複数の突起部と、前記支持板をネジ
止め固定するためのネジ止め用の穴とが設けられ、 前記支持板には前記複数の突起部及び前記ネジ止め用の
穴に対応する箇所に穴が設けられていることを特徴とす
る薄型フレキシブルディスクドライブ。 - 【請求項2】 請求項1記載の薄型フレキシブルディス
クドライブにおいて、前記台座は絞り加工により形成さ
れたものであることを特徴とする薄型フレキシブルディ
スクドライブ。 - 【請求項3】 請求項1あるいは2記載の薄型フレキシ
ブルディスクドライブにおいて、前記突起部はバーリン
グ加工により形成されたものであることを特徴とする薄
型フレキシブルディスクドライブ。 - 【請求項4】 請求項3記載の薄型フレキシブルディス
クドライブにおいて、前記突起部は2箇所に設けられ、
前記ネジ止め用の穴は前記2箇所の突起部の間に設けら
れることを特徴とする薄型フレキシブルディスクドライ
ブ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001250619A JP2003059213A (ja) | 2001-08-21 | 2001-08-21 | 薄型フレキシブルディスクドライブ |
US10/218,162 US6795276B2 (en) | 2001-08-21 | 2002-08-13 | Flexible disk drive having a support plate coupled to a pedestal on the main plate by a plurality of projections and a screw |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001250619A JP2003059213A (ja) | 2001-08-21 | 2001-08-21 | 薄型フレキシブルディスクドライブ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003059213A true JP2003059213A (ja) | 2003-02-28 |
Family
ID=19079403
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001250619A Withdrawn JP2003059213A (ja) | 2001-08-21 | 2001-08-21 | 薄型フレキシブルディスクドライブ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6795276B2 (ja) |
JP (1) | JP2003059213A (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR970004685B1 (ko) * | 1987-08-18 | 1997-04-02 | 소니 가부시키가이샤 | 헤드이동장치 |
JP2001216704A (ja) | 2000-02-02 | 2001-08-10 | Mitsumi Electric Co Ltd | 薄型フロッピーディスクドライブ |
-
2001
- 2001-08-21 JP JP2001250619A patent/JP2003059213A/ja not_active Withdrawn
-
2002
- 2002-08-13 US US10/218,162 patent/US6795276B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20030039057A1 (en) | 2003-02-27 |
US6795276B2 (en) | 2004-09-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20081104 |